JP6787524B2 - ヒートポンプ装置 - Google Patents

ヒートポンプ装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6787524B2
JP6787524B2 JP2020504557A JP2020504557A JP6787524B2 JP 6787524 B2 JP6787524 B2 JP 6787524B2 JP 2020504557 A JP2020504557 A JP 2020504557A JP 2020504557 A JP2020504557 A JP 2020504557A JP 6787524 B2 JP6787524 B2 JP 6787524B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
temperature
drain port
heat
heat pump
compressor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2020504557A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2019171499A1 (ja
Inventor
貴紘 田中
貴紘 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Publication of JPWO2019171499A1 publication Critical patent/JPWO2019171499A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6787524B2 publication Critical patent/JP6787524B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24DDOMESTIC- OR SPACE-HEATING SYSTEMS, e.g. CENTRAL HEATING SYSTEMS; DOMESTIC HOT-WATER SUPPLY SYSTEMS; ELEMENTS OR COMPONENTS THEREFOR
    • F24D19/00Details
    • F24D19/08Arrangements for drainage, venting or aerating
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24HFLUID HEATERS, e.g. WATER OR AIR HEATERS, HAVING HEAT-GENERATING MEANS, e.g. HEAT PUMPS, IN GENERAL
    • F24H4/00Fluid heaters characterised by the use of heat pumps
    • F24H4/02Water heaters
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B1/00Compression machines, plants or systems with non-reversible cycle

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Heat-Pump Type And Storage Water Heaters (AREA)

Description

本発明は、ヒートポンプ装置に関する。
ヒートポンプ装置により加熱された湯を水回路を介して貯湯タンクに貯え、必要時に貯湯タンクから湯を供給するヒートポンプ式給湯装置が広く用いられている。例えば別荘で使用されるヒートポンプ式給湯装置のように、使用が長期間休止される場合があるものにおいては、水回路内の水の凍結膨張による機器の破損を防止するために、使用休止の前に水回路内の水を抜き取る操作が必要になる。
下記特許文献1に開示されたヒートポンプ装置では、水を加熱する熱交換器の入口側の水流路と出口側の水流路とのそれぞれに水抜き栓を設け、その二つの水抜き栓の間に高低差を有するように構成されている。
日本特開2004−286261号公報
ヒートポンプ装置の内部の水流路は、複雑に入り組んでいるため、水が排出されにくい部分がある。上記従来の技術では、ヒートポンプ装置内の水を完全に排出することが困難である。このため、ヒートポンプ装置内に残った水の凍結による機器の破損を確実に防止することが困難である。ヒートポンプ装置内の水を完全に排出するには、使用者が自転車用空気入れ等を使って強制的に水回路内の水を排出させる作業が必要になる場合があり、水抜き操作が煩わしい。水抜き操作を誤ると、機器の故障、あるいは水回路内への異物混入などを引き起こす可能性がある。
本発明は、熱媒体を確実に排出する操作を簡単に行うことのできるヒートポンプ装置を提供することを目的とする。
本発明のヒートポンプ装置は、冷媒を圧縮する圧縮機と、熱媒体と、圧縮機により圧縮された冷媒との間で熱を交換する熱交換器と、熱交換器の熱媒体の入口に通じる通路に設けられた第一ドレンポートと、熱交換器の熱媒体の出口に通じる通路に設けられた第二ドレンポートと、圧縮機を制御する制御手段とを備え、第一ドレンポート及び第二ドレンポートを開いて熱媒体を排出するときに、制御手段は、圧縮された冷媒を熱交換器に流入させるように圧縮機を動作させる運転である排出運転を実施可能であるものである。
本発明によれば、熱媒体を確実に排出する操作を簡単に行うことが可能となる。
実施の形態1によるヒートポンプ装置を備えたヒートポンプ式給湯装置である。 図1に示すヒートポンプ式給湯装置が備えるヒートポンプユニットを示す分解斜視図である。 実施の形態1における排出モードのときの処理を示すフローチャートである。 実施の形態2によるヒートポンプ装置を備えたヒートポンプ式給湯装置を示す図である。 実施の形態2における排出モードのときの処理を示すフローチャートである。
以下、図面を参照して実施の形態について説明する。各図において共通または対応する要素には、同一の符号を付して、重複する説明を簡略化または省略する。本開示は、以下の各実施の形態で説明する構成のうち、組み合わせ可能な構成のあらゆる組み合わせを含み得る。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1によるヒートポンプ装置を備えたヒートポンプ式給湯装置を示す図である。図1に示すように、本実施の形態のヒートポンプ式給湯装置は、ヒートポンプユニット100と、タンクユニット200と、リモコン18とを備えている。ヒートポンプユニット100は、室外に配置される。タンクユニット200は、室外に配置されてもよいし、室内に配置されてもよい。ヒートポンプユニット100とタンクユニット200との間は、熱媒体回路としての水回路201の一部を構成する配管と、電気ケーブルとを介して接続されている。
ヒートポンプユニット100は、冷媒回路101、ファンモータ5、プロペラファン6、及び制御装置19を備える。冷媒回路101は、圧縮機1と、熱交換器2と、減圧装置3と、蒸発器4と、これらを環状に接続する冷媒配管15とを備える。圧縮機1は、冷媒を圧縮する。冷媒は、例えば、二酸化炭素、アンモニア、プロパン、イソブタン、HFCなどのフロン、HFO−1123、HFO−1234yfのいずれかでもよい。
熱交換器2は、液状の熱媒体が流れる熱媒体流路2aと、冷媒が流れる冷媒流路2bとを有する。熱交換器2は、熱媒体流路2aを流れる熱媒体と、冷媒流路2bを流れる冷媒との間で熱を交換させる。熱交換器2にて、熱媒体と、圧縮機1により圧縮された高温の冷媒との間で熱を交換することにより、熱媒体を加熱することができる。本実施の形態では、熱媒体として水を用いる場合を例に説明する。
減圧装置3は、熱交換器2を通過した高圧冷媒を膨張させて減圧する。減圧装置3は、開度を調製可能な膨張弁でもよい。蒸発器4は、外気と、減圧装置3を通過した低圧冷媒との間で熱を交換することにより低圧冷媒を蒸発させる。ファンモータ5は、プロペラファン6を駆動する。プロペラファン6は、外気を蒸発器4へ送風する。制御装置19は、ヒートポンプユニット100が備える各アクチュエータ及び各センサと電気的に接続されている。制御装置19は、圧縮機1、減圧装置3、及びファンモータ5の動作を制御することによりヒートポンプユニット100の運転を制御する。
ヒートポンプユニット100は、水通路13c、水通路14a、接続口31a、及び接続口31bを備える。接続口31a及び接続口31bには、タンクユニット200との間をつなぐ外部配管が接続される。接続口31aは、水通路13cを介して熱媒体流路2aの入口に連通する。水通路13c及び接続口31aは、熱媒体流路2aの入口に通じる通路に相当する。接続口31bは、水通路14aを介して熱媒体流路2aの出口に連通する。水通路14a及び接続口31bは、熱媒体流路2aの出口に通じる通路に相当する。
タンクユニット200は、蓄熱槽としての貯湯タンク7と、水回路201の水を循環させるための循環ポンプ8と、制御装置20とを備える。貯湯タンク7は、熱交換器2により加熱されることによって生成した高温水を貯留する。貯湯タンク7内には、温度の違いによる水の密度の差により、上側が高温で下側が低温となる温度成層を形成可能である。水通路13aは、貯湯タンク7の下部と、循環ポンプ8の吸入口との間をつなぐ。水通路13bは、循環ポンプ8の吐出口と、接続口31aとの間をつなぐ。水通路13bを構成する外部配管が接続口31aに接続されている。水通路14bは、接続口31bと、貯湯タンク7の上部との間をつなぐ。水通路14bを構成する外部配管が接続口31bに接続されている。本実施の形態では、上述した熱媒体流路2aと、貯湯タンク7と、水通路13a,13b,13c,14a,14bと、接続口31a,31bとにより水回路201が形成されている。
図示を省略するが、タンクユニット200は、例えば、水源から供給される低温水を貯湯タンク7の下部に流入させるための給水管、貯湯タンク7の上部から湯を取り出すための給湯管、給湯温度を調整するための混合弁、水源から供給される低温水と貯湯タンク7から取り出された湯との間で熱を交換する熱交換器、温度センサ、流量センサなどの機器をさらに備えている。制御装置20は、タンクユニット200が備える各アクチュエータ及び各センサと電気的に接続されている。制御装置20は、循環ポンプ8を含むタンクユニット200の各アクチュエータの動作を制御する。制御装置19と制御装置20とは、相互に通信可能に接続されている。
ヒートポンプユニット100は、入口温度センサ21、出口温度センサ22、吐出冷媒温度センサ23、蒸発温度センサ24、及び外気温度センサ25を備える。入口温度センサ21は、水通路13cに取り付けられている。以下の説明では、熱媒体流路2aの入口における流体の温度を「入口温度」と称する。入口温度は、入口温度センサ21により検出される。出口温度センサ22は、水通路14aに取り付けられている。以下の説明では、熱媒体流路2aの出口における流体の温度を「出口温度」と称する。出口温度は、出口温度センサ22により検出される。吐出冷媒温度センサ23は、圧縮機1と熱交換器2との間の冷媒配管15に取り付けられている。以下の説明では、圧縮機1から吐出される冷媒の温度を「吐出冷媒温度」と称する。吐出冷媒温度センサ23は、吐出冷媒温度を検出する。蒸発温度センサ24は、蒸発器4の配管温度を検出する。外気温度センサ25は、外気温度を検出する。外気温度センサ25は、ヒートポンプユニット100の外部に露出する部分、または外気に触れる部分に配置されている。
ヒートポンプユニット100は、第一ドレンポート32a及び第二ドレンポート32bを備える。図示の例では、第一ドレンポート32aが接続口31aと一体的に形成されており、第二ドレンポート32bが接続口31bと一体的に形成されている。図示の例に代えて、例えば、水通路13cの途中から分岐した通路の末端に第一ドレンポート32aを設置してもよいし、水通路14aの途中から分岐した通路の末端に第二ドレンポート32bを設置してもよい。ヒートポンプ式給湯装置が使用されるときには第一ドレンポート32a及び第二ドレンポート32bが閉じられている。第一ドレンポート32a及び第二ドレンポート32bは、手動で開くことができるように構成されている。第一ドレンポート32aを開くと、熱媒体流路2aの入口に通じる通路が外部空間に連通する。第二ドレンポート32bを開くと、熱媒体流路2aの出口に通じる通路が外部空間に連通する。第一ドレンポート32a及び第二ドレンポート32bの各々は、例えば、取り外し可能なねじ込み式のプラグによって閉じられていてもよい。または、第一ドレンポート32a及び第二ドレンポート32bの各々は、手で回転させることのできるバルブを備え、当該バルブを回転させることによって第一ドレンポート32a及び第二ドレンポート32bが開くように構成されていてもよい。
制御装置19は、入口温度センサ21、出口温度センサ22、吐出冷媒温度センサ23、蒸発温度センサ24、及び外気温度センサ25からの信号を受信し、これらの信号に基づいて、圧縮機1の回転速度と、減圧装置3の開度と、ファンモータ5の回転速度とを制御することができる。また、制御装置19は、制御装置20を介して循環ポンプ8の回転速度を制御してもよい。制御装置19は、例えば、インバータ制御により、圧縮機1のモータの運転周波数を調整することによって圧縮機1の回転速度を制御できる。
制御装置19とリモコン18との間は、有線通信または無線通信により、双方向に通信可能である。制御装置19とリモコン18とがネットワークを介して通信可能でもよい。制御装置19とリモコン18とが制御装置20を介して通信してもよい。リモコン18は、ユーザーインターフェースの例である。リモコン18は、使用者が操作する操作部と、情報を表示するディスプレイ18aとを有する。リモコン18は、操作部及びディスプレイ18aの両方の機能を有するタッチスクリーンを備えてもよい。使用者は、リモコン18を操作することで、ヒートポンプ式給湯装置を遠隔操作し、各種の設定などを行うことが可能である。リモコン18のディスプレイ18aは、使用者に情報を報知する報知手段としての機能を有する。本実施の形態におけるリモコン18は、ディスプレイ18aを報知手段として備えるが、変形例として、例えば音声案内装置のような他の報知手段を備えてもよい。
本実施の形態において、リモコン18は、例えば台所、リビング、浴室などの壁に設置されたものでもよい。または、例えばスマートフォンのような携帯情報端末がリモコン18のようなユーザーインターフェースとしての機能を有するように構成してもよい。複数のリモコン18が制御装置19に対して通信可能でもよい。
後述するように、制御装置19及び制御装置20は、リモコン18からの信号などに応じて、蓄熱運転及び排出運転を実施可能である。
図2は、図1に示すヒートポンプ式給湯装置が備えるヒートポンプユニット100を示す分解斜視図である。図2に示すように、ヒートポンプユニット100は、底部を形成するベース12を備える。ベース12の上に圧縮機1が設置されている。ヒートポンプユニット100の内部に隔壁10が設置されている。隔壁10は、ヒートポンプユニット100の内部空間を、圧縮機1及び電気品箱11などが配置される機械室と、プロペラファン6及び収納室9などが配置される送風機室とに隔てる。送風機室内の下部に配置された収納室9の内部に熱交換器2が収納されている。収納室9の上にプロペラファン6が配置されている。電気品箱11は、機械室内の上部に配置されている。電気品箱11は、制御装置19などの電気品を収納する。
蒸発器4は、送風機室の背面及び側面を覆うように配置される。フロントパネル40、バックパネル41、トップパネル42、サービスパネル43、バルブカバー44、及びアイスガード45は、ヒートポンプユニット100の筐体を形成する。グリル46は、フロントパネル40に形成された開口に取り付けられている。プロペラファン6が運転されると、ヒートポンプユニット100の背面側から外気が蒸発器4を通過して送風機室に流入する。この外気は、フロントパネル40の開口及びグリル46を通ってヒートポンプユニット100の正面側へ排出される。
以下、実施の形態1によるヒートポンプ式給湯装置が実施する蓄熱運転について説明する。蓄熱運転は、冷媒回路101及び水回路201を動作させることにより、貯湯タンク7内に熱を蓄積する運転である。
蓄熱運転のときには、以下のようになる。制御装置20から蓄熱運転の指示を受けると、制御装置19は、蓄熱運転のための冷媒回路101の動作を開始させる。圧縮機1から吐出された高温高圧のガス冷媒は、熱交換器2内で水回路201の水に熱を与えることにより温度低下する。このとき、高圧冷媒の圧力が臨界圧以上であれば、冷媒は超臨界状態のまま気液相転移しないで温度低下して熱を放出する。また、高圧冷媒の圧力が臨界圧以下であれば、冷媒は液化しながら熱を放出する。このように、高圧冷媒の熱を水に与えることにより、高温水すなわち湯が生成される。熱交換器2の下流の、温度低下した高圧冷媒は、減圧装置3を通過する。
減圧装置3により減圧された冷媒は、低圧で気液二相の状態になる。この低圧冷媒は、蒸発器4を通過する間に外気の熱を吸収することにより、蒸発してガス化する。蒸発器4を出た低圧冷媒は、圧縮機1に吸入され、再循環する。このようにして、冷凍サイクルが形成される。
水回路201においては以下のようになる。循環ポンプ8が運転されることにより、貯湯タンク7内の下部の低温水が水通路13a,13b,13cを通って熱交換器2に流入する。熱交換器2内で冷媒の熱を受けた高温水が水通路14a,14bを通って貯湯タンク7の上部に流入する。このような蓄熱運転を行うことにより、貯湯タンク7の内部では、上部から下部へ向かって順次高温水が貯められていく。
蓄熱運転のとき、制御装置19は、外気温度センサ25及び入口温度センサ21により検出される温度に基づいて、圧縮機1の回転速度を制御するとともに、外気温度センサ25及び吐出冷媒温度センサ23により検出される温度に基づいて減圧装置3の開度を制御する。また、制御装置19は、出口温度センサ22により検出された出口温度が目標温度に等しくなるように循環ポンプ8の回転速度を制御する。
次に、実施の形態1によるヒートポンプ式給湯装置が実施する排出運転について説明する。排出運転は、第一ドレンポート32a及び第二ドレンポート32bを開くことにより水回路201内の水を排出するときに、圧縮機1により圧縮された高温の冷媒を熱交換器2に流入させるように制御装置19が圧縮機1を動作させる運転である。
例えば別荘で使用されるヒートポンプ式給湯装置のように、ヒートポンプ式給湯装置の使用が長期間休止される場合がある。そのようなヒートポンプ式給湯装置において、非通電となる長期の使用休止期間中に外気温度が0℃を下回ると、水回路201内の水が凍結する可能性がある。水回路201内の水が凍結すると、体積の膨張によって水回路201の構成部品が破損する可能性がある。このため、長期間の使用休止の前には、第一ドレンポート32a及び第二ドレンポート32bを開いて、水回路201内の水を第一ドレンポート32a及び第二ドレンポート32bの少なくとも一方から排出することが必要になる。このようにして水回路201内の水を抜き取る操作を以下「水抜き操作」と呼ぶことがある。
なお、水抜き操作を行う前には、貯湯タンク7に給水する給水管に設けられたバルブ(図示省略)を閉じることにより、給水管から貯湯タンク7への給水を停止させる操作を行う。
水抜き操作において、第一ドレンポート32a及び第二ドレンポート32bを開くと、第一ドレンポート32a及び第二ドレンポート32bの間の高低差による水頭圧によって、水回路201内の水のうち、ある程度の量の水は、自然に排出される。しかしながら、水頭圧による排水には限りがある。このため、複雑な形状をした水回路201の内部、特にヒートポンプユニット100の内部には、水が残ってしまいやすい。ヒートポンプユニット100の内部に残った水は、凍結破損の原因になり得る。
これに対し、本実施の形態であれば、排出運転を行うことにより、ヒートポンプユニット100の内部の水を残さずに排出することが可能となる。第一ドレンポート32a及び第二ドレンポート32bを開いて水を排出すると、第一ドレンポート32a及び第二ドレンポート32bの少なくとも一方から外部の空気が水回路201内に流入する。その結果、熱交換器2の内部の熱媒体流路2aに水と空気が共存した状態になる。排出運転のとき、制御装置19は、熱媒体流路2aにある水及び空気が加熱されることによって熱媒体流路2aの圧力が上昇するように圧縮機1を動作させる。熱媒体流路2a内の空気が加熱されると、当該空気が体積膨張することにより、熱媒体流路2a内に残っている水が第一ドレンポート32aまたは第二ドレンポート32bの方へ向かって押し出される。これにより、ヒートポンプユニット100の内部の水を残らず第一ドレンポート32aまたは第二ドレンポート32bから外部へ排出することができる。
制御装置19は、熱媒体流路2aにある熱媒体すなわち水の少なくとも一部が沸騰するように圧縮機1を動作させてもよい。そのようにすることで、沸騰により生成した蒸気が、ヒートポンプユニット100の内部に残っている液体を、第一ドレンポート32aまたは第二ドレンポート32bの方へ向かって押し出す。その結果、ヒートポンプユニット100の内部の液体をより確実に残らず排出することが可能となる。この場合、制御装置19は、吐出冷媒温度が、1気圧における熱媒体の沸点よりも高くなるように冷媒回路101を制御することにより、熱媒体流路2aにある熱媒体を沸騰させることができる。
本実施の形態において、制御装置19は、排出運転を実施するためのモードである排出モードを制御モードとして有している。リモコン18は、排出モードを開始させるユーザー操作を受け付け可能になっている。当該ユーザー操作を以下の説明では「排出指示」と称する。リモコン18が排出指示を受け付けると、制御装置19が排出モードを開始する。例えば、リモコン18が図示しない「排出モードボタン」を備えており、使用者が排出モードボタンを押下すると、リモコン18が排出指示を受け付け、制御装置19が排出モードを開始するように構成してもよい。
外気温度が0℃未満のときに水抜き操作を行うと、その最中に機器の内部の水が凍結する可能性がある。そのような事態を避けるため、水抜き操作は、外気温度が0℃以上のときに実施することが望ましい。
本実施の形態のヒートポンプ式給湯装置は、外気温度が0℃未満である場合に、排出運転が実施できないことを報知する手段を備えてもよい。そのようにすることで、外気温度が0℃未満のときに水抜き操作が行われることを防止できるので、上記の事態の発生を確実に防止できる。この場合、例えば以下のようにしてもよい。リモコン18が排出指示を受け付けたときに、外気温度センサ25により検出された外気温度が0℃未満である場合には、制御装置19は、排出運転が実施できないことを使用者に通知するメッセージをリモコン18のディスプレイ18aに表示させてもよい。その際に、外気温度が0℃以上のときに水抜き操作を実施すべきであることを使用者に通知するメッセージを併せてディスプレイ18aに表示させてもよい。
図3は、実施の形態1における排出モードのときの処理を示すフローチャートである。リモコン18が使用者から排出指示を受け付けると、本フローチャートの処理が開始される。まず、ステップS101として、リモコン18は、第一ドレンポート32a及び第二ドレンポート32bを開くことを使用者に促す情報を報知する。例えば、第一ドレンポート32a及び第二ドレンポート32bを開いて下さいという意味のメッセージをリモコン18のディスプレイ18aに表示させてもよい。
次いで、ステップS102として、使用者は、第一ドレンポート32a及び第二ドレンポート32bを開く作業を実施する。次いで、ステップS103として、第一ドレンポート32a及び第二ドレンポート32bを開く作業が終了したことを使用者がリモコン18に入力する。
本実施の形態では、第一ドレンポート32a及び第二ドレンポート32bが開かれると、第二ドレンポート32bから入った外気が水通路14bを通って貯湯タンク7に流入するとともに、貯湯タンク7内の水が水通路13a、循環ポンプ8、水通路13b、及び接続口31aを通って第一ドレンポート32aから外部へ排出される。ステップS103において、使用者は、第一ドレンポート32aからの水の流出が止まるのを待ってから、作業の終了をリモコン18に入力してもよい。そのようにすることで、貯湯タンク7からの水が排水運転の最中にヒートポンプユニット100内に流入することを防止できる。
ステップS103により作業の終了が入力されると、ステップS104として、制御装置19は、圧縮機1を起動し、排出運転を開始する。圧縮機1が駆動すると、圧縮機1から吐出された高温の冷媒の熱により、水回路201内の、特にヒートポンプユニット100内の水及び空気が加熱される。
排出運転の最中、制御装置19は、ステップS105として、入口温度センサ21により検出される入口温度T_wiが基準温度T_endに達したかどうかを判断する。基準温度T_endは、例えば70℃でもよい。入口温度T_wiが基準温度T_endに達している場合には、水回路201内の特にヒートポンプユニット100内の水は、そのほとんどが外部へ排出され、一部は蒸気になっていると考えられる。このような場合には、ヒートポンプユニット100内に水が残っていないと考えてよいので、排出運転を終了してもよい。よって、この場合には、処理はステップS108に進み、制御装置19は、圧縮機1を停止させ、排出運転を終了する。
ステップS105において入口温度T_wiが基準温度T_endにまだ達していない場合には、処理はステップS106に進み、制御装置19は、出口温度センサ22により検出される出口温度T_woが基準温度T_endに達したかどうかを判断する。出口温度T_woが基準温度T_endに達している場合には、水回路201内の特にヒートポンプユニット100内の水は、そのほとんどが外部へ排出され、一部は蒸気になっていると考えられる。このような場合には、ヒートポンプユニット100内に水が残っていないと考えてよいので、排出運転を終了してもよい。よって、この場合には、処理はステップS108に進み、制御装置19は、圧縮機1を停止させ、排出運転を終了する。
ステップS106において出口温度T_woが基準温度T_endにまだ達していない場合には、処理はステップS107に進み、制御装置19は、排出運転の開始から経過した時間が基準時間time_endに達したかどうかを判断する。基準時間time_endは、例えば30分間でもよい。排出運転の開始から経過した時間が基準時間time_endに達している場合には、水回路201内の特にヒートポンプユニット100内の水は、そのほとんどが外部へ排出され、一部は蒸気になっていると考えられる。このような場合には、ヒートポンプユニット100内に水が残っていないと考えてよいので、排出運転を終了してもよい。よって、この場合には、処理はステップS108に進み、制御装置19は、圧縮機1を停止させ、排出運転を終了する。
ステップS107において排出運転の開始から経過した時間が基準時間time_endにまだ達していない場合には、ステップS105以降の処理を再び行う。
ステップS108で排出運転が終了すると、処理はステップS109に進む。ステップS109では、排出運転の完了の通知とともに、第一ドレンポート32a及び第二ドレンポート32bを閉じることを使用者に促すメッセージを含む情報をディスプレイ18aに表示するように制御装置19がリモコン18を制御する。そのようにして報知された情報にしたがい、使用者は、ステップS110として、第一ドレンポート32a及び第二ドレンポート32bを閉じる作業を実施する。第一ドレンポート32a及び第二ドレンポート32bが閉じられることにより、水抜き操作が完了する。
以上説明したように、本実施の形態では、排出運転のとき、制御装置19は、入口温度T_wiまたは出口温度T_woが基準温度T_endに達すると圧縮機1を停止させて排出運転を終了する。これにより、以下の効果が得られる。排出運転を適切なタイミングで自動的に終了できる。排出運転の終了が早すぎてヒートポンプユニット100内に水が残ったり、排出運転が必要以上に続いて電力を無駄に消費したりすることをより確実に防止できる。ヒートポンプユニット100内の水の温度が異常に上昇することをより確実に防止できる。
また、本実施の形態では、排出運転のとき、制御装置19は、排出運転の開始から経過した時間が基準時間time_endに達すると圧縮機1を停止させて排出運転を終了する。これにより、以下の効果が得られる。外気が低いような場合には、入口温度T_wi及び出口温度T_woが基準温度T_endまで上昇しにくいことがある。そのような場合であっても、基準時間time_endが経過したときに排出運転を確実に終了させることができる。このため、排出運転が必要以上に続いて電力を無駄に消費することをより確実に防止できる。
排出運転のとき、制御装置19は、吐出冷媒温度センサ23により検出される吐出冷媒温度に応じて、圧縮機1の回転速度を調整してもよい。そのようにすることで、排出運転のときに圧縮機1から熱交換器2に流入する冷媒の温度をより適切な温度に調整することが可能となる。
実施の形態2.
次に、図4及び図5を参照して、実施の形態2について説明するが、前述した実施の形態1との相違点を中心に説明し、同一部分または相当部分については説明を簡略化または省略する。
図4は、実施の形態2によるヒートポンプ装置を備えたヒートポンプ式給湯装置を示す図である。図4に示すように、実施の形態2のヒートポンプ式給湯装置は、圧力逃がし弁33、タンクドレンポート34、及びメンテナンス弁35をさらに備える。
圧力逃がし弁33は、貯湯タンク7の上部に連通する通路に設置されている。圧力逃がし弁33は、貯湯タンク7内の圧力が所定圧力を超えると自動的に開くように構成されている。蓄熱運転によって貯湯タンク7の内部の水が加熱されると、水が体積膨張するため、貯湯タンク7を含む水回路201内の圧力が上昇する。そうすると、圧力逃がし弁33が開いて、体積膨張の分に相当する量の水が圧力逃がし弁33を通って水回路201外へ排出される。これにより、水回路201内の圧力の過上昇が防止される。
また、圧力逃がし弁33は、手動操作により、開状態を維持する開位置に切り替えることができるように構成されている。水抜き操作のときには、圧力逃がし弁33を開位置に切り替えることにより、圧力逃がし弁33を通して外気を貯湯タンク7内に流入させることができる。
タンクドレンポート34は、水通路13aの途中に設けられている。タンクドレンポート34は、手動で開くことができるように構成されている。タンクドレンポート34を開くと、貯湯タンク7の下部に通じる水通路13aが外部空間に連通する。タンクドレンポート34は、例えば、取り外し可能なねじ込み式のプラグによって閉じられていてもよい。または、タンクドレンポート34は、手で回転させることのできるバルブを備え、当該バルブを回転させることによってタンクドレンポート34が開くように構成されていてもよい。水抜き操作のときには、タンクドレンポート34を開くことにより、貯湯タンク7の水をタンクドレンポート34から排出することができる。
メンテナンス弁35は、タンクドレンポート34と循環ポンプ8との間の水通路13aの途中に設けられている。メンテナンス弁35は、手動で開閉できるように構成されていてもよい。通常時はメンテナンス弁35は開かれている。メンテナンス弁35を閉じると、タンクドレンポート34と循環ポンプ8との間の水通路13aが遮断される。本実施の形態であれば、水抜き操作のときにメンテナンス弁35を閉じることにより、貯湯タンク7の水がヒートポンプユニット100に流入することをより確実に防止できる。このため、ヒートポンプユニット100内に水が残ることをより確実に防止できる。
本実施の形態であれば、実施の形態1と同様の効果に加えて、さらに以下の効果が得られる。水抜き操作のときに、タンクユニット200内の水は、ヒートポンプユニット100に流入することなく、タンクドレンポート34から排出される。水回路201内の水の大半は貯湯タンク7に貯留されている。貯湯タンク7内の水をヒートポンプユニット100から排出する必要がないので、排出運転の時間を大幅に短縮できる。その結果、排出運転による電力消費を低減できる。水抜き操作の所要時間を短縮することもできる。
図5は、実施の形態2における排出モードのときの処理を示すフローチャートである。リモコン18が使用者から排出指示を受け付けると、本フローチャートの処理が開始される。まず、ステップS201として、リモコン18は、メンテナンス弁35を閉じることと、圧力逃がし弁33及びタンクドレンポート34を開くことと、第一ドレンポート32a及び第二ドレンポート32bを開くこととを使用者に促す情報を報知する。
次いで、ステップS202として、使用者は、メンテナンス弁35を閉じる作業を実施する。次いで、ステップS203として、使用者は、圧力逃がし弁33及びタンクドレンポート34を開く作業を実施する。次いで、ステップS204として、使用者は、第一ドレンポート32a及び第二ドレンポート32bを開く作業を実施する。これらの作業が終了すると、ステップS205として、使用者は、当該作業が終了したことをリモコン18に入力する。
ステップS205により作業の終了が入力されると、ステップS206として、制御装置19は、圧縮機1を起動し、排出運転を開始する。ステップS206からステップS210までの処理は、実施の形態1のステップS104からステップS108までの処理と同じであるので、説明を省略する。
ステップS210で排出運転が終了すると、処理はステップS211に進む。ステップS211では、排出運転の完了の通知とともに、第一ドレンポート32a及び第二ドレンポート32bを閉じることと、圧力逃がし弁33及びタンクドレンポート34を閉じることと、メンテナンス弁35を開くこととを使用者に促すメッセージを含む情報をディスプレイ18aに表示するように制御装置19がリモコン18を制御する。そのようにして報知された情報にしたがい、使用者は、ステップS212として第一ドレンポート32a及び第二ドレンポート32bを閉じる作業を実施し、ステップS213として圧力逃がし弁33及びタンクドレンポート34を閉じる作業を実施し、ステップS214としてメンテナンス弁35を開く作業を実施する。これらの作業が終了すると、水抜き操作が完了する。
本実施の形態であれば、実施の形態1での作業に、圧力逃がし弁33、タンクドレンポート34及びメンテナンス弁35の開閉作業が加わるだけであるので、使用者が複雑な操作をすることは特になく、容易にかつ効率的に水抜き操作を実施可能となる。
実施の形態1及び2において、制御装置19,20のそれぞれの各機能は、処理回路により実現されてもよい。制御装置19,20のそれぞれの処理回路は、少なくとも1つのプロセッサと少なくとも1つのメモリとを備えてもよい。少なくとも1つのプロセッサは、少なくとも1つのメモリに記憶されたプログラムを読み出して実行することにより、制御装置19,20のそれぞれの各機能を実現してもよい。制御装置19,20のそれぞれの処理回路は、少なくとも1つの専用のハードウェアを備えてもよい。
上述した実施の形態では、熱媒体として水を用いる例について説明したが、熱媒体は、例えば、塩化カルシウム水溶液、エチレングリコール水溶液、プロピレングリコール水溶液、またはアルコールのような、水以外の液体を用いてもよい。また、ヒートポンプ装置は、給湯装置として用いられるものに限定されるものではなく、例えば、暖房を行うために循環する熱媒体を加熱する装置などにも適用できる。
1 圧縮機、 2 熱交換器、 2a 熱媒体流路、 2b 冷媒流路、 3 減圧装置、 4 蒸発器、 5 ファンモータ、 6 プロペラファン、 7 貯湯タンク、 8 循環ポンプ、 13a,13b,13c,14a,14b 水通路、 15 冷媒配管、 18 リモコン、 18a ディスプレイ、 19,20 制御装置、 21 入口温度センサ、 22 出口温度センサ、 23 吐出冷媒温度センサ、 24 蒸発温度センサ、 25 外気温度センサ、 31a,31b 接続口、 32a 第一ドレンポート、 32b 第二ドレンポート、 33 圧力逃がし弁、 34 タンクドレンポート、 35 メンテナンス弁、 100 ヒートポンプユニット、 101 冷媒回路、 200 タンクユニット、 201 水回路

Claims (8)

  1. 冷媒を圧縮する圧縮機と、
    熱媒体と、前記圧縮機により圧縮された冷媒との間で熱を交換する熱交換器と、
    前記熱交換器の前記熱媒体の入口に通じる通路に設けられた第一ドレンポートと、
    前記熱交換器の前記熱媒体の出口に通じる通路に設けられた第二ドレンポートと、
    前記圧縮機を制御する制御手段とを備え、
    前記第一ドレンポート及び前記第二ドレンポートを開いて前記熱媒体を排出するときに、前記制御手段は、圧縮された前記冷媒を前記熱交換器に流入させるように前記圧縮機を動作させる運転である排出運転を実施可能であるヒートポンプ装置。
  2. 前記排出運転のとき、前記制御手段は、前記熱交換器の内部の熱媒体流路にある前記熱媒体及び空気が加熱されることによって前記熱媒体流路の圧力が上昇するように前記圧縮機を動作させる請求項1に記載のヒートポンプ装置。
  3. 前記熱交換器の前記入口における流体の温度である入口温度を検出する入口温度検出手段と、前記熱交換器の前記出口における流体の温度である出口温度を検出する出口温度検出手段との少なくとも一方を備え、
    前記排出運転のとき、前記制御手段は、前記入口温度または前記出口温度が基準温度に達すると前記圧縮機を停止させる請求項1または請求項2に記載のヒートポンプ装置。
  4. 前記制御手段は、前記排出運転の開始から経過した時間が基準時間に達すると前記圧縮機を停止させる請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のヒートポンプ装置。
  5. 前記圧縮機から吐出される冷媒の温度である吐出冷媒温度を検出する吐出冷媒温度検出手段を備え、
    前記排出運転のとき、前記制御手段は、前記吐出冷媒温度に応じて、前記圧縮機の回転速度を調整する請求項1から請求項4のいずれか一項に記載のヒートポンプ装置。
  6. 前記排出運転を実施するための排出モードを開始させるユーザー操作を受け付けるユーザーインターフェースを備え、
    前記ユーザーインターフェースが前記ユーザー操作を受け付けると、前記制御手段が前記排出モードを開始する請求項1から請求項5のいずれか一項に記載のヒートポンプ装置。
  7. 前記ユーザーインターフェースは、前記ユーザー操作を受け付けたときに、前記第一ドレンポート及び前記第二ドレンポートを開くことを促す情報を報知する報知手段を備える請求項6に記載のヒートポンプ装置。
  8. 外気温度を検出する外気温度検出手段と、
    前記外気温度が0℃未満である場合に、前記排出運転が実施できないことを報知する手段とを備える請求項1から請求項7のいずれか一項に記載のヒートポンプ装置。
JP2020504557A 2018-03-07 2018-03-07 ヒートポンプ装置 Expired - Fee Related JP6787524B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/JP2018/008787 WO2019171499A1 (ja) 2018-03-07 2018-03-07 ヒートポンプ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2019171499A1 JPWO2019171499A1 (ja) 2020-07-16
JP6787524B2 true JP6787524B2 (ja) 2020-11-18

Family

ID=67845609

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020504557A Expired - Fee Related JP6787524B2 (ja) 2018-03-07 2018-03-07 ヒートポンプ装置

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP6787524B2 (ja)
WO (1) WO2019171499A1 (ja)

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60120152A (ja) * 1983-12-01 1985-06-27 三菱電機株式会社 ヒ−トポンプ装置の凍結防止装置
JP2003240343A (ja) * 2002-02-12 2003-08-27 Denso Corp 熱交換装置及び給湯装置
JP2007293756A (ja) * 2006-04-27 2007-11-08 Matsushita Electric Ind Co Ltd カップ式自動販売機
JP2008202887A (ja) * 2007-02-21 2008-09-04 Matsushita Electric Ind Co Ltd 熱回収システムおよびその運転方法。
JP6514936B2 (ja) * 2015-03-31 2019-05-15 リンナイ株式会社 熱機器
JP6393648B2 (ja) * 2015-03-31 2018-09-19 リンナイ株式会社 水加熱装置

Also Published As

Publication number Publication date
WO2019171499A1 (ja) 2019-09-12
JPWO2019171499A1 (ja) 2020-07-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6116738B2 (ja) 冷凍サイクル装置及び冷凍サイクルシステム
JP6346122B2 (ja) 温水暖房システム
JP6887496B2 (ja) ヒートポンプ利用機器
JP2015203509A (ja) 温水生成装置
JP2011064396A (ja) ヒートポンプ式温水暖房装置
WO2018235125A1 (ja) ヒートポンプ利用機器
JP6721116B2 (ja) 熱媒循環システム
JP2011214736A (ja) ヒートポンプ式給湯装置、および、ヒートポンプ式給湯装置の制御方法
JP2005147584A (ja) ヒートポンプ給湯装置の起動制御装置および起動制御方法
JP6787524B2 (ja) ヒートポンプ装置
JP2003240343A (ja) 熱交換装置及び給湯装置
JP6438765B2 (ja) 熱機器
JP6645593B2 (ja) 熱媒体循環システム
JP7302659B2 (ja) 給湯システム
WO2022249437A1 (ja) ヒートポンプ装置および給湯装置
JP2011064392A (ja) ヒートポンプ式温水暖房装置
KR101517234B1 (ko) 히트펌프 연동 온수 순환 시스템 및 제어 방법
JP2004354028A (ja) ヒートポンプ式給湯装置
JP2011208893A (ja) 冷却装置
JP2011064393A (ja) ヒートポンプ式温水暖房装置
JP6526598B2 (ja) 熱機器
JP2017015348A (ja) タンクユニット
JP2012007858A (ja) ヒートポンプ式給湯機
JP2009097799A (ja) ヒートポンプ給湯装置
JP6666808B2 (ja) 温水暖房システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200122

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200929

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20201012

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6787524

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees