JP6798211B2 - 並列計算機システムおよび管理方法 - Google Patents
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Description
図1は、本開示の第1実施形態における並列計算機システムの構成の一例を示すブロック図である。並列計算機システム1は、管理ノード100と、管理ノード100によって制御される1以上の計算ノード(110−1、110−2、…110−N(N:自然数))と、I/O(Input/Output)デバイス130とを含む。なお、本実施形態において、計算ノード(110−1、110−2、…110−N)のそれぞれを区別しない場合、または、計算ノード(110−1、110−2、…110−N)のそれぞれを総称する場合、計算ノード110と呼ぶ。
計算ノード110は、OS(Operating System)機能をもたない分散メモリ計算機である。したがって、計算ノード110は、管理ノード100によって制御される。計算ノード110は、管理ノード100と無線または有線のネットワークによって相互に接続されている。また、計算ノード110は、無線または有線のネットワークを介して管理ノード100と情報の通信を行う。また、計算ノード110は例えばアクセラレータ等のコプロセッサによって実現される。
管理ノード100は、計算ノード110を管理する計算機である。管理ノード100は、計算ノード110と、無線または有線のネットワークによって相互に接続されている。管理ノード100は、無線または有線のネットワークを介して計算ノード110と情報の通信を行う。また、計算ノード110がOS機能をもたない分散メモリ計算機のため、制御ソフトウェアを含む計算ノード110のOSは、管理ノード100上で動作する。管理ノード100は、例えば、メインプロセッサによって実現される。
I/Oデバイス130は、例えば、管理ノード100と有線または無線のネットワークによって接続される。また、I/Oデバイス130は、ファイル形式のデータ(ファイル)の集合を示すファイルデータ131を記憶する。なお、ファイルデータ131に含まれる各ファイルにはファイルを識別するための番号(ファイル番号)が付与されている。I/Oデバイス130は、例えば磁気ディスクやフラッシュディスクによって実現される。なお、データの形式はファイル形式に限定されない。
図3は、管理情報106の一例を示す図である。管理情報106は、計算ノード管理部101がキャッシュしたファイルを示すキャッシュファイルを管理するための情報である。管理情報106は、キャッシュファイルがファイルデータ131のどの部分に該当するのか、つまりどのファイルをキャッシュしたキャッシュファイルなのか、どの計算ノード110にあるのか、計算ノード110のどこに存在するのか等を示す情報である。さらに管理情報106には、どのプロセスにどのようなプロテクションで利用されているのか等の情報が含まれる。ここでいうプロセスとは、後述する処理部117が計算ノード110上で実行するプログラムを示す。処理部117は1以上のプロセスを実行する。
管理ノードメモリ103は、管理ノード100の記憶領域であり、後述する通常のデータ転送時に使用され、キャッシュファイルを格納するためのページキャッシュメモリ104というメモリ領域を含む。
計算ノード管理部101は計算ノード110の管理を行う。例えば、計算ノード管理部101−1は、計算ノード110−1の管理を行う。このように本実施形態においては、1つの計算ノード管理部101が、1つの計算ノード110の管理を行う。
管理部102は、計算ノード管理部101を介し、計算ノード110からファイル番号要求(ファイル名)を受信する。管理部102は、ファイル番号要求に基づき、ファイル番号要求(ファイル名)に対応するファイル番号を、計算ノード管理部101を介し、計算ノード110に送信する。
計算ノード110は、DMA(Direct Memory Access)部111と、計算ノードメモリ112と、ページテーブル116と、処理部117とを備える。
DMA部111は、例えばDMA方式を使用し、管理部102が管理ノードメモリ103から直接転送したデータを受信し、受信したデータをプロセスメモリ115に送信する。
計算ノードメモリ112は、キャッシュファイルメモリ113と、計算情報114と、プロセスメモリ115とを有する。
キャッシュファイルメモリ113は、計算ノードメモリ112内においてキャッシュファイルを格納するために確保された領域を示す。つまり、キャッシュファイルメモリ113は、計算ノード管理部101によってキャッシュされたキャッシュファイルを格納する。
プロセスメモリ115は、計算ノード110のプロセスごとに割り当てられた記憶領域である。
ここで、図4を用いて計算情報114について説明する。計算情報114は、計算ノード管理部101がキャッシュしたキャッシュファイルのうち、計算ノード110にキャッシュされたキャッシュファイルを管理する情報である。つまり、計算情報114は、計算ノード110にキャッシュされたキャッシュファイルを管理するための情報である。例えば、計算情報114−1は、計算ノード110−1内にキャッシュされたキャッシュファイルを管理するための情報である。また図4の右側は、計算情報(114−1、114−2、…114−P(P:自然数))の一例を示す図である。
ページテーブル116は、各計算ノード110に含まれる。処理部117は、ページテーブル116を用いて、計算ノードメモリ112にアクセスする。ページテーブル116には、ファイル番号と、該ファイル番号によって識別されるキャッシュファイルの物理アドレスと、該物理アドレスの変換先の仮想アドレスとのマッピングが格納されている。ページテーブル116に格納される仮想アドレスは、計算ノードプロセス仮想空間200上の仮想アドレスである。また、ページテーブル116に格納される物理アドレスは、計算ノードメモリ112上の物理アドレスである。
処理部117は、計算ノード管理部101によって制御され、計算ノード管理部101と情報の送受信を行う。また、処理部117は、キャッシュファイルを用いて、該計算ノード110上で起動するプロセスを実行する。
図10は、本開示の第2実施形態に係る並列計算機システム2の機能構成の一例を示すブロック図である。本実施形態に係る並列計算機システム2は、本開示が解決しようとする課題を解決するための基本の構成である。
本開示の各実施形態において、各システムの各構成要素は、機能単位のブロックを示している。各システムの各構成要素の一部又は全部は、例えば図11に示すような情報処理装置900とプログラムとの任意の組み合わせにより実現される。情報処理装置900は、一例として、以下のような構成を含む。
・ROM(Read Only Memory)902
・RAM(Random Access Memory)903
・RAM903にロードされるプログラム904
・プログラム904を格納する記憶装置905
・記録媒体906の読み書きを行うドライブ装置907
・通信ネットワーク909と接続する通信インターフェース908
・データの入出力を行う入出力インターフェース910
・各構成要素を接続するバス911
各実施形態における各システムの各構成要素は、これらの機能を実現するプログラム904をCPU901が取得して実行することで実現される。各システムの各構成要素の機能を実現するプログラム904は、例えば、予め記憶装置905やRAM903に格納されており、必要に応じてCPU901が読み出す。なお、プログラム904は、通信ネットワーク909を介してCPU901に供給されてもよいし、予め記録媒体906に格納されており、ドライブ装置907が当該プログラムを読み出してCPU901に供給してもよい。
管理ノードと、前記管理ノードによって制御される1以上の計算ノードとを含み、
前記管理ノードは、前記計算ノードにファイルをキャッシュする計算ノード管理手段を備え、
前記計算ノードは、前記計算ノード管理手段によってキャッシュされたキャッシュファイルを格納するキャッシュファイルメモリと、
前記キャッシュファイルを用いて、該計算ノード上で起動するプロセスを実行する処理手段と、
を備える並列計算機システム。
前記処理手段は、前記ファイルにアクセスするファイルアクセス要求を前記管理ノードに送信し、
前記管理ノードは、前記ファイルアクセス要求の対象となるファイルを、前記計算ノード管理手段が前記計算ノードにキャッシュするか否か判定する管理手段を更に備え、
前記計算ノード管理手段は、判定の結果に基づき、前記ファイルアクセス要求を送信した計算ノードに前記ファイルをキャッシュする付記1に記載の並列計算機システム。
前記計算ノードは、該計算ノードにキャッシュされたキャッシュファイルを管理するための計算情報を格納する計算ノードメモリを更に備え、
前記ファイルアクセス要求の対象となるファイルを、前記計算ノード管理手段が前記計算ノードにキャッシュする場合、前記計算ノード管理手段は、前記計算ノードメモリに前記キャッシュファイルを格納するための空きメモリがあるか否か判定し、空きメモリがある場合、該空きメモリを前記キャッシュファイルメモリとして確保し、確保したキャッシュファイルメモリに前記ファイルをキャッシュする付記2に記載の並列計算機システム。
前記計算ノードメモリは、前記プロセスごとに割り当てられた記憶領域であるプロセスメモリを含み、
前記処理手段は、前記キャッシュファイルメモリから前記プロセスメモリに前記キャッシュファイルを転送し、転送したキャッシュファイルを用いて該計算ノード上で起動するプロセスを実行する付記3に記載の並列計算機システム。
前記処理手段は、前記ファイルを識別するためのファイル番号を要求するファイル番号要求を前記管理ノードに送信し、
前記管理手段は、前記ファイル番号要求に基づき、該ファイル番号要求に対応するファイル番号を前記計算ノードに送信し、
前記処理手段は、前記ファイル番号を前記ファイルアクセス要求として前記管理ノードに送信する付記3または4に記載の並列計算機システム。
前記計算ノードは、前記ファイル番号と、該ファイル番号によって識別されるファイルのキャッシュファイルの物理アドレスと、該物理アドレスの変換先の仮想アドレスとのマッピングを格納するページテーブルを更に備え、
前記処理手段は、前記ページテーブルに基づき、前記仮想アドレスによって指定されたキャッシュファイルであって、前記プロセスメモリに対応する仮想メモリのアドレス空間にマップされたキャッシュファイルを用いて、該計算ノード上で起動するプロセスを実行する付記5に記載の並列計算機システム。
前記管理ノードは、前記計算ノード管理手段がキャッシュしたキャッシュファイルを管理するための管理情報を格納する記憶手段を更に備え、
前記管理手段は、前記ファイル番号によって指定されたファイルがキャッシュ済みか否か判定し、前記ファイル番号によって指定されたファイルがキャッシュ済みである場合、前記ファイルのキャッシュファイルに対応する前記管理情報に含まれる参照カウントであって、該キャッシュファイルがこれまでに参照された回数を示す参照カウントを増加させ、
前記計算ノード管理手段は、前記処理手段が、該キャッシュファイルにアクセスできるように前記ファイルアクセス要求を送信した計算ノードの計算情報とページテーブルとを更新する付記5または6に記載の並列計算機システム。
前記計算ノード管理手段は、前記管理情報を参照し、前記参照カウントが0であるキャッシュファイルがあるか否か判定し、前記参照カウントが0であるキャッシュファイルがある場合、前記参照カウントが0であるキャッシュファイルが読み込み専用であるか否か判定し、前記参照カウントが0であるキャッシュファイルが読み込み専用である場合、前記参照カウントが0であるキャッシュファイルを格納するキャッシュファイルメモリを破棄する付記7に記載の並列計算機システム。
前記処理手段は、前記計算情報を参照し、前記ファイル番号によって指定されたファイルがキャッシュ済みか否か判定し、前記ファイル番号によって指定されたファイルがキャッシュ済みでない場合、前記管理ノードに前記ファイルアクセス要求を送信し、
前記ファイル番号によって指定されたファイルがキャッシュ済みの場合、前記ファイル番号によって指定された全てのファイルがキャッシュ済みか否か判定し、一部のファイルはキャッシュ済みだが、ファイル番号によって指定された全てのファイルはキャッシュ済みでない場合、キャッシュ済みでないファイルに対するファイルアクセス要求を前記管理ノードに送信する付記5から8のいずれかに記載の並列計算機システム。
管理ノードと、前記管理ノードによって制御される1以上の計算ノードとを含む並列計算機システムの管理方法であって、
前記管理ノードは、前記計算ノードにファイルをキャッシュし、
前記計算ノードは、キャッシュされたキャッシュファイルを格納し、前記キャッシュファイルを用いて、該計算ノード上で起動するプロセスを実行する管理方法。
前記計算ノードは、前記ファイルにアクセスするファイルアクセス要求を前記管理ノードに送信し、
前記管理ノードは、前記ファイルアクセス要求の対象となるファイルを、前記計算ノードにキャッシュするか否か判定し、判定の結果に基づき、前記ファイルアクセス要求を送信した計算ノードに前記ファイルをキャッシュする付記10に記載の管理方法。
前記計算ノードは、前記キャッシュファイルを管理するための計算情報を格納する計算ノードメモリを更に備え、
前記ファイルアクセス要求の対象となるファイルを、前記管理ノードが前記計算ノードにキャッシュする場合、前記管理ノードは、前記計算ノードメモリに前記キャッシュファイルを格納するための空きメモリがあるか否か判定し、空きメモリがある場合、該空きメモリを前記キャッシュファイルメモリとして確保し、確保したキャッシュファイルメモリに前記ファイルをキャッシュする付記11に記載の管理方法。
前記計算ノードメモリは、前記プロセスごとに割り当てられた記憶領域であるプロセスメモリを含み、
前記計算ノードは、前記キャッシュファイルメモリから前記プロセスメモリに前記キャッシュファイルを転送し、転送したキャッシュファイルを用いて該計算ノード上で起動するプロセスを実行する付記12に記載の管理方法。
前記計算ノードは、前記ファイルを識別するためのファイル番号を要求するファイル番号要求を前記管理ノードに送信し、
前記管理ノードは、前記ファイル番号要求に基づき、該ファイル番号要求に対応するファイル番号を前記計算ノードに送信し、
前記計算ノードは、前記ファイル番号を前記ファイルアクセス要求として前記管理ノードに送信する付記12または13に記載の管理方法。
前記計算ノードは、前記ファイル番号と、該ファイル番号によって識別されるファイルのキャッシュファイルの物理アドレスと、該物理アドレスの変換先の仮想アドレスとのマッピングを格納するページテーブルを更に備え、
前記計算ノードは、前記ページテーブルに基づき、前記仮想アドレスによって指定されたキャッシュファイルであって、前記プロセスメモリに対応する仮想メモリのアドレス空間にマップされたキャッシュファイルを用いて、該計算ノード上で起動するプロセスを実行する付記14に記載の管理方法。
前記管理ノードは、該管理ノードがキャッシュしたキャッシュファイルを管理するための管理情報を格納する記憶手段を更に備え、前記ファイル番号によって指定されたファイルがキャッシュ済みか否か判定し、前記ファイル番号によって指定されたファイルがキャッシュ済みである場合、前記ファイルのキャッシュファイルに対応する前記管理情報に含まれる参照カウントであって、該キャッシュファイルがこれまでに参照された回数を示す参照カウントを増加させ、前記計算ノードが、該キャッシュファイルにアクセスできるように前記ファイルアクセス要求を送信した計算ノードの計算情報とページテーブルとを更新する付記14または15に記載の管理方法。
前記管理ノードは、前記管理情報を参照し、前記参照カウントが0であるキャッシュファイルがあるか否か判定し、前記参照カウントが0であるキャッシュファイルがある場合、前記参照カウントが0であるキャッシュファイルが読み込み専用であるか否か判定し、前記参照カウントが0であるキャッシュファイルが読み込み専用である場合、前記参照カウントが0であるキャッシュファイルを格納するキャッシュファイルメモリを破棄する付記16に記載の管理方法。
前記計算ノードは、前記計算情報を参照し、前記ファイル番号によって指定されたファイルがキャッシュ済みか否か判定し、前記ファイル番号によって指定されたファイルがキャッシュ済みでない場合、前記管理ノードに前記ファイルアクセス要求を送信し、
前記ファイル番号によって指定されたファイルがキャッシュ済みの場合、前記ファイル番号によって指定された全てのファイルがキャッシュ済みか否か判定し、一部のファイルはキャッシュ済みだが、ファイル番号によって指定された全てのファイルはキャッシュ済みでない場合、キャッシュ済みでないファイルに対するファイルアクセス要求を前記管理ノードに送信する付記14から17のいずれかに記載の管理方法。
2 並列計算機システム
100 管理ノード
101 計算ノード管理部
102 管理部
103 管理ノードメモリ
104 ページキャッシュメモリ
105 記憶部
106 管理情報
110 計算ノード
111 DMA部
112 計算ノードメモリ
113 キャッシュファイルメモリ
114 計算情報
115 プロセスメモリ
116 ページテーブル
117 処理部
130 I/Oデバイス
131 ファイルデータ
200 計算ノードプロセス仮想アドレス空間
210 計算ノード
213 キャッシュファイルメモリ
217 処理部
300 管理ノード
301 計算ノード管理部
900 情報処理装置
901 CPU
902 ROM
903 RAM
904 プログラム
905 記憶装置
906 記録媒体
907 ドライブ装置
908 通信インターフェース
909 通信ネットワーク
910 入出力インターフェース
911 バス
Claims (7)
- 管理ノードと、前記管理ノードによって制御される1以上の計算ノードとを含み、
前記管理ノードは、前記計算ノードにファイルをキャッシュする計算ノード管理手段と、
前記計算ノード管理手段が前記計算ノードにキャッシュするか否か判定する管理手段と、
を備え、
前記計算ノードは、前記計算ノード管理手段によってキャッシュされたキャッシュファイルを格納するキャッシュファイルメモリと、
前記ファイルにアクセスするファイルアクセス要求を前記管理ノードに送信し、前記キャッシュファイルを用いて、該計算ノード上で起動するプロセスを実行する処理手段と、
該計算ノードにキャッシュされたキャッシュファイルを管理するための計算情報を格納する計算ノードメモリと、
を備え、
前記管理手段は、前記ファイルアクセス要求の対象となるファイルを、前記計算ノード管理手段が前記計算ノードにキャッシュするか否か判定し、
前記計算ノード管理手段は、前記管理手段による判定の結果に基づき、前記ファイルアクセス要求を送信した計算ノードに前記ファイルをキャッシュする場合において、前記ファイルアクセス要求の対象となるファイルを、前記計算ノードにキャッシュする場合、前記計算ノードメモリに前記キャッシュファイルを格納するための空きメモリがあるか否か判定し、空きメモリがある場合、該空きメモリを前記キャッシュファイルメモリとして確保し、確保したキャッシュファイルメモリに前記ファイルをキャッシュし、
前記計算ノードメモリは、前記プロセスごとに割り当てられた記憶領域であるプロセスメモリを含み、
前記処理手段は、前記キャッシュファイルメモリから前記プロセスメモリに前記キャッシュファイルを転送し、転送したキャッシュファイルを用いて該計算ノード上で起動するプロセスを実行する、
並列計算機システム。 - 前記処理手段は、前記ファイルを識別するためのファイル番号を要求するファイル番号要求を前記管理ノードに送信し、
前記管理手段は、前記ファイル番号要求に基づき、該ファイル番号要求に対応するファイル番号を前記計算ノードに送信し、
前記処理手段は、前記ファイル番号を前記ファイルアクセス要求として前記管理ノードに送信する請求項1に記載の並列計算機システム。 - 前記計算ノードは、前記ファイル番号と、該ファイル番号によって識別されるファイルのキャッシュファイルの物理アドレスと、該物理アドレスの変換先の仮想アドレスとのマッピングを格納するページテーブルを更に備え、
前記処理手段は、前記ページテーブルに基づき、前記仮想アドレスによって指定されたキャッシュファイルであって、前記プロセスメモリに対応する仮想メモリのアドレス空間にマップされたキャッシュファイルを用いて、該計算ノード上で起動するプロセスを実行する請求項2に記載の並列計算機システム。 - 前記管理ノードは、前記計算ノード管理手段がキャッシュしたキャッシュファイルを管理するための管理情報を格納する記憶手段を更に備え、
前記管理手段は、前記ファイル番号によって指定されたファイルがキャッシュ済みか否か判定し、前記ファイル番号によって指定されたファイルがキャッシュ済みである場合、前記ファイルのキャッシュファイルに対応する前記管理情報に含まれる参照カウントであって、該キャッシュファイルがこれまでに参照された回数を示す参照カウントを増加させ、
前記計算ノード管理手段は、前記処理手段が、該キャッシュファイルにアクセスできるように前記ファイルアクセス要求を送信した計算ノードの計算情報とページテーブルとを更新する請求項2または3に記載の並列計算機システム。 - 前記計算ノード管理手段は、前記管理情報を参照し、前記参照カウントが0であるキャッシュファイルがあるか否か判定し、前記参照カウントが0であるキャッシュファイルがある場合、前記参照カウントが0であるキャッシュファイルが読み込み専用であるか否か判定し、前記参照カウントが0であるキャッシュファイルが読み込み専用である場合、前記参照カウントが0であるキャッシュファイルを格納するキャッシュファイルメモリを破棄する請求項4に記載の並列計算機システム。
- 前記処理手段は、前記計算情報を参照し、前記ファイル番号によって指定されたファイルがキャッシュ済みか否か判定し、前記ファイル番号によって指定されたファイルがキャッシュ済みでない場合、前記管理ノードに前記ファイルアクセス要求を送信し、
前記ファイル番号によって指定されたファイルがキャッシュ済みの場合、前記ファイル番号によって指定された全てのファイルがキャッシュ済みか否か判定し、一部のファイルはキャッシュ済みだが、ファイル番号によって指定された全てのファイルはキャッシュ済みでない場合、キャッシュ済みでないファイルに対するファイルアクセス要求を前記管理ノードに送信する請求項2から5のいずれか1項に記載の並列計算機システム。 - 管理ノードと、前記管理ノードによって制御される1以上の計算ノードとを含む並列計算機システムの管理方法であって、
前記管理ノードは、前記計算ノードにファイルをキャッシュするか否かを判定し、判定の結果に応じて、前記計算ノードにキャッシュし、
前記計算ノードは、キャッシュされたキャッシュファイルを格納し、前記キャッシュファイルを用いて、該計算ノード上で起動するプロセスを実行し、前記ファイルにアクセスするファイルアクセス要求を前記管理ノードに送信し、該計算ノードにキャッシュされたキャッシュファイルを管理するための計算情報を計算ノードメモリに格納し、
前記管理ノードは、前記ファイルアクセス要求の対象となるファイルを、前記計算ノードにキャッシュするか否か判定し、判定の結果に基づき、前記ファイルアクセス要求を送信した計算ノードに前記ファイルをキャッシュする場合において、前記ファイルアクセス要求の対象となるファイルを、前記計算ノードにキャッシュする場合、前記計算ノードメモリに前記キャッシュファイルを格納するための空きメモリがあるか否か判定し、空きメモリがある場合、該空きメモリを前記キャッシュファイルメモリとして確保し、確保したキャッシュファイルメモリに前記ファイルをキャッシュし、
前記計算ノードは、前記キャッシュファイルメモリから、前記計算ノードメモリのうち前記プロセスごとに割り当てられた記憶領域であるプロセスメモリに、前記キャッシュファイルを転送し、転送したキャッシュファイルを用いて該計算ノード上で起動するプロセスを実行する、
管理方法。
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