JP6796171B2 - 撮像光学レンズ - Google Patents

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本発明は、光学レンズ分野に関し、特にスマートフォン、デジタルカメラなどの携帯端末装置と、モニタ、PCレンズなどの撮像装置とに適用される撮像光学レンズに関する。
近年、スマートフォンの登場に伴い、小型化の撮像レンズに対する需要がますます高まっているが、撮像レンズの感光素子は、一般的に、感光結合素子(Charge Coupled Device、CCD)又は相補型金属酸化物半導体素子(Complementary Metal−OxideSemiconductor Sensor、CMOS Sensor)の2種類のみに大別される。また、半導体製造プロセスの技術の進歩により、感光素子の画素サイズが縮小可能であるとともに、現在の電子製品は、優れた機能および軽量化・薄型化・小型化の外観を発展の傾向とする。そのため、良好な結像品質を有する小型化の撮像レンズは、現在の市場において既に主流となっている。優れた結像品質を得るために、携帯電話のカメラに搭載された従来のレンズは、3枚式又は4枚式のレンズ構成を用いることが多い。また、技術の発展及びユーザの多様化のニーズの増加に伴い、感光素子の画素面積が縮小しつつあり且つ結像品質に対するシステムからの要求が高くなってきている場合には、5枚式、6枚式、7枚式のレンズ構成が徐々にレンズの設計に現れている。優れた光学特性、極薄且つ色収差が十分に補正される広角撮像レンズの需要が緊迫化している。
本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、高結像性能を得るとともに、極薄化と広角化の要求を満たす撮像光学レンズを提供することを目的とする。
上記問題を解決するために、本発明の実施形態は、撮像光学レンズを提供する。前記撮像光学レンズは、物体側から像側にかけて、順に正の屈折力を有する第1レンズ、負の屈折力を有する第2レンズ、負の屈折力を有する第3レンズ、第4レンズ、第5レンズ、及び第6レンズを含み、
前記第2レンズの物体側面の軸上曲率半径をR3、前記第2レンズの像側面の軸上曲率半径をR4、前記第1レンズの物体側面の軸上曲率半径をR1、前記第1レンズの軸上厚みをd1、前記第1レンズの像側面の軸上曲率半径をR2、前記第2レンズの屈折率をn2、前記第3レンズの屈折率をn3としたときに、以下の条件式(1)〜(4)を満足する。
2.00≦R3/R4≦5.00 (1)
1.50≦R1/d1≦3.00 (2)
0.30≦R2/R3≦2.00 (3)
1.02≦n2/n3≦1.20 (4)
本発明は、下記の有利な作用効果を有する。本発明に係る撮像光学レンズは、優れた光学特性を有し、極薄、広角であり且つ色収差が十分に補正され、特に高画素用のCCD、CMOSなどの撮像素子により構成された携帯電話の撮像レンズユニットとWEB撮像レンズに適用することができる。
本発明の第1実施形態に係る撮像光学レンズの構成を示す模式図である。 図1に示す撮像光学レンズの軸上色収差を示す模式図である。 図1に示す撮像光学レンズの倍率色収差を示す模式図である。 図1に示す撮像光学レンズの像面湾曲及び歪曲収差を示す模式図である。 本発明の第2実施形態に係る撮像光学レンズの構成を示す模式図である。 図5に示す撮像光学レンズの軸上色収差を示す模式図である。 図5に示す撮像光学レンズの倍率色収差を示す模式図である。 図5に示す撮像光学レンズの像面湾曲及び歪曲収差を示す模式図である。 本発明の第3実施形態に係る撮像光学レンズの構成を示す模式図である。 図9に示す撮像光学レンズの軸上色収差を示す模式図である。 図9に示す撮像光学レンズの倍率色収差を示す模式図である。 図9に示す撮像光学レンズの像面湾曲及び歪曲収差を示す模式図である。
本発明の実施形態は、従来技術に対して、上記レンズの配置方式により、軸上厚み及び曲率半径のデータ上に特定の関係を有するレンズの協働により、撮像光学レンズが高結像性能を得ると共に、極薄化と広角化の要求を満足することができる。
好ましくは、前記第5レンズの物体側面の軸上曲率半径をR9、前記第5レンズの像側面の軸上曲率半径をR10としたとき、前記撮像光学レンズは、以下の条件式(5)を満足する。
−13.00≦R9/R10≦−3.00 (5)
好ましくは、前記撮像光学レンズは、以下の条件式(5−A)を満足する。
−12.00≦R9/R10≦−5.00 (5−A)
好ましくは、前記第3レンズの焦点距離をf3、前記第4レンズの焦点距離をf4としたとき、以下の条件式(6)を満足する。
−2.50≦f3/f4<0 (6)
好ましくは、前記撮像光学レンズは、以下の条件式(6−A)を満足する。
−2.00≦f3/f4<0 (6−A)
好ましくは、前記第6レンズの軸上厚みをd11、前記撮像光学レンズの光学長をTTLとしたとき、以下の条件式(7)を満足する。
0.01≦d11/TTL≦0.20 (7)
好ましくは、以下の条件式(7−A)を満足する。
0.04≦d11/TTL≦0.13 (7−A)
好ましくは、前記第6レンズの像側面上の停留点から光軸までの垂直距離をYc62、前記撮像光学レンズの光学長をTTLとしたとき、前記撮像光学レンズは、以下の条件式(8)を満足する。
0.10≦Yc62/TTL≦0.55 (8)
好ましくは、以下の条件式(8−A)を満足する。
0.20≦Yc62/TTL≦0.30 (8−A)
好ましくは、前記撮像光学レンズのFNOは2.00以下である。
本発明の目的、解決手段及びメリットがより明瞭になるように、図面を参照しながら、本発明の各実施形態を以下に詳しく説明する。しかし、本発明の各実施形態において、本発明が良く理解されるように多くの技術的詳細が提出されたが、それらの技術的詳細および以下の各実施形態に基づく各種の変化及び修正が存在しなくとも、本発明の保護しようとするものを実現可能であることは、当業者に理解されるべきである。
(第1実施形態)
図面を参照すると、本発明は、撮像光学レンズ10を提供する。図1は、本発明の第1実施形態に係る撮像光学レンズ10を示す。当該撮像光学レンズ10は、6枚のレンズを備える。具体的に、前記撮像光学レンズ10は、物体側から像側にかけて、順次に絞りS1、第1レンズL1、第2レンズL2、第3レンズL3、第4レンズL4、第5レンズL5及び第6レンズL6を含む。第6レンズL6と像面Siとの間に光学フィルタ(filter)GFなどの光学素子が設けられても良い。
第1レンズL1、第2レンズL2、第3レンズL3、第4レンズL4、第5レンズL5及び第6レンズL6は、いずれもプラスチック材質である。
前記第1レンズL1は正の屈折力を有し、前記第2レンズL2は負の屈折力を有し、前記第3レンズL3は負の屈折力を有する。
ここで、前記第2レンズL2の物体側面の軸上曲率半径をR3、前記第2レンズL2の像側面の軸上曲率半径をR4、前記第1レンズL1の物体側面の軸上曲率半径をR1、前記第1レンズL1の軸上厚みをd1、前記第1レンズL1の像側面の軸上曲率半径をR2、前記第2レンズL2の屈折率をn2、前記第3レンズL3の屈折率をn3として定義すると、当該撮像光学レンズ10は、以下の条件式(1)〜(4)を満足する。
2.00≦R3/R4≦5.00 (1)
1.50≦R1/d1≦3.00 (2)
0.30≦R2/R3≦2.00 (3)
1.02≦n2/n3≦1.20 (4)
条件式(1)は、第2レンズL2の形状を規定するものである。条件式(1)の範囲外では、FNOが明るい状態で、小型化が困難となる。
条件式(2)は、第1レンズL1の物体側面の軸上曲率半径と軸上厚みの比を規定するものである。条件式(2)の範囲外では、FNOが明るい状態で、小型化が困難となる。
条件式(3)は、第1レンズL1の像側面の軸上曲率半径と第2レンズL2の物体側面の軸上曲率半径の比を規定するものである。この比を合理的に規定することで、第2レンズL2によってシステム収差を効果的に補正することができる。条件式(3)の範囲外では、FNOが明るい状態で、優れた結像性能を得ることが困難となる。
条件式(4)は、第2レンズL2の屈折率と第3レンズL3の屈折率の比を規定するものである。条件式(4)の範囲内では、撮像光学レンズ10は、システム収差をより良く補正し、高性能結像の要求を満足することができる。
本発明に係る撮像光学レンズ10の軸上厚みと曲率半径が上記条件式を満足する場合、撮像光学レンズ10が高性能を有し、且つ広角、低TTLの設計需要を満足する。
本実施形態では、第1レンズL1は、物体側面が近軸において凸面であり、像側面が近軸において凹面であり、正の屈折力を有する。第2レンズL2は、物体側面が近軸において凸面であり、像側面が近軸において凹面であり、負の屈折力を有する。第3レンズL3は、その物体側面が近軸において凸面であり、その像側面が近軸において凹面であり、負の屈折力を有する。第4レンズL4は、物体側面が近軸において凸面であり、像側面が近軸において凹面であり、正の屈折力を有する。第5レンズL5は、物体側面が近軸において凸面であり、像側面が近軸において凸面であり、正の屈折力を有する。第6レンズL6は、物体側面が近軸において凹面であり、像側面が近軸において凹面であり、負の屈折力を有する。
前記第5レンズL5の物体側面の軸上曲率半径をR9、前記第5レンズL5の像側面の軸上曲率半径をR10としたとき、前記撮像光学レンズ10は、以下の条件式(5)を満足する。
−13.00≦R9/R10≦−3.00 (5)
条件式(5)は、第5レンズの形状を規定するものである。条件式(5)の範囲外では、FNOが明るい状態で、小型化が困難となる。
なお、条件式(5)の数値範囲を以下の条件式(5−A)の数値範囲に設定することがさらに好ましい。
−12.00≦R9/R10≦−5.00 (5−A)
前記第3レンズL3の焦点距離をf3、前記第4レンズL4の焦点距離をf4としたときに、以下の条件式(6)を満足する。
−2.50≦f3/f4<0 (6)
条件式(6)は、第3レンズL3と第4レンズL4の焦点距離の比を規定するものである。屈折力を合理的に配分することで、システムが優れた撮像品質及び低い感度を有する。
なお、条件式(6)の数値範囲を以下の条件式(6−A)の数値範囲に設定することがさらに好ましい。
−2.00≦f3/f4<0 (6−A)
前記第6レンズL6の軸上厚みをd11、前記撮像光学レンズの光学長をTTLとしたときに、以下の条件式(7)を満足する。
0.01≦d11/TTL≦0.20 (7)
条件式(7)は、第6レンズL6の軸上厚みと光学長の比を規定するものである。条件式(7)の範囲外では、FNOが明るい状態で、小型化が困難となる。
なお、条件式(7)の数値範囲を以下の条件式(7−A)の数値範囲に設定することがさらに好ましい。
0.04≦d11/TTL≦0.13 (7−A)
第6レンズL6の像側面上の停留点から光軸までの垂直距離をYc62、撮像光学レンズ10の光学長をTTLとしたときに、以下の条件式(8)を満足する。
0.10≦Yc62/TTL≦0.55 (8)
条件式(8)は、第6レンズL6の停留点の位置と光学長の比を規定するものである。条件式(8)の範囲外では、撮像光学レンズ10の収差と歪曲収差を補正することが困難となる。
なお、条件式(8)の数値範囲を以下の条件式(8−A)の数値範囲に設定することがさらに好ましい。
0.20≦Yc62/TTL≦0.30 (8−A)
撮像光学レンズ10のFNOは2.00以下である。FNOは撮像光学レンズの絞りF値であり、この条件を満足することで、撮像光学レンズ10が良い明るさを有し、絞りが大きいとの需要を満足するとともに、夜間撮影效果がより優れる。
このように設計すると、撮像光学レンズ10全体の光学長TTLをできる限り短くし、広角化と小型化特性を維持するとともに、絞りが大きいとの需要を満足することができる。
以下、本発明に係る撮像光学レンズ10についてさらに説明する。各実施形態に記載の記号は以下の通りである。焦点距離、軸上距離、曲率半径、軸上厚み、変曲点位置、停留点位置の単位がmmであり、全画角の単位が°である。
f:撮像光学レンズ10全体の焦点距離
f1:第1レンズL1の焦点距離
f2:第2レンズL2の焦点距離
f3:第3レンズL3の焦点距離
f4:第4レンズL4の焦点距離
FNO:F値
2ω:全画角
S1:絞り
R:光学面の曲率半径、レンズの場合は中心曲率半径
R1:第1レンズL1の物体側面の曲率半径
R2:第1レンズL1の像側面の曲率半径
R3:第2レンズL2の物体側面の曲率半径
R4:第2レンズL2の像側面の曲率半径
R5:第3レンズL3の物体側面の曲率半径
R6:第3レンズL3の像側面の曲率半径
R7:第4レンズL4の物体側面の曲率半径
R8:第4レンズL4の像側面の曲率半径
R9:第5レンズL5の物体側面の曲率半径
R10:第5レンズL5の像側面の曲率半径
R11:第6レンズL6の物体側面の曲率半径
R12:第6レンズL6の像側面の曲率半径
R13:光学フィルタGFの物体側面の曲率半径
R14:光学フィルタGFの像側面の曲率半径
d:レンズの軸上厚み、又は、レンズ間の軸上距離
d0:絞りS1から第1レンズL1の物体側面までの軸上距離
d1:第1レンズL1の軸上厚み
d2:第1レンズL1の像側面から第2レンズL2の物体側面までの軸上距離
d3:第2レンズL2の軸上厚み
d4:第2レンズL2の像側面から第3レンズL3の物体側面までの軸上距離
d5:第3レンズL3の軸上厚み
d6:第3レンズL3の像側面から第4レンズL4の物体側面までの軸上距離
d7:第4レンズL4の軸上厚み
d8:第4レンズL4の像側面から第5レンズL5の物体側面までの軸上距離
d9:第5レンズL5の軸上厚み
d10:第5レンズL5の像側面から第6レンズL6の物体側面までの軸上距離
d11:第6レンズL6の軸上厚み
d12:第6レンズL6の像側面から光学フィルタGFの物体側面までの軸上距離
d13:光学フィルタGFの軸上厚み
d14:光学フィルタGFの像側面から像面までの軸上距離
nd:d線の屈折率
nd1:第1レンズL1のd線の屈折率
nd2:第2レンズL2のd線の屈折率
nd3:第3レンズL3のd線の屈折率
nd4:第4レンズL4のd線の屈折率
nd5:第5レンズL5のd線の屈折率
nd6:第6レンズL6のd線の屈折率
ndg:光学フィルタGFのd線の屈折率
vd:アッベ数
v1:第1レンズL1のアッベ数
v2:第2レンズL2のアッベ数
v3:第3レンズL3のアッベ数
v4:第4レンズL4のアッベ数
v5:第5レンズL5のアッベ数
v6:第6レンズL6のアッベ数
vg:光学フィルタGFのアッベ数
TTL:光学長(第1レンズL1の物体側面から結像面までの軸上距離、単位がmmである)
LB:第6レンズL6の像側面から像面までの軸上距離(光学フィルタGFの厚みを含む)
IH:像高
y=(x/R)/[1+{1−(k+1)(x/R)}1/2]
+A4x+A6x+A8x+A10x10+A12x12+A14x14+A16x16+A18x18+A20x20 (9)
ここで、kは円錐係数であり、A4、A6、A8、A10、A12、A14、A16、A18、A20は非球面係数であり、xは非球面曲線上の点と光軸との垂直距離であり、yが非球面深さ(非球面上の光軸からの距離がxである点と、非球面の光軸上の頂点に接する接平面との両者間の垂直距離)である。
各レンズ面の非球面は、便宜上、上記式(9)で表される非球面を使用している。しかしながら、本発明は、この式(9)で示す非球面多項式に限定するものではない。
好ましくは、高品質の結像需要を満足するように、前記レンズの物体側面及び/又は像側面には変曲点及び/又は停留点(Stationary point)を設置することができる。具体的な実施案について、下記の説明を参照する。
表1、表2は、本発明の第1実施形態に係る撮像光学レンズ10の設計データを示す。
表2は本発明の第1実施形態に係る撮像光学レンズ10における各レンズの非球面データを示す。
表3、表4は本発明の第1実施形態に係る撮像光学レンズ10における各レンズの変曲点及び停留点の設計データを示す。ここで、P1R1、P1R2は、それぞれ第1レンズL1の物体側面と像側面を示し、P2R1、P2R2は、それぞれ第2レンズL2の物体側面と像側面を示し、P3R1、P3R2は、それぞれ第3レンズL3の物体側面と像側面を示し、P4R1、P4R2は、それぞれ第4レンズL4の物体側面と像側面を示し、P5R1、P5R2は、それぞれ第5レンズL5の物体側面と像側面を示し、P6R1、P6R2は、それぞれ第6レンズL6の物体側面と像側面を示す。「変曲点位置」欄の対応するデータは、各レンズの表面に設置された変曲点から撮像光学レンズ10の光軸までの垂直距離である。「停留点位置」欄の対応するデータは、各レンズの表面に設置された停留点から撮像光学レンズ10の光軸までの垂直距離である。
図2、図3は、それぞれ波長486nm、588nm、及び656nmの光が第1実施形態に係る撮像光学レンズ10を通った後の軸上色収差及び倍率色収差を示す模式図である。図4は、波長588nmの光が第1実施形態に係る撮像光学レンズ10を通った後の像面湾曲及び歪曲収差を示す模式図であり、図4の像面湾曲Sはサジタル方向の像面湾曲であり、Tは子午方向の像面湾曲である。
後の表13は、各実施形態の諸値及び条件式で規定したパラメータに対応する値を示す。
表13に示すように、第1実施形態は、各条件式を満足する。
本実施形態において、前記撮像光学レンズの入射瞳径ENPDが3.272mmであり、全視野の像高IHが4.560mmであり、対角線方向の画角2ωが78.295°であり、広角、極薄であり、その軸上、軸外色収差が十分に補正され、且つ優れた光学特性を有する。
(第2実施形態)
第2実施形態は第1実施形態と基本的に同じであり、記号の意味も第1実施形態と同じであり、以下、異なる点のみを示す。
表5、表6は本発明の第2実施形態に係る撮像光学レンズ20の設計データを示す。
表6は本発明の第2実施形態に係る撮像光学レンズ20における各レンズの非球面データを示す。
表7、表8は本発明の第2実施形態に係る撮像光学レンズ20における各レンズの変曲点及び停留点の設計データを示す。
図6、図7は、それぞれ波長486nm、588nm、及び656nmの光が第2実施形態に係る撮像光学レンズ20を通った後の軸上色収差及び倍率色収差を示す模式図である。図8は、波長588nmの光が第2実施形態に係る撮像光学レンズ20を通った後の像面湾曲及び歪曲収差を示す模式図である。表13に示すように、第2実施形態は各条件式を満足する。
本実施形態において、前記撮像光学レンズの入射瞳径ENPDが3.231mmであり、全視野の像高IHが4.560mmであり、対角線方向の画角2ωが76.117°であり、広角、極薄であり、その軸上、軸外色収差が十分に補正され、且つ優れた光学特性を有する。
(第3実施形態)
第3実施形態は第1実施形態と基本的に同じであり、記号の意味も第1実施形態と同じであり、以下、異なる点のみを示す。
表9、表10は本発明の第3実施形態に係る撮像光学レンズ30の設計データを示す。
表10は本発明の第3実施形態に係る撮像光学レンズ30における各レンズの非球面データを示す。
表11、表12は本発明の第3実施形態に係る撮像光学レンズ30における各レンズの変曲点及び停留点の設計データを示す。
図10、図11は、それぞれ波長486nm、588nm、及び656nmの光が第3実施形態に係る撮像光学レンズ30を通った後の軸上色収差及び倍率色収差を示す模式図である。図12は、波長588nmの光が第3実施形態に係る撮像光学レンズ30を通った後の像面湾曲及び歪曲収差を示す模式図である。
下記の表13には上記の条件式により本実施形態において各条件式に対応する値を示している。明らかに、本実施形態の撮像光学システムは、上記の条件式を満足する。
本実施形態において、前記撮像光学レンズの入射瞳径ENPDが3.541mmであり、全視野の像高IHが4.56mmであり、対角線方向の画角2ωが71.451°であり、広角、極薄であり、その軸上、軸外色収差が十分に補正され、且つ優れた光学特性を有する。
表13には各数値実施例の各数値及び条件式(1)〜(8)で規定されるパラメータに対応する値を示している。なお、表13に示す各数値の単位は、2ω(°)、f(mm)、f1(mm)、f2(mm)、f3(mm)、f4(mm)、f5(mm)、f6(mm)、TTL(mm)、LB(mm)、IH(mm)である。
当業者であれば分かるように、上記各実施形態が本発明を実現するための具体的な実施形態であり、実際の応用において、本発明の精神と範囲から逸脱しない限り、形式及び細部に対して各種の変更を行うことができる。

Claims (9)

  1. 撮像光学レンズであって、
    前記撮像光学レンズは、物体側から像側にかけて、順に正の屈折力を有する第1レンズ、負の屈折力を有する第2レンズ、負の屈折力を有する第3レンズ、正の屈折力を有する第4レンズ、正の屈折力を有する第5レンズ、及び負の屈折力を有する第6レンズから構成され
    前記第2レンズの物体側面の軸上曲率半径をR3、前記第2レンズの像側面の軸上曲率半径をR4、前記第1レンズの物体側面の軸上曲率半径をR1、前記第1レンズの軸上厚みをd1、前記第1レンズの像側面の軸上曲率半径をR2、前記第5レンズの物体側面の軸上曲率半径をR9、前記第5レンズの像側面の軸上曲率半径をR10、前記第2レンズの屈折率をn2、前記第3レンズの屈折率をn3としたときに、以下の条件式(1)〜(4)を満足することを特徴とする撮像光学レンズ。
    2.00≦R3/R4≦5.00 (1)
    1.50≦R1/d1≦3.00 (2)
    0.30≦R2/R3≦2.00 (3)
    1.02≦n2/n3≦1.20 (4)
    −13.00≦R9/R10≦−3.00 (5)
  2. 以下の条件式(5−A)を満足することを特徴とする請求項に記載の撮像光学レンズ。
    −12.00≦R9/R10≦−5.00 (5−A)
  3. 前記第3レンズの焦点距離をf3、前記第4レンズの焦点距離をf4としたときに、以下の条件式(6)を満足することを特徴とする請求項1に記載の撮像光学レンズ。
    −2.50≦f3/f4<0 (6)
  4. 以下の条件式(6−A)を満足することを特徴とする請求項に記載の撮像光学レンズ。
    −2.00≦f3/f4<0 (6−A)
  5. 前記第6レンズの軸上厚みをd11、前記撮像光学レンズの光学長をTTLとしたときに、以下の条件式(7)を満足することを特徴とする請求項1に記載の撮像光学レンズ。
    0.01≦d11/TTL≦0.20 (7)
  6. 以下の条件式(7−A)を満足することを特徴とする請求項に記載の撮像光学レンズ。
    0.04≦d11/TTL≦0.13 (7−A)
  7. 前記第6レンズの像側面は、非球面であり、
    前記第6レンズの像側面上の停留点から光軸までの垂直距離をYc62、前記撮像光学レンズの光学長をTTLとしたときに、以下の条件式(8)を満足することを特徴とする請求項1に記載の撮像光学レンズ。
    0.10≦Yc62/TTL≦0.55 (8)
  8. 以下の条件式(8−A)を満足することを特徴とする請求項に記載の撮像光学レンズ。
    0.20≦Yc62/TTL≦0.30 (8−A)
  9. 前記撮像光学レンズのFNOは2.00以下であることを特徴とする請求項1に記載の撮像光学レンズ。
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