JP6795432B2 - 入浴管理システム、入浴管理方法、及びプログラム - Google Patents

入浴管理システム、入浴管理方法、及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、入浴管理システム、入浴管理方法、及びプログラムに関する。
健康を維持することは普遍的な要求であり、健康につながる入浴法の効果や効能についての研究が行われている。各ユーザに応じた、健康につながる入浴法を判定するためには、各ユーザの入浴に関するデータを収集することが有用である。
特許文献1には、入浴者の健康状態に合わせた入浴方法をアドバイスすることが可能な技術が記載されている。
特開2011−239924号公報
しかしながら、従来技術では、ユーザの入浴に関するログを自動で記録することについては考慮されていない。
そこで、ユーザの入浴に関するログを記録することができる技術を提供することを目的とする。
入浴管理システムにおいて、浴槽に給湯する風呂給湯器から、前記浴槽の湯温、及び前記浴槽の湯量うちの少なくとも一つの情報を取得する取得部と、前記取得部により取得された情報と、前記取得部により当該情報が取得された日時とを対応付けて記憶する記憶部と、前記記憶部に記憶された情報と、ユーザの居住する地域に関する情報とに基づいて、前記ユーザに応じた入浴方法を判定する判定部と、を備える。
開示の技術によれば、ユーザの入浴に関するログを記録することが可能となる。
実施形態に係る入浴システムの構成例を示す図である。 実施形態に係るデータロガーのハードウェア構成例を示す図である。 実施形態に係るデータロガー、サーバ装置及び情報端末の機能構成の一例を示す図である。 実施形態に係る入浴システムの処理の一例を示すシーケンス図である。 実施形態に係るデータロガーのログ情報記憶処理の一例を示すフローチャートである。 入浴ログ情報の一例を示す図である。 実施形態に係るサーバ装置及び情報端末のサービス提供処理の一例を示すフローチャートである。 ユーザ管理情報の一例を示す図である。 情報端末における表示画面の例を示す図である。
以下、図面に基づいて本発明の実施形態を説明する。図1は、実施形態に係る入浴システム1の構成例を示す図である。図1において、入浴システム1は、例えば、データロガー10、サーバ装置20、情報端末30、風呂給湯器40、及び風呂給湯器リモコン50を有する。
データロガー10、サーバ装置20、及び風呂給湯器リモコン50は、例えば、ケーブル等により通信可能に接続される。
情報端末30と風呂給湯器リモコン50は、例えば、Bluetooth(登録商標)、無線LAN(Local Area Network)等の近距離無線通信により通信可能に接続される。
情報端末30とサーバ装置20は、例えば、インターネット、携帯電話網等の通信網や、無線LAN等により通信可能に接続される。
データロガー10は、風呂給湯器40から、ユーザの入浴に関する情報を取得し、入浴に関するログ(以下で、単に「ログ」とも称する。)として記憶する。なお、データロガー10は、例えば、風呂給湯器40または風呂給湯器リモコン50の筐体の内部に設けられてもよいし、風呂給湯器40または風呂給湯器リモコン50と一体の構成とされてもよい。
サーバ装置20は、データロガー10に記憶された、ユーザの入浴に関するログの情報に基づいて、例えば、入浴に関するリコメンド等の所定のサービスを提供する。
情報端末30は、例えばスマートフォン、タブレット、ウェアラブルデバイス等、ノートパソコン等の端末である。
情報端末30は、サーバ装置20からのリコメンドの情報に従い、リコメンドのメッセージをユーザに表示したり、リコメンドに応じた風呂給湯器40に対するリモコンコマンドを、風呂給湯器リモコン50に送信する。
なお、情報端末30とサーバ装置20は、一体の装置として構成されてもよい。この場合、例えば、サーバ装置20の各種機能を、情報端末30にて実行されるアプリケーションにより実現してもよい。
風呂給湯器リモコン50は、例えば台所や浴室等に設置される風呂給湯器40用のリモコンである。風呂給湯器リモコン50は、情報端末30からリモコンコマンドを受信すると、風呂給湯器40にコマンドを転送する。
風呂給湯器40は、風呂給湯器リモコン50から受信したコマンドに従って、浴槽に給湯する。また、風呂給湯器40は、浴槽への湯張りの際に用いられるセンサ等で測定された湯温や湯量等のデータ、及び風呂給湯器40の周囲の室外の気温(外気温)のデータを、データロガー10に通知する。
<ハードウェア構成>
図2は、実施形態に係るデータロガー10のハードウェア構成例を示す図である。図2のデータロガー10は、それぞれバスBで相互に接続されているドライブ装置100、補助記憶装置102、メモリ装置103、CPU104、インタフェース装置105、表示装置106、及び入力装置107等を有する。
データロガー10での処理を実現する情報処理プログラムは、記録媒体101によって提供される。情報処理プログラムを記録した記録媒体101がドライブ装置100にセットされると、情報処理プログラムが記録媒体101からドライブ装置100を介して補助記憶装置102にインストールされる。但し、情報処理プログラムのインストールは必ずしも記録媒体101より行う必要はなく、ネットワークを介して他のコンピュータよりダウンロードするようにしてもよい。補助記憶装置102は、インストールされた情報処理プログラムを格納すると共に、必要なファイルやデータ等を格納する。
メモリ装置103は、プログラムの起動指示があった場合に、補助記憶装置102からプログラムを読み出して格納する。CPU104は、メモリ装置103に格納されたプログラムに従ってデータロガー10に係る機能を実現する。インタフェース装置105は、外部に接続するためのインタフェースとして用いられる。表示装置106はプログラムによるGUI(Graphical User Interface)等を表示する。入力装置107はタッチパネル及びボタン等、またはキーボード及びマウス等で構成され、様々な操作指示を入力させるために用いられる。なお、例えば、表示装置106や入力装置107を有しない構成としてもよい。
なお、記録媒体101の一例としては、CD−ROM、DVDディスク、又はUSBメモリ等の可搬型の記録媒体が挙げられる。また、補助記憶装置102の一例としては、HDD(Hard Disk Drive)又はフラッシュメモリ等が挙げられる。記録媒体101及び補助記憶装置102のいずれについても、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に相当する。
サーバ装置20、及び情報端末30のハードウェア構成例は、図2のデータロガー10のハードウェア構成例と同様でもよい。
<機能構成>
次に、図3を参照し、実施形態に係るデータロガー10、サーバ装置20及び情報端末30の機能構成について説明する。図3は、実施形態に係るデータロガー10、サーバ装置20及び情報端末30の機能構成の一例を示す図である。
≪データロガー10の機能構成≫
データロガー10は、記憶部11を有する。記憶部11は、例えば、補助記憶装置102等を用いて実現される。
記憶部11は、ユーザの入浴に関するログを、入浴ログ情報111に記憶する。なお、入浴ログ情報111については後述する。
また、データロガー10は、取得部12、制御部13、及び通信部14を備える。これら各部は、データロガー10にインストールされた1以上のプログラムが、データロガー10のCPU104に実行させる処理により実現される。
取得部12は、風呂給湯器40から、浴槽の湯温、浴槽の湯量、及び外気温等の情報を取得する。
制御部13は、記憶部11に、ログを記憶させる処理の開始や終了等を制御する。
通信部14は、例えば、風呂給湯器リモコン50等を介して、情報端末30等との通信を行う。
≪サーバ装置20の機能構成≫
サーバ装置20は、記憶部21を有する。記憶部21は、例えば、補助記憶装置等を用いて実現される。
記憶部21は、ユーザの入浴に関するログと、ユーザの属性等の情報とを対応付けて、ユーザ管理情報211に記憶する。ここで、ユーザの属性には、例えば、年齢、居住地域、入浴に関する嗜好、性別、身長、体重等のデータが含まれてもよい。なお、ユーザ管理情報211については後述する。
また、サーバ装置20は、判定部22、通知制御部23、及び通信部24を備える。これら各部は、サーバ装置20にインストールされた1以上のプログラムが、サーバ装置20のCPUに実行させる処理により実現される。
判定部22は、データロガー10のログ等に基づいて、ユーザに応じた入浴方法を判定する。
通知制御部23は、情報端末30に対して、判定部22により判定された入浴方法に関する情報をユーザに通知させる制御を行う。
通信部24は、情報端末30等との通信を行う。
≪情報端末30の機能構成≫
情報端末30は、転送部31、サービス提供部32、及び通信部33を備える。これら各部は、情報端末30にインストールされた1以上のプログラムが、情報端末30のCPUに実行させる処理により実現される。
転送部31は、データロガー10から取得したログや、ユーザから入力されたアンケートの回答等のデータを、サーバ装置20に送信する。
サービス提供部32は、サーバ装置20からの指示に応じて、入浴に関するリコメンドのメッセージの表示や、風呂給湯器リモコン50の制御等を行う。
通信部33は、風呂給湯器リモコン50、サーバ装置20等との通信を行う。
通信部24は、情報端末30等との通信を行う。
<処理>
次に、図4を参照し、実施形態に係る入浴システム1の処理について説明する。図4は、実施形態に係る入浴システム1の処理の一例を示すシーケンス図である。
ステップS1において、データロガー10の取得部12は、風呂給湯器40から、ユーザの入浴に関する情報を取得する。
続いて、データロガー10の制御部13は、取得した情報を、入浴に関するログとして記憶部11に記憶させる(ステップS2)。
続いて、情報端末30の転送部31は、データロガー10から、入浴に関するログを取得する(ステップS3)。ここで、情報端末30は、データロガー10から、例えば、風呂給湯器40、及び風呂給湯器リモコン50を介して、入浴に関するログを取得してもよい。また、データロガー10が無線通信機能を備える場合等は、データロガー10から直接ログの情報を取得してもよい。
続いて、情報端末30の転送部31は、情報端末30のユーザのID(ユーザID)と、取得したログ等の情報を、サーバ装置20に送信する(ステップS4)。
続いて、サーバ装置20の記憶部21は、ユーザIDに対応付けて、受信したログ等を記憶する(ステップS5)。
続いて、サーバ装置20の判定部22は、各ユーザのログ等に基づいたサービスの情報を判定する(ステップS6)。
続いて、サーバ装置20の通知制御部23は、当該サービスの情報を、情報端末30に送信する(ステップS7)。
続いて、情報端末30のサービス提供部32は、受信したサービスの情報に応じたサービスをユーザに提供する(ステップS8)。
≪ログ情報記憶処理≫
次に、図5を参照し、図4のステップS1、ステップS2の、データロガー10がログの情報を取得して記憶する処理について説明する。図5は、実施形態に係るデータロガー10のログ情報記憶処理の一例を示すフローチャートである。
ステップS101において、データロガー10の制御部13は、ログの記録を開始する条件を満たしたことを検出する。ここで、データロガー10の制御部13は、例えば、風呂給湯器リモコン50または情報端末30での「湯張り操作」(「給湯操作」)等により、風呂給湯器40が浴槽への湯張りを開始する際に、ログの記録を開始してもよい。なお、「湯張り操作」とは、風呂給湯器40により浴槽内のお湯を入浴可能な状態にするための操作である。「湯張り操作」には、例えば、予め設定された温度、及び湯量にて湯張りを行った後に自動で追い炊き等により保温まで行う「自動湯張り」機能の開始操作、浴槽内の湯を予め設定された温度まで追い炊きする「追い炊き」機能の開始操作、所定の湯量を浴槽に加える「足し湯」機能の開始操作等が含まれる。
また、データロガー10の制御部13は、例えば、浴槽の湯量が、所定の時間以内に、所定の量以上増加した場合、ユーザが入浴したと判断できるため、ログの記録を開始してもよい。
続いて、データロガー10の取得部12は、風呂給湯器40から、浴槽の湯温、湯量、及び外気温等のデータを取得する(ステップS102)。なお、風呂給湯器40は、例えば、風呂給湯器リモコン50にて「ふろ自動」ボタンを押下された場合に、設定された湯温、及び設定された湯量になるように自動で湯張りを行う自動湯張り機能を有する。風呂給湯器40は、自動湯張り機能を実現するため、浴槽の湯温、及び浴槽の湯量を測定するセンサを有している。
なお、浴槽の湯量は、例えば、浴槽の水圧をセンサにて測定し、水圧を水位に換算することにより算出されてもよい。この場合、浴槽の湯量は、浴槽における水位(cm)を示す情報でもよい。また、予め設定されている浴槽の容量の情報を用いて、水位のデータを体積(L、リットル)に換算し、当該体積を湯量としてもよい。
続いて、データロガー10の制御部13は、取得した日時に対応付けて、取得したデータを記憶部11の入浴ログ情報111に記憶させる(ステップS103)。
図6は、入浴ログ情報111の一例を示す図である。入浴ログ情報111には、日時に対応付けて、浴槽の湯温、湯量、及び外気温等のデータが記録される。なお、入浴ログ情報111には、日時に対応付けて、風呂給湯器40から取得された、シャワーに給湯した湯温や湯量のデータも記録されてもよい。これにより、ユーザが浴槽浴をしているのか、シャワー浴のみであるかを判定できる。
続いて、データロガー10の制御部13は、ログの記録を終了する条件を満たしたか否かを判定する(ステップS104)。
ログの記録を終了する条件を満たしていない場合(ステップS104でNO)、制御部13は、例えば一定時間待機した後、ステップS102の処理に進む。
ログの記録を終了する条件を満たした場合(ステップS104でYES)、処理を終了する。ここで、データロガー10の制御部13は、例えば、「自動湯張り」機能が解除され、風呂給湯器40が浴槽への給湯を所定期間(例えば1時間)継続して行わなかった場合、ユーザが入浴していないために、再度の「湯張り操作」が行われていないと判断できるため、ログの記録を終了してもよい。
また、データロガー10の制御部13は、例えば、浴槽の湯温が、徐々に低下し、所定の閾値(例えば35℃)以下になった場合、ログの記録を終了してもよい。これにより、ログのデータ量を低減することができる。また、データロガー10の制御部13は、例えば、浴槽の湯温が、外気温に応じた所定の閾値(例えば外気温が30℃の場合は37℃)以下になると、ログの記録を終了する。これにより、例えば熱帯夜で浴槽の湯温が自然には低下しにくい場合でも、入浴されていない間は、ログの記録を終了することができる。
または、データロガー10の制御部13は、例えば、浴槽の湯量が、所定の時間以内に、所定の量以上減少した場合、ユーザが浴槽から出たと判断できるため、ログの記録を終了してもよい。
≪サービス提供処理≫
次に、図7を参照し、図4のステップS6、ステップS7の、サーバ装置20が、ログ等に基づいたサービスを情報端末30に提供させる処理について説明する。図7は、実施形態に係るサーバ装置20のサービス提供処理の一例を示すフローチャートである。
ステップS201において、サーバ装置20の判定部22は、ユーザ管理情報211に記憶されている、データロガー10から取得したログ、及び情報端末30から取得したユーザ情報に基づいて、ユーザにリコメンドする浴槽の湯温、浴槽の湯量、及び入浴時間(入浴開始時刻及び入浴終了時刻)を判定する。
図8は、ユーザ管理情報211の一例を示す図である。ユーザ管理情報211には、ユーザIDに対応付けて、契約情報、入浴に関するログ、及びユーザ情報の項目が記憶される。
ユーザIDは、情報端末30から取得した、ユーザの識別情報である。契約情報は、例えば、ユーザとガス等の契約を締結した際に取得した、ユーザの住所や生年月日(「年齢に関する情報」の一例)等を含む情報である。入浴に関するログは、データロガー10から取得したログであり、図6に示す入浴ログ情報111と同様の情報である。
ユーザ情報は、情報端末30から取得した、ユーザの健康に関する情報であり、例えば、ユーザの心拍、睡眠計のデータ、アンケートの回答等が含まれる。なお、ユーザの心拍や睡眠計のデータは、例えば、情報端末30にインストールされた所定のアプリケーションにて取得されたデータを、アプリケーション連携機能を用いて取得し、情報端末30からサーバ装置20に通知されてもよい。なお、ユーザの心拍や睡眠計のデータは、公知の技術を用いて取得されてもよい。また、アンケートの回答のデータは、情報端末30にてアンケートを表示させ、ユーザから情報端末30に入力されたものが、情報端末30からサーバ装置20に通知されてもよい。なお、ユーザがガス等の契約者ではない場合、ユーザ情報に、ユーザの生年月日等を含めてもよい。
サーバ装置20の判定部22は、ステップS201において、例えば、ログと、ユーザの心拍、睡眠計、アンケートの回答、及び季節等のデータとの相関に基づき、快眠できる湯温、湯量、及び入浴時間を機械学習する。そして、サーバ装置20の判定部22は、機械学習した結果に基づいて、ユーザにリコメンドする湯温、湯量、及び入浴時間を判定する。
ここで、サーバ装置20の判定部22は、ユーザの心拍や睡眠計のデータを用いて、ユーザのストレスの状況を推測してもよい。そして、ストレスを低減するための湯温、湯量、及び入浴時間を判定してもよい。なお、ストレスを低減するための湯温、湯量、及び入浴時間は、予め設定されていてもよいし、機械学習により算出されてもよい。
続いて、サーバ装置20の判定部22は、データロガー10から取得したログ、及びユーザの属性に基づいて、ユーザにリコメンドする浴槽の湯温、浴槽の湯量、及び入浴時間を判定する(ステップS202)。ここで、サーバ装置20の判定部22は、例えば、ユーザの属性が「高齢者」(例えば60歳以上)である場合、比較的低い湯温をユーザにリコメンドする。また、サーバ装置20の判定部22は、例えば、ユーザの属性が「高齢者」(例えば60歳以上)である場合、一日の体温の変化の位相が比較的早い(例えば30分程度早い)ため、比較的早い入浴時間を、ユーザにリコメンドする。また、サーバ装置20の判定部22は、例えば、ユーザの属性が、多忙により短時間での入浴を希望する場合や、疲労感が高い等の場合、全身浴の方が適していると考えられるため、比較的多い湯量をユーザにリコメンドする。
なお、サーバ装置20の判定部22は、ステップS201で判定した結果を、ステップS202の判定結果に基づいて修正してもよい。
続いて、サーバ装置20の判定部22は、データロガー10から取得したログに基づいて、ユーザに表示するメッセージを判定する(ステップS203)。ここで、サーバ装置20の判定部22は、例えば、ログに含まれる外気温が、前日のものと比較して所定の閾値以上低下した場合、浴室と脱衣室との間の温度差が比較的大きいことをユーザが予期していないと推定できる。そのため、サーバ装置20の通知制御部23は、「ヒートショック防止のため、手足にお湯をかけてから入浴して下さい。」等のメッセージを情報端末30に表示させる。
続いて、サーバ装置20の判定部22は、データロガー10から取得したログ、ユーザの属性、及び気象庁のサーバ等から取得した天気予報に基づいて、ユーザに表示するメッセージを判定する(ステップS204)。ここで、サーバ装置20の通知制御部23は、例えば、ユーザの属性と天気予報とに基づいて、ユーザの居住する地域の予想気温が所定の閾値以下となった場合または当該地域で降雪が予想される場合、かつ、ログからユーザが浴槽浴をしていないと判定できる場合、「そろそろシャワー浴から浴槽浴に切り替えませんか?」等のメッセージを情報端末30に表示させる。
なお、サーバ装置20の判定部22は、ガス契約時等に取得したユーザの住所の情報、または情報端末30にて表示させたユーザの住所に関するアンケートの回答結果から、ユーザの属性として、居住する地域を判定できる。また、天気予報の情報には、各地域における降雪や気温予報の情報が含まれている。
続いて、サーバ装置20の判定部22は、データロガー10から取得した、対象とするユーザのログ、及び当該対象とするユーザの周辺地域の他のユーザのログに基づいて、当該対象とするユーザに表示するメッセージを判定する(ステップS205)。ここで、サーバ装置20の判定部22は、例えば、当該ユーザが居住する地域の他のユーザのログから、所定期間以内にシャワー浴から浴槽浴に切り替えたユーザの割合を算出する。そして、サーバ装置20の通知制御部23は、算出した割合が所定の閾値以上の場合、「そろそろシャワー浴から浴槽浴に切り替えませんか?ご近所では浴槽浴に切り替えているご家庭が多いようです。」等のメッセージを情報端末30に表示させる。
続いて、サーバ装置20の判定部22は、データロガー10から取得したログに基づいて浴室の環境を推定し、推定した浴室の環境に応じて、ユーザに表示するメッセージを判定する(ステップS206)。ここで、サーバ装置20の判定部22は、例えば、湯張りの際に、風呂給湯器40から浴槽に供給したお湯の湯温(例えば湯張り時に設定されている湯温)と、浴槽から風呂給湯器40に循環して戻ってきたお湯の湯温との差が所定の閾値以上であるか否かを判定する。そして、当該差が所定の閾値以上である場合は、浴槽に蓋をしていない、または浴槽の断熱性能が低いと推定できる。そのため、サーバ装置20の通知制御部23は、当該差が所定の閾値以上である場合は、「入浴前にシャワーから給湯して浴室を暖めて下さい。」等のメッセージを情報端末30に表示させる。または、サーバ装置20の判定部22は、この場合、比較的高い湯温をユーザにリコメンドしてもよい。
続いて、サーバ装置20の判定部22は、データロガー10から取得したログに基づいて、ユーザの安否確認を行う(ステップS207)。ここで、サーバ装置20の判定部22は、例えば、ユーザが通常とは異なる時間帯に入浴した場合や、ユーザが所定期間連続して入浴していない場合、異常であると判定し、通信部24により、外部のセンターや、予め登録された親族のメールアドレス宛て等に、警報を送信する。また、情報端末30にて表示させたユーザの体調に関するアンケートの回答結果から、ユーザの体調のデータもユーザ管理情報211に記録する。そして、ユーザの入浴時間帯が、体調が「悪い」と入力される頻度が所定値以上である入浴時間帯の場合、異常であると判定し、予め登録された親族のメールアドレス宛て等に、警報を送信してもよい。
<表示画面例>
次に、図9を参照し、図4のステップS8の、情報端末30のサービス提供部32が、ログ等に基づいたサービスを提供する処理について説明する。図9は、情報端末30における表示画面の例を示す図である。
図9の例では、情報端末30のサービス提供部32は、画面30Aにおける表示領域301に、サーバ装置20により判定された、ユーザにリコメンドする浴槽の湯温、浴槽の湯量、及び入浴時間等を表示している。また、画面30Aにおける表示領域302に、サーバ装置20により判定されたメッセージを表示している。
この表示の画面30Aにおいて、「OK」ボタン303が押下されると、情報端末30のサービス提供部32は、表示されている入浴時間における入浴開始時刻よりも所定時間(例えば10分)早い時刻になった際、表示されている浴槽の湯温、及び湯量での湯張りを風呂給湯器40に実行させるためのリモコンコマンドを、風呂給湯器リモコン50に送信する。これにより、当該入浴開始時刻において、サーバ装置20からリコメンドされた湯温、及び湯量で、ユーザが入浴できるようになる。
<変形例>
複数のユーザが同一の入浴システム1を使用する場合、データロガー10は、各ユーザの入浴に関するログを記憶するようにしてもよい。この場合、図6に示す入浴ログ情報111には、日時や取得部12により取得された浴槽の湯温等に対応付けて、ユーザIDを記録してもよい。または、ユーザID毎に、入浴ログ情報111を記録してもよい。
この場合、例えば、データロガー10は、予めユーザの操作に応じて登録されている各ユーザID毎の体重等と、浴槽の湯量(水位)の変化に基づいて、入浴中のユーザIDを判定してもよい。この場合、データロガー10は、所定時間(例えば5秒)以内に増加した浴槽の水位に基づいて、増加した湯の体積を推定する。そして、データロガー10は、登録されている各ユーザの身長や体重等に基づいて、各ユーザの体積を推定する。そして、データロガー10は、各ユーザのうち、推定した体積が、増加した湯の体積と最も近いユーザのユーザIDを、図6に示す入浴ログ情報111に記録してもよい。また、同様に、データロガー10は、所定時間(例えば5秒)以内に、浴槽の湯の体積が、当該ユーザIDに係るユーザに対して推定された体積と略同じ量だけ減少した場合、以降は入浴ログ情報111に当該ユーザIDを記録しないようにしてもよい。これにより、自動で入浴中のユーザのユーザIDを取得できる。
または、データロガー10は、ユーザからの風呂給湯器リモコン50や情報端末30等における操作により、入浴中のユーザのユーザIDを取得してもよい。これにより、同時に複数のユーザが入浴する場合等においても、入浴中のユーザのユーザIDを取得できる。
また、上述したステップS3において、データロガー10は、情報端末30のユーザIDに対応付けられたログのみを、当該情報端末30の転送部31に取得可能としてもよい。これにより、他のユーザの入浴に関するプライバシーを保護することができる。
<まとめ>
上述した実施形態によれば、入浴システム1におけるデータロガー10は、風呂給湯器40から取得した情報に基づき、ユーザの入浴に関するログを記憶する。また、入浴システム1におけるサーバ装置20は、当該ログ等に応じた、入浴に関するサービスを、当該ユーザに提供する。これにより、例えば、各ユーザのスマートフォン等である情報端末30を、各ユーザのリモコンとして、各ユーザに適した入浴方法をリコメンドすることができる。
また、上述した実施形態によれば、風呂給湯器40から取得した情報を用いてログを記憶するため、例えばウェアラブセンサ等を用いる場合と比較して、容易にログを記憶することができる。
以上、本発明の実施例について詳述したが、本発明は斯かる特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
例えば、データロガー10、サーバ装置20、及び情報端末30等の各機能部の処理における少なくとも一部は、複数のコンピュータにより構成されるクラウドコンピューティングにより実行される構成としてもよい。
また、データロガー10、サーバ装置20、及び情報端末30のうちの1以上の装置で構成されるシステムを、「入浴管理システム」と称することもできる。
上述した実施形態におけるデータロガー10、及びサーバ装置20等の一部、または全部を、LSI(Large Scale Integration)等の集積回路として実現してもよい。データロガー10、及びサーバ装置20等の各機能ブロックは個別にプロセッサ化してもよいし、一部、または全部を集積してプロセッサ化してもよい。
1 入浴システム
10 データロガー
11 記憶部
111 入浴ログ情報
12 取得部
13 制御部
14 通信部
20 サーバ装置
21 記憶部
211 ユーザ管理情報
22 判定部
23 通知制御部
24 通信部
30 情報端末
31 転送部
32 サービス提供部
33 通信部
40 風呂給湯器
50 風呂給湯器リモコン

Claims (10)

  1. 浴槽に給湯する風呂給湯器から、前記浴槽の湯温、及び前記浴槽の湯量うちの少なくとも一つの情報を取得する取得部と、
    前記取得部により取得された情報と、前記取得部により当該情報が取得された日時とを対応付けて記憶する記憶部と、
    前記記憶部に記憶された情報と、ユーザの居住する地域に関する情報とに基づいて、前記ユーザに応じた入浴方法を判定する判定部と、
    を備えることを特徴とする入浴管理システム。
  2. 前記風呂給湯器が前記浴槽への給湯を開始する際、または、前記浴槽の湯量が、所定の時間以内に所定の量以上増加した場合、前記記憶部への記憶を開始させる、
    請求項1記載の入浴管理システム。
  3. 前記風呂給湯器が前記浴槽への給湯を所定期間継続して行わなかった場合、前記浴槽の湯温が所定の閾値以下になった場合、前記浴槽の湯温が外気温に応じた閾値以下になった場合、または、前記浴槽の湯量が所定の時間以内に所定の量以上減少した場合、前記記憶部への記憶を終了させる、
    請求項1または2に記載の入浴管理システム。
  4. 前記判定部により判定された入浴方法に関する情報を、前記ユーザに通知させる制御を行う通知制御部を備える請求項1乃至3のいずれか一項に記載の入浴管理システム。
  5. 前記判定部は、前記記憶部に記憶された情報と、前記ユーザの健康に関する情報、または前記ユーザの属性とに基づいて、前記ユーザに応じた、前記浴槽の湯温、前記浴槽の湯量、または入浴時間を判定する、
    を備える請求項1乃至4のいずれか一項に記載の入浴管理システム。
  6. 前記判定部は、前記記憶部に記憶された情報と、前記ユーザの属性とに基づいて、前記ユーザに応じたメッセージを判定する、
    請求項4または5に記載の入浴管理システム。
  7. 前記ユーザの属性は、前記ユーザの住所に関する情報、または年齢に関する情報を含む、
    請求項6に記載の入浴管理システム。
  8. 前記記憶部は、さらに、入浴中のユーザの識別情報を、前記取得部により取得された情報に対応付けて記憶する、
    請求項1乃至7のいずれか一項に記載の入浴管理システム。
  9. 入浴管理システムが、
    浴槽に給湯する風呂給湯器から、前記浴槽の湯温、及び前記浴槽の湯量うちの少なくとも一つの情報を取得する処理と、
    前記取得する処理により取得された情報と、前記取得する処理により当該情報が取得された日時とを対応付けて記憶する処理と、
    前記記憶する処理により記憶された情報と、ユーザの居住する地域に関する情報とに基づいて、前記ユーザに応じた入浴方法を判定する処理と、
    を実行する入浴管理方法。
  10. コンピュータに、
    浴槽に給湯する風呂給湯器から、前記浴槽の湯温、及び前記浴槽の湯量うちの少なくとも一つの情報を取得する処理と、
    前記取得する処理により取得された情報と、前記取得する処理により当該情報が取得された日時とを対応付けて記憶する処理と、
    前記記憶する処理により記憶された情報と、ユーザの居住する地域に関する情報とに基づいて、前記ユーザに応じた入浴方法を判定する処理と、
    を実行させるプログラム。
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