JP6793260B2 - 器具セットおよび手術器具 - Google Patents

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Description

本発明は、医療器具の技術分野に関し、特に、器具セットおよび手術器具に関する。
通常の手術操作と比較すると、低侵襲手術は、治療効果、鎮痛、回復サイクルおよび医療コストなどの観点から明らかな利点を有し、主に最新式の医療器具および機器によって僅かな創傷で行われる。
従来の腹腔鏡手術は、主にマニュアル式のマイクロ器具を使用することによって、より限られた自由度および不十分な操作空間を伴って行われる。これは、一般的に、オペレータが、ある操作スペースを得るために多くの補助的な動きを行うことを要求し、したがって、手術操作の困難性が高まり、手術効率が低下させられ、患者に対して不要な付加的損傷をも生じる。この問題に関して、ロボット技術および関連する技術の開発により、低侵襲手術ロボットの手術の範囲は、次第により複雑な手術分野に及んでおり、手術操作も知的且つ正確になっている。現在では、米国のIntuitive Surgical Companyによって開発されたDa Vinci手術ロボットシステムおよびComputer Motion Companyによって開発されたZEUSシステムが、国際的に成功裏に臨床へ導入されているが、複雑な機構、大きなサイズおよび高価格などの観点から欠点を有する。現在では、低侵襲腹腔鏡手術ロボットに関する研究が中国で始まっているが、依然として外国と比較して大きな格差がある。
手術ロボットシステムの開発を検討することで、低侵襲手術ロボットの手術器具はロボットシステム全体の設計において決定的な役割を果たすことが分かった。したがって、手術器具の性能レベルも、手術ロボットシステム全体の性能レベルにおける主要因の1つであり、手術器具の姿勢調節は、手術器具の一端に配置された器具セットによって達成される。例えば米国特許第8911428号明細書に開示された器具セットでは、手術器具の端部器具アセンブリは、ピッチング運動のために12本のワイヤロープによって駆動される。しかしながら、上記特許の解決手段の欠点は、端部器具アセンブリのピッチング運動が12本のワイヤロープに基づいて達成され、これは、器具セットの構造的設計をより複雑にしており、器具セットは大きなスペースを占める。
本発明の目的は器具セットを提供することであり、端部器具アセンブリのピッチング運動を実現するために12本のワイヤロープを必要とすることで、複雑な構造的設計および器具セットの大きなスペース占有を生じるという従来技術の問題を解決する。
上述した技術的な問題を解決するために、本発明は、器具セットであって、
台座と、
前記台座の上方に配置された反転プラットフォームアセンブリであって、前記反転プラットフォームアセンブリは、内側回転部材、外側回転部材、第1の回転軸および第2の回転軸を含み、前記外側回転部材は、前記内側回転部材の外側に配置され且つ前記第2の回転軸を介して前記内側回転部材に連結されており、前記外側回転部材は前記第1の回転軸を中心にして回転可能とされ、前記内側回転部材は前記第2の回転軸を中心にして回転可能とされ、前記第1の回転軸の軸線は、第1の交点を形成するように前記第2の回転軸の軸線と交差させられている、反転プラットフォームアセンブリと、
2つの駆動ワイヤ組であって、各駆動ワイヤ組は2本の駆動ワイヤを含む、2つの駆動ワイヤ組と、
前記台座に配置され、前記駆動ワイヤを駆動するように構成された2つのワイヤ回転体であって、
前記2つの駆動ワイヤ組の各駆動ワイヤ組は、前記ワイヤ回転体のうちの1つに対応しており、各駆動ワイヤ組における2本の駆動ワイヤの一方の端部は、前記内側回転部材に固定され且つ固定点を形成しており、各駆動ワイヤ組によって形成された2つの固定点は、前記第1の交点に対して対称であり、前記内側回転部材において前記2つの駆動ワイヤ組によって形成された4つの固定点は、順次に連結されることにより第1の平行四辺形を形成しており、前記第1の平行四辺形の対角線の交点は、前記第1の交点と一致しており、各駆動ワイヤ組における2本の駆動ワイヤの他方の端部は、反対方向に前記ワイヤ回転体のうちの対応する1つに巻き付けられている、2つのワイヤ回転体と、
4本の出力ワイヤであって、各出力ワイヤの一方の端部は、前記内側回転部材に固定され且つ固定点を形成しており、前記内側回転部材において前記4本の出力ワイヤによって形成された4つの固定点は、順次に連結されることにより第2の平行四辺形を形成しており、前記第2の平行四辺形の対角線の交点は、前記第1の交点と一致しており、各出力ワイヤの他方の端部は前記台座に向かって延びている、4本の出力ワイヤと、
を備える、器具セットを提供する。
好適には、器具セットにおいて、前記第1の回転軸の軸線と、前記第2の回転軸の軸線とは、互いに対して垂直であり且つ前記第1の交点において交差させられている。
好適には、器具セットにおいて、前記内側回転部材において前記2つの駆動ワイヤ組の一方の駆動ワイヤ組によって形成された固定点は、前記第1の回転軸に配置されており、前記内側回転部材において前記2つの駆動ワイヤ組の他方の駆動ワイヤ組によって形成された固定点は、前記第2の回転軸に配置されている。
好適には、器具セットにおいて、前記第2の平行四辺形は、矩形または正方形である。
好適には、器具セットにおいて、2つのガイドホイールアセンブリをさらに備え、各ガイドホイールアセンブリは、駆動ワイヤの延伸方向を変化させるために、前記2つの駆動ワイヤ組の1つに対応している。
好適には、器具セットにおいて、各ガイドホイールアセンブリは、2つのガイドホイールを含み、各ガイドホイールは1本の駆動ワイヤに対応しており、各駆動ワイヤは、対応する前記ガイドホイールと2つの接点を形成しており、2つの接点のうち、前記反転プラットフォームアセンブリから離れた接点は第2の接点であり、前記反転プラットフォームアセンブリに近い接点は第1の接点であり、前記第1の接点と前記固定点との間に位置する各駆動ワイヤの部分は、前記台座に対して垂直である。
好適には、器具セットにおいて、前記台座に配置されたガイドホイール取付けベースをさらに備え、前記2つのガイドホイールアセンブリは、前記ガイドホイール取付けベースに配置されている。
好適には、器具セットにおいて、前記台座には第1の貫通孔が設けられており、前記ガイドホイール取付けベースには第2の貫通孔が設けられており、前記第1の貫通孔及び前記第2の貫通孔は、互いに同心状であり、共に前記4本の出力ワイヤの延伸チャネルを構成している。
好適には、器具セットにおいて、ワイヤ挟持板をさらに備え、前記ワイヤ挟持板は、前記内側回転部材に配置され、前記駆動ワイヤの一方の端部および/または前記出力ワイヤの一方の端部を挟持して前記内側回転部材に固定させる。
好適には、器具セットにおいて、第1の支持部材および第2の支持部材をさらに備え、前記第1の支持部材および前記第2の支持部材は、前記台座に配置され且つ前記第2の回転軸の互いに反対側に配置されており、前記第1の支持部材および前記第2の支持部材は、前記反転プラットフォームアセンブリを支持するために前記第1の回転軸を介して前記外側回転部材に回転可能に連結されている。
好適には、器具セットにおいて、前記2つのワイヤ回転体は、第1のワイヤ回転体および第2のワイヤ回転体を含み、前記第1のワイヤ回転体および前記第2のワイヤ回転体は、前記台座に配置され且つ前記ガイドホイール取付けベースの互いに反対側に配置されている。
好適には、器具セットにおいて、前記第1のワイヤ回転体には、対応する駆動ワイヤを前記第1のワイヤ回転体に固定するためのワイヤ取付け孔が設けられており、前記第2のワイヤ回転体には、対応する駆動ワイヤを前記第2のワイヤ回転体に固定するためのワイヤ取付け孔が設けられている。
好適には、器具セットにおいて、前記第1のワイヤ回転体は、前記第1のワイヤ回転体の回転運動を駆動するように構成された第1の駆動主軸を含み、前記第2のワイヤ回転体は、前記第2のワイヤ回転体の回転運動を駆動するように構成された第2の駆動主軸を含む。
好適には、器具セットにおいて、前記第1の駆動主軸の軸線は前記台座に対して垂直であり、前記第2の駆動主軸の軸線は前記台座に対して垂直である。
好適には、器具セットにおいて、前記駆動ワイヤおよび前記出力ワイヤは、ワイヤロープである。
本発明は、器具セットと、器具チューブと、端部器具アセンブリとを備え、前記器具セットは、前記器具チューブを介して前記端部器具アセンブリに連結され且つ前記端部器具アセンブリの動きを制御する、手術器具を提供する。
好適には、手術器具において、前記器具チューブは管腔を有し、前記器具セットの4本の出力ワイヤは、前記器具チューブの前記管腔を通じて前記端部器具アセンブリに連結されている。
本発明によって提供される器具セットおよび手術器具において、器具セットは、反転プラットフォームアセンブリ、2つの駆動ワイヤ組、2つのワイヤ回転体および4本の出力ワイヤを備える。各駆動ワイヤ組は2本の駆動ワイヤを含み、2本の駆動ワイヤの一方の端部は、内側回転部材に固定され且つ固定点を形成しており、各駆動ワイヤ組によって形成された2つの固定点は第1の交点に対して対称であり、内側回転部材において4本の駆動ワイヤによって形成された4つの固定点は、順次に連結されることにより第1の平行四辺形を形成しており、且つ、第1の平行四辺形の対角線の交点は第1の交点であり、各駆動ワイヤ組における2本の駆動ワイヤの他方の端部は、反対方向に対応するワイヤ回転体に巻き付けられており、したがって、反転プラットフォームアセンブリは4本の駆動ワイヤによって動くように駆動され、さらに、反転プラットフォームアセンブリの運動は、出力ワイヤを介して端部器具アセンブリへ伝達され、これにより、端部器具アセンブリの複数の方向および複数の運動自由度が達成され、器具セットの設計を簡単化し、器具セットの寸法を減少し、器具セットのスペース利用率を高めることができる。
本発明の1つの実施形態に係る手術器具の構造を示す模式図である。 本発明の1つの実施形態に係る器具セットの構造を示す模式図である。 図2の反転プラットフォームアセンブリの底面図である。 本発明の1つの実施形態に係る反転プラットフォームアセンブリに駆動ワイヤが固定されることを示す模式図である。 図4の配置を示す模式図である。 反転プラットフォームアセンブリが図4の台座に配置されることを示す模式図である。 駆動ワイヤがガイドホイールを通過し且つ図6のワイヤ回転体に固定されることを示す模式図である。 本発明の1つの実施形態に係る反転プラットフォームアセンブリに出力ワイヤが固定されることを示す模式図である。
以下、本発明によって提案される器具セットについて、図面および具体的な実施形態を参照して詳細に説明する。本発明の利点および特徴は、以下の説明および特許請求の範囲から明らかになるであろう。図面は、極めて単純化された形式であり、正確でない比率を用いており、本発明の実施の形態の対象を説明することを簡便且つ明確に補助することのみを意図したものであることに留意すべきである。
図1は本発明の1つの実施形態に係る手術器具の構造を示す模式図である。図1に示すように、手術器具は、器具セット1、器具チューブ2および端部器具アセンブリ3を備える。器具セット1は、器具チューブ2を介して端部器具アセンブリ3に連結されており、端部器具アセンブリ3の動きを制御する。
図2は本発明の1つの実施形態に係る器具セットの構造を示す模式図である。図2に示すように、器具セット1は、台座120、反転プラットフォームアセンブリ、2つのワイヤ回転体、2つの駆動ワイヤ組および4本の出力ワイヤを備えており、ワイヤ回転体は、駆動ワイヤを駆動し、さらに、駆動ワイヤに連結された反転プラットフォームアセンブリを介して出力ワイヤと該出力ワイヤに連結された端部器具アセンブリとの動きを制御する。具体的には、反転プラットフォームアセンブリは、内側回転部材114、外側回転部材113、第1の回転軸122および第2の回転軸123を含む。外側回転部材113は、内側回転部材114の外側に配置されており、第2の回転軸123を介して内側回転部材114に連結されている。外側回転部材113は、第1の回転軸122を中心にして回転する。内側回転部材は、第2の回転軸123を中心にして回転する。第1の回転軸122の軸線と、第2の回転軸123の軸線とは、第1の交点において交差させられており、好適には、第1の交点において垂直に交差させられている。第1の交点は、内側回転部材114の中心点であってもよい。各駆動ワイヤ組は、2本の駆動ワイヤを含む。2つのワイヤ回転体は台座120に配置されている。各駆動ワイヤ組は、ワイヤ回転体のうちの1つに対応し、ワイヤ回転体は、駆動ワイヤを駆動するように構成されている。各駆動ワイヤ組における2本の駆動ワイヤの一方の端部は、内側回転部材114に固定され且つ固定点を形成している。各駆動ワイヤ組によって形成された2つの固定点は、第1の交点に対して対称である。内側回転部材114において2つの駆動ワイヤ組によって形成された4つの固定点は、順次に連結されることにより第1の平行四辺形を形成しており、第1の平行四辺形の対角線の交点は、第1の交点であり、各駆動ワイヤ組における2本の駆動ワイヤの他方の端部は、反対方向に対応するワイヤ回転体に巻き付けられている。4本の出力ワイヤのうち、各出力ワイヤの一方の端部は、内側回転部材114に固定され且つ固定点を形成しており、内側回転部材114において形成された4つの固定点は、順次に連結されることにより第2の平行四辺形を形成しており、第2の平行四辺形の対角線の交点は、第1の交点であり、各出力ワイヤの他方の端部は台座に向かって延びており、器具チューブ2の管腔を介して端部器具アセンブリ3に連結されており、これによって端部器具アセンブリ3の姿勢調節を達成できる。好適には、内側回転部材114は内側回転プレートであり、外側回転部材113は外側回転フレームである。
より具体的には、本実施形態では、内側回転部材において2つの駆動ワイヤ組の一方の駆動ワイヤ組によって形成された固定点は、第1の回転軸に配置されており、内側回転部材において2つの駆動ワイヤ組の他方の駆動ワイヤ組によって形成された固定点は、第2の回転軸に配置されている。内側回転部材114において4本の出力ワイヤによって形成された4つの固定点は、順次に連結されることにより矩形または正方形を形成しており、より好適には、内側回転部材114において4本の出力ワイヤによって形成された4つの固定点の中で隣接する2つの固定点の連結線は、第1の回転軸または第2の回転軸に対して平行である。
器具セット1は、さらに、ワイヤ挟持板115、2つのガイドホイールアセンブリおよびガイドホイール取付けベース121を備える。ワイヤ挟持板115は、内側回転部材114に配置されており、駆動ワイヤの一方の端部および/または出力ワイヤの一方の端部を挟持して内側回転部材114に固定させる。ガイドホイール取付けベース121は、台座120に配置されており、駆動ワイヤの延伸方向を変化させるように構成されている。2つのガイドホイールアセンブリは、ガイドホイール取付けベースに配置されている。各ガイドホイールアセンブリは1つの駆動ワイヤ組に対応し、各ガイドホイールアセンブリは2つのガイドホイールを含む。各ガイドホイールアセンブリにおける各ガイドホイールは、それに対応する駆動ワイヤ組の駆動ワイヤに対応し、すなわち、1つの駆動ワイヤ組における2つの駆動ワイヤは、同じガイドホイールアセンブリにおける異なるガイドホイールに巻き付けられている。各駆動ワイヤは、対応するガイドホイールによって延伸方向を変化させられ、さらに、駆動ワイヤ組に対応するワイヤ回転体まで延びている。駆動ワイヤがガイドホイールに進入するときに第1の接点が形成されており、すなわち、反転プラットフォームアセンブリの近くの駆動ワイヤの接点は、第1の接点である。駆動ワイヤがガイドホイールから出るときに第2の接点が形成されており、すなわち、反転プラットフォームアセンブリから離れた駆動ワイヤの接点は、第2の接点である。また、駆動ワイヤの延伸方向を変化させる目的は、ガイドホイール取付けベース121の周囲に4つのガイドホイールを分配することによって達成される。また、ガイドホイールは、内側回転部材114からガイドホイールまで延びる駆動ワイヤの部分がガイドホイール取付けベース121に対して垂直であるように配置されてもよい。このとき、第1の接点と固定点との間の各駆動ワイヤの部分は、台座に対して垂直である。好適には、各ガイドホイールグループは、ガイドホイールと駆動ワイヤとの間の摩擦を減らすように自由に回転することができる。
本実施形態では、台座120に第1の貫通孔が設けられており、ガイドホイール取付けベース121に第2の貫通孔が設けられている。第1の貫通孔および第2の貫通孔は互いに同心状であり、共に4本の出力ワイヤの延伸チャネルを構成している。4本の出力ワイヤは、第2の貫通孔および第1の貫通孔を順次に通過して器具チューブ2に進入して端部器具アセンブリ3に連結されており、第2の貫通孔および第1の貫通孔を介して4本の出力ワイヤのトランスファチャネルを制限することで、4本の出力ワイヤの延伸による駆動ワイヤへの干渉を回避し、器具セット1の安定性および信頼性が高められている。
図6および図7を参照すると、器具セット1は、さらに、反転プラットフォームアセンブリを支持するように構成された第1の支持部材および第2の支持部材を備える。第1の支持部材および第2の支持部材は、台座120に配置されており、第2の回転軸123の互いに反対側に配置されている。第1の支持部材および第2の支持部材は、反転プラットフォームアセンブリを支持するために第1の回転軸122を介して外側回転部材113に回転可能に連結されている。第1の回転軸122の軸心は、台座120における第1の支持部材および第2の支持部材のピンホールの中心と同心状に取り付けられ且つピンホールの中心に隙間嵌めされている。外側回転部材113は、第1の支持部材および第2の支持部材によって支持されており、外側回転部材113の内側の内側回転部材114は、2つの駆動ワイヤ組の駆動力によって回転させられ、これにより、端部器具アセンブリ3は、4本の出力ワイヤによって駆動され、2つの運動自由度を達成する。
図3、図4および図5を参照すると、内側回転部材114において一方の駆動ワイヤ組によって形成された固定点は、第1の回転軸122に配置されており、内側回転部材114において他方の駆動ワイヤ組によって形成された固定点は、第2の回転軸123に配置されており、内側回転部材114において4本の駆動ワイヤによって形成された4つの固定点は、順次に連結されることにより第1の平行四辺形を形成しており、第1の平行四辺形の対角線の交点は、第1の交点である。内側回転部材114において4本の出力ワイヤによって形成された4つの固定点は、順次に連結されることにより第2の平行四辺形を形成しており、第2の平行四辺形の対角線の交点は、第1の交点でもある。好適には、第2の平行四辺形は、矩形または正方形であり、第2の平行四辺形の辺は、第1の回転軸または第2の回転軸に対して平行である。内側回転部材114において駆動ワイヤによって形成された固定点は、内側回転部材114において出力ワイヤによって形成された固定点と一致していない。
さらに、図2および図7を参照すると、2つのワイヤ回転体は、第1のワイヤ回転体12および第2のワイヤ回転体18を含む。第1のワイヤ回転体12および第2のワイヤ回転体18は、台座120に配置されており、ガイドホイール取付けベース121の互いに反対側に配置されている。好適には、第1のワイヤ回転体12および第2のワイヤ回転体18は、第1の貫通孔の両側に対称的に配置されており、第1のワイヤ回転体12と第2のワイヤ回転体18との間の連結線は、第1の支持部材と第2の支持部材との間の連結線から所定の角度だけずれている。
第1のワイヤ回転体12には少なくとも1つのワイヤ取付け孔が設けられており、第2のワイヤ回転体18には少なくとも1つのワイヤ取付け孔が設けられている。第1のワイヤ回転体12のワイヤ取付け孔は、第1のワイヤ回転体12に駆動ワイヤを固定するために使用され、第2のワイヤ回転体18のワイヤ取付け孔は、第2のワイヤ回転体18に駆動ワイヤを固定するために使用され、これによって、駆動ワイヤを、対応するワイヤ回転体に巻き付けることができる。好適には、各ワイヤ回転体には、各ワイヤ回転体に巻き付けられた駆動ワイヤをそれぞれ固定するための2つのワイヤ取付け孔が設けられている。第1のワイヤ回転体12は、第1のワイヤ回転体12の回転運動を駆動するように構成された第1の駆動主軸11を含み、第1の駆動主軸11の軸線は、台座120に対して垂直である。第2のワイヤ回転体18は、第2のワイヤ回転体18の回転運動を駆動するように構成された第2の駆動主軸17を含み、第2の駆動主軸17の軸線は、台座120に対して垂直である。
本発明のより良い理解のために、以下の説明は、図2〜図8に示された内容を参照してなされる。
本実施形態では、駆動ワイヤおよび出力ワイヤは、ワイヤロープである。2つの駆動ワイヤ組はそれぞれ、第1の駆動ワイヤ組と第2の駆動ワイヤ組である。4本の駆動ワイヤは、第1のワイヤロープ13、第2のワイヤロープ15、第3のワイヤロープ19および第4のワイヤロープ110である。第1のワイヤロープ13および第2のワイヤロープ15は、第1の駆動ワイヤ組を構成しており、第3のワイヤロープ19および第4のワイヤロープ110は、第2の駆動ワイヤ組を構成している。4本の出力ワイヤは、それぞれ、第5のワイヤロープ116、第6のワイヤロープ117、第7のワイヤロープ118および第8のワイヤロープ119である。第1の駆動ワイヤ組は第1のワイヤ回転体12に対応し、第2の駆動ワイヤ組は第2のワイヤ回転体18に対応する。2つのガイドホイールアセンブリは、それぞれ、第1のガイドホイールアセンブリおよび第2のガイドホイールアセンブリである。4つのガイドホイールは、第1のガイドホイール16、第2のガイドホイール14、第3のガイドホイール111および第4のガイドホイール112である。第1のガイドホイール16および第2のガイドホイール14は、第1のガイドホイールアセンブリを構成しており、第3のガイドホイール111および第4のガイドホイール112は、第2のガイドホイールアセンブリを構成している。第1のガイドホイールアセンブリは、第1の駆動ワイヤ組に対応し、第2のガイドホイールアセンブリは、第2の駆動ワイヤ組に対応する。
本実施形態における、駆動ワイヤと、ワイヤ回転体と、ガイドホイールとの間の対応関係は、単に、本発明の技術的な解決手段をより直感的に開示し且つ本発明の有利な効果を強調するために挙げた一例に過ぎず、本発明の技術的な解決手段を制限すると考えられるべきではない。
(1)2つの駆動ワイヤ組について
第1のワイヤロープ13の一方の端部は、内側回転部材114に固定されており、第1の固定点を形成している。第1のワイヤロープ13の本体は下方へ延びており、第1のガイドホイール16によって方向転換され、その他方の端部は、第1のワイヤ回転体12の第1のワイヤ取付け孔に巻き付けられて固定されている。第2のワイヤロープ15の一方の端部は、ワイヤ挟持板115を介して内側回転部材114に固定されており、第2の固定点を形成している。第2のワイヤロープ15の本体は下方へ延びており、第2のガイドホイール14によって方向転換され、その他方の端部は、第1のワイヤロープ13と反対の方向で第1のワイヤ回転体12の第2のワイヤ取付け孔に巻き付けられて固定されている。第1の固定点および第2の固定点は、第1の交点に対して対称であり、さらに、第1の固定点および第2の固定点は、第1の回転軸122に配置されている。第1のワイヤ回転体12が回転するとき、第1のワイヤ回転体12における第1のワイヤロープ13の巻付け方向と第2のワイヤロープ15の巻付け方向とは反対であるので、第1のワイヤロープ13と第2のワイヤロープ15とは反対方向へ移動し、これにより、内側回転部材114は、第2の回転軸123を中心に偏向するように駆動される。
また、第2の回転軸123を中心に回転するように内側回転部材114を駆動するための第1の駆動ワイヤ組の原理は、以下のとおりである。
例えば、第1のワイヤ回転体12は、反時計回りに回転させられ(反転プラットフォームアセンブリが配置されている台座120の側から見た場合)、第2のワイヤ回転体18は静止である。第1のワイヤロープ13は、第1のワイヤ回転体12に反時計回りに巻き付けられており、第2のワイヤロープ15は第1のワイヤ回転体12に時計回りに巻き付けられている。第1のワイヤ回転体12が反時計回りに回転する間、第1のワイヤ回転体12は、第1のワイヤロープ13を下方へ移動するように駆動し、さらに第1のワイヤロープ13に連結された内側回転部材114の部分を下方へ移動するように駆動する。一方、第1のワイヤ回転体12における第1のワイヤロープ13の巻取り回数は増大していき、第1のワイヤ回転体12における第2のワイヤロープ15の巻取り回数は減少していく。このとき、第1の固定点と第1のワイヤ回転体12との間の第1のワイヤロープ13の本体は、次第に短くなり、第2の固定点と第1のワイヤ回転体12との間の第2のワイヤロープ15の本体は、次第に長くなる。このとき、内側回転部材114は、第2の回転軸123を中心に反時計回りに回転させられる(第1のワイヤ回転体12の一方の側から見て、すなわち、内側回転部材114は、第1の駆動ワイヤ組の駆動によって、第2の回転軸123を中心に主平面の外側から主平面の内側へ偏向するように駆動される)。
第3のワイヤロープ19の一方の端部は、内側回転部材114に固定されており、第3の固定点を形成している。第3のワイヤロープ19の本体は下方へ延びており、第3のガイドホイール111によって方向転換され、その他方の端部は、第2のワイヤ回転体18の第3のワイヤ取付け孔に巻き付けられて固定されている。第4のワイヤロープ110の一方の端部は、内側回転部材114に固定されており、第4の固定点を形成している。第4のワイヤロープ110の本体は下方へ延びており、第1のガイドホイール16によって方向転換され、その他方の端部は、第3のワイヤロープ19と反対の方向で第2のワイヤ回転体18の第4のワイヤ取付け孔に巻き付けられて固定されている。第3の固定点および第4の固定点は、第1の交点に対して対称であり、さらに、第3の固定点および第4の固定点は、第2の回転軸123に配置されている。第2のワイヤ回転体18が回転するとき、第2のワイヤ回転体18における第3のワイヤロープ19の巻付け方向と第4のワイヤロープ110の巻付け方向とは反対であるので、第3のワイヤロープ19と第4のワイヤロープ110とは反対方向へ移動し、これにより、内側回転部材114は、第1の回転軸122を中心に偏向するように駆動される。
また、第1の回転軸122を中心に回転するように内側回転部材114を駆動するための第2の駆動ワイヤ組の原理は、以下のとおりである。
例えば、第2のワイヤ回転体18は、反時計回りに回転させられ(反転プラットフォームアセンブリが配置されている台座120の側から見た場合)、第1のワイヤ回転体12は静止である。第3のワイヤロープ19は、第2のワイヤ回転体18に反時計回りに巻き付けられており、第4のワイヤロープ110は第2のワイヤ回転体18に時計回りに巻き付けられている。第2のワイヤ回転体18が反時計回りに回転する間、第2のワイヤ回転体18は、第3のワイヤロープを下方へ移動するように駆動し、さらに第3のワイヤロープに連結された内側回転部材114の部分を下方へ移動するように駆動する。一方、第2のワイヤ回転体18における第3のワイヤロープ19の巻取り回数は増大していき、第2のワイヤ回転体18における第4のワイヤロープ110の巻取り回数は減少していく。このとき、第3の固定点と第2のワイヤ回転体18との間の第3のワイヤロープ19の本体は、次第に短くなり、第4の固定点と第2のワイヤ回転体18との間の第4のワイヤロープ110の本体は、次第に長くなる。このとき、内側回転部材114は、第1の回転軸122を中心に主平面の外側から主平面の内側へ偏向される。このとき、内側回転部材114は、第2の回転軸123を中心に偏向される(第2のワイヤ回転体18の一方の側から見て、内側回転部材114は、第2の駆動ワイヤ組の駆動によって、第1の回転軸122を中心に主平面の内側から主平面の外側へ偏向するように駆動される)。
(2)4本の出力ワイヤについて
第5のワイヤロープ116、第6のワイヤロープ117、第7のワイヤロープ118および第8のワイヤロープ119はそれぞれ、内側回転部材114において第5の固定点、第6の固定点、第7の固定点および第8の固定点を形成している。第5の固定点および第8の固定点は、第1の交点に対して対称であり、第6の固定点および第7の固定点は、第1の交点に対して対称である。さらに、第5の固定点および第6の固定点を通る直線と、第7の固定点および第8の固定点を通る直線とは、第1の回転軸122に対して平行である。さらに、第5の固定点および第7の固定点を通る直線と、第6の固定点および第8の固定点を通る直線とは、第2の回転軸123に対して平行である。このような構成によれば、内側回転部材114が回転軸(第1の回転軸または第2の回転軸)を中心にして回転させられたとき、全ての出力ワイヤの変化の量は実質的に同じであり、これにより、端部器具アセンブリの運動条件が改善される。
また、2つの運動自由度を達成するための4本の出力ワイヤが協働で端部器具アセンブリ3を駆動する原理は、以下のとおりである。
例えば、第1のワイヤ回転体12は、反時計回りに回転させられ、第2のワイヤ回転体18は静止である。第1のワイヤロープ13は、第1のワイヤ回転体12に反時計回りに巻き付けられており、第2のワイヤロープ15は第1のワイヤ回転体12に時計回りに巻き付けられている。第1のワイヤ回転体12が回転しながら、第1のワイヤロープ13および第2のワイヤロープ15は互いに反対方向へ移動するように駆動され(すなわち、第1のワイヤロープ13は第1のワイヤ回転体12の近くへ移動し、第2のワイヤロープ15は第1のワイヤ回転体12から離れるように移動する)、これにより、反転プラットフォームアセンブリにおける内側回転部材114は、第2の回転軸123を中心に反時計回りに回転させられる(第1のワイヤ回転体12の一方の側から見て、すなわち、内側回転部材114は、第1の駆動ワイヤ組の駆動によって、第2の回転軸123を中心に主平面の外側から主平面の内側へ偏向するように駆動される)。内側回転部材114と端部器具アセンブリ3との間に連結された4本の出力ワイヤの長さは一定であるので、内側回転部材114の偏向の間、第6のワイヤロープ117および第8のワイヤロープ119は、端部器具アセンブリ3から一緒に離れるように移動する。その一方、第5のワイヤロープ116および第7のワイヤロープ118は、端部器具アセンブリ3に一緒に近づくように移動する。反対に、例えば、第1のワイヤ回転体12は、時計回りに回転し、第2のワイヤ回転体18は静止である。第1のワイヤロープ13は、第1のワイヤ回転体12に反時計回りに巻き付けられており、第2のワイヤロープ15は第1のワイヤ回転体12に時計回りに巻き付けられている。第1のワイヤ回転体12が回転しながら、第1のワイヤロープ13および第2のワイヤロープ15は互いに反対方向へ移動するように駆動され(すなわち、第1のワイヤロープ13は第1のワイヤ回転体12の近くへ移動し、第2のワイヤロープ15は第1のワイヤ回転体12から離れるように移動する)、これにより、反転プラットフォームアセンブリにおける内側回転部材114は、第2の回転軸123を中心に(第1のワイヤ回転体12の一方の側から見た場合)時計回りに回転させられる。内側回転部材114と端部器具アセンブリ3との間に連結された4本の出力ワイヤの長さは一定であるので、第6のワイヤロープ117および第8のワイヤロープ119は、端部器具アセンブリ3に近づくように一緒に移動する。その一方、第5のワイヤロープ116および第7のワイヤロープ118は、端部器具アセンブリ3から離れるように一緒に移動する。これにより、端部器具アセンブリ3は、4本の出力ワイヤの駆動によって回転し、第1の自由度における端部器具アセンブリ3の運動を達成する。
例えば、第2のワイヤ回転体18は、反時計回りに回転させられ、第1のワイヤ回転体12は静止である。第3のワイヤロープ19は、第2のワイヤ回転体18に反時計回りに巻き付けられており、第4のワイヤロープ110は第2のワイヤ回転体18に時計回りに巻き付けられている。第2のワイヤ回転体18が回転しながら、第3のワイヤロープ19および第4のワイヤロープ110は互いに反対方向へ移動するように駆動され(すなわち、第3のワイヤロープ19は第1のワイヤ回転体12の近くへ移動し、第4のワイヤロープ110は第1のワイヤ回転体12から離れるように移動する)、これにより、反転プラットフォームアセンブリにおける内側回転部材114は、第1の回転軸122を中心に(主平面に近い一方の側から見た場合)時計回りに回転させられる。内側回転部材114と端部器具アセンブリ3との間に連結された4本の出力ワイヤの長さは一定であるので、内側回転部材114の偏向の間、第5のワイヤロープ116および第6のワイヤロープ117は、端部器具アセンブリ3から離れるように一緒に移動する。その一方、第7のワイヤロープ118および第8のワイヤロープ119は、端部器具アセンブリ3に近づくように一緒に移動する。反対に、例えば、第2のワイヤ回転体18は、時計回りに回転させられ、第1のワイヤ回転体12は静止である。第3のワイヤロープ19は、第2のワイヤ回転体18に反時計回りに巻き付けられており、第4のワイヤロープ110は第2のワイヤ回転体18に時計回りに巻き付けられている。第2のワイヤ回転体18が回転しながら、第3のワイヤロープ19および第4のワイヤロープ110は互いに反対方向へ移動するように駆動され(すなわち、第3のワイヤロープ19は第1のワイヤ回転体12から離れるように移動し、第4のワイヤロープ110は第1のワイヤ回転体12に近づくように移動する)、これにより、反転プラットフォームアセンブリ3における内側回転部材114は、第1の回転軸122を中心に(主平面に近い一方の側から見た場合)反時計回りに回転させられる。内側回転部材114と端部器具アセンブリ3との間に連結された4本の出力ワイヤの長さは一定であるので、内側回転部材114の偏向の間、第5のワイヤロープ116および第6のワイヤロープ117は、端部器具アセンブリ3に近づくように一緒に移動する。その一方、第7のワイヤロープ118および第8のワイヤロープ119は、端部器具アセンブリ3から離れるように一緒に移動する。これにより、端部器具アセンブリ3は、4本の出力ワイヤの駆動によって回転し、第2の自由度における端部器具アセンブリ3の運動を達成する。
上記の実施形態は、2つのワイヤ回転体のうちの一方が回転するケースのみを示しているが、同様に、2つのワイヤ回転体が共に回転するケースが、2つの自由度における端部器具アセンブリ3あらゆる運動を達成することができ、これにより、端部器具アセンブリ3が、同時に複数の運動自由度を達成する。
本実施形態では、第1の固定点、第2の固定点、第3の固定点および第4の固定点の位置は、以下のように配置されている。第1のワイヤロープ13および第2のワイヤロープ15が移動するまたは第3のワイヤロープ19および第4のワイヤロープ110が移動するとき、反転プラットフォームアセンブリにおける内側回転部材114は、回転軸を中心にのみ回転するように駆動される。しかし、上述の配置は一つの好適な形態に過ぎず、第1の固定点および第2の固定点が第1の交点に対して対称であり、第3の固定点および第4の固定点が第1の交点に対して対称であり、第1の固定点と第2の固定点との間の連結線が第3の固定点と第4の固定点との間の連結線と重なり合わない(すなわち、第1の固定点、第2の固定点、第3の固定点および第4の固定点は、順次に連結されることにより平行四辺形を形成する)という条件を、第1の固定点、第2の固定点、第3の固定点および第4の固定点が満たせば良いことが、当業者は分かることである。第1のワイヤロープ13および第2のワイヤロープ15が移動するまたは第3のワイヤロープ19および第4のワイヤロープ110が移動するとき、内側回転部材114は、2つの回転軸を中心にして回転するように駆動され、第5のワイヤロープ116、第6のワイヤロープ117、第7のワイヤロープ118および第8のワイヤロープ119の補償移動の量は、端部器具アセンブリ3の所望の姿勢調節を達成するために計算によって得ることができる。同様に、本実施形態では、第5の固定点、第6の固定点、第7の固定点および第8の固定点は、以下のように配置されている。第5の固定点および第6の固定点を通る直線と、第7の固定点および第8の固定点を通る直線とは、第1の回転軸122に対して平行である。第5の固定点および第7の固定点を通る直線と、第6の固定点および第8の固定点を通る直線とは、第2の回転軸123に対して平行であり、これも、好適な一つの技術的な解決手段である。このような構成により、内側回転部材114が回転軸を中心にして回転させられたとき、全ての出力ワイヤの移動の量は実質的に同じである。当業者は、補償部材によって上記の技術的効果を達成することもできる。例えば、端部器具アセンブリ3の前端部に、器具セットにおける反転プラットフォームアセンブリに対応する反転プラットフォームアセンブリを補償部材として設けてもよい。また、幾つかの端部器具アセンブリ3は、不均一な偏向角度などの特定の要求を満たすために、出力ワイヤにおける移動の量が不均一であることも要求する。
結論として、上記の実施の形態は、本発明をさらに理解するために当業者にとって役立つが、本発明を一切制限しない。当業者は、器具セットの出力ワイヤの数を変更したり(3本より多いまたは3本に等しい)、反転プラットフォームアセンブリにおける器具セットの駆動ワイヤと出力ワイヤとの固定点の位置を変更したり、ガイドホイールの数およびガイドホイールの位置を増加または減少させたりするなど、本発明の概念から逸脱することなく複数の変更および改良を行うことができ、これらは全て、本発明の保護範囲内にある、ということに留意すべきである。
結論として、本発明によって提供される器具セットおよび手術器具において、器具セットは、反転プラットフォームアセンブリ、2つの駆動ワイヤ組、2つのワイヤ回転体および4本の出力ワイヤを備える。各駆動ワイヤ組は2本の駆動ワイヤを含み、内側回転部材における各駆動ワイヤ組によって形成された2つの固定点は、第1の交点に対して対称であり、内側回転部材において4本の駆動ワイヤによって形成された4つの固定点は、順次に連結されることにより第1の平行四辺形を形成しており、且つ、第1の平行四辺形の対角線の交点は第1の交点であり、各駆動ワイヤ組における2本の駆動ワイヤの他方の端部は、反対方向に対応するワイヤ回転体に巻き付けられており、したがって、反転プラットフォームアセンブリは4本の駆動ワイヤによって動くように駆動され、さらに、反転プラットフォームアセンブリの運動は、出力ワイヤを介して端部器具アセンブリへ伝達され、これにより、端部器具アセンブリの複数の方向および複数の運動自由度が達成され、器具セットの設計を簡単化し、器具セットの寸法を減少し、器具セットのスペース利用率を高めることができる。
上記の説明は、本発明の好適な実施形態の説明に過ぎず、本発明の範囲を限定することを意図したものではない。上記の開示に従って当業者によって行われるあらゆる変更および改良は全て、請求項の保護範囲内にある。
1 器具セット
2 器具チューブ
3 端部器具アセンブリ
11 第1の駆動主軸
12 第1のワイヤ回転体
13 第1のワイヤロープ
14 第2のガイドホイール
15 第2のワイヤロープ
16 第1のガイドホイール
17 第2の駆動主軸
18 第2のワイヤ回転体
19 第3のワイヤロープ
110 第4のワイヤロープ
111 第3のガイドホイール
112 第4のガイドホイール
113 外側回転部材
114 内側回転部材
115 ワイヤ挟持板
116 第5のワイヤロープ
117 第6のワイヤロープ
118 第7のワイヤロープ
119 第8のワイヤロープ
120 台座
121 ガイドホイール取付けベース
122 第1の回転軸
123 第2の回転軸

Claims (17)

  1. 器具セットであって、
    台座と、
    前記台座の上方に配置された反転プラットフォームアセンブリであって、前記反転プラットフォームアセンブリは、内側回転部材、外側回転部材、第1の回転軸および第2の回転軸を含み、前記外側回転部材は、前記内側回転部材の外側に配置され且つ前記第2の回転軸を介して前記内側回転部材に連結されており、前記外側回転部材は前記第1の回転軸を中心にして回転可能とされ、前記内側回転部材は前記第2の回転軸を中心にして回転可能とされ、前記第1の回転軸の軸線は、第1の交点を形成するように前記第2の回転軸の軸線と交差させられている、反転プラットフォームアセンブリと、
    2つの駆動ワイヤ組であって、各駆動ワイヤ組は2本の駆動ワイヤを含む、2つの駆動ワイヤ組と、
    前記台座に配置され、前記駆動ワイヤを駆動するように構成された2つのワイヤ回転体であって、
    前記2つの駆動ワイヤ組の各駆動ワイヤ組は、前記ワイヤ回転体のうちの1つに対応しており、各駆動ワイヤ組における2本の駆動ワイヤの一方の端部は、前記内側回転部材に固定され且つ固定点を形成しており、各駆動ワイヤ組によって形成された2つの固定点は、前記第1の交点に対して対称であり、前記内側回転部材において前記2つの駆動ワイヤ組によって形成された4つの固定点は、順次に連結されることにより第1の平行四辺形を形成しており、前記第1の平行四辺形の対角線の交点は、前記第1の交点と一致しており、各駆動ワイヤ組における2本の駆動ワイヤの他方の端部は、反対方向に前記ワイヤ回転体のうちの対応する1つに巻き付けられている、2つのワイヤ回転体と、
    4本の出力ワイヤであって、各出力ワイヤの一方の端部は、前記内側回転部材に固定され且つ固定点を形成しており、前記内側回転部材において前記4本の出力ワイヤによって形成された4つの固定点は、順次に連結されることにより第2の平行四辺形を形成しており、前記第2の平行四辺形の対角線の交点は、前記第1の交点と一致しており、各出力ワイヤの他方の端部は前記台座に向かって延びている、4本の出力ワイヤと、
    を備える、器具セット。
  2. 前記第1の回転軸の軸線と、前記第2の回転軸の軸線とは、互いに対して垂直であり且つ前記第1の交点において交差させられている、請求項1に記載の器具セット。
  3. 前記内側回転部材において前記2つの駆動ワイヤ組の一方の駆動ワイヤ組によって形成された固定点は、前記第1の回転軸に配置されており、前記内側回転部材において前記2つの駆動ワイヤ組の他方の駆動ワイヤ組によって形成された固定点は、前記第2の回転軸に配置されている、請求項1または2に記載の器具セット。
  4. 前記第2の平行四辺形は、矩形または正方形である、請求項1または2に記載の器具セット。
  5. 2つのガイドホイールアセンブリをさらに備え、
    各ガイドホイールアセンブリは、駆動ワイヤの延伸方向を変化させるために、前記2つの駆動ワイヤ組の1つに対応している、請求項1に記載の器具セット。
  6. 各ガイドホイールアセンブリは、2つのガイドホイールを含み、各ガイドホイールは1本の駆動ワイヤに対応しており、各駆動ワイヤは、対応する前記ガイドホイールと2つの接点を形成しており、2つの接点のうち、前記反転プラットフォームアセンブリから離れた接点は第2の接点であり、前記反転プラットフォームアセンブリに近い接点は第1の接点であり、前記第1の接点と前記固定点との間に位置する各駆動ワイヤの部分は、前記台座に対して垂直である、請求項5に記載の器具セット。
  7. 前記台座に配置されたガイドホイール取付けベースをさらに備え、
    前記2つのガイドホイールアセンブリは、前記ガイドホイール取付けベースに配置されている、請求項5に記載の器具セット。
  8. 前記台座には第1の貫通孔が設けられており、前記ガイドホイール取付けベースには第2の貫通孔が設けられており、前記第1の貫通孔及び前記第2の貫通孔は、互いに同心状であり、共に前記4本の出力ワイヤの延伸チャネルを構成している、請求項7に記載の器具セット。
  9. ワイヤ挟持板をさらに備え、
    前記ワイヤ挟持板は、前記内側回転部材に配置され、前記駆動ワイヤの一方の端部および/または前記出力ワイヤの一方の端部を挟持して前記内側回転部材に固定させる、請求項1に記載の器具セット。
  10. 第1の支持部材および第2の支持部材をさらに備え、
    前記第1の支持部材および前記第2の支持部材は、前記台座に配置され且つ前記第2の回転軸の互いに反対側に配置されており、前記第1の支持部材および前記第2の支持部材は、前記反転プラットフォームアセンブリを支持するために前記第1の回転軸を介して前記外側回転部材に回転可能に連結されている、請求項1に記載の器具セット。
  11. 前記2つのワイヤ回転体は、第1のワイヤ回転体および第2のワイヤ回転体を含み、前記第1のワイヤ回転体および前記第2のワイヤ回転体は、前記台座に配置され且つ前記ガイドホイール取付けベースの互いに反対側に配置されている、請求項に記載の器具セット。
  12. 前記第1のワイヤ回転体には、対応する駆動ワイヤを前記第1のワイヤ回転体に固定するためのワイヤ取付け孔が設けられており、前記第2のワイヤ回転体には、対応する駆動ワイヤを前記第2のワイヤ回転体に固定するためのワイヤ取付け孔が設けられている、請求項11に記載の器具セット。
  13. 前記第1のワイヤ回転体は、前記第1のワイヤ回転体の回転運動を駆動するように構成された第1の駆動主軸を含み、前記第2のワイヤ回転体は、前記第2のワイヤ回転体の回転運動を駆動するように構成された第2の駆動主軸を含む、請求項11に記載の器具セット。
  14. 前記第1の駆動主軸の軸線は前記台座に対して垂直であり、前記第2の駆動主軸の軸線は前記台座に対して垂直である、請求項13に記載の器具セット。
  15. 前記駆動ワイヤおよび前記出力ワイヤは、ワイヤロープである、請求項1に記載の器具セット。
  16. 請求項1〜15のいずれか一項に記載の器具セットと、器具チューブと、端部器具アセンブリとを備え、前記器具セットは、前記器具チューブを介して前記端部器具アセンブリに連結され且つ前記端部器具アセンブリの動きを制御する、手術器具。
  17. 前記器具チューブは管腔を有し、前記器具セットの4本の出力ワイヤは、前記器具チューブの前記管腔を通じて前記端部器具アセンブリに連結されている、請求項16に記載の手術器具。
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