JP6792831B2 - 脳型感情表現ロボットの制御方法 - Google Patents

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Description

脳的構成を持たせ脳の機能を実現することにより、人的に振る舞い応答し感情表現をすることを目的とした顔を持ったロボットを実現する制御方法である。ロボットは顔のみを持ったロボットとはかぎらず、二足歩行の接待ロボットでも顔を持っていれば本機能の適応対象になる。
すなわち、(1)ロボットが構成上脳の骨組み的構成を持っていて、感情(emotions)を生じる扁桃体に対する機能と、前頭前野の総合判断等をする機能、各種記憶とその利用を行う機能を中心として持ち、さらに他の脳的機能要素を各種持っている。特に感情が主要な役割をする。(2)ロボットは人的にできるだけ振る舞う。(3)顔による各時点での感情の多様な表現を、主要な目的の一つにしている。
本制御方法を電子計算機で作成し、グラフィック機能により、グラフィック上のロボットのソフトウェアとして実現できる。このとき各時点でロボットが持つ顔の中の眼球、まゆ、口等の動きを、別途ソフトウェアーを介しモータにつなぎ、ロボットの表現することばを表示することにより、感情表現し、応答するハードウェアーとしての脳型ロボットになる。
他の特徴としては、神経回路様の構成を持っていて、プログラミングのし直しなしに、データの蓄積整理と共に、賢さが増し改良された応答をする等の変化をする。本制御方法は、キーインや文字表示等による言葉の入出力により情報のやりとりをするが、画像のデジタル情報や、音声のデジタル情報等の情報を神経回路的構成上取り込みやすい。
感情表現を目的とした顔ロボットは、広く開発されてきている。
特開2010−160669号公報
(1)脳の扁桃体、前頭前野に相当する機能、記憶と記憶情報の取り出しを、中心とした脳の骨組み的仕組みを、どのように具体的かつ簡潔に組み込み、主に言葉による入力を通し、応答、記憶する仕組みをどのように実用化できるように作るか。
とくに、扁桃体に対する感情は、多様に複数の機能に利用されえる。これを、中心的しくみとして実現すること。
(2)ロボットに対するデータの入力その他、すべての場面で、ロボットに対し人的に感じるようにし、人的な感じを失わないようにすること。
(3)脳の機能を実現するとき、最終的に脳が持つ知識は膨大になることが予想される。
そのため、
(3.1)予めロボットに所持させる知識が少なくても、十分人的に振る舞うこと。
(3.2)外部から知識を与えるとき、めんどうになったり、ロボットの持つ人的感じを失わないようにする。
(4)脳の機能的挙動的仕組みのみでなく、表現上で、顔に心の中のときどきの多様な感情の状態を表現することで、より人間的表現をし、より人間的に感じるロボットとなるようにする。同時に、顔の表情で、ある程度ロボットとの情報のやりとりを行えるようにする。
(1)脳的機能の実現
以下(1.1)〜(1.6)に主に構成上からの仕組みを示す。
(1.7)以降に主に構成上以外の仕組みを示す。
「構成上からの仕組み」
脳の実現しようごした基本的仕組みを図1に示す。
今回、実現した制御方法での仕組みを、図2に示す。
(1.1)名詞=>形容詞変換データファイルの所持(請求項1、請求項2、請求項3関係)
名詞=>形容詞変換データファイルにより、名詞は形容詞による属性を持つ。
○この情報は、(1.5)の一般知識データファイルの中に含まれる。
(1.2)形容詞=>感情データファイルの所持(請求項1、請求項2、請求項3関係)
形容詞=>感情データファイルにより、各形容詞を各感情または複数の感情とその強さで表される。
○なお、このファイルで、形容詞が、感情の各“うれしい”、“かなしい”等の項目を実数値(0.3,1.0,1.2等々の値)に変換される。
(1.2.1)形容詞の入力例
“けいようし うつくしい ひじょうに うれしい”
このように入力することで、人が人に説明するようにロボットに教えることができる。
“うれしい”は感情の一つで、ここは、形容詞“うつくしい”から、感情“うれしい”に変換される。
“ひじょうに”感情の程度(ここでは“うれしい”の程度)を与える。
・程度の表現として、例として次がある。
“ひじょうに”
“ふつうに”
“すこし”
(1.2.2)感情の例
▲1▼ うれしい
▲2▼ かなしい
▲3▼ いかり
▲4▼ こわい
▲5▼ あんしん

(1.3)動詞の簡略化データファイルの所持(請求項1、請求項2、請求項3関係)
動詞の簡略化ファイルにより、動詞はエピソードの中の事象の主語が“ある”、“ない”等に変換される。
(1.3.1)動詞の入力例
“さくら が さいた”の入力に対し、ロボットが、“さいた”を理解できないとき、ロボットは、“さいた なに?”等と聞いてくる。
“どうし さいた ある”と入力することで、“さくら が ある”と解釈する。
この“さいた”=“ある”の記憶は、広く、その後、使用される。
(1.4)感情=>アクション変換データファイルの所持(請求項1、請求項2関係)
感情=>アクション変換データにより、各感情に対し、総合評価し、“求める”、“避ける”“警告する”等の行動を行う。感情は複数の感情であることがあり、この場合総合評価する。“うれしい”等が強ければ、“ほしい!”等となり、“こわい”が強ければ、“にげろ!”等となる。
アクションの選択は、乱数の発生を利用し、乱数が、あるアクションの割り当てられた値の範囲のとき、そのアクションを選び実施または表示する。
(1.5)一般知識データファイルの所持(請求項8、請求項3関係)
一般知識入力情報の解釈と記憶
一般知識ファイルを持つ。次の情報を持つ。
(1.5.1)“さくら は きれい”等の名詞の形容詞による表現
(1.1)(1.2)により、例えば“さくら は きれい”等の一般知識をロボットは入力されると、理解し、評価し、感情表現をし、記憶する。
○ここで“ぞう の はな は ながい”の入力を可能かしていて、ここで“ぞう のはな”を一つの名詞として扱っていて、表現自由度が、増加している。
(1.5.2)“さくら は はな”等の名詞の階層や包含をつくる表現も、入力されると記憶、保存される。(請求項8関係)
(1.5.3)“とげ は ばら の いちぶ”等、の所属を示す表現も、入力されると記憶、保存される。
(1.6)エピソードデータファイルの所持(請求項7関係)
事象の認識と複数事象としてのエピソードを認識し記憶される。各事象とエピソード全体の評価を感情に基づいて行う。
エピソードデータファイルを持ち、エピソードの認識と記憶を行う。
○エピソードの例
次の連続する3つの事象は、一つのエピソードとして、記憶され、各事象はそのエピソードの中の事象として記憶される。
“さくら が さいた”
“あらし が きた”
“さくら が ちった”
○エピソ−ドの感情による評価方法の例
・各エピソードは、多くは複数の事象を含むため、評価は次の方法等による。
(ステップ1)各事象ごとに、通常、主語の名詞について、順に、名詞=>形容詞変換データファイルによる変換、形容詞=>感情データファイルによる変換で、“うれしい”、“かなしい”等の感情の評価に変換され、各感情ごとに実数値で表される。
(ステップ2)“うれしい”、“かなしい”等の感情ごとに、あるエピソードの全事象の結果から、そのエピソードの平均値と絶対値の最大値を求める。
(ステップ3)あるエピソードの感情ごとに、エピソードの評価結果を例えば、次のように求める。
“うれしい”の評価結果=“うれしい”の平均値+“うれしい”の絶対値の最高値
(1.6.1)ルール化
次のように、エピソードデータファイルの中で、同じエピソードが繰り返される、または、同じ複数の事象(順序も同じ)を含むエピソードが複数ある等のとき、ルールとして別途記憶され利用される。
「ルールを生じる例」
複数のエピソードで“そら が くらい”、“あめ が ふった”
があると、「“そら が くらい”と“あめ が ふる”」がルールとして記憶される。
エピドードの数も記憶され、ルールの信頼性として利用される。
(1.6.2)詳細化(episode_noun)
ここでは、以下に示すように、あるエピソードを一つの名詞に対応させ、その名詞の詳細な内容を表す情報を名詞に持たすこの機能を、episode_nounと読んでいる。
次の3事象によるエピソードに対し、これを“はなみ”として登録することができる。
“さくら が さいた”
“ごちそう が あった”
“おさけ が あった”
例えば、このエピソードの番号を5とする。
この時、入力のとき、つぎのように指定すると、“はなみ”として詳細化された情報として記憶される。
(1.6.3)警告
次のエピソードが記憶されているとき
「“ばら が さいた”
“とげ が あった”」
“ばら”の入力に対して
=>“とげ に きおつけて”
また、“あらし が きた”、に対し、=>“にげろ!”等とロボットは言う。
(1.6.4)多様な感情表現
次の3つの事象からなるエピソード(例えばエピソード 5とする)のとき、このエピソード(エピソード 5)の入力あるいは、連想時
“さくら が さいた” “さくら”があることから=>“うれしい”
“すり が いた” “すり”がいたことによる=>“いかり”
“あらし が きた” “あらし”がきたことによる=>“こわい”
=>“うれしい”“いかり”“こわい”のまざった感情表現となる。
(1.6.5)“現在”の状態に対する応答
“現在”の状況は、直接、“うれしさ”こと、“こわい”ことが実現される特別な状態であることから、入力されたばかりの事象やエピソードは、現在の状態として、ロボットは強く気にすることで、人的応答をする。
“さくら が さいた” =>“さくら どうなった”と、“うれしい”顔で ときどき聞く。
“さくら が ちった”の事象がくると =>“ざんねん!”といい、その後言わなく なる。
“あらし が きた” =>“あらし どうなった”と “こわいの顔をし言う。”
(1.6.6)経験として、楽しいエピソード増えると、それらの連想を通し、楽しい顔をすることが多くなり、楽しい性格に見える。
(1.6.7)現在の事象としての認識と過去の事象との区別および対応
(1.1)(1.2)(1.3)により、例えば“さくら が さいた”との事象を認識し、評価し、感情表現をする。入力時、ロボットは、現在の状態の一つとして認識し、“さくら は きれい”で、現在“ある”ことから、“うれしい”感情を常に持ち、うれしい顔をし続ける。(1.4)の感情=>アクション変換データで、“さくら ほしい!”等とアクションを起こす。
また、“さくら どうなった?”等と定期的に聞き続ける。“さくら は ちった”等で、もとの状態にもどる。
ここで
”さくら が さいた“
“さくら が ちった”
が一つのエピソードとして記憶される。また、各事象はそのエピソードの中の事象として記憶される。また、“あらし が さった”で、すべての事象はなくなり、同一エピソードは終了する。
・また、関連エピソードの連想、警告、等を行う。
「構成以外の仕組み」
以下(1.7)以降に構成上以外の仕組みを示す。
(1.7)連想と記憶の整理(請求項9関係)
一般知識ファイル、エピソードファイルのデータ項目より、一般知識、エピソードの連想を行う。連想は、感情による評価結果の高いものを中心に行われる。よく連想されるものほど、その記憶は残る。ずっと連想されない記憶は棄却される。これにより記憶の整理が行われる。
(1.7.1)連想は、感情による評価結果の高いものを中心に行われる。
ここでは、乱数により一般知識ファイル、エピソ−ドデータファイルから、それぞれ連想する名詞とエピソードを選ぶ。
「感情による評価結果を考慮した連想方法例」
以下に例を示す。これらの組み合わせ等により取り込む。
例1.エピソードごとに予め価値を評価しておき、それにより一様乱数で検索したときの、各エピソードに対応する範囲を価値に比例し広げておき、これにより、一様乱数の全範囲の中でエピソード番号順、エピソードごとの割り当て範囲を自動計算しておく。これにより、一様乱数でエピソードを検索し連想する。
一般知識についても同様。
例2.エピソードごとに連想された回数を保存しておき、例1で求めたエピソードごとの巾を、連想回数を重みとして、巾の調節をする。これにより、連想による記憶の強化の効果の考慮が可能と考えられる。但し、この場合、強化の上限を決めておく必要がある。
一般知識についても同様。
例3.連想されたエピソードの価値が、予め指定した値より低いときに、連想を中断する。一般知識についても同様。
例4.複数のエピソード(例えば、3エピソード等)を候補として、検索、評価し、その中で、価値絶対値の最大のエピソードを連想する。
また、連想は感情を伴い、各連想時、感情が表示される。
“どうしたの”の質問に対し連想中の内容をいう。
(1.7.2)よく連想されるものほど、その記憶は残る。
(1.7.1)例2で示したように、エピソードごとに連想回数を保存しておき、それを連想時等に利用し考慮される。また、連想をほとんど行われないような、エピソードは、消去等により処理される。
(1.8)ベイズ的決定等により感情の情報を知能化に利用する。(請求項10関係)
ベイズ的決定は次のように言い表される。
「価値(一般に複数)の合計を確率的に最大にする手段を選ぶ」
このため次のようなロジックでこのような機能を取り込む。
次のエピソードを仮定する。
例.エピソード5 “こうえん へ いった”
“さくら が さいていた”
エピソード37“こうえん へ いった”
“ゆうえんち が あった”
エピソード55“こうえん へ いった”
“ごちそう が あった”
このような場合、“こうえん”でエピソードデータファイルを検索すると、
“こうえん”または“こうえん へ いった”に伴い、対応するエピソードの感情による評価価値が高いため、これらエピソードの価値の合計はかなり高くなる。
これらのデータ処理により、“こうえん へ ゆきたい!”と判断され、希望を言う等を行う。
この方法により、感情すなわち評価結果を、手段の発見など知的行為に利用できる。
次のように利用できる。
(1.8.1)短期的
現在も問題解決のために最も効果的な手段を発見できる。
(1.8.2)長期的
長期的に“何をすることが多くの価値あることが得られるか”を検索し、“何をしたい”等の希望をいう。
(1.8.3)希望を言う。
(1.9)警告
次のエピソードの記憶があると、
“ばら が さいた”
“とげ が あった””
再度“ばら が さいた”、または“ばら”の入力に対し、
ロボットは、“とげ に きおつけて!”等と応答する。
(1.10)性格の反映(請求項11関係)
“うれしい”、“かなしい“等の感情に相当するパラメータを、ロボットは持つため、この変数に、それぞれ、重み変数をかけることで、ロボットは、これらの感情を強め、”うれしさ“を強調した顔をしたり、”うれしい“エピソードを多く連想するようになり、楽天的性格が容易に反映される。悲観的性格も同様に構成上容易に考慮することができる。
(1.11)覚醒レベルの表現(請求項12関係)
覚醒レベルのパラメータをもうけ、夜遅くなったりすると、時間にしたがい、覚醒状態をさげる。このパラメータの値を受け、顔の眼の大きさを細めにし動きを遅くする。
眉の動き、口の動きも遅くする、等により、覚醒レベルは考慮される。
(1.12)“したしい”の利用による、人的挙動の改良
“したしい”は形容詞だが、次のように利用する。
「“したしい”の利用例」
ロボットに何かを、キーインする。
=>ロボットは、“だれ?”と聞く。
=>“たろう”と入力し答える。
=>ロボットは、“たろう”を記憶する。
=>ロボットを何回か起動し、“だれ?”(ロボット質問)、“たろう”
を繰り返すにつれ、“たろう”の属性として、形容詞“したしい”
が、しだいに強くなる。“たろう は ひじょうに したしい”
と記憶され、“たろう”の入力により、“うれしい”顔の表情をする。
「“したしい”考慮の効果」ロボットをとりまく、複数人の関係ができる。同情等の気持ちを生じさせれる。
(2)神経回路的構成(請求項5関係)
(2.1)名詞=>形容詞=>感情 による神経回路構造
名詞=>形容詞変換データファイル、形容詞=>感情データファイルの所持により、図3のようなネットワーク構造を持ち、
・多様な関係を構築できる。
・また、言葉による情報のみでなく、図3に示すように、画像のベクトル化されたデジタル情報、音声のデジタル情報等を神経回路を通し組み込むことが構成上容易である。
(注)なお、図3での神経回路網でのの矢印で示す各結合の強さは、(1.2)(1.3)節での指定で、“さくら は ひじょうに きれい”、“けいようし きれい ひじょうに うれしい”等、“ひじょうに”、“すこし”等の情報により、強弱が決められる。
(2.2)名詞自体の階層構造
名詞=>形容詞変換データファイルは、例えば、
“さくら は はな”、“はな は しょくぶつ”等の階層的構造を持っていて、
“はな は きれい”が入力されていると、“さくら”についてしらなくても、
“さくら は きれい?”と聞いてくる。
(2.4)カオス的挙動の取り得れ(請求項6関係)
・連想時
・アクションの選択。(1.4)節に対応する。
・“現在”の事象として複数の事象あるとき、どれを聞くかを決めるとき。
(1.6)節に対応する。

(3)各時点での感情の表現(請求項3関係)
(3.1)“うれしい”、“かなしい”等の各感情に対し、顔の表情を決めておく(眉の形、口の形、眼の大きさ等による)。各感情の強さを重みで反映させ、複数感情を含む場合、それらの代数和等により表情を決定する。
「課題を解決する手段」の各節に対する効果を、以下に列記する。
・(1.1)〜(1.6)に対する効果。
(1.1)〜(1.6)等で名詞、事象、エピソード等が、感情に結びつけられる。
・入力や連想された情報に対し感情により評価し、連想、記憶の整理、警告((16.3)節)、アクション((1.4)節)、希望((18.2)節)等に結びつけられる。
・連想が、連想対象の感情による評価価値(絶対値)等に依存し、連想される。
・(1.6)エピソードデータファイルの所持に対する効果
(1.3.1)のファイルと(1.1)のファイルとともに、エピソードは認識され、ロボットは応答するが、同時に記憶、保持される。
(1.6.1)ルール化
(1.6.2)名詞の詳細化
(1.6.3)警告
(1.6.4)多様な感情表現
(1.6.5)“現在”の状態に対する応答
(1.6.6)経験として、楽しいエピソード増えると、それらの連想を通し、楽しい顔をすることが多くなり、楽しい性格に見える。
・(1.7)連想の効果
(1.7.1)知識の整理
(1.7.2)人的感じを増やす。
表情から“どうしたの”の質問に対し、連想していること、現在のこと等いう。
・(1.8)ベイズ的決定等による感情の情報を知能化に利用する。
・(1.9)警告
・(1.10)ロボットに楽天的、悲観的等の性格を持たすことが容易にできる。
・(1.11)覚醒レベルの表現
・(1.12)“したしさ”のとりこみによる人間関係、顔等への感情表現、人への同情心等を生じさせることができる。
・(2)神経回路的構成に関する効果
(2.1)名詞=>形容詞=>感情 による神経回路構造
(2.2)名詞自体の階層構造
(2.3)カオスの利用
これらにより、次の効果が得られる。
(2.1)プログラミングを変えることなく、ロボットを賢くできる。
(2.2)人の持つような、複雑な感情を効率的に作れる。
(2.3)ベクトル情報で表される画像イメージ情報、音声情報等の情報を、複数形容詞に繋げることにより、これらの情報を容易に取り込める。
=>この場合複数画像情報の、中間的画像の判断等もできる。
これによりさらに、
(2.3)学習ができる。例えば、フィードフォワード学習、バックプロパげーション学習等がある。
(2.4)カオスの利用による人的挙動
(3)各種入力に対する応答
既に説明した手段により、どのような入力があったとき、どのように各機能がはたらき応答するかの概略を示す。
(3.1)名詞に入力に対して
名詞は一般知識ファイル、エピソードファイル、形容詞=>感情変換ファイルで、感情に変換される。
さらに、感情=>アクション変換データファイルでアクションが選ばれ、“ほしい!”等とロボットは言う。
(3,2)“さくら は きれい”等の一般情報として入力されたとき
“さくら”、“きれい”等をロボットが解釈できるとき、上記(3.1)節と同様に行われる。
(3.3)“あらし が きた”等の事象あるいはエピソードが入力されたとき
“あらし が ある”と解釈され、(3.1)節と同様に、感情で“こわい”等と 評価され、感情=>アクション変換データファイルで、“にげろ!”等と警告する。
「脳の基本機能」 「ロボットで実現した仕組み」 「神経回路網的構成と、機能追加の仕組み」 「計算機画面上で表示した場合の顔の表示例」 「ソフトウェアー化のフローチャート例」 「ソフトウェアー化のフローチャート例」 「ソフトウェアー化のフローチャート例」
本制御方法を電子計算機で作成し、グラフィック機能により、グラフィック上のロボットのソフトウェアとして実現できる。このとき各時点でロボットが持つ顔の中の眼球、まゆ、口等の動きを、別途ソフトウェアーを介しモータにつなぎ、ロボットの表現することばを表示することにより、感情表現し、応答するハードウェアーとしての脳型ロボットになる。
実施例 本制御を実現する例をして、フローチャートを、図5−1、図5−2、図5−3に示す。また、ロボットを電子計算機上で実現した場合の例を、図4に示す。
産業上の利用可能性発明を実施するための形態
利用可能例
例1.本制御方法を、電子計算機とその画面により、顔を画像表示し、脳の構成を持っ た人的に挙動するロボットを作成することができる。
例2.本制御方法により、人的に挙動する例えばペットロボット等を作成することがで きる。
例3.従来、広く開発され、あるいは実用されているロボット、例えば案内等を行う二 足歩行ロボット等にも、本制御方法を適用し、人的に振る舞う要素を加えることがで きる。

Claims (8)

  1. 脳の機能を実現することにより、人的に振る舞い応答し感情表現をすることを目的とした顔を持ったロボットを実現する制御方法であって、
    (1.1)〜(1.6)のファイルを備えており、外部から記述データの受け取りをして、(1.7)及び(1.8)の制御を行い、各時点でのロボットの顔の表示を行う方法であり、
    言葉の内容が感情に変換され数値化され利用され、評価値としても利用され、連想、アクションに用いられ、同時に顔の感情に基づいた表現にも利用される方法であり、
    (1.1)〜(1.6)のファイルの所持、および(1.7)により、神経回路の構造ももち、プログラミングのし直しなしに、データの蓄積整理と共に、改良された応答をする変化をする方法。
    (1.1)名詞=>形容詞変換データファイル
    名詞=>形容詞変換データファイルにより、名詞は形容詞による属性を持つ。
    (1.2)形容詞=>感情データファイル
    形容詞=>感情データファイルにより、各形容詞を各感情または複数の感情とその強さで表し、感情の各項目を実数値に変換する。
    (1.3)動詞の簡略化データファイル
    動詞の簡略化ファイルにより、動詞はエピソードの中の事象の主語が“ある”、“ない”に変換される。
    (1.4)感情=>アクション変換データファイル
    感情=>アクション変換データにより、各感情に対し、総合評価し行動を行う。
    感情は複数の感情であることがあり、この場合総合評価する。
    (1.5)一般知識データファイル
    一般知識ファイルは、名詞の形容詞による表現の一般知識が入力されると、理解し、評価し、感情表現をし、記憶される。
    (1.6)エピソードデータファイル
    エピソードデータファイルは、事象の認識と複数事象としてのエピソードを認識し記憶され、各事象とエピソード全体の評価を感情に基づいて行う。
    ここで、各エピソードは、多くは複数の事象を含むため、評価は次の(ステップ1)〜(ステップ3)の方法による。
    (ステップ1)事象ごとに、主語の名詞について、順に、名詞=>形容詞変換データファイルによる変換、形容詞=>感情データファイルによる変換で、感情の評価に変換され、各感情ごとに実数値で表される。
    (ステップ2)感情ごとに、あるエピソードの全事象の結果から、そのエピソードの平均値と絶対値の最大値を求める。
    (ステップ3)あるエピソードの感情ごとに、エピソードの評価結果を例えば、次のように求める。
    評価結果=平均値+絶対値の最高値
    (1.6.7)前記(1.1)(1.2)(1.3)により、事象を認識し、評価し、感情表現をする。(1.4)の感情=>アクション変換データで、アクションを起こす。
    (1.7)連想と記憶の整理
    前記(1.5)一般知識ファイル、及び前記(1.6)エピソードファイルのデータ項目より、一般知識、エピソードの連想を行う。
    (1.7.1)連想は、感情による評価結果の高いものを中心に行われる。ここでは、乱数により一般知識ファイル、エピソードデータファイルから、それぞれ連想する名詞とエピソードを選ぶ。連想は感情を伴い、各連想時、感情が表示され、“どうしたの”の質問に対し連想中の内容をいう。
    (1.8)ベイズ的決定等により感情の情報を知能化に利用する。
    ここで、ベイズ的決定は、価値(一般に複数)の合計を確率的に最大にする手段を選ぶものであり、感情すなわち評価結果を、手段の発見など知的行為に利用できる。
  2. 請求項1で、脳的でかつ感情が中心に働くが、その刻々の感情状態、特に複数の感情からなる複雑な感情等も、顔の表情を中心に、表現させる機能を持った顔を持ったロボットを実現する制御方法。
  3. 請求項1で、神経回路の構造と機能を持つことにより、
    プログラミングを新たに追加修正をせず、データの蓄積や自動的データの整理により賢くなる等、ロボットの挙動、応答が改良される等変化し、
    また、ドット情報等の画像のベクトル情報、デジタル音声のベクトル情報等の言語以外の信号情報を容易に組み込め、神経回路の持つ学習機能その他の一般的機能を容易に取り込める仕組みを持った顔を持ったロボットを実現する制御方法。
  4. 請求項1で、感情を情報の中心にして、“うれしい”、“かなしい”等、典型的感情を含んでいることから、感情への影響に重み変数を加え、重みの値を変えること等により、楽天的、悲観的等性格を容易に組み込むことができ、楽天的性格の場合、楽天的な顔の表情、判断等々をする顔を持ったロボットを実現する制御方法。
  5. 請求項1で、顔の表情を、刻々の眼の動き、眼の大きさ、眉の動き、口の動き等を計算し表示しているため、覚醒レベルを、顔の表情等で容易に組み込める顔を持ったロボットを実現する制御方法。
  6. 請求項1で、各種の名詞を詳細に表すため、通常、複数の事象からなるあるエピソードをその名詞に対応させることにより、その名詞の詳細な表現として利用することのできる顔を持ったロボットを実現する制御方法。
  7. 請求項1に記載の顔を持ったロボットを実現する制御方法において、以下の制御を行う。
    (1.12)“したしい”の利用による、人的挙動の改良
    “したしい”は形容詞だが、次のように利用する。
    「“したしい”の利用例」 ロボットに何かを、キーインすると、ロボットは、“だれ?”と聞き、“たろう”と入力すると、ロボットは、“たろう”を記憶するものであり、ロボットを何回か起動し、“だれ?”、“たろう”を繰り返すにつれ、“たろう”の属性として、形容詞“したしい”が、しだいに強くなり、“たろう は ひじょうに したしい” と記憶され、“たろう”の入力により、“うれしい”顔の表情をする。
  8. 請求項1に記載の顔を持ったロボットを実現する制御方法において、以下の制御を行う。
    (1.6.6)経験として、楽しいエピソード増えると、それらの連想を通し、楽しい顔をすることが多くなり、楽しい性格に見えるようにする。
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