JP6801737B2 - 車両のバッテリ搭載構造 - Google Patents

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Description

本発明は、車両に対してバッテリを搭載するための構造に関し、さらに詳しくは、車両が走行するための電力を蓄電し、また放電するバッテリを搭載するための構造に関する。
従来、フロアパネルの下方でバッテリを支持するバッテリフレームを備えた車両のバッテリ搭載構造が知られている(例えば、特許文献1)。特許文献1に開示された構造は、車室の床面を構成するフロアパネルの下方にバッテリを搭載するように構成されている。車体の左右両側には、車両の前後方向に互いに平行に延びる一対のサイドメンバ(骨格部材)が配置されている。これらのサイドメンバの前端部には、車両の幅方向(車幅方向)に向けて配置されたフロントクロスメンバが各サイドメンバを連結した状態に固定され、また各サイドメンバの後端部には、車幅方向に向けて配置されたリヤクロスメンバが各サイドメンバを連結した状態に固定されている。バッテリは、予め矩形の平面形状をなすバッテリ搭載フレームの内側に積層されてバッテリアセンブリとして構成されている。バッテリアセンブリは、上記の一対のサイドメンバおよびフロントクロスメンバならびにリヤクロスメンバによって形作られる枠部の内側の開口部に下方から取り付けられている。
国際公開第2010/098271号
車体を構成している上記のサイドメンバやフロントおよびリヤのクロスメンバは、車体の骨格をなす強度部材であり、車両に要求される強度に応じた剛性の部材あるいは構造が採用される。前述した特許文献1に記載されたバッテリの搭載構造では、それらのサイドメンバやフロントおよびリヤのクロスメンバにバッテリを保持させるように構成されている。そのバッテリは、車両の電装品の電源であるだけでなく、走行のための電力を蓄電または放電するためのものであり、インバータなどのコントローラを含めると重量が相当に大きくなる。そのため、特許文献1に記載された構造では、サイドメンバやフロントおよびリヤのクロスメンバには、車体の形態を維持する剛性に加えて、バッテリなどの電源部を保持する剛性が要求されることになり、その結果、車体の骨格をなす強度部材が大型化し、ひいては車体重量が増大してしまう可能性がある。
本発明は上記の技術的課題に着目してなされたものであって、車体重量の増大を抑制でき、しかも車両の剛性を確保することができる車両のバッテリ搭載構造を提供することを目的とするものである。
上記の目的を達成するために、本発明は、車幅方向に間隔を空けてかつ車両の前後方向に延ばして配置された一対の骨格部材と、前記一対の骨格部材の間に配置されており、複数の単セルを一方向に積層して一体化した積層体を有する電池パックとを備えた車両のバッテリ搭載構造において、前記積層体は、固体電解質を有する全固体電池を備え、前記車幅方向で前記電池パックの外側には、前記電池パックを前記骨格部材に連結する連結部がそれぞれ設けられており、前記車両の高さ方向での前記電池パックの下面は、前記高さ方向での前記連結部の下面よりも高い位置に設定されており、前記車幅方向で前記骨格部材における前記電池パック側に、前記連結部が嵌まり合う凹部が形成されており、前記電池パックは、前記凹部に前記連結部が嵌め合わされ、かつ、前記連結部が前記骨格部材に固定されることによって、前記車幅方向で前記一対の骨格部材の間に、前記単セルの積層方向を前記車幅方向に合わせた姿勢で固定されていることを特徴とするものである。
また、本発明は、車幅方向に間隔を空けてかつ車両の前後方向に延ばして配置された一対の骨格部材と、前記一対の骨格部材の間に配置されており、複数の単セルを一方向に積層して一体化した積層体を有する電池パックとを備えた車両のバッテリ搭載構造において、前記積層体は、固体電解質を有する全固体電池を備え、前記車幅方向で前記電池パックの外側には、前記電池パックを前記骨格部材に連結する連結部がそれぞれ設けられており、前記車両の高さ方向での前記電池パックの下面は、前記高さ方向での前記連結部の下面よりも高い位置に設定されており、前記車幅方向で前記骨格部材における前記電池パック側に、前記連結部が嵌まり合う凹部が形成されており、前記電池パックは、前記凹部に前記連結部が嵌め合わされ、かつ、前記連結部が前記骨格部材に固定されることによって、前記車幅方向で前記一対の骨格部材の間に固定されると共に、前記車両の前後方向に複数並んで配置されていることを特徴とするものである。
本発明では、前記車両の高さ方向での前記電池パックの下面よりも前記高さ方向での前記骨格部材の最下面が低く設定されていてよい。
本発明では、前記車幅方向で前記電池パックと前記骨格部材との間に隙間が形成されており、前記連結部に、前記電池パックに前記連結部を取り付ける前記車両の高さ方向に延びるフランジ部が設けられており、前記隙間に、前記フランジ部が配置されていてよい
本発明は、車幅方向に間隔を空けてかつ車両の前後方向に延ばして配置された一対の骨格部材と、前記一対の骨格部材の間に配置されており、複数の単セルを一方向に積層して一体化した積層体を有する電池パックとを備えた車両のバッテリ搭載構造において、前記積層体は、固体電解質を有する全固体電池を備え、前記電池パックは、前記積層体を含むバッテリモジュールと、前記バッテリモジュールを収容するケースとを備え、前記車幅方向で前記ケースの側面に、前記車両の高さ方向で前記ケースの底部と同じ高さであってかつ前記車幅方向に延びる延長部が設けられ、前記車幅方向で前記バッテリモジュールの側面に、前記延長部に重なるように前記車幅方向に延びる連結部が設けられ、前記連結部と前記延長部とによって前記バッテリモジュールを前記一対の骨格部材に直接に固定して前記電池パックが前記一対の骨格部材に固定されている
ことを特徴とするものである。
本発明は、前記車両の高さ方向での前記骨格部材の下面の高さは、前記高さ方向での前記ケースの下面および前記高さ方向での前記連結部の下面よりも、高く設定されていてよい。
記連結部は、前記車両の前後方向に間隔を空けた複数の位置で固定してよい。
前記電池パックは、前記単セルの前記積層方向の両端に配置されて前記積層体を挟持する一対のエンドプレートと、前記一対のエンドプレートを連結するとともに、前記一対のエンドプレートによって挟持された前記積層体を前記積層方向に拘束する拘束部材とを有するバッテリモジュールを含んでよい。
前記電池パックは、前記積層体を収容するケースを有し、前記ケースの車幅方向における内壁面と前記バッテリモジュールの車幅方向における外面とが互いに平行に対向されていてよい。また、前記車両は、フロアパネルを有し、前記電池パックは、前記フロアパネルの下または上に配置されてよい。
本発明においては、固体電解質を含む全固体電池となっている積層体を有する電池パックの車幅方向の外側に設けられた連結部によって一対の骨格部材に固定されている。このため、例えば車両の側面からの衝突時(以下、「側突時」と称する)に入力される衝撃荷重を連結部によって全固体電池である積層体に伝達することができる。これにより、全固定電池を車両の剛性部材として利用することができるので、衝撃荷重に対する車体の剛性が高まる。また、クロスメンバなどの補強部材を軽量化もしくは省略しても車体の剛性を確保することができ、ひいては車両の軽量化を図ることができる。
電池パックの少なくとも一部が車両の高さ方向で骨格部材とオーバーラップした状態で電池パックを骨格部材に固定した発明によれば、例えば側突時に入力される衝撃荷重を全固体電池である積層体に確実に伝達することができる。
単セルの積層方向を車幅方向に合わせた姿勢で電池パックを骨格部材に固定した発明によれば、車幅方向に伝達される荷重に対する車両の剛性を高めることができる。
電池パックを車両の前後方向に複数並んで配置する発明によれば、例えば車両の側面からの衝突時に骨格部材に入力される衝撃荷重に対する車体の剛性をさらに高めることができる。
連結部を車両の前後方向に間隔を空けた複数の位置で固定する発明によれば、連結部を中心に一対の骨格部材が回転したり、車両の前後方向にずれたりすることを抑制または防止することができる。
連結部がバッテリモジュールを一対の骨格部材に直接に固定する発明によれば、側突時に骨格部材に入力される衝撃荷重を積層体に直接に伝達することができる。
バッテリモジュールが一対のエンドプレートと拘束部材とを有する発明によれば、電池パックが積層方向に強度および剛性を有するため、側突したときの衝撃荷重に対する車両の剛性が高まる。
ケースの車幅方向における内壁面とバッテリモジュールの車幅方向における外面とが互いに平行に対向された発明によれば、側突時に骨格部材に入力される衝撃荷重を積層体に確実に伝達することができる。
車両がフロアパネルを有し、電池パックがフロアパネルの下または上に配置された発明によれば、電池パックによりフロアパネルの変形を抑制することができる。
本発明に適用される車両の一例を示す説明図である。 バッテリモジュールの一例を示す斜視図である。 図2で説明したバッテリモジュールを示す分解斜視図である。 電池パックおよびサイドシルの固定状態を示す断面図である。 図4で説明した電池パックおよびサイドシルの固定状態を示す斜視図である。 バッテリモジュールをサイドシルに直接に固定した別の実施例を示す断面図である。 図6で説明した連結板をバッテリモジュールに固定した状態を示す斜視図である。 図6で説明した電池パックおよびサイドシルの固定状態を示す斜視図である。 フロアパネルの上に電池パックを取り付けた他の実施例を示す断面図である。
以下、図面を用いて実施例を説明する。図1は、本発明に適用される車両10の一例を示す説明図である。図1では、車両10を底面側から見ており、矢印FR方向は車両10の前後方向のうちの前方向を、矢印RH方向は車幅方向のうちの右方向を示す。図1に示すように車両10は、例えばフロントコンパートメント11にコンバータ12、インバータ13、モータ14および動力伝達機構15を搭載し、また車両10の底面には、二次電池となっている電池パック16,17,18,19,20を搭載している。電池パック16〜20は、単セルの集合体を含むバッテリモジュール21(21−1,21−2,21−3,21−4,21−5)を直方体のケース46に収容した形態となっている。コンバータ12は、バッテリモジュール21から供給された電源の電圧を昇圧するとともに、バッテリモジュール21から供給される電源電圧の変動を吸収して電圧を安定させた電源をインバータ13に供給する。インバータ13は、バッテリモジュール21から出力される直流電源を交流電源に変換するとともに、周波数を制御する。動力伝達機構15は、モータ14が出力する駆動力を増減して駆動輪となる前輪23に伝達する。なお、コンバータ12を省略してインバータ13をバッテリモジュール21に直接に接続してよい。
車両10は、車幅方向の両端に、車両10の前後方向に延びた一対のサイドシル24,25を備えている。一対のサイドシル24,25の互いに平行な部分24a,25aの間には、5個の電池パック16〜20が車両10の前後方向に所定間隔を保って並べて配置されている。電池パック16〜20の各々は、底面視にて車両10の前後方向の長さよりも車幅方向の長さが長い矩形状になっており、長手方向を車幅方向に合わせた向きで一対のサイドシル24,25の間に固定されている。一対のサイドシル24,25は、一対の骨格部材の一例である。電池パック16〜20の各々は、側突したときの衝撃荷重に対する抵抗力を補う補強材として機能する。一対のサイドシル24,25の互いに平行な部分24a,25aの略中央に配置された電池パック18に対して車両10の前後には、車幅方向に延ばして設けられたフロアクロス26,27が配置されている。フロアクロス26,27の両端は、一対のサイドシル24,25に固定されている。なお、本発明の実施例では、電池パック16を5個使用しているが、これに限らず6個以上または単数を含む4個以下を使用してよい。また、フロアクロス26,27のいずれか一方または両方を省略してよい。さらに、一対のサイドシル24,25の互いに平行な部分24a,25aは、車両10の前後方向に平行でなくてよい。
図2は、バッテリモジュール21の一例を示す斜視図である。図2では、矢印FR方向が車両前後方向のうちの前方向を、矢印LH方向が車幅方向のうちの左方向を、矢印UP方向が車両上下方向のうちの上方向をそれぞれ示す。図2に示すようにバッテリモジュール21は、第1エンドプレート30、第2エンドプレート31、第1テンションプレート32、第2テンションプレート33および電池スタック34を備えている。バッテリモジュール21は、例えば車幅方向に沿う長さが車両10の前後方向に沿う長さよりも長く、車両10の高さ方向に沿う長さが車両10の前後方向に沿う長さよりも短い直方体の形状となっている。
図3は、図2で説明したバッテリモジュール21を示す分解斜視図である。図3では、矢印FR方向が車両前後方向のうちの前方向を、矢印LH方向が車幅方向のうちの左方向を、矢印UP方向が車両上下方向のうちの上方向をそれぞれ示す。図3に示すように電池スタック34は、複数の単セル35(35−1,35−2,35−3・・・35−n(nは自然数))を車幅方向に積層して一体化したものである。単セル35は、例えば車両10の前後方向の長さが車幅方向の長さ(厚み)よりも長く、車両10の高さ方向の長さが厚み長さよりも長い薄厚平板状に形成されている。電池スタック34は、単セル35の厚み方向、つまり車幅方向に積層されている。各電池パック16〜20は、単セル35の積層方向を車幅方向に合わせた姿勢で後述する連結部によりサイドシル24,25に固定されている。なお、電池スタック34は、積層体の一例である。
単セル35は、固体電解質(図示なし)と、固体電解質の積層方向に沿う両側に設けられた一対の電極(図示なし)とを有する。複数の単セル35は、配線部材、例えばケーブル37により互いに電気的に接続されている。ケーブル37は、銅線を中心とした複数の素線を縒り合わせてなる構造とされ、その表面には、耐熱性・耐磨耗性の高い絶縁樹脂が被覆されている。なお、図3では、図面の煩雑化を防ぐためにケーブル37の一部を省略している。バッテリモジュール21は、複数の単セル35を直列接続して構成されており、単セル35の数に応じた電圧となった電源を、外部に露呈された一対の電極端子を通じて出力する。また、各単セル35は、ケーブル37により電池ECU36に電気的に接続されている。このような電池スタック34またはバッテリモジュール21は、固体電解質を有する全固体電池を構成する。電池ECU36は、各単セル35の電圧を測定し、測定した電圧に基づいて単セル35の電圧の均等化を行う電圧均等化制御を実施する。電池ECU36は、電池スタック34に対して車両10の前または後に配置される(図1参照)。電池パック16〜20は、各々が電気的に並列に接続される。電池パック16〜20を並列に接続することによりモータ14の駆動に必要な電流容量が得られる。
第1エンドプレート30および第2エンドプレート31は、電池スタック34の積層方向の両端に配置される。第1テンションプレート32は、電池スタック34の上側で第1エンドプレート30および第2エンドプレート31の間に、固定部材、例えば複数のボルト38,39により固定される。第2テンションプレート33は、電池スタック34の下側で、第1エンドプレート30および第2エンドプレート31の間に、固定部材、例えば複数のボルト38,39により固定される。第1エンドプレート30、第2エンドプレート31、第1テンションプレート32および第2テンションプレート33は、硬度または剛性を有する材質で作られている。電池スタック34は、ボルト38,39の締結によって第1エンドプレート30および第2エンドプレート31の間で積層方向に拘束される。第1エンドプレート30に対して第1テンションプレート32および第2テンションプレート33との間にはシム40がそれぞれ挿入されている。シム40は、電池スタック34に付与する拘束力を調整するためのものであり、所望する拘束力となる厚みのものが使用される。このようなバッテリモジュール21は、電解質が固体であるため電解液漏れの心配がなく、また単セル35を構成する主な部材が耐衝撃性の高い要求を満たすように作られているため、車幅方向に一致する拘束方向での耐衝撃性が非常に高い長所を有する。なお、第1エンドプレート30および第2エンドプレート31には、絶縁性材料で形成されたケース(図3では図示なし)に固定するための固定板42〜45が設けられている。なお、シム40は省略してよい。また、第1テンションプレート32、第2テンションプレート33およびボルト38,39は、拘束部材の一例である。
図4は、電池パック18およびサイドシル25の固定状態を示す断面図である。図4では、矢印LH方向が車幅方向のうちの左方向を、矢印UP方向が車両上下方向のうちの上方向をそれぞれ示す。図4に示すように電池パック18は、バッテリモジュール21およびケース46を含む。ケース46は、バッテリモジュール21が固定される収容部47、および収容部47の開口48を塞ぐ蓋部49を有する。蓋部49の上はフラットになっている。蓋部49の上方には、車室29の床を構成するフロアパネル65が配置されている。フロアパネル65は、車幅方向の一端66がサイドシル25の上面に接合されている。収容部47の底面は、車両10の底面の一部を構成する。収容部47には、車幅方向のうち左方の外壁47aに連結部50が取り付けられている。連結部50は、例えば断面が矩形になっており、車両10の前後方向に延ばされた長尺部材となっている。
バッテリモジュール21の固定板43は、収容部47に形成された固定部51に固定部材、例えばボルト52により固定される。他の固定板42,44,45は図示していないが前述した固定板43および固定部51と同じまたは同様な構成により収容部47に固定される。固定板42〜45および固定部51によってバッテリモジュール21をケース46に固定した状態で収容部47の車幅方向における内壁面53と、第1エンドプレート30の車幅方向における外面54とが互いに平行に対向している。ここで「平行」というのは、物理的に「厳密な平行」はもちろん、技術常識的からみて平行にみられる「略平行」を含む概念である。なお、以下で言う「平行」も前述したと同じまたは同様な概念とする。なお、外面54は、第1エンドプレート30の車幅方向における外面に限らず、バッテリモジュール21の外面であればいずれの部材の外面でよい。
サイドシル25は、車体の軽量化と剛性確保の両立化を目的として、例えばアルミ軽合金材料を用いて押し出し加工により断面形状が閉じられた中空部(断面閉中空部)56(56a,56b,56c)を有するように一体に成形されている。また、サイドシル25は、断面輪郭形状の左下に、矩形状に一段窪んだ凹部57を有する。凹部57には、連結部50を取り付けるための取付孔58が設けられ、また凹部57の内側の断面閉中空部56aには、連結部50を固定するための固定部材、例えばナット59が予め接着されている。また、連結部50には、ボルト60を取付孔58に挿通させるための開口61およびサイドシル25に取り付けるための取付孔62が設けられている。電池パック18は、連結部50を凹部57に挿入した後に、固定部材、例えばボルト60を、開口61を通して取付孔62,58に挿入して、ナット59に螺合させることでサイドシル25に固定される。なお、車幅方向の右方に配置されているサイドシル24に対して電池パック18およびフロアパネル65を固定する構成は、図4で説明したと同じまたは同様になっている。
図5は、図4で説明した電池パック18およびサイドシル25の固定状態を示す斜視図である。図5では、矢印LH方向が車幅方向のうちの左方向を、矢印UP方向が車両上下方向のうちの上方向を、矢印FR方向が車両前後方向のうちの前方向をそれぞれ示す。図5に示すように電池パック18およびサイドシル25の固定箇所は、車両10の前後方向に間隔を空けた位置に設けられた取付孔62に対応する2箇所となっている。連結部50によって電池パック18をサイドシル25に固定した状態で電池パック18の車幅方向における外側の端面63と、サイドシル25の車幅方向における内側面64とが互いに平行に対向している。端面63および内側面64は、車両10の上下方向に延びた面となっている。言い換えれば、電池パック18の少なくとも一部例えば端面63は、車両10の側面から視て(以下、「側面視にて」と称す)てサイドシル25の一部例えば内側面64とオーバーラップしている。端面63と内側面64との間は隙間が空いている。なお、隙間無く端面63と内側面64との一部を接触させてよい。電池パック18は、車幅方向の右側のサイドシル24に対しても、前述したと同じまたは同様な構成で固定されている。端面63と内側面64とを側面視にてオーバーラップさせた状態で固定しているため、側突時にサイドシル25に入力される衝撃荷重を電池スタック34に直接に伝達させることができる。しかも平行に配置しているので前述した効果をさらに高めることができる。このように、側突時の衝撃荷重に対する車体の剛性が高まるため、サイドシル24,25が車室29(図4参照)の方向に変形することを抑制することができる。また、この実施例では、電池パック18と各サイドシル24,25との間での固定を2箇所で行っているため、車幅方向に配置された一対のサイドシル24,25は、固定箇所を中心に回転したり、車両10の前後方向にズレたりすることを抑制または防止することができる。
フロアクロス27は、上側が開放されたカップ形をなす断面形状となっており、車幅方向に延ばして設けられた一端27aがサイドシル25に接合されている。フロアクロス27は上面がフラットに作られている。フロアクロス27は、フロアパネル65を下方から支えられることで剛性が確保される。なお、連結部50としては、ケース46の全周に設けられていてよい。つまり連結部50は、少なくともケース46のうちの車幅方向の両側に設けられていてよい。
図6は、バッテリモジュール21をサイドシル67に直接に固定した別の実施例を示す断面図である。図6では、矢印LH方向が車幅方向のうちの左方向を、矢印UP方向が車両上下方向のうちの上方向をそれぞれ示す。図6に示すようにサイドシル67は、サイドシルアウタ68とサイドシルインナ69とを接合することで断面閉空間部70を形成している。ケース71は、バッテリモジュール21が固定される底部72と、バッテリモジュール21の側面および上面を覆う蓋部73とを有する。蓋部73には、開口縁73aからサイドシル67に向けて突出するフランジ74が一体的に形成されている。底部72には、フランジ74に重なるように延ばされた延長部75が一体的に形成されている。フランジ74および延長部75には、固定部材、例えばボルト76によりサイドシル67に締結するための取付孔77,78が形成されている。サイドシル67には、電池パック79を取り付けるための取付孔80が形成され、また、取付孔80の内側にウェルドナット(溶接ナット)55が予め溶着されている。
バッテリモジュール21には、断面L字状に作られた連結板81の一端82が固定されている。連結板81の他端83は、フランジ74および延長部75の間に向けて突出している。他端83には、取付孔77,78に重なる取付孔84が設けられている。電池パック79をサイドシル67に固定した状態では、電池パック79の車幅方向における外側の端面63とサイドシル67の車幅方向における内側面64とが互いに平行に対向している。端面63と内側面64との間は、隙間が空いている。なお、隙間を空けずに端面63と内側面64とのうちの少なくとも一部を接触させてよい。また、ケース71の車幅方向における内壁面53と、バッテリモジュール21の車幅方向における外面54とが互いに平行に対向している。電池パック18の少なくとも一部例えば端面63は、サイドシル67の一部例えば内側面64と側面視にてオーバーラップした状態となっている。なお、連結板81、フランジ74および延長部75などは、連結部の一例である。
図7は、図6で説明した連結板81をバッテリモジュール21に固定した状態を示す斜視図である。図7では、矢印LH方向が車幅方向のうちの左方向を、矢印UP方向が車両上下方向のうちの上方向を、矢印FR方向が車両前後方向のうちの前方向をそれぞれ示す。図7に示すように連結板81は、一端82が第1エンドプレート30と第2テンションプレート33との間に挟持されている。連結板81の他端83には、固定部材によりサイドシル67に固定される取付孔84が車両10の前後方向に間隔を空けた2箇所の位置に設けられている。連結板81、フランジ74または延長部75が、サイドシル67と電池パック79とを直接に固定している。より詳細には、連結板81がサイドシル67とバッテリモジュール21とを直接に連結している。このため、側突時にサイドシル25に入力される衝撃荷重を電池スタック34に直接に伝達させることができる。なお、連結板81を第1エンドプレート30および第2エンドプレート31に一体的に設けてよい。
図8は、図6で説明した電池パック79およびサイドシル67の固定状態を示す斜視図である。図8では、矢印LH方向が車幅方向の左方向を、矢印UP方向が車両上下方向のうちの上方向を、矢印FR方向が車両前後方向のうちの前方向をそれぞれ示す。図8に示すように連結板81の他端83は、フランジ74および延長部75の間に挟装された状態でサイドシル67の下面86に固定される。電池パック79は、連結板81、フランジ74および延長部75を下面86に挿入した後に、ボルト76をウェルドナット55に螺合させることでサイドシル67に固定される。ボルト76での固定箇所は、車両10の前後方向に間隔を空けた2箇所となっている。なお、電池パック79は、車幅方向における右側のサイドシルに対しても前述したと同じまたは同様な構成により固定されている。
図9は、フロアパネル87の上に電池パック88を取り付けた他の実施例を示す断面図である。図9では、矢印LH方向が車幅方向のうちの左方向を、矢印UP方向が車両上下方向のうちの上方向をそれぞれ示す。図9に示すようにフロアパネル87は、車幅方向における一端85がサイドシル67の下面86に取り付けられている。勿論、フロアパネル87は、車幅方向における右端でも図示していないが車幅方向の右側の配置されたサイドシルに取り付けられている。電池パック88は、図6で説明した電池パック79を上下反転した形状となっている。つまり電池パック88のケース89は、バッテリモジュール21が固定される収容部90、および収容部90の開口91を塞ぐ蓋部92を有し、収容部90の車幅方向における内壁面93と、バッテリモジュール21の車幅方向における外面54とが互いに平行に対向している。
収容部90には、開口91の縁からサイドシル67に向けて突出するフランジ96が一体的に形成され、また蓋部92には、フランジ96に重なるようにサイドシル67に向けて延長された延長部95が一体的に形成されている。フランジ96および延長部95の間には、連結板97が挟装されている。連結板97は、図6で説明した構成と同じまたは同様に一端94がバッテリモジュール21に固定された断面L字状に形成されている。連結板97の他端101は、固定部材、例えばボルト98およびウェルドナット99によって、フランジ96および延長部95と一緒にサイドシル67の上面100に固定される。すなわち、連結板97、フランジ96または延長部95が、サイドシル67と電池パック88とを直接に固定している。より詳細には、連結板97がサイドシル67とバッテリモジュール21とを直接に固定している。この実施例では、電池パック88の車幅方向における外側の端面63とサイドシル67の車幅方向における内側面64とが互いに平行に対向している。電池パック18の少なくとも一部例えば端面63は、サイドシル67の一部例えば内側面64と側面視にてオーバーラップしている。なお、電池パック88の車幅方向の右側も、前述したと同じまたは同様な構成によって車幅方向の右側に配置されたサイドシルに固定される。収容部90の底面および蓋部92の上面はフラットになっている。収容部90の底面はフロアパネル87の上に載置され、また蓋部92の上面は車室29の床の一部として使用される。なお、連結板97、フランジ96および延長部95などは、連結部の一例である。
以上、実施例に基づいて説明したが、本発明は上述した実施例に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲内において種々の変更が加えられて実施されるものである。例えば、本発明の車両としては、電気自動車の車両として説明しているが、これに限らず、例えばガソリンエンジンやディーゼルエンジン等の内燃機関と充放電可能なバッテリモジュールに蓄積された電力により駆動するモータとを動力源とするハイブリッド車両や外部電源により充電可能なプラグインハイブリッド車両としてよい。
また、上記各実施例で説明した電気自動車に限らず、モータを全車輪近くに搭載し、モータで直接各車輪を駆動するインホイールモータ車両を使用してよい。この場合には、フロントおよびリヤに配置された全輪、例えば4輪にモータを個別に組み込む構成としてよいし、またフロントまたはリヤのいずれか一方の複数輪、例えば2輪にモータを個別に組み込む構成としてよい。
上記各実施例では、単一のバッテリモジュールを単一のケースに収容した形態として説明しているが、これに限らず、例えば複数のバッテリモジュール21を単一のケースに、車両10の前後方向に並べて収容した形態としてよい。この場合にバッテリモジュール21は、単セル35の積層方向を車幅方向に合わせた姿勢で収容される。そして、バッテリモジュール21は、ケースの車幅方向における内壁面と、第1エンドプレート30の車幅方向における外面54とが車両10の前後方向において互いに平行に対向するように収容されていればよい。また、上記各実施例では、固体電解質を有する単セルを積層したバッテリモジュールを使用しているが、本発明ではこれに限らず、例えば液体電解質を有する単セルを積層したものでもよい。さらに、車幅方向の両側に配置された一対のサイドシルの間に電池パックを配置しているが、例えば一対のサイドシルの間に車両の前後方向に延設されたリインフォースを設け、いずれか一方のサイドシルとリインフォースとの間に電池パックを配置してよい。この場合にリインフォースは、フロアパネルの下面を補強するフロアメンバを含む。
上記各実施例では、電池パックとサイドシルとの固定箇所を車両10の前後方向に間隔を空けた2箇所として説明しているが、これに限らず1箇所としてよいし、また車両10の前後方向に間隔を空けた3箇所以上としてよい。また、上記各実施例では、電池パックおよびサイドシルを固定する連結部としては、例えばボルトなどの締結部材として説明しているが、リベット結合、溶着および接着を含んでよい。
10…車両、 16,79,88…電池パック、 24,25,67…サイドシル、 21…バッテリモジュール、 30…第1エンドプレート、 31…第2エンドプレート、 32…第1テンションプレート、 33…第2テンションプレート、 34…電池スタック、 35…単セル、 50…連結部、 63…端面、 64…内側面、 65,87…フロアパネル。

Claims (10)

  1. 車幅方向に間隔を空けてかつ車両の前後方向に延ばして配置された一対の骨格部材と、前記一対の骨格部材の間に配置されており、複数の単セルを一方向に積層して一体化した積層体を有する電池パックとを備えた車両のバッテリ搭載構造において、
    前記積層体は、固体電解質を有する全固体電池を備え、
    前記車幅方向で前記電池パックの外側には、前記電池パックを前記骨格部材に連結する連結部がそれぞれ設けられており
    前記車両の高さ方向での前記電池パックの下面は、前記高さ方向での前記連結部の下面よりも高い位置に設定されており、
    記車幅方向で前記骨格部材における前記電池パック側に、前記連結部が嵌まり合う凹部が形成されており
    前記電池パックは、前記凹部に前記連結部が嵌め合わされ、かつ、前記連結部が前記骨格部材に固定されることによって、前記車幅方向で前記一対の骨格部材の間に、前記単セルの積層方向を前記車幅方向に合わせた姿勢で固定されている
    ことを特徴とする車両のバッテリ搭載構造。
  2. 車幅方向に間隔を空けてかつ車両の前後方向に延ばして配置された一対の骨格部材と、前記一対の骨格部材の間に配置されており、複数の単セルを一方向に積層して一体化した積層体を有する電池パックとを備えた車両のバッテリ搭載構造において、
    前記積層体は、固体電解質を有する全固体電池を備え
    前記車幅方向で前記電池パックの外側には、前記電池パックを前記骨格部材に連結する連結部がそれぞれ設けられており、
    前記車両の高さ方向での前記電池パックの下面は、前記高さ方向での前記連結部の下面よりも高い位置に設定されており、
    前記車幅方向で前記骨格部材における前記電池パック側に、前記連結部が嵌まり合う凹部が形成されており、
    前記電池パックは、前記凹部に前記連結部が嵌め合わされ、かつ、前記連結部が前記骨格部材に固定されることによって、前記車幅方向で前記一対の骨格部材の間に固定されると共に、前記車両の前後方向に複数並んで配置されている
    ことを特徴とする車両のバッテリ搭載構造。
  3. 請求項1または2に記載の車両のバッテリ搭載構造において、
    前記車両の高さ方向での前記電池パックの下面よりも前記高さ方向での前記骨格部材の最下面が低く設定されている
    ことを特徴とする車両のバッテリ搭載構造。
  4. 請求項1ないし3のいずれか一項に記載の車両のバッテリ搭載構造において、
    前記車幅方向で前記電池パックと前記骨格部材との間に隙間が形成されており、
    前記連結部に、前記電池パックに前記連結部を取り付ける前記車両の高さ方向に延びるフランジ部が設けられており、
    前記隙間に、前記フランジ部が配置されている
    ことを特徴とする車両のバッテリ搭載構造。
  5. 車幅方向に間隔を空けてかつ車両の前後方向に延ばして配置された一対の骨格部材と、前記一対の骨格部材の間に配置されており、複数の単セルを一方向に積層して一体化した積層体を有する電池パックとを備えた車両のバッテリ搭載構造において、
    記積層体は、固体電解質を有する全固体電池を備え、
    前記電池パックは、前記積層体を含むバッテリモジュールと、前記バッテリモジュールを収容するケースとを備え、
    前記車幅方向で前記ケースの側面に、前記車両の高さ方向で前記ケースの底部と同じ高さであってかつ前記車幅方向に延びる延長部が設けられ、
    前記車幅方向で前記バッテリモジュールの側面に、前記延長部に重なるように前記車幅方向に延びる連結部が設けられ、
    前記連結部と前記延長部とによって前記バッテリモジュールを前記一対の骨格部材に直接に固定して前記電池パックが前記一対の骨格部材に固定されている
    ことを特徴とする車両のバッテリ搭載構造。
  6. 請求項5に記載の車両のバッテリ搭載構造において、
    記車両の高さ方向での前記骨格部材の下面の高さは、前記高さ方向での前記ケースの下面および前記高さ方向での前記連結部の下面よりも、高く設定されている
    ことを特徴とする車両のバッテリ搭載構造。
  7. 請求項1ないし6のいずれか一項に記載の車両のバッテリ搭載構造において、
    記連結部は、前記車両の前後方向に間隔を空けた複数の位置で固定していることを特徴とする車両のバッテリ搭載構造。
  8. 請求項5に記載の車両のバッテリ搭載構造において、
    記バッテリモジュールは、前記単セルの前記積層方向の両端に配置されて前記積層体を挟持する一対のエンドプレートと、前記一対のエンドプレートを連結するとともに、前記一対のエンドプレートによって挟持された前記積層体を前記積層方向に拘束する拘束部材とを有することを特徴とする車両のバッテリ搭載構造。
  9. 請求項8に記載の車両のバッテリ搭載構造において、
    記電池パックは、前記ケースの車幅方向における内壁面と前記バッテリモジュールの車幅方向における外面とが互いに平行に対向していることを特徴とする車両のバッテリ搭載構造。
  10. 請求項1ないし9のいずれか一項に記載の車両のバッテリ搭載構造において
    前記車両は、フロアパネルを有し、
    記電池パックは、前記フロアパネルの下側または上側に配置されていることを特徴とする車両のバッテリ搭載構造。
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