JP6803562B2 - 移動装置及び搬送システム - Google Patents

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Description

本発明は、移動装置及び搬送システム、より詳しくは、全方向移動型車輪を備える移動装置及び搬送システムに関する。
特許文献1には、全方向移動可能な駆動車輪を備えた全方向移動台車が記載されている。また、特許文献1には、4つの駆動車輪を車体に設けた例が示されている。
特開2001−97221号公報
特許文献1に記載された全方向移動台車は、車体において駆動車輪を有している面の形状が、前後方向に長い長方形状である。そのため、車体は比較的大型である。
本発明は、4個以上の車輪を備えながらも車体の小型化を可能にした移動装置及び搬送システムを提供することを目的とする。
第1の態様に係る移動装置は、車体と4個以上の車輪と前記4個以上の車輪それぞれを独立して駆動する駆動源とを備える。前記4個以上の車輪それぞれは互いに交差する複数方向に移動可能な全方向移動型車輪である。前記移動装置は、前記車体の特定方向における一方の端部である第1端部と、他方の端部である第2端部とに、それぞれ2個以上の車輪を備えている。前記第1端部の2個以上の車輪における最大の輪距は、前記第2端部の2個以上の車輪における最大の輪距よりも小さい。前記第2端部は、前記第1端部から前記第2端部に向かう向きに開いた窪みを有する。前記窪みの寸法は、他の移動装置の前記第1端部の少なくとも一部が収まる寸法である。
第2の態様に係る移動装置は、第1の態様において、前記車輪は4個である。前記第1端部の2個の車輪それぞれの中心及び前記第2端部の2個の車輪それぞれの中心は台形の頂点に位置する。
第3の態様に係る移動装置は、第2の態様において、前記4個の車輪を、以下の条件を満たす位置に備える。すなわち、前記第1端部の前記2個の車輪それぞれの中心の位置は、前記特定方向に沿った前記車体の中心線を挟んで互いに反対側であって前記中心線からの距離が等しい位置である。また、前記第2端部の前記2個の車輪それぞれの中心の位置は、前記中心線を挟んで互いに反対側であって前記中心線からの距離が等しい位置である。
第4の態様に係る移動装置は、第3の態様において、前記4個の車輪におけるそれぞれの車軸の延長線と前記中心線とが、0度より大きく90度より小さい所定の角度で交差する。
第5の態様に係る移動装置は、第4の態様において、前記第1端部の前記2個の車輪それぞれにおける車軸は、前記第1端部から前記第2端部に向かう向きにおいて前記中心線との距離を小さくする。また、前記第2端部の前記2個の車輪それぞれにおける車軸は、前記第2端部から前記第1端部に向かう向きにおいて前記中心線との距離を小さくする。さらに、4個の車輪すべての車軸について前記所定の角度が等しい。
の態様に係る移動装置は、第1〜5のいずれかの態様において、前記窪みを、前記第2端部の前記2個の車輪の間に備えている。
の態様に係る移動装置は、第1〜6のいずれかの態様において、前記第1端部における前記特定方向に交差する方向の寸法が、前記第2端部の前記特定方向に交差する方向の寸法よりも小さい寸法である
の態様に係る移動装置は、第1〜のいずれかの態様において、前記駆動源は前記車体を自律的に移動させるように制御される。
の態様に係る移動装置は、第1〜のいずれかの態様において、前記4個以上の車輪のそれぞれは、互いに直交する2方向に移動可能なオムニホイールである。
第10の態様に係る移動装置では、第2〜5のいずれかの態様において、前記台形の頂点に位置する車輪のうち対角に位置する車軸はそれぞれ平行である。
第11の態様に係る搬送システムは、第1〜10の態様のいずれか1つの移動装置と、搬送対象台車と、を含む。前記搬送対象台車は、前記移動装置の前記第1端部が差し込まれる部位を有する。前記第1端部を前記部位に差し込んだ状態で、前記移動装置によって前記搬送対象台車を搬送する。
本発明に係る移動装置は、車体を小型化することが可能である。
図1は実施形態の移動装置を示す斜視図である。 図2は同上を示す下面図である。 図3は同上をカートの回収に使用する例を示す斜視図である。 図4は同上の移動に関するパラメータを説明する図である。 図5は同上を3台並べた状態の斜視図である。 図6は同上を2台並べた状態の下面図である。
以下の説明は、施設で複数の移動装置を使用することを想定している。移動装置は、移動という目的だけではなく、物品あるいは人の運搬、施設の清掃などの目的を伴って移動する場合がある。以下では、空港、商業施設などの施設において用いられるカートを所定の場所に回収する目的を伴って移動する移動装置について説明する。移動装置は、空港で使用するカートの回収に限らず、商業施設において購入品を運搬するショッピングカートの回収に用いられることがある。
図1、図2に示す移動装置10は、施設においてカートを所定の場所に回収するための運搬車であり、図3に示すように、カート20を押して運搬するように構成されている。移動装置10は、車体11に4個の車輪31、32、33、34を備えている(図2参照)。図3に示すカート20は、第1フレーム21に複数個(図3では4個)の車輪23を備え、第1フレーム21から立ち上がる第2フレーム22にハンドル24を備えている。
図1、図2に示す移動装置10の車体11は、4個の車輪31、32、33、34が取り付けられている基台12と、基台12から上に延びた2本の支柱13とを備えている。2本の支柱13の上端部の間には表示装置14が取り付けられている。表示装置14は、液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイのようなフラットパネルディスプレイを備える。表示装置14は、表示を行う以外に、タッチパネルのような操作装置を備えていてもよい。移動装置10は、電源としてバッテリを搭載している。バッテリは2本の支柱13それぞれの下部に収納される。2本の支柱13それぞれの下部には、基台12と支柱13とに跨がる部位に着脱されるカバー15が設けられている。カバー15はバッテリを覆う。
基台12は、特定方向(図1のX方向)における一方の端部である第1端部111をカート20に差し込み、カート20を運搬する。支柱13は、基台12の特定方向における他方の端部である第2端部112に設けられる。以下では、特定方向をX方向、基台12において特定方向に直交する方向をY方向という。
基台12は、第1端部111におけるY方向の寸法が、第2端部112におけるY方向の寸法よりも小さい形状である。図1のXY平面に投影した基台12の概形は、三角形状、台形状、又は五角形状である。あるいは、基台12は、図1のXY平面に投影した第2端部112の概形が、四角形状、楕円形状などであって、X方向における第2端部112の一端に第1端部111となる突出部分を備える形状でもよい。突出部分は、Y方向の中央部に位置していることが望ましいが、左右のいずれかに偏って位置していてもよい。以下では、説明の便宜を図るために、X方向において、第2端部112から第1端部111に向かう向きを必要に応じて前向きと呼ぶ。すなわち、第1端部111は基台12の前端部であり、第2端部112は基台12の後端部である。
第1端部111は、前に向かうに従いY方向の寸法が小さくなる形状であることが望ましい。すなわち、第1端部111が先細りになっているから、カート20の一部に第1端部111を容易に差し込むことができる。また、第1端部111におけるY方向の最大寸法は、カート20において第1端部111が挿入される部位の寸法よりも大きい寸法に定められている。したがって、カート20の一部に、移動装置10の第1端部111を差し込むと、Y方向においてカート20が移動装置10の所定位置に収まる。言い換えると、移動装置10がカート20を押す際に、移動装置10に対するカート20の位置が定まる。
基台12は、側面にカート20の一部が当たる肩を有していてもよい。基台12における肩は、基台12のXY平面への投影形状において、X方向の単位寸法に対するY方向の寸法の変化率が、第1端部111の他の部位よりも大きい部位である。言い換えると、肩は、基台12の側面において外側に張り出す。肩は、X方向における基台12の中央付近に形成される。基台12に肩が形成されていると、基台12の一部をカート20に差し込んだときに、カート20が肩に当たる。そのため、移動装置10に対するカート20の位置ずれが抑制される。
XY平面への基台12の投影形状において、第2端部112は、Y方向の中央部に窪み113を有している。窪み113は、他の移動装置10の第1端部111が収まる形状を有している。すなわち、窪み113は基台12の後方に向かって開いており、XY平面において、窪み113の後端は、第1端部111の少なくとも一部が収まる寸法を有している。図2に示している基台12は、XY平面に投影した概形が五角形状であり、窪み113の概形が半楕円状である。
移動装置10が安定した姿勢でぐらつかずに走行するには、4個の車輪31、32、33、34の相互間の距離は、X方向及びY方向において大きいことが望ましい。図2に示す移動装置10では、2個の車輪31、32が第1端部111に位置し、2個の車輪33、34が第2端部112に位置している。したがって、基台12の範囲内で、車輪31、32、33、34のX方向の距離が確保されている。また、第2端部112に位置する2個の車輪33、34は、窪み113を挟んで位置している。したがって、基台12の範囲内で、車輪33、34のY方向の距離が確保されている。
ここに、図4に示すように、第1端部111に位置する2個の車輪31、32の輪距(W1+W1)は、第2端部112に位置する2個の車輪33、34の輪距(W2+W2)よりも小さい。また、第1端部111に位置する2個の車輪31、32の中心Wcと、第2端部112に位置する2個の車輪33、34の中心Wcとは、それぞれY方向に沿った一直線上に位置する。第1端部111に位置する2個の車輪31、32それぞれの中心Wcを結ぶ直線は、X方向に沿った車体11の中心線Lcと交差する。また、第2端部112に位置する2個の車輪33、34それぞれの中心を結ぶ直線は、X方向に沿った車体11の中心線Lcと交差する。そして、2個の車輪31、32それぞれの中心Wcと中心線Lcとの距離W1は等しく、2個の車輪33、34それぞれの中心Wcと中心線Lcとの距離W2は等しい。言い換えると、4個の車輪31、32、33、34それぞれの中心Wcは等脚台形の頂点に位置する。ここに、車輪31、32、33、34の中心Wcとは、車輪31、32、33、34それぞれについて、車軸35の軸線(図2に二点鎖線で表している)上の中心を意味している。
4個の車輪31、32、33、34のそれぞれは、互いに交差する複数方向に移動可能な全方向移動型車輪であり、具体的には、車軸の周りで回転するローラと、車軸に直交する軸周りで回転する複数のローラとを備えるオムニホイールである。4個の全方向移動型車輪がX方向に沿った中心線Lcに対して対称に位置する場合、一般的には、すべての全方向移動型車輪は、車輪の中心が中心線Lcから等距離に位置する。一方、本実施形態の移動装置10では、X方向の中心線Lcから車輪31、32の中心Wcそれぞれまでの距離W1は、X方向の中心線Lcから車輪33、34の中心Wcそれぞれまでの距離W2とは異なっている。第1端部111の車輪31、32の輪距が、第2端部112の車輪33、34の輪距より小さいから、XY平面への基台12の投影形状が長方形状である場合に比較して、基台12の小型化が可能である。
図2に示す移動装置10では、4個の車輪31、32、33、34は、X方向に対して車軸35の軸線の延長線が中心線Lcと所定の角度θ(図4参照)で交差している。第1端部111の車輪31、32は、前に向かうに従って中心線Lcとの距離を小さくし、第2端部112の車輪33、34は、後に向かうに従って中心線Lcとの距離を小さくする。すなわち、第1端部111の2個の車輪31、32は、前に向かうに従って互いの距離を小さくし、第2端部112の2個の車輪33、34は、後に向かうに従って互いの距離を小さくする。
4個の車輪31、32、33、34は、それぞれ駆動源であるモータ36により独立して駆動される。移動装置10は、モータ36を含む独立した4つの駆動機構30を備えており、4個の車輪31、32、33、34それぞれにはモータ36からの回転力が伝達される。4つの駆動機構30それぞれは、モータ36のほかに減速装置などを備えている。4つのモータ36は連携して動作するようにコントローラにより回転速度が指示される。4つのモータ36それぞれの回転速度は、移動装置10を移動させる速度および向きに応じて決定される。具体的には、4個の車輪31、32、33、34それぞれが回転することにより決まる速度V1、V2、V3、V4と、移動装置10の移動速度および向きは、数1の関係で表される。
Figure 0006803562
数1に用いる値は、図4に示している値であって、W1は、第1端部111の2個の車輪31、32それぞれの中心Wcと中心線Lcとの距離、W2は、第2端部112の2個の車輪33、34それぞれの中心Wcと中心線Lcとの距離である。θは、4個の車輪31、32、33、34の車軸35の延長線がX方向に沿った基台12の中心線Lcと交差する角度である。なお、角度θは0度より大きく90度より小さい範囲で選択される。
移動装置10を、X方向に速度Vx、Y方向に速度Vy、基台12に定めた回転中心Rcの周りに角速度ωで移動させる場合、数1を用いて、4つの速度V1、V2、V3、V4を決定する。回転中心Rcは数1の計算上の中心である。したがって、回転中心Rcは適宜に定められる。なお、回転中心RcはXY平面に直交し移動装置10の重心を通る直線であってもよい。また、4つの速度V1、V2、V3、V4は、4個の車輪31、32、33、34それぞれの中心WcがXY平面に沿って車軸35に直交する方向に移動する速度であって、4個の車輪31、32、33、34それぞれの回転速度に比例する。そのため、4個の車輪31、32、33、34それぞれの径が既知の場合には、数1において、4つの速度V1、V2、V3、V4に代えて、4個の車輪31、32、33、34それぞれの回転速度を用いてもよい。コントローラは、移動装置10の速度及び向きが決まると、数1を用いて4つの速度V1、V2、V3、V4を求め、4個の車輪31、32、33、34の中心Wcそれぞれが速度V1、V2、V3、V4で移動するように、モータ36に指示を与える。
数1からわかるように、角度θが0度又は90度であるとき、すなわち、すべての車輪31、32、33、34の車軸35がX方向又はY方向に向いているとき、移動装置10は全方向に移動することはできない。したがって、角度θは、0度及び90度を除くように設計され、15度より大きく75度より小さい角度、望ましくは45度より大きく75度より小さい角度、より望ましくは45度から60度の間に設計される。角度θが45度より大きければ、車輪31、32、33、34の回転による推進力のうちのX方向の成分が相対的に大きくなるため、段差を乗り越えやすくなる。
図4に示す移動装置10では、4個の車輪31、32、33、34それぞれの車軸35が中心線Lcに対してなす4つの角度θが等しいが、4つの角度θが等しいことは必須ではない。例えば、第1端部111の2個の車輪31、32についての角度θと、第2端部112の2個の車輪33、34についての角度θとは異なっていてもよい。ただし、4つの角度θが等しくない場合、移動装置10を所望の速度及び向きに移動させるための車輪31、32、33、34の回転速度は数1とは異なる。
ところで、車体11の第1端部111は第2端部112よりもY方向の幅が狭く、第2端部112は窪み113を有している。そのため、基台12において駆動機構30を取り付けるためのスペースは比較的狭い。また、4つのモータ36の回転軸は、4個の車輪31、32、33、34それぞれの車軸35に沿っている。すなわち、車輪31、32、33、34とモータ36との位置及びスペースには制約条件がある。
移動装置10の姿勢を安定させるには、4個の車輪31、32、33、34の中心Wcと回転中心Rcとの距離は大きいほうが望ましく、第2端部112の車輪33、34の中心Wcと中心線Lcとの距離は大きいほうが望ましい。上述したように、Y方向において、第1端部111の寸法は第2端部112の寸法よりも小さいから、第1端部111では、車輪31、32とモータ36とのどちらが中心線Lc寄りであっても移動装置10の姿勢の安定性には大きく影響しない。一方、第2端部112において回転中心Rcから車輪33、34の中心Wcまでの距離を大きくするには、車輪33、34よりもモータ36を中心線Lc寄りであることが望ましい。
図2に示す移動装置10では、第1端部111において車輪31、32がモータ36よりも中心線Lc(図4参照)寄りに位置し、第2端部112においてモータ36が車輪33、34よりも中心線Lc寄りに位置している。車輪31、32、33、34とモータ36とが、図2に示す位置関係であることにより、基台12の小型化が可能である。また、基台12において駆動機構30及び車輪31、32、33、34のためのスペースが比較的狭いにもかかわらず、安定した姿勢で移動装置10を走行させることが可能である。
モータ36の回転を指示するコントローラは、プログラムに従って動作するプロセッサを備えている。プロセッサは、プログラムの格納及びプログラムの動作に必要なメモリを一体に備えるデバイスと、メモリを別に必要とするデバイスとのどちらを用いてもよい。
また、移動装置10は、自律的に移動するために、周囲の物体との距離を計測するレーザレンジファインダのような複数個の測域センサ(Laser Range Scanner)16と、周囲の物体を撮影するためのカメラとを搭載している。本実施形態の移動装置10は5個の測域センサ16を備えており、5個の測域センサ16は、移動装置10の前方、側方、及び後方における障害物までの距離を監視するように配置されている。図1において、5個の測域センサ16のうち1個の測域センサ16は図の背面側に配置されている。カメラは、全方向カメラであり、移動装置10の全方向の周囲を撮影する。なお、超音波あるいは電波などを用いて周囲の物体との距離を計測する距離センサを、測域センサ16に代えて用いることも可能である。
コントローラは、測域センサ16が計測した障害物までの距離に応じて障害物との衝突を回避するように4つのモータ36の回転速度を制御する。また、コントローラは、バッテリの残容量が所定値より低下すると、バッテリの充電のために、所定の場所に移動するように4つのモータ36の回転速度を制御する。移動装置10が移動するために用いる地図情報はコントローラがあらかじめ学習して記憶している。
コントローラは、カメラが撮影した画像に基づいて放置されているカート20を認識した場合、カート20を特定場所まで運搬する。ここでの特定場所は、複数のカート20を並べて置いているカート置き場を想定している。カート20を運搬する形態は、カート20の台数に応じて異なる。1台のカート20を運搬する場合には、移動装置10は、カート20の一部に基台12を差し込んだ状態でカート20を押すように移動することによりカート20を運搬する。移動装置10は、1台のカート20を運搬するだけではなく、複数台のカート20を並べた状態で運搬することが可能である。すなわち、複数台のカート20が施設に散在していれば、移動装置10はカート20を見つけるたびに、カート20を前後に並べて運搬する。カメラが撮影した画像に基づいてカート20を認識する技術、及び複数台のカート20を並べた状態で運搬する技術については、要旨ではないから説明を省略する。また、移動装置10がカート20を運搬するときにカート20を押すことは必須ではなく、移動装置10は、カート20を引いて運搬するように構成されていてもよい。
コントローラは、複数のプロセッサで構成されていてもよい。例えば、一部のプロセッサが移動装置10に搭載され、残りのプロセッサが移動装置10との間で通信を行うコンピュータサーバに搭載されていてもよい。コンピュータサーバは、1台又は複数台のコンピュータで構成される。また、コンピュータサーバが、クラウドコンピューティングシステムで構築されていてもよい。
ところで、複数台の移動装置10が停止中であるときに、複数台の移動装置10は、図5、図6に示す状態で並ぶことができる。図5、図6に示す状態では、複数台の移動装置10は、X方向において一列に並び、前の移動装置10の窪み113に後の移動装置10の第1端部111の少なくとも一部が収まっている。
ここで、車体11に窪み113がある場合とない場合とについて、X方向に並ぶ2台の移動装置10が占めるX方向の寸法を比較する。比較のための条件として、車体11に窪み113があるか否かにかかわらず、X方向における車体11の寸法が等しく、また車輪31、32、33、34の位置関係が等しいと仮定する。また、車体11に窪み113がある2台の移動装置10が並ぶ場合、前の移動装置10の窪み113に後の移動装置10の第1端部111の少なくとも一部が収まった状態を想定する。
図6のように、1台の移動装置10のX方向の寸法がLxであり、第1端部111のうち窪み113に収まるX方向の寸法がLpであると、車体11に窪み113がなければ、2台の移動装置10が占める寸法は2Lxより大きい。一方、車体11に窪み113があれば、2台の移動装置10が占める寸法は、窪み113のない2台の車体11をX方向に並べる場合に比べて、第1端部111が窪み113に収まっている寸法Lpの分だけ小さくなる。n台の移動装置10がX方向に並んでいれば、n台の移動装置10がX方向において占める寸法は、nLx−(n−1)Lp程度である。すなわち、車体11に窪み113があるn台の移動装置10がX方向に並ぶときには、窪み113がない移動装置が並ぶときに比べて、移動装置10が占めるX方向の寸法は、(n−1)Lpだけ短くなる。
上述のように、複数台の移動装置10がX方向に並ぶとき、窪み113があるか否かによって、複数台の移動装置10が占めるX方向の寸法に差が生じ、この差は移動装置10の台数が多いほど大きくなる。言い換えると、移動装置10が窪み113を備えていることにより、複数台の移動装置10が省スペースで並ぶ。
上述した移動装置10は、4個の車輪31、32、33、34を備えている。車輪31、32、33、34の中心Wcは等脚台形の頂点に位置することは必須ではなく、台形の頂点に位置していればよい。また、上述した技術は、4個以上の車輪があれば適用可能である。移動装置10が4個より多くの車輪を備える場合、第1端部111と第2端部112とに、それぞれ2個以上の車輪が設けられる。また、第1端部111における2個以上の車輪における最大の輪距が、第2端部112における2個以上の車輪における最大の輪距よりも小さくなるように、車輪が配置される。このような配置でも基台12の小型化に寄与する。さらに、全方向移動型車輪は、オムニホイールに限らず、メカナムホイールであってもよい。
上述した移動装置10は、カート20を回収することを想定した構成であるが、移動装置10が、運搬、清掃、案内、警備などから選択される目的で使用される場合でも、上述した技術を採用することが可能である。すなわち、上述した技術の適用範囲は、カート20の回収を目的とする移動装置10に限定されない。また、他の目的で使用される移動装置10は、自律的に移動しなくてもよい場合がある。例えば、手荷物の運搬、商品の運搬などの目的であれば、運搬者が車体11を移動させる際の筋力を補助するために、パワーアシスト制御を行う構成であってもよい。ここでのパワーアシスト制御は、運搬者が車体11を移動させる外力を車体11に作用させたときに、コントローラが外力に応じてモータ36の動作を指示することにより、運搬者の筋力の負担を軽減させるという制御を意味する。
第1の態様に係る移動装置(10)は、車体(11)と4個以上の車輪(31、32、33、34)と4個以上の車輪(31、32、33、34)それぞれを独立して駆動する駆動源(モータ36)とを備える。4個以上の車輪(31、32、33、34)それぞれは互いに交差する複数方向に移動可能な全方向移動型車輪である。移動装置(10)は、車体(11)の特定方向(X方向)における一方の端部である第1端部(111)と、他方の端部である第2端部(112)とに、それぞれ2個以上の車輪(31、32、33、34)を備える。第1端部(111)の2個以上の車輪(31、32)における最大の輪距は、第2端部(112)の2個以上の車輪(33、34)における最大の輪距よりも小さい。
すなわち、X方向に交差する方向(Y方向)において、車体(11)の第1端部(111)の寸法は、車体(11)の第2端部(112)の寸法よりも小さくすることが可能である。したがって、4個以上の車輪(31、32、33、34)を備えながらも、車体(11)を小型化することが可能である。また、車体(11)は駆動源(モータ36)の動力で移動する。そのため、移動装置(10)は、自律的に移動するロボットの用途、あるいはパワーアシストを行う用途などに用いることが可能である。
第2の態様に係る移動装置(10)は、第1の態様において、車輪(31、32、33、34)は4個である。第1端部(111)の2個の車輪(31、32)それぞれの中心及び第2端部(112)の2個の車輪(33、34)それぞれの中心は台形の頂点に位置する。
この移動装置(10)は、4個の車輪(31、32、33、34)それぞれの中心が台形の頂点に位置するから、4個の車輪の中心が長方形の頂点に位置する構成に比べて車体(11)の小型化が可能である。
第3の態様に係る移動装置(10)は、第2の態様において、4個の車輪(31、32、33、34)を、以下の条件を満たす位置に備える。すなわち、第1端部(111)の2個の車輪(31、32)それぞれの中心の位置は、特定方向(X方向)に沿った車体(11)の中心線(Lc)を挟んで互いに反対側であって中心線(Lc)からの距離が等しい位置である。また、第2端部(112)の2個の車輪(33、34)それぞれの中心の位置は、中心線(Lc)を挟んで互いに反対側であって中心線(Lc)からの距離が等しい位置である。
すなわち、4個の車輪(31、32、33、34)それぞれの中心が中心線(Lc)に対して対称に位置し、4個の車輪(31、32、33、34)それぞれの中心は等脚台形の頂点に位置する。したがって、移動装置(10)の重量をバランスよく車輪(31、32、33、34)で支持することができる。
第4の態様に係る移動装置(10)は、第3の態様において、4個の車輪(31、32、33、34)におけるそれぞれの車軸(35)の延長線と中心線(Lc)とが、0度より大きく90度より小さい所定の角度(θ)で交差する。
このように中心線(Lc)と車軸(35)の延長線とが所定の角度(θ)で交差することにより、車体(11)を小型化しながらも車体(11)を全方向に移動させることが可能である。また、車軸(35)の延長線と中心線(Lc)との交差する角度(θ)が0度より大きく90度より小さいから、どの方向においても、4個の車輪(31、32、33、34)のうちの少なくとも1個が回転する。その結果、車体(11)がどの方向に移動する場合でも段差を乗り越えることが可能である。
第5の態様に係る移動装置(10)は、第4の態様において、第1端部(111)の2個の車輪(31、32)それぞれにおける車軸(35)が、第1端部(111)から第2端部(112)に向かう向きにおいて中心線(Lc)との距離を小さくする。また、第2端部(112)の2個の車輪(33、34)における車軸(35)が、第2端部(112)から第1端部(111)に向かう向きにおいて中心線(Lc)との距離を小さくする。さらに、4個の車輪(31、32、33、34)すべての車軸(35)について所定の角度(θ)は等しい。
車輪(31、32、33、34)が上述の位置関係であると、台形の対角線上の2個ずつの車輪(31と34、32と33)における車軸(35)はそれぞれ平行である。したがって、移動装置(10)の移動時には、台形の対角線上の2個ずつの車輪(31と34、32と33)がそれぞれ同様に回転する。その結果、移動装置(10)が安定した姿勢で走行し、また移動装置(10)がどの方向に移動する場合でも少なくとも2個の車輪(31、32、33、34)が同様に回転するから、段差を乗り越えやすくなる。
第6の態様に係る移動装置(10)は、第1〜5のいずれかの態様において、車体(11)が、第1端部(111)から第2端部(112)に向かう向きに開いた窪み(113)を第2端部(112)に備えている。
車体(11)が上述の窪み(113)を備えていると、窪み(113)を備えていない場合よりも車体(11)の軽量化が可能である。
第7の態様に係る移動装置(10)は、第6の態様において、窪み(113)を、第2端部(112)の2個の車輪(33、34)の間に備えている。
窪み(113)が2個の車輪(33、34)の間に位置することにより、車体(11)の重量をよりバランスよく支持することができる。その結果、移動装置(10)をより安定した姿勢で移動させることが可能である。
第8の態様に係る移動装置(10)は、第6又は7の態様において、第1端部(111)における特定方向(X方向)に交差する方向(Y方向)の寸法が、第2端部(112)の特定方向(X方向)に交差する方向(Y方向)の寸法よりも小さい寸法である。さらに、第1端部(111)における特定方向(X方向)に交差する方向(Y方向)の寸法は、他の移動装置(10)における車体(11)の窪み(113)に第1端部(111)の少なくとも一部が収まる寸法である。
第1端部(111)のY方向の寸法が上述の関係を満たす寸法の場合、車体(11)はXY平面に投影した概形は、三角形状、台形状、又は五角形状などになる。すなわち、車体(11)をXY平面に投影した概形が長方形状である場合よりも車体(11)の小型化が可能である。また、複数台の移動装置(10)をX方向に並べるときに、隣り合う2台の移動装置(10)の一方の窪み(113)に他方の第1端部(111)を差し入れることができる。その結果、複数台の移動装置(10)が占めるX方向の寸法を、窪み(113)がない場合よりも小さくして、省スペース化が可能である。
第9の態様に係る移動装置(10)は、第1〜8のいずれかの態様において、駆動源(モータ36)は車体(11)を自律的に移動させるように制御されることが望ましい。
すなわち、車体(11)が自律的に移動するように駆動源の動力が制御される。そのため、運搬、清掃、案内、警備などの用途に応じて、車体(11)の移動を制御することが可能である。
第10の態様に係る移動装置(10)は、第1〜9のいずれかの態様において、4個以上の車輪(31、32、33、34)のそれぞれは、互いに直交する2方向に移動可能なオムニホイールである。
すなわち、全方向移動型車輪として、オムニホイール又はメカナムホイールを用いることにより、既知の技術を修正して駆動源を制御することが可能であって、制御設計の負担が軽減される。
以上説明した実施形態は、本発明の様々な実施形態の一部に過ぎない。また、上述した実施形態は、本発明の目的を達成できれば、設計等に応じて種々の変更が可能である。
10 移動装置
11 車体
20 カート(搬送対象台車)
30 駆動機構
31、32、33、34 車輪
35 車軸
36 モータ(駆動源)
111 第1端部
112 第2端部
113 窪み
Lc 中心線
θ 角度

Claims (11)

  1. 車体と4個以上の車輪と前記4個以上の車輪それぞれを独立して駆動する駆動源とを備え、
    前記4個以上の車輪それぞれは互いに交差する複数方向に移動可能な全方向移動型車輪であって、
    前記車体の特定方向における一方の端部である第1端部と、他方の端部である第2端部とに、それぞれ2個以上の車輪を備えており、
    前記第1端部の2個以上の車輪における最大の輪距は、前記第2端部の2個以上の車輪における最大の輪距よりも小さく、
    前記第2端部は、前記第1端部から前記第2端部に向かう向きに開いた窪みを有し、
    前記窪みの寸法は、他の移動装置の前記第1端部の少なくとも一部が収まる寸法である、
    ことを特徴とする移動装置。
  2. 前記車輪は4個であって、
    前記第1端部の2個の車輪それぞれの中心及び前記第2端部の2個の車輪それぞれの中心は台形の頂点に位置する
    請求項1記載の移動装置。
  3. 前記第1端部の前記2個の車輪それぞれの中心の位置は、前記特定方向に沿った前記車体の中心線を挟んで互いに反対側であって前記中心線からの距離が等しい位置であり、
    前記第2端部の前記2個の車輪それぞれの中心の位置は、前記中心線を挟んで互いに反対側であって前記中心線からの距離が等しい位置である
    請求項2記載の移動装置。
  4. 前記4個の車輪におけるそれぞれの車軸の延長線と前記中心線とが、0度より大きく90度より小さい所定の角度で交差する
    請求項3記載の移動装置。
  5. 前記第1端部の前記2個の車輪それぞれにおける車軸は、前記第1端部から前記第2端部に向かう向きにおいて前記中心線との距離を小さくし、
    前記第2端部の前記2個の車輪それぞれにおける車軸は、前記第2端部から前記第1端部に向かう向きにおいて前記中心線との距離を小さくし、
    4個の車輪すべての車軸について前記所定の角度が等しい
    請求項4記載の移動装置。
  6. 前記窪みを、前記第2端部の前記2個の車輪の間に備えている
    請求項1〜5のいずれか1項に記載の移動装置。
  7. 前記第1端部における前記特定方向に交差する方向の寸法は、
    前記第2端部の前記特定方向に交差する方向の寸法よりも小さ
    請求項1〜6のいずれか1項に記載の移動装置。
  8. 前記駆動源は前記車体を自律的に移動させるように制御される
    請求項1〜7のいずれか1項に記載の移動装置。
  9. 前記4個以上の車輪それぞれは、互いに直交する2方向に移動可能なオムニホイールである
    請求項1〜8のいずれか1項に記載の移動装置。
  10. 前記台形の頂点に位置する車輪のうち対角に位置する車軸はそれぞれ平行である、
    請求項2〜5のいずれか1項に記載の移動装置。
  11. 請求項1〜10のいずれか1項に記載の移動装置と、
    前記移動装置の前記第1端部が差し込まれる部位を有する搬送対象台車と、を含み、
    前記第1端部を前記部位に差し込んだ状態で、前記移動装置によって前記搬送対象台車を搬送する、
    搬送システム。
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