JP6807037B2 - 表示装置 - Google Patents

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Description

本技術は、表示装置に関し、特に、画像の投影位置を変更可能な表示装置に関する。
従来、3次元空間内におけるジェスチャに応じた処理を行う装置において、上方に設置されたプロジェクタから机の上面に画像を投影することが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
また、従来、プロジェクタが設置されている設置面、及び、設置面に垂直な面に画像を投影可能なプロジェクタが提案されている。このプロジェクタは、平面状の反射面及び曲面状の反射面を有する反射ミラーを回転させて、平面状の反射面により設置面に画像を投影し、曲面状の反射面により設置面に垂直な面に画像を投影する(例えば、特許文献2参照)。
特開2012−27796号公報 特開2009−31336号公報
しかしながら、特許文献1及び特許文献2に記載の技術では、プロジェクタと投影面との間に障害物が存在すると、画像の一部又は全部がきれいに投影されなくなり、視認性が低下する。
そこで、本技術は、画像の視認性を向上させるようにするものである。
本技術の一側面は、画像を投影する表示装置において、画像を映すための投影光を投射する投射部と、前記投影光の向きを変える方向変更部と、外部から視認可能な投影面と、前記方向変更部が変更する前記投影光の向きを変えることにより、前記投影光による前記画像の投影位置を前記投影面、又は、前記投影面が設けられている面の前方の前記表示装置が置かれている設置面に設定する第1駆動部とを備える本体部と、前記本体部の向きを変える第2駆動部と、前記表示装置の周囲の状況に基づいて、前記第1駆動部を制御し、前記画像の投影位置を前記投影面又は前記設置面に切り替えたり、前記第2駆動部を制御し、前記本体部の向きを変えることにより、前記設置面に前記画像を投影する位置を移動させたりする制御部とを備える
前記制御部には、前記投影光を妨げる障害物が検出された場合、前記本体部の向きを変えたり、前記画像の投影位置を前記投影面に設定したりすることができる。
情報を出力する出力部をさらに設け、前記制御部には、前記投影光を妨げる障害物が検出された場合、前記障害物の存在を知らせる情報を前記出力部に出力させることができる。
前記制御部には、前記投影光を妨げる障害物が検出された場合、前記障害物の存在を知らせる画像を映すための投影光を前記投射部に投射させることができる。
前記表示装置の周囲の状況を検出する検出部をさらに設けることができる。
前記検出部の向きを変える第3駆動部をさらに設け、前記制御部には、前記表示装置の周囲の状況に基づいて、前記第3駆動部を制御し、前記検出部の向きを変えさせることができる。
前記検出部を、前記本体部の上方に設置することができる。
前記本体部を水平方向に回転可能に支持する台座部をさらに設け、前記第2駆動部には、前記本体部を回転させることにより前記本体部の向きを変えさせることができる。
前記方向変更部には、水平方向に延びる軸を中心に回転可能に支持されたミラーを設け、前記第1駆動部は、前記ミラーの向きを変えさせることができる。
前記投射部の投射口及び前記方向変更部を、開口部が設けられた遮蔽空間内に配置し、前記方向変更部により向きが変えられた前記投影光を、前記開口部から前記遮蔽空間の外に水平方向より下向きに出射させることができる。
前記開口部を塞ぐ透明かつ反射防止処理が施されたカバーをさらに設けることができる。
前記投影面を、水平方向より上方向に向けることができる。
前記投影面を、拡散型のスクリーンにより構成することができる。
前記投影面に対する操作を検出する操作部をさらに設けることができる。
本技術の一側面においては、表示装置の周囲の状況に基づいて、画像の投影位置が投影面又は設置面に切り替えられたり、本体部の向きが変えられることにより、前記設置面に前記画像を投影する位置が移動されたりする
本技術の一側面によれば、画像の投影位置を変更することができる。特に、本技術の一側面によれば、画像の視認性を向上させることができる。
なお、本明細書に記載された効果は、あくまで例示であり、本技術の効果は、本明細書に記載された効果に限定されるものではなく、付加的な効果があってもよい。
本技術を適用した表示装置の外観の構成例を模式的に示す正面図である。 本技術を適用した表示装置の外観の構成例を模式的に示す左側面図である。 外装を取り外した状態の表示装置を模式的に示す正面図である。 外装を取り外した状態の表示装置を模式的に示す左側面図である。 外装を取り外した状態の表示装置の頭部を模式的に示す正面図である。 外装を取り外した状態の表示装置の頭部を模式的に示す左側面図である。 外装を取り外した状態の表示装置の頭部の断面を模式的に示す左側面図である。 外装を取り外した状態の表示装置の本体部の断面の一部を模式的に示す左側面図である。 外装を取り外した状態の表示装置の台座部を模式的に示す左側面図である。 表示装置の機能の構成例を示すブロック図である。
以下、本技術を実施するための形態(以下、実施の形態という)について説明する。なお、説明は以下の順序で行う。
1.実施の形態
2.変形例
<1.実施の形態>
{表示装置10の外観の構成例}
まず、図1及び図2を参照して、本技術を適用した表示装置10の外観の構成例について説明する。図1は、表示装置10の外観の構成例を模式的に示す正面図であり、図2は、表示装置10の外観の構成例を模式的に示す左側面図である。
表示装置10は、ユーザとのインタラクティブなコミュニケーションが可能なロボット型の表示装置である。
表示装置10は、頭部11、本体部12、及び、台座部13を備える。
本体部12は、円錐台に近い形状を有している。本体部12の上面は、正面斜め上方向を向いており、円形の開口部12Aが形成されている。そして、この開口部12Aから頭部11が露出している。頭部11の開口部12Aから露出している部分は、ほぼ半球状である。
頭部11は、水平方向に延びる軸(後述するチルト軸A1L及びA1R)を中心にして、垂直方向に回転することができる。この頭部11の垂直方向の回転により、例えば、ロボットがうなずく動作が再現される。また、頭部11に設けられている撮影部21の撮影方向を上下に動かすことができる。
また、頭部11は、斜め上方向に延びる軸(後述するパン軸A2)を中心にして、斜め方向に回転することができる。この頭部11の斜め方向の回転により、例えば、ロボットが頭の向きを変えたり、首を横に振ったりする動作が再現される。また、撮影部21の撮影方向を左右に動かすことができる。
さらに、頭部11は、所定の距離だけ押し下げることができる。例えば、ユーザが、手で頭部11を押し下げると、表示装置10の内部に設けられているスイッチ421(図10)がオンし、手を離すと、頭部11が元の位置に戻り、スイッチ421がオフする。そして、スイッチ421は、操作信号を制御部403(図10)に供給する。
本体部12の正面上方には、前方に突き出した突起部12Bが形成されている。突起部12Bの下面には、矩形の開口部である出射口12Cが形成されている。本体部12に内蔵されているプロジェクタ205(図8等)から投射された投影光は、この出射口12Cから本体部12の外に出射される。そして、出射口12Cから出射された投影光により、スクリーン23、又は、表示装置10が置かれている設置面に画像が投影される。なお、投影光により映される画像は、動画又は静止画のいずれであってもよい。
突起部12Bの下には、傾斜面12Dが形成されている。傾斜面12Dは、周囲の面より傾きが急であり、上方が本体部12の側面より奥に引っ込んでおり、下方が本体部12の側面より前方に突き出している。
傾斜面12Dの上端部には、メッシュ孔22が形成されている。このメッシュ孔22は、本体部12に内蔵されているスピーカ431(図10)からの音声を外部に出力するために設けられている。
傾斜面12Dのメッシュ孔22の下には、スクリーン23が設けられている。スクリーン23は、外部に露出し、斜め上方向(水平方向より上方向)を向いており、外部から視認可能である。スクリーン23は、プロジェクタ205から投射された投影光による画像を投影するための投影面として用いられる。また、スクリーン23は、後述するタッチセンサ204と組み合わされて、タッチパネルを構成する。スクリーン23には、例えば、スペックルを防止するために拡散型のスクリーン(例えば、マットスクリーン)が採用される。また、スクリーン23の表面には、ユーザが繰り返し触れても劣化しないようにUV塗装が施されている。
台座部13は、底面が平面状の椀型の形状を有している。台座部13は、本体部12を水平方向に回転可能に支持している。そして、本体部12が、台座部13を軸にして、頭部11とともに水平方向に回転することにより、例えば、スクリーン23の向きを変えたり、設置面上において画像の投影位置を移動させたり、撮影部21の撮影方向を移動させたりすることができる。
また、台座部13の側面の後方には、例えば、ACアダプタ、USBケーブル等を接続するための接続端子(不図示)が設けられる。
{表示装置10の外装の内部の構成例}
次に、図3乃至図9を参照して、表示装置10の外装の内部の構成例について説明する。図3は、外装を取り外した状態の表示装置10を模式的に示す正面図であり、図4は、外装を取り外した状態の表示装置10を模式的に示す左側面図である。図5は、外装を取り外した状態の表示装置10の頭部11を模式的に示す正面図であり、図6は、外装を取り外した状態の表示装置10の頭部11を模式的に示す左側面図であり、図7は、外装を取り外した状態の表示装置10の頭部11の断面を模式的に示す左側面図である。図8は、外装を取り外した状態の表示装置10の本体部12の断面の一部を模式的に示す左側面図である。図9は、外装を取り外した状態の表示装置10の台座部13を模式的に示す左側面図である。
図5乃至図7に示されるように、頭部11は、半球状に近い形状のベース部材101をベースに構成される。なお、ベース部材101は、実際には複数の部材により構成されるが、ここでは図を分かりやすくするために、1つにまとめて図示している。
ベース部材101の上面は、正面斜め上方向を向いており、円形の開口部101Aが形成されている。そして、開口部101A内に基板102等が設けられている。
基板102は、頭部11が回転していない標準の位置において、表示装置10の略正面を向くように設置されている。基板102の中央上端付近には、撮影部21(図1)を構成するカメラ103が設けられている。カメラ103は、本体部12の上方において、頭部11が向いている方向を撮影し、撮影の結果得られた画像信号を、表示装置10の内部に設けられている制御部403(図10)に供給する。
基板102上のカメラ103の下方には、LEDユニット104が設けられ、LEDユニット104の左右には、LEDユニット105L及び105Rが設けられている。LEDユニット104、並びに、LEDユニット105L及び105Rは、例えば、ロボットの表情や感情を表現するのに用いられる。
具体的には、図5に示されるように、LEDユニット104には、上下方向、左右方向、左斜め方向、右斜め方向の各列に、それぞれ5つのLEDが並べられている。そのうち、中央のLEDは各列で共有されるので、合計17個のLEDが配置されている。各LEDは個別に点灯及び消灯させることができ、例えば、各LEDの点滅パターンにより、ロボットの表情や感情が表現される。
LEDユニット105L及び105Rには、それぞれ5個のLEDが縦方向に並べられている。LEDユニット105L及び105Rは、例えば、ロボットの目の動きを表現する。例えば、LEDユニット105L及び105Rのそれぞれ5個のLEDが点灯した状態から、上から下に順番にLEDを消灯し、その後下から上にLEDを順番に点灯することにより瞬きが再現される。
また、ベース部材101の開口部101A内において、基板102の左右には、球冠状のカバー106L及びカバー106Rが設けられている。カバー106Lは、曲面が左側を向くように、左右方向に延びるチルト軸A1Lに取り付けられている。カバー106Rは、チルト軸A1Lと中心が一致するチルト軸A1Rに取り付けられ、カバー106Lとほぼ左右対称になるように配置されている。カバー106L及びカバー106Rは、主に頭部11の内部が外から見えないように隠す働きをする。
また、基板102は、図6の点線で示される頭部11の外装111に取り付けられる。外装111は、チルト軸A1L及びA1Rに取り付けられる。さらに、図7に示されるモータ112等により構成されるチルト軸駆動部441(図10)により、チルト軸A1L及びA1Rの回転が制御される。そして、チルト軸A1L及びA1Rの回転に伴い、頭部11の外装111及び基板102が、チルト軸A1L及びA1Rを中心に垂直方向に回転する。
ベース部材101の前面の上端付近には、LED107L及びLED107Rが設けられている。LED107L及びLED107Rは、例えば、赤、緑、青の3色LEDにより構成される。また、ベース部材101の上端の円周部には、ベース部材101の前面において不連続となるリング状の導光管108が内蔵されている。そして、LED107L及びLED107Rから発せられた光は、導光管108に導かれ、導光管108から外部に拡散される。これにより、ベース部材101の上端の円周部からカラフルな色の光が発せられ、例えば、この光によりロボットの感情が表現される。
また、図6及び図7等に示されるように、ベース部材101の下方には、モータ109及びギアボックス110が設けられている。そして、モータ109及びギアボックス110等により構成されるパン軸駆動部442(図10)により、図7に示されるパン軸A2の回転が制御される。パン軸A2は、頭部11の正面斜め上方向を向いており、パン軸A2が回転することにより、頭部11のベース部材101、基板102、外装111等が一体となって左右方向(より厳密には、左右の斜め方向)に回転する。
図8に示されるように、本体部12は、ベース部材201をベースに構成される。なお、ベース部材201は、実際には複数の部材により構成されるが、ここでは図を分かりやすくするために、1つにまとめて図示している。
図3及び図4に示されるように、本体部12の突起部12Bに対応した形状のベース部材201の突起部201Aにおいて、突起部12Bの出射口12C(図1)から表示装置10の内部にユーザの手や物等が入らないように、出射口12Cを塞ぐカバー202が設けられている。カバー202は、例えば、透明で反射防止処理(例えば、ARコーティング)が施された素材からなり、プロジェクタ205の投影光を反射することなく透過する。
また、図3に示されるように、ベース部材201の突起部201Aの前面に、照度センサ203が設けられている。照度センサ203は、表示装置10の周囲の明るさを検出し、検出結果を示す検出信号を制御部403(図10)に供給する。
さらに、図3及び図4に示されるように、本体部12の傾斜面12Dに対応した形状のベース部材201の傾斜面201Bにおいて、タッチセンサ204が、傾斜面12Dのスクリーン23(図1)に対応する位置に設けられている。タッチセンサ204は、スクリーン23とともにタッチパネルを構成する。そして、タッチセンサ204は、スクリーン23(タッチパネル)に対する操作を検出し、検出結果を示す操作信号を制御部403(図10)に供給する。
なお、タッチセンサ204の方式は、特に限定されるものではないが、例えば、静電容量式のものが採用される。また、タッチセンサ204が、スクリーン23への指等の接触だけでなく、近接を検出するようにしてもよい。
また、図8に示されるように、ベース部材201の突起部201Aの下面の後方において、プロジェクタ205が、投射口205Aが表示装置10の前方斜め上方向を向くように設けられている。さらに、プロジェクタ205の投射口205Aの前方には、ミラー206が設けられている。プロジェクタ205から投射された投影光は、ミラー206に反射されることにより、カバー202(出射口12C)の方向に向きを変え、カバー202を透過して、表示装置10の外に出射される。
ここで、ミラー206は、モータ207及びカム208等により構成されるミラー駆動部443(図10)により、水平方向に延びるミラー軸A3を中心に回転可能に支持されている。また、カム208の回転方向の位置により、図8内の実線で示される位置と点線で示される位置のいずれかにミラー206の設置位置が切り替えられ、プロジェクタ205の投射口205Aに対するミラー206の向き(角度)が変化する。
そして、ミラー206が実線で示される位置に設置されている場合、プロジェクタ205からの投影光は、本体部12の前方斜め下方向に反射され、投影光による画像が表示装置10が置かれている設置面に投影される。一方、ミラー206が点線で示される位置に設置されている場合、プロジェクタ205からの投影光は、スクリーン23の方向に反射され、投影光による画像がスクリーン23に投影される。すなわち、ミラー206の向きを変え、ミラー206が反射する投影光の向きを変えることにより、画像の投影位置が設置面又はスクリーン23に切り替わる。
そして、画像を設置面に投影することにより、スクリーン23に投影する場合と比較して、画像の表示サイズを大きくすることができる。一方、画像をスクリーン23に投影することにより、表示装置10の周囲の障害物等に関わらず、確実に画像を表示することができる。
また、プロジェクタ205の投射口205A及びミラー206は、ベース部材201の一部により構成され、光の漏れを防ぐ遮蔽空間201C内に配置される。遮蔽空間201Cは、本体部12の出射口12Cに対応する位置に開口部が設けられ、その開口部は、カバー202により塞がれている。そして、出射口12Cより投射された投影光は、ミラー206により下方向に反射され、開口部から出射される。このように、投射口205A及びミラー206を遮蔽空間201C内に配置し、遮蔽空間201Cの開口部から水平方向より下向きに投影光を出射することにより、投影光がユーザの目に入ることが防止され、安全性が確保される。
図9に示されるように、台座部13は、台座部13とほぼ同じ形状のベース部材301をベースに構成される。なお、ベース部材301は、実際には複数の部材により構成されるが、ここでは図を分かりやすくするために、1つにまとめて図示している。
図3に示されるように、ベース部材301の側面の前方には、焦電センサ302L及び302Rが設けられている。焦電センサ302L及び302Rは、表示装置10の周囲の物体を検出し、検出結果を示す検出信号を制御部403(図10)に供給する。焦電センサ302L及び302Rは、主に表示装置10の周囲の人を検出することを目的として設置される。
また、図3及び図9に示されるように、ベース部材301の側面の上端付近において、ベース部材301の外周に沿ってマイクロフォン303F乃至303RBが内蔵されている。マイクロフォン303Fは、ベース部材301のほぼ正面に設置されており、特に表示装置10の正面方向に強い指向性を有する。マイクロフォン303LFは、マイクロフォン303Fから左方向に45°離れた位置に設置されており、特に表示装置10の右斜め前方に強い指向性を有する。マイクロフォン303Lは、マイクロフォン303Fから左方向に90°離れた位置に設置されており、特に表示装置10の右方向に強い指向性を有する。マイクロフォン303LBは、マイクロフォン303Fから左方向に135°離れた位置に設置されており、特に表示装置10の右斜め後方に強い指向性を有する。マイクロフォン303RFは、マイクロフォン303LFと左右対称な位置に設置されており、特に表示装置10の左斜め前方に強い指向性を有する。マイクロフォン303R(不図示)は、マイクロフォン303Lと左右対称な位置に設置されており、特に表示装置10の左方向に強い指向性を有する。マイクロフォン303RBは、マイクロフォン303LBと左右対称な位置に設置されており、特に表示装置10の左斜め後方に強い指向性を有する。
マイクロフォン303F乃至303RBは、表示装置10の周囲の音声を検出し、検出した音声を示す音声信号を制御部403(図10)に供給する。例えば、制御部403は、マイクロフォン303F乃至303RBからの音声信号に基づいて、音源の方向を検出することができる。例えば、制御部403は、ユーザが表示装置10に話しかけたときに、マイクロフォン303F乃至303RBからの音声信号に基づいて、音源であるユーザの方向を検出することができる。
ベース部材301の上面には、円の一部を切り欠いた欠円状の回転台304が設置されている。回転台304の上面には、本体部12を構成するベース部材201が設置される。また、ベース部材301の上面には、モータ305、ギアボックス306、及び、ギアボックス307が設けられている。ギアボックス307内には、ベース部材301の中心を通り垂直方向に延びるベース軸A4が設けられている。
そして、モータ305、ギアボックス306、及び、ギアボックス307等により構成されるベース軸駆動部444(図10)により、ベース軸A4の回転が制御される。また、ベース軸A4の回転に伴い、回転台304、及び、回転台304に設置されているベース部材201が水平方向に回転する。これにより、頭部11と本体部12が一体となって水平方向に回転し、頭部11及び本体部12の向きを変えることができる。
また、ベース部材301の底面付近には、温度湿度センサ411(図10)が内蔵されている。温度湿度センサ411は、表示装置10の周囲の温度及び湿度を検出し、検出結果を示す検出信号を制御部403(図10)に供給する。
以上のように、表示装置10においては、チルト軸A1L及びA1Rを中心に、頭部11を垂直方向に回転させることができる。また、パン軸A2を中心に、頭部11を左右斜め方向に回転させることができる。これにより、本体部12を静止させたまま、頭部11の向きを上下及び左右に回転させることができる。その結果、頭部11に設けられている撮影部21(カメラ103)の撮影方向を上下及び左右に回転させることができる。また、LEDユニット104、並びに、LEDユニット105L及び105Rにより表される頭部11の顔の向きを上下及び左右に回転させることができる。
また、ミラー軸A3を中心に、ミラー206を垂直方向に回転させることができる。これにより、プロジェクタ205からの投影光による画像の投影位置を、スクリーン23、又は、本体部12の正面前方の設置面に切り替えることができる。
さらに、ベース軸A4を中心に、頭部11及び本体部12を水平方向に回転させることができる。これにより、スクリーン23の向きを左右に回転させることができる。また、画像を設置面に投影する場合の投影位置を、表示装置10を中心にして水平方向に回転させることができる。さらに、撮影部21(カメラ103)の撮影方向、及び、頭部11の顔の向きを左右に回転させることができる。
このように、表示装置10は、画像の投影位置を設置面又はスクリーン23に切り替えたり、設置面上で移動させたりすることができる。また、表示装置10は、カメラ103の撮影方向を広範囲に移動させることができ、例えば、ユーザのトラッキングを高精度に行うことが可能になる。
{表示装置10の処理}
次に、図10を参照して、表示装置10の処理の一部の例について説明する。
図10は、表示装置10の機能の構成例を示すブロック図である。
表示装置10は、検出部401、操作部402、制御部403、出力部404、及び、駆動部405を備える。
検出部401は、カメラ103、照度センサ203、焦電センサ302L,302R、マイクロフォン303F乃至303RB、及び、温度湿度センサ411を備え、表示装置10の周囲の状況を検出する。この周囲の状況には、例えば、表示装置10の周囲にいるユーザの情報(例えば、ユーザの有無、識別情報、状態、発言等)を含む。また、この周囲の状況には、例えば、図示せぬ時計等により得られる季節、曜日、時間帯等も含む。検出部401の各部は、周囲の状況の検出結果を示す各種の信号を制御部403に供給する。
操作部402は、タッチセンサ204及びスイッチ421を備え、表示装置10の操作に用いられる。操作部402の各部は、操作内容を示す信号を制御部403に供給する。なお、例えば、検出部401に含まれるカメラ103及びマイクロフォン303F乃至303RBを用いて、ジェスチャや音声コマンド等により表示装置10を操作することも可能である。
制御部403は、例えば、CPU等のプロセッサ、メモリ等により構成され、表示装置10の制御を行う。
出力部404は、LEDユニット104、LEDユニット105L及び105R、LED107L及び107R、プロジェクタ205、及び、スピーカ431を備え、制御部403の制御の下に、光、音声、又は、画像により各種の情報の出力を行う。
駆動部405は、チルト軸駆動部441、パン軸駆動部442、ミラー駆動部443、及び、ベース軸駆動部444を備え、制御部403の制御の下に、表示装置10の各回転軸やミラー206の回転を制御する。
例えば、表示装置10は、周囲の状況(ユーザの状態等を含む)及びユーザ操作に応じて、ユーザとインタラクティブなコミュニケーションを行う。例えば、表示装置10は、画像(動画、静止画、テキスト等)及び音声を用いて、ユーザと会話したり、情報やメッセージの交換を行ったりする。また、表示装置10は、画像、音声、光、並びに、頭部11及び本体部12の動きにより、感情を表現する。
なお、制御部403は、例えば、画像認識等により各ユーザを識別し、各ユーザとのコミュニケーションの内容を学習する。そして、制御部403は、周囲の状況に応じて、各ユーザに応じた適切なコミュニケーションを行う。
また、例えば、表示装置10は、表示装置10の周囲の状況に基づいて、画像の投影位置を適切な位置に設定することができる。
例えば、制御部403は、画像を外部の設置面に投影する場合、検出部401により投影光を妨げる障害物が検出されたとき、障害物を避けるように投影位置を制御する。例えば、制御部403は、ベース軸駆動部444を制御して、本体部12の向きを変えることにより、投影光が障害物により妨げられない位置まで投影位置を設置面上で移動させる。或いは、例えば、制御部403は、ミラー駆動部443を制御して、投影位置を外部の設置面からスクリーン23に切り替える。
これにより、障害物を避け、画像全体を設置面又はスクリーン23にきれいに投影することができ、画像の視認性が向上する。
また、例えば、制御部403は、ユーザの位置に応じて、投影位置を適切な位置に設定することができる。例えば、制御部403は、ベース軸駆動部444を制御して、本体部12の向きを変えることにより、設置面上でユーザの見やすい位置に投影位置を移動させる。また、例えば、制御部403は、ユーザの位置に応じて、ミラー駆動部443を制御して、投影位置を設置面からスクリーン23に切り替えたり、スクリーン23から設置面に切り替えたりする。
なお、投影位置を設置面上で移動させるか、或いは、スクリーン23に切り替えるかの選択は、例えば、周囲の状況や予め設定されている優先順位等に基づいて行われる。例えば、できる限り投影位置を設置面上で移動させるようにして、どうしても障害物を避けることができない場合に、スクリーン23に切り替えるようにすることができる。また、例えば、設置面及びスクリーン23のうち、よりユーザが見やすい方を選択するようにすることも可能である。さらに、例えば、障害物が検出された場合、投影位置を設置面上で動かすことなく、すぐにスクリーン23に切り替えるようにすることも可能である。また、例えば、障害物が存在しなくなったことが検出された場合、投影位置を元に戻すようにしてもよい。
このように、画像の投影位置を適切な位置に設定することにより、画像の視認性が向上する。また、ミラー206を用いて、1台のプロジェクタ205で投影位置を変えることにより、複数のプロジェクタ205を用いる場合と比較して、省電力及び省スペースを実現することができる。
なお、ユーザ操作により、投影位置を移動させることも可能である。この場合、ユーザ操作によりチルト軸駆動部441乃至ベース軸駆動部444を駆動するようにしてもよいし、ユーザが直接手で頭部11、本体部12、ミラー206を回転させるようにしてもよい。
また、例えば、障害物が検出された場合、障害物の存在を知らせる情報を出力部404から出力し、ユーザに障害物の存在を知らせるようにしてもよい。障害物の存在を知らせる手段は、画像、音声、光、頭部11の動き、本体部12の動きのいずれを用いてもよいし、複数の手段を組み合わせるようにしてもよい。例えば、プロジェクタ205により障害物の存在を知らせる画像を投影したり、障害物の存在を知らせる音声をスピーカ431から出力したりすることが可能である。また、ユーザに知らせる情報には、障害物の有無だけでなく、障害物の位置や種類等の詳細な情報を含めてもよい。これにより、ユーザは障害物の存在に迅速に気づき、例えば、障害物を除去したり、表示装置10を動かしたり、投影位置を移動させたりすることにより、迅速に画像を正常に表示させることができる。
さらに、例えば、制御部403は、表示装置10の周囲の状況に基づいて、チルト軸駆動部441、パン軸駆動部442、及び、ベース軸駆動部444を制御して、頭部11や本体部12の向きを変え、カメラ103の向きを変えることにより、周囲の状況をより正確に検出することができる。その結果、例えば、表示装置10の周囲の障害物の詳細な情報を取得したり、障害物の存在しない位置を検出したりすることが容易になる。
<2.変形例>
以下、上述した本技術の実施の形態の変形例について説明する。
以上の説明では、ミラー206を回転させることにより、投影光の反射方向を制御し、画像の投影位置を移動させる例を示したが、回転以外の方法により投影光の反射方向を制御するようにしてもよい。例えば、ミラーを面に平行又は垂直な方向に移動させたり、或いは、面に平行又は垂直な方向の移動と回転を組み合わせることにより、投影光の反射方向を制御するようにしてもよい。また、例えば、反射方向が異なる複数の反射面を持つミラーの反射面を切り替えたり、複数のミラーを使い分けることにより、投影光の反射方向を制御するようにしてもよい。
また、投影光の向きを変える手段は、ミラーに限定されるものではなく、例えば、プリズム等の他の手段を用いてもよい。
さらに、例えば、ミラー206等の方向変更手段を用いずに、プロジェクタ205の投射口205Aの向きを変えることにより、画像の投影位置を移動させるようにすることも可能である。
また、以上の説明では、表示装置10の外部に画像を投影する面として設置面を用いる例を示したが、設置面以外の面を用いることも可能である。例えば、壁面等の設置面に垂直な面を用いたり、天井を用いたりすることも可能である。
さらに、外部の投影面を1つの面に限定せずに、例えば、2つ以上の面から選択するようにしてもよい。例えば、設置面及び設置面に垂直な面の中から、外部の投影面を選択するようにしてもよい。
また、例えば、表示装置10の周囲の状況に応じて、画像の投影位置を外部で移動させずに、スクリーン23と外部の切り替えのみを行うようにしてもよい。この場合、例えば、上述したように外部の投影面が2つ以上設定されている場合、複数の外部の投影面、及び、スクリーン23の中から、最適な投影位置を選択するようにしてもよい。
また、スクリーン23の構成(位置、向き、数、形状等)は、上述した例に限定されるものではなく、任意に変更することが可能である。
さらに、検出部401の一部又は全部を表示装置10の外部に設けるようにして、表示装置10が、周囲の状況の検出結果を示す情報の一部又は全部を外部から取得するようにしてもよい。
また、以上の説明では、本体部12が、台座部13のベース軸A4を中心に回転する例を示したが、台座部13を設けずに、本体部12内に回転軸を設けて、本体部12単体で回転するようにしてもよい。
さらに、頭部11及び本体部12が回転する方向は、上述した例に限定されるものではなく、変更することが可能である。
また、頭部11及び本体部12が、回転方向以外の運動、例えば、平行移動等を行うようにしてもよい。
さらに、本技術においては、例えば、本体部12が回転せずに、投影位置をスクリーン23又は設置面の切り替えのみを行うことも考えられる。この場合も、画像の視認性を向上するという効果を奏することができる。
また、上述した検出部401、操作部402、及び、出力部404の構成、及び、各構成要素の設置位置は、その一例であり、任意に変更することが可能である。
さらに、上述した制御部403の一連の処理は、ハードウエアにより実行することもできるし、ソフトウエアにより実行することもできる。一連の処理をソフトウエアにより実行する場合には、そのソフトウエアを構成するプログラムが、例えば、制御部403にインストールされる。
制御部403が実行するプログラムは、例えば、パッケージメディア等としてのリムーバブルメディアに記録して提供することができる。また、プログラムは、ローカルエリアネットワーク、インターネット、デジタル衛星放送といった、有線または無線の伝送媒体を介して提供することができる。
なお、制御部403が実行するプログラムは、時系列に処理が行われるプログラムであっても良いし、並列に、あるいは呼び出しが行われたとき等の必要なタイミングで処理が行われるプログラムであっても良い。
さらに、本技術の実施の形態は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本技術の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能である。
また、本明細書に記載された効果はあくまで例示であって限定されるものではなく、他の効果があってもよい。
さらに、本技術の実施の形態は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本技術の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能である。
また、例えば、本技術は以下のような構成も取ることができる。
(1)
画像を映すための投影光を投射する投射部と、
前記投影光の向きを変える方向変更部と、
外部から視認可能な投影面と、
前記方向変更部が変更する前記投影光の向きを変えることにより、前記投影光による前記画像の投影位置を前記投影面又は外部に設定する第1駆動部と
を備える表示装置。
(2)
前記投射部、前記投影面、前記方向変更部、及び、前記第1駆動部が設けられている本体部の向きを変える第2駆動部を
さらに備える前記(1)に記載の表示装置。
(3)
前記表示装置の周囲の状況に基づいて、前記第2駆動部を制御し、前記本体部の向きを変えることにより、外部に前記画像を投影する位置を移動させる制御部を
さらに備える前記(2)に記載の表示装置。
(4)
前記制御部は、前記投影光を妨げる障害物が検出された場合、前記本体部の向きを変える
前記(3)に記載の表示装置。
(5)
前記制御部は、さらに前記表示装置の周囲の状況に基づいて、前記第1駆動部を制御し、前記画像の投影位置を前記投影面又は外部に切り替える
前記(3)又は(4)に記載の表示装置。
(6)
前記制御部は、前記投影光を妨げる障害物が検出された場合、前記画像の投影位置を前記投影面に設定する
前記(5)に記載の表示装置。
(7)
情報を出力する出力部を
さらに備え、
前記制御部は、前記投影光を妨げる障害物が検出された場合、前記障害物の存在を知らせる情報を前記出力部に出力させる
前記(3)乃至(6)のいずれかに記載の表示装置。
(8)
前記制御部は、前記投影光を妨げる障害物が検出された場合、前記障害物の存在を知らせる画像を映すための投影光を前記投射部に投射させる
前記(3)乃至(7)のいずれかに記載の表示装置。
(9)
前記表示装置の周囲の状況を検出する検出部を
さらに備える前記(3)乃至(8)のいずれかに記載の表示装置。
(10)
前記検出部の向きを変える第3駆動部を
さらに備え、
前記制御部は、前記表示装置の周囲の状況に基づいて、前記第3駆動部を制御し、前記検出部の向きを変える
前記(9)に記載の表示装置。
(11)
前記検出部は、前記本体部の上方に設置されている
前記(10)に記載の表示装置。
(12)
前記本体部を水平方向に回転可能に支持する台座部を
さらに備え、
前記第2駆動部は、前記本体部を回転させることにより前記本体部の向きを変える
前記(2)乃至(11)のいずれかに記載の表示装置。
(13)
前記表示装置の周囲の状況に基づいて、前記第1駆動部を制御し、前記画像の投影位置を前記投影面又は外部に切り替える制御部を
前記(1)又は(2)に記載の表示装置。
(14)
前記方向変更部は、水平方向に延びる軸を中心に回転可能に支持されたミラーを含み、
前記第1駆動部は、前記ミラーの向きを変える
前記(1)乃至(13)のいずれかに記載の表示装置。
(15)
前記画像は、前記投影面又は前記表示装置が置かれている面に投影される
前記(1)乃至(14)のいずれかに記載の表示装置。
(16)
前記投射部の投射口及び前記方向変更部は、開口部が設けられた遮蔽空間内に配置され、
前記方向変更部により向きが変えられた前記投影光は、前記開口部から前記遮蔽空間の外に水平方向より下向きに出射される
前記(1)乃至(15)のいずれかに記載の表示装置。
(17)
前記開口部を塞ぐ透明かつ反射防止処理が施されたカバーを
さらに備える前記(16)に記載の表示装置。
(18)
前記投影面は、水平方向より上方向を向いている
前記(1)乃至(17)のいずれかに記載の表示装置。
(19)
前記投影面は、拡散型のスクリーンにより構成される
前記(1)乃至(18)のいずれかに記載の表示装置。
(20)
前記投影面に対する操作を検出する操作部を
さらに備える前記(1)乃至(19)のいずれかに記載の表示装置。
10 表示装置, 11 頭部, 12 本体部, 12A 開口部, 12C 出射口, 13 台座部, 21 撮影部, 23 スクリーン, 101 ベース部材, 102 基板, 103 カメラ, 104,105L,105R LEDユニット, 107L,107R LED, 108 導光管, 109 モータ, 110 ギアボックス, 111 外装, 112 モータ, 201 ベース部材, 201C 遮蔽閉空間, 203 照度センサ, 204 タッチセンサ, 205 プロジェクタ, 205A 投射口, 206 ミラー, 207 モータ, 208 カム, 301 ベース部材, 302L,302R 焦電センサ, 303F乃至303RB マイクロフォン, 304 回転台, 305 モータ, 306,307 ギアボックス, 401 検出部, 402 入力部, 403 制御部, 404 出力部, 405 駆動部, 411 温度湿度センサ, 421 スイッチ, 431 スピーカ, 441 チルト軸駆動部, 442 パン軸駆動部, 443 ミラー駆動部, 444 ベース軸駆動部

Claims (14)

  1. 画像を投影する表示装置において、
    画像を映すための投影光を投射する投射部と、
    前記投影光の向きを変える方向変更部と
    部から視認可能な投影面と、
    前記方向変更部が変更する前記投影光の向きを変えることにより、前記投影光による前記画像の投影位置を前記投影面、又は前記投影面が設けられている面の前方の前記表示装置が置かれている設置面に設定する第1駆動部と
    を備える本体部と、
    前記本体部の向きを変える第2駆動部と、
    前記表示装置の周囲の状況に基づいて、前記第1駆動部を制御し、前記画像の投影位置を前記投影面又は前記設置面に切り替えたり、前記第2駆動部を制御し、前記本体部の向きを変えることにより、前記設置面に前記画像を投影する位置を移動させたりする制御部と
    を備える表示装置。
  2. 前記制御部は、前記投影光を妨げる障害物が検出された場合、前記本体部の向きを変えたり、前記画像の投影位置を前記投影面に設定したりする
    請求項に記載の表示装置。
  3. 情報を出力する出力部を
    さらに備え、
    前記制御部は、前記投影光を妨げる障害物が検出された場合、前記障害物の存在を知らせる情報を前記出力部に出力させる
    請求項に記載の表示装置。
  4. 前記制御部は、前記投影光を妨げる障害物が検出された場合、前記障害物の存在を知らせる画像を映すための投影光を前記投射部に投射させる
    請求項に記載の表示装置。
  5. 前記表示装置の周囲の状況を検出する検出部を
    さらに備える請求項に記載の表示装置。
  6. 前記検出部の向きを変える第3駆動部を
    さらに備え、
    前記制御部は、前記表示装置の周囲の状況に基づいて、前記第3駆動部を制御し、前記検出部の向きを変える
    請求項に記載の表示装置。
  7. 前記検出部は、前記本体部の上方に設置されている
    請求項に記載の表示装置。
  8. 前記本体部を水平方向に回転可能に支持する台座部を
    さらに備え、
    前記第2駆動部は、前記本体部を回転させることにより前記本体部の向きを変える
    請求項に記載の表示装置。
  9. 前記方向変更部は、水平方向に延びる軸を中心に回転可能に支持されたミラーを含み、
    前記第1駆動部は、前記ミラーの向きを変える
    請求項1に記載の表示装置。
  10. 前記投射部の投射口及び前記方向変更部は、開口部が設けられた遮蔽空間内に配置され、
    前記方向変更部により向きが変えられた前記投影光は、前記開口部から前記遮蔽空間の外に水平方向より下向きに出射される
    請求項1に記載の表示装置。
  11. 前記開口部を塞ぐ透明かつ反射防止処理が施されたカバーを
    さらに備える請求項10に記載の表示装置。
  12. 前記投影面は、水平方向より上方向を向いている
    請求項1に記載の表示装置。
  13. 前記投影面は、拡散型のスクリーンにより構成される
    請求項1に記載の表示装置。
  14. 前記投影面に対する操作を検出する操作部を
    さらに備える請求項1に記載の表示装置。
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