JP6807474B1 - プログラム、方法及び情報処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】求人企業と人材紹介会社との間で行われる人材紹介を支援し、求人企業が所望する人材を効率よく紹介することを可能にするプログラム、方法及び情報処理装置を提供する。【解決手段】方法は、人材紹介会社の端末装置において、採用意思有無情報を指定して求職者を検索する。検索処理は、求職者の情報を登録する操作を受け付けS611、登録された求職者の情報を、求人企業のユーザに提示しS621、求人企業のユーザが、当該求人企業のユーザに提示される各求職者の情報と関連付けて、採用意思を示す情報の設定を受け付けるS631、人材紹介会社のユーザから、求職者の検索条件として、求人企業のユーザにより設定される採用意思を示す情報を指定する入力操作を受け付けS612、受け付けた検索条件の採用意思を示す情報に従って抽出される求職者の情報を人材紹介会社のユーザに提示するS622、S613。【選択図】図6

Description

本開示は、プログラム、方法及び情報処理装置に関する。
近年、情報技術の進歩に伴い、インターネット等を介して、求人企業と人材紹介会社との間で人材紹介サービスを行う人材紹介サイトは利用されている(特許文献1参照)。
例えば、特許文献1では、正規に登録されている人材派遣業者から企業へ、直接、求職者を派遣することで、余分な仲介手数料の発生を防ぎ、企業と求職者の双方に妥当な単金の設定を可能とし、且つ、人材選択の主導権を企業側に持たせ、自ら適任者を検索可能とすることで求職者を特定した人材派遣業者へのアプローチを可能とするシステム及びその方法は提供されている。
特開2007−079900号公報
特許文献1に記載されているようなシステムにおいて、求人企業は、所定のオファー数に相当するポイントを購入し、求職者へオファーした場合、当該企業の蓄積ポイント数より相当ポイント数を減じる。そして、人材派遣会社は当該オファーへ応答し、双方の条件が一致すると、派遣契約が成立する。
しかしながら、求人企業と人材派遣会社との条件は、必ずしも一致するわけではないので、当該オファーは、派遣契約の成立に至らず、購入したポイントが無駄に消費されるおそれがある。そのため、オファー1つ当たりの採用コストが高くなってしまう。
そこで、本開示は、上記に鑑みてなされたものであって、求人企業と人材紹介会社との間で行われる人材紹介を支援し、求人企業が所望する人材を効率よく紹介することを可能にすることを目的とする。
一実施の形態によると、プロセッサを備えるコンピュータに実行させ、求人企業と人材紹介会社との間で行われる人材紹介を支援するためのプログラムが提供される。プログラムは、プロセッサに、求職者の情報を登録する操作を受け付ける第1ステップと、登録された求職者の情報を、求人企業のユーザに提示する第2ステップと、求人企業のユーザから、当該求人企業のユーザに提示される各求職者の情報と関連付けて、採用意思を示す情報の設定を受け付ける第3ステップと、人材紹介会社のユーザから、求職者の検索条件として、求人企業のユーザにより設定される採用意思を示す情報を指定する入力操作を受け付ける第4ステップと、受け付けた検索条件の採用意思を示す情報に従って抽出される求職者の情報を人材紹介会社のユーザに提示する第5ステップと、を実行させる。
本開示によれば、求人企業と人材紹介会社との間で行われる人材紹介を支援し、求人企業が所望する人材を効率よく紹介することを可能にすることができる。
人材紹介システム1の全体の構成を示す図である。 第1の実施の形態の人材紹介システム1を構成する人材紹介会社の端末装置10Aのブロック図である。 第1の実施の形態の人材紹介システム1を構成する求人企業の端末装置10Bのブロック図である。 第1の実施の形態の人材紹介システム1を構成するサーバ20の機能的な構成を示す図である。 サーバ20が記憶する求職者情報データベース281、求人企業情報データベース282のデータ構造を示す図である 第1の実施の形態の人材紹介システム1により、人材紹介会社の端末装置10Aにおいて、採用意思有無情報を指定して求職者を検索する流れの一例を示すフローチャートである。 人材紹介会社の端末装置10A及び求人企業の端末装置10Bの画面例の図である。
本開示の以下の実施の形態によると、サブスクリプション型の人材紹介のビジネスモデルを実現することができ、従来のように「人材紹介会社の紹介で採用に至ることで人材紹介手数料を人材紹介会社が得るショット型の料金モデル」と比較して、求職者がいずれかの求人企業に採用される採用率(マッチング率)を大幅に向上させることができ、求人企業にとっても採用人数の最大化をも図ることができる。この点が、当ビジネスモデルの強みとなる。
具体的には、人材紹介会社に登録した全ての求職者のデータは、求職者の情報として記憶される。そして、求職者のデータが登録されることにより、自動的に、求職者の一部の情報が伏せられた状態(いわゆる「ブラインドレジュメ」の状態。名前などの個人情報の一部が伏せられるなど、特定の個人であることそのものまでは容易に識別されない状態)となる。この状態で、登録を受け付けたすべての求職者の情報が求人企業に閲覧可能に提供される。すなわち、求人企業がリアルタイムで全ての求職者の情報を確認することができるようになる。つまり、人材紹介会社側が、求人企業に対して紹介する求職者の情報を任意に選別したうえで求人企業に提示する場合と比べると、より多くの求職者の情報を求人企業に提示し、また、より早く(登録を受け付け次第)求職者の情報を求人企業に提示することができる。
これにより、求人企業、求職者の双方に対し、採用に関する提案の件数の最大化を図ることができる。また、定額制で採用の人数の制約がないようにすることにより(採用の人数にかかわらず一定額の対価の支払いでサービスを利用可能にするサブスクリプション型のモデル)、採用することに基づくショット型の料金モデルと比較して、採用することそのものに対するコスト的なハードルが下がるため採用率を大幅に向上させ、採用人数の最大化をも図ることができる。
以下、図面を参照しつつ、本開示の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰り返さない。
<第1の実施の形態>
以下、求人企業が示した採用意思有無情報に基づき、求職者を検索して人材紹介サービスを提供する実施形態について説明する。
<1 人材紹介システム1の全体構成>
図1は、人材紹介システム1の全体の構成を示す図である。
人材紹介システム1は、求人企業と人材紹介会社との間で人材紹介を行うためのシステムである。図1に示すように、人材紹介システム1は、人材紹介会社の端末装置10Aと、サーバ20と、求人企業の端末装置10Bとを含む。人材紹介会社の端末装置10A、サーバ20及び求人企業の端末装置10Bは、ネットワーク80を介して相互に通信可能に接続されている。ネットワーク80は、有線または無線ネットワークにより構成される。
人材紹介会社の端末装置10Aは、人材紹介会社が操作する装置である。人材紹介会社の端末装置10Aは、例えば据え置き型のPC(Personal Computer)、ラップトップPCなどにより実現される。図1に示すように、人材紹介会社の端末装置10Aは、通信IF(Interface)12と、入力装置13と、出力装置14と、メモリ15と、記憶部16と、プロセッサ19とを備える。
通信IF12は、人材紹介会社の端末装置10Aが外部の装置と通信するため、信号を入出力するためのインタフェースである。入力装置13は、人材紹介会社からの入力操作を受け付けるための入力装置(例えば、タッチパネル、タッチパッド、マウス等のポインティングデバイス、キーボード等)である。出力装置14は、人材紹介会社に対し情報を提示するための出力装置(ディスプレイ、スピーカ等)である。メモリ15は、プログラム、および、プログラム等で処理されるデータ等を一時的に記憶するためのものであり、例えばDRAM(Dynamic Random Access Memory)等の揮発性のメモリである。記憶部16は、データを保存するための記憶装置であり、例えばフラッシュメモリ、HDD(Hard Disc Drive)である。プロセッサ19は、プログラムに記述された命令セットを実行するためのハードウェアであり、演算装置、レジスタ、周辺回路などにより構成される。
サーバ20は、各求職者の情報、及び、各求人企業の情報を管理する装置である。サーバ20は、ネットワーク80に接続されたコンピュータである。
図1に示すように、サーバ20は、通信IF22と、入出力IF23と、メモリ25と、ストレージ26と、プロセッサ29とを備える。
通信IF22は、サーバ20が外部の装置と通信するため、信号を入出力するためのインタフェースである。入出力IF23は、人材紹介会社のユーザまたは求人企業のユーザからの入力操作を受け付けるための入力装置、および、人材紹介会社のユーザまたは求人企業のユーザに対し情報を提示するための出力装置とのインタフェースとして機能する。メモリ25は、プログラム、および、プログラム等で処理されるデータ等を一時的に記憶するためのものであり、例えばDRAM(Dynamic Random Access Memory)等の揮発性のメモリである。ストレージ26は、データを保存するための記憶装置であり、例えばフラッシュメモリ、HDD(Hard Disc Drive)である。プロセッサ29は、プログラムに記述された命令セットを実行するためのハードウェアであり、演算装置、レジスタ、周辺回路などにより構成される。
求人企業の端末装置10Bは、求人企業のユーザが操作する装置である。求人企業の端末装置10Bは、例えば据え置き型のPC(Personal Computer)、ラップトップPCなどにより実現される。求人企業の端末装置10Bは、人材紹介会社の端末装置10Aと同様なハードウェア構成からなるので、ここでは繰り返して説明しない。
<1.1 人材紹介会社の端末装置10Aの構成>
図2は、第1の実施形態の人材紹介システム1を構成する人材紹介会社の端末装置10Aのブロック図である。図2に示すように、人材紹介会社の端末装置10Aは、通信部110Aと、操作受付部130Aと、表示部140Aと、記憶部170Aと、制御部180Aと、を含む。端末装置10Aは、図2では特に図示していない機能及び構成(例えば、電力を保持するためのバッテリー、バッテリーから各回路への電力の供給を制御する電力供給回路など)も有している。図2に示すように、人材紹介会社の端末装置10Aに含まれる各ブロックは、バス等により電気的に接続される。
通信部110Aは、人材紹介会社の端末装置10Aが他の機器と通信するための部品である。
操作受付部130Aは、人材紹介会社のユーザの入力操作を受け付けるための機構を有する。例えば、操作受付部130Aは、マウス、キーボード又はタッチパネルなどを含む。
表示部140Aは、制御部180Aの制御に応じて、画像、動画、テキストなどのデータを表示する。表示部140Aは、例えば液晶ディスプレイによって実現される。
記憶部170Aは、例えばフラッシュメモリ等により構成され、人材紹介会社の端末装置10Aが使用するデータおよびプログラムを記憶する。ある局面において、記憶部170Aは、求職者情報171Aと、求人企業情報172Aとを記憶する。求職者情報171Aと、求人企業情報172Aとは、サーバ20において管理される情報(後述する求職者情報データベース281、求人企業情報データベース282等)である。端末装置10Aがブラウザ等によりサーバ20へアクセスすることにより、端末装置10Aにおいて、求職者情報171Aおよび求人企業情報172Aに基づく処理が行われる。
求職者情報171Aは、人材紹介会社が人材紹介システム1を用いて求人企業に紹介する求職者の情報である。求職者情報は、例えば、求職者が求人サイトに応募して登録した情報であってよいし、人材紹介会社が登録した情報であってもよい。
求人企業情報172Aは、人材紹介システム1における求人企業の情報である。
制御部180Aは、記憶部170Aに記憶されるプログラムを読み込んで、プログラムに含まれる命令を実行することにより、端末装置10Aの動作を制御する。制御部180Aは、プログラムに従って動作することにより、入力操作受付部181Aと、送受信部182Aと、表示制御部183Aと、通知制御部184A、求職者検索部185としての機能を発揮する。
入力操作受付部181Aは、マウス、キーボード等の入力装置に対する人材紹介会社の入力操作を受け付ける処理を行う。
送受信部182Aは、端末装置10Aが、サーバ20等の外部の装置と、通信プロトコルに従ってデータを送受信するための処理を行う。
表示制御部183Aは、表示部140Aの表示処理を制御する。
通知制御部184Aは、人材紹介会社のユーザに対し通知情報を提示する処理を行う。通知制御部184Aは、通知情報を表示部140Aに表示させる処理等を行う。
求職者検索部185は、採用意思有無情報を指定して求職者を検索するための検索条件を受け付けて、当該検索条件を満たす求職者の情報を表示させる処理を行う。
<1.2 求人企業の端末装置10Bの構成>
図3は、第1の実施形態の人材紹介システム1を構成する求人企業の端末装置10Bのブロック図である。図3に示すように、求人企業の端末装置10Bは、通信部110Bと、操作受付部130Bと、表示部140Bと、記憶部170Bと、制御部180Bと、を含む。端末装置10Bは、図3では特に図示していない機能及び構成(例えば、電力を保持するためのバッテリー、バッテリーから各回路への電力の供給を制御する電力供給回路など)も有している。図3に示すように、求人企業の端末装置10Bに含まれる各ブロックは、バス等により電気的に接続される。
通信部110Bは、求人企業の端末装置10Bが他の機器と通信するための部品である。
操作受付部130Bは、求人企業のユーザの入力操作を受け付けるための機構を有する。例えば、操作受付部130Bは、マウス、キーボード又はタッチパネルなどを含む。
表示部140Bは、制御部180Bの制御に応じて、画像、動画、テキストなどのデータを表示する。表示部140Bは、例えば液晶ディスプレイによって実現される。
記憶部170Bは、例えばフラッシュメモリ等により構成され、求人企業の端末装置10Bが使用するデータおよびプログラムを記憶する。ある局面において、記憶部170Bは、求職者情報171Bを記憶する。
求職者情報171Bは、人材紹介会社が人材紹介システム1を用いて求人企業に紹介する求職者の情報である。求職者情報は、例えば、求職者が求人サイトに応募して登録した情報であってよいし、求人企業が登録した情報であってもよい。
制御部180Bは、記憶部170Bに記憶されるプログラムを読み込んで、プログラムに含まれる命令を実行することにより、端末装置10Bの動作を制御する。制御部180Bは、プログラムに従って動作することにより、入力操作受付部181Bと、送受信部182Bと、表示制御部183Bと、通知制御部184B、求職者情報取得部186と、採用意思表示部187としての機能を発揮する。
入力操作受付部181Bは、マウス、キーボード等の入力装置に対する求人企業のユーザの入力操作を受け付ける処理を行う。
送受信部182Bは、端末装置10Bが、サーバ20等の外部の装置と、通信プロトコルに従ってデータを送受信するための処理を行う。
表示制御部183Bは、表示部140Bの表示処理を制御する。
通知制御部184Bは、求人企業に対し通知情報を提示する処理を行う。通知制御部184Bは、通知情報を表示部140Bに表示させる処理等を行う。
求職者情報取得部186は、端末装置10Bがサーバ20から、人材紹介システム1に登録した全ての求職者の情報を取得して、表示部140Bに表示する処理を行う。
採用意思表示部187は、求人企業がそれぞれの求職者に対して、求職者を採用する意思の有無を示す採用意思有無情報を示す処理を行う。
<1.3 サーバ20の機能的な構成>
図4は、サーバ20の機能的な構成を示す図である。図4に示すように、サーバ20は、通信部201と、記憶部202と、制御部203としての機能を発揮する。
通信部201は、サーバ20が外部の装置と通信するための処理を行う。
記憶部202は、サーバ20が使用するデータ及びプログラムを記憶する。記憶部202は、求職者情報データベース281と、求人企業情報データベース282等を記憶する。
求職者情報データベース281は、人材紹介会社が人材紹介システム1を用いて求人企業に紹介する求職者の情報を保持するためのデータベースである。詳細は後述する。
求人企業情報データベース282は、人材紹介システム1における求人企業に関する情報を保持するためのデータベースである。詳細は後述する。
制御部203は、サーバ20のプロセッサがプログラムに従って処理を行うことにより、各種モジュールとして示す機能を発揮する。
受信制御モジュール2031は、サーバ20が外部の装置から通信プロトコルに従って信号を受信する処理を制御する。
送信制御モジュール2032は、サーバ20が外部の装置に対し通信プロトコルに従って信号を送信する処理を制御する。
求職者情報取得モジュール2033は、サーバ20が人材紹介会社の端末装置10Aから、人材紹介会社が求人企業に紹介する求職者の情報を取得する処理を制御する。
採用意思有無情報取得モジュール2034は、サーバ20が求人企業の端末装置10Bから、それぞれの求職者を採用する意思の有無を示す採用意思有無情報を取得する処理を制御する。
求職者検索モジュール2035は、サーバ20が人材紹介会社の端末装置10Aから、採用意思有無情報を指定して求職者を検索するための検索条件を受け付けて、当該検索条件を満たす求職者の情報を表示させる処理を行う。
<2 データ構造>
図5は、サーバ20が記憶する求職者情報データベース281、求人企業情報データベース282のデータ構造を示す図である。また、サーバ20は、料金プラン283を記憶している。
図5に示すように、求職者情報データベース281のレコードのそれぞれは、項目「求職者ID」と、項目「氏名」と、項目「詳細情報」と、項目「受けた採用意思有無情報」と、項目「面接日」と、項目「採用日」等を含む。
項目「求職者ID」は、それぞれの求職者を識別する情報である。
項目「氏名」は、それぞれの求職者の氏名を示す情報である。
項目「詳細情報」は、それぞれの求職者の求職に関連する個人情報である。例えば、「詳細情報」としては、年齢、性別、就業状態、職歴、希望年収、希望勤務地、職歴などの情報を含む。例えば、就業状態とは、現に求職者が就業しているのか、職には就いていない状態であるのか等の情報を含む。
なお、求職者の氏名及び詳細情報は、求職者が求人サイトなどに応募して登録し、サーバ20に送信されて記憶される情報であってよいし、求人企業が直接に求人企業の端末装置10Aにより登録し、サーバ20に送信されて記憶される情報であってもよい。
項目「受けた採用意思有無情報」は、それぞれの求職者がそれぞれの求人企業から受けた、求人企業が求職者を採用する意思の有無を示す情報である。
例えば、採用意思有無情報としては、採用をする意欲の程度に応じた複数の段階があることとしてもよく、例えば、「興味あり」(求人企業が求職者を採用する意思が高い)、「普通」(求人企業が求職者を採用する意思があるが、「興味あり」ほどの意欲はない。)、及び「興味なし」(求人企業が求職者を採用する意思がない)、という3つの選択肢があることとしてよい。つまり、採用意思有無情報としては、採用する意思がない場合(「興味なし」)のほかに、求職者を採用する意欲の高さに応じて、複数の段階(「興味あり」と「普通」)が求人企業のユーザに選択可能に提供している。
具体的には、「受けた採用意思有無情報」は、それぞれの採用意思有無情報を識別する興味IDと、それぞれの採用意思有無情報を示した求人企業の企業名と、採用意思の有無に関する情報とを含むこととしてよい。
例えば、求職者情報データベース281における求職者ABが受けた「#001、X社から、興味あり」という採用意思有無情報を例として説明すると、「#001」は、当該採用意思有無情報を識別するための興味IDであり、「X社から」は、当該採用意思有無情報を示した求人企業の企業名であり、「興味あり」は、X社が求職者ABを採用する意思があるという意味である。求職者情報データベース281において、求人企業のユーザが各求職者に対して「興味あり」などの採用意思有無情報を設定したタイミングを保持する。
項目「面接日」は、求職者が求人企業と面接をしたタイミングを示す。例えば、人材紹介会社のユーザが、求職者に連絡をして求人企業との面接の日程調整をした場合に、人材紹介会社の端末装置10Aが、求職者の情報に関連付けて、当該面接のタイミングをサーバ20に送信し、サーバ20において求職者データベース281を更新する。求人企業によっては、求職者に対し、面接を経ることなく採用の内定を出すこともあり得る。
項目「採用日」は、求人企業が求職者を採用したタイミング(採用を内定したタイミング)を示す。例えば、求人企業が、人材紹介会社に対し、求職者を内定したことを通知し、人材紹介会社のユーザが、端末装置10Aにより、当該求職者について採用が内定したことをサーバ20へ通知し、サーバ20が求職者データベース281を更新する。
以上により、求職者データベース281は、各求職者の情報と関連付けて、サーバ20が提供するシステムに登録されたタイミング、各求人企業が「興味あり」などの採用意思有無情報を設定したタイミング、求人企業が求職者を採用するための行動(面接の実施、内定の通知など)をしたタイミングを保持する。
求人企業情報データベース282のレコードのそれぞれは、項目「企業ID」と、項目「企業名」と、項目「料金プラン」と、項目「求人詳細」と、項目「示した採用意思有無情報」と、項目「面接履歴」と、項目「採用履歴」等を含む。
項目「企業ID」は、それぞれの求人企業を識別する情報である。
項目「企業名」は、それぞれの求人企業の名称を示す情報である。
項目「料金プラン」は、求人企業が、サーバ20が提供するシステムを利用するための対価を支払うプランを示す情報である。後述する料金プラン283に示すように、サーバ20は、求人企業に対し、対価の額と、採用可能な人数とに応じて、複数の料金プランを提供している。
項目「求人詳細」は、それぞれの求人企業の求人に関連する情報である。例えば、「求人詳細」としては、業種、職種、給与、雇用形態、勤務地などの情報を含む。
項目「示した採用意思有無情報」は、それぞれの求人企業がそれぞれの求職者に対して示した、求人企業が求職者を採用する意思の有無を示す情報である。
具体的には、「示した採用意思有無情報」は、それぞれの採用意思有無情報を識別する興味IDと、それぞれの採用意思有無情報を受けた求職者の求職者の氏名と、採用意思の有無に関する情報と、求人企業が求職者に対し採用する意思を示す情報(採用意思有無情報)を設定したタイミングとを含むこととしてよい。
例えば、求人企業情報データベース282における求人企業X社が示した「#001、求職者ABへ、興味あり」という採用意思有無情報を例として説明すると、「#001」は、当該採用意思有無情報を識別するための興味IDであり、「求職者ABへ」は、当該採用意思有無情報を受けた求職者の氏名であり、「興味あり」は、X社が求職者ABを採用する意思があるという意味である。
項目「面接履歴」は、求人企業が求職者を採用するための行動として面接を実施した履歴(面接のタイミング)を示す。
項目「採用履歴」は、求人企業が求職者を採用するための行動として内定を出した履歴(内定の通知をしたタイミング)を示す。
料金プラン283は、求人企業が、サーバ20が提供するシステムを利用するための複数の料金プランの情報を含む。図示するように、各料金プランは、項目「プランID」と、項目「対価」と、項目「採用可能な人数」等を含む。
項目「プランID」は、料金プランを識別する情報である。
項目「対価」は、対価の額を示し、例えば、月額の利用料金などサブスクリプション型の料金体系の対価の額として設定されている。
項目「採用可能な人数」は、料金プランにおいて、サーバ20が提供するシステムを通じて採用することができる人数の上限または下限を示す。例えば、求人企業によっては、年間で人員を補充したい人数の下限が想定されている。例えば、店舗を運営していくうえで、毎月(または四半期などの一定期間)、採用をしたい人数が規定されることがある。求人企業は、採用をしたい人数の規模感に応じて、複数の料金プランのいずれかを選択する。図示する例では、一定期間として、年間で採用できる人数の範囲を、料金プランごとに規定している。採用をしたい人数として、月あたりの採用可能な人数(例えば、料金プランごとに、毎月採用できる人数)を規定していてもよい。
以上のように、サーバ20が提供する人材紹介システムでは、求人企業は、サーバ20が提供するシステムに対する対価を支払うことにより、料金プランに規定された範囲内において、採用し放題となる。求人企業は、求職者の希望年収にかかわらず、料金プランに規定された対価を支払うことで、求職者を採用するための行動をすることができる。求職者の希望年収に応じて求人企業が人材紹介会社に手数料を支払う場合と比較すると、求人企業が、料金プランの枠内では、求職者を採用しても、求職者の希望年収によっては追加の費用の負担もないため、まず採用してみようという意思決定をすることを促すことができる。これにより、人材の流動性をよりいっそう高めることができ、求人企業が求職者を採用できる可能性、および、求職者が採用に至る可能性をよりいっそう向上させうる。
<3 動作>
以下、図6を参照しながら、第1の実施の形態の人材紹介システム1により、人材紹介会社の端末装置10Aにおいて、採用意思有無情報を指定して求職者を検索する処理について説明する。
図6は、人材紹介会社の端末装置10Aにおいて、採用意思有無情報を指定して求職者を検索する流れの一例を示すフローチャートである。
ステップS611において、人材紹介会社の端末装置10Aは、求職者の情報を登録する操作を受け付ける。登録された求職者の情報は、サーバ20に送信される。なお、求職者の情報は、例えば、求職者が求人サイトなどに応募して登録し、サーバ20に送信されて記憶される情報であってよい。
ステップS621において、サーバ20は、登録された全ての求職者の情報を、求人企業の端末装置10Bに送信して表示させる。また、求職者が求人サイトなどに個別の求人企業に応募した場合に、サーバ20は、当該求職者の情報を、応募した求人企業だけではなく、全ての求人企業の端末装置10Aに送信して表示させる。ここで、求職者の情報は、氏名、年齢など、特定の個人であることを容易に識別できる情報を含みうるが、求人企業の端末装置10Bに対し、求職者の情報の一部の情報を秘匿した状態で(ブラインドレジュメ)表示させることとしてもよい。例えば、サーバ20は、求職者の情報のうち、特定の個人であることを識別することが容易な情報(氏名など)については、求人企業に対し提示しないこととしてもよい。
また、サーバ20は、新しい求職者の情報を登録する操作を受け付けた際、新しい求職者が登録された旨を、求人企業の端末装置10Bに送信することとしてもよい。
これにより、求人企業に新しい求職者の情報をチェックするように促し、人材を逃すことを避けることができる。
また、サーバ20は、求人企業の端末装置10Bから、求職者を絞るための指定条件を受け付けて、当該指定条件を満たす求職者の情報を、求人企業の端末装置10Bに送信して表示させることとしてもよい。
例えば、求人企業は、求職者を絞るために、希望年収が400万から500万であることを指定条件とした場合に、サーバ20は、求職者データベース281を照合し、当該指定条件を満たす求職者の情報を抽出し、求人企業の端末装置に送信して表示させる。
これにより、求人企業の端末装置には、求人企業が所望する求職者のみを表示し、求職者の情報をチェックするための求人企業側の負担を減らすことができる。
また、サーバ20は、求人企業の求人情報と、求職者の情報とから単語を抽出し、単語同士の類似度に基づき、求職者の情報の表示順序を特定することとしてもよい。
例えば、サーバ20は、求人企業の求人情報と、求職者の情報とから単語を抽出し、両方とも「秘書」という単語を含む場合に、当該求職者が当該求人に適する可能性が高いと判定し、他の求職者よりも当該求職者の情報を優先的に求人企業の端末装置に表示させる。
これにより、求人情報と求職者の情報との類似度に基づき、求人に適しそうな求職者を優先的に求人企業に提示し、求人企業が所望する人材を効率よく紹介することができる。
ステップS631において、求人企業の端末装置10Bは、求人企業の担当者から、それぞれの求職者について、求職者を採用する意思の有無を示す採用意思有無情報を受け付ける。
例えば、求人企業が求職者を採用する意思がある場合に、当該求職者に「興味あり」という採用意思有無情報を示し、求職者を採用する意思があるかどうかはどちらともいえない場合に、「普通」という採用意思有無情報を示し、求職者を採用する意思がない場合に、「興味なし」という採用意思有無情報を示し、サーバ20へ送信して記憶する。
なお、ある求人企業は、同一の求職者に対して採用意思有無情報を複数回示し、過去に示した採用意思有無情報を変更可能であることとしてもよい。例えば、求人企業は、過去に「興味なし」の求職者に対して、「興味あり」の採用意思有無情報を改めて示し、サーバ20は、「興味あり」の求職者として記憶し、「興味あり」に変更されたタイミングを記憶する。
また、採用意思有無情報が、採用意思が有ることを示すものである場合(「興味あり」など)、サーバ20は、当該採用意思有無情報を受け付けた旨を、人材紹介会社の端末装置10Aに通知することとしてもよい。
例えば、求人企業が求職者に「興味あり」の採用意思有無情報を示す操作をすることにより、サーバ20は、当該の採用意思有無情報を受け付ける。この場合に、サーバ20は、人材紹介会社の端末装置10Aに、当該「興味あり」の採用意思有無情報に関わる求人企業の企業名、求職者の氏名、反応の日時などの情報を送信する。
これにより、人材紹介会社は求人企業の反応をすぐに確認しつつ、求人企業が所望する人材を効率よく紹介することができる。
また、サーバ20は、それぞれの求職者が受けた採用意思有無情報に基づき、当該求職者が採用される可能性を評価するパラメータを生成することとしてもよい。
例えば、ある求職者が受けた全ての採用意思有無情報のうち、「興味あり」の割合が所定の割合以上である場合に、当該求職者が採用される可能性を評価するパラメータを、「優秀」と判定して生成する。
これにより、求職者への求人企業の反応に基づき、それぞれの求職者を評価して、人材紹介に有益な情報を提供することができる。
ステップS612において、人材紹介会社の端末装置10Aは、採用意思有無情報を指定して求職者を検索するための検索条件を受け付ける。
例えば、人材紹介会社の端末装置10Aにおいて、人材紹介会社の担当者は、求職者を検索するための検索条件として、「興味あり」、「普通」、「興味なし」から1つを指定して検索を行う。
ステップS622において、サーバ20は、受け付けた検索条件を満たす求職者の情報を検索し、人材紹介会社の端末装置10Aに送信する。
例えば、「興味あり」の採用意思有無情報を受けた求職者を検索するために、「興味あり」を検索条件とした場合に、サーバ20は、求職者データベース281を照合し、「興味あり」を受けた求職者を特定し、当該求職者の情報を人材紹介会社の端末装置10Aに送信する。
ステップS613において、人材紹介会社の端末装置10Aは、検索条件を満たす求職者の情報を表示する。
例えば、「興味あり」の採用意思有無情報を受けた求職者を検索するために、「興味あり」を検索条件とした場合に、人材紹介会社の端末装置10Aは、「興味あり」を受けた求職者の情報を受信し、求職者の氏名、及び、それぞれの「興味あり」を示した求人企業の企業名などの情報は表示する。
また、人材紹介会社の端末装置10Aは、受け付けた検索条件を満たす求職者を一括で(または一部)選択する操作をユーザから受け付けて、当該求職者に、求人案内、面接日程調整、内定連絡などの所定の通知をまとめて一括で送信することとしてもよい。当該通知には、採用意思有無情報を含めてもよい。
例えば、「興味あり」を受けた全ての求職者に、「興味あり」を受けた旨の通知と、それぞれの「興味あり」を示した求人企業の情報を一括に送信する。
これにより、人材紹介会社は簡単な操作で、各求人企業が採用しようとする全ての求職者にアプローチの連絡をすることができる。人材紹介会社のユーザは、求人企業のユーザが各求職者に対して行う「興味あり」、「普通」、「興味なし」などの採用意思有無情報の関連付けを行った結果に基づいて、求職者を抽出することができ、人材紹介のための行動を容易に行うことができる。その結果、求人企業が容易に求職者を採用することができ、人材の流動性をよりいっそう向上させることができる。
上記一連の処理により、人材紹介会社の端末装置10Aにおいて、採用意思有無情報を指定して求職者を検索することができる。そのため、人材紹介会社は、求人企業が所望する人材を効率よく紹介することができる。
<変形例>
(i)最適な料金プランの提案:
上記の料金プラン283で説明したように、求人企業が人材紹介会社に支払う対価の金額に応じて、求人企業が採用可能な人数に上限又は下限を設定することとしてもよい。
例えば、人材紹介会社は、求人企業が支払う対価の金額によって、求人企業が人材紹介サービスを利用して採用可能な人数の上限を設定し、金額が大きければ大きいほど、当該上限を高くする。なお、求人企業が支払う対価の金額によって、上限又は下限をなくすることとしてもよい。
これにより、求人企業は、自社の採用の需要により、最適な料金プランを選択することができる。
また、サーバ20は、求職者情報データベース281の情報(項目「採用日」、項目「面接日」など)、求人企業情報データベース282の情報等に基づき、求人企業が人員を採用する需要の変化に応じて、求人企業のユーザに対し、料金プランを提案することとしてもよい。例えば、サーバ20は、求人企業の規模の情報(社員数など)、事業規模の情報(売上高など)に基づき、採用する必要がある人員数を予測する。サーバ20は、求人企業に予測される、採用する必要がある人員数に対し、料金プランで採用可能な人数が適切になるよう(料金プランに応じて採用可能になるよう)、求人企業に料金プランの変更を提案してもよい。サーバ20は、端末装置10Bにおいて、当該求人企業が契約している料金プランおよび採用可能な人数と、今後、採用が必要になると予想される人員数とを表示させ、求人企業のユーザから、料金プランを指定する操作を受け付ける。
また、サーバ20は、求職者情報データベース281、求人企業情報データベース282等に基づいて、求人企業の採用の実績(人員を採用した履歴)と、求人企業から退職する人員の履歴等に基づいて、複数の料金プランのうち、求人企業に適した料金プランを特定することとしてもよい。例えば、サーバ20は、求人企業の規模、事業内容、採用の実績の時系列データに基づいて学習済みモデルを生成することにより、求人企業が今後必要となる採用の人数を予測することができ、予測結果に応じて、求人企業に料金プランを提案することとしてもよい。
(ii)求人企業と求職者とのマッチングを促すために、求職者に対し求人企業が採用の意思の有無を示すことを促す:
(ii―1)求人企業への通知
サーバ20は、求職者情報データベース281に、新たに求職者の情報が登録された場合(または、既に登録済みの求職者が、退職等により求職中の状態になった場合)、当該登録されたことに応答して、求人企業のユーザに通知をすることとしてもよい。サーバ20は、求職者の情報として所定の項目(例えば、求職者のプロフィールまたは勤務条件の少なくともいずれか)が登録されたことに応答して、求職者の情報を求人企業に公開してよいとみなし、当該所定の項目が登録されているすべての求職者の情報を、求人企業のユーザが閲覧可能に設定してもよい。
求人企業のユーザは、求職者が新たに登録されたことの通知に応答して、端末装置10Bにより、求職者の情報を確認し、採用意思有無情報の設定などを行うことができる。これにより、求職者が登録されてから求人企業とマッチングされる可能性を高めることができる。
また、サーバ20は、求人企業の求人情報に含まれる語(単語)と、求職者の情報に含まれる語(単語)との類似度に基づいて、求人企業にマッチングする可能性が高い求職者の情報を特定し、特定した求職者の情報を、当該求人企業のユーザが閲覧しやすいように提示してもよい。例えば、求人企業のユーザは、端末装置10Bにより、複数の求職者の情報を表示することができ、この際の表示順として、当該特定された求職者の情報を優先して並べて表示することとしてもよい。これにより、求人企業が求職者を採用しようと行動することを促すことができ、求人企業と求職者とをマッチングさせる可能性をよりいっそう向上させることができうる。
また、サーバ20は、求職者データベース281における各求職者のプロフィール(項目「詳細情報」)、採用意思有無情報を設定された履歴(項目「受けた採用意思有無情報」)、採用に至るまでのイベントの発生の履歴(項目「面接日」、項目「採用日」)に基づき、学習済みモデルを作成しておくことにより、新たに登録される求職者の情報に基づき、求人企業ごとに、当該新たに登録される求職者を採用する可能性、および、採用に至るまでの期間を評価することができる。サーバ20は、求人企業ごとに、学習済みモデルに基づいて、新たに登録される求職者のうち、採用する可能性が高いと評価される求職者があることを、求人企業のユーザに通知することとしてもよい。求人企業のユーザは、端末装置10Bにより、採用する可能性が高いと評価される求職者の情報を確認することができ、人材紹介会社に採用したい旨の連絡をすること、求職者の情報に対し採用意思有無情報を設定することがよりいっそう容易になる。これにより、求職者と求人企業とのマッチングをよりいっそう促すことができる。
(ii―2)インセンティブの付与
また、求人企業が、求職者に対して採用意思有無情報の設定をすることにより、求人企業のユーザにインセンティブを付与することとしてもよい。当該インセンティブは、例えば、金銭的価値を有するもの(ポイントなど、仮想的な通貨として扱われるもの。求人企業のユーザと関連付けてポイントを付与することとしてもよいし、求人企業と関連付けてポイントを付与することとしてもよい)があり、当該金銭的価値を他のユーザに譲渡したり製品またはサービスの対価として使用できることとしてもよい。当該インセンティブとしては、このほかに、施設、サービスなどを利用できる権利であるとしてもよい。また、例えば、新たに求職者が登録されてから一定時間内に採用意思有無情報を設定した場合にインセンティブをさらに付与することとしてもよいし、一定時間内に採用意思有無情報を設定した場合に限りインセンティブを付与することとしてもよい。これにより、求職者が新たに登録されてから求人企業によって興味の有無を早期に設定される可能性を高めることができ、求職者と求人企業とのマッチングを促すことができる。
(ii―3)求職者に対する採用意思の有無を制限なく設定可能
求人企業が人材紹介会社に支払う対価の金額に関らず、採用意思有無情報を示す可能な回数に上限を設定しないこととしてもよい。例えば、サーバ20は、求人企業が料金プラン283に示される対価を支払っている場合に、求人企業のユーザが求職者に対して採用意思有無情報を設定することに対し、特段、さらに別の対価(例えば、サーバ20が提供するシステムで利用可能なポイントなど)を消費しないこととしてもよい。
具体的に、各求人企業は、人材紹介会社に支払う対価の金額に関らず、全ての求職者の情報をチェックし、興味あるか否かの採用意思有無情報を、回数制限なしに何度も示すことが可能である。
これにより、求人企業は、費用を発生することなく、興味がある求職者にアプローチすることができる。例えば、対価の金額により、求人企業が採用可能な人数に上限がある場合であっても、興味がある求職者にアプローチする(採用意思有無情報を設定する)回数に制限を設けないこととしてもよい。
<4 画面例>
図7は、本開示の端末装置の画面例を示す図である。図7(A)は、第1実施形態における求人企業の端末装置10Bの画面例であり、図7(B)、図7(C)、図7(D)は、人材紹介会社の端末装置10Aの画面例である。
図7の画面例(A)は、求職者の情報を求人企業の端末装置に表示し、求人企業から、当該求職者を採用する意思の有無を示す採用意思有無情報を受け付ける局面を示す図である。
画面例(A)に示すように、求人企業の端末装置10Bには、領域132Aに、求職者の情報は表示されている。求人企業の担当者は、当該求職者の情報をチェックして、採用する意思があるか否かを判断し、領域132Bにおいて、興味の有無として、「興味あり」、「普通」、「興味なし」から1つを選択することにより、各求職者について採用意思有無情報を入力する。これにより、求職者の情報を求人企業に提示しつつ、求人企業から、それぞれの求職者を採用する意思の有無を示す採用意思有無情報を受け付けることができ、サーバ20の求職者データベース281が更新される。
図7の画面例(B)は、人材紹介会社の端末装置10Aから、採用意思有無情報を指定して求職者を検索するための検索条件を受け付ける局面を示す図である。
画面例(B)に示すように、人材紹介会社の端末装置10Aにおいて、人材紹介会社の担当者は、求職者を検索するための検索条件を指定することができる。端末装置10Aは、サーバ20にアクセスすることにより、サーバ20から各求職者の情報を受信して、領域132Cに表示する。
図示する例では、領域132Cにおいて、複数の求職者のうち一部の求職者の情報を表示している。端末装置10Aは、求職者の情報として、求職者情報データベース281に示されるように、求職者の氏名、詳細情報(年齢、就業形態など)などを領域132Cに表示している。端末装置10Aは、人材紹介会社の担当者から、各求職者を選択する操作を受け付けており、求職者が選択されると、選択されたことを示す表示(図示する例では、各求職者に関連付けられるチェックボックスがチェックされる)をする。
端末装置10Aにおいて、人材紹介会社の担当者は、求人企業が求職者を採用する活動を支援するため、求職者を検索する操作を行う。求職者を検索する条件としては、求職者の年齢、就業状態、希望年収、希望勤務地、職歴、求人企業の担当者が各求職者について入力する採用意思有無情報(「興味あり」、「普通」、「興味なし」、または、求人企業が求職者に採用意思有無情報を指定していない「求人企業の入力なし」)など、求職者情報データベース281の各項目の情報が含まれる。
端末装置10Aは、領域132Dにおいて、人材紹介会社の担当者から、検索条件を指定する操作を受け付ける。例えば、端末装置10Aにおいて、人材紹介会社の担当者は、検索条件として、採用意思有無情報(「興味あり」、「普通」、「興味なし」)からいずれか1つまたは複数を選択する。端末装置10Aは、操作受付部132Eへの入力操作に応答して、指定された検索条件に基づき求職者の検索を行うようサーバ20へ通知する。また、端末装置10Aは、人材紹介会社の担当者が検索条件を指定する入力操作に応答して、当該検索条件に基づき求職者の検索をするようサーバ20に検索条件の情報を送信してもよい。例えば、領域132Dにおいて、採用意思有無情報(「興味あり」など)を指定する入力操作に応答して(操作受付部132Eへの入力操作がなくとも)、当該指定された情報に基づき(例えば、「興味あり」を指定する操作に応答して)求職者を検索する。
以上により、人材紹介会社は、求人企業が示した採用意思有無情報に基づき、求職者を検索することができる。例えば、人材紹介会社の端末装置10Aは、「興味あり」という検索条件を受け付けると、画面例(C)に遷移する。
図7の画面例(C)は、人材紹介会社の端末装置10Aにおいて、上記検索条件を満たす求職者の情報を表示する局面を示す図である。
画面例(C)に示すように、人材紹介会社の端末装置10Aにおいて、領域132Fに、人材紹介会社の担当者が指定した検索条件を表示する。端末装置10Aは、領域132Gに、検索条件に従って抽出される各求職者を表示する。端末装置10Aは、領域132Gに示される各求職者を、人材紹介会社の担当者が一括して選択する操作(例えば、「一括チェック」への入力操作)を受け付ける。図示する例では、検索条件として、採用意思有無情報の「興味あり」という検索条件を満たす求職者、すなわち、求人企業から「興味あり」という採用意思有無情報を受けた求職者の情報は表示されている。具体的には、採用意思有無情報の興味ID、当該採用意思有無情報を示した求人企業の企業名、及び、当該採用意思有無情報を受けた求職者の氏名は表示されている。
これにより、人材紹介会社の担当者は、日々、登録される求職者の情報を管理しつつ、各求職者に対して、効率よく連絡などの行動をすることができる。
例えば、求人企業が採用意思有無情報を入力している求職者と、求人企業が未だ採用意思有無情報を入力していない求職者とでは、求人企業と求職者とのマッチングを促す人材紹介会社の担当者がとるべき行動(連絡など)が異なりうる。
当該行動としては、採用の可能性が高い求職者に対しては、求人企業での採用を受けて労働を開始するための諸条件(雇用開始に必要な各種書類の提出、健康診断の受検など)を満たすための手続を行うこと、求人企業との面接の日程調整を打診すること、などがあり得る。一方、求人企業の興味の有無が示されていない、または、関心が低い(「興味なし」など)など、採用の可能性が不明な求職者に対しては、採用の可能性を高めるための行動(スキルの習得など)を提案するなどがあり得る。以上により、人材紹介会社は、求人企業が示した採用意思有無情報に基づき、求人企業と求職者とのマッチングを、よりいっそう効率的に行うことができる。
また、画面例(C)において、端末装置10Aは、人材紹介会社の担当者が選択した1または複数の求職者に対し、一括して連絡などの行動をするための操作受付部132Hを表示する。端末装置10Aは、当該操作受付部132Hへの入力操作に応答して、選択されている求職者に対しメールを送信するなどの所定の処理を行う。図示する例では、操作受付部132Hは、「興味あり」という検索条件を満たす求職者に、「興味あり」の採用意思有無情報を受けた旨の通知を送信するための「求職者に一括送信」ボタンとして機能する。当該通知には、例えば、「興味あり」の反応を示した求人企業の企業名、反応の日時などの情報を含む。これにより、人材紹介会社は簡単な操作で、各求人企業が採用しようとする全ての求職者にアプローチの連絡をすることができる。端末装置10Aは、人材紹介会社の担当者ではなく、端末装置10Aのユーザではない求人企業の担当者が各求職者に対して指定した採用意思有無情報に基づいて、採用の可否の可能性に応じて求職者を絞り込むことができる。
端末装置10Aは、人材紹介会社の担当者が、各求職者への連絡を容易に行えるよう、採用意思有無情報に基づいて、予め、通知する内容を保持していてもよい。例えば、求人企業によって「興味あり」が設定された求職者に対しては、人材紹介会社の担当者は、上記のように面接の調整など採用に至るまでの行動をするための通知をすることが想定される。一方、求人企業によって「興味なし」が設定された求職者に対しては、ほかの求人企業が採用を開始するまで求職者に待機するよう促したり、スキルの習得を促すなどの通知をすることが想定される。端末装置10Aは、求職者の検索条件として指定される情報の種類と、求職者に対して行う通知内容とを対応付けて保持することとしてもよい。端末装置10Aは、求職者の検索条件に従って、操作受付部132Hにより処理を受け付ける内容を変更してもよい。例えば、求職者の検索条件として、「興味あり」が指定された場合、端末装置10Aは、選択された求職者に対し、操作受付部132Hへの入力操作により、採用活動を進行させるための通知(面接日程の調整など)を一括して行うこととしてもよい。一方、求職者の検索条件として、「興味なし」が指定された場合、端末装置10Aは、選択された求職者に対し、操作受付部132Hへの入力操作により、他の求人企業からの採用の可能性を高めるための通知(スキル講習の案内など)を一括して行うこととしてもよい。
図7の画面例(D)は、人材紹介会社の端末装置10Aにおいて、求人企業が求職者に「興味あり」の反応を示した場合に、当該旨の通知を受信する局面を示す図である。
画面例(D)に示すように、人材紹介会社の端末装置10Aにおいて、求人企業が求職者に「興味あり」の反応を示した旨の通知、及び、当該反応をチェックするためのリンクは表示されている。これにより、人材紹介会社は求人企業の反応をすぐに確認して、求人企業が所望する人材を効率よく紹介することができる。
<小括>
以上のように、本開示によると、人材紹介会社の端末装置には、求人企業が求職者へ示した採用意思有無情報に基づき、求職者の情報を検索することができる。これにより、求人企業と人材紹介会社との間で行われる人材紹介を支援し、求人企業が所望する人材を効率よく紹介することができる。
<付記>
以上の各実施の形態で説明した事項を以下に付記する。
(付記1)
プロセッサ(29、19)を備えるコンピュータ(20、10)に実行させ、求人企業(10B)と人材紹介会社(10A)との間で行われる人材紹介を支援するためのプログラムであって、プログラムは、プロセッサに、求職者の情報を登録する操作を受け付ける第1ステップ(S611)と、登録された求職者の情報(281)を、求人企業のユーザに提示する第2ステップと(S621)、求人企業のユーザから、当該求人企業のユーザに提示される各求職者の情報と関連付けて、採用意思を示す情報の設定を受け付ける第3ステップ(S631、281、282)と、人材紹介会社のユーザから、求職者の検索条件として、求人企業のユーザにより設定される採用意思を示す情報を指定する入力操作を受け付ける第4ステップ(S612)と、受け付けた検索条件の採用意思を示す情報に従って抽出される求職者の情報を人材紹介会社のユーザに提示する第5ステップ(S622、S613)と、を実行させる、プログラム。
(付記2)
第3ステップにおいて、求人企業のユーザから、採用意思を示す情報として、採用をする意欲の程度に応じた段階的な複数種類の情報のうちいずれかの設定を受け付けており(132B)、第4ステップにおいて、人材紹介会社のユーザから、求職者の検索条件として、採用をする意欲の程度に応じた各段階を指定する入力操作を受け付ける(132D、132E)、付記1に記載のプログラム。
(付記3)
第3ステップにおいて、求人企業のユーザから、採用をする意欲があることを示す情報と、採用をする意欲がないことを示す情報との設定を各求職者について受け付けており(132B、「興味あり」、「普通」、「興味なし」)、採用をする意欲があることを示す情報として、採用をする意欲の程度に応じて複数段階に区分された各段階のいずれかの設定を各求職者について受け付け、第4ステップにおいて、人材紹介会社のユーザから、求職者の検索条件として、採用をする意欲があることを示す情報において区分される各段階を指定する入力操作を受け付ける(132D)、付記2に記載のプログラム。
(付記4)
人材紹介会社のユーザから、第5ステップにおいて提示される各求職者の少なくとも一部について、一括して所定の通知をするための入力操作を受け付け(132G、132H)、当該通知をするための入力操作に応答して、当該求職者それぞれに対し、所定の通知を行う、付記1から3のいずれかに記載のプログラム。
(付記5)
コンピュータにおいて、検索条件として指定される情報の種類と、所定の通知とが対応付けられて管理されており、求職者それぞれに対し、検索条件に応じた所定の通知を行うための入力操作を受け付ける(132H)、付記4に記載のプログラム。
(付記6)
第1ステップにおいて求職者の情報が登録されたことに応答して、当該求職者の情報が登録されたことを求人企業のユーザに通知する(S611、S621)、付記1から5のいずれかに記載のプログラム。
(付記7)
コンピュータの記憶部において、登録される求職者の情報と、求人企業に採用される過程における採用イベントの発生の履歴とを記憶させ(281、282)、第1ステップにおいて新たに求職者の情報の登録を受け付けると、登録される求職者の情報と、記憶部の履歴とに基づいて、当該登録される求職者が求人企業に採用される可能性を評価し、当該評価結果に基づいて、登録される求職者を優先して求人企業のユーザに提示する、付記6に記載のプログラム。
(付記8)
第1ステップにおいて、求職者の情報として、求職者のプロフィールおよび勤務条件の少なくともいずれかの登録を受け付けており、プロフィールおよび勤務条件の少なくともいずれかが登録されることにより、登録された求職者の情報を、すべて、求人企業のユーザに提示する(S621)、付記1から7のいずれかに記載のプログラム。
(付記9)
第3ステップにおいて、採用意思を示す情報として、採用をする意欲があることを示す情報が設定されたことに応答して、当該設定がされた求職者の情報を人材紹介会社のユーザに通知する、付記1から8のいずれかに記載のプログラム。
(付記10)
第2ステップにおいて、求人企業の求人情報と、求職者の情報とのそれぞれに含まれる単語の類似度に基づき、求人企業のユーザに対して優先して提示する求職者の情報を特定する、付記1から9のいずれかに記載のプログラム。
(付記11)
求人企業が支払う対価の額に応じて、求人企業が所定期間内に採用可能な人数に上限又は下限を設定する(283)、付記1から10のいずれかに記載のプログラム。
(付記12)
求人企業が人材紹介会社に支払う対価の額に関らず、各求職者に対し採用意思を示す情報を設定することが可能な回数に上限を設定しない、付記11に記載のプログラム。
(付記13)
求人企業が人材紹介を受けるために対価を支払う複数の料金プランとして、当該人材紹介を受けることができる期間について支払う対価の額と、期間内に採用可能な人数の数とが段階的に設定されており、少なくとも、採用可能な人数に上限がない第1の料金プランを含み、求人企業の採用実績の情報を記憶部に記憶させ(281、282)、求人企業の規模の情報、または、求人企業の採用実績の情報に基づいて、複数の料金プランのうち、求人企業に適した料金プランを特定し、当該特定された料金プランを求人企業のユーザに提示する、付記11または12に記載のプログラム。
10A 人材紹介会社の端末装置、10B 求人企業の端末装置、20 サーバ、80 ネットワーク、22 通信IF、23 入出力IF、25 メモリ、26 ストレージ、29 プロセッサ、201 通信部、202 記憶部、281 求職者情報データベース、282 求人企業情報データベース、203制御部。

Claims (15)

  1. プロセッサを備えるコンピュータに実行させ、求人企業と人材紹介会社との間で行われる人材紹介を支援するためのプログラムであって、
    前記プログラムは、前記プロセッサに、
    前記人材紹介会社から、求職者の情報を登録する操作を受け付ける第1ステップと、
    前記登録された全ての求職者の情報を、前記人材紹介会社により求職者を選別されることなく、求人企業のユーザに提示する第2ステップと、
    前記求人企業のユーザから、当該求人企業のユーザに提示される各求職者の情報と関連付けて、採用意思を示す情報の設定を受け付ける第3ステップと、
    前記人材紹介会社のユーザから、前記求職者の検索条件として、前記求人企業のユーザにより設定される前記採用意思を示す情報を指定する入力操作を受け付ける第4ステップと、
    前記受け付けた検索条件の前記採用意思を示す情報に従って抽出される求職者の情報を前記人材紹介会社のユーザに提示する第5ステップと、を実行させ
    前記求人企業が人材紹介を受けるために前記人材紹介会社に定期的に対価を支払い、前記対価の額に応じて、前記求人企業が所定期間内に採用可能な人数に上限又は下限を設定する、プログラム。
  2. 前記第3ステップにおいて、前記求人企業のユーザから、前記採用意思を示す情報として、採用をする意欲の程度に応じた段階的な複数種類の情報のうちいずれかの設定を受け付けており、
    前記第4ステップにおいて、前記人材紹介会社のユーザから、前記求職者の検索条件として、前記採用をする意欲の程度に応じた各段階を指定する前記入力操作を受け付ける、請求項1に記載のプログラム。
  3. 前記第3ステップにおいて、前記求人企業のユーザから、前記採用をする意欲があることを示す情報と、採用をする意欲がないことを示す情報との設定を各求職者について受け付けており、前記採用をする意欲があることを示す情報として、採用をする意欲の程度に応じて複数段階に区分された各段階のいずれかの設定を各求職者について受け付け、
    前記第4ステップにおいて、前記人材紹介会社のユーザから、前記求職者の検索条件として、前記採用をする意欲があることを示す情報において区分される各段階を指定する前記入力操作を受け付ける、請求項2に記載のプログラム。
  4. 前記人材紹介会社のユーザから、前記第5ステップにおいて提示される各求職者の少なくとも一部について、一括して所定の通知をするための入力操作を受け付け、当該通知をするための入力操作に応答して、当該求職者それぞれに対し、前記所定の通知を行う、請求項1から3のいずれかに記載のプログラム。
  5. 前記コンピュータにおいて、前記検索条件として指定される情報の種類と、前記所定の通知とが対応付けられて管理されており、
    前記求職者それぞれに対し、前記検索条件に応じた前記所定の通知を行うための前記入力操作を受け付ける、請求項4に記載のプログラム。
  6. 前記第1ステップにおいて前記求職者の情報が登録されたことに応答して、当該求職者の情報が登録されたことを前記求人企業のユーザに通知する、請求項1から5のいずれかに記載のプログラム。
  7. 前記コンピュータの記憶部において、前記登録される求職者の情報と、前記求人企業に採用される過程における採用イベントの発生の履歴とを記憶させ、
    前記第1ステップにおいて新たに前記求職者の情報の登録を受け付けると、前記登録される求職者の情報と、前記記憶部の前記履歴とに基づいて、当該登録される求職者が前記求人企業に採用される可能性を評価し、当該評価結果に基づいて、前記登録される求職者を優先して前記求人企業のユーザに提示する、請求項6に記載のプログラム。
  8. 前記第1ステップにおいて、前記求職者の情報として、前記求職者のプロフィールおよび勤務条件の少なくともいずれかの登録を受け付けており、前記プロフィールおよび勤務条件の少なくともいずれかが登録されることにより、前記登録された求職者の情報を、すべて、前記求人企業のユーザに提示する、請求項1から7のいずれかに記載のプログラム。
  9. 前記第3ステップにおいて、前記採用意思を示す情報として、採用をする意欲があることを示す情報が設定されたことに応答して、当該設定がされた求職者の情報を前記人材紹介会社のユーザに通知する、請求項1から8のいずれかに記載のプログラム。
  10. 第2ステップにおいて、前記求人企業の求人情報と、前記求職者の情報とのそれぞれに含まれる単語の類似度に基づき、前記求人企業のユーザに対して優先して提示する前記求職者の情報を特定する、請求項1から9のいずれかに記載のプログラム。
  11. 前記求人企業が前記人材紹介会社に支払う対価の額に関らず、各求職者に対し前記採用意思を示す情報を設定することが可能な回数に上限を設定しない、請求項に記載のプログラム。
  12. 前記求人企業が人材紹介を受けるために対価を支払う複数の料金プランとして、当該人材紹介を受けることができる期間について支払う対価の額と、前記期間内に採用可能な人数の数とが段階的に設定されており、少なくとも、前記採用可能な人数に上限がない第1の料金プランを含み、
    前記求人企業の採用実績の情報を記憶部に記憶させ、
    前記求人企業の規模の情報、または、前記求人企業の採用実績の情報に基づいて、前記複数の料金プランのうち、前記求人企業に適した料金プランを特定し、
    当該特定された料金プランを前記求人企業のユーザに提示する、請求項1または11に記載のプログラム。
  13. 前記求人企業の規模、事業内容、採用の実績の時系列データに基づいて学習済みモデルを生成することにより、前記求人企業が今後必要となる採用の人数を予測し、
    前記予測結果に応じて、前記求人企業に適した料金プランを特定する、請求項12に記載のプログラム。
  14. プロセッサを備えるコンピュータにより実行され、求人企業と人材紹介会社との間で行われる人材紹介を支援するための方法であって、前記方法は、前記プロセッサが、記憶部に記憶されるプログラムを読み込んで実行することにより、
    前記人材紹介会社から、求職者の情報を登録する操作を受け付ける第1ステップと、
    前記登録された全ての求職者の情報を、前記人材紹介会社により求職者を選別されることなく、求人企業のユーザに提示する第2ステップと、
    前記求人企業のユーザから、当該求人企業のユーザに提示される各求職者の情報と関連付けて、採用意思を示す情報の設定を受け付ける第3ステップと、
    前記人材紹介会社のユーザから、前記求職者の検索条件として、前記求人企業のユーザにより設定される前記採用意思を示す情報を指定する入力操作を受け付ける第4ステップと、
    前記受け付けた検索条件の前記採用意思を示す情報に従って抽出される求職者の情報を前記人材紹介会社のユーザに提示する第5ステップと、を実行し、
    前記求人企業が人材紹介を受けるために前記人材紹介会社に定期的に対価を支払い、前記対価の額に応じて、前記求人企業が所定期間内に採用可能な人数に上限又は下限を設定する、方法。
  15. 制御部と、記憶部とを備え、求人企業と人材紹介会社との間で行われる人材紹介を支援するための情報処理装置であって、
    前記制御部が、前記記憶部に記憶されるプログラムに基づいて動作することにより、
    前記人材紹介会社から、求職者の情報を登録する操作を受け付ける第1ステップと、
    前記登録された全ての求職者の情報を、前記人材紹介会社により求職者を選別されることなく、求人企業のユーザに提示する第2ステップと、
    前記求人企業のユーザから、当該求人企業のユーザに提示される各求職者の情報と関連付けて、採用意思を示す情報の設定を受け付ける第3ステップと、
    前記人材紹介会社のユーザから、前記求職者の検索条件として、前記求人企業のユーザにより設定される前記採用意思を示す情報を指定する入力操作を受け付ける第4ステップと、
    前記受け付けた検索条件の前記採用意思を示す情報に従って抽出される求職者の情報を前記人材紹介会社のユーザに提示する第5ステップと、を実行し、
    前記求人企業が人材紹介を受けるために前記人材紹介会社に定期的に対価を支払い、前記対価の額に応じて、前記求人企業が所定期間内に採用可能な人数に上限又は下限を設定する、情報処理装置。
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