JP6793057B2 - 汚泥掻寄装置 - Google Patents

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本発明は、浄水場の凝集汚泥や下水処理場の汚泥を沈降分離する沈降池で使用される汚泥掻寄装置に関するものである。
一般に、浄水場で凝集汚泥を沈降分離する沈殿池や下水処理場で汚泥を沈降分離する沈殿池には、該沈殿池の底部に沈積する汚泥を掻き寄せてホッパに集める汚泥掻寄装置が設置される。
従来の汚泥掻寄装置としては、例えば、前記沈殿池の底部に沿って走行台車を走行自在となるよう配設し、該走行台車に支持部材を取り付け、該支持部材の下端部に、前記沈殿池の底部に堆積した汚泥を掻き寄せるゴム製の掻寄板を取り付けたものが公知となっている。尚、前記汚泥掻寄装置と関連する一般的技術水準を示すものとしては、例えば、特許文献1がある。
又、従来の他の形式の汚泥掻寄装置としては、沈殿池の内部にその長手方向へ循環駆動自在となるよう無端状に且つ該沈殿池の長手方向と直角な幅方向へ所要間隔をあけて一対のチェーンを配設し、該一対のチェーン間に掛け渡すように、前記沈殿池の底部の汚泥を掻き寄せる掻寄板を取り付けたものも知られている(例えば、特許文献2参照)。
特開2004−160430号公報 特開2014−237082号公報
ところで、前記沈殿池の底面は、完全に平坦でなく凹凸があるが、従来の汚泥掻寄装置において、前記掻寄板は、幅方向の寸法が約2m以上の長さを有しており、沈殿池の底面に引っ掛かって運転に支障が出ないように、沈殿池の底面で最も高い位置に合わせて掻寄板の取付位置が調整されている。
しかしながら、前述の如く掻寄板の取付位置を沈殿池の底面で最も高い位置に合わせて調整するのでは、沈殿池の底面における凹凸が著しい箇所では、掻き残しが多く発生する可能性があった。因みに、前記掻寄板による掻き残しが多い場合、掻き寄せ時や沈殿池の水流発生時に沈殿物が舞い上がる可能性が高まって、沈殿池の後段に設けられた浄化設備への汚濁負荷が大きくなり、浄水水質に悪影響を及ぼす虞があった。
又、従来の汚泥掻寄装置では、支持部材に幅方向寸法の長い掻寄板を直接取り付ける構造が採用されているため、修繕工事において交換部品である掻寄板を取り換える際、支持部材と新しい掻寄板との間でボルト等の締結部材の孔の位置が製作ミス等の理由からずれることがあった。このため、現地で前記孔の穿孔位置の調整が必要になったり、前記掻寄板を工場に持ち帰って前記孔の穿孔位置の調整を行ったり、或いは工場で新たに孔を穿設した掻寄板を製作したりしなければならなくなり、修繕工事のように比較的短期間に限られている工事の場合、対応が困難となる虞があった。
本発明は、上記従来の問題点に鑑みてなしたもので、運転時の掻き残しを最小限に抑えて浄水水質を向上し得、修繕工事の際の掻寄板の交換作業を円滑に行い得る汚泥掻寄装置を提供しようとするものである。
上記目的を達成するために、本発明の汚泥掻寄装置は、沈殿池の底部に堆積した汚泥を掻き寄せるよう支持部材に前記沈殿池の底部に沿って取り付けられるスクレーパユニットを備えた汚泥掻寄装置であって、
前記スクレーパユニットは、
前記支持部材に取り付けられるスペーサと、
該スペーサに取り付けられ且つ鉛直方向に配設されたウェブ部及び水平方向に配設されたフランジ部を有する断面L字状のブラケットと、
前記沈殿池の幅方向へ並設される複数の掻寄板と、
該各掻寄板を夫々保持し前記沈殿池の底部に押し付ける方向へ付勢する板バネで構成され前記ブラケットのフランジ部に取り付けられ略水平方向へ延びる複数の凹凸吸収板と
を備えることができる。
本発明の汚泥掻寄装置の運転時、前記スクレーパユニットの沈殿池の幅方向へ並設される複数の掻寄板は夫々、凹凸吸収板によって、前記沈殿池の底部に押し付けられる方向へ付勢される。これにより、本発明の汚泥掻寄装置では、従来の如く幅方向の寸法が約2m以上の長さを有している掻寄板の取付位置を沈殿池の底面で最も高い位置に合わせて調整するのとは異なり、沈殿池の底面における凹凸が著しい箇所であっても、掻き残しが発生しにくくなる。このため、掻き寄せ時や沈殿池の水流発生時に沈殿物が舞い上がる可能性が低下して、沈殿池の後段に設けられた浄化設備への汚濁負荷が小さくなり、浄水水質に悪影響を及ぼす心配がなくなる。
前記汚泥掻寄装置においては、前記沈殿池の底部に沿って走行自在となるよう配設され且つ前記支持部材が取り付けられた走行台車を備え、
前記スペーサは、前記支持部材にスペーサを固定する固定締結部材が螺着される固定ネジ孔と、前記スペーサにブラケットを取り付ける取合締結部材が螺着される取合ネジ孔とを備えることができる。
このように構成すると、走行台車に取り付けられた既設の支持部材側の固定締結部材の位置が、不揃いになっていたり、均等間隔であっても施工先によってその間隔が違っていたりしたとしても、施工先にかかわらず共通の部品として製作することが可能な凹凸吸収板から掻寄板までの連結される部材を予め調達しておき、既設の支持部材側の固定締結部材の位置に合わせて固定ネジ孔を穿設し且つ取合締結部材が螺着される取合ネジ孔を穿設した製作容易で調達時間が早められるスペーサを修繕工事の際に用意することで、従来に比べて施工期間の短縮化が期待できる。
又、前記ブラケットは、前記取合締結部材が貫通し且つ上下方向へ延びる取合位置調整長孔を備え、
前記掻寄板は、前記凹凸吸収板に掻寄板を取り付ける掻寄締結部材が貫通し且つ上下方向へ延びる掻寄位置調整長孔を備えることができる。
このように構成すると、沈殿池の底面の状態に応じて、予め、ブラケットの取合位置調整長孔に対する取合締結部材の締付け位置調整により、スクレーパユニットのおおまかな高さ調整を行うと共に、掻寄板の掻寄位置調整長孔に対する掻寄締結部材の締付け位置調整により、掻寄板の高さの微調整を行うことができ、運転時の掻き残しを抑制する上で更に有効となる。しかも、前記沈殿池の幅方向へ隣接する掻寄板の高さを単に同一とするのではなく個別に調整することも可能となるため、前記沈殿池の幅方向の凹凸にも対応でき、運転時の掻き残しを少なくできる。
本発明の汚泥掻寄装置によれば、運転時の掻き残しを最小限に抑えて浄水水質を向上し得、修繕工事の際の掻寄板の交換作業を円滑に行い得るという優れた効果を奏し得る。
本発明の汚泥掻寄装置の実施例を示す正面図である。 本発明の汚泥掻寄装置の実施例を示す要部拡大側面図である。 本発明の汚泥掻寄装置の実施例におけるスクレーパユニットの構成部材を示す図である。 本発明の汚泥掻寄装置の実施例を示す平面図である。
以下、本発明の実施の形態を添付図面を参照して説明する。
図1〜図4は本発明の汚泥掻寄装置の実施例である。
本実施例では、図1及び図4に示す如く、沈殿池1の底部に沿って走行自在となるよう配設された走行台車2と、該走行台車2に取り付けられた支持部材3とを備え、該支持部材3に、沈殿池1の底部に堆積した汚泥を掻き寄せるスクレーパユニット4が取り付けられている。前記走行台車2は、台車本体2aに車輪2bが設けられた構造を有し、該車輪2bは、沈殿池1の底部における幅方向端部に敷設され且つ沈殿池1の長手方向(図1の紙面と直交する方向であって、図4に示す掻寄方向)へ延びるガイドレール5上を転動するようになっている。
前記スクレーパユニット4は、図2及び図3に示す如く、スペーサ6と、ブラケット7と、凹凸吸収板8と、凹凸吸収押え板9と、掻寄板10と、掻寄押え板11とを備えている。
前記スペーサ6は、前記支持部材3に取り付けられる部材であり、支持部材3側のボルトからなる固定締結部材12の位置と合致させて固定ネジ孔6aが穿設されると共に、前記ブラケット7を取り付けるためのボルトからなる取合締結部材13が螺着される取合ネジ孔6bが穿設されている。
前記ブラケット7は、前記スペーサ6に取り付けられ且つ前記凹凸吸収板8を保持する断面L字状の部材であり、鉛直方向に配設されるウェブ部7aに、上下方向へ延び且つ前記取合締結部材13が貫通する取合位置調整長孔7bが穿設されると共に、水平方向に配設されるフランジ部7cに、前記凹凸吸収板8を取り付けるためのボルト・ナットからなる凹凸吸収締結部材14が貫通する締結孔7dが穿設されている。尚、前記ブラケット7の幅方向寸法は、図3に示す如く、前記スペーサ6の幅方向寸法の略半分としてある。例えば、前記スペーサ6の幅方向寸法を2mとした場合、前記ブラケット7の幅方向寸法はおよそ1mとなる。但し、これらの寸法についてはその数値のみに限定されるものではない。
前記凹凸吸収板8は、前記ブラケット7のフランジ部7cに取り付けられ且つ前記掻寄板10を保持する板バネで構成され、その略水平方向へ延びる可撓張出部8aの基端部における前記締結孔7dと対応する位置に、前記凹凸吸収締結部材14が貫通する締結孔8bが穿設され、前記可撓張出部8aの先端から垂下する垂下部8cに、ボルト・ナットからなる掻寄締結部材15が貫通する締結孔8dが穿設されている。尚、前記凹凸吸収板8の幅方向寸法は、図3に示す如く、前記ブラケット7の幅方向寸法の略半分で、前記スペーサ6の幅方向寸法の略1/4としてある。例えば、前記スペーサ6の幅方向寸法を2mとした場合、前記凹凸吸収板8の幅方向寸法はおよそ0.5mとなる。又、図3において、前記凹凸吸収板8と凸凹吸収押え板9は、その配設状態で上方から視認した平面図として示されており、他の部材は、その配設状態で正面から視認した正面図として示されている。
前記凹凸吸収押え板9は、前記ブラケット7のフランジ部7cとの間で前記凹凸吸収板8を挟持するように配設される部材であり、前記締結孔7d及び締結孔8bと対応する位置に前記凹凸吸収締結部材14が貫通する締結孔9aが穿設されている。尚、前記凹凸吸収押え板9の幅方向寸法は、図3に示す如く、前記凹凸吸収板8の幅方向寸法と略同一としてある。
前記掻寄板10は、前記沈殿池1の底部に堆積した汚泥を掻き寄せるよう前記沈殿池1の幅方向へ複数並設されるゴム板で構成され、前記凹凸吸収板8の締結孔8dと対応する位置に、前記凹凸吸収板8に掻寄板10を取り付ける掻寄締結部材15が貫通し且つ上下方向へ延びる掻寄位置調整長孔10aが穿設されている。尚、前記掻寄板10の幅方向寸法は、図3に示す如く、前記凹凸吸収板8の幅方向寸法と略同一としてある。
前記掻寄押え板11は、図2に示す如く、前記掻寄板10を挟持するように前記凹凸吸収板8の垂下部8cに取り付けるための部材であり、前記凹凸吸収板8の締結孔8d及び掻寄位置調整長孔10aと対応する位置に、前記掻寄締結部材15が貫通する締結孔11aが穿設されている。尚、前記掻寄押え板11の幅方向寸法は、図3に示す如く、前記凹凸吸収板8及び掻寄板10の幅方向寸法と略同一としてある。
次に、上記実施例の作用を説明する。
沈殿池1の底面の状態を考慮し、予め、ブラケット7の取合位置調整長孔7bに対する取合締結部材13の締付け位置調整により、スクレーパユニット4のおおまかな高さ調整を行うと共に、掻寄板10の掻寄位置調整長孔10aに対する掻寄締結部材15の締付け位置調整により、掻寄板10の高さの微調整を行っておく。
この状態で、走行台車2の台車本体2aに設けられた車輪2bをガイドレール5上で転動させつつ、走行台車2を沈殿池1の底部に沿って走行させると、該走行台車2の支持部材3に取り付けられたスクレーパユニット4により、沈殿池1の底部に堆積した汚泥が掻き寄せられる。
このとき、前記スクレーパユニット4の沈殿池1の幅方向へ並設される複数の掻寄板10は夫々、凹凸吸収板8によって、前記沈殿池1の底部に押し付けられる方向へ付勢される。
これにより、本実施例では、従来の如く幅方向の寸法が約2m以上の長さを有している掻寄板10の取付位置を沈殿池1の底面で最も高い位置に合わせて調整するのとは異なり、沈殿池1の底面における凹凸が著しい箇所であっても、掻き残しが発生しにくくなる。このため、掻き寄せ時や沈殿池1の水流発生時に沈殿物が舞い上がる可能性が低下して、沈殿池1の後段に設けられた浄化設備への汚濁負荷が小さくなり、浄水水質に悪影響を及ぼす心配がなくなる。
又、既設の支持部材3側のボルトからなる固定締結部材12の位置は、必ずしも均等間隔でなく不揃いになっている場合や、均等間隔であっても施工先によってその間隔が違っている場合が多いが、従来の汚泥掻寄装置のように、支持部材3に幅方向寸法の長い掻寄板10を直接取り付ける構造ではなく、本実施例ではスペーサ6が介装されている。ここで、前記スペーサ6は、既設の支持部材3側のボルトからなる固定締結部材12の位置と合致させて固定ネジ孔6aを穿設すると共に、前記ブラケット7を取り付けるためのボルトからなる取合締結部材13が螺着される取合ネジ孔6bを穿設するというきわめて簡単な加工だけで済む部材であり、製作が容易で施工の際にも比較的短期間ですぐに調達することができる。しかも、凹凸吸収板8から掻寄板10や掻寄押え板11までの連結される部材は全て施工先にかかわらず共通の部品として製作でき、予め調達しておくことが可能となる。このため、修繕工事において交換部品である掻寄板10を取り換える際、既設の支持部材3と、新しい掻寄板10を含むスクレーパユニット4との間でボルト等の締結部材の孔の位置ずれが生じていたとしてもスペーサ6だけを再度調達すれば良い。これにより、現地で前記孔の穿孔位置の調整が必要になったり、前記掻寄板10を工場に持ち帰って前記孔の穿孔位置の調整を行ったり、或いは工場で新たに孔を穿設した掻寄板10を製作したりしなくて済み、修繕工事のように比較的短期間に限られている工事であっても、対応が容易となる。
更に又、従来と比較して幅方向寸法の短い複数の凹凸吸収板8をブラケット7に取り付けることは、個別の凹凸吸収板8から掻寄板10までの連結される部材が作業者にとって持ち運び容易となるため、施工も行いやすくなる。
こうして、運転時の掻き残しを最小限に抑えて浄水水質を向上し得、修繕工事の際の掻寄板10の交換作業を円滑に行い得る。
そして、本実施例では、前記沈殿池1の底部に沿って走行自在となるよう配設された走行台車2と、該走行台車2に取り付けられた支持部材3とを備え、前記スクレーパユニット4は、前記支持部材3に取り付けられるスペーサ6と、該スペーサ6に取り付けられ且つ前記凹凸吸収板8を保持するブラケット7とを備え、前記スペーサ6は、前記支持部材3にスペーサ6を固定する固定締結部材12が螺着される固定ネジ孔6aと、前記スペーサ6にブラケット7を取り付ける取合締結部材13が螺着される取合ネジ孔6bとを備えている。このように構成すると、走行台車2に取り付けられた既設の支持部材3側の固定締結部材12の位置が、不揃いになっていたり、均等間隔であっても施工先によってその間隔が違っていたりしたとしても、施工先にかかわらず共通の部品として製作することが可能な凹凸吸収板8から掻寄板10までの連結される部材を予め調達しておき、既設の支持部材3側の固定締結部材12の位置に合わせて固定ネジ孔6aを穿設し且つ取合締結部材13が螺着される取合ネジ孔6bを穿設した製作容易で調達時間が早められるスペーサ6を修繕工事の際に用意することで、従来に比べて施工期間の短縮化が期待できる。
又、前記ブラケット7は、前記取合締結部材13が貫通し且つ上下方向へ延びる取合位置調整長孔7bを備え、前記掻寄板10は、前記凹凸吸収板8に掻寄板10を取り付ける掻寄締結部材15が貫通し且つ上下方向へ延びる掻寄位置調整長孔10aを備えている。このように構成すると、沈殿池1の底面の状態に応じて、予め、ブラケット7の取合位置調整長孔7bに対する取合締結部材13の締付け位置調整により、スクレーパユニット4のおおまかな高さ調整を行うと共に、掻寄板10の掻寄位置調整長孔10aに対する掻寄締結部材15の締付け位置調整により、掻寄板10の高さの微調整を行うことができ、運転時の掻き残しを抑制する上で更に有効となる。しかも、前記沈殿池1の幅方向へ隣接する掻寄板10の高さを単に同一とするのではなく個別に調整することも可能となるため、前記沈殿池1の幅方向の凹凸にも対応でき、運転時の掻き残しを少なくできる。
尚、本発明の汚泥掻寄装置は、上述の実施例にのみ限定されるものではなく、チェーン駆動する形式の汚泥掻寄装置の掻寄板へも適用可能なこと等、その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
1 沈殿池
2 走行台車
3 支持部材
4 スクレーパユニット
6 スペーサ
6a 固定ネジ孔
6b 取合ネジ孔
7 ブラケット
7b 取合位置調整長孔
7d 締結孔
8 凹凸吸収板
10 掻寄板
10a 掻寄位置調整長孔
12 固定締結部材
13 取合締結部材
15 掻寄締結部材

Claims (3)

  1. 沈殿池の底部に堆積した汚泥を掻き寄せるよう支持部材に前記沈殿池の底部に沿って取り付けられるスクレーパユニットを備えた汚泥掻寄装置であって、
    前記スクレーパユニットは、
    前記支持部材に取り付けられるスペーサと、
    該スペーサに取り付けられ且つ鉛直方向に配設されたウェブ部及び水平方向に配設されたフランジ部を有する断面L字状のブラケットと、
    前記沈殿池の幅方向へ並設される複数の掻寄板と、
    該各掻寄板を夫々保持し前記沈殿池の底部に押し付ける方向へ付勢する板バネで構成され前記ブラケットのフランジ部に取り付けられ略水平方向へ延びる複数の凹凸吸収板と
    を備えたことを特徴とする汚泥掻寄装置。
  2. 前記沈殿池の底部に沿って走行自在となるよう配設され且つ前記支持部材が取り付けられた走行台車を備え、
    前記スペーサは、前記支持部材にスペーサを固定する固定締結部材が螺着される固定ネジ孔と、前記スペーサにブラケットを取り付ける取合締結部材が螺着される取合ネジ孔とを備えた請求項1記載の汚泥掻寄装置。
  3. 前記ブラケットは、前記取合締結部材が貫通し且つ上下方向へ延びる取合位置調整長孔を備え、
    前記掻寄板は、前記凹凸吸収板に掻寄板を取り付ける掻寄締結部材が貫通し且つ上下方向へ延びる掻寄位置調整長孔を備えた請求項2記載の汚泥掻寄装置。
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