JP6808762B2 - 情報処理装置および情報処理方法 - Google Patents

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Description

本発明は、情報処理装置および情報処理方法に関する。
広いダイナミックレンジ(広い輝度レンジ)を有する画像データの規格として、PQ(Perceptual Quantizer)や、HLG(Hybrid Log−Gamma)などの様々な規格が提案されている。これらの広いダイナミックレンジは「HDR(High Dynamic Range)」などと呼ばれる。一方、従来のダイナミックレンジ(HDRよりも狭いダイナミックレンジ)は「SDR(Standard Dynamic Range)」などと呼ばれる。HDRの各輝度を使用することで、非常に暗い暗部から非常に明るい明部までの幅広い画像表現が可能となる。
HDRの規格には、例えば、米国CTA(Consumer Technology Association)が策定したHDR10がある。HDR10では、動画コンテンツ(動画)全体におけるピーク輝度(最大輝度)や最大フレーム平均輝度が、メタデータ(静的メタデータ)として規定されている。最大フレーム平均輝度は、複数のフレームにそれぞれ対応する複数のフレーム平均輝度(フレームに対応する画像(フレーム画像)の平均輝度)の最大輝度である。
HDRの規格には、米国SMPTE(Society of Motion Picture and Television Engineers)が策定したST2094−40もある。ST2094−40では、動画の一部期間ごとのピーク輝度や最大フレーム平均輝度が、メタデータ(動的メタデータ)として規定されている。具体的には、動画の各シーンや各フレームのピーク輝度や最大フレーム平均輝度が、動的メタデータとして規定されている。
HDRの規格には、ITU(Internarional Telecomunication Union)が策定したBT.2408−1 Operational practices in HDR television productionもある。BT.2408−1 Operational practices in HDR television productionでは、輝度が大きく変化した場合のユーザへの影響についての考察、及び、ピーク輝度や平均輝度の変化を管理すべきである旨が述べられている。
HDR画像(HDRを有する画像)の制作現場では、HDRの各輝度が使用できているかを確認するために、波形モニタや輝度ヒストグラムなどで各フレームの輝度分布を個別に表示する機能が使用されている。特許文献1には、フレーム間での輝度分布の変化をユーザに直感的に把握させるために、輝度ヒストグラムにおいてフレーム間で変化した箇所を他の箇所と異なる色などで描画する技術が開示されている。
さらに、業務用ディスプレイ装置などの装置には、フレームピーク輝度(フレーム画像のピーク輝度)の時間変化とフレーム平均輝度の時間変化とを示すグラフを表示する機能が搭載されることがある。HDR画像の制作現場では、そのような機能を使用して、フレームピーク輝度の時間変化とフレーム平均輝度の時間変化とが確認および管理されている。
図10は、フレームピーク輝度の時間変化とフレーム平均輝度の時間変化とを示す従来
のグラフィック画像の一例を示す。図10のグラフィック画像1000には、フレームピーク輝度の時間変化1002とフレーム平均輝度の時間変化1003とを示すグラフ1001が描画されている。グラフ1001の横軸は時間位置(フレーム)を示し、グラフ1001の縦軸は輝度を示す。グラフィック画像1000の右上部には、最終フレームのフレームピーク輝度とフレーム平均輝度の数値が描画されている。グラフィック画像1000の左上部には、動画全体におけるピーク輝度(Maximum Content Light Level)と最大フレーム平均輝度(Maximum Frame Average Light Level)の数値が描画されている。グラフィック画像1000を表示している期間などの一部期間におけるピーク輝度や最大フレーム平均輝度の数値が描画されることもある。これらの情報は、HDMI(High−Definition Multimedia Interface)データなどに含まれているメタデータ(HDR10やST2094−40で規定されたメタデータ)から得ることができる。動画データ自体を解析することでも、これらの情報を得ることができる。
特開2010−113288号公報
特許文献1に開示の技術を用いれば、ユーザは、各フレームの輝度分布や、2フレームの期間などの比較的短い期間における輝度分布の変化を把握できる。しかしながら、ユーザは、動画全体の期間やシーンの期間などの比較的長い期間における輝度分布の変化を容易に把握できない。例えば、ユーザは、比較的長い期間の各時間位置にどの輝度(輝度レベル)を有する画素がどの程度存在するか等を短時間で把握できない。図10のグラフィック画像1000を表示すれば、ユーザは、フレームピーク輝度の時間変化1002とフレーム平均輝度の時間変化1003とを把握できる。しかしながら、ユーザは、各フレームの輝度分布(輝度レベル分布)や、輝度分布の時間変化を把握できない。
本発明は、比較的長い期間における輝度レベル分布の時間変化をユーザに容易に(直感的に)把握させることを可能する技術を提供することを目的とする。
本発明の第1の態様は、
動画における画素の輝度レベルに関する情報を取得する取得手段と、
前記情報に基づいて、前記動画の時間位置を示す第1軸と前記輝度レベルを示す第2軸とを有するグラフを生成する生成手段と、
を有し、
前記生成手段は、
前記グラフの座標に、当該座標に対応する時間位置における、当該座標に対応する輝度レベルの前記画素の数に応じた色又は明るさを設定することにより、前記グラフを生成し、
当該座標に対応する時間位置に当該座標に対応する輝度レベルの画素が存在し、且つ、当該輝度レベルが所定レンジの外である場合、当該座標に、レンジ外であることを示す所定色を設定する
ことを特徴とする情報処理装置である。
本発明の第2の態様は、
動画における画素の輝度レベルに関する情報を取得する取得手段と、
前記情報に基づいて、前記動画の時間位置を示す第1軸と前記輝度レベルを示す第2軸とを有するグラフを生成する生成手段と、
フォルスカラーの機能が有効に設定されている場合、前記動画における画素の色を当該画素の前記輝度レベルに応じた変換色に変換する画像処理手段と、
を有し、
前記生成手段は、
前記グラフの座標に、当該座標に対応する時間位置における、当該座標に対応する輝度レベルの前記画素の数に応じた色又は明るさを設定することにより、前記グラフを生成し、
前記フォルスカラーの機能が有効に設定されており、且つ、当該座標に対応する時間位置に当該座標に対応する輝度レベルの画素が存在する場合、当該座標に、当該座標に対応する輝度レベルに応じた変換色を設定する
ことを特徴とする情報処理装置である。
本発明の第3の態様は、
HDR(ハイダイナミックレンジ)動画における画素の階調値を取得する取得手段と、
前記階調値と、階調値と絶対輝度との対応関係の情報と、に基づいて、前記HDR動画の時間位置を示す第1軸と絶対輝度を示す第2軸とを有するグラフを生成する生成手段と、
を有し、
前記生成手段は、前記グラフの座標に、当該座標に対応する時間位置における、当該座標に対応する絶対輝度の前記画素の数に応じた色又は明るさを設定することにより、前記グラフを生成する
ことを特徴とする情報処理装置である。
本発明の第4の態様は、
動画を取得する取得手段と、
前記動画における画素の輝度レベルに関する情報に基づいて、前記動画の時間位置を示す第1軸と前記輝度レベルを示す第2軸とを有するグラフを生成する生成手段と、
前記動画の前記輝度レベルのレンジを所定レンジに圧縮する圧縮処理を行う画像処理手段と、
前記圧縮処理後の前記動画と、前記グラフと、を合成した合成動画を表示する表示手段と、
を有し、
前記生成手段は、
前記グラフの座標に、当該座標に対応する時間位置における、当該座標に対応する前記圧縮処理前の輝度レベルの前記画素の数に応じた色又は明るさを設定することにより、前記グラフを生成し、
当該座標に対応する時間位置に当該座標に対応する輝度レベルの画素が存在し、且つ、
当該輝度レベルが前記所定レンジの外である場合、当該座標に、レンジ外であることを示す所定色を設定する
ことを特徴とする表示装置である。
本発明の第5の態様は、
動画を取得する取得手段と、
前記動画における画素の輝度レベルに関する情報に基づいて、前記動画の時間位置を示す第1軸と前記輝度レベルを示す第2軸とを有するグラフを生成する生成手段と、
フォルスカラーの機能が有効に設定されている場合、前記動画における画素の色を当該画素の輝度レベルに応じた変換色に変換する変換処理を行う画像処理手段と、
前記変換処理後の前記動画と、前記グラフと、を合成した合成動画を表示する表示手段と、
を有し、
前記生成手段は、
前記グラフの座標に、当該座標に対応する時間位置における、当該座標に対応する輝度レベルの前記画素の数に応じた色又は明るさを設定することにより、前記グラフを生成し、
前記フォルスカラーの機能が有効に設定されており、当該座標に対応する時間位置に当該座標に対応する輝度レベルの画素が存在する場合、当該座標に、当該座標に対応する輝度レベルに応じた前記変換色を設定する
ことを特徴とする表示装置である。
本発明の第6の態様は、
HDR(ハイダイナミックレンジ)動画を取得する取得手段と、
前記HDR動画における画素の階調値と、階調値と絶対輝度との対応関係の情報と、に基づいて、前記HDR動画の時間位置を示す第1軸と絶対輝度を示す第2軸とを有するグラフを生成する生成手段と、
前記対応関係の情報に基づいて前記HDR動画における画素の階調値を変換する変換処理を行う画像処理手段と、
前記変換処理後の前記HDR動画と、前記グラフと、を合成した合成動画を表示する表示手段と、
を有し、
前記生成手段は、前記グラフの座標に、当該座標に対応する時間位置における、当該座標に対応する絶対輝度の前記画素の数に応じた色又は明るさを設定することにより、前記グラフを生成する
ことを特徴とする表示装置である。
本発明の第7の態様は、
動画における画素の輝度レベルに関する情報を取得する取得ステップと、
前記情報に基づいて、前記動画の時間位置を示す第1軸と前記輝度レベルを示す第2軸とを有するグラフを生成する生成ステップと、
を有し、
前記生成ステップでは、
前記グラフの座標に、当該座標に対応する時間位置における、当該座標に対応する輝度レベルの前記画素の数に応じた色又は明るさを設定することにより、前記グラフを生成し

当該座標に対応する時間位置に当該座標に対応する輝度レベルの画素が存在し、且つ、当該輝度レベルが所定レンジの外である場合、当該座標に、レンジ外であることを示す所定色を設定する
ことを特徴とする情報処理方法である。
本発明の第8の態様は、
動画における画素の輝度レベルに関する情報を取得する取得ステップと、
前記情報に基づいて、前記動画の時間位置を示す第1軸と前記輝度レベルを示す第2軸とを有するグラフを生成する生成ステップと、
フォルスカラーの機能が有効に設定されている場合、前記動画における画素の色を当該画素の輝度レベルに応じた変換色に変換する変換ステップと、
を有し、
前記生成ステップでは、
前記グラフの座標に、当該座標に対応する時間位置における、当該座標に対応する輝度レベルの前記画素の数に応じた色又は明るさを設定することにより、前記グラフを生成し、
前記フォルスカラーの機能が有効に設定されており、且つ、当該座標に対応する時間位置に当該座標に対応する輝度レベルの画素が存在する場合、当該座標に、当該座標に対応する輝度レベルに応じた変換色を設定する
ことを特徴とする情報処理方法である。
本発明の第9の態様は、
HDR(ハイダイナミックレンジ)動画における画素の階調値を取得する取得ステップと、
前記階調値と、階調値と絶対輝度との対応関係の情報と、に基づいて、前記HDR動画の時間位置を示す第1軸と絶対輝度を示す第2軸とを有するグラフを生成する生成ステップと、
を有し、
前記生成ステップでは、前記グラフの座標に、当該座標に対応する時間位置における、当該座標に対応する絶対輝度の前記画素の数に応じた色又は明るさを設定することにより、前記グラフを生成する
ことを特徴とする情報処理方法である。
本発明の第10の態様は、コンピュータを、上述した情報処理装置の各手段又は上述した表示装置の各手段として機能させるためのプログラムである。
本発明によれば、比較的長い期間における輝度レベル分布の時間変化をユーザに容易に(直感的に)把握させることが可能となる。
本実施形態に係る表示装置の構成例を示すブロック図 本実施形態に係るグラフィック画像の一例を示す図 本実施形態に係る輝度分布の示し方の一例を示す図 本実施形態に係るグラフィック画像の一例を示す図 本実施形態に係るグラフィック画像の一例を示す図 本実施形態に係る設定情報の一例を示す図 本実施形態に係る表示装置の処理フロー例を示すフローチャート 本実施形態に係る階調値と画素数と輝度の対応関係の一例を示す図 本実施形態に係るグラフの一例を示す図 従来のグラフィック画像の一例を示す図 本実施形態に係るグラフィック画像の一例を示す図
以下、本発明の実施形態について説明する。表示装置が本実施形態に係る情報処理装置を内蔵する例を説明するが、本実施形態に係る情報処理装置は、表示装置とは別体の装置(パーソナルコンピュータなど)であってもよい。
図1は、本実施形態に係る表示装置の構成例を示すブロック図である。図1の表示装置100は、入力部101、画像解析部102、画像処理部103、グラフィック合成部104、表示部105、表示制御部106、メモリ部107、及び、グラフィック生成部108を有する。
入力部101は、対象動画データを取得し、対象動画データを画像解析部102へ出力する。対象動画データは、例えば、HDR10、HDR10+、PQ、HLGなどに準拠したHDR(ハイダイナミックレンジ)動画データであり、動画(動画コンテンツ)を表す。対象動画データは、ガンマ2.2などに準拠したSDR(スタンダードダイナミックレンジ)動画データであってもよい。本実施形態では、入力部101は、対象動画(対象動画データによって表された動画)のフレーム毎に、フレーム画像データ(フレームに対応する画像(フレーム画像)を表す画像データ)を外部装置から取得する。そして、入力部101は、取得したフレーム画像データを画像解析部102へ出力する。入力部101は、例えば、SDI(Serial Digital Interface)や、HDMI(High−Definition Multimedia Interface)などの規格に準拠した入力端子である。外部装置は、撮像装置や再生装置などである。なお、表示装置100は、動画データを記憶する記憶部を有してもよく、入力部101は、記憶部に記録された動画データを対象動画データとして記憶部から取得してもよい。
画像解析部102は、入力部101から出力された対象動画データを取得し、対象動画データを解析し、解析結果を表示制御部106へ出力し、対象動画データを画像処理部103へ出力する。
具体的には、画像解析部102は、対象動画データを解析し、対象動画の各時間位置(各フレーム)における各画素の輝度(絶対輝度;輝度レベル)に関する画素情報を、解析結果として取得する。本実施形態では、画像解析部102は、入力部101から出力されたフレーム画像データを解析する。画素情報は、入力部101から出力されたフレーム画像データの取り得る複数の階調値のそれぞれについて、当該フレーム画像データによって
表されたフレーム画像に存在する画素の数を示す。フレーム画像データの階調値が10ビットの値(0〜1023)である場合には、画素情報は、0〜1023のそれぞれについて存在する画素の数を示す。
さらに、画像解析部102は、対象動画データから、対象動画データに対応するメタデータを取得し、取得したメタデータを解析結果として表示制御部106へ出力する。メタデータは、例えば、HDMIで規定されているInfoFrameに格納されたデータや、SDIで規定されているブランキング部に格納されたANC(Ancillary)データなどである。
画像処理部103は、画像解析部102から出力された対象動画データに画像処理を施すことにより、処理動画データを生成する。そして、画像処理部103は、処理動画データをグラフィック合成部104へ出力する。
具体的には、表示制御部106から画像処理部103に、階調カーブ(階調値と輝度の対応関係;階調特性)が設定される。HLGやPQなどの階調カーブは、HDR(ハイダイナミックレンジ)画像を表示(処理)するために設定される。ガンマ2.2などの階調カーブは、SDR(スタンダードダイナミックレンジ)画像を表示(処理)するために設定される。表示制御部106から画像処理部103には、リミテッドレンジやフルレンジといった階調範囲も設定される。リミテッドレンジやフルレンジは、設定された輝度レンジ(HLGやPQなどの輝度レンジ;元レンジ)を割り当てる階調範囲である。リミテッドレンジは、対象動画データの取り得る階調値の範囲の一部であり、フルレンジは、対象動画データの取り得る階調値の範囲の全体である。画像処理部103は、設定された階調カーブや階調範囲に従って対象動画データの各階調値を変換する(階調変換処理)。
ここで、元レンジを圧縮して動画を表示するという機能(表示方法)がある。特に、HDR画像を表示する場合には、このような機能が使用されることが多い。本実施形態では、表示制御部106から画像処理部103に、圧縮後の輝度レンジ(HDRレンジ)も設定される。画像処理部103は、設定されたHDRレンジに応じて、元レンジの輝度に対応する階調値が、HDRレンジの輝度に対応する階調値に変換されるように、対象動画データの各階調値を変換する(マッピング処理)。ここで、HLGが設定され、元レンジが0〜1000cd/mの輝度レンジであり、0〜600cd/mのHDRレンジが設定された場合を考える。この場合には、0〜600cd/mの輝度レンジの階調値は変換されず、600cd/mよりも高い輝度に対応する階調値は、600cd/m(上限輝度)に対応する階調値に変換される(クリップ処理)。
画像の輝度分布(輝度レベル分布)を確認するためのアシスト機能として、画素の色を当該画素の輝度に応じた変換色に変換する処理を各画素について行って画像を表示するというフォルスカラー機能(表示方法)がある。本実施形態では、表示制御部106から画像処理部103に、フォルスカラー機能の有効/無効も設定される。フォルスカラー機能が有効である場合には、輝度(輝度レンジ)と変換色の対応関係が表示制御部106から画像処理部103に通知される。画像処理部103は、通知された対応関係に従って対象動画データの各画素の色を変換色に変換する(色変換処理)。
グラフィック合成部104は、画像処理部103から出力された処理動画データ(各フレーム画像データ)に、グラフィック生成部108から出力されたグラフィックデータを合成することにより、合成動画データを生成する。そして、グラフィック合成部104は、合成動画データを表示部105へ出力する。グラフィック生成部108からグラフィックデータが出力されなかった場合には、グラフィック合成部104は、処理動画データを表示部105へ出力する。グラフィックデータは、OSD(On Screen Dis
play)画像などのグラフィック画像を表す画像データである。合成動画データは、処理動画(処理動画データによって表された動画)にグラフィック画像を重ねた動画(合成動画)を表す。
表示部105は、グラフィック合成部104から出力された動画データ(合成動画データまたは処理動画データ)に基づく動画を表示面に表示する。表示部105は、例えば、液晶パネルとバックライトユニットを有する液晶表示部や、有機EL表示パネルなどである。
表示制御部106は、表示装置100の各ブロックの処理を制御する。メモリ部107は、プログラムやパラメータなどを記憶する。例えば、表示制御部106は、メモリ部107に格納されたプログラムを実行して表示装置100の各ブロックの処理を制御する演算処理回路である。なお、表示制御部106は、表示装置100に設けられた不図示のボタンなどに対してユーザが行った操作(ユーザ操作)に応じて、行われたユーザ操作に対応する操作情報を取得してもよい。そして、表示制御部106は、操作情報に応じて、制御の切り替えや、制御の詳細設定などを行ってもよい。
本実施形態では、表示制御部106は、画像解析部102から出力された解析結果(画素情報)や、表示装置100に対するユーザ操作などに基づいて、画像処理部103やグラフィック生成部108の処理を制御する。具体的には、表示制御部106は、階調カーブ(HLG、PQ、ガンマ2.2など)、階調範囲(リミテッドレンジやフルレンジ)、HDRレンジ、フォルスカラー機能の有効/無効などの設定情報を、ユーザ操作(操作情報)に応じて決定する。そして、決定した設定情報を画像処理部103へ出力(設定)する。さらに、表示制御部106は、決定した設定情報と、画像解析部102から出力された解析結果とを、グラフィック生成部108へ出力(設定)する。なお、表示装置100の起動直後では、設定情報の初期情報(所定の情報)が設定されたり、前回の設定が継続されたりする。
グラフィック生成部108は、グラフィックデータを生成し、グラフィック合成部104へ出力する。本実施形態では、グラフィック生成部108は、表示制御部106から出力された解析結果(画素情報)に基づいて、対象動画の時間位置(フレーム)を示す時間軸と、時間軸に交差する、対象動画の輝度を示す輝度軸とを有するグラフを生成する。具体的には、グラフィック生成部108は、解析結果と設定情報に基づいて、上記グラフが描画されたグラフィック画像を表すグラフィックデータを生成する。本実施形態では、上記グラフの各座標で、対応する画素の数が示される。つまり、上記グラフでは、対象動画の比較的長い期間における輝度分布の時間変化が示される。
図2は、本実施形態に係るグラフィック画像の一例を示す。図2は、階調カーブがHLGであり、且つ、元レンジが0〜1000cd/mの輝度レンジである例を示す。図2のグラフィック画像200には、対象動画のフレームピーク輝度の時間変化202とフレーム平均輝度の時間変化203とを示すグラフ201が描画されている。フレームピーク輝度は、フレーム画像のピーク輝度(最大輝度;最大輝度レベル;ピーク輝度レベル)であり、フレーム平均輝度は、フレーム画像の平均輝度(平均輝度レベル)である。グラフ201の横軸は時間軸であり、グラフ201の縦軸は輝度軸である。グラフィック画像200の右上部には、最終フレームのフレームピーク輝度とフレーム平均輝度の数値が描画されている。グラフィック画像200の左上部には、対象動画全体におけるピーク輝度(Maximum Content Light Level)と最大フレーム平均輝度(Maximum Frame Average Light Level)の数値が描画されている。最大フレーム平均輝度は、複数のフレームにそれぞれ対応する複数のフレーム平均輝度の最大輝度である。グラフィック画像200を表示している期間などの一部期
間におけるピーク輝度や最大フレーム平均輝度の数値が描画されることもある。これらの情報は、HDMI(High−Definition Multimedia Interface)データなどに含まれているメタデータ(HDR10やST2094−40で規定されたメタデータ)から得ることができる。動画データ自体を解析することでも、これらの情報を得ることができる。
本実施形態では、領域204を使って輝度分布の時間変化が示される。具体的には、領域204の各座標で、対応する画素の数が示される。なお、輝度分布からフレームピーク輝度を把握可能であるため、フレームピーク輝度の時間変化202は描画されなくてもよい。フレーム平均輝度の時間変化203、グラフィック画像200の右上部の数値、グラフィック画像200の左上部の数値などについても、描画が省略されてもよい。
図3は、本実施形態に係る輝度分布の示し方の一例を示す。本実施形態では、図3に示すように、画素の数を濃淡で示す。図3の例では、画素が少ない座標では淡く薄い色が描画され、画素が多い座標では濃い色が描画され、画素が存在しない座標では描画が行われない。例えば、画素が存在しない座標にRGBの各値が(255,255,255)の白色を設定し、画素が少ない座標にRGBの各値が(192,192,192)の灰色を設定し、画素が多い座標にRGBの各値が(0,0,0)の黒色を設定しても良い。
図3は、ピーク輝度が400cd/mの場合の例を示す。図3の(A)では、0〜50cd/m、50〜100cd/m、100〜200cd/m、及び、200〜400cd/mの4つの輝度レンジのそれぞれに画素が存在する。そして、高輝度の画素に比べて低輝度の画素が多い。具体的には、0〜50cd/mの画素数が最も多く、50〜100cd/mの画素数が100〜200cd/mの画素数よりも多く、200〜400cd/mの画素数が最も少ない。図3の(B)では、0〜400cd/mの輝度レンジに画素が存在し、各輝度の画素が均等に存在する。図3の(C)では、0cd/mの画素と400cd/mの画素とのみが存在し、他の輝度の画素は存在しない。
なお、濃淡の決定方法は特に限定されない。例えば、フレーム画像の全画素数に対する画素数の比率が10%以上である場合に最も濃い色が描画され、比率が低いほど描画される色が淡くなるように、フレーム画像の全画素数に対する画素数の比率に応じて濃淡を決定してもよい。画素数が100個以上である場合に最も濃い色が描画され、画素数が少ないほど描画される色が淡くなるように、画素数に応じて濃淡を決定してもよい。画素数が100個以上である場合に最も濃い色が描画され、画素数が99個以下場合に最大の濃さに比率「画素数/100」を乗算した濃さの色が描画されるように、画素数と比率に応じて濃淡を決定してもよい。
図4は、画素数を濃淡で示した状態のグラフィック画像の一例を示す。最初の4フレームでは、ピーク輝度までの輝度レンジ内の全ての輝度について、画素が存在し、画素数に応じた濃さの色が描画されている。5フレーム目以降では、中間輝度の画素が存在しておらず、高輝度の画素と低輝度の画素のみが存在し、高輝度と低輝度の部分で画素数に応じた濃さの色が描画されている。図4のグラフィック画像を表示することにより、ユーザは、対象動画の比較的長い期間における各フレームの輝度分布を濃淡で確認して、各フレームにどの輝度を有する画素がどの程度存在するかを容易に(直感的に)把握できる。
なお、図4では、発明の理解を容易にするために、各フレームの横幅を広く記載している。しかし、現実には、図11のように、各フレームの横幅を狭くしたほうが、長時間における時間変化を一度に確認することができるので好ましい。図11は、本実施形態に係るグラフィック画像の別の一例を示す図である。
なお、画素数を濃淡以外の色の変化で示してもよい。例えば、画素数が少ないほど青色に近く、且つ、画素数が多いほど赤色に近い色を描画してもよい。つまり、輝度軸方向及び/又は時間軸方向における画素数の変化をユーザが認識できるように、画素数に応じて、色相、彩度、及び明度の少なくともいずれか1つを異ならせればよい。例えば、グラフィック画像を白黒表示する場合には、画素数に応じて明度だけを異ならせればよい。
なお、対応する画素が存在し且つ所定レンジ内の輝度に対応する座標を所定色でさらに示してもよい。図5(A),5(B)は、所定レンジ内の輝度に対応する座標を所定色で示した状態のグラフィック画像の一例を示す。図5(A),5(B)では、図4と同様に画素数が濃淡で示されている。
図5(A)は、対応する画素が存在し且つHDRレンジ外の輝度に対応する座標を所定色(警告色)で着色した場合の例を示す。図5(A)は、0〜400cd/mのHDRレンジが設定されている場合の例を示す。図5(A)では、対応する画素が存在し且つ400cd/mよりも高い輝度に対応する座標が警告色で着色されている(濃淡は維持されている)。図5(A)のグラフィック画像を表示することにより、ユーザは、警告色で着色されている部分を確認して、HDRレンジ外の輝度が使用されていることを容易に(直感的に)把握できる。
図5(B)は、対応する画素が存在する座標をフォルスカラー機能の変換色(座標に対応する輝度に応じた変換色)で着色した場合の例を示す。図5(B)では、変換色として、0〜50cd/mに灰色が、50〜100cd/mに緑色が、100〜200cd/mに黄色が、200〜400cd/mに橙色が、400〜1000cd/mに赤色が対応付けられている。このため、対応する画素が存在し且つ0〜50cd/mに対応する座標は灰色で着色されている。なお、図5(A)の場合と同様に、濃淡は維持されており、各色において画素数に応じて濃淡を変化させている。例えば、50〜100cd/mの緑色のレンジでは、画素が少ない座標にRGBの各値が(0,255,0)の緑色を設定し、画素が多い座標にRGBの各値が(0,100,0)の濃い緑色を設定しても良い。他の輝度に対応する座標についても、同様に当該他の輝度に応じた変換色で着色されている。図5(B)のグラフィック画像を表示することにより、ユーザは、各部分(各座標)の濃淡と色を確認して、輝度分布をより容易に(より直観的に)把握できる。
なお、フォルスカラー機能が有効の場合に図5(B)の着色が行われ、且つ、フォルスカラー機能が無効の場合に図5(B)の着色が行われないように、フォルスカラー機能の有効/無効に応じて、図5(B)の着色の有効/無効が切り替えられてもよい。フォルスカラー機能の有効/無効に拘わらずに、図5(B)の着色が行われてもよい。図5(A),5(B)では輝度分布に対して着色を行っているが、フレームピーク輝度やフレーム平均輝度に対して輝度分布と同様の着色を行ってもよい。
なお、ユーザ操作などに応じて、輝度分布の描画(図2の領域204への濃淡の描画)の有効/無効、HDRレンジ外への着色(図5(A))の有効/無効、フォルスカラー機能の変換色での着色(図5(B))の有効/無効などが切り替えられてもよい。図6は、本実施形態に係るグラフの生成に関する設定情報の一例を示すテーブルである。図6の例では、設定項目「分布表示」の設定情報として、輝度分布を描画する「ON」、または、輝度分布を描画しない「OFF」が設定される。設定項目「フォルスカラー着色」の設定情報として、フォルスカラー機能が有効になったことに応じて(連動して)変換色での着色を行う「フォルスカラー連動」、変換色での着色を常に行う「ON」、または、変換色での着色を行わない「OFF」が設定される。設定項目「レンジ外着色」の設定情報として、HDRレンジ外への着色を行う「ON」、または、HDRレンジ外への着色を行わない「OFF」が設定される。表示制御部106は、表示装置100に対するユーザ操作(
操作情報)などに応じて、これらの設定情報をグラフィック生成部108に設定する。
図7は、表示装置100の処理フロー例を示すフローチャートである。例えば、フレームピーク輝度の時間変化などのグラフの生成(表示)が有効な状態で、入力部101によって取得されたフレーム画像データが更新され、画像解析部102の解析結果がグラフィック生成部108に通知されると、図7の処理フローが開始する。階調カーブ、階調範囲、HDRレンジ、フォルスカラー機能の有効/無効などの設定情報がユーザ操作によって変更され、変更後の設定情報がグラフィック生成部108に通知された場合にも、図7の処理フローが開始する。
ステップS701にて、グラフィック生成部108は、対象フレーム画像データ(処理対象のフレーム画像データ;画像解析部102から出力されたフレーム画像データ)のフレームピーク輝度やフレーム平均輝度を算出し、グラフに描画する。つまり、本実施形態では、複数のフレーム画像データが入力部101によって順次(フレーム毎に)取得され、複数のフレーム画像データに関する情報がグラフに順次描画される。
フレームピーク輝度やフレーム平均輝度の決定方法の具体例を説明する。
グラフィック生成部108は、表示制御部106から出力された解析結果(画素情報)と設定情報(階調カーブと階調範囲)に基づいて、対象フレーム画像データの各階調値を輝度に変換する。
図8は、画素情報(階調値と画素数の対応関係)、及び、階調値と変換後の輝度との対応関係の一例を示す。図8は、対象フレーム画像データによって表されたフレーム画像の解像度(水平方向の画素数×垂直方向の画素数)が1920×1080画素、つまりフレーム画像の総画素数が2073600画素である場合の例を示す。図8は、対象フレーム画像データの階調値が10ビットの値(0〜1023)である場合の例を示す。図8では、階調値940を有する画素の数が1036800画素であり、階調値64を有する画素の数が1036800画素である。
ここで、階調カーブとしてHLGが設定されており、階調値64〜階調値940のリミテッドレンジが設定されているとする。このため、グラフィック生成部108は、階調値64〜階調値940の階調範囲をHLGの輝度レンジ(0cd/m〜1000cd/mの輝度レンジ)に変換する。階調値64〜階調値940の階調範囲において、階調値の変化に対する輝度の変化はHLGに従う。さらに、グラフィック生成部108は、64よりも小さい階調値を0cd/mに変換し、940よりも大きい階調値を1000cd/mに変換する(クリップ処理)。
なお、図8に示すような複数のテーブル(複数の階調カーブのいずれかと複数の階調範囲のいずれかとの複数の組み合わせに対応する複数のテーブル)を予め用意し、階調カーブと階調範囲の設定情報に応じたテーブルを用いて上記変換を行ってもよい。上記複数の組み合わせに対応する複数の計算式のうち、階調カーブと階調範囲の設定情報に応じた計算式を用いた計算により上記変換を行ってもよい。
なお、図8では、HLGの輝度レンジとして0cd/m〜1000cd/mの輝度レンジを用いたが、HLGで規定されている輝度は相対輝度であり、HLGの輝度レンジ(絶対輝度のレンジ)は変更可能である。例えば、HLGの輝度レンジは、0cd/m〜2000cd/mの輝度レンジなどに変更可能である。HLGの輝度レンジが変わると、階調値と変換後の輝度との対応関係も変わる。
上記変換の後、グラフィック生成部108は、画素情報から、画素が存在し且つ最も大きい階調値を判断する。そして、グラフィック生成部108は、判断した階調値に対応する輝度(上記変換後の輝度)を、フレームピーク輝度として決定する。図8の例では、画素が存在し且つ最も大きい階調値は940であり、上記変換により階調値940は輝度1000cd/mに変換されている。このため、1000cd/mがフレームピーク輝度として決定される。
さらに、グラフィック生成部108は、各階調値について画素数と変換後の輝度との積(画素数×輝度)を算出し、算出結果(乗算値)の総和を算出する。これにより、全画素の輝度の総和が得られる。そして、グラフィック生成部108は、全画素の輝度の総和を総画素数で除算すること(全画素の輝度の総和/総画素数)により、フレーム平均輝度を算出する。図8の例では、「1036800画素×1000cd/m+1036800画素×0cd/m/2073600画素」により、500cd/mがフレーム平均輝度として算出される。
図7の説明に戻る。ステップS702にて、グラフィック生成部108は、図6の設定項目「分布表示」の設定情報が「ON」であるか否かを判断する。「ON」の場合はステップS703へ処理が進む。「OFF」の場合は、グラフに輝度分布が描画されず、本処理フローが終了する。
ステップS703にて、グラフィック生成部108は、図6の設定項目「フォルスカラー着色」の設定情報と、フォルスカラー機能の有効/無効とに基づいて、フォルスカラー機能の変換色での着色を行うか否かを判断する。変換色での着色を行う場合はステップS704へ処理が進み、変換色での着色を行わない場合はステップS705へ処理が進む。具体的には、図6の設定項目「フォルスカラー着色」の設定情報が「ON」の場合と、設定項目「フォルスカラー着色」の設定情報が「フォルスカラー連動」であり且つフォルスカラー機能が有効である場合とにおいて、ステップS704へ処理が進む。設定項目「フォルスカラー着色」の設定情報が「フォルスカラー連動」であり且つフォルスカラー機能が無効である場合と、設定項目「フォルスカラー着色」の設定情報が「OFF」の場合とにおいて、ステップS705へ処理が進む。
ステップS704にて、グラフィック生成部108は、表示制御部106から出力された色情報(輝度と変換色の対応関係)と、ステップS701の変換結果(各輝度の画素数)とに基づいて、対象フレーム画像データの輝度分布をグラフに描画する。具体的には、輝度分布をフォルスカラー機能の変換色で着色して描画する。これにより、図5(B)に示すようなグラフィック画像が生成されて表示される。
ステップS705にて、グラフィック生成部108は、図6の設定項目「レンジ外着色」の設定情報が「ON」であるか否かを判断する。「ON」の場合はステップS706へ処理が進み、「OFF」の場合はステップS707へ処理が進む。
ステップS706にて、グラフィック生成部108は、表示制御部106から出力されたHDRレンジと、ステップS701の変換結果(各輝度の画素数)とに基づいて、対象フレーム画像データの輝度分布をグラフに描画する。具体的には、HDRレンジ外への着色を行って輝度分布を描画する。これにより、図5(A)に示すようなグラフィック画像が生成されて表示される。
ステップS707にて、グラフィック生成部108は、ステップS701の変換結果(各輝度の画素数)に基づいて、着色を行わずに、対象フレーム画像データの輝度分布をグラフに描画する。これにより、図4に示すようなグラフィック画像が生成されて表示され
る。
なお、フレームピーク輝度、フレーム平均輝度、及び、輝度分布を1フレーム毎に描画(追加)して、グラフを1フレーム毎に更新する例を説明したが、そうでなくてもよい。例えば、フレームピーク輝度、フレーム平均輝度、及び、輝度分布を2フレーム毎に描画(追加)して、グラフを2フレーム毎に更新してもよい。これにより、グラフの更新頻度や情報の描画量を低減することができる。この場合は、フレームピーク輝度、フレーム平均輝度、及び、輝度分布が2フレーム毎に間引かれてもよい。つまり、フレームピーク輝度、フレーム平均輝度、及び、輝度分布は、1フレームに対応する情報であってもよい。フレームピーク輝度、フレーム平均輝度、及び、輝度分布は、2フレームの情報の平均であってもよい。
なお、10ビットの対象動画データを10ビットの精度で解析する例を説明したが、10ビットの対象動画データを、10ビットよりも低い精度で解析してもよい。例えば、8ビットの精度で、階調値0〜3の画素数や、階調値4〜6の画素数などをカウントしてもよい。
なお、輝度レベルとして絶対輝度を使用する例を説明したが、輝度レベルは絶対輝度に限られない。例えば、輝度レベルとして階調値を使用してもよい。その場合は、階調値から輝度への変換は行わず、フレーム画像のピーク階調値(最大階調値)をフレームピーク輝度として決定し、フレーム画像の平均階調値「APL(AveragePicture
Level)」をフレーム平均輝度として決定してもよい。輝度レベルの種類を適宜切り替えてもよい。HDR画像を処理するための設定がされている場合、例えばHLGやPQなどの階調カーブが設定されている場合に、輝度レベルとして絶対輝度を使用してもよい。そして、SDR画像を処理するための設定がされている場合、例えばガンマ2.2などの階調カーブが設定されている場合に、輝度レベルとして階調値を使用してもよい。
なお、フレーム画像データを1フレーム毎に取得して、グラフを1フレーム毎に更新する例を説明したが、そうでなくてもよい。例えば、動画ファイル(対象動画データの全体)を取得し、全フレーム画像データを解析し、全フレーム画像データの輝度分布が描画されたグラフを一括で生成してもよい。1つの動画ファイルのみを取得してもよいし、順番に再生する複数の動画ファイルを取得してもよい。複数の動画ファイルを取得した場合は、複数の動画ファイルの輝度分布を示すグラフを生成してもよい。
図9は、動画ファイルに基づいて生成したグラフの一例を示す。図9は、ファイル名「video_001.mov」,「video_002.mov」の2つの動画ファイルを連続して再生する場合の例を示す。図9では、時間軸(タイムライン)上に2つの動画ファイルのファイル名が描画されている。そして、2つの動画ファイルのフレームピーク輝度、フレーム平均輝度、及び、輝度分布の時間変化が示されている。このようなグラフを表示することで、ユーザは、複数の動画ファイルの輝度分布の時間変化などを確認して、複数の動画ファイルを連続して再生した場合に好適な見え方で動画ファイルが切り替わるかなどを容易に(直感的に)把握できる。これにより、ユーザは各動画ファイルを好適に編集できる(編集の効率が向上する)。複数の動画ファイルは、例えば、連結して1つの動画ファイルとすることを想定した複数の動画ファイルである。
なお、対象動画データを解析して、フレームピーク輝度、フレーム平均輝度、及び、画素情報を取得する例を説明したが、そうでなくてもよい。フレームピーク輝度、フレーム平均輝度、及び、画素情報の少なくともいずれかの情報が、対象動画データに対応するメタデータに含まれている場合には、メタデータから情報を取得してもよい。その際、メタデータは、対象動画データに付加されたメタデータ(対象動画データに含まれたメタデー
タ)であってもよいし、対象動画データとは独立したメタデータ(メタファイル)であってもよい。
なお、画素数を濃淡で示す例を説明したが、画素の有無だけを2値で示してもよい。例えば、上記グラフにおいて、対応する画素が存在する座標で描画を行い、対応する画素が存在しない座標で描画を行わないようにしてもよい。画素の有無については、画素数が所定の閾値以上の場合は「有」とし、閾値未満の場合は「無」としてもよい。例えば、画素数が10以上の場合は「有」とし、10画素未満の場合は「無」としても良い。所定の閾値は、ユーザの設定により可変としてもよい。
以上述べたように、本実施形態によれば、動画の各時間位置における各画素の輝度(輝度レベル)に関する画素情報が取得される。そして、画素情報に基づいて、時間軸と輝度軸(輝度レベル軸)とを有するグラフとして、対応する画素の有無または数を各座標で示すグラフが生成される。これにより、比較的長い期間における輝度レベル分布の時間変化をユーザに容易に(直感的に)把握させることが可能となる。
なお、本実施形態(図1)の各ブロックは、個別のハードウェアであってもよいし、そうでなくてもよい。2つ以上のブロックの機能が、共通のハードウェアによって実現されてもよい。1つのブロックの複数の機能のそれぞれが、個別のハードウェアによって実現されてもよい。1つのブロックの2つ以上の機能が、共通のハードウェアによって実現されてもよい。また、各ブロックは、ハードウェアによって実現されてもよいし、そうでなくてもよい。例えば、装置が、プロセッサと、制御プログラムが格納されたメモリとを有していてもよい。そして、装置が有する少なくとも一部のブロックの機能が、プロセッサがメモリから制御プログラムを読み出して実行することにより実現されてもよい。
なお、本実施形態(上述した変形例を含む)はあくまで一例であり、本発明の要旨の範囲内で本実施形態の構成を適宜変形したり変更したりすることにより得られる構成も、本発明に含まれる。
<その他の実施形態>
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
100:表示装置 102:画像解析部 108:グラフィック生成部

Claims (19)

  1. 動画における画素の輝度レベルに関する情報を取得する取得手段と、
    前記情報に基づいて、前記動画の時間位置を示す第1軸と前記輝度レベルを示す第2軸とを有するグラフを生成する生成手段と、
    を有し、
    前記生成手段は、
    前記グラフの座標に、当該座標に対応する時間位置における、当該座標に対応する輝度レベルの前記画素の数に応じた色又は明るさを設定することにより、前記グラフを生成し、
    当該座標に対応する時間位置に当該座標に対応する輝度レベルの画素が存在し且つ、当該輝度レベルが所定レンジの外である場合当該座標に、レンジ外であることを示す所定色を設定する
    ことを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記所定レンジをユーザ操作に応じて決定する制御手段を有する
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 動画における画素の輝度レベルに関する情報を取得する取得手段と、
    前記情報に基づいて、前記動画の時間位置を示す第1軸と前記輝度レベルを示す第2軸とを有するグラフを生成する生成手段と、
    フォルスカラーの機能が有効に設定されている場合、前記動画における画素の色を当該画素の前記輝度レベルに応じた変換色に変換する画像処理手段と、
    を有し、
    前記生成手段は、
    前記グラフの座標に、当該座標に対応する時間位置における、当該座標に対応する輝度レベルの前記画素の数に応じた色又は明るさを設定することにより、前記グラフを生成し、
    前記フォルスカラーの機能が有効に設定されており、且つ、当該座標に対応する時間位置に当該座標に対応する輝度レベルの画素が存在する場合当該座標に、当該座標に対応
    る輝度レベルに応じた変換色を設定する
    ことを特徴とする情報処理装置。
  4. 前記動画は、HDR(ハイダイナミックレンジ)動画である
    ことを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  5. HDR(ハイダイナミックレンジ)動画における画素の階調値を取得する取得手段と、
    前記階調値と、階調値と絶対輝度との対応関係の情報と、に基づいて、前記HDR動画の時間位置を示す第1軸と絶対輝度を示す第2軸とを有するグラフを生成する生成手段と、
    を有し、
    前記生成手段は、前記グラフの座標に、当該座標に対応する時間位置における、当該座標に対応する絶対輝度の前記画素の数に応じた色又は明るさを設定することにより、前記グラフを生成する
    ことを特徴とする情報処理装置。
  6. 前記生成手段は、前記グラフの各座標のうち、対応する時間位置に、対応する絶対輝度の画素が存在する座標に、前記画素の数に応じた色又は明るさを設定する
    ことを特徴とする請求項5に記載の情報処理装置。
  7. 前記生成手段は、前記グラフの座標に対応する時間位置に当該座標に対応する絶対輝度の画素が存在し、且つ、当該絶対輝度が所定レンジの外である場合、当該座標に、レンジ外であることを示す所定色を設定する
    ことを特徴とする請求項5又は6に記載の情報処理装置。
  8. フォルスカラーの機能が有効に設定されている場合、前記HDR動画における画素の色を当該画素の絶対輝度に応じた変換色に変換する画像処理手段を有し、
    前記生成手段は、前記フォルスカラーの機能が有効に設定されており、且つ、前記グラフの座標に対応する時間位置に当該座標に対応する絶対輝度の画素が存在する場合、当該座標に、当該座標に対応する絶対輝度に応じた変換色を設定する
    ことを特徴とする請求項5〜7のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  9. 前記生成手段は、前記グラフを示すグラフィック画像に、前記HDR動画の最大絶対輝度の時間変化を示すグラフを描画する
    ことを特徴とする請求項5〜8のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  10. 前記生成手段は、前記グラフを示すグラフィック画像に、前記HDR動画の平均絶対輝度の時間変化を示すグラフを描画する
    ことを特徴とする請求項5〜9のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  11. 前記生成手段は、前記HDR動画の複数のフレーム画像のそれぞれにおける画素情報に基づいて、前記画素の数に応じた色又は明るさを設定し、
    前記画素情報は、複数の階調値のそれぞれについて前記フレーム画像に存在する画素の数を示す情報である
    ことを特徴とする請求項5〜10のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  12. 前記取得手段がSDR(スタンダードダイナミックレンジ)動画における画素の階調値を取得する場合、前記生成手段は、前記SDR動画の前記階調値に基づいて、前記第2軸が絶対輝度に替えて階調値を示す前記グラフを生成する
    ことを特徴とする請求項5〜11のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  13. 動画を取得する取得手段と、
    前記動画における画素の輝度レベルに関する情報に基づいて、前記動画の時間位置を示す第1軸と前記輝度レベルを示す第2軸とを有するグラフを生成する生成手段と、
    前記動画の前記輝度レベルのレンジを所定レンジに圧縮する圧縮処理を行う画像処理手段と、
    前記圧縮処理後の前記動画と前記グラフとを合成した合成動画を表示する表示手段と、
    を有し、
    前記生成手段は、
    前記グラフの座標に、当該座標に対応する時間位置における、当該座標に対応する前記圧縮処理前の輝度レベルの前記画素の数に応じた色又は明るさを設定することにより、前記グラフを生成し、
    当該座標に対応する時間位置に当該座標に対応する輝度レベルの画素が存在し且つ、当該輝度レベルが前記所定レンジの外である場合当該座標に、レンジ外であることを示す所定色を設定する
    ことを特徴とする表示装置。
  14. 動画を取得する取得手段と、
    前記動画における画素の輝度レベルに関する情報に基づいて、前記動画の時間位置を示す第1軸と前記輝度レベルを示す第2軸とを有するグラフを生成する生成手段と、
    フォルスカラーの機能が有効に設定されている場合、前記動画における画素の色を当該画素の輝度レベルに応じた変換色に変換する変換処理を行う画像処理手段と、
    前記変換処理後の前記動画と前記グラフとを合成した合成動画を表示する表示手段と、
    を有し、
    前記生成手段は、
    前記グラフの座標に、当該座標に対応する時間位置における、当該座標に対応する輝度レベルの前記画素の数に応じた色又は明るさを設定することにより、前記グラフを生成し、
    前記フォルスカラーの機能が有効に設定されており当該座標に対応する時間位置に当該座標に対応する輝度レベルの画素が存在する場合当該座標に、当該座標に対応する輝度レベルに応じた前記変換色を設定する
    ことを特徴とする表示装置。
  15. HDR(ハイダイナミックレンジ)動画を取得する取得手段と、
    前記HDR動画における画素の階調値と、階調値と絶対輝度との対応関係の情報と、に基づいて、前記HDR動画の時間位置を示す第1軸と絶対輝度を示す第2軸とを有するグラフを生成する生成手段と、
    前記対応関係の情報に基づいて前記HDR動画における画素の階調値を変換する変換処理を行う画像処理手段と、
    前記変換処理後の前記HDR動画と前記グラフとを合成した合成動画を表示する表示手段と、
    を有し、
    前記生成手段は、前記グラフの座標に、当該座標に対応する時間位置における、当該座標に対応する絶対輝度の前記画素の数に応じた色又は明るさを設定することにより、前記グラフを生成する
    ことを特徴とする表示装置。
  16. 動画における画素の輝度レベルに関する情報を取得する取得ステップと、
    前記情報に基づいて、前記動画の時間位置を示す第1軸と前記輝度レベルを示す第2軸とを有するグラフを生成する生成ステップと、
    を有し、
    前記生成ステップでは、
    前記グラフの座標に、当該座標に対応する時間位置における、当該座標に対応する輝度レベルの前記画素の数に応じた色又は明るさを設定することにより、前記グラフを生成し、
    当該座標に対応する時間位置に当該座標に対応する輝度レベルの画素が存在し且つ、当該輝度レベルが所定レンジの外である場合、当該座標に、レンジ外であることを示す所定色を設定す
    ことを特徴とする情報処理方法。
  17. 動画における画素の輝度レベルに関する情報を取得する取得ステップと、
    前記情報に基づいて、前記動画の時間位置を示す第1軸と前記輝度レベルを示す第2軸とを有するグラフを生成する生成ステップと、
    フォルスカラーの機能が有効に設定されている場合、前記動画における画素の色を当該画素の輝度レベルに応じた変換色に変換する変換ステップと、
    を有し、
    前記生成ステップでは、
    前記グラフの座標に、当該座標に対応する時間位置における、当該座標に対応する輝度レベルの前記画素の数に応じた色又は明るさを設定することにより、前記グラフを生成し、
    前記フォルスカラーの機能が有効に設定されており、且つ、当該座標に対応する時間位置に当該座標に対応する輝度レベルの画素が存在する場合、当該座標に、当該座標に対応する輝度レベルに応じた変換色を設定する
    ことを特徴とする情報処理方法。
  18. HDR(ハイダイナミックレンジ)動画における画素の階調値を取得する取得ステップと、
    前記階調値と、階調値と絶対輝度との対応関係の情報と、に基づいて、前記HDR動画の時間位置を示す第1軸と絶対輝度を示す第2軸とを有するグラフを生成する生成ステップと、
    を有し、
    前記生成ステップでは、前記グラフの座標に、当該座標に対応する時間位置における、当該座標に対応する絶対輝度の前記画素の数に応じた色又は明るさを設定することにより、前記グラフを生成する
    ことを特徴とする情報処理方法。
  19. コンピュータを、請求項1〜12のいずれか1項に記載の情報処理装置の各手段又は請求項1〜1のいずれか1項に記載の表示装置の各手段として機能させるためのプログラム。
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