JP6792474B2 - 搬送装置とそれを備えた機械式駐車設備 - Google Patents

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Description

本発明は、自動車などの被搬送物を所望の位置まで搬送する搬送装置と、それを備えた機械式駐車設備に関する。
従来、被搬送物を所望の位置まで搬送するための搬送装置として、例えば、被搬送物である自動車を格納位置まで搬送する搬送装置がある(以下、自動車を搬送する搬送装置を例に説明する)。自動車を搬送する搬送装置を備えた駐車設備として、挟持搬送装置によってタイヤを挟持することで自動車を持ち上げ、その状態で挟持搬送装置が移動して自動車を所望の位置まで搬送するものがある(例えば、特許文献1参照)。このような搬送装置の場合、自動車のタイヤ間の前後方向距離(ホイールベース)に応じて、前タイヤを持ち上げて保持する第1被搬送物保持体と後タイヤを持ち上げて保持する第2被搬送物保持体との距離を変化させることができる。
そのため、このような搬送装置においては、第1被搬送物保持体と第2被搬送物保持体との間の距離が変化しても、これらの間で給電ケーブル(この明細書及び特許請求の範囲の書類中では、単に「ケーブル」という)による給電を成立させる構成が必要となる。
この種の先行技術として、例えば、クレーンに吊下げられたケージ上から各棚上に移動台車を走行移動させる搬送装置がある(例えば、特許文献2参照)。この搬送装置では、ケージと移動台車との間に中間駆動装置を設け、この中間駆動装置にケーブルを折り曲げた状態で配置することでケージから各棚上へ移動する移動台車への給電を行っている。
特開2016−183476号公報 特開平5−221503号公報
しかし、上記特許文献2のようなケーブルキャリア方式での給電では、ケーブルの折り返しが1回しかできないためケーブルの両端の距離を大きく変化させることができない。
また、他の給電方法としてカーテンレール方式が知られているが、カーテンレール方式での給電では、ストロークを大きくするためにはケーブルを折り曲げておく大きなスペースが必要となり、配置スペースが限られた搬送装置において適用することは難しい。
そこで、本発明は、省スペースでケーブルの両端の距離を大きく変化させることが可能で、距離を変化させるときにケーブルを適切にガイドできるケーブル配索機構を備えた搬送装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る搬送装置は、被搬送物を保持する第1被搬送物保持体と第2被搬送物保持体とが第1方向に近接又は離隔可能に構成された搬送装置であって、前記第1被搬送物保持体に備えさせた第1ケーブル保持部と、前記第2被搬送物保持体に備えさせた第2ケーブル保持部と、前記第1ケーブル保持部に対して前記第1方向に移動可能に配置された第1移動体と、前記第2ケーブル保持部に対して前記第1方向に移動可能に配置された第2移動体と、前記第1移動体と前記第2移動体に対して前記第1方向に移動可能に配置された中間体と、前記第1ケーブル保持部と前記第2ケーブル保持部とにそれぞれ保持されたケーブルと、前記中間体と前記第1ケーブル保持部及び前記中間体と前記第2ケーブル保持部にそれぞれ連結された第1索状体と、を備え、前記第1移動体は、前記第1ケーブル保持部側と前記中間体側との間で前記ケーブルを転向させるケーブル反転部と前記第1索状体を転向させる第1索状体反転部とを有し、前記第2移動体は、前記第2ケーブル保持部側と前記中間体側との間で前記ケーブルを転向させるケーブル反転部と前記第1索状体を転向させる第1索状体反転部とを有している、ケーブル配索機構を備えている。
この構成によれば、第1被搬送物保持体と第2被搬送物保持体とが第1方向に移動して距離が変化すると、第1ケーブル保持部と第2ケーブル保持部との間で、第1移動体と第2移動体とが第1方向に移動して、第1ケーブル保持部から第1移動体と中間体と第2移動体とを介して第2ケーブル保持部に保持されたケーブルの両端の距離を大きく変化させることができる。しかも、ケーブルは、これらによるケーブル配索機構によって適切にガイドされた状態で第1方向の距離を変化させることができる。その上、第1被搬送物保持体と第2被搬送物保持体とを第1方向に縮めたときには、第1ケーブル保持部、第1移動体、中間体、第2移動体及び第2ケーブル保持部とを並んだ状態にでき、全体長さを小さくして省スペース化を図ることができる。この明細書及び特許請求の範囲の書類中における「第1索状体」は、中間体と前記第1ケーブル保持部との間のものと中間体と前記第2ケーブル保持部の間のものがそれぞれ独立している構成と、これらが連結されて一体となった構成を含む。「第1ケーブル保持部」、「第2ケーブル保持部」は、それぞれ被搬送物保持体の一部として一体的に形成されていてもよい。
また、被搬送物を保持する第1被搬送物保持体と第2被搬送物保持体とが第1方向に近接又は離隔可能に構成された搬送装置であって、前記第1被搬送物保持体に端部が固定され、前記第1方向に延在する第1ケーブル保持部と、前記第2被搬送物保持体に端部が固定され、前記第1方向に延在する第2ケーブル保持部と、前記第1ケーブル保持部に隣接した位置で移動可能に配置され、前記第1方向に延在する第1移動体と、前記第2ケーブル保持部に隣接した位置で移動可能に配置され、前記第1方向に延在する第2移動体と、前記第1移動体と前記第2移動体との間で移動可能に配置され、前記第1方向に延在する中間体と、前記第1ケーブル保持部と前記第2ケーブル保持部とにそれぞれ保持されたケーブルと、前記中間体と前記第1ケーブル保持部及び前記中間体と前記第2ケーブル保持部とにそれぞれ連結された第1索状体と、を備え、前記第1移動体は、前記第1ケーブル保持部側と前記中間体側との間で前記ケーブルを転向させるケーブル反転部と前記第1索状体を転向させる第1索状体反転部とを有し、前記第2移動体は、前記第2ケーブル保持部側と前記中間体側との間で前記ケーブルを転向させるケーブル反転部と前記第1索状体を転向させる第1索状体反転部とを有している、ケーブル配索機構を備えていてもよい。第1ケーブル保持部、第2ケーブル保持部、第1移動体、第2移動体及び中間体は、第1方向に延在する長さが同等でも異なる長さでもよい。
この構成によっても、第1被搬送物保持体と第2被搬送物保持体とが第1方向に移動して距離が変化すると、第1ケーブル保持部と第2ケーブル保持部との間で、第1移動体と第2移動体とが第1方向に移動して、第1ケーブル保持部から第1移動体と中間体と第2移動体とを介して第2ケーブル保持部に保持されたケーブルの両端の距離を大きく変化させることができる。しかも、ケーブルは、これらによるケーブル配索機構によって適切にガイドされた状態で第1方向の距離を変化させることができる。その上、第1被搬送物保持体と第2被搬送物保持体とを第1方向に縮めたときには、第1ケーブル保持部、第1移動体、中間体、第2移動体及び第2ケーブル保持部とを並んだ状態にでき、全体長さを小さくして省スペース化を図ることができる。
また、前記第1ケーブル保持部と前記第1移動体及び前記第2ケーブル保持部と前記第2移動体とは、前記第1方向の長さを同等とするように形成され、前記中間体は、前記第1移動体と前記第2移動体とが前記第1方向に近接して並んだときに前記第1移動体と前記第2移動体の前記第1方向の長さ範囲となる長さに形成されていてもよい。
このように構成すれば、第1ケーブル保持部を第1移動体の側部に沿わせ、第2ケーブル保持部を第2移動体の側部に沿わせ、第1移動体及び第2移動体を中間体の側部に沿わせることで、縮めたときの全体をコンパクトに形成することができる。
また、前記ケーブル反転部は、前記第1被搬送物保持体と前記第2被搬送物保持体とが離隔する方向に移動したときに前記中間体側の端部で前記ケーブルを反転させるように備えられていてもよい。
このように構成すれば、第1被搬送物保持体と第2被搬送物保持体とが離隔する方向に移動したときに第1移動体と第2移動体の中間体側に位置する端部でケーブルを反転させるので、第1ケーブル保持部と第2ケーブル保持部とに保持されたケーブルの第1方向の距離を大きく変化させることができる。
また、前記第1索状体反転部は、前記第1被搬送物保持体と前記第2被搬送物保持体とが離隔する方向に移動したときに前記中間体側の端部とは反対の端部で前記第1索状体を反転させるように備えられていてもよい。
このように構成すれば、中間体と第1ケーブル保持部との間での第1移動体の第1方向移動と、中間体と第2ケーブル保持部との間での第2移動体の第1方向移動を、第1移動体と第2移動体のケーブル反転部とは反対の端部に備えられた第1索状体によってバランスさせることができる。
また、前記中間体と前記第1ケーブル保持部及び前記中間体と前記第2ケーブル保持部とにそれぞれ連結された第2索状体を更に有し、前記第1移動体及び前記第2移動体は、前記第1被搬送物保持体と前記第2被搬送物保持体とが離隔する方向に移動したときに前記中間体側の端部で前記第2索状体を反転させる第2索状体反転部をそれぞれ有していてもよい。この明細書及び特許請求の範囲の書類中における「第2索状体」は、第1索状体と分割された構成、第1索状体と連結されて一体となった構成を含む。
このように構成すれば、第2索状体によって、中間体と第1ケーブル保持部との間で第1移動体の移動をバランスさせ、中間体と第2ケーブル保持部との間で第2移動体の移動をバランスさせて移動させ、ケーブルに引張力が作用しないようにできる。
また、前記第1方向に近接又は離隔する前記第1被搬送物保持体と前記第2被搬送物保持体とは、少なくとも前記第1方向に床上を移動可能に構成され、前記第1移動体及び前記第2移動体と、前記中間体と、が水平方向に並設され、前記中間体または前記第1移動体及び前記第2移動体に、前記床上を転動する回転体を備えていてもよい。この明細書及び特許請求の範囲の書類中における「床上」は、被搬送物保持体を移動可能とする回転体等とケーブル配索機構の回転体の両方又は一方が転動する、共通のまたは略同一レベルの独立した、床上又は軌道上を含む。
このように構成すれば、第1被搬送物保持体と第2被搬送物保持体とが床上を第1方向に移動するときに、中間体または第1移動体及び第2移動体の回転体が床上を転動するので、第1被搬送物保持体と第2被搬送物保持体の移動に追従して中間体、第1移動体及び第2移動体をスムーズに移動させることができる。
一方、本発明に係る機械式駐車設備は、前記いずれかの搬送装置を備えている。
この構成によれば、被搬送物である自動車のタイヤ間の距離に応じて、第1被搬送物保持体と第2被搬送物保持体とを第1方向に距離調整すれば、ケーブルの端部を保持する第1ケーブル保持部と第2ケーブル保持部との距離も追従して変化し、給電のための構成を適切に距離変化させることができる。
本発明によれば、省スペースでケーブルの両端の距離を大きく変化させることが可能な搬送装置を構成することが可能となる。また、ケーブルは、両端の距離を変化させるときに中間体と移動体及びケーブル保持部がそれぞれ移動して適切にガイドされるので、ケーブルの寿命を安定させることが可能となる。
図1は、本発明に係る搬送装置の一実施形態を示す平面図である。 図2は、図1に示す搬送装置による自動車搬送時の図面であり、(A)は搬送準備完了時の平面図、(B)は搬送時の平面図である。 図3は、図1に示す搬送装置におけるケーブル配索機構の第1実施形態を示す平面図である。 図4は、図3に示すケーブル配索機構を縮めた状態を示す拡大平面図である。 図5は、図1に示す搬送装置におけるケーブル配索機構の第2実施形態を示す平面図である。 図6(A)〜(C)は、本発明の搬送装置におけるケーブルを索状体付ケーブルとした構成例を示す断面図である。 図7(A)、(B)は、本発明の搬送装置における索状体の配置例を示す模式図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。以下の実施形態では、タイヤTを挟持することで自動車Vを持ち上げて搬送する搬送装置1を例に説明する。なお、この明細書及び特許請求の範囲の書類中における第1方向は、図1に示す搬送装置1の平面図に示す第1方向Dをいう。なお、「前」及び「後」はいずれでもよく、限定されない。
(搬送装置の構成)
図1は、搬送装置1の一実施形態を示す平面図である。この図は、自動車Vの搬送前の状態を示している。図2は、図1に示す搬送装置1による自動車搬送時の図面であり、(A)は搬送準備完了時の平面図、(B)は搬送時の平面図である。この実施形態では、台車100に搬送装置1が備えられた機械式駐車設備2を例にしている。
図1に示すように、この実施形態の搬送装置1は、第1方向Dに離れて配置された第1被搬送物保持体10と第2被搬送物保持体20とを有している。第1被搬送物保持体10と第2被搬送物保持体20とには、それぞれタイヤTの挟持装置11,21が備えられている。図示する第1被搬送物保持体10と第2被搬送物保持体20とは、挟持装置11,21とタイヤTの挟持アーム12,22のみを示しているが、これらを駆動する電動アクチュエータなどが備えられている。また、第1被搬送物保持体10と第2被搬送物保持体20の下面には、第1方向Dに移動するための回転体等(例えば、車輪;図示略)が設けられている。第1被搬送物保持体10と第2被搬送物保持体20は、この回転体で床上を第1方向Dに自走して移動可能となっている。
そして、第1被搬送物保持体10と第2被搬送物保持体20との間には、ケーブル50(ケーブル50は、1本のケーブル、複数本が並列されたケーブルユニットなどを含む)を備えたケーブル配索機構30が備えられている。このケーブル配索機構30により、第1被搬送物保持体10と第2被搬送物保持体20との間で電動アクチュエータなどの給電が行われる。
図示する自動車Vを搬送する前の搬送装置1は、挟持アーム12,22が第1方向Dに開いている。これにより、搬送装置1は、自動車Vの左右に設けられたタイヤTの間に第1方向Dから挿入できる幅寸法となっている。
図2(A)に示すように、搬送装置1は、床110上に載置された自動車Vの第1方向DからタイヤT間に挿入され、第1被搬送物保持体10の挟持アーム12で前タイヤTが前後から挟持され、第2被搬送物保持体20の挟持アーム22で後タイヤTが前後から挟持される。これにより、挟持アーム12,22で4本のタイヤTが持ち上げられ、自動車Vが搬送装置1によって保持された状態となる。
このような搬送装置1で搬送される自動車Vは、車種、大きさなどによって前後のタイヤTの間の距離(ホイールベース)H1が異なる。そのため、前タイヤTと後タイヤTを挟持する前に、前後のタイヤ間の距離H1に応じて第1被搬送物保持体10と第2被搬送物保持体20との間隔が第1方向Dに近接又は離隔させられる。これにより、第1被搬送物保持体10に備えられた挟持装置11の挟持アーム12の中心と、第2被搬送物保持体20に備えられた挟持装置21の挟持アーム22の中心との第1方向Dの間隔が、タイヤTの間の距離H1と一致するように調整される。このため、第1被搬送物保持体10と第2被搬送物保持体20との間に備えられたケーブル配索機構30は、以下に説明するようにケーブル50の距離H2を第1方向Dに変化させることが可能となっている。
なお、搬送装置1によってタイヤTが持上げられて保持された自動車Vは、図2(B)に示すように、搬送装置1によって台車100に移動させられる。そして、搬送装置1は、台車100によって目的の場所まで搬送される。目的の場所に搬送された搬送装置1は、自動車Vを持ち上げた状態のまま格納位置などに移動させられ、挟持アーム12,22を開くことで自動車Vが床上に降ろされて搬送が完了する。
(ケーブル配索機構の構成)
図3は、図1に示す搬送装置1におけるケーブル配索機構30の第1実施形態を示す平面図である。図4は、図3に示すケーブル配索機構30を縮めた状態を示す拡大平面図である。図4は、各構成を明確にするために拡大図としている。搬送装置1には、第1被搬送物保持体10に端部が固定(保持)されて第1方向Dに延在する第1ケーブル保持部31と、第2被搬送物保持体20に端部が固定(保持)されて第1方向Dに延在する第2ケーブル保持部32とが備えられている。第1ケーブル保持部31の「端部」及び第2ケーブル保持部32の「端部」は、この実施形態では便宜上「端部」としているが、第1、第2被搬送物保持体(10、20)上から一体的に連続しているまたは端子等で電気的に連結されているケーブル50の、第1、第2ケーブル保持部(31、32)に臨む箇所を含む。また、第1ケーブル保持部31と第2ケーブル保持部32との間には、第1方向Dに延在する第1移動体33と第2移動体34とがそれぞれ備えられている。さらに、第1移動体33と第2移動体34との間には、第1方向Dに延在する中間体35が備えられている。第1移動体33は、第1ケーブル保持部31に隣接した位置で移動可能に配置されている。第2移動体34は、第2ケーブル保持部32に隣接した位置で移動可能に配置されている。中間体35は、第1移動体33と第2移動体34とに隣接した位置で移動可能に配置されている。この実施形態では、第1ケーブル保持部31、第1移動体33、中間体35、第2移動体34及び第2ケーブル保持部32が水平方向に並設されている。
なお、この実施形態では、第1移動体33と第2移動体34が、第1ケーブル保持部31と第2ケーブル保持部32の内側(中間体35側)に配置されているが、第1ケーブル保持部31と第2ケーブル保持部32が第1移動体33と第2移動体34の内側(中間体35側)に配置されるようにしてもよい。また、第1ケーブル保持部31は第1搬送物保持体10の上部に備えられ、第2ケーブル保持部32は第2搬送物保持体20の上部に備えられるようにしてもよい。
そして、これらの間に、第1ケーブル保持部31と第2ケーブル保持部32とに端部がそれぞれ保持されたケーブル50が備えられている。ケーブル50は、第1ケーブル保持部31の第1被搬送物保持体10に固定された部分から、第2ケーブル保持部32の第2被搬送物保持体20に固定された部分まで連続するように設けられている。この実施形態では、ケーブル50が第1ケーブル保持部31と中間体35の両端部と第2ケーブル保持部32とに固定部材38で固定されている。また、第1移動体33と第2移動体34とには、中間体35から第1移動体33と第2移動体34とが第1方向Dに離隔するときに、中間体35側に位置する端部でケーブル50を転向させるケーブル反転部たる第1反転ローラ36がそれぞれ備えられている。これらにより、意図しない部分でケーブル50が屈曲したり弛んだりすることや、特定の部分でケーブル50に屈曲が集中しないようにしている。
さらに、中間体35の一端部と第1ケーブル保持部31との間と、中間体35の他端部と第2ケーブル保持部32との間には、それぞれに連結された第1索状体たる第1ワイヤ60が備えられている。第1ワイヤ60は、中間体35から第1移動体33と第2移動体34とが第1方向Dに離隔するときに第1移動体33の第1ケーブル保持部31側に位置する端部と、第2移動体34の第2ケーブル保持部32側に位置する端部とにそれぞれ設けられた第1索状体反転部たる第2反転ローラ37によって転向させられている。一方の第1ワイヤ60は、一端が中間体35の固定ブラケット39に固定され、他端が第2反転ローラ37を介して第1ケーブル保持部31の固定ブラケット42に固定されている。他方の第1ワイヤ60は、一端が中間体35の固定ブラケット39に固定され、他端が第2反転ローラ37を介して第2ケーブル保持部32の固定ブラケット42に固定されている。第1ワイヤ60は、第1ケーブル保持部31から一方の第2反転ローラ37と中間体35と他方の第2反転ローラ37とを介して第2ケーブル保持部32に固定される1本としてもよい。
このように、第1ケーブル保持部31と中間体35を、第1移動体33の第2反転ローラ37を介して第1ワイヤ60で連結している。また、第2ケーブル保持部32と中間体35を、第2移動体34の第2反転ローラ37を介して第1ワイヤ60で連結している。これらにより、第1ケーブル保持部31と第1移動体33と中間体35、及び第2ケーブル保持部32と第2移動体34と中間体35とをそれぞれ等ピッチで第1方向Dにバランスさせて移動させている。この実施形態では、動滑車の役割を果たす第1移動体33と第2移動体34に対し、ケーブル50と第1ワイヤ60を略点対称に掛けた構成としている(図4)。
このようなケーブル配索機構30により、第1被搬送物保持体10と第2被搬送物保持体20とを第1方向Dに近接又は離隔させて距離H1(図2(A))が変化することに応じて、第1ケーブル保持部31と第2ケーブル保持部32とが第1方向Dに従動する。そして、これらの間で、第1移動体33と第2移動体34とが中間体35に対して第1方向Dに自由移動する。これにより、第1ケーブル保持部31と、第1移動体33、中間体35、第2移動体34を介して第2ケーブル保持部32とに端部が保持されたケーブル50は、第1ケーブル保持部31と第2ケーブル保持部32との第1方向Dの距離変化に応じて距離H2を変化させることができる。しかも、中間体35に対して第1移動体33と第2移動体34とが前後逆方向に移動するので、ケーブル50の第1方向Dの距離H2を大きく変化させることができる。その上、これらは第1被搬送物保持体10と第2被搬送物保持体20との第1方向移動に従動して距離が変化するので、動力源も不要である。
また、この実施形態では、図4に示すように、第1ケーブル保持部31と第1移動体33及び第2ケーブル保持部32と第2移動体34とが、第1被搬送物保持体10と第2被搬送物保持体20とが近接又は離隔する第1方向Dに同等の長さで形成されている。さらに、中間体35は、第1移動体33と第2移動体34とが縮んで並んだときに、第1反転ローラ36の間でケーブル50を反転させる長さで形成されている。これにより、第1ケーブル保持部31と第2ケーブル保持部32とが近接するように縮められ、第1移動体33と中間体35と第2移動体34とが並ぶように縮められたときには、全体をコンパクトにして、全体長さが小さく省スペース化を図れるケーブル配索機構30となる。したがって、省スペースでストロークの長いケーブル配索機構30を構成することができる。
なお、第1ケーブル保持部31と第1移動体33の長さ、第2ケーブル保持部32と第2移動体34の長さ、及び中間体35の長さは一例であり、それぞれ異なる長さにすることができる。例えば、第1ケーブル保持部31を第1被搬送物保持体10に固定された短いものにし、第2ケーブル保持部32を第2被搬送物保持体20に固定された短いものにすることができる。また、中間体35の長さを短いものにしたり、第1移動体33、第2移動体34の長さを短いものとしたり、さらに第1反転ローラ36と第2反転ローラ37を一体にすることができる。
さらに、図4に二点鎖線で示すように、中間体35の両端部と、第1移動体33及び第2移動体34の両端部とに、床上を転動する車輪41を備えさせることができる。車輪41は、ボールキャスター等も含めて回転体であればよい。車輪41は、必ずしもこれら全ての両端部に設ける必要はなく、一部の構成や各構成の中間部に1個設けるようにしてもよい。このようにすれば、第1被搬送物保持体10と第2被搬送物保持体20とに端部が固定された第1ケーブル保持部31と第2ケーブル保持部32の移動に追従して、中間体35と第1移動体33及び第2移動体34を車輪41によって床上でスムーズに移動させることができる。なお、車輪41は、レール上を移動するように構成されていてもよい。
また、図示は省略しているが、第1ケーブル保持部31と第1移動体33との間と、第1移動体33と中間体35との間には、これらが第1方向Dに移動するときの案内部材(例えば、案内ロッドなど)が設けられている。同様に、第2ケーブル保持部32と第2移動体34との間と、第2移動体34と中間体35との間にも、これらが第1方向Dに移動するときの案内部材(例えば、案内ロッドなど)が設けられている。案内部材を設けることで、第1ケーブル保持部31と第1移動体33、第1移動体33と中間体35、第2ケーブル保持部32と第2移動体34、第2移動体34と中間体35との間でスムーズに第1方向Dへ移動させることができる。なお、案内部材で各構成をスムーズに案内させるようにすることで、上記車輪41を減らすこともできる。また、上記車輪41を設けることで案内部材を簡素化することもできる。
図5は、図1に示す搬送装置1におけるケーブル配索機構30の第2実施形態を示す平面図である。なお、図3に示す第1実施形態と同一の構成には同一符号を付して説明する。この実施形態では、上記第1実施形態における第1ワイヤ60に加え、中間体35の一端部と第1ケーブル保持部31との間と、中間体35の他端部と第2ケーブル保持部32との間に、それぞれ第1ワイヤ60と逆向きに連結された第2索状体たる第2ワイヤ61が備えられている。第2ワイヤ61は、中間体35から第1移動体33と第2移動体34とが第1方向Dに離隔するときに、第1移動体33の第1ケーブル保持部31側に位置する端部と、第2移動体34の第2ケーブル保持部32側に位置する端部と、にそれぞれ設けられた第2索状体反転部たる第3反転ローラ40によって転向させられる。この実施形態では、ケーブル50を反転させる第1反転ローラ36と略同心上に、第2ワイヤ61を転向させる第3反転ローラ40がそれぞれ備えられている。
そして、一方の第3反転ローラ40に巻き掛けられた第2ワイヤ61の端部は、中間体35の固定ブラケット39と第1ケーブル保持部31の固定ブラケット42とに固定されている。他方の第3反転ローラ40に巻き掛けられた第2ワイヤ61の端部は、中間体35の固定ブラケット39と第2ケーブル保持部32の固定ブラケット42とに固定されている。
このように、第1ワイヤ60に加え、第1ワイヤ60とは逆向きに、第1ケーブル保持部31と中間体35とが第1移動体33の第3反転ローラ40を介して第2ワイヤ61で連結され、第2ケーブル保持部32と中間体35が第2移動体34の第3反転ローラ40を介して第2ワイヤ61で連結されている。これにより、第1ケーブル保持部31と第1移動体33と中間体35、及び第2ケーブル保持部32と第2移動体34と中間体35とをそれぞれ等ピッチで第1方向Dにバランスさせて移動させている。この実施形態では、動滑車の役割を果たす第1移動体33と第2移動体34に対し、第1ワイヤ60と第2ワイヤ61とを略点対称に掛けた構成としている。しかも、この実施形態によれば、第2ワイヤ61によって第1移動体33と第2移動体34とが第1方向Dに移動する時の張力を受け、ケーブル50に張力が作用しないので、ケーブル50の寿命を安定させることができる。
なお、上記例では第2ワイヤ61を上記第1ワイヤ60とは別体としているが、上記第1ワイヤ60を中間体35の固定ブラケット39から第2反転ローラ37を介して第1ケーブル保持部31の固定ブラケット42及び第2ケーブル保持部32の固定ブラケット42に連結し、さらに第3反転ローラ40を介して中間体35の固定ブラケット39まで一体として掛けるようにしてもよい。
この実施形態も、ケーブル50が上記第1ケーブル保持部31の端部から第2ケーブル保持部32の端部まで連続するように備えられている。
上記したようなケーブル配索機構30により、第1被搬送物保持体10と第2被搬送物保持体20とを第1方向Dに離隔させれば、ケーブル50の端部を保持する第1ケーブル保持部31と第2ケーブル保持部32との間で第1移動体33と第2移動体34とが中間体35に対して第1方向Dに移動する。したがって、第1ケーブル保持部31と第2ケーブル保持部32とに端部が保持されたケーブル50も、第1方向Dの距離H2を大きく変化させることができる。
また、第1被搬送物保持体10と第2被搬送物保持体20とを第1方向Dに近接させて縮めれば、上記図4と同様に、第1ケーブル保持部31と第2ケーブル保持部32とが第1移動体33と中間体35と第2移動体34とともに並ぶように縮められたときには、全体をコンパクトにして、全体長さが小さく省スペース化を図れるケーブル配索機構30となる。したがって、省スペースでストロークの長いケーブル配索機構30を構成することができる。
なお、この実施形態でも、第1ケーブル保持部31と第1移動体33の長さ、第2ケーブル保持部32と第2移動体34の長さ、及び中間体35の長さをそれぞれ異なる長さにすることができる。例えば、第1移動体33及び第2移動体34を短いものにすることができる。また、中間体35の長さを短いものにすることができる。
(ケーブルの構成例)
図6(A)〜(C)は、上記搬送装置1におけるケーブル50を索状体付ケーブル51とした構成例を示す断面図である。上記ケーブル50は、図6(A)に示すように、複数本のケーブル線52が並列したケーブルユニットの被覆53の内部に第2ワイヤ61が内蔵された索状体付ケーブル51に構成することができる。また、図6(B)に示すように、複数本のケーブル線52が並列したケーブルユニットの被覆53に沿って複数本の第2ワイヤ61が沿うように固定された索状体付ケーブル51に構成することもできる。さらに、図6(C)に示すように、複数本のケーブル線52が並列したケーブルユニットの被覆53に沿って1本の第2ワイヤ61が沿うように固定された索状体付ケーブル51に構成することもできる。
このように、ケーブル50(図3〜図5)を第2ワイヤ61が一体的に固定された索状体付ケーブル51とすることで、第2ワイヤ61をケーブル50と同じレベルに配置することができる。しかも、第2ワイヤ61をケーブル50の第1反転ローラ36によって転向させることができ、第2ワイヤ61を配置する構成をコンパクトにすることができる。つまり、第1反転ローラ36にケーブル反転部と第2索状体反転部を兼ねさせることができる。
(索状体の配置例)
図7(A)、(B)は、上記搬送装置1における第1ワイヤ60(第1索状体)と第2ワイヤ61(第2索状体)の配置例を示す模式図である。図面中には図5の構成と同一符号を付して説明する。図7(A)は、上記図5に示す第2実施形態の第1ワイヤ60と第2ワイヤ61の配置例である。この例は、第1ワイヤ60と第2ワイヤ61(第1実施形態の場合は、ケーブル50の一部)の端部が、第2反転ローラ37と第3反転ローラ40との間で交差していない例である。このように構成すれば、上記したように第1ケーブル保持部31及び第2ケーブル保持部32と、第1移動体33及び第2移動体34とを、中間体35に対して第1方向Dの一方に伸縮させるときにバランスさせることができる。
図7(B)は、第1ワイヤ60と第2ワイヤ61をクロス配置とした例である。この例では、第1ワイヤ60と第2ワイヤ61の端部が、第2反転ローラ37と第3反転ローラ40との間で交差している例である。このように構成すれば、第1ケーブル保持部31及び第2ケーブル保持部32と、第1移動体33及び第2移動体34とを、中間体35に対して第1方向Dのいずれの方向にもバランスさせて移動させることができる。したがって、第1被搬送物保持体10と第2被搬送物保持体20とが第1方向Dにすれ違うような移動をする場合でも、ケーブル50を適切にガイドし、ケーブル50の両端の距離を大きく変化させることが可能な搬送装置を構成することができる。
なお、第1ワイヤ60と第2ワイヤ61の構成は、第1被搬送物保持体10と第2被搬送物保持体20との動作に応じて適切な構成を選択すればよい。
(変形例)
上記した実施形態では、被搬送物として自動車Vを例に説明したが、被搬送物は自動車Vに限られるものではなく、被搬送物を保持する第1被搬送物保持体10と第2被搬送物保持体20との第1方向Dの距離H1を大きく変化させる搬送装置であれば同様に利用できる。
また、上記した実施形態では、第1ケーブル保持部31、第2ケーブル保持部32、第1移動体33、第2移動体34、及び中間体35を水平方向に並列させた例を説明したが、垂直方向に並列させることも可能であり、その並列した位置関係の順序を入れ替えるなど、各構成の配置は上記実施形態に限定されるものではない。
さらに、上記した実施形態は一例を示しており、第1ケーブル保持部31、第2ケーブル保持部32、第1移動体33、第2移動体34、及び中間体35の第1方向Dの長さなどは搬送装置1に応じて変更することは可能であり、上記した実施形態に限定されるものではない。
1 搬送装置
10 第1被搬送物保持体
11 挟持装置
12 挟持アーム
20 第2被搬送物保持体
21 挟持装置
22 挟持アーム
30 ケーブル配索機構
31 第1ケーブル保持部
32 第2ケーブル保持部
33 第1移動体
34 第2移動体
35 中間体
36 第1反転ローラ(ケーブル反転部)
37 第2反転ローラ(索状体反転部)
40 第3反転ローラ(索状体反転部)
41 車輪
50 ケーブル
60 第1ワイヤ(第1索状体)
61 第2ワイヤ(第2索状体)
D 第1方向
V 自動車
H1 距離(ホイールベース)
H2 距離(ケーブル)

Claims (8)

  1. 被搬送物を保持する第1被搬送物保持体と第2被搬送物保持体とが第1方向に近接又は離隔可能に構成された搬送装置であって、
    前記第1被搬送物保持体に備えさせた第1ケーブル保持部と、
    前記第2被搬送物保持体に備えさせた第2ケーブル保持部と、
    前記第1ケーブル保持部に対して前記第1方向に移動可能に配置された第1移動体と、
    前記第2ケーブル保持部に対して前記第1方向に移動可能に配置された第2移動体と、
    前記第1移動体と前記第2移動体に対して前記第1方向に移動可能に配置された中間体と、
    前記第1ケーブル保持部と前記第2ケーブル保持部とにそれぞれ保持されたケーブルと、
    前記中間体と前記第1ケーブル保持部及び前記中間体と前記第2ケーブル保持部にそれぞれ連結された第1索状体と、
    を備え、
    前記第1移動体は、前記第1ケーブル保持部側と前記中間体側との間で前記ケーブルを転向させるケーブル反転部と前記第1索状体を転向させる第1索状体反転部とを有し、
    前記第2移動体は、前記第2ケーブル保持部側と前記中間体側との間で前記ケーブルを転向させるケーブル反転部と前記第1索状体を転向させる第1索状体反転部とを有している、
    ケーブル配索機構を備えている、ことを特徴とする搬送装置。
  2. 被搬送物を保持する第1被搬送物保持体と第2被搬送物保持体とが第1方向に近接又は離隔可能に構成された搬送装置であって、
    前記第1被搬送物保持体に端部が固定され、前記第1方向に延在する第1ケーブル保持部と、
    前記第2被搬送物保持体に端部が固定され、前記第1方向に延在する第2ケーブル保持部と、
    前記第1ケーブル保持部に隣接した位置で移動可能に配置され、前記第1方向に延在する第1移動体と、
    前記第2ケーブル保持部に隣接した位置で移動可能に配置され、前記第1方向に延在する第2移動体と、
    前記第1移動体と前記第2移動体との間で移動可能に配置され、前記第1方向に延在する中間体と、
    前記第1ケーブル保持部と前記第2ケーブル保持部とにそれぞれ保持されたケーブルと、
    前記中間体と前記第1ケーブル保持部及び前記中間体と前記第2ケーブル保持部とにそれぞれ連結された第1索状体と、
    を備え、
    前記第1移動体は、前記第1ケーブル保持部側と前記中間体側との間で前記ケーブルを転向させるケーブル反転部と前記第1索状体を転向させる第1索状体反転部とを有し、
    前記第2移動体は、前記第2ケーブル保持部側と前記中間体側との間で前記ケーブルを転向させるケーブル反転部と前記第1索状体を転向させる第1索状体反転部とを有している、
    ケーブル配索機構を備えている、ことを特徴とする搬送装置。
  3. 前記第1ケーブル保持部と前記第1移動体及び前記第2ケーブル保持部と前記第2移動体とは、前記第1方向の長さを同等とするように形成され、
    前記中間体は、前記第1移動体と前記第2移動体とが前記第1方向に近接して並んだときに前記第1移動体と前記第2移動体の前記第1方向の長さ範囲となる長さに形成されている、
    請求項1又は2に記載の搬送装置。
  4. 前記ケーブル反転部は、前記第1被搬送物保持体と前記第2被搬送物保持体とが離隔する方向に移動したときに前記中間体側の端部で前記ケーブルを反転させるように備えられている、
    請求項1〜3のいずれか1項に記載の搬送装置。
  5. 前記第1索状体反転部は、前記第1被搬送物保持体と前記第2被搬送物保持体とが離隔する方向に移動したときに前記中間体側の端部とは反対の端部で前記第1索状体を反転させるように備えられている、
    請求項4に記載の搬送装置。
  6. 前記中間体と前記第1ケーブル保持部及び前記中間体と前記第2ケーブル保持部とにそれぞれ連結された第2索状体を更に有し、
    前記第1移動体及び前記第2移動体は、前記第1被搬送物保持体と前記第2被搬送物保持体とが離隔する方向に移動したときに前記中間体側の端部で前記第2索状体を反転させる第2索状体反転部をそれぞれ有している、
    請求項1〜5のいずれか1項に記載の搬送装置。
  7. 前記第1方向に近接又は離隔する前記第1被搬送物保持体と前記第2被搬送物保持体とは、少なくとも前記第1方向に床上を移動可能に構成され、
    前記第1移動体及び前記第2移動体と、前記中間体と、が水平方向に並設され、
    前記中間体または前記第1移動体及び前記第2移動体に、前記床上を転動する回転体を備えている、
    請求項1〜6のいずれか1項に記載の搬送装置。
  8. 請求項1〜7のいずれか1項に記載の搬送装置を備えている、
    ことを特徴とする機械式駐車設備。
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