JP6786537B2 - 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法及びプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP6786537B2
JP6786537B2 JP2018029177A JP2018029177A JP6786537B2 JP 6786537 B2 JP6786537 B2 JP 6786537B2 JP 2018029177 A JP2018029177 A JP 2018029177A JP 2018029177 A JP2018029177 A JP 2018029177A JP 6786537 B2 JP6786537 B2 JP 6786537B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
users
period
page
event
user
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018029177A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2019144906A (ja
Inventor
コウ 牛
コウ 牛
茂莉 黒川
茂莉 黒川
亜令 小林
亜令 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KDDI Corp
Original Assignee
KDDI Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by KDDI Corp filed Critical KDDI Corp
Priority to JP2018029177A priority Critical patent/JP6786537B2/ja
Publication of JP2019144906A publication Critical patent/JP2019144906A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6786537B2 publication Critical patent/JP6786537B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Information Transfer Between Computers (AREA)

Description

本発明は、情報処理装置、情報処理方法及びプログラムに関する。
ユーザの生活や人生に関するイベントであるライフイベントが発生すると、ライフイベントに関連する情報へのアクセスが急増したり、ライフイベントに関連する商品又はサービスの購買が急増したりすることが知られている。ユーザのライフイベントの発生に応じて、ライフイベントに関連する商品又はサービスに関する広告を配信することにより、効率が高い広告が実現できることから、ライフイベントが発生したユーザを特定することが行われている。
例えば、特許文献1には、ユーザが閲覧したウェブページが、ライフイベントに対応するウェブページに一致すると、ライフイベントが発生していると推定するシステムが開示されている。
特開2017−117351号公報
しかしながら、特許文献1において開示されているシステムは、ライフイベントに対応するウェブページを予めデータベースに格納しているものの、どのようにして、ライフイベントに対応するウェブページを特定しているのか開示されていない。人手によりライフイベントに対応するウェブページを特定することが考えられるものの、人手による特定は煩雑である。そこで、ライフイベントに対応するウェブページを精度良く特定することが求められている。
そこで、本発明はこれらの点に鑑みてなされたものであり、ライフイベントに対応するウェブページを自動的に特定することができる情報処理装置、情報処理方法及びプログラムを提供することを目的とする。
本発明の第1の態様に係る情報処理装置は、複数のユーザのそれぞれの所定のライフイベントの発生タイミングを特定するタイミング特定部と、前記タイミング特定部により前記ライフイベントの発生タイミングが特定された一以上の第1ユーザのウェブページの閲覧履歴を示し、前記ウェブページのアドレス及び閲覧時刻を含む閲覧履歴情報を取得する第1閲覧履歴取得部と、前記一以上の第1ユーザのそれぞれについて、前記閲覧履歴情報に基づいて、特定した前記発生タイミングを基準として、前記発生タイミングよりも前の期間である第1期間において閲覧されたウェブページと、前記発生タイミングの後の期間である第2期間において閲覧されたウェブページとを特定する閲覧ページ特定部と、前記閲覧ページ特定部が特定した前記一以上の第1ユーザのそれぞれの前記第1期間と、前記第2期間とのそれぞれにおけるウェブページの閲覧状況の変化に基づいて、前記複数のウェブページから、前記ライフイベントに関連するウェブページとするイベント関連ページを特定する関連ページ特定部と、を備える。
前記関連ページ特定部は、前記閲覧ページ特定部が特定した前記一以上の第1ユーザのそれぞれの前記第1期間と、前記第2期間とのそれぞれにおけるウェブページの閲覧状況に基づいて、複数のウェブページのそれぞれを前記第1期間に閲覧した前記第1ユーザの数と、前記第2期間に閲覧した前記第1ユーザの数とを算出し、前記複数のウェブページのそれぞれについて、前記第2期間に対応する前記第1ユーザの数に対する、前記第1期間における前記第1ユーザの数の比率を算出し、前記複数のウェブページのうち、当該比率が第1の閾値を超えるウェブページを、前記ライフイベントの発生前に閲覧される可能性が高い前記イベント関連ページであるイベント前関連ページと特定してもよい。
前記関連ページ特定部は、前記閲覧ページ特定部が特定した前記一以上の第1ユーザのそれぞれの前記第1期間と、前記第2期間とのそれぞれにおけるウェブページの閲覧状況に基づいて、複数のウェブページのそれぞれの前記第1期間における前記一以上の第1ユーザの閲覧数と、前記第2期間における前記一以上の第1ユーザの閲覧数とを算出し、前記複数のウェブページのそれぞれについて、前記第2期間における前記閲覧数に対する、前記第1期間における前記閲覧数の比率を算出し、前記複数のウェブページのうち、当該比率が第2の閾値を超えるウェブページを、前記ライフイベントの発生前に閲覧される可能性が高い前記イベント関連ページであるイベント前関連ページと特定してもよい。
前記閲覧ページ特定部は、複数の前記第1期間の少なくともいずれかにおいて閲覧されたウェブページを特定し、前記関連ページ特定部は、前記複数のウェブページのそれぞれについて、複数の前記第1期間のそれぞれに対応する前記第1ユーザの数を算出し、前記第2期間に対応する前記第1ユーザの数に対する、複数の前記第1期間のそれぞれに対応する前記第1ユーザの数の比率を算出し、前記複数のウェブページのうち、算出された複数の比率のうち少なくとも1つが前記第1の閾値を超えるウェブページを、前記イベント前関連ページと特定してもよい。
前記第1閲覧履歴取得部は、前記タイミング特定部により前記発生タイミングが特定されなかった一以上の第2ユーザの前記閲覧履歴情報を取得し、前記閲覧ページ特定部は、前記一以上の第2ユーザのそれぞれについて、前記閲覧履歴情報に基づいて、前記一以上の第1ユーザに対して特定された一以上の前記発生タイミングの少なくともいずれかを基準として、前記第1期間において閲覧されたウェブページを特定し、前記関連ページ特定部は、前記複数のウェブページのそれぞれについて、前記第2期間に対応する前記第1ユーザの数に対する、前記第1期間に対応する前記第1ユーザの数の比率である第1比率を算出するとともに、前記第1期間に対応する前記第2ユーザの数に対する、前記第1期間に対応する前記第1ユーザの数の比率である第2比率を算出し、前記複数のウェブページのうち、前記第1比率が第1の閾値を超えるとともに、前記第2比率が第3の閾値を超えるウェブページを、前記ライフイベントに関連するイベント前関連ページと特定してもよい。
前記情報処理装置は、前記タイミング特定部による前記ライフイベントの特定対象とされる一以上の第3ユーザの前記閲覧履歴情報を取得する第2閲覧履歴取得部と、前記一以上の第3ユーザのそれぞれについて、前記閲覧履歴情報に基づいて、現時点よりも前の期間である複数の第3期間のそれぞれにおける、前記イベント前関連ページとは異なる一以上の非関連ページの閲覧数に対する、前記イベント前関連ページの閲覧数の比率である第3比率を算出し、前記一以上の第3ユーザのそれぞれについて算出された複数の前記第3比率の変化に基づいて、前記一以上の第3ユーザから、前記ライフイベントが発生する可能性が高いユーザを特定するユーザ特定部をさらに備えてもよい。
前記ユーザ特定部は、前記一以上の第3ユーザのそれぞれについて、前記複数の第3期間における過去の第3期間から順に、隣接する2つの第3期間に基づいて前記第3比率の増加率を算出し、算出した複数の前記第3比率の増加率が第4の閾値を超える第3ユーザを、前記ライフイベントが発生する可能性が高いユーザと特定してもよい。
前記第1閲覧履歴取得部は、前記タイミング特定部により前記発生タイミングが特定されなかった一以上の第2ユーザの前記閲覧履歴情報を取得し、前記情報処理装置は、前記第1ユーザの前記閲覧履歴情報のうち、前記発生タイミングよりも前の閲覧履歴情報を、ライフイベントが発生したユーザの教師データとするとともに、前記第2ユーザの前記閲覧履歴情報を、ライフイベントが発生しなかったユーザの教師データとし、前記閲覧履歴情報の入力に対して、当該閲覧履歴情報に対応するユーザが、ライフイベントが発生する可能性が高いユーザであるか否かを分類するモデルを生成する生成部と、前記タイミング特定部による前記ライフイベントの特定対象とされる一以上の第3ユーザの前記閲覧履歴情報を取得する第2閲覧履歴取得部と、前記モデルに前記第3ユーザの閲覧履歴情報を入力し、前記第3ユーザが、ライフイベントが発生する可能性が高いユーザであるか否かを前記モデルに分類させることにより、前記一以上の第3ユーザから、前記ライフイベントが発生する可能性が高いユーザを特定するユーザ特定部と、をさらに備えてもよい。
前記関連ページ特定部は、前記複数のウェブページのそれぞれについて、前記第1期間に対応する前記第1ユーザの数に対する、前記第2期間に対応する前記第1ユーザの数の比率を算出し、前記複数のウェブページのうち、当該比率が第5の閾値を超えるウェブページを、前記ライフイベントの発生後に閲覧される可能性が高い前記イベント関連ページであるイベント後関連ページと特定してもよい。
前記閲覧ページ特定部は、複数の前記第2期間の少なくともいずれかに閲覧されたウェブページを特定し、前記関連ページ特定部は、前記複数のウェブページのそれぞれについて、複数の前記第2期間のそれぞれに対応する前記第1ユーザの数を算出し、前記第1期間に対応する前記第1ユーザの数に対する、複数の前記第2期間のそれぞれに対応する前記第1ユーザの数の比率を算出し、前記複数のウェブページのうち、算出された複数の比率のうち少なくとも1つが前記第5の閾値を超えるウェブページを、前記イベント後関連ページと特定してもよい。
前記情報処理装置は、前記一以上の第3ユーザのそれぞれについて、前記閲覧履歴情報に基づいて、現時点よりも前の期間である複数の第3期間のそれぞれにおける、前記イベント後関連ページとは異なる一以上の非関連ページの閲覧数に対する、前記イベント後関連ページの閲覧数の比率である第4比率を算出し、前記一以上の第3ユーザのそれぞれについて算出された複数の前記第4比率の変化に基づいて、前記一以上の第3ユーザから、前記ライフイベントが終了したユーザを特定するユーザ特定部をさらに備えてもよい。
前記関連ページ特定部は、前記複数のウェブページのそれぞれについて、前記第1期間に対応する前記第1ユーザの数に対する、前記第2期間に対応する第1ユーザの数の比率を算出し、前記複数のウェブページのうち、当該比率が第5の閾値を超えるウェブページを、前記ライフイベントの発生後に閲覧される可能性が高い前記イベント関連ページであるイベント後関連ページと特定し、前記情報処理装置は、前記ライフイベントが発生する可能性が高いユーザに、前記ライフイベントの後に閲覧される可能性が高い前記イベント後関連ページに対応する広告を配信する広告配信部をさらに備えてもよい。
前記情報処理装置は、前記イベント前関連ページ及び前記イベント後関連ページを、それぞれのページが属するカテゴリに分類するとともに、当該カテゴリに対応するページが閲覧される可能性が高い期間を当該カテゴリに関連付ける分類部をさらに備え、前記広告配信部は、前記ライフイベントが発生する可能性が高いユーザの前記閲覧履歴情報に基づいて、当該ユーザが現時点で相対的に多く閲覧しているウェブページのカテゴリを特定し、特定したカテゴリに関連付けられた期間よりも後の期間に関連付けられているカテゴリに対応する前記広告を配信してもよい。
本発明の第2の態様に係る情報処理方法は、コンピュータが実行する、複数のユーザのそれぞれの所定のライフイベントの発生タイミングを特定するステップと、前記ライフイベントの発生タイミングが特定された一以上の第1ユーザのウェブページの閲覧履歴を示し、前記ウェブページのアドレス及び閲覧時刻を含む閲覧履歴情報を取得するステップと、前記一以上の第1ユーザのそれぞれについて、前記閲覧履歴情報に基づいて、特定した前記発生タイミングを基準として、前記発生タイミングよりも前の期間である第1期間において閲覧されたウェブページと、前記発生タイミングの後の期間である第2期間において閲覧されたウェブページとを特定するステップと、特定された前記一以上の第1ユーザのそれぞれの前記第1期間と、前記第2期間とのそれぞれにおけるウェブページの閲覧状況の変化に基づいて、前記複数のウェブページから、前記ライフイベントに関連するウェブページとするイベント関連ページを特定するステップと、を備える。
本発明の第3の態様に係るプログラムは、コンピュータを、複数のユーザのそれぞれの所定のライフイベントの発生タイミングを特定するタイミング特定部、前記タイミング特定部により前記ライフイベントの発生タイミングが特定された一以上の第1ユーザのウェブページの閲覧履歴を示し、前記ウェブページのアドレス及び閲覧時刻を含む閲覧履歴情報を取得する閲覧履歴取得部、前記一以上の第1ユーザのそれぞれについて、前記閲覧履歴情報に基づいて、特定した前記発生タイミングを基準として、前記発生タイミングよりも前の期間である第1期間において閲覧されたウェブページと、前記発生タイミングの後の期間である第2期間において閲覧されたウェブページとを特定する閲覧ページ特定部、及び、前記閲覧ページ特定部が特定した前記一以上の第1ユーザのそれぞれの前記第1期間と、前記第2期間とのそれぞれにおけるウェブページの閲覧状況の変化に基づいて、前記複数のウェブページから、前記ライフイベントに関連するウェブページとするイベント関連ページを特定する関連ページ特定部、として機能させる。
本発明によれば、ライフイベントに対応するウェブページを自動的に特定することができるという効果を奏する。
第1実施形態に係る情報処理装置の概要を示す図である。 第1実施形態に係る情報処理装置の構成を示す図である。 イベント関連ページ特定部の構成を示す図である。 複数のウェブページのそれぞれに対応する第1比率の例を示す図である。 複数のウェブページのそれぞれに対応する第2比率の例を示す図である。 イベント発生ユーザ特定部の構成を示す図である。 広告配信部の構成を示す図である。 イベント前関連ページを特定するときの情報処理装置における処理の流れを示すフローチャートである。 ライフイベントが発生する可能性が高いユーザを特定するときの情報処理装置における処理の流れを示すフローチャートである。 ライフイベントが発生する可能性が高いユーザに広告を配信するときの情報処理装置における処理の流れを示すフローチャートである。 第2実施形態に係るイベント発生ユーザ特定部の構成を示す図である。
[情報処理装置1の概要]
図1は、第1実施形態に係る情報処理装置1の概要を示す図である。情報処理装置1は、ライフイベントに関連するウェブページを特定し、ユーザの当該ウェブページの閲覧状況の変化に基づいて、ライフイベントが発生する可能性が高いユーザを特定し、当該ユーザに広告を配信するコンピュータである。ここで、ライフイベントとは、ユーザの生活や人生に関するイベントであり、例えば、引越、結婚、就職、車購入等が挙げられる。
情報処理装置1は、複数のユーザU1から、アンケート等によりイベントの発生タイミングとしての発生日を示すイベント発生日情報を取得する(図1の(1))。また、情報処理装置1は、一以上のユーザU1のそれぞれが使用する第1ユーザ端末2から、複数のウェブページの閲覧履歴を示す閲覧履歴情報を取得する(図1の(2))。情報処理装置1は、複数のユーザU1のイベント発生日の前後におけるウェブページの閲覧状況に変化に基づいて、ライフイベントに関連するウェブページであるイベント関連ページを特定する(図1の(3))。このようにすることで、情報処理装置1は、イベント関連ページを自動的に特定することができる。
情報処理装置1は、ライフイベントの特定対象とされる一以上のユーザU2のそれぞれが使用する第2ユーザ端末3から、閲覧履歴情報を取得する(図1の(4))。情報処理装置1は、イベント関連ページの閲覧状況の変化に基づいて、ライフイベントが発生する可能性が高いユーザを特定し(図1の(5))、ライフイベントが発生する可能性が高いユーザに広告を配信する(図1の(6))。このようにすることで、情報処理装置1は、広告効果を高めることができる。
以下、情報処理装置1の構成について説明する。
[情報処理装置1の構成例]
図2は、第1実施形態に係る情報処理装置1の構成を示す図である。情報処理装置1は、記憶部11と、制御部12とを備える。
記憶部11は、例えば、ROM(Read Only Memory)及びRAM(Random Access Memory)等である。記憶部11は、情報処理装置1を機能させるための各種プログラムを記憶する。例えば、記憶部11は、情報処理装置1の制御部12を、後述するイベント関連ページ特定部13、イベント発生ユーザ特定部14、及び広告配信部15として機能させるプログラムを記憶する。
制御部12は、例えばCPU(Central Processing Unit)である。制御部12は、記憶部11に記憶されている各種プログラムを実行することにより、情報処理装置1に係る機能を制御する。制御部12は、記憶部11に記憶されているプログラムを実行することにより、イベント関連ページ特定部13、イベント発生ユーザ特定部14、及び広告配信部15として機能する。
[イベント関連ページの特定]
イベント関連ページ特定部13は、複数の第1ユーザU1の閲覧履歴に基づいて、イベント関連ページを特定する。イベント関連ページ特定部13は、ライフイベントに関連するウェブページとして、ライフイベントの発生前に閲覧される可能性が高いイベント関連ページであるイベント前関連ページと、ライフイベントの終了後に閲覧される可能性が高いイベント関連ページであるイベント後関連ページとを特定する。
図3は、イベント関連ページ特定部13の構成を示す図である。図3に示すように、イベント関連ページ特定部13は、タイミング特定部131と、第1閲覧履歴取得部132と、閲覧ページ特定部133と、関連ページ特定部134とを備える。
タイミング特定部131は、複数の第1ユーザのそれぞれの所定のライフイベントの発生日を特定する。例えば、タイミング特定部131は、複数のユーザU1のそれぞれに対して実施された、ライフイベントに関するアンケートの結果を示すアンケート結果情報を取得する。アンケート結果情報には、ユーザU1を識別するユーザIDと、複数のライフイベントのそれぞれの種類を示す種類情報と、複数のライフイベントのそれぞれの発生日を示す発生日情報とが含まれている。
ここで、ユーザU1の中には、所定のライフイベントが発生しているユーザと、所定のライフイベントが発生していないユーザとが存在する。所定のライフイベントが発生しているユーザU1を第1ユーザといい、所定のライフイベントが発生していないユーザU1を第2ユーザという。タイミング特定部131は、取得したアンケート結果情報に基づいて、複数の第1ユーザのそれぞれの所定のライフイベントの発生日を特定する。なお、以下の説明では、所定のライフイベントを、単にライフイベントという。また、本実施形態では、タイミング特定部131は、複数の第1ユーザのそれぞれの所定のライフイベントの発生日を特定したが、これに限らない。タイミング特定部131は、所定のライフイベントの発生タイミングとして、所定のライフイベントの発生週や、発生時刻を特定してもよい。
第1閲覧履歴取得部132は、タイミング特定部131によりライフイベントの発生日が特定された一以上の第1ユーザのウェブページの閲覧履歴を示す閲覧履歴情報を取得するとともに、ライフイベントの発生日が特定されなかった一以上の第2ユーザの閲覧履歴情報を取得する。具体的には、第1閲覧履歴取得部132は、ライフイベントに関するアンケートに回答した複数のユーザU1のそれぞれに対応する閲覧履歴情報を取得する。閲覧履歴情報には、ユーザU1を識別するユーザIDと、閲覧されたウェブページのアドレスと、閲覧時刻を示す閲覧時刻情報とが含まれている。ここで、ウェブページのアドレスは、例えばURLであるものとするが、これに限らず、ドメイン、サブドメイン、ディレクトリ、Network location part等のURLの一部であってもよい。
閲覧ページ特定部133は、一以上の第1ユーザのそれぞれについて、閲覧履歴情報に基づいて、特定したライフイベントの発生日を基準として、発生日よりも前の期間である第1期間において閲覧されたウェブページと、発生日の後の期間である第2期間において閲覧されたウェブページとを特定する。このようにすることで、複数の第1ユーザのそれぞれのウェブページの閲覧日時の時間軸を、ライフイベントの発生日を基準として統一することができる。
ここで、第1期間は複数設けられており、閲覧ページ特定部133は、一以上の第1ユーザのそれぞれについて、複数の第1期間の少なくともいずれかにおいて閲覧されたウェブページを特定する。第1期間は、例えば24時間である。以下の説明において、複数の第1期間のそれぞれを、ライフイベントの発生日に近い順から、T−1、T−2、・・・T−nと表記する。また、複数の第1期間は、イベント前関連ページの特定に用いられるものとする。
また、第2期間は複数設けられており、閲覧ページ特定部133は、一以上の第1ユーザのそれぞれについて、複数の第2期間の少なくともいずれかにおいて閲覧されたウェブページを特定する。第2期間は、例えば24時間である。以下の説明において、複数の第2期間のそれぞれを、ライフイベントの発生日に近い順から、T、T、・・・Tと表記する。また、複数の第2期間は、イベント後関連ページの特定に用いられるものとする。
また、閲覧ページ特定部133は、一以上の第2ユーザのそれぞれについて、閲覧履歴情報に基づいて、一以上の第1ユーザに対して特定された一以上の発生日の少なくともいずれかを基準とし、当該発生日よりも前の複数の第1期間において閲覧されたウェブページを特定する。
閲覧ページ特定部133は、例えば、第1ユーザXに対して特定された所定のライフイベントの発生日が2018年1月30日である場合、一以上の第2ユーザのそれぞれについて、閲覧履歴情報に基づいて、当該発生日を基準とし、当該発生日よりも前の複数の第1期間において閲覧されたウェブページを特定する。また、閲覧ページ特定部133は、例えば、第1ユーザYに対して特定された所定のライフイベントの発生日が2018年2月10日である場合、一以上の第2ユーザのそれぞれについて、閲覧履歴情報に基づいて、当該発生日を基準とし、当該発生日よりも前の複数の第1期間において閲覧されたウェブページを特定する。
関連ページ特定部134は、閲覧ページ特定部133が特定した一以上の第1ユーザのそれぞれの第1期間と、第2期間とのそれぞれにおけるウェブページの閲覧状況の変化に基づいて、複数のウェブページから、ライフイベントに関連するウェブページとするイベント関連ページを特定する。関連ページ特定部134は、ライフイベントに関連するウェブページとして、ライフイベントの発生に関連するイベント関連ページであるイベント前関連ページと、ライフイベントの終了に関連するイベント関連ページであるイベント後関連ページとを特定する。まず、イベント前関連ページの特定方法について説明する。
[イベント前関連ページの特定]
まず、関連ページ特定部134は、閲覧ページ特定部133が特定した一以上の第1ユーザのそれぞれの第1期間におけるウェブページの閲覧状況に基づいて、複数のウェブページのそれぞれを第1期間に閲覧した第1ユーザの数を算出する。関連ページ特定部134は、複数のウェブページのそれぞれについて、複数の第1期間のそれぞれに閲覧した第1ユーザの数を算出する。
また、関連ページ特定部134は、第2期間におけるウェブページの閲覧状況に基づいて、複数のウェブページのそれぞれを第2期間に閲覧した第1ユーザの数を算出する。ここで、関連ページ特定部134は、複数のウェブページのそれぞれについて、ライフイベントの発生日に最も近い第2期間Tに閲覧した第1ユーザの数を算出する。
そして、関連ページ特定部134は、複数のウェブページのそれぞれについて、第2期間Tに対応する第1ユーザの数に対する、複数の第1期間のそれぞれに対応する第1ユーザの数の比率である第1比率を算出する。
図4は、複数のウェブページのそれぞれに対応する第1比率を示す図である。図4に示されるように、第1比率が相対的に高いウェブページは、ライフイベントが発生する第1ユーザに、ライフイベントが発生する前に閲覧されやすく、イベント前関連ページである可能性が高い。
また、関連ページ特定部134は、閲覧ページ特定部133が特定した一以上の第2ユーザのそれぞれの第1期間におけるウェブページの閲覧状況に基づいて、複数のウェブページのそれぞれを第1期間に閲覧した第2ユーザの数を算出する。そして、関連ページ特定部134は、第1期間に対応する第2ユーザの数に対する、当該第1期間に対応する第1ユーザの数の比率である第2比率を算出する。関連ページ特定部134は、複数の第1期間のそれぞれについて、第2比率を算出する。
図5は、複数のウェブページのそれぞれに対応する第2比率を示す図である。例えば第2比率が相対的に高いウェブページは、ライフイベントが発生した第1ユーザに相対的に閲覧されやすく、イベント関連ページである可能性が高い。
関連ページ特定部134は、複数のウェブページのそれぞれに対して算出された複数の第1比率及び複数の第2比率に基づいて、複数のウェブページの中からイベント前関連ページを特定する。
例えば、関連ページ特定部134は、複数のウェブページのうち、算出された複数の第1比率のうち少なくとも1つが第1の閾値を超えるとともに、複数の第2比率のうち少なくとも1つが第3の閾値を超えるウェブページを、ライフイベントの発生前に閲覧される可能性が高いイベント前関連ページと特定する。なお、関連ページ特定部134は、複数のウェブページのうち、算出された複数の第1比率のうち少なくとも1つが閾値th1(第1の閾値)を超えているウェブページ、又は算出された複数の第2比率のうち少なくとも1つが閾値th2(第3の閾値)を超えているウェブページをイベント前関連ページと特定してもよい。
ここで、閾値th1は、例えば、1.5である。また、関連ページ特定部134は、閾値th2を、第1ユーザの数と、第2ユーザの数とに基づいて決定してもよい。例えば、第1ユーザがM人、第2ユーザがN人である場合、閾値th2は、以下の式(1)で表わされる。
th2=2*M/N・・・(1)
なお、本実施形態では、第2期間に対応する第1ユーザの数に対する、第1期間における第1ユーザの数の比率を第1比率とし、当該第1比率に基づいてイベント前関連ページを特定したが、これに限らない。
関連ページ特定部134は、閲覧ページ特定部133が特定した一以上の第1ユーザのそれぞれの第1期間と、第2期間とのそれぞれにおけるウェブページの閲覧状況に基づいて、複数のウェブページのそれぞれの第1期間における一以上の第1ユーザの閲覧数と、第2期間における一以上の第1ユーザの閲覧数とを算出してもよい。そして、関連ページ特定部134は、複数のウェブページのそれぞれについて、第2期間における閲覧数に対する、第1期間における閲覧数の比率を算出してもよい。そして、関連ページ特定部134は、複数のウェブページのうち、当該比率が閾値th3(第2の閾値)を超えるウェブページを、イベント前関連ページと特定してもよい。このようにすることで、情報処理装置1は、第1ユーザのユーザ数を用いてイベント前関連ページを特定するのと同様に、イベント前関連ページを特定することができる。
[イベント後関連ページの特定]
続いて、イベント後関連ページの特定方法について説明する。
まず、関連ページ特定部134は、閲覧ページ特定部133が特定した一以上の第1ユーザのそれぞれの第1期間におけるウェブページの閲覧状況に基づいて、複数のウェブページのそれぞれを第1期間に閲覧した第1ユーザの数を算出する。ここで、関連ページ特定部134は、複数のウェブページのそれぞれについて、ライフイベントの発生日に最も近い第1期間T−1にウェブページを閲覧した第1ユーザの数を算出する。
また、関連ページ特定部134は、第2期間におけるウェブページの閲覧状況に基づいて、複数のウェブページのそれぞれを第2期間に閲覧した第1ユーザの数を算出する。関連ページ特定部134は、複数のウェブページのそれぞれについて、複数の第2期間のそれぞれに閲覧した第1ユーザの数を算出する。
そして、関連ページ特定部134は、複数のウェブページのそれぞれについて、第1期間T−1に対応する第1ユーザの数に対する、複数の第2期間のそれぞれに対応する第1ユーザの数の比率を算出する。そして、関連ページ特定部134は、複数のウェブページのうち、算出した複数の比率のうち少なくとも1つが閾値th4(第5の閾値)を超えるウェブページを、イベント後関連ページと特定する。
[ライフイベントが発生する可能性が高いユーザの特定]
イベント発生ユーザ特定部14は、ライフイベントの特定対象とされる一以上の第3ユーザの閲覧履歴情報に基づいて、一以上の第3ユーザからライフイベントが発生する可能性が高いユーザを特定する。図6は、イベント発生ユーザ特定部14の構成を示す図である。図6に示すように、イベント発生ユーザ特定部14は、第2閲覧履歴取得部141と、ユーザ特定部142とを備える。
第2閲覧履歴取得部141は、ライフイベントの特定対象とされる一以上の第3ユーザU2のウェブページの閲覧履歴を示す閲覧履歴情報を取得する。
ユーザ特定部142は、一以上の第3ユーザのそれぞれについて、第2閲覧履歴取得部141が取得した閲覧履歴情報に基づいて、現時点よりも前の期間である複数の第3期間のそれぞれにおける、イベント前関連ページとは異なる一以上の非関連ページの閲覧数に対する、イベント前関連ページの閲覧数の比率である第3比率P3を算出する。以下の説明において、複数の第3期間のそれぞれを、現時点に近い順から、T3−1、T3−2、・・・T3−nと表記する。
そして、ユーザ特定部142は、一以上の第3ユーザのそれぞれについて算出された複数の第3比率の変化に基づいて、一以上の第3ユーザから、ライフイベントが発生する可能性が高いユーザを特定する。
具体的には、ユーザ特定部142は、一以上の第3ユーザのそれぞれについて、複数の第3期間における過去の第3期間から順に、隣接する2つの第3期間T3−i(ただし、0≦i≦n−1)における第3比率P3の変化率(増加率)を算出する。第3期間T3−iにおける第3比率をP3−i、第3期間T3−(i+1)における第3比率をP3−(i+1)とすると、変化率は、P3−i/P3−(i+1)と表わされる。
ユーザ特定部142は、第3比率P3の変化率が、第3比率の増加を示している場合に、当該第3比率に対応するユーザを、ライフイベントが発生する可能性が高いユーザと特定する。例えば、ユーザ特定部142は、第3比率P3の変化率が閾値th5(第4の閾値)を超える第3ユーザを、ライフイベントが発生する可能性が高いユーザと特定する。
なお、ユーザ特定部142は、一以上の第3ユーザのそれぞれについて、複数の第3期間における過去の第3期間から順に、当該第3期間よりも前の複数の第3期間の第3比率P3の分散σp3及び平均値μp3を算出してもよい。そして、ユーザ特定部142は、当該分散σp3及び平均値μp3に基づいてライフイベントが発生する可能性が高いユーザを特定してもよい。例えば、ユーザ特定部142は、第3期間T3−iにおける第3比率P3−iが以下の式(2)を満たす場合に、ライフイベントが発生する可能性が高いユーザであると特定する。
Figure 0006786537
[ライフイベントが終了した可能性が高いユーザの特定]
イベント発生ユーザ特定部14は、ライフイベントが発生する可能性が高いユーザを特定するのと同様に、第3ユーザの閲覧履歴情報に基づいて、一以上の第3ユーザからライフイベントが終了した可能性が高いユーザを特定する。
具体的には、ユーザ特定部142は、一以上の第3ユーザのそれぞれについて、第2閲覧履歴取得部141が取得した閲覧履歴情報に基づいて、現時点よりも前の期間である複数の第3期間のそれぞれにおける、イベント後関連ページとは異なる一以上の非関連ページの閲覧数に対する、イベント後関連ページの閲覧数の比率である第4比率P4を算出し、一以上の第3ユーザのそれぞれについて算出された複数の第4比率P4の変化に基づいて、一以上の第3ユーザから、ライフイベントが終了した可能性が高いユーザを特定する。
具体的には、ユーザ特定部142は、一以上の第3ユーザのそれぞれについて、複数の第3期間における過去の第3期間から順に、隣接する2つの第3期間T3−i(ただし、0≦i≦n−1)における第4比率P4の変化率(増加率)を算出する。第3期間T3−iにおける第4比率をP4−i、第3期間T3−(i+1)における第4比率をP4−(i+1)とすると、変化率は、P4−i/P4−(i+1)と表わされる。
ユーザ特定部142は、第4比率P4の変化率が第4比率の増加を示している場合に、当該第4比率に対応するユーザを、ライフイベントが終了した可能性が高いユーザと特定する。例えば、ユーザ特定部142は、第4比率P4の変化率が閾値th7を超える第3ユーザを、ライフイベントが終了した可能性が高いユーザと特定する。
ここで、ユーザ特定部142は、第3比率P3の変化率が減少を示しているとともに、第4比率P4の変化率が第4比率の増加を示している場合に、当該第3比率及び第4比率に対応するユーザを、ライフイベントが終了した可能性が高いユーザと特定してもよい。
また、ユーザ特定部142は、一以上の第3ユーザのそれぞれについて、複数の第3期間における過去の第3期間から順に、当該第3期間よりも前の複数の第3期間の第4比率P4の分散σp4及び平均値μp4を算出してもよい。そして、ユーザ特定部142は、当該分散σp4及び平均値μp4に基づいてライフイベントが終了した可能性が高いユーザを特定してもよい。例えば、ユーザ特定部142は、第3期間T3−iにおける第4比率P4−iが以下の式(3)を満たす場合に、ライフイベントが終了した可能性が高いユーザであると特定する。
Figure 0006786537
[ライフイベントが発生する可能性が高いユーザへの広告の配信]
広告配信部15は、イベント発生ユーザ特定部14により特定された、ライフイベントが発生する可能性が高い第3ユーザに、ライフイベントの後に閲覧される可能性が高いイベント後関連ページに対応する広告を配信する。図7は、広告配信部15の構成を示す図である。図7に示すように、広告配信部15は、分類部151と、配信部152とを備える。
分類部151は、イベント前関連ページ及びイベント後関連ページを、それぞれのページが属するカテゴリに分類する。具体的には、分類部151は、イベント前関連ページと、イベント後関連ページとのそれぞれが属するカテゴリを特定する。例えば、分類部151は、検索エンジン等によりイベント前関連ページ及びイベント後関連ページに付与されているカテゴリを取得することにより、カテゴリを特定する。なお、分類部151は、イベント前関連ページ及びイベント後関連ページに含まれている単語を解析することにより、これらのページが属するカテゴリを特定してもよい。
分類部151は、複数のカテゴリのそれぞれに対応するページが閲覧される可能性が高い期間を特定し、特定した期間と、当該カテゴリとを関連付ける。例えば、分類部151は、第1閲覧履歴取得部132が取得した第1ユーザの閲覧履歴情報に基づいて、カテゴリに分類されたイベント前関連ページ及びイベント後関連ページが最も閲覧される期間を特定する。分類部151は、ライフイベントの発生日を基準として、イベント前関連ページ及びイベント後関連ページが最も閲覧される期間を特定する。そして、分類部151は、特定した期間と、カテゴリとを関連付けたカテゴリ情報を記憶部11に記憶させる。
配信部152は、ライフイベントが発生する可能性が高いユーザの閲覧履歴情報と、分類部151による分類結果とに基づいて、当該ユーザが現時点で相対的に多く閲覧しているウェブページのカテゴリを特定する。例えば、配信部152は、現時点で最も閲覧されているウェブページに対応するカテゴリを特定する。
記憶部11には、カテゴリと、当該カテゴリに対応する広告を示す広告情報とが関連付けられて記憶されている。配信部152は、記憶部11に記憶されているカテゴリ情報を参照し、特定したカテゴリに関連付けられている期間よりも後の期間に関連付けられているカテゴリを特定する。そして、配信部152は、当該カテゴリに関連付けられている広告を、ライフイベントが発生する可能性が高いユーザに配信する。
例えば、ユーザ特定部142は、ライフイベントが発生する可能性が高いユーザのユーザIDを記憶部11に記憶させておく。配信部152は、広告配信におけるDSP(Demand Side Platform)として機能し、ユーザがウェブページを訪問すると、当該ユーザのユーザIDを特定する。配信部152は、記憶部11を参照し、特定したユーザIDが、ライフイベントが発生する可能性が高いユーザのユーザIDとして記憶されているか否かを判定する。
配信部152は、当該ユーザが、ライフイベントが発生する可能性が高いユーザであると判定すると、当該ユーザが訪問したウェブページの広告枠に、特定したカテゴリに関連付けられている期間よりも後の期間に関連付けられているカテゴリに関連付けられている広告を配信する。
[情報処理装置1における処理の流れ]
続いて、情報処理装置1における処理の流れの一例について説明する。まず、イベント前関連ページを特定するときの情報処理装置1における処理の流れについて説明する。図8は、イベント前関連ページを特定するときの情報処理装置1における処理の流れを示すフローチャートである。
まず、タイミング特定部131は、複数の第1ユーザのそれぞれの所定のライフイベントの発生日を特定する(S1)。
続いて、第1閲覧履歴取得部132は、第1ユーザ及び第2ユーザの閲覧履歴情報を取得する(S2)。
続いて、閲覧ページ特定部133及び関連ページ特定部134は、複数のウェブページのそれぞれを閲覧した第1ユーザの数を、複数の第1期間、第2期間ごとに算出する(S3)。
続いて、関連ページ特定部134は、複数のウェブページのそれぞれの第1比率を算出する(S4)。
続いて、閲覧ページ特定部133及び関連ページ特定部134は、複数のウェブページのそれぞれを閲覧した第2ユーザの数を、複数の第1期間ごとに算出する(S5)。
続いて、関連ページ特定部134は、複数のウェブページのそれぞれの第2比率を算出する(S6)。
続いて、関連ページ特定部134は、算出した第1比率及び第2比率に基づいて、複数のウェブページの中からイベント前関連ページを特定する(S7)。
続いて、情報処理装置1が、ライフイベントが発生する可能性が高いユーザを特定するときの処理の流れについて説明する。図9は、ライフイベントが発生する可能性が高いユーザを特定するときの情報処理装置1における処理の流れを示すフローチャートである。本フローチャートは、複数の第3ユーザのそれぞれで実施されるものとする。また、本フローチャートでは、説明を簡略化するために、1つのイベント関連前ページに着目したときの処理の流れについて説明する。
まず、第2閲覧履歴取得部141は、ライフイベントの特定対象とされる第3ユーザのウェブページの閲覧履歴を示す閲覧履歴情報を取得する(S11)。
続いて、ユーザ特定部142は、取得された閲覧履歴情報を参照し、現時点よりも前の複数の第3期間のそれぞれにおける、イベント前関連ページとは異なる一以上の非関連ページの閲覧数に対する、イベント前関連ページの閲覧数の比率である第3比率を算出する(S12)。
続いて、ユーザ特定部142は、複数の第3期間における過去の第3期間から順に、第3比率の変化率を算出するために、第3期間の位置を示す変数iの値をnに設定する(S13)。
続いて、ユーザ特定部142は、変数iが1よりも大きいか否かを判定する(S14)。ユーザ特定部142は、変数iが1よりも大きい場合、S15に処理を移し、変数iが1以下の場合、本フローチャートを終了する。
続いて、ユーザ特定部142は、変数iの値を1減算する(S15)。
続いて、ユーザ特定部142は、第3期間T3−iにおける第3比率P3−iの変化率を算出する(S16)。
続いて、ユーザ特定部142は、算出した第3比率P3−iの変化率が閾値th5よりも大きいか否かを判定する。ユーザ特定部142は、算出した第3比率P3−iの変化率が閾値th5よりも大きい場合、S18に処理を移し、閾値th5以下の場合、S14に処理を移す。
続いて、ユーザ特定部142は、第3期間T3−iよりも前の第3期間の分散σp3及び平均値μp3を算出する(S18)。
続いて、ユーザ特定部142は、第3期間T3−iにおける第3比率P3−iが、上述した式(2)を満たすか否かを判定する(S19)。ユーザ特定部142は、第3比率P3−iが式(2)を満たすと判定すると、S20に処理を移し、式(2)を満たしていないと判定すると、S14に処理を移す。
S20において、ユーザ特定部142は、S11において閲覧履歴情報を取得した第3ユーザを、ライフイベントが発生する可能性が高いユーザと特定する。
続いて、情報処理装置1が、ライフイベントが発生する可能性が高いユーザに広告を配信するときの処理の流れについて説明する。図10は、ライフイベントが発生する可能性が高いユーザに広告を配信するときの情報処理装置1における処理の流れを示すフローチャートである。本フローチャートの開始前に、分類部151により、カテゴリと、カテゴリに対応する期間とを関連付けたカテゴリ情報が記憶部11に記憶されているものとする。
まず、配信部152は、ライフイベントが発生する可能性が高いユーザに対応するカテゴリを特定する(S31)。具体的には、配信部152は、ライフイベントが発生する可能性が高いユーザの閲覧履歴情報に基づいて、当該ユーザが現時点で相対的に多く閲覧しているウェブページのカテゴリを特定する。
続いて、配信部152は、記憶部11に記憶されているカテゴリ情報を参照し、S31において特定されたカテゴリに関連付けられている期間を特定する(S32)。
続いて、配信部152は、記憶部11に記憶されているカテゴリ情報を参照し、特定された期間よりも後の期間に関連付けられているカテゴリを特定する(S33)。
続いて、配信部152は、記憶部11に記憶されている広告情報を参照し、S33において特定されたカテゴリに関連付けられている広告をユーザに配信する(S34)。
[第1実施形態における効果]
以上の通り、第1実施形態に係る情報処理装置1は、ライフイベントの発生日が特定された一以上の第1ユーザのウェブページの閲覧履歴を示す閲覧履歴情報に基づいて、特定した発生日を基準として、発生日よりも前の期間である第1期間において閲覧されたウェブページと、当該発生日の後の期間である第2期間において閲覧されたウェブページとを特定し、特定した一以上の第1ユーザのそれぞれの第1期間と、第2期間とのそれぞれにおけるウェブページの閲覧状況の変化に基づいて、複数のウェブページから、ライフイベントに関連するウェブページとするイベント関連ページを特定する。
このようにすることで、情報処理装置1は、ライフイベントの発生日が特定された一以上の第1ユーザのウェブページの閲覧履歴を示す閲覧履歴情報に基づいて、イベント関連ページを自動的に取得することができる。また、情報処理装置1は、第1ユーザの数を多くすればするほど、個々のユーザの属性がウェブページの特定に与える影響を小さくし、一般的なユーザがライフイベントに関連して閲覧する可能性が高いイベント関連ページを精度良く特定することができる。
<第2実施形態>
[機械学習を用いてライフイベントが発生する可能性が高いユーザを特定する]
続いて、第2実施形態について説明する。第2実施形態に係る情報処理装置1は、機械学習を用いてライフイベントが発生する可能性が高いユーザを特定する点で第1実施形態に係る情報処理装置1と異なる。以下、第2実施形態に係る情報処理装置1について説明する。なお、第1実施形態と同じ部分については適宜説明を省略する。
図11は、第2実施形態に係るイベント発生ユーザ特定部14の構成を示す図である。図11に示すように、イベント発生ユーザ特定部14は、第1閲覧履歴取得部143と、生成部144とをさらに備える。
第1閲覧履歴取得部143は、第1実施形態に係る第1閲覧履歴取得部132と同様に、タイミング特定部131によりライフイベントの発生日が特定された一以上の第1ユーザのウェブページの閲覧履歴を示す閲覧履歴情報を取得するとともに、ライフイベントの発生日が特定されなかった一以上の第2ユーザの閲覧履歴情報を取得する。
生成部144は、ライフイベントが発生した第1ユーザの閲覧履歴情報のうち、ライフイベントの発生日よりも前の閲覧履歴情報を、ライフイベントが発生したユーザの教師データとするとともに、ライフイベントが発生していない第2ユーザの閲覧履歴情報を、ライフイベントが発生しなかったユーザの教師データとする。ここで、生成部144は、第2ユーザの閲覧履歴情報のうち、所定の第1ユーザのライフイベントの発生日を基準とし、当該発生日よりも前の閲覧履歴情報を、ライフイベントが発生していないユーザの教師データとしてもよい。
生成部144は、ライフイベントが発生したユーザの教師データ、及びライフイベントが発生していないユーザの教師データに基づいて、機械学習を行い、閲覧履歴情報の入力に対して、当該閲覧履歴情報に対応するユーザが、ライフイベントが発生する可能性が高いユーザであるか否かを分類するモデルを生成する。
第2閲覧履歴取得部141は、ライフイベントの特定対象とされる一以上の第3ユーザのウェブページの閲覧履歴のうち、現時点から所定期間前までの閲覧履歴を示す閲覧履歴情報を取得する。
ユーザ特定部142は、第2閲覧履歴取得部141が取得した第3ユーザの閲覧履歴情報のうち、現時点から所定期間前までの閲覧履歴を示す閲覧履歴情報を、生成部144が生成したモデルに入力し、第3ユーザがライフイベントが発生する可能性が高いユーザであるか否かを当該モデルに分類させることにより、一以上の第3ユーザから、ライフイベントが発生する可能性が高いユーザを特定する。
[第2実施形態における効果]
以上の通り、第2実施形態に係る情報処理装置1は、ライフイベントが発生したユーザの教師データ、及びライフイベントが発生していないユーザの教師データに基づいて、機械学習を行い、閲覧履歴情報の入力に対して、当該閲覧履歴情報に対応するユーザが、ライフイベントが発生する可能性が高いユーザであるか否かを分類するモデルを生成する。そして、情報処理装置1は、生成したモデルに、第3ユーザが、ライフイベントが発生する可能性が高いユーザであるか否かを分類させることにより、一以上の第3ユーザから、ライフイベントが発生する可能性が高いユーザを特定する。このようにすることで、情報処理装置1は、ライフイベントが発生する可能性が高いユーザを精度良く特定することができる。
以上、本発明を上記の実施形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施形態に記載の範囲には限定されない。上記実施形態に、多様な変更又は改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。また、特に、装置の分散・統合の具体的な実施形態は以上に図示するものに限られず、その全部又は一部について、種々の付加等に応じて、又は、機能負荷に応じて、任意の単位で機能的又は物理的に分散・統合して構成することができる。
1・・・情報処理装置、11・・・記憶部、12・・・制御部、13・・・イベント関連ページ特定部、131・・・タイミング特定部、132・・・第1閲覧履歴取得部、133・・・閲覧ページ特定部、134・・・関連ページ特定部、14・・・イベント発生ユーザ特定部、141・・・第2閲覧履歴取得部、142・・・ユーザ特定部、143・・・第1閲覧履歴取得部、144・・・生成部、15・・・広告配信部、151・・・分類部、152・・・配信部、2・・・第1ユーザ端末、3・・・第2ユーザ端末

Claims (15)

  1. 複数のユーザのそれぞれの所定のライフイベントの発生タイミングを特定するタイミング特定部と、
    前記タイミング特定部により前記ライフイベントの発生タイミングが特定された一以上の第1ユーザのウェブページの閲覧履歴を示し、前記ウェブページのアドレス及び閲覧時刻を含む閲覧履歴情報を取得する第1閲覧履歴取得部と、
    前記一以上の第1ユーザのそれぞれについて、前記閲覧履歴情報に基づいて、特定した前記発生タイミングを基準として、前記発生タイミングよりも前の期間である第1期間において閲覧されたウェブページと、前記発生タイミングの後の期間である第2期間において閲覧されたウェブページとを特定する閲覧ページ特定部と、
    前記閲覧ページ特定部が特定した前記一以上の第1ユーザのそれぞれの前記第1期間と、前記第2期間とのそれぞれにおけるウェブページの閲覧状況の変化に基づいて、前記複数のウェブページから、前記ライフイベントに関連するウェブページとするイベント関連ページを特定する関連ページ特定部と、
    を備える情報処理装置。
  2. 前記関連ページ特定部は、前記閲覧ページ特定部が特定した前記一以上の第1ユーザのそれぞれの前記第1期間と、前記第2期間とのそれぞれにおけるウェブページの閲覧状況に基づいて、複数のウェブページのそれぞれを前記第1期間に閲覧した前記第1ユーザの数と、前記第2期間に閲覧した前記第1ユーザの数とを算出し、前記複数のウェブページのそれぞれについて、前記第2期間に対応する前記第1ユーザの数に対する、前記第1期間における前記第1ユーザの数の比率を算出し、前記複数のウェブページのうち、当該比率が第1の閾値を超えるウェブページを、前記ライフイベントの発生前に閲覧される可能性が高い前記イベント関連ページであるイベント前関連ページと特定する、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記関連ページ特定部は、前記閲覧ページ特定部が特定した前記一以上の第1ユーザのそれぞれの前記第1期間と、前記第2期間とのそれぞれにおけるウェブページの閲覧状況に基づいて、複数のウェブページのそれぞれの前記第1期間における前記一以上の第1ユーザの閲覧数と、前記第2期間における前記一以上の第1ユーザの閲覧数とを算出し、前記複数のウェブページのそれぞれについて、前記第2期間における前記閲覧数に対する、前記第1期間における前記閲覧数の比率を算出し、前記複数のウェブページのうち、当該比率が第2の閾値を超えるウェブページを、前記ライフイベントの発生前に閲覧される可能性が高い前記イベント関連ページであるイベント前関連ページと特定する、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  4. 前記閲覧ページ特定部は、複数の前記第1期間の少なくともいずれかにおいて閲覧されたウェブページを特定し、
    前記関連ページ特定部は、前記複数のウェブページのそれぞれについて、複数の前記第1期間のそれぞれに対応する前記第1ユーザの数を算出し、前記第2期間に対応する前記第1ユーザの数に対する、複数の前記第1期間のそれぞれに対応する前記第1ユーザの数の比率を算出し、前記複数のウェブページのうち、算出された複数の比率のうち少なくとも1つが前記第1の閾値を超えるウェブページを、前記イベント前関連ページと特定する、
    請求項2に記載の情報処理装置。
  5. 前記第1閲覧履歴取得部は、前記タイミング特定部により前記発生タイミングが特定されなかった一以上の第2ユーザの前記閲覧履歴情報を取得し、
    前記閲覧ページ特定部は、前記一以上の第2ユーザのそれぞれについて、前記閲覧履歴情報に基づいて、前記一以上の第1ユーザに対して特定された一以上の前記発生タイミングの少なくともいずれかを基準として、前記第1期間において閲覧されたウェブページを特定し、
    前記関連ページ特定部は、前記複数のウェブページのそれぞれについて、前記第2期間に対応する前記第1ユーザの数に対する、前記第1期間に対応する前記第1ユーザの数の比率である第1比率を算出するとともに、前記第1期間に対応する前記第2ユーザの数に対する、前記第1期間に対応する前記第1ユーザの数の比率である第2比率を算出し、前記複数のウェブページのうち、前記第1比率が第1の閾値を超えるとともに、前記第2比率が第3の閾値を超えるウェブページを、前記ライフイベントに関連するイベント前関連ページと特定する、
    請求項2に記載の情報処理装置。
  6. 前記タイミング特定部による前記ライフイベントの特定対象とされる一以上の第3ユーザの前記閲覧履歴情報を取得する第2閲覧履歴取得部と、
    前記一以上の第3ユーザのそれぞれについて、前記閲覧履歴情報に基づいて、現時点よりも前の期間である複数の第3期間のそれぞれにおける、前記イベント前関連ページとは異なる一以上の非関連ページの閲覧数に対する、前記イベント前関連ページの閲覧数の比率である第3比率を算出し、前記一以上の第3ユーザのそれぞれについて算出された複数の前記第3比率の変化に基づいて、前記一以上の第3ユーザから、前記ライフイベントが発生する可能性が高いユーザを特定するユーザ特定部をさらに備える、
    請求項2から5のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  7. 前記ユーザ特定部は、前記一以上の第3ユーザのそれぞれについて、前記複数の第3期間における過去の第3期間から順に、隣接する2つの第3期間に基づいて前記第3比率の増加率を算出し、算出した複数の前記第3比率の増加率が第4の閾値を超える第3ユーザを、前記ライフイベントが発生する可能性が高いユーザと特定する、
    請求項6に記載の情報処理装置。
  8. 前記第1閲覧履歴取得部は、前記タイミング特定部により前記発生タイミングが特定されなかった一以上の第2ユーザの前記閲覧履歴情報を取得し、
    前記第1ユーザの前記閲覧履歴情報のうち、前記発生タイミングよりも前の閲覧履歴情報を、ライフイベントが発生したユーザの教師データとするとともに、前記第2ユーザの前記閲覧履歴情報を、ライフイベントが発生しなかったユーザの教師データとし、前記閲覧履歴情報の入力に対して、当該閲覧履歴情報に対応するユーザが、ライフイベントが発生する可能性が高いユーザであるか否かを分類するモデルを生成する生成部と、
    前記タイミング特定部による前記ライフイベントの特定対象とされる一以上の第3ユーザの前記閲覧履歴情報を取得する第2閲覧履歴取得部と、
    前記モデルに前記第3ユーザの閲覧履歴情報を入力し、前記第3ユーザが、ライフイベントが発生する可能性が高いユーザであるか否かを前記モデルに分類させることにより、前記一以上の第3ユーザから、前記ライフイベントが発生する可能性が高いユーザを特定するユーザ特定部と、
    をさらに備える、
    請求項1から5のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  9. 前記関連ページ特定部は、前記複数のウェブページのそれぞれについて、前記第1期間に対応する前記第1ユーザの数に対する、前記第2期間に対応する前記第1ユーザの数の比率を算出し、前記複数のウェブページのうち、当該比率が第5の閾値を超えるウェブページを、前記ライフイベントの発生後に閲覧される可能性が高い前記イベント関連ページであるイベント後関連ページと特定する、
    請求項2に記載の情報処理装置。
  10. 前記閲覧ページ特定部は、複数の前記第2期間の少なくともいずれかに閲覧されたウェブページを特定し、
    前記関連ページ特定部は、前記複数のウェブページのそれぞれについて、複数の前記第2期間のそれぞれに対応する前記第1ユーザの数を算出し、前記第1期間に対応する前記第1ユーザの数に対する、複数の前記第2期間のそれぞれに対応する前記第1ユーザの数の比率を算出し、前記複数のウェブページのうち、算出された複数の比率のうち少なくとも1つが前記第5の閾値を超えるウェブページを、前記イベント後関連ページと特定する、
    請求項9に記載の情報処理装置。
  11. 前記一以上の第3ユーザのそれぞれについて、前記閲覧履歴情報に基づいて、現時点よりも前の期間である複数の第3期間のそれぞれにおける、前記イベント後関連ページとは異なる一以上の非関連ページの閲覧数に対する、前記イベント後関連ページの閲覧数の比率である第4比率を算出し、前記一以上の第3ユーザのそれぞれについて算出された複数の前記第4比率の変化に基づいて、前記一以上の第3ユーザから、前記ライフイベントが終了したユーザを特定するユーザ特定部をさらに備える、
    請求項10に記載の情報処理装置。
  12. 前記関連ページ特定部は、前記複数のウェブページのそれぞれについて、前記第1期間に対応する前記第1ユーザの数に対する、前記第2期間に対応する第1ユーザの数の比率を算出し、前記複数のウェブページのうち、当該比率が第5の閾値を超えるウェブページを、前記ライフイベントの発生後に閲覧される可能性が高い前記イベント関連ページであるイベント後関連ページと特定し、
    前記ライフイベントが発生する可能性が高いユーザに、前記ライフイベントの後に閲覧される可能性が高い前記イベント後関連ページに対応する広告を配信する広告配信部をさらに備える、
    請求項6から11のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  13. 前記イベント前関連ページ及び前記イベント後関連ページを、それぞれのページが属するカテゴリに分類するとともに、当該カテゴリに対応するページが閲覧される可能性が高い期間を当該カテゴリに関連付ける分類部をさらに備え、
    前記広告配信部は、前記ライフイベントが発生する可能性が高いユーザの前記閲覧履歴情報に基づいて、当該ユーザが現時点で相対的に多く閲覧しているウェブページのカテゴリを特定し、特定したカテゴリに関連付けられた期間よりも後の期間に関連付けられているカテゴリに対応する前記広告を配信する、
    請求項12に記載の情報処理装置。
  14. コンピュータが実行する、
    複数のユーザのそれぞれの所定のライフイベントの発生タイミングを特定するステップと、
    前記ライフイベントの発生タイミングが特定された一以上の第1ユーザのウェブページの閲覧履歴を示し、前記ウェブページのアドレス及び閲覧時刻を含む閲覧履歴情報を取得するステップと、
    前記一以上の第1ユーザのそれぞれについて、前記閲覧履歴情報に基づいて、特定した前記発生タイミングを基準として、前記発生タイミングよりも前の期間である第1期間において閲覧されたウェブページと、前記発生タイミングの後の期間である第2期間において閲覧されたウェブページとを特定するステップと、
    特定された前記一以上の第1ユーザのそれぞれの前記第1期間と、前記第2期間とのそれぞれにおけるウェブページの閲覧状況の変化に基づいて、前記複数のウェブページから、前記ライフイベントに関連するウェブページとするイベント関連ページを特定するステップと、
    を備える情報処理方法。
  15. コンピュータを、
    複数のユーザのそれぞれの所定のライフイベントの発生タイミングを特定するタイミング特定部、
    前記タイミング特定部により前記ライフイベントの発生タイミングが特定された一以上の第1ユーザのウェブページの閲覧履歴を示し、前記ウェブページのアドレス及び閲覧時刻を含む閲覧履歴情報を取得する閲覧履歴取得部、
    前記一以上の第1ユーザのそれぞれについて、前記閲覧履歴情報に基づいて、特定した前記発生タイミングを基準として、前記発生タイミングよりも前の期間である第1期間において閲覧されたウェブページと、前記発生タイミングの後の期間である第2期間において閲覧されたウェブページとを特定する閲覧ページ特定部、及び、
    前記閲覧ページ特定部が特定した前記一以上の第1ユーザのそれぞれの前記第1期間と、前記第2期間とのそれぞれにおけるウェブページの閲覧状況の変化に基づいて、前記複数のウェブページから、前記ライフイベントに関連するウェブページとするイベント関連ページを特定する関連ページ特定部、
    として機能させるプログラム。
JP2018029177A 2018-02-21 2018-02-21 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム Active JP6786537B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018029177A JP6786537B2 (ja) 2018-02-21 2018-02-21 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018029177A JP6786537B2 (ja) 2018-02-21 2018-02-21 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019144906A JP2019144906A (ja) 2019-08-29
JP6786537B2 true JP6786537B2 (ja) 2020-11-18

Family

ID=67772403

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018029177A Active JP6786537B2 (ja) 2018-02-21 2018-02-21 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6786537B2 (ja)

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5435731B2 (ja) * 2010-04-21 2014-03-05 日本電信電話株式会社 コンシェルジュ装置、コンシェルジュサービスの提供方法及びコンシェルジュプログラム
JP6415403B2 (ja) * 2015-07-16 2018-10-31 ヤフー株式会社 提案装置、提案方法および提案プログラム
JP2017117351A (ja) * 2015-12-25 2017-06-29 大日本印刷株式会社 ライフイベント情報収集システム
JP6669244B2 (ja) * 2016-03-17 2020-03-18 富士通株式会社 情報処理装置、情報配信システム、情報処理方法、および情報処理プログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2019144906A (ja) 2019-08-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5656632B2 (ja) コンテンツアイテムの価格設定
CN105550903B (zh) 目标用户确定方法及装置
CN109325179A (zh) 一种内容推广的方法及装置
JP2017097717A (ja) 情報処理システム及びプログラム
JP2013506195A (ja) ウェブサイト・データの転送速度を増加させる方法、装置およびシステム
JP5507607B2 (ja) コンテンツ提供装置、低ランク近似行列生成装置、コンテンツ提供方法、低ランク近似行列生成方法およびプログラム
US8396746B1 (en) Privacy preserving personalized advertisement delivery system and method
JP2010536108A (ja) ウェブページでインジケーターを利用したカスタマイズ広告管理システム
CN105103176A (zh) 信息处理设备、信息处理方法和程序
France et al. Characterizing viral videos: Methodology and applications
Wang et al. A hybrid bandit model with visual priors for creative ranking in display advertising
KR20140012611A (ko) 컨텐츠 서버
JP2013254334A (ja) 広告配信制御システム
JP6786537B2 (ja) 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム
JP2020027362A (ja) 情報処理装置
US20140200996A1 (en) Information distribution device and information distribution method
JP2010067017A (ja) 電子チラシシステム
US20110153432A1 (en) Tool in support of content advertising
JP6228719B2 (ja) 文書配布装置、文書配布方法、プログラム、および非一時的な記録媒体
EP3089097A1 (de) Verfahren zum erzeugen von prioritätsdaten für produkte
Horváth et al. The Impact of Influencers on Consumers’ Purchasing Decisions When Shopping Online
CN114429362A (zh) 广告产品投放方法及装置、电子设备及可读存储介质
US20100049586A1 (en) Method for determining an advertising slate based on an expected utility
JP2011023039A (ja) 情報配信装置及び情報配信方法
JP5975503B2 (ja) 検閲装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20191216

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20200918

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20201013

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20201028

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6786537

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150