JP6809384B2 - 燃料供給装置 - Google Patents
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Description
[形態1]燃料タンク(FT)に燃料を供給する燃料供給装置(FS)であって、給油ガン(FG)が挿入される給油口(FC)が形成され、前記給油口(FC)から前記燃料タンク(FT)までの燃料通路の一部を構成するフィラーネック(10)であって、前記燃料通路の一部を構成する内部通路(50)を有するフィラーネック本体(20)と、前記フィラーネック本体(20)から分岐し、前記内部通路(50)と連通する連通孔(30)を有する燃料蒸気ポート(25)と、を有するフィラーネック(10)と、前記燃料タンク(FT)と前記燃料蒸気ポート(25)とにそれぞれ接続され、前記燃料タンク(FT)内の燃料蒸気を前記内部通路(50)に供給する燃料蒸気パイプ(90)と、前記内部通路(50)の内側に配置されて前記給油ガン(FG)を導く筒状のガイド部材(60、60a)であって、前記連通孔(30)を介して前記燃料蒸気パイプ(90)から前記内部通路(50)へと供給される前記燃料蒸気を前記ガイド部材(60、60a)の内側へと導入する開口部(62、62a、62b)が形成された本体部(61)と、前記開口部(62、62a、62b)に導入される前の前記燃料蒸気を、前記給油口(FC)から前記燃料タンク(FT)へと向かう第一方向と平行な方向に導く整流壁(63、63a、63b)であって、前記本体部(61)に対して前記ガイド部材(60、60a)の径方向外側において、前記フィラーネック本体(20)の内周面(22)と対向して形成され、自身の少なくとも一部が前記連通孔(30)の前記給油口(FC)側の端部よりも前記燃料タンク(FT)側に位置し、自身の少なくとも一部が前記開口部(62、62a、62b)の前記燃料タンク(FT)側の端部よりも前記給油口(FC)側に位置する整流壁(63、63a、63b)と、を有するガイド部材(60、60a)と、を備え、前記整流壁(63a、63b)は、前記ガイド部材(60a)の周方向において前記連通孔(30)と異なる位置に、前記第一方向と交わる方向に沿って複数形成されている、燃料供給装置(FS)。
A−1.燃料供給装置の構成:
図1は、本発明の第1実施形態としての燃料供給装置を示す概略図である。燃料供給装置FSは、車両に搭載され、給油口FCに挿入された給油ガンFGから吐出される燃料を、燃料タンクFTへと供給する。本実施形態の燃料供給装置FSでは、給油口FC側を上流側とも呼び、燃料タンクFT側を下流側とも呼ぶ。燃料供給装置FSは、燃料パイプ80と、燃料蒸気パイプ90と、フィラーネック10とを備える。
図2は、フィラーネック10の外観を示す正面図である。図3は、フィラーネック10の外観を示す右側面図である。図2および図3では、フィラーネック10とともに燃料パイプ80の一部を図示している。また、図2および図3では、フィラーネック本体20の軸線OL1を鎖線で示し、図3では、燃料蒸気ポート25の軸線OL2を鎖線で示している。なお、本実施形態では、軸線OL1と平行な、上流側から下流側へと向かう方向を、Y軸のプラス方向と定義する。また、Y軸と直交し、フィラーネック10の周方向において燃料蒸気ポート25が形成されている方向を、Z軸のプラス方向と定義する。また、Y軸およびZ軸とそれぞれ直交する軸をX軸と定義する。
図8は、燃料蒸気の流れる方向を模式的に示すための説明図である。図8は、図6における整流壁63の周辺を、拡大して示している。また、図8では、燃料蒸気の流れの一部を太線の矢印で示している。
図9および図10は、第2実施形態のガイド部材60aの概略構成を示す斜視図である。図11は、第2実施形態のガイド部材60aの概略構成を示す左側面図である。図12は、第2実施形態のガイド部材60aの概略構成を示す正面図である。図13は、図11の13−13線に沿った断面を示す断面図である。図14は、図11の14−14線に沿った断面を示す断面図である。図10は、図9を紙面裏側から見た状態を示している。図9ないし図14におけるXYZ座標は、図2および図3におけるXYZ座標とそれぞれ対応している。図9、図11、図12では、説明の便宜上、ガイド部材60aがフィラーネック本体20の内側に配置されたときにガイド部材60aと対向する連通孔30の位置を、破線で示している。
図15は、比較例における燃料蒸気の流れる方向を模式的に示すための説明図である。比較例のガイド部材160は、整流壁を備えていない。連通孔130を通って供給される燃料蒸気は、ガイド部材160の本体部161の外周面165とフィラーネック本体120の内周面122との間を通り、開口部162へと導入される。ガイド部材160が整流壁を備えていないので、燃料蒸気は、本体部161の外周面165とフィラーネック本体120の内周面122との間でS字形に大きく湾曲して流動し、開口部162に対して大きな角度で流入する。このため、燃料蒸気が給油ガンFGに対して略垂直に衝突し、かかる衝突箇所において、上流側へ向かう燃料蒸気の流れと下流側へ向かう燃料蒸気の流れとに分かれる。それゆえ、燃料蒸気の流れとして上流側の給油口FCに向かう乱流が発生する。また、給油ガンFGの外周面に沿って周方向に流れる燃料蒸気の乱流が発生し、給油ガンFGの外周面に沿って回り込んだ燃料蒸気同士がぶつかり合うことで、給油口FCに向かう乱流が発生する。
D−1.変形例1:
各実施形態において、各整流壁63、63a、63bは、フィラーネック本体20の内周面22と接触していたが、本発明はこれに限定されるものではない。各整流壁63、63a、63bは、内周面22と離間していてもよい。すなわち一般には、整流壁63、63a、63bは、本体部61に対してガイド部材60の径方向外側において、フィラーネック本体20の内周面22と対向して形成されていてもよい。かかる構成によっても、各実施形態のガイド部材60、60aと同様な効果を奏する。
第1実施形態において、整流壁63は、1つのリブ64により本体部61と接続されていたが、2つ以上のリブ64により本体部61と接続されていてもよい。例えば、整流壁63は、整流壁63におけるX軸のプラス方向の端部とマイナス方向の端部とに配置された2つのリブ64により、トンネル状の構成によって本体部61と接続されていてもよい。また、第2実施形態において、整流壁63a、63bは、それぞれ1つのリブ64a、64bにより本体部61と接続されていたが、それぞれ2つ以上のリブ64a、64bにより本体部61と接続されていてもよい。また、ガイド部材60、60aのリブ64、64a、64bが省略されて、整流壁63、63a、63bが本体部61から突出して屈曲する構成であってもよい。かかる構成によっても、各実施形態のガイド部材60、60aと同様な効果を奏する。
第1実施形態のガイド部材60は、1つの整流壁63を備えていたが、2つ以上の複数の整流壁63を備えていてもよい。例えば、複数の整流壁63が、本体部61の周方向に沿って並んで配置されていてもよく、軸線OL1と平行な方向に沿って並んで形成されていてもよい。かかる構成によっても、第1実施形態のガイド部材60と同様な効果を奏する。
第2実施形態のガイド部材60aは、2つの整流壁63a、63bを備えていたが、3つ以上の複数の整流壁63a、63bを備えていてもよい。例えば、3つ以上の複数の整流壁63a、63bが、本体部61の周方向に沿って互いに並んで形成されていてもよい。また、例えば、本体部61の周方向に沿って並んで形成された4つの整流壁63a、63bのうち、中央寄りの2つの整流壁63a、63bの下流側の端部が、他の2つの整流壁63a、63bの下流側の端部よりも、Y軸のマイナス方向側に形成されていてもよい。すなわち一般には、整流壁63a、63bは、ガイド部材60aの周方向において連通孔30と異なる位置に、第一方向と交わる方向に沿って複数形成されていてもよい。かかる構成によっても、第2実施形態の60aと同様な効果を奏する。
各実施形態のガイド部材60、60aには、本体部61に2つの開口部62、62a、62bがそれぞれ形成されていたが、本発明はこれに限定されるものではない。開口部62、62a、62bの数は、1つであってもよく、3つ以上の複数であってもよい。例えば、第1実施形態の開口部62は、本体部61の周方向を長辺とする1つの細長い貫通孔として形成されていてもよく、本体部61の周方向に沿って3つ以上並んで形成されていてもよく、軸線OL1と平行な方向に沿って複数並んで形成されていてもよい。また、例えば、第2実施形態の2つの開口部62a、62bがつながって1つの貫通孔として形成されていてもよく、本体部61の周方向に沿って3つ以上の開口部62a、62bが形成されていてもよく、軸線OL1と平行な方向に沿って、それぞれ複数の開口部62aおよび開口部62bが形成されていてもよい。かかる構成によっても、各実施形態のガイド部材60、60aと同様な効果を奏する。
各実施形態における整流壁63、63a、63bの位置は、あくまで一例であり、種々変更可能である。
20…フィラーネック本体
22…内周面
25…燃料蒸気ポート
26…経路
28…波状部
30…連通孔
40…口金
50…内部通路
60、60a…ガイド部材
61…本体部
62、62a、62b…開口部
63、63a、63b…整流壁
64、64a、64b…リブ
65…外周面
66…下端
67…下流壁
68…上流壁
69…センサ対応孔
80…燃料パイプ
81…圧入部
82…中間部
83…流入部
85…逆止弁
90…燃料蒸気パイプ
95…流量制御弁
120…フィラーネック本体
122…内周面
130…連通孔
160…ガイド部材
161…本体部
162…開口部
FC…給油口
FG…給油ガン
FS…燃料供給装置
FT…燃料タンク
OL1、OL2…軸線
Claims (4)
- 燃料タンク(FT)に燃料を供給する燃料供給装置(FS)であって、
給油ガン(FG)が挿入される給油口(FC)が形成され、前記給油口(FC)から前記燃料タンク(FT)までの燃料通路の一部を構成するフィラーネック(10)であって、
前記燃料通路の一部を構成する内部通路(50)を有するフィラーネック本体(20)と、
前記フィラーネック本体(20)から分岐し、前記内部通路(50)と連通する連通孔(30)を有する燃料蒸気ポート(25)と、
を有するフィラーネック(10)と、
前記燃料タンク(FT)と前記燃料蒸気ポート(25)とにそれぞれ接続され、前記燃料タンク(FT)内の燃料蒸気を前記内部通路(50)に供給する燃料蒸気パイプ(90)と、
前記内部通路(50)の内側に配置されて前記給油ガン(FG)を導く筒状のガイド部材(60、60a)であって、
前記連通孔(30)を介して前記燃料蒸気パイプ(90)から前記内部通路(50)へと供給される前記燃料蒸気を前記ガイド部材(60、60a)の内側へと導入する開口部(62、62a、62b)が形成された本体部(61)と、
前記開口部(62、62a、62b)に導入される前の前記燃料蒸気を、前記給油口(FC)から前記燃料タンク(FT)へと向かう第一方向と平行な方向に導く整流壁(63、63a、63b)であって、前記本体部(61)に対して前記ガイド部材(60、60a)の径方向外側において、前記フィラーネック本体(20)の内周面(22)と対向して形成され、自身の少なくとも一部が前記連通孔(30)の前記給油口(FC)側の端部よりも前記燃料タンク(FT)側に位置し、自身の少なくとも一部が前記開口部(62、62a、62b)の前記燃料タンク(FT)側の端部よりも前記給油口(FC)側に位置する整流壁(63、63a、63b)と、
を有するガイド部材(60、60a)と、
を備え、
前記整流壁(63a、63b)は、前記ガイド部材(60a)の周方向において前記連通孔(30)と異なる位置に、前記第一方向と交わる方向に沿って複数形成されている、燃料供給装置(FS)。 - 請求項1に記載の燃料供給装置(FS)であって、
前記ガイド部材(60、60a)は、前記本体部(61)から前記径方向外側に突出して前記本体部(61)と前記整流壁(63、63a、63b)とを接続するリブ(64、64a、64b)をさらに有する、
燃料供給装置(FS)。 - 請求項1または請求項2に記載の燃料供給装置(FS)であって、
前記整流壁(63、63a、63b)は、前記内周面(22)と接触している、
燃料供給装置(FS)。 - 請求項1から請求項3までのいずれか一項に記載の燃料供給装置(FS)であって、
前記整流壁(63a、63b)の前記給油口(FC)側の端部は、前記連通孔(30)の前記給油口(FC)側の端部よりも、前記給油口(FC)側に位置する、
燃料供給装置(FS)。
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JP2017113124A JP6809384B2 (ja) | 2017-06-08 | 2017-06-08 | 燃料供給装置 |
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JP2018203154A JP2018203154A (ja) | 2018-12-27 |
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JP2017113124A Active JP6809384B2 (ja) | 2017-06-08 | 2017-06-08 | 燃料供給装置 |
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JP6500726B2 (ja) * | 2015-09-28 | 2019-04-17 | 豊田合成株式会社 | 燃料供給装置 |
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2017
- 2017-06-08 JP JP2017113124A patent/JP6809384B2/ja active Active
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