JP6789267B2 - 液体エキストラクション装置および方法 - Google Patents

Description

デバイスメーカーおよびサービス提供者は、消費者に対し価値と利便性を提供できる洗浄システムを開発するように継続的にいどまれている。従来の床洗浄システムは、消費者が尻込みするようなものであることが多く、柔軟性が限られている。

本開示の態様は、以下の「詳細な説明」を添付の図と共に読むことにより最も良く理解される。業界の標準的プラクティスに従って、様々な特徴は、比率に応じて描かれていない。実際、様々な特徴の寸法は、説明を明確にするために、任意に大きくしたり小さくしたりすることがある。

図１は、いくつかの実施形態による、装置の透視図である。

図２は、いくつかの実施形態による、装置の底側透視図である。

図３は、いくつかの実施形態による、装置の側面図である。

図４は、いくつかの実施形態による、タンクを取り外した状態の装置を上から見た透視図である。

図５は、いくつかの実施形態による、タンクおよびノズルを取り外した状態の装置を上から見た透視図である。

図６は、いくつかの実施形態による、洗浄流体タンクの透視図である。

図７は、いくつかの実施形態による、リカバリータンクの透視図である。

図８は、いくつかの実施形態による、カーペット洗浄ノズルの側面図である。

図９は、いくつかの実施形態による、ハード面ノズルの側面図である。

図１０は、いくつかの実施形態による、アクセサリアタッチメントの透視図である。

図１１は、いくつかの実施形態による、コントロールシステムの概略図である。

図１２は、いくつかの実施形態による、流体の流れのシステム図である。

図１３は、いくつかの実施形態による方法のフローチャートである。

図１４は、実施形態が実施される、コンピューターまたはプロセッサに基づいたシステムの機能ブロック図である。
詳細な説明

以下では、提供される主題の異なる特徴を実施するための、実施形態、すなわち実施例を多様に開示している。以下では、本開示を平易にするために、コンポーネントおよび取り合わせの特定の実施例を説明している。当然のことながら、これらは単に例示であり、限定を意図したものではない。たとえば、以下における説明での、第一の特徴が第二の特徴の上（ｏｖｅｒまたはｏｎ）にある位置は、第一のおよび第二の特徴が直接に接触している実施形態を含み、追加の特徴が、第一のおよび第二の特徴が直接接触しないように、第一の特徴と第二の特徴の間にある実施形態をも含む。また、本開示では、異なる実施例で同じ参照符号および／または文字を繰り返して使用する場合がある。この繰り返しは、平易・明確にする目的で行われており、参照符号・文字そのものは、開示された異なる実施形態および／または構成間の関係を規定するものではない。

さらに、本明細書中、「下（ｂｅｎｅａｔｈ）」、「下（ｂｅｌｏｗ）」、「下（ｌｏｗｅｒ）」、「上（ａｂｏｖｅ）」、「上（ｕｐｐｅｒ）」等の空間的関係を示す用語は、図中に描かれた１つの要素、または特徴と、他の要素、または特徴との関係の説明を容易にするために使用されている。空間的関係用語は、図中に描かれた向きに加えて、使用中または運転中のデバイスの異なる向きも包含することを意図している。装置は、その他の向き（９０度に回転またはその他の向き）にも配向することができ、本明細書中に使用された空間上関係を説明する用語も同様に、そのように解釈される。

従来の液体エキストラクションデバイスは、大型で、嵩高く、しりごみするような洗浄システムであり、かかる洗浄システムは、消費者にとって操作と取り扱いとが困難である。従来の洗浄システムは、消費者がどのように洗浄システムの構成要素を操作できるかが限られていることが多く、持ち運び、および保守を困難にしていた。

図１は、いくつかの実施形態による、装置１００の透視図である。装置１００は、ボディ１０１、ノズル１０３、ハンドル１０５、洗浄流体タンク１０７、および、リカバリータンク１０９を含む。装置１００は、液体エキストラクション洗浄システムである。いくつかの実施形態において、装置１００は、装置１００の下に位置する面を洗浄するように構成されている。装置１００は、組み立てられた状態で示されている。

ボディ１０１は、前側１０１ａ、後側１０１ｂ、上側１０１ｃ、および底側１０１ｄを区画する、１またはそれ以上の側壁を含む。第一流体出口２０１（図２）は、ボディ１０１の底側１０１ｄにある。ボディ１０１は、第一空気路１１１、および、第一空気路１１１と連結された第二空気路１１３を含む。いくつかの実施形態において、第一空気路１１１および第二空気路１１３は、第一空気路１１１および第二空気路１１３を接続するチャネルを有する、結合器１１５端部の開口部である。結合器１１５は、ボディ１０１の、１またはそれ以上の側壁に着脱可能に取り付けられている。いくつかの実施形態において、結合器１１５は、第一空気路１１１が、第二空気路１１３よりもボディ１０１の底側１０１ｄに近くなるような形状を有する。第三空気路１１７は、ボディ１０１の上側１０１ｃにある。

ノズル１０３は、ボディ１０１の前側１０１ａに着脱可能に取り付けられている。ノズル１０３は、ボディ１０１の底側１０１ｄに近似する第四空気路１１９、および、ボディ１０１の上側１０１ｃに近似する第五空気路１２１を含む。第五空気路１２１は、ノズル１０３内のチャネルにより、第四空気路１１９と連結されている。ノズル１０３は、第一空気路１１１および第五空気路１２１に実質的に並ぶように、ボディ１０１に取り付けられている。いくつかの実施形態において、ノズル１０３は、ノズル１０３から結合器１１５への空気の流れを促進するように、第一空気路１１１および第五空気路１２１が連結するように、ボディ１０１に取り付けられている。

いくつかの実施形態において、ノズル１０３は、第四空気路１１９に隣接したスキッド部分８０３（図８）、および、スキッド部分８０３と反対の、ノズル１０３の側にある少なくとも１つのホイール８０５（図８）、を含み、第四空気路１１９は、スキッド部分８０３および少なくとも１つのホイール８０５の間にある。いくつかの実施形態において、ノズル１０３は、第四空気路１１９を囲むスキージ９０３（図９）を含み、ノズル１０３は、スキージ９０３のベースから、第四空気路１１９と離れる方向に延びる複数の構造９０９（図９）を有する。いくつかの実施形態において、ノズル１０３は、個々にボディ１０１取り付けられるように構成されたノズルのセットに含まれる、第一ノズルまたは第二のノズルのうちの１つである。いくつかの実施形態において、ノズルのセットのうちの１つのノズルは、ノズル８０１（図８）等のカーペット洗浄ノズルであり、ノズルのセットのうちのもう一方のノズルは、ノズル９０１（図９）等のハード面ノズルである。いくつかの実施形態において、装置１００が効果的にボディ１０１の底側１０１ａに面した表面を洗浄できる能力を増すために、装置１００は、ボディ１０１の底側１０１ａに面した表面のタイプに基づいて、ノズル８０１またはノズル９０１等の特定ノズル１０３を選択的に取り付けることができる。

ハンドル１０５は、ボディ１０１に連結している。いくつかの実施形態において、ハンドル１０５がボディ１０１に対して実質的にアップライト位置をとれるように、または、ボディ１０１に対して実質的にアップライト位置と、ボディ１０１が位置している場所の下の面との間の、別の位置をとることができるように、ハンドル１０５は、ボディ１０１に回転可能に連結されている。

ハンドル１０５は、ベース部分１２３、シャフト１２５、およびグリップ部分１２７を含む。ベース部分１２３は、第一流体出口２０１（図２）と連結された第一流体継手４０１（図４）を含む。シャフト１２５は、ベース部分１２３に連結されている。グリップ部分１２７は、ベース部分１２３と反対側の、シャフト１２５の端部にある。

ハンドル１０５は、ボディ１０１に対し、第一軸１２９の周りを回転し、また、第一軸１２９に実質的に直交する第二軸１３１の周りを回転するように構成されている。いくつかの実施形態において、第一軸１２９および第二軸１３１は、ハンドル１０５の長さに沿って互いに変位された、異なる平面にある。ハンドル１０５が、ボディ１０１およびハンドル１０５のグリップ部分１２７と連結されている部分から延びる２つの異なる軸の周りを回転することにより、装置１００がハンドル１０５を傾けることにより動いている間、ハンドル１０５が、装置１００の操縦をできるようにしている。

いくつかの実施形態において、ボディ１０１は、ハンドル１０５をボディ１０１に対して収納位置に固定するように構成されたハンドルロック機構を含む。いくつかの実施形態において、収納位置は、装置１００の下にある床に対して実質的にハンドル１０５が直交するように、実質的に直立している。いくつかの実施形態において、ハンドルロック機構は、収納位置において、ハンドル１０５が第一軸１２９および第二軸１３１の周りを回転するのを防ぐように構成されている。いくつかの実施形態において、ハンドルロック機構は、ハンドル１０５が収納位置からリリースされた時に、ハンドル１０５が第一軸１２９および第二軸１３１の周りを回転するように構成されている。

いくつかの実施形態において、グリップ部分１２７は、トリガー１３３を含む。シャフト１２５は、ハンドル１０５のトリガー１３３からベース部分１２３に延びる、機械的リンケージ１３５を有する。流体ポンプ１３７は、第一流体継手４０１、第一流体出口２０１、および、ハンドル１０５内のアクチュエータと連結されている。いくつかの実施形態において、流体ポンプ１３７は、ハンドル１０５のベース部分１２３に収容されている。いくつかの実施形態において、流体ポンプ１３７は、ボディ１０１内に収容されている。機械的リンケージ１３５は、トリガー１３３の作動に基づいて、アクチュエータに接するように構成されている。流体ポンプ１３７は、トリガー１３３の作動および機械的リンケージ１３５とアクチュエータの接触に基づいて、流体を第一流体出口２０１に供給するように構成されている。いくつかの実施形態において、機械的リンケージ１３５は、トリガー１３３の作動が機械的リンケージ１３５をシャフト１２５の直線長さに沿って動かしアクチュエータに接触するように、シャフト１２５の直線長さに沿って内部で動くことができるシャフトを含む。いくつかの実施形態において、トリガー１３３は、トリガー１３３の作動に基づいて流体ポンプ１３７が第一流体出口２０１に流体を供給するように、アクチュエータまたは流体ポンプ１３７と電気的接続によって連結されている。

洗浄流体タンク１０７およびリカバリータンク１０９のそれぞれは、ボディ１０１の対応する部分と連結されている。洗浄流体タンク１０７は、ベース部分１２３の上にある。洗浄流体タンク１０７は、流体を収容するように構成された洗浄流体タンク容器１３９、および、第一流体継手４０１と連結されるように構成された第二流体継手６０１（図６）を含む。

リカバリータンク１０９は、ボディ１０１の上にある。リカバリータンク１０９は、洗浄流体タンク容器１３９と分離されたリカバリータンク容器１４１を含む。リカバリータンク１０９はまた、第二空気路１１３と連結されるように構成された第六空気路７０１（図７）、および、第三空気路１１７と連結されるように構成された第七空気路７０３（図７）を含む。

真空モータ１４３は、ハンドル１０５のベース部分１２３にある。真空モータ１４３は、第三空気路１１７と連結された入口、および、ベース部分１２３の側部、または、ボディ１０１の抜け口のうち、１またはそれ以上へ通気する出口を有する。いくつかの実施形態において、真空モータ１４３の入口は、ベース部分１２３からボディ１０１へと延びるホースを経由して第三空気路１１７と連結され、第一流体継手４０１は、ホース内部の管を経由して、第一流体出口２０１と連結されている。いくつかの実施形態において、第一流体継手４０１は、真空モータ１４３と第三空気路１１７を継手するホース外の管によって、第一流体出口２０１と連結されている。いくつかの実施形態において、真空モータ１４３と第三空気路１１７を継手するホースは、真空モータ１４３と第三空気路１１７を継手するホースの露出が限定的になり、真空モータ１４３と第三空気路１１７を継手するホースを損ね得る外部要素から保護されるように、ハンドル１０５およびボディ１０１の実質的に内部にある。

コントローラー１４５は、ボディ１０１に含まれる。コントローラー１４５は、真空モータ１４３および流体ポンプ１３７と連結されている。コントローラー１４５は、流体ポンプ１３７を作動させて洗浄流体タンク１０７に含有される流体を第一流体出口２０１に供給し、真空モータ１４３を作動させて、第一空気路１１１を通じ、空気、屑、液体または流体の一部のうち、１またはそれ以上をリカバリータンク１０９に吸い込むように構成されている。いくつかの実施形態において、コントローラー１４５は、ボディ１０１内部に収容されている。いくつかの実施形態において、コントローラー１４５は、ボディ１０１外部にある。いくつかの実施形態において、コントローラー１４５は、ベース部分１２３内部に収容されている。

コントローラー１４５は、プロセッサおよびメモリ（たとえば、チップセット１４００、図１４）を有するチップセットを含む。コントローラー１４５は、流体ポンプ１３７または真空モータ１４３のうち、１またはそれ以上と連結されている。いくつかの実施形態において、コントローラー１４５に含まれるメモリは、そこに格納された、コンピューターが実行可能なインストラクションを有し、コントローラー１４５のプロセッサが実行すると、流体ポンプ１３７および／または真空モータ１４３がＯＮまたはＯＦＦされる。初期値の運転状態では、真空モータ１４３は、真空モータ１４３の入口に空気を吸い込み、真空モータ１４３の出口から空気を排出するように構成されている。いくつかの実施形態において、コントローラー１４５は、真空モータ１４３が真空モータ１４３の出口に空気を吸い込み、真空モータ１４３の入口から空気を排出するように、真空モータ１４３をリバース運転させるように構成されている。

ボディ１０１は、コントローラー１４５と連結されたヘッドライト１４７を任意に含む。ボディ１０１がヘッドライト１４７を含む場合、コントローラー１４５は、システム電力スイッチ、ライトコントロールスイッチ、流体リリースまたはアジテータコントロールスイッチ、またはその他の好適なスイッチの作動に基づいて、または、装置１００のコントローラー１４５、真空モータ１４３またはその他の好適なコンポーネントのうち、１またはそれ以上がＯＮになったことに基づいて、ヘッドライト１４７をＯＮまたはＯＦＦにするように構成されている。

装置１００は、複数の選択可能位置から１つの位置をとるように構成された、流体コントロールスイッチ１４９を含む。コントローラー１４５は、流体コントロールスイッチ１４９の位置に基づいたレートで、洗浄流体タンク１０７に含有される流体を第一流体出口２０１に供給させるように構成されている。たとえば、流体コントロールスイッチが第一位置にある場合、コントローラー１４５は、ガロン／分（ＧＰＭ）、またはその他の好適な単位で測定された第一流量で、流体ポンプ１３７に洗浄流体を供給させる。流体コントロールスイッチが第二位置にある場合、コントローラー１４５は、第一流量より大きい、ガロン／分（ＧＰＭ）またはその他の好適な単位で測定された第二流量で、流体ポンプ１３７に洗浄流体を供給させる。流体コントロールスイッチが第三位置にある場合、コントローラー１４５は、第一流量および第二流量より大きい、ガロン／分（ＧＰＭ）またはその他の好適な単位で測定された第三流量で、流体ポンプ１３７に洗浄流体を供給させる。いくつかの実施形態において、選択された流量は、装置１００の運転モードに対応する。いくつかの実施形態において、第一流量は、ハード面モードに関連し、第二の流量は、クイックドライカーペット洗浄モードに関連し、第三流量は、ディープクリーンカーペット洗浄モードに関連する。いくつかの実施形態において、低流量では、第一流体出口２０１からボディ１０１の底側１０１ｄに対応する表面に吐出される流体量が少なくなる。吐出される流体の量は、乾燥時間、または、ボディ１０１の底側１０１ｄに対応する表面が、第一流体出口２０１から吐出された洗浄流体によって浸される量に影響する。

いくつかの実施形態において、流体コントロールスイッチ１４９は、ボディ１０１の上側１０１ｃにある。いくつかの実施形態において、流体コントロールスイッチ１４９は、ハンドル１０５のベース部分１２３またはグリップ部分１２７にある。

いくつかの実施形態において、ボディ１０１は、第一流体継手４０１と連結された第二流体出口５０９（図５）を有する。いくつかの実施形態において、第二の流体出口５０９は、ボディ１０１にノズル１０３が取り付けられている場合、ボディ１０１の前側１０１ａの、ノズル１０３によってカバーされた位置にある。第二流体出口５０９は、ノズル１０３がボディ１０１から取り外されると、露出する。第一空気路１１１および第二流体出口５０９は、アクセサリ流体継手およびアクセサリコネクタ空気路を含むアクセサリコネクタ１００１（図１０）とかみ合うように構成されている。

洗浄流体タンク１０７は、洗浄流体タンク容器１３９の上部に、洗浄流体タンクロック機構１５１を有する。いくつかの実施形態において、洗浄流体タンクロック機構１５１は、洗浄流体タンク１０７をベース部分１２３およびシャフト１２５に着脱可能に固定させるように構成された、ラッチ、フック、またはその他の好適なファスナーを含む。シャフト１２５は、洗浄流体タンクロック機構１５１の一部とかみ合うように構成された、ロックフック１５３を有する。洗浄流体タンクロック機構１５１は、ベース部分１２３とシャフト１２５の間の固定した位置から洗浄流体タンク１０７を取り外せるように、洗浄流体タンクロック機構１５１をリリースするように構成された、ボタン、スイッチまたはその他の好適な構造を含む。

いくつかの実施形態において、ボディ１０１の、リカバリータンク１０９が位置している部分の高さは、ボディ１０１およびリカバリータンク１０９の全体的な高さを減らすために、最小化されている。高さを減らすことにより、ユーザが装置１００を家具等のオブジェクトの周り、そしてその下へと操作できるようにしている。いくつかの実施形態において、装置１００の流体ポンプ１３７、真空モータ１４３、コントローラー１４５、またはその他の好適なコンポーネントのうち、１またはそれ以上は、ボディ１０１およびリカバリータンク１０９の全体的な高さを最小化するために、ハンドル１０５のベース部分１２３に収容されている。いくつかの実施形態において、装置１００の流体ポンプ１３７、真空モータ１４３、コントローラー１４５、またはその他の好適なコンポーネントのうち、１またはそれ以上は、ボディ１０１の、リカバリータンク１０９が位置している部分の高さを最小化するために、ボディ１０１中、可能な限り後側１０１ｂに近く位置している。

使用において、ボディ１０１の１またはそれ以上のコンポーネントは、洗浄流体タンク１０７内に収容された洗浄流体を、ボディ１０１が位置する場所に対応する面に吐出するように構成されている。また、ボディ１０１の１またはそれ以上のコンポーネントは、空気、屑、液体または流体の一部のうち、１またはそれ以上を、ボディ１０１が位置する場所に対応する面からリカバリータンク１０９に吸い込むように構成されている。

本明細書中で記載した多様な実施形態は、ユーザがより自信をもって、装置１００等の液体エキストラクション装置を操作、移動または操作のうち、１またはそれ以上をできるようにする。いくつかの実施形態において、装置１００はまた、異なるタイプの面を洗浄するにおいて、装置１００の使用における柔軟性もユーザに与える。これは、ノズル１０３、運転モード、アクセサリアタッチメント、および／またはユーザが所望する洗浄深度および乾燥時間に対応する流体流量、そして装置１００を使用して洗浄する面のタイプを組み合わせて、装置１００を容易に再構成することにより可能になっている。

図２は、いくつかの実施形態による装置１００の底側の透視図である。１またはそれ以上の第一流体出口２０１は、ボディ１０１の底側１０１ｄにある。１またはそれ以上の第一流体出口２０１は、流体を吐出することができる、ジェット、スプレーノズル、またはその他の好適な構造を含む。第一流体出口２０１は、第一流体継手４０１から第一流体出口２０１に延びる流体流路を経由して、第一流体継手４０１（図４）と連結されている。第一流体出口２０１は、洗浄流体タンク１０７に格納された洗浄流体を、ボディ１０１外の表面に散布することを容易にするように、洗浄流体タンク１０７から受けとった洗浄流体を吐出するように構成されている。

アジテータ２０３は、ボディ１０１の底側１０１ｄにある。アジテータモータ２０５は、コントローラー１４５（図１）と連結され、コントローラー１４５から受けとったインストラクションに基づいて、アジテータ２０３を動かすように構成されている。

少なくとも２つのホイール２０７ａ−２０７ｄ（まとめてホイール２０７とする）は、ボディ１０１に回転可能に連結されている。ホイール２０７は、少なくとも２つのホイール２０７のうちの、少なくとも１つと接触している面の上にある、ボディ１０１の底側１０１ｄの少なくとも一部をサポートするように構成されている。

アジテータ２０３は、アジテータモータ２０５と連結されている。アジテータ２０３は、回転ブラシである。いくつかの実施形態において、アジテータ２０３は、アジテータ２０３と接触しているボディ１０１の底側１０１ｄ下の面を撹乱、掃きとり、または揺り動かすことができる、スピンブラシ、その他の好適なタイプのブラシ、またはその他の好適な構造である。いくつかの実施形態において、アジテータ２０３は、複数のブラシ毛、スキージ、１またはそれ以上のブレード、またはその他の好適な形状または材料を含む。アジテータモータ２０５は、アジテータ２０３のタイプ、アジテータモータ２０５に供給された電力、または、コントローラー１４５によって出力されたインストラクションのうち、１またはそれ以上に基づいて、アジテータ２０３を回転させるか動かすように構成されている。いくつかの実施形態において、アジテータモータ２０５は、アジテータ２０３を第四空気路１１９に向かう方向に回転させるように構成されている。いくつかの実施形態において、アジテータモータ２０５は、アジテータ２０３をボディ１０１の動く方向と反対方向に回転させるように構成されている。

いくつかの実施形態において、装置１００は、装置１００下の面の前進および後退洗浄を容易にすることによって、ユーザの操作性を向上するように構成されている。いくつかの実施形態において、コントローラー１４５またはアジテータモータ２０５のうち、１またはそれ以上は、洗浄流体が第一流体出口２０１から吐出されていないという判断に基づきアジテータ２０３を第一方向に動かし、洗浄流体が第一流体出口２０１から吐出されているという判断に基づき第一方向とは異なる第二方向にアジテータ２０３を動かすように構成されている。これによって、装置１００の操作性および洗浄性能を向上している。

いくつかの実施形態において、ホイール２０７ｃおよび２０７ｄは、アジテータ２０３がボディ１０１下の面と接触している量を最大化するように構成されている。いくつかの実施形態において、コントローラー１４５は、ボディ１０１下の面のタイプに基づいて、ホイール２０７ｃおよび２０７ｄの高さを調節するように構成されている。いくつかの実施形態において、コントローラー１４５は、検知されたボディ１０１下の面のタイプに基づいて、アジテータ２０３が、ボディ１０１下の面に深く入り込むべきか、ボディ１０１下の面に軽く接触すべきか、または、ボディ１０１下の面に接触すべきでないかどうか、を判断するように構成されている。

いくつかの実施形態において、アジテータモータ２０５は、ボディ１０１の底側１０１ｄに対するアジテータ２０３の高さを調節するように構成されている。いくつかの実施形態において、コントローラー１４５は、検知されたボディ１０１下の面のタイプに基づいて、アジテータモータ２０５に、以下のうち、１またはそれ以上を行わせるように構成されている：ボディ１０１の底側１０１ｄに対するアジテータ２０３の高さを調節させるか、アジテータ２０３を回転させない。いくつかの実施形態において、ボディ１０１の底側１０１ｄに対するアジテータ２０３の高さは、手動で調節されるように構成されている。いくつかの実施形態において、ボディ１０１の底側１０１ｄに対するアジテータ２０３またはホイール２０７ｃおよび２０７ｄのうち、１またはそれ以上の高さは固定されている。

いくつかの実施形態において、動きセンサ２０９は、コントローラー１４５と連結されている。動きセンサ２０９は、ボディ１０１が動く方向を検知するように構成されている。いくつかの実施形態において、動きセンサ２０９は、少なくとも１つのホイール２０７の回転方向を検知するように構成された回転センサ、ＧＰＳユニット、ジャイロスコープ、または、データを集め、動きセンサ２０９から受けとったデータに基づいてコントローラー１４５がボディ１０１の動きの方向を判断できるように構成された、その他の好適なセンサのうち、１またはそれ以上を含む。いくつかの実施形態において、コントローラー１４５は、アジテータモータ２０５がボディ１０１の動き方向と反対の方向にアジテータ２０３を回転させるように構成されている。いくつかの実施形態において、コントローラー１４５は、アジテータモータ２０５がアジテータ２０３をホイール２０７の回転方向と反対の方向に回転させるように構成されている。いくつかの実施形態において、コントローラー１４５は、検知されたボディ１０１の動きの方向に基づいて、アジテータモータ２０５がアジテータ２０３を、ボディ１０１が前進している場合はボディ１０１の前側１０１ａに向かう方向に回転させ、ボディ１０１が後進している場合は、ボディ１０１の後側１０１ｂに向かう方向に回転させるように構成されている。

ボディ１０１の底側１０１ｄは、１またはそれ以上のボディ１０１の側壁により区画されたアジテータキャビティ２１１を有する。アジテータキャビティ２１１は、アジテータ２０３の第一部分がアジテータキャビティ２１１内にあり、アジテータ２０３の第二部分がボディ１０１とは離れる方向に露出するように、アジテータ２０３を収容するように構成されている。いくつかの実施形態において、第一流体出口２０１は、アジテータキャビティ２１１内にある。いくつかの実施形態において、第一流体出口２０１は、アジテータ２０３が第一流体出口２０１とボディ１０１下の面の間にあるように、アジテータキャビティ２１１内に位置している。いくつかの実施形態において、第一流体出口２０１は、アジテータ２０３を第一流体出口２０１から吐出された洗浄流体で濡らすように、アジテータキャビティ２１１内に位置している。いくつかの実施形態において、第一流体出口２０１は、第一流体出口２０１から吐出された洗浄流体をボディ１０１下の面に直接塗布することを容易にするような場所で、アジテータキャビティ２１１内に位置している。いくつかの実施形態において、第一流体出口２０１は、第一流体出口２０１から吐出された洗浄流体をボディ１０１下の面に直接塗布することを容易にするような場所で、アジテータキャビティ２１１の外に位置している。いくつかの実施形態において、ボディ１０１は、ボディ１０１の１またはそれ以上の場所に位置する、１より多い第一流体出口２０１を有する。

アジテータキャビティ２１１は、アジテータキャビティ２１１を区画するボディ１０１の側壁に、第一空気路１１９またはノズル１０３内のノズル流路に通じる第四空気路１１９または空気路を有さない。

いくつかの実施形態において、アジテータ２０３が回転ブラシである場合、アジテータ２０３は、少なくとも１つのブラシロールカバー２１３によって、アジテータキャビティ２１１に搭載されるように構成されている。ブラシロールカバー２１３は、ボディ１０１に着脱可能に取り付けられるように構成されている。ブラシロールカバー２１３は、アジテータ２０３がアジテータキャビティ２１１内で回転できるように、アジテータ２０３をサポートするように構成されている。いくつかの実施形態において、ブラシロールカバー２１３は、アジテータ２０３内を通る、または、アジテータ２０３がその周りを回転する車軸無しで、アジテータ２０３がアジテータキャビティ２１１内で回転できるようにアジテータ２０３をサポートするように構成されている。

ホイール２０７ａ〜２０７ｄのそれぞれは、各ホイール２０７が対応する回転軸の周りを自由に回転するように、ボディ１０１に独立して連結されている。いくつかの実施形態において、対応する車軸２１５ａ、２１５ｂおよびピンファスナー２１７ａ、２１７ｂによって、少なくともホイール２０７ａおよび２０７ｂは、独立してボディ１０１に連結されている。いくつかの実施形態において、ホイール２０７ａおよび２０７ｂは、それぞれホイール２０７ａからホイール２０７ｂに延びる、単一車軸に取り付けられている。いくつかの実施形態において、単一車軸に取り付けられている場合、各ホイール２０７ａおよび２０７ｂは、単一車軸の周りを独立して回転するように構成されている。いくつかの実施形態において、少なくともホイール２０７ｃおよび２０７ｄは、それぞれホイール２０７ｃからホイール２０７ｄに延びる単一の対応する車軸に取り付けられている。いくつかの実施形態において、単一の車軸に取り付けられている場合、各ホイール２０７ｃおよび２０７ｄは、独立して単一車軸の周りを回転するように構成されている。

ホイール２０７ａおよび２０７ｂの直径は、ホイール２０７ｃおよび２０７ｄの直径よりも大きい。ホイール２０７ａおよび２０７ｂは、面上のボディ１０１の動き、そしてアジテータ２０３とボディ１０１下の面との接触を促進するように、ボディ１０１の底側１０１ｄを少なくとも１つのホイール２０７ａまたは２０７ｂと接触しているボディ１０１下の面から分離するように構成されている。いくつかの実施形態において、ホイール２０７ｃおよび２０７ｄは、第四空気路１１９周りのノズル１０３の一部とボディ１０１下の面の接触を容易にするように構成された直径を有する。いくつかの実施形態において、ホイール２０７ｃおよび２０７ｄがそれぞれその周りを回転するように構成された１またはそれ以上の車軸は、少なくとも１つの高さアジャスタ２１９に連結されている。高さアジャスタ２１９は、ボディ１０１の底側１０１ｄに対してホイール２０７ｃおよび２０７ｄを上げ下げするように構成されている。いくつかの実施形態において、少なくとも１つの高さアジャスタ２１９は、ホイール２０７ｃおよび２０７ｄを少なくとも２つの特定の位置のうちの１つに動かす、およびロックする操作をするように構成された手動調節部材である。いくつかの実施形態において、少なくとも１つの高さアジャスタ２１９は、コントローラー１４５と連結されたモータである。いくつかの実施形態において、コントローラー１４５は、ボディ１０１の底側１０１ｄに対する少なくとも２つのプリセット位置から選択した１つに基づいて、少なくとも１つの高さアジャスタ２１９がホイール２０７ｃおよび２０７ｄを動かすことを引き起こすように構成されている。

いくつかの実施形態において、面検知センサ２２１がコントローラー１４５と連結されたボディ１０１の底側１０１ｄにある。面検知センサ２２１は、ボディ１０１の底側１０１ｄおよびボディ１０１下の面の間の距離を検知するように構成された、１またはそれ以上の距離センサを含む。いくつかの実施形態において、面検知センサ２２１は、ボディ１０１の地理的位置を検知するように構成された位置センサであり、コントローラー１４５は、検知されたボディ１０１の位置に基づいてボディ１０１下の面のタイプを判断するように構成されている。いくつかの実施形態において、面検知センサ２２１は、光電センサ；光センサ；ボディ１０１下の面がハード面またはカーペットかどうか、そしてハード面のタイプ（たとえば、硬木、セラミック、リノリウム、複合フローリング、またはその他の好適な材料）、またはカーペットのパイル高さ、またはカーペットの織りタイプ、のうち、１またはそれ以上を確認するように構成された床タイプ検知器；または、それに基づいてボディ１０１下の面のタイプを確認できるデータを集めることができるその他の好適なタイプのセンサ、である。このような実施形態において、コントローラー１４５は、以下のうち、１またはそれ以上を引き起こすように構成されている：面検知センサ２２１によって集められたデータに基づいて判定した面のタイプに基づいて高さアジャスタ２１９がホイール２０７ｃおよび２０７ｄの位置を変更する；ボディ１０１下の面のタイプを示すアラートを出力する；ホイール２０７ｃおよび２０７ｄの高さが検知されたボディ１０１下の面タイプに対し容認できるものである、または検知されたボディ１０１下の面のタイプに基づいてホイール２０７ｃおよび２０７ｄの高さが調節されるべきであることを示す、ホイール２０７ｃおよび２０７ｄの高さ状態を出力する；または、検知されたボディ１０１下の面のタイプにはノズル１０３のタイプが容認できるものである、または検知されたボディ１０１下の面のタイプに基づいてノズル１０３のタイプを変更すべきであることを示す、ボディ１０１に取り付けられたノズル１０３のタイプの状態を出力する。

いくつかの実施形態において、１またはそれ以上のボディ１０１の側は、ユーザが装置１００の保守目的で容易にアクセスができるように、１またはそれ以上のクイックリリースパネルを含む。いくつかの実施形態において、少なくとも１つの、１またはそれ以上のクイックリリースパネルは、１またはそれ以上のファスナーにより、ボディ１０１の別の部分に連結されている。いくつかの実施形態において、１またはそれ以上のファスナーは、従来のドライバー、フラットヘッドドライバー、フィリップスヘッドドライバー、六角ドライバー、トルクスドライバー、またはその他の好適なタイプのドライバーを使用して締めたり緩めたりできる。いくつかの実施形態において、ファスナーによってボディ１０１と連結しているクイックリリースパネルの全ては、ボディ１０１およびそこに収容されたコンポーネントに容易にアクセスできるように、同じタイプのファスナーにより連結されている。

図３は、いくつかの実施形態による装置１００の側面図である。モード選択スイッチ３０１は、コントローラー１４５と連結されている（図１）。モード選択スイッチ３０１が第一位置にあり、電力がコントローラー１４５に供給されていたら、コントローラー１４５は、アジテータ２０３を動かして、流体コントロールスイッチ１４９（図１）の位置に基づいた流量で第一流体出口２０１（図２）に洗浄流体を供給するように構成されている。モード選択スイッチ３０１が第二位置にあり、電力がコントローラー１４５に供給されていたら、コントローラー１４５は、アジテータ２０３を静止させ、流体コントロールスイッチ３０１の位置とは独立して、特定の流量で洗浄流体を第二流体出口５０１（図５）に供給するように構成されている。いくつかの実施形態において、モード選択スイッチ３０１は、３つの選択可能位置のうちの１つに移動可能である。モード選択スイッチ３０１が第一位置、第二位置、または、第一位置または第二位置でもない第三位置の位置をとると、コントローラー１４５は、一定時間流体ポンプ１３７（図１）の作動を遅延させるように構成されている。たとえば、いくつかの実施形態において、ユーザが不注意でモード選択スイッチ３０１を第一位置または第二位置に動かした場合に洗浄流体が洗浄流体タンク１０７から吸い込まれないように、コントローラー１４５は、１秒から１０秒の範囲の期間、またはその他の好適な遅延にて、流体ポンプ１３７の作動を遅延させるように構成されている。

いくつかの実施形態において、洗浄流体タンク１０７内にはマグネット３０３がある。マグネット３０３は、洗浄流体タンク１０７内に収容された流体の量に基づいて、浮くように構成されている。いくつかの実施形態において、マグネット３０３は、浮きケージ３０５内にある。いくつかの実施形態において、マグネット３０３は、洗浄流体タンク１０７内で完全に自由に動ける。ベース部分１２３は、マグネット３０３に関連する磁界に基づいて、マグネット３０３とセンサ４１３の間の距離を検知するよう構成されたセンサ４１３（図４）を含む。コントローラー１４５は、マグネット３０３とセンサ４１３の距離に基づいて、洗浄流体タンク１０７内に収容された洗浄流体の量を判定するように構成されている。いくつかの実施形態において、コントローラー１４５は、洗浄流体タンク１０７内に収容された洗浄流体の量が予め特定された量より低いという判断に基づいて、アラートを出力させるように構成されている。

いくつかの実施形態において、ハンドル１０５は、その周りにオプション電源コードを巻き付けることができるフック３０９ａおよび３０９ｂを含む。少なくとも１つのフック３０９ａあるいは３０９ｂは、フック３０９ａまたは３０９ｂの位置に基づいてフック３０９ａおよび３０９ｂの周りに巻き付けられたコードが地面に落ちるように、ハンドル１０５に回転可能に取り付けられている。

ハンドル１０５は、ハンドル１０５がボディ１０１に対して多軸回転できるようなＵジョイント、ロッカー、ボール、またはその他の好適な継手によってボディ１０１に回転可能に連結されている。いくつかの実施形態において、ハンドル１０５は、ボディ１０１に対して単一軸の周りを回転するように構成されている。

ハンドル１０５は、ハンドル１０５をボディ１０１に対して固定位置に固定させるように構成されたハンドルロック機構を含む。いくつかの実施形態において、ハンドルロック機構は、ボディ１０１に対するハンドル１０５の第一軸１２９および／または第二軸１３１の周りの回転を少なくとも一時的に制限するように構成された、戻り止めロック、ピン、リング、またはその他の好適なボディ１０１の構造と協力するように構成されたスロットを含む。いくつかの実施形態において、ハンドルロック機構は、ボディ１０１に対するハンドル１０５の第一軸１２９および／または第二軸１３１の周りの回転を少なくとも一時的に制限する、スロットまたはその他の好適なボディ１０１のロック部材と協力するように構成された、止めロック、ピン、リング、またはその他の好適な構造を含む。

いくつかの実施形態において、ハンドル１０５を少なくとも特定量の力で引っ張ると、ハンドル１０５がボディ１０１にロックされた状態からリリースされる。いくつかの実施形態において、ハンドルロック機構は、ハンドル１０５の端部が約５ｌｂｆ〜約２５ｌｂｆの範囲の力でボディ１０１から離れる方向に引っ張られると、ハンドル１０５がロックされた状態からリリースされるように構成されている。いくつかの実施形態において、ハンドルロック機構は、ハンドル１０５をボディ１０１にロックされた状態からリリースするように構成された、リリースペダル、スイッチ、ボタン、またはその他の好適なデバイスを含む。

いくつかの実施形態において、ハンドル１０５は、ベース部分１２３とハンドル１０５がボディ１０１の後側１０１ｂに連結されているポイントの間に、キャリーハンドル３１１を有する。いくつかの実施形態において、ハンドル１０５は、上部分３１５および下部分３１７を有する。ハンドル１０５の上部分３１５は、機械的リンケージ１３５を含む。いくつかの実施形態において、ハンドル１０５の上部分３１５および下部分３１７のそれぞれは、少なくとも機械的リンケージ１３５の一部を含む。いくつかの実施形態において、ハンドル１０５の少なくとも上部分３１５は、電気コンポーネント、または、装置１００の、下部分３１７または上部分３１５以外のあらゆるその他のコンポーネントとの電気的接続を一切含まない。いくつかの実施形態において、下部分３１７またはベース部分１２３のうちの１つは、流体ポンプ１３７（図１）と連結されたアクチュエータ３１９を含む。アクチュエータ３１９は、機械的リンケージ１３５またはトリガー１３３とアクチュエータ３１９との間の電気的接続と相互に作用して、流体ポンプ１３７が第一流体出口２０１に洗浄流体を供給するように構成されている。

いくつかの実施形態において、ハンドル１０５は、上部分３１５に補助フック３２１を有する。補助フック３２１は、装置１００に関連する電源コードの一部をハンドル１０５に沿って保持するように構成されている。電源コードをハンドル１０５の上部分３１５に保持することによって、たとえば、電源コードのからみを防ぎ、または、ユーザが電源コードにつまずくことを防ぎ、ユーザがより良く装置１００を操作できるようにしている。

いくつかの実施形態において、ボディ１０１は、アジテータキャビティ２１１（図２）に隣接する、ボディ１０１の１またはそれ以上の側壁に取り付けられた、１またはそれ以上のサイドブラシ３２３を有する。オプションのサイドブラシ３２３は、ボディ１００の底側１０１ｄに対応する表面にある屑をほぐすのを助けるように構成されている。いくつかの実施形態において、１またはそれ以上のサイドブラシ３２３は、静置されている。いくつかの実施形態において、１またはそれ以上のサイドブラシ３２３は、ボディ１０１から離れるように動き、回転し、または延びるのうち、１またはそれ以上を行うように構成されている。いくつかの実施形態において、コントローラー１４５は、選択された運転モードに基づいて、サイドブラシ３２３がボディ１０１から離れるように延びる、および／または回転する、のうち、１またはそれ以上を引き起こすように構成されている。たとえば、移動可能または伸展可能サイドブラシ３２３は、ユーザが家具の下、部屋の隅、床板沿い、キャビネット下、またはその他のアクセス困難位置等の、到達困難場所で装置１００を操作するのを助ける。

図４は、いくつかの実施形態による、洗浄流体タンク１０７（図１）およびリカバリータンク１０９（図１）を外した状態の、装置１００の上側の透視図である。第一流体継手４０１は、ベース部分１２３の上側にある。ベース部分１２３は、洗浄流体タンク１０７を収容するように構成された、第一タンク座部４０３を含む。第一タンク座部４０３は、第一流体継手４０１を含む。ハンドル１０５は、洗浄流体タンクロック機構１５１（図１）にかみ合うように構成された、１またはそれ以上のロックフック４０５を含む。

いくつかの実施形態において、ボディ１０１は、ボディ１０１の外部に１またはそれ以上のライト４０７を有する。ライト４０７は、コントローラー１４５と連結されている。いくつかの実施形態において、コントローラー１４５によるアラート出力により、洗浄流体タンク１０７内に収容された流体が、特定の量を下回るという判断に基づいて１またはそれ以上のライト４０７がＯＮにされる。いくつかの実施形態において、コントローラー１４５によるアラート出力により、リカバリータンク１０９内に収容された流体が特定の量を超えるという判断に基づいて１またはそれ以上のライト４０７がＯＮにされる。いくつかの実施形態において、コントローラー１４５によるアラート出力により、アジテータ２０３（図２）が詰まっているという判断に基づいて１またはそれ以上のライト４０７がＯＮにされる。いくつかの実施形態において、コントローラー１４５は、アクチュエータ２０３が詰まっているという判断に基づいて、真空モータ１４３（図１）を止めるように構成されている。

流体ポンプ１３７（図１）は、管４０９によって第一流体継手４０１と連結されている。その周りを管４０９が伸展するブリッジ４１１は、ボディ１０１の中にある。ブリッジ４１１は、最低半径を維持するように構成された、寸法と形状を有する３次元構造物であり、流体ポンプ１３７と第一流体継手４０１の間、ハンドル１０５の位置から独立して、その周りを管４０９が湾曲する。管４０９の最低曲率半径を維持することによって、ブリッジ４１１が管４０９のもつれを防ぎ、もつれが生じると、管４０９を通じての流体の流れが止まる。

第一流体継手４０１は、カップ形状のレセプタクルを含み、洗浄流体タンク１０７の第二流体継手６０１（図６）は、組み立てられたとき、この中に位置するように構成されている。いくつかの実施形態において、第一流体継手４０１は、洗浄流体タンク１０７を流体ポンプ１３７に連結させるために、洗浄流体タンク１０７の第二流体継手６０１に挿入される、または、かみ合うように構成された、ニップルまたはその他の好適な構造を含む。いくつかの実施形態において、第一流体継手４０１は、洗浄流体タンク１０７の第二流体継手６０１内のバルブを開かせるために、および、洗浄流体タンク１０７内に収容された洗浄流体を洗浄流体タンク１０７から第一流体継手４０１に流出させるために、洗浄流体タンク１０７の第二流体継手６０１に挿入されるように構成されたピンを含む。

いくつかの実施形態において、第一流体継手４０１に含まれるピンは、第一流体継手４０１ボトム面から上に突出し、洗浄流体タンク１０７の第二流体継手６０１にかみ合うことができる、電気コンタクトである。いくつかの実施形態において、第二電気コンタクトが、ピンがかみ合うように構成されている、洗浄流体タンク１０７の第二流体継手６０１のエリアの外側にあるように、第二電気コンタクトは、第一流体継手４０１ボトム面から上に突出し、第一流体継手４０１のボトム面に対してピンの高さより低い高さまで延びるように構成されている。いくつかの実施形態において、コントローラー１４５は、ピンまたは第二電気コンタクトのうち、１またはそれ以上を使用して検知した洗浄流体タンク１０７または第一流体継手４０１のキャパシタンスに基づいて、洗浄流体タンク１０７の洗浄流体の量を判定するように構成されている。いくつかの実施形態において、コントローラー１４５は、ピンと第二電気コンタクトの間のスペースの洗浄流体によって発生するピンと第二電気コンタクトの間の電気的接続が成されていないという判断に基づいて、洗浄流体タンク１０７が空であると判定するように構成されている。

いくつかの実施形態において、ベース部分１２３は、センサ４１３を含む。センサ４１３は、洗浄流体タンク１０７に含まれるマグネットに関連する磁界に基づいて、マグネット３０３（図３）等の、洗浄流体タンク１０７に含まれるマグネットの距離を検出するように構成されている。コントローラー１４５は、マグネット３０３とセンサ４１３の間の距離に基づいて、洗浄流体タンク１０７内に収容された洗浄流体の量を判定するように構成されている。

ボディ１０１は、リカバリータンク１０９を収容するように構成された第二タンク座部４１５を含む。第二タンク座部４１５は、ボディ１０１の上側１０１ｃの、第三空気路１１７を含む領域である。いくつかの実施形態において、第二タンク座部４１５は、ボディ１０１の上側の凹んだ領域であり、リカバリータンク１０９、第二空気路１１３、および、第三空気路１１７の連結を容易にするために、第二タンク座部４１５の中にリカバリータンク１０９が、少なくとも部分的に収容されるように構成されている。

図５は、いくつかの実施形態による、装置１００を上から見た透視図であり、洗浄流体タンク１０７（図１）、リカバリータンク１０９（図１）、およびノズル１０３（図１）が取り外されている。ボディ１０１は、ボディ１０１の前側１０１ａにノズル受けエリア５０１を含む。ノズル受けエリア５０１は、ノズル１０３が取り付けられている場合、ノズル１０３の一部とかみ合うように構成された、１またはそれ以上の凹み５０３を含む。いくつかの実施形態において、１またはそれ以上の凹み５０３は、ノズル１０３の後側に含まれる上向きフックを受けるように構成されている。ノズル１０３がボディ１０１に取り付けられている場合、１またはそれ以上の凹み５０３は、装置１００が前進または後進方向に動いている場合、ノズル１０３がボディ１０１の前側１０１ａに固定されるように、ノズル１０３の後側のフックを係合するように構成されている。

いくつかの実施形態において、ボディ１０１の前側１０１ａは、ノズル１０３のノズルロック機構に含まれる、移動可能なフックを受けるように構成された、ロック凹部５０５を含む。いくつかの実施形態において、ロック凹部５０５は、第一空気路１１１の上にある。いくつかの実施形態において、ロック凹部５０５は、ボディ１０１の異なる位置にある。第一空気路１１１の上にある場合、たとえば、１またはそれ以上の凹み５０３、ロック凹部５０５、および、ノズル１０３は、ノズル１０３のボディ１０１への取り付けを容易にするように構成されており、ノズル１０３の後側のフックが第一に１またはそれ以上の凹み５０３に取り付けられた場合、ノズル１０３をボディ１０１に固定させるためにノズル１０３の移動可能なフックがロック凹部５０５に挿入されるまで、ノズル１０３をロック凹部５０５に向かって回転することができる。

いくつかの実施形態において、前側１０１ａは、１またはそれ以上の開口部５０７を有し、開口部５０７はそれぞれ、ノズル１０３がホイールを含む場合に、ノズル１０３の後側のホイールを受けるように構成されている。たとえば、ノズル８０１（図８）は、ノズル８０１がボディ１０１に取り付けられた時に、開口部５０７に位置調整される、その後側のホイール８０７（図８）を、含む。

いくつかの実施形態において、ボディ１０１は、ボディ１０１の前側１０１ａに第二流体出口５０９を含む。第二流体出口５０９は、第一流体継手４０１から第二流体出口５０９に延びる流体流路を経由して、第一流体継手４０１と連結されている。第二流体出口５０９は、アクセサリアタッチメント１００１（図１０）等のアクセサリアタッチメントが第二流体出口５０９に連結されていない限り、シールされるように構成されている。

いくつかの実施形態において、第一空気路１１１および第二流体出口５０９は共に、洗浄流体の供給および取り付けられたアクセサリへの吸引を容易にするために、アクセサリアタッチメント結合器１００３（図３）等のアクセサリアタッチメント結合器を受けるように構成されたアクセサリレセプタクルを区画する。いくつかの実施形態において、第一空気路１１１または第二流体出口５０９のうち、１またはそれ以上は、アクセサリアタッチメント結合器を摩擦嵌合でそこに受けるおよび保持するように構成されている。いくつかの実施形態において、アクセサリアタッチメントを第一空気路１１１および第二流体出口５０９に取り外し可能に固定するために、ボディ１０１の前側１０１ａは、アクセサリアタッチメントロック機構７００７（図７）等のアクセサリアタッチメントロック機構と相互に作用するように構成されている側壁を有する。

いくつかの実施形態において、第一空気路１１１および第二流体出口５０９により区画されたアクセサリアタッチメントレセプタクルは、取り付けられたアクセサリを容易にシンプルに継手するために、単一プラグタイプアクセサリアタッチメント結合器を受けるように構成されている。いくつかの実施形態において、ボディ１０１は、取り付けられたアクセサリへの電力供給を容易にするために、アクセサリアタッチメント結合器に含まれる、または接続される、対応する電気継手にかみ合うように構成されたアクセサリ電気コンタクト５１１を含む。

図６は、いくつかの実施形態による、洗浄流体タンク１０７の透視図である。洗浄流体タンク１０７は、洗浄流体を収容するように構成された洗浄流体タンク容器１３９、第二流体継手６０１、キャップ６０３、洗浄流体タンクロック機構１５１、および、グリップカバー６０５を含む。

洗浄流体タンク容器１３９は、そこに含まれるキャビティを区画する、１またはそれ以上の側壁を含む。洗浄流体タンク容器１３９は、液体、固体、水、洗剤、ガス、またはそれらの組み合わせのうち、１またはそれ以上を含む、洗浄流体を特定量保持するように構成されている。洗浄流体タンク容器１３９の１またはそれ以上の側壁は、ポリマー、金属、ガラス、複合材料、または特定量の洗浄流体を保持できる、その他の好適な材料のうち、１またはそれ以上を含む。いくつかの実施形態において、洗浄流体タンク容器１３９の１またはそれ以上の側壁のうち、少なくとも１つの側壁は、透明材料を含む。いくつかの実施形態において、洗浄流体タンク容器１３９の１またはそれ以上の側壁のうち、少なくとも１つの側壁は、不透明材料を含む。いくつかの実施形態において、洗浄流体タンク容器１３９の１またはそれ以上の側壁のうち、少なくとも１つの側壁は、半透明材料を含む。この半透明材料は、洗浄流体タンク容器１３９に何らかの光を通すことにより、そこに収容された洗浄流体の量が、洗浄流体タンク容器１３９の外側から見えるようにして、目につく範囲から廃物を洗浄流体タンク容器１３９内に隠すことができる。

第二流体継手６０１は、ベース部分１２３（図１）の第一流体継手４０１（図４）と連結されるように構成されている。第二流体継手６０１は、洗浄流体タンク１０７からベース部分１２３の第一流体継手４０１への洗浄流体の流れを容易にするために、ベース部分１２３で第一流体継手４０１とかみ合うように構成されている。いくつかの実施形態において、第二流体継手６０１は、ベース部分１２３の第一流体継手４０１に挿入されるように構成されている。第二流体継手６０１は、洗浄流体タンク容器１３９の、グリップカバー６０５と反対の側にある。いくつかの実施形態において、第二流体継手６０１は、洗浄流体タンク容器１３９から離れるように延びる。

キャップ６０３は、洗浄流体タンク容器１３９に着脱可能に取り付けられている。第二流体継手６０１は、キャップ６０３に含まれている。キャップ６０３は、そこから洗浄流体が容器１３９に入る、洗浄流体タンク容器１３９の開口部を閉めるように構成されている。

第二流体継手６０１は、第二流体継手６０１がベース部分１２３の第一流体継手４０１に連結されていない限り、洗浄流体タンク容器１３９から洗浄流体が流れ出るのを防ぐように構成されている。いくつかの実施形態において、第二流体継手６０１は、第一流体継手４０１と継手されると開くように構成されているバルブを含む。いくつかの実施形態において、第二流体継手６０１は、ベース部分１２３の第一流体継手に接続されたら開くことができる異なる好適なタイプのバルブまたはシールを含む。

洗浄流体タンク６０１は、洗浄流体タンク１０７をベース部分１２３およびシャフト１２５（図１）に取り外し可能に固定するように構成された洗浄流体タンクロック機構１５１を含む。いくつかの実施形態において、グリップカバー６０５は、洗浄流体タンク容器１３９の上側に取り付けられたプレートである。グリップカバー６０５は、洗浄流体タンクロック機構１５１の一部の上にあり、洗浄流体タンク１０７を保持するユーザが握ることができるようなギャップを残して、グリップカバー６０５のプレートが洗浄流体タンク容器１３９から離れて位置している。

図７は、いくつかの実施形態による、リカバリータンク１０９の透視図である。リカバリータンク１０９は、液体、固体、ガス、または洗浄流体タンク１０７（図１）から排出された洗浄流体の一部のうち、１またはそれ以上を含む化合物を収容するように構成されたリカバリータンク容器１４１を含む。リカバリータンク１０９は、第二空気路１１３（図１）と連結されるように構成された第六空気路７０１、および、第三空気路１１７（図１）と連結されるように構成された第七空気路７０３を含む。

リカバリータンク容器１４１は、そこに含まれるキャビティを区画する１またはそれ以上の側壁を含む。リカバリータンク容器１４１は、液体、固体、ガス、または洗浄流体の一部のうち、１またはそれ以上を含む化合物を特定量保持するように構成されている。リカバリータンク容器４０９の、１またはそれ以上の側壁は、ポリマー、金属、ガラス、複合材料、または液体、固体、ガス、または洗浄流体の一部のうち、１またはそれ以上を含む化合物を特定量保持することができるその他の好適な材料のうち、１またはそれ以上を含む。いくつかの実施形態において、リカバリータンク容器１４１の１またはそれ以上の側壁のうち、少なくとも１つの側壁は、透明材料を含む。いくつかの実施形態において、リカバリータンク容器１４１の１またはそれ以上の側壁のうち、少なくとも１つの側壁は、不透明材料を含む。いくつかの実施形態において、リカバリータンク容器１４１の１またはそれ以上の側壁のうち、少なくとも１つの側壁は、半透明材料を含む。この半透明材料は、リカバリータンク容器１４１に何らかの光を通すことにより、リカバリータンク容器１４１の外側からそこに収容された化合物の量が見えるようにして、目につく範囲から廃物をリカバリータンク容器１４１内に隠すことができる。

リカバリータンク１０９は、第六空気路７０１からリカバリータンク容器１４１内部に延びる、空気導管７０５を含む。空気導管７０５は、第一流路７０７を含み、第一流路７０７は、それぞれリカバリータンク容器１４１内部と第六空気路７０１を連結する、第二流路７０９と、第三流路７１１とに枝分かれする。

第一流路７０７、第二流路７０９および第三流路７１１は、リカバリータンク容器１４１内部にある、リカバリータンク容器１４１の１またはそれ以上の側壁により区画される。いくつかの実施形態において、第二流路７０９および第三流路７１１の端部は、それぞれリカバリータンク容器１４１の内壁に向かう。第二流路７０９および第三流路７１１の端部に対応する部分の、リカバリータンク容器１４１の内壁は、第二流路７０９および第三流路７１１によって、リカバリータンク容器１４１に吸い込まれた液体、固体、ガス、または、流体の一部の流れ方向を転じる。リカバリータンク容器１４１の内部の中央部から離れる方向に端部を設けることによって、第二流路７０９および第三流路７１１は、リカバリータンク容器１４１に液体、固体、ガスまたは流体の一部が吸い込まれた時に、リカバリータンク容器１４１の内部の中央部から流れをそらすことによって、リカバリータンク容器１４１中で発生した泡を防ぐように、またはその量を減少するように構成されている。いくつかの実施形態において、第一流路７０７、第二流路７０９および第三流路７１１を区画する１またはそれ以上の側壁は、リカバリータンク１０９内で発生する泡を防ぐかその量を減らすために、リカバリータンク容器１４１の単一領域に流れる空気の量を減らすように、第一流路７０７から受けとった空気流７１２を２つの別個の流れ量に分ける。

いくつかの実施形態において、リカバリータンク１０９はリカバリータンク容器１４１内にストッパ７１３を含む。ストッパ７１３は、少なくとも部分的に、液体、固体、ガスまたはリカバリータンク容器１４１に収容された流体化合物の一部の量に基づいて第七空気路７０３への空気の流れを防ぐために、第七空気路７０３、または第七空気路につながる導管を少なくとも実質的にシールするように構成されている。いくつかの実施形態において、ストッパ７１３は、カラム７１５の端部で開口部７１７に向かって、または開口部７１７から離れるようにカラム７１５と共に動くように構成されている浮遊デバイスを含む。開口部７１７は、カラム７１５内部のチャネル７１９によって第七空気路７０３と連結されている。ストッパ７１３は、リカバリータンク容器１４１に収容された液体、固体、ガスまたは流体化合物の一部の量に基づいて、開口部７１７に向かって上がるように構成されている。いくつかの実施形態において、ストッパ７１３は、リカバリータンク容器１４１に収容された化合物の深度または真空モータ１４３（図１）による第七空気路７０３を通じての空気の吸引のうち、１またはそれ以上に基づいて、開口部７１７または第七空気路７０３のうち、１またはそれ以上を実質的にシールするように構成されたその他の好適な構造を含む。

いくつかの実施形態において、ストッパ７１３は、コントローラー１４５（図１）によって検知可能な深度インジケータを含む。ストッパ７１３の深度インジケータは、ストッパ７１３が、第七空気路７０３を実質的にシールする位置にあるか、またはリカバリータンク容器１４１のボトムから一定の距離が離れているか、リカバリータンク容器１４１内に収容された化合物の深度を示しているかを感知するように、センサ、電気コンタクト、または、コントローラー１４５と連結されるように構成されたその他の好適なデバイスのうち、１またはそれ以上を含む。

いくつかの実施形態において、ボディ１０１のコントローラーは、ストッパ７１３が第七空気路７０３を実質的にシールする位置にある、または、ストッパ７１３がリカバリータンク容器１４１のボトムから一定距離離れた位置にある、という判断に基づいて、リカバリータンクが満タンであることを判定するように構成されている。いくつかの実施形態において、コントローラー１４５は、真空モータ１４３をＯＦＦにするか、または、リカバリータンク１０９が満タンであることを示すアラートを出力させるように構成されている。

いくつかの実施形態において、ストッパ７１３またはカラム７１５のうち、１またはそれ以上は、リカバリータンク容器１４１の底側のキャップ７２１によって取り外し可能である。第七空気路７０３は、キャップ７２１を通じている。キャップ７２１は、リカバリータンク１０９が第二タンク座部４１５（図４）に有る場合に、第七空気路７０３と第三空気路１１７の連結を容易にするように、第三空気路１１７の周りの凹んだ領域とかみ合うように構成されている。

リカバリータンク１０９は、リカバリータンク１０９上側の、リカバリータンク容器１４１の１またはそれ以上の側壁により区画されたドレン開口部を閉じるように構成されたドレンキャップ７２３を含む。

リカバリータンク１０９は、リカバリータンク容器１４１に取り付けられたハンドル７２５を含む。いくつかの実施形態において、ハンドル７２５は、リカバリータンク容器１４１と一体的に形成されている。

図８は、いくつかの実施形態による、カーペット洗浄ノズル８０１の側面図である。ノズル８０１は、ノズル１０３（図１）として使用可能である。ノズル８０１は、第四空気路１１９、第五空気路１２１、スキッド部分８０３、少なくとも１つのホイール８０５、ノズルフック８０７およびノズルロック機構８０９を含む。第四空気路１１９は、ノズル８０１内のチャネル８１１によって第五空気路１２１と連結されている。

ノズルロック機構８０９は、ロック凹部５０５（図５）に係合するように構成されている、可動フック８１３を含む。可動フック８１３は、ボディ１０１（図１）に取り付けられた時にノズル８０１を差し込む、ロックする、および、ロック解除するのを容易にするように、変形可能であるか、またはバネ荷重されているかのうち、１またはそれ以上である。ノズルロック機構８０９は、ノズル８０１のボディ１０１からのロック解除および取り外しを容易にするために可動フック８１３を変形または延ばされた位置から引っ込めるようにする、ノズル８０１上側のリリース部材を含む。

スキッド部分８０３および１またはそれ以上のホイール８０５は、カーペットが敷かれた面から流体および／または屑を第四空気路１１９から第五空気路１２１へ、および、リカバリータンク１０９（図１）へ吸い取るのを容易にするために、カーペットが敷かれた面に対するノズル８０１およびボディ１０１の動きを促進するように構成されている。

図９は、いくつかの実施形態による、ハード面ノズル９０１の側面図である。ノズル９０１は、ノズル１０３（図１）として使用可能である。ノズル９０１は、第四空気路１１９、第五空気路１２１、スキージ９０３、ノズルフック９０５およびノズルロック機構９０７を含む。いくつかの実施形態において、スキージ９０３は、スキージ９０３のベース部から、第四空気路１１９から離れる方向に延びる、複数の構造９０９を含む。第四空気路１１９は、ノズル８０１内のチャネル９１１によって、第五空気路１２１と連結されている。

ノズルロック機構９０７は、ロック凹部５０５（図５）と係合するように構成されている、可動フック９１３を含む。可動フック９１３は、ボディ１０１（図１）に取り付けられた時にノズル９０１を差し込む、ロックする、および、ロック解除するのを容易にするように、変形可能であるか、またはバネ荷重されているかのうち、１またはそれ以上である。ノズルロック機構９０９は、ノズル９０１のボディ１０１からのロック解除および取り外しを容易にするために可動フック９１３を変形または延ばされた位置から引っ込めるようにする、ノズル９０１上側のリリース部材を含む。

スキージ９０３および第四空気路１１９から離れるように延びる構造９０９は、ハード面から第四空気路１１９〜第五空気路１２１へ、およびリカバリータンク１０９（図１）への流体および／または屑のエキストラクションを容易にするために、装置１００が位置している場所の下に対応するハード面にある洗浄流体および／または屑を第四空気路１１９に向かって吸い込むまたはプッシュするのを促進するように構成されている。

図１０は、いくつかの実施形態による、アクセサリアタッチメント１００１の透視図である。アクセサリアタッチメント１００１は、アクセサリ結合器１００３、および、バキュームホース１００７およびバキュームホース１００７内部の流体ラインによってアクセサリ結合器１００３と連結されたブラシヘッド１００５を含む。いくつかの実施形態において、流体ラインは、バキュームホース１００７の外にある。アクセサリ結合器１００３は、第一空気路１１１（図５）および第二流体出口５０１（図５）に挿入されるように構成されている。アクセサリ結合器１００３は、第一空気路１１１および第二流体出口５０１とかみ合うようにそれぞれ構成されたアクセサリ空気路１００９、および、アクセサリ流体継手１０１１を含む。いくつかの実施形態において、アクセサリ結合器１００３は、プレス嵌めによって、第一空気路１１１および／または第二流体出口５０１に取り付けられるように構成されている。いくつかの実施形態において、アクセサリ結合器１００３は、アクセサリ結合器１００３をボディ１０１に着脱可能に取り付けするように構成された、アクセサリロック機構１０１３を含む。アクセサリロック機構１０１３は、対応する凹みまたは第一空気路１１１周りの、または近隣の側壁に係合するように構成されている可動フック１０１５を含む。可動フック１０１５は、ボディ１０１（図１）に取り付けられた時にアクセサリ結合器１００３を差し込む、ロックする、および、ロック解除するのを容易にするように、変形可能であるか、またはバネ荷重されているかのうち、１またはそれ以上である。アクセサリロック機構１０１３は、アクセサリアタッチメント１００１のボディ１０１からのロック解除および取り外しを容易にするために可動フック１０１５を変形または延ばされた位置から引っ込めるようにする、アクセサリ結合器１００３側壁に少なくとも１つのリリース部材を含む。

使用において、モード選択スイッチ３０１（図３）がアクセサリアタッチメント１００１使用に関連するモードに対応する位置にあり、アクセサリアタッチメント結合器１００３が第二流体出口５０１に連結されていたら、アクセサリアタッチメント１００１に流体が供給される。流体は、バキュームホース１００７内部または外部にある流体ラインに入れられる。ブラシヘッド１００５は、アクセサリトリガー１００９が作動し、および洗浄流体が流体ラインにあると、洗浄流体がブラシヘッド１００５のアクセサリ流体出口１０１９から吐出されることを引き起こすアクセサリトリガー１０１７と連結された流体リリースバルブを有する。

ブラシヘッド１００５は、ブラシ毛１０２１を含む。いくつかの実施形態において、ブラシ毛１０２１は、静置されている。いくつかの実施形態において、アクセサリアタッチメント１００１は、ブラシ毛１０２１を動かすように構成されたモータを含む。いくつかの実施形態において、アクセサリ結合器１００３は、ブラシヘッド１００５中のモータに電力を供給するためにオプション電気コンタクト５１１（図５）と連結するように構成されている、モータに電気的に接続されたアクセサリ電気コンタクトを含む。いくつかの実施形態において、ブラシ毛１０２１に加えて、またはその代わりにブラシヘッド１００５は、スピンブラシを含む。

図１１は、いくつかの実施形態による、コントロールシステム１１００の概略図である。コントロールシステム１１００は、装置１００（図１）に含まれる。コントロールシステム１１００において、コントローラー１４５は、流体ポンプ１３７、真空モータ１４３、オプションヘッドライト１４７、流体コントロールスイッチ１４９、アジテータモータ２０５、モード選択スイッチ３０１、１またはそれ以上のインジケータライト４０７、オプションアクセサリ電気コンタクト５１１、および、センサパッケージ１１０１と連結されている。

コントローラー１４５は、モード選択スイッチ３０１の位置に基づいて、真空モータ１４３をｏｎまたはｏｆｆするように構成されている。モード選択スイッチ３０１は、少なくとも２の位置のうちの１つにあるように構成されている。いくつかの実施形態において、モード選択スイッチ３０１は少なくとも３の位置のうちの１つにあるように構成されている。いくつかの実施形態において、装置１００は、モード選択スイッチ３０１と分離された電力スイッチを含む。いくつかの実施形態において、モード選択スイッチ３０１は、装置１００の運転モードを指定するスイッチに加えて、電力スイッチとして使用されるように構成されている。

コントローラー１４５は、モード選択スイッチ３０１の位置に基づいて、アジテータモータ２０５に電力を供給する、または、アジテータモータ２０５にインストラクションを出力するのうち、１またはそれ以上を行うように構成されている。いくつかの実施形態において、トリガー１３３（図１）が作動すると、コントローラー１４５が、アジテータモータ１４５がアジテータ２０３（図２）を動かすことを引き起こすように、アクチュエータ３１９（図３）は、コントローラー１４５と連結されている。

いくつかの実施形態において、コントローラー１４５は、モード選択スイッチ３０１の位置に基づいて、オプションアクセサリ電気コンタクト５１１に電力を供給するように構成されている。

いくつかの実施形態において、モード選択スイッチ３０１は、３つの位置のうちの１つにあるように構成されている。第一位置では、装置１００はｏｆｆにされている。第二位置では、真空モータ１４３は、ｏｎにされ、アジテータモータ２０５は、ｏｎされることができ、流体コントロールスイッチ１４９の位置に基づいて、流体ポンプ１３７が洗浄流体を第一流体出口２０１（図２）に供給することが引き起こされる。第三位置では、真空モータ１４３がｏｎにされ、アジテータモータ２０５はｏｆｆにされ、および、流体コントロールスイッチ１４９の位置に関わらず、流体ポンプ１３７が第二流体出口５０１に特定のレートで洗浄流体を供給することが引き起こされる。

いくつかの実施形態において、コントローラー１４５は、モード選択スイッチ３０１の位置およびハンドル１０５に含まれるトリガー１３３の作動に基づいて、第一流体継手４０１によって流体を洗浄流体タンク１０７（図１）から第一流体出口２０１に流すことを引き起こすように構成されている。トリガー１３３の作動に基づいて、モード選択スイッチが対応する位置にあると、コントローラー１４５は、流体ポンプ１３７が洗浄流体タンク１０７から洗浄流体を吸い込むことを引き起こすように構成されている。

いくつかの実施形態において、インジケータライト４０７は、コントローラー１４５と連結されたアジテータ状態インジケータを含む。アジテータモータ２０５は、コントローラー１４５と連結されたアジテータ動きセンサを含む。コントローラー１４５は、アジテータ動きセンサから受けとったデータに基づいて、アジテータ２０３が動いているかどうかを判断するように構成されている。いくつかの実施形態において、コントローラー１４５は、アジテータモータ２０５への電力供給をストップする、アジテータ２０３が動いていないという判断に基づいてアジテータ状態インジケータを作動させる、または真空モータ１４３への電力供給をストップする、のうち、１またはそれ以上を引き起こすように構成されている。

いくつかの実施形態において、インジケータライト４０７は、コントローラー１４５と連結された洗浄流体タンク状態インジケータを含む。コントローラー１４５は、センサ４１３（図４）から受けとったデータまたは洗浄流体タンク１０７内の第一流体継手４０１により洗浄流体を通る電気の伝導のうち、１またはそれ以上に基づいて、洗浄流体タンク１０７内の洗浄流体の量を判定するように構成されている。コントローラー１４５は、洗浄流体タンク１０７に含まれる洗浄流体の量に基づいてタンク状態インジケータを作動させるように構成されている。いくつかの実施形態において、洗浄流体タンク１０７中の洗浄流体の量が特定のしきい値より少ない場合、コントローラー１４５は、タンク状態インジケータライトをｏｎにするように構成されている。いくつかの実施形態において、洗浄流体タンク１０７中の洗浄流体の量が特定のしきい値より少ない場合、コントローラー１４５は、タンク状態インジケータライトをｏｆｆにするように構成されている。

いくつかの実施形態において、インジケータライト４０７は、コントローラー１４５と連結されたリカバリータンク状態インジケータを含む。コントローラー１４５は、ストッパ７１３（図７）に含まれるセンサから受けとったデータ、あるいは、詰まりまたはストッパ７１３が少なくとも実質的にシールされた第七空気路７０３（図７）を有するということを示す、真空モータ１４３が応力下にあるという判断に基づいて、リカバリータンク１０９中の流体および／または屑の量を判定するように構成されている。コントローラー１４５は、リカバリータンク１０９に含まれる流体および／または屑の量に基づいて、リカバリータンク状態インジケータを作動させるように構成されている。いくつかの実施形態において、リカバリータンク１０９に含まれる流体および／または屑の量が特定のしきい値より多い場合、コントローラー１４５は、タンク状態インジケータライトをＯＮするように構成されている。いくつかの実施形態において、リカバリータンク１０９に含まれる流体および／または屑の量が特定のしきい値より多い場合、コントローラー１４５は、タンク状態インジケータライトをＯＦＦするように構成されている。

インジケータライト４０７は、装置１００上に位置し、装置１００を操作するユーザが即座に、簡単に装置１００の問題や運転状況を認識できる。これによって、装置１００の操作におけるユーザの自信が増し、装置１００に洗浄流体を入れるべきか、空にすべきか、保守すべきか、またはその他の、インジケータライトによって誘導可能な好適な操作をすべきかを認識するにおいてユーザの自信が増す。

センサパッケージ１１０１は、センサ４１３、位置センサ、ＧＰＳ、ジャイロスコープ、または、コントローラー１４５が処理する、装置の位置または動きの方向を示すデータを集めるのに好適なその他のセンサのうち、１またはそれ以上を含む。

図１２は、いくつかの実施形態による、流体の流れシステム１２００を示す図である。流体の流れシステム１２００は、第一流体継手４０１、流体ポンプ１３７、第一流体出口２０１、および第二流体出口５０１を連結する、複数の流体流路１２０１ａ〜１２０１ｇを含む。

たとえば、流体流路１２０１ａ〜１２０１ｇは、第一流体継手４０１、３ウェイコネクタ１２０５、流体ポンプ１３７、第一流体出口２０１、第二流体出口５０１、およびチェックバルブ１２１５を連結させる。流体流路１２０１ａ〜１２０１ｇはそれぞれ、管、ホース、パイプ、ノズル、バルブ、流体結合器、またはそれを通じて流体が移動可能なその他の好適な路（パス）のうち、１またはそれ以上を含む。

流体ポンプ１３７は、コントローラー１４５（図１）と連結されている。使用において、流体ポンプ１３７は、洗浄流体を流体流路１２０１ｂから吸い込むようにする。流体流路１２０１ｂから吸い込まれた洗浄流体は、第一流体継手４０１、流体流路１２０１ａ、および３ウェイコネクタ１２０５によって、洗浄流体タンク１０７（図１）から直接吸い込まれた洗浄流体、または、洗浄流体タンク１０７から吸い込まれ、流体流路１２０１ｂ、１２０１ｃ、１２０１ｅ、１２０１ｆおよび１２０１ｇ、を循環し、そして３ウェイコネクタ１２０５によって受けた洗浄流体、のうち、１またはそれ以上を含む。

洗浄流体タンク１０７から吸い込まれた洗浄流体は、流体ポンプ１３７入口に吸い込まれ、流体ポンプ１３７出口から流体流路１２０１に排出される。

第一運転モードにおいて、コントローラー１４５は、流れコントロールスイッチ１４９の位置に基づいたレートで流体ポンプ１３７が流体を流体供給ライン１２０１ｃに供給させるように構成されている。第二運転モードにおいて、コントローラー１４５は、流れコントロールスイッチ１４９の位置に関わらないレートで、流体ポンプ１３７が流体を流体供給ライン１２０１ｃに供給させるように構成されている。

いくつかの実施形態において、流体の流れシステム１２００は、流体流路１２０１ｃおよび流体流路１２０１ｄおよび１２０１ｅの間の接合点に、オプション流体分流加減器１２７を含む。流体分流加減器１２１７が含まれている場合、流体分流加減器１２１７は、コントローラー１４５と連結され、第一運転モードでは、流体ポンプ１３７により排出された洗浄流体が第一流体出口２０１から吐出されるように、流体が流体流路１２０１ｄに流れるようにし、第二運転モードでは、流体ポンプ１３７により排出された洗浄流体が第二流体出口５０１に供給されるように、流体が流体流路１２０１ｅに流れるようにする。

いくつかの実施形態において、流体の流れシステム１２００は、コントローラー１４５と連結され、流体ポンプ１３７および第一流体出口２０１の間に位置される、オプション制御可能バルブ１２１９を含む。制御可能バルブ１２１９が含まれる場合、制御可能バルブ１２１９は、第一運転モードでは第一流体出口２０１に流体が供給され、第二運転モードでは、第一流体出口２０１への供給がカットされるように、流体ポンプ１３７により排出される流体を、流体供給ライン１２０１ｅに流すように、流体流路１２０１ｄを閉じたり閉めたりするように構成されている。

第二流体出口５０１の入口１２１３ａは、流体流路１２０１ｅと連結されている。第二流体出口５０１の流体システム出口１２１３ｂは、流体流路１２０１ｆと連結されている。使用において、第二流体出口５０１が外部アクセサリと連結していない場合、第二流体出口５０１は、洗浄流体が流体流路１２０１ｅから流体流路１２０１ｆに流れることを引き起こすように構成されている。第二流体出口５０１が外部アクセサリと連結されている場合、第二流体出口５０１は、洗浄流体が第二流体出口５０１から、第二流体出口５０１によってボディ１０１に連結されている、アクセサリアタッチメント結合器１００３（図１０）等のアクセサリアタッチメント結合器に流出するように構成されている。

チェックバルブ１２１５の入口は、流体流路１２０１ｆによって流体システム出口１２１３ｂと連結されている。チェックバルブ１２１５の出口は、流体流路１２０１ｇによって３ウェイコネクタ１２０５と連結されている。使用において、第二流体出口５０１がアクセサリアタッチメントに連結されておらず、流体分流加減器１２１７が流れを流体流路１２０１ｅに分岐させ、または制御可能バルブ１２１９が第一流体出口２０１への流体の流れをカットしている場合、流体ポンプ１３７により排出される洗浄流体は、流体流路１２０１ｆに流れ込むようにされている。流体流路１２０１ｆ内で圧力限界値を超えるまで圧力が溜まったら、チェックバルブ１２１５が開き、洗浄流体が流体流路１２０１ｇに流れる。

いくつかの実施形態において、第二流体出口５０１がアクセサリに連結されている場合、チェックバルブ１２１５は、第二流体出口５０１が、洗浄流体を第二流体出口５０１によって取り付けられたアクセサリ結合器に流すまで、圧力を流体流路１２０１ｆ内に溜めるように構成されている。取り付けられたアクセサリが、洗浄流体がアクセサリによって排出されない状態にあるとき、限界値圧力に達するまで圧力が継続して流体流路１２０１ｆに溜まる。限界値圧力に達すると、アクセサリ流体継手に取り付けられたアクセサリで、チェックバルブ１２１５が開き、洗浄流体が流体流路１２０１ｇに流れる。

３ウェイコネクタ１２０５は、流体流路１２０１ａおよび流体流路１２０１ｇから、洗浄流体を受けるように構成されている。いくつかの実施形態において、３ウェイコネクタは、流体流路１２０１ａ、流体流路１２０１ｇから受けとった流体、または、その混合物を流体流路１２０１ｂへと排出するように構成されている。いくつかの実施形態において、３ウェイコネクタ１２０５は、バルブである。いくつかの実施形態において、流体ポンプ１３７が、洗浄流体タンク１０７から直接吸い込まれた洗浄流体、洗浄流体タンク１０７から吸い込まれ、再循環された洗浄流体、またはそれらの組み合わせを受けとったとしても、流れを容易にするように、３ウェイコネクタは、たとえば、流体流路１２０１ｇにおける、流体ポンプ１３７により発生する圧力、または、流体流路１２０１ａにおける、洗浄流体タンク１０７内の洗浄流体の、３ウェイコネクタ１２０５に対する相対的な高さによって発生する圧力に依存している。

いくつかの実施形態において、チェックバルブ１２１５は、３ウェイコネクタ１２０５に含まれており、流体流路１２０１ｆおよび１２０１ｇは、第二流体出口５０１および３ウェイコネクタ１２０５の間に仲介コンポーネントを有することのない、継続的パスである。

いくつかの実施形態において、第二流体出口５０１は、取り付けられたアクセサリ結合器への流体の流れがチェックバルブ１２１５からの戻り圧力に依存しないように、アクセサリに連結された第二流体出口５０１に基づいて、流体分流加減器、バルブ、または、その他の好適な、入口１２１３ａからの流体の流れを第二流体出口５０１に向けるように構成された構造を含む。いくつかの実施形態において、流体ポンプ１３７は、少なくとも流体流路１２０１ｃ内の流体圧力が特定のしきい値より大きい場合に、ＯＦＦされるように構成されている。

いくつかの実施形態において、流体の流れシステム１２００は、再循環ループを含んでいない。いくつかの実施形態において、流体の流れシステム１２００は、流体流路１２０１ｂ、１２０１ｆおよび１２０１ｇ、３ウェイコネクタ１２０５、流体システム出口１２１３ｂおよびチェックバルブ１２１５を含まず、第一流体継手４０１は流体流路１２０１ａにより流体ポンプ１３７に接続されている。

図１３は、いくつかの実施形態による、方法１３００のフローチャートである。いくつかの実施形態において、方法１３００の１またはそれ以上の工程は、装置１００（図１）またはチップセット１４００（図１４）に含まれるプロセッサによって実行される。

工程１３０１において、コントローラーは、モード選択スイッチが第一運転位置、第二運転位置または第三運転位置にされることに基づいて、真空モータに電力を供給させる。

工程１３０３において、第一タンクに収容された流体が、スイッチが第二運転位置または第三運転位置にあることに基づいて、第一タンクから吸い込まれる。いくつかの実施形態において、インジケータライトは、第一タンクに収容された流体が特定の限界値より少ない場合にＯＮされる。

工程１３０５では、第一タンクから吸い込まれた流体が、流体の流れコントロールスイッチ位置および／またはモード選択スイッチ位置に対応するレートで流体ポンプによって排出される。

工程１３０７では、モード選択スイッチが第二位置にある場合、第一タンクから吸い込まれた流体が第一タンクと連結された第一流体出口から吐出される。いくつかの実施形態において、モード選択スイッチが第二位置にある場合、コントローラーと連結され、アジテータを動かすように構成されたアジテータモータが、作動される。いくつかの実施形態において、コントローラーは、モード選択スイッチが第二位置にあり、流体リリーストリガーが作動している場合、アジテータモータがアジテータを動かすことを引き起こす。いくつかの実施形態において、コントローラーは、アジテータモータがアジテータを動かすことができるか、たとえば、アジテータモータが作動し、モード選択スイッチが第二位置にある場合に、アジテータに詰まりが生じているか、を検知する。アジテータが、動くことができない場合、コントローラーは、モード選択スイッチが第二位置にある場合、アジテータモータ、真空モータ、または、第一タンクから流体を吸い込む流体ポンプのうち、１またはそれ以上を、不作動にする。いくつかの実施形態において、コントローラーは、アジテータモータがアジテータを動かすことができないという検知に基づいて、インジケータライトをＯＮにする。

工程１３０９では、モード選択スイッチが第三位置にある場合、第一タンクから吸い込まれた流体が第一タンクと連結された第二流体出口から吐出される。いくつかの実施形態において、第二流体出口は、アクセサリ結合器が第二流体出口に取り付けられていない限り、閉じられている。いくつかの実施形態において、流体継手が第二流体出口に取り付けられている、および／または、モード選択スイッチが第三位置にあるという判断に基づいて、第二流体出口に関連する電気コンタクトに電力が供給されている。

工程１３１１では、モード選択スイッチが第三位置にある場合、および、第二流体出口が閉じられている場合、第一タンクから吸い込まれた流体が、流体ポンプの第一タンク側に任意に再循環される。

工程１３１３では、真空モータが空気、屑、液体または流体の一部のうち、１またはそれ以上を第一タンクと分離された第二タンクに吸い込むことを引き起こす。

図１４は、実施形態が実施される、コンピューターまたはプロセッサに基づいたシステム１４００の機能ブロック図である。

プロセッサに基づいたシステム１４００は、装置１００等の流体エキストラクションシステムを本明細書中に説明されたように操作するようにプログラムされており、たとえば、バス１４０１、プロセッサ１４０３、およびメモリ１４０５のコンポーネントを含む。

いくつかの実施形態において、プロセッサに基づいたシステム１４００は、単一のｓｙｓｔｅｍ ｏｎ ａ ｃｈｉｐ”として実行される。プロセッサに基づいたシステム１４００、またはその一部は、液体エキストラクションシステム運転の１またはそれ以上の工程を実行する機構を構成する。

いくつかの実施形態において、プロセッサに基づいたシステム１４００は、プロセッサに基づいたシステム１４００のコンポーネント間で情報および／またはインストラクションを渡す、バス１４０１等の伝達機構を含む。プロセッサ１４０３は、たとえば、メモリ１４０５に格納された実行インストラクションおよび処理情報を得るために、バス１４０１に接続されている。いくつかの実施形態において、プロセッサ１４０３はまた、１またはそれ以上のデジタルシグナルプロセッサ（ＤＳＰ）、または１またはそれ以上のａｐｐｌｉｃａｔｉｏｎ−ｓｐｅｃｉｆｉｃ ｉｎｔｅｇａｔｅｄ ｃｉｒｃｕｉｔｓ （ＡＳＩＣ）等の、特定の処理機能およびタスクを実行する１またはそれ以上の特定コンポーネントを伴う。ＤＳＰは、典型的には、リアルワールド信号（たとえば、サウンド）をリアルタイムにプロセッサ１４０３から独立して、処理するように構成されている。これに類似して、ＡＳＩＣは、汎用プロセッサにより簡単に実行できない特定機能を実行するように構成可能である。本明細書中に説明された機能を実行するのを助けるその他の特定コンポーネントは、１またはそれ以上のｆｉｅｌｄ ｐｒｏｇｒａｍｍａｂｌｅ ｇａｔｅ ａｒｒａｙｓ（ＦＰＧＡ）、１またはそれ以上のコントローラー、または、１またはそれ以上の、その他の特定目的用コンピューターチップを任意に含む。

１またはそれ以上の実施形態において、プロセッサ（またはマルチプロセッサ）１４０３は、メモリ１４０５に格納された、液体エキストラクションシステム運転に関連するインストラクションのセットにより特定された情報により、運転を実行する。インストラクションの実行により、プロセッサが特定機能を実行する。

プロセッサ１４０３および備え付けのコンポーネントは、バス１４０１を通じてメモリ１４０５に接続されている。メモリ１４０５は、実行可能なインストラクションを格納する、ダイナミックメモリ（たとえば、ＲＡＭ、磁気ディスク、書き込み可能光ディスク、等）およびスタティックメモリ（たとえば、ＲＯＭ、ＣＤ−ＲＯＭ、等）のうち、１またはそれ以上を含み、実行されたとき、本明細書中に説明された工程を行い液体エキストラクションシステムを操作する。メモリ１４０５はまた、工程の実行に関連する、または工程の実行により発生したデータも格納する。

１またはそれ以上の実施形態において、ランダムアクセスメモリ（ＲＡＭ）またはその他のダイナミック記録デバイス等の、メモリ１４０５は、液体エキストラクションシステム運転のためのプロセッサインストラクションを含む情報を格納する。ダイナミックメモリは、そこに格納された情報をシステム１４００によって変更することを可能にする。ＲＡＭは、メモリアドレスと呼ばれる場所に格納された情報ユニットを、近隣アドレスの情報とは独立して格納および回収することを可能にする。メモリ１４０５はまた、プロセッサインストラクション実行中、臨時の値を格納するのに、プロセッサ１８０３にも使用される。多様な実施形態において、メモリ１４０５は、読み出し専用メモリ（ＲＯＭ）、または、バス１４０１に連結され、スタティック情報を格納する、その他のスタティック格納デバイスである。スタティック情報には、システム１４００によって変更されないインストラクションを含む。メモリは、電力を失ったとき、そこに格納された情報を失う揮発性メモリにより構成されることがある。いくつかの実施形態において、メモリ１４０５は、システム１４００がＯＦＦになったとき、または電力を失った時にでも残る、インストラクションを含む情報を格納する磁気ディスク、光ディスクまたはフラッシュカード等の、非揮発性（持続性）格納デバイスである。

本明細書中に使用される、“コンピューターで読み込み可能な媒体”という表現は、プロセッサ１４０３にインストラクション実行を含む情報を与えるのに寄与するいかなる媒体も意味する。そのような媒体は、以下を含む多くの形態をとるが、これらに限られない：コンピューター読み込み可能な格納媒体（たとえば、非揮発性媒体、揮発性媒体）。非揮発性媒体には、たとえば、光または磁気ディスクが含まれる。揮発性媒体は、たとえば、ダイナミックメモリを含む。コンピューター読み込み可能な媒体の一般的な形態は、たとえば、フロッピーディスク、フレキシブルディスク、ハードディスク、磁気テープ、その他磁気媒体、ＣＤ−ＲＯＭ、ＣＤＲＷ、ＤＶＤ、その他光媒体、パンチカード、ペーパーテープ、光マークシート、その他孔パターンまたはその他光認識可能な特徴を有する物理的媒体、ＲＡＭ、ＰＲＯＭ、ＥＰＲＯＭ、ＦＬＡＳＨ−ＥＰＲＯＭ、ＥＥＰＲＯＭ、フラッシュメモリ、その他メモリチップまたはカートリッジ、またはその他の、コンピューターが読み込み可能な媒体が含まれる。本明細書中に使用されたコンピューター読み込み可能な記録媒体という表現は、コンピューター読み込み可能な媒体を指す。

本明細書における１の態様は、ボディ、ノズル、ハンドル、第一タンク、第二タンク、真空モータ、流体ポンプおよびコントローラーを含む装置に関する。ボディは、ボディの前側、後側、上側、および、底側を区画する１またはそれ以上の側壁を含む。ボディはまた、第一流体出口、第一空気路、第一空気路と連結された第二空気路、および第三空気路を含む。ノズルは、ボディの前側に着脱可能に取り付けられている。ノズルは、ボディの底側に近接する第四空気路、および、ボディの上側に近接する第五空気路を含む。第五空気路は、第四空気路と連結されている。ノズルは、第一空気路および第五空気路が実質的に並ぶように、ボディに取り付けられている。ハンドルは、ボディに連結されている。ハンドルは、第一流体出口と連結された第一流体継手、ベース部分に連結されたシャフト、および、ベース部分と反対側の、シャフトの端部にあるグリップ部分を含む、ベース部分を含む。第一タンクは、ベース部分の上にある。第一タンクは、流体を収容するように構成された第一容器、および第一流体継手と連結された第二流体継手を含む。第二タンクは、ボディの上にある。第二タンクは、第一容器と分離された第二容器、第二空気路と連結された第六空気路、および、第三空気路と連結された第七空気路を含む。真空モータは、ハンドルのベース部分にある。真空モータは、第三空気路と連結された入口を有する。流体ポンプは、ボディの中にある。流体ポンプは、第一流体継手および第一流体出口と連結されている。コントローラーは、ボディの中にある。コントローラーは、真空モータおよび流体ポンプと連結されている。コントローラーは、流体ポンプを作動させて、第一タンクに含有される流体を第一流体出口に供給するように構成されている。コントローラーはまた、真空モータを作動させて、第一空気路を経由して、空気、屑、液体または流体の一部のうち、１またはそれ以上を第二タンクに吸い込むように構成されている。

本明細書におけるその他の態様は、ボディ、ノズル、ハンドル、第一タンク、第二タンク、真空モータ、流体ポンプおよびコントローラーを含む装置に関する。ボディは、ハウジング、第一流体出口、第一空気路、第一空気路と連結された第二空気路、および第三空気路を含む。ノズルは、ハウジングに着脱可能に取り付けられている。ノズルは、第四空気路および第五空気路を含む。第五空気路は、第四空気路と連結されている。ノズルは、第一空気路および第五空気路が実質的に並ぶように、ハウジングに取り付けられている。ハンドルは、ボディに連結されている。ハンドルは、第一流体出口と連結された第一流体継手、ベース部分に連結されたシャフト、および、ベース部分と反対側の、シャフトの端部にあるグリップ部分を含む、ベース部分を含む。第一タンクは、ベース部分の上にある。第一タンクは、流体を収容するように構成された第一容器、および第一流体継手と連結された第二流体継手を含む。第二タンクは、ボディの上にある。第二タンクは、第一容器と分離された第二容器を含む。第二タンクはまた、第二空気路と連結された第六空気路、および、第三空気路と連結された第七空気路を含む。真空モータは、第三空気路と連結された入口を有する。流体ポンプは、第一流体継手および第一流体出口と連結されている。コントローラーは、真空モータおよび流体ポンプと連結されている。コントローラーは、流体ポンプを作動させて、第一タンクに含有される流体を第一流体出口に供給するように構成されている。コントローラーはまた、真空モータを作動させて、第一空気路を経由して、空気、屑、液体または流体の一部のうち、１またはそれ以上を第二タンクに吸い込むように構成されている。第二タンクは、第六空気路から第二タンクの第二容器内部に延びる、空気導管を含む。空気導管は第一流路を含み、第一流路は、それぞれ第二タンクの第二容器内部と第六空気路を連結する、第二流路および第三流路に枝分かれする。

本明細書におけるさらに別の態様は、ボディ、ノズル、ハンドル、第一タンク、第二タンク、真空モータ、流体ポンプおよびコントローラーを含む装置に関する。ボディは、ハウジング、第一流体出口、第一空気路、第一空気路と連結された第二空気路、および第三空気路を含む。ノズルは、ハウジングに着脱可能に取り付けられている。ノズルは、第四空気路および第五空気路を含む。第五空気路は、第四空気路と連結されている。ノズルは、第一空気路および第五空気路が実質的に並ぶように、ハウジングに取り付けられている。ハンドルは、ボディに連結されている。ハンドルは、第一流体出口と連結された第一流体継手、ベース部分に連結されたシャフト、および、ベース部分と反対側の、シャフトの端部のグリップ部分を含む、ベース部分を含む。第一タンクは、ベース部分の上にある。第一タンクは、流体を収容するように構成された第一容器、および第一流体継手と連結された第二流体継手を含む。第二タンクは、ボディの上にある。第二タンクは、第一容器と分離された第二容器、第二空気路と連結された第六空気路、および、第三空気路と連結された第七空気路を含む。真空モータは、第三空気路と連結された入口を有する。流体ポンプは、第一流体継手および第一流体出口と連結されている。コントローラーは、真空モータおよび流体ポンプと連結されている。コントローラーは、流体ポンプを作動させて、第一タンクに含有される流体を第一流体出口に供給し、真空モータを作動させて、第一空気路を経由して、空気、屑、液体または流体の一部のうち、１またはそれ以上を第二タンクに吸い込むように構成されている。装置はまた、アジテータおよびコントローラーと連結されたアジテータモータを含む。アジテータモータは、コントローラーから受けとったインストラクションに基づいて、アジテータを動かすように構成されている。装置はさらに、コントローラーと連結されたモード選択スイッチを含む。モード選択スイッチが第一位置にあり、電力がコントローラーに供給されている場合、コントローラーは、アジテータを動かし、流体の流れを流体コントロールスイッチの位置に基づかせるように構成されている。モード選択スイッチが第二位置にあり、電力がコントローラーに供給されている場合、コントローラーは、アジテータを静置させて、流体コントロールスイッチの位置にかかわらず、特定のレートで流体を第二流体出口に供給するように構成されている。

上記では、当業者が本開示の態様をより良く理解するように、いくつかの実施形態の特徴を説明している。当業者は、本開示を設計のベースに使用するか、または同じ目的および／またはここに紹介された実施形態と同じ利点を達成するのに、その他のプロセスを変更できる。当業者はまた、そのような同等の構造は、本開示の精神および範囲から逸脱しないものであり、本開示の精神および範囲から逸脱しないで多様な変更、代替、および改造が可能であるということを認識すべきである。上述の説明、および請求項では、いくつかの実施形態の特徴が特定の組み合わせで表現されているが、実施形態について説明された特徴または工程は、どのような組み合わせまたは順番にもアレンジすることができる。

Claims (17)

1. ボディと、ノズルと、ハンドルと、第一タンクと、第二タンクと、真空モータと、流体ポンプと、管と、ブリッジと、コントローラーとを含み、
   前記ボディは、
   前記ボディの前側、後側、上側、および、底側を区画する１またはそれ以上の側壁；
   第一流体出口；
   第一空気路；
   第一空気路と連結された第二空気路；および、
   第三空気路を含み；
   前記ノズルは、前記ボディの前記前側に着脱可能に取り付けられ、前記ノズルは、前記ボディの底側に近接する第四空気路、および、前記ボディの前記上側に近接する第五空気路を含み、前記第五空気路は、前記第四空気路と連結され、前記ノズルは、前記第一空気路および前記第五空気路が実質的に並んでいるように前記ボディに取り付けられ；
   前記ハンドルは、前記ボディに連結され、
   ハウジング、および、前記第一流体出口と連結された第一流体継手を含むベース部分；
   前記ベース部分の前記ハウジングと連結されたシャフト；および、
   前記ベース部分と反対側の、前記シャフトの端部にあるグリップ部分を含み；
   前記第一タンクは、前記ベース部分の前記ハウジングの上にあり：
   流体を収容するように構成された第一容器；および
   前記第一流体継手と連結された第二流体継手、を含み；
   前記第二タンクは、前記ボディの上にあり：
   前記第一容器と分離された第二容器；
   前記第二空気路と連結された第六空気路；および
   前記第三空気路と連結された第七空気路、を含み；
   前記真空モータは、前記ハンドルの前記ベース部分の前記ハウジングにあり、前記真空モータは、前記第三空気路と連結された入口を有し；
   前記流体ポンプは、前記ボディにあり、前記第一流体継手および前記第一流体出口と連結され；
   前記管は、前記第一流体継手を前記流体ポンプに連結し；
   前記ブリッジは、前記ボディ内にあり；
   前記コントローラーは、前記ボディにあり、前記コントローラーは、前記真空モータおよび前記流体ポンプと連結され、前記流体ポンプを作動させて前記第一タンクに含有される流体を前記第一流体出口に供給し、前記真空モータを作動させて、前記第一空気路を経由して、空気、屑、液体または流体の一部のうち、１またはそれ以上を前記第二タンクに吸い込むように構成され、
   前記ベース部分は、前記ボディに対し第一軸の周りを前記ハンドルが回転し、また、前記第一軸に実質的に直交する第二軸の周りを前記ハンドルが回転するように構成されるように、ジョイントによって前記ボディに枢軸的に連結され、
   前記管は、前記ジョイントを通じて、第一流体継手から前記流体ポンプまで、前記ボディ内ブリッジの周りに延び、
   前記ブリッジは、最低半径を維持するように構成されており、前記ハンドルの位置に関わらず、前記流体ポンプと前記第一流体継手の間を最低半径で管が湾曲することを特徴とする、装置。
   
2. 複数の選択可能位置のうちの１つをとれるように構成された流体コントロールスイッチをさらに含み、
   前記コントローラーは、前記流体コントロールスイッチの位置に基づいたレートで前記第一タンクに含有される前記流体を第一流体出口に供給させるように構成されている、請求項１に記載の装置。
   
3. 前記第一流体継手と連結された第二流体出口をさらに含み、
   前記第一空気路および前記第二流体出口は、アクセサリ流体継手およびアクセサリコネクタ空気路を含むアクセサリコネクタとかみ合うように構成されている、請求項２に記載の装置。
   
4. 前記ノズルが前記ボディから取り外されている場合に、前記第二流体出口が露出するように、前記第二流体出口が前記ボディの前記前側に位置している、請求項３に記載の装置。
   
5. アジテータ；
   前記コントローラーと連結されたアジテータモータであり、前記コントローラーから受けとったインストラクションに基づいて、前記アジテータを動かすように構成された、前記アジテータモータ；および
   前記コントローラーと連結されたモード選択スイッチ、をさらに含み、
   
   前記モード選択スイッチが第一位置にあり、前記コントローラーに電力が供給されている場合、前記コントローラーは、前記アジテータを動かして、前記流体コントロールスイッチの位置に基づく流体の流れを引き起こすように構成されており、
   前記モード選択スイッチが第二位置にあり、前記コントローラーに電力が供給されている場合、前記コントローラーは、前記アジテータを静置させ、前記流体コントロールスイッチの位置に関わらず、特定のレートで流体を前記第二流体出口に供給させるように構成されている、請求項３に記載の装置。
   
6. 前記アジテータが詰まっているという判断に基づいて、前記コントローラーが、前記真空モータを止めるように構成されていることを特徴とする、請求項５に記載の装置。
   
7. トリガー；
   前記トリガーから前記ハンドルの前記ベース部分まで延びる前記シャフト内の機械的リンケージ；および
   前記流体ポンプと連結されたアクチュエータ、をさらに含み、
   前記機械的リンケージは、前記トリガーの作動に基づいて、前記アクチュエータに接触するように構成されており、前記流体ポンプは、前記トリガーの作動および前記機械的リンケージと前記アクチュエータの接触に基づいて、流体を前記第一流体出口に供給させるように構成されていることを特徴とする、請求項１に記載の装置。
   
8. 前記第二タンクは、前記第六空気路から前記第二タンクの前記第二容器の内部に延びる、空気導管を含み、前記空気導管は、
   第二流路と、第三流路とに枝分かれする第一流路を含み、前記第二流路と前記第三流路とは、それぞれ前記第二タンクの前記第二容器内部と前記第六空気路とを連結することを特徴とする、請求項１に記載の装置。
   
9. 前記ノズルは、前記第四空気路に隣接したスキッド部分、および、前記スキッド部分と反対の、前記ノズルの側にある少なくとも１つのホイールを含み、前記第四空気路は、前記スキッド部分および前記少なくとも１つのホイールの間にあることを特徴とする、請求項１に記載の装置。
   
10. 前記ノズルが、前記第四空気路を囲むスキージを含み、前記ノズルは、前記スキージのベースから、前記第四空気路から離れる方向に延びる複数の構造を有することを特徴とする、請求項１に記載の装置。
    
11. 前記ノズルが、第一ノズル、または、個々に前記ボディ取り付けられるように構成された前記ノズルのセットに含まれる第二ノズルのうちの１つであり、
    前記第一ノズルは、前記第四空気路に隣接したスキッド部分、および、前記スキッド部分と反対の、前記ノズルの側にある少なくとも１つのホイールを含み、前記第四空気路は、前記スキッド部分および前記少なくとも１つのホイールの間にあり、
    前記第二ノズルは、前記第四空気路を囲むスキージを含み、前記第二ノズルは、スキージのベースから、前記第四空気路から離れる方向に延びる複数の構造を有する、請求項１に記載の装置。
    
12. 前記第一タンクの前記容器内に収容された流体の量に基づいて浮くように構成された、前記第一タンクの前記容器内のマグネット；および
    前記ハンドルの前記ベース部分内の、前記マグネットに関連する磁界に基づいて、前記マグネットとセンサの間の距離を検知するように構成された前記センサ、をさらに含み、
    前記コントローラーは、前記第一タンクの前記容器内に収容された流体の量が特定の量を下回ることに基づいてアラートを出力するように構成されていることを特徴とする、請求項１に記載の装置。
    
13. 前記コントローラーと連結され、前記ボディの外部にあるライトをさらに含み、
    前記アラートは、前記第一タンクの前記容器内に収容された流体の量が特定の量を下回るという判断に基づいてライトをＯＮにすることを含むことを特徴とする請求項１１の装置。
    
14. 前記真空モータの前記入口は、ホースによって、前記第三空気路と連結され、前記第一流体継手は、ホース内の管によって、前記第一流体出口と連結されていることを特徴とする、請求項１の装置。
    
15. 前記第一空気路および前記第二空気路は、前記ボディの１またはそれ以上の側壁に着脱可能に取り付けられた結合器の端部にあることを特徴とする、請求項１に記載の装置。
    
16. ボディと、ノズルと、ハンドルと、第一タンクと、第二タンクと、真空モータと、流体ポンプと、管と、ブリッジと、コントローラーとを含み、：
    前記ボディは、
    ハウジング；
    第一流体出口；
    第一空気路；
    第一空気路と連結された第二空気路；および
    第三空気路を含み；
    前記ノズルは、前記ハウジングに着脱可能に取り付けられ、前記ノズルは、第四空気路および第五空気路を含み、前記第五空気路は、前記第四空気路と連結され、前記ノズルは、前記第一空気路および前記第五空気路が実質的に並んでいるように、前記ハウジングに取り付けられ；
    前記ハンドルは、前記ボディと連結され：
    前記第一流体出口と連結された第一流体継手を含むベース部分；
    前記ベース部分と連結されたシャフト；および
    前記ベース部分と反対側の、前記シャフトの端部にあるグリップ部分を含み；
    前記第一タンクは、前記ベース部分の上にあり：
    流体を収容するように構成された第一容器；および
    前記第一流体継手と連結された第二流体継手を含み；
    前記第二タンクは、前記ボディの上にあり：
    前記第一容器と分離された第二容器；
    前記第二空気路と連結された第六空気路；および
    前記第三空気路と連結された第七空気路を含み；
    前記真空モータは、前記ハンドルの前記ベース部分内のキャビティにあり、前記真空モータは、前記第三空気路と連結された入口を有し；
    前記管は、前記第一流体継手を前記流体ポンプに連結し；
    前記ブリッジは、前記ボディ内にあり；
    前記流体ポンプは、前記第一流体継手および前記第一流体出口と連結され；
    前記コントローラーは、前記真空モータおよび前記流体ポンプと連結され、前記コントローラーは、前記流体ポンプを作動させて前記第一タンクに含有される流体を前記第一流体出口に供給し、前記真空モータを作動させて、前記第一空気路を経由して、空気、屑、液体または流体の一部のうち、１またはそれ以上を前記第二タンクに吸い込むように構成され、
    前記第二タンクは、前記第六空気路から前記第二タンクの前記第二容器の内部へと延びる空気導管を含み、前記空気導管は、第二流路と第三流路とに枝分かれする、第一流路を含み、前記第二流路と前記第三流路とは、それぞれ前記第二タンクの第二容器内部と前記第六空気路を連結し、する
    前記ベース部分は、前記ボディに対し第一軸の周りを前記ハンドルが回転し、また、前記第一軸に実質的に直交する第二軸の周りを前記ハンドルが回転するように構成されるように、ジョイントによって前記ボディに枢軸的に連結され、
    前記管は、前記ジョイントを通じて、第一流体継手から前記流体ポンプまで、前記ボディ内ブリッジの周りに延び、
    前記ブリッジは、最低半径を維持するように構成されており、前記ハンドルの位置に関わらず、前記流体ポンプと前記第一流体継手の間を最低半径で管が湾曲する
    ことを特徴とする、装置。
    
17. ボディと、ノズルと、ハンドルと、第一タンクと、第二タンクと、真空モータと、流体ポンプと、管と、ブリッジと、コントローラーと、アジテータと、アジテータモータと、モード選択スイッチと、を含み、
    前記ボディは：
    ハウジング；
    第一流体出口；
    第一空気路；
    第一空気路と連結された第二空気路；および
    第三空気路を含み；
    前記ノズルは、前記ハウジングに着脱可能に取り付けられ、前記ノズルは、第四空気路および第五空気路を含み、前記第五空気路は、前記第四空気路と連結され、前記ノズルは、前記第一空気路および前記第五空気路が実質的に並んでいるように前記ハウジングに取り付けられ；
    前記ハンドルは、前記ボディと連結され：
    前記第一流体出口と連結された第一流体継手を含むベース部分；
    前記ベース部分と連結されたシャフト；および
    前記ベース部分と反対側の、前記シャフトの端部にあるグリップ部分を含み；
    前記第一タンクは、前記ベース部分の上にあり：
    流体を収容するように構成された第一容器；および
    前記第一流体継手と連結された第二流体継手を含み；
    前記第二タンクは、前記ボディの上にあり：
    前記第一容器と分離された第二容器；
    前記第二空気路と連結された第六空気路；および
    前記第三空気路と連結された第七空気路を含み；
    前記真空モータは、前記ハンドルの前記ベース部分内のキャビティにあり、前記真空モータは、前記第三空気路と連結された入口を有し；
    前記流体ポンプは、前記第一流体継手および前記第一流体出口と連結され；
    前記管は、前記第一流体継手を前記流体ポンプに連結し；
    前記ブリッジは、前記ボディ内にあり；
    前記コントローラーは、前記真空モータおよび前記流体ポンプと連結され、前記コントローラーは、前記流体ポンプを作動させて前記第一タンクに含有される流体を前記第一流体出口に供給し、前記真空モータを作動させて、前記第一空気路を経由して、空気、屑、液体または流体の一部のうち、１またはそれ以上を前記第二タンクに吸い込むように構成され；
    前記アジテータモータは、前記コントローラーと連結され、前記コントローラーから受けとったインストラクションに基づいて、前記アジテータを動かすように構成され；
    前記モード選択スイッチは、前記コントローラーと連結され：
    前記ベース部分は、前記ボディに対し第一軸の周りを前記ハンドルが回転し、また、前記第一軸に実質的に直交する第二軸の周りを前記ハンドルが回転するように構成されるように、ジョイントによって前記ボディに枢軸的に連結され、
    前記管は、前記ジョイントを通じて、第一流体継手から前記流体ポンプまで、前記ボディ内ブリッジの周りに延び、
    前記ブリッジは、最低半径を維持するように構成されており、前記ハンドルの位置に関わらず、前記流体ポンプと前記第一流体継手の間を最低半径で管が湾曲し、
    前記モード選択スイッチが第一位置にあり、前記コントローラーに電力が供給されている場合、前記コントローラーは、前記アジテータを動かして、前記流体コントロールスイッチの位置に基づく流体の流れを引き起こすように構成されており、
    前記モード選択スイッチが第二位置にあり、前記コントローラーに電力が供給されている場合、前記コントローラーは、前記アジテータを静置させ、前記流体コントロールスイッチの位置に関わらず、特定のレートで流体を前記第二流体出口に供給させるように構成されていることを特徴とする、装置。

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