JP6791118B2 - 通信制御装置、通信装置、通信制御方法、通信方法およびプログラム - Google Patents
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Description
1.本開示の一実施形態に係る通信システムの概要
2.第1の実施形態(空間分割多重フレームで送信電力を通知する例)
3.第2の実施形態(周波数分割多重フレームで送信電力を通知する例)
4.第3の実施形態(アグリゲーションフレームで送信電力を通知する例)
5.第4の実施形態(Pollフレームで送信電力を通知する例)
6.第5の実施形態(チャネル推定用送信電力を事前に共有する例)
7.第6の実施形態(フレームの送信期間長の調整を行う例)
8.応用例
9.むすび
まず、図1を参照して、本開示の一実施形態に係る通信制御装置および通信装置の概要について説明する。図1は、本開示の一実施形態に係る通信制御装置および通信装置で構成される通信システムを例示する図である。なお、以下では、通信制御装置および通信装置をまとめて通信装置とも称する。
以上、本開示の一実施形態に係る通信装置の概要について説明した。次に、本開示の第1の実施形態に係る通信装置10−1について説明する。第1の実施形態では、DL通信およびUL通信に空間分割多重方式が用いられる。
まず、図2を参照して、本開示の第1の実施形態に係る通信装置10−1の構成について説明する。図2は、本開示の第1の実施形態に係る通信装置10−1の概略的な機能構成を示すブロック図である。
データ処理部11は、データに対して送受信のための処理を行う。具体的には、データ処理部11は、通信上位層からのデータに基づいてフレームを生成し、生成されるフレームを後述する信号処理部13に提供する。例えば、データ処理部11は、データからフレーム(またはパケット)を生成し、生成されるフレームにヘッダの付加および誤り検出符号の付加等の処理を行う。また、データ処理部11は、受信されるフレームからデータを抽出し、抽出されるデータを通信上位層に提供する。例えば、データ処理部11は、受信されるフレームについて、ヘッダの解析、符号誤りの検出および訂正、ならびにリオーダ処理等を行うことによりデータを取得する。
次に、通信装置10−1が親局として動作する場合の機能について詳細に説明する。
制御部17は、通知される子局の送信電力の設定可能な範囲(以下、送信電力設定レンジとも称する。)を保持する。具体的には、制御部17は、送信電力設定レンジを示す情報(以下、送信電力範囲情報とも称する。)を含むフレームが受信されると、当該フレームから取得される送信電力範囲情報を別途に備えられる記憶部に記憶させる。
制御部17は、空間多重通信のためのチャネル情報を取得する。具体的には、制御部17は、データ処理部11に、第1のフレームとして、トレーニング用の参照信号を要求するフレーム(以下、TRQ(Training Request)フレームとも称する。)を生成させ、通信部12に生成されるTRQフレームを子局に向けて送信させる。また、制御部17は、第2のフレームとして、TRQフレームへの応答としてのフレーム(以下、TFB(Training Feedback)フレームとも称する。)が受信されると、当該TFBフレームに基づいて推定されるアンテナ重みを示す情報を通信部12から取得する。
制御部17は、子局からの受信によって得られる情報に基づいてアップリンク多重通信のための送信電力を決定する。具体的には、制御部17は、子局の各々について、伝搬経路に応じて変化する情報すなわち伝搬減衰量に基づいて送信電力を決定する。
制御部17は、アップリンク多重通信用送信電力の子局への通知処理を制御する。具体的には、制御部17は、PTX_MUXが決定されると、データ処理部11に送信電力情報としての当該PTX_MUXを示す情報(以下、UTP情報とも称する。)を含むDLフレームを生成させ、通信部12に生成されるDLフレームを子局に向けて送信させる。なお、当該DLフレームは、子局のULフレームの送信についてのトリガとなるため、以下ではトリガフレームとも称する。また、トリガフレームは、後述するようにデータフレームであってもよく、コントロールフレームまたはマネジメントフレームであってもよい。
次に、通信装置10−1が子局として動作する場合の機能について詳細に説明する。
制御部17は、送信電力範囲情報の親局への通知処理を制御する。具体的には、制御部17は、親局との通信接続が確立される際に、データ処理部11に送信電力範囲情報を含むフレームを生成させ、通信部12に生成されるフレームを親局に向けて送信させる。なお、上述したように、親局との通信接続が確立される場合以外において送信電力範囲情報を含むフレームが生成されてもよい。
制御部17は、親局からの要求に基づいてチャネル情報の取得支援処理を制御する。具体的には、制御部17は、親局から自局宛てのTRQフレームが受信されると、データ処理部11にTFBフレームを生成させ、通信部12に生成されるTFBフレームを親局に向けて送信させる。
制御部17は、子局における送信電力制御(TPC)を行う。具体的には、制御部17は、親局から受信されるTRQフレームに含まれるTFB送信電力に基づく送信電力の設定指示、および親局から受信されるトリガフレームに含まれるUTP情報に基づく送信電力の設定指示を行う。例えば、制御部17は、TFB送信電力またはUTP情報の示す送信電力を自局の送信電力として通信部12すなわち増幅部16に設定させる。
制御部17は、トリガフレームに対する応答処理を制御する。具体的には、制御部17は、トリガフレームが受信されると、データ処理部11にULフレームを生成させ、通信部12に生成されるULフレームを親局に向けて送信させる。
次に、図5〜図10を参照して、本実施形態における通信システムおよび通信装置10−1の処理について説明する。
まず、図5を参照して、通信システムの処理の流れについて説明する。図5は、本実施形態における通信システムの処理を概念的に示すフローチャートである。
続いて、図5におけるステップS102の処理であるチャネル情報取得処理の詳細について説明する。まず、図6を参照して、チャネル情報取得処理における親局の処理について説明する。図6は、本実施形態に係るチャネル情報取得処理における親局の処理を概念的に示すフローチャートである。
続いて、図8を参照して、図5におけるステップS103の処理であるアップリンク多重通信用送信電力決定処理の詳細について説明する。図8は、本実施形態に係るアップリンク多重通信用送信電力決定処理を行う親局の処理を概念的に示すフローチャートである。
続いて、図5におけるステップS104の処理であるアップリンク多重通信処理の詳細について説明する。まず、図9を参照して、アップリンク多重通信処理における親局の処理について説明する。図9は、本実施形態に係るアップリンク多重通信処理における親局の処理を概念的に示すフローチャートである。
以上、本実施形態における通信システムおよび通信装置10−1の処理について説明した。次に、図11を参照して、通信システムにおいて行われるフレームの送受信について説明する。図11は、本実施形態に係る通信システムによって行われるフレーム交換シーケンスの例を示す図である。
以上、本開示の第1の実施形態について説明した。なお、本実施形態は、上述の例に限定されない。以下に、本実施形態の第1および第2の変形例について説明する。
本実施形態の第1の変形例として、親局は、周波数毎にアップリンク多重通信のための送信電力を決定してもよい。具体的には、制御部17は、周波数毎に伝搬減衰量を推定し、当該伝搬減衰量を用いてアップリンク多重通信のための送信電力を決定する。そして、制御部17は、通信部12を介して、周波数毎のアップリンク多重通信のための送信電力を子局に通知する。
本実施形態の第2の変形例として、親局は、多重通信において用いられる変調方式および符号化方式を示す情報に基づいて多重通信のための送信電力を決定してもよい。具体的には、制御部17は、アップリンク多重通信において用いられるMCS(Modulation and Coding Scheme)情報に基づいてターゲット受信電力を決定し、決定されるターゲット受信電力を用いてアップリンク多重通信のための送信電力を決定する。また、制御部17は、通信部12を介して当該MCS情報を子局に通知する。
以上、本開示の第1の実施形態に係る通信装置10−1について説明した。次に、本開示の第2の実施形態に係る通信装置10−2について説明する。第2の実施形態では、DL通信およびUL通信に周波数分割多重方式が用いられる。
通信装置10−2の機能構成は第1の実施形態に係る機能構成と実質的に同一であるが、親局および子局の両方において一部の機能が異なる。なお、第1の実施形態の機能と実質的に同一である機能については説明を省略する。
通信部12における信号処理部13は、周波数分割多重化に係る処理を行う。具体的には、信号処理部13は、データ処理部11から提供されるフレームをサブキャリア数に分割し、分割により得られるフレームの各々を変調する。次に、信号処理部13は、変調により得られる信号を合成する。そして、信号処理部13は、合成により得られる信号にガードインターバルの追加等の処理を行い、処理により得られる信号、すなわちシンボルストリームを無線インタフェース部15に提供する。
次に、通信装置10−2が親局として動作する場合の機能について詳細に説明する。
制御部17は、TRQフレームおよびTFBフレームの通信におけるTRQフレームの通信に係る電力に基づいてチャネル情報を生成する。具体的には、TFBフレームは、第1の電力情報としての、TRQフレームの受信電力(以下、TRQ受信電力とも称する。)を示す情報を含む。そして、制御部17は、TRQフレームの送信電力とTRQ受信電力とに基づいて伝搬減衰量を推定する。
制御部17は、第1の実施形態と同様に、子局の各々について、伝搬減衰量に基づいて送信電力を決定する。ここで、本実施形態では、後述するようにアップリンク多重通信は周波数分割多重方式を用いて行われるため、周波数毎に送信電力が決定されることが好ましい。さらに、ターゲット受信電力は、周波数分割多重通信で用いられる全ての帯域で揃うような電力スペクトル密度であることが望ましい。
通信部12は、アップリンク多重通信のための送信電力の通知処理に係るフレームを周波数分割多重方式で子局の各々に送信する。具体的には、通信部12は、データ処理部11から提供されるフレームを周波数分割多重化し、多重化されたフレームを子局の各々に送信する。なお、用いられる周波数分割多重方式は、単純な周波数分割多重方式、直交周波数分割多重(OFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing))方式において、一つ以上のサブキャリアを異なる子局に割り当てる周波数分割多重方式、またはその他の周波数分割多重方式であり得る。
次に、通信装置10−2が子局として動作する場合の機能について詳細に説明する。
制御部17は、TRQ受信電力の親局への通知処理を制御する。具体的には、制御部17は、親局から自局宛てのTRQフレームが受信されると、データ処理部11にTRQ受信電力を示す情報を含むTFBフレームを生成させ、通信部12に生成されるTFBフレームを親局に向けて送信させる。
通信部12は、周波数分割多重方式で送信されるトリガフレームの受信処理および周波数分割多重方式でULフレームの送信処理を行う。なお、当該ULフレームは、トリガフレームに含まれるUTP情報を基に設定された送信電力で送信される。
次に、図13〜図16を参照して、本実施形態における通信装置10−2の処理について説明する。なお、第1の実施形態の処理と実質的に同一である処理については説明を省略する。
最初に、図5におけるステップS102の処理であるチャネル情報取得処理の詳細について説明する。まず、図13を参照して、チャネル情報取得処理における親局の処理について説明する。図13は、本実施形態に係るチャネル情報取得処理における親局の処理を概念的に示すフローチャートである。
続いて、図5におけるステップS104の処理であるアップリンク多重通信処理の詳細について説明する。まず、図15を参照して、アップリンク多重通信処理における親局の処理について説明する。図15は、本実施形態に係るアップリンク多重通信処理における親局の処理を概念的に示すフローチャートである。
以上、本開示の第2の実施形態に係る通信装置10−2について説明した。次に、本開示の第3の実施形態に係る通信装置10−3について説明する。第3の実施形態では、DL通信にはフレームアグリゲーションを用いられ、UL通信には空間分割多重方式が用いられる。
通信装置10−3の機能構成は第1の実施形態に係る機能構成と実質的に同一であるが、親局および子局の両方において一部の機能が異なる。なお、第1または第2の実施形態の機能と実質的に同一である機能については説明を省略する。
まず、通信装置10−3が親局として動作する場合の機能について詳細に説明する。
制御部17は、TRQフレームおよびTFBフレームの通信におけるTFBフレームの通信に係る電力に基づいてチャネル情報を生成する。具体的には、TFBフレームはTFB送信電力を示す情報を含み、制御部17はTFB受信電力とTFB送信電力とに基づいて伝搬減衰量を推定する。
データ処理部11は、フレームアグリゲーションを用いて、アップリンク多重通信のための送信電力の通知処理に係るトリガフレームを生成する。具体的には、データ処理部11は、時間的に結合される、複数の子機宛てのフレームの各々を含むトリガフレームを生成する。例えば、データ処理部11は、少なくともUTP情報およびRDG情報を含むフレームを子局毎に生成する。そして、データ処理部11は、A−MPDU(Aggregation MAC Protocol Data Unit)等を用いて、生成される子局毎のフレームをアグリゲーションすることによってトリガフレームを生成する。なお、当該アグリゲーションフレームの宛先によって、空間分割多重通信の対象となる子局が暗黙的に子局の各々に通知される。
次に、通信装置10−3が子局として動作する場合の機能について詳細に説明する。
制御部17は、TFB送信電力の親局への通知処理を制御する。具体的には、制御部17は、親局から自局宛てのTRQフレームが受信されると、データ処理部11にTFB送信電力を示す情報を含むTFBフレームを生成させ、通信部12に生成されるTFBフレームを親局に向けて送信させる。
本実施形態における子局のアップリンク送信機能は、第1の実施形態の機能と実質的に同一であるため説明を省略する。
次に、図17〜図20を参照して、本実施形態における通信装置10−3の処理について説明する。なお、第1または第2の実施形態の処理と実質的に同一である処理については説明を省略する。
最初に、図5におけるステップS102の処理であるチャネル情報取得処理の詳細について説明する。まず、図17を参照して、チャネル情報取得処理における親局の処理について説明する。図17は、本実施形態に係るチャネル情報取得処理における親局の処理を概念的に示すフローチャートである。
続いて、図5におけるステップS104の処理であるアップリンク多重通信処理の詳細について説明する。まず、図19を参照して、アップリンク多重通信処理における親局の処理について説明する。図19は、本実施形態に係るアップリンク多重通信処理における親局の処理を概念的に示すフローチャートである。
以上、本実施形態における通信システムおよび通信装置10−3の処理について説明した。次に、図21を参照して、通信システムにおいて行われるフレームの送受信について説明する。図21は、本実施形態に係る通信システムによって行われるフレーム交換シーケンスの例を示す図である。
以上、本開示の第3の実施形態について説明した。なお、本実施形態は、上述の例に限定されない。以下に、本実施形態の変形例について説明する。
以上、本開示の第3の実施形態に係る通信装置10−3について説明した。次に、本開示の第4の実施形態に係る通信装置10−4について説明する。第4の実施形態では、トリガフレームとして、データフレームと異なるフレームが用いられる。
通信装置10−4の機能構成は第1の実施形態に係る機能構成と実質的に同一であるが、親局および子局の両方において一部の機能が異なる。なお、第1〜第3の実施形態の機能と実質的に同一である機能については説明を省略する。
まず、通信装置10−4が親局として動作する場合の機能について詳細に説明する。
制御部17は、子局の各々に対するポーリングを用いてアップリンク多重通信用の送信電力を通知する。具体的には、制御部17は、定期的に、データ処理部11に子局の各々に対するPollフレームを生成させ、通信部12に生成されるPollフレームを子局の各々に送信させる。
次に、通信装置10−4が子局として動作する場合の機能について詳細に説明する。
データ処理部11は、Pollフレームへの応答としてのULフレームを生成する。例えば、データ処理部11は、送信すべきデータに基づいてデータフレームを生成し、生成されるフレームをULフレームとして通信部12に提供する。
本実施形態の処理フローは、第3の実施形態における処理と実質的に同一であるため説明を省略し、フレーム交換シーケンスについてのみ説明する。
図23を参照して、通信システムにおいて行われるフレームの送受信について説明する。図23は、本実施形態に係る通信システムによって行われるフレーム交換シーケンスの例を示す図である。
以上、本開示の第4の実施形態に係る通信装置10−4について説明した。次に、本開示の第5の実施形態に係る通信装置10−5について説明する。第5の実施形態では、TRQ/TFBフレーム交換において用いられるTFB送信電力が事前に親局および子局で共有される。
通信装置10−5の機能構成は第1の実施形態に係る機能構成と実質的に同一であるが、親局および子局の両方において一部の機能が異なる。なお、第1〜第4の実施形態の機能と実質的に同一である機能については説明を省略する。
まず、通信装置10−4が親局として動作する場合の機能について詳細に説明する。
制御部17は、TRQ/TFBフレーム交換よりも先に通信されるフレームを用いてTFB送信電力を子局に通知する。具体的には、制御部17は、ビーコンを用いてTFB送信電力を子局に通知する。例えば、制御部17は、定期的に、データ処理部11にTFB送信電力を示す情報を含むビーコンを生成させ、通信部12に生成されるビーコンを子局の各々に送信させる。なお、TFB送信電力は子局の各々で異なってもよい。この場合、子局の各々とTFB送信電力とを対応付ける情報がビーコンに含まれる。
制御部17は、予め決定されるTFB送信電力とTFBフレームの受信電力とに基づいて伝搬減衰量を推定する。具体的には、制御部17は、通信部12にTRQフレームを子局に向けて送信させる。TFBフレームが受信されると、制御部17は、予めビーコンを用いて子局に通知されたTFB送信電力とTFBフレームの受信電力とに基づいて伝搬減衰量を推定する。なお、伝搬減衰量は、上述したような数式1を用いて算出される。
次に、通信装置10−5が子局として動作する場合の機能について詳細に説明する。
制御部17は、TRQ/TFBフレーム交換よりも先に通信されるフレームを用いて親局から通知されるTFB送信電力を保持する。具体的には、制御部17は、親局からTFB送信電力を示す情報を含むビーコンが受信されると、データ処理部11によって当該ビーコンから取得されるTFB送信電力を示す情報を記憶部に記憶させる。
制御部17は、親局から自局宛てのTRQフレームが受信されると、通信部12に予め通知されたTFB送信電力を用いてTFBフレームを送信させる。具体的には、制御部17は、TRQフレームが受信されると、データ処理部11にTFBフレームを生成させるとともに、通信部12に自局の送信電力を記憶部に記憶されるTFB送信電力に設定させる。そして、通信部12は、生成されるTFBフレームを設定されたTFB送信電力で親局に向けて送信する。
本実施形態の処理フローおよびフレーム交換シーケンスは、チャネル情報取得用の送信電力の事前共有処理以外は第1〜第4の実施形態における処理のいずれかと実質的に同一であるため説明を省略する。
以上、本開示の第5の実施形態に係る通信装置10−5について説明した。次に、本開示の第6の実施形態に係る通信装置10−6について説明する。第6の実施形態では、RDG情報として通知されるフレームの許可送信期間の適正化が行われる。
通信装置10−6の機能構成は第1の実施形態に係る機能構成と実質的に同一であるが、親局および子局の両方において一部の機能が異なる。なお、第1〜第5の実施形態の機能と実質的に同一である機能については説明を省略する。
まず、通信装置10−6が親局として動作する場合の機能について詳細に説明する。
制御部17は、複数の子局が要求するフレームの送信期間(以下、要求送信期間とも称する。)を示す情報(以下、RDR(Reverse Direction Request)情報とも称する。)に基づいて許可送信期間すなわちRDG情報を決定する。具体的には、RDR情報は、各子局が保持しているユーザデータの送信に使用されることを希望する時間長を示す。また、ユーザデータは、データフレームであってもよく、マネジメントフレームまたはコントロールフレームであってもよい。そして、制御部17は、子局から受信されるTFBフレームに含まれるRDR情報の各々の示す送信期間のうちの他の送信期間よりも長い送信期間(以下、Rmaxとも称する。)に基づいて許可送信期間を決定する。
さらに、制御部17は、子局の送信するULフレームの分割を指示する情報を子局に通知する。具体的には、制御部17は、RDR情報を含むTFBフレームのいずれかが、子局がトリガフレームの応答としてのULフレームを送信しない旨を示す場合、トリガフレームに対するACKフレームの独立した送信期間での送信を指示する情報(以下、ACK独立指示情報とも称する。)を含むトリガフレームをデータ処理部11に生成させる。
次に、通信装置10−6が子局として動作する場合の機能について詳細に説明する。
制御部17は、要求送信期間の親局への通知処理を制御する。具体的には、制御部17は、送信すべきデータの量に基づいて要求送信期間を決定し、決定される要求送信期間を示すRDR情報を生成する。そして、制御部17は、データ処理部11に当該RDR情報を含むTFBフレームを生成させる。例えば、制御部17は、送信用バッファを参照することにより、送信すべきデータの量を算出する。そして、制御部17は、算出されるデータ量および変調方式に基づいて要求送信期間を決定し、決定される要求送信期間を示すRDR情報を生成する。
制御部17は、ULフレームの分割を指示する情報がトリガフレームに含まれている場合、ULフレームの分割を指示する。具体的には、制御部17は、ACK独立指示情報がトリガフレームに含まれる場合、単独で送信される当該確認応答としてのACKフレームの生成をデータ処理部11に指示する。また、制御部17は、ACKフレームを含まないULフレームの生成をデータ処理部11に指示する。
次に、図24〜図26を参照して、本実施形態における通信装置10−6の処理について説明する。なお、第1〜第5の実施形態の処理と実質的に同一である処理については説明を省略する。
まず、図24を参照して、図5におけるステップS103の前または後で行われる、アップリンク多重通信用のフレーム送信期間の決定処理について説明する。図24は、本実施形態に係る親局におけるアップリンク多重通信用のフレーム送信期間の決定処理を概念的に示すフローチャートである。
続いて、図5におけるステップS104の処理であるアップリンク多重通信処理の詳細について説明する。まず、図25を参照して、アップリンク多重通信処理における親局の処理について説明する。図25は、本実施形態に係るアップリンク多重通信処理における親局の処理を概念的に示すフローチャートである。
以上、本実施形態における通信システムおよび通信装置10−6の処理について説明した。次に、図27を参照して、通信システムにおいて行われるフレームの送受信について説明する。図27は、本実施形態に係る通信システムによって行われるフレーム交換シーケンスの例を示す図である。
本開示に係る技術は、様々な製品へ応用可能である。例えば、子局として動作する通信装置10は、スマートフォン、タブレットPC(Personal Computer)、ノートPC、携帯型ゲーム端末若しくはデジタルカメラなどのモバイル端末、テレビジョン受像機、プリンタ、デジタルスキャナ若しくはネットワークストレージなどの固定端末、又はカーナビゲーション装置などの車載端末として実現されてもよい。また、子局は、スマートメータ、自動販売機、遠隔監視装置又はPOS(Point Of Sale)端末などの、M2M(Machine To Machine)通信を行う端末(MTC(Machine Type Communication)端末ともいう)として実現されてもよい。さらに、子局は、これら端末に搭載される無線通信モジュール(例えば、1つのダイで構成される集積回路モジュール)であってもよい。
図28は、本開示に係る技術が適用され得るスマートフォン900の概略的な構成の一例を示すブロック図である。スマートフォン900は、プロセッサ901、メモリ902、ストレージ903、外部接続インタフェース904、カメラ906、センサ907、マイクロフォン908、入力デバイス909、表示デバイス910、スピーカ911、無線通信インタフェース913、アンテナスイッチ914、アンテナ915、バス917、バッテリー918及び補助コントローラ919を備える。
図29は、本開示に係る技術が適用され得るカーナビゲーション装置920の概略的な構成の一例を示すブロック図である。カーナビゲーション装置920は、プロセッサ921、メモリ922、GPS(Global Positioning System)モジュール924、センサ925、データインタフェース926、コンテンツプレーヤ927、記憶媒体インタフェース928、入力デバイス929、表示デバイス930、スピーカ931、無線通信インタフェース933、アンテナスイッチ934、アンテナ935及びバッテリー938を備える。
図30は、本開示に係る技術が適用され得る無線アクセスポイント950の概略的な構成の一例を示すブロック図である。無線アクセスポイント950は、コントローラ951、メモリ952、入力デバイス954、表示デバイス955、ネットワークインタフェース957、無線通信インタフェース963、アンテナスイッチ964及びアンテナ965を備える。
以上、本開示の第1の実施形態によれば、子局から受信される多重化されたフレームの送信電力が親局によって制御されることにより、フレームが正常に受信されるように当該フレームの受信電力が調整され、無線LANにおける多重化フレームの受信特性の劣化を抑制することが可能となる。
(1)他の通信装置からの受信によって得られる情報に基づいて無線LAN(Local Area Network)における多重通信のための送信電力を決定する制御部と、前記制御部によって決定される前記多重通信のための送信電力を示す送信電力情報を含むフレームを生成する処理部と、前記処理部によって生成される前記フレームを前記他の通信装置に送信する通信部と、を備える通信制御装置。
(2)前記受信によって得られる情報は、伝搬経路に応じて変化する情報を含む、前記(1)に記載の通信制御装置。
(3)前記伝搬経路に応じて変化する情報は、伝搬減衰量を示す情報を含む、前記(2)に記載の通信制御装置。
(4)前記制御部は、前記処理部によって生成される第1のフレームおよび前記第1のフレームへの応答として受信される第2のフレームの通信における、前記第1のフレームまたは前記第2のフレームの通信に係る電力に基づいて前記伝搬減衰量を推定する、前記(3)に記載の通信制御装置。
(5)前記第1のフレームは、前記第2のフレームの送信電力を示す第2の電力情報を含み、前記通信部は、前記第1のフレームに含まれる第2の電力情報の示す送信電力で送信された前記第2のフレームを受信し、前記制御部は、前記第2の電力情報の示す送信電力と前記第2のフレームの受信電力とに基づいて前記伝搬減衰量を推定する、前記(4)に記載の通信制御装置。
(6)前記第2のフレームは、前記第2のフレームの送信電力を示す第2の電力情報を含み、前記通信部は、前記第2のフレームに含まれる第2の電力情報の示す送信電力で送信された前記第2のフレームを受信し、前記制御部は、前記第2の電力情報の示す送信電力と前記第2のフレームの受信電力とに基づいて前記伝搬減衰量を推定する、前記(4)に記載の通信制御装置。
(7)前記通信部は、予め決定される前記第2のフレームの送信電力で送信された前記第2のフレームを受信し、前記制御部は、前記予め決定される前記第2のフレームの送信電力と前記第2のフレームの受信電力とに基づいて前記伝搬減衰量を推定する、前記(4)に記載の通信制御装置。
(8)前記第2のフレームは、前記第1のフレームの受信電力を示す第1の電力情報を含み、前記制御部は、前記第1のフレームの送信電力と前記第1の電力情報の示す受信電力とに基づいて前記伝搬減衰量を推定する、前記(4)に記載の通信制御装置。
(9)前記第1のフレームは、参照信号の要求を示すフレームを含み、前記第1のフレームへの応答として受信される第2のフレームは、参照信号を含むフレームを含む、前記(4)〜(8)のいずれか1項に記載の通信制御装置。
(10)前記制御部は、周波数毎に前記多重通信のための送信電力を決定する、前記(1)〜(9)のいずれか1項に記載の通信制御装置。
(11)前記制御部は、前記多重通信において用いられる変調方式および符号化方式を示す情報に基づいて前記多重通信のための送信電力を決定する、前記(1)〜(10)のいずれか1項に記載の通信制御装置。
(12)前記通信部は、前記他の通信装置から前記他の通信装置において設定可能な送信電力の範囲を示す送信電力範囲情報を含むフレームを受信し、前記制御部は、前記多重通信のための送信電力として、前記送信電力範囲情報の示す範囲内に収まる送信電力を決定する、前記(1)〜(11)のいずれか1項に記載の通信制御装置。
(13)前記送信電力情報を含むフレームは、前記送信電力情報を含むフレームへの応答としてのフレームの送信が許可される許可送信期間を示す情報を含む、前記(1)〜(12)のいずれか1項に記載の通信制御装置。
(14)前記多重通信の多重方式は、空間分割多重方式または周波数分割多重方式を含む、前記(1)〜(13)のいずれか1項に記載の通信制御装置。
(15)通信装置であって、前記通信装置からの受信によって得られる情報に基づいて決定された無線LAN(Local Area Network)における多重通信のための送信電力を示す送信電力情報に基づいて自装置の送信電力を設定する制御部と、前記送信電力情報を含むフレームを受信し、前記制御部によって設定された送信電力でフレームを送信する通信部と、を備える通信装置。
(16)前記送信電力情報の送信元から受信される第1のフレームへの応答として、前記第1のフレームの受信電力を示す第1の電力情報または第2のフレームの送信電力を示す第2の電力情報を含む前記第2のフレームを生成する処理部をさらに備え、前記通信部は、前記第1のフレームを受信し、前記第2のフレームを送信する、前記(15)に記載の通信装置。
(17)制御部によって、他の通信装置からの受信によって得られる情報に基づいて無線LAN(Local Area Network)における多重通信のための送信電力を決定することと、決定される前記多重通信のための送信電力を示す送信電力情報を含むフレームを生成することと、生成される前記フレームを前記他の通信装置に送信することと、を含む通信制御方法。
(18)通信部によって、無線LAN(Local Area Network)における多重通信のための送信電力を示す送信電力情報を含むフレームを受信することと、通信装置からの受信によって得られる情報に基づいて決定された前記送信電力情報に基づいて自装置の送信電力を設定することと、設定された送信電力でフレームを送信することと、を含む通信方法。
(19)他の通信装置からの受信によって得られる情報に基づいて無線LAN(Local Area Network)における多重通信のための送信電力を決定する制御機能と、前記制御機能によって決定される前記多重通信のための送信電力を示す送信電力情報を含むフレームを生成する処理機能と、前記処理機能によって生成される前記フレームを前記他の通信装置に送信する通信機能と、をコンピュータに実現させるためのプログラム。
(20)無線LAN(Local Area Network)における多重通信のための送信電力を示す送信電力情報を含むフレームを受信する通信機能と、通信装置からの受信によって得られる情報に基づいて決定された前記送信電力情報に基づいて自装置の送信電力を設定する制御機能と、設定された送信電力でフレームを送信する通信機能と、をコンピュータに実現させるためのプログラム。
11 データ処理部
12 通信部
13 信号処理部
14 チャネル推定部
15 無線インタフェース部
16 増幅部
Claims (20)
- 複数の他の通信装置からの受信によって得られる情報に基づいて無線LAN(Local Area Network)におけるアップリンク多重通信のための送信電力を決定する制御部と、
前記制御部によって決定される前記アップリンク多重通信のための送信電力を設定するのに用いられる送信電力情報と、前記複数の他の通信装置を示す情報と、を含むトリガフレームを生成する処理部と、
前記処理部によって生成される前記トリガフレームを前記複数の他の通信装置にマルチキャストを用いて送信する通信部と、
を備える通信制御装置。 - 前記受信によって得られる情報は、伝搬経路に応じて変化する情報を含む、請求項1に記載の通信制御装置。
- 前記伝搬経路に応じて変化する情報は、伝搬減衰量を示す情報を含む、請求項2に記載の通信制御装置。
- 前記制御部は、前記処理部によって生成される第1のフレームおよび前記第1のフレームへの応答として受信される第2のフレームの通信における、前記第1のフレームまたは前記第2のフレームの通信に係る電力に基づいて前記伝搬減衰量を推定する、請求項3に記載の通信制御装置。
- 前記第1のフレームは、前記第2のフレームの送信電力を示す第2の電力情報を含み、 前記通信部は、前記第1のフレームに含まれる第2の電力情報の示す送信電力で送信された前記第2のフレームを受信し、
前記制御部は、前記第2の電力情報の示す送信電力と前記第2のフレームの受信電力とに基づいて前記伝搬減衰量を推定する、請求項4に記載の通信制御装置。 - 前記第2のフレームは、前記第2のフレームの送信電力を示す第2の電力情報を含み、 前記通信部は、前記第2のフレームに含まれる第2の電力情報の示す送信電力で送信された前記第2のフレームを受信し、
前記制御部は、前記第2の電力情報の示す送信電力と前記第2のフレームの受信電力とに基づいて前記伝搬減衰量を推定する、請求項4に記載の通信制御装置。 - 前記通信部は、予め決定される前記第2のフレームの送信電力で送信された前記第2のフレームを受信し、
前記制御部は、前記予め決定される前記第2のフレームの送信電力と前記第2のフレームの受信電力とに基づいて前記伝搬減衰量を推定する、請求項4に記載の通信制御装置。 - 前記第2のフレームは、前記第1のフレームの受信電力を示す第1の電力情報を含み、 前記制御部は、前記第1のフレームの送信電力と前記第1の電力情報の示す受信電力とに基づいて前記伝搬減衰量を推定する、請求項4に記載の通信制御装置。
- 前記第1のフレームは、参照信号の要求を示すフレームを含み、
前記第1のフレームへの応答として受信される第2のフレームは、参照信号を含むフレームを含む、請求項4に記載の通信制御装置。 - 前記制御部は、周波数毎に前記アップリンク多重通信のための送信電力を決定する、請求項1に記載の通信制御装置。
- 前記制御部は、前記アップリンク多重通信において用いられる変調方式および符号化方式を示す情報に基づいて前記アップリンク多重通信のための送信電力を決定する、請求項1に記載の通信制御装置。
- 前記通信部は、前記複数の他の通信装置から前記複数の他の通信装置において設定可能な送信電力の範囲を示す送信電力範囲情報を含むフレームを受信し、
前記制御部は、前記アップリンク多重通信のための送信電力として、前記送信電力範囲情報の示す範囲内に収まる送信電力を決定する、請求項1に記載の通信制御装置。 - 前記送信電力情報を含むトリガフレームは、前記送信電力情報を含むトリガフレームへの応答としてのフレームの送信が許可される許可送信期間を示す情報を含む、請求項1に記載の通信制御装置。
- 前記アップリンク多重通信の多重方式は、空間分割多重方式または周波数分割多重方式を含む、請求項1に記載の通信制御装置。
- 通信装置であって、
前記通信装置からの受信によって得られる情報に基づいて決定された無線LAN(Local Area Network)におけるアップリンク多重通信のための送信電力を設定するのに用いられる送信電力情報と、複数の通信装置を示す情報と、に基づいて自装置の送信電力を設定する制御部と、
前記送信電力情報と前記複数の通信装置を示す前記情報とを含み、通信制御装置からマルチキャストを用いて送信されるトリガフレームを受信し、前記複数の通信装置を示す前記情報が自装置を示す場合に、前記トリガフレームの受信から所定の時間経過後、前記制御部によって設定された送信電力でアップリンク多重通信フレームを前記通信制御装置に送信する通信部と、
を備える通信装置。 - 前記通信制御装置から受信される第1のフレームへの応答として、前記第1のフレームの受信電力を示す第1の電力情報または第2のフレームの送信電力を示す第2の電力情報を含む前記第2のフレームを生成する処理部をさらに備え、
前記通信部は、前記第1のフレームを受信し、前記第2のフレームを送信する、請求項15に記載の通信装置。 - 制御部によって、複数の他の通信装置からの受信によって得られる情報に基づいて無線LAN(Local Area Network)におけるアップリンク多重通信のための送信電力を決定することと、
決定される前記アップリンク多重通信のための送信電力を設定するのに用いられる送信電力情報と、前記複数の他の通信装置を示す情報と、を含むトリガフレームを生成することと、
生成される前記トリガフレームを前記複数の他の通信装置にマルチキャストを用いて送信することと、
を含む通信制御方法。 - 通信部によって、無線LAN(Local Area Network)におけるアップリンク多重通信のための送信電力を設定するのに用いられる送信電力情報と、複数の通信装置を示す情報と、を含み、通信制御装置からマルチキャストを用いて送信されるトリガフレームを受信することと、
通信装置からの受信によって得られる情報に基づいて決定された前記送信電力情報と、前記複数の通信装置を示す前記情報と、に基づいて自装置の送信電力を設定することと、
前記複数の通信装置を示す前記情報が自装置を示す場合に、前記トリガフレームの受信から所定の時間経過後、設定された送信電力でアップリンク多重通信フレームを前記通信制御装置に送信することと、
を含む通信方法。 - 複数の他の通信装置からの受信によって得られる情報に基づいて無線LAN(Local Area Network)におけるアップリンク多重通信のための送信電力を決定する制御機能と、
前記制御機能によって決定される前記アップリンク多重通信のための送信電力を設定するのに用いられる送信電力情報と、前記複数の他の通信装置を示す情報と、を含むトリガフレームを生成する処理機能と、
前記処理機能によって生成される前記トリガフレームを前記複数の他の通信装置にマルチキャストを用いて送信する通信機能と、
をコンピュータに実現させるためのプログラム。 - 無線LAN(Local Area Network)におけるアップリンク多重通信のための送信電力を設定するのに用いられる送信電力情報と、複数の通信装置を示す情報と、を含み、通信制御装置からマルチキャストを用いて送信されるトリガフレームを受信する通信機能と、
通信装置からの受信によって得られる情報に基づいて決定された前記送信電力情報と、前記複数の通信装置を示す前記情報と、に基づいて自装置の送信電力を設定する制御機能と、
前記複数の通信装置を示す前記情報が自装置を示す場合に、前記トリガフレームの受信から所定の時間経過後、設定された送信電力でアップリンク多重通信フレームを前記通信制御装置に送信する通信機能と、
をコンピュータに実現させるためのプログラム。
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