JP6786895B2 - エレベーターの接触抑制システム - Google Patents

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この発明は、エレベーターの接触抑制システムに関する。
特許文献1は、エレベーターの安全装置を開示する。当該安全装置によれば、かごの天井の上に乗った作業者の安全を確保し得る。
特開2003−95554号公報
しかしながら、特許文献1に記載の安全装置を用いても、作業者は、手摺から外側に乗り出し得る。このため、作業者は、昇降路の内部の機器と接触し得る。
この発明は、上述の課題を解決するためになされた。この発明の目的は、作業者が昇降路の内部の機器と接触することを抑制できるエレベーターの接触抑制システムを提供することである。
この発明に係るエレベーターの接触抑制システムは、エレベーターのかごの天井に設けられた手摺にかかる圧力を検出する圧力検出部と、前記圧力検出部により検出された圧力に基づいて作業者の乗り出しを検出する乗り出し検出部と、を有した検出体と、前記圧力検出部により検出された圧力の値が予め設定された第1閾値となった際に注意喚起し、前記圧力検出部により検出された圧力の値が前記第1閾値よりも大きい第2閾値となった際に前記かごの移動を禁止する制御装置と、を備えた。
この発明に係るエレベーターの接触抑制システムは、エレベーターのかごの天井に設けられた手摺の移動量を検出する移動量検出部と、前記移動量検出部により検出された移動量に基づいて作業者の乗り出しを検出する乗り出し検出部と、を有した検出体と、前記移動量検出部により検出された移動量の値が予め設定された第1閾値となった際に注意喚起し、前記移動量検出部により検出された移動量の値が前記第1閾値よりも大きい第2閾値となった際に前記かごの移動を禁止する制御装置と、を備えた
の発明に係るエレベーターの接触抑制システムは、エレベーターのかごの天井に設けられた手摺の側面に沿って、上側を軸として前記手摺に対して回転自在に設けられた可動部と、前記手摺と可動部との間に設けられ、前記可動部の移動に応じて操作状態を変化させる操作部と、前記操作部の操作状態に基づいて作業者の乗り出しを検出する乗り出し検出部と、を有した検出体と、前記検出体が作業者の乗り出しを検出した際に前記かごの移動を禁止する制御装置と、を備えた。
この発明に係るエレベーターの接触抑制システムは、エレベーターのかごの天井に設けられた手摺に並んで設けられ、前記手摺から上方に向けて光を発する複数の発光部と、前記手摺に並んで設けられ、前記発光部に隣接し、上方からの光を受ける複数の受光部と、前記複数の受光部が受けた光の量の変化に基づいて作業者の乗り出しを検出する乗り出し検出部と、を有した検出体と、前記検出体が作業者の乗り出しを検出した際に前記かごの移動を禁止する制御装置と、を備え、前記検出体は、前記手摺が折り畳まれた状態から組み上がった状態に変化した際に作業者の乗り出しの検出動作を開始する。
この発明に係るエレベーターの接触抑制システムは、エレベーターの昇降路の底部および頂部の一方に設けられ、水平投影面上において前記エレベーターのかごの縁部の外側に並んで配置され、前記エレベーターの昇降路の底部および頂部の他方に向けた光を発する複数の発光部と、前記エレベーターの昇降路の底部および頂部の他方に設けられ、水平投影面上において前記発光部と同じ側において前記かごの外側に並んで配置され、前記エレベーターの昇降路の底部および頂部の一方の方向からの光を受ける複数の受光部と、前記複数の受光部が受けた光の量の変化に基づいて作業者の乗り出しを検出する乗り出し検出部と、を有した検出体と、前記検出体が前記エレベーターのかごの天井に設けられた手摺からの作業者の乗り出しを検出した際に前記かごの移動を禁止する制御装置と、を備え、前記検出体は、前記手摺が折り畳まれた状態から組み上がった状態に変化した際に作業者の乗り出しの検出動作を開始する。

この発明によれば、検出体が手摺からの作業者の乗り出しを検出した際、かごの移動が禁止される。このため、作業者が昇降路の内部の機器と接触することを抑制できる。
この発明の実施の形態1におけるエレベーターの接触抑制システムが適用されたエレベーターの構成図である。 この発明の実施の形態1におけるエレベーターの接触抑制システムが適用されたエレベーターの要部の側面図である。 この発明の実施の形態2におけるエレベーターの接触抑制システムが適用されたエレベーターの要部の側面図である。 この発明の実施の形態3におけるエレベーターの接触抑制システムが適用されたエレベーターの要部の側面図である。 この発明の実施の形態4におけるエレベーターの接触抑制システムが適用されたエレベーターの構成図である。
この発明を実施するための形態について添付の図面に従って説明する。なお、各図中、同一又は相当する部分には同一の符号が付される。当該部分の重複説明は適宜に簡略化ないし省略される。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1におけるエレベーターの接触抑制システムが適用されたエレベーターの構成図である。
図1において、建築物は、複数の階を備える。建築物は、エレベーターを備える。
エレベーターの昇降路1は、建築物の各階を貫く。エレベーターの複数の乗場2の各々は、建築物の各階に設けられる。複数の乗場2の各々は、昇降路1に対向する。エレベーターのかご3は、昇降路1の内部に設けられる。釣り合いおもり4は、昇降路1の内部に設けられる。
複数の乗場ドア5の各々は、エレベーターのドアとして各階の乗場2の出入口に設けられる。かごドア6は、エレベーターのドアとしてかご3の出入口に設けられる。
柱7は、かご3の天井の上面に設けられる。手摺8は、柱7に支持される。手摺8は、かご3の天井の上面から鉛直方向に予め設定された距離だけ離れて配置される。手摺8は、水平投影面上においてかご3の天井の縁部の内側に沿う。
例えば、検出体9は、柱7と手摺8との連結部に設けられる。例えば、安全回路10は、検出体9に隣接して設けられる。例えば、安全回路10は、複数のスイッチを備える。
例えば、制御装置11は、エレベーターの図示しない機械室に設けられる。例えば、制御装置11は、昇降路1の内部に設けられる。
制御装置11は、エレベーターの動作を制御する。例えば、制御装置11は、かご3の昇降を制御する。この際、釣り合いおもり4は、かご3の昇降方向とは反対方向に昇降する。
例えば、エレベーターの運転モードが保守作業を行う手動モードに設定された際、検出体9は、作業者の乗り出しの検出動作を開始する。
検出体9が手摺8からの作業者の乗り出しを検出した際、安全回路10の複数のスイッチのうちのスイッチの一つが開放される。このため、安全回路10は、制御装置11に向けた信号の送信を停止する。制御装置11は、当該信号の停止に基づいてかご3の移動を禁止する。
例えば、かご3が移動しているときに検出体9が手摺8からの作業者の乗り出しを検出した場合、制御装置11は、かご3の移動を停止する。例えば、かご3が停止しているときに検出体9が手摺8からの作業者の乗り出しを検出した場合、制御装置11は、かご3の停止を維持する。
次に、図2を用いて、検出体9を説明する。
図2はこの発明の実施の形態1におけるエレベーターの接触抑制システムが適用されたエレベーターの要部の側面図である。
図2に示すように、検出体9は、圧力検出部9aと乗り出し検出部9bとを備える。
圧力検出部9aは、柱7と手摺8との連結部に設けられる。例えば、圧力検出部9aは、圧力センサである。圧力検出部9aは、手摺8に対してかご3の天井の外側にかかる圧力を検出する。乗り出し検出部9bは、圧力検出部9aに隣接して設けられる。乗り出し検出部9bは、圧力検出部9aにより検出された圧力に基づいて作業者の乗り出しを検出する。
例えば、作業者が手摺8から乗り出した場合、作業者の身体の一部は、手摺8に接触する。その結果、手摺8は、かご3の天井の外側に向いた圧力を受ける。圧力検出部9aは、当該圧力を検出する。圧力検出部9aにより検出された圧力の値が予め設定された閾値を超えた場合、乗り出し検出部9bは、作業者の乗り出しを検出する。
以上で説明した実施の形態1によれば、検出体9が手摺8からの作業者の乗り出しを検出した際、かご3の移動が禁止される。このため、作業者が昇降路1の内部の機器と接触することを抑制できる。例えば、作業者が釣り合いおもり4と接触することを抑制できる。例えば、作業者が図示しない調速機ロープと接触することを抑制できる。例えば、作業者がベスタクトの遮蔽板と接触することを抑制できる。例えば、作業者がPADの遮蔽板と接触することを抑制できる。
具体的には、作業者の乗り出しは、手摺8にかかる圧力に基づいて検出される。このため、検出体9を設ける領域を容易に確保することができる。
また、検出体9は、エレベーターの運転モードが保守作業を行うモードに設定された際に作業者の乗り出しの検出動作を開始する。このため、作業者の乗り出しの誤検出を減らすことができる。
なお、圧力検出部9aの代わりに移動量検出部を用いてもよい。例えば、移動量検出部として、変位センサを用いればよい。この場合、柱7に対する手摺8の外側への移動量を移動量検出部で検出すればよい。移動量検出部により検出された移動量に基づいて作業者の乗り出しを乗り出し検出部9bで検出すればよい。例えば、移動量検出部により検出された移動量の値が予め設定された閾値を超えた場合、作業者の乗り出しを検出すればよい。この場合も、作業者が昇降路1の内部の機器と接触することを抑制できる。
また、手摺8にかかる圧力または柱7に対する手摺8の移動量に基づいて手摺8に対してかご3の天井の外側にかかる荷重を図示しない荷重検出部で検出してもよい。この場合、作業者の体重に応じて作業者の乗り出しを検出する際の閾値を変えてもよい。例えば、体重が100kg重の作業者に対する閾値を5.0kg重とすればよい。例えば、体重が50kg重の作業者に対する閾値を2.5kg重とすればよい。この場合、作業者の乗り出しの検出精度を高めることができる。
また、エレベーターにおいて、手摺8にかかる圧力の値に応じて異なる制御を行ってもよい。例えば、圧力検出部9aにより検出された圧力の値が予め設定された第1閾値となった場合、図示しない報知装置により注意喚起を促してもよい。例えば、圧力検出部9aにより検出された圧力の値が第1閾値よりも大きい第2閾値となった場合、かご3の移動を禁止してもよい。
また、エレベーターにおいて、柱7に対する手摺8の移動量の値に応じて異なる制御を行ってもよい。例えば、移動量検出部により検出された移動量の値が予め設定された第1閾値となった場合、図示しない報知装置により注意喚起を促してもよい。例えば、移動量検出部により検出された移動量の値が第1閾値よりも大きい第2閾値となった場合、かご3の移動を禁止してもよい。
また、エレベーターにおいて、手摺8にかかる荷重の値に応じて異なる制御を行ってもよい。例えば、荷重検出部により検出された荷重の値が予め設定された第1閾値となった場合、図示しない報知装置により注意喚起を促してもよい。例えば、荷重検出部により検出された荷重の値が第1閾値よりも大きい第2閾値となった場合、かご3の移動を禁止してもよい。
実施の形態2.
図3はこの発明の実施の形態2におけるエレベーターの接触抑制システムが適用されたエレベーターの要部の側面図である。なお、実施の形態1と同一又は相当部分には、同一符号が付される。当該部分の説明は省略される。
実施の形態2の検出体9は、複数の発光部9cと複数の受光部9dと乗り出し検出部9eとを備える。
複数の発光部9cは、手摺8に並んで設けられる。複数の受光部9dは、手摺8に並んで設けられる。複数の受光部9dの各々は、複数の発光部9cの各々に対応して設けられる。複数の受光部9dの各々は、対応した発光部9cに隣接する。乗り出し検出部9eは、複数の受光部9dの各々が受けた光の量に基づいて作業者の乗り出しを検出する。
例えば、作業者が手摺8から乗り出した場合、作業者の身体の一部は、複数の発光部9cのうちのいずれかの発光部9cが発した光を反射する。当該発光部9cに隣接した受光部9dは、当該光を受ける。乗り出し検出部9eは、当該発光部9cに隣接した受光部9dが受けた光の量の変化に基づいて作業者の乗り出しを検出する。
以上で説明した実施の形態2によれば、作業者の乗り出しは、受光部9dが受けた光の量の変化に基づいて検出される。このため、実施の形態1と同様に、作業者が昇降路1の内部の機器と接触することを抑制できる。
実施の形態3.
図4はこの発明の実施の形態3におけるエレベーターの接触抑制システムが適用されたエレベーターの要部の側面図である。なお、実施の形態1と同一又は相当部分には、同一符号が付される。当該部分の説明は省略される。
実施の形態3の検出体9は、可動部9fと操作部9gと乗り出し検出部9hとを備える。
可動部9fは、手摺8に沿って設けられる。可動部9fは、上側を軸として手摺8に対して回転自在に設けられる。操作部9gは、手摺8と可動部9fとの間に設けられる。操作部9gは、可動部9fの移動に応じて操作状態を変化させる。乗り出し検出部9hは、操作部9gの操作状態に基づいて作業者の乗り出しを検出する。
例えば、作業者が手摺8から乗り出した場合、作業者の身体の一部は、可動部9fに接触する。その結果、可動部9fは、操作部9gを手摺8の側に押す。このため、操作部9gは、押された状態となる。操作部9gが押された状態となった際、乗り出し検出部9hは、作業者の乗り出しを検出する。
以上で説明した実施の形態3によれば、作業者の乗り出しは、操作部9gの操作状態に基づいて検出される。このため、実施の形態1と同様に、作業者が昇降路1の内部の機器と接触することを抑制できる。
実施の形態4.
図5はこの発明の実施の形態4におけるエレベーターの接触抑制システムが適用されたエレベーターの構成図である。なお、実施の形態1と同一又は相当部分には、同一符号が付される。当該部分の説明は省略される。
実施の形態4の検出体9は、複数の発光部9iと複数の受光部9jと乗り出し検出部9kとを備える。図5においては、複数の発光部9iのうちの1つの発光部9iを示す。複数の受光部9jのうちの1つの受光部9jを示す。
複数の発光部9iは、昇降路1の底部に設けられる。複数の発光部9iは、水平投影面上においてかご3の縁部の外側に並んで配置される。複数の発光部9iの各々は、昇降路1の頂部に向けて光を発する。複数の受光部9jは、昇降路1の頂部に設けられる。複数の発光部9iの各々に対応して設けられる。複数の受光部9jの各々は、水平投影面上において対応した発光部9iと同じ側においてかご3の縁部の外側に並んで配置される。複数の受光部9jの各々は、昇降路1の底部の方向からの光を受ける。乗り出し検出部9kは、複数の受光部9jの各々が受けた光の量に基づいて作業者の乗り出しを検出する。
例えば、作業者が手摺8から乗り出した場合、作業者の身体の一部は、複数の発光部9iのうちのいずれかの発光部9iが発した光を遮る。当該発光部9iに対応した受光部9jは、当該光を受けなくなる。乗り出し検出部9kは、当該発光部9iに対応した受光部が受けた光の量の変化に基づいて作業者の乗り出しを検出する。
以上で説明した実施の形態4によれば、作業者の乗り出しは、受光部9jが受けた光の量の変化に基づいて検出される。このため、実施の形態1と同様に、作業者が昇降路1の内部の機器と接触することを抑制できる。
発光部9iと受光部9jとの配置を入れ替えてもよい。この場合、複数の発光部9iは、昇降路1の頂部に設けられる。複数の発光部9iは、水平投影面上においてかご3の縁部の外側に並んで配置される。複数の発光部9iの各々は、昇降路1の底部に向けて光を発する。複数の受光部9jは、昇降路1の底部に設けられる。複数の発光部9iの各々に対応して設けられる。複数の受光部9jの各々は、水平投影面上において対応した発光部9iと同じ側においてかご3の縁部の外側に並んで配置される。複数の受光部9jの各々は、昇降路1の頂部の方向からの光を受ける。乗り出し検出部9kは、複数の受光部9jの各々が受けた光の量に基づいて作業者の乗り出しを検出する。この場合も、作業者が昇降路1の内部の機器と接触することを抑制できる。
実施の形態1から実施の形態4において、手摺8が折り畳み自在に設けられている場合、手摺8が折り畳まれた状態から組み上がった状態に変化した際に検出体9による作業者の乗り出しの検出動作を開始してもよい。この場合、作業者の乗り出しの誤検出を減らすことができる。
実施の形態1から実施の形態4において、かご3の天井にかかる荷重が検出された際に検出体9による作業者の乗り出しの検出動作を開始してもよい。例えば、図示しない秤装置によりかご3の天井にかかる荷重を検出すればよい。この場合も、作業者の乗り出しの誤検出を減らすことができる。
1 昇降路、 2 乗場、 3 かご、 4 釣り合いおもり、 5 乗場ドア、 6 かごドア、 7 柱、 8 手摺、 9 検出体、 9a 圧力検出部、 9b 乗り出し検出部、 9c 発光部、 9d 受光部、 9e 乗り出し検出部、 9f 可動部、 9g 操作部、 9h 乗り出し検出部、 9i 発光部、 9j 受光部、 9k 乗り出し検出部、 10 安全回路、 11 制御装置

Claims (8)

  1. エレベーターのかごの天井に設けられた手摺にかかる圧力を検出する圧力検出部と、前記圧力検出部により検出された圧力に基づいて作業者の乗り出しを検出する乗り出し検出部と、を有した検出体と、
    前記圧力検出部により検出された圧力の値が予め設定された第1閾値となった際に注意喚起し、前記圧力検出部により検出された圧力の値が前記第1閾値よりも大きい第2閾値となった際に前記かごの移動を禁止する制御装置と、
    を備えたエレベーターの接触抑制システム。
  2. エレベーターのかごの天井に設けられた手摺の移動量を検出する移動量検出部と、前記移動量検出部により検出された移動量に基づいて作業者の乗り出しを検出する乗り出し検出部と、を有した検出体と、
    前記移動量検出部により検出された移動量の値が予め設定された第1閾値となった際に注意喚起し、前記移動量検出部により検出された移動量の値が前記第1閾値よりも大きい第2閾値となった際に前記かごの移動を禁止する制御装置と、
    を備えたエレベーターの接触抑制システム。
  3. エレベーターのかごの天井に設けられた手摺の側面に沿って、上側を軸として前記手摺に対して回転自在に設けられた可動部と、前記手摺と可動部との間に設けられ、前記可動部の移動に応じて操作状態を変化させる操作部と、前記操作部の操作状態に基づいて作業者の乗り出しを検出する乗り出し検出部と、を有した検出体と、
    前記検出体が作業者の乗り出しを検出した際に前記かごの移動を禁止する制御装置と、
    を備えたエレベーターの接触抑制システム。
  4. エレベーターのかごの天井に設けられた手摺に並んで設けられ、前記手摺から上方に向けて光を発する複数の発光部と、前記手摺に並んで設けられ、前記発光部に隣接し、上方からの光を受ける複数の受光部と、前記複数の受光部が受けた光の量の変化に基づいて作業者の乗り出しを検出する乗り出し検出部と、を有した検出体と、
    前記検出体が作業者の乗り出しを検出した際に前記かごの移動を禁止する制御装置と、
    を備え、
    前記検出体は、前記手摺が折り畳まれた状態から組み上がった状態に変化した際に作業者の乗り出しの検出動作を開始するエレベーターの接触抑制システム。
  5. エレベーターの昇降路の底部および頂部の一方に設けられ、水平投影面上において前記エレベーターのかごの縁部の外側に並んで配置され、前記エレベーターの昇降路の底部および頂部の他方に向けた光を発する複数の発光部と、前記エレベーターの昇降路の底部および頂部の他方に設けられ、水平投影面上において前記発光部と同じ側において前記かごの外側に並んで配置され、前記エレベーターの昇降路の底部および頂部の一方の方向からの光を受ける複数の受光部と、前記複数の受光部が受けた光の量の変化に基づいて作業者の乗り出しを検出する乗り出し検出部と、を有した検出体と、
    前記検出体が前記エレベーターのかごの天井に設けられた手摺からの作業者の乗り出しを検出した際に前記かごの移動を禁止する制御装置と、
    を備え、
    前記検出体は、前記手摺が折り畳まれた状態から組み上がった状態に変化した際に作業者の乗り出しの検出動作を開始するエレベーターの接触抑制システム。
  6. 前記検出体は、前記エレベーターの運転モードが保守作業を行うモードに設定された際に作業者の乗り出しの検出動作を開始する請求項1から請求項5のいずれか1項に記載のエレベーターの接触抑制システム。
  7. 前記検出体は、前記手摺が折り畳まれた状態から組み上がった状態に変化した際に作業者の乗り出しの検出動作を開始する請求項1から請求項のいずれか1項に記載のエレベーターの接触抑制システム。
  8. 前記検出体は、前記かごの天井にかかる荷重が検出された際に作業者の乗り出しの検出動作を開始する請求項1から請求項5のいずれか1項に記載のエレベーターの接触抑制システム。
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