JP6722072B2 - 船舶 - Google Patents

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Description

本発明は、推進用の主ガスエンジンと船内電源用の副ガスエンジンを含む船舶に関する。
従来から、推進用の主ガスエンジンと船内電源用の副ガスエンジンを含む船舶が知られている。例えば、特許文献1には、図4に示すような船舶100が開示されている。
具体的に、船舶100では、液化天然ガスを貯留するタンク110内で発生するボイルオフガスが送気ライン121により圧縮機130へ導かれ、圧縮機130で高温高圧に圧縮される。圧縮機130から吐出されるボイルオフガスは、第1供給ライン122により推進用の主ガスエンジン(MEGIエンジン)へ導かれる。また、圧縮機130から圧縮途中で抽出された抽出ガスが、第2供給ライン131により船内電源用の副ガスエンジン(DFエンジン)へ導かれる。
さらに、第1供給ライン122からは返送ライン140が分岐しており、この返送ライン140がタンク110へつながっている。返送ライン140は、ボイルオフガスのうちの主ガスエンジンで消費し切れなかった分である余剰ガスを第1供給ライン122からタンク110へ戻す役割を果たす。返送ライン140には、膨張弁141が設けられている。
特開2015−505941号公報
ところで、本発明の発明者らは、本件出願に先立って、推進用の主ガスエンジンへはボイルオフガスを主に供給し、船内電源用の副ガスエンジンへは液化天然ガスを強制的に気化した気化ガスを主に供給する船舶を発明した(例えば、特願2015−247906)。このような船舶では、液化天然ガスを貯留するタンク内に配置されたポンプから吐出される液化天然ガスが送液ラインにより強制気化器へ導かれ、強制気化器にて生成された気化ガスが第2供給ラインにより副ガスエンジンへ導かれる。第2供給ラインには、上流側から順に冷却器および加熱器が設けられる。
副ガスエンジンへ供給される気化ガスの温度は、副ガスエンジンから要求される許容範囲内に保たれる必要がある。このために、第2供給ラインには加熱器をバイパスするようにバイパスラインが接続され、バイパスラインに流れる気化ガスの流量と加熱器を通過する気化ガスの流量とが調整弁により調整される。
このような構成の船舶では、副ガスエンジンへ供給される気化ガスの温度を確実に前記許容範囲内に保つことが望まれる。しかしながら、バイパスラインの合流点の下流側で第2供給ラインに気化ガス温度計を設け、この気化ガス温度計の検出値に基づいて前記調整弁を制御しただけでは、副ガスエンジンへ供給される気化ガスの温度が許容範囲を超えるおそれがある。
そこで、本発明は、副ガスエンジンへ供給される気化ガスの温度を確実に許容範囲内に保つことができるようにすることを目的とする。
前記課題を解決するために、本発明は、1つの側面から、推進用の主ガスエンジンと、液化天然ガスを貯留するタンクと、前記タンク内で発生するボイルオフガスを圧縮機へ導く送気ラインと、前記圧縮機から吐出されるボイルオフガスを前記主ガスエンジンへ導く第1供給ラインと、船内電源用の副ガスエンジンと、前記タンク内に配置されたポンプから吐出される液化天然ガスを強制気化器へ導く送液ラインと、前記強制気化器にて生成される気化ガスを前記副ガスエンジンへ導く第2供給ラインであって、上流側から順に冷却器および加熱器が設けられた第2供給ラインと、前記冷却器と前記加熱器の間で前記第2供給ラインから分岐して、前記加熱器の下流側で前記第2供給ラインに合流するバイパスラインと、前記加熱器を通過する気化ガスの流量と前記バイパスラインに流れる気化ガスの流量との比率を変更する調整弁と、前記第1供給ラインから余剰ガスを前記タンクへ戻す、膨張装置が設けられた返送ラインと、前記冷却器と前記加熱器との間で前記第2供給ラインに流れる気化ガスと前記膨張装置の上流側で前記返送ラインに流れる余剰ガスとの間で熱交換を行う熱交換器と、前記バイパスラインの合流点の下流側で前記第2供給ラインに設けられた気化ガス温度計と、前記気化ガス温度計で検出される気化ガスの温度が目標温度となるようにフィードバック制御により前記調整弁を制御しつつ、前記返送ラインに流れる余剰ガスの流量が増加する間は前記バイパスラインに流れる気化ガスの流量を前記フィードバック制御に先行して増加し、前記返送ラインに流れる余剰ガスの流量が減少する間は前記加熱器を通過する気化ガスの流量を前記フィードバック制御に先行して増加するように、前記調整弁を制御する、制御装置と、を備える、船舶を提供する。
余剰ガス流量が変動したときには、熱交換器から流出する気化ガスの温度が大きく変動し、気化ガス温度計を使用したフィードバック制御だけではその気化ガスの温度の大きな変動に十分に対処できずに、副ガスエンジンへ供給される気化ガスの温度が許容範囲を超えることがある。これに対し、上記の構成では、余剰ガス流量が変動している間はその後の気化ガスの温度の変動を打ち消すように調整弁が事前に制御されるので、余剰ガス流量の変動に対しては、副ガスエンジンへ供給される気化ガスの温度を確実に許容範囲内に保つことができる。
例えば、上記の船舶は、前記膨張装置の上流側で前記返送ラインに設けられた、前記返送ラインに流れる余剰ガスの流量を検出する余剰ガス流量計をさらに備え、前記制御装置は、前記余剰ガス流量計で検出される余剰ガスの流量に基づいて前記調整弁を制御してもよい。
上記の船舶は、前記圧縮機から圧縮途中で抽出された抽出ガスを前記加熱器の下流側であって前記気化ガス温度計の上流側で前記第2供給ラインに導入する抽出ラインと、前記抽出ラインに設けられた抽出ガス流量計と、をさらに備え、前記制御装置は、前記気化ガス温度計で検出される気化ガスの温度が目標温度となるようにフィードバック制御により前記調整弁を制御しつつ、前記抽出ラインに流れる抽出ガスの流量が増加する間は前記加熱器を通過する気化ガスの流量を前記フィードバック制御に先行して増加し、前記抽出ラインに流れる抽出ガスの流量が減少する間は前記バイパスラインに流れる気化ガスの流量を前記フィードバック制御に先行して増加するように、前記調整弁を制御してもよい。
抽出ラインが設けられる場合、抽出ガス流量が変動したときには、抽出ガスと混合後の気化ガスの温度が大きく変動し、気化ガス温度計を使用したフィードバック制御だけではその気化ガスの温度の大きな変動に十分に対処できずに、副ガスエンジンへ供給される気化ガスの温度が許容範囲を超えることがある。これに対し、上記の構成では、抽出ガス流量が変動している間はその後の気化ガスの温度の変動を打ち消すように調整弁が事前に制御されるので、抽出ガス流量の変動に対しては、副ガスエンジンへ供給される気化ガスの温度を確実に許容範囲内に保つことができる。
例えば、上記の船舶は、前記抽出ラインに設けられた、前記抽出ラインに流れる抽出ガスの流量を検出する抽出ガス流量計をさらに備え、前記制御装置は、前記抽出ガス流量計で検出される抽出ガスの流量に基づいて前記調整弁を制御してもよい。
上記の船舶は、前記バイパスラインの分岐点の上流側で前記第2供給ラインに設けられた気化ガス流量計をさらに備え、前記制御装置は、前記気化ガス温度計で検出される気化ガスの温度が目標温度となるようにフィードバック制御により前記調整弁を制御しつつ、前記気化ガス流量計で検出される気化ガスの流量が増加する間は前記加熱器を通過する気化ガスの流量を前記フィードバック制御に先行して増加し、前記気化ガス流量計で検出される気化ガスの流量が減少する間は前記バイパスラインに流れる気化ガスの流量を前記フィードバック制御に先行して増加するように、前記調整弁を制御してもよい。
気化ガス流量が変動したときには、加熱器から流出する気化ガスの温度が大きく変動し、気化ガス温度計を使用したフィードバック制御だけではその気化ガスの温度の大きな変動に十分に対処できずに、副ガスエンジンへ供給される気化ガスの温度が許容範囲を超えることがある。これに対し、上記の構成では、気化ガス流量が変動している間はその後の気化ガスの温度の変動を打ち消すように調整弁が事前に制御されるので、気化ガス流量の変動に対しては、副ガスエンジンへ供給される気化ガスの温度を確実に許容範囲内に保つことができる。
また、本発明は、他の側面から、推進用の主ガスエンジンと、液化天然ガスを貯留するタンクと、前記タンク内で発生するボイルオフガスを圧縮機へ導く送気ラインと、前記圧縮機から吐出されるボイルオフガスを前記主ガスエンジンへ導く第1供給ラインと、船内電源用の副ガスエンジンと、前記タンク内に配置されたポンプから吐出される液化天然ガスを強制気化器へ導く送液ラインと、前記強制気化器にて生成される気化ガスを前記副ガスエンジンへ導く第2供給ラインであって、前上流側から順に冷却器および加熱器が設けられた第2供給ラインと、前記冷却器と前記加熱器の間で前記第2供給ラインから分岐して、前記加熱器の下流側で前記第2供給ラインに合流するバイパスラインと、前記加熱器を通過する気化ガスの流量と前記バイパスラインに流れる気化ガスの流量との比率を変更する調整弁と、前記バイパスラインの合流点の下流側で前記第2供給ラインに設けられた気化ガス温度計と、前記圧縮機から圧縮途中で抽出された抽出ガスを前記加熱器の下流側であって前記気化ガス温度計の上流側で前記第2供給ラインに導入する抽出ラインと、前記抽出ラインに設けられた抽出ガス流量計と、前記気化ガス温度計で検出される気化ガスの温度が目標温度となるようにフィードバック制御により前記調整弁を制御しつつ、前記抽出ラインに流れる抽出ガスの流量が増加する間は前記加熱器を通過する気化ガスの流量を前記フィードバック制御に先行して増加し、前記抽出ラインに流れる抽出ガスの流量が減少する間は前記バイパスラインに流れる気化ガスの流量を前記フィードバック制御に先行して増加するように、前記調整弁を制御する制御装置と、を備える、船舶を提供する。
抽出ガス流量が変動したときには、抽出ガスと混合後の気化ガスの温度が大きく変動し、気化ガス温度計を使用したフィードバック制御だけではその気化ガスの温度の大きな変動に十分に対処できずに、副ガスエンジンへ供給される気化ガスの温度が許容範囲を超えることがある。これに対し、上記の構成では、抽出ガス流量が変動している間はその後の気化ガスの温度の変動を打ち消すように調整弁が事前に制御されるので、抽出ガス流量の変動に対しては、副ガスエンジンへ供給される気化ガスの温度を確実に許容範囲内に保つことができる。
本発明によれば、副ガスエンジンへ供給される気化ガスの温度を確実に許容範囲内に保つことができる。
本発明の一実施形態に係る船舶の概略構成図である。 (a)は余剰ガス流量と第1流量制御弁のFF基準開度との関係を示し、(b)は抽出ガス流量と第1流量制御弁のFF基準開度との関係を示し(c)は気化ガス流量と第1流量制御弁のFF基準開度との関係を示す。 (a)は余剰ガス流量の経時的変化を示し、(b)は第1流量制御弁の開度の経時的変化を示し、(c)は副ガスエンジンへ供給される気化ガスの温度の経時的変化を示す。 従来の船舶の概略構成図である。
図1に、本発明の一実施形態に係る船舶1を示す。この船舶1は、液化天然ガス(以下、LNGという)を貯留するタンク11と、推進用の主ガスエンジン13と、船内電源用の副ガスエンジン16を含む。
図例では、タンク11が1つだけ設けられているが、タンク11は複数設けられてもよい(例えば、船舶1は、LNG運搬船であってもよい)。また、図例では、主ガスエンジン13および副ガスエンジン16が1つずつ設けられているが、主ガスエンジン13が複数設けられてもよいし、副ガスエンジン16が複数設けられてもよい。
主ガスエンジン13は、スクリュープロペラ(図示せず)を直接的に回転駆動してもよいし(機械推進)、スクリュープロペラを発電機およびモータを介して間接的に回転駆動してもよい(電気推進)。
本実施形態では、主ガスエンジン13が、燃料ガス噴射圧が中圧または高圧のレシプロエンジンである。主ガスエンジン13は、燃料ガスのみを燃焼させるガス専焼エンジンであってもよいし、燃料ガスと燃料油の一方または双方を燃焼させる二元燃料エンジンであってもよい(例えば、MEGIエンジン)。ただし、主ガスエンジン13は、燃料ガス噴射圧が低圧のレシプロエンジンであってもよい。あるいは、主ガスエンジン13は、ガスタービンエンジンであってもよい。
副ガスエンジン16は、燃料ガス噴射圧が低圧のレシプロエンジンであり、発電機(図示せず)と連結されている。副ガスエンジン16は、燃料ガスのみを燃焼させるガス専焼エンジンであってもよいし、燃料ガスと燃料油の一方または双方を燃焼させる二元燃料エンジンであってもよい。
主ガスエンジン13へは、燃料ガスとして、自然入熱によりタンク11内で発生するボイルオフガス(以下、BOGという)が主に供給され、副ガスエンジン16へは、燃料ガスとして、LNGが強制的に気化された気化ガス(以下、VGという)が主に供給される。
具体的に、タンク11は、送気ライン21により圧縮機12と接続されており、圧縮機12は、第1供給ライン22により主ガスエンジン13と接続されている。また、タンク11内には、ポンプ14が配置されており、ポンプ14は、送液ライン31により強制気化器15と接続されている。強制気化器15は、第2供給ライン32により副ガスエンジン16と接続されている。
送気ライン21は、タンク11内で発生するBOGを圧縮機12へ導く。圧縮機12は、BOGを中圧または高圧に圧縮する。第1供給ライン22は、圧縮機12から吐出されるBOGを主ガスエンジン13へ導く。
第1供給ライン22からは返送ライン23が分岐しており、この返送ライン23がタンク11へつながっている。返送ライン23は、BOGのうちの主ガスエンジン13で消費し切れなかった分である余剰ガス(以下、EGという)を第1供給ライン22からタンク11へ戻す役割を果たす。返送ライン23には、膨張装置24が設けられている。膨張装置24は、例えば、膨張弁、膨張タービン、エゼクターなどである。
送液ライン31は、ポンプ14から吐出されるLNGを強制気化器15へ導く。強制気化器15は、LNGを強制的に気化し、VGを生成する。第2供給ライン32は、強制気化器15にて生成されるVGを副ガスエンジン16へ導く。ポンプ14は、強制気化器15にて生成されるVGの圧力(つまり、強制気化器15の出口圧力)が副ガスエンジン16の燃料ガス噴射圧よりも高くなるように、LNGを吐出する。ただし、第2供給ライン32に圧縮機が設けられ、ポンプ14の代わりにその圧縮機がVGの圧力を副ガスエンジン16の燃料ガス噴射圧よりも高くしてもよい。
第2供給ライン32には、上流側から順に、冷却器33、気液分離器34および加熱器35が設けられている。冷却器33は、強制気化器15にて生成されたVGを冷却する。VG中の重質分の多く(例えば、エタン、プロパン、ブタンなど)は、冷却器33での冷却によって液体となり、気液分離器34で除去されてタンク11へ戻される。これにより、メタン価の高いVGが副ガスエンジン16へ供給される。加熱器35は、気液分離器34を通過したVGを加熱する。
さらに、本実施形態では、返送ライン23に流れるEGを冷却するための3つの熱交換器(第1熱交換器51、第2熱交換器52および第3熱交換器53)が設けられている。返送ライン23は、膨張装置24の上流側で、第1熱交換器51、第2熱交換器52および第3熱交換器53をこの順に通過する。また、送気ライン21は第2熱交換器52を通過し、送液ライン31は第3熱交換器53を通過し、第2供給ライン32は気液分離器34と加熱器35の間で第1熱交換器51を通過する。返送ライン23に流れるEGは、第1〜第3熱交換器51〜53で冷却された後に膨張装置24で膨張されることによって、部分的に液化する。
第1〜第3熱交換器51〜53は、例えば、プレートとコルゲートフィンが交互に積層されたプレートフィンタイプの熱交換器である。図例では、第1〜第3熱交換器51〜53が別体になっているが、第1〜第3熱交換器51〜53のうちのいずれか2つまたは全てが一体になっていてもよい。
第1熱交換器51は、第2熱交換器52の上流側で返送ライン23に流れるEG(つまり、圧縮機12での圧縮によって高温となったBOG)と、気液分離器34と加熱器35の間で第2供給ライン32に流れるVG(つまり、冷却器33で冷却されたVG)との間で熱交換を行う。第2熱交換器52は、第1熱交換器51と第3熱交換器53の間で返送ライン23に流れるEG(つまり、第1熱交換器51で冷却されたEG)と、送気ライン21に流れるBOGとの間で熱交換を行う。第3熱交換器53は、第2熱交換器52と膨張装置24との間で返送ライン23に流れるVG(つまり、第2熱交換器52で冷却されたVG)と送液ライン31に流れるLNGとの間で熱交換を行う。
上述した圧縮機12は、抽出ライン43により第2供給ライン32と接続されている。抽出ライン43は、圧縮機12から圧縮途中で抽出された抽出ガス(以下、BGという)を加熱器35の下流側であって後述するVG温度計81の上流側で第2供給ライン32に導入する。抽出ライン43には、流量制御弁44が設けられている。例えば、流量制御弁44は、タンク11に戻されるEGによってタンク11内の圧力が許容値を上回るときに開かれる。BGの温度は、加熱器35から流出するVGの温度よりも低くなることがあり、副ガスエンジン16から要求される許容範囲Rの下限T1よりも低くなることもある。
また、第2供給ライン32は、補給ライン41により送気ライン21と接続されている。補給ライン41は、気液分離器34と第1熱交換器51の間で第2供給ライン32から分岐して、第2熱交換器52の下流側で送気ライン21に合流している。ただし、補給ライン41は、冷却器33と気液分離器34の間で第2供給ライン32から分岐してもよい。補給ライン41には、流量制御弁42が設けられている。流量制御弁42は、BOGの発生量が主ガスエンジン13の燃料ガス消費量に不足する場合に開かれる。
さらに、本実施形態では、副ガスエンジン16へ供給されるVGの温度を、副ガスエンジン16から要求される許容範囲R内に保つための構成が採用されている。例えば、許容範囲Rの下限T1は0〜10℃であり、許容範囲の上限T2は50〜60℃である。
具体的に、第2供給ライン32には、加熱器35をバイパスするようにバイパスライン36が接続されている。バイパスライン36は、第1熱交換器51と加熱器35の間で第2供給ライン32から分岐して、加熱器35の下流側で第2供給ライン32に合流している。
加熱器35を通過するVGの流量とバイパスライン36に流れるVGの流量との比率は、調整弁6により変更される。本実施形態では、調整弁6が、バイパスライン36の分岐点と加熱器35の間で第2供給ライン32に設けられた第1流量制御弁61と、バイパスライン36に設けられた第2流量制御弁62で構成される。ただし、調整弁6は、バイパスライン36の分岐点に設けられた三方弁(分配弁)であってもよいし、バイパスライン36の合流点に設けられた三方弁(混合弁)であってもよい。
調整弁6(第1流量制御弁61および第2流量制御弁62)は、制御装置7により制御される。ただし、図1では、図面の簡略化のために一部の信号線のみを描いている。制御装置7は、VG温度計81、EG流量計91、BG流量計92およびVG流量計93と電気的に接続されている。例えば、制御装置7は、ROMやRAMなどのメモリとCPUを有し、ROMに格納されたプログラムがCPUにより実行される。
VG温度計81は、バイパスライン36の合流点の下流側で第2供給ライン32に設けられており、副ガスエンジン16へ供給されるVGの温度を検出する。EG流量計91は、膨張装置24の上流側で返送ライン23に設けられており、返送ライン23に流れるEGの流量を検出する。BG流量計92は、抽出ライン43に設けられており、抽出ライン43に流れるBGの流量を検出する。VG流量計93は、バイパスライン36の分岐点の上流側で第2供給ライン32に設けられており、第2供給ライン32に流れるVGの流量を検出する。
VG温度計81はフィードバック(以下、FBという)制御に用いられ、EG流量計91、BG流量計92およびVG流量計93はフィードフォワード(以下、FFという)制御に用いられる。本実施形態では、第1および第2流量制御弁61,62の基準開度がFF制御において定められる。ただし、第1および第2流量制御弁61,62の基準開度がFB制御において定められてもよい。
図2(a)は、EG流量と第1流量制御弁61のFF基準開度との関係を示し、図2(b)は、BG流量と第1流量制御弁61のFF基準開度との関係を示し、図2(c)は、VG流量と第1流量制御弁61のFF基準開度との関係を示す。制御装置7には、それらの関係が三次元マップとして格納されている。なお、図示は省略するが、第2流量制御弁62のFF基準開度は、第1流量制御弁61のFF基準開度との和が100%となるように、図2(a)〜(c)のそれぞれと逆になる。
まず、制御装置7は、FB制御により、VG温度計81で検出されるVGの温度が目標温度Ttとなるように調整弁6を制御する。さらに、制御装置7は、FB制御を行いつつ、EG流量計91で検出されるEGの流量に基づいてFF制御を行う。
より詳しくは、図3(a)に示すようにEG流量計で検出されるEGの流量が増加する間は、制御装置7は、バイパスライン36に流れるVGの流量をFB制御に先行して増加するように、調整弁6を制御する。つまり、制御装置7は、EGの流量が増加するにつれて、図3(b)中に破線で示すように第1流量制御弁61のFF基準開度を小さくするとともに、第2流量制御弁62のFF基準開度を大きくする。なお、図3(b)中の実線と破線の間の開度差が、FB制御により調整される分である。
逆に、EG流量計で検出されるEGの流量が減少する間は、制御装置7は、加熱器35を通過するVGの流量をFB制御に先行して増加するように、調整弁6を制御する。つまり、制御装置7は、EGの流量が減少するにつれて、第1流量制御弁61のFF基準開度を大きくするとともに、第2流量制御弁62のFF基準開度を小さくする。
EG流量が変動したときには、第1熱交換器51から流出するVGの温度が大きく変動し、VG温度計81を使用したFB制御だけではそのVGの温度の大きな変動に十分に対処できずに、図3(c)中に二点鎖線で示すように副ガスエンジン16へ供給されるVGの温度が許容範囲Rを超えることがある。これに対し、本実施形態のようなEG流量計91を使用したFF制御をFB制御に組み合わせれば、EG流量が変動している間はその後のVGの温度の変動を打ち消すように調整弁6が事前に制御されるので、EG流量の変動に対しては、副ガスエンジン16へ供給されるVGの温度を確実に許容範囲R内に保つことができる。
また、制御装置7は、FB制御を行いつつ、BG流量計92で検出されるBGの流量に基づいてFF制御を行う。より詳しくは、BG流量計92で検出されるBGの流量が増加する間は、制御装置7は、加熱器35を通過するVGの流量をFB制御に先行して増加するように、調整弁6を制御する。つまり、制御装置7は、BGの流量が増加するにつれて、第1流量制御弁61のFF基準開度を大きくするとともに、第2流量制御弁62のFF基準開度を小さくする。逆に、BG流量計92で検出されるBGの流量が減少する間は、制御装置7は、バイパスライン36に流れるVGの流量をFB制御に先行して増加するように、調整弁6を制御する。つまり、制御装置7は、BGの流量が増加するにつれて、第1流量制御弁61のFF基準開度を小さくするとともに、第2流量制御弁62のFF基準開度を大きくする。
BG流量が変動したときには、BGと混合後のVGの温度が大きく変動し、VG温度計を使用したFB制御だけではそのVGの温度の大きな変動に十分に対処できずに、副ガスエンジン16へ供給されるVGの温度が許容範囲Rを超えることがある。これに対し、本実施形態のようなBG流量計92を使用したFF制御をFB制御に組み合わせれば、BG流量が変動している間はその後のVGの温度の変動を打ち消すように調整弁6が事前に制御されるので、BG流量の変動に対しては、副ガスエンジン16へ供給されるVGの温度を確実に許容範囲内に保つことができる。
さらに、制御装置7は、FB制御を行いつつ、VG流量計93で検出されるVGの流量に基づいてFF制御を行う。より詳しくは、VG流量計93で検出されるVGの流量が増加する間は、制御装置7は、加熱器35を通過するVGの流量をFB制御に先行して増加するように、調整弁6を制御する。つまり、制御装置7は、VGの流量が増加するにつれて、第1流量制御弁61のFF基準開度を大きくするとともに、第2流量制御弁62のFF基準開度を小さくする。逆に、VG流量計93で検出されるVGの流量が減少する間は、制御装置7は、バイパスライン36に流れるVGの流量をFB制御に先行して増加するように、調整弁6を制御する。つまり、制御装置7は、VGの流量が増加するにつれて、第1流量制御弁61のFF基準開度を小さくするとともに、第2流量制御弁62のFF基準開度を大きくする。
VG流量が変動したときには、加熱器35から流出するVGの温度が大きく変動し、VG温度計81を使用したFB制御だけではそのVGの温度の大きな変動に十分に対処できずに、副ガスエンジン16へ供給されるVGの温度が許容範囲Rを超えることがある。これに対し、本実施形態のようなVG流量計93を使用したFF制御をFB制御に組み合わせれば、VG流量が変動している間はその後のVGの温度の変動を打ち消すように調整弁6が事前に制御されるので、VG流量の変動に対しては、副ガスエンジン16へ供給されるVGの温度を確実に許容範囲R内に保つことができる。
(変形例)
本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変形が可能である。
例えば、VG流量計83が省略されて、制御装置7がFF制御としてEG流量計91およびBG流量計92に基づく制御のみを行ってもよい。この場合、図2(a)に示すEG流量と第1流量制御弁61のFF基準開度との関係および図2(b)に示すBG流量と第1流量制御弁61のFF基準開度との関係が二次元マップとして制御装置7に格納されてもよい。
また第2熱交換器52および第3熱交換器53が省略されて、EGが第1熱交換器51のみで冷却されてもよい。また、主ガスエンジン13が二元燃料エンジンである場合、補給ライン41が省略されてもよい。
また、制御装置7は、FF制御としてEG流量計91のみに基づく制御を行ってもよい。この場合、抽出ライン43は省略可能である。
あるいは、制御装置7は、FF制御としてBG流量計92のみに基づく制御を行ってもよい。この場合、第1〜第3熱交換器51〜53の全てが省略可能であるとともに、返送ライン23も省略可能である。
さらに、VG流量計91が用いられる代わりに、膨張装置24が膨張弁である場合には、制御装置7が膨張弁の開度から返送ライン23に流れるEGの流量を推定してもよい。あるいは、制御装置7は、例えば、BOGの発生量から主ガスエンジン13の燃料ガス消費量を差し引いた値から返送ライン23に流れるEGの流量を推定してもよい。
また、BG流量計92が用いられる代わりに、制御装置7が流量制御弁44の開度から抽出ライン43に流れるEGの流量を推定してもよい。
1 船舶
11 タンク
12 圧縮機
13 主ガスエンジン
14 ポンプ
15 強制気化器
16 副ガスエンジン
21 送気ライン
22 第1供給ライン
23 返送ライン
24 膨張装置
31 送液ライン
32 第2供給ライン
33 冷却器
35 加熱器
36 バイパスライン
43 抽出ライン
51〜53 熱交換器
6 調整弁
7 制御装置
81 VG温度計
91 EG流量計
92 BG流量計
93 VG流量計

Claims (6)

  1. 推進用の主ガスエンジンと、
    液化天然ガスを貯留するタンクと、
    前記タンク内で発生するボイルオフガスを圧縮機へ導く送気ラインと、
    前記圧縮機から吐出されるボイルオフガスを前記主ガスエンジンへ導く第1供給ラインと、
    船内電源用の副ガスエンジンと、
    前記タンク内に配置されたポンプから吐出される液化天然ガスを強制気化器へ導く送液ラインと、
    前記強制気化器にて生成される気化ガスを前記副ガスエンジンへ導く第2供給ラインであって、上流側から順に冷却器および加熱器が設けられた第2供給ラインと、
    前記冷却器と前記加熱器の間で前記第2供給ラインから分岐して、前記加熱器の下流側で前記第2供給ラインに合流するバイパスラインと、
    前記加熱器を通過する気化ガスの流量と前記バイパスラインに流れる気化ガスの流量との比率を変更する調整弁と、
    前記第1供給ラインから余剰ガスを前記タンクへ戻す、膨張装置が設けられた返送ラインと、
    前記冷却器と前記加熱器との間で前記第2供給ラインに流れる気化ガスと前記膨張装置の上流側で前記返送ラインに流れる余剰ガスとの間で熱交換を行う熱交換器と、
    前記バイパスラインの合流点の下流側で前記第2供給ラインに設けられた気化ガス温度計と、
    前記気化ガス温度計で検出される気化ガスの温度が目標温度となるようにフィードバック制御により前記調整弁を制御しつつ、前記返送ラインに流れる余剰ガスの流量が増加する間は前記バイパスラインに流れる気化ガスの流量を前記フィードバック制御に先行して増加し、前記返送ラインに流れる余剰ガスの流量が減少する間は前記加熱器を通過する気化ガスの流量を前記フィードバック制御に先行して増加するように、前記調整弁を制御する、制御装置と、
    を備える、船舶。
  2. 前記膨張装置の上流側で前記返送ラインに設けられた、前記返送ラインに流れる余剰ガスの流量を検出する余剰ガス流量計をさらに備え、
    前記制御装置は、前記余剰ガス流量計で検出される余剰ガスの流量に基づいて前記調整弁を制御する、請求項1に記載の船舶。
  3. 前記圧縮機から圧縮途中で抽出された抽出ガスを前記加熱器の下流側であって前記気化ガス温度計の上流側で前記第2供給ラインに導入する抽出ラインをさらに備え、
    前記制御装置は、前記気化ガス温度計で検出される気化ガスの温度が目標温度となるようにフィードバック制御により前記調整弁を制御しつつ、前記抽出ラインに流れる抽出ガスの流量が増加する間は前記加熱器を通過する気化ガスの流量を前記フィードバック制御に先行して増加し、前記抽出ラインに流れる抽出ガスの流量が減少する間は前記バイパスラインに流れる気化ガスの流量を前記フィードバック制御に先行して増加するように、前記調整弁を制御する、請求項1または2に記載の船舶。
  4. 前記抽出ラインに設けられた、前記抽出ラインに流れる抽出ガスの流量を検出する抽出ガス流量計をさらに備え、
    前記制御装置は、前記抽出ガス流量計で検出される抽出ガスの流量に基づいて前記調整弁を制御する、請求項3に記載の船舶。
  5. 前記バイパスラインの分岐点の上流側で前記第2供給ラインに設けられた気化ガス流量計をさらに備え、
    前記制御装置は、前記気化ガス温度計で検出される気化ガスの温度が目標温度となるようにフィードバック制御により前記調整弁を制御しつつ、前記気化ガス流量計で検出される気化ガスの流量が増加する間は前記加熱器を通過する気化ガスの流量を前記フィードバック制御に先行して増加し、前記気化ガス流量計で検出される気化ガスの流量が減少する間は前記バイパスラインに流れる気化ガスの流量を前記フィードバック制御に先行して増加するように、前記調整弁を制御する、請求項1〜4の何れか一項に記載の船舶。
  6. 推進用の主ガスエンジンと、
    液化天然ガスを貯留するタンクと、
    前記タンク内で発生するボイルオフガスを圧縮機へ導く送気ラインと、
    前記圧縮機から吐出されるボイルオフガスを前記主ガスエンジンへ導く第1供給ラインと、
    船内電源用の副ガスエンジンと、
    前記タンク内に配置されたポンプから吐出される液化天然ガスを強制気化器へ導く送液ラインと、
    前記強制気化器にて生成される気化ガスを前記副ガスエンジンへ導く第2供給ラインであって、前上流側から順に冷却器および加熱器が設けられた第2供給ラインと、
    前記冷却器と前記加熱器の間で前記第2供給ラインから分岐して、前記加熱器の下流側で前記第2供給ラインに合流するバイパスラインと、
    前記加熱器を通過する気化ガスの流量と前記バイパスラインに流れる気化ガスの流量との比率を変更する調整弁と、
    前記バイパスラインの合流点の下流側で前記第2供給ラインに設けられた気化ガス温度計と、
    前記圧縮機から圧縮途中で抽出された抽出ガスを前記加熱器の下流側であって前記気化ガス温度計の上流側で前記第2供給ラインに導入する抽出ラインと、
    前記抽出ラインに設けられた抽出ガス流量計と、
    前記気化ガス温度計で検出される気化ガスの温度が目標温度となるようにフィードバック制御により前記調整弁を制御しつつ、前記抽出ラインに流れる抽出ガスの流量が増加する間は前記加熱器を通過する気化ガスの流量を前記フィードバック制御に先行して増加し、前記抽出ラインに流れる抽出ガスの流量が減少する間は前記バイパスラインに流れる気化ガスの流量を前記フィードバック制御に先行して増加するように、前記調整弁を制御する制御装置と、
    を備える、船舶。
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