[0005]ユーザ機器(UE)は、キャリアアグリゲーション(CA)構成のコンポーネントキャリア(CC)のセットを監視しながらターゲット周波数帯域を測定するために、受信機のセットの能力に基づく帯域固有測定ギャップインジケーション(band-specific measurement gap indication)をシグナリングし得る。UEは、帯域固有測定ギャップインジケーションに基づいてターゲット周波数帯域のうちの1つまたは複数に関連付けられた第1のCCのための測定ギャップ構成を受信し得る。UEは、次いで、測定ギャップ構成に従ってターゲット周波数帯域のうちの1つまたは複数の測定を実行し得るが、依然として、(たとえば、異なる受信機を使用して)ダウンリンクメッセージを受信し、第1のCCのために構成されたギャップ中に第2のCCに関連付けられたアップリンク制御メッセージを送信し得る。いくつかの例では、UEは、どの1つまたは複数のCCが、対応する受信機による測定を可能にするためにギャップを必要とするかのインジケーションを与えることによって、特定のCA構成および(1つまたは複数の)ターゲット周波数帯域に関するUEの能力をシグナリングする。同様に、UEは、所与のCA構成において異なるターゲット周波数帯域をもつ異なる測定ギャップパターンを使用するためのUEのサポートをシグナリングすることができる。基地局は、UEのための最適化された測定構成を作成するために、異なる構成におけるUE能力についての情報を利用することができる。たとえば、基地局は、対応するアップリンクコンポーネントキャリアがあるかどうか、対応するULキャリアが制御チャネルを与えるかどうか、制御情報が共有ULチャネル上で送られるかどうかなどに従って、測定ギャップのためのCCを選択することができる。基地局は、UE能力に従って、UEがそれのCA構成のギャップがないCC上で通信し続けるように、DL動作に対する中断を最小限に抑えることなどのための基準に基づいて、測定ギャップのためのCCを同様に選定することができる。いくつかの例では、基地局は、構成オプションのセットを含み得る測定ギャップ構成メッセージを送ることができ、UEは、構成オプションのセットから第1のCCのための測定ギャップ構成を選択し得る。他の例では、測定ギャップ構成メッセージは、測定ギャップ中に第1のCC上で測定を実行しないようにとのインジケーションを含み得る。
[0006]ワイヤレス通信の方法が説明される。本方法は、CA構成の複数のCCを監視しながら1つまたは複数のターゲット周波数帯域を測定するために、複数の受信機の能力に少なくとも部分的に基づく帯域固有測定ギャップインジケーションをシグナリングすることと、ターゲット周波数帯域のうちの少なくとも1つの測定に関連付けられた複数のCCのうちの少なくとも1つの第1のCCのための測定ギャップ構成を備える測定ギャップ構成メッセージを受信することと、ここにおいて、測定ギャップ構成が帯域固有測定ギャップインジケーションに少なくとも部分的に基づく、を含み得る。
[0007]ワイヤレス通信のための装置が説明される。本装置は、CA構成の複数のCCを監視しながら1つまたは複数のターゲット周波数帯域を測定するために、複数の受信機の能力に少なくとも部分的に基づく帯域固有測定ギャップインジケーションをシグナリングするための手段と、ターゲット周波数帯域のうちの少なくとも1つに関連付けられた複数のCCのうちの少なくとも1つの第1のCCのための測定ギャップ構成を備える測定ギャップ構成メッセージを受信するための手段と、ここにおいて、測定ギャップ構成が帯域固有測定ギャップインジケーションに少なくとも部分的に基づく、を含み得る。
[0008]ワイヤレス通信のためのさらなる装置が説明される。本装置は、プロセッサと、プロセッサと電子通信しているメモリと、メモリに記憶された命令とを含み得、命令は、プロセッサによって実行されたとき、本装置に、CA構成の複数のCCを監視しながら1つまたは複数のターゲット周波数帯域を測定するために、複数の受信機の能力に少なくとも部分的に基づく帯域固有測定ギャップインジケーションをシグナリングすることと、ターゲット周波数帯域のうちの少なくとも1つに関連付けられた複数のCCのうちの少なくとも1つの第1のCCのための測定ギャップ構成を備える測定ギャップ構成メッセージを受信することと、ここにおいて、測定ギャップ構成が帯域固有測定ギャップインジケーションに少なくとも部分的に基づく、を行わせるように動作可能である。
[0009]ワイヤレス通信のためのコードを記憶する非一時的コンピュータ可読媒体が説明される。コードは、CA構成の複数のCCを監視しながら1つまたは複数のターゲット周波数帯域を測定するための、複数の受信機の能力に少なくとも部分的に基づく帯域固有測定ギャップインジケーションをシグナリングすることと、ターゲット周波数帯域のうちの少なくとも1つに関連付けられた複数のCCのうちの少なくとも1つの第1のCCのための測定ギャップ構成を備える測定ギャップ構成メッセージを受信することと、ここにおいて、測定ギャップ構成が帯域固有測定ギャップインジケーションに少なくとも部分的に基づく、を行うために実行可能な命令を含み得る。
[0010]本明細書で説明される方法、装置、または非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、測定ギャップ構成メッセージは、少なくとも1つの第1のCCのための測定ギャップ構成の少なくとも1つのギャップ中に、複数のCCのうちの少なくとも1つの第2のCCを監視するようにとのインジケーションを備える。追加または代替として、いくつかの例は、少なくとも1つのギャップ中に第2のCCに関連付けられたアップリンク制御メッセージを送信するためのプロセス、特徴、手段、または命令を含み得る。
[0011]本明細書で説明される方法、装置、または非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、測定ギャップ構成メッセージは、少なくとも1つの第1のCCを監視することが、CA構成における他のCCの監視が中断なしに続く間、1つまたは複数のターゲット周波数帯域のうちの少なくとも1つを測定するためにその間に中断され得る、1つまたは複数のギャップのインジケーションを備える。追加または代替として、いくつかの例では、測定ギャップ構成メッセージは、複数のCCのうちの異なるCCのための異なる測定ギャップ構成のインジケーションを備える。
[0012]本明細書で説明される方法、装置、または非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、測定ギャップ構成メッセージは、測定ギャップ中に少なくとも1つの第1のCC上で測定を実行しないようにとのインジケーションを備える。
[0013]本明細書で説明される方法、装置、または非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、1つまたは複数のターゲット周波数帯域は、共有スペクトルまたは無認可スペクトル中の1つまたは複数の周波数帯域を備える。
[0014]本明細書で説明される方法、装置、または非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、帯域固有測定ギャップインジケーションは、1つまたは複数のターゲット周波数帯域の各々を測定することに関連付けられた複数のCCのサブセットのインジケーションを備える。追加または代替として、いくつかの例では、帯域固有測定ギャップインジケーションは、複数のCCの各々を、1つまたは複数のターゲット周波数帯域上の測定ギャップに関連付けるビットマップを備える。
[0015]本明細書で説明される方法、装置、または非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例は、CA構成とともに使用するために利用可能な1つまたは複数の測定ギャップパターンをシグナリングするためのプロセス、特徴、手段、または命令をさらに含み得る。追加または代替として、いくつかの例では、帯域固有測定ギャップインジケーションは、複数のCA受信機構成に対応する複数のサポートされる周波数帯域測定ギャップ関連付けを備える。
[0016]本明細書で説明される方法、装置、または非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例は、測定ギャップ構成に従ってターゲット周波数帯域のうちの1つまたは複数上で測定を実行するためのプロセス、特徴、手段、または命令をさらに含み得る。追加または代替として、いくつかの例では、測定ギャップ構成メッセージは、複数の測定ギャップ構成オプションと、複数の測定ギャップ構成オプションから少なくとも1つの第1のCCのための測定ギャップ構成を選択することとを備える。
[0017]本明細書で説明される方法、装置、または非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、測定ギャップ構成は、複数のCCを監視することの途絶(disruption)を最小限に抑えること、UL送信の途絶(disruption)を最小限に抑えること、またはその両方に少なくとも部分的に基づいて選択される。追加または代替として、いくつかの例では、帯域固有測定ギャップインジケーションは、1つまたは複数のターゲット周波数帯域の組合せを測定するための、複数の受信機の各々の能力に少なくとも部分的に基づく別個のインジケーションを備える。
[0018]ワイヤレス通信の方法が説明される。本方法は、CA構成において、UL制御チャネルをもつ少なくとも1つの第1のCCが測定ギャップ中に利用不可能であると決定することと、決定に少なくとも部分的に基づいて、測定ギャップ中に制御チャネルで第2のCC上でUL制御情報を送信することとを含み得る。
[0019]ワイヤレス通信のための装置が説明される。本装置は、CA構成において、UL制御チャネルをもつ少なくとも1つの第1のCCが測定ギャップ中に利用不可能であると決定するための手段と、決定に少なくとも部分的に基づいて、測定ギャップ中に制御チャネルで第2のCC上でUL制御情報を送信するための手段とを含み得る。
[0020]ワイヤレス通信のためのさらなる装置が説明される。本装置は、プロセッサと、プロセッサと電子通信しているメモリと、メモリに記憶された命令とを含み得、命令は、プロセッサによって実行されたとき、本装置に、CA構成において、ULをもつ少なくとも1つの第1のCCが測定ギャップ中に利用不可能であると決定することと、決定に少なくとも部分的に基づいて、測定ギャップ中に制御チャネルで第2のCC上でUL制御情報を送信することとを行わせるように動作可能である。
[0021]ワイヤレス通信のためのコードを記憶する非一時的コンピュータ可読媒体が説明される。コードは、CA構成において、UL制御チャネルをもつ少なくとも1つの第1のCCが測定ギャップ中に利用不可能であると決定することと、決定に少なくとも部分的に基づいて、測定ギャップ中に制御チャネルで第2のCC上でUL制御情報を送信することとを行うために実行可能な命令を含み得る。
[0022]本明細書で説明される方法、装置、または非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例は、第2のCCを自律的に(autonomously)選択すること、ここにおいて、UL制御情報が自律選択(autonomous selection)に少なくとも部分的に基づいて送信される、を行うためのプロセス、特徴、手段、または命令をさらに含み得る。追加または代替として、いくつかの例では、第2のCCは、所定の優先度のセット、ネットワークシグナリング、UEの無線周波数(RF)アーキテクチャ、またはそれらの組合せに少なくとも部分的に基づいて自律的に選択される。
[0023]本明細書で説明される方法、装置、または非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例は、測定ギャップ構成を受信すること、ここにおいて、少なくとも1つの第1のCCが利用不可能であると決定することが、測定ギャップ構成に少なくとも部分的に基づく、を行うためのプロセス、特徴、手段、または命令をさらに含み得る。追加または代替として、いくつかの例では、UL制御情報は、チャネル状態フィードバック、ハイブリッド自動再送要求(HARQ:hybrid automatic repeat request)フィードバック、またはその両方を備える。
[0024]ワイヤレス通信の方法が説明される。本方法は、CA構成の複数のCCを監視しながら1つまたは複数のターゲット周波数帯域を測定するための、UEの複数の受信機の能力に少なくとも部分的に基づく帯域固有測定ギャップインジケーションを受信することと、能力のインジケーションに少なくとも部分的に基づいて測定ギャップのためにUEを構成することとを含み得る。
[0025]ワイヤレス通信のための装置が説明される。本装置は、CA構成の複数のCCを監視しながら1つまたは複数のターゲット周波数帯域を測定するための、UEの複数の受信機の能力に少なくとも部分的に基づく帯域固有測定ギャップインジケーションを受信するための手段と、能力のインジケーションに少なくとも部分的に基づいて測定ギャップのためにUEを構成するための手段とを含み得る。
[0026]ワイヤレス通信のためのさらなる装置が説明される。本装置は、プロセッサと、プロセッサと電子通信しているメモリと、メモリに記憶された命令とを含み得、命令は、プロセッサによって実行されたとき、本装置に、CA構成の複数のCCを監視しながら1つまたは複数のターゲット周波数帯域を測定するための、UEの複数の受信機の能力に少なくとも部分的に基づく帯域固有測定ギャップインジケーションを受信することと、能力のインジケーションに少なくとも部分的に基づいて測定ギャップのためにUEを構成することとを行わせるように動作可能である。
[0027]ワイヤレス通信のためのコードを記憶する非一時的コンピュータ可読媒体が説明される。コードは、CA構成の複数のCCを監視しながら1つまたは複数のターゲット周波数帯域を測定するための、UEの複数の受信機の能力に少なくとも部分的に基づく帯域固有測定ギャップインジケーションを受信することと、能力のインジケーションに少なくとも部分的に基づいて測定ギャップのためにUEを構成することとを行うために実行可能な命令を含み得る。
[0028]本明細書で説明される方法、装置、または非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、測定ギャップのためにUEを構成することは、測定ギャップパターン中の測定ギャップの長さに少なくとも部分的に基づいて、複数のパターンから測定ギャップパターンを選択することを備える。追加または代替として、いくつかの例は、対応するUL構成についてのUL中断に少なくとも部分的に基づいて、複数のCCのための測定ギャップ構成を決定すること、ここにおいて、測定ギャップが決定に少なくとも部分的に基づいて構成された、を行うためのプロセス、特徴、手段、または命令を含み得る。
[0029]本明細書で説明される方法、装置、または非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、対応するUL構成に少なくとも部分的に基づいて、複数のCCのための測定ギャップ構成を決定することは、対応するUL構成がUL制御チャネルを備えるかどうかを決定すること、UL制御情報がUL制御チャネル上で送られるかどうかを決定すること、またはその両方を備える。追加または代替として、いくつかの例は、複数のCC上のダウンリンク(DL)中断を最小限に抑えることに少なくとも部分的に基づいて、複数のCCのための測定ギャップ構成を決定すること、ここにおいて、測定ギャップが決定に少なくとも部分的に基づいて構成された、を行うためのプロセス、特徴、手段、または命令を含み得る。
[0030]本明細書で説明される方法、装置、または非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例は、CA構成から、CA構成の複数のCCの間で最低信号対干渉プラス雑音比(SINR:signal to interference plus noise ratio)を有するCC、またはCA構成の他のCCよりも大きい負荷をもつCC、またはその両方を決定すること、ここにおいて、測定ギャップが決定に少なくとも部分的に基づいて構成された、を行うためのプロセス、特徴、手段、または命令をさらに含み得る。
[0031]ワイヤレス通信の方法が説明される。本方法は、CA構成において、UEのために構成された測定ギャップに少なくとも部分的に基づいてUL制御チャネルをもつ少なくとも1つの第1のCCが利用不可能であると決定することと、決定に少なくとも部分的に基づいて測定ギャップ中にUL制御チャネルで第2のCC上でUL制御情報を受信することとを含み得る。
[0032]ワイヤレス通信のための装置が説明される。本装置は、CA構成において、UEのために構成された測定ギャップに少なくとも部分的に基づいてUL制御チャネルをもつ少なくとも1つの第1のCCが利用不可能であると決定するための手段と、決定に少なくとも部分的に基づいて測定ギャップ中にUL制御チャネルで第2のCC上でUL制御情報を受信するための手段とを含み得る。
[0033]ワイヤレス通信のためのさらなる装置が説明される。本装置は、プロセッサと、プロセッサと電子通信しているメモリと、メモリに記憶された命令とを含み得、命令は、プロセッサによって実行されたとき、本装置に、CA構成において、UEのために構成された測定ギャップに少なくとも部分的に基づいてUL制御チャネルをもつ少なくとも1つの第1のCCが利用不可能であると決定することと、決定に少なくとも部分的に基づいて測定ギャップ中にUL制御チャネルで第2のCC上でUL制御情報を受信することとを行わせるように動作可能である。
[0034]ワイヤレス通信のためのコードを記憶する非一時的コンピュータ可読媒体が説明される。コードは、CA構成において、UEのために構成された測定ギャップに少なくとも部分的に基づいてUL制御チャネルをもつ少なくとも1つの第1のCCが利用不可能であると決定することと、決定に少なくとも部分的に基づいて測定ギャップ中にUL制御チャネルで第2のCC上でUL制御情報を受信することとを行うために実行可能な命令を含み得る。
[0035]本明細書で説明される方法、装置、または非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例は、測定ギャップのためにUEを構成すること、ここにおいて、決定が測定ギャップ構成に少なくとも部分的に基づく、を行うためのプロセス、特徴、手段、または命令をさらに含み得る。追加または代替として、いくつかの例では、第2のCCはUEによって自律的に選択される。
[0036]本明細書で説明される方法、装置、または非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、第2のCCは、所定の優先度のセット、ネットワークシグナリング、UEのRFアーキテクチャ、またはそれらの組合せに少なくとも部分的に基づいて自律的に選択される。追加または代替として、いくつかの例では、UL制御情報は、チャネル状態フィードバック、HARQフィードバック、またはその両方を備える。
[0037]本開示の態様は、以下の図を参照して説明される。
[0047]いくつかのワイヤレスシステムでは、セル発見、信号強度測定などのアクションを支援し得る同期信号が、ユーザ機器(UE)と基地局との間で送られ得る。UEが接続性を維持するために、UEは、異なるサービングセルを監視するために(たとえば、異なる周波数上でカバレージが異なる場所で、または負荷分散する目的で)異なる周波数に切り替え得る。いくつかの場合には、UEは、異なる周波数上で(たとえば、セルを発見するか、または信号強度を測定するために)測定を実行し得る。この目的で、UEは、サービングセルを監視することを停止し、測定ギャップを使用して別の周波数に再同調し得る。
[0048]キャリアアグリゲーション(CA)対応UEは、UEが複数の周波数を同時に監視することを可能にし得る複数の受信機を有し得る。いくつかの場合には、測定ギャップは、アグリゲートされたキャリアについて共通であり、すなわち、それらのキャリアについて同時に生じ、コンポーネントキャリア(CC)ごとに独立して構成されないことがある。しかしながら、UEは、別のサービングセルを監視するために1つの受信機を必要とし得るが、これを達成するために、他の受信機は中断され得る。
[0049]したがって、本明細書で説明されるように、ネットワークは測定ギャップを各CC上で独立して構成し得る。UE能力に基づいて、ネットワークは、測定ギャップをその上で構成すべき正しい1つまたは複数のCCを選び得る。中断されるキャリアの数を低減することは、より高いスループットまたはスケジューリングフレキシビリティを達成するために、ネットワークが無中断キャリアを使用することを可能にし得る。さらに、ネットワークは、個々のCCのために異なるギャップパターンを選定し得る。これは、たとえば、中断時間(すなわち、低減されたスケジューリング機会)に関して、アグリゲートされたキャリアに対する異なる影響を有し得る。
[0050]UEから受信された情報に基づいて、基地局は、UEが測定のためにどの受信機を使用すべきであるかを選び得、CCのサブセットのための測定ギャップを構成し得る。いくつかの場合には、UEが非サービング周波数の測定のための複数のギャップパターンをサポートする場合、基地局は、アグリゲートされたキャリアに対する最小影響をもつキャリアを選び得る。ネットワークはまた、ダウンリンク(DL)またはアップリンク(UL)通信に対する最小影響を有するCC上で測定ギャップを構成し得る。いくつかの場合には、基地局は、UE能力に基づいて測定ギャップを構成し得、UEは、どの測定ギャップパターンを使用すべきかを選び得る。
[0051]基地局はまた、制御情報に対する影響が最小限に抑えられ得るようにUL構成を変更し得る。たとえば、基地局は、ULを、その上にギャップがない異なるCCに切り替え得る。ここで、制御情報は、制御情報をもつCC上でULが利用可能でないとき、測定ギャップ中に異なるUL上で送られ得る。また、UEは、制御情報のために使用されるデフォルトCCが利用可能でない場合、どのULチャネルに制御データを送るべきかを自律的に選び得る。
[0052]本開示の態様は、最初に、ワイヤレス通信システムのコンテキストにおいて説明される。次いで、特定の測定ギャップ構成について特定の例が説明される。本開示のこれらおよび他の態様は、さらに、キャリアアグリゲーションにおける測定ギャップに関係する装置図、システム図、およびフローチャートによって示され、それらを参照しながら説明される。
[0053]図1は、本開示の様々な態様による、ワイヤレス通信システム100の一例を示す。ワイヤレス通信システム100は、基地局105と、UE115と、コアネットワーク130とを含む。いくつかの例では、ワイヤレス通信システム100はロングタームエボリューション(LTE)/LTEアドバンスト(LTE−a)ネットワークであり得る。ワイヤレス通信システム100は、UE115が、別の受信機を用いてネイバリング周波数帯域を測定しながら、いくつかのCCを監視し続け得る測定ギャップパターンでUE115が構成されたシステムの一例を示し得る。
[0054]基地局105は、1つまたは複数の基地局アンテナを介して、UE115とワイヤレスに通信し得る。各基地局105は、それぞれの地理的カバレージエリア110に通信カバレージを与え得る。ワイヤレス通信システム100に示されている通信リンク125は、UE115から基地局105へのアップリンク(UL)送信、または基地局105からUE115へのダウンリンク(DL)送信を含み得る。UE115は、ワイヤレス通信システム100全体にわたって分散され得、各UE115は固定または移動であり得る。UE115は、移動局、加入者局、リモートユニット、ワイヤレスデバイス、アクセス端末、ハンドセット、ユーザエージェント、クライアント、または何らかの他の好適な用語で呼ばれることもある。UE115はまた、セルラーフォン、ワイヤレスモデム、ハンドヘルドデバイス、パーソナルコンピュータ、タブレット、パーソナル電子デバイス、マシンタイプ通信(MTC)デバイスなどであり得る。
[0055]基地局105は、コアネットワーク130および互いと通信し得る。たとえば、基地局105は、バックホールリンク132(たとえば、S1など)を通してコアネットワーク130とインターフェースし得る。基地局105は、直接または間接的にのいずれかで(たとえば、コアネットワーク130を通して)バックホールリンク134(たとえば、X2など)を介して互いと通信し得る。基地局105は、UE115との通信のための無線構成およびスケジューリングを実行し得るか、または基地局コントローラ(図示せず)の制御下で動作し得る。いくつかの例では、基地局105は、マクロセル、スモールセル、ホットスポットなどであり得る。基地局105はeノードB(eNB)105と呼ばれることもある。
[0056]通信リンク125は、キャリアに編成された1つまたは複数の周波数範囲を含み得る。キャリアは、CC、レイヤ、チャネルなどと呼ばれることもある。「コンポーネントキャリア」という用語は、キャリアアグリゲーション(CA)動作においてUEによって利用される複数のキャリアの各々を指すことがあり、システム帯域幅の他の部分とは別個であり得る。たとえば、コンポーネントキャリアは、独立して、または他のコンポーネントキャリアと組み合わせて利用されることが可能である比較的狭い帯域幅のキャリアであり得る。各コンポーネントキャリアは、LTE規格のリリース8またはリリース9に基づく分離キャリアと同じ能力を与え得る。複数のコンポーネントキャリアは、いくつかのUE115に、より大きい帯域幅と、たとえば、より高いデータレートとを与えるために、アグリゲートされるか、またはコンカレントに利用され得る。したがって、個々のコンポーネントキャリアは、レガシーUE115(たとえば、LTEリリース8またはリリース9を実装するUE115)との後方互換性があることがあるが、他のUE115(たとえば、リリース8/9後のLTEバージョンを実装するUE115)は、マルチキャリアモードにおいて複数のコンポーネントキャリアで構成され得る。ダウンリンク(DL)のために使用されるキャリアはDL CCと呼ばれることがあり、アップリンク(UL)のために使用されるキャリアはUL CCと呼ばれることがある。UE115は、キャリアアグリゲーションのために、複数のDLコンポーネントキャリア(CC)と1つまたは複数のUL CCとで構成され得る。各キャリアは、制御情報(たとえば、基準信号、制御チャネルなど)、オーバーヘッド情報、データなどを送信するために使用され得る。UE115は、複数のキャリアを利用して単一の基地局105と通信し得、また、異なるキャリア上で同時に複数の基地局と通信し得る。
[0057]基地局105の各セルは、ULコンポーネントキャリア(CC)とDL CCとを含み得る。基地局105のための各サービングセルの地理的カバレージエリア110は異なり得る(たとえば、異なる周波数帯域上のCCは、異なる経路損失を経験し得る)。いくつかの例では、あるキャリアは、1次セル(PCell)によってサービスされ得る、UE115のための1次キャリアまたは1次コンポーネントキャリア(PCC)として指定される。1次セルは、UEごとに上位レイヤ(たとえば、無線リソース制御(RRC)など)によって半静的に構成され得る。物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)上で送信される、あるアップリンク制御情報(UCI)、たとえば、確認応答(ACK)/NACK、チャネル品質インジケータ(CQI)、およびスケジューリング情報は、1次セルによって搬送される。追加のキャリアは、2次セル(SCell)によってサービスされ得る、2次キャリア、または2次コンポーネントキャリア(SCC)として指定され得る。2次セルは、同様に、UEごとに半静的に構成され得る。いくつかの場合には、2次セルは、1次セルと同じ制御情報を含まないかまたはそれを送信するように構成されないことがある。他の場合には、1つまたは複数のSCellは、PUCCHを搬送するために指定され得、SCellは、関連するUL制御情報を搬送するためにどのCCが使用されるかに基づいてPUCCHグループに編成され得る。いくつかのワイヤレスネットワークは、多数のキャリア(たとえば、5つのキャリアから32個のキャリアの間)に基づく拡張CA動作、無認可スペクトル中の動作、または拡張CCの使用を利用し得る。
[0058]ワイヤレスネットワークにアクセスすることを試みるUE115は、基地局105からの1次同期信号(PSS)を検出することによって、初期セル探索を実行し得る。PSSは、スロットタイミングの同期を可能にし得、物理レイヤ識別情報値を示し得る。次いで、UE115は、2次同期信号(SSS)を受信し得る。SSSは、無線フレーム同期を可能にし得、セル識別情報値を与え得、セル識別情報値は、セルを識別するために、物理レイヤ識別情報値と組み合わせられ得る。SSSはまた、複信モードおよびサイクリックプレフィックス長の検出を可能にし得る。時分割複信(TDD)システムなど、いくつかのシステムは、SSSを送信するが、PSSを送信しないことがある。PSSとSSSの両方が、それぞれ、キャリアの中心の62個と72個のサブキャリア中にあり得る。PSSとSSSとを受信した後に、UE115は、物理ブロードキャストチャネル(PBCH)中で送信され得る、マスタ情報ブロック(MIB)を受信し得る。MIBは、システム帯域幅情報と、システムフレーム番号(SFN)と、物理ハイブリッド自動再送要求(HARQ)インジケータチャネル(PHICH)構成とを含み得る。MIBを復号した後に、UE115は、1つまたは複数のシステム情報ブロック(SIB)を受信し得る。たとえば、SIB1は、セルアクセスパラメータと他のSIBのためのスケジューリング情報とを含み得る。SIB1を復号することは、UE115がSIB2を受信することを可能にし得る。SIB2は、ランダムアクセスチャネル(RACH)プロシージャと、ページングと、PUCCHと、物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)と、電力制御と、サウンディング基準信号(SRS)と、セル禁止とに関係するRRC構成情報を含み得る。
[0059]いくつかの場合には、UE115は、ターゲット周波数帯域上で測定を行うために1つまたは複数のCCの通信を中断し得る。すなわち、測定ギャップは、(現在のサービングセルとは異なる無線アクセス技術(RAT)を使用する基地局105を含む)ネイバー基地局105の異なる周波数を測定するために導入され得る。いくつかの場合には、ネイバリング周波数間セルがサービングセルよりも良好な信号を有するとき、UE115は、ギャップ中に基準信号受信電力(RSRP)を測定し、測定報告中で現在のセルに通知することになる。このギャップ中に、UE115は、測定ギャップで構成されたセルを介して通信しないことがある。基地局105は、ダウンリンクまたはアップリンクスケジューリングが生じないUE115のスケジューリングにおける測定ギャップ構成を与え得る。ギャップは、周波数を変更し、測定を行い、アクティブチャネルに切り替えるのに十分な時間をUE115に与え得る。いくつかの場合には、ギャップはいくつかの(たとえば、5つまたは6つの)サブフレームであり得るが、他の場合には、ギャップは、低減された時間期間であり得る。いくつかの場合には、測定ギャップは、UE115の間欠受信(スリープ)間隔と協調される。いくつかの場合には、異なるコンポーネントキャリアは、別個の測定ギャップ構成で構成され得る(たとえば、UE115は、測定を実行するために別の受信機を利用しながら、ある受信機を用いてCCを監視し続け得る)。
[0060]いくつかの場合には、基地局105は、測定報告構成をRRC構成の一部としてUE115に与え得る。測定報告構成は、UE115がどのネイバーセルおよび周波数を測定すべきかに関係するパラメータ、測定報告を送るための基準、測定報告の送信のための間隔(すなわち、測定ギャップ)、ならびに他の関係情報を含み得る。いくつかの場合には、測定報告は、サービングセルまたはネイバーセルのチャネル状態に関係するイベントによってトリガされ得る。たとえば、LTEシステムでは、サービングセルがしきい値よりも良好になったとき、第1の報告(A1)がトリガされ、サービングセルがしきい値よりも不良になったとき、第2の報告(A2)がトリガされ、ネイバーセルが1次サービングセルよりもオフセット値だけ良好になったとき、第3の報告(A3)がトリガされ、ネイバーセルがしきい値よりも良好になったとき、第4の報告(A4)がトリガされ、1次サービングセルがしきい値よりも不良になり、同時にネイバーセルが別の(たとえば、より高い)しきい値よりも良好であるとき、第5の報告(A5)がトリガされ、ネイバーセルが2次サービングセルよりもオフセット値だけ良好になったとき、第6の報告(A6)がトリガされ、異なるRATを使用するネイバーがしきい値よりも良好になったとき、第7の報告(B1)がトリガされ、1次サービングセルがしきい値よりも不良になり、RAT間ネイバーが別のしきい値よりも良好になったとき、第8の報告(B2)がトリガされ得る。いくつかの場合には、UE115は、報告を送ることの前にトリガ条件が持続することを検証するために、トリガ時間(TTT:time-to-trigger)として知られる時間間隔の間待ち得る。他の報告は、トリガ条件に基づくのではなく、周期的に送られ得る(たとえば、2秒ごとに、UE115はトランスポートブロックエラーレートのインジケーションを送信し得る)。そのような測定報告構成は単一のギャップ長に限定され得、すべてのCC上の通信は、UEがギャップ駆動型(gap-driven)ネイバーセル測定を実行するとき、中断され得る。
[0061]LTEシステムは、DL上では直交周波数分割多元接続(OFDMA)を利用し、UL上ではシングルキャリア周波数分割多元接続(SC−FDMA)を利用し得る。OFDMAおよびSC−FDMAは、システム帯域幅を、一般にトーンまたはビンとも呼ばれる複数(K個)の直交サブキャリアに区分する。各サブキャリアはデータで変調され得る。隣接するサブキャリア間の間隔は固定であり得、サブキャリアの総数(K)はシステム帯域幅に依存し得る。たとえば、Kは、それぞれ、1.4、3、5、10、15、または20メガヘルツ(MHz)の(ガードバンドをもつ)対応するシステム帯域幅に対して、15キロヘルツ(KHz)のサブキャリア間隔の場合、72、180、300、600、900、または1200に等しくなり得る。システム帯域幅はまた、サブバンドに区分され得る。たとえば、サブバンドは1.08MHzをカバーし得、1つ、2つ、4つ、8つまたは16個のサブバンドがあり得る。キャリアアグリゲーションでは、UE115は、複数の連続または不連続キャリアを使用して通信し得る。したがって、いくつかの場合には、周波数帯域は複数のキャリアを含み得、他の場合には、周波数帯域は単一のキャリアを含み得る。
[0062]HARQは、データがワイヤレス通信リンク125上で正確に受信されることを保証する方法であり得る。HARQは、(たとえば、巡回冗長検査(CRC)を使用する)誤り検出と、前方誤り訂正(FEC)と、再送信(たとえば、自動再送要求(ARQ))との組合せを含み得る。HARQは、不良な無線状態(たとえば、信号対雑音状態)において媒体アクセス制御(MAC)レイヤにおけるスループットを改善し得る。インクリメンタル冗長HARQでは、不正確に受信されたデータは、データを正常に復号することの全体的尤度を改善するために、バッファに記憶され、後続の送信と組み合わせられ得る。いくつかの場合には、冗長ビットが、送信より前に各メッセージに追加される。これは、不良な状態において特に有用であり得る。他の場合には、冗長ビットは、各送信に追加されないが、元のメッセージの送信機が、情報を復号する試みの失敗を示す否定確認応答(NACK)を受信した後に再送信される。送信、応答および再送信の連鎖は、HARQプロセスと呼ばれることがある。いくつかの場合には、所与の通信リンク125のために、限られた数のHARQプロセスが使用され得る。
[0063]基地局105は、チャネルを効率的に構成およびスケジュールするためにUE115からチャネル状態情報を収集し得る。この情報は、チャネル状態報告の形態でUE115から送られ得る。チャネル状態報告は、(たとえば、UE115のアンテナポートに基づいて)DL送信のために使用されるべきレイヤの数を要求するランクインジケータ(RI:rank indicator)と、(レイヤの数に基づいて)どのプリコーダ行列が使用されるべきであるかについての選好(preference)を示すプリコーディング行列インジケータ(PMI:precoding matrix indicator)と、使用され得る最高の変調およびコーディング方式(MCS)を表すチャネル品質インジケータ(CQI)とを含み得る。CQIは、セル固有基準信号(CRS)またはチャネル状態情報基準信号(CSI−RS)などの所定のパイロットシンボルを受信した後にUE115によって計算され得る。RIおよびPMIは、UE115が空間多重化をサポートしない(またはサポート空間モードにない)場合、除外され得る。報告中に含まれる情報のタイプは報告タイプを決定する。チャネル状態報告は、周期的または非周期的であり得る。すなわち、基地局105は、一定の間隔で周期的報告を送るようにUE115を構成し得、必要に応じて追加の報告をも要求し得る。非周期的報告は、セル帯域幅全体にわたるチャネル品質を示す広帯域報告、最良のサブバンドのサブセットを示すUE選択報告、または報告されるサブバンドが基地局105によって選択される構成報告を含み得る。いくつかの場合には、HARQフィードバックおよびCSI報告は、別のCCが測定ギャップによって中断される間に(たとえば、異なる受信機が異なるCC上で測定を行う間に)あるCC上で送信され得る。
[0064]いくつかの場合には、ワイヤレス通信システム100は、1つまたは複数の拡張コンポーネントキャリア(eCC)を利用し得る。拡張コンポーネントキャリア(eCC)は、フレキシブル帯域幅、異なる送信時間間隔(TTI)、および変更された制御チャネル構成を含む、1つまたは複数の特徴によって特徴づけられ得る。いくつかの場合には、eCCは、(たとえば、複数のサービングセルが準最適バックホールリンクを有するとき)CA構成またはデュアル接続性構成に関連付けられ得る。eCCはまた、(たとえば、2つ以上の事業者が、スペクトルを使用することを認可された場合)無認可スペクトルまたは共有スペクトルにおいて使用するために構成され得る。フレキシブル帯域幅によって特徴づけられるeCCは、全帯域幅を監視することが可能でないか、または(たとえば、電力を節約するために)限られた帯域幅を使用することを選好するUE115によって利用され得る1つまたは複数のセグメントを含み得る。
[0065]いくつかの場合には、eCCは、他のCCとは異なるTTI長を利用し得、これは、他のCCのTTIと比較して低減されたまたは可変のシンボル持続時間の使用を含み得る。いくつかの場合には、シンボル持続時間は同じままであり得るが、各シンボルは別個のTTIを表し得る。いくつかの例では、eCCは、異なるTTI長に関連付けられた複数の階層レイヤを含み得る。たとえば、ある階層レイヤにおけるTTIは均一な1msサブフレームに対応し得るが、第2のレイヤでは、可変長TTIは短い持続時間シンボル期間のバーストに対応し得る。いくつかの場合には、より短いシンボル持続時間も、増加したサブキャリア間隔に関連付けられ得る。低減されたTTI長とともに、eCCは動的TDD動作を利用し得る(すなわち、eCCは、動的条件に従って短いバーストのためにDL動作からUL動作に切り替わり得る)。
[0066]フレキシブル帯域幅および可変TTIが変更制御チャネル構成に関連付けられ得る(たとえば、eCCは、DL制御情報のための拡張物理ダウンリンク制御チャネル(ePDCCH)を利用し得る)。たとえば、eCCの1つまたは複数の制御チャネルは、フレキシブル帯域幅使用に適応するために周波数分割多重化(FDM)スケジューリングを利用し得る。他の制御チャネル変更は、(たとえば、発展型マルチメディアブロードキャストマルチキャストサービス(eMBMS)スケジューリングのための、または可変長ULおよびDLバーストの長さを示すための)追加の制御チャネルの使用、あるいは異なる間隔で送信される制御チャネルの使用を含む。eCCは、変更されたまたは追加のHARQ関連制御情報をも含み得る。
[0067]したがって、UE115は、CCのセットを監視しながらネイバリング周波数帯域を測定するために、受信機のセットの能力に基づく帯域固有測定ギャップインジケーションをシグナリングし得る。UE115は、帯域固有測定ギャップインジケーションに基づいてターゲット周波数帯域のうちの1つまたは複数に関連付けられた第1のCCのための測定ギャップ構成を受信し得る。UE115は、次いで、測定ギャップ構成に従ってターゲット周波数帯域のうちの1つまたは複数上で測定を実行し得るが、依然として、(たとえば、異なる受信機を使用して)ダウンリンクメッセージを受信し、第1のCCのために構成されたギャップ中に第2のCCに関連付けられたアップリンク制御メッセージを送信し得る。いくつかの例では、測定ギャップ構成メッセージは構成オプションのセットを含み、UE115は、利用可能なオプションのセットから第1のCCのための測定ギャップ構成を選択し得る。他の例では、測定ギャップ構成メッセージは、測定ギャップ中に第1のCC上で測定を実行しないようにとのインジケーションを含み得る。
[0068]図2は、本開示の様々な態様による、キャリアアグリゲーションにおける測定ギャップのためのワイヤレス通信サブシステム200の一例を示す。ワイヤレス通信サブシステム200は、図1を参照しながら説明されたUE115と基地局105との例であり得る、UE115−aと、基地局105−aおよび105−bとを含み得る。UE115−aは、第1の受信機205−aと第2の受信機205−bとを使用して、複数のCC210上で基地局105−aと通信し得る。UE115−aは、別の受信機を使用して基地局105−aの1つまたは複数のセルを監視し続けながら、ある受信機を使用して1つまたは複数の構成された測定ギャップ中に基地局105−bの1つまたは複数セルの測定を実行し得る。いくつかの場合には、UE115−aはまた、測定ギャップ中に基地局105−aの異なるセル上で測定を実行し得る。
[0069]セル発見、信号強度測定などのアクションを支援し得る同期信号が、基地局105−aおよび105−bによって送信され得る。これらの同期信号は、一定の間隔で繰り返すように設計され得る。たとえば、同期信号は、5番目のサブフレームごとに(または長さ1msをもつサブフレームの場合、5msごとに)繰り返し得る。
[0070]UE115−aが接続性を維持するために、UE115−aは、異なるセルを監視するために異なる周波数に切り替え得る。UE115−aは、次いで、異なる周波数上で(たとえば、セルを発見するか、または信号強度を測定するために)測定を実行し得る。この目的で、UEは、サービングセルを監視することを停止し、測定ギャップを使用して別の周波数に再同調し得る。
[0071]UE115−aはキャリアアグリゲーション(CA)が可能であり得、UE115−aが複数の周波数を同時に監視することを可能にし得る複数の受信機を有し得る。いくつかの場合には、測定ギャップは、すべてのアグリゲートされたキャリアについて共通であり、すなわち、すべてのキャリアについて同時に生じ、コンポーネントキャリア(CC)ごとに独立して構成されないことがある。たとえば、UE115−aは、基地局105−bを監視するために1つの受信機のみを必要とし得るが、すべての他の受信機は中断され得る。
[0072]したがって、ネットワークは、測定ギャップを各CC上で独立して構成することが可能であり得る(すなわち、ギャップは、全体的構成が、複数のCCを伴う優先度付けに基づく場合でも、異なるCCについて異なり得る)。たとえば、UE能力に基づいて、ネットワークは、他のCCのためのギャップをスケジュールすることを控えながら、その上で測定ギャップを構成すべき1つまたは複数の最適なCCを選ぶことができる。これは、中断されるキャリアの数を低減し得、より高いスループットまたはスケジューリングフレキシビリティを達成するために、ネットワークが無中断キャリアを使用することを可能にし得る。さらに、ネットワークは、個々のCCのために異なるギャップパターンを選定することができる。これは、たとえば、中断時間(すなわち、低減されたスケジューリング機会)に関して、アグリゲートされたキャリアに対する異なる影響を有し得る。たとえば、シーケンスが、6msギャップと、後続の34msサービングセル監視とからなることができる(6−34−6−34)か、または別の例では、1msギャップ、4msサービングセル監視、1msギャップ、34msサービングセル監視(1−4−1−34)シーケンスが使用され得る。測定ギャップパターンの別の例では、測定ギャップはダウンリンク(DL)チャネル上でのみ生じ得るが、アップリンク(UL)チャネルは無中断のままである。
[0073]本方法の1つの可能な実装形態は、CAモードにある間にどの受信機がどの周波数帯域を測定することができるかをUE115−aがネットワークにシグナリングすることを伴うことができる。いくつかの場合には、UE115−aは、CA構成のCCを監視するためにそれの受信機の各々を利用し得る。同様に、UE115−aは、UE115−aが非サービング帯域を測定しているとき、CA帯域組合せのどの帯域がギャップまたは中断を必要とするかをシグナリングし得る。
[0074]表1は、可能な例を示す。帯域A+帯域B+帯域Cを用いたCA構成にあるとき、UE115−aは、帯域Aの受信機を用いて帯域Dおよび帯域E上で測定を実行し、帯域Bの受信機を用いて帯域F上で測定を実行し、帯域Cの受信機を用いて帯域G上で測定を実行することができる。これを可能にする1つの可能な方法は、それが、各受信機に関連付けられた測定をその上で実行することができる、帯域のビットマップを使用することであろう。
[0075]この例では、1ビットは、それぞれの受信機が異なる周波数上で測定を実行した場合、帯域が中断されることになることをシグナリングする。たとえば、帯域Eの測定が必要とされる場合、帯域A受信機のみが、そのような測定を行うことが可能であり、それは、帯域A、B、およびCの中断を必要とすることになる。いくつかの場合には、ビットマップは、2つ以上のCCを備える周波数帯域を参照し得る。他の場合には、ビットマップは特定のCCを別々に参照し得る。
[0076]UE115−aがサポートする各帯域組合せについて同様のテーブルがネットワークにシグナリングされ得る。いくつかの場合には、送信される情報のサイズは大きくなることがあり、送信される情報の量を低減することが有益であり得る。この低減は複数の形式で行われ得る。1つの可能な例では、UE115−aは、あらゆる帯域をサポートする2つの独立した受信機を有し得る。ここで、UE115−aが帯域組合せごとにサポートする各帯域についてのビットマップをシグナリングする代わりに、UE115−aは、測定のために中断され得る、帯域組合せ中のどの1つまたは複数の帯域かを示し得る。別の可能な例では、CA能力シグナリング自体が、どの帯域が中断を有する必要があるかを暗示するために使用され得る。1つの可能なシナリオでは、UE115−aが帯域1と帯域2とをサポートし、それが、UE115−aが帯域4を測定するためにギャップを必要としないことを示す場合、次いで、UE115−aが帯域1+帯域2+帯域3をサポートし、UE115−aが帯域4を測定するためにギャップを必要とすることを示す場合、基地局105−aは、UE115−aが、帯域1+帯域2+帯域3で構成されたとき、帯域4の測定のために帯域3上でのみギャップを必要とすることになることを推論することができる。
[0077]いくつかの場合には、UE115−aは、異なるギャップパターンをサポートし得る。この場合、UEは、帯域のどの組合せがどのギャップパターンをサポートすることができるかをネットワークにシグナリングし得る。これは、各ギャップタイプについて別々に情報を送ることによって、または各々がギャップタイプまたはギャップの組合せに対応する、複数の値を有するようにビットマップを拡張することによって行われ得る。
[0078]UE115−aから受信された情報に基づいて、基地局105−aは、UE115−aが測定のためにどの受信機を使用すべきであるかを選び得、CCのサブセットのための測定ギャップを構成し得る。いくつかの場合には、UE115−aが非サービング周波数の測定のための複数のギャップパターンをサポートする場合、基地局105−aは、アグリゲートされたキャリアに対する最小影響をもつキャリアを選び得る。ネットワークはまた、ULまたはUL制御情報、たとえば、確認応答フィードバックまたはチャネル状態情報(CSI)、に対する最小影響を有するCC上で測定ギャップを構成し得る。
[0079]本開示によれば、UE115−aは、どの受信機がどの周波数帯域上で測定を実行するために使用され得るかに関係するネットワーク能力をシグナリングし得る。このシグナリングは、別々に各CA組合せについてのものであり得、UEによってサポートされる複数のギャップパターンを含み得、UEによってサポートされる帯域に対応するビットマップを使用して行われ得る。
[0080]基地局105−aは、UE115−a能力に基づいて測定ギャップを構成し得る。たとえば、基地局105−aは、ギャップパターンがその上で最小中断を引き起こすCCを選び得る。または、基地局105−aは、ULへの影響に基づいて構成を選定し得る。たとえば、基地局105−aは、(その上にギャップがないCCについての基地局105−aへのULフィードバックに対する影響を最小限に抑え得る)構成されたULを有しないCCを選び得るか、基地局105−aは、構成されたULをもつが、その上にUL制御情報がないCCを選び得るか、または基地局105−aは(UL制御情報がその上で送られるCCにとって重要であり得る)UL接続性を維持するパターンを選び得る。別の場合には、基地局105−aは、より不良な受信状態を有するCC、たとえば、UE115−aから見たより低いSINRをもつCC、またはより高い負荷をもつCCを選び得る)。
[0081]いくつかの場合には、基地局は、UE115−aの能力に基づいて測定ギャップを構成し得、UE115−aは、どの測定ギャップパターンを使用すべきかを選び得る。選定は、いくつかの所定の優先度に基づき得る。たとえば、UE115−aは、より少ない中断を有する測定ギャップ構成を選定し得る。
[0082]基地局105−aは、制御情報に対する影響が最小限に抑えられ得るようにUL構成を変更し得る。たとえば、基地局105−aは、ULを、その上にギャップがない異なるCCに切り替え得る。ここで、制御情報は、制御情報をもつCC上でULが利用可能でない測定ギャップ中に異なるUL上で送られ得る。また、UE115−aは、制御情報のために使用されるデフォルトCCが利用可能でない場合、どのULチャネルに制御データを送るべきかを自律的に選び得る。
[0083]図3は、本開示の様々な態様による、キャリアアグリゲーションにおける測定ギャップのための測定ギャップ構成300の一例を示す。測定ギャップ構成300は、図1〜図2を参照しながら説明されたUE115と基地局105との例であり得る、基地局105によってサービスされるUE115のための測定ギャップ構成を表し得る。測定ギャップ構成300は、2つのサービングセルと2つの受信機とをもち、アクティブにされたCCのうちの1つを監視するように構成された受信機を用いて第3のセルを監視するための構成をもつ例を表す。しかしながら、3つ以上のCCおよび受信機と、監視されるべき2つ以上のネイバーセルとを伴う異なる構成が可能である。
[0084]いくつかの場合には、複数の受信機(たとえば、第1の受信機および第2の受信機プラス追加の受信機)は、それぞれ、少なくとも1つのCCを監視することに関与する。これのために、または受信機の周波数限界により、UE115は、少なくとも1つのCC上の通信を途絶させることなしに測定を実行するために利用可能な空いている受信機(すなわち、CCを監視するように構成されない受信機)を有しないことがある。しかしながら、本開示によれば、すべてのCCについて測定ギャップを構成することなしに測定を実行するために、測定ギャップは、受信機のうちの少なくとも1つが、UE115がそれの関連するCCから離調することを可能にするように構成され得る。
[0085]時間期間305は、第1の受信機が周波数帯域(帯域1)上でそれのサービングセルを監視するときを表し得る。測定ギャップ310−a、310−b、および310−cは、第2の受信機が第2の周波数帯域(帯域2)上でそれのサービングセルをもはや監視しないときを表し得る。代わりに、時間期間311−a、311−bおよび311−cが表し得るように、第2の受信機は第3の周波数帯域(帯域3)上で非サービングセルを監視し得る。たとえば、UE115が接続性を維持するために、UE115は、異なるサービングセルを監視するために、たとえば、異なる周波数上でカバレージが異なる場所で、または負荷分散する目的で、異なる周波数に切り替え得る。UE115は、異なる周波数上で(たとえば、セルを発見するか、または信号強度を測定するために)測定を実行し得る。この目的で、UE115は、少なくとも1つのサービングセルを監視することを停止し、測定ギャップを使用することによって別の周波数に再同調し得る。
[0086]時間期間315−a、315−b、および315−cは、第2の受信機がそれの周波数帯域(帯域2)上でそれのサービングセルを監視することに戻るときを表し得る。たとえば、UE115が帯域3上の同期信号を非サービングセルと交換した後、UE115は、帯域2上でそれのサービングセルを監視することに戻り得る。
[0087]したがって、第1の受信機による帯域1の監視(時間期間305)は、測定ギャップ構成に従って帯域を切り替える第2の受信機によって中断されないことがある。これは、たとえば、中断されるキャリアの数を低減し得、(受信機のすべてが少なくとも1つのCCを監視するように構成された場合でも)より高いスループットまたはスケジューリングフレキシビリティを達成するために、ネットワークが無中断キャリアを使用することを可能にし得る。
[0088]第1の受信機の中断なしに第3の周波数帯域を監視するための第2の受信機の使用、ならびに測定ギャップ310−a、311−a、および315−aの長さは、測定ギャップ構成によって表され得る。いくつかの場合には、ネットワークは、個々のCCのために異なるギャップパターンを選定することができる。これは、たとえば、中断時間(すなわち、低減されたスケジューリング機会)に関して、アグリゲートされたキャリアに対する異なる影響を有し得る。たとえば、シーケンスは、6msギャップと、後続の34msサービングセル監視とからなることができる(6−34−6−34)。別の例では、1msギャップの後に、4msサービングセル監視と、1msギャップと、34msサービングセル監視とが続き得る(1−4−1−34)。測定ギャップパターンの別の例では、測定ギャップはDLチャネル上でのみ生じ得るが、ULチャネルは無中断のままである。いくつかの例では、異なるCC(したがって、異なる受信機)のために異なる測定ギャップパターンが使用され得る。
[0089]図4は、本開示の様々な態様による、キャリアアグリゲーションにおける測定ギャップのためのプロセスフロー400の一例を示す。プロセスフロー400は、図1〜図2を参照しながら説明されたUE115と基地局105との例であり得る、UE115−bと、基地局105−cおよび105−dとを含み得る。
[0090]405において、UE115−bと基地局105−bとは、複数の受信機が異なる周波数帯域を監視するCA構成を確立し得る。410において、UE115−bは帯域固有測定ギャップインジケーションを基地局105−cにシグナリングし得る。たとえば、UE115−bは、CA構成の複数のCCを監視しながら1つまたは複数のターゲット周波数帯域を測定するための、複数の受信機の能力に少なくとも部分的に基づく帯域固有測定ギャップインジケーションをシグナリングし得る。いくつかの例では、帯域固有測定ギャップインジケーションは、1つまたは複数のターゲット周波数帯域の各々を測定することに関連付けられた複数のCCのサブセットのインジケーションを備える。いくつかの例では、帯域固有測定ギャップインジケーションは、複数のCCの各々を、1つまたは複数のターゲット周波数帯域上の測定ギャップに関連付けるビットマップを備える。いくつかの場合には、UE115−bは、CA構成とともに使用するために利用可能な1つまたは複数の測定ギャップパターンをシグナリングし得る。いくつかの例では、帯域固有測定ギャップインジケーションは、複数のCA受信機構成に対応する複数のサポートされる周波数帯域測定ギャップ関連付けを備える。
[0091]415において、UE115−bは、基地局105−cから測定ギャップ構成メッセージを受信し得る。たとえば、UE115−bは、測定ギャップ構成が帯域固有測定ギャップインジケーションに基づき得るように、複数のターゲット周波数帯域に関連付けられたCCのセットのうちの第1のCCのための測定ギャップ構成を含む測定ギャップ構成メッセージを受信し得る。いくつかの例では、測定ギャップ構成メッセージは、少なくとも1つの第1のCCのための測定ギャップ構成の少なくとも1つのギャップ中に複数のCCのうちの少なくとも1つの第2のCCを監視するようにとのインジケーションを備える。いくつかの場合には、UE115−bは、少なくとも1つのギャップ中に、第2のCCに関連付けられたアップリンク制御メッセージを送信し得る。いくつかの場合には、測定ギャップ構成メッセージは複数の測定ギャップ構成オプションを備える。他の場合には、測定ギャップ構成メッセージは、測定ギャップ中に少なくとも1つの第1のCC上で測定を実行しないようにとのインジケーションを含み得る。
[0092]420において、UE115−bは、受信された測定ギャップ構成メッセージから測定ギャップ構成を選択し得る。たとえば、UE115−bは、複数の測定ギャップ構成オプションから少なくとも1つの第1のCCのための測定ギャップ構成を選択し得る。いくつかの例では、測定ギャップ構成は、複数のCCを監視することの途絶を最小限に抑えること、UL送信の途絶を最小限に抑えること、またはその両方に少なくとも部分的に基づいて選択される。いくつかの例では、帯域固有測定ギャップインジケーションは、1つまたは複数のターゲット周波数帯域の組合せを測定するための、複数の受信機の各々の能力に少なくとも部分的に基づく別個のインジケーションを備える。
[0093]425において、UE115−bは、測定ギャップ構成に従って(たとえば、基地局105−dの)ターゲット周波数帯域のうちの1つまたは複数上で測定を実行し得る。たとえば、426において、第1の受信機は、基地局105−cを監視し続けるが、427において、第2の受信機は、基地局105−cを監視することから基地局105−dを監視することに切り替える。430において、第2の受信機が基地局105−dから基地局105−cに切り替えるとき、第1の受信機は基地局105−cを監視し続ける。
[0094]いくつかの場合には、UE115−bは、CA構成において、UL制御チャネルをもつ少なくとも1つの第1のCCが測定ギャップ中に利用不可能であると決定し得る。UE115−bは、次いで、決定に少なくとも部分的に基づいて、測定ギャップ中に(制御チャネルで)第2のCC上でUL制御情報を送信し得る。UE115−bは、UL制御情報が自律選択に基づいて送信され得るように第2のCCを自律的に選択し得る。いくつかの例では、第2のCCは、所定の優先度のセット、ネットワークシグナリング、UEのRFアーキテクチャ、またはそれらの組合せに少なくとも部分的に基づいて自律的に選択される。UE115−bは、少なくとも1つの第1のCCが利用不可能であると決定することが、測定ギャップ構成に少なくとも部分的に基づくように、測定ギャップ構成を受信し得る。いくつかの例では、UL制御情報は、チャネル状態フィードバック、HARQフィードバック、またはその両方を備える。
[0095]図5は、本開示の様々な態様による、キャリアアグリゲーションにおける測定ギャップのために構成されたワイヤレスデバイス500のブロック図を示す。ワイヤレスデバイス500は、図1〜図4を参照しながら説明されたUE115の態様の一例であり得る。ワイヤレスデバイス500は、複数の受信機506および507をもつ受信機、測定ギャップマネージャ510、または送信機515を含み得る。ワイヤレスデバイス500はプロセッサをも含み得る。これらの構成要素の各々は互いと通信していることがある。
[0096]受信機505は、パケット、ユーザデータ、または様々な情報チャネルに関連付けられた制御情報(たとえば、制御チャネル、データチャネル、およびキャリアアグリゲーションにおける測定ギャップに関係する情報など)などの情報を受信し得る。情報は、測定ギャップマネージャ510に、およびワイヤレスデバイス500の他の構成要素に受け渡され得る。
[0097]測定ギャップマネージャ510は、CA構成の複数のCCを監視しながら1つまたは複数のターゲット周波数帯域を測定するための、複数の受信機の能力に少なくとも部分的に基づく帯域固有測定ギャップインジケーションをシグナリングし、測定ギャップ構成が帯域固有測定ギャップインジケーションに少なくとも部分的に基づくような、ターゲット周波数帯域のうちの少なくとも1つに関連付けられた複数のCCのうちの少なくとも1つの第1のCCのための測定ギャップ構成を備える測定ギャップ構成メッセージを受信し得る。いくつかの場合には、測定ギャップ構成メッセージは、少なくとも1つの第1のCCを監視することが、ターゲット周波数帯域のうちの少なくとも1つを測定するためにその間に中断され得る、1つまたは複数のギャップを与える。
[0098]送信機515は、ワイヤレスデバイス500の他の構成要素から受信された信号を送信し得る。いくつかの例では、送信機515は、トランシーバモジュール中で受信機505とコロケートされ得る。送信機515は単一のアンテナを含み得るか、またはそれは複数のアンテナを含み得る。
[0099]図6は、本開示の様々な態様による、キャリアアグリゲーションにおける測定ギャップのためのワイヤレスデバイス600のブロック図を示す。ワイヤレスデバイス600は、図1〜図5を参照しながら説明されたワイヤレスデバイス500またはUE115の態様の一例であり得る。ワイヤレスデバイス600は、受信機505−a、測定ギャップマネージャ510−a、および/または送信機515−aを含み得る。ワイヤレスデバイス600はプロセッサをも含み得る。これらの構成要素の各々は互いと通信していることがある。測定ギャップマネージャ510−aはまた、測定能力メッセージングモジュール605とギャップ構成オプションモジュール610とを含み得る。
[0100]受信機505−aは、測定ギャップマネージャ510−aに、およびワイヤレスデバイス600の他の構成要素に受け渡され得る情報を受信し得る。測定ギャップマネージャ510−aは、図5を参照しながら説明された動作を実行し得る。送信機515−aは、ワイヤレスデバイス600の他の構成要素から受信された信号を送信し得る。
[0101]測定能力メッセージングモジュール605は、図2〜図4を参照しながら説明されたように、CA構成の複数のCCを監視しながら1つまたは複数のターゲット周波数帯域を測定するための、複数の受信機の能力に少なくとも部分的に基づく帯域固有測定ギャップインジケーションをシグナリングし得る。
[0102]ギャップ構成オプションモジュール610は、図2〜図4を参照しながら説明されたように、測定ギャップ構成が帯域固有測定ギャップインジケーションに少なくとも部分的に基づくような、ターゲット周波数帯域のうちの少なくとも1つに関連付けられた複数のCCのうちの少なくとも1つの第1のCCのための測定ギャップ構成を備える測定ギャップ構成メッセージを受信し得る。いくつかの場合には、測定ギャップ構成メッセージは、少なくとも1つの第1のCCを監視することが、ターゲット周波数帯域のうちの少なくとも1つを測定するためにその間に中断され得る、1つまたは複数のギャップを与える。いくつかの例では、測定ギャップ構成メッセージは、少なくとも1つの第1のCCのための測定ギャップ構成の少なくとも1つのギャップ中に複数のCCのうちの少なくとも1つの第2のCCを監視するようにとのインジケーションを備える。いくつかの例では、帯域固有測定ギャップインジケーションは、1つまたは複数のターゲット周波数帯域の各々を測定することに関連付けられた複数のCCのサブセットのインジケーションを備える。
[0103]ギャップ構成オプションモジュール610はまた、CA構成とともに使用するために利用可能な1つまたは複数の測定ギャップパターンをシグナリングし得る。いくつかの例では、帯域固有測定ギャップインジケーションは、複数のCA受信機構成に対応する複数のサポートされる周波数帯域測定ギャップ関連付けを備える。いくつかの例では、測定ギャップ構成メッセージは複数の測定ギャップ構成オプションを備える。いくつかの例では、帯域固有測定ギャップインジケーションは、1つまたは複数のターゲット周波数帯域の組合せを測定するための、複数の受信機の各々の能力に少なくとも部分的に基づく別個のインジケーションを備える。ギャップ構成オプションモジュール610はまた、少なくとも1つの第1のCCが利用不可能であると決定することが、測定ギャップ構成に少なくとも部分的に基づくように、測定ギャップ構成を受信し得る。
[0104]図7は、本開示の様々な態様による、キャリアアグリゲーションにおける測定ギャップのためのワイヤレスデバイス500またはワイヤレスデバイス600の構成要素であり得る、測定ギャップマネージャ510−bのブロック図700を示す。測定ギャップマネージャ510−bは、図5〜図6を参照しながら説明された測定ギャップマネージャ510の態様の一例であり得る。測定ギャップマネージャ510−bは、測定能力メッセージングモジュール605−aと、ギャップ構成オプションモジュール610−aとを含み得る。これらのモジュールの各々は、図6を参照しながら説明された機能を実行し得る。測定ギャップマネージャ510−bは、アップリンク制御メッセージングモジュール705と、ビットマップ関連付けモジュール710と、周波数帯域測定モジュール715と、測定ギャップ選択モジュール720と、アップリンクチャネル利用可能性モジュール725と、2次アップリンク制御メッセージングモジュール730と、2次アップリンク制御選択モジュール735とをも含み得る。
[0105]アップリンク制御メッセージングモジュール705は、図2〜図4を参照しながら説明されたように、少なくとも1つのギャップ中に第2のCCに関連付けられたアップリンク制御メッセージを送信し得る。
[0106]ビットマップ関連付けモジュール710は、複数のCCの各々を、1つまたは複数のターゲット周波数帯域上の測定ギャップに関連付けるビットマップを生成し得る。いくつかの場合には、帯域固有測定ギャップインジケーションは、図2〜図4を参照しながら説明されたように、ビットマップを含み得る。
[0107]周波数帯域測定モジュール715は、図2〜図4を参照しながら説明されたように、測定ギャップ構成に従ってターゲット周波数帯域のうちの1つまたは複数上で測定を実行し得る。
[0108]測定ギャップ選択モジュール720は、図2〜図4を参照しながら説明されたように、複数の測定ギャップ構成オプションから少なくとも1つの第1のCCのための測定ギャップ構成を選択し得る。いくつかの例では、測定ギャップ構成は、複数のCCを監視することの途絶を最小限に抑えること、UL送信の途絶を最小限に抑えること、またはその両方に少なくとも部分的に基づいて選択され得る。
[0109]アップリンクチャネル利用可能性モジュール725は、図2〜図4を参照しながら説明されたように、CA構成において、UL制御チャネルをもつ少なくとも1つの第1のCCが測定ギャップ中に利用不可能であると決定し得る。
[0110]2次アップリンク制御メッセージングモジュール730は、図2〜図4を参照しながら説明されたように、決定に少なくとも部分的に基づいて、測定ギャップ中に制御チャネルで第2のCC上でUL制御情報を送信し得る。いくつかの例では、UL制御情報は、チャネル状態フィードバック、HARQフィードバック、またはその両方を備える。
[0111]2次アップリンク制御選択モジュール735は、図2〜図4を参照しながら説明されたように、UL制御情報が自律選択に少なくとも部分的に基づいて送信されるように、第2のCCを自律的に選択し得る。いくつかの例では、第2のCCは、所定の優先度のセット、ネットワークシグナリング、UEのRFアーキテクチャ、またはそれらの組合せに少なくとも部分的に基づいて自律的に選択され得る。
[0112]図8は、本開示の様々な態様による、キャリアアグリゲーションにおける測定ギャップのために構成されたUE115を含むシステム800の図を示す。システム800は、図1、図2および図5〜図7を参照しながら説明されたワイヤレスデバイス500、ワイヤレスデバイス600、またはUE115の一例であり得る、UE115−cを含み得る。UE115−cは、図5〜図7を参照しながら説明された測定ギャップマネージャ510の一例であり得る、測定ギャップマネージャ810を含み得る。UE115−cはECCモジュール825をも含み得る。UE115−cは、通信を送信するための構成要素と通信を受信するための構成要素とを含む、双方向音声およびデータ通信のための構成要素をも含み得る。たとえば、UE115−cは、(たとえば、通信するかまたは測定を実行するかのいずれかのために)基地局105−eまたは基地局105−dと双方向に通信し得る。
[0113]ECCモジュール825は、図1を参照しながら説明されたように、多数のCC、低減されたまたは可変のTTI、あるいは変更制御チャネルを使用して通信を可能にし得る。
[0114]UE115−cは、プロセッサ805と、(ソフトウェアを含む)820メモリ815と、トランシーバ835と、1つまたは複数のアンテナ840とをも含み得、それらの各々は、(たとえば、バス845を介して)互いと直接または間接的に通信し得る。トランシーバ835は、上記で説明されたように、(1つまたは複数の)アンテナ840あるいはワイヤードリンクまたはワイヤレスリンクを介して、1つまたは複数のネットワークと双方向に通信し得る。たとえば、トランシーバ835は、基地局105または別のUE115と双方向に通信し得る。トランシーバ835は、パケットを変調し、変調されたパケットを送信のために(1つまたは複数の)アンテナ840に与え、(1つまたは複数の)アンテナ840から受信されたパケットを復調するためのモデムを含み得る。UE115−cは単一のアンテナ840を含み得るが、UE115−cはまた、複数のワイヤレス送信をコンカレントに送信または受信することが可能な複数のアンテナ840を有し得る。
[0115]メモリ815は、ランダムアクセスメモリ(RAM)と読取り専用メモリ(ROM)とを含み得る。メモリ815は、実行されたとき、プロセッサ805に本明細書で説明される様々な機能(たとえば、キャリアアグリゲーションにおける測定ギャップなど)を実行させる命令を含むコンピュータ可読、コンピュータ実行可能ソフトウェア/ファームウェアコード820を記憶し得る。代替的に、ソフトウェア/ファームウェアコード820は、プロセッサ805によって直接的に実行可能でないことがあるが、(たとえば、コンパイルされ実行されたとき)コンピュータに本明細書で説明される機能を実行させ得る。プロセッサ805は、インテリジェントハードウェアデバイス(たとえば、中央処理ユニット(CPU)、マイクロコントローラ、特定用途向け集積回路(ASIC)など)を含み得る。
[0116]図9は、本開示の様々な態様による、キャリアアグリゲーションにおける測定ギャップのために構成されたワイヤレスデバイス900のブロック図を示す。ワイヤレスデバイス900は、図1〜図8を参照しながら説明された基地局105の態様の一例であり得る。ワイヤレスデバイス900は、受信機905、基地局測定ギャップマネージャ910、および/または送信機915を含み得る。ワイヤレスデバイス900はプロセッサをも含み得る。これらの構成要素の各々は互いと通信していることがある。
[0117]受信機905は、パケット、ユーザデータ、または様々な情報チャネルに関連付けられた制御情報(たとえば、制御チャネル、データチャネル、およびキャリアアグリゲーションにおける測定ギャップに関係する情報など)などの情報を受信し得る。情報は、基地局測定ギャップマネージャ910に、およびワイヤレスデバイス900の他の構成要素に受け渡され得る。
[0118]基地局測定ギャップマネージャ910は、CA構成の複数のCCを監視しながら1つまたは複数のターゲット周波数帯域を測定するための、UEの複数の受信機の能力に少なくとも部分的に基づく帯域固有測定ギャップインジケーションを受信し、帯域固有測定ギャップインジケーションに少なくとも部分的に基づいて測定ギャップのためにUEを構成し得る。
[0119]送信機915は、ワイヤレスデバイス900の他の構成要素から受信された信号を送信し得る。いくつかの例では、送信機915は、トランシーバモジュール中で受信機905とコロケートされ得る。送信機915は単一のアンテナを含み得るか、またはそれは複数のアンテナを含み得る。
[0120]図10は、本開示の様々な態様による、キャリアアグリゲーションにおける測定ギャップのためのワイヤレスデバイス1000のブロック図を示す。ワイヤレスデバイス1000は、図1〜図9を参照しながら説明されたワイヤレスデバイス900または基地局105の態様の一例であり得る。ワイヤレスデバイス1000は、受信機905−a、基地局測定ギャップマネージャ910−a、および/または送信機915−aを含み得る。ワイヤレスデバイス1000はプロセッサをも含み得る。これらの構成要素の各々は互いと通信していることがある。基地局測定ギャップマネージャ910−aは、基地局(BS)ギャップ構成オプションモジュール1005と、UE構成モジュール1010と、BSアップリンクチャネル利用可能性モジュール1015と、BS2次アップリンク制御メッセージングモジュール1020とをも含み得る。
[0121]受信機905−aは、基地局測定ギャップマネージャ910−aに、およびワイヤレスデバイス1000の他の構成要素に受け渡され得る情報を受信し得る。基地局測定ギャップマネージャ910−aは、図9を参照しながら説明された動作を実行し得る。送信機915−aは、ワイヤレスデバイス1000の他の構成要素から受信された信号を送信し得る。
[0122]BSギャップ構成オプションモジュール1005は、図2〜図4を参照しながら説明されたように、CA構成の複数のCCを監視しながら1つまたは複数のターゲット周波数帯域を測定するための、UEの複数の受信機の能力に少なくとも部分的に基づく帯域固有測定ギャップインジケーションを受信し得る。
[0123]UE構成モジュール1010は、図2〜図4を参照しながら説明されたように、帯域固有測定ギャップインジケーションに少なくとも部分的に基づいて測定ギャップのためにUEを構成し得る。いくつかの例では、測定ギャップのためにUEを構成することは、測定ギャップパターン中の測定ギャップの長さに少なくとも部分的に基づいて、複数のパターンから測定ギャップパターンを選択することを備える。UE構成モジュール1010はまた、決定が測定ギャップ構成に少なくとも部分的に基づくように、測定ギャップのためにUEを構成し得る。
[0124]BSアップリンクチャネル利用可能性モジュール1015は、図2〜図4を参照しながら説明されたように、CA構成において、UEのために構成された測定ギャップに少なくとも部分的に基づいてUL制御チャネルをもつ少なくとも1つの第1のCCが利用不可能であると決定し得る。
[0125]BS2次アップリンク制御メッセージングモジュール1020は、図2〜図4を参照しながら説明されたように、決定に少なくとも部分的に基づいて、UEから、測定ギャップ中にUL制御チャネルで第2のCC上でUL制御情報を受信し得る。
[0126]図11は、本開示の様々な態様による、キャリアアグリゲーションにおける測定ギャップのためのワイヤレスデバイス900またはワイヤレスデバイス1000の構成要素であり得る、基地局測定ギャップマネージャ910−bのブロック図1100を示す。基地局測定ギャップマネージャ910−bは、図9〜図10を参照しながら説明された基地局測定ギャップマネージャ910の態様の一例であり得る。基地局測定ギャップマネージャ910−bは、BSギャップ構成オプションモジュール1005−aと、UE構成モジュール1010−aと、BSアップリンクチャネル利用可能性モジュール1015−aと、BS2次アップリンク制御メッセージングモジュール1020−aとを含み得る。これらのモジュールの各々は、図10を参照しながら説明された機能を実行し得る。基地局測定ギャップマネージャ910−bは、最少中断モジュール1105と、ULベースギャップ構成モジュール1110と、最少DL中断モジュール1115と、最低SINR構成モジュール1120と、BS2次アップリンク制御選択モジュール1125とをも含み得る。
[0127]最少中断モジュール1105は、図2〜図4を参照しながら説明されたように、測定ギャップが決定に少なくとも部分的に基づいて構成されるように、対応するUL構成についてのUL中断に少なくとも部分的に基づいて、複数のCCのための測定ギャップ構成を決定し得る。
[0128]ULベースギャップ構成モジュール1110は、図2〜図4を参照しながら説明されたように、対応するUL構成に少なくとも部分的に基づいて、複数のCCのための測定ギャップ構成を決定することが、対応するUL構成がUL制御チャネルを含み得るかどうかを決定すること、UL制御情報がUL制御チャネル上で送られ得るかどうかを決定すること、またはその両方を含み得るように構成され得る。
[0129]最少DL中断モジュール1115は、図2〜図4を参照しながら説明されたように、測定ギャップが決定に少なくとも部分的に基づいて構成されるように、複数のCC上のDL中断を最小限に抑えることに少なくとも部分的に基づいて、複数のCCのための測定ギャップ構成を決定し得る。
[0130]最低SINR構成モジュール1120は、図2〜図4を参照しながら説明されたように、測定ギャップが決定に少なくとも部分的に基づいて構成されるように、CA構成から、CA構成の複数のCCの間で最低SINRを有するCC、またはCA構成の他のCCよりも大きい負荷をもつCC、またはその両方を決定し得る。
[0131]BS2次アップリンク制御選択モジュール1125は、図2〜図4を参照しながら説明されたように、第2のCCがUEによって自律的に選択され得るように構成され得る。
[0132]図12は、本開示の様々な態様による、キャリアアグリゲーションにおける測定ギャップのために構成された基地局105を含むシステム1200の図を示す。システム1200は、図1、図2および図9〜図11を参照しながら説明されたワイヤレスデバイス900、ワイヤレスデバイス1000、または基地局105の一例であり得る、基地局105−gを含み得る。基地局105−gは、図9〜図11を参照しながら説明された基地局測定ギャップマネージャ910の一例であり得る、基地局測定ギャップマネージャ1210を含み得る。基地局105−gは、通信を送信するための構成要素と通信を受信するための構成要素とを含む、双方向音声およびデータ通信のための構成要素をも含み得る。たとえば、基地局105−gは、UE115−dまたはUE115−eと双方向に通信し得る。
[0133]いくつかの場合には、基地局105−gは1つまたは複数のワイヤードバックホールリンクを有し得る。基地局105−gは、コアネットワーク130へのワイヤードバックホールリンク(たとえば、S1インターフェースなど)を有し得る。基地局105−gはまた、基地局間バックホールリンク(たとえば、X2インターフェース)を介して、基地局105−hおよび基地局105−iなど、他の基地局105と通信し得る。基地局105の各々は、同じまたは異なるワイヤレス通信技術を使用してUE115と通信し得る。いくつかの場合には、基地局105−gは、基地局通信モジュール1225を利用して105hまたは105−iなどの他の基地局と通信し得る。いくつかの例では、基地局通信モジュール1225は、基地局105のうちのいくつかの間の通信を行うために、LTE/LTE−Aワイヤレス通信ネットワーク技術内のX2インターフェースを与え得る。いくつかの例では、基地局105−gは、コアネットワーク130を通して他の基地局と通信し得る。いくつかの場合には、基地局105−gは、ネットワーク通信モジュール1230を通してコアネットワーク130と通信し得る。
[0134]基地局105−gは、プロセッサ1205と、(ソフトウェア1220を含む)メモリ1215と、トランシーバ1235と、(1つまたは複数の)アンテナ1240とを含み得、それらの各々は、(たとえば、バスシステム1245を介して)互いと直接または間接的に通信していることがある。トランシーバ1235は、(1つまたは複数の)アンテナ1240を介して、マルチモードデバイスであり得るUE115と双方向に通信するように構成され得る。トランシーバ1235(または基地局105−gの他の構成要素)はまた、アンテナ1240を介して、1つまたは複数の他の基地局(図示せず)と双方向に通信するように構成され得る。トランシーバ1235は、パケットを変調し、変調されたパケットを送信のためにアンテナ1240に与え、アンテナ1240から受信されたパケットを復調するように構成されたモデムを含み得る。基地局105−gは、各々が1つまたは複数の関連付けられたアンテナ1240をもつ複数のトランシーバ1235を含み得る。トランシーバは、図9の組み合わせられた受信機905および送信機915の一例であり得る。
[0135]メモリ1215はRAMおよびROMを含み得る。メモリ1215はまた、実行されたとき、プロセッサ1205に本明細書で説明される様々な機能(たとえば、キャリアアグリゲーションにおける測定ギャップ、カバレージ拡張技法を選択すること、呼処理、データベース管理、メッセージルーティングなど)を実行させるように構成された命令を含んでいるコンピュータ可読、コンピュータ実行可能ソフトウェアコード1220を記憶し得る。代替的に、ソフトウェア1220は、プロセッサ1205によって直接的に実行可能でないことがあるが、たとえば、コンパイルされ実行されたとき、コンピュータに本明細書で説明される機能を実行させるように構成され得る。プロセッサ1205は、インテリジェントハードウェアデバイス(たとえば、CPU、マイクロコントローラ、ASICなど)を含み得る。プロセッサ1205は、エンコーダ、キュー処理モジュール、ベースバンドプロセッサ、無線ヘッドコントローラ、デジタル信号プロセッサ(DSP)など、様々な専用プロセッサを含み得る。
[0136]基地局通信モジュール1225は、他の基地局105との通信を管理し得る。いくつかの場合には、通信管理モジュールは、他の基地局105と協働してUE115との通信を制御するためのコントローラまたはスケジューラを含み得る。たとえば、基地局通信モジュール1225は、ビームフォーミングまたはジョイント送信などの様々な干渉緩和技法のためのUE115への送信のためのスケジューリングを協調させ得る。
[0137]ワイヤレスデバイス500、ワイヤレスデバイス600、および測定ギャップマネージャ510、システム800、ワイヤレスデバイス900、ワイヤレスデバイス1000、基地局測定ギャップマネージャ910、ならびにシステム1200の構成要素は、ハードウェアで適用可能な機能の一部または全部を実行するように適応された少なくとも1つのASICを用いて、個々にまたはまとめて実装され得る。代替的に、それらの機能は、1つまたは複数の他の処理ユニット(またはコア)によって、少なくとも1つのIC上で実行され得る。他の例では、当技術分野で知られている任意の様式でプログラムされ得る、他のタイプの集積回路(たとえば、ストラクチャード/プラットフォームASIC、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、または別のセミカスタムIC)が使用され得る。各ユニットの機能はまた、全体的または部分的に、1つまたは複数の汎用または特定用途向けプロセッサによって実行されるようにフォーマットされた、メモリに組み込まれた命令を用いて実装され得る。
[0138]図13は、本開示の様々な態様による、キャリアアグリゲーションにおける測定ギャップのための方法1300を示すフローチャートを示す。方法1300の動作は、図1〜図12を参照しながら説明されたように、UE115またはそれの構成要素によって実装され得る。たとえば、方法1300の動作は、図5〜図8を参照しながら説明されたように、測定ギャップマネージャ510によって実行され得る。いくつかの例では、UE115は、以下で説明される機能を実行するようにUE115の機能要素を制御するためのコードのセットを実行し得る。追加または代替として、UE115は、専用ハードウェアを使用して、以下で説明される機能の態様を実行し得る。
[0139]ブロック1305において、UE115は、図2〜図4を参照しながら説明されたように、CA構成の複数のCCを監視しながら1つまたは複数のターゲット周波数帯域を測定するための、複数の受信機の能力に少なくとも部分的に基づく帯域固有測定ギャップインジケーションをシグナリングする。いくつかの例では、ブロック1305の動作は、図6を参照しながら説明されたように、測定能力メッセージングモジュール605によって実行され得る。
[0140]ブロック1310において、UE115は、ターゲット周波数帯域のうちの少なくとも1つに関連付けられた複数のCCのうちの少なくとも1つの第1のCCのための測定ギャップ構成を備える測定ギャップ構成メッセージを受信し、その結果、図2〜図4を参照しながら説明されたように、測定ギャップ構成が帯域固有測定ギャップインジケーションに少なくとも部分的に基づくようになる。いくつかの例では、ブロック1310の動作は、図6を参照しながら説明されたように、ギャップ構成オプションモジュール610によって実行され得る。
[0141]図14は、本開示の様々な態様による、キャリアアグリゲーションにおける測定ギャップのための方法1400を示すフローチャートを示す。方法1400の動作は、図1〜図12を参照しながら説明されたように、UE115またはそれの構成要素によって実装され得る。たとえば、方法1400の動作は、図5〜図8を参照しながら説明されたように、測定ギャップマネージャ510によって実行され得る。いくつかの例では、UE115は、以下で説明される機能を実行するようにUE115の機能要素を制御するためのコードのセットを実行し得る。追加または代替として、UE115は、専用ハードウェアを使用して、以下で説明される機能の態様を実行し得る。方法1400はまた、図13の方法1300の態様を組み込み得る。
[0142]ブロック1405において、UE115は、図2〜図4を参照しながら説明されたように、CA構成の複数のCCを監視しながら1つまたは複数のターゲット周波数帯域を測定するための、複数の受信機の能力に少なくとも部分的に基づく帯域固有測定ギャップインジケーションをシグナリングする。いくつかの例では、ブロック1405の動作は、図6を参照しながら説明されたように、測定能力メッセージングモジュール605によって実行され得る。
[0143]ブロック1410において、UE115は、ターゲット周波数帯域のうちの少なくとも1つに関連付けられた複数のCCのうちの少なくとも1つの第1のCCのための測定ギャップ構成を備える測定ギャップ構成メッセージを受信し、その結果、図2〜図4を参照しながら説明されたように、測定ギャップ構成が帯域固有測定ギャップインジケーションに少なくとも部分的に基づく。いくつかの場合には、測定ギャップ構成メッセージは、少なくとも1つの第1のCCを監視することが、ターゲット周波数帯域のうちの少なくとも1つを測定するためにその間に中断され得る、1つまたは複数のギャップを与える。いくつかの場合には、測定ギャップ構成メッセージは、少なくとも1つの第1のCCのための測定ギャップ構成の少なくとも1つのギャップ中に複数のCCのうちの少なくとも1つの第2のCCを監視するようにとのインジケーションを備える。いくつかの例では、ブロック1410の動作は、図6を参照しながら説明されたように、ギャップ構成オプションモジュール610によって実行され得る。
[0144]ブロック1415において、UE115は、図2〜図4を参照しながら説明されたように、少なくとも1つのギャップ中に第2のCCに関連付けられたアップリンク制御メッセージを送信する。いくつかの例では、ブロック1415の動作は、図7を参照しながら説明されたように、アップリンク制御メッセージングモジュール705によって実行され得る。
[0145]図15は、本開示の様々な態様による、キャリアアグリゲーションにおける測定ギャップのための方法1500を示すフローチャートを示す。方法1500の動作は、図1〜図12を参照しながら説明されたように、UE115またはそれの構成要素によって実装され得る。たとえば、方法1500の動作は、図5〜図8を参照しながら説明されたように、測定ギャップマネージャ510によって実行され得る。いくつかの例では、UE115は、以下で説明される機能を実行するようにUE115の機能要素を制御するためのコードのセットを実行し得る。追加または代替として、UE115は、専用ハードウェアを使用して、以下で説明される機能の態様を実行し得る。方法1500はまた、図13〜図14の方法1300、および1400の態様を組み込み得る。
[0146]ブロック1505において、UE115は、図2〜図4を参照しながら説明されたように、CA構成の複数のCCを監視しながら1つまたは複数のターゲット周波数帯域を測定するための、複数の受信機の能力に少なくとも部分的に基づく帯域固有測定ギャップインジケーションをシグナリングする。いくつかの例では、ブロック1505の動作は、図6を参照しながら説明されたように、測定能力メッセージングモジュール605によって実行され得る。
[0147]ブロック1510において、UE115は、ターゲット周波数帯域のうちの少なくとも1つに関連付けられた複数のCCのうちの少なくとも1つの第1のCCのための測定ギャップ構成を備える測定ギャップ構成メッセージを受信し、その結果、図2〜図4を参照しながら説明されたように、測定ギャップ構成が帯域固有測定ギャップインジケーションに少なくとも部分的に基づく。いくつかの例では、ブロック1510の動作は、図6を参照しながら説明されたように、ギャップ構成オプションモジュール610によって実行され得る。
[0148]ブロック1515において、UE115は、図2〜図4を参照しながら説明されたように、CA構成とともに使用するために利用可能な1つまたは複数の測定ギャップパターンをシグナリングする。いくつかの例では、ブロック1515の動作は、図6を参照しながら説明されたように、ギャップ構成オプションモジュール610によって実行され得る。
[0149]図16は、本開示の様々な態様による、キャリアアグリゲーションにおける測定ギャップのための方法1600を示すフローチャートを示す。方法1600の動作は、図1〜図12を参照しながら説明されたように、UE115またはそれの構成要素によって実装され得る。たとえば、方法1600の動作は、図5〜図8を参照しながら説明されたように、測定ギャップマネージャ510によって実行され得る。いくつかの例では、UE115は、以下で説明される機能を実行するようにUE115の機能要素を制御するためのコードのセットを実行し得る。追加または代替として、UE115は、専用ハードウェアを使用して、以下で説明される機能の態様を実行し得る。方法1600はまた、図13〜図15の方法1300、1400、および1500の態様を組み込み得る。
[0150]ブロック1605において、UE115は、図2〜図4を参照しながら説明されたように、CA構成の複数のCCを監視しながら1つまたは複数のターゲット周波数帯域を測定するための、複数の受信機の能力に少なくとも部分的に基づく帯域固有測定ギャップインジケーションをシグナリングする。いくつかの例では、ブロック1605の動作は、図6を参照しながら説明されたように、測定能力メッセージングモジュール605によって実行され得る。
[0151]ブロック1610において、UE115は、ターゲット周波数帯域のうちの少なくとも1つに関連付けられた複数のCCのうちの少なくとも1つの第1のCCのための測定ギャップ構成を備える測定ギャップ構成メッセージを受信し、その結果、図2〜図4を参照しながら説明されたように、測定ギャップ構成が帯域固有測定ギャップインジケーションに少なくとも部分的に基づく。いくつかの場合には、測定ギャップ構成メッセージは、少なくとも1つの第1のCCを監視することが、ターゲット周波数帯域のうちの少なくとも1つを測定するためにその間に中断され得る、1つまたは複数のギャップを与える。いくつかの例では、ブロック1610の動作は、図6を参照しながら説明されたように、ギャップ構成オプションモジュール610によって実行され得る。
[0152]ブロック1615において、UE115は、図2〜図4を参照しながら説明されたように、測定ギャップ構成に従ってターゲット周波数帯域のうちの1つまたは複数上で測定を実行する。いくつかの例では、ブロック1615の動作は、図7を参照しながら説明されたように、周波数帯域測定モジュール715によって実行され得る。
[0153]図17は、本開示の様々な態様による、キャリアアグリゲーションにおける測定ギャップのための方法1700を示すフローチャートを示す。方法1700の動作は、図1〜図12を参照しながら説明されたように、UE115またはそれの構成要素によって実装され得る。たとえば、方法1700の動作は、図5〜図8を参照しながら説明されたように、測定ギャップマネージャ510によって実行され得る。いくつかの例では、UE115は、以下で説明される機能を実行するようにUE115の機能要素を制御するためのコードのセットを実行し得る。追加または代替として、UE115は、専用ハードウェアを使用して、以下で説明される機能の態様を実行し得る。方法1700はまた、図13〜図16の方法1300、1400、1500、および1600の態様を組み込み得る。
[0154]ブロック1705において、UE115は、図2〜図4を参照しながら説明されたように、CA構成の複数のCCを監視しながら1つまたは複数のターゲット周波数帯域を測定するための、複数の受信機の能力に少なくとも部分的に基づく帯域固有測定ギャップインジケーションをシグナリングする。いくつかの例では、ブロック1705の動作は、図6を参照しながら説明されたように、測定能力メッセージングモジュール605によって実行され得る。
[0155]ブロック1710において、UE115は、ターゲット周波数帯域のうちの少なくとも1つに関連付けられた複数のCCのうちの少なくとも1つの第1のCCのための測定ギャップ構成を備える測定ギャップ構成メッセージを受信し、その結果、図2〜図4を参照しながら説明されたように、測定ギャップ構成が帯域固有測定ギャップインジケーションに少なくとも部分的に基づく。いくつかの場合には、測定ギャップ構成メッセージは、少なくとも1つの第1のCCを監視することが、ターゲット周波数帯域のうちの少なくとも1つを測定するためにその間に中断され得る、1つまたは複数のギャップを与える。いくつかの場合には、測定ギャップ構成メッセージは複数の測定ギャップ構成オプションを備える。いくつかの例では、ブロック1710の動作は、図6を参照しながら説明されたように、ギャップ構成オプションモジュール610によって実行され得る。
[0156]ブロック1715において、UE115は、図2〜図4を参照しながら説明されたように、複数の測定ギャップ構成オプションから少なくとも1つの第1のCCのための測定ギャップ構成を選択する。いくつかの例では、ブロック1715の動作は、図7を参照しながら説明されたように、測定ギャップ選択モジュール720によって実行され得る。
[0157]図18は、本開示の様々な態様による、キャリアアグリゲーションにおける測定ギャップのための方法1800を示すフローチャートを示す。方法1800の動作は、図1〜図12を参照しながら説明されたように、UE115またはそれの構成要素によって実装され得る。たとえば、方法1800の動作は、図5〜図8を参照しながら説明されたように、測定ギャップマネージャ510によって実行され得る。いくつかの例では、UE115は、以下で説明される機能を実行するようにUE115の機能要素を制御するためのコードのセットを実行し得る。追加または代替として、UE115は、専用ハードウェアを使用して、以下で説明される機能の態様を実施し得る。方法1800はまた、図13〜図17の方法1300、1400、1500、1600、および1700の態様を組み込み得る。
[0158]ブロック1805において、UE115は、図2〜図4を参照しながら説明されたように、CA構成において、UL制御チャネルをもつ少なくとも1つの第1のCCが測定ギャップ中に利用不可能であると決定する。いくつかの例では、ブロック1805の動作は、図7を参照しながら説明されたように、アップリンクチャネル利用可能性モジュール725によって実行され得る。
[0159]ブロック1810において、UE115は、図2〜図4を参照しながら説明されたように、決定に少なくとも部分的に基づいて、測定ギャップ中に制御チャネルで、第2のCC上でUL制御情報を送信する。いくつかの例では、ブロック1810の動作は、図7を参照しながら説明されたように、2次アップリンク制御メッセージングモジュール730によって実行され得る。
[0160]図19は、本開示の様々な態様による、キャリアアグリゲーションにおける測定ギャップのための方法1900を示すフローチャートを示す。方法1900の動作は、図1〜図12を参照しながら説明されたように基地局105またはそれの構成要素によって実装され得る。たとえば、方法1900の動作は、図9〜図12を参照しながら説明されたように、基地局測定ギャップマネージャ910によって実行され得る。いくつかの例では、基地局105は、以下で説明される機能を実行するように基地局105の機能要素を制御するためのコードのセットを実行し得る。追加または代替として、基地局105は、専用ハードウェアを使用して、以下で説明される機能の態様を実施し得る。方法1900はまた、図13〜図18の方法1300、1400、1500、1600、1700、および1800の態様を組み込み得る。
[0161]ブロック1905において、基地局105は、図2〜図4を参照しながら説明されたように、CA構成の複数のCCを監視しながら1つまたは複数のターゲット周波数帯域を測定するための、UEの複数の受信機の能力に少なくとも部分的に基づく帯域固有測定ギャップインジケーションを受信する。いくつかの例では、ブロック1905の動作は、図10を参照しながら説明されたように、BSギャップ構成オプションモジュール1005によって実行され得る。
[0162]ブロック1910において、基地局105は、図2〜図4を参照しながら説明されたように、帯域固有測定ギャップインジケーションに少なくとも部分的に基づいて測定ギャップのためにUEを構成する。いくつかの例では、ブロック1910の動作は、図10を参照しながら説明されたように、UE構成モジュール1010によって実行され得る。
[0163]図20は、本開示の様々な態様による、キャリアアグリゲーションにおける測定ギャップのための方法2000を示すフローチャートを示す。方法2000の動作は、図1〜図12を参照しながら説明されたように基地局105またはそれの構成要素によって実装され得る。たとえば、方法2000の動作は、図9〜図12を参照しながら説明されたように、基地局測定ギャップマネージャ910によって実行され得る。いくつかの例では、基地局105は、以下で説明される機能を実行するように基地局105の機能要素を制御するためのコードのセットを実行し得る。追加または代替として、基地局105は、専用ハードウェアを使用して、以下で説明される機能の態様を実施し得る。方法2000はまた、図13〜図19の方法1300、1400、1500、1600、1700、1800、および1900の態様を組み込み得る。
[0164]ブロック2005において、基地局105は、図2〜図4を参照しながら説明されたように、CA構成において、UEのために構成された測定ギャップに少なくとも部分的に基づいてUL制御チャネルをもつ少なくとも1つの第1のCCが利用不可能であると決定する。いくつかの例では、ブロック2005の動作は、図10を参照しながら説明されたように、BSアップリンクチャネル利用可能性モジュール1015によって実行され得る。
[0165]ブロック2010において、基地局105は、図2〜図4を参照しながら説明されたように、決定に少なくとも部分的に基づいて、UEから、測定ギャップ中にUL制御チャネルをもつ第2のCC上でUL制御情報を受信する。いくつかの例では、ブロック2010の動作は、図10を参照しながら説明されたように、BS2次アップリンク制御メッセージングモジュール1020によって実行され得る。
[0166]したがって、方法1300、1400、1500、1600、1700、1800、1900、および2000は、キャリアアグリゲーションにおける測定ギャップを可能にし得る。方法1300、1400、1500、1600、1700、1800、1900、および2000は可能な実装形態について説明していること、ならびに動作およびステップは、他の実装形態が可能であるように、並べ替えられるかまたは場合によっては変更され得ることに留意されたい。いくつかの例では、方法1300、1400、1500、1600、1700、1800、1900、および2000のうちの2つまたはそれ以上からの態様が組み合わせられ得る。
[0167]本明細書での説明は、例を与えるものであり、特許請求の範囲に記載される範囲、適用可能性、または例を限定するものではない。本開示の範囲から逸脱することなく、説明される要素の機能および構成において変更が行われ得る。様々な例は、適宜に様々なプロシージャまたは構成要素を省略、置換、または追加し得る。また、いくつかの例に関して説明される特徴は、他の例において組み合わせられ得る。
[0168]本明細書で説明された技法は、符号分割多元接続(CDMA)、時分割多元接続(TDMA)、周波数分割多元接続(FDMA)、直交周波数分割多元接続(OFDMA)、シングルキャリア周波数分割多元接続(SC−FDMA)、および他のシステムなど、様々なワイヤレス通信システムのために使用され得る。「システム」および「ネットワーク」という用語はしばしば互換的に使用される。CDMAシステムは、CDMA2000、ユニバーサル地上波無線アクセス(UTRA)などの無線技術を実装し得る。CDMA2000は、IS−2000、IS−95、およびIS−856規格をカバーする。IS−2000リリース0およびAは、一般に、CDMA2000 1X、1Xなどと呼ばれる。IS−856(TIA−856)は、一般に、CDMA2000 1xEV−DO、高速パケットデータ(HRPD:High Rate Packet Data)などと呼ばれる。UTRAは、広帯域CDMA(WCDMA(登録商標):Wideband CDMA)およびCDMAの他の変形態を含む。TDMAシステムは、モバイル通信用グローバルシステム(GSM(登録商標))などの無線技術を実装し得る。OFDMAシステムは、ウルトラモバイルブロードバンド(UMB)、発展型UTRA(E−UTRA:Evolved UTRA)、IEEE802.11(Wi−Fi(登録商標))、IEEE802.16(WiMAX(登録商標))、IEEE802.20、Flash−OFDMなどの無線技術を実装し得る。UTRAおよびE−UTRAは、ユニバーサルモバイルテレコミュニケーションズシステム(UMTS:Universal Mobile Telecommunication System)の一部である。「第3世代パートナーシッププロジェクト」(3GPP(登録商標))LTEおよびLTEアドバンスト(LTE−a)は、E−UTRAを使用するユニバーサルモバイルテレコミュニケーションズシステム(UMTS)の新しいリリースである。UTRA、E−UTRA、UMTS、LTE、LTE−aおよびGSMは、3GPPと称する団体からの文書に記載されている。CDMA2000およびUMBは、「第3世代パートナーシッププロジェクト2」(3GPP2)と称する団体からの文書に記載されている。本明細書で説明された技法は、上記のシステムおよび無線技術、ならびに他のシステムおよび無線技術に使用され得る。ただし、本明細書の説明は、例としてLTEシステムについて説明し、上記の説明の大部分においてLTE用語が使用されるが、本技法はLTE適用例以外に適用可能である。
[0169]本明細書で説明されるそのようなネットワークを含む、LTE/LTE−aネットワークでは、発展型ノードB(eNB)という用語は、概して、基地局を記述するために使用され得る。本明細書で説明される1つまたは複数のワイヤレス通信システムは、異なるタイプのeNBが様々な地理的領域にカバレージを与える、異種LTE/LTE−aネットワークを含み得る。たとえば、各eNBまたは基地局は、マクロセル、スモールセル、または他のタイプのセルに通信カバレージを与え得る。「セル」という用語は、コンテキストに応じて、基地局、基地局に関連するキャリアまたはコンポーネントキャリア、あるいはキャリアまたは基地局のカバレージエリア(たとえば、セクタなど)を表すために使用され得る3GPP用語である。
[0170]基地局は、基地トランシーバ局、無線基地局、アクセスポイント、無線トランシーバ、ノードB、eNB、ホームノードB、ホームeノードB、または何らかの他の好適な用語を含むか、あるいはそれらの用語で当業者に呼ばれることがある。基地局のための地理的カバレージエリアは、カバレージエリアの一部分のみを構成するセクタに分割され得る。本明細書で説明される1つまたは複数のワイヤレス通信システムは、異なるタイプの基地局(たとえば、マクロセル基地局またはスモールセル基地局)を含み得る。本明細書で説明されるUEは、マクロeNB、スモールセルeNB、リレー基地局などを含む、様々なタイプの基地局およびネットワーク機器と通信することが可能であり得る。異なる技術のための重複する地理的カバレージエリアがあり得る。
[0171]マクロセルは、概して、比較的大きい地理的エリア(たとえば、半径数キロメートル)をカバーし、ネットワークプロバイダのサービスに加入しているUEによる無制限アクセスを可能にし得る。スモールセルは、マクロセルと比較して、マクロセルと同じまたは異なる(たとえば、認可、無認可などの)周波数帯域内で動作し得る、低電力基地局である。スモールセルは、様々な例によれば、ピコセルと、フェムトセルと、マイクロセルとを含み得る。ピコセルは、たとえば、小さい地理的エリアをカバーし得、ネットワークプロバイダのサービスに加入しているUEによる無制限アクセスを可能にし得る。また、フェムトセルは、小さい地理的エリア(たとえば、自宅)をカバーし得、フェムトセルとの関連を有するUE(たとえば、限定加入者グループ(CSG:closed subscriber group)中のUE、自宅内のユーザのためのUEなど)による制限付きアクセスを与え得る。マクロセルのためのeNBはマクロeNBと呼ばれることがある。スモールセルのためのeNBは、スモールセルeNB、ピコeNB、フェムトeNBまたはホームeNBと呼ばれることがある。eNBは、1つまたは複数の(たとえば、2つ、3つ、4つなどの)セル(たとえば、コンポーネントキャリア)をサポートし得る。UEは、マクロeNB、スモールセルeNB、リレー基地局などを含む、様々なタイプの基地局およびネットワーク機器と通信することが可能であり得る。
[0172]本明細書で説明される1つまたは複数のワイヤレス通信システムは、同期動作または非同期動作をサポートし得る。同期動作の場合、基地局は同様のフレームタイミングを有し得、異なる基地局からの送信は近似的に時間的に整合され得る。非同期動作の場合、基地局は異なるフレームタイミングを有し得、異なる基地局からの送信は時間的に整合されないことがある。本明細書で説明される技法は、同期動作または非同期動作のいずれかのために使用され得る。
[0173]本明細書で説明されるダウンリンク送信は順方向リンク送信と呼ばれることもあり、アップリンク送信は逆方向リンク送信と呼ばれることもある。たとえば、図1および図2のワイヤレス通信システム100およびワイヤレス通信サブシステム200を含む、本明細書で説明される各通信リンクは、1つまたは複数のキャリアを含み得、ここで、各キャリアは複数のサブキャリアからなる信号(たとえば、異なる周波数の波形信号)であり得る。各被変調信号は、異なるサブキャリア上で送られ得、制御情報(たとえば、基準信号、制御チャネルなど)、オーバーヘッド情報、ユーザデータなどを搬送し得る。本明細書で説明される通信リンク(たとえば、図1の通信リンク125)は、周波数分割複信(FDD)動作を使用して(たとえば、対スペクトルリソースを使用して)またはTDD動作を使用して(たとえば、不対スペクトルリソースを使用して)双方向通信を送信し得る。FDD(たとえば、フレーム構造タイプ1)およびTDD(たとえば、フレーム構造タイプ2)のためのフレーム構造が定義され得る。
[0174]添付の図面に関して本明細書に記載された説明は、例示的な構成について説明しており、実装され得るまたは特許請求の範囲内に入るすべての例を表すとは限らない。本明細書で使用される「例示的」という用語は、「例、事例、または例示の働きをすること」を意味し、「好ましい」または「他の例よりも有利な」を意味しない。詳細な説明は、説明される技法の理解を与えるための具体的な詳細を含む。ただし、これらの技法は、これらの具体的な詳細なしに実施され得る。いくつかの事例では、説明された例の概念を不明瞭にすることを回避するために、よく知られている構造およびデバイスがブロック図の形式で示される。
[0175]添付の図では、同様の構成要素または特徴は同じ参照ラベルを有し得る。さらに、同じタイプの様々な構成要素は、参照ラベルの後に、ダッシュと、それらの同様の構成要素の間で区別する第2のラベルとを続けることによって区別され得る。第1の参照ラベルのみが本明細書において使用される場合、その説明は、第2の参照ラベルにかかわらず、同じ第1の参照ラベルを有する同様の構成要素のいずれにも適用可能である。
[0176]本明細書で説明される情報および信号は、多種多様な技術および技法のいずれかを使用して表され得る。たとえば、上記の説明全体にわたって言及され得るデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、およびチップは、電圧、電流、電磁波、磁界または磁性粒子、光場または光学粒子、あるいはそれらの任意の組合せによって表され得る。
[0177]本明細書の開示に関して説明された様々な例示的なブロックおよびモジュールは、汎用プロセッサ、DSP、ASIC、FPGAまたは他のプログラマブル論理デバイス、個別ゲートまたはトランジスタ論理、個別ハードウェア構成要素、あるいは本明細書で説明された機能を実施するように設計されたそれらの任意の組合せを用いて実装または実施され得る。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであり得るが、代替として、プロセッサは、任意の従来のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、または状態機械であり得る。プロセッサは、コンピューティングデバイスの組合せ(たとえば、DSPとマイクロプロセッサとの組合せ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと連携する1つまたは複数のマイクロプロセッサ、または任意の他のそのような構成)としても実装され得る。
[0178]本明細書で説明された機能は、ハードウェア、プロセッサによって実行されるソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの任意の組合せで実装され得る。プロセッサによって実行されるソフトウェアで実装される場合、機能は、1つまたは複数の命令またはコードとして、コンピュータ可読媒体上に記憶されるか、またはコンピュータ可読媒体を介して送信され得る。他の例および実装形態は、本開示の範囲内および添付の特許請求の範囲内に入る。たとえば、ソフトウェアの性質により、上記で説明された機能は、プロセッサ、ハードウェア、ファームウェア、ハードワイヤリング、またはこれらのいずれかの組合せによって実行されるソフトウェアを使用して実装され得る。機能を実装する特徴はまた、機能の部分が、異なる物理的ロケーションにおいて実装されるように分散されることを含めて、様々な位置に物理的に配置され得る。また、特許請求の範囲を含めて、本明細書で使用される場合、項目の列挙(たとえば、「のうちの少なくとも1つ」あるいは「のうちの1つまたは複数」などの句で終わる項目の列挙)中で使用される「または」は、たとえば、A、B、またはCのうちの少なくとも1つの列挙が、AまたはBまたはCまたはABまたはACまたはBCまたはABC(すなわち、AおよびBおよびC)を意味するような包含的列挙を示す。
[0179]コンピュータ可読媒体は、ある場所から別の場所へのコンピュータプログラムの転送を可能にする任意の媒体を含む、非一時的コンピュータ記憶媒体とコンピュータ通信媒体の両方を含む。非一時的記憶媒体は、汎用または専用コンピュータによってアクセスされ得る任意の利用可能な媒体であり得る。限定ではなく例として、非一時的コンピュータ可読媒体は、RAM、ROM、電気的消去可能プログラマブル読取り専用メモリ(EEPROM(登録商標))、コンパクトディスク(CD)ROMまたは他の光ディスクストレージ、磁気ディスクストレージまたは他の磁気ストレージデバイス、あるいは命令またはデータ構造の形態の所望のプログラムコード手段を搬送または記憶するために使用され得、汎用もしくは専用コンピュータ、または汎用もしくは専用プロセッサによってアクセスされ得る、任意の他の非一時的媒体を備えることができる。また、いかなる接続もコンピュータ可読媒体と適切に呼ばれる。たとえば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、デジタル加入者回線(DSL)、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術を使用して、ウェブサイト、サーバ、または他のリモートソースから送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、DSL、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術は、媒体の定義に含まれる。本明細書で使用されるディスク(disk)およびディスク(disc)は、CD、レーザーディスク(登録商標)(disc)、光ディスク(disc)、デジタル多用途ディスク(disc)(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク(disk)およびBlu−ray(登録商標)ディスク(disc)を含み、ここで、ディスク(disk)は、通常、データを磁気的に再生し、ディスク(disc)は、データをレーザーで光学的に再生する。上記の組合せもコンピュータ可読媒体の範囲内に含まれる。
[0180]本明細書の説明は、当業者が本開示を作成または使用することができるように与えられた。本開示への様々な変更は当業者には容易に明らかとなり、本明細書で定義した一般原理は、本開示の範囲から逸脱することなく他の変形形態に適用され得る。したがって、本開示は、本明細書で説明された例および設計に限定されるべきでなく、本明細書で開示された原理および新規の特徴に合致する最も広い範囲を与えられるべきである。
以下に本願の出願当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[C1] キャリアアグリゲーション(CA)構成の複数のコンポーネントキャリア(CC)を監視しながら1つまたは複数のターゲット周波数帯域を測定するために、複数の受信機の能力に少なくとも部分的に基づく帯域固有測定ギャップインジケーションをシグナリングすることと、
前記1つまたは複数のターゲット周波数帯域のうちの少なくとも1つに関連付けられた前記複数のCCのうちの少なくとも1つの第1のCCのための測定ギャップ構成を備える測定ギャップ構成メッセージを受信することと、ここにおいて、前記測定ギャップ構成は前記帯域固有測定ギャップインジケーションに少なくとも部分的に基づく、
を備える、ワイヤレス通信の方法。
[C2] 前記測定ギャップ構成メッセージは、前記少なくとも1つの第1のCCのための前記測定ギャップ構成の少なくとも1つのギャップ中に、前記複数のCCのうちの少なくとも1つの第2のCCを監視するようにとのインジケーションを備える、C1に記載の方法。
[C3] 前記帯域固有測定ギャップインジケーションは、前記1つまたは複数のターゲット周波数帯域の各々を測定することに関連付けられる前記複数のCCのサブセットのインジケーションを備える、C1に記載の方法。
[C4] 前記帯域固有測定ギャップインジケーションは、前記複数のCCの各々を、前記1つまたは複数のターゲット周波数帯域上の測定ギャップに関連付けるビットマップを備える、C3に記載の方法。
[C5] 前記CA構成とともに使用するために利用可能な1つまたは複数の測定ギャップパターンをシグナリングすること、
をさらに備える、C1に記載の方法。
[C6] 前記測定ギャップ構成メッセージは、前記少なくとも1つの第1のCCを監視することが、他のCC上の送信を監視しながら前記1つまたは複数のターゲット周波数帯域のうちの少なくとも1つを測定するために中断され得る、1つまたは複数のギャップのインジケーションを備える、C1に記載の方法。
[C7] 前記測定ギャップ構成メッセージは、前記複数のCCのうちの異なるCCのための異なる測定ギャップ構成のインジケーションを備える、C1に記載の方法。
[C8] 前記帯域固有測定ギャップインジケーションは、前記1つまたは複数のターゲット周波数帯域の組合せを測定するために、前記複数の受信機の各々の前記能力に少なくとも部分的に基づく別個のインジケーションを備える、C1に記載の方法。
[C9] 前記測定ギャップ構成メッセージは、測定ギャップ中に前記少なくとも1つの第1のCC上で測定を実行しないようにとのインジケーションを備える、C1に記載の方法。
[C10] 前記少なくとも1つの第1のCCのための前記少なくとも1つのギャップ中に前記少なくとも1つの第2のCCに関連付けられたアップリンク制御メッセージを送信すること、 をさらに備える、C2に記載の方法。
[C11] 前記帯域固有測定ギャップインジケーションは、複数のCA受信機構成に対応する複数のサポートされる周波数帯域測定ギャップ関連付けを備える、C1に記載の方法。
[C12] 前記測定ギャップ構成に従って前記1つまたは複数のターゲット周波数帯域のうちの少なくとも1つ上で測定を実行すること、ここにおいて、前記UEは、前記測定を実行しながら、前記複数のCCのうちの少なくとも1つを監視し続ける、
をさらに備える、C1に記載の方法。
[C13] 前記1つまたは複数のターゲット周波数帯域は、共有スペクトルまたは無認可スペクトル中の1つまたは複数の周波数帯域を備える、C1に記載の方法。
[C14] 前記測定ギャップ構成メッセージは複数の測定ギャップ構成オプションを備え、
前記方法は、前記複数の測定ギャップ構成オプションから前記少なくとも1つの第1のCCのための前記測定ギャップ構成を選択することと、前記選択された測定ギャップ構成オプションをシグナリングすることと、をさらに備える、C1に記載の方法。
[C15] 前記測定ギャップ構成は、前記複数のCCを監視することの途絶を最小限に抑えること、アップリンク(UL)送信の途絶を最小限に抑えること、またはその両方に少なくとも部分的に基づいて選択される、C14に記載の方法。
[C16] キャリアアグリゲーション(CA)構成の複数のコンポーネントキャリア(CC)を監視しながら1つまたは複数のターゲット周波数帯域を測定するために、ユーザ機器(UE)の複数の受信機の能力に少なくとも部分的に基づく帯域固有測定ギャップインジケーションを受信することと、
前記帯域固有測定ギャップインジケーションに少なくとも部分的に基づいて測定ギャップのために前記UEを構成することと、
を備える、ワイヤレス通信の方法。
[C17] 測定ギャップのために前記UEを構成することは、
前記測定ギャップパターン中の測定ギャップの長さに少なくとも部分的に基づいて、複数のパターンから測定ギャップパターンを選択すること、
を備える、C16に記載の方法。
[C18] 対応するアップリンク(UL)構成についてのUL中断に少なくとも部分的に基づいて、前記複数のCCのための測定ギャップ構成を決定すること、ここにおいて、前記測定ギャップは、前記決定に少なくとも部分的に基づいて構成される、
をさらに備える、C16に記載の方法。
[C19] 対応するUL構成に少なくとも部分的に基づいて、前記複数のCCのための前記測定ギャップ構成を決定することは、
前記対応するUL構成がUL制御チャネルを備えるかどうかを決定すること、UL制御情報が前記UL制御チャネル上で送られるかどうかを決定すること、またはその両方
を備える、C18に記載の方法。
[C20] 前記複数のCC上のダウンリンク(DL)中断を最小限に抑えることに少なくとも部分的に基づいて、前記複数のCCのための測定ギャップ構成を決定すること、ここにおいて、前記測定ギャップは、前記決定に少なくとも部分的に基づいて構成される、
をさらに備える、C16に記載の方法。
[C21] 前記CA構成から、前記CA構成の前記複数のCCの間で最低信号対干渉プラス雑音比(SINR)を有するCC、またはCA構成の他のCCよりも大きい負荷をもつCC、またはその両方を決定すること、ここにおいて、前記測定ギャップは前記決定に少なくとも部分的に基づいて構成される、
をさらに備える、C16に記載の方法。
[C22] ワイヤレス通信のための装置であって、
キャリアアグリゲーション(CA)構成の複数のコンポーネントキャリア(CC)を監視しながら1つまたは複数のターゲット周波数帯域を測定するために、複数の受信機の能力に少なくとも部分的に基づく帯域固有測定ギャップインジケーションをシグナリングするための手段と、
前記1つまたは複数のターゲット周波数帯域のうちの少なくとも1つに関連付けられた前記複数のコンポーネントキャリア(CC)のうちの少なくとも1つの第1のCCのための測定ギャップ構成を備える測定ギャップ構成メッセージを受信するための手段と、ここにおいて、前記測定ギャップ構成は前記帯域固有測定ギャップインジケーションに少なくとも部分的に基づく、
を備える、装置。
[C23] 前記測定ギャップ構成メッセージは、前記少なくとも1つの第1のCCのための前記測定ギャップ構成の少なくとも1つのギャップ中に、前記複数のCCのうちの少なくとも1つの第2のCCを監視するようにとのインジケーションを備える、C22に記載の装置。
[C24] 前記帯域固有測定ギャップインジケーションは、前記1つまたは複数のターゲット周波数帯域の各々を測定することに関連付けられる前記複数のCCのサブセットのインジケーションを備える、C22に記載の装置。
[C25] 前記CA構成とともに使用するために利用可能な1つまたは複数の測定ギャップパターンをシグナリングするための手段、
をさらに備える、C22に記載の装置。
[C26] 前記帯域固有測定ギャップインジケーションは、前記1つまたは複数のターゲット周波数帯域の組合せを測定するために、前記複数の受信機の各々の前記能力に少なくとも部分的に基づく別個のインジケーションを備える、C22に記載の装置。
[C27] ワイヤレス通信のための装置であって、
キャリアアグリゲーション(CA)構成の複数のコンポーネントキャリア(CC)を監視しながら1つまたは複数のターゲット周波数帯域を測定するために、ユーザ機器(UE)の複数の受信機の能力に少なくとも部分的に基づく帯域固有測定ギャップインジケーションを受信するための手段と、
前記帯域固有測定ギャップインジケーションに少なくとも部分的に基づいて測定ギャップのために前記UEを構成するための手段と、
を備える、装置。
[C28] 測定ギャップのために前記UEを構成することは、
前記測定ギャップパターン中の測定ギャップの長さに少なくとも部分的に基づいて、複数のパターンから測定ギャップパターンを選択すること、
を備える、C27に記載の装置。
[C29] 対応するアップリンク(UL)構成についてのUL中断に少なくとも部分的に基づいて、前記複数のCCのための測定ギャップ構成を決定するための手段、ここにおいて、前記測定ギャップは、前記決定に少なくとも部分的に基づいて構成される、
をさらに備える、C27に記載の装置。
[C30] 前記複数のCC上のダウンリンク(DL)中断を最小限に抑えることに少なくとも部分的に基づいて、前記複数のCCのための測定ギャップ構成を決定するための手段、ここにおいて、前記測定ギャップは、前記決定に少なくとも部分的に基づいて構成される、
をさらに備える、C27に記載の装置。
[C31] ワイヤレス通信のための装置であって、
プロセッサと、
前記プロセッサと電子通信しているメモリと、
前記メモリに記憶された命令と、を備え、前記命令は、前記プロセッサによって実行されたとき、前記装置に、
キャリアアグリゲーション(CA)構成の複数のコンポーネントキャリア(CC)を監視しながら1つまたは複数のターゲット周波数帯域を測定するために、複数の受信機の能力に少なくとも部分的に基づく帯域固有測定ギャップインジケーションをシグナリングすることと、
前記1つまたは複数のターゲット周波数帯域のうちの少なくとも1つに関連付けられた前記複数のコンポーネントキャリア(CC)のうちの少なくとも1つの第1のCCのための測定ギャップ構成を備える測定ギャップ構成メッセージを受信することと、ここにおいて、前記測定ギャップ構成は前記帯域固有測定ギャップインジケーションに少なくとも部分的に基づく、
を行わせるように動作可能である、装置。
[C32] 前記測定ギャップ構成メッセージは、前記少なくとも1つの第1のCCのための前記測定ギャップ構成の少なくとも1つのギャップ中に、前記複数のCCのうちの少なくとも1つの第2のCCを監視するようにとのインジケーションを備える、C31に記載の装置。
[C33] 前記命令は、
前記少なくとも1つのギャップ中に、前記少なくとも1つの第2のCCに関連付けられたアップリンク制御メッセージを送信すること、
を行わせるように動作可能である、C32に記載の装置。
[C34] 前記帯域固有測定ギャップインジケーションは、前記1つまたは複数のターゲット周波数帯域の各々を測定することに関連付けられた前記複数のCCのサブセットのインジケーションを備える、C31に記載の装置。
[C35] 前記帯域固有測定ギャップインジケーションは、前記複数のCCの各々を、前記1つまたは複数のターゲット周波数帯域上の測定ギャップに関連付けるビットマップを備える、C34に記載の装置。
[C36] 前記命令は、
前記CA構成とともに使用するために利用可能な1つまたは複数の測定ギャップパターンをシグナリングすること、
を行わせるように動作可能である、C31に記載の装置。
[C37] 前記帯域固有測定ギャップインジケーションは、複数のCA受信機構成に対応する複数のサポートされる周波数帯域測定ギャップ関連付けを備える、C31に記載の装置。
[C38] 前記命令は、
前記測定ギャップ構成に従って前記1つまたは複数のターゲット周波数帯域のうちの少なくとも1つ上で測定を実行すること、
を行わせるように動作可能である、C31に記載の装置。
[C39] 前記測定ギャップ構成メッセージは、複数の測定ギャップ構成オプションを備え、
前記命令は、前記装置に、前記複数の測定ギャップ構成オプションから前記少なくとも1つの第1のCCのための前記測定ギャップ構成を選択させるように動作可能である、C31に記載の装置。
[C40] 前記測定ギャップ構成は、前記複数のCCを監視することの途絶を最小限に抑えること、アップリンク(UL)送信の途絶を最小限に抑えること、またはその両方に少なくとも部分的に基づいて選択される、C39に記載の装置。
[C41] 前記帯域固有測定ギャップインジケーションは、前記1つまたは複数のターゲット周波数帯域の組合せを測定するための、前記複数の受信機の各々の前記能力に少なくとも部分的に基づく別個のインジケーションを備える、C31に記載の装置。
[C42] ワイヤレス通信のための装置であって、
プロセッサと、
前記プロセッサと電子通信しているメモリと、
前記メモリに記憶された命令と、を備え、前記命令は、前記プロセッサによって実行されたとき、前記装置に、
キャリアアグリゲーション(CA)構成の複数のコンポーネントキャリア(CC)を監視しながら1つまたは複数のターゲット周波数帯域を測定するために、ユーザ機器(UE)の複数の受信機の能力に少なくとも部分的に基づく帯域固有測定ギャップインジケーションを受信することと、
前記帯域固有測定ギャップインジケーションに少なくとも部分的に基づいて測定ギャップのために前記UEを構成することと、
を行わせるように動作可能である、装置。
[C43] 測定ギャップのために前記UEを構成することは、
前記測定ギャップパターン中の測定ギャップの長さに少なくとも部分的に基づいて、複数のパターンから測定ギャップパターンを選択すること、
を備える、C42に記載の装置。
[C44] 前記命令は、
対応するアップリンク(UL)構成についてのUL中断に少なくとも部分的に基づいて、前記複数のCCのための測定ギャップ構成を決定すること、ここにおいて、前記測定ギャップは、前記決定に少なくとも部分的に基づいて構成される、
を行わせるように動作可能である、C42に記載の装置。
[C45] 対応するUL構成に少なくとも部分的に基づいて、前記複数のCCのための前記測定ギャップ構成を決定することは、
前記対応するUL構成がUL制御チャネルを備えるかどうかを決定すること、UL制御情報が前記UL制御チャネル上で送られるかどうかを決定すること、またはその両方
を備える、C44に記載の装置。
[C46] 前記命令は、
前記複数のCC上のダウンリンク(DL)中断を最小限に抑えることに少なくとも部分的に基づいて、前記複数のCCのための測定ギャップ構成を決定すること、ここにおいて、前記測定ギャップは、前記決定に少なくとも部分的に基づいて構成される、
を行わせるように動作可能である、C42に記載の装置。
[C47] 前記命令は、
前記CA構成から、前記CA構成の前記複数のCCの間で最低信号対干渉プラス雑音比(SINR)を有するCC、またはCA構成の他のCCよりも大きい負荷をもつCC、またはその両方を決定すること、ここにおいて、前記測定ギャップは前記決定に少なくとも部分的に基づいて構成される、
を行わせるように動作可能である、C42に記載の装置。
[C48] ワイヤレス通信のためのコードを記憶する非一時的コンピュータ可読媒体であって、前記コードは、
キャリアアグリゲーション(CA)構成の複数のコンポーネントキャリア(CC)を監視しながら1つまたは複数のターゲット周波数帯域を測定するために、複数の受信機の能力に少なくとも部分的に基づく帯域固有測定ギャップインジケーションをシグナリングすることと、
前記1つまたは複数のターゲット周波数帯域のうちの少なくとも1つに関連付けられた前記複数のCCのうちの少なくとも1つの第1のCCのための測定ギャップ構成を備える測定ギャップ構成メッセージを受信することと、ここにおいて、前記測定ギャップ構成は前記帯域固有測定ギャップインジケーションに少なくとも部分的に基づく、
を行うために実行可能な命令を備える、非一時的コンピュータ可読媒体。
[C49] 前記測定ギャップ構成メッセージは、前記少なくとも1つの第1のCCのための前記測定ギャップ構成の少なくとも1つのギャップ中に、前記複数のCCのうちの少なくとも1つの第2のCCを監視するようにとのインジケーションを備える、C48に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
[C50] ワイヤレス通信のためのコードを記憶する非一時的コンピュータ可読媒体であって、前記コードは、
キャリアアグリゲーション(CA)構成の複数のコンポーネントキャリア(CC)を監視しながら1つまたは複数のターゲット周波数帯域を測定するために、ユーザ機器(UE)の複数の受信機の能力に少なくとも部分的に基づく帯域固有測定ギャップインジケーションを受信することと、
前記帯域固有測定ギャップインジケーションに少なくとも部分的に基づいて測定ギャップのために前記UEを構成することと、
を行うために実行可能な命令を備える、非一時的コンピュータ可読媒体。