JP6807903B2 - 風向制御装置および空気調和機 - Google Patents
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Description
この発明は上述した事情に鑑みてなされたものであり、複数の上下風向板の段差を抑制できる風向制御装置および空気調和機を提供することを目的とする。
図1は、本発明の一実施形態による空気調和機Aの外観構成を示す説明図である。
空気調和機Aは、室内機100(風向制御装置)と、室外機200と、両者を接続する接続配管(図示略)と、リモコン140と、を備え、室内機100が設置された空間である空調室を空気調和する。
図3において、室内機100の略中央部には、後下方向に向かって略U字状に開口した熱交換器102が配置されている。筐体ベース101は、室内機100の全体に渡る枠を形成しており、熱交換器102等を支持する。ドレンパン112は、熱交換器102の下方に配置された断面形状が略U字状の部材であり、熱交換器102で結露した水を機外に排出する。
これらの図において、左フラップ170aは、湾曲した板状の湾曲板部20aを有している。より詳細には、湾曲板部20aは、前端20aFおよび後端20aRに平行な軸を有する円筒を、軸方向に沿って切断したような曲がり形状を有している。従って、図5に示す側面視において、湾曲板部20aの外面22aは、太さの無い円弧状の線に見える。
これらの図において、中央フラップ170bは、湾曲した板状の湾曲板部20b(第2の板部)を有している。湾曲板部20bは、前端20bF(第2の端部)および後端20bRに平行な軸を有する円筒を、軸方向に沿って切断したような曲がり形状を有している。従って、図7に示す側面視において、湾曲板部20bの外面22bは、太さの無い円弧状の線に見える。
図8および図9に示すように、右フラップ170cは、湾曲した板状の湾曲板部20c(第1の板部)を有している。但し、以下説明するように、湾曲板部20cは、上述した湾曲板部20a,20b(図5、図7参照)とは、曲がり形状が若干異なる。
駆動軸50a,50b,50cは、水平な駆動軸線54に中心高さが揃うように配置されている。同様に、従動軸60a,60b,60cは、水平な従動軸線64に中心高さが揃うように配置されている。ここで、従動軸線64は、駆動軸線54よりも幅d1だけ上方に位置している。この幅d1は、本実施形態においては、幅d2(図10参照)に等しい。また、図11において、フラップ170a,170b,170cは、全開状態(図3参照)であることとする。
次に、本実施形態の効果を明らかにするため、比較例の構成について説明する。
図12は、第1の比較例に適用される前側フラップ171の模式図である。
前側フラップ171は、左フラップ170aと、中央フラップ170bと、右フラップ171cと、を備えている。左フラップ170aおよび中央フラップ170bは、上述した実施形態のものと同様である。一方、右フラップ171cについては、図示を省略するが、上述した実施形態の右フラップ170cを、外面22c(図10参照)が軸線40cに平行になるように変形したような形状を有している。図中の前端21cFおよび後端21cRは、右フラップ171cが有する湾曲板部の前端および後端である。また、本比較例において、駆動軸線54および従動軸線64は、同一の高さに位置している。上述した以外の第1の比較例の構成は、上記実施形態のものと同様である。
図13は、第2の比較例に適用される前側フラップ172の模式図である。
前側フラップ172は、上述した第1の比較例の前側フラップ171(図12参照)と同様に、左フラップ170aと、中央フラップ170bと、右フラップ171cと、を備えている。但し、第2の比較例においては、上述した実施形態と同様に、従動軸線64は、駆動軸線54よりも幅d1だけ上方に位置している。これにより、前側フラップ172を全閉状態にした際、図示のように、前端20aF,20bF,21cFを、基準線70に沿って水平に揃えることができる。
図14は、本実施形態における前側フラップ170の模式図である。
上述したように、本実施形態の前側フラップ170は、フラップ170a,170b,170cを備えている。そして、図10に示したように、右フラップ170cにおいては、軸線40cに対して外面22cが傾斜しており、湾曲板部20cの左端側は、右端側よりも、幅d2だけ下方に下がっている。また、上述したように、本実施形態においては、幅d2は、幅d1に等しい。
より具体的には、第1の上下風向板(170c)の外面(22c)の曲がり形状は、第1の軸線(40c)の方向に沿って変化している。
かかる構成により、本実施形態によれば、複数の上下風向板の段差を抑制できる。
このように、被駆動用支持板に凸部(25b,25c)を設けたことにより、第1および第2の上下風向板(170c,170b)の開閉状態を正確に検出することができる。
本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、種々の変形が可能である。上述した実施形態は本発明を理解しやすく説明するために例示したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、上記実施形態の構成に他の構成を追加してもよく、構成の一部について他の構成に置換をすることも可能である。上記実施形態に対して可能な変形は、例えば以下のようなものである。
20bF 前端(第2の端部)
20c 湾曲板部(第1の板部)
20cF 前端(第1の端部)
24b 駆動軸側支持板(第2の被駆動用支持板)
24c 駆動軸側支持板(第1の被駆動用支持板)
25b,25c 凸部
26b 従動軸側支持板(第2の被支持部)
26c 従動軸側支持板(第1の被支持部)
28b 駆動軸挿通部(第2の被駆動部)
28c 駆動軸挿通部(第1の被駆動部)
32b 貫通孔(第2の被支持部)
32c 貫通孔(第1の被支持部)
40b 軸線(第2の軸線)
40c 軸線(第1の軸線)
50b 駆動軸(第2の回動軸)
50c 駆動軸(第1の回動軸)
60b 従動軸(第2の支持部)
60c 従動軸(第1の支持部)
100 室内機(風向制御装置)
130 空気吹出し風路(風路)
170b 中央上下風向板(第2の上下風向板)
170c 右上下風向板(第1の上下風向板)
A 空気調和機
Claims (5)
- 第1の軸線を中心軸として回動する第1の上下風向板と、
前記第1の上下風向板に横方向に隣接し、前記第1の軸線とは位置が異なる第2の軸線を中心軸として回動する第2の上下風向板と、
を備え、
前記第1の上下風向板と前記第2の上下風向板とが風路を塞いだ状態において、前記第2の上下風向板に対向する箇所における前記第1の上下風向板の外面は前記第2の上下風向板の外面に沿った形状であり、
前記第1の上下風向板の外面の曲がり形状は、前記第1の軸線の方向に沿って変化している
ことを特徴とする風向制御装置。 - 回動する第1の回動軸と、
回動する第2の回動軸と、
第1の支持部と、
第2の支持部と、
をさらに備え、
前記第1の上下風向板は、第1の板部と、前記第1の板部に設けられ前記第1の軸線に交差する第1の被駆動部と、前記第1の板部に設けられ前記第1の軸線に交差する第1の被支持部と、を有し、
前記第2の上下風向板は、第2の板部と、前記第2の板部に設けられ前記第2の軸線に交差する第2の被駆動部と、前記第2の板部に設けられ前記第2の軸線に交差する第2の被支持部と、を有し、
前記第1の被駆動部は、前記第1の回動軸によって回動されるものであり、
前記第2の被駆動部は、前記第2の回動軸によって回動されるものであり、
前記第1の被支持部は、前記第1の回動軸の回動中心よりも高い位置で前記第1の支持部によって回動自在に支持されるものであり、
前記第2の被支持部は、前記第2の回動軸の回動中心よりも高い位置で前記第2の支持部によって回動自在に支持されるものであり、
前記第1の板部は、所定方向に向かうほど、前記第1の軸線から離れるように、前記第1の軸線に対して傾斜している
ことを特徴とする請求項1に記載の風向制御装置。 - 前記第1の被駆動部は、板状の第1の被駆動用支持板を介して前記第1の板部に結合され、
前記第2の被駆動部は、板状の第2の被駆動用支持板を介して前記第2の板部に結合され、
前記第1の被駆動用支持板および前記第2の被駆動用支持板は、それぞれ位置検出用の凸部を有する
ことを特徴とする請求項2に記載の風向制御装置。 - 前記第1の板部は、均一な厚さを有する
ことを特徴とする請求項3に記載の風向制御装置。 - 請求項1ないし4の何れか一項に記載の風向制御装置を備えることを特徴とする空気調和機。
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