JP6789555B2 - 膨張弁 - Google Patents

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Description

本発明は、膨張弁に関し、特に、防振用のリングばねを備えた膨張弁に関する。
膨張弁の弁体上流側の圧力と弁体下流側の圧力との間の差圧により、弁体および弁体を押圧する作動棒が振動して、異音が発生する現象が知られている。当該振動を抑制するために、膨張弁の弁本体内に防振用のリングばねが配置されることがある。
関連する技術として、特許文献1には、温度式膨張弁が開示されている。特許文献1に記載の温度式膨張弁は、作動棒の外周に嵌装されて作動棒の振動を防止する防振部材を備える。防振部材は、細長い板状の弾性素材を環状に弾性変形させた環状部と、弾性素材の一部に切り込みを入れて内側に折り曲げて形成する3本の防振ばねとを有する。そして、各防振ばねが、円周を3等分する位置に配置されるとともに、そのうちの1本の防振ばねのばね力が、他よりも大に設定されることにより、作動棒を該作動棒が挿入された貫通穴の内壁に押しつけ、摩擦抵抗を発生させて、振動抑制効果を効率良く得るようにされている。
特許第6053543号公報
特許文献1に記載の温度式膨張弁では、3本の防振ばねのうちの1本の防振ばねのばね力が他の防振ばねのばね力よりも大に設定されている。このため、作動棒に対する防振ばねの押圧力が均一ではない。よって、温度式膨張弁を長期間使用すると、作動棒の特定位置および/または特定の防振ばねの摺接部に摩耗が生じ(換言すれば、偏摩耗が生じ)、防振部材による防振性能が低下するおそれがある。また、3本の防振ばねのうちの1本の防振ばねのばね力と、他の防振ばねのばね力との間に差があるため、防振部材の設計が複雑化するおそれがある。
そこで、本発明の目的は、改良されたリングばねを備える膨張弁を提供することである。
上記目的を達成するために、本発明による膨張弁は、弁室を備える弁本体と、前記弁室内に配置される弁体と、前記弁体を弁座に向けて付勢する付勢部材と、前記弁体に接触し前記付勢部材による付勢力に抗して前記弁体を開弁方向に押圧する作動棒と、前記作動棒の外周面および前記弁本体の内周面の間に配置されたリングばねとを具備する。前記リングばねは、リング部と、前記リング部よりも内側に突出して前記作動棒の前記外周面に接触する3個以上の弾性突出部と、前記リング部の周方向に一個或いは非等間隔で複数個設けられ、前記リング部よりも外側に突出して前記弁本体の前記内周面に接触する外向き突出部とを備える。
上記膨張弁において、前記3個以上の弾性突出部の弾性定数は、全て等しくてもよい。
上記膨張弁において、前記リングばねは、板材によって構成されていてもよい。また、前記外向き突出部は、前記板材の一部を塑性変形させることにより形成された塑性変形部であってもよい。
上記膨張弁において、前記塑性変形部は、部分球殻形状を有していてもよい。
上記膨張弁において、前記外向き突出部は、前記リング部よりも外側に突出する板状突出部であってもよい。
上記膨張弁において、前記板状突出部の全体が、前記リング部よりも外側に配置されていてもよい。
上記膨張弁において、前記3個以上の弾性突出部のうちの一つは、前記外向き突出部に直接連なっていてもよい。
本発明により、改良されたリングばねを備える膨張弁を提供することができる。
図1は、実施形態における膨張弁の全体構造を模式的に示す図である。 図2は、リングばね周辺の領域ARの拡大図である。 図3は、図2のA−A矢視断面図である。 図4は、実施形態における膨張弁の作動時における作動棒および弁体の位置を模式的に示す概念図である。 図5Aは、第1例のリングばねを模式的に示す概略展開図である。 図5Bは、第1例のリングばねを模式的に示す概略平面図である。 図6Aは、第2例のリングばねを模式的に示す概略展開図である。 図6Bは、第2例のリングばねを模式的に示す概略平面図である。 図7Aは、第3例のリングばねを模式的に示す概略展開図である。 図7Bは、第3例のリングばねを模式的に示す概略平面図である。 図8は、実施形態における膨張弁を冷媒循環システムに適用した例を模式的に示す概略断面図である。
以下、図面を参照して、実施形態における膨張弁1について説明する。なお、以下の実施形態の説明において、同一の機能を有する部位、部材については同一の符号を付し、同一の符号が付された部位、部材についての繰り返しとなる説明は省略する。
(方向の定義)
本明細書において、弁体3から作動棒5に向かう方向を「上方向」と定義し、作動棒5から弁体3に向かう方向を「下方向」と定義する。よって、本明細書では、膨張弁1の姿勢に関わらず、弁体3から作動棒5に向かう方向を「上方向」と呼ぶ。
(膨張弁の概要)
図1乃至図4を参照して、実施形態における膨張弁1の概要について説明する。図1は、実施形態における膨張弁1の全体構造を模式的に示す図である。なお、図1において、パワーエレメント8に対応する部分は側面図で示されており、その他の部分は断面図で示されている。図2は、リングばね6の周辺の領域ARの拡大図である。図3は、図2のA−A矢視断面図である。図4は、実施形態における膨張弁1の作動時における作動棒5および弁体3の位置を模式的に示す概念図である。
膨張弁1は、弁室VSを備える弁本体2と、弁体3と、付勢部材4と、作動棒5と、リングばね6とを具備する。
弁本体2は、弁室VSに加え、第1流路21および第2流路22を備える。第1流路21は、例えば、供給側流路であり、弁室VSには、供給側流路を介して流体が供給される。第2流路22は、例えば、排出側流路であり、弁室VS内の流体は、排出側流路を介して膨張弁外に排出される。
弁体3は、弁室VS内に配置される。弁体3が弁本体2の弁座20に着座しているとき、第1流路21と第2流路22とは非連通状態である。他方、弁体3が弁座20から離間しているとき、第1流路21と第2流路22とは連通状態である。
付勢部材4は、弁体3を弁座20に向けて付勢する。付勢部材4は、例えば、コイルばねである。
作動棒5の下端は、弁体3に接触している。また、作動棒5は、付勢部材4による付勢力に抗して弁体3を開弁方向に押圧する。作動棒5が下方向に移動するとき、弁体3は、弁座20から離間し、膨張弁1が開状態となる。
リングばね6は、作動棒5の振動を抑制する防振部材である。リングばね6は、作動棒5の外周面55および弁本体2の内周面26aの間に配置される。
図2に記載の例では、弁本体2は、リングばね6が配置される凹部26と、作動棒5が挿通される作動棒挿通孔27とを備える。凹部26は、上方が開放されており、凹部26の下方が、作動棒挿通孔27と連通している。
図2に記載の例では、凹部26の上方から、リングばね6を凹部26内に配置することが可能である。リングばね6は、弁本体2のかしめ部28をかしめることにより、凹部26内で位置決めされる。なお、リングばね6の下端は、凹部26の底面26bに接触配置されることが好ましい。
図2に記載の例では、弁本体2(より具体的には、凹部26)の内周面26aの中心軸は、作動棒挿通孔27の中心軸と一致している。
図2および図3に示されるように、リングばね6は、リング部61と、3個以上の弾性突出部62と、外向き突出部63とを備える。リング部61は、作動棒5の周囲を囲む環状部分である。弾性突出部62は、リング部61よりも内側(すなわち、作動棒5が配置されている側)に突出して作動棒5の外周面55に接触する。図3に記載の例では、弾性突出部62の数は、3個であるが、弾性突出部62の数は、4個以上であってもよい。
外向き突出部63は、リング部61よりも外側(すなわち、作動棒5が配置されていない側)に突出して弁本体2の内周面26aに接触する。図2および図3に記載の例では、外向き突出部63の数は、1個である。
実施形態では、リングばね6が、外向き突出部63を備え、外向き突出部63が弁本体2の内周面26aに接触している。このため、複数の弾性突出部62の先端部を通る仮想円B(図3に記載の例では、弾性突出部62に荷重が作用していない状態において、第1弾性突出部62aの先端部621aと、第2弾性突出部62bの先端部621bと、第3弾性突出部62cの先端部621cとを通る仮想円)の中心が、弁本体2の内周面26aの中心から偏心する。なお、図3において、円Cは、内周面26aから偏心していない状態の円を示す。
実施形態では、複数の弾性突出部62の先端部を通る仮想円Bが、弁本体2の内周面26aの中心から偏心する。このため、複数の弾性突出部62の先端部と接触する作動棒5の位置も、弁本体2の内周面26aの中心から偏心する。その結果、図2に例示されるように、作動棒5の一部が、作動棒挿通孔27を規定する内壁面27a(弁本体2の内壁面)に接触する。
実施形態では、作動棒5の一部が、内壁面27aに接触するため、作動棒5の横方向(すなわち、作動棒5の長手方向に垂直な方向)の振動が抑制される。換言すれば、リングばね6は、作動棒5を、内壁面27aに押し付けることにより、作動棒5に横方向の拘束力を付与する。また、実施形態では、作動棒5の一部が、内壁面27aに接触するため、作動棒5の縦方向(すなわち、作動棒5の長手方向に沿う方向)の振動も抑制される。換言すれば、リングばね6は、作動棒5を、内壁面27aに押し付けることにより、作動棒5に縦方向の摺動抵抗を付与する。
以上のとおり、リングばね6は、作動棒5に、横方向の拘束力および縦方向の摺動抵抗を付与する。こうして、実施形態における膨張弁1では、作動棒5の振動が効果的に抑制される。
なお、図2に記載の例では、作動棒5の中心軸と、作動棒挿通孔27の中心軸とが平行である。代替的に、図4に示されるように、作動棒5の中心軸と、作動棒挿通孔27の中心軸とが非平行であっても構わない。この場合でも、リングばね6は、作動棒5の一部を内壁面27aに押し付け、作動棒5に、横方向の拘束力および縦方向の摺動抵抗を付与する。
弁開度が小さいとき、換言すれば、図4に示されるように弁体3と弁座20との間の離間距離が小さいとき、弁体3の上流側の圧力P1と弁体3の下流側の圧力P2との圧力差は大きい。当該圧力差によって、弁体3は、横方向に振動する。しかし、実施形態では、作動棒5に横方向の拘束力が付与されるため、作動棒5に接触する弁体3にも横方向の拘束力が付与されることとなる。その結果、弁体3の横方向の振動が抑制される。また、実施形態では、作動棒5に縦方向(上下方向)の摺動抵抗が付与されるため、作動棒5に接触する弁体3も上下方向に移動しにくい。すなわち、実施形態では、弁体3の縦方向の振動も抑制される。
なお、実施形態において、3個以上の弾性突出部62の弾性定数は、全て等しいことが好ましい。例えば、図3に記載の例では、第1弾性突出部62aの弾性定数と、第2弾性突出部62bの弾性定数とが等しく、第2弾性突出部62bの弾性定数と、第3弾性突出部62cの弾性定数とが等しいことが好ましい。
3個以上の弾性突出部62の弾性定数が全て等しい場合、3個以上の弾性突出部62が、バランスよく作動棒5に弾性力を付与することとなる。このため、特定の弾性突出部に偏って摩耗が生じることがない。こうして、リングばね6の防振性能の低下が抑制される。さらに、3個以上の弾性突出部62の弾性定数が全て等しい場合、リングばね6の設計が複雑化しない。ある弾性突出部の弾性定数と他の弾性突出部の弾性定数とが互いに異なる場合には、弾性定数の相違の程度を調整して、異音の発生を抑制する必要がある。これに対し、3個以上の弾性突出部62の弾性定数が全て等しい場合、全ての弾性突出部の弾性定数を一律に調整すればよいため、弾性定数の調整作業が容易となる。
また、実施形態において、3個以上の弾性突出部62は、リング部61の周方向に沿って、等間隔で配置されることが好ましい。3個以上の弾性突出部62が、リング部61の周方向に沿って等間隔で配置される場合、作動棒5の中心が、上述の仮想円Bの中心からずれたときの復帰力の大きさが、ずれの方向によらず概ね一定となる。こうして、安定した防振性能が得られる。
(リングばねの第1例)
図5Aおよび図5Bを参照して、実施形態における膨張弁1において採用可能なリングばね6の第1例について説明する。図5Aは、第1例のリングばね6Aを模式的に示す概略展開図である。図5Bは、第1例のリングばね6Aを模式的に示す概略平面図である。
第1例において、リングばね6Aは、板材60によって構成されている。板材60は、例えば、ステンレス鋼等の金属製の板材である。
また、第1例において、外向き突出部63は、板材60の一部を塑性変形させることにより形成された塑性変形部63Aである。
リングばね6Aが板材60によって構成されている場合、板材60を環状に湾曲させることにより、リング部61を形成することが可能である。図5Aに記載の例では、板材60(リングばね6A)は、長手方向の第1端部に端部舌片68を備え、長手方向の第2端部に端部舌片68を受け入れる舌片受け入れ部69を備えている。舌片受け入れ部69と端部舌片68とが重ね合わせられることにより、リング部61が形成される。なお、舌片受け入れ部69と端部舌片68とが重ね合わせられることにより形成される重ね合わせ部680は、外周面側に突出した部分がなく、外周面が滑らかであることが好ましい。他方、重ね合わせ部680は、内周面側に突出した部分があっても構わない。重ね合わせ部680は、リング部61の一部を構成することとなる。
なお、図5Aにおいて、板材の幅方向に向けて突出する凸部610は、板材60を環状に湾曲加工するとき等に使用される部分である。
図5Aに記載の例では、外向き突出部63は、板材60を板面に垂直な方向にプレス加工することにより形成された塑性変形部63Aである。図5Aおよび図5Bに記載の例では、塑性変形部63Aは、部分球殻形状を有する。なお、部分球殻形状とは、球殻の一部に一致または略一致する形状を意味する。塑性変形部63Aが部分球殻形状を有する場合、弁本体2の内周面26aに接触する部分が、滑らかな曲面部分となるため、弁本体2の内周面26aが傷つきにくい。また、部分球殻形状は、構造的に強度の高い形状であるため、長期間にわたって、塑性変形部63A(外向き突出部63)の形状が崩れにくい。
第1例では、リングばね6Aは、板材60によって構成されている。よって、リングばね6Aの製造コストが低減される。また、第1例では、外向き突出部63が、板材60の一部を塑性変形させることにより形成された塑性変形部63Aである。板材60の塑性変形は、比較的容易であり、また、製造コストも低い。よって、第1例では、外向き突出部63の製造が容易であり、また、外向き突出部63を有するリングばね6Aの製造コストが低減される。
図5Aに記載の例では、プレス加工により外向き突出部63が形成される。このため、プレス加工を施す位置を変更することにより、外向き突出部63を設ける位置を容易に変更することが可能である。また、プレス加工を施すポンチの直径等を変更することにより、外向き突出部63の大きさ(例えば、突出長さ等)を容易に変更することができる。すなわち、第1例では、外向き突出部63の位置および大きさの選択自由度が高い。よって、膨張弁1からの異音の発生の状況等に応じて、外向き突出部63の位置および大きさを変更すればよい。
なお、図5Aに記載の例では、リング部61の内側に突出することとなる弾性突出部62は、板材60に設けられた舌片62Aである。舌片62Aは、例えば、板材60をU字形状に切り抜くことによって形成される。換言すれば、図5Aに記載の例では、板材60は、U字形状の切り抜き部629と、切り抜き部629の内側に配置された舌片62Aとを備える。なお、図5Aに記載の例では、外向き突出部63が、2つの隣接する舌片62Aの間(換言すれば、2つの隣接する切り抜き部629の間)に設けられている。
舌片62Aの基端部620は予め屈曲変形(屈曲加工)され、その後、板材60が環状に湾曲されることにより、舌片62Aは、リング部61の内側に突出する。当該屈曲加工は、外向き突出部63が突出する方向と逆の方向、すなわち、図5Aの紙面上方に向かう方向への屈曲加工である。その後、舌片受け入れ部69と端部舌片68とが重ね合わせられるように板材60を湾曲加工する。こうして、リング部61が形成されるとともに、舌片62Aがリング部61の内側に突出する。なお、上述の屈曲加工は、上述の湾曲加工の後に実行されてもよい。図5Bに記載の符号623は、上記屈曲加工により、舌片62Aとリング部61との間に形成された屈曲部である。
図5Aおよび図5Bに記載の例において、第1弾性突出部62aの弾性定数と、第2弾性突出部62bの弾性定数とが等しく、第2弾性突出部62bの弾性定数と、第3弾性突出部62cの弾性定数とが等しいことが好ましい。図5Aおよび図5Bに記載の例において、第1弾性突出部62aの形状と、第2弾性突出部62bの形状と、第3弾性突出部62cの形状とは、全て等しい。より具体的には、第1弾性突出部62aの長さL1と、第2弾性突出部62bの長さL2と、第3弾性突出部62cの長さL3とは、全て等しい。また、第1弾性突出部62aの幅と、第2弾性突出部62bの幅と、第3弾性突出部62cの幅とは、全て等しい。さらに、第1弾性突出部62aの厚さと、第2弾性突出部62bの厚さと、第3弾性突出部62cの厚さとは、全て等しい。
なお、図5Aおよび図5Bに記載の例では、各弾性突出部62は、その先端部に、作動棒5に向けて突出する先端突出部626を有する。先端突出部626は、例えば、塑性変形(より具体的には、プレス加工)によって形成される。先端突出部626の形状は、例えば、部分球殻形状である。先端突出部626が部分球殻形状を有する場合、作動棒5の外周面55に接触する部分が、滑らかな曲面部分となるため、作動棒5の外周面55が傷つきにくい。また、部分球殻形状は、構造的に強度の高い形状であるため、長期間にわたって、先端突出部626の形状が崩れにくい。
(リングばねの第2例)
図6Aおよび図6Bを参照して、実施形態における膨張弁1において採用可能なリングばね6の第2例について説明する。図6Aは、第2例のリングばね6Bを模式的に示す概略展開図である。図6Bは、第2例のリングばね6Bを模式的に示す概略平面図である。
第2例におけるリングばね6Bは、外向き突出部63が、リング部61よりも外側に突出する板状突出部63Bである点で、第1例におけるリングばね6Aとは異なる。このため、第2例においては、外向き突出部63を中心に説明し、その他の構成についての繰り返しとなる説明は省略する。なお、第2例では、板状突出部63Bの全体が、リング部61よりも外側に配置されている。
第2例では、リングばね6Bは、板材60によって構成されている。また、外向き突出部63は、当該板材60の一部によって構成されている。
より具体的には、図6Aに記載の例では、外向き突出部63(板状突出部63B)は、板材60に設けられた舌片630である。舌片630は、例えば、板材60をU字形状に切り抜くことによって形成される。換言すれば、図6Aに記載の例では、板材60は、U字形状の切り抜き部639と、切り抜き部639の内側に配置された舌片630とを備える。なお、図6Aに記載の例では、外向き突出部63(舌片630)が、2つの隣接する舌片62Aの間(換言すれば、2つの隣接する切り抜き部629の間)に設けられている。
なお、図6A(リングばね6Bの展開図)において、板状突出部63Bの基端部631から先端部632に向かう方向が、第1弾性突出部62aの基端部620から先端部622に向かう方向と同じである。代替的に、板状突出部63Bの基端部631から先端部632に向かう方向が、第1弾性突出部62aの基端部620から先端部622に向かう方向と逆方向であってもよい。
図6Aおよび図6Bに記載の例では、舌片630の長さL4は、舌片62Aの長さ(L1、L2、L3)よりも短い。図6Aおよび図6Bに記載の例では、舌片630の長さL4を変更することにより、舌片630のリング部61からの突出量を変更すること、換言すれば、上述の仮想円Bの偏心量を変更することが可能である。
また、図6Aおよび図6Bに記載の例において、舌片630の基端部631が屈曲変形されることにより、舌片630を、リング部61の外側に突出させてもよい。換言すれば、図6Bに示されるように、舌片630とリング部61との間に屈曲部633(塑性変形部)が配置されていてもよい。この場合、舌片630(板状突出部63B)の全体が、リング部61の外側に突出することとなる。代替的に、屈曲部633の位置を、舌片630の基端部631以外の位置にすることにより、舌片630(板状突出部63B)の一部のみが、リング部61の外側に突出するようにしてもよい。
図6Aおよび図6Bに記載の例では、板材60を切り抜くことにより、外向き突出部63(舌片630)を形成することが可能である。よって、外向き突出部63の製造コストが低減される。なお、切り抜きは、レーザー加工によって行われてもよいし、切断刃と受け台を用いた打ち抜き加工によって行われてもよい。
(リングばねの第3例)
図7Aおよび図7Bを参照して、実施形態における膨張弁1において採用可能なリングばね6の第3例について説明する。図7Aは、第3例のリングばね6Cを模式的に示す概略展開図である。図7Bは、第3例のリングばね6Cを模式的に示す概略平面図である。
第3例におけるリングばね6Cは、3個以上の弾性突出部62のうちの一つの基端部620bが、外向き突出部63に直接連なっている点で、第1例におけるリングばね6Aまたは第2例におけるリングばね6Bとは異なる。このため、第3例においては、外向き突出部63および外向き突出部に直接連なる弾性突出部(より具体的には、第2弾性突出部62b)を中心に説明し、その他の構成についての繰り返しとなる説明は省略する。
第3例では、リングばね6Cは、板材60によって構成されている。また、外向き突出部63は、当該板材60の一部によって構成されている。
図7Aに記載の例では、外向き突出部63は、板材60に設けられた舌片65の一部である。舌片65は、例えば、板材60をU字形状に切り抜くことによって形成される。換言すれば、図7Aに記載の例では、板材60は、U字形状の切り抜き部650と、切り抜き部650の内側に配置された舌片65とを備える。
また、図7Aおよび図7Bに記載の例では、舌片65の第1部分63C(根元側部分)が、リング部61よりも外側に突出する外向き突出部63であり、舌片65の第2部分(先端側部分)が、リング部61よりも内側に突出する第2弾性突出部62bである。
図7Bに記載の例において、舌片65の第1部分63Cは、曲げ加工によって塑性変形されている。すなわち、第1部分63Cは、塑性変形部である。図7Bに記載の例では、第1部分63C(塑性変形部)は、平面視で、半円形状を有しているが、第1部分63Cの形状は、半円形状には限定されない。
図7Aおよび図7Bに記載の例において、舌片65の第2部分、すなわち、第2弾性突出部62bの長さL5は、第1弾性突出部62aの長さL1と等しく、第3弾性突出部62cの長さL3と等しい。
図7Aおよび図7Bに記載の例では、板材60を切り抜くことに、および、切り抜きにより形成された舌片65を曲げ加工することにより、外向き突出部63(第1部分63C)を形成することが可能である。よって、外向き突出部63の製造コストが低減される。なお、切り抜きは、レーザー加工によって行われてもよいし、切断刃と受け台を用いた打ち抜き加工によって行われてもよい。
また、図7Aに記載の例では、一つの舌片65が、リング部61の外側に突出する外向き突出部63と、リング部61の内側に突出する第2弾性突出部62bとを備える。よって、図7Aに記載の例では、図6Aに記載の例と比較して、舌片の数を少なくすることが可能である。
上述の第1例乃至第3例において、リングばね6は、外向き突出部63を備え、外向き突出部63の存在により、上述の仮想円Bが偏心する。このため、リングばね6は、作動棒5に、横方向の拘束力および縦方向の摺動抵抗を付与することができる。その結果、リングばね6を備えた膨張弁1では、作動棒5の振動が効果的に抑制される。
また、第1例乃至第3例において、リングばね6の3個以上の弾性突出部62の弾性定数は、全て等しいことが好ましい。この場合、3個以上の弾性突出部62が、バランスよく作動棒5に弾性力を付与することとなる。このため、特定の弾性突出部に偏って摩耗が生じることがない。こうして、リングばね6の防振性能の低下が抑制される。さらに、3個以上の弾性突出部62の弾性定数が全て等しい場合、リングばね6の設計が複雑化しない。
さらに、第1例乃至第3例において、リングばね6の3個以上の弾性突出部62の長さは、全て等しいことが好ましい。この場合、望ましい防振特性を発揮するためのリングばねの設計を更に行い易くなる。特に、リングばね6の3個以上の弾性突出部62の形状が全て等しい場合には、設計が最も容易となる。
(膨張弁1の適用例)
図8を参照して、膨張弁1の適用例について説明する。図8は、実施形態における膨張弁1を冷媒循環システム100に適用した例を模式的に示す概略断面図である。
図8に記載の例では、膨張弁1は、コンプレッサ101と、コンデンサ102と、エバポレータ104とに流体接続されている。
また、膨張弁1は、弁本体2、弁体3、付勢部材4、作動棒5、リングばね6、第1流路21、第2流路22に加え、パワーエレメント8と、戻り流路23とを備える。
図8を参照して、コンプレッサ101で加圧された冷媒は、コンデンサ102で液化され、膨張弁1に送られる。また、膨張弁1で断熱膨張された冷媒はエバポレータ104に送り出され、エバポレータ104で、エバポレータの周囲を流れる空気と熱交換される。エバポレータ104から戻る冷媒は、膨張弁1(より具体的には、戻り流路23)を通ってコンプレッサ101側へ戻される。
膨張弁1には、コンデンサ102から高圧冷媒が供給される。より具体的には、コンデンサ102からの高圧冷媒は、第1流路21を介して、弁室VSに供給される。弁室VS内には、弁体3が、弁座20に対向して配置されている。また、弁体3は、弁体サポート32によって支持されており、弁体サポート32は、付勢部材4(例えば、コイルばね)によって、上向きに付勢されている。換言すれば、弁体3は、付勢部材4によって閉弁方向に付勢されている。付勢部材4は、弁体サポート32と、付勢部材受け部材24との間に配置されている。図8に記載の例では、付勢部材受け部材24は、弁本体2に装着されることにより弁室VSを封止するプラグである。
弁体3が、弁座20に着座しているとき(換言すれば、膨張弁1が閉状態のとき)には、弁室VSの上流側の第1流路21と弁室VSの下流側の第2流路22とは、非連通状態である。他方、弁体3が、弁座20から離間しているとき(換言すれば、膨張弁1が開状態のとき)には、弁室VSに供給された冷媒は、第2流路22を通って、エバポレータ104へ送り出される。なお、膨張弁1の閉状態と開状態との間の切り換えは、パワーエレメント8に接続された作動棒5によって行われる。
図8に記載の例では、パワーエレメント8は、膨張弁1の上端部に配置されている。パワーエレメント8は、上蓋部材81と、中央部に開口を有する受け部材82と、上蓋部材81と受け部材82との間に配置されたダイアフラムとを備える。上蓋部材81とダイアフラムとによって囲まれる第1空間には、作動ガスが充填される。
ダイアフラムの下面は、ダイアフラム支持部材を介して作動棒に接続される。このため、第1空間内の作動ガスが液化されると、作動棒5は上方向に移動し、液化された作動ガスが気化されると、作動棒5は下方向に移動する。こうして、膨張弁1の開状態と閉状態との間の切り換えが行われる。
ダイアフラムと受け部材82との間の第2空間は、戻り流路23と連通している。このため、戻り流路23を流れる冷媒の温度、圧力に応じて、第1空間内の作動ガスの相(気相、液相等)が変化し、作動棒5が駆動される。換言すれば、図8に記載の膨張弁1では、エバポレータ104から膨張弁1に戻る冷媒の温度、圧力に応じて、膨張弁1からエバポレータ104に向けて供給される冷媒の量が自動的に調整される。なお、図8に記載の例では、戻り流路23は、凹部26と連通しており、凹部26が、戻り流路23の下方に配置されている。
なお、本発明は、上述の実施形態に限定されない。本発明の範囲内において、上述の実施形態の任意の構成要素の変形が可能である。また、上述の実施形態において任意の構成要素の追加または省略が可能である。
例えば、上述の実施形態では、リングばね6が、1個の外向き突出部63を備える例について説明された。代替的に、2個以上の外向き突出部63が、リング部61の周方向に沿って非等間隔で配置されていてもよい。
また、上述の実施形態では、リングばね6が金属製である例について説明された。代替的に、リングばね6は樹脂製であってもよい。
さらに、上述の実施形態(リングばねの第3例)では、外向き突出部63に直接連なる弾性突出部が、第2弾性突出部62bである例について説明された。代替的に、外向き突出部63に直接連なる弾性突出部は、第2弾性突出部62b以外の弾性突出部であってもよい。
1 :膨張弁
2 :弁本体
3 :弁体
4 :付勢部材
5 :作動棒
6、6A、6B、6C:リングばね
8 :パワーエレメント
20 :弁座
21 :第1流路
22 :第2流路
23 :戻り流路
24 :付勢部材受け部材
26 :凹部
26a :内周面
26b :底面
27 :作動棒挿通孔
27a :内壁面
28 :かしめ部
32 :弁体サポート
55 :外周面
60 :板材
61 :リング部
62 :弾性突出部
62A :舌片
62a :第1弾性突出部
62b :第2弾性突出部
62c :第3弾性突出部
63 :外向き突出部
63A :塑性変形部
63B :板状突出部
63C :第1部分
65 :舌片
68 :端部舌片
69 :舌片受け入れ部
81 :上蓋部材
82 :受け部材
100 :冷媒循環システム
101 :コンプレッサ
102 :コンデンサ
104 :エバポレータ
610 :凸部
620 :基端部
620b :基端部
621a :先端部
621b :先端部
621c :先端部
622 :先端部
623 :屈曲部
626 :先端突出部
629 :切り抜き部
630 :舌片
631 :基端部
632 :先端部
633 :屈曲部
639 :切り抜き部
650 :切り抜き部
680 :重ね合わせ部
VS :弁室

Claims (8)

  1. 弁室を備える弁本体と、
    前記弁室内に配置される弁体と、
    前記弁体を弁座に向けて付勢する付勢部材と、
    前記弁体に接触し前記付勢部材による付勢力に抗して前記弁体を開弁方向に押圧する作動棒と、
    前記作動棒の外周面および前記弁本体の内周面の間に配置されたリングばねと
    を具備し、
    前記リングばねは、
    リング部と、
    前記リング部よりも内側に突出して前記作動棒の前記外周面に接触する3個以上の弾性突出部と、
    前記リング部の周方向に一個或いは非等間隔で複数個設けられ、前記リング部よりも外側に突出して前記弁本体の前記内周面に接触する外向き突出部と
    を備えることを特徴とする膨張弁。
  2. 前記リングばねは、前記外向き突出部が前記弁本体の前記内周面に接触することにより、前記作動棒を前記弁本体の内壁面に押し付ける、
    ことを特徴とする請求項1に記載の膨張弁。
  3. 前記3個以上の弾性突出部の弾性定数は、全て等しいことを特徴とする請求項1又は2に記載の膨張弁。
  4. 前記リングばねは、板材によって構成されており、
    前記外向き突出部は、前記板材の一部を塑性変形させることにより形成された塑性変形部であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の膨張弁。
  5. 前記塑性変形部は、部分球殻形状を有することを特徴とする請求項に記載の膨張弁。
  6. 前記外向き突出部は、前記リング部よりも外側に突出する板状突出部であることを特徴とする請求項1乃至のいずれか一項に記載の膨張弁。
  7. 前記板状突出部の全体が、前記リング部よりも外側に配置されていることを特徴とする請求項に記載の膨張弁。
  8. 前記3個以上の弾性突出部のうちの一つは、前記外向き突出部に直接連なっていることを特徴とする請求項1乃至のいずれか一項に記載の膨張弁。
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