JP6784515B2 - 保護部材形成装置 - Google Patents
保護部材形成装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6784515B2 JP6784515B2 JP2016113442A JP2016113442A JP6784515B2 JP 6784515 B2 JP6784515 B2 JP 6784515B2 JP 2016113442 A JP2016113442 A JP 2016113442A JP 2016113442 A JP2016113442 A JP 2016113442A JP 6784515 B2 JP6784515 B2 JP 6784515B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wafer
- light
- holding
- light receiving
- film
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Description
沿ってフィルムを円形に切断する切断手段とを備え、切断手段は、硬化した液状樹脂を介してフィルムに固定されたウエーハを保持する保持面を有する保持テーブルと、保持テーブルに保持されたウエーハの外周を検出する検出手段と、保持テーブルに保持されたウエーハの外周に沿ってフィルムを円形に切断する切断機構とを備え、検出手段は、ウエーハの上方から第1検出光を投光する第1の投光部と、ウエーハの上方から第2検出光を投光する第2の投光部と、第1の投光部から投光された第1検出光を保持面より下方側で受光する第1の受光部と、第2の投光部から投光された第2検出光を保持面より下方側で受光する第2の受光部と、を備え、第1の受光部は、保持テーブルに保持されるウエーハの外周より内側に配置され、第2の受光部は、保持テーブルに保持されるウエーハの外周より外側に配置され、第1の投光部から投光された第1検出光を第1の受光部が受光せず第2の投光部から投光された第2検出光を第2の受光部が受光した場合はウエーハの中心がずれていないと判断し、それ以外の場合はウエーハWの中心がずれていると判断する判断部を備えたため、ウエーハの外周からはみ出した余分なフィルムを切り刃で円形に切断する際に、ウエーハの位置ずれを確認してから、切り刃をウエーハの外周に沿って切り込ませることができ、切り刃がウエーハの外周に接触するのを防止することができる。
している。保持面11aの周囲には、リング状の吸引溝14aが形成され、吸引溝14aの内側には、例えばX軸方向にのびる吸引溝14bと例えばY軸方向にのびる吸引溝14cとが交差して形成されている。吸引溝14bと吸引溝14cとが交差する部分、すなわち、保持面11aの中心部分には、吸引口15が形成されており、この吸引口15に吸引源が接続されている。保持テーブル11では、吸引源の吸引力を吸引口15から吸引溝14a,14b及び14cを通じて保持面11aに作用させることにより、一方の面に保護部材が形成されたウエーハWのフィルム8側を下方から吸引保持することができる。図2の例では、保持テーブル11の保持面11aの適正な位置に保持されるウエーハWの外周Wcを点線で示しており、かかる外周Wcの内側に吸引溝14a,14b,14c及び吸引口15が位置している。
した第1ウエーハ搬送手段4により、カセット3aから保護部材が形成される前のウエーハWを1枚取り出して、支持テーブル105に搬送する。ウエーハ検出部6がウエーハWの中心位置及び向きを検出したら、第2ウエーハ搬送手段5が支持テーブル105からウエーハWを搬出して保持手段40に受け渡す。保持手段40は、ウエーハWの他方の面を吸引保持する。
82は、保持テーブル11に適正に保持されるウエーハWの外周Wcより外側でかつ切り溝16の内側に配置され、第1の受光部181及び第2の受光部182のいずれもが投光部180と対向している。検出手段18a,18bでは、投光部180と第1の受光部181及び第2の受光部182との検出距離や検出光の照射角度が、第1の受光部181及び第2の受光部182において1つの検出光を検出できる範囲に設定されている。検出手段18a,18bについても、保持テーブル11の適正な位置に保持されるウエーハWの外周Wcから例えば3.5mm離間した位置に配設されることが好ましい。
35をウエーハWの外周Wcに沿ってフィルム8に切り込ませることができ、切り刃135がウエーハWの外周Wcに接触するのを防止することができる。
3つの検出手段70a,70b,70c)が所定の間隔をあけて配設されている。検出手段70a,70b,70cは、検出手段18a,18bと同様に、例えば、ファイバセンサにより構成されており、ウエーハWの上方から検出光を投光する1つの投光部71と、投光部71から投光された検出光を保持面11aより下方側で受光する第1の受光部72と第2の受光部73とをそれぞれ備える。検出手段70a,70b,70cは、上記した検出手段12a,12bと同様の構成にしてもよい。検出手段70a,70b,70cには、ウエーハWの中心Woと保持テーブル11の中心とがずれているか否かを判断する判断部19aが接続されている。所定の間隔としては、保持テーブル11に適正に保持されるウエーハWの中心Woを中心にして検出手段70a,70b,70cが互いに例えば30゜離間した位置である。このような角度設定にして検出手段70a,70b,70cをそれぞれ配設することで、ウエーハWの中心Woと保持テーブル11の中心とが一致しているものと判断できる許容範囲、すなわち、ウエーハWの外周Wcが検出手段70a〜70cの第1の受光部72と第2の受光部73との間に位置に収まる範囲で、かつウエーハWの中心Woが保持テーブル11に適正に保持された状態の理想の中心位置から僅かにずれた範囲を小さくすることができる。そして、判断部19aによりウエーハWの位置ずれが上記許容範囲であると判断した場合、保持テーブル11の保持面11aの適正な位置にウエーハWが保持されていると判断することができ、切り刃135がウエーハWの外周Wcに接触するのを防止することができる。
出手段80a,80bによりウエーハW1の位置ずれを確認する。すなわち、ノッチNを通過した検出光が検出手段80cの第1の受光部81で誤検出されても、検出手段80a,80bの投光部から投光された検出光がウエーハW1の外周Wc’側に遮られ検出手段80a,80bの第1の受光部81が検出光を受光せず、ウエーハW1の外周Wc’側に遮られることなく検出手段80a,80bの第2の受光部82が検出光を受光した場合は、判断部によってウエーハW1の中心Wo’が保持テーブル11の中心と一致しているものと判断できる許容範囲内にあるものとして、保持テーブル11の適正な位置にウエーハW1が保持されていると判断することができる。これにより、ウエーハW1が保持テーブル11において適正な位置に保持されていないと誤認識するのを回避することができる。その後、ウエーハW1の直径よりも大きい直径を有する円である切り溝16aに沿って切り刃を円形に移動させることにより余分なフィルムを切断する。
,80cの投光部から投光された検出光がウエーハW4の外周Wc’側に遮られ検出手段80b,80cの第1の受光部81が検出光を受光せず、ウエーハW4の外周Wc’側に遮られることなく検出手段80b,80cの第2の受光部82が検出光を受光した場合は、判断部によってウエーハW4の中心Wo’が保持テーブル11の中心と一致しているものと判断できる許容範囲内にあるものとして、保持テーブル11の適正な位置にウエーハW4が保持されていると判断することができる。これにより、ウエーハW4が保持テーブル11において適正な位置に保持されていないと誤認識するのを回避することができる。その後、ウエーハW4の直径よりも大きい直径を有する円である切り溝16aに沿って切り刃を円形に移動させることにより余分なフィルムを切断する。
103:支持ベース 104:カセット収容本体 105:支持テーブル
2a,2b:収容スペース 3a,3b:カセット 4:第1ウエーハ搬送手段
5:第2ウエーハ搬送手段 6:ウエーハ検出部 7:フィルム供給手段
70:ロール部 8:フィルム 9:ステージ 9a:フィルム保持面 9b:吸引部
10,10A,10B:切断手段 11:保持テーブル 11a:保持面
12a,12b:検出手段 120:第1の投光部 121:第2の投光部
122:第1の受光部 123:第2の受光部 124:軸部 125:支持プレート
13:切断機構 130:軸部材 131:連結部材 132:回転軸
133:モータ 134:支持部材 135:切り刃
14a,14b,14c:吸引溝 15:吸引口 16:切り溝 17:判断部
18a,18b:検出手段 180:投光部 181:第1の受光部
182:第2の受光部 183:軸部 184:支持プレート 19,19a:判断部
20:フィルム載置手段 21:アーム部 22:クランプ部
30:樹脂供給手段 31:樹脂供給ノズル 31a:供給口
32:ディスペンサ 33:接続管 34:保護部材
40:保持手段 41:ホイール 42:ウエーハ保持面
50:拡張手段 51:ボールネジ 52:モータ 53:ガイドレール
54:昇降板
60:硬化手段
70a,70b,70c:検出手段 71:投光部 72:第1の受光部
73:第2の受光部
80a,80b,80c:検出手段 81:第1の受光部 82:第2の受光部
Claims (3)
- ウエーハの一方の面の全面にフィルムの上に供給された液状樹脂を拡張させ硬化させ保護部材を形成する保護部材形成装置であって、
該フィルムを保持するステージと、
該ステージが保持した該フィルムの上に液状樹脂を供給する樹脂供給手段と、
該ステージの上方でウエーハを保持する保持手段と、
ウエーハを保持した該保持手段を下降させ該ステージが保持した該フィルム上に供給された該液状樹脂をウエーハで押し拡げる拡張手段と、
該拡張手段で押し拡げられた該液状樹脂を硬化させる硬化手段と、
硬化した該液状樹脂で固定されたウエーハの外周に沿って該フィルムを円形に切断する切断手段と、を備え、
該切断手段は、硬化した該液状樹脂を介して該フィルムに固定されたウエーハを保持する保持面を有する保持テーブルと、
該保持テーブルに保持されたウエーハの外周を検出する検出手段と、
ウエーハの外周より外側となるウエーハの直径より大きい直径を有する円に沿って該フィルムを切断する切り刃を切り込ませ該保持テーブルに保持されたウエーハの外周に沿って該フィルムを円形に切断する切断機構と、を備え、
該検出手段は、ウエーハの上方から検出光を投光する1つの投光部と、該1つの投光部から投光された該検出光を該保持テーブルの該保持面より下方側で受光する第1の受光部と第2の受光部と、を備え、
該第1の受光部は、該保持テーブルに適正に保持されるウエーハの外周より内側に配置され、
該第2の受光部は、該保持テーブルに適正に保持されるウエーハの外周より外側に配置され、
該投光部は、該第1の受光部と該第2の受光部との間の上方に配置され、
該1つの投光部から投光された該検出光を該第1の受光部が受光せず該第2の受光部が受光した場合はウエーハの中心がずれていないと判断し、それ以外の場合はウエーハの中心がずれていると判断する判断部を備える保護部材形成装置。 - 前記保持テーブルに適正に保持されるウエーハの中心を中心にして少なくとも2つの前記検出手段が所定の間隔をあけて配設される請求項1記載の保護部材形成装置。
- 前記ウエーハは、外周に結晶方位を示すノッチが形成されたウエーハであり、前記保持テーブルに適正に保持される該ウエーハの中心を中心にして3つの前記検出手段が75゜の間隔をあけて配設される請求項1記載の保護部材形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016113442A JP6784515B2 (ja) | 2016-06-07 | 2016-06-07 | 保護部材形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016113442A JP6784515B2 (ja) | 2016-06-07 | 2016-06-07 | 保護部材形成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017220548A JP2017220548A (ja) | 2017-12-14 |
JP6784515B2 true JP6784515B2 (ja) | 2020-11-11 |
Family
ID=60656510
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016113442A Active JP6784515B2 (ja) | 2016-06-07 | 2016-06-07 | 保護部材形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6784515B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021186954A (ja) | 2020-06-04 | 2021-12-13 | 株式会社ディスコ | 保護部材の厚み調整方法 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000164675A (ja) * | 1998-11-25 | 2000-06-16 | Mecs Corp | ノッチ合わせ機 |
JP5670208B2 (ja) * | 2011-01-13 | 2015-02-18 | 株式会社ディスコ | 樹脂塗布装置 |
JP2012216752A (ja) * | 2011-03-31 | 2012-11-08 | Tokyo Electron Ltd | ロードロックモジュール、ウエハ加工処理システム及びウエハの加工処理方法 |
JP2014175541A (ja) * | 2013-03-11 | 2014-09-22 | Disco Abrasive Syst Ltd | ウェーハ貼着方法 |
JP6216583B2 (ja) * | 2013-09-13 | 2017-10-18 | リンテック株式会社 | シート貼付装置および貼付方法 |
-
2016
- 2016-06-07 JP JP2016113442A patent/JP6784515B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2017220548A (ja) | 2017-12-14 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6602702B2 (ja) | 保護部材形成装置 | |
JP6710138B2 (ja) | フレーム固定治具 | |
JP2007305835A (ja) | ウエーハの加工方法 | |
KR100675961B1 (ko) | 필름 접착 방법 및 필름 접착 장치 | |
JP6719825B2 (ja) | 研削装置及びウェーハの加工方法 | |
KR20160021030A (ko) | 반송 장치 | |
JP7108492B2 (ja) | 保護部材形成装置 | |
JP2018140450A (ja) | 研削装置 | |
JP6784515B2 (ja) | 保護部材形成装置 | |
KR102251263B1 (ko) | 연삭 장치, 보호 테이프 접착 방법 및 보호 테이프 | |
JP2010034249A (ja) | 半導体ウエーハの加工装置 | |
JP2017224670A (ja) | 保護部材形成装置 | |
KR102184474B1 (ko) | 보호 부재 형성 장치 | |
JP2021061333A (ja) | 樹脂保護部材形成装置、および、保護部材の形成方法 | |
JP2021121031A (ja) | ウェーハの位置決め装置及びそれを用いた面取り装置 | |
JPH10187937A (ja) | 帯状ワークの投影露光装置 | |
KR101739975B1 (ko) | 웨이퍼 지지 플레이트 및 웨이퍼 지지 플레이트의 사용 방법 | |
JP5957220B2 (ja) | 板状ワークの割れ判断方法 | |
KR20150145233A (ko) | 밀봉 시트 절단 방법 및 밀봉 시트 절단 장치 | |
JP2002270674A (ja) | 搬出装置 | |
JP2009302369A (ja) | 板状物の加工方法及び加工装置 | |
JP6478599B2 (ja) | 切込線形成方法及び切込線形成装置 | |
KR20210011324A (ko) | 테이프 마운터 | |
JP7222636B2 (ja) | エッジトリミング装置 | |
JP2022041495A (ja) | 保護部材形成装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20190424 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20200131 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20200225 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20200427 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20200929 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20201023 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6784515 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |