JP6796976B2 - 船舶 - Google Patents

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Description

本発明は、推進用のガスエンジンを含む船舶に関する。
従来から、液化天然ガスを貯留するタンクと、タンク内で発生したボイルオフガスが燃料ガスとして供給される推進用のガスエンジンを含む船舶が知られている。このような船舶には、ガスエンジンが推進用プロペラを直接的に回転駆動する機械推進式のものと、ガスエンジンが推進用プロペラを発電機およびモータを介して回転駆動する電気推進式のものがある。
例えば、特許文献1には、図7に示すような機械推進式の船舶100が開示されている。この船舶100では、供給ライン120により、タンク110内で発生したボイルオフガスが燃料ガスとしてMEGIエンジン(2ストロークエンジン)へ導かれる。供給ライン120には、ボイルオフガスを15〜40MPaと高圧に圧縮する多段式の圧縮機121が設けられている。また、供給ライン120からは圧縮機121の内部で分岐ライン130が分岐しており、この分岐ライン130がDFエンジンへつながっている。DFエンジンは、推進用や発電用として使用される。
さらに、供給ライン120からは、圧縮機121よりも下流側で返送ライン140が分岐しており、この返送ライン140がタンク110へつながっている。返送ライン140には、上流側から順に、膨張弁141および気液分離器142が設けられている。返送ライン140を通じてタンク110へ返送される高圧かつ高温のボイルオフガスは、熱交換器160で供給ライン120に流れる低圧かつ低温のボイルオフガスによって冷却されて少なくとも部分的に液化され、その後に膨張弁141で膨張されて低圧かつ低温の気液二相状態となる。気液二相状態のボイルオフガスは、気液分離器142でガス成分と液成分に分離され、液成分のみがタンク110へ返送される。一方、ガス成分は、気液分離器142から再循環ライン150を通じて供給ライン120へ導かれ、熱交換器160へ流入するボイルオフガスと合流する。さらに、図7に示す船舶100では、熱交換器160で冷却されたボイルオフガスが、冷却器170で再循環ライン150に流れるガス成分によって追加的に冷却される。
特表2015−505941号公報
図7に示す船舶100は、返送ライン140を通じてタンク110へ返送されるボイルオフガスが、供給ライン120および再循環ライン150に流れるボイルオフガスの冷熱によって冷却される構成である。本発明者等は、送液ラインを通じてタンク内の液化天然ガスを強制気化器へ導き、強制気化器にて生成される気化ガスを副ガスエンジンへ導く構成の船舶であって、該送液ラインに熱交換器を設け、図7に示すような返送ラインを通じてタンクへ返送されるボイルオフガスを、該送液ラインに流れる液化天然ガスによって冷却する構成の船舶を発明した。
ところで、図7に示す船舶100では、返送ライン140を通じてタンク110へ返送されるボイルオフガスが、供給ライン120および再循環ライン150に流れるボイルオフガスの冷熱によってのみしか冷却されない。従って、返送ライン140に流れるボイルオフガスの再液化率(ボイルオフガスの返送量に対する再液化量の割合)がそれほど高くない。
そこで、本発明は、返送ラインを通じてタンクへ返送されるボイルオフガスの再液化率を向上させることができる船舶を提供することを目的とする。
本発明の船舶は、推進用プロペラを回転駆動する主ガスエンジンと、液化天然ガスを貯留するタンクと、前記タンク内で発生するボイルオフガスを圧縮機へ導く送気ラインと、前記圧縮機から吐出されるボイルオフガスを前記主ガスエンジンへ導く第1供給ラインと、前記第1供給ラインから分岐して前記タンクへつながる、膨張装置が設けられた返送ラインと、発電用の副ガスエンジンと、前記タンク内に配置されたポンプから吐出される液化天然ガスを強制気化器へ導く送液ラインと、前記強制気化器にて生成される気化ガスを前記副ガスエンジンへ導く第2供給ラインと、前記送液ラインに流れる液化天然ガスと前記返送ラインにおける前記膨張装置よりも上流側部分に流れるボイルオフガスとの間で熱交換を行う熱交換器と、上流端が前記熱交換器よりも上流側で前記返送ラインに接続され、下流端が前記熱交換器と前記膨張装置との間で前記返送ラインに接続されたバイパスラインと、前記強制気化器に導かれる液化天然ガスが気化しないように前記バイパスラインに流れるボイルオフガスの流量を調整する調整装置と、を備える。
上記の構成によれば、返送ラインを通じてタンクへ返送される高圧かつ高温のボイルオフガスは、送液ラインに流れる液化天然ガスにより熱交換器で冷却される。送液ラインに流れる液化天然ガスは、送気ラインに流れるボイルオフガスよりも低熱である。このため、より温度の低いボイルオフガスを膨張装置で膨張させることができるため、返送ラインを通じてタンクへ返送されるボイルオフガスの再液化率を向上させることができる。
ところで、強制気化器には完全に液状態である液化天然ガスを導くことが望ましい。しかし、送液ラインに流れる液化天然ガスが熱交換器で加熱される構成では、液化天然ガスが該熱交換器で部分的に蒸発して気液二相状態となって強制気化器に導かれるおそれがある。これに対して、強制気化器の手前に気液分離器を設けて液成分のみを強制気化器に導くことが考えられる。しかし、上記の構成のように強制気化器に導かれる液化天然ガスが気化しないようにバイパスラインに流れるボイルオフガスの流量を調整すれば、気液分離器を用いることなく、完全に液状態である液化天然ガスを強制気化器に導くことができる。
前記熱交換器は、第1熱交換器であり、上記の船舶は、前記送気ラインに流れるボイルオフガスと前記返送ラインにおいて前記第1熱交換器に流入するボイルオフガスとの間で熱交換を行う第2熱交換器、を更に備えてもよい。この構成によれば、返送ラインを通じてタンクへ返送される高圧かつ高温のボイルオフガスは、第2熱交換器で送気ラインに流れる低圧かつ低温のボイルオフガスにより冷却された後、第1熱交換器で送液ラインに流れる液化天然ガスにより冷却される。このため、返送ラインを通じてタンクへ返送されるボイルオフガスの再液化率を向上させることができる。
上記の船舶は、前記送液ラインにおける前記熱交換器よりも下流側部分に設けられた、前記熱交換器の出口温度を検出する温度計と、前記温度計で検出された出口温度が目標温度となるように前記調整装置を制御する制御装置と、を更に備えてもよい。この構成によれば、目標温度を強制気化器に導かれる液化天然ガスが気化しない温度範囲内に設定することによって、出口温度を液化天然ガスが気化しない温度に維持することができる。
上記の船舶において、前記制御装置は、前記第1供給ラインから前記返送ラインに流入するボイルオフガスの流量が閾値より増加したときに、前記バイパスラインに流れるボイルオフガスの流量が増加するように前記調整装置を制御してもよい。第1供給ラインから返送ラインに流入するボイルオフガスの流量が増加してから出口温度が上昇するまでに時間的なロスがあるため、温度計で検出された出口温度のみに基づいて調整装置を制御する場合、温度制御性の低下が懸念される。しかしながら、上記の構成によれば、第1供給ラインから返送ラインに流入するボイルオフガスの流量が閾値より増加したときに、出口温度の上昇に先行して、バイパスラインに流れるボイルオフガスの流量が増加するように調整装置が制御されるため、出口温度の上昇を迅速に抑えることができる。
本発明によれば、返送ラインを通じてタンクへ返送されるボイルオフガスの再液化率を向上させることができる。
本発明の第1実施形態に係る船舶の概略構成図である。 図1に示す船舶が備える制御装置の機能的構成の一例を示すブロック図である。 返送ガス流量と補正値の関係を示す特性曲線の一例である。 図1に示す船舶の変形例を示す図である。 本発明の第2実施形態に係る船舶の概略構成図である。 本発明の第3実施形態に係る船舶の概略構成図である。 従来の船舶の概略構成図である。
(第1実施形態)
図1に、本発明の一実施形態に係る船舶1Aを示す。この船舶1Aは、液化天然ガス(以下、LNGという)を貯留するタンク11と、推進用の主ガスエンジン12と、発電用(すなわち、船内電源用)の副ガスエンジン13を含む。
図例では、タンク11が1つだけ設けられているが、タンク11は複数設けられていてもよい。本実施形態では、船舶1AがLNG運搬船であり、船舶1Aには複数のカーゴタンクが装備されている。つまり、図1に示すタンク11は、複数のカーゴタンクのそれぞれである。また、図例では、主ガスエンジン12および副ガスエンジン13が1つずつ設けられているが、主ガスエンジン12が複数設けられていてもよいし、副ガスエンジン13が複数設けられていてもよい。
本実施形態では、船舶1Aが機械推進式であり、主ガスエンジン12がスクリュープロペラ(図示せず)を直接的に回転駆動する。ただし、船舶1Aが電気推進式であり、主ガスエンジン12がスクリュープロペラを発電機およびモータを介して回転駆動してもよい。
主ガスエンジン12は、燃料ガス噴射圧が例えば20〜35MPa程度と高圧なディーゼルサイクル方式の2ストロークエンジンである。ただし、主ガスエンジン12は、燃料ガス噴射圧が例えば1〜2MPa程度と中圧なオットーサイクル方式の2ストロークエンジンであってもよい。あるいは、電気推進の場合は、主ガスエンジン12が、燃料ガス噴射圧が例えば0.5〜1MPa程度と低圧なオットーサイクル方式の4ストロークエンジンであってもよい。また、主ガスエンジン12は、燃料ガスのみを燃焼させるガス専焼エンジンであってもよいし、燃料ガスと燃料油の一方または双方を燃焼させる二元燃料エンジンであってもよい(二元燃料エンジンの場合、燃料ガスを燃焼させるときがオットーサイクル、燃料油を燃焼させるときがディーゼルサイクルであってもよい)。
副ガスエンジン13は、燃料ガス噴射圧が例えば0.5〜1MPa程度と低圧なオットーサイクル方式の4ストロークエンジンであり、発電機(図示せず)と連結されている。副ガスエンジン13は、燃料ガスのみを燃焼させるガス専焼エンジンであってもよいし、燃料ガスと燃料油の一方または双方を燃焼させる二元燃料エンジンであってもよい。
主ガスエンジン12の燃料ガスは、主に、自然入熱によりタンク11内で発生するボイルオフガス(以下、BOGという)であり、副ガスエンジン13の燃料ガスは、主に、LNGが強制的に気化された気化ガス(以下、VGという)である。
具体的に、タンク11は、送気ライン14により圧縮機15と接続されており、圧縮機15は、第1供給ライン16により主ガスエンジン12と接続されている。また、タンク11内には、ポンプ17が装備されており、ポンプ17は、送液ライン18により強制気化器19と接続されている。強制気化器19は、第2供給ライン20により副ガスエンジン13と接続されている。
送気ライン14は、タンク11内で発生するBOGを圧縮機15へ導く。本実施形態では、圧縮機15が多段式の高圧圧縮機である。圧縮機15は、BOGを高圧に圧縮する。第1供給ライン16は、圧縮機15から吐出される高圧のBOGを主ガスエンジン12へ導く。ただし、圧縮機15は、例えば主ガスエンジン12の燃料ガス噴射圧が低圧の場合は、低圧圧縮機であってもよい。
送液ライン18は、ポンプ17から吐出されるLNGを強制気化器19へ導く。送液ライン18には、開度変更が可能な調整弁21が設けられている。強制気化器19は、LNGを強制的に気化してVGを生成する。第2供給ライン20は、強制気化器19にて生成されるVGを副ガスエンジン13へ導く。
本実施形態では、第2供給ライン20に、上流側から順に、冷却器22、気液分離器23および加熱器24が設けられている。冷却器22は、強制気化器19にて生成されるVGを冷却し、メタン以外の成分を主成分とする液成分を生成させ、気液分離器23によって収集される。これにより、VGから重質分の多く(例えば、エタン、プロパン、ブタンなど)が除去されるので、メタン価の高いVGを副ガスエンジン13へ供給することができる。気液分離器23で収集された液成分は、ドレンラインを通じてタンク11へ返送される。気液分離器23を通過したVGは、加熱器24により加熱される。これにより、副ガスエンジン13へ適切な温度のVGを供給することができる。
さらに、第2供給ライン20からは、第1ブリッジライン31が送気ライン14につながっている。本実施形態では、第1ブリッジライン31の上流端が気液分離器23と加熱器24の間で第2供給ライン20に接続されているが、第1ブリッジライン31の上流端は、冷却器22の上流側、冷却器22と気液分離器23の間、または加熱器24の下流側で第2供給ライン20に接続されていてもよい。第1ブリッジライン31は、BOGが主ガスエンジン12の燃料ガス消費量Q1に対して不足するときに、第2供給ライン20から送気ライン14へVGを導く。その結果、主ガスエンジン12へは、燃料ガスとしてBOGおよびVGが供給される。
圧縮機15の中間からは、第2ブリッジライン33が第2供給ライン20につながっている。本実施形態では、第2ブリッジライン33の下流端が加熱器24の下流側で第2供給ライン20に接続されているが、第2ブリッジライン33の下流端は、加熱器24の上流側で第2供給ライン20に接続されていてもよい。第2ブリッジライン33は、BOGが主ガスエンジン12の燃料ガス消費量Q1に対して余るときに、圧縮機15から第2供給ライン20へBOGを導く。その結果、副ガスエンジン13へは、燃料ガスとしてVGおよびBOG(場合によっては、BOGのみ)が供給される。
第1ブリッジライン31には、開度変更が可能な調整弁32が設けられており、第2ブリッジライン33には、開度変更が可能な調整弁34が設けられている。調整弁32は、第1ブリッジライン31に流れるVGの流量Q2を調整する。調整弁34は、第2ブリッジライン33に流れるBOGの流量Q3を調整する。また、本実施形態では、調整弁32,34のそれぞれがブリッジライン(31または33)を開放したり遮断したりする役割を果たす。ただし、第1ブリッジライン31および第2ブリッジライン33のそれぞれには、調整弁(32または34)とは別に開閉弁が設けられていてもよい。
第1供給ライン16からは、返送ライン41がタンク11につながっている。返送ライン41の先端は、タンク11内のLNGの液面よりも上方に位置していてもよいし、液面よりも下方に位置していてもよい。また、返送ライン41には、膨張弁などの膨張装置42が設けられる。
返送ライン41および送液ライン18には、熱交換器43が設けられる。熱交換器43は、膨張装置42の上流側で返送ライン41に流れるBOGの一部または全部を、送液ライン18に流れるLNGによって冷却する。この冷却の後に膨張されることによって、タンク11へ返送されるBOGは部分的に再液化される。
返送ライン41における膨張装置42よりも上流側部分には、上流側から順に、返送ライン41を開放および遮断する開閉弁44および開度変更可能な調整弁45が設けられている。ただし、開閉弁44および調整弁45の一方または双方とも、返送ライン41に設けられていなくてもよい。
さらに、返送ライン41には、BOGに熱交換器43をバイパスさせるバイパスライン51が設けられている。バイパスライン51の上流端は、熱交換器43と調整弁45の間で返送ライン41に接続されており、バイパスライン51の下流端は、熱交換器43と膨張装置42との間で返送ライン41に接続されている。ただし、バイパスライン51の上流端は、調整弁45よりも上流側で返送ライン41に接続されてもよい。この場合、バイパスライン51には、開閉弁および開度変更可能な調整弁の一方または双方が設けられてもよい。
また、本実施形態では、バイパスライン51の上流端には、バイパスライン51に流れるBOGの流量Qbを調整する調整装置として、分配弁52が設けられている。分配弁52は、第1供給ライン16から返送ライン41に流入するBOGの流量(以下、「返送ガス流量」と称する。)Qrを、熱交換器43に流れるBOGの流量Qaとバイパスライン51に流れるBOGの流量Qb(=Qr−Qa)に分配する。
上述した調整弁21,32,34,45、開閉弁44および分配弁52は、制御装置6により制御される。なお、図1では、図面の簡略化のために一部の信号線のみを描いている。
制御装置6には、第1供給ライン16に設けられた圧力計71が接続されている。圧力計71は、第1供給ライン16に流れるBOGの圧力Pを検出する。ただし、圧力計71は、返送ライン41における開閉弁44よりも上流側部分に設けられていてもよい。制御装置6は、例えば、圧力計71で検出される圧力Pに基づいて、開閉弁44および調整弁45を制御する。
また、制御装置6には、送液ライン18における熱交換器43よりも下流側部分に設けられた温度計72が接続されている。温度計72は、送液ライン18における熱交換器43の出口温度Tを検出する。本実施形態では、制御装置6は、温度計72で検出された出口温度Tに基づいて、分配弁52を制御する。
以下では、制御装置6について、図2を参照して説明する。図2は、制御装置6の機能的構成の一例を示すブロック図である。なお、図2では、分配弁52の制御に関する機能ブロックのみ示し、それ以外の制御に関する機能ブロックは省略している。
制御装置6は、図2に示すように、機能ブロックとして返送ガス流量取得部61および調整装置制御部62を備えている。制御装置6は、例えばコンピュータであって、CPU等の演算処理部、ROM、RAM等の記憶部を有している(いずれも図示せず)。また、制御装置6が備える各機能ブロックは、例えば、制御装置6の演算処理部が記憶部に格納されているプログラムを読み出し実行することにより実現できる。
返送ガス流量取得部61は、返送ガス流量Qrを取得する。本実施形態では、返送ガス流量Qrは、圧力計71で検出された圧力Pや調整弁45の開度などから算出している。ただし、返送ガス流量Qrの取得方法は、特に限定されない。例えば、返送ガス流量取得部61は、主ガスエンジン12の燃料ガス消費量Q1、第1ブリッジライン31に流れるVGの流量Q2、第2ブリッジライン33に流れるBOGの流量Q3、およびタンク11でのBOGの発生量Q4を取得し、BOG発生量Q4とVGの流量Q2を加算したものから、BOGの流量Q3と燃料ガス消費量Q1を減算することにより返送ガス流量Qrを算出してもよい。あるいは、返送ガス流量取得部61は、返送ライン41における分配弁52よりも上流側部分に流量計を設けて、その流量計から返送ガス流量Qrを直接取得してもよい。返送ガス流量取得部61は、取得した返送ガス流量Qrを調整装置制御部62に送る。
調整装置制御部62は、強制気化器19に導かれるLNGが熱交換器43により気化しないように、分配弁52を制御する。具体的に、調整装置制御部62は、温度計72で検出された出口温度Tを取得する。そして、調整装置制御部62は、取得した出口温度Tが、強制気化器19に導かれるLNGが気化しない温度範囲にある所定の目標温度Tsとなるように分配弁52をフィードバック制御(例えば、PID制御、PI制御)する。
さらに、本実施形態では、調整装置制御部62は、出口温度Tに基づく上述のフィードバック制御に返送ガス流量Qrに基づくフィードフォワード制御を組み合わせた制御を行う。このフィードフォワード制御に関し、調整装置制御部62は、返送ガス流量Qrが閾値QTHより増加したときに、バイパスライン51に流れるBOGの流量Qbを増加させるよう分配弁52を制御する。
以下では、調整装置制御部62による分配弁52の制御をより詳しく説明する。調整装置制御部62は、出口温度Tが目標温度Tsとなるように分配弁52を制御するための指令値X1を算出する。調整装置制御部62は、算出された指令値X1に、返送ガス流量Qrに基づいて取得された補正値X2を加算する。調整装置制御部62は、指令値X1に補正値X2を加算して得られた出力指令値X3を分配弁52に送る。分配弁52に送られる出力指令値X3が大きいほど、バイパスライン51に流れるBOGの流量Qbは大きくなる。
ここで、補正値X2は、返送ガス流量Qrが閾値QTHより増加したときに、バイパスライン51に流れるBOGの流量Qbを増加させるように指令値X1を補正する値である。すなわち、返送ガス流量Qrが増加した場合には出口温度Tが上昇することが予測される。このため、指令値X1に補正値X2を加算するフィードフォワード補正によって、出口温度Tの上昇に先行してバイパスライン51に流れるBOGの流量Qbを増加させる。これにより、返送ガス流量Qrの増加による出口温度Tの上昇を迅速に抑えることができる。
本実施形態では、制御装置6に返送ガス流量Qrと補正値X2の関係を示す特性曲線が記憶されており、調整装置制御部62は、この特性曲線から補正値X2を得る。図3に、返送ガス流量Qrと補正値X2の関係を示す特性曲線の一例を示す。調整装置制御部62は、特性曲線から、返送ガス流量取得部61から送られた返送ガス流量Qrに対応する補正値X2を取得する。図3に示した特性曲線では、返送ガス流量Qrが閾値QTH以下であるときには、補正値X2は値αに維持される。また、図3に示した特性曲線では、返送ガス流量Qrが閾値QTHより大きいときには、返送ガス流量Qrが増加するにつれて補正値X2は値αから値βまで増加する。ここで、値αはゼロであってもよく、この場合、返送ガス流量Qrが閾値QTHを超えるまでは、補正値X2がゼロであり、調整装置制御部62は、指令値X1を出力指令値X3として分配弁52に出力する。
以上説明したように、本実施形態の船舶1Aでは、返送ライン41を通じてタンク11へ返送される高圧かつ高温のBOGは、送液ライン18に流れるLNGにより熱交換器43で冷却される。送液ライン18に流れるLNGは、送気ライン14に流れるBOGよりも低熱である。このため、より温度の低いBOGを膨張装置42で膨張させることができるため、返送ライン41を通じてタンク11へ返送されるBOGの再液化率を向上させることができる。
ところで、強制気化器19には完全に液状態であるLNGを導くことが望ましい。しかし、送液ライン18に流れるLNGが熱交換器43で加熱される構成では、LNGが該熱交換器43で部分的に蒸発して気液二相状態となって強制気化器19に導かれるおそれがある。これに対して、強制気化器19の手前に気液分離器を設けて液成分のみを強制気化器19に導くことが考えられる。しかし、上記の構成のように強制気化器19に導かれるLNGが気化しないようにバイパスライン51に流れるBOGの流量を調整すれば、気液分離器を用いることなく、完全に液状態であるLNGを強制気化器19に導くことができる。
また、本実施形態では、出口温度Tが強制気化器19に導かれるLNGが気化しない温度範囲にある所定の目標温度Tsとなるように、分配弁52がフィードバック制御される。このため、出口温度TをLNGが気化しない温度に維持することができる。
また、本実施形態では、返送ガス流量Qrが閾値QTHより増加したときに、出口温度Tの上昇に先行して、バイパスライン51に流れるBOGの流量Qbを増加させるよう分配弁52がフィードフォワード制御される。このため、返送ガス流量Qrの増加に起因して生じる出口温度Tの上昇を迅速に抑えることができる。また、本実施形態では、返送ガス流量Qrが閾値QTH以下である場合には、返送ガス流量Qrが増加したときでも、バイパスライン51に流れるBOGの流量Qbを増加させるフィードフォワード補正は実行されない。これにより、できるだけ多くのBOGを熱交換器43に流して冷却させることができる。
(変形例)
バイパスライン51に流れるBOGの流量Qbを調整する調整装置は、特に分配弁52に限定されない。例えば図4に示す船舶1Bのように、調整装置は、バイパスライン51に設けられた開度変更が可能な調整弁54と、返送ライン41におけるバイパスライン51との接続点と熱交換器43との間に設けられた開度変更が可能な調整弁53とにより構成されてもよい。また、調整装置は、調整弁54のみにより構成されてもよい。また、船舶1Bにおいて、返送ライン41には開閉弁44および調整弁45の一方または双方が設けられていなくてもよい。
(第2実施形態)
次に、図5を参照して、本発明の第2実施形態に係る船舶1Cを説明する。なお、本実施形態ならびに後述する第3実施形態において、第1実施形態と同一構成要素には同一符号を付し、重複した説明は省略する。
本実施形態では、返送ライン41を通じてタンク11へ返送されるBOGを冷却するための構成として、熱交換器(以下、「第1熱交換器」と称する。)43に加え、第2熱交換器81が設けられている。
第2熱交換器81は、送気ライン14に流れるBOGと、返送ライン41において第1熱交換器43に流入するBOGとの間で熱交換を行う。より詳しくは、第2熱交換器81は、送気ライン14に流れるBOGと、返送ライン41におけるバイパスライン51との接続点(すなわち分配弁52の位置)より上流側部分に流れるBOGとの間で熱交換を行う。ただし、第2熱交換器81は、送気ライン14に流れるBOGと、返送ライン41におけるバイパスライン51との接続点(すなわち分配弁52の位置)と第1熱交換器43との間に流れるBOGとの間で熱交換を行ってもよい。
この構成によれば、返送ライン41を通じてタンク11へ返送される高圧かつ高温のBOGは、第2熱交換器81で送気ライン14に流れる低圧かつ低温のBOGにより冷却された後、第1熱交換器43で送液ライン18に流れるLNGにより冷却される。このため、返送ライン41を通じてタンク11へ返送されるBOGの再液化率を更に向上させることができる。
(第3実施形態)
次に、図6を参照して、本発明の第3実施形態に係る船舶1Dを説明する。本実施形態では、返送ライン41を通じてタンク11へ返送されるBOGを冷却するための構成として、第1熱交換器43に加え、第3熱交換器82が設けられている。
第3熱交換器82は、第2供給ライン20における気液分離器23と加熱器24の間に流れるVGと、返送ライン41において第1熱交換器43に流入するBOGとの間で熱交換を行う。より詳しくは、第3熱交換器82は、第2供給ライン20における気液分離器23と加熱器24の間に流れるVGと、返送ライン41におけるバイパスライン51との接続点(すなわち分配弁52の位置)より上流側部分に流れるBOGとの間で熱交換を行う。ただし、第3熱交換器82は、第2供給ライン20における気液分離器23と加熱器24の間に流れるVGと、返送ライン41におけるバイパスライン51との接続点(すなわち分配弁52の位置)と第1熱交換器43との間に流れるBOGとの間で熱交換を行ってもよい。
この構成によれば、返送ライン41を通じてタンク11へ返送される高圧かつ高温のBOGは、第3熱交換器82で第2供給ライン20に流れるVGにより冷却された後、第1熱交換器43で送液ライン18に流れるLNGにより冷却される。このため、返送ライン41を通じてタンク11へ返送されるBOGの再液化率を更に向上させることができる。
(その他の実施形態)
本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変形が可能である。
例えば、図4〜図6の構成は、適宜組合せ可能である。例えば、図5および図6に示す構成は、分配弁52の代わりに、図4に示す調整弁53,54を採用してもよいし、また、第2熱交換器81および第3熱交換器82のうちの2つ以上を備える構成も可能である。また、上記の船舶1A〜1Dは、送気ライン14に流れるBOGと、バイパスライン51に流れるBOGとの間で熱交換を行う熱交換器を更に備えてもよい。
また、図5および図6の構成では、BOGを冷却する複数の熱交換器が別々に設けられていたが、これらの熱交換器は、一体的に形成されていてもよい。例えば、図5に示す船舶1Cにおいて、第1熱交換器43と第2熱交換器81が一体的に形成されていてもよい。
また、上記実施形態では、制御装置6は、温度計72で検出された出口温度Tに基づいて指令値X1を算出したが、出口温度Tに加えてまたは代わりに、例えば第1熱交換器43の入口温度T2など出口温度Tの指標となる1つ又は複数の別のパラメータに基づいて指令値X1を算出してもよい。また、上記実施形態では、制御装置6は、算出した指令値X1を、返送ガス流量Qrに基づく補正値X2により補正したが、返送ガス流量Qrの代わりに、例えば調整弁45の開度など返送ガス流量Qrの指標となる1つ又は複数の別のパラメータにより補正してもよい。
また、上記実施形態では、制御装置6が出口温度Tに基づくフィードバック制御に返送ガス流量Qrに基づくフィードフォワード制御を組み合わせた制御を行っていたが、制御装置6は、出口温度Tに基づくフィードバック制御のみを行ってもよい。この場合でも、制御装置6は、出口温度Tが目標温度Tsとなるように分配弁52をフィードバック制御する。
上記実施形態で説明された返送ガス流量Qrと補正値X2の関係を示す特性曲線は、図3に示した例に限定されず、熱交換器43の構成などに応じて適切な特性曲線が採用される。
また、船舶1A〜1Dは、第1ブリッジライン31および第2ブリッジライン33のいずれかまたは双方を備えていなくてもよい。また、副ガスエンジン13がメタン価の制約を受けない場合には、第2供給ライン20に冷却器22、気液分離器23および加熱器24が設けられていなくてもよい。
また、主ガスエンジン12および副ガスエンジン13の一方または双方は、必ずしもレシプロエンジンである必要はなく、ガスタービンエンジンであってもよい。
1A〜1D 船舶
11 タンク
12 主ガスエンジン
13 副ガスエンジン
14 送気ライン
15 圧縮機
16 第1供給ライン
17 ポンプ
18 送液ライン
19 強制気化器
20 第2供給ライン
41 返送ライン
42 膨張装置
43 熱交換器(第1熱交換器)
51 バイパスライン
52 分配弁
53,54 調整弁
6 制御装置
71 圧力計
72 温度計
81 第2熱交換器

Claims (3)

  1. 推進用プロペラを回転駆動する主ガスエンジンと、
    液化天然ガスを貯留するタンクと、
    前記タンク内で発生するボイルオフガスを圧縮機へ導く送気ラインと、
    前記圧縮機から吐出されるボイルオフガスを前記主ガスエンジンへ導く第1供給ラインと、
    前記第1供給ラインから分岐して前記タンクへつながる、膨張装置が設けられた返送ラインと、
    発電用の副ガスエンジンと、
    前記タンク内に配置されたポンプから吐出される液化天然ガスを強制気化器へ導く送液ラインと、
    前記強制気化器にて生成される気化ガスを前記副ガスエンジンへ導く第2供給ラインと、
    前記送液ラインに流れる液化天然ガスと前記返送ラインにおける前記膨張装置よりも上流側部分に流れるボイルオフガスとの間で熱交換を行う熱交換器と、
    上流端が前記熱交換器よりも上流側で前記返送ラインに接続され、下流端が前記熱交換器と前記膨張装置との間で前記返送ラインに接続されたバイパスラインと、
    前記強制気化器に導かれる液化天然ガスが気化しないように前記バイパスラインに流れるボイルオフガスの流量を調整する調整装置と、
    前記送液ラインにおける前記熱交換器よりも下流側部分に設けられた、前記熱交換器の出口温度を検出する温度計と、
    前記温度計で検出された出口温度が目標温度となるように前記調整装置を制御する制御装置と、を備える、船舶。
  2. 前記熱交換器は、第1熱交換器であり、
    前記船舶は、前記送気ラインに流れるボイルオフガスと前記返送ラインにおいて前記第1熱交換器に流入するボイルオフガスとの間で熱交換を行う第2熱交換器、を更に備える、請求項1に記載の船舶。
  3. 前記制御装置は、前記第1供給ラインから前記返送ラインに流入するボイルオフガスの流量が閾値より増加したときに、前記バイパスラインに流れるボイルオフガスの流量が増加するように前記調整装置を制御する、請求項1または2に記載の船舶。
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