JP6796872B2 - 植生体の製造装置及び植生体の製造方法 - Google Patents

植生体の製造装置及び植生体の製造方法 Download PDF

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本発明は植生体の製造装置及び植生体の製造方法に関する。
従来、紙や不織布の表面に植物材料(例えば、植物種子、肥料、土壌改良材)を坦持させた植生シートと、植生シートの上に重ねられたネットとを有する植生体が提案されている。
特開平2−227002号公報
これらの植生体において、ネットには樹脂のネットや天然繊維(例えば、ジュート繊維や椰子繊維)のネットが一般に利用される。これらのネットは、一般には接着剤又はヒートシールによって植生シートに固定される。
しかし、厚手の椰子ネットや玄武岩繊維などの特殊なネットでは、従来の接着方法(接着剤や熱接着方式)では接着できず、やむなくCリングによる固定方式を採っていた。
本発明の一実施形態は,このような問題を解決するためになされたもので,新たな植生体の製造装置と植生体を提供するものである。
本発明の実施形態に係る植生体の製造装置は,
所定方向に移動するベルト(28)の上に植生シート(56),植生基材袋(114),及び植生ネット(66)を順次積層して一体化する植生体の製造装置であって,
積層された前記植生シート(56),前記植生基材袋(114),及び前記植生ネット(66)を縫って一体化する複数のミシン(42,44)を備えており,
前記植生基材袋(114)は,筒と,前記筒の中に収容された植物種子,肥料,土壌改良材の少なくとも一つを含むことを特徴とする。
また,別の実施形態に係る植生体の製造装置は,
所定の方向に移動するベルト(28)の上に植生シート(56),藁(214),及び植生ネット(66)を順次積層して一体化する植生体の製造装置であって,
積層された前記植生シート(56),前記藁(214),及び前記植生ネット(66)を縫って一体化する複数のミシン(42,44)を備えており,
前記藁(214)は,稲藁と麦藁の少なくとも一つを含むことを特徴とする。
本発明の実施形態に係る植生体は,
植生シート(56)と,
前記植生シート(56)の上に配置された複数の植生基材袋(114)と,
前記植生基材袋(114)の上に配置された植生ネット(66)を備えており,
前記植生基材袋(114)は,筒と,前記筒の中に収容された植物種子,肥料,土壌改良材の少なくとも一つを含み,
重ねられた前記植生シート(56),前記植生基材袋(114),及び前記植生ネット(66)は,ミシン縫いされて一体化されていることを特徴とする。
本発明の他の実施形態に係る植生体は,
植生シート(56)と,
前記植生シート(56)の上に配置された藁(214)と,
前記藁(214)の上に配置された植生ネット(66)を備えており,
前記藁(214)は,稲藁と麦藁の少なくとも一つを含み,
重ねられた前記植生シート(56),前記藁(214),及び前記植生ネット(66)はミシン縫いされて一体化されていることを特徴とする。
本発明の植生体の製造装置及び植生体によれば,植生基材又は藁は,植生シートとネットにミシン縫いされて一体化されているため,製造時及び法面への敷設時に植生体から容易に分離することがない。
図1は、実施形態1に係る植生体の製造装置を横から見た側面図(図1(a))と、図1(a)の製造装置で製造された植生体の断面を模式的に示す図(図1(b))を含む。 図2は、実施形態2に係る植生体の製造装置を横から見た側面図(図2(a))と、図2(a)の製造装置で製造された植生体の断面を模式的に示す図(図2(b))を含む。 図3は、実施形態3に係る植生体の製造装置を横から見た側面図(図3(a))と、図3(a)の製造装置で製造された植生体の断面を模式的に示す図(図3(b))を含む。
以下,添付図面を参照して本発明に係る植生体の製造装置及び植生体の製造方法の実施形態1を説明する。
図1(a)は本発明の実施形態1に係る植生体の製造装置10を示す。図示するように,植生体の製造装置10は,植生体(図1(b)参照)を製造するための原材料を図の右側(上流側)から左側(下流側)に向かって搬送する搬送機構14を有する。以下,必要に応じて,図において右側から左側に向かう方向(搬送装置の搬送方向)を「x方向」,x方向に直交する紙面の表裏方向(搬送装置の幅方向)を「y方向」という。
図1に示すように,搬送機構14は一対のローラ16,18を有する。ローラ16,18は,中心軸をy方向に向け,x方向に所定の間隔をあけて,ほぼ同じ高さに平行に配置されている。実施形態では,2つのローラ16,18のうちの一方(ローラ16)が駆動ローラ,他方(ローラ18)が従動ローラとして機能するようにしてある。以下,下流側のローラ16を「駆動ローラ16」,上流側のローラ18を「従動ローラ18」という。実施形態では,名称が示すとおり,駆動ローラ16がモータ20に駆動連結されている。
駆動ローラ16と従動ローラ18の間には,複数の中間ローラ22が,中心軸をy方向に向け,x方向に所定の間隔をあけて,ほぼ同じ高さに平行に配置されている。駆動ローラ16とこれに隣接する中間ローラ22aの間にはミシンベッド(上流側ミシンベッド)24が配置されている。
駆動ローラ16,従動ローラ18,及び中間ローラ22の下方には,テンションローラ26が配置されている。テンションローラ26は,中心軸をy方向に向け,駆動ローラ16,従動ローラ18,及び中間ローラ22と平行に配置されている。テンションローラ26は,上下方向に移動可能となっている。
駆動ローラ16,従動ローラ18,中間ローラ22,テンションローラ26,及びミシンベッド24の周りには,これらを囲むように,複数の搬送ベルト28が掛け渡されている。実施形態では,複数の搬送ベルト28が,y方向に所定の間隔をあけて配置されている。搬送ベルト28に一定のテンションを掛けるために,テンションローラ26には下方に向かって所定の力が加えられている。この力は,例えば,テンションローラ26のシャフトにスプリング又はウェイトを連結することによって加えることができる。
実施形態では,駆動ローラ16とそれに隣接する中間ローラ22(22a)の上に押さえローラ30,32が配置されている。押さえローラ30,32の周りには,これらの押さえローラ30,32を囲むように,複数の押さえベルト34が掛け渡されている。実施形態では,押さえベルト34は,搬送ベルト28に対応する位置に配置されている。実施形態では,駆動ローラ16の上に配置された押さえローラ30が,図示しない連結機構を介してモータ20に駆動連結されており,モータ20の駆動に基づいて,搬送ベルト28と押さえベルト34が同じ周速度で逆方向(例えば,搬送ベルト28は反時計回り方向,押さえベルト34は時計回り方向)に移動するように構成されている。
搬送機構14はまた,駆動ローラ16の下流側に,別のミシンベッド(下流側ミシンベッド)36を備えている。
上流側と下流側のミシンベッド24,36には,上下方向に貫通する開口38,40が形成されている。上流側ミシンベッド24の開口38はy方向に隣接する搬送ベルト28の中間に形成されており,下流側ミシンベッド36の開口40は搬送ベルト28の延長上に形成されており,これによりy方向に関して開口38と40が一定の間隔で配置されている。
各開口38,40の近くにはそれぞれミシン42,44が配置されている。ミシン42,44は,一般的なミシンと同様に,ミシン針及びこのミシン針を上下に移動する上部機構と,ボビンとミシン針の上下動に合わせてボビンを回転する下部機構を備えており,上部機構が開口38,40の上に配置され,下部機構が開口38,40の下に配置されている。
実施形態において、搬送機構14の上には、矢印x方向に関して上流側から下流側に向かって順番に配置された2つのステーション、すなわち、植生シート供給ステーション50と植生ネット供給ステーション60が配置されている。
植生シート供給ステーション50は、ローラ52とシートロール54を有する。ローラ52は,中心軸をx方向に向けて,従動ローラ18の上にこれと平行に配置されている。シートロール54は植生シート56を巻回しており、シートロール54から繰り出された植生シート56がローラ52の外周面に沿って搬送ベルト28の上に送り出されるようになっている。
植生ネット供給ステーション60は,植生シート供給ステーション50と同様に,ローラ62とネットロール64を有する。ローラ62は,中心軸をx方向に向けて,中間ローラ22の上にこれと平行に配置されている。ネットロール64はネット66を巻回しており,ネットロール64から繰り出されたネット66がローラ62の外周面に沿って搬送ベルト28の上に送り出されるようになっている。
実施形態において、植生シート56は,図1(b)に示すように、下シート72と、上シート74と、これら下シート72と上シート74の間に保持された植生材料76を有する。下シート72と上シート74は、紙又は不織布若しくは土壌改良材からなるシート(特開平2−227002号に記載の植生帯)のいずれであってもよい。当然、下シート72と上シート74を異なる材料(例えば、下シートを不織布、上シートを紙)で形成してもよい。植生材料76は、植物種子82、肥料84、土壌改良材86のいずれか、またはそれらの任意の組み合わせであってもよい。このような材料を含む植生シートは、下シート72と上シート74を接着剤(図示せず)で接着して構成される。シート72,74の少なくともいずれか一方が熱可塑性樹脂を含む場合、又はシート72,74の間に熱可塑性樹脂の粉末を介在させた場合、シート72,74を上下から加圧加熱して接着する。
ネット66は、樹脂、木綿、椰子、ジュート、玄武岩繊維からなるネット又は金網が好適に利用できる。
上述した種々の構成要素(ローラ16,18,22,26,モータ20,ミシンベッド24,36,ミシン42,44,ローラ52,シートロール54,ローラ62,ネットロール64等)は,図示しない架台に支持されている。
このような構成を備えた植生体の製造装置10を使った植生体の製造を説明する。例えば,モータ20の駆動に基づいて搬送ベルト28が図1(a)の反時計回り方向に回転移動している状態で,植生シート供給ステーション50において、シートロール54から繰り出された植生シート56が,ローラ52を介して搬送ベルト28の上に供給される。次に,植生ネット供給ステーション60において,ネットロール64から繰り出されたネット66が、ローラ62を介して植生シート56の上に供給され、植生シート56の上にネット66を重ねた積層体90が形成される。
搬送ベルト28の上に形成された積層体90は,モータ20の駆動に基づいて搬送ベルト28とともにx方向に搬送され、x方向に関して最も下流側に位置する中間ローラ22(22a)の上を通過すると、搬送ベルト28とこれと同じ速度で移動する押さえベルト34に挟まれた状態で搬送され,駆動ローラ16に到達する前に,上流側ミシンベッド24の上で上流側のミシン42によって、搬送方向に沿って連続的に本縫いされる。図1(b)に示すように,植生シート56とネット66は、ミシン42の上部構造と下部構造からそれぞれ供給される上糸92と下糸94によって本縫いされて一体化される。
上流側のミシン42によって縫われた積層体90は,駆動ローラ16との対向部を通過すると下流側ミシンベッド36の上に供給され,そこで下流側のミシン44によって、搬送方向に沿って連続的に本縫いされる。このとき,下流側のミシン44によって縫われる縫合箇所は,上流側ミシン42で縫われた縫合箇所の中間とその外側である。したがって,x方向に隣接する縫合箇所の距離が短い。また、上述の通り、上糸92と下糸94は本縫いされるため、たとえ途中で糸が切れても、そこから植生シートとネットが分離し始めることもない。
[その他の実施形態]
上述した実施形態は種々改変可能である。
例えば、図2(a)は他の実施形態に係る植生体の製造装置を示す。この製造装置100は植生基材袋供給ステーション110を有する。植生基材袋供給ステーション110は、植生シート供給ステーション50と植生ネット供給ステーション60の間に配置されている。植生基材袋供給ステーション110は基材袋ホッパ112を有する。基材袋ホッパ112には多数の基材袋114が収容されている。基材袋114は,紙又は不織布若しくは土壌改良材シートからなる円筒状の袋で,そこには植生基材である種子,肥料,土壌改良材、藁チップの少なくとも1つが収容されている。複数の基材袋114は,それぞれの長軸をy方向に向けて,基材袋ホッパ112に収容されている。基材袋ホッパ112は,底部開口付近に回転羽根(図示せず)を備えており,この回転羽根の回転に基づいて,それぞれの基材袋114が一定の間隔をあけて,植生シート供給ステーション50から繰り出された植生シート56の上に供給されるように構成されている。
基材袋ホッパ112に回転羽根のような自動基材袋供給装置を設けることは必須ではなく,例えば基材袋ホッパ112に収容されている基材袋114を人手によってシート上に送り出すようにしてもよい。
このように構成された製造装置100によれば、図2(b)に示すように、植生シート56の上に基材袋114が所定の間隔で配置された後、当該基材袋114の上にネット66が配置されて積層体190が形成される。その後、積層体190は、上流側ミシン42と下流側ミシン44により、それぞれのミシン42,44から供給される上糸92と下糸94を用いて、搬送方向に沿って連続的に本縫いされて一体化される。このように植生体は、上糸92と下糸94は本縫いされるため、たとえ途中で糸が切れても、そこから糸が解れて基材袋114が分離するといった問題がない。
また、従来、植生体に基材袋を装着するにはネットに二重織部分(基材袋挿入部)を形成し、その二重織部分に基材袋を挿入することが行われており、そのために多くの手間が掛かっていた。これに対し、本実施形態の製造装置100によれば、ネットに二重織部分を形成する必要がないし、そのような二重織部分に基材袋を挿入するといった煩わしい作業が不要になる。したがって、本実施形態は、効率良く基材袋を備えた植生体を製造できるという利点がある。
図3(a)は他の実施形態に係る植生体の製造装置を示す。この製造装置200は藁供給ステーション210を有する。藁供給ステーション210は、植生シート供給ステーション50と植生ネット供給ステーション60の間に配置されている。藁供給ステーション210は藁ホッパ212を有する。藁ホッパ212には藁214が収容されている。藁214は,稲藁と麦藁のいずれであってもよいし,それらの混合物であってもよい。藁は長藁である必要はなく,細かく切断した藁チップであってもよい。藁ホッパ212は,底部開口付近に回転羽根(図示せず)を備えており,この回転羽根の回転に基づいて,藁214が一定の割合で,植生シート供給ステーション50から繰り出された植生シート56の上に供給されるように構成されている。
藁ホッパ212に回転羽根のような自動藁供給装置を設けることは必須ではなく,例えば藁ホッパ212から送り出された藁214を人手によってシート上に均一に分散してもよい。
このように構成された製造装置200によれば、図3(b)に示すように、植生シート56の上に藁214が所定の密度で配置された後、当該藁214の上にネット66が配置されて積層体290が形成される。その後、積層体290は、上流側ミシン42と下流側ミシン44により、それぞれのミシン42,44から供給される上糸92と下糸94を用いて、搬送方向に沿って連続的に本縫いされて一体化される。このように植生体は、上糸92と下糸94は本縫いされるため、たとえ途中で糸が切れても、そこから糸が解れて藁214が分離するといった問題がない。
また、従来、藁を植生体に組み合わせるためには、長藁又は藁チップを直接植生体に取り付けることができず、そのために先ず藁菰を製造し、次にその藁菰を植生シートに取り付ける作業が必要であった。これに対し、本実施形態の製造装置200によれば、藁菰を製造するプロセスが不要になるし、長藁に限らず藁チップも使用できるという利点がある。
図示しないが、植生シート供給ステーション50と植生ネット供給ステーション60の間に、図2(a)に示す植生基材袋供給ステーション110と図3(a)に示す藁供給ステーション210を配置してもよい。この場合、藁供給ステーションを植生基材袋供給ステーションの上流側に配置してもよいし、逆に藁供給ステーションを植生基材袋供給ステーションの下流側に配置してもよい。この場合、一体化された積層体290は、搬送路の両側に配置したカッター46によって両端を切除して一定の幅に調整することが好ましい。
その他、上述した実施形態の製造装置10,100,200には、図1(a)、2(a)、3(a)に示すように、装置の後方にニップロール47を設置することで、植生体の搬送及び送り出しを円滑に行うことができる。また、図3(a)に示すように、装置の後方にカッター46を設置することで、カッター46による切断が円滑に行うことができる。
10:植生体の製造装置
14:搬送機構
16:駆動ローラ
18:従動ローラ
20:モータ
22:中間ローラ
24:(上流側)ミシンベッド
26:テンションローラ
28:搬送ベルト
30,32:押さえローラ
34:押さえベルト
36:(下流側)ミシンベッド
38,40:開口
42,44:ミシン
46:カッター
47:ニップロール
50:植生シート供給ステーション
52:ローラ
54:シートロール
56:植生シート
60:植生ネット供給ステーション
62:ローラ
64:ネットロール
66:植生ネット
72:第1のシート(下シート)
74:第2のシート(上シート)
90:積層体
92:上糸
94:下糸
100:植生体の製造装置
110:基材袋供給ステーション
112:基材袋ホッパ
114:基材袋
190:積層体
200:植生体の製造装置
210:藁供給ステーション
212:藁ホッパ
214:藁
290:積層体

Claims (11)

  1. 所定方向に移動するベルト(28)の上に植生シート(56),植生基材袋(114),及び植生ネット(66)を順次積層して一体化する植生体の製造装置であって,
    積層された前記植生シート(56),前記植生基材袋(114),及び前記植生ネット(66)を縫って一体化する複数のミシン(42,44)を備えており,
    前記植生基材袋(114)は,筒と,前記筒の中に収容された植物種子,肥料,土壌改良材の少なくとも一つを含むことを特徴とする植生体の製造装置。
  2. 前記ベルト(28)の上に前記所定方向に沿って順次,
    前記植生シート(56)を供給するシート供給ステーション(50),
    前記植生シート(56)の上に前記植生基材袋(114)を供給する植生基材袋供給ステーション(110),及び
    前記植生基材袋(114)の上に前記植生ネット(66)を供給するネット供給ステーション(60)が配置されていることを特徴とする請求項1に記載の植生体の製造装置。
  3. 前記ミシン(42,44)は,上糸(92)と下糸(94)を用いて,前記植生シート(56),前記植生基材袋(114),及び前記植生ネット(66)を本縫いすることを特徴とする請求項1又は2に記載の植生体の製造装置。
  4. 所定の方向に移動するベルト(28)の上に植生シート(56),藁(214),及び植生ネット(66)を順次積層して一体化する植生体の製造装置であって,
    積層された前記植生シート(56),前記藁(214),及び前記植生ネット(66)を縫って一体化する複数のミシン(42,44)を備えており,
    前記藁(214)は,稲藁と麦藁の少なくとも一つを含むことを特徴とする植生体の製造装置。
  5. 前記ベルト(28)の上に前記所定方向に沿って順次,
    前記植生シート(56)を供給するシート供給ステーション(50),
    前記植生シート(56)の上に前記藁(214)を供給する藁供給ステーション(210),及び
    前記藁(214)の上に前記植生ネット(66)を供給するネット供給ステーション(60)が配置されていることを特徴とする請求項4に記載の植生体の製造装置。
  6. 前記ミシン(42,44)は,上糸(92)と下糸(94)を用いて,前記植生シート(56),前記植藁(214),及び前記植生ネット(66)を本縫いすることを特徴とする請求項4又は5に記載の植生体の製造装置。
  7. 植生シート(56)と,
    前記植生シート(56)の上に配置された複数の植生基材袋(114)と,
    前記植生基材袋(114)の上に配置された植生ネット(66)を備えており,
    前記植生基材袋(114)は,筒と,前記筒の中に収容された植物種子,肥料,土壌改良材の少なくとも一つを含み,
    重ねられた前記植生シート(56),前記植生基材袋(114),及び前記植生ネット(66)は,ミシン縫いされて一体化されていることを特徴とする植生体。
  8. 前記植生シート(56),前記植生基材袋(114),及び前記植生ネット(66)は,
    上糸(92)と下糸(94)によって本縫いされていることを特徴とする請求項7に記載の植生体。
  9. 植生シート(56)と,
    前記植生シート(56)の上に配置された藁(214)と,
    前記藁(214)の上に配置された植生ネット(66)を備えており,
    前記藁(214)は,稲藁と麦藁の少なくとも一つを含み,
    重ねられた前記植生シート(56),前記藁(214),及び前記植生ネット(66)はミシン縫いされて一体化されていることを特徴とする植生体。
  10. 前記植生シート(56),前記藁(214),及び前記植生ネット(66)は,上糸(92)と下糸(94)を用いて本縫いされていることを特徴とする請求項9に記載の植生体。
  11. 前記植生ネット(66)が,樹脂,木綿,椰子,ジュート,玄武岩繊維からなるネット又は金網であることを特徴とする請求項7〜10のいずれかに記載の植生体。
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