JP6809362B2 - スプール弁 - Google Patents

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本発明は、スプール弁に関する。
従来のスプール弁としては、例えば特許文献1に記載されているような技術が知られている。特許文献1に記載のスプール弁は、2つのポート及びスプール挿入孔が設けられたバルブボデーと、スプール挿入孔に摺動自在に内挿され、各ポート間の流体の流量を制御するスプールとを備えている。バルブボデーには、一方のポートと連通するランド溝が直径の両端に対称的に刻設されている。スプールの大径端部には、小巾溝と大巾溝とが交互に等間隔で刻設されている。小巾溝がランド溝に開通した状態では、スプールストロークに対して流量変化が小さい。その状態からスプールをバルブボデーに対して90度回動させることで、大巾溝がランド溝に開通した状態になると、スプールストロークに対して流量変化が大きくなる。
実開昭63−164672号公報
しかしながら、上記従来技術においては、大流量及び小流量という2つの流量特性しか設定することができない。このため、油圧アクチュエータに応じた最適な供給流量を得ることが困難である。例えば油圧アクチュエータへの圧油の供給流量が多すぎると、油圧アクチュエータの作動圧が必要以上に上昇し、原動機の負荷の増大につながる。また、バルブボデー(ハウジング)にランド溝を形成しないと、必要とする流量特性を確保することができない。
本発明の目的は、ハウジングに特殊な加工を施すことなく、油圧アクチュエータに応じた最適な供給流量を得ることができるスプール弁を提供することである。
本発明の一態様は、油圧源及びタンクと油圧アクチュエータとの間に配設されるスプール弁において、スプール孔を有するハウジングと、スプール孔に変位可能に収容されたスプールとを備え、ハウジングは、油圧源と接続される第1流路と、タンクと接続される第2流路と、油圧アクチュエータと接続される第3流路とを更に有し、スプールは、第3流路を通って油圧アクチュエータに供給される圧油の一部を第2流路に逃がす主ドレン流路と、主ドレン流路と第3流路及び第2流路とを連通させる2つの補助流路とを有し、スプールには、補助流路を通過する圧油の流量を調整するための流量調整ユニットが装着されていることを特徴とする。
このようなスプール弁においては、スプールを中立位置から開位置に移動させると、油圧源からの圧油が第1流路及び第3流路を通って油圧アクチュエータに供給され、油圧アクチュエータが動作する。油圧アクチュエータに供給される圧油の一部は、一方の補助流路、主ドレン流路及び他方の補助流路を通って第2流路に逃げる。このとき、流量調整ユニットによって補助流路を通過する圧油の流量を調整することで、油圧アクチュエータへの圧油の供給流量を任意に設定することができる。具体的には、補助流路を通過する圧油の流量が少なくなるほど、油圧アクチュエータへの圧油の供給流量が多くなる。そこで、油圧アクチュエータに応じて補助流路を通過する圧油の流量を決定することにより、油圧アクチュエータに応じた最適な供給流量を得ることができる。また、スプールに主ドレン流路及び2つの補助流路が設けられていると共に、流量調整ユニットがスプールに装着されているので、ハウジングに特殊な加工を施さなくて済む。
流量調整ユニットは、円柱状を有し、スプールに回転可能に装着されており、流量調整ユニットの一端部には、主ドレン流路と補助流路とを連通させる連通路が設けられていてもよい。このような構成では、流量調整ユニットをスプールに対して回転させることにより、補助流路に対する連通路の開度が変わり、補助流路を通過する圧油の流量が変わる。これにより、補助流路を通過する圧油の流量の調整を容易に行うことができる。
流量調整ユニットには、手動で操作するための操作部が設けられていてもよい。このような構成では、例えばオペレータが油圧アクチュエータの動作状態を見ながら操作部を手動で操作して、補助流路を通過する圧油の流量を適切に調整することができる。
第2流路及び第3流路の数は、それぞれ2つであり、流量調整ユニットは、2つの補助流路に対応してスプールの両側にそれぞれ装着されていてもよい。このような構成では、スプールの移動方向に応じて2つの補助流路を通過する圧油の流量を調整することで、油圧アクチュエータへの圧油の供給流量を細かく設定することができる。
本発明によれば、ハウジングに特殊な加工を施すことなく、油圧アクチュエータに応じた最適な供給流量を得ることができる。
本発明の一実施形態に係るスプール弁を示す断面図である。 スプールが中立位置及び開位置にあるときの圧油の流れを示す断面図である。 補助流路に対する連通路の開度が全開である状態を示す断面図である。 補助流路に対する連通路の開度が全閉である状態を示す断面図である。 アタッチメントシリンダ供給流量特性の一例を示すグラフである。 図1に示されたスプール弁の変形例を示す断面図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、図面において、同一または同等の要素には同じ符号を付し、重複する説明を省略する。
図1は、本発明の一実施形態に係るスプール弁を示す断面図である。図1において、本実施形態のスプール弁1は、例えばフォークリフトに搭載されている。スプール弁1は、油圧源である油圧ポンプ2及びタンク3とアタッチメントシリンダ4との間に配設され、アタッチメントシリンダ4に供給される圧油の流量を制御する機械式の方向切換弁である。アタッチメントシリンダ4は、サイドシフト等のアタッチメント(図示せず)を駆動する油圧シリンダ(油圧アクチュエータ)である。
スプール弁1は、ハウジング5と、このハウジング5を貫通するようにハウジング5に取り付けられたスプール6とを備えている。
ハウジング5は、スプール孔7と、第1流路8と、第2流路9A,9Bと、第3流路10A,10Bとを有している。スプール孔7は、ハウジング5の一側面から他側面まで延びている。スプール孔7は、断面円形状を呈している。
第1流路8は、油圧ポンプ2と接続され、油圧ポンプ2からの圧油を供給するための流路である。第2流路9A,9Bは、タンク3と接続され、圧油をタンク3に排出するための流路である。第3流路10A,10Bは、アタッチメントシリンダ4と接続され、アタッチメントシリンダ4に圧油を供給すると共にアタッチメントシリンダ4からの圧油を戻すための流路である。
第1流路8、第2流路9A,9B及び第3流路10A,10Bは、スプール孔7と連通している。第1流路8は、第3流路10A,10B間に配置されている。第3流路10Aは、第1流路8と第2流路9Aとの間に配置されている。第3流路10Bは、第1流路8と第2流路9Bとの間に配置されている。
スプール6は、アタッチメント操作レバー(図示せず)と機械的に連結されている。スプール6は、円柱状を有している。スプール6は、ハウジング5のスプール孔7に軸方向に変位可能に収容されている。ハウジング5の両端部とスプール6との間には、圧油の漏れを防ぐためのOリング11がそれぞれ介在されている。
特に図示はしないが、スプール6の外周面には、第1流路8と第3流路10A,10Bとを連通させる複数のノッチと、第2流路9A,9Bと第3流路10A,10Bとを連通させる複数のノッチとが設けられている。
スプール6は、第3流路10Aを通ってアタッチメントシリンダ4に供給される圧油の一部を第2流路9Bに逃がすと共に、第3流路10Bを通ってアタッチメントシリンダ4に供給される圧油の一部を第2流路9Aに逃がす主ドレン流路12と、主ドレン流路12と第3流路10Aまたは第2流路9Aとを連通させる補助流路13Aと、主ドレン流路12と第2流路9Bまたは第3流路10Bとを連通させる補助流路13Bとを有している。
主ドレン流路12は、スプール6の軸方向(長手方向)に延びている。補助流路13Aは、主ドレン流路12の一端側において主ドレン流路12と直交するように延びている。補助流路13Bは、主ドレン流路12の他端側において主ドレン流路12と直交するように延びている。
スプール6の一端側には、スプール6を中立位置に保つためのコイルバネ14が配置されている。コイルバネ14は、ハウジング5の側面に固定されたケース15内に収容されている。コイルバネ14の両端は、ハット型の受け板16,17にそれぞれ当接している。スプール6の一端部には、ボルト18が受け板16,17を介してねじ込まれている。
スプール6が中立位置にある状態(図2(a)参照)から、アタッチメント操作レバー(図示せず)が引き操作されると、スプール6がコイルバネ14を収縮させながら一方の開位置(図示右側)に移動する(図2(b)参照)。スプール6が中立位置にある状態から、アタッチメント操作レバー(図示せず)が押し操作されると、スプール6がコイルバネ14を収縮させながら他方の開位置(図示左側)に移動する。
また、スプール弁1は、スプール6に装着された流量調整ユニット20を備えている。流量調整ユニット20は、補助流路13Bを通過する圧油の流量を調整するためのユニットである。流量調整ユニット20は、図3及び図4に示されるように、円柱状を有している。流量調整ユニット20は、スプール6の一端側(補助流路13B側)に回転可能に装着されている。具体的には、流量調整ユニット20は、スプール6の一端側部分に設けられた断面円形状の挿入穴21に差し込まれている。挿入穴21は、主ドレン流路12と連通している。
流量調整ユニット20の一端部(内側端部)には、スプール6における主ドレン流路12と補助流路13Bとを連通させるT字形の連通路22が設けられている。主ドレン流路12と連通路22とは、常時連通している。流量調整ユニット20をスプール6に対して回転させることで、補助流路13Bに対する連通路22の開度が変わり、補助流路13Bを通過する圧油の流量が変わる。また、流量調整ユニット20の他端部(外側端部)には、手動で操作するための操作部23が設けられている。
以上のようなスプール弁1において、スプール6が中立位置にある状態では、図2(a)に示されるように、圧油の流れはない。
アタッチメント操作レバー(図示せず)が引き操作されることで、スプール6が中立位置から一方の開位置に移動すると、図2(b)に示されるように、油圧ポンプ2からの圧油が第1流路8及び第3流路10Aを通ってアタッチメントシリンダ4に供給され(図中の矢印P参照)、アタッチメントシリンダ4が動作すると共に、アタッチメントシリンダ4から戻る圧油が第3流路10B及び第2流路9Bを通ってタンク3に排出される(図中の矢印Q参照)。
アタッチメントシリンダ4に供給される圧油の一部は、スプール6の内部に設けられた補助流路13A、主ドレン流路12、補助流路13B及び第2流路9Bを通ってタンク3に排出される(図中の矢印R参照)。
このとき、流量調整ユニット20によって補助流路13Bを通過する圧油の流量を調整することにより、アタッチメントシリンダ4に供給される圧油の流量を任意に設定することができる。
具体的には、図3に示されるように、補助流路13Bに対する連通路22の開度が全開状態にあるときは、補助流路13Bを通過する圧油の流量が最も多くなる。その結果、アタッチメントシリンダ4に供給される圧油の流量が最も少なくなる。なお、図3(b)は、図3(a)のIII−III線断面図である。
図4に示されるように、補助流路13Bに対する連通路22の開度が全閉状態にあるときは、補助流路13Bを通過する圧油の流量がゼロになる。その結果、アタッチメントシリンダ4に供給される圧油の流量が最も多くなる。なお、図4(b)は、図4(a)のIV−IV線断面図である。
図5は、アタッチメントシリンダ供給流量特性の一例を示すグラフである。アタッチメントシリンダ供給流量特性は、スプール6の移動量(ストローク)とアタッチメントシリンダ4への圧油の供給流量との関係を表す特性である。図5中の特性Aは、補助流路13Bに対する連通路22の開度が全開状態にあるときの特性であり、図5中の特性Bは、補助流路13Bに対する連通路22の開度が全閉状態にあるときの特性である。
図5において、スプール6が所定量だけ移動すると、スプール6のストロークが大きくなるに従ってアタッチメントシリンダ4への圧油の供給流量が多くなる。このとき、スプール6のストロークが同じである場合、補助流路13Bに対する連通路22の開度が全開状態にあるときは、アタッチメントシリンダ4への圧油の供給流量が最も少なくなり、補助流路13Bに対する連通路22の開度が全閉状態にあるときは、アタッチメントシリンダ4への圧油の供給流量が最も多くなる。
従って、流量調整ユニット20によって補助流路13Bに対する連通路22の開度を調整して、補助流路13Bを通過する圧油の流量を調整することにより、特性Aと特性Bとの間でアタッチメントシリンダ4への圧油の供給流量を任意に設定することができる。
以上のように本実施形態にあっては、例えば第3流路10Aを通ってアタッチメントシリンダ4に供給される圧油の一部は、スプール6に設けられた補助流路13A、主ドレン流路12及び補助流路13Bを通って第2流路9Bに逃げる。このとき、流量調整ユニット20によって補助流路13Bを通過する圧油の流量を調整することで、アタッチメントシリンダ4への圧油の供給流量を任意に設定することができる。具体的には、補助流路13Bを通過する圧油の流量が少なくなるほど、アタッチメントシリンダ4への圧油の供給流量が多くなる。ところで、アタッチメントの種類によってはアタッチメントシリンダ4への圧油の供給流量が少なくて良い場合がある。この場合に、アタッチメントシリンダ4に供給される圧油の流量が多すぎると、アタッチメントシリンダ4の作動圧が必要以上に上昇し、原動機にかかる負荷が増大してしまう。そこで、アタッチメントシリンダ4に応じて補助流路13Bを通過する圧油の流量を決定することにより、アタッチメントシリンダ4に応じた最適な供給流量を得ることができる。これにより、アタッチメントシリンダ4の作動圧が必要以上に上昇することを抑制し、省エネルギー化を図ることが可能となる。
また、スプール6に主ドレン流路12及び補助流路13A,13Bが設けられていると共に、流量調整ユニット20がスプール6に装着されているので、ハウジング5に特殊な加工を施さなくても、アタッチメントシリンダ4に応じた最適な供給流量を得ることができる。
さらに、アタッチメントを載せ替えた場合でも、同一のスプール6を使用して、アタッチメントシリンダ4に応じた最適な供給流量を都度設定することができる。従って、アタッチメントの種類に応じてスプール6を何種類も用意しなくて済み、部品の共通化を図ることができる。
また、本実施形態では、流量調整ユニット20をスプール6に対して回転させることにより、補助流路13Bに対する連通路22の開度が変わり、補助流路13Bを通過する圧油の流量が変わる。これにより、補助流路13Bを通過する圧油の流量の調整を容易に行うことができる。
また、本実施形態では、例えばオペレータがアタッチメントシリンダ4の動作状態を見ながら操作部23を手動で操作して、補助流路13Bを通過する圧油の流量を適切に調整することができる。
図6は、図1に示されたスプール弁の変形例を示す断面図である。図6において、本変形例のスプール弁1では、流量調整ユニット20は、補助流路13A,13Bに対応してスプール6の両側にそれぞれ装着されている。一方の流量調整ユニット20(流量調整ユニット20Bとする)は、上記の実施形態と同様に、補助流路13Bを通過する圧油の流量を調整するためのユニットであり、他方の流量調整ユニット20(流量調整ユニット20Aとする)は、補助流路13Aを通過する圧油の流量を調整するためのユニットである。
流量調整ユニット20Aは、スプール6の他端側(補助流路13A側)に回転可能に装着されている。具体的には、流量調整ユニット20Aは、スプール6の他端側(コイルバネ14側)部分に設けられた断面円形状の挿入穴24に、ケース15及びボルト18を貫通した状態で差し込まれている。挿入穴24は、主ドレン流路12と連通している。
本変形例においては、補助流路13A,13Bを通過する圧油の流量を独立に調整可能となる。従って、スプール6の移動方向に応じて補助流路13A,13Bを通過する圧油の流量を調整することで、アタッチメントシリンダ4への圧油の供給流量を細かく設定することができる。
なお、本発明は、上記実施形態には限定されない。例えば上記実施形態では、スプール6に回転可能に装着された回転式の流量調整ユニット20を用いているが、流量調整ユニットの構造としては、特にそれには限られず、例えばスプールにスライド可能に装着されていてもよい。
また、上記実施形態のスプール弁1は、機械的にスプール6を動かす機械式の方向切換弁であるが、本発明は、電気信号によりスプールを動かす電磁弁にも適用可能である。
また、上記実施形態のスプール弁1は、アタッチメントシリンダ4に供給される圧油の流量を制御する弁であるが、本発明は、ティルトシリンダ、リフトシリンダまたはパワーステアリング等に供給される圧油の流量を制御する弁にも適用可能である。リフトシリンダに供給される圧油の流量を制御するスプール弁を使用する場合、ハウジングに設けられる第2流路及び第3流路の数としては、1つずつであってもよい。
また、上記実施形態のスプール弁1は、フォークリフトに搭載されているが、本発明は、他の油圧機械にも適用可能である。
1…スプール弁、2…油圧ポンプ(油圧源)、3…タンク、4…アタッチメントシリンダ(油圧アクチュエータ)、5…ハウジング、6…スプール、7…スプール孔、8…第1流路、9A,9B…第2流路、10A,10B…第3流路、12…主ドレン流路、13A,13B…補助流路、20,20A,20B…流量調整ユニット、22…連通路、23…操作部。

Claims (3)

  1. 油圧源及びタンクと油圧アクチュエータとの間に配設されるスプール弁において、
    断面円形状のスプール孔を有するハウジングと、
    前記スプール孔に変位可能に収容された円柱状のスプールとを備え、
    前記ハウジングは、前記油圧源と接続される第1流路と、前記タンクと接続される第2流路と、前記油圧アクチュエータと接続される第3流路とを更に有し、
    前記スプールは、前記第3流路を通って前記油圧アクチュエータに供給される圧油の一部を前記第2流路に逃がす主ドレン流路と、前記主ドレン流路と前記第3流路及び前記第2流路とを連通させる2つの補助流路とを有し、
    前記スプールには、前記補助流路を通過する圧油の流量を調整するための流量調整ユニットが装着されており、
    前記流量調整ユニットは、円柱状を有し、前記スプールに回転可能に装着されており、
    前記流量調整ユニットの一端部には、前記主ドレン流路と前記補助流路とを連通させる連通路が設けられており、
    前記主ドレン流路は、前記スプールの軸方向に延びており、
    前記補助流路は、前記主ドレン流路と直交するように前記スプールの径方向に延びており、
    前記連通路は、前記流量調整ユニットを径方向に貫通していると共に、前記主ドレン流路と常時連通しており、
    前記流量調整ユニットを前記スプールに対して回転させることで、前記補助流路に対する前記連通路の開度が変わり、前記補助流路を通過する圧油の流量が変わることを特徴とするスプール弁。
  2. 前記流量調整ユニットには、手動で操作するための操作部が設けられていることを特徴とする請求項記載のスプール弁。
  3. 前記第2流路及び前記第3流路の数は、それぞれ2つであり、
    前記流量調整ユニットは、前記2つの補助流路に対応して前記スプールの両側にそれぞれ装着されていることを特徴とする請求項1または2記載のスプール弁。
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