JP6801057B1 - 定着具切断装置、及び定着具切断方法 - Google Patents
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Abstract
Description
(1)切断することによって既設定着具を取り外すことができることから、既設定着具の劣化状況に関わらず様々なクサビ定着式アンカーに対して再緊張を行うことができる。
(2)そのほか、緊張余長が確保されていないクサビ定着式アンカーに対しても再緊張することができる。
(3)再緊張によりクサビ定着式アンカーに新たな緊張力を導入することができ、すなわちクサビ定着式アンカーの延命化を図ることができる。この結果、増し打ちなど新たなアンカーの設置を回避することができることから、従来に比べコストの低減を図ることができる。
図1は、既設アンカーを示す断面図であり、アンカー孔HLに挿入された複数のテンドンTD(鋼線や鋼より線といったケーブル)と、クサビによってこれらテンドンTDが固定された定着具(以下、「既設定着具AH」という。)、テンドンTDに付与された緊張力を地盤表面に伝達するための支圧板(以下、「既設支圧板PL」という。)を備えた既設アンカーを示している。本願発明の定着具切断装置は、この図に示すような既設アンカーの既設定着具AHを切断することができるものである。
固定手段200は、既述したとおり定着具切断装置100を既設支圧板PLに固定するものであり、定着具切断装置100を既設支圧板PLに固定することができれば様々な構造とすることができる。例えば図4に示す固定手段200(以下。「挟持式の固定手段200」という。)は、既設支圧板PLを挟持することによって定着具切断装置100を既設支圧板PLに固定するものである。この挟持式の固定手段200は、第1挟持体211と第2挟持体212、ボルト221、ナット222を有しており、ボルト221が第1挟持体211と第2挟持体212を貫通し、第1挟持体211と第2挟持体212が相対的にスライド可能な構成となっている。挟持式の固定手段200によって定着具切断装置100を既設支圧板PLに固定するには、まず第1挟持体211または第2挟持体212(あるいは両方)をスライドすることによって第1挟持体211と第2挟持体212で既設支圧板PLを側方から挟持し、その状態でナット222を締め付けていき、第1挟持体211と第2挟持体212による既設支圧板PLの挟持状態を固定する。
切断手段400は、既述したとおり既設定着具AHを切断するものであり、図6に示すように本体部410と回転切断刃420を含んで構成され、さらにハンドル430を含んで構成することもできる。この切断手段400は、専用のものとして製造することもできるし、グラインダーなど市場に流通している製品を利用することもできる。切断手段400に設けられた動力機(モーターやエンジンなど)によって回転切断刃420を回転させ、図7に示すように、高速回転した回転切断刃420が既設定着具AHを切削していくわけである。
定着具切断装置100は、さらに図8に示すような防護手段500を備えたものとすることもできる。図8(a)は既設定着具AHを覆う前の防護手段500を示す側面図であり、図8(b)は既設定着具AHに固定された防護手段500を示す断面図である。この図に示すように防護手段500は、本体部510と、この本体部510の側面に設けられる切断開口部520、持ち手となるグリップ部530を含んで構成することができる。この本体部510は、中空の円筒状のものであり、上面は閉鎖されているが下面は開口している。
次に、本願発明の定着具切断方法について説明する。なお、本願発明の定着具切断方法は、ここまで説明した定着具切断装置100を使用して既設定着具AHを切断する方法であり、したがって定着具切断装置100で説明した内容と重複する説明は避け、本願発明の定着具切断方法に特有の内容のみ説明することとする。すなわち、ここに記載されていない内容は、「1.定着具切断装置」で説明したものと同様である。
200 (定着具切断装置の)固定手段
211 (固定手段の)第1挟持体
212 (固定手段の)第2挟持体
221 (固定手段の)ボルト
222 (固定手段の)ナット
300 (定着具切断装置の)アーム
400 (定着具切断装置の)切断手段
410 (切断手段の)本体部
420 (切断手段の)回転切断刃
430 (切断手段の)ハンドル
500 (定着具切断装置の)防護手段
510 (防護手段の)本体部
520 (防護手段の)切断開口部
530 (防護手段の)グリップ部
AH 既設定着具
AX 回転軸
BT ボルト
HL アンカー孔
PL 既設支圧板
TD テンドン
Claims (6)
- 既設アンカーに設けられた既設定着具を切断する定着具切断装置であって、
既設アンカーに設けられた既設支圧板に固定するための固定手段と、
一端が前記固定手段に連結されたアームと、
前記アームの他端に取り付けられた切断手段と、を備え、
前記アームは、伸縮自在であって、鉛直又は略鉛直な軸周りに回転可能に、前記固定手段に連結され、
前記切断手段は、回転切断刃と、該回転切断刃を回転させる動力機と、を有し、
前記アームを回転させることで前記回転切断刃を前記既設定着具に当接させながら、前記動力機によって該回転切断刃を回転させることで該既設定着具を切断し得る、
ことを特徴とする定着具切断装置。 - 既設アンカーに設けられた既設定着具を切断する定着具切断装置であって、
既設アンカーに設けられた既設支圧板に固定するための固定手段と、
一端が前記固定手段に連結されたアームと、
前記アームの他端に取り付けられた切断手段と、を備え、
前記固定手段は、前記既設支圧板を挟持することで、該既設支圧板に固定され、
前記アームは、鉛直又は略鉛直な軸周りに回転可能に、前記固定手段に連結され、
前記切断手段は、回転切断刃と、該回転切断刃を回転させる動力機と、を有し、
前記アームを回転させることで前記回転切断刃を前記既設定着具に当接させながら、前記動力機によって該回転切断刃を回転させることで該既設定着具を切断し得る、
ことを特徴とする定着具切断装置。 - 既設アンカーに設けられた既設定着具を切断する定着具切断装置であって、
既設アンカーに設けられた既設支圧板に固定するための固定手段と、
一端が前記固定手段に連結されたアームと、
前記アームの他端に取り付けられた切断手段と、
本体部と切断開口部を有する防護手段と、を備え、
前記アームは、鉛直又は略鉛直な軸周りに回転可能に、前記固定手段に連結され、
前記切断手段は、回転切断刃と、該回転切断刃を回転させる動力機と、を有し、
前記本体部は、中空の円筒状のものであって、上面が閉鎖されるとともに下面が開口し、
前記切断開口部は、前記本体部の側面に設けられ、前記回転切断刃を挿入する開口部であり、
前記アームを回転させることで前記回転切断刃を前記既設定着具に当接させながら、前記動力機によって該回転切断刃を回転させることで該既設定着具を切断し得る、
ことを特徴とする定着具切断装置。 - 前記切断手段が、鉛直又は略鉛直な軸周りに回転可能に、前記アームの他端に取り付けられた、
ことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の定着具切断装置。 - 前記切断手段を把持するためのハンドルが、該切断手段に設けられた、
ことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の定着具切断装置。 - 請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の前記定着具切断装置を用いて、既設アンカーに設けられた既設定着具を切断する方法であって、
前記固定手段を用いて、既設アンカーに設けられた既設支圧板に前記定着具切断装置を固定する固定工程と、
前記アームを回転させることで前記回転切断刃を前記既設定着具に当接させながら、前記動力機によって該回転切断刃を回転させることで該既設定着具を切断する切断工程と、
を備えた、ことを特徴とする定着具切断方法。
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