JP6783938B2 - 生体音取得装置 - Google Patents
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Description
生体音取得装置の実施形態は、第1部材と、生体音を取得する取得部と、前記第1部材に直接的又は間接的に接続され、且つ、前記第1部材と共に内部に形成する内部空間内に前記取得部を保持する第2部材とを備え、前記第1及び第2部材の夫々は、前記第1及び第2部材の外部空間と前記内部空間とを連絡させる連絡部を有する。
上述した生体音取得装置の実施形態の他の態様では、前記取得部は、振動センサを含み、前記取得部は、生体音に起因して発生する前記第2部材の少なくとも一部の振動を前記振動センサで検出することで、前記生体音を取得する。
上述した生体音取得装置の実施形態の他の態様では、前記連絡部は、前記第1及び第2部材の少なくとも一方に形成された孔を含む。
上述した生体音取得装置の実施形態の他の態様では、前記連絡部は、前記第1及び第2部材の少なくとも一方の他の部分よりも薄い隔壁部を含む。
上述した生体音取得装置の実施形態の他の態様では、前記第2部材は、前記取得部を保持する保持部と、前記保持部を支持する梁状の支持部と、前記保持部及び前記支持部によって外縁が規定される前記連絡部とを有する。
上述した第2部材が支持部を有する生体音取得装置の他の態様では、前記第2部材は、固有振動数が異なる複数の前記支持部を有する。
上述した第2部材が支持部を有する生体音取得装置の他の態様では、前記第2部材は、長さ、幅、厚さ及び弾性係数の少なくとも一つが異なる複数の前記支持部を有する。
上述した第2部材が支持部を有する生体音取得装置の他の態様では、前記第2部材は、曲線状に延びる、幅が変化しながら延びる又は分岐しながら延びる前記支持部を有する。
上述した第2部材が支持部を有する生体音取得装置の他の態様では、前記第2部材は、前記第2部材は、異なる配置間隔で配置される少なくとも3つの前記支持部を有する。
上述した第2部材が支持部を有する生体音取得装置の他の態様では、前記第2部材は、所定平面に沿った第1方向に沿って延びる前記支持部と、前記所定平面に交差する第2方向に沿って延びる前記支持部を有する。
はじめに、図1を参照しながら、本実施例の電子聴診器1の全体構成について説明する。図1は、本実施例の電子聴診器1の全体構成を示すブロック図である。
続いて、図2から図4を参照しながら、電子聴診器1のチェストピース2の構造について説明する。図2は、斜め上方から観察したチェストピース2の外観を示す斜視図である。図3は、斜め下方から観察したチェストピース2の外観を示す斜視図である。図4は、チェストピース2の断面を示す断面図である。
次に、本実施例の電子聴診器1が享受可能な技術的効果(つまり、振動センサ11が取得する雑音の低減効果)について、図6を参照して説明する。図6は、連絡孔214を介して外部空間25から内部空間24に伝達される雑音と、連絡孔224を介して外部空間25から内部空間24に伝達される雑音とが相殺される様子を示す概念図である。
(4−1)第1変形例
上述したように、振動センサ11を保持する保持板223は、複数の梁222によって支持されている。この場合、保持板223は、複数の梁222のバネ定数(或いは、弾性係数)と保持板223の質量とで定まる共振周波数で共振する可能性がある。保持板223が共振すると、共振に起因した振動が振動センサ11によって検出されるがゆえに、振動センサ11は、共振に起因した雑音を取得してしまう。
保持板223の共振を防止するための第1の対策として、複数の梁222のうちの少なくとも2つの梁222の固有振動数を異ならしめる対策が採用可能である。この場合、筐体22は、固有振動数が互いに異なる少なくとも2つの梁222を備える。その結果、複数の梁222の固有振動数が全て同一である場合と比較して、保持板223が共振する可能性が小さくなる。つまり、保持板223の共振が適切に防止される。
本願発明者等の実験によれば、複数の梁222の全てが均一幅で直線状に延びる場合に保持板223が共振しやすくなることが判明している。そこで、保持板223の共振を防止するための第2の対策として、複数の梁222のうちの少なくとも一つの形状を、均一幅で直線状に延びる形状とは異なる形状にする対策が採用可能である。この場合、筐体22は、均一幅で直線状に延びる形状とは異なる形状を有する少なくとも一つの梁222を備える。その結果、複数の梁222の全てが均一幅で且つ直線状に延びる場合と比較して、保持板223が共振する可能性が小さくなる。つまり、保持板223の共振が適切に防止される。
本願発明者等の実験によれば、複数の梁222が等角度に(つまり、等間隔に)並ぶように分布する場合に保持板223が共振しやすくなることが判明している。そこで、保持板223の共振を防止するための第3の対策として、第1の梁222と当該第1の梁222に隣接する第2の梁222との間の間隔(つまり、第1の梁222と第2の梁222とがなす角度)と、第2の梁222と当該第2の梁222に隣接する第3の梁222との間の間隔(つまり、第2の梁222と第3の梁222とがなす角度)とを異ならしめる対策が採用可能である。例えば、図11に示す例で言えば、梁222i−1と梁222i−2との間の間隔D1(つまり、角度θ1)と、梁222i−2と梁222i−3との間の間隔D2(つまり、角度θ2)とが異なっている。その結果、複数の梁222が等角度に分布する場合と比較して、保持板223が共振する可能性が小さくなる。つまり、保持板223の共振が適切に防止される。
上述した説明では、筐体22には、外部空間25の雑音を内部空間24に伝達するための連絡孔224が形成されている。しかしながら、図12(a)及び図12(b)に示すように、第2変形例の筐体22jには、連絡孔224に代えて(或いは、加えて)、外部空間25の雑音を内部空間24に伝達するための隔壁部225が形成されている。隔壁部225の厚さは、筐体22jのうち隔壁部225以外の部分(例えば、梁222)の厚さよりも薄い。このため、連絡孔224に加えて又は代えて隔壁部225が形成されている場合であっても、隔壁部225が形成されていない場合と比較すれば、外部空間25の雑音は、隔壁部225を介して内部空間24に伝達されやすい。従って、上述した効果と同様の効果が享受可能である。尚、筐体21についても同様に、連絡孔214に代えて(或いは、加えて)、外部空間25の雑音を内部空間24に伝達するための相対的に薄い隔壁部が形成されていてもよい。
上述した説明では、保持板223(更には、保持板223によって保持される振動センサ11)は、同一平面(例えば、XY平面)に沿って延びる梁222によって支持されている。しかしながら、図13に示すように、第3変形例のチェストピース2kでは、保持板223は、同一平面(例えば、XY平面)に沿って延びる梁222に加えて、当該平面に交差する所定方向(例えば、Z方向)に沿って伸縮可能なスプリング26kによって支持される。この場合、スプリング26kの一端が保持板223(或いは、振動センサ11)に連結され、スプリング26kの他端が筐体21のフレーム213(或いは、梁212ないしは筐体22が備えるその他の部材)に連結される。
11 振動センサ
2 チェストピース
21 筐体
211、213 フレーム
212 梁
214 連絡孔
22 筐体
221 フレーム
222 梁
223 保持板
224 連結孔
3 生体
Claims (10)
- 第1部材と、
生体音を取得する振動センサと、
前記第1部材に直接的又は間接的に接続され、且つ、前記第1部材と共に内部に形成する内部空間内に前記振動センサを保持する第2部材と
を備え、
前記第1及び第2部材の夫々は、前記第1及び第2部材の外部空間と前記内部空間とを連絡させる連絡部を有する
ことを特徴とする生体音取得装置。 - 前記振動センサは、生体音に起因して発生する前記第2部材の少なくとも一部の振動を検出することで、前記生体音を取得する
ことを特徴とする請求項1に記載の生体音取得装置。 - 前記連絡部は、前記第1及び第2部材の少なくとも一方に形成された孔を含む
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の生体音取得装置。 - 前記連絡部は、前記第1及び第2部材の少なくとも一方の他の部分よりも薄い隔壁部を含む
ことを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の生体音取得装置。 - 前記第2部材は、前記振動センサを保持する保持部と、前記保持部を支持する梁状の支持部と、前記保持部及び前記支持部によって外縁が規定される前記連絡部とを有する
ことを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の生体音取得装置。 - 前記第2部材は、固有振動数が異なる複数の前記支持部を有する
ことを特徴とする請求項5に記載の生体音取得装置。 - 前記第2部材は、長さ、幅、厚さ及び弾性係数の少なくとも一つが異なる複数の前記支持部を有する
ことを特徴とする請求項5又は6に記載の生体音取得装置。 - 前記第2部材は、曲線状に延びる、幅が変化しながら延びる又は分岐しながら延びる前記支持部を有する
ことを特徴とする請求項5から7のいずれか一項に記載の生体音取得装置。 - 前記第2部材は、異なる配置間隔で配置される少なくとも3つの前記支持部を有する
ことを特徴とする請求項5から8のいずれか一項に記載の生体音取得装置。 - 前記第2部材は、所定平面に沿った第1方向に沿って延びる前記支持部と、前記所定平面に交差する第2方向に沿って延びる前記支持部を有する
ことを特徴とする請求項5から9のいずれか一項に記載の生体音取得装置。
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