JP2017117351A - ライフイベント情報収集システム - Google Patents

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好美 宮脇
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【課題】モバイル端末に実装されているウェブブラウザが記憶している閲覧履歴から,モバイル端末を所持する顧客のライフイベントを収集できるシステムを提供する。【解決手段】ライフイベント情報収集システム1は,店舗7に来店した顧客8が受付機3にモバイル端末2をかざすことで,モバイル端末2が記憶している閲覧履歴がライフイベント情報収集装置5へ送信され,ライフイベント情報収集装置5は,ライフイベントのカテゴリに係るウェブサイトのURLに一致する閲覧ページのURLをライフイベント情報として収集する。【選択図】図1

Description

本発明は,顧客のライフイベントを収集する技術に関する。
銀行等の企業は,CRM(Customer Relationship Management)の一環として,ライフイベントサービスの導入を以前より検討している。ライフイベントサービスとは,結婚、出産,マイホームの購入などのライフイベントに応じたサービス(例えば,金融商品)を顧客に提案するシステムを意味し,ライフイベントサービスシステムの実施には,顧客のライフイベントを特定することが必要になる。
顧客のライフイベントを利用する発明は既に開示されており,例えば,特許文献1に係るサーバは,顧客のライフイベントを特定するために,ユーザがライフイベントそのものを入力する手段を備える。また,特許文献2に係るサーバは,ライフイベントに係る広告を利用して,ユーザのライフイベントを特定する手段を備える。更に,特許文献3に係るサーバは,顧客が閲覧したウェブページの履歴を利用して,顧客が興味を持っているライフイベントを特定する手段を備える。
特開2002−259707号公報 特開2004−94968号公報 特開2011−227746号公報
近年,スマートフォンやタブレットコンピュータなど,ウェブブラウザが実装されたモバイル端末が普及したことを考慮すると,ポータルが構築されているサーバが記憶しているウェブページの閲覧履歴ではなく,モバイル端末に実装されているウェブブラウザが記憶している閲覧履歴から顧客のライフイベントを収集できることが望ましいと考えられる。
そこで,本発明は,モバイル端末に実装されているウェブブラウザが記憶している閲覧履歴から,モバイル端末を所持する顧客のライフイベントを収集できるシステムを提供することを課題とする。
上述した課題を解決する第1の発明は,近距離無線通信機能と無線LAN通信機能を有し,ウェブブラウザが実装されたモバイル端末と,近距離無線通信機能を有する受付機と,ネットワーク上に配置したライフイベント情報収集装置とから少なくとも構成されるライフイベント情報収集システムである。
上述した課題を解決できるように,第1の発明に係る前記受付機は,近距離無線通信可能な範囲にある前記モバイル端末を検出すると,検出した前記モバイル端末に対して,前記ウェブブラウザの閲覧履歴の送信指示を近距離無線通信により通知する処理を行う受付処理部を備える。
また,上述した課題を解決できるように,第1の発明に係る前記モバイル端末は,前記閲覧履歴の送信指示が前記受付機から近距離無線通信により通知されると,無線LAN通信により前記ネットワークに接続した後,前記ライフイベント情報収集装置へ前記閲覧履歴を送信する処理を行う閲覧履歴送信部を備える。
また,上述した課題を解決できるように,第1の発明に係る前記ライフイベント情報収集装置は,ライフイベントのカテゴリに係るウェブサイトのURLが登録されたカテゴリ分類DBと,前記モバイル端末から前記閲覧履歴を受信すると,前記閲覧履歴に含まれる閲覧ページのURLの中から,前記ウェブサイトのURLのいずれかに一致する前記閲覧ページのURLをライフイベント情報として収集するライフイベント情報収集部を備える。
更に,第2の発明は,第1の発明に記載したライフイベント情報収集システムにおいて,前記モバイル端末が備えた前記閲覧履歴送信部は,前記ライフイベント情報収集装置へ前記閲覧履歴を送信する前に,前記閲覧履歴の送信許可または送信不許可を入力する画面をディスプレイに表示し,前記閲覧履歴の送信許可が入力された場合のみ,前記ライフイベント情報収集装置へ前記閲覧履歴を送信することを特徴とする。前記閲覧履歴は個人情報に該当するため,前記閲覧履歴を利用する際,第2の発明のように構成して,前記閲覧履歴に係る顧客の許可を得ることが望ましい。
更に,第3の発明は,第1の発明または第2の発明に記載したライフイベント情報収集システムにおいて,前記受付機の前記受付処理部は,前記ネットワークに接続している無線アクセスポイントの接続情報を前記閲覧履歴の送信指示に含ませ,前記モバイル端末の前記閲覧履歴送信部は,無線LAN通信により前記ネットワークに接続する際,前記閲覧履歴の送信指示に含まれた前記接続情報を用いて前記無線アクセスポイントに接続し,前記無線アクセスポイントを中継させて,前記ライフイベント情報収集装置へ閲覧履歴を送信することを特徴とする。第3の発明のように構成することで,顧客は前記ネットワークへの接続に必要な情報を知らなくとも,前記ネットワークへ自動的にアクセスできる。
上述した本発明は,店舗に来店した顧客が受付機にモバイル端末をかざすことで,モバイル端末が記憶している閲覧履歴がライフイベント情報収集装置へ送信され,ライフイベントのカテゴリに係るウェブサイトのURLに一致する閲覧ページのURLがライフイベント情報としてライフイベント情報収集装置に記憶されるように構成されているので,本発明の課題を達成できる。なお,ライフイベント情報収集装置に記憶されたライフイベント情報に対応するライフイベントのカテゴリを解析すれば,顧客に発生しているライフイベントを特定できる。
ライフイベント情報収集システムの構成を説明する図。 ライフイベント情報収集システムのブロック図。 ライフイベント情報収集システムで実行される処理の流れを説明する図。 閲覧ページのURLを抽出する処理の説明に用いる図。
ここから,本発明の好適な実施形態を記載する。なお,以下の記載は本発明の技術的範囲を束縛するものでなく,理解を助けるために記述するものである。
図1は,本実施形態に係るライフイベント情報収集システム1の構成を説明する図である。図1で示したように,本実施形態に係るライフイベント情報収集システム1は,モバイル端末2,受付機3,無線アクセスポイント4よびライフイベント情報収集装置5とから少なくとも構成される。
ライフイベント情報収集システム1のモバイル端末2は顧客8が携帯する装置で,受付機3および無線アクセスポイント4は銀行などの店舗7に設置される装置である。また,ライフイベント情報収集装置5は,無線アクセスポイント4が接続しているネットワーク6上に配置されたサーバである。
図2は,本実施形態に係るライフイベント情報収集システム1のブロック図である。ライフイベント情報収集システム1の無線アクセスポイント4は,モバイル端末2とライフイベント情報収集装置5間の通信を中継するための装置である。市販の装置を利用できるため無線アクセスポイント4の説明を省くが,無線アクセスポイント4への接続には接続情報(無線アクセスポイント4のIDとパスワード)が必要である。
次に,ライフイベント情報収集システム1の受付機3ついて説明する。受付機3は,受付機3が設置されている店舗7に来店した顧客8の受付処理を実行する装置で,図2で図示したように,受付処理部30,発券部31および近距離無線通信部32を備える。
受付機3の近距離無線通信部32は,受付機3が設置されている店舗7に来店した顧客8が所持するモバイル端末2と近距離無線通信を行うために備えられた機能である。本実施形態において,近距離無線通信とは最大通信距離が10cm程度の無線通信を意味し,受付機3の近距離無線通信部32は,近距離無線通信の通信方式(例えば,NFC(Near Field Communication))に対応した回路とこの回路を制御するコンピュータプログラムにより実現されている。
受付機3の発券部31は,整理番号を印刷した番号札を発券するために備えられた機能で,感熱プリンタと感熱プリンタを制御するコンピュータプログラムにより実現されている。
受付機3の受付処理部30は,受付機3に内蔵されたコンピュータを動作させるコンピュータプログラムによって実現され,顧客8の受付処理に係る一連の処理を実行する。本実施形態において,受付機3の受付処理部30は,無線アクセスポイント4への接続に必要な接続情報を記憶し,顧客8の受付処理に係る一連の処理として,受付機3の近距離無線通信部32を用いて,受付機3にかざされたモバイル端末2を検出する処理と,受付機3の近距離無線通信部32が検知したモバイル端末2に対して,近距離無線通信機能を用いて無線アクセスポイント4の接続情報を含む閲覧履歴210の送信指示を通知する処理と,整理番号を印刷した番号札を発券部31に発券させる処理を少なくとも実行する。
次に,ライフイベント情報収集システム1のモバイル端末2について説明する。モバイル端末2は,顧客8が携帯可能なコンピュータで,具体的には,スマートフォンやタブレットコンピュータである。
図2で示したように,モバイル端末2は,通信機能として,移動体通信部22,無線LAN通信部23および近距離無線通信部24を備える。移動体通信とは,公衆無線網を利用するサービスを意味し,モバイル端末2の移動体通信部22は,公衆無線網にアクセスする通信方式に対応した回路とこの回路を制御するコンピュータプログラムにより実現されている。無線LAN通信とは,最大通信距離が数m〜数十m程度の無線通信を意味し,無線LAN通信部23は,無線LAN通信の通信方式(例えば,Wifi規格に準拠した通信方式)に対応した回路とこの回路を制御するコンピュータプログラムにより実現されている。なお,モバイル端末2の近距離無線通信部24は,受付機3の近距離無線通信部32と同様であるため説明を省く。
また,モバイル端末2は,モバイル端末2上で動作するアプリケーションプログラムとして,ウェブブラウザ21および閲覧履歴送信部20を備える。
ウェブブラウザ21は,ウェブページの閲覧に用いられるアプリケーションプログラムで,Apple社のSafariやGoogle社のChromeなど,モバイル端末2に予め実装されているものを利用できる。モバイル端末2のウェブブラウザ21は,ウェブブラウザ21が表示したウェブページ,すなわち,顧客8が閲覧したウェブページである閲覧ページのURLを記した閲覧履歴210を記憶している。
モバイル端末2の閲覧履歴送信部20は,ライフイベントサービスを提供する企業(例えば,銀行)のアプリケーションプログラムにより実現される機能である。本実施形態に係るモバイル端末2の閲覧履歴送信部20は,閲覧履歴送信部20として機能するアプリケーションのID番号と顧客8の顧客番号を記憶し,近距離無線通信により閲覧履歴210の送信指示を受付機3から通知されると,無線LAN通信機能を用いてネットワーク6に接続した後,ライフイベント情報収集装置5へ閲覧履歴210を無線LAN通信により送信する処理を少なくとも実行する。
加えて,本実施形態に係るモバイル端末2の閲覧履歴送信部20は,ライフイベント情報収集装置5へ閲覧履歴210を送信する際,閲覧履歴210の送信許可または送信不許可を入力する画面をディスプレイに表示し,閲覧履歴210の送信に係る許可を顧客8から得る処理を実行し,閲覧履歴210の送信許可がモバイル端末2に入力されると,受付機3から受信した接続情報を用いて無線アクセスポイント4に接続する処理を実行し,無線アクセスポイント4を介して,ライフイベント情報収集装置5へ閲覧履歴210を送信する。
次に,ライフイベント情報収集システム1のライフイベント情報収集装置5について説明する。ライフイベント情報収集装置5は,外部記憶装置(例えば,ハードディスク)が接続された汎用のサーバを利用して実現される装置である。
ライフイベント情報収集装置5は,外部記憶装置に設けられたデータベース(DB: DataBase)として,顧客管理DB53,カテゴリ分類DB52およびライフイベント情報DB51を備える。また,ライフイベント情報収集装置5は,ライフイベント情報収集装置5として利用するサーバを動作させるコンピュータプログラムにより実現される機能として,顧客8のライフイベント情報を収集するライフイベント情報収集部50を備える。
ライフイベント情報収集装置5の顧客管理DB53は,ライフイベント情報収集システム1を利用する顧客8毎に顧客8の顧客情報を記憶したDBである。顧客8の顧客情報には,顧客8の氏名,性別,年齢および連絡先(住所,電話番号,メールアドレスなど)に加え,顧客8の顧客番号が含まれる。
ライフイベント情報収集装置5のカテゴリ分類DB52は,ライフイベントに係るカテゴリ分類(出産,マイホームなど)毎に,このカテゴリに関連するサービスが運営されているウェブサイトのURLを記憶したDBである。本実施形態では,カテゴリ分類DB52に記憶するウェブサイトのURLに,プロトコル名,ホスト名およびドメイン名を含ませている。なお,カテゴリ分類DB52に記憶するウェブサイトのURLは,ホスト名およびドメイン名のみでもよく,また,ディレクトリ名を含ませてもよい。
ライフイベント情報収集装置5のライフイベント情報DB51は,顧客8の顧客番号に関連付けて,顧客8のライフイベント情報を記憶するDBである。なお,本実施形態において,ライフイベント情報DB51に記憶するライフイベント情報は,顧客8が所持するモバイル端末2から受信した閲覧履歴210に含まれ,かつ,カテゴリ分類DB52に記憶されているウェブサイトのURLのいずれかに一致する閲覧ページのURLになる。
ライフイベント情報収集装置5のライフイベント情報収集部50は,ライフイベント情報の収集に係る処理として,モバイル端末2から閲覧履歴210を受信すると,閲覧履歴210に含まれる閲覧ページのURLの中から,カテゴリ分類DB52に登録されているウェブサイトのURLのいずれかに一致する閲覧ページのURLをライフイベント情報としてライフイベント情報DB51に記憶する処理を実行する。閲覧ページのURLがウェブサイトのURLに一致するか確認する処理は,カテゴリ分類DB52に記憶するウェブサイトのURLの形式に依存する。カテゴリ分類DB52に記憶するウェブサイトのURLの形式が,プロトコル名,ホスト名およびドメイン名の場合,ライフイベント情報収集部50は,カテゴリ分類DB52に記憶するウェブサイトのURLに前方一致する閲覧ページのURLであるか確認する。また,カテゴリ分類DB52に記憶するウェブサイトのURLの形式が,ホスト名およびドメイン名の場合,ライフイベント情報収集部50は,カテゴリ分類DB52に記憶するウェブサイトのURLに部分一致する閲覧ページのURLであるか確認する。
ここから,本実施形態に係るライフイベント情報収集システム1で実行される処理の流れについて説明する。図3は,ライフイベント情報収集システム1で実行される処理の流れを説明する図である。
本実施形態に係るライフイベント情報収集システム1において,最初になる処理は,受付機3が近距離無線通信可能な範囲にあるモバイル端末2を検出する処理(S1)になる。受付機3の近距離無線通信部32は,近距離無線通信に対応したデバイス(ここでは,モバイル端末2になる)を検出するポーリング信号を一定間隔で発信し,このポーリング信号の応答を受信することで,近距離無線通信可能な範囲にあるモバイル端末2,すなわち,受付機3にかざされたモバイル端末2を検出する。
受付機3の近距離無線通信部32がモバイル端末2を検出すると,受付機3の受付処理部30は,受付機3の近距離無線通信部32が検知したモバイル端末2に対して閲覧履歴送信部20として機能するアプリケーションの起動を要求する処理(S2)を行う。具体的に,受付機3の受付処理部30は,受付機3の近距離無線通信部32を利用して,閲覧履歴送信部20として機能するアプリケーションを起動させるコマンドをモバイル端末2へ送信することで,閲覧履歴送信部20として機能するアプリケーションの起動をモバイル端末2に要求する。
モバイル端末2の近距離無線通信部24が,閲覧履歴送信部20として機能するアプリケーションの起動要求を受信すると,モバイル端末2に予め備えられた機能によって,モバイル端末2に実装されている閲覧履歴送信部20として機能するアプリケーションが自動的にモバイル端末2上で起動し(S3),モバイル端末2に閲覧履歴送信部20が備えられる。
閲覧履歴送信部20として機能するアプリケーションの起動を要求した後,受付機3の受付処理部30は,受付機3の近距離無線通信部32を利用して,閲覧履歴送信部20として機能するアプリケーションのID番号の送信をモバイル端末2に要求する処理(S4)を行う。具体的に,受付機3の受付処理部30は,受付機3の近距離無線通信部32を利用して,アプリケーションのID番号を読み取るコマンドをモバイル端末2へ送信することで,モバイル端末2に対してアプリケーションのID番号の送信を要求する。
モバイル端末2の近距離無線通信部24が,アプリケーションのID番号の送信要求を受信すると,モバイル端末2に予め備えられた機能によって,アプリケーションのID番号の送信要求が閲覧履歴送信部20に転送される。アプリケーションのID番号の送信要求が転送された閲覧履歴送信部20は,モバイル端末2の近距離無線通信部24を利用して,閲覧履歴送信部20として機能するアプリケーションのID番号を受付機3へ送信する(S5)。
受付機3の受付処理部30は,閲覧履歴送信部20として機能するアプリケーションのID番号を受信すると,受付機3の近距離無線通信部32が検知したモバイル端末2に,閲覧履歴送信部20として機能するアプリケーションが実装されていると判断し,受付機3の近距離無線通信部32を利用して,受付処理部30が記憶している無線アクセスポイント4の接続情報を含む閲覧履歴210の送信指示をモバイル端末2へ通知する処理(S6)を行う。なお,モバイル端末2へ無線アクセスポイント4の接続情報を含む閲覧履歴210の送信指示を通知した後,受付機3の受付処理部30は,発券部31を作動させて番号札を発券する処理を行う(S6a)。
モバイル端末2の閲覧履歴送信部20は,無線アクセスポイント4の接続情報を含む閲覧履歴210の送信指示を受付機3から通知されると,閲覧履歴210の送信許可または送信不許可を入力する画面をディスプレイに表示し(S7),閲覧履歴210の送信に係る顧客8の許可を得る。
モバイル端末2の閲覧履歴送信部20は,閲覧履歴210の送信の許可が入力された場合のみ,モバイル端末2の無線LAN通信部23に接続情報を引き渡す処理を行い,モバイル端末2の無線LAN通信部23は,この接続情報に対応する無線アクセスポイント4を探索する処理(S8)を実行する。
受付機3から受信した接続情報に対応する無線アクセスポイント4を探索できた場合,モバイル端末2の無線LAN通信部23は,受付機3から受信した接続情報を用いて,探索した無線アクセスポイント4に接続要求する処理(S9)を実行する。なお,無線アクセスポイント4に接続要求する際,無線LAN通信によりモバイル端末2から無線アクセスポイント4に接続情報が送信される。
モバイル端末2から接続要求を受けると,無線アクセスポイント4は,無線LAN通信によりモバイル端末2から受信した接続情報を照合する処理(S10)を行う。具体的に,無線アクセスポイント4は,接続情報に含まれるパスワードを照合することになる。そして,無線アクセスポイント4は,無線LAN通信によりモバイル端末2から受信した接続情報の照合に成功すると,無線LAN通信により接続許可をモバイル端末2に通知して(S11),無線アクセスポイント4への接続が完了する。
無線アクセスポイント4への接続が完了すると,モバイル端末2の閲覧履歴送信部20は,ウェブブラウザ21が記憶している閲覧履歴210を読出した後(S12),モバイル端末2の無線LAN通信部23を用いて,閲覧履歴送信部20が記憶している顧客番号と閲覧履歴210をライフイベント情報収集装置5へ送信する処理(S13)を行う。なお,モバイル端末2は,無線アクセスポイント4に接続しているため,モバイル端末2の閲覧履歴送信部20は,無線アクセスポイント4を中継させて,閲覧履歴210をライフイベント情報収集装置5へ送信することになる。
ライフイベント情報収集装置5のライフイベント情報収集部50は,モバイル端末2から閲覧履歴210等が送信されると,閲覧履歴210に含まれる閲覧ページのURLの中から,カテゴリ分類DB52に登録されているウェブサイトのURLのいずれかに一致する閲覧ページのURLをライフイベント情報として抽出する処理(S14)を行う。
次に,ライフイベント情報収集装置5のライフイベント情報収集部50は,モバイル端末2から送信された顧客番号に対応付けて,抽出したライフイベント情報をライフイベント情報DB51に登録して(S15),図3の処理は終了する。
ここから,ライフイベント情報となる閲覧ページのURLを抽出する処理について詳細に説明する。図4は,ライフイベント情報となる閲覧ページのURLを抽出する処理の説明に用いる図である。図4(a)には,カテゴリ分類DB52に記憶されているウェブサイトのURLを記載している。図4(a)において,3つのカテゴリ(出産,マイホームおよび結婚)がカテゴリ分類DB52に登録されている。また,カテゴリ分類DB52には,カテゴリに係るサービスを提供しているウェブサイトのURLがカテゴリに関連付けて登録されている。
図4(b)には,モバイル端末2が送信した閲覧履歴210を記載している。図4(b)で示したように,モバイル端末2が送信した閲覧履歴210には,モバイル端末2に実装されたウェブブラウザ21を用いて顧客8が閲覧したウェブページである閲覧ページのURLが記憶されている。
図4(c)には,ライフイベント情報として抽出された閲覧ページのURLを記載している。図4(c)に記載した閲覧ページのURLは,図4(b)に記載した閲覧ページのURLの中から,図4(a)に記載したウェブサイトのURLのいずれかに前方一致する閲覧ページである。
なお,ウェブサイトのURLに前方一致する閲覧ページのURLとは,ウェブサイトのURLから始まる閲覧ページのURLを意味する。例えば,図4(a)で記した子育てサイトのURL「http://www.kosodate_site.co.jp/」に前方一致するURLは,「http://www.kosodate_site.co.jp/」から始まるURLになり,図4(b)に記載した2番目のURL「http://www.kosodate_site.co.jp/」がこれに該当する。なお,「www.kosodate_site.co.jp」に部分一致するURLとは,「www.kosodate_site.co.jp」を含むURLになる。
また,図4(a)で記した子育てサイトのURL「http://www.myhome_site.co.jp/」に前方一致するURLは,「http://www.myhome_site.co.jp/」から始まるURLになり,図4(b)に記載した5番目のURL「http://www.myhome_site.co.jp/shintiku/tokyo/」がこれに該当する。
ライフイベントのカテゴリのいずれかに関連する閲覧ページのURLをライフイベント情報として収集すれば,店舗7に来店した時点において顧客8に発生しているライフイベントを推定できる。例えば,図4(c)に記載したライフイベント情報から,顧客8は子育て中で家を探していることが推定できる。店舗7に来店した顧客8の連絡先は,ライフイベント情報収集装置5の顧客管理DB53に記憶されているため,企業は,ダイレクトメールまたは電話などの手段により,顧客8に発生しているライフイベントに係るサービスを顧客8に提案できる。
1 ライフイベント情報収集システム
2 モバイル端末
20 閲覧履歴送信部
21 ウェブブラウザ
3 受付機
30 受付処理部
4 無線アクセスポイント
5 ライフイベント情報収集装置
50 ライフイベント情報収集部
51 ライフイベント情報DB
52 カテゴリ分類DB
53 顧客管理DB

Claims (3)

  1. 近距離無線通信機能と無線LAN通信機能を有し,ウェブブラウザが実装されたモバイル端末と,近距離無線通信機能を有する受付機と,ネットワーク上に配置したライフイベント情報収集装置とから少なくとも構成され,
    前記受付機は,近距離無線通信可能な範囲にある前記モバイル端末を検出すると,検出した前記モバイル端末に対して,前記ウェブブラウザの閲覧履歴の送信指示を近距離無線通信により通知する処理を行う受付処理部を備え,
    前記モバイル端末は,前記閲覧履歴の送信指示が前記受付機から近距離無線通信により通知されると,無線LAN通信により前記ネットワークに接続した後,前記ライフイベント情報収集装置へ前記閲覧履歴を送信する処理を行う閲覧履歴送信部を備え,
    前記ライフイベント情報収集装置は,ライフイベントのカテゴリに係るウェブサイトのURLが登録されたカテゴリ分類DBと,前記モバイル端末から前記閲覧履歴を受信すると,前記閲覧履歴に含まれる閲覧ページのURLの中から,前記ウェブサイトのURLのいずれかに一致する前記閲覧ページのURLをライフイベント情報として収集するライフイベント情報収集部を備え,
    たことを特徴とするライフイベント情報収集システム。
  2. 前記モバイル端末が備えた前記閲覧履歴送信部は,前記ライフイベント情報収集装置へ前記閲覧履歴を送信する前に,前記閲覧履歴の送信許可または送信不許可を入力する画面をディスプレイに表示し,前記閲覧履歴の送信許可が入力された場合のみ,前記ライフイベント情報収集装置へ前記閲覧履歴を送信する,
    ことを特徴とする,請求項1に記載したライフイベント情報収集システム。
  3. 前記受付機の前記受付処理部は,前記ネットワークに接続している無線アクセスポイントの接続情報を前記閲覧履歴の送信指示に含ませ,
    前記モバイル端末の前記閲覧履歴送信部は,無線LAN通信により前記ネットワークに接続する際,前記閲覧履歴の送信指示に含まれた前記接続情報を用いて前記無線アクセスポイントに接続し,前記無線アクセスポイントを中継させて,前記ライフイベント情報収集装置へ前記閲覧履歴を送信する,
    ことを特徴とする,請求項1または2に記載したライフイベント情報収集システム。
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JP2019144906A (ja) * 2018-02-21 2019-08-29 Kddi株式会社 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム

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