JP6799183B1 - 支援システム、プログラム - Google Patents
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Abstract
Description
ガスの需要家がガスの使用を開始するためには、需要家は、任意のガス小売事業者に対してガスの小売供給を申し込む。申し込まれたガス小売事業者は、ガス導管事業者に対して託送供給の依頼を行う。ガス導管事業者には、消費機器と需要家の敷地内のガス管(以下、「内管」と称する場合がある。)の緊急保安、及び、内管等の漏えい検査を行う等して、ガス工作物を技省令(ガス工作物の技術上の基準を定める省令)で定める基準に適合するように維持することが義務付けられている。そのため、ガス導管事業者が託送供給の依頼を受けた場合、開栓時に、ガス導管事業者は、内管からのガス漏れの有無を確認する業務(以下、「内管保安業務」と称する場合がある。)を自主保安として行う。ガス小売事業者は、開栓時に、ガス事業法に規定される危険発生防止周知と消費機器調査(以下、これらを併せて「消費機器保安業務」と称する場合がある。)を行う必要がある。そして、需要家の利便性を考慮して、例えば、作業先である需要家の家の近くで、内管保安業務を行う者と消費機器保安業務を行う者とが待ち合わせをし、両者で需要家の家を訪問し、組となって作業を行っている。ただし、内管保安業務を行う者と消費機器保安業務を行う者とが待ち合わせをしようとすると、それまでに各々の直前の業務を終了させ、決められた時間に決められた場所で合流しなければならないが、不測の事態等により、予定の時間に到着できない場合がある。これを相手方に伝えるため、電話等で連絡をし合う等、負担が大きい。これを回避するためには、例えば、予め内管保安業務を行う者が、時間幅(例えば2時間)に余裕をもって訪問し、その後消費機器保安業務を行う者が同じく時間幅(例えば2時間)に余裕をもって訪問する、という計画を組めばこの業者間の負担は軽減されるが、需要家にとっては拘束時間が増大してしまう。
本発明は、業務を委託する場合に、託送供給の依頼の受け付けから内管保安業務完了までを円滑に行わせることができるシステム等を提供することを目的とする。
ここで、前記委託側装置は、予め区画された区画領域と前記受託業者とを関連付けて記憶し、前記託送供給依頼者から依頼を受けた場合に、前記需要家がガスを使用する地点が属する当該区画領域に対応する当該受託業者を特定可能であっても良い。
あるいは、前記委託側装置は、前記供給者と前記受託業者とを関連付けて記憶し、前記託送供給依頼者から依頼を受けた場合に、当該供給者に対応する当該受託業者を特定可能であっても良い。
あるいは、前記委託側装置は、予め区画された区画領域と前記供給者と前記受託業者とを関連付けて記憶し、前記託送供給依頼者から依頼を受けた場合に、前記需要家がガスを使用する地点が属する当該区画領域及び当該供給者に対応する当該受託業者を特定可能であっても良い。
あるいは、前記委託側装置は、前記託送供給依頼者から指定された者を前記受託業者として特定可能であっても良い。
また、前記サーバ装置は、前記業務の進捗状況を記憶し、前記委託側装置及び前記受託側装置の少なくともいずれかは、前記進捗状況を更新可能であっても良い。
また、前記サーバ装置は、前記業務の進捗状況を記憶し、前記携帯端末装置から送信された情報に応じて、当該進捗状況を更新可能であっても良い。
また、他の観点から捉えると、本発明は、需要家にガスを供給する供給者から依頼された託送に関連する業務を委託する委託業者が有するコンピュータに、予め区画された区画領域と前記業務の委託を受け付ける受託業者とを関連付けて記憶する機能と、前記供給者、又は、当該供給者から依頼を受けた者から依頼を受けた場合に、前記需要家がガスを使用する地点が属する前記区画領域に対応する前記受託業者を特定する機能と、を実現させるプログラムである。
また、他の観点から捉えると、本発明は、需要家にガスを供給する供給者から依頼された託送に関連する業務を委託する委託業者が有するコンピュータに、前記供給者と前記業務の委託を受け付ける受託業者とを関連付けて記憶する機能と、前記供給者、又は、当該供給者から依頼を受けた者から依頼を受けた場合に、当該供給者に対応する前記受託業者を特定する機能と、を実現させるプログラムである。
また、他の観点から捉えると、本発明は、需要家にガスを供給する供給者から依頼された託送に関連する業務を委託する委託業者が有するコンピュータに、予め区画された区画領域と、前記供給者と、前記業務の委託を受け付ける受託業者とを関連付けて記憶する機能と、前記供給者、又は、当該供給者から依頼を受けた者から依頼を受けた場合に、前記需要家がガスを使用する地点が属する前記区画領域及び当該供給者に対応する前記受託業者を特定する機能と、を実現させるプログラムである。
また、他の観点から捉えると、本発明は、コンピュータに、需要家にガスを供給する供給者から依頼された託送に関連する業務の進捗状況を記憶する機能と、前記業務の依頼を受けた受託業者の作業者が作業を行う際に持ち歩く携帯端末装置から送信された情報に応じて、前記進捗状況を更新する機能と、を実現させるプログラムである。
図1は、実施の形態に係る支援システム1の概略構成の一例を示す図である。
支援システム1は、ガス導管事業者(以下、「導管事業者」と称する場合がある。)が、ガスを供給する事業者(以下、「供給者」と称する場合がある。)のガスを、自らが維持及び運用する導管で受け入れ、受け入れた場所以外の地点で受け入れた量と同量のガスを導管から払い出す託送供給(以下、「託送」と称する場合がある。)の申し込みを受け付けた場合に用いられるシステムである。
支援システム1は、これら、業務の委託、現場作業、当該作業の承認、検収までの一連の開栓時の業務について支援を行うシステムである。
図2は、委託側装置10の概略構成の一例を示す図である。
委託側装置10は、装置全体を制御する制御部11と、データ等の記憶に用いられる記憶部12と、操作受付画面や画像の表示に使用される表示部13と、ユーザの入力操作を受け付ける操作部14と、外部装置との通信に用いられる通信部15とを備えている。これら制御部11、記憶部12、表示部13、操作部14、通信部15は、バス16にて接続されている。
表示部13は、液晶ディスプレイや有機ELディスプレイであることを例示することができる。
操作部14は、ボタン、スイッチ、タッチパネルであることを例示することができる。
通信部15は、通信インターフェース(通信I/F)であることを例示することができる。
以上のように構成された委託側装置10は、ノートPC、デスクトップPC、タブレットPC、タブレット端末、携帯情報端末(PDA)、多機能携帯電話(所謂「スマートフォン」)、携帯電話(所謂「フィーチャーフォン」)等であることを例示することができる。
また、制御部11は、ネットワーク5を介して、サーバ装置20等の外部装置に対して情報を送信する。制御部11は、例えば、受託側装置30に対して、業務を委託する旨の情報を送信する。
また、制御部11は、表示部13を制御する。制御部11は、例えば、受信した情報等を表示部13に表示させる。
図3(a)は、記憶部12が記憶する業務実施事業者管理情報の第1例を示す図である。
図3(b)は、記憶部12が記憶する業務実施事業者管理情報の第2例を示す図である。
業務実施事業者管理情報は、導管事業者が、予め委託契約を締結した複数の業務実施事業者の中から一の業務実施事業者を特定するために用いられる。業務実施事業者は、託送供給を依頼する供給者であって消費機器保安業務を自ら行う供給者や、供給者が消費機器保安業務を他の事業者に委託する場合にはこの他の事業者であることを例示することができる。
記憶部12には、図3(a)に示すように、区画領域、業務実施事業者、当該業務実施事業者の店舗、及び、当該業務実施事業者への委託契約期間の情報が関連付けて記憶されている。なお、導管事業者は、業務実施事業者及びその店舗との間で、業務の委託契約を締結するため、図3(a)に例示した業務実施事業者管理情報のように、業務実施事業者の店舗毎に、委託契約開始日及び終了日も記憶されている。
また、制御部11は、託送供給依頼者から、業務実施事業者指定で、託送依頼を受信した場合には、指定された業務実施事業者を、業務実施事業者として特定する。その際、託送供給依頼者から、当該業務実施事業者の店舗が指定された場合には、指定された店舗を、当該業務実施事業者の店舗として特定する。他方、当該業務実施事業者の店舗が指定されていない場合には、制御部11は、上述した手法を用いて当該業務実施事業者の店舗を特定する。
なお、導管事業者は、託送供給依頼者から書面にて託送依頼を受け付けても良い。また、導管事業者は、業務実施事業者の店舗に対して、書面にて業務を委託しても良い。
図4は、サーバ装置20の概略構成の一例を示す図である。
サーバ装置20は、装置全体を制御する制御部21と、データ等の記憶に用いられる記憶部22と、操作受付画面や画像の表示に使用される表示部23と、ユーザの入力操作を受け付ける操作部24と、外部装置との通信に用いられる通信部25とを備えている。これら制御部21、記憶部22、表示部23、操作部24、通信部25は、バス26にて接続されている。
記憶部22は、半導体メモリやHDD等の記憶装置であることを例示することができる。
表示部23は、静止画像や動画像等を表示するディスプレイ装置である。液晶ディスプレイや有機ELディスプレイであることを例示することができる。
操作部24は、ユーザからの操作を受け付ける入力装置である。ボタン、スイッチ、タッチパネルであることを例示することができる。
通信部25は、通信インターフェース(通信I/F)であることを例示することができる。
図5は、記憶部22が記憶する業務進捗状況に関する情報の一例を示す図である。
記憶部22には、需要家の氏名及び住所等の個人情報に関連付けて、需要家がガスを使用する地点の番号である供給地点番号と、当該地点に設置されているガスメータの番号と、業務の進捗状況と、その進捗状況についての情報を記憶した日時である最終更新日時と、が記憶されている。例えば、図5に示すように、記憶部22には、供給地点番号1111111の進捗状況が作業待ちで、最終更新日時が2019/11/15 12:00であり、供給地点番号1111112の進捗状況が承認待ちで、最終更新日時が2019/11/15 13:00であることが記憶されている。なお、図5に例示した情報の進捗状況の欄には、業務委託後であって現場作業待ちである場合に「作業待ち」と登録され、現場作業中である場合に「作業中」と登録され、現場作業後であって当該作業の承認待ちである場合に「承認待ち」と登録され、承認後であって検収待ちである場合に「検収待ち」と登録されることを例示することができる。
また、制御部21は、記憶部22に記憶されている、委託された業務の進捗状況を更新する。
図6は、受託側装置30の概略構成の一例を示す図である。
受託側装置30は、委託側装置10と同様に、制御部31と、記憶部32と、表示部33と、操作部34と、通信部35とを備えている。これら制御部31、記憶部32、表示部33、操作部34、通信部35は、バス36にて接続されている。
以上のように構成された受託側装置30は、ノートPC、デスクトップPC、タブレットPC、タブレット端末、携帯情報端末(PDA)、多機能携帯電話(所謂「スマートフォン」)、携帯電話(所謂「フィーチャーフォン」)等であることを例示することができる。
図7は、携帯端末装置40の概略構成の一例を示す図である。
携帯端末装置40は、委託側装置10と同様に、制御部41と、記憶部42と、表示部43と、操作部44と、通信部45と、カメラ46とを備えている。これら制御部41、記憶部42、表示部43、操作部44、通信部45、カメラ46は、バス47にて接続されている。
携帯端末装置40は、サーバ装置20に組み込まれたWebアプリケーション(以下、「Webアプリ」と称する場合がある。)と、携帯端末装置40に組み込まれたネイティブアプリケーション(以下、「ネイティブアプリ」と称する場合がある。)と、を利用可能である。
携帯端末装置40のROM412や記憶部42に記憶されたアプリケーションとしては、サーバ装置20上に組み込まれたWebアプリを利用する機能を有するアプリケーションであるWebブラウザと、ネイティブアプリと、が含まれる。
また、Web実行部411aは、Webブラウザで表示した操作画面を介して作業者により入力された情報をWebアプリに送信する。
より具体的には、Web実行部411aは、作業者により入力された、作業者の識別情報であるユーザID及び作業者が設定したパスワードをサーバ装置20に送信する。サーバ装置20は、受信したユーザID及びパスワードを用いて、作業者を認証するか否かを判定し、その判定結果を携帯端末装置40に送信する。このように、携帯端末装置40は、Web実行部411aにてログインを行うため、クライアント証明書を利用可能である。
また、Web実行部411aは、QRコード(登録商標)を解析し、QRコード(登録商標)に含まれる情報を、表示部43にテキストで表示させることが可能である。
漏えい検査作業は、以下に述べる方法(1)又は方法(2)であることを例示することができる。
方法(1):灯内内管にガスを密封した状態で、灯内内管内の圧力を計測する圧力計の値が、例えば2分間動かないことを確認する。ガス漏れがある場合には圧力計の値が下がってくることを利用した検査手法である。
方法(2):灯内内管にガスを通した状態で、ガスメータの指針値が4分間動かないことを確認する。ガス漏れがある場合にはガスメータの指針値が動くことを利用した検査手法である。
一方、ネイティブ実行部411bは、オンラインである場合にカメラ46にて画像が撮影された場合には、撮影時に、撮影された画像をサーバ装置20に送信する。画像がサーバ装置20に送信された場合、サーバ装置20はこの画像を受信した時刻を記録する。つまり、サーバ装置20において、携帯端末装置40が当該画像を撮影した時刻と、サーバ装置20が当該画像を受信した時刻との両方が記録される。撮影した時刻が携帯端末装置40にて設定された時刻に依存する可能性もあるため、これにより、オンラインである場合に時刻の改ざんが行われた画像がサーバ装置20に送信され、時刻が改ざんされることが抑制される。
また、ネイティブ実行部411bは、画像をサーバ装置20に送信した場合には、保存していた画像を削除する。このように、ネイティブ実行部411bは、オンラインである場合に、カメラ46にて撮影された画像を送信後に削除するため、画像をRAM413に保存することが可能になる。これにより、画像を改ざんすることが難しくなるため、安全性を高めることが可能になる。また、作業者が携帯端末装置40を意図せずに紛失した場合や盗難等にあった場合であっても、画像が漏れるリスクを低減することが可能になる。
以下に、支援システム1が用いられる態様の一例について説明する。
図8は、支援システム1が用いられて行われる業務フローの一例を示す図である。
委託側装置10が託送供給依頼者から託送の申し込みを受け付けた場合(S801)、委託側装置10は、業務実施事業者及びその店舗を特定し、特定した業務実施事業者の店舗に対して、依頼を受けた託送に関する業務を委託する旨の情報を送信する(S802)。S802の処理は、制御部11が、業務実施事業者の店舗を特定し、その店舗に関連付けて予め登録された宛先にメールを送信する処理であることを例示することができる。
業務実施事業者の支払い確認者は、S816にて送付した請求書の支払いが行われたことを確認し(S819)、サーバ装置20は、支払いが完了したことを記憶部22に記憶する(S820)。S820の処理は、例えば、支払い確認者が受託側装置30を用いて、支払いが完了した旨を記憶部22に記憶することであることを例示することができる。これにより、記憶部22に記憶された業務進捗状況に関する情報の内の進捗状況が支払い完了又は業務完了に更新される。
次に、携帯端末装置40の機能について説明する。
図9〜図12は、携帯端末装置40の制御部41が行う処理手順を示すフローチャートの一例である。
図13は、表示部43に表示されたログイン画面130の一例を示す図である。
図14は、表示部43に表示された作業一覧画面140の一例を示す図である。
図15は、表示部43に表示された供給地点番号照会画面150の一例を示す図である。
図16は、表示部43に表示された需要家特定画面160の一例を示す図である。
図17は、表示部43に表示された需要家確認画面170の一例を示す図である。
図18は、表示部43に表示された需要家特定不可画面180の一例を示す図である。
図19は、表示部43に表示された基本情報画面190の一例を示す図である。
図20は、表示部43に表示された開栓作業画面200の一例を示す図である。
図21は、表示部43に表示された作業報告画面210の一例を示す図である。
図22は、表示部43に表示された帳票のプレビュー画面220の一例を示す図である。
図23は、表示部43に表示された需要家確認画面230の一例を示す図である。
あるいは、委託側装置10は、予め区画された区画領域と供給者と業務実施事業者とを関連付けて記憶し、託送供給依頼者から依頼を受けた場合に、需要家がガスを使用する地点が属する区画領域及び供給者に対応する業務実施事業者を特定可能である。それゆえ、例えば、供給者や業務実施事業者が複数存在する場合であっても、需要家がガスを使用する地点における業務を実施可能な業務実施事業者を精度高く特定することができる。
(イ):作業開始前の画像及び作業終了後の画像の対象部位が、選択された方法に対応する部位であること。例えば方法(1)である場合には圧力計の値を示す部位、方法(2)である場合にはガスメータの指針値を示す部位が、画像に納まっている場合に(イ)の条件を満たす。
(ロ):作業終了後の画像に記録された撮影時刻が、作業開始前の画像に記録された撮影時刻よりも、所定期間(上記方法(1)においては2分、方法(2)においては4分)より遅いこと。
(ハ):作業開始前の画像に納まっている所定の部位(方法(1)においては圧力計の値を示す部位、方法(2)においてはガスメータの指針値を示す部位)の値と、作業終了後の画像に納まっている所定の部位の値とが同一であること。
また、サーバ装置20又は受託側装置30は、オンラインである場合に画像が撮影された場合には、上述した(イ)、(ロ)、(ハ)の条件に加えて、サーバ装置20が当該画像を受信した時刻が、携帯端末装置40が当該画像を撮影した時刻よりも遅く、時刻の差が予め定められた期間(例えば1分間)内であることを条件としても良い。
同様に、委託側装置10は、作業開始前の画像及び作業終了後の画像を含む作業報告を用いて、上記(イ)、(ロ)、(ハ)の条件を全て満たしている場合に、作業者が適正な方法で作業を実施したと判断し、検収しても良い。
また、携帯端末装置40は、ネットワーク5に接続されていない状態で作業に関連して撮影した画像を記憶し、その後、ネットワーク5が接続された状態となったときに、画像とともに作業の報告をサーバ装置20に送信する。この携帯端末装置40によれば、通信環境が整っていない現場においても作業を行わせることができるとともに、サーバ装置20に作業の報告を送信することが可能になる。
この携帯端末装置40によれば、作業を終了した後の画像として、作業開始後所定期間が経過する前に撮影された画像が用いられることを抑制することができる。これにより、作業を適正な方法で実施させるようにすることができる。
方法(3):マイコンメータを再起動させ、正常に作動することを確認する。例えば、電子化されたガスメータであって、圧力を検出するための孔がない場合には、方法(1)を用いることができない場合があり、また、指針の確認を行うことはできないために方法(2)を用いることができない場合がある。方法(3)は、電子化されたガスメータである場合にも、採用することが可能な方法である。
携帯端末装置40の制御部41のネイティブ実行部411bは、プルダウン201の中から方法(3)が選択された場合には、作業者に、圧力を検出するための孔がない場合の漏えい検査に用いられる、圧力を検査するためのプラグが取り付けられていないことがわかる、作業開始前の画像を撮影することを促すと良い。ただし、方法(3)が選択された場合には、作業者に、作業終了後の画像を撮影することを促さなくても良い。
あるいは、委託側装置10の機能を実現するプログラムは、供給者と業務の委託を受け付ける業務実施事業者とを関連付けて記憶する機能と、供給者、又は、当該供給者から依頼を受けた者から依頼を受けた場合に、当該供給者に対応する業務実施事業者を特定する機能と、を実現させる。
あるいは、委託側装置10の機能を実現するプログラムは、予め区画された区画領域と、供給者と、業務の委託を受け付ける業務実施事業者とを関連付けて記憶する機能と、供給者、又は、当該供給者から依頼を受けた者から依頼を受けた場合に、需要家がガスを使用する地点が属する区画領域及び供給者に対応する業務実施事業者を特定する機能と、を実現させる。
また、サーバ装置20の機能を実現するプログラムは、需要家にガスを供給する供給者から依頼された託送に関連する業務の進捗状況を記憶する機能と、業務の依頼を受けた業務実施事業者の作業者が作業を行う際に持ち歩く携帯端末装置40から送信された情報に応じて、進捗状況を更新する機能と、を実現させる。
また、携帯端末装置40の機能を実現するプログラムは、ネットワーク5に接続された状態で需要家に関する情報を保持するサーバ装置20と協働して作業を行う対象の需要家の特定を行う機能と、需要家を特定した後に、ネットワーク5に接続されていない状態で作業に関連する項目の一例としての撮影ボタン202や撮影ボタン203を表示部43に表示させる機能と、を実現させる。
また、携帯端末装置40の機能を実現するプログラムは、作業者が作業を開始する前の開始前画像の撮影を許可する機能と、開始前画像が撮影された後、予め定められた所定期間が経過した後に、作業を終了した後の画像の撮影を許可する機能と、を実現させる。
このようなプログラムを供給するための記録媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、CD−ROM、DVD−ROM、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMを例示することができる。
Claims (6)
- 需要家にガスを供給する供給者及び当該供給者から依頼を受けた者の少なくともいずれかである託送供給依頼者から依頼された託送を受け付けるとともに、当該託送に関連する業務を委託する委託業者が有する委託側装置と、
前記委託業者から前記業務の委託を受け付ける受託業者が有する受託側装置と、
前記業務に関連する情報を記憶するサーバ装置と、
前記受託業者の作業者が作業を行う際に持ち歩き、当該作業の報告を前記サーバ装置に送信する携帯端末装置と、
を備え、
前記サーバ装置は、前記業務の進捗状況を記憶し、
前記委託側装置及び前記受託側装置の少なくともいずれかは、前記進捗状況を更新可能であり、
前記委託側装置は、前記供給者と前記受託業者とを関連付けて記憶し、前記託送供給依頼者から依頼を受けた場合に、当該供給者に対応する当該受託業者を特定可能である
支援システム。 - 需要家にガスを供給する供給者及び当該供給者から依頼を受けた者の少なくともいずれかである託送供給依頼者から依頼された託送を受け付けるとともに、当該託送に関連する業務を委託する委託業者が有する委託側装置と、
前記委託業者から前記業務の委託を受け付ける受託業者が有する受託側装置と、
前記業務に関連する情報を記憶するサーバ装置と、
前記受託業者の作業者が作業を行う際に持ち歩き、当該作業の報告を前記サーバ装置に送信する携帯端末装置と、
を備え、
前記サーバ装置は、前記業務の進捗状況を記憶し、
前記委託側装置及び前記受託側装置の少なくともいずれかは、前記進捗状況を更新可能であり、
前記委託側装置は、予め区画された区画領域と前記供給者と前記受託業者とを関連付けて記憶し、前記託送供給依頼者から依頼を受けた場合に、前記需要家がガスを使用する地点が属する当該区画領域及び当該供給者に対応する当該受託業者を特定可能である
支援システム。 - 需要家にガスを供給する供給者及び当該供給者から依頼を受けた者の少なくともいずれかである託送供給依頼者から依頼された託送を受け付けるとともに、当該託送に関連する業務を委託する委託業者が有する委託側装置と、
前記委託業者から前記業務の委託を受け付ける受託業者が有する受託側装置と、
前記業務に関連する情報を記憶するサーバ装置と、
前記受託業者の作業者が作業を行う際に持ち歩き、当該作業の報告を前記サーバ装置に送信する携帯端末装置と、
を備え、
前記サーバ装置は、前記業務の進捗状況を記憶し、
前記委託側装置及び前記受託側装置の少なくともいずれかは、前記進捗状況を更新可能であり、
前記委託側装置は、前記託送供給依頼者から指定された者を前記受託業者として特定可能である
支援システム。 - 前記サーバ装置は、前記業務の進捗状況を記憶し、前記携帯端末装置から送信された情報に応じて、当該進捗状況を更新可能である
請求項1から3のいずれか1項に記載の支援システム。 - 需要家にガスを供給する供給者から依頼された託送に関連する業務を委託する委託業者が有するコンピュータに、
前記供給者と前記業務の委託を受け付ける受託業者とを関連付けて記憶する機能と、
前記供給者、又は、当該供給者から依頼を受けた者から依頼を受けた場合に、前記記憶する機能が記憶する当該供給者と前記受託業者との関連付けに基づいて、当該供給者に対応する当該受託業者を特定する機能と、
を実現させるプログラム。 - 需要家にガスを供給する供給者から依頼された託送に関連する業務を委託する委託業者が有するコンピュータに、
予め区画された区画領域と、前記供給者と、前記業務の委託を受け付ける受託業者とを関連付けて記憶する機能と、
前記供給者、又は、当該供給者から依頼を受けた者から依頼を受けた場合に、前記記憶する機能が記憶する前記区画領域と当該供給者と前記受託業者との関連付けに基づいて、前記需要家がガスを使用する地点が属する当該区画領域及び当該供給者に対応する当該受託業者を特定する機能と、
を実現させるプログラム。
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