JP6790396B2 - 情報処理装置、情報処理システム、サービス処理実行制御方法及びプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理システム、サービス処理実行制御方法及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、情報処理装置、情報処理システム、サービス処理実行制御方法及びプログラムに関する。
従来から、プロジェクタなどの情報処理装置と、複数の端末装置とを、ネットワークを介して接続したシステムが知られている(例えば、特許文献1を参照)。なお、端末装置としては、例えば、タブレットやスマートフォンなどのスマート端末や、PC(Personal Computer)などが挙げられる。
このようなシステムでは、ユーザが、複数の端末装置の中から、情報処理装置に投影対象画像を出力する端末装置を選択し、情報処理装置は、選択された端末装置から出力された投影対象画像を投影することで、サービス処理(画像投影)を実行する。
しかしながら、上述したような従来技術では、ユーザは、サービス処理の対象端末を選択するために、複数の端末装置のリストの中から当該サービス処理の対象端末を探し出す必要があり、サービス処理の対象端末でサービス処理を実行するまでに時間を要していた。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、サービス処理の対象端末でサービス処理を実行するまでに要する時間を短縮することができる情報処理装置、情報処理システム、サービス処理実行制御方法及びプログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の一態様にかかる情報処理装置は、端末装置を識別する端末識別情報と、当該端末装置を所持するユーザの顔画像と、優先度とを対応付けて記憶する端末識別情報記憶部と、それぞれが端末装置を所持する複数のユーザを撮像した撮像画像を時系列で取得する画像取得部と、一定時間の間に前記時系列で取得された撮像画像に基づいて第1のジェスチャを認識し、当該第1のジェスチャを複数認識した場合、当該撮像画像から当該第1のジェスチャを行った複数のユーザそれぞれの顔画像を抽出する認識部と、前記抽出された複数の顔画像それぞれに類似する顔画像のうち、優先度が最も高い顔画像に対応付けられた端末識別情報が示す端末装置をサービス処理の対象端末に選択する選択部と、前記選択された端末装置と通信し、前記サービス処理の実行を制御する実行制御部と、を備え,前記第1のジェスチャは、前記サービス処理を開始させる開始ジェスチャであり、前記実行制御部は、前記サービス処理の対象端末に選択された端末装置と通信し、前記サービス処理の実行を開始し、前記認識部は、前記時系列で取得された撮像画像に基づいて,前記サービス処理を終了させる終了ジェスチャである第2のジェスチャを行ったユーザの顔画像を抽出し、前記選択部は、前記抽出された顔画像と類似する顔画像を選択し、前記実行制御部は、前記第1のジェスチャを行ったユーザの顔画像と類似する顔画像と、前記第2のジェスチャを行ったユーザの顔画像と類似する顔画像とが一致し、かつ前記サービス処理を開始した本人による操作の可否を定義した本人操作可否情報が操作可を示す場合、前記サービス処理が開始された端末装置と通信し、前記サービス処理を終了させることを特徴とする
本発明によれば、サービス処理の対象端末でサービス処理を実行するまでに要する時間を短縮することができるという効果を奏する。
図1は、本実施形態の情報処理システムの構成の一例を示すブロック図である。 図2は、本実施形態の端末装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 図3は、本実施形態の撮像装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 図4は、本実施形態の情報処理装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 図5は、本実施形態の端末装置、撮像装置、及び情報処理装置の機能構成の一例を示すブロック図である。 図6は、本実施形態の認識手法の一例を示す説明図である。 図7は、本実施形態の認識手法の一例を示す説明図である。 図8は、本実施形態の認識手法の一例を示す説明図である。 図9は、本実施形態の認識手法の一例を示す説明図である。 図10は、本実施形態の認識手法の一例を示す説明図である。 図11は、本実施形態の認識手法の一例を示す説明図である。 図12は、本実施形態の端末識別情報記憶部に記憶されている情報の一例を示す図である。 図13は、本実施形態の抽出された顔画像と類似する顔画像の一例を示す説明図である。 図14は、本実施形態の抽出された顔画像と類似する顔画像の一例を示す説明図である。 図15は、本実施形態の認識精度設定画面の一例を示す図である。 図16は、本実施形態の情報処理システムで実行される処理の一例を示すシーケンス図である。 図17は、本実施形態の認識部で実行される処理の一例を示すフローチャートである。 図18は、変形例1の説明図である。 図19は、変形例1の端末識別情報記憶部に記憶されている情報の一例を示す図である。 図20は、変形例2のジェスチャ画像記憶部に記憶されている情報の一例を示す図である。 図21は、変形例3のジェスチャ画像記憶部に記憶されている情報の一例を示す図である。 図22は、変形例4の端末装置、撮像装置、及び情報処理装置の機能構成の一例を示すブロック図である。 図23は、変形例4の操作可否情報記憶部に記憶されている情報の一例を示す図である。
以下、添付図面を参照しながら、本発明にかかる情報処理装置、情報処理システム、サービス処理実行制御方法及びプログラムの実施形態を詳細に説明する。
図1は、本実施形態の情報処理システム1の構成の一例を示すブロック図である。図1に示すように、情報処理システム1は、端末装置100−1〜100−N(Nは2以上の自然数)と、撮像装置200と、情報処理装置300と、を備える。
端末装置100−1〜100−N、撮像装置200、及び情報処理理装置300は、ネットワーク2を介して接続されている。ネットワーク2は、例えば、LAN(Local Area Network)やインターネットなどにより実現できる。なお、撮像装置200と情報処理装置300とは、ネットワーク2ではなく通信ケーブルなどで直接接続されていてもよい。
なお、以下の説明では、端末装置100−1〜100−Nを各々区別する必要がない場合は、単に端末装置100と称する。
端末装置100は、タブレットやスマートフォンなどのスマート端末や、PC(Personal Computer)などが挙げられる。本実施形態では、端末装置100がタブレットである場合を例に取り説明するが、これに限定されるものではない。
図2は、本実施形態の端末装置100のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。図2に示すように、端末装置100は、CPU(Central Processing Unit)などの制御装置11と、ROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)などの主記憶装置12と、HDD(Hard Disk Drive)やSSD(Solid State Drive)などの補助記憶装置13と、タッチパネルなどの表示装置14及び入力装置15と、通信インタフェースなどの通信装置16と、イメージセンサなどの撮像装置17と、を備えており、通常のコンピュータを利用したハードウェア構成となっている。
撮像装置200は、ビデオカメラなどが挙げられる。図3は、本実施形態の撮像装置200のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。図3に示すように、撮像装置200は、CPUなどの制御装置21と、ROMやRAMなどの主記憶装置22と、HDDやSSDなどの補助記憶装置23と、タッチパネルなどの表示装置24及び入力装置25と、通信インタフェースなどの通信装置26と、イメージセンサなどの撮像装置27と、を備えており、通常のコンピュータを利用したハードウェア構成となっている。
情報処理装置300は、例えば、プロジェクタ、カメラ、エアコン、冷蔵庫、蛍光灯、自販機、及びハンドヘルド型端末等の各種電子機器、印刷装置、複写機、複合機、スキャナ装置、及びファクシミリ装置等の画像形成装置、並びにスマート端末やPC等が挙げられる。複合機は、複写機能、印刷機能、スキャナ機能、及びファクシミリ機能のうち少なくとも2つの機能を有するものである。なお本実施形態では、情報処理装置300がプロジェクタである場合を例に取り説明するが、これに限定されるものではない。
図4は、本実施形態の情報処理装置300のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。図4に示すように、情報処理装置300は、CPUなどの制御装置31と、ROMやRAMなどの主記憶装置32と、HDDやSSDなどの補助記憶装置33と、画像投影に関わる画像処理を行うエンジン34と、タッチパネルなどの表示装置35及び入力装置36と、通信インタフェースなどの通信装置37と、を備えており、通常のコンピュータを利用したハードウェア構成となっている。
なお本実施形態では、情報処理システム1が、学校での授業などに使用される場合を例に取り説明するが、これに限定されるものではない。具体的には、教室などにいる教師及び複数の生徒それぞれが端末装置100を所持しており、撮像装置200は、教師及び複数の生徒の全員が収まるように教室内を時系列で撮像し、撮像した時系列の画像を情報処理装置300に出力する。そして情報処理装置300は、撮像装置200から出力された時系列の画像から、所定のジェスチャを行った教師又は生徒を特定し、特定した教師又は生徒が所持する端末装置100を、投影対象画像を情報処理装置300に出力する端末に選択し、選択した端末装置100から出力された投影対象画像を投影する。
このように本実施形態の情報処理システム1では、教師又は生徒のジェスチャ(例えば、挙手)を認識することで、投影対象画像を情報処理装置300に出力する端末装置100の選択を自動化しているため、当該端末装置100の選択に時間を要さず、当該端末装置100の投影対象画像を情報処理装置300から即座に投影でき、授業の進行を阻害せず、授業の円滑な進行を支援できる。なお、以下の説明では、教師や生徒をユーザと称する場合もある。
図5は、本実施形態の端末装置100、撮像装置200、及び情報処理装置300の機能構成の一例を示すブロック図である。
図5に示すように、端末装置100は、撮像部101と、登録要求部103と、実行制御部105と、を含む。撮像部101は、例えば、撮像装置17などにより実現できる。登録要求部103及び実行制御部105は、例えば、制御装置11、主記憶装置12及び通信装置16などにより実現できる。
また図5に示すように、撮像装置200は、撮像部201と、画像送信部203と、を含む。撮像部201は、例えば、撮像装置27などにより実現できる。画像送信部203は、例えば、制御装置21、主記憶装置22及び通信装置26などにより実現できる。
また図5に示すように、情報処理装置300は、登録部301と、ジェスチャ画像記憶部303と、端末識別情報記憶部305と、画像取得部307と、認識部309と、選択部311と、実行制御部313と、を含む。
登録部301、画像取得部307、及び実行制御部313は、例えば、制御装置31、主記憶装置32及び通信装置37などにより実現できる。ジェスチャ画像記憶部303及び端末識別情報記憶部305は、例えば、補助記憶装置33などにより実現できる。認識部309及び選択部311は、例えば、制御装置31及び主記憶装置32などにより実現できる。
撮像部101は、認識部309の認識対象のジェスチャを示すジェスチャ画像を撮像したり、端末装置100を所持するユーザ(教師又は生徒)の顔画像を撮像したりする。本実施形態では、認識部309の認識対象のジェスチャが挙手である場合を例に取り説明するが、これに限定されるものではない。
登録要求部103は、情報処理装置300に対し、撮像部101により撮像されたジェスチャ画像や、撮像部101により撮像された端末装置100を所持するユーザの顔画像と端末装置100を識別する端末識別情報との組の登録を要求する。本実施形態では、端末識別情報が端末装置100のIPアドレスである場合を例に取り説明するが、これに限定されるものではない。端末識別情報は、例えば、補助記憶装置13などに記憶されている。
また本実施形態では、ジェスチャ画像の登録要求、及び顔画像と端末識別情報との組の登録要求は、端末装置100と情報処理装置300との接続時に行われることを想定しているが、これに限定されるものではない。なお、ジェスチャ画像の登録要求は、任意の端末装置100が行えばよく、全ての端末装置100で行う必要はない。一方、顔画像と端末識別情報との組の登録要求は、全ての端末装置100で行う必要がある。
登録部301は、端末装置100からジェスチャ画像の登録要求を受け付けると、当該ジェスチャ画像をジェスチャ画像記憶部303に登録する。また登録部301は、端末装置100から顔画像と端末識別情報との組の登録要求を受け付けると、当該顔画像と端末識別情報との組を端末識別情報記憶部305に登録する。なお、登録部301は、端末装置100と情報処理装置300との切断時に、端末識別情報記憶部305から、顔画像と当該端末装置100の端末識別情報との組を削除する。
撮像部201は、それぞれが端末装置100を所持する複数のユーザ(教師及び複数の生徒)の全員が収まるように教室内を時系列で撮像する。なお、撮像部201が撮像する時系列の撮像画像は、動画であってもよいし、静止画を定期的に撮像したものであってもよい。
画像送信部203は、撮像部201により撮像された時系列の撮像画像を情報処理装置300に送信する。
画像取得部307は、撮像装置200から、それぞれが端末装置100を所持する複数のユーザ(教師及び複数の生徒)を撮像した撮像画像を時系列で取得する。
認識部309は、画像取得部307により時系列で取得された撮像画像に基づいて第1のジェスチャを認識し、当該撮像画像から当該第1のジェスチャを行ったユーザの顔画像を抽出する。本実施形態では、第1のジェスチャが左手の挙手である場合を例に取り説明するが、これに限定されるものではない。
具体的には、認識部309は、画像取得部307により取得された前回の撮像画像(例えば、図6に示す画像)と、画像取得部307により取得された最新の撮像画像(例えば、図7に示す画像)と、の差分を抽出し、当該抽出した差分を示す差分画像(例えば、図8に示す画像)を生成する。なお、図6に示す画像では、誰も挙手していないが、図7に示す画像では、左のユーザが左手を挙手しているため、図8に示す差分画像は、左のユーザの挙手した左腕となっている。
そして認識部309は、ジェスチャ画像記憶部303に記憶されているジェスチャ画像をテンプレートとして、差分画像に対するテンプレートマッチングを行い、ジェスチャ画像が示すジェスチャを検索する。例えば、図9に示す左腕を挙手したジェスチャ画像501がジェスチャ画像記憶部303に記憶されている場合、認識部309は、図9に示すように、ジェスチャ画像501をテンプレートとして、図8に示す差分画像に対するテンプレートマッチングを行う。この結果、図10に示すように、図8に示す差分画像上でテンプレートマッチングされた左腕の位置(詳細には、左腕を囲う矩形の左上の座標(X,Y)が特定される。
更に認識部309は、特定した左腕の位置(X,Y)に基づいて、画像取得部307により時系列で取得された最新の撮像画像(図7に示す画像)から、左手を挙手したユーザ(左のユーザ)の顔画像を切り出す。本実施形態では、認識した第1のジェスチャが左手の挙手であるため、認識部309は、図11に示すように、図7に示す画像の左上を原点として、(X−Z,Y)、(X,Y)、(X−Z,Y+Z)、(X,Y+Z)を頂点とする矩形を、左手を挙手したユーザ(左のユーザ)の顔画像として切り出す。なお、切り出される顔画像の位置は、これに限定されず、第1のジェスチャのパターンによって異なる。
選択部311は、認識部309により抽出された顔画像と類似する顔画像に対応付けられた端末識別情報が示す端末装置100をサービス処理の対象端末に選択する。具体的には、端末識別情報記憶部305には、図12に示すように、端末装置100を識別する端末識別情報と、当該端末装置100を所持するユーザの顔画像と、が対応付けて記憶されているため、選択部311は、認識部309により抽出された顔画像と類似する顔画像に対応付けられた端末識別情報を取得し、取得した端末識別情報が示す端末装置100をサービス処理の対象端末に選択する。
なお、認識部309により抽出された顔画像と類似する顔画像は、例えば、端末識別情報記憶部305に記憶されている顔画像のうち、認識部309により抽出された顔画像と最も類似する顔画像とすればよい。例えば、図13に示す例の場合、端末識別情報記憶部305に記憶されている顔画像512〜515のうち、認識部309により抽出された顔画像511との類似度が最も高い顔画像514が、認識部309により抽出された顔画像511と類似する顔画像となる。なお、図13に示す例では、類似度は、0〜1の数値で表され、1に近づくほど類似度が高くなる。
また、認識部309により抽出された顔画像と類似する顔画像は、閾値以上の類似度であることを条件としてもよい。このようにすれば、顔ではない画像を顔画像として誤検出した場合であっても、挙手をしていないユーザの端末装置100が、投影対象画像を情報処理装置300に出力する端末として誤選択されてしまうことを防止できる。例えば、図14に示す例の場合、端末識別情報記憶部305に記憶されている顔画像522〜525のうち、認識部309により顔画像と誤検出された画像521との類似度が閾値以上のものはない。このため、画像521との類似度が最も高い顔画像523のユーザの端末装置100が、投影対象画像を情報処理装置300に出力する端末として誤選択されてしまうことを防止できる。
なお、選択部311は、閾値の値を調整してもよい。例えば、選択部311は、図15に示すような認識精度設定画面を表示装置35上に表示し、ユーザによる入力装置36からの操作入力に基づいて、認識精度のレベルを設定することで、閾値の値を調整してもよい。このようにすれば、利用環境(明るさ等)に応じた最適な閾値を設定できる。
実行制御部313は、選択部311により選択された端末装置100と通信し、サービス処理の実行を制御する。具体的には、実行制御部313は、選択部311により選択された端末装置100と通信し、端末装置100の実行制御部105と協働してサービス処理の実行を制御する。
本実施形態では、サービス処理は、投影対象画像の投影であり、情報処理装置300による端末装置100が有するコンテンツの出力であるため、実行制御部313は、選択部311により選択された端末装置100と通信し、投影対象画像を要求する。実行制御部105は、端末装置100の表示装置14に表示されている画面をキャプチャして投影対象画像とし、情報処理装置300に出力する。そして実行制御部313は、端末装置100から出力された投影対象画像を投影する。
なお、情報処理装置300による端末装置100が有するコンテンツの出力は、投影対象画像の投影に限定されず、印刷対象画像の印刷などであってもよい。また、サービス処理は、情報処理装置300が有するコンテンツの端末装置100への配信や、情報処理装置300による端末装置100のセキュリティレベルに応じた機器制御(扉のロック解除)などであってもよい。
図16は、本実施形態の情報処理システム1で実行される処理の一例を示すシーケンス図である。
まず、撮像部101は、認識部309の認識対象のジェスチャを示すジェスチャ画像を撮像する(ステップS101)。
続いて、登録要求部103は、情報処理装置300に対し、撮像部101により撮像されたジェスチャ画像の登録を要求する(ステップS103)。
続いて、登録部301は、端末装置100からジェスチャ画像の登録要求を受け付けると、当該ジェスチャ画像をジェスチャ画像記憶部303に登録する(ステップS105)。
続いて、撮像部101は、端末装置100を所持するユーザ(教師又は生徒)の顔画像を撮像する(ステップS107)。
続いて、登録要求部103は、情報処理装置300に対し、撮像部101により撮像された端末装置100を所持するユーザの顔画像と端末装置100を識別する端末識別情報との組の登録を要求する(ステップS109)。
続いて、登録部301は、端末装置100から顔画像と端末識別情報との組の登録要求を受け付けると、当該顔画像と端末識別情報との組を端末識別情報記憶部305に登録する(ステップS111)。
続いて、撮像部201は、それぞれが端末装置100を所持する複数のユーザ(教師及び複数の生徒)の全員が収まるように教室内などの空間を時系列で撮像する(ステップS121)。
続いて、画像送信部203は、撮像部201により撮像された時系列の撮像画像を情報処理装置300に送信し、画像取得部307は、撮像装置200から、撮像画像を時系列で取得する(ステップS123)。
続いて、認識部309は、画像取得部307により時系列で取得された撮像画像に基づいて第1のジェスチャを認識し、当該撮像画像から当該第1のジェスチャを行ったユーザの顔画像を抽出する(ステップS125)。
続いて、選択部311は、認識部309により抽出された顔画像と類似する顔画像に対応付けられた端末識別情報が示す端末装置100をサービス処理の対象端末(投影対象の端末装置)に選択する(ステップS127)。
続いて、実行制御部313は、選択部311により選択された端末装置100に、投影対象画像を要求する(ステップS129)。
続いて、実行制御部105は、端末装置100の表示装置14に表示されている画面をキャプチャして投影対象画像とし(ステップS131)、情報処理装置300に出力する(ステップS133)。
続いて、実行制御部313は、端末装置100から出力された投影対象画像を投影する(ステップS135)。
図17は、本実施形態の認識部309で実行される処理の一例を示すフローチャートである。
まず、認識部309は、画像取得部307により取得された最新の撮像画像(例えば、図7に示す画像)を取得する(ステップS201)。
続いて、認識部309は、最新の撮像画像(例えば、図7に示す画像)と、画像取得部307により取得された前回の撮像画像(例えば、図6に示す画像)と、の差分を抽出し、当該抽出した差分を示す差分画像(例えば、図8に示す画像)を生成する(ステップS203)。
続いて、認識部309は、ジェスチャ画像記憶部303に記憶されているジェスチャ画像をテンプレートとして、差分画像に対するテンプレートマッチングを行い、ジェスチャ画像が示す所定のジェスチャを検索する(ステップS205)。
ジェスチャが検索された場合(ステップS207でYes)、認識部309は、最新の撮像画像(図7に示す画像)から、検索されたジェスチャ近傍の部分画像を、所定のジェスチャを行ったユーザの顔画像として切り出す(ステップS209)。
なお、ジェスチャが検索されなかった場合(ステップS207でNo)、ステップS209の処理は実行されない。
以上のように本実施形態によれば、ユーザ(教師又は生徒)のジェスチャ(例えば、挙手)を認識することで、投影対象画像を情報処理装置300に出力する端末装置100の選択を自動化しているため、当該端末装置100の選択に時間を要さず、当該端末装置100の投影対象画像を情報処理装置300から即座に投影でき、授業の進行を阻害せず、授業の円滑な進行を支援できる。
(変形例1)
上記実施形態において、認識部309は、一定時間の間に時系列で取得された撮像画像に基づいて、第1のジェスチャを認識するようにしてもよい。このようにすれば、図18に示すように、一定時間の間に、時間差で異なるユーザが挙手を行った場合であっても、最初に挙手をしたユーザではなく、2番目に挙手をしたユーザが所持する端末装置100を選択することもできる。
なお、図18に示す例では、撮像画像602を最新の撮像画像、撮像画像601を前回の撮像画像としてジェスチャ認識を行った場合、左のユーザの挙手が認識され、撮像画像603を最新の撮像画像、撮像画像602を前回の撮像画像としてジェスチャ認識を行った場合、右のユーザの挙手が認識される。
また、一定時間については、上記実施形態で説明した閾値のように、ユーザが時間を設定できるようにしてもよい。
そして認識部309は、第1のジェスチャを複数認識した場合、当該第1のジェスチャを行った複数のユーザそれぞれの顔画像を抽出する。
なお、変形例1では、端末識別情報記憶部305には、図19に示すように、端末装置100を識別する端末識別情報と、当該端末装置100を所持するユーザの顔画像と、当該端末装置100を所持するユーザの優先度と、を対応付けて記憶されている。優先度は、値が小さいほど高いものとするが、これに限定されるものではない。
そして選択部311は、認識部309により抽出された複数の顔画像それぞれに類似する顔画像のうち優先度が最も高い顔画像に対応付けられた端末識別情報が示す端末装置100をサービス処理の対象端末に選択する。
以上より、一定時間内に複数のユーザが挙手した場合には、優先度が最も高いユーザが所持する端末装置100がサービス処理の対象端末に選択される。例えば、生徒よりも教師の優先度を高くすれば、生徒と教師が挙手した場合には、教師が所持する端末装置100がサービス処理の対象端末に優先的に選択される。
(変形例2)
上記実施形態において、複数種類のジェスチャそれぞれが第1のジェスチャであってもよい。具体的には、撮像部101は、認識部309の認識対象のジェスチャを示すジェスチャ画像を複数種類撮像し、登録要求部103は、情報処理装置300に対し、撮像部101により撮像された複数種類のジェスチャ画像の登録を要求し、登録部301は、端末装置100から複数種類のジェスチャ画像の登録要求を受け付けると、図20に示すように、当該複数種類のジェスチャ画像をジェスチャ画像記憶部303に登録してもよい。
このようにすれば、複数種類のジェスチャ画像を用いてジェスチャが認識されるため、サービス処理の対象端末に選択させるためのジェスチャのパターンを様々用意することができる。
(変形例3)
変形例2において、ジェスチャの種類毎に、サービス処理においてジェスチャに応じた動作を実行させるようにしてもよい。例えば、ジェスチャ画像記憶部303に、図21に示すように、ジェスチャ画像と、当該ジェスチャ画像が示すジェスチャに応じた動作例とを対応付けた情報を登録するようにしてもよい。この場合、登録要求部103は、ジェスチャ画像と当該ジェスチャ画像が示すジェスチャに応じた動作例を示す情報との組を含めて登録要求を行えばよい。
なお、変形例3では、第1のジェスチャは、サービス処理を開始させる開始ジェスチャであるものとする。具体的には、第1のジェスチャは、図21のIDが1の右手を挙手するジェスチャであり、投影対象画像の投影を開始するジェスチャとする。また、第2のジェスチャは、サービス処理を終了させる終了ジェスチャであるものとする。具体的には、第2のジェスチャは、図21のIDが2の左手を挙手するジェスチャであり、投影対象画像の投影を終了するジェスチャとする。
この場合、認識部309が第1のジェスチャを認識した場合の認識部309、選択部311、及び実行制御部313の動作は、実施形態と同様である。なお、実行制御部313は、サービス処理の対象端末に選択された端末装置100と通信し、サービス処理の実行を開始する。
一方、認識部309が第2のジェスチャを認識した場合、実行制御部313は、サービス処理が開始された端末装置100と通信し、サービス処理において第2のジェスチャに応じた動作を実行させる。具体的には、実行制御部313は、サービス処理が開始された端末装置100と通信し、サービス処理を終了させる。
例えば、実行制御部313は、投影対象画像の投影が開始された端末装置100と通信し、投影対象画像の投影を終了させる。具体的には、実行制御部313は、投影対象画像の投影が開始された端末装置100に、投影対象画像の出力停止を要求し、実行制御部105は、端末装置100の表示装置14に表示されている画面のキャプチャ及び投影対象画像の情報処理装置300への出力を停止し、実行制御部313は、投影対象画像の投影を中止する。
このようにすれば、複数種類のジェスチャを用いて、サービス処理において様々な動作を実行させることができる。
(変形例4)
変形例3において、第2のジェスチャを行ったユーザが第1のジェスチャを行ったユーザと同一人物であるか否かで、第2のジェスチャに応じた動作の実行可否を制御してもよい。
図22は、変形例4の端末装置100、撮像装置200、及び情報処理装置1300の機能構成の一例を示すブロック図である。図22に示すように、情報処理装置1300は、操作可否情報記憶部1315を更に含む。
操作可否情報記憶部1315は、対象者と操作の可否とを対応付けた情報であり、図23に示す例では、対象者が本人(同一人物)であれば、操作が許可され、対象者が本人以外(他人)であれば、操作が不許可となる。
変形例4では、認識部309は、撮像画像から第2のジェスチャを行ったユーザの顔画像を抽出し、選択部311は、抽出された顔画像と類似する顔画像を選択する。
そして実行制御部313は、第1のジェスチャを行ったユーザの顔画像と類似する顔画像と、第2のジェスチャを行ったユーザの顔画像と類似する顔画像とが一致し、かつ操作可否情報記憶部1315において、サービス処理を開始した本人による操作の可否を定義した本人操作可否情報(対象者が本人の場合の操作の可否)が操作可を示す場合、サービス処理が開始された端末装置100と通信し、サービス処理を終了させる。
また実行制御部313は、第1のジェスチャを行ったユーザの顔画像と類似する顔画像と、第2のジェスチャを行ったユーザの顔画像と類似する顔画像とが一致せず、かつ操作可否情報記憶部1315において、サービス処理を開始した本人以外による操作の可否を定義した他人操作可否情報(対象者が本人以外の場合の操作の可否)が操作可を示す場合、サービス処理が開始された端末装置100と通信し、サービス処理を終了させる。
このようにすれば、サービス処理を開始した本人以外によるサービス処理に関する操作を防止できる。
なお、図23に示す例において、対象者が本人(同一人物)であれば、操作が不許可となり、対象者が本人以外(他人)であれば、操作が許可となるようにしてもよい。このようにすれば、生徒が開始したサービス処理を、先生が終了させるなどとすることができる。
(プログラム)
上記実施形態の端末装置100、撮像装置200、及び情報処理装置300(以下、「上記実施形態及び各変形例の各装置」と称する)で実行されるプログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、CD−R、メモリカード、DVD(Digital Versatile Disk)、フレキシブルディスク(FD)等のコンピュータで読み取り可能な記憶媒体に記憶されて提供される。
また、上記実施形態及び各変形例の各装置で実行されるプログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するようにしてもよい。また、上記実施形態及び各変形例の各装置で実行されるプログラムを、インターネット等のネットワーク経由で提供または配布するようにしてもよい。また、上記実施形態及び各変形例の各装置で実行されるプログラムを、ROM等に予め組み込んで提供するようにしてもよい。
上記実施形態及び各変形例の各装置で実行されるプログラムは、上述した各部をコンピュータ上で実現させるためのモジュール構成となっている。実際のハードウェアとしては、例えば、CPUがROMからプログラムをRAM上に読み出して実行することにより、上記各機能部がコンピュータ上で実現されるようになっている。
なお、上記実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。上記新規な実施の形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これらの実施の形態は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1 情報処理システム
2 ネットワーク
100−1〜100−N(100) 端末装置
101 撮像部
103 登録要求部
105 実行制御部
200 撮像装置
201 撮像部
203 画像送信部
300、1300 情報処理装置
301 登録部
303 ジェスチャ画像記憶部
305 端末識別情報記憶部
307 画像取得部
309 認識部
311 選択部
313 実行制御部
1315 操作可否情報記憶部
特開2014−044738号公報

Claims (9)

  1. 端末装置を識別する端末識別情報と、当該端末装置を所持するユーザの顔画像と、優先度とを対応付けて記憶する端末識別情報記憶部と、
    それぞれが端末装置を所持する複数のユーザを撮像した撮像画像を時系列で取得する画像取得部と、
    一定時間の間に前記時系列で取得された撮像画像に基づいて第1のジェスチャを認識し、当該第1のジェスチャを複数認識した場合、当該撮像画像から当該第1のジェスチャを行った複数のユーザそれぞれの顔画像を抽出する認識部と、
    前記抽出された複数の顔画像それぞれに類似する顔画像のうち、優先度が最も高い顔画像に対応付けられた端末識別情報が示す端末装置をサービス処理の対象端末に選択する選択部と、
    前記選択された端末装置と通信し、前記サービス処理の実行を制御する実行制御部と、
    を備え,
    前記第1のジェスチャは、前記サービス処理を開始させる開始ジェスチャであり、
    前記実行制御部は、前記サービス処理の対象端末に選択された端末装置と通信し、前記サービス処理の実行を開始し、
    前記認識部は、前記時系列で取得された撮像画像に基づいて,前記サービス処理を終了させる終了ジェスチャである第2のジェスチャを行ったユーザの顔画像を抽出し、
    前記選択部は、前記抽出された顔画像と類似する顔画像を選択し、
    前記実行制御部は、前記第1のジェスチャを行ったユーザの顔画像と類似する顔画像と、前記第2のジェスチャを行ったユーザの顔画像と類似する顔画像とが一致し、かつ前記サービス処理を開始した本人による操作の可否を定義した本人操作可否情報が操作可を示す場合、前記サービス処理が開始された端末装置と通信し、前記サービス処理を終了させること
    を特徴とする情報処理装置。
  2. 前記選択部は、前記抽出された顔画像との類似度が閾値以上かつ最も高い顔画像に対応付けられた端末識別情報が示す端末装置を前記サービス処理の対象端末に選択する請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記選択部は、前記閾値の値を調整する請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 複数種類のジェスチャそれぞれが前記第1のジェスチャである請求項1〜3のいずれか1つに記載の情報処理装置。
  5. 前記認識部は、前記撮像画像から前記第2のジェスチャを行ったユーザの顔画像を抽出し、
    前記選択部は、前記抽出された顔画像と類似する顔画像を選択し、
    前記実行制御部は、前記第1のジェスチャを行ったユーザの顔画像と類似する顔画像と、前記第2のジェスチャを行ったユーザの顔画像と類似する顔画像とが一致せず、かつ前記サービス処理を開始した本人以外による操作の可否を定義した他人操作可否情報が操作可を示す場合、前記サービス処理が開始された端末装置と通信し、前記サービス処理を終了させる請求項1から請求項4のうち、いずれか一項に記載の情報処理装置。
  6. 前記サービス処理は、前記情報処理装置による前記端末装置が有するコンテンツの出力、前記情報処理装置が有するコンテンツの前記端末装置への配信、及び前記情報処理装置による前記端末装置のセキュリティレベルに応じた機器制御の少なくともいずれかである請求項1から請求項5のうち、いずれか一項に記載の情報処理装置。
  7. 端末装置を識別する端末識別情報と、当該端末装置を所持するユーザの顔画像と、優先度とを対応付けて記憶する端末識別情報記憶部と、
    それぞれが端末装置を所持する複数のユーザを時系列で撮像する撮像部と、
    前記撮像部により撮像された撮像画像を時系列で取得する画像取得部と、
    一定時間の間に前記時系列で取得された撮像画像に基づいて第1のジェスチャを認識し、当該第1のジェスチャを複数認識した場合、当該撮像画像から当該第1のジェスチャを行った複数のユーザそれぞれの顔画像を抽出する認識部と、
    前記抽出された複数の顔画像それぞれに類似する顔画像のうち、優先度が最も高い顔画像に対応付けられた端末識別情報が示す端末装置をサービス処理の対象端末に選択する選択部と、
    前記選択された端末装置と通信し、前記サービス処理の実行を制御する実行制御部と、 を備え、
    前記第1のジェスチャは、前記サービス処理を開始させる開始ジェスチャであり、
    前記実行制御部は、前記サービス処理の対象端末に選択された端末装置と通信し、前記サービス処理の実行を開始し、
    前記認識部は、前記時系列で取得された撮像画像に基づいて,前記サービス処理を終了させる終了ジェスチャである第2のジェスチャを行ったユーザの顔画像を抽出し、
    前記選択部は、前記抽出された顔画像と類似する顔画像を選択し、
    前記実行制御部は、前記第1のジェスチャを行ったユーザの顔画像と類似する顔画像と、前記第2のジェスチャを行ったユーザの顔画像と類似する顔画像とが一致し、かつ前記サービス処理を開始した本人による操作の可否を定義した本人操作可否情報が操作可を示す場合、前記サービス処理が開始された端末装置と通信し、前記サービス処理を終了させること
    を特徴とする情報処理システム。
  8. 端末識別情報記憶部が、端末装置を識別する端末識別情報と、当該端末装置を所持するユーザの顔画像と、優先度とを対応付けて記憶する端末識別情報記憶ステップと、
    画像取得部が、それぞれが端末装置を所持する複数のユーザを撮像した撮像画像を時系列で取得する画像取得ステップと、
    認識部が、一定時間の間に前記時系列で取得された撮像画像に基づいて、サービス処理を開始させる開始ジェスチャである第1のジェスチャを認識し、当該第1のジェスチャを複数認識した場合、当該撮像画像から当該第1のジェスチャを行った複数のユーザそれぞれの顔画像を抽出する認識ステップと、
    選択部が、前記抽出された複数の顔画像それぞれに類似する顔画像のうち、優先度が最も高い顔画像に対応付けられた端末識別情報が示す端末装置を前記サービス処理の対象端末に選択する選択ステップと、
    実行制御部が、前記選択された端末装置と通信し、前記サービス処理の実行を制御する実行制御ステップと、を含み、
    前記実行制御ステップでは、前記実行制御部が、前記サービス処理の対象端末に選択された端末装置と通信し、前記サービス処理の実行を開始し、
    前記認識ステップでは、前記認識部が、前記時系列で取得された撮像画像に基づいて,前記サービス処理を終了させる終了ジェスチャである第2のジェスチャを行ったユーザの顔画像を抽出し、
    前記選択ステップでは、前記選択部が、前記抽出された顔画像と類似する顔画像を選択し、
    前記実行制御ステップでは、前記実行制御部が、前記第1のジェスチャを行ったユーザの顔画像と類似する顔画像と、前記第2のジェスチャを行ったユーザの顔画像と類似する顔画像とが一致し、かつ前記サービス処理を開始した本人による操作の可否を定義した本人操作可否情報が操作可を示す場合、前記サービス処理が開始された端末装置と通信し、前記サービス処理を終了させること
    を特徴とするサービス処理実行制御方法。
  9. コンピュータを、
    端末装置を識別する端末識別情報と、当該端末装置を所持するユーザの顔画像と、優先度とを対応付けて記憶する端末識別情報記憶部と、
    それぞれが端末装置を所持する複数のユーザを撮像した撮像画像を時系列で取得する画像取得部と、
    一定時間の間に前記時系列で取得された撮像画像に基づいて、サービス処理を開始させる開始ジェスチャである第1のジェスチャを認識し、当該第1のジェスチャを複数認識した場合、当該撮像画像から当該第1のジェスチャを行った複数のユーザそれぞれの顔画像を抽出する認識部と、
    前記抽出された複数の顔画像それぞれに類似する顔画像のうち、優先度が最も高い顔画像に対応付けられた端末識別情報が示す端末装置を前記サービス処理の対象端末に選択する選択部と、
    前記選択された端末装置と通信し、前記サービス処理の実行を制御する実行制御部として機能させ、
    前記実行制御部は、前記サービス処理の対象端末に選択された端末装置と通信し、前記サービス処理の実行を開始し、
    前記認識部は、前記時系列で取得された撮像画像に基づいて,前記サービス処理を終了させる終了ジェスチャである第2のジェスチャを行ったユーザの顔画像を抽出し、
    前記選択部は、前記抽出された顔画像と類似する顔画像を選択し、
    前記実行制御部は、前記第1のジェスチャを行ったユーザの顔画像と類似する顔画像と、前記第2のジェスチャを行ったユーザの顔画像と類似する顔画像とが一致し、かつ前記サービス処理を開始した本人による操作の可否を定義した本人操作可否情報が操作可を示す場合、前記サービス処理が開始された端末装置と通信し、前記サービス処理を終了させること
    を特徴とするプログラム。
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