JP6800592B2 - 制御装置、制御方法およびプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、自然エネルギを利用した発電装置の発電電力を蓄える蓄電装置の制御装置、制御方法およびプログラムに関する。
太陽光発電および風力発電などは、自然エネルギを利用することによって二酸化炭素の排出量を抑制できる発電方式として注目されている。また、その発電電力を電力事業者が買い取る制度が実施されたことにより、特に、太陽光発電の一般家庭および産業用施設への普及が進んでいる。
近年、電力系統に接続され、電力系統との間で送電(売電)および受電(買電)を行う系統連系型の太陽光発電装置の普及が進んでいる。系統連系型の太陽光発電装置では、太陽光発電の余剰電力を電力系統へ逆潮流させることにより電力会社に売電しているが、電力系統側の電圧が上昇して逆潮流を行うことが困難になった場合、電圧上昇抑制が行われることがある。
特許文献1には、系統連系型の太陽光発電装置の電圧上昇抑制時に、電力系統への逆潮流を停止して、発電電力を蓄電装置に充電する技術が提案されている。
ところで、太陽光を利用した発電は天候に依存するため、その発電量が需要に一致するとは限らない。例えば、強い日射が長く続く季節では、太陽光発電による発電電力が、複数の太陽光発電装置から電力系統へ一斉に逆潮流されることが起こり得る。そうなると、電力系統が不安定になることが懸念されている。
そこで、電力事業者は、電力系統が不安定になることを回避できるように、複数の太陽光発電装置のそれぞれについて、パワーコンディショナが生成する交流電力の出力(交流出力)の上限値を、日時とともに指定する出力制御の実施を予定している。その出力制御の結果として、太陽光発電装置から電力系統へ逆潮流できる電力が制限される。なお、パワーコンディショナの交流出力の上限値を、日時とともに指定する情報を、出力制御スケジュールと呼んでいる。出力制御スケジュールは、太陽光発電装置ごとの予測発電量と、電力需要予測とに基づいて作成され、電力事業者が管理するサーバ(スケジュールサーバ)から通信網を介して太陽光発電装置に配信されるなどして、各太陽光発電装置に供給される。
特開2013−172495号公報(2013年9月2日公開)
上述のとおり、出力制御は電力事業者から供給される出力制御スケジュールに従ってパワーコンディショナの交流出力を抑制する新たな制度であり、出力抑制に関する特許文献1の技術をそのまま適用することはできない。
また、特許文献1の技術では、系統電圧の上昇に応じて発電装置の発電電力を蓄電装置に充電するが、蓄電装置が満充電の場合には発電装置の発電電力を蓄電装置に充電するこができず、電力の無駄が生じるという課題がある。
本発明は、前記の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、出力制御期間における発電装置の発電電力を、蓄電装置に効率的に充電することが可能な蓄電装置の制御装置、制御方法およびプログラムを実現することにある。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る制御装置は、電力系統と連系運転する発電装置の発電電力を蓄える蓄電装置の制御装置であって、前記発電装置の交流出力を制御する出力制御の情報を取得し、前記出力制御の実施により前記発電装置から前記電力系統への逆潮流が抑制されることに伴って生じる余剰電力量を予測し、前記出力制御が実施される出力制御期間において前記余剰電力量の少なくとも一部が前記蓄電装置に充電可能なように、前記電力系統からの電力を用いた前記蓄電装置の充電量を決定することを特徴としている。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る制御方法は、電力系統と連系運転する発電装置の電力を蓄える蓄電装置の制御方法であって、前記発電装置の交流出力を制御する出力制御の情報を取得し、前記出力制御の実施により前記発電装置から前記電力系統への逆潮流が抑制されることに伴って生じる余剰電力量を予測し、前記出力制御が実施される出力制御期間において前記余剰電力量の少なくとも一部が前記蓄電装置に充電可能なように、前記電力系統からの電力を用いた前記蓄電装置の充電量を決定することを特徴としている。
本発明の一態様によれば、出力制御期間における発電装置の発電電力を、蓄電装置に効率的に充電することが可能な蓄電装置の制御装置、制御方法およびプログラムを提供することができるという効果を奏する。
本発明の一実施形態における太陽光発電システムの全体的な構成を示すブロック図である。 (a)は、出力制御情報に含まれる出力制御スケジュールの一例を示す説明図であり、(b)は、(a)に示される出力制御スケジュールに対応した出力制御パターンを示す説明図である。 図1に示される、HEMSサーバ、電力モニタ、およびHEMSコントローラの要部構成を示すブロック図である。 図1に示される太陽光発電システムにおける、蓄電装置の制御処理の一例を説明するための制御フローである。 図3に示される出力制御モード移行判定部による運転モード判定処理を説明するための説明図である。 図3に示される充電量決定部による充電量の決定処理の一例を説明するための説明図である。 図1に示される太陽光発電システムにおけるユーザへの通知処理の一例を説明するための制御フローである。 携帯端末に表示される、出力制御開始時のメッセージの一例を示す説明図である。 携帯端末に表示される、出力制御終了後のメッセージの一例を示す説明図である。
〔実施形態1〕
以下、本発明の実施の形態について、詳細に説明する。
(太陽光発電システムの構成の概要)
まず、図1を参照して、本発明の一実施形態における太陽光発電システムの構成について説明する。
図1は、本発明の一実施形態における太陽光発電システムの全体的な構成を示すブロック図である。図1に示すように、太陽光発電システム1は、太陽光発電装置(発電装置)10、HEMSサーバ(外部サーバ)20、スケジュールサーバ30、インターネット40、およびルータ50から構成されている。
太陽光発電装置10は、電力系統70に接続され、電力系統70との間で送電(売電)および受電(買電)を行う系統連系型の太陽光発電装置である。
太陽光発電装置10は、一例として、電力モニタ11、HEMSコントローラ(制御装置)12、パワーコンディショナ13、ソーラパネル14、および蓄電装置15を備えている。なお、本実施形態では、太陽光発電装置10は、一般家庭用に設置されているものとする。
電力モニタ11は、太陽光発電装置10の動作を統括的に制御するコントローラの機能と、ユーザインタフェースの機能とを有している。
電力モニタ11は、コントローラの機能として、スケジュールサーバ30から受信した出力制御情報に含まれる出力制御スケジュールに基づいて、パワーコンディショナ13が生成する交流電力の出力(交流出力)を制御する機能を含んでいる。また、電力モニタ11は、HEMSコントローラ12が決定した蓄電装置15の充電量に基づいて、パワーコンディショナ13の充電量を制御する機能を含んでいる。
電力モニタ11は、ユーザインタフェースの機能として、例えば、発電電力、売電量、買電量、消費電力、売電単価および買電単価などの現在状態を表示したり、消費電力の目標値をユーザが設定したり、消費電力の目標値に対する使用状況、あるいは、太陽光発電装置10に発生した異常をユーザに知らせたりする機能などを含んでいる。
HEMS(Home Energy Management System)コントローラ12は、家庭で使うエネルギを節約するための管理を行う。HEMSコントローラ12は、家庭負荷60の電力消費量を電力モニタ11などに表示したり、家庭負荷60の自動制御などを行う。また、本実施形態では、HEMSコントローラ12は、後述するように、出力制御期間における太陽光発電装置10(ソーラパネル14)の発電電力を蓄電装置15に充電可能な空き容量が確保されるように、蓄電装置15の充電量を決定する。
パワーコンディショナ13は、ソーラパネル14が発電した直流電力を交流電力に変換する。本実施形態では、パワーコンディショナ13は、ハイブリッド型のパワーコンディショナである。このため、パワーコンディショナ13は、ソーラパネル14が発電した直流電力を交流電力に変換して家庭負荷(電気機器)60に供給するとともに、ソーラパネル14が発電した直流電力を蓄電装置15に供給して蓄電装置15に充電する。
また、パワーコンディショナ13は、ソーラパネル14の発電電力から家庭負荷60および蓄電装置15などに供給する負荷電力を差し引いて残る余剰電力を、電力系統70に逆潮流させて売電する。
なお、太陽光発電装置10のユーザが、専用の携帯端末または汎用の携帯端末80(図8参照)を用いて、電力モニタ11の上記ユーザインタフェースの機能などを利用できるように、後述のルータ50を介して携帯端末80を太陽光発電システム1に無線接続することもできる。
HEMSサーバ20は、太陽光発電装置10の保守管理者が保有または管理するサーバである。HEMSサーバ20は、家庭で使うエネルギを節約するための管理サーバであり、太陽光発電装置10のHEMSコントローラ12に接続される家電(家庭負荷60)や電気設備(太陽光発電装置10)などエネルギ管理を行う。
例えば、HEMSサーバ20は、太陽光発電装置10を含む多数の太陽光発電装置の発電状態に関するデータを、インターネット40およびルータ50を介して、各太陽光発電装置から一定時間ごとに受信し、各太陽光発電装置の状態を診断し、診断結果を各太陽光発電装置へ送信する。
また、HEMSサーバ20は、HEMSコントローラ12から、発電電力、売電量、買電量および消費電力などの現在状態に関するデータ、消費電力の目標値などに関するデータを受信して、各太陽光発電装置に割り当てた識別情報(発電所ID)ごとに履歴情報として蓄積することもできる。
さらに、HEMSサーバ20は、気象情報および履歴情報などに基づいて、太陽光発電装置10の予測発電量および家庭負荷60の予測消費電力量を予測し、HEMSコントローラ12へ送信する。
スケジュールサーバ30は、電力系統70に電力を供給する電力事業者、または出力制御スケジュールを含む出力制御情報の配信事業者が保有または管理するサーバである。出力制御スケジュールは、太陽光発電装置10の出力、すなわちパワーコンディショナ13から電力系統70へ出力される交流出力の上限を、特定の日の特定の時間帯について、例えばパーセントで規定した情報である。
出力制御情報は、インターネット40およびルータ50を介して、太陽光発電装置10に配信される。なお、電力モニタ11が、発電所IDを使って、スケジュールサーバ30に対し、出力制御スケジュールを取りに行くことも可能である。発電所IDとは、太陽光発電装置10を含む多数の太陽光発電装置を識別できるように、各太陽光発電装置に割り振られた識別情報である。出力制御スケジュールの具体例については後述する。
(出力制御スケジュール)
図2の(a)は、出力制御情報に含まれる出力制御スケジュールの一例を示す説明図であり、図2の(b)は、図2の(a)に示される出力制御スケジュールに対応した出力制御パターンを示す説明図である。
図2の(a)および(b)に示すように、出力制御スケジュールには、出力制御の実施日ごとの時刻(時)および出力制御値(%)が含まれている。例えば、図中の出力制御スケジュールでは、○年○月○日の0時〜9時の時間帯において、パワーコンディショナ13の出力制御値が100%に指定されている。このため、太陽光発電装置10は、同日の0時〜9時の時間帯において、パワーコンディショナ13の出力制御を行わない。
また、上記出力制御スケジュールでは、同日の9時〜11時の時間帯において、パワーコンディショナ13の出力制御値が40%に指定されている。このため、太陽光発電装置10は、同日の9時〜11時の時間帯において、パワーコンディショナ13の出力の上限を定格容量の40%とする制御を実行する。ただし、自家消費電力が出力制御(出力制御値:40%)時のパワーコンディショナ13の交流出力を上回る場合、自家消費電力までパワーコンディショナ13の交流出力を上げることは許容される。
また、上記出力制御スケジュールでは、同日の11時〜13時の時間帯において、パワーコンディショナ13の出力制御値が0%に指定されている。ただし、自家消費電力までパワーコンディショナ13の出力を上げることは許容される。このため、太陽光発電装置10は、同日の11時〜13時の時間帯において、売電を行わず、発電電力を自家消費する制御を実行する。
また、上記出力制御スケジュールでは、同日の13時〜15時の時間帯において、パワーコンディショナ13の出力制御値が定格容量の40%に指定されている。このため、太陽光発電装置10は、同日の13時〜15時の時間帯において、パワーコンディショナ13の出力の上限を定格容量の40%とする制御を実行する。ただし、自家消費電力が出力制御(出力制御値:40%)時のパワーコンディショナ13の交流出力を上回る場合、自家消費電力までパワーコンディショナ13の出力を上げることは許容される。
また、上記出力制御スケジュールでは、同日の15時〜24時の時間帯において、パワーコンディショナ13の出力制御値が100%に指定されている。このため、太陽光発電装置10は、同日の0時〜9時の時間帯において、パワーコンディショナ13の出力制御を行わない。
この出力制御スケジュールは、例えば30分単位で時刻を設定し、1%単位で出力制御値を設定することが可能であり、各太陽光発電装置に応じて異なる多様な出力制御を設定することができる。なお、出力制御情報には、出力制御スケジュールのほか、例えば、発電所IDなどが含まれる。
また、出力制御スケジュールには、例えば400日を1サイクルとする長期的な出力制御スケジュールである固定スケジュールと、出力制御を実施する前日または当日の朝に、スケジュールサーバ30から太陽光発電装置10へ配信される更新スケジュールとがある。
更新スケジュールでは、天候の急変に応じて、通知済みの固定スケジュールをキャンセルまたは更新することが可能であり、固定スケジュールに比べて出力制限値が緩くなると考えられる。このため、更新スケジュールに従う出力制御の方が、ユーザ側に経済的メリットがある。
(出力制御に関わる設定情報の概要)
太陽光発電装置(パワーコンディショナ)の交流出力を制限する出力制御は、太陽光発電装置ごとに実施される。このため、太陽光発電装置10の交流出力の上限値は、太陽光発電装置10の最大発電電力、上記出力制御スケジュールにおいて提示される出力制御値(%)などに基づいて、太陽光発電装置10にて算出される。
太陽光発電装置10にて上記上限値が算出されるようにするためには、出力制御に関わる設定情報として、各種の情報を太陽光発電装置10が保有している必要がある。このような設定情報は、HEMSサーバ20において太陽光発電装置10に対応づけて作成され、インターネット40を介して、HEMSサーバ20から太陽光発電装置10へ送信され、太陽光発電装置10で記憶させてもよい。
〔実施形態2〕
(太陽光発電装置の具体的な構成)
次に、図3を参照して、太陽光発電システム1の構成をより具体的に説明する。図3は、太陽光発電システム1において、HEMSサーバ20、電力モニタ11、およびHEMSコントローラ12の要部構成を示すブロック図である。
(HEMSサーバの構成)
HEMSサーバ20は、メモリ21、コントローラ22およびHEMSコントローラ通信部23を備えている。コントローラ22は、予測値計算部221、およびメッセージ生成部222を含んでいる。
予測値計算部221は、出力制御期間における、太陽光発電装置10(ソーラパネル14)の発電量の予測値である予測発電量、および太陽光発電装置10に接続される家庭負荷60の予測消費電力量を計算する。
予測値計算部221は、出力制御が実施される日(出力制御対象日)の気象情報、メモリ21に記憶された太陽光発電装置10(ソーラパネル14)の過去の発電量の履歴情報、またはこれらの情報の組み合わせなどに基づいて、太陽光発電装置10の予測発電量を計算する。
気象情報に基づいて発電量を予測する場合、予測値計算部221は、出力制御が実施される日の気象情報(気象予報)に示される天候、降水確率および予想気温などの気象データに基づいて、太陽光発電装置10の予測発電量を求める。例えば、予測値計算部221は、気象情報に示される9〜12時:晴れ、12〜15時:曇り、15〜18時:晴れのような単位時間ごとの天候と、各天候に対応付けられた太陽光発電装置10の発電量(例えば、晴れの場合:3kWh、曇りの場合:2kWh、雨の場合:0.5kWh)から、太陽光発電装置10の予測発電量を求める。
また、太陽光発電装置10の過去の発電量の履歴情報に基づいて発電量を予測する場合、予測値計算部221は、前年同月の総発電量の合計値が大きい日を上位5〜10日分を選定し、選定した各日における単位時間毎(例えば、1時間ごと、30分毎)の平均発電量を算出して、出力制御期間における太陽光発電装置10の予測発電量を求める。または、予測値計算部221は、選定した各日における単位時間毎の発電量の中間値を算出して、出力制御期間における太陽光発電装置10の予測発電量を求める。
なお、太陽光発電装置10の過去の発電量の履歴情報がない場合、太陽光発電装置10が設置される地域の都道府県別の標準発電パターン(/kW)にソーラパネル14のPV容量をかけることにより得られる単位時間毎の電力量に基づいて、出力制御期間における太陽光発電装置10の予測発電量を求めてもよい。
また、予測値計算部221は、出力制御が実施される日(出力制御対象日)の気象情報、メモリ21に記憶された家庭負荷60の過去の消費電力量の履歴情報、またはこれらの情報の組み合わせなどに基づいて、家庭負荷60の予測消費電力量を計算する。
気象情報に基づいて消費電力量を予測する場合、予測値計算部221は、出力制御が実施される日の気象情報(気象予報)に示される天候、降水確率および予想気温などの気象データに基づいて、太陽光発電装置10の予測消費電力量を求める。例えば、予測値計算部221は、出力制御が実施される日と気温が近い直近1ヶ月内の日を選定し、選定した日の平均消費電力量などに基づいて、出力制御期間における予測消費電力量を求める。または、予測値計算部221は、出力制御が実施される日と気温が近い直近1ヶ月内の日であって、かつ出力制御が実施される日と同じ曜日の平均消費電力量などに基づいて、出力制御期間における予測消費電力量を求めてもよい。
また、家庭負荷60の過去の消費電力量の履歴情報に基づいて予測消費電力量を計算する場合、予測値計算部221は、出力制御が実施される日の前日における単位時間毎の消費電力量に基づいて、出力制御期間における予測消費電力量を求める。または、予測値計算部221は、出力制御が実施される日の前週の同じ曜日の消費電力量、直近1ヶ月内の同じ曜日の平均消費電力量などに基づいて、出力制御期間における予測消費電力量を求めてもよい。
予測値計算部221は、上述のようにして計算した太陽光発電装置10の予測発電量、および家庭負荷60の予測消費電力量を、HEMSコントローラ通信部23を介してHEMSコントローラ12へ送信する。
メッセージ生成部222は、太陽光発電装置10の動作情報および充電状態などに関するメッセージを生成する。メッセージ生成部222は、生成したメッセージを、インターネット40を介して携帯端末80へ配信する。
(電力モニタの構成)
電力モニタ11は、スケジュールサーバ通信部111、コントローラ112、メモリ113、HEMSコントローラ通信部114、GUI(Graphical User Interface)115、およびPCS通信部116を備えている。
スケジュールサーバ通信部111は、スケジュールサーバ30と通信し、出力制御情報を受信する。スケジュールサーバ通信部111が受信した出力制御情報は、コントローラ112に伝えられるとともに、メモリ113に記憶される。また、スケジュールサーバ通信部111は、スケジュールサーバ30にアクセスし、最新の出力制御スケジュール(更新スケジュール)を受信する。
コントローラ112は、電力モニタ11の各部、および太陽光発電装置10の動作を統括的に制御する。コントローラ112は、出力制御電力計算部117、運転モード設定部118、およびPCS制御部119を備えている。
出力制御電力計算部117は、出力制御スケジュールに示される出力制御値(%)を用いて、出力制御期間においてパワーコンディショナ13から出力可能な電力の上限値である出力制御電力(W)を求める。
例えば、パワーコンディショナ13の定格容量αが5kW、ソーラパネル14の容量βを4kWとし、取得した出力制御スケジュールにおいて、図2の(a)に示すように、9時〜11時の時間帯について出力を40%に抑えることになっているとする。この場合、出力制御電力を決める計算には、上記αおよびβの小さい方の値に出力制御値を乗算する。
この結果、出力制御スケジュールに基づいて、パワーコンディショナ13が、9時〜11時の時間帯に出力できる出力制御電力は、4kW×40%=1.6kWと求められる。
出力制御電力計算部117は、上述のようにして求めた出力制御電力を、HEMSコントローラ通信部114を介してHEMSコントローラ12に伝えるとともに、PCS制御部119およびPCS通信部116を介してパワーコンディショナ13に伝える。
運転モード設定部118は、蓄電装置15の各種運転モードを設定する。蓄電装置15は、昼時間帯の発電電力を売電して、夜間時間帯(概ね、23時〜翌7時)の割安な電力を蓄電装置15に充電する経済性モード、昼時間帯の発電電力を蓄電装置15に充電しておき、発電量が少ない時間帯などに放電するクリーンモード、蓄電装置15の充電を優先的に行い、買電による蓄電装置15の充電を抑える充電モード、出力制御期間における発電電力を蓄電装置15に充電可能なように、夜間時間帯の蓄電装置15の充電量を抑える出力制御モードなどの各種の運転モードを有している。
運転モード設定部118は、GUI115が受け付けたユーザからの運転モードの切替指示に基づいて、蓄電装置15の運転モードを切り替える。また、運転モード設定部118は、HEMSコントローラ12からの運転モードの切替指示に基づいて、蓄電装置15の運転モードを出力制御モードに切り替える。
GUI(Graphical User Interface)115は、太陽光発電装置10の動作情報や出力制御スケジュールなどの各種情報を表示する。また、GUI115は、蓄電装置15の運転モードの選択など、太陽光発電装置10に関するユーザからの指示を受け付ける。GUI115は、ユーザからの指示を受け付けた場合、当該指示の内容をコントローラ112に伝える。
PCS制御部119は、パワーコンディショナ13の動作を統括的に制御する。PCS制御部119は、パワーコンディショナ13を介して蓄電装置15の充電を制御する。
(HEMSコントローラの構成)
HEMSコントローラ12は、HEMSサーバ通信部121、コントローラ122、メモリ123、および電力モニタ通信部124を備えている。
コントローラ122は、HEMSコントローラ12の各部の動作を統括的に制御する。また、コントローラ122は、蓄電装置15の運転モードが出力制御モードに設定された場合、夜間時間帯における蓄電装置15の充電量を計算し、計算した充電量を電力モニタ11に伝える。
コントローラ122は、出力制御判定部125、出力制御モード移行判定部126、および充電量決定部127を含んでいる。
出力制御判定部125は、翌日に出力制御が行われるか否か、すなわち、翌日が出力制御対象日であるか否かを判定する。例えば、出力制御判定部125は、スケジュールサーバ30から配信される出力制御情報(出力制御スケジュール)を、電力モニタ11を介して取得し、取得した出力制御情報(出力制御スケジュール)に基づいて、翌日に出力制御が行われるか否かを判定する。出力制御判定部125は、翌日に出力制御が行われる場合、その判定結果を出力制御モード移行判定部126に伝える。
出力制御モード移行判定部126は、出力制御モードに移行可能な運転モードに蓄電装置15が設定されているか否かを判定する。例えば、出力制御モード移行判定部126は、翌日に出力制御が行われる場合、その時点において蓄電装置15に設定されている運転モードの情報を、電力モニタ通信部124を介して電力モニタ11から取得し、蓄電装置15の運転モードが出力制御モードに移行可能な運転モードか否かを判定する。
例えば、出力制御モード移行判定部126は、まず、気象警報および停電予報などに連携して自動的に蓄電装置15を充電する気象警報/停電予報連携制御が蓄電装置15に対して行われている否かを判定する。蓄電装置15に対して気象警報/停電予報連携制御が行われていない場合、出力制御モード移行判定部126は、蓄電装置15に設定されている運転モードが出力制御モードに移行可能な運転モードが否かを判定する。出力制御モード移行判定部126は、出力制御モードに移行可能な運転モードか否かの判定結果を充電量決定部127に伝える。
充電量決定部127は、0出力制御期間における発電電力を蓄電装置15に充電可能なように、夜間時間帯における蓄電装置15の充電量を決定する。例えば、充電量決定部127は、蓄電装置15に設定されている運転モードが出力制御モードに移行可能な運転モードである場合、出力制御期間における発電電力を蓄電装置15に充電可能な空き容量が確保されるように蓄電装置15の充電量を決定する。
具体的には、充電量決定部127は、出力制御期間における、太陽光発電装置10の予測発電量、家庭負荷60の予測消費電力量、および出力制御スケジュールに示される出力制御値により定められる太陽光発電装置10が出力可能な出力制御電力量に基づいて、蓄電装置15の充電量を決定する。
充電量決定部127は、決定した蓄電装置15の充電量を、電力モニタ通信部124を介して電力モニタ11のPCS制御部119に伝える。なお、充電量決定部127による蓄電装置15の充電量を決定する処理の詳細は後述する。
(蓄電装置の制御処理)
次に、図3を参照して、太陽光発電システム1における蓄電装置15の制御処理を説明する。図4は、太陽光発電システム1における蓄電装置15の制御処理の一例を説明するための制御フローである。
図4に示すように、蓄電装置15の制御処理では、夜間時間帯開始前(例えば、23時前)の所定の時刻に、出力制御判定部125が電力モニタ11から出力制御情報(出力制御スケジュール)を取得する(S1)。
次に、出力制御判定部125は、電力モニタ11から取得した出力制御情報に基づいて、翌日に出力制御が行われるか否か判定する(S2)。
翌日に出力制御が行われない場合(S2でNO)、蓄電装置15を出力制御モードへ移行させる必要性がないため、出力制御判定部125は処理を終了する。一方、翌日に出力制御が行われる場合(S2でYES)、出力制御判定部125は、その判定結果を出力制御モード移行判定部126に伝える。
次に、出力制御モード移行判定部126は、翌日に出力制御が行われる場合、出力制御モードに移行可能な運転モードに蓄電装置15が設定されているか否かを判定する(S3)。
具体的には、出力制御モード移行判定部126は、蓄電装置15に設定されている運転モードの情報を、電力モニタ通信部124を介して運転モード設定部118から取得する。そして、蓄電装置15に設定されている運転モードが出力制御モードに移行可能な運転モードか否かを判定する。
図5は、出力制御モード移行判定部126による運転モード判定処理を説明するための説明図である。図5に示すように、蓄電装置15は、「経済性モード(自動)」、「経済性モード(時刻指定)」、「クリーンモード(夜間充電なし)」、「クリーンモード(夜間充電あり)」、「充電モード」、「ECHONET Lite 機器専用モード」、「(自動制御)経済性促進モード」、および「(自動制御)自産自消モード」などの各種の運転モードを有している。
出力制御モード移行判定部126は、例えば、蓄電装置15に設定されている運転モードが夜間時間帯の充電を行う(許可する)ものであるか否かに基づいて、出力制御モードに移行可能か否かを判定する。図5に示す各種の運転モードでは、「経済性モード(自動)」、「経済性モード(時刻指定)」、「クリーンモード(夜間充電あり)」、「ECHONET Lite 機器専用モード」、および「(自動制御)経済性促進モード」が夜間時間帯の充電を行う充電モードである。
このため、上記の運転モードに蓄電装置15が設定されていない場合(S3でNO)、出力制御モード移行判定部126は、出力制御モードに移行不可であると判定し、処理を終了する。一方、上記の運転モードに蓄電装置15が設定されている場合(S3でYES)、出力制御モード移行判定部126は、出力制御モードに移行可能である判定し、蓄電装置15に設定されている運転モードをメモリ123に記憶するとともに(S4)、その判定結果を充電量決定部127に伝える。
次に、充電量決定部127は、出力制御モードに移行可能である場合、出力制御期間における太陽光発電装置10の予測発電量および家庭負荷60の予測消費電力量を、HEMSサーバ通信部121を介してHEMSサーバ20から取得する(S7)。
そして、充電量決定部127は、HEMSサーバ20から取得した太陽光発電装置10の予測発電量および家庭負荷60の予測消費電力量と、出力制御電力計算部117から取得した太陽光発電装置10の出力制御電力の単位時間毎の出力制御電力量とに基づいて、蓄電装置15の充電量を決定する。
図6は、充電量決定部127による充電量の決定処理の一例を説明するための説明図である。まず、充電量決定部127は、出力制御期間において蓄電装置15に充電可能な電力量である充電可能量(余剰電力量)を求める(S6)。例えば、予測消費電力量<出力制御電力量(出力制御後のパワーコンディショナ13の出力可能電力量)の場合、充電量決定部127は、予測発電量から出力制御電力量を差し引いた値を充電可能量として求める(充電可能量=予測発電量−出力制御電力量)。また、予測消費電力量>出力制御電力量の場合、充電量決定部127は、予測発電量から予測消費電力量を差し引いた値を充電可能量として求める(充電可能量=予測発電量−予測消費電力量)。
次に、充電量決定部127は、下記(1)〜(3)で求められる値のうち、最も大きい値を蓄電装置15の充電量として決定する(S7)。
(1)蓄電装置15の全容量−充電可能量(基準充電量)
(2)夜間時間帯開始時刻において蓄電装置15に蓄電されている蓄電残量
(3)蓄電装置15の全容量×蓄電装置15のキープ残量設定値+夜間時間帯終了時刻〜10時までの予測消費電力量(または、夜間時間帯終了時刻〜10時までの予測消費電力量×余裕率(例えば、1.5倍))
上記の(3)におけるキープ残量設定値は、災害時などに備えて、蓄電装置15にキープしておく残量を確保するための設定値(%)である。上記の(3)は、発電量が比較的少ない「夜間時間帯終了時刻〜10時」の時間帯おける予測消費電力量(または、予測消費電力量×余裕率)を含む電力量を夜間時間帯のうちに予め蓄電装置15に充電をしておくために設定された値である。蓄電装置15の充電量の決定基準に上記の(3)を含めることにより、夜間時間帯よりも買電単価が高く設定される朝時間帯の買電を抑制することが可能となるため、電力コストを低減することができる。
充電量決定部127は、例えば、上記の(1)が最も大きい値を示す場合、蓄電装置15の全容量から充電可能量を差し引いた値(基準充電量)を蓄電装置15の充電量として決定する。充電量決定部127は、決定した蓄電装置15の充電量を、電力モニタ通信部124を介してPCS制御部119に伝える。
次に、PCS制御部119は、充電量決定部127が決定した充電量に基づいてパワーコンディショナ13を制御し、夜間時間帯の買電電力を用いて充電量決定部127が決定した充電量に達するまで蓄電装置15を充電し(S8)、夜間時間帯終了の1時間前(例えば、6時)まで待機する(S9)。これにより、出力制御期間における発電電力を蓄電装置15に充電可能な空き容量が確保された蓄電量まで、蓄電装置15を充電することができる。
次に、出力制御判定部125は、夜間時間帯終了の1時間前になった場合、当日に予定されている出力制御が解除されたか否かを判定する(S10)。太陽光を利用した発電は天候に依存するため、悪天候などの要因によって、実施が予定されていた出力制御が直前になって解除される場合が想定される。このため、出力制御判定部125は、夜間時間帯終了の1時間前になった場合、予定されている出力制御が解除されたか否かの情報を、電力モニタ11を介してスケジュールサーバ30から取得し、出力制御が解除されたか否かを判定する。
出力制御が解除された場合(S10でYES)、出力制御モード移行判定部126は、蓄電装置15の運転モードを出力制御モード設定前の運転モードに戻すように運転モード設定部118を制御するとともに、電力系統70からの買電電力を用いて夜間時間帯終了まで蓄電装置15を追加充電する(S11)。これにより、日中に太陽光発電装置10から電力系統70へ逆潮流可能な電力量(売電量)を増加させることができる。一方、予定されている出力制御が解除されていない場合(S10でNO)、出力制御モード移行判定部126は、夜間時間帯終了をまって、蓄電装置15の運転モードを出力制御モード設定前の運転モードに戻すように運転モード設定部118を制御する(S12)。
(太陽光発電システムの効果)
このように、太陽光発電装置10が備えるHEMSコントローラ12は、電力系統70と連系運転する太陽光発電装置10の発電電力を蓄える蓄電装置15の制御装置であって、太陽光発電装置10の交流出力を制御する出力制御情報を取得し、出力制御の実施により太陽光発電装置10から電力系統70への逆潮流が抑制されることに伴って生じる余剰電力量(充電可能量)を予測し、出力制御が実施される出力制御期間において余剰電力量の少なくとも一部が蓄電装置15に充電可能なように、電力系統70からの電力を用いた蓄電装置15の充電量を決定する構成である。
太陽光発電装置10では、HEMSコントローラ12は、出力制御期間における上記の余剰電力量の少なくとも一部を充電可能な空き容量が確保されるように蓄電装置15の充電量を決定する。このため、出力制御期間に生じる上記の余剰電力を無駄にすることなく、効率的に蓄電装置15に充電することが可能となる。
したがって、出力制御期間における太陽光発電装置10の発電電力を、蓄電装置15に効率的に充電することが可能なHEMSコントローラ12を実現することができる。
なお、本実施形態では、HEMSコントローラ12は、出力制御期間における太陽光発電装置10の予測発電量および家庭負荷60の予測消費電力量をHEMSサーバ20から取得する構成について説明したが、本発明はこの構成に限定されない。電力モニタ11またはHEMSコントローラ12が、太陽光発電装置10の予測発電量および家庭負荷60の予測消費電力量を計算してもよい。ただし、太陽光発電装置10の予測発電量および家庭負荷60の予測消費電力量をHEMSサーバ20から取得する構成とすることにより、電力モニタ11およびHEMSコントローラ12の処理負担を軽減することが可能となる。
また、本実施形態では、HEMSコントローラ12は、電力モニタ11を介して出力制御情報(出力制御スケジュール)を取得する構成について説明したが、本発明はこの構成に限定されない。HEMSコントローラ12は、発電所IDを使用してスケジュールサーバ30から出力制御情報を直接取得してもよく、または、HEMSサーバ20を介して出力制御情報を取得してもよい。
さらに、本実施形態では、HEMSコントローラ12が蓄電装置15の充電量を計算・決定する構成について説明したが、本発明はこの構成に限定されない。電力モニタ11またはHEMSサーバ20が、蓄電装置15の充電量を計算・決定してもよい。
〔実施形態3〕
(太陽光発電システムの通知処理)
次に、図7を参照して、太陽光発電システム1における、太陽光発電装置10のユーザに対する通知処理について説明する。太陽光発電システム1では、太陽光発電装置10に関する各種の情報を、太陽光発電装置10のユーザが所持する携帯端末80(図8参照)に通知する通知処理を行う。本実施形態では、出力制御モードにおけるユーザへの通知処理の一例を説明する。
図7は、太陽光発電システム1におけるユーザへの通知処理の一例を説明するための制御フローである。図7に示すように、出力制御が開始された場合、HEMSコントローラ12は、出力制御の開始をHEMSサーバ20へ通知する(S21)。
HEMSサーバ20のメッセージ生成部222は、HEMSコントローラ通信部23を介してHEMSコントローラ12から出力制御開始の通知を取得した場合、出力制御が開始されたことを示す出力制御開始時のメッセージを生成し、生成したメッセージを、インターネット40を介して携帯端末80へ配信する(S22)。
携帯端末80は、HEMSサーバ20から出力制御開始時のメッセージを受信した場合、受信したメッセージをディスプレイ81に表示する(S23)。
図8は、携帯端末80に表示される、出力制御開始時のメッセージの一例を示す説明図である。携帯端末80は、出力制御開始時のメッセージとして、出力制御開始時における蓄電装置15の充電状態などを示す内容をディスプレイ81表示する。例えば、図8に示すように、携帯端末80は、出力制御期間における発電電力を蓄電装置15に充電可能な空き容量が確保されるように、蓄電装置15の充電量を抑えて充電したことなどのメッセージをディスプレイ81表示する。
次に、出力制御が終了した場合、HEMSコントローラ12は、出力制御の終了をHEMSサーバ20へ通知する(S24)。
HEMSサーバ20のメッセージ生成部222は、HEMSコントローラ通信部23を介してHEMSコントローラ12から出力制御終了の通知を取得した場合、出力制御が終了したことを示す出力制御終了後のメッセージを生成し、生成したメッセージを、インターネット40を介して携帯端末80へ配信する(S25)。
携帯端末80は、HEMSサーバ20から出力制御終了後のメッセージを受信した場合、受信したメッセージをディスプレイ81に表示する(S26)。
図9は、携帯端末80に表示される、出力制御終了後のメッセージの一例を示す説明図である。携帯端末80は、出力制御終了後のメッセージとして、出力制御終了時における蓄電装置15の充電結果などを示す内容をディスプレイ81表示する。例えば、図9に示すように、携帯端末80は、出力制御により生じた余剰電力量〇〇〇kWhが蓄電装置15に充電されたことなどのメッセージをディスプレイ81表示する。
〔実施形態4〕
(ソフトウェアによる実現例)
HEMSコントローラ12の制御ブロック(特にコントローラ122)は、集積回路(ICチップ)などに形成された論理回路(ハードウェア)によって実現してもよいし、CPU(Central Processing Unit)を用いてソフトウェアによって実現してもよい。
後者の場合、HEMSコントローラ12は、各機能を実現するソフトウェアであるプログラムの命令を実行するCPU、上記プログラムおよび各種データがコンピュータ(またはCPU)で読み取り可能に記録されたROM(Read Only Memory)または記憶装置(これらを「記録媒体」と称する)、上記プログラムを展開するRAM(Random Access Memory)などを備えている。そして、コンピュータ(またはCPU)が上記プログラムを上記記録媒体から読み取って実行することにより、本発明の目的が達成される。上記記録媒体としては、「一時的でない有形の媒体」、例えば、テープ、ディスク、カード、半導体メモリ、プログラマブルな論理回路などを用いることができる。また、上記プログラムは、該プログラムを伝送可能な任意の伝送媒体(通信ネットワークや放送波など)を介して上記コンピュータに供給されてもよい。なお、本発明は、上記プログラムが電子的な伝送によって具現化された、搬送波に埋め込まれたデータ信号の形態でも実現され得る。
〔まとめ〕
本発明の態様1に係る蓄電装置の制御装置(HEMSコントローラ12)は、電力系統と連系運転する発電装置の発電電力を蓄える蓄電装置の制御装置であって、前記発電装置の交流出力を制御する出力制御の情報を取得し、前記出力制御の実施により前記発電装置から前記電力系統への逆潮流が抑制されることに伴って生じる余剰電力量(充電可能量)を予測し、前記出力制御が実施される出力制御期間において前記余剰電力量の少なくとも一部が前記蓄電装置に充電可能なように、前記電力系統からの電力を用いた前記蓄電装置の充電量を決定することを特徴としている。
上記の構成では、制御装置は、出力制御の実施により発電装置から電力系統への逆潮流が抑制されることに伴って生じる余剰電力(充電可能量)の少なくとも一部が蓄電装置に充電可能なように、蓄電装置の充電量を決定する。換言すれば、制御装置は、出力制御期間における上記の余剰電力量の少なくとも一部を充電可能な空き容量が確保されるように電力系統からの電力(例えば、単価が安い深夜電力)を用いた蓄電装置の充電量を決定する。このため、出力制御期間に生じる上記の余剰電力を無駄にすることなく、効率的に蓄電装置に充電することが可能となる。
したがって、上記の構成によれば、出力制御期間における発電装置の発電電力を、蓄電装置に効率的に充電することが可能な蓄電装置の制御装置を実現することができる。
本発明の態様2に係る制御装置は、上記態様1において、前記余剰電力量の予測は、前記出力制御期間における、前記発電装置の予測発電量、前記発電装置に接続される電気機器の予測消費電力量、および前記出力制御の情報に示される出力制御値により定められる前記発電装置が出力可能な出力制御電力量に基づいて行われてもよい。
上記の構成では、制御装置は、予測発電量、予測消費電力量および出力制御の情報に示される出力制御値により定められる出力制御電力量に基づいて、上記の余剰電力量を予測する。これにより、出力制御期間における上記の余剰電力量を好適に予測することが可能となる。
本発明の態様3に係る制御装置は、上記態様2において、前記予測発電量、前記予測消費電力量、および前記出力制御電力量の少なくとも一つを、外部サーバから取得してもよい。
上記の構成によれば、制御装置は、予測発電量、予測消費電力量および出力制御電力量の少なくとも一つを外部サーバから取得する。このため、制御装置の処理負担を軽減することが可能となる。
本発明の態様4に係る制御装置は、上記態様1〜3において、前記電力系統からの電力を用いた前記蓄電装置の充電後から前記出力制御開始前までの時間帯における所定時刻に、前記出力制御が解除されたか否かの情報を取得し、前記出力制御が解除された場合、前記電力系統からの電力を用いて前記蓄電装置の追加充電を行ってもよい。
悪天候などの要因によって、実施が予定されていた出力制御が直前になって解除される場合が想定される。
上記の構成では、制御装置は、所定時刻に出力制御が解除されたか否かを判定し、出力制御が解除された場合、電力系統からの電力を用いて蓄電装置の追加充電を行う。このため、出力制御が解除された場合、例えば夜間時間帯に蓄電装置の追加充電を行っておくことにより、日中に発電装置から蓄電装置への充電量を減らす一方で、電力系統へ逆潮流可能な電力量(売電量)を増加させることができる。
本発明の態様5に係る制御装置は、上記態様1〜4において、前記蓄電装置の全容量から前記余剰電力量を差し引いた値を基準充電量と定義した場合、前記基準充電量と、前記蓄電装置に蓄電されている蓄電残量とを比較し、前記基準充電量が前記蓄電残量よりも大きい場合、前記基準充電量まで前記蓄電装置を充電し、前記蓄電残量が前記基準充電量よりも大きい場合、前記蓄電装置の充電を行わなくてもよい。
上記の構成では、制御装置は、基準充電量が蓄電残量よりも大きい場合、基準充電量まで前記蓄電装置を充電する。このため、上記の余剰電力量を充電可能な空き容量を蓄電装置に確保しつつ、電力系統からの電力を用いて蓄電装置を適切に充電することが可能となる。
一方、上記の構成では、制御装置は、蓄電残量が基準充電量よりも大きい場合、蓄電装置の充電を行わない。これにより、充電による蓄電装置の空き容量の減少が抑制されるため、出力制御期間において蓄電装置に充電することができず無駄になる余剰電力量を最小限に抑えることが可能となる。
本発明の態様6に係る制御装置は、上記態様1〜5において、前記出力制御の情報に基づいて、前記出力制御が実施されるか否かを判定し、前記出力制御が実施される場合、前記蓄電装置に設定された運転モードの種類を特定し、前記蓄電装置に設定された前記運転モードが前記電力系統からの電力を用いた前記蓄電装置の充電を許可するものである場合、前記余剰電力量に基づいて前記蓄電装置の充電量を決定する出力制御モードへ前記蓄電装置を切り替えてもよい。
上記の構成では、制御装置は、出力制御が実施され、かつ、蓄電装置に設定された運転モードが電力系統からの電力を用いた蓄電装置の充電を許可するものである場合に、蓄電装置を出力制御モードに切り替える。
したがって、上記の構成によれば、電力系統からの電力を用いた蓄電装置の充電を節約しつつ、出力制御期間における発電装置の発電電力を蓄電装置に効率的に充電することができる。
本発明の態様7に係る制御方法は、電力系統と連系運転する発電装置の電力を蓄える蓄電装置の制御方法であって、前記発電装置の交流出力を制御する出力制御の情報を取得し、前記出力制御の実施により前記発電装置から前記電力系統への逆潮流が抑制されることに伴って生じる余剰電力量を予測し、前記出力制御が実施される出力制御期間において前記余剰電力量の少なくとも一部が前記蓄電装置に充電可能なように、前記電力系統からの電力を用いた前記蓄電装置の充電量を決定することを特徴としている。
上記の方法によれば、出力制御期間における発電装置の発電電力を、蓄電装置に効率的に充電することが可能な蓄電装置の制御装置を実現することができる。
本発明の各態様に係る制御方法は、コンピュータによって実現してもよく、この場合には、上記制御方法をコンピュータにて実現させるプログラム、およびそれを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体も、本発明の範疇に入る。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。さらに、各実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を組み合わせることにより、新しい技術的特徴を形成することができる。
1 太陽光発電システム
10 太陽光発電装置(発電装置)
11 電力モニタ
12 HEMSコントローラ(制御装置)
13 パワーコンディショナ
20 HEMSサーバ 外部サーバ
60 家庭負荷(電子機器)
70 電力系統
122 コントローラ(制御装置)
125 出力制御判定部(制御装置)
126 出力制御モード移行判定部(制御装置)
127 充電量決定部(制御装置)

Claims (8)

  1. 電力系統と連系運転する発電装置の発電電力を蓄える蓄電装置の制御装置であって、
    前記発電装置の交流出力を制御する出力制御の情報を取得し、
    前記出力制御の実施により前記発電装置から前記電力系統への逆潮流が抑制されることに伴って生じる余剰電力量を予測し、
    前記出力制御が実施される出力制御期間において前記余剰電力量の少なくとも一部が前記蓄電装置に充電可能なように、前記電力系統からの電力を用いた前記蓄電装置の充電量を決定し、
    前記電力系統からの電力を用いた前記蓄電装置の充電終了から前記出力制御開始までの時間帯における所定時刻に、前記出力制御が解除されたか否かの情報を取得し、
    前記出力制御が解除された場合、前記電力系統からの電力を用いて前記蓄電装置の追加充電を行うことを特徴とする制御装置。
  2. 電力系統と連系運転する発電装置の発電電力を蓄える蓄電装置の制御装置であって、
    前記発電装置の交流出力を制御する出力制御の情報を取得し、
    前記出力制御の実施により前記発電装置から前記電力系統への逆潮流が抑制されることに伴って生じる余剰電力量を予測し、
    前記出力制御が実施される出力制御期間において前記余剰電力量の少なくとも一部が前記蓄電装置に充電可能なように、前記電力系統からの電力を用いた前記蓄電装置の充電量を決定し、
    前記出力制御の情報に基づいて、前記出力制御が実施されるか否かを判定し、
    前記出力制御が実施される場合、前記蓄電装置に設定された運転モードの種類を特定し、
    前記蓄電装置に設定された前記運転モードが前記電力系統からの電力を用いた前記蓄電装置の充電を許可するものである場合、前記余剰電力量に基づいて前記蓄電装置の充電量を決定する出力制御モードへ前記蓄電装置を切り替えることを特徴とする制御装置。
  3. 前記余剰電力量の予測は、前記出力制御期間における、前記発電装置の予測発電量、前記発電装置に接続される電気機器の予測消費電力量、および前記出力制御の情報に示される出力制御値により定められる前記発電装置が出力可能な出力制御電力量に基づいて行われることを特徴とする請求項1または2に記載の制御装置。
  4. 前記予測発電量、前記予測消費電力量、および前記出力制御電力量の少なくとも一つを、外部サーバから取得することを特徴とする請求項に記載の制御装置。
  5. 前記蓄電装置の全容量から前記余剰電力量を差し引いた値を基準充電量と定義した場合、
    前記基準充電量と、前記蓄電装置に蓄電されている充電残量とを比較し、
    前記基準充電量が前記充電残量よりも大きい場合、前記基準充電量まで前記蓄電装置を充電し、
    前記充電残量が前記基準充電量よりも大きい場合、前記蓄電装置の充電を行わないことを特徴とする請求項1から4までのいずれか一項に記載の請求項1に記載の制御装置。
  6. 電力系統と連系運転する発電装置の発電電力を蓄える蓄電装置の制御方法であって、
    前記発電装置の交流出力を制御する出力制御の情報を取得し、
    前記出力制御の実施により前記発電装置から前記電力系統への逆潮流が抑制されることに伴って生じる余剰電力量を予測し、
    前記出力制御が実施される出力制御期間において前記余剰電力量の少なくとも一部が前記蓄電装置に充電可能なように、前記電力系統からの電力を用いた前記蓄電装置の充電量を決定し、
    前記電力系統からの電力を用いた前記蓄電装置の充電終了から前記出力制御開始までの時間帯における所定時刻に、前記出力制御が解除されたか否かの情報を取得し、
    前記出力制御が解除された場合、前記電力系統からの電力を用いて前記蓄電装置の追加充電を行うことを特徴とする制御方法。
  7. 電力系統と連系運転する発電装置の発電電力を蓄える蓄電装置の制御方法であって、
    前記発電装置の交流出力を制御する出力制御の情報を取得し、
    前記出力制御の実施により前記発電装置から前記電力系統への逆潮流が抑制されることに伴って生じる余剰電力量を予測し、
    前記出力制御が実施される出力制御期間において前記余剰電力量の少なくとも一部が前記蓄電装置に充電可能なように、前記電力系統からの電力を用いた前記蓄電装置の充電量を決定し、
    前記出力制御の情報に基づいて、前記出力制御が実施されるか否かを判定し、
    前記出力制御が実施される場合、前記蓄電装置に設定された運転モードの種類を特定し、
    前記蓄電装置に設定された前記運転モードが前記電力系統からの電力を用いた前記蓄電装置の充電を許可するものである場合、前記余剰電力量に基づいて前記蓄電装置の充電量を決定する出力制御モードへ前記蓄電装置を切り替えることを特徴とする制御方法。
  8. 請求項6または7に記載の蓄電装置の制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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