JP6799471B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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Description
[1−1.画像形成装置の内部構成]
図1に示すように、画像形成装置1は、いわゆる中間転写方式のカラー用電子写真式プリンタであり、ロール紙Pに対し所望のカラー画像を印刷する。画像形成装置1は、略箱型の筐体2を有している。
図2に示すように画像形成ユニット10は、現像装置28とトナーカートリッジ29とにより構成されている。トナーカートリッジ29は、内部に現像剤としてのトナーが格納されており、現像装置28に対し着脱可能に構成されている。
現像装置28は、現像方式が接触反転現像、帯電方式が接触ローラ帯電であり、主に、供給ローラ34、現像ローラ35、現像ブレード36、感光体ドラム37、帯電ローラ38及びクリーニング部材41が設けられている。
トナーカートリッジ29は、樹脂製であり薄肉の略直方体に形成されたアウターカートリッジ46を有しており、該アウターカートリッジ46の内部に、未使用のトナーを収容する未使用トナー室47と、廃トナーを収容する廃トナー室48とが設けられている。第2廃トナー搬送部材49は、スパイラル形状であり、現像装置プレート43へ搬送されたトナーを、廃トナー室48へ搬送する。クリーニング部材41により掻き取られたトナーは、図3に示す第1廃トナー搬送部材44及び第2廃トナー搬送部材49によって搬送され、廃トナー室48に収容される。
図4に示すように印刷制御部50は、CPU(Central Processing Unit)により構成されており、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、ハードディスクドライブやフラッシュメモリ等でなる記憶部62から所定のプログラムを読み出して実行することにより、印刷データ監視部52、画像データ変換部54、ドラム回転数計測部56、ヘッド発光数計測部58、計算部60、転写ローラ用電源64、帯電ローラ用電源66、現像ローラ用電源68、供給ローラ用電源70、ヘッド駆動制御部72、除電光部用電源74、定着制御部76、搬送モータ制御部78、駆動モータ制御部80及びカッター動作制御部82を制御し、画像形成装置1を統轄制御する。
画像形成装置1による印刷動作処理の具体的な処理手順について、図5のフローチャートを用いて説明する。印刷データ監視部52により印刷データを受け付け、画像データ変換部54により印刷データが発光データに変換されると、印刷制御部50は、記憶部62から印刷動作処理プログラムを読み出して実行することにより印刷動作処理手順RT1を開始し、ステップSP1へ移る。
次に、画像形成装置1によるトナー廃棄動作処理の具体的な処理手順について、図6のフローチャートを用いて説明する。印刷動作処理手順RT1(図5)のステップSP11において否定結果を得ると、印刷制御部50はステップSP12へ移りトナー廃棄動作処理手順SRT1を開始し、ステップSP21へ移る。ステップSP21において印刷制御部50は、駆動モータ制御部80により二次転写ローラ19を中間転写ベルト12から離隔させ、ステップSP22へ移る。これにより画像形成装置1は、中間転写ベルト12上に廃棄されたトナーのトナー廃棄パターンが二次転写ローラ19に移り次回印刷時にロール紙Pが裏汚れすることを防止する。
印刷動作処理手順RT1のステップSP8において、計算部60は、後述する今回印刷廃棄ドットカウント計算方法により今回印刷廃棄ドットカウントIp*を算出する。ここで、計算部60は、印刷動作処理手順RT1のステップSP2及びステップSP3において、印刷開始時の開始時ドラムカウントE1*及び開始時ドットカウントF1*を、ステップSP6及びステップSP7において、印刷終了時の終了時ドラムカウントE2*及び終了時ドットカウントF2*をそれぞれ読み込んでいる。
ΔE*=E2*−E1*
ΔF*=F2*−F1*
G*=H×(ΔE*の長さで全面露光した場合のドットカウント)/100
で表される。このドットカウントG*は、全ての画像形成ユニット10のドットカウントGをまとめて示している。本実施の形態において廃棄基準印刷デューティHは、全ての画像形成ユニット10において同じ値に設定されている。
Ip*=G*−ΔF*
により算出する。
ここで、図12に示す比較例のトナー廃棄用LED発光モードタイミングチャートCH101においては、トナー廃棄用LED発光モードON時間T1が本実施の形態によるトナー廃棄用LED発光モードON時間T1以上に設定されており、全ての画像形成ユニット10の累計廃棄ドットカウントIが0以下になるまでトナー廃棄用LED発光パターンLPTの発光が繰り返し連続的に行い続けられる。
[2−1.他の実施の形態1]
図14に示す他の実施の形態1のトナー廃棄用LED発光モードタイミングチャートCH201においては、まずCKWの3色の画像形成ユニット10のグループのトナー廃棄を実施し、その後YMの2色の画像形成ユニット10のグループのトナー廃棄を実施している。
また上述した実施の形態においては、図8に示したように、全色の画像形成ユニット10を同時に同じタイミングでトナー廃棄用LED発光モードON時間T1の間だけ発光させる、すなわち全色同時発光させる場合について述べた。本発明はこれに限らず、全色の画像形成ユニット10のトナー廃棄用LED発光モードがOFFからON又はONからOFFに切り替わるタイミングが同じである必要はなく、タイミングがずれていても良い。
さらに上述した実施の形態においては、5色印刷の場合は、トナー廃棄用LED発光モードON時間T1を3αとし、トナー廃棄用LED発光モードOFF時間T2を2αとする場合について述べた。本発明はこれに限らず、トナー廃棄用LED発光モードON時間T1を他の種々の値としても良く、トナー廃棄用LED発光モードOFF時間T2を他の種々の値としても良い。但しその場合、トナー廃棄用LED発光モードON時間T1を4α以上とすると、ベルト上デューティが150[%]を超えてしまうため、トナー廃棄用LED発光モードON時間T1は3α以下であることが望ましい。
さらに上述した実施の形態においては、全ての画像形成ユニット10の廃棄基準印刷デューティHを同じ値に設定する場合について述べた。本発明はこれに限らず、全ての画像形成ユニット10の廃棄基準印刷デューティHを同じ値に設定しなくても良い。
さらに上述した実施の形態においては、掻き取り限界デューティを150[%]とする場合について述べた。本発明はこれに限らず、掻き取り限界デューティを100[%]や200[%]等、種々の値としても良い。その場合も、ベルト上MAXデューティが掻き取り限界デューティを超えないようにトナー廃棄用LED発光モードON時間T1及びトナー廃棄用LED発光モードOFF時間T2を設定することが望ましい。
さらに上述した実施の形態においては、トナー廃棄用LED発光パターンLPT(図7)を、50[%]の印刷デューティとする場合について述べた。本発明はこれに限らず、例えば累計廃棄ドットカウントIが大きい画像形成ユニット10は印刷デューティを50[%]以上にする等、種々の印刷デューティのトナー廃棄用LED発光パターンLPTとしても良い。
さらに上述した実施の形態においては、5つの画像形成ユニット10を、全て異なる色の画像形成ユニット10とする場合について述べた。本発明はこれに限らず、例えば、ブラックの画像形成ユニット10Kを2個、マゼンタの画像形成ユニット10Mを2個、ホワイトの画像形成ユニット10Wを1個搭載する等、同じ色の画像形成ユニット10を複数個搭載しても良い。
さらに上述した実施の形態においては、5個の画像形成ユニット10を搭載する画像形成装置である画像形成装置1に本発明を適用する場合について述べた。本発明はこれに限らず、4個等、種々の個数の画像形成ユニット10を搭載する画像形成装置に本発明を適用しても良い。その場合、画像形成ユニットの個数が多い画像形成装置ほど、本発明の効果を顕著に奏する。
さらに上述した実施の形態においては、ロール紙Pに対し印刷を行う画像形成装置1に本発明を適用する場合について述べた。本発明はこれに限らず、カット紙に対し印刷を行う画像形成装置1に本発明を適用しても良い。但し、カット紙に印刷を行うよりもロール紙Pに印刷を行う方が、廃棄すべきトナーが多く貯まる傾向にあるため、ロール紙Pに印刷を行う画像形成装置1に本発明を適用した方が、本発明の効果を顕著に奏する。
さらに上述した実施の形態においては、画像形成ユニット10から中間転写ベルト12に一次転写されたトナー像をロール紙Pに二次転写する中間転写方式である画像形成装置1に本発明を適用する場合について述べた。本発明はこれに限らず、画像形成ユニットからロール紙Pにトナー像を直接転写する直接転写方式の画像形成装置に本発明を適用しても良い。
さらに上述した実施の形態においては、現像剤がトナーからなる一成分現像方式の現像装置28を有する画像形成装置1に本発明を適用する場合について述べた。本発明はこれに限らず、例えば、現像剤がトナーとキャリアとからなる二成分現像方式の現像装置を有する画像形成装置にも適用しても良い。
さらに上述した実施の形態においては、画像形成ユニットとしての画像形成ユニット10と、クリーニング部としてのベルトクリーニング部材24と、制御部としての印刷制御部50とによって、画像形成装置としての画像形成装置1を構成する場合について述べた。しかしながら本発明はこれに限らず、その他種々の構成でなる画像形成ユニットと、クリーニング部と、制御部とによって、画像形成装置を構成しても良い。
Claims (10)
- 表面に潜像を担持する像担持体と該潜像にトナーを付着させて現像する現像剤担持体とを含む複数の画像形成ユニットと、複数の前記像担持体に対向するベルトを複数の前記像担持体が配列する方向へと走行させるベルトユニットとを備え、前記像担持体と前記ベルトとを介して、前記画像形成ユニットから前記ベルトユニットへトナーを廃棄する画像形成装置であって、
前記ベルトユニットは、ブレードであり、前記ベルトに当接して前記ベルトの表面上のトナーを除去するクリーニング部を有し、
前記クリーニング部に到達する廃棄トナーは、前記ベルトにおける進行方向の何れの位置においても、全ての前記画像形成ユニットから前記ベルトへ前記廃棄トナーが転写された場合よりも少なく、
前記ベルトにおける、前記廃棄トナーが転写され始める位置が、前記ベルトの進行方向に関し前記画像形成ユニット毎に異なり、最初に所定の前記画像形成ユニットから前記廃棄トナーが前記ベルトへ転写され始めてから、前記ベルトの進行方向に沿って、他の前記画像形成ユニットから前記ベルトへの前記廃棄トナーの重ね合わせ数が増加していく
画像形成装置。 - 前記ベルトにおける進行方向の何れの位置においても、全ての前記画像形成ユニットの前記廃棄トナーのうち、一部の前記画像形成ユニットの前記廃棄トナーが配される
請求項1に記載の画像形成装置。 - 1つの前記画像形成ユニットにおいて、前記ベルトの進行方向に沿って前記廃棄トナーが前記ベルトに間欠的に配される
請求項1に記載の画像形成装置。 - 1つの前記画像形成ユニットにおいて、前記ベルトの進行方向に沿って前記廃棄トナーが前記ベルトに転写された区間と転写されない区間とが設けられる
請求項3に記載の画像形成装置。 - 前記トナーを廃棄すべき全ての前記画像形成ユニットから同一タイミングで前記廃棄トナーを前記ベルトに転写させるよう前記画像形成ユニットを制御する制御部
を有する請求項1に記載の画像形成装置。 - 前記画像形成装置は、長尺紙に対し画像を形成する
請求項1に記載の画像形成装置。 - 前記画像形成ユニットは、50%の印字率で前記廃棄トナーを前記ベルトへ転写する
請求項1に記載の画像形成装置。 - 複数の前記画像形成ユニットは、互いに異なる色の前記廃棄トナーを前記ベルトへ転写する
請求項1に記載の画像形成装置。 - 前記ベルトに転写されたトナー像を印刷媒体に転写する二次転写部
を有する請求項1に記載の画像形成装置。 - 前記画像形成ユニットは、5つ配される
請求項1に記載の画像形成装置。
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