JP6799975B2 - 商品登録装置及び商品登録プログラム - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、商品登録装置及び商品登録プログラムに関する。
小売店などにおいて、販売情報を管理するPOS端末が一般的に用いられている。また、POS端末に会計が必要な商品を登録する商品登録装置も一般的に実用化されている。商品登録装置は、例えば、商品に付与された商品を識別する為の商品識別コードを商品から読み取ることにより、商品を認識する。また、商品の画像と、予め商品毎の画像に応じた特徴量を有する商品認識辞書とに基づいて、画像に写った商品を認識する自動確定を行う商品登録装置が一般的に実用化されている。
特許5826152号公報
上記の自動確定は、画像から算出された特徴量と商品認識辞書の特徴量との類似度が最も高い商品を自動的に特定する方法である為、誤認識が生じる可能性がある。商品には、商品識別コードが付与されたものとされていないものとがある。誤認識を防ぐ為に、商品識別コードが付与された商品は、商品識別コードの読み取りによって認識されることが望ましい。
そこで、本発明の目的は、高い精度で商品の認識及び登録を行うことができる商品登録装置及び商品登録プログラムを提供することである。
一実施形態に係る商品登録装置は、商品が写った画像を取得する画像取得部と、商品毎に特徴量を有する商品認識辞書を記憶するメモリと、前記画像から特徴量を算出し、算出した特徴量と前記商品認識辞書の商品毎の特徴量との類似度に応じて商品を認識する自動確定部と、前記画像の商品が、商品を識別する為の商品識別コードが付与された第1系統商品であるか、前記商品識別コードが付与されていない第2系統商品であるかを前記画像に基づいて識別する系統識別部と、前記画像から前記商品識別コードを取得し、取得した前記商品識別コードに基づいて商品を認識する商品認識部と、商品が前記第2系統商品であると識別された場合、前記自動確定部により商品を認識し、商品が前記第1系統商品であると識別された場合、前記自動確定部による商品の認識を保留し、保留中に前記商品識別コードが取得された場合、前記商品認識部による商品を認識するように前記商品認識部及び前記自動確定部を制御する制御部と、商品の認識結果を登録する商品登録部と、を具備する。
図1は、第1の実施形態に係る商品登録装置及びPOS端末の外観の例について説明する為の図である。 図2は、第1の実施形態に係る商品登録装置及びPOS端末の制御系の構成例について説明する為の図である。 図3は、第1の実施形態に係る商品登録装置及びPOS端末の動作の例について説明する為の図である。 図4は、第1の実施形態に係る商品登録装置の商品登録処理の例について説明する為の図である。 図5は、第2の実施形態に係る商品登録装置の商品登録処理の例について説明する為の図である。
以下、一実施形態に係る商品登録装置及び商品登録プログラムについて図面を参照して説明する。
(第1の実施形態)
まず、第1の実施形態に係る商品登録装置1について説明する。図1及び図2は、第1の実施形態に係る商品登録装置1及びPOS(point of sales)端末2の構成例を示す説明図である。図1は、商品登録装置1及びPOS端末2の外観の例を示す。図2は、商品登録装置1及びPOS端末2の制御系の構成例を示す。商品登録装置1及びPOS端末2は、例えば、小売店などの店舗における会計などに用いられる。商品登録装置1とPOS端末2とは、図示されないケーブル、または無線によって接続される。
商品登録装置1は、商品から画像を取得し、取得した画像に基づいて商品を認識し、認識した商品を会計が必要な商品としてPOS端末2に登録する装置である。商品登録装置1は、例えば会計カウンタ3の上に配置される。商品登録装置1は、商品を識別する為の商品識別コードを取得することにより、商品を認識する。商品識別コードは、例えば、バーコードまたは二次元コードなどの図柄に変換されて商品に付与されている。例えば、商品登録装置1は、商品に付与された商品識別コードを読み取ることにより、商品を認識する。また、例えば、商品登録装置1は、商品の外観の画像を取得し、画像から生成された商品毎の特徴量と商品識別コードとが対応付けられた辞書(商品認識辞書)を参照し、取得した画像に写った商品に対応する商品識別コードを推定することにより、商品を認識する。
商品登録装置1は、商品識別コードと、商品名と、金額とが対応付けられたテーブル(商品テーブル)を参照し、認識した商品の商品識別コード、商品名、及び金額をPOS端末2に供給する。これにより、商品登録装置1は、POS端末2の会計が必要な商品の一覧(会計商品一覧)に商品を登録する商品登録処理を行う。
図1及び図2に示されるように、商品登録装置1は、CPU11、ROM12、RAM13、不揮発性メモリ14、接続I/F15、デバイスI/F16、操作部17、第1の表示部18、第2の表示部19、撮像部20、及びハウジング21を備える。
CPU11は、演算処理を実行する演算素子(たとえば、プロセッサ)である。CPU11は、ROM12に記憶されているプログラムなどのデータに基づいて種々の処理を行う。CPU11は、ROM12に格納されているプログラムを実行することにより、種々の動作を実行可能な制御部として機能する。
ROM12は、読み出し専用の不揮発性メモリである。ROM12は、プログラム及びプログラムで用いられるデータなどを記憶する。
RAM13は、ワーキングメモリとして機能する揮発性のメモリである。RAM13は、CPU11の処理中のデータなどを一時的に格納する。また、RAM13は、CPU11が実行するプログラムを一時的に格納する。
不揮発性メモリ14は、種々の情報を記憶可能な記憶媒体である。不揮発性メモリ14は、プログラム及びプログラムで用いられるデータなどを記憶する。不揮発性メモリ14は、例えば、ソリッドステイトドライブ(SSD)、ハードディスクドライブ(HDD)、または他の記憶装置である。なお、不揮発性メモリ14の代わりに、メモリカードなどの記憶媒体を挿入可能なカードスロットなどのメモリI/Fが設けられていてもよい。例えば、不揮発性メモリ14は、商品認識辞書、及び商品テーブルなどを記憶する。また、例えば、不揮発性メモリ14は、商品認識辞書及び商品テーブルを用いて商品を認識し、認識した商品をPOS端末2の会計商品一覧に登録する為のプログラム(商品登録プログラム)を格納する。また、不揮発性メモリ14は、商品登録プログラムで用いられる系統識別辞書を記憶する。系統識別辞書については後述する。
接続I/F15は、他の機器と通信する為のインタフェースである。接続I/F15は、POS端末2との通信に用いられる。接続I/F15は、USB規格またはRS−232C規格などの何らかの通信規格に準じた構成の接続端子である。なお、接続I/F15は、POS端末2が接続可能なケーブルであってもよい。また、接続I/F15は、Bluetooth(登録商標)またはWi−fi(登録商標)などの規格に応じてPOS端末2と無線通信を行うものであってもよい。
デバイスI/F16は、種々の機能ブロックとCPU11とが通信する為のインタフェースである。例えば、デバイスI/F16は、操作部17、第1の表示部18、第2の表示部19、及び撮像部20などとの通信に用いられる。デバイスI/F16は、USB規格またはRS−232C規格などの何らかの通信規格に準じた構成の接続端子である。
操作部17は、操作部材の操作に基づいて、操作信号を生成する。操作部材は、例えば、タッチセンサ、テンキー、またはキーボードなどである。タッチセンサは、例えば、抵抗膜式タッチセンサ、または静電容量式タッチセンサ等である。タッチセンサは、ある領域内において指定された位置を示す情報を取得する。タッチセンサは、上記の第1の表示部18と一体にタッチパネルとして構成されることにより、第1の表示部18に表示された画面上のタッチされた位置を示す信号をCPU11に入力する。
第1の表示部18は、CPU11、または図示されないグラフィックコントローラなどの表示制御部から入力される映像信号に応じて画面を表示する表示装置である。第1の表示部18には、商品登録装置1のオペレータに確認させる為の画面が表示される。
第2の表示部19は、CPU11、または図示されないグラフィックコントローラなどの表示制御部から入力される映像信号に応じて画面を表示する表示装置である。第2の表示部19には、利用者(客)に確認させる為の画面が表示される。
撮像部20は、商品の画像を取得する画像取得部である。撮像部20は、撮像素子と、撮像素子に被写体像を結像させるレンズと、撮像素子を駆動する駆動回路とを備える。撮像部20は、駆動回路によって撮像素子に蓄積された電荷を読み出すことによって、レンズによって結像された被写体像に応じた画像を取得する。撮像部20は、レンズの画角内に商品が存在する場合に商品の画像を取得することができる。撮像部20は、所定の周期で駆動回路によって撮像素子から画像を読み出すことにより、時間的に連続した複数の画像(フレーム)を取得する。撮像部20は、取得した画像をCPU11に逐次供給する。
ハウジング21は、商品登録装置1のCPU11、ROM12、RAM13、不揮発性メモリ14、接続I/F15、デバイスI/F16、操作部17、第1の表示部18、第2の表示部19、及び撮像部20を収容または支持する筐体である。ハウジング21は、例えば、会計カウンタ3の上に配置される。ハウジング21は、操作部17、第1の表示部18、及び撮像部20をオペレータ側に向けて支持する。また、ハウジング21は、第2の表示部19を客側に向けて支持する。
POS端末2は、商品登録装置1により会計商品一覧に登録された商品の合計金額と、利用者(客)から受け取った預り金額と、に基づいて決済処理を実行する。POS端末2は、例えばレジカウンタ4の上に配置されたドロワ5の上に配置される。なお、ドロワ5は、自動釣銭機に置き換えることが可能である。ドロワ5は、POS端末2の制御に応じて開閉する引き出し式の金庫である。POS端末2は、CPU31、ROM32、RAM33、不揮発性メモリ34、接続I/F35、デバイスI/F36、操作部37、第3の表示部38、第4の表示部39、プリンタ40、及び通信デバイス41を備える。
CPU31は、演算処理を実行する演算素子(たとえば、プロセッサ)である。CPU31は、ROM32に記憶されているプログラムなどのデータに基づいて種々の処理を行う。CPU31は、ROM32に格納されているプログラムを実行することにより、種々の動作を実行可能な制御部として機能する。
ROM32は、読み出し専用の不揮発性メモリである。ROM32は、プログラム及びプログラムで用いられるデータなどを記憶する。
RAM33は、ワーキングメモリとして機能する揮発性のメモリである。RAM33は、CPU31の処理中のデータなどを一時的に格納する。また、RAM33は、CPU31が実行するプログラムを一時的に格納する。RAM33は、例えば、上記の会計商品一覧を記憶する。
不揮発性メモリ34は、種々の情報を記憶可能な記憶媒体である。不揮発性メモリ34は、プログラム及びプログラムで用いられるデータなどを記憶する。不揮発性メモリ34は、例えば、ソリッドステイトドライブ(SSD)、ハードディスクドライブ(HDD)、または他の記憶装置である。なお、不揮発性メモリ34の代わりに、メモリカードなどの記憶媒体を挿入可能なカードスロットなどのメモリI/Fが設けられていてもよい。
接続I/F35は、他の機器と通信する為のインタフェースである。接続I/F35は、商品登録装置1との通信に用いられる。接続I/F35は、USB規格またはRS−232C規格などの何らかの通信規格に準じた構成の接続端子である。なお、接続I/F35は、商品登録装置1が接続可能なケーブルであってもよい。また、接続I/F35は、Bluetooth(登録商標)またはWi−fi(登録商標)などの規格に応じて商品登録装置1と無線通信を行うものであってもよい。
デバイスI/F36は、種々の機能ブロックとCPU31とが通信する為のインタフェースである。例えば、デバイスI/F36は、操作部37、第3の表示部38、第4の表示部39、及びプリンタ40などとの通信に用いられる。デバイスI/F36は、USB規格またはRS−232C規格などの何らかの通信規格に準じた構成の接続端子である。
操作部37は、操作部材の操作に基づいて、操作信号を生成する。操作部材は、例えば、タッチセンサ、テンキー、またはキーボードなどである。タッチセンサは、例えば、抵抗膜式タッチセンサ、または静電容量式タッチセンサ等である。タッチセンサは、ある領域内において指定された位置を示す情報を取得する。タッチセンサは、上記の第3の表示部38と一体にタッチパネルとして構成されることにより、第3の表示部38に表示された画面上のタッチされた位置を示す信号をCPU31に入力する。
第3の表示部38は、CPU31、または図示されないグラフィックコントローラなどの表示制御部から入力される映像信号に応じて画面を表示する表示装置である。第3の表示部38には、POS端末2のオペレータに確認させる為の画面が表示される。
第4の表示部39は、CPU31、または図示されないグラフィックコントローラなどの表示制御部から入力される映像信号に応じて画面を表示する表示装置である。第4の表示部39には、利用者(客)に確認させる為の画面が表示される。
プリンタ40は、POS端末2による決済処理の結果を紙などの媒体に印刷して出力する装置である。プリンタ40は、CPU31の制御に基づいて決済処理の結果を媒体に印刷する。
通信デバイス41は、他の電子機器と通信を行う為の回路である。例えば、通信デバイス41は、POS端末2による決済処理の結果を集計するストアコンピュータ6と通信を行う。通信デバイス41は、例えば、LAN、USB、Wi−fi、またはBluetoothなどの通信規格に準じて通信を行う構成を備える。
(POS端末2における決済処理について)
POS端末2のCPU31は、商品登録装置1から会計が必要な商品の商品識別コード、商品名、及び金額を受け取る度に、RAM33の会計商品一覧に登録する。また、CPU31は、会計商品一覧の商品の合計金額を算出する。CPU31は、会計商品一覧に登録された商品の商品名、各商品の金額、及び合計金額を第3の表示部38及び第4の表示部39に表示させる。また、CPU31は、操作部37から供給された操作信号に応じて、利用者からPOS端末2のオペレータが受け取った金額である預り金額を認識する。CPU31は、預り金額と合計金額とに基づいて決済処理を行う。CPU31は、決済処理が実行された場合、決済処理の結果をプリンタ40により印刷させる。また、CPU31は、決済処理が実行された場合、ドロワ5を開くようにドロワ5を制御する。またさらに、CPU31は、決済処理の結果を通信デバイス41を介してストアコンピュータ6に送信する。
(商品登録装置1における商品登録処理について)
商品登録装置1のCPU11は、商品登録プログラムを実行することにより、商品の認識と登録とを行う。CPU11は、認識した商品の商品識別コード、商品名、及び金額をPOS端末2に送信することにより商品を登録する。CPU11は、第1の商品認識方法、第2の商品認識方法、または第3の商品認識方法のいずれかによって商品を認識する。
第1の商品認識方法により商品を認識する場合、CPU11は、撮像部20により撮像された商品識別コードの画像をデコードすることにより商品識別コードを取得し、取得した商品識別コードに基づいて商品を認識する。即ち、CPU11は、画像から商品識別コードを取得し、取得した商品識別コードに基づいて商品を認識する商品認識部として機能する。
第2の商品認識方法により商品を認識する場合、CPU11は、撮像部20により撮像された商品の外観の画像から特徴量を算出し、算出した特徴量に基づいて商品認識辞書から商品候補を抽出する。例えば、CPU11は、商品認識辞書内の商品毎の特徴量と、画像から抽出した特徴量との類似度を算出し、算出した類似度が高い順に商品候補を抽出する。例えば、CPU11は、算出した類似度が高い順に所定個数の商品候補を抽出する。また、例えば、CPU11は、算出した類似度が所定の値を超えた商品を商品候補として抽出する。CPU11は、抽出した商品候補を選択可能な状態で第1の表示部18に表示し、表示させた画面上での操作における候補を選択する操作に応じて商品を認識する。
第3の商品認識方法により商品を認識する場合、CPU11は、撮像部20により撮像された商品の外観の画像から特徴量を算出し、算出した特徴量に基づいて商品認識辞書から1つの商品を特定及び認識する。例えば、CPU11は、商品認識辞書内の商品毎の特徴量と、画像から抽出した特徴量との類似度を算出し、最も高い類似度が算出された商品を認識する。即ち、CPU11は、商品識別コードの読み取り及び商品候補の選択の操作などが行われない場合であっても、画像から特徴量を算出し、算出した特徴量と商品認識辞書の商品毎の特徴量との類似度に応じて自動的に商品を認識する自動確定部として機能する。
商品登録装置1のCPU11は、登録する商品の特徴に応じて、商品の認識に用いる方法を上記の第1の商品認識方法と、第2の商品認識方法と、第3の商品認識方法とで切り替える。CPU11は、商品識別コードを取得することができた場合、第1の商品認識方法により商品を認識する。また、CPU11は、商品識別コードを取得することができない場合、第2の商品認識方法と、第3の商品認識方法とのいずれかにより商品を認識する。
商品登録装置1により処理する商品には、例えば、商品識別コードが付与されている商品(第1系統商品)と、商品識別コード(第2系統商品)が付与されている商品とがある。第1系統商品は、例えばパッケージを有する人工物である。第2系統商品は、例えばパッケージのない青果などである。
第2系統商品は、商品識別コードが付与されていない為、第1の商品認識方法による認識が不可能である。この為、CPU11は、第2の商品認識方法または第3の商品認識方法によって第2系統商品の認識を行う。
これに対し、第1系統商品は、商品識別コードが付与されている為、第1の商品認識方法、第2の商品認識方法、及び第3の商品認識方法のいずれでも認識が可能である。しかしながら、第3の商品認識方法は、画像から算出された特徴量と商品認識辞書の特徴量との類似度が最も高い商品を自動的に特定する方法である為、誤認識が生じる可能性がある。CPU11は、誤認識を防ぐ為に第1の商品認識方法または第2の商品認識方法によって第1系統商品の認識を行うことが望ましい。
そこで、商品登録装置1のCPU11は、商品が第1系統商品であるか第2系統商品であるかを識別し、商品が第1系統商品である場合、第3の商品認識方法を行わず第1の商品認識方法または第2の商品認識方法によって商品を認識する。この為に、CPU11は、商品の外観の画像から特徴量を算出し、算出した特徴量と上記の系統識別辞書とに基づいて、画像中の商品が第1系統商品であるか第2系統商品であるかを識別する系統識別を行う。即ち、CPU11は、画像の商品が、商品識別コードが付与された第1系統商品であるか、商品識別コードが付与されていない第2系統商品であるかを画像に基づいて識別する系統識別部として機能する。
系統識別に用いる特徴量は、例えば多次元ベクトルである。具体的には、CPU11は、商品の外観の画像からHOG特徴量を算出する。
第1系統商品は、人工物である為、例えば直線が多いなどの特徴がある。第2系統商品は、青果などである為、例えば直線が少ないなどの特徴がある。この為、第1系統商品の複数の画像から算出された特徴量の群と、第2系統商品の複数の画像から算出された特徴量の群とが多次元空間上で偏る。
系統識別辞書は、上記の第1系統商品の複数の画像から算出された特徴量の群と、第2系統商品の複数の画像から算出された特徴量の群とを第1系統商品側と第2系統商品側とに分離する多次元空間上の超平面(識別面)を有する。この識別面は、第1系統商品の複数の画像から算出された特徴量の群と、第2系統商品の複数の画像から算出された特徴量の群とに基づいて、例えばサポートベクトルマシンなどの学習モデルによって予め設定されたものである。
CPU11は、商品の外観の画像から生成した多次元ベクトルの特徴量を上記の多次元空間上にプロットした場合に、識別面のどちら側にプロットした点が存在するかに応じて商品が第1系統商品であるか第2系統商品であるかを推定する。例えば、CPU11は、プロットした点が識別面の第1系統商品側に存在する場合、商品が第1系統商品であると推定する。また、例えば、CPU11は、プロットした点が識別面の第2系統商品側に存在する場合、商品が第2系統商品であると推定する。
上記のように、CPU11は、商品が写った1つの画像を撮像部20から取得した場合、画像から商品識別コードを取得することができるか否か判断する。CPU11は、商品識別コードを取得することができない場合、商品の外観的特徴から商品が第1系統商品であるか第2系統商品であるかを推定する。CPU11は、商品が第1系統商品であると推定された場合、第3の商品認識方法を行わず、第2の商品認識方法により商品の認識を行う。
図3は、商品登録装置1及びPOS端末2の動作の例を示す。商品登録装置1及びPOS端末2は、オペレータにより撮像部20の撮像範囲に翳された商品の登録、及び会計を行う。まず、商品登録装置1のCPU11は、撮像部20により取得した画像に基づいて商品登録処理を行う(ACT11)。POS端末2のCPU31は、ACT11によって新たに会計商品一覧に商品が登録される毎に、合計金額を算出する。
CPU11は、商品登録処理を完了したか否か判断する(ACT12)。例えば、CPU11は、オペレータによってPOS端末2に対して決済処理を実行する操作が行われた場合、商品登録処理を完了したと判断する。決済処理を実行する操作は、例えば預り金額の入力と決済を実行するボタンの操作、または現金ではない他の何らかの決済方法を選択する操作などである。CPU11は、商品登録処理が完了されるまでACT11の処理を繰り返し実行する。
POS端末のCPU31は、商品登録処理を完了したと判断した場合、決済処理を実行し(ACT13)、処理を終了する。例えば、CPU31は、預り金額から会計商品一覧に登録された商品の合計金額を減算して釣り銭額を算出し、第3の表示部38及び第4の表示部39などに表示するとともに、ドロワ5を開く。
図4は、図3のACT11の商品登録処理の例を示す。商品登録装置1のCPU11は、例えばRAM13などに撮像部20により撮像された画像であって物体が検出された画像(フレーム)の数をカウントするカウンタnと、商品が第2系統商品であると識別された画像(フレーム)の数をカウントするカウンタmと、を記憶する。なお、CPU11は、不揮発性メモリ14にカウンタn及びカウンタmを記憶する構成であってもよい。
CPU11は、商品登録処理を実行する場合、まずカウンタn及びカウンタmの値をリセットして「0」にする(ACT21)。
CPU11は、撮像部20により撮像された1フレーム分の画像を取得する(ACT22)。
CPU11は、取得した画像に対して画像解析によって画像中の物体を検出する処理を行う。CPU11は、物体が検出されたか否か判断する(ACT23)。物体が検出されない場合(ACT23、NO)、CPU11は、ACT21に戻る。
CPU11は、物体が検出された場合(ACT23、YES)、取得した画像から商品識別コードを検出する。CPU11は、商品識別コードを画像から検出し且つデコードが成功したか否か判断する(ACT24)。
CPU11は、商品識別コードを画像から検出し且つデコードが成功したと判断した場合(ACT24、YES)、デコードした商品識別コードに対応付けられた商品名及び金額を商品認識辞書から抽出し、商品識別コード、商品名、及び金額をPOS端末2に登録する商品登録を行い(ACT25)、処理を終了する。即ち、CPU11は、商品識別コードを画像から検出し且つデコードが成功したと判断した場合、第1の商品認識方法により商品を認識し、POS端末2に登録する。
また、ACT24において、商品識別コードを画像から検出できなかった、またはデコードが失敗したと判断した場合(ACT24、NO)、CPU11は、カウンタnの値をカウントアップ(例えば+1)する(ACT26)。
CPU11は、カウンタnの値が予め設定された値である「N」未満であるか否か判断する(ACT27)。CPU11は、カウンタnの値が予め設定された値である「N」未満ではない、即ち、カウンタnの値が「N」に達したと判断した場合(ACT27、NO)、後述するACT31に移行する。
CPU11は、カウンタnの値が予め設定された値である「N」未満であると判断した場合(ACT27、YES)、商品の系統を識別する系統識別を行う(ACT28)。
CPU11は、系統識別の結果を参照し、商品が第2系統商品であるか否か判断する。(ACT29)。CPU11は、商品が第2系統商品ではないと判断した場合(ACT29、NO)、後述するACT31に移行する。
CPU11は、商品が第2系統商品であると判断した場合(ACT29、YES)、CPU11は、カウンタmの値をカウントアップ(例えば+1)する(ACT30)。
次に、CPU11は、商品候補の抽出を行う(ACT31)。例えば、CPU11は、撮像部20により撮像された商品の画像から特徴量を算出し、算出した特徴量と商品認識辞書の中の商品毎の特徴量との類似度を算出し、算出した類似度に応じて商品候補を抽出する。
CPU11は、ACT31において商品候補が抽出された否か判断する(ACT32)。CPU11は、商品候補が抽出されていないと判断した場合(ACT32、NO)、ACT22の処理に移行し、次のフレームの画像を取得する。
CPU11は、商品候補が抽出されたと判断した場合(ACT32、YES)、抽出した商品候補を選択可能な状態で第1の表示部18に表示する(ACT33)。例えば、CPU11は、抽出した商品候補の商品名を選択可能な状態で第1の表示部18に表示する。また、例えば、商品認識辞書に商品毎の画像が記憶されていてもよい。この場合、CPU11は、抽出した商品候補の画像を選択可能な状態で第1の表示部18に表示してもよい。
CPU11は、ACT33で表示された商品候補の画面において、いずれかの商品候補が選択されたか否か判断する(ACT34)。
CPU11は、商品候補の画面において商品候補が選択されたと判断した場合(ACT34、YES)、ACT25に移行し、選択された商品候補の商品識別コード、商品名、及び金額をPOS端末2に登録する。
CPU11は、商品候補の画面において商品候補が選択されなかったと判断した場合(ACT34、NO)、カウンタmの値が予め設定された値である「M」以下であるか否か判断する(ACT35)。CPU11は、カウンタmの値が「M」を超えた場合、商品が第2系統商品(即ち青果)である可能性が高いと判断する。また、CPU11は、カウンタmの値が「M」以下である場合、商品が第2系統商品である可能性が十分ではないと判断する。
CPU11は、カウンタmの値が予め設定された値である「M」以下であると判断した場合(ACT35、YES)、ACT22の処理に移行し、次のフレームの画像を取得する。即ち、CPU11は、画像の取得を継続して、バーコードの検出、商品候補の選択、または自動確定による商品の認識が可能になるまで処理を継続する。
CPU11は、ACT35でカウンタmの値が「M」以下ではない、即ち、カウンタmの値が「M」を超えたと判断した場合に達したと判断した場合(ACT35、NO)、自動確定を実行するか否か判断する(ACT36)。CPU11は、操作部37の操作、またはPOS端末2から受け取る情報に応じて、自動確定を有効にするか無効にするかを切り替える。例えば、CPU11は、自動確定が有効であるか否かを示す設定をRAM13、または不揮発性メモリ14などに記憶する。CPU11は、この設定を参照して自動確定を実行するか否か判断する。CPU11は、自動確定を実行しない設定であると判断した場合(ACT36、NO)、ACT22に移行する。
CPU11は、自動確定を実行すると判断した場合(ACT36、YES)、ACT25に移行する。この場合、CPU11は、それまでに商品毎に算出された類似度に基づいて、1つの商品を特定及び認識する。例えば、CPU11は、画像から算出した特徴量と商品認識辞書の商品毎の特徴量との類似度を1フレーム毎に算出し、物体が検出されてから取得した複数のフレームの類似度を統合し、統合した商品毎の類似度のうちの最も高い類似度に対応した商品を特定及び認識する。CPU11は、認識した商品の商品識別コード、商品名、及び金額をPOS端末2に登録する。
上記のような構成において、撮像部20の画像取得のフレームレートを30fpsとし、値「N」を10とし、値Mを「7」とした場合、物体が検出されてから少なくとも7フレームの間、自動確定が保留される。
上記したように、商品登録装置1のCPU11は、商品識別コードが読み取られない場合、商品が商品識別コードが付与された人工物などの第1系統商品であるか、商品識別コードが付与されていない青果などの第2系統商品であるかフレーム毎に識別する系統識別を行う。CPU11は、複数フレームに亘って系統識別を行い、第2系統商品であると識別したフレームの数mが予め設定された値である「M」を超えたと判断した場合、商品が第2系統商品であると判断し、自動確定による商品の認識を行う。即ち、CPU11は、商品が第2系統商品であると判断するまでの間、自動確定による商品の認識を保留する。言い換えると、CPU11は、商品が第1系統商品である可能性が高いと判断する場合、自動確定による商品の認識を保留し続け、商品識別コードの読み取りによる商品認識、または商品候補の選択による商品認識によって商品を認識する。これにより、商品登録装置1は、商品識別コードが付与された第1系統商品を自動確定によって認識することを防ぐことができる。この結果、高い精度で商品の認識及び登録を行うことができる商品登録装置及び商品登録プログラムを提供することができる。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態に係る商品登録装置1について説明する。なお、構成は、第1の実施形態に係る商品登録装置1と同様である為、構成の説明を省略する。
図5は、図3のACT11の第2の実施形態に係る商品登録処理の例を示す。なお、ACT41乃至ACT54は、図4のACT21乃至ACT34と同様である為、簡略に説明する。
CPU11は、商品登録処理を実行する場合、まずカウンタn及びカウンタmの値をリセットして「0」にする(ACT41)。
CPU11は、撮像部20により撮像された1フレーム分の画像を取得する(ACT42)。
CPU11は、取得した画像に対して画像解析によって画像中の物体を検出する処理を行う。CPU11は、物体が検出されたか否か判断する(ACT43)。物体が検出されない場合(ACT43、NO)、CPU11は、ACT41に戻る。
CPU11は、物体が検出された場合(ACT43、YES)、取得した画像から商品識別コードを検出する。CPU11は、商品識別コードを画像から検出し且つデコードが成功したか否か判断する(ACT44)。
CPU11は、商品識別コードを画像から検出し且つデコードが成功したと判断した場合(ACT44、YES)、デコードした商品識別コードに対応付けられた商品名及び金額を商品認識辞書から抽出し、商品識別コード、商品名、及び金額をPOS端末2に登録する商品登録を行い(ACT45)、処理を終了する。
また、ACT44において、商品識別コードを画像から検出できなかった、またはデコードが失敗したと判断した場合(ACT44、NO)、CPU11は、カウンタnの値をカウントアップ(例えば+1)する(ACT46)。
CPU11は、カウンタnの値が予め設定された値である「N」未満であるか否か判断する(ACT47)。CPU11は、カウンタnの値が予め設定された値である「N」未満ではない、即ち、カウンタnの値が「N」に達したと判断した場合(ACT47、NO)、後述するACT51に移行する。
CPU11は、カウンタnの値が予め設定された値である「N」未満であると判断した場合(ACT47、YES)、商品の系統を識別する系統識別を行う(ACT48)。
CPU11は、系統識別の結果を参照し、商品が第2系統商品であるか否か判断する。(ACT49)。CPU11は、商品が第2系統商品ではないと判断した場合(ACT49、NO)、後述するACT51に移行する。
CPU11は、商品が第2系統商品であると判断した場合(ACT49、YES)、CPU11は、カウンタmの値をカウントアップ(例えば+1)する(ACT50)。
次に、CPU11は、商品候補の抽出を行う(ACT51)。
CPU11は、ACT51において商品候補が抽出された否か判断する(ACT52)。CPU11は、商品候補が抽出されていないと判断した場合(ACT52、NO)、ACT42の処理に移行し、次のフレームの画像を取得する。
CPU11は、商品候補が抽出されたと判断した場合(ACT52、YES)、抽出した商品候補を選択可能な状態で第1の表示部18に表示する(ACT53)。
CPU11は、ACT53で表示された商品候補の画面において、いずれかの商品候補が選択されたか否か判断する(ACT54)。
CPU11は、商品候補の画面において商品候補が選択されたと判断した場合(ACT54、YES)、ACT45に移行し、選択された商品候補の商品識別コード、商品名、及び金額をPOS端末2に登録する。
CPU11は、商品候補の画面において商品候補が選択されなかったと判断した場合(ACT54、NO)、カウンタmの値が予め設定された値である「M」以下であるか否か判断する(ACT55)。CPU11は、カウンタmの値が「M」を超えた場合、商品が第2系統商品(即ち青果)である可能性が高いと判断する。また、CPU11は、カウンタmの値が「M」以下である場合、商品が第2系統商品である可能性が十分ではないと判断する。
CPU11は、カウンタmの値が予め設定された値である「M」以下であると判断した場合(ACT55、YES)、所定フレームが経過したか否か判断する(ACT56)。即ち、CPU11は、ACT45において画像から物体が検出されたからの経過フレームであるフレーム数nが、予め設定されたフレーム数「X」に達したか否か判断する。CPU11は、所定フレームが経過していないと判断した場合(ACT56、NO)、ACT42の処理に移行し、次のフレームの画像を取得する。即ち、CPU11は、次のフレームの画像を取得し、処理を継続する。
CPU11は、ACT55でカウンタmの値が「M」以下ではない、即ち、カウンタmの値が「M」を超えたと判断した場合に達したと判断した場合(ACT35、NO)、またはACT56で所定フレームが経過したと判断した場合(ACT56、YES)、自動確定を実行するか否か判断する(ACT57)。CPU11は、自動確定を実行しない設定であると判断した場合(ACT57、NO)、ACT42に移行する。
CPU11は、自動確定を実行すると判断した場合(ACT57、YES)、ACT45に移行する。この場合、CPU11は、それまでに商品毎に算出された類似度に基づいて、1つの商品を特定及び認識する。例えば、CPU11は、画像から算出した特徴量と商品認識辞書の商品毎の特徴量との類似度を1フレーム毎に算出し、物体が検出されてから取得した複数のフレームの類似度を統合し、統合した商品毎の類似度のうちの最も高い類似度に対応した商品を特定及び認識する。CPU11は、認識した商品の商品識別コード、商品名、及び金額をPOS端末2に登録する。
上記のような構成において、例えばフレーム数「X」が30であるとし、商品識別コードが読み取られず、商品候補が選択されず、且つ商品が第2系統商品であると識別されない場合、CPU11は、物体が検出されたフレーム数が30フレームに達するまでの間、自動確定処理を保留する。
上記したように、商品登録装置1のCPU11は、商品識別コードが読み取られず、商品候補が選択されず、且つ商品が第2系統商品であると識別されない場合であっても、物体が検出されたフレーム数(保留時間)が予め設定されたフレーム数(所定時間)に達した場合、自動確定によって商品を認識する。即ち、商品登録装置1は、商品が第2系統商品であると判断された場合、または一定時間経過した場合に自動確定による商品認識を行う。これにより、商品登録装置1は、商品の認識が実行されずに経過する時間を調整することが可能になる。この結果、商品登録装置1は、効率的に商品の登録を行うことができる。
上記の実施形態では、商品登録装置1は、サポートベクトルマシンによって多次元空間上に定義した識別面に基づいて、画像の商品が第1系統商品であるか第2系統商品であるかを識別する構成であると説明したが、この構成に限定されない。商品登録装置1は、商品が第1系統商品であるか第2系統商品であるかを他の手法によって識別する構成であってもよい。例えば、商品登録装置1は、Deep Neural Networkなどを用いて商品が第1系統商品であるか第2系統商品であるか識別する構成であってもよい。
また、上記の実施形態では、商品登録装置1は、第2系統商品であると識別したフレームの数mが予め設定された値である「M」を超えた場合に、商品が第2系統商品であると判断する構成であると説明したが、この構成に限定されない。商品登録装置1は、サポートベクトルマシンによって多次元空間上に定義した識別面と、画像から生成した特徴量を多次元空間上にプロットした点との距離の加算値に基づいて、商品が第1系統商品であるか第2系統商品であるか識別する構成であってもよい。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
なお、以下に本願の出願当初の特許請求の範囲の記載を付記する。
[C1]
商品が写った画像を取得する画像取得部と、
商品毎に特徴量を有する商品認識辞書を記憶するメモリと、
前記画像から特徴量を算出し、算出した特徴量と前記商品認識辞書の商品毎の特徴量との類似度に応じて商品を認識する自動確定部と、
前記画像の商品が、商品を識別する為の商品識別コードが付与された第1系統商品であるか、前記商品識別コードが付与されていない第2系統商品であるかを前記画像に基づいて識別する系統識別部と、
商品が前記第2系統商品であると識別された場合、前記自動確定部により商品を認識し、商品が前記第1系統商品であると識別された場合、前記自動確定部による商品の認識を保留するように前記自動確定部を制御する制御部と、
商品の認識結果を登録する商品登録部と、
を具備する商品登録装置。
[C2]
前記制御部は、保留時間が所定時間に達した場合、前記第1系統商品を前記自動確定部により認識するC1に記載の商品登録装置。
[C3]
前記画像から前記商品識別コードを取得し、取得した前記商品識別コードに基づいて商品を認識する商品認識部をさらに具備し、
前記制御部は、商品が前記第1系統商品であると識別され、且つ前記商品識別コードが取得された場合、前記商品認識部による商品を認識するように前記商品認識部を制御するC1または2に記載の商品登録装置。
[C4]
前記第1系統商品は、前記第2系統商品に比べて直線が多い人工物であり、
前記第2系統商品は、前記第2系統商品に比べて直線が少ない青果であるC1乃至3のいずれか1項に記載の商品登録装置。
[C5]
商品が写った画像を取得する画像取得部と、商品毎に特徴量を有する商品認識辞書を記憶するメモリと、を具備する商品登録装置により実行される商品登録プログラムであって、
前記商品登録装置を、
前記画像から特徴量を算出し、算出した特徴量と前記商品認識辞書の商品毎の特徴量との類似度に応じて商品を認識する自動確定部と、
前記画像の商品が、商品を識別する為の商品識別コードが付与された第1系統商品であるか、前記商品識別コードが付与されていない第2系統商品であるかを前記画像に基づいて識別する系統識別部と、
商品が前記第2系統商品であると識別された場合、前記自動確定部により商品を認識し、商品が前記第1系統商品であると識別された場合、前記自動確定部による商品の認識を保留するように前記自動確定部を制御する制御部と、
商品の認識結果を登録する商品登録部と、
して動作させる商品登録プログラム。
1…商品登録装置、2…POS端末、3…会計カウンタ、4…レジカウンタ、5…ドロワ、6…ストアコンピュータ、11…CPU、12…ROM、13…RAM、14…不揮発性メモリ、15…接続I/F、16…デバイスI/F、17…操作部、18…第1の表示部、19…第2の表示部、20…撮像部、21…ハウジング、31…CPU、32…ROM、33…RAM、34…不揮発性メモリ、35…接続I/F、36…デバイスI/F、37…操作部、38…第3の表示部、39…第4の表示部、40…プリンタ、41…通信デバイス。

Claims (4)

  1. 商品が写った画像を取得する画像取得部と、
    商品毎に特徴量を有する商品認識辞書を記憶するメモリと、
    前記画像から特徴量を算出し、算出した特徴量と前記商品認識辞書の商品毎の特徴量との類似度に応じて商品を認識する自動確定部と、
    前記画像の商品が、商品を識別する為の商品識別コードが付与された第1系統商品であるか、前記商品識別コードが付与されていない第2系統商品であるかを前記画像に基づいて識別する系統識別部と、
    前記画像から前記商品識別コードを取得し、取得した前記商品識別コードに基づいて商品を認識する商品認識部と、
    商品が前記第2系統商品であると識別された場合、前記自動確定部により商品を認識し、商品が前記第1系統商品であると識別された場合、前記自動確定部による商品の認識を保留し、保留中に前記商品識別コードが取得された場合、前記商品認識部による商品を認識するように前記商品認識部及び前記自動確定部を制御する制御部と、
    商品の認識結果を登録する商品登録部と、
    を具備する商品登録装置。
  2. 前記制御部は、保留時間が所定時間に達した場合、前記第1系統商品を前記自動確定部により認識する請求項1に記載の商品登録装置。
  3. 前記第1系統商品は、前記第2系統商品に比べて直線が多い人工物であり、
    前記第2系統商品は、前記第2系統商品に比べて直線が少ない青果である請求項1または2に記載の商品登録装置。
  4. 商品が写った画像を取得する画像取得部と、商品毎に特徴量を有する商品認識辞書を記憶するメモリと、を具備する商品登録装置により実行される商品登録プログラムであって、
    前記商品登録装置を、
    前記画像から特徴量を算出し、算出した特徴量と前記商品認識辞書の商品毎の特徴量との類似度に応じて商品を認識する自動確定部と、
    前記画像の商品が、商品を識別する為の商品識別コードが付与された第1系統商品であるか、前記商品識別コードが付与されていない第2系統商品であるかを前記画像に基づいて識別する系統識別部と、
    前記画像から前記商品識別コードを取得し、取得した前記商品識別コードに基づいて商品を認識する商品認識部と、
    商品が前記第2系統商品であると識別された場合、前記自動確定部により商品を認識し、商品が前記第1系統商品であると識別された場合、前記自動確定部による商品の認識を保留し、保留中に前記商品識別コードが取得された場合、前記商品認識部による商品を認識するように前記商品認識部及び前記自動確定部を制御する制御部と、
    商品の認識結果を登録する商品登録部と、
    して動作させる商品登録プログラム。
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