JP6801577B2 - 認証システム、認証方法、及びゲート - Google Patents

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Description

本発明は、認証システム、認証方法、及びゲートに関する。
従来から、オフィスビルの出入管理システム等において、顔認証が利用されている(例えば特許文献1)。
特開2015−1790号公報
顔認証においては、認証対象者がカメラ等の撮影装置の方向を向いている状態の顔を撮影する必要がある。撮影時に認証対象者が撮影装置の方向を向いていないと、認証精度が低下する恐れがあった。
従って、上記のような問題点等に鑑みてなされた本発明の目的は、撮影装置の方向を向いている状態の顔を撮影して認証精度を向上させることができる認証システム、認証方法、及びゲートを提供することにある。
上記課題を解決するために本発明の一実施形態に係る認証システムは、
認証対象者に対応付けられたIDを取得するID取得装置と、
撮影装置と、
前記ID取得装置が取得した前記IDと、前記撮影装置により撮影した撮影画像とに基づき認証処理を行う情報処理装置と、
前記認証処理の結果を出力する出力装置と、
を有し、前記出力装置は前記撮影装置の近傍に設けられる。
また、本発明の一実施形態に係る認証方法は、
認証対象者に対応付けられたIDを取得するステップと、
撮影装置により前記認証対象者を撮影するステップと、
前記IDと、前記撮影装置により撮影した撮影画像とに基づき認証処理を行うステップと、
前記撮影装置の近傍に設けられた出力装置により、前記認証処理の結果を出力するステップと、
を含む。
また、本発明の一実施形態に係るゲートは、上述の認証システムを備える。
本発明の一実施形態に係る認証システム、認証方法、及びゲートによれば、認証精度を向上させることができる。
本発明の一実施形態に係る認証システムの概要図である。 本発明の一実施形態に係る認証システムの情報処理装置のブロック図である。 情報処理装置が記憶するユーザDBの一例である。 マスタ画像及び撮影画像の一例である。 撮影対象期間を示す図である。 本発明の一実施形態に係る認証システムの撮影装置及び出力装置の配置例を示す図である。 本発明の一実施形態に係る認証システムの動作を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態に係る認証システムの実証実験結果である。
以下、本発明の実施の形態について説明する。
(実施の形態)
図1は本発明の一実施形態に係る認証システム10の概要図である。図1に示すように、本発明の一実施形態に係る認証システム10は、ID取得装置1と、撮影装置2と、情報処理装置3と、出力装置4と、ネットワーク機器5とを備える。ID取得装置1は、情報処理装置3に接続される。撮影装置2と、情報処理装置3と、出力装置4とは、ネットワーク機器5により接続される。本実施の形態に係る認証システム10は、例えばゲート等に備えられ、認証に成功した場合、当該ゲートが開き、認証に失敗した場合、当該ゲートを閉じる。このように認証システム10を備えるゲートは出入管理に用いることができ、オフィスビル、事業所、工場等の入口に設けることができる。
ID取得装置1は、IDを取得する装置である。IDとは、本システムを利用する認証対象者を一意に特定するための情報である。ID取得装置1は、情報処理装置3と所定のインターフェースにより接続され、所定のインターフェースはUSBを含む。なお、所定のインターフェースに代えて、所定のネットワーク機器を介して接続してもよい。ID取得装置1はIDを取得した場合、当該IDを情報処理装置3に送信する。
例えばID取得装置1は、カードリーダを含み、認証対象者が保有するIDカードからIDを取得する。IDカードを採用する場合、例えばIDカードにバーコードや二次元バーコード等の任意のコードが記されてもよく、あるいはIDカードにICチップ等が備えられていてもよい。IDカードにコードを記す場合、当該コードに、IDに係る情報が含まれる。コードを用いることで、IDカードに記されたコードを視認したのみではIDを把握することを困難にすることが可能で、情報保護の効果を簡便に高めることができる。なおカードリーダは、IDカードの種類に応じて接触型カードリーダ及び非接触型カードリーダのいずれを採用してもよい。非接触型カードリーダを採用する場合、ID取得装置に接触する必要が無いため、例えば手やカードが汚れやすい環境においては、衛生上好ましい。
撮影装置2は、CCDカメラ、CMOSカメラ等を含み、撮影範囲を常時定期的(例えば0.5秒毎)に撮影して得た撮影画像を、情報処理装置3に送信する。
情報処理装置3は、認証システムのシステム管理者が管理するサーバ装置等である。なお図1ではノートPCにて情報処理装置3を構成する例を示しているが、これに限られない。情報処理装置3は概略として、ID取得装置1が取得したIDと、撮影装置2により撮影した撮影画像とに基づき、認証処理を行う。以下、情報処理装置3が行う認証処理も含め、情報処理装置3の各構成について説明する。
図2に、情報処理装置3のブロック図を示す。情報処理装置3は、通信部31と、記憶部32と、制御部33とを備える。通信部31と、記憶部32と、制御部33とは、バス34によりそれぞれ接続されている。なお情報処理装置3はこれらの各構成要素を複数設けてもよく、情報処理装置3の各機能に応じて適宜使い分けてもよい。また情報処理装置3自体を複数の装置により構成してもよい。情報処理装置3自体を複数の装置により構成する場合、情報処理装置3の各機能や各構成をそれぞれの装置に分けて役割分担をしてもよく、あるいは各構成を冗長化してもよい。なお情報処理装置3はこれらの機能ブロックの他、キーボード等の入力部、ディスプレイ等の表示部を備えていてもよい。
通信部31は、外部の各装置と無線又は有線によって通信し、データの送受信を行うインターフェースを含む。本実施形態では、通信部31は、ネットワーク機器5を介して有線により撮影装置2及び出力装置4と通信する。また通信部31は、所定のインターフェースにより、ID取得装置1と通信する。
記憶部32は、例えば半導体メモリ、磁気メモリ、又は光メモリ等によって構成された一次記憶装置及び二次記憶装置を含む。記憶部32は、本システムに係る認証処理に必要な種々の情報及びプログラムを記憶する。例えば記憶部32は、撮影装置2が撮影した撮影画像を記憶する。当該撮影画像は、撮影日時に係る情報を含む。また例えば記憶部32は、ユーザに係るデータベース(以下、ユーザDBという。)を記憶する。
(ユーザDB)
ユーザDBは、各ユーザに固有の任意の情報を含む。本実施形態において、ユーザDBは、例えば図3に示すように、IDと、マスタ画像と、登録日と、属性とを含む。つまり各IDに、マスタ画像と、登録日と、属性とが対応付けられている。
マスタ画像とは、IDに対応する認証対象者の認証用に用いるための顔画像であり、ユーザDBには係る顔画像のファイル名を含む。認証処理を行うために、認証対象者の顔画像を予め撮影しておき、撮影した画像を本認証システム10に登録する(ユーザDBに格納する)。マスタ画像の画質は、撮影装置2による撮影画像の画質と同一であってもよく、異なっていてもよく、例えば撮影画像より高解像度であってもよい。登録日とは、マスタ画像を本認証システム10に登録した日である。なお登録日は、マスタ画像の撮影日であってもよい。属性とは、IDに対応する認証対象者に関連する任意の情報であり、例えば高齢者、視覚障害者、聴覚障害者等の情報を含む。なお図3ではユーザDBの情報を1つのテーブルにより示しているが、かかる情報を1つのテーブル又はデータベースにより管理する必要は無く、複数のテーブル又はデータベースにより管理してもよい。例えば図3のうち、属性に係る情報を別のテーブルに分けて管理してもよい。
制御部33は、1つ以上のプロセッサを含む。プロセッサは、特定のプログラムを読み込んで特定の機能を実現する汎用プロセッサ、及び特定の処理に特化した専用プロセッサを含んでもよい。制御部33は、情報処理装置3全体の動作を制御する。例えば制御部33は、通信部31によりID取得装置1、撮影装置2、又はネットワーク機器5と通信する。
また制御部33は、ID取得装置1が取得したIDと、撮影装置2により撮影した撮影画像とに基づき、認証処理を行う。具体的には制御部33は、ID取得装置1が取得したIDに基づき、ユーザDBから当該IDに対応する認証対象者のマスタ画像を取得する。また制御部33は、ID取得装置1がIDを取得した時間(あるいは情報処理装置3がIDを受信した時間でもよく、以下、ID取得時ともいう。)を基準に、対象の期間(以下、撮影対象期間という。)に撮影した撮影画像を記憶部32から取得する。図4にIDに対応するマスタ画像20と、撮影画像21〜25の一例を示す。このようにマスタ画像20と、少なくとも1つの撮影画像に基づき、認証処理を行う。
ここで図5を用いて、撮影対象期間について説明する。IDを取得した時間(ID取得時)をTxとする。この場合、ID取得時Txから第1所定時間前の時間をTaとする。このTaからTxまでの期間を撮影対象期間T1とする。またID取得時Txから第2所定時間後の時間をTbとする。このTxからTbまでの期間を撮影対象期間T2とする。撮影対象期間T1は、ID取得装置1にてIDを取得する前において、撮影装置2により撮影された撮影画像である。一方、撮影対象期間T2は、ID取得装置1にてIDを取得した後において、撮影装置2により撮影された撮影画像である。なお第1所定時間及び第2所定時間は、撮影装置2により認証対象者が撮影画像に含まれる可能性に応じて、任意に定めることができる。例えば第1所定時間及び第2所定時間はそれぞれ4秒及び1秒としてもよい。
制御部33はまず、撮影対象期間T1の撮影画像に基づき認証処理を行う。具体的には制御部33は、撮影対象期間T1において撮影された撮影画像を、撮影画像の撮影日時に基づき記憶部32から取得する。そして制御部33は、取得した撮影画像について、顔検出処理を行う。顔検出処理は撮影画像から顔を見つけ出す処理であり、従来既知の方法を採用することができる。顔検出処理により顔が見つかった撮影画像について、IDに対応する認証対象者のマスタ画像との照合処理を行う。照合処理についても、他点部位検出法、多元特徴識別法、摂動空間法等、従来既知の方法を採用することができる。これらの方法により照合スコアを算出し、制御部33は、顔認証の結果(認証成功又は認証失敗)を決定する。顔認証の結果の決定方法も、従来既知の方法を採用することができる。認証成功した場合、制御部33は、出力装置4に認証結果を送信する。
撮影対象期間T1の撮影画像に基づく認証処理で認証に失敗した場合、制御部33は撮影対象期間T2の撮影画像に基づき認証処理を行う。認証処理方法は上記同様である。すなわち制御部33は、撮影対象期間T2において撮影された撮影画像を、撮影画像の撮影日時に基づき記憶部32から取得する。そして制御部33は、取得した顔検出処理を行う。顔検出処理により顔が見つかった撮影画像について、IDに対応する認証対象者のマスタ画像との照合処理を行う。制御部33は照合スコアを算出し、照合スコアに基づき顔認証の結果(照合成功又は照合失敗)を出力する。そして制御部33は、出力装置4に認証結果を送信する。
出力装置4は、警告灯(パトランプ)、ディスプレイ、スピーカ等であり、認証システム10による認証処理の結果を出力する。視覚情報により出力する場合は、パトランプ又はディスプレイを用いる。例えばパトランプにより結果を出力する場合、認証成功したときはパトランプが青く点灯する。一方、認証失敗したときはパトランプが赤く点灯する。音声情報により出力する場合は、パトランプ又はスピーカを用いる。視覚情報及び音声情報の両方により出力してもよく、この場合、パトランプを用いる。またパトランプ、ディスプレイ、スピーカを任意に組み合わせて認証結果を出力するようにしてもよい。
ここで出力装置4は、撮影装置2の近傍に設けられる。図6に撮影装置2と出力装置4との位置関係を示す。図6に示すように、撮影装置2は、認証対象者Aの顔を撮影可能な位置に設けられる。また出力装置4は、撮影装置2に隣接して設けられる。出力装置4は認証処理の結果を出力するため、認証対象者Aの視線が出力装置4に向けられる。出力装置4は撮影装置2の近傍に設けられるため、認証対象者Aの視線が出力装置4に向けられると、必然的に撮影装置2にも向けられることになる。そのため、出力装置4により出力結果を表示するタイミングを中心とした一定時間範囲内において、撮影装置2により撮影する撮影画像は自然と認証対象者Aの正面画像、又は正面画像に近い画像となる。
なお「出力装置4が撮影装置2の近傍に設けられる」とは、例えば出力装置4が撮影装置2の所定距離範囲内に設けられることである。ここで所定距離範囲は、適宜設定することができる。例えば認証対象者Aが出力装置4を見た際に、認証対象者Aのほぼ正面画像が撮影装置2により撮影できるように所定距離範囲を設定する。
ネットワーク機器5は、撮影装置2、情報処理装置3、及び出力装置4を接続するための機器であり、PoE給電スイッチングハブ、スイッチングハブ、ルータ等を含む。本実施の形態では、ネットワーク機器5としてPoE給電スイッチングハブを用いる例を示すがこれに限られない。PoE給電スイッチングハブを用いる場合、接続する機器(例えば撮影装置2)への給電も行うことができる。
次に、本発明の一実施形態に係る認証システム10について、図7に示すフローチャートによりその動作を説明する。なおここではID取得装置1がカードリーダである場合について説明する。
はじめにID取得装置1は、認証対象者が保有するIDカードからIDを取得する(ステップS10)。IDを取得できない場合、当該ステップを繰り返す。IDを取得できた場合、ID取得装置1は、IDを情報処理装置3に送信する。
ステップS10においてIDを取得できた場合、情報処理装置3は、撮影対象期間T1の撮影画像を用いて認証処理を行う(ステップS20)。具体的には制御部33は、ID取得装置1からIDを受信した場合、当該IDと、撮影対象期間T1に撮影した少なくとも1枚の撮影画像とに基づき、認証処理を行う。
ステップS20の認証処理の結果、認証に成功した場合(ステップS30:はい)、出力装置4は、情報処理装置3の処理結果を受け取り、認証が成功した旨を出力する(ステップS40)。具体的には情報処理装置3の制御部33が、認証結果を出力装置4に送信する。そして出力装置4は、受信した認証結果に基づき、認証処理の結果(認証成功)を出力する。そして処理を終了する。
一方、ステップS20の認証処理の結果、認証に失敗した場合(ステップS30:いいえ)、情報処理装置3は、撮影対象期間T2の撮影画像を用いて認証処理を行う(ステップS50)。具体的には情報処理装置3の制御部33は、IDと、撮影対象期間T2に撮影した少なくとも1枚の撮影画像とに基づき、認証処理を行う。撮影対象期間T2は、ID取得装置1によりIDを取得した後の期間であるため、認証対象者が出力装置4に視線を向けている可能性が、当該期間以外よりも高い。すなわち、認証対象者が撮影装置2の方向を向いている可能性が高い。このようにして撮影対象期間T2における撮影画像の最適化を図っている。
ステップS50の認証処理の結果、認証に成功した場合(ステップS60:はい)、出力装置4は、情報処理装置3の処理結果を受け取り、認証が成功した旨を出力する(ステップS40)。そして処理を終了する。
一方、ステップS50の認証処理の結果、認証に失敗した場合(ステップS60:いいえ)、出力装置4は、情報処理装置3の処理結果を受け取り、認証が失敗した旨を出力する(ステップS70)。そして処理を終了する。この場合、再度最初のステップS10から認証をやり直すことになる。この場合において認証対象者はより、認証結果に注意を引き付け、出力装置4の方に視線を仕向けることができ、認証対象者が撮影装置2の方向を向いている可能性を高めることができる。
図8に、本発明の一実施形態に係る認証システム10による実証実験結果を示す。実証実験は、2016年10月24日から10月26日の3日間に亘って、屋外にて実施した。また1度認証に失敗した後(図7におけるステップS70)に2回目の認証を実施させた。概略として、1回目の認証で96%以上の確率で成功した。また、1回目の認証及び2回目の認証処理の結果を合わせると、認証処理の成功確率は100%であった。
ここで図8において、認証回数は、各実施日における認証処理の回数を示す。1回での認証成功回数・割合とは、図7におけるステップS30又はステップS60において認証成功であった回数、及び各実施日の認証回数に占める認証成功回数の割合を示す。当該割合は図8においてカッコ内に記されている。2回での認証成功回数・割合とは、図7におけるステップS60において認証失敗した後に、2回目の認証処理において、ステップS30又はステップS60にて成功であった回数、及び各実施日の認証回数に占める認証成功回数の割合を示す。当該割合は図8においてカッコ内に記されている。昼間認証成功回数・平均照合スコアとは、1回での認証成功回数のうち、昼間(7:00〜17:00)における認証成功回数、及び認証成功した場合の照合スコアの平均値である。平均照合スコアは、図8においてカッコ内に記されている。夜間認証成功回数・平均照合スコアとは、1回での認証成功回数のうち、夜間(17:00〜22:00)における認証成功回数、及び認証成功した場合の照合スコアの平均値である。平均照合スコアは、図8においてカッコ内に記されている。なお本システムにおいては、照合スコアが0.6以上である場合に、認証成功であると判定している。図8の実証実験結果が示すとおり、本認証システム10によれば、1回の認証処理により認証が成功する確率が極めて高い。また仮に1回の認証処理で失敗したとしても、2回目での認証で確実に認証処理が成功している。さらに、夜間など、昼間より暗い環境下においても、昼間と略同レベルの認証精度を保つことができた。
このように本発明の一実施形態に係る認証システム10によれば、出力装置4を撮影装置2の近傍に設けているため、撮影装置2の方向を向いている状態の顔を撮影できる可能性を高め、認証精度を向上させることができる。
また、本発明の一実施形態に係る認証システム10によれば、ID取得装置1が取得したIDと、撮影装置2により撮影した撮影画像に基づき、認証処理を行っている。IDに基づき対象のマスタ画像を特定し、当該マスタ画像と撮影画像とにより認証処理を行うため、認証速度の向上を図ることができる。これにより、スムーズでストレス無く認証処理を実施することができ、ゲート等の通過人数のスループットを向上させることができる。
また、特許文献1の技術において、認証精度は、特許文献1中の認証装置50(特に、処理部80)の性能や、処理部80による人物追跡手段81〜表示制御手段85の性能に著しく依存する。一方、本発明の一実施形態に係る認証システム10においては、出力装置4の位置とID取得装置1とを情報処理装置3(特許文献1の認証装置50に対応する)に組み合わせることにより、認証システム10の認証精度に対する、情報処理装置3の性能及び情報処理装置3による認証処理の精度等の依存度を非常に低くできる。言い換えれば、本発明の一実施形態に係る認証システム10によれば、情報処理装置3の性能及び情報処理装置3による認証処理の精度等をむやみに高くする必要がなく、結果として、情報処理装置3及び情報処理装置3による認証処理等の選択の自由度をより広くすることができる。
また、本発明の一実施形態に係る認証システム10によれば、情報処理装置3は、ID取得装置1によるID取得時以前の撮影対象期間T1の撮影画像を用いて認証処理を行う。ID取得装置1によるID取得後に、ID取得前の撮影済みの撮影画像を用いて認証処理を行うため、認証速度の向上を図ることができる。これにより、スムーズでストレス無く認証処理を実施することができ、ゲート等の通過人数のスループットを向上させることができる。
また、本発明の一実施形態に係る認証システム10によれば、情報処理装置3は、撮影対象期間T1の撮影画像を用いて認証処理を行い、認証に失敗した場合(図7のステップS30:いいえ)に、撮影対象期間T2の撮影画像を用いて認証処理を行う。撮影対象期間T2は、ID取得装置1によりIDを取得した後の期間であるため、認証対象者が出力装置4に視線を向けている可能性が、当該期間以外よりも高い。したがって、撮影装置2の方向を向いている状態の顔を撮影できる可能性を高め、認証精度を向上させることができる。
なお、ID取得装置1としてカードリーダを用いる場合に、認証対象者が保有するIDカードからIDを取得するとしたがこれに限られない。例えばIDカードを用いる代わりに、認証対象者が保有するスマートフォンなどの携帯端末を用いてもよい。またこの場合、例えば携帯端末によりバーコードや2次元バーコード等の任意のコードを表示し、ID取得装置1により読み取るようにしてもよい。あるいは携帯端末がICチップと同様の機能を有していてもよい。またID取得装置1としてカードリーダを用いる他、ID取得装置1を生態認証可能な装置としてもよく、生態認証により認証対象者を一意に特定してもよい。あるいはID取得装置1として、IDを入力可能なテンキー等の入力装置を用いてもよい。この場合、認証対象者に自己のIDを入力させることにより、IDを取得する。ID取得装置1として生態認証装置又は入力装置を用いる場合、認証対象者がカード等を保有する必要が無い。またID取得装置1は適宜これらを組み合わせてもよい。例えばID取得装置1としてカードリーダと入力装置を組み合わせてもよく、認証対象者が保有するIDカードによるIDの取得、又は入力によるIDの取得のいずれもが可能としてもよい。このようにすることで、通常はIDカードによりスムーズにIDを取得しつつ、IDカードを忘れた場合には認証対象者の入力によりIDを取得する等、柔軟な対応が可能なシステムを実現することができる。
なお、ID取得装置1は撮影装置2の近傍に設けられていてもよい。認証対象者の視線は、IDカード等をかざす際にはID取得装置1に向けられる可能性が高い。そのため、ID取得装置1を撮影装置2の近傍に設けることにより、認証対象者Aの顔が必然的に撮影装置2にも向けられる可能性が高くなる。このようにすることで、撮影装置2の方向を向いている状態の顔を撮影できる可能性をより高め、認証精度をさらに向上させることができる。なお「ID取得装置1が撮影装置2の近傍に設けられる」とは、例えばID取得装置1が撮影装置2の所定距離範囲内に設けられることである。ここで所定距離範囲は、適宜設定することができる。例えば認証対象者AがID取得装置1を見た際に、認証対象者Aのほぼ正面画像が撮影装置2により撮影できるように所定距離範囲を設定する。
一般にカードリーダは、認証対象者Aの負担を軽減することを目的として、認証対象者Aの腰近傍の高さとなるように設置されることが多い。しかし、これでは認証対象者Aの顔が下を向く可能性が高くなる。そこで本発明の一実施形態に係る認証システム10においては、認証対象者Aの胸の高さや顔の高さ等、腰よりも高い位置にID取得装置1を設置することが好ましい。但し、ID取得装置1を撮影装置2に近づけすぎても、認証対象者Aの負担になりIDカードの取り落としの頻度が上がる等して、通過人数のスループットが低下する可能性がある。その為、ID取得装置1は、認証対象者Aの顔の位置までの高さに設置することがより好ましい。
なお、後述するように撮影装置2が2台以上ある場合には、「認証対象者Aの顔が必然的に撮影装置にも向けられる可能性を高くする」という目的から、ID取得装置1を最初に設けられている撮影装置2の近傍に設けることが望ましい。
なお、出力装置4による認証結果の出力態様を、認証対象者の属性に合わせて変えてもよい。例えば認証対象者が視覚障害者又は聴覚障害者である場合、それぞれ音又は視覚情報による出力のみで認証結果を出力してもよい。また高齢者である場合は、例えば音と視覚情報の両方の出力にする、或いは音量等を上げる等の最適化をしてもよい。あるいは属性情報に基づき出力する音(例えば音声情報)の言語を認証対象者の母国語や使用言語としてもよい。このように出力装置4による認証結果の出力態様を、ID取得装置1により取得したIDに基づき可変にする。このようにすることで、認証対象者の注意をより出力装置4に引き付けることができる。なお出力装置4による出力態様を可変にする場合、情報処理装置3の制御部33は、ID取得装置1により取得したIDに基づき、認証対象者の属性情報をユーザDBから取得する。そして当該属性情報に基づき、出力装置4に出力態様に係る指示情報を送信する。出力装置4は、指示情報に基づき、出力態様を制御する。あるいは制御部33は、出力装置4に送信する認証結果にIDに係る属性情報を含めてもよい。出力装置4は、受信した属性情報に基づき出力態様を変更するようにしてもよい。
なお撮影装置2として、赤外線カメラ(IRカメラ)を用いてもよい。IRカメラを用いることで、周囲の光と影の影響が非常に少ない撮影画像を得ることができる。このため、(a)昼夜を問わず撮影画像を得ることができ、(b)体温を有している認証対象者Aの顔に対し、明確な撮影画像を得ることが容易となり、さらに、(c)認証対象者Aの顔に対し平面的な撮影画像が得られやすく、認証処理がより容易となる、ことからより好ましい態様となる。
なお撮影装置2としてIRカメラを用いる場合、撮影装置2の方向から撮影範囲に向けて赤外線を投光する投光装置を備えてもよい。このようにすることで、撮影画像の質を高めることができ、認証精度を高めることができる。また赤外線を投光するため、認証対象者の正面を照らしても眩しくなる等の問題が生じることも無く、また認証対象者の正面から投光することで影が生じ難く、高品質な撮影画像を得ることができる。
なお本実施の形態では、撮影装置2を1台用いる例を示したがこれに限られず、撮影装置は2台以上あってもよい。すなわち例えば認証システム10は、撮影装置2と異なる位置から認証対象者を撮影する第2撮影装置を有してもよい。この場合、情報処理装置3は、撮影装置2及び第2撮影装置の少なくとも一方により撮影した撮影画像に基づき認証処理を行うようにしてもよい。このようにすることで、撮影装置2とは異なる位置から撮影した撮影画像によって認証処理を行うことができるため、認証精度をさらに向上させることができる。なお、撮影装置2とは異なる位置とは、例えば撮影装置2よりも鉛直方向において下の位置である。この場合、第2撮影装置は斜め上方の撮影範囲の撮影画像を撮影することになる。このようにすることで、例えば認証対象者が下向きになる場合(鞄の中のIDカードを探すような場合等)であっても、認証対象者の顔画像を取得できる可能性が高まる。なお撮影装置2と第2撮影装置との画質は同一であっても異なっていてもよい。
さらに第2撮影装置を用いる場合、撮影装置2により認証失敗した場合(図7におけるステップS60)に限り、第2撮影装置により撮影した撮影画像に基づき認証処理を行うようにしてもよい。このようにすることで、撮影装置2による撮影画像だけで認証成功できる場合における情報処理装置3の処理負荷を低減し、認証スピードの低下を抑制することができる。
なお第2撮影装置として、IRカメラを用いてもよい。IRカメラを用いることで、周囲の光と影の影響が非常に少ない撮影画像を得ることができる。このため、(a)昼夜を問わず撮影画像を得ることができ、(b)体温を有している認証対象者Aの顔に対し、明確な撮影画像を得ることが容易となり、さらに、(c)認証対象者Aの顔に対し平面的な撮影画像が得られやすく、認証処理がより容易となる、ことからより好ましい態様となる。
なお第2撮影装置としてIRカメラを用いる場合、第2撮影装置の方向から撮影範囲に向けて赤外線を投光する第2投光装置を備えてもよい。このようにすることで、撮影画像の質を高めることができ、認証精度を高めることができる。また赤外線であるため、認証対象者の正面を照らしても眩しくなる等の問題が生じることも無く、また正面から照らすことで影も生じ難く、高品質な撮影画像を得ることができる。またこの場合、撮影装置2により撮影する場合には、撮影装置2の方向から投光する投光装置をオンにし、第2投光装置をオフにする。一方で、第2撮影装置により撮影する場合には、撮影装置2の方向から投光する投光装置をオフにし、第2投光装置をオンにする。このようにすることで、投光装置又は第2投光装置によって影が生じることを抑制することができる。
また情報処理装置3は、適宜、マスタ画像を更新する通知を行ってもよい。例えば情報処理装置3は、マスタ画像と撮影装置2により撮影した撮影画像とにより認証判定を行い、所定条件に該当する場合、マスタ画像の更新を促す通知を行うようにする。所定条件は、例えば、認証失敗率が所定値以上、照合スコアの低下率が所定値以上、又は照合スコアの平均値が所定値未満の少なくともいずれか一つを含むようにしてもよい。
マスタ画像を更新する通知を行う場合、情報処理装置3は、出力装置4により通知を行うようにしてもよい。具体的には、例えば出力装置4としてパトランプを用いる場合、警告通知として黄色にて点灯してもよい。あるいは当該通知を、システム管理者の端末等にメール等により送信してもよい。
なお、本実施の形態では、認証が失敗した場合には、失敗した旨を出力し(図7のステップS70)、処理を終了し、再度最初のステップS10から認証をやり直すこととしたが、認証が失敗した後の再度の認証処理の際の制御を適宜変更してもよい。例えば、再度の認証処理においては、情報処理装置3は、撮影対象期間T1の撮影画像を用いる代わりに、認証が失敗した旨を出力した時点からIDを取得した時間までの期間の撮影画像を用いるようにしてもよい。このようにすることで、認証対象者が出力装置4に視線を向けている可能性が高い期間の撮影画像を用いることになり、撮影装置2の方向を向いている状態の顔を撮影できる可能性を高め、認証精度を高めることができる。また、認証が失敗した旨を出力する前の期間の撮影画像を用いないため、効率的に無駄な処理を省き、情報処理装置3の処理負荷を低減することができる。
本発明を諸図面や実施例に基づき説明してきたが、当業者であれば本開示に基づき種々の変形や修正を行うことが容易であることに注意されたい。従って、これらの変形や修正は本発明の範囲に含まれることに留意されたい。例えば、各手段、各ステップ等に含まれる機能等は論理的に矛盾しないように再配置可能であり、複数の手段やステップ等を1つに組み合わせたり、或いは分割したりすることが可能である。
10 認証システム
1 ID取得装置
2 撮影装置
3 情報処理装置
4 出力装置
5 ネットワーク機器
20 マスタ画像
21〜25 撮影画像
31 通信部
32 記憶部
33 制御部
34 バス

Claims (9)

  1. 認証対象者に対応付けられたIDを取得するID取得装置と、
    撮影装置と、
    前記ID取得装置が取得した前記IDと、前記撮影装置により撮影した撮影画像とに基づき認証処理を行う情報処理装置と、
    前記認証処理の結果を出力する出力装置と、
    を有し、前記出力装置は前記撮影装置の近傍に設けられ、前記情報処理装置は、前記ID取得装置によるID取得時の第1所定時間前から、前記ID取得時までに撮影した少なくとも1枚の撮影画像に基づき、前記認証処理を行い、前記第1所定時間前から前記ID取得時までに撮影した少なくとも1枚の撮影画像に基づいた認証を失敗した場合、前記IDのID取得時から第2所定時間後までに撮影した少なくとも1枚の撮影画像に基づき、前記認証処理を行う認証システム。
  2. 前記撮影装置は赤外線カメラである、請求項1に記載の認証システム。
  3. 前記認証システムはさらに、
    前記撮影装置の方向から撮影範囲に向けて赤外線を投光する投光装置を有する、請求項2に記載の認証システム。
  4. 前記認証システムはさらに、
    前記撮影装置と異なる位置から前記認証対象者を撮影する第2撮影装置を有し、
    前記情報処理装置は、前記撮影装置及び前記第2撮影装置の少なくとも一方により撮影した撮影画像に基づき前記認証処理を行う、請求項1乃至の何れか一項に記載の認証システム。
  5. 前記情報処理装置は、前記撮影装置により認証失敗した場合に限り、前記第2撮影装置により撮影した撮影画像に基づき前記認証処理を行う、請求項に記載の認証システム。
  6. 前記出力装置による結果の出力態様は、前記ID取得装置により取得したIDに基づき可変である、請求項1乃至の何れか一項に記載の認証システム。
  7. 前記情報処理装置は、マスタ画像と前記撮影装置により撮影した撮影画像とにより前記認証処理を行い、所定条件に該当する場合、前記マスタ画像の更新を促す通知を行う、請求項1乃至の何れか一項に記載の認証システム。
  8. 認証対象者に対応付けられたIDを取得するステップと、
    撮影装置により前記認証対象者を撮影するステップと、
    前記IDと、前記撮影装置により撮影した撮影画像とに基づき認証処理を行うステップと、
    前記撮影装置の近傍に設けられた出力装置により、前記認証処理の結果を出力するステップと、
    を含む認証方法であって、
    認証処理を行うステップにおいて、前記IDのID取得時の第1所定時間前から、前記ID取得時までに撮影した少なくとも1枚の撮影画像に基づき、前記認証処理を行い、前記第1所定時間前から前記ID取得時までに撮影した少なくとも1枚の撮影画像に基づいた認証を失敗した場合、前記IDのID取得時から第2所定時間後までに撮影した少なくとも1枚の撮影画像に基づき、前記認証処理を行う認証方法。
  9. 請求項1乃至の何れか一項に係る認証システムを備えたゲート。
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