JP6809242B2 - 空気入りタイヤ - Google Patents

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Description

本発明は、空気入りタイヤに関する。
ON/OFF走行をするような空気入りタイヤでは、周方向主溝における石の噛み込み(石詰まり)を抑制すべき課題がある。石の噛み込みが発生して石が溝底に達すると、ストーンドリリングにより溝底にクラックが発生し、さらにはトレッド部の内部構造であるベルトに損傷が生じることで、耐久性が低下したり更生率が低下したりする。このため、近年の空気入りタイヤ(特に、重荷重用空気入りタイヤ)では、石の噛み込みを低減して耐ストーンドリリング性能を向上することを目的として、周方向主溝の溝底部に突起部(ストーンイジェクタ)が設けられている。
従来、例えば、特許文献1に記載された空気入りタイヤは、タイヤ周方向に延在する複数の周方向主溝と、これらの周方向主溝により区画されて成る複数の陸部とをトレッド部に有する空気入りタイヤであって、少なくとも1つの周方向主溝の溝底部に形成され、周方向主溝の溝長さ方向に連続的に延在すると共に溝長さ方向に向かうに連れて高さを波状に変化させる突起部と、突起部を周方向主溝の少なくとも一方の溝壁部に連結する連結部とを含み、かつ、連結部は、突起部の高さが最大となる位置にて突起部と周方向主溝の溝壁部とを連結する。
また、従来、例えば、特許文献2に記載された石噛み除けトレッドパターンは、トレッド部の周縁に沿ってジグザグ状に延びる少なくとも2本の周溝を有し、これら周溝の溝底にて周溝のジグザグピッチの0.3倍〜0.8倍の長さにわたり隆起する突起を、ジグザグピッチ当たり少なくとも1つ配置し、各突起は、トレッド部から測って溝幅の0.7倍以下の深さに位置する頂面の溝底からの高さの0.5倍以上で、かつ、長さの0.4倍以上にわたって周溝の溝壁と一体をなす連結部を、各突起の隣接相互間にて左右交互に備える。
特許第4918842号公報 特開昭61−291203号公報
特許文献1の発明は、連結部のタイヤ周方向の合計寸法の記載がないが、その図1および図2を参照してみると突起部のタイヤ周方向の長さに対して35%程度となる。このような特許文献1の発明においては、連結部の存在しない突起部と溝壁部との間で突起部を押し退けるように石が入り込んで溝底に達するおそれがある。
特許文献2の発明は、突起が周溝の溝底にて周溝のジグザグピッチの0.3倍〜0.8倍の長さにわたり隆起している。すなわち、突起はタイヤ周方向で分断されている。このような特許文献2の発明においては、突起の間の近傍であって連結部の存在しない部分に石が入り込んで溝底に達するおそれがある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、耐ストーンドリリング性能のさらなる向上を図ることのできる空気入りタイヤを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の一態様に係る空気入りタイヤは、トレッド部のトレッド面にタイヤ周方向に沿って連続して延在する少なくとも1つの周方向主溝と、少なくとも1つの前記周方向主溝の溝底からタイヤ径方向に突出すると共にタイヤ周方向に沿って連続して延在する突起体と、前記突起体から前記周方向主溝の溝壁に連結する態様で前記突起体のタイヤ幅方向の両側でタイヤ周方向に向かって交互に配置された連結部と、を備え、前記突起体のタイヤ周方向長さLと、前記突起体のタイヤ幅方向の一方に配置された各前記連結部のタイヤ周方向寸法V〜Vと、前記突起体のタイヤ幅方向の他方に配置された各前記連結部のタイヤ周方向寸法W〜Wと、が次の式(1)の関係を満たす。
Figure 0006809242
この空気入りタイヤによれば、上記式(1)の突起体のタイヤ周方向長さLと連結部のタイヤ周方向寸法V,Wの合計との関係が0.7L以上1.5L以下の範囲であることで、突起体の剛性を適正化して耐ストーンドリリング性能を向上することができる。即ち、突起体のタイヤ周方向長さLと連結部のタイヤ周方向寸法V,Wの合計との関係を0.7L以上とすることで、突起体の剛性が適正化されて突起体がタイヤ幅方向に倒れ難くなって石の噛み込みを防止するため耐ストーンドリリング性能が向上する。一方、突起体のタイヤ周方向長さLと連結部のタイヤ周方向寸法V,Wの合計との関係が1.5L以上であると、周方向主溝の溝底の大部分を連結部が埋めることになり排水性能が低下したり、周方向主溝が区画する陸部の剛性が高すぎてトレッド面の耐偏摩耗性能が低下したりすることになる。この結果、本発明の空気入りタイヤによれば、耐ストーンドリリング性能のさらなる向上を図ることができる。
また、本発明の一態様に係る空気入りタイヤでは、前記突起体および前記連結部が設けられた前記周方向主溝は、少なくともタイヤ赤道線上またはタイヤ赤道線の最も近くに配置されていることが好ましい。
タイヤ赤道線上またはタイヤ赤道線に最も近い周方向主溝は、トレッド面のクラウン形状によりタイヤ径方向外側に膨らむため石の噛み込みが生じ易い。このため、タイヤ赤道線上またはタイヤ赤道線に最も近い周方向主溝に突起体および連結部を設けて石の噛み込みを防止することで耐ストーンドリリング性能の向上効果を顕著に得ることができる。
また、本発明の一態様に係る空気入りタイヤでは、前記突起体のタイヤ幅方向の一方に配置された任意の前記連結部のタイヤ周方向寸法Vと、前記周方向主溝の溝幅Xと、が0.5X≦V≦5Xの関係を満たし、前記突起体のタイヤ幅方向の他方に配置された任意の前記連結部のタイヤ周方向寸法Wと、前記周方向主溝の溝幅Xと、が0.5X≦W≦5Xの関係を満たすことが好ましい。
この空気入りタイヤによれば、連結部のタイヤ周方向寸法V,Wを周方向主溝の溝幅Xの0.5倍以上5倍以下とすることで、連結部の剛性を適正化すると共に、連結部がなす周方向主溝の溝底の変化を適正化して耐ストーンドリリング性能の向上効果を顕著に得ることができる。連結部のタイヤ周方向寸法V,Wが周方向主溝の溝幅Xの0.5倍以上あれば、連結部の剛性の向上効果が得られる。一方、連結部のタイヤ周方向寸法V,Wが周方向主溝の溝幅Xの5倍以下であれば、連結部がなす周方向主溝の溝底の変化を維持して同じ断面がタイヤ周方向で連続することを防止するため、石の放出性を確保することができる。
また、本発明の一態様に係る空気入りタイヤでは、前記突起体のタイヤ幅方向の一方に配置された任意の隣接する前記連結部のタイヤ周方向ピッチPと、前記周方向主溝の溝幅Xと、がX≦P≦3Xの関係を満たし、前記突起体のタイヤ幅方向の他方に配置された任意の隣接する前記連結部のタイヤ周方向ピッチQと、前記周方向主溝の溝幅Xと、がX≦Q≦3Xの関係を満たすことが好ましい。
この空気入りタイヤによれば、連結部のタイヤ周方向ピッチP,Qを周方向主溝の溝幅Xの1倍以上3倍以下とすることで、突起体の剛性を適正化すると共に、連結部がなす周方向主溝の溝底の変化を適正化して耐ストーンドリリング性能の向上効果を顕著に得ることができる。連結部のタイヤ周方向ピッチP,Qが周方向主溝の溝幅Xの1倍以上あれば、連結部がなす周方向主溝の溝底の変化を維持して同じ断面がタイヤ周方向で連続することを防止するため、石の放出性を確保することができる。一方、連結部のタイヤ周方向ピッチP,Qが周方向主溝の溝幅Xの3倍以下であれば、突起体の剛性の向上効果が得られる。
また、本発明の一態様に係る空気入りタイヤでは、前記周方向主溝の溝深さHと、前記突起体の高さhと、が0.05H≦h≦0.5Hの関係を満たすことが好ましい。
この空気入りタイヤによれば、周方向主溝の溝深さHに対して、突起体の高さhを規定することで、耐ストーンドリリング性能の向上効果を顕著に得ることができる。突起体の高さhが周方向主溝の溝深さHの0.05倍以上であることで、石の噛み込みを防止する効果が顕著に得られる。突起体の高さhが周方向主溝の溝深さHの0.5倍以下であることで、石の噛み込み時に突起体がタイヤ幅方向へ倒れ難くなる。
また、本発明の一態様に係る空気入りタイヤでは、前記連結部は、前記突起体から前記周方向主溝の溝壁に向かってタイヤ幅方向に対してタイヤ径方向外側に傾斜して設けられ、当該連結部の傾斜角度が15°以上45°以下であることが好ましい。
この空気入りタイヤによれば、連結部の傾斜角度を規定することで、周方向主溝内での石の収まりを抑えて石の排出性を向上し耐ストーンドリリング性能の向上効果を顕著に得ることができる。連結部の傾斜角度が15°以上であれば、連結部上に石が留まることを防止し石の収まりを抑えることができる。連結部の傾斜角度が45°以下であれば、連結部の迎え側の溝壁に石を寄せる力よりも周方向主溝の外側(開口側)に押し出す力が作用するため、石の排出性を向上することができる。
本発明によれば、耐ストーンドリリング性能のさらなる向上を図ることができる。
図1は、本発明の実施形態に係る空気入りタイヤの子午断面図である。 図2は、本発明の実施形態に係る空気入りタイヤの平面図である。 図3は、図2に示すA−A拡大断面図である。 図4は、図2に示すB−B拡大断面図である。 図5は、他の形態である図2のB−B拡大断面図である。 図6は、他の形態である図2のB−B拡大断面図である。 図7は、本発明の実施例に係る空気入りタイヤの性能試験の結果を示す図表である。 図8は、本発明の実施例に係る空気入りタイヤの性能試験の結果を示す図表である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明するが、本発明はこれに限定されない。また、以下の実施形態で説明する構成要素は組み合わせることができるし、一部の構成要素を用いないこともできる。
以下の説明において、タイヤ幅方向とは、空気入りタイヤのタイヤ回転軸と平行な方向をいい、タイヤ幅方向内側とは、タイヤ幅方向においてタイヤ赤道面に向かう方向をいい、タイヤ幅方向外側とは、タイヤ幅方向においてタイヤ赤道面から離れる方向をいう。また、タイヤ径方向とは、タイヤ回転軸と直交する方向をいい、タイヤ径方向内側とは、タイヤ径方向においてタイヤ回転軸に向かう方向をいい、タイヤ径方向外側とは、タイヤ径方向においてタイヤ回転軸から離れる方向をいう。また、タイヤ周方向とは、タイヤ回転軸を中心として回転する方向をいう。
タイヤ赤道面とは、タイヤ回転軸と直交しタイヤ幅方向の中心を通る平面をいい、タイヤ赤道線とは、タイヤ赤道面と空気入りタイヤのトレッド部の表面とが交差するセンターラインをいう。本実施形態では、タイヤ赤道面およびタイヤ赤道線に同じ符号「CL」を付す。
本実施形態における空気入りタイヤ1は、チューブレスタイヤである。また、本実施形態における空気入りタイヤ1は、トラックおよびバスに装着される重荷重用空気入りタイヤである。トラックおよびバス用タイヤ(重荷重用空気入りタイヤ)とは、日本自動車タイヤ協会(Japan Automobile Tire Manufacturers Association:JATMA)から発行されている「日本自動車タイヤ協会規格(JATMA YEAR BOOK)」のC章に定められるタイヤをいう。なお、空気入りタイヤ1は、乗用車に装着されてもよいし、小型トラックに装着されてもよい。
図1は、本実施形態に係る空気入りタイヤの要部を示す子午断面図である。子午断面とは、タイヤ回転軸を通る断面をいう。
図1に示す空気入りタイヤ1は、子午断面で見た場合、タイヤ径方向の最も外側となる部分にゴム材からなるトレッド部2が配設されている。トレッド部2の表面、即ち、空気入りタイヤ1が装着される車両の走行時に路面と接触する部分は、トレッド面3として形成されている。トレッド面3には、タイヤ周方向に沿って連続して延びる周方向主溝15がタイヤ幅方向に複数形成されている。周方向主溝15は、トレッド面3に少なくとも1つあればよい。トレッド面3には、これらの複数の周方向主溝15によって複数の陸部10が画成されている。なお、周方向主溝15の本数や間隔、溝幅や溝深さ等は、適宜設定されるのが好ましい。即ち、トレッド面3に形成される、いわゆるトレッドパターンは、適宜設定されるのが好ましい。
タイヤ幅方向におけるトレッド部2の両端は、ショルダー部4として形成されており、ショルダー部4から、タイヤ径方向内側の所定の位置までは、サイドウォール部5が配設されている。つまり、サイドウォール部5は、タイヤ幅方向における空気入りタイヤ1の両側2ヶ所に配設されている。
さらに、それぞれのサイドウォール部5のタイヤ径方向内側には、ビード部20が位置している。ビード部20は、サイドウォール部5と同様に、タイヤ赤道面CLの両側2ヶ所に配設されている。即ち、一対のビード部20が、タイヤ赤道面CLのタイヤ幅方向両側に配設されている。一対のビード部20のそれぞれには、ビードコア21が設けられている。ビードコア21は、スチールワイヤであるビードワイヤをリング状に巻くことにより形成されている。
ビード部20は、15°テーパーの規定リムに装着することができるように構成されている。ここでいう規定リムとは、JATMAに規定される「適用リム」、TRAに規定される「Design Rim」、或いはETRTOに規定される「Measuring Rim」をいう。即ち、本実施形態に係る空気入りタイヤ1は、ビード部20と嵌合する部分が回転軸に対して15[°]の傾斜角で傾斜する規定リムに装着することが可能になっている。
トレッド部2のタイヤ径方向内側には、ベルト層7が設けられている。ベルト層7は、例えば、4層のベルト71,72,73,74を積層した多層構造をなしている。ベルト71,72,73,74は、スチールから成る複数のベルトコードをコートゴムで被覆して圧延加工して構成される。また、ベルト71,72,73,74のタイヤ周方向に対する傾斜角度は例えば15°以上70°以下の範囲に設定されている。複数層のベルト層7のうち一部は層間でベルトコードが交差するように配置されている。強度層として機能するタイヤ内周側から2層目と3層目のベルト72,73間でベルトコードが互いに交差し、タイヤ内周側から1層目と2層目のベルト71,72間ではベルトコードが同方向に傾斜し、タイヤ内周側から3層目と4層目のベルト73,74間でもベルトコードが同方向に傾斜している。
このベルト層7のタイヤ径方向内側、およびサイドウォール部5の内部にラジアルプライのコードを内包するカーカス層6が連続して設けられている。このカーカス層6は、一対のビードコア21に支持される。カーカス層6は、1枚のカーカスプライから成る単層構造を有し、タイヤ幅方向の両側に配設されるビードコア21間でタイヤ周方向にトロイダル状に架け渡されて空気入りタイヤ1の骨格を構成する。詳しくは、カーカス層6は、タイヤ幅方向における両側に位置する一対のビード部20のうち、一方のビード部20から他方のビード部20にかけて配設されており、ビードコア21を包み込むようにビード部20でビードコア21に沿ってタイヤ幅方向外側に巻き返されている。即ち、カーカス層6は、ビードコア21のタイヤ幅方向内側からビードコア21のタイヤ径方向内側を通り、ビードコア21のタイヤ幅方向外側にかけて配設されるように、ビード部20でビードコア21周りに折り返されている。このように配設されるカーカス層6のカーカスプライは、スチールから成るカーカスコードをコートゴムで被覆して圧延加工して構成されている。
また、カーカス層6の内側、或いは、カーカス層6の、空気入りタイヤ1における内部側には、インナーライナ8がカーカス層6に沿って形成されている。インナーライナ8は、タイヤ内面、即ち、カーカス層6の内周面であって、各タイヤ幅方向両端部が一対のビード部20のビードコア21の下部やビードトウに至り、かつタイヤ周方向にトロイド状に掛け回されて貼り付けられている。インナーライナ8は、空気分子の透過を抑制するためのものでコードを有さない。
図2は、本実施形態に係る空気入りタイヤの平面図である。図3は、図2に示すA−A拡大断面図である。図4は、図2に示すB−B拡大断面図である。図5は、他の形態である図2のB−B拡大断面図である。図6は、他の形態である図2のB−B拡大断面図である。
図2〜図4に示すように、本実施形態の空気入りタイヤ1は、少なくとも1つの周方向主溝15にトレッド部2と同様にゴム材からなる突起部30が形成されている。突起部30は、周方向主溝15の溝底15aから突出する突起体31と、当該突起体31から周方向主溝15の溝壁15bに連結する連結部32と、を有する。
突起体31は、周方向主溝15の溝底15aからタイヤ径方向外側に向けて突出し、突出した先端31aが自由端として形成されている。また、突起体31は、周方向主溝15の延在方向(タイヤ周方向)に沿って連続して形成されている。なお、図には明示しないが、周方向主溝15は、タイヤ周方向に沿って延在しつつ、タイヤ幅方向に蛇行またはジグザグ状に形成されていてもよく、この場合の突起体31は、周方向主溝15に合わせて蛇行またはジグザグ状に形成されていてもよく、タイヤ周方向に沿って直線状に形成されていてもよい。また、突起体31は、突出した先端31aのタイヤ径方向位置がタイヤ周方向で不変であっても変化していてもよい。この場合、周方向主溝15の溝底15aのタイヤ径方向位置がタイヤ周方向で不変であっても変化していてもよい。
連結部32は、突起体31の側面31bと、周方向主溝15の溝壁15bとを連結するように形成されている。連結部32は、周方向主溝15の溝底15aからタイヤ径方向外側に向けて突出しつつ、突起体31の側面31bおよび周方向主溝15の溝壁15bに連続して設けられている。連結部32は、図3〜図6に示すように、タイヤ径方向外側の先端32aが、突起体31の先端31aの位置まで至って設けられてもよく、図には明示しないが、タイヤ径方向外側の先端32aが、突起体31の先端31aの位置まで至らず突起体31の側面31bの途中まで設けられていてもよい。
また、連結部32は、突起体31のタイヤ幅方向の両側でタイヤ周方向に向かって交互に配置されている。従って、連結部32は、突起体31のタイヤ幅方向の一方の側面31bに連結されるものと、突起体31のタイヤ幅方向の他方の側面31bに連結されるものとを有する。また、連結部32は、タイヤ周方向に向かって交互に配置されていることから、突起体31のタイヤ幅方向の一方の側面31bに連結されるものと、突起体31のタイヤ幅方向の他方の側面31bに連結されるものとが同じ数となる。ここで、連結部32の交互の配置は、図2に示すように、突起体31のタイヤ幅方向の一方と他方とにおいてタイヤ周方向の一部が重ならない形態であってもよく、図には明示しないが、突起体31のタイヤ幅方向の一方と他方とにおいてタイヤ周方向の一部が重なる形態であってもよい。
このような構成において、本実施形態の空気入りタイヤ1は、突起体31のタイヤ周方向長さLと、突起体31のタイヤ幅方向の一方に配置された各連結部32のタイヤ周方向寸法V〜Vと、突起体31のタイヤ幅方向の他方に配置された各連結部32のタイヤ周方向寸法W〜Wと、が次の式(1)の関係を満たす。
Figure 0006809242
ここで、突起体31のタイヤ周方向長さLは、突起体31の先端31aの位置において平面視でタイヤ周方向に沿う直線の長さのことを示す。従って、突起体31がタイヤ幅方向に蛇行またはジグザグ状に形成されていてもタイヤ周方向長さLは同じである。また、突起体31のタイヤ周方向長さLは、突起体31の先端31aのタイヤ径方向位置が変化している場合、最もタイヤ径方向内側位置にある先端31aを基準とする。また、連結部32のタイヤ周方向寸法V,Wは、タイヤ径方向外側の先端32aのタイヤ周方向寸法とする。例えば、連結部32がタイヤ周方向で末広がりに形成されていて、タイヤ径方向外側の先端32aのタイヤ周方向寸法と、溝底15aでのタイヤ周方向寸法とが異なっている場合でも、連結部32のタイヤ周方向寸法V,Wは、タイヤ径方向外側の先端32aのタイヤ周方向寸法とする。また、タイヤ径方向外側の先端32aのタイヤ周方向の縁が角ではなく面取や湾曲して形成されている場合は、連結部32の先端32aの面と、連結部32のタイヤ周方向の側面とを延長した交差点を連結部32のタイヤ周方向寸法V,Wの基準とする。
本実施形態の空気入りタイヤ1によれば、上記式(1)の突起体31のタイヤ周方向長さLと連結部32のタイヤ周方向寸法V,Wの合計との関係が0.7L以上1.5L以下の範囲であることで、突起体31の剛性を適正化して耐ストーンドリリング性能を向上することができる。即ち、突起体31のタイヤ周方向長さLと連結部32のタイヤ周方向寸法V,Wの合計との関係を0.7L以上とすることで、突起体31の剛性が適正化されて突起体31がタイヤ幅方向に倒れ難くなって石の噛み込みを防止するため耐ストーンドリリング性能が向上する。一方、突起体31のタイヤ周方向長さLと連結部32のタイヤ周方向寸法V,Wの合計との関係が1.5L超であると、周方向主溝15の溝底15aの大部分を連結部32が埋めることになり排水性能が低下したり、周方向主溝15が区画する陸部10の剛性が高すぎてトレッド面3の耐偏摩耗性能が低下したりすることになる。この結果、本実施形態の空気入りタイヤ1によれば、耐ストーンドリリング性能のさらなる向上を図ることができる。
なお、耐ストーンドリリング性能をより向上しつつ周方向主溝15の排水性能や耐偏摩耗性能の低下を抑制するため、上記式(1)の突起体31のタイヤ周方向長さLと連結部32のタイヤ周方向寸法V,Wの合計との関係は、上限および下限を0.9L以上L以下とすることが好ましい。
また、本実施形態の空気入りタイヤ1では、突起部30(突起体31および連結部32)が設けられた周方向主溝15は、少なくともタイヤ赤道線CL上またはタイヤ赤道線CLの最も近くに配置されていることが好ましい。
タイヤ赤道線CL上またはタイヤ赤道線CLに最も近い周方向主溝15は、トレッド面3のクラウン形状によりタイヤ径方向外側に膨らむため石の噛み込みが生じ易いため、この周方向主溝15に突起部30(突起体31および連結部32)を設けて石の噛み込みを防止することで耐ストーンドリリング性能の向上効果を顕著に得ることができる。なお、突起部30(突起体31および連結部32)は、複数設けられた全ての周方向主溝15に対して設けられていることで全ての周方向主溝15における耐ストーンドリリング性能を向上することができる。
また、本実施形態の空気入りタイヤ1では、図2に示すように、突起体31のタイヤ幅方向の一方に配置された任意の連結部32のタイヤ周方向寸法Vと、周方向主溝15の溝幅Xと、が0.5X≦V≦5Xの関係を満たし、突起体31のタイヤ幅方向の他方に配置された任意の連結部32のタイヤ周方向寸法Wと、周方向主溝15の溝幅Xと、が0.5X≦W≦5Xの関係を満たすことが好ましい。
ここで、周方向主溝15の溝幅Xは、図3〜図6に示すように、周方向主溝15のトレッド面3での開口部におけるタイヤ幅方向寸法とする。また、周方向主溝15の溝幅Xは、タイヤ周方向で不変でありタイヤ周方向に連続して変化がないものとする。また、周方向主溝15のトレッド面3での開口縁が角ではなく面取や湾曲して形成されている場合は、トレッド面3と、周方向主溝15の溝壁15bの面とを延長した交差点を溝幅Xの基準とする。
この空気入りタイヤ1によれば、連結部32のタイヤ周方向寸法V,Wを周方向主溝15の溝幅Xの0.5倍以上5倍以下とすることで、連結部32の剛性を適正化すると共に、連結部32がなす周方向主溝15の溝底15aの変化を適正化して耐ストーンドリリング性能の向上効果を顕著に得ることができる。連結部32のタイヤ周方向寸法V,Wが周方向主溝15の溝幅Xの0.5倍以上あれば、連結部32の剛性の向上効果が得られる。一方、連結部32のタイヤ周方向寸法V,Wが周方向主溝15の溝幅Xの5倍以下であれば、連結部32がなす周方向主溝15の溝底15aの変化を維持して同じ断面がタイヤ周方向で連続することを防止するため、石の放出性を確保することができる。
また、本実施形態の空気入りタイヤ1では、図2に示すように、突起体31のタイヤ幅方向の一方に配置された任意の隣接する連結部32のタイヤ周方向ピッチPと、周方向主溝15の溝幅Xと、がX≦P≦3Xの関係を満たし、突起体31のタイヤ幅方向の他方に配置された任意の隣接する連結部32のタイヤ周方向ピッチQと、周方向主溝15の溝幅Xと、がX≦Q≦3Xの関係を満たすことが好ましい。
この空気入りタイヤ1によれば、連結部32のタイヤ周方向ピッチP,Qを周方向主溝15の溝幅Xの1倍以上3倍以下とすることで、突起体31および連結部32の剛性を適正化して耐ストーンドリリング性能の向上効果を顕著に得ることができる。連結部32のタイヤ周方向ピッチP,Qが周方向主溝15の溝幅Xの1倍以上あれば、連結部32のタイヤ周方向寸法V,Wを維持して連結部32の剛性低下を抑制するため、石の放出性を確保することができる。一方、連結部32のタイヤ周方向ピッチP,Qが周方向主溝15の溝幅Xの3倍以下であれば、連結部32の距離を適正に確保し、突起体31の剛性の向上効果が得られる。
ところで、連結部32のタイヤ周方向寸法V,Wを周方向主溝15の溝幅Xの0.5倍以上5倍以下とする場合(0.5X≦V≦5X、0.5X≦W≦5X)、連結部32のタイヤ周方向ピッチP,Qを周方向主溝15の溝幅Xの0.6倍以上10倍以下(0.6X≦P≦10X、0.6X≦Q≦10X)とすることが好ましい。このようにすることで、周方向主溝15の溝幅Xに対して連結部32のタイヤ周方向寸法V,Wおよび連結部32のタイヤ周方向ピッチP,Qを適正化し、耐ストーンドリリング性能の向上効果を顕著に得ることができる。
また、本実施形態の空気入りタイヤ1では、図3〜図6に示すように、周方向主溝15の溝深さ(タイヤ径方向寸法)Hと、突起体31の高さ(タイヤ径方向寸法)hと、が0.05H≦h≦0.5Hの関係を満たすことが好ましい。
ここで、周方向主溝15の溝深さHがタイヤ周方向で変化する場合、周方向主溝15の溝深さHは、周方向主溝15の溝底15aがトレッド面3から最も深い位置における深さである。また、突起体31の溝底15aからの高さが変化する場合、突起体31の高さhは、周方向主溝15の溝底15aから最も短い位置における高さである。
この空気入りタイヤ1によれば、周方向主溝15の溝深さHに対して、突起体31の高さhを規定することで、耐ストーンドリリング性能の向上効果を顕著に得ることができる。突起体31の高さhが周方向主溝15の溝深さHの0.05倍以上であることで、石の噛み込みを防止する効果が顕著に得られる。突起体31の高さhが周方向主溝15の溝深さHの0.5倍以下であることで、石の噛み込み時に突起体31がタイヤ幅方向へ倒れ難くなる。
また、本実施形態の空気入りタイヤ1では、図5および図6に示すように、連結部32は、突起体31から周方向主溝15の溝壁15bに向かってタイヤ幅方向に対してタイヤ径方向外側に傾斜して設けられ、当該連結部32の傾斜角度θが15°以上45°以下であることが好ましい。
ここで、連結部32は、図5に示すように、突起体31の先端31aを含み形成されていて傾斜して設けられていてもよく、図6に示すように、突起体31の先端31aを含まず形成されていて傾斜して設けられていてもよい。
この空気入りタイヤ1によれば、連結部32の傾斜角度θを規定することで、周方向主溝15内での石の収まりを抑えて石の排出性を向上し耐ストーンドリリング性能の向上効果を顕著に得ることができる。連結部32の傾斜角度θが15°以上であれば、連結部32上に石が留まることを防止し石の収まりを抑えることができる。連結部32の傾斜角度θが45°以下であれば、連結部32の迎え側の溝壁15bに石を寄せる力よりも周方向主溝15の外側(開口側)に押し出す力が作用するため、石の排出性を向上することができる。
本実施例では、条件が異なる複数種類の空気入りタイヤについて、耐ストーンドリリング性能に関する性能試験が行われた(図7および図8参照)。
この性能試験では、タイヤサイズ295/75R22.5の空気入りタイヤ(重荷重用空気入りタイヤ)を、規定リムに組み付け、規定空気圧を充填し、試験車両(2−D・4車)に装着した。
ここで、規定リムとは、JATMAで規定する「適用リム」、TRAで規定する「Design Rim」、あるいは、ETRTOで規定する「Measuring Rim」である。また、規定空気圧とは、JATMAで規定する「最高空気圧」、TRAで規定する「TIRE LOAD LIMITS AT VARIOUS COLD INFLATION PRESSURES」に記載の最大値、あるいはETRTOで規定する「INFLATION PRESSURES」である。
耐ストーンドリリング性能の評価は、試験車両で砕石場を利用した1周2kmのコースを時速20km/hで10周した後、周方向主溝の溝底に到達している石の個数が計測される。そして、測定結果に基づいて、従来例を基準(100)とした指数評価が行われる。この評価は、数値が大きいほど周方向主溝の溝底に到達している石の個数が少なく耐ストーンドリリング性能が優れていることを示す。
図7および図8において、従来例、比較例1、比較例2は、突起体や連結部が規定通りに配置されていない。一方、実施例1〜実施例16は、突起体および連結部が規定通りに配置されている。
図7および図8の試験結果に示すように、実施例1〜実施例16の空気入りタイヤは、耐ストーンドリリング性能が改善されていることが分かる。
1 空気入りタイヤ
2 トレッド部
3 トレッド面
15 周方向主溝
15a 溝底
15b 溝壁
30 突起部
31 突起体
31a 先端
31b 側面
32 連結部
32a 先端
H 周方向主溝の溝深さ
h 突起体の高さ
L 突起体のタイヤ周方向長さ
P,Q 連結部のタイヤ周方向ピッチ
V,W 連結部のタイヤ周方向寸法
X 周方向主溝の溝幅
θ 連結部の傾斜角度

Claims (6)

  1. トレッド部のトレッド面にタイヤ周方向に沿って連続して延在する少なくとも1つの周方向主溝と、
    少なくとも1つの前記周方向主溝の溝底からタイヤ径方向に突出すると共にタイヤ周方向に沿って連続して延在する突起体と、
    前記突起体から前記周方向主溝の溝壁に連結する態様で前記突起体のタイヤ幅方向の両側でタイヤ周方向に向かって交互に配置された連結部と、
    を備え、
    前記突起体のタイヤ周方向長さLと、前記突起体のタイヤ幅方向の一方に配置された各前記連結部のタイヤ周方向寸法V〜Vと、前記突起体のタイヤ幅方向の他方に配置された各前記連結部のタイヤ周方向寸法W〜Wと、が次の式(1)の関係を満たす、空気入りタイヤ。
    Figure 0006809242
  2. 前記突起体および前記連結部が設けられた前記周方向主溝は、少なくともタイヤ赤道線上またはタイヤ赤道線の最も近くに配置されている、請求項1に記載の空気入りタイヤ。
  3. 前記突起体のタイヤ幅方向の一方に配置された任意の前記連結部のタイヤ周方向寸法Vと、前記周方向主溝の溝幅Xと、が0.5X≦V≦5Xの関係を満たし、前記突起体のタイヤ幅方向の他方に配置された任意の前記連結部のタイヤ周方向寸法Wと、前記周方向主溝の溝幅Xと、が0.5X≦W≦5Xの関係を満たす、請求項1または2に記載の空気入りタイヤ。
  4. 前記突起体のタイヤ幅方向の一方に配置された任意の隣接する前記連結部のタイヤ周方向ピッチPと、前記周方向主溝の溝幅Xと、がX≦P≦3Xの関係を満たし、前記突起体のタイヤ幅方向の他方に配置された任意の隣接する前記連結部のタイヤ周方向ピッチQと、前記周方向主溝の溝幅Xと、がX≦Q≦3Xの関係を満たす、請求項1または2に記載の空気入りタイヤ。
  5. 前記周方向主溝の溝深さHと、前記突起体の高さhと、が0.05H≦h≦0.5Hの関係を満たす、請求項1〜4のいずれか1つに記載の空気入りタイヤ。
  6. 前記連結部は、前記突起体から前記周方向主溝の溝壁に向かってタイヤ幅方向に対してタイヤ径方向外側に傾斜して設けられ、当該連結部の傾斜角度が15°以上45°以下である、請求項1〜5のいずれか1つに記載の空気入りタイヤ。
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