JP6783284B2 - 自動描画システム及び自動描画システムの運転方法 - Google Patents

自動描画システム及び自動描画システムの運転方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6783284B2
JP6783284B2 JP2018195896A JP2018195896A JP6783284B2 JP 6783284 B2 JP6783284 B2 JP 6783284B2 JP 2018195896 A JP2018195896 A JP 2018195896A JP 2018195896 A JP2018195896 A JP 2018195896A JP 6783284 B2 JP6783284 B2 JP 6783284B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
scheduled
contour
paint
control
control device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018195896A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2020062605A (ja
Inventor
敬二 真鍋
敬二 真鍋
長谷川 力
力 長谷川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Taikisha Ltd
Original Assignee
Taikisha Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Taikisha Ltd filed Critical Taikisha Ltd
Priority to JP2018195896A priority Critical patent/JP6783284B2/ja
Priority to CN201980003895.5A priority patent/CN111405947B/zh
Priority to US16/637,825 priority patent/US11214087B2/en
Priority to MX2020001866A priority patent/MX2020001866A/es
Priority to EP19839243.3A priority patent/EP3666395A4/en
Priority to PCT/JP2019/024469 priority patent/WO2020079889A1/ja
Publication of JP2020062605A publication Critical patent/JP2020062605A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6783284B2 publication Critical patent/JP6783284B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41MPRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
    • B41M3/00Printing processes to produce particular kinds of printed work, e.g. patterns
    • B41M3/005Colour cards; Painting supports; Latent or hidden images, e.g. for games; Time delayed images
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05BSPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
    • B05B13/00Machines or plants for applying liquids or other fluent materials to surfaces of objects or other work by spraying, not covered by groups B05B1/00 - B05B11/00
    • B05B13/02Means for supporting work; Arrangement or mounting of spray heads; Adaptation or arrangement of means for feeding work
    • B05B13/04Means for supporting work; Arrangement or mounting of spray heads; Adaptation or arrangement of means for feeding work the spray heads being moved during spraying operation
    • B05B13/0431Means for supporting work; Arrangement or mounting of spray heads; Adaptation or arrangement of means for feeding work the spray heads being moved during spraying operation with spray heads moved by robots or articulated arms, e.g. for applying liquid or other fluent material to 3D-surfaces
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J3/00Typewriters or selective printing or marking mechanisms characterised by the purpose for which they are constructed
    • B41J3/407Typewriters or selective printing or marking mechanisms characterised by the purpose for which they are constructed for marking on special material
    • B41J3/4073Printing on three-dimensional objects not being in sheet or web form, e.g. spherical or cubic objects

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Spray Control Apparatus (AREA)
  • Manipulator (AREA)
  • Coating Apparatus (AREA)
  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
  • Numerical Control (AREA)
  • User Interface Of Digital Computer (AREA)

Description

本発明は、塗料吐出装置と直交ロボットと制御装置とを備え、塗料吐出装置は、制御装置から付与される吐出指令に応じて描画対象面に向けて塗料を吐出し、直交ロボットは、塗料吐出装置をX軸方向に直線的に移動させるX軸スライダと、X軸スライダをX軸方向に対して直交するY軸方向に直線的に移動させるY軸スライダとを有し、制御装置は、塗料吐出装置からの塗料吐出により描画対象面における描画予定箇所に描画予定図形を描くように、描画予定箇所の位置情報及び描画予定図形の図形データに基づいて直交ロボット及び塗料吐出装置を制御する自動描画システム、及び、その自動描画システムの運転方法に関する。
従来、この種の自動描画システム(特許文献1参照)において、塗料吐出装置からの塗料吐出により描画対象面Sの描画予定箇所に図柄や文字などの描画予定図形Gを描画するのに、図10に示すように、Y軸スライダの作動によりX軸スライダをY軸方向に設定単位移動量Δyだけ移動させる毎に、X軸スライダの作動により塗料吐出装置をX軸方向に直線的に移動させる矩形波状の移動経路Kで、塗料吐出装置を描画対象面Sに沿わせて移動させるようにしていた。
そして、この矩形波状の移動経路Kで塗料吐出装置を移動させる過程において、制御装置は、塗料吐出装置の発停制御として、塗料吐出装置が描画予定図形Gの領域内に入る毎に、塗料吐出装置の塗料吐出作動を開始(図中○の符号で示す)させ、また、塗料吐出装置3が描画予定図形Gの領域外へ出る毎に、塗料吐出装置の塗料吐出作動を停止(図中●で示す)させ、これにより、描画対象面Sに描画予定図形Gが描かれるようにしていた。
(以下、この方式の制御を「X軸平行描画制御」と略称する)。
特開平11−291466号公報(特に、段落[0016]及び[図1])
しかし、上記のX軸平行描画制御では、制御装置が塗料吐出装置に対して塗料吐出作動のON/OFF指令を付与する時点と、塗料吐出装置が実際に塗料吐出作動を開始/停止する時点との間に多少なりとも時間的誤差が生じるために、図11に模式的に示すように、X軸方向に延びる各回の描画線分Lの端部と描画予定図形Gの輪郭線gとの間に描画誤差Δeが生じ、これが原因で、描画対象面Sに描画された後の描画予定図形Gの輪郭に微妙な凹凸が生じるなどの乱れが生じて、描画図形の輪郭精度が低くなる問題があった。
この実情に鑑み、本発明の主たる課題は、合理的な描画形態を採ることで、上記の問題を効果的に解消する点にある。
自動描画システムを構成するのに、参考例としては、
塗料吐出装置と直交ロボットと制御装置とを備え、
前記塗料吐出装置は、前記制御装置から付与される吐出指令に応じて描画対象面に向けて塗料を吐出し、
前記直交ロボットは、前記塗料吐出装置をX軸方向に直線的に移動させるX軸スライダと、前記X軸スライダを前記X軸方向に対して直交するY軸方向に直線的に移動させるY軸スライダとを有し、
前記制御装置は、前記塗料吐出装置からの塗料吐出により前記描画対象面における描画予定箇所に描画予定図形を描くように、前記描画予定箇所の位置情報及び前記描画予定図形の図形データに基づいて前記直交ロボット及び前記塗料吐出装置を制御する自動描画システムにおいて、
前記制御装置は、前記描画予定図形における輪郭部の描画において、前記直交ロボット及び前記塗料吐出装置に対する制御として、
前記図形データに基づいて、前記直交ロボットの動作により前記塗料吐出装置を、前記描画予定箇所に描く前記描画予定図形の輪郭線と平行に移動させるのに伴い、前記塗料吐出装置を連続的に塗料吐出作動させる輪郭平行描画制御を実行する構成にし、
前記制御装置は、前記輪郭平行描画制御の実行により前記描画予定図形の輪郭部を描画するのに先立って、
前記描画予定図形における中央部を描画開始点として前記描画予定図形の描画を開始するのに続き、前記描画予定図形における描画済み領域の隣の外側領域を、前記輪郭平行描画制御の実行により描画する構成にすることが考えられる。
これに対して、本発明の第特徴構成は、自動描画システムに係り、その特徴は、
塗料吐出装置と直交ロボットと制御装置とを備え、
前記塗料吐出装置は、前記制御装置から付与される吐出指令に応じて描画対象面に向けて塗料を吐出し、
前記直交ロボットは、前記塗料吐出装置をX軸方向に直線的に移動させるX軸スライダと、前記X軸スライダを前記X軸方向に対して直交するY軸方向に直線的に移動させるY軸スライダとを有し、
前記制御装置は、前記塗料吐出装置からの塗料吐出により前記描画対象面における描画予定箇所に描画予定図形を描くように、前記描画予定箇所の位置情報及び前記描画予定図形の図形データに基づいて前記直交ロボット及び前記塗料吐出装置を制御する自動描画システムであって、
前記制御装置は、前記描画予定図形における輪郭部の描画において、前記直交ロボット及び前記塗料吐出装置に対する制御として、
前記図形データに基づいて、前記直交ロボットの動作により前記塗料吐出装置を、前記描画予定箇所に描く前記描画予定図形の輪郭線と平行に移動させるのに伴い、前記塗料吐出装置を連続的に塗料吐出作動させる輪郭平行描画制御を実行する構成にし、
前記制御装置は、前記描画予定図形の中央部を通過する分割線により前記描画予定図形を複数の分割図形に分割して、
複数の前記分割図形の夫々について、前記中央部を描画開始点として前記分割図形の輪郭部を前記輪郭平行描画制御の実行により描画する構成にしてある点にある。
前記参考例の自動描画システム、及び、上記第1特徴構成の自動描画システムであれば、いずれも基本的に、描画予定図形における輪郭部の描画において、前述の如き描画誤差Δe(即ち、制御装置が塗料吐出装置に対して塗料吐出作動のON/OFF指令を付与する時点と、塗料吐出装置が実際に塗料吐出作動を開始/停止する時点との間に生じる時間的誤差が原因で、X軸方向に延びる各回の描画線分Lの端部と描画予定図形Gの輪郭線gとの間に生じる描画誤差、図11参照)の発生を回避することができる。
したがって、描画対象面に描画された描画予定図形の輪郭精度を効果的に高めることができ、これにより、輪郭が滑らかで明瞭な図形を描画対象面の描画予定箇所に描画することができる。
また、描画対象面の描画予定箇所に描く描画予定図形の領域外において塗料吐出装置を移動させる移動経路上の無駄も従前に比べ効果的に低減することができ、これにより、描画作業の作業能率も効果的に高めることができる。
さらに、前記参考例の自動描画システムでは、
前記制御装置は、前記輪郭平行描画制御の実行により前記描画予定図形の輪郭部を描画するのに先立って、
前記描画予定図形における中央部を描画開始点として前記描画予定図形の描画を開始するのに続き、前記描画予定図形における描画済み領域の隣の外側領域を、前記輪郭平行描画制御の実行により描画する構成にしてあるから、次の作用効果も併せて奏する。
つまり、前記参考例の自動描画システムであれば、描画予定図形の輪郭部を前述の如く輪郭精度の高い状態で描画するのに先立って、描画予定図形の内側領域も能率良く描画することができる。
また、塗料吐出装置の塗料吐出作動を開始した描画開始箇所では、前述した制御上の時間的誤差により描画誤差Δe(図11参照)が生じ易くて描画に乱れが生じ易いが、上記構成では描画開始点が描画予定図形の中央部であることから、仮に描画開始点において描画に乱れが生じたとしても、描画予定図形の描画が完了した状態(即ち、描画予定図形の全体が塗り潰された状態)では描画開始点における描画の乱れが目立ち難くなり、この点で、一層良好に描画予定図形を描画することができる。
これに対して、本発明の第1特徴構成の自動描画システムでは、
前記制御装置は、前記描画予定図形の中央部を通過する分割線により前記描画予定図形を複数の分割図形に分割して、
複数の前記分割図形の夫々について、前記中央部を描画開始点として前記分割図形の輪郭部を前記輪郭平行描画制御の実行により描画する構成にしてあるから、次の作用効果も併せて奏する。
つまり、本発明の第1特徴構成の自動描画システムであれば、複数の分割図形の各々を単独に見れば、描画開始点である描画予定図形の中央部は分割図形の輪郭部に相当するが、描画予定図形の全体を見れば、それら複数の分割図形の夫々における描画開始点が描画予定図形の中央であることで、前記参考例の自動描画システムと同様、仮に描画開始点において描画に乱れが生じたとしても、描画予定図形全体の描画が完了した状態では描画開始点における描画の乱れが目立ち難くなり、その点で、良好に描画予定図形を描画することができる。
また、描画予定図形の中央部を各々の描画開始点として複数の分割図形夫々の輪郭部を描画するから、描画予定図形の中央部付近に対する塗料吐出装置からの塗料吐出が、分割図形の数だけ時間的に分散され、これにより、吐出塗料が時間的に描画予定図形の中央部付近に集中することが原因で生じる塗料垂れも効果的に防止することができる。
前記参考例の自動描画システム及び本発明の第1特徴構成の自動描画システムに対して、一般的なシステム構成としては、
前記制御装置は、前記輪郭平行描画制御の実行により前記描画予定図形の輪郭部を描画するのに続いて、
前記描画予定図形における描画済み領域の隣の内側領域を、前記輪郭平行描画制御の実行により描画する構成にすることが考えられる。
この構成であれば、描画予定図形の輪郭部を前述の如く輪郭精度の高い状態で描画するのに続いて、描画予定図形の内側領域を能率良く描画することはできる。
本発明の第特徴構成は、本発明の第1特徴構成の実施に好適な実施形態を特定するものであり、その特徴は、
前記直交ロボットを多関節型ロボットアームの先端部に装備し、
前記制御装置は、前記位置情報に基づいて前記多関節型ロボットアームを制御することで、前記多関節ロボットアームの動作により、前記直交ロボットを前記描画予定箇所に対する前記描画予定図形の描画に適した位置に移動させる構成にしてある点にある。
この構成であれば、直交ロボットだけでは塗料吐出装置を描画予定図形の描画に適した位置に移動させることが難しい場合(例えば、大型な物体や表面形状が複雑な物体の表面を描画対象面とする場合など)にも、直交ロボット及び塗料吐出装置を描画に適した位置に容易に移動させることができて、描画予定図形を描画対象面における描画予定箇所に対して適切かつ能率良く描画することができる。
本発明の第特徴構成は、本発明の第1特徴構成の実施に好適な実施形態を特定するものであり、その特徴は、
前記制御装置は、前記輪郭平行描画制御の実行により前記分割図形の輪郭部を描画するのに続いて、
前記分割図形における描画済み領域の隣の内側領域を、前記輪郭平行描画制御の実行により描画する構成にしてある点にある。
この構成であれば、複数の分割図形の夫々について、前記一般的なシステム構成と同様、描画予定図形の輪郭部が含まれる分割図形夫々の輪郭部を輪郭精度の高い状態で描画するのに続いて、分割図形の内側領域も能率良く描画することができる。
本発明の第特徴構成は、本発明の第1特徴構成の実施に好適な実施形態を特定するものであり、その特徴は、
前記制御装置は、前記輪郭平行描画制御の実行により前記分割図形の輪郭部を描画するのに続いて、
前記Y軸スライダにより前記X軸スライダを前記Y軸方向に設定単位移動量だけ移動させる毎に、前記X軸スライダにより前記塗料吐出装置を前記X軸方向に直線的に移動させる矩形波移動形態において前記分割図形における未描画領域に対して前記塗料吐出装置を塗料吐出作動させるX軸平行描画制御の実行により、前記分割図形における未描画領域を描画する構成にしてある点にある。
この構成であれば、描画予定図形の輪郭部が含まれる分割図形夫々の輪郭部を輪郭精度の高い状態で描画するのに続いて、分割図形の内側領域を前記のX軸平行描画制御により能率良く描画することができる。
本発明の第特徴構成は、本発明の第4特徴構成の実施に好適な実施形態を特定するものであり、その特徴は、
前記X軸スライダは、複数の前記塗料吐出装置を前記Y軸方向に隣接させて並置した吐出装置ユニットを、前記X軸方向に直線的に移動させる構成にし、
前記制御装置は、前記分割図形の輪郭部を前記輪郭平行描画制御の実行により描画するときには、前記吐出装置ユニットにおける1つの前記塗料吐出装置を塗料吐出作動させるのに対して、
前記分割図形における未描画領域を前記X軸平行描画制御の実行により描画するときには、前記吐出装置ユニットにおいて塗料吐出作動させる前記塗料吐出装置の装置数を増加させる構成にしてある点にある。
この構成であれば、作動装置数を増加させた複数の塗料吐出装置により、分割図形における未描画領域を描画するから、それら未描画領域を一層能率良く描画することができる。
本発明の第特徴構成は、本発明の第1〜第5特徴構成のいずれかの実施に好適な実施形態を特定するものであり、その特徴は、
前記制御装置は、1つの前記描画予定箇所に対する前記描画予定図形の描画が完了すると、前記描画対象面における複数の前記描画予定箇所夫々の位置情報に基づいて、未描画の前記描画予定箇所のうち、直近に前記描画予定図形の描画が完了した前記描画予定箇所との距離が最も小さい前記描画予定箇所に対する前記描画予定図形の描画に移行する構成にしてある点にある。
この構成であれば、複数の描画予定図形を描画対象面に描画する場合において、各描画予定図形の描画予定箇所どうしにわたる塗料吐出装置の移動距離や直交ロボットの移動距離を短くすることができ、これにより、描画作業の作業能率を高めることができる。
本発明の第特徴構成は、本発明の第1特徴構成の自動描画システムの運転方法に係り、その特徴は、
前記制御装置が前記描画予定図形における輪郭部の描画において、前記直交ロボット及び前記塗料吐出装置に対する制御として、輪郭平行描画制御を実行するステップを有し、
前記輪郭平行描画制御では、前記制御装置が、前記図形データに基づいて、前記直交ロボットの動作により前記塗料吐出装置を、前記描画予定箇所に描く前記描画予定図形の輪郭線と平行に移動させるステップと、
前記制御装置が、前記塗料吐出装置の移動に伴い、前記塗料吐出装置を連続的に塗料吐出作動させるステップと、を有し、
前記描画予定図形の描画において、前記制御装置が前記描画予定図形の中央部を通過する分割線により前記描画予定図形を複数の分割図形に分割するステップと、
前記制御装置が、複数の前記分割図形の夫々について、前記中央部を描画開始点として前記分割図形の輪郭部を前記輪郭平行描画制御の実行により描画するステップとを有する点にある。
この運転方法であれば、前述した本発明の第1特徴構成による効果と同様、描画予定図形における輪郭部の描画において、前述の如き描画誤差Δe(即ち、制御装置が塗料吐出装置に対して塗料吐出作動のON/OFF指令を付与する時点と、塗料吐出装置が実際に塗料吐出作動を開始/停止する時点との間に生じる時間的誤差が原因で、X軸方向に延びる各回の描画線分Lの端部と描画予定図形Gの輪郭線gとの間に生じる描画誤差、図11参照)の発生を回避することができる。
したがって、描画対象面に描画された描画予定図形の輪郭精度を効果的に高めることができ、これにより、輪郭が滑らかで明瞭な図形を描画対象面の描画予定箇所に描画することができる。
また、描画対象面の描画予定箇所に描く描画予定図形の領域外において塗料吐出装置を移動させる移動経路上の無駄も従前に比べ効果的に低減することができ、これにより、描画作業の作業能率も効果的に高めることができる。
さらに、複数の分割図形の各々を単独に見れば、描画開始点である描画予定図形の中央部は分割図形の輪郭部に相当するが、描画予定図形の全体を見れば、それら複数の分割図形の夫々における描画開始点が描画予定図形の中央であることで、仮に描画開始点において描画に乱れが生じたとしても、描画予定図形全体の描画が完了した状態では描画開始点における描画の乱れが目立ち難くなり、その点で、良好に描画予定図形を描画することができる。
そしてまた、描画予定図形の中央部を各々の描画開始点として複数の分割図形夫々の輪郭部を描画するから、描画予定図形の中央部付近に対する塗料吐出装置からの塗料吐出が、分割図形の数だけ時間的に分散され、これにより、吐出塗料が時間的に描画予定図形の中央部付近に集中することが原因で生じる塗料垂れも効果的に防止することができる。
自動描画システムの全体構成を示す斜視図 描画予定図形に対する描画形態の説明図 別の描画予定図形に対する描画形態の説明図 図形間移動形態の説明図 別実施形態における描画形態の説明図 別実施形態における描画形態の説明図 別実施形態における描画形態の説明図 別実施形態における描画形態の説明図 別実施形態における描画形態の説明図 従来の描画形態の説明図 従来の問題点を説明する模式図
図1は自動描画システムを示し、この自動描画システムは、航空機や車両あるいは壁体や掲示物に文字や図柄などの図形を描画する。
この自動描画システムは、多関節型ロボットアーム1と、直交ロボット2と、ディスペンサ3(塗料吐出装置)と、制御装置4とを備えており、直交ロボット2は、多関節ロボットアーム1の先端部に取り付けられている。
直交ロボット2は、X軸スライダ2aとY軸スライダ2bとを備えており、ディスペンサ3は、X軸スライダ2aにおける走行台(移動台)に取り付けられている。
即ち、ディスペンサ3は、X軸スライダ2aの作動によりX軸方向に直線的に移動し、ディスペンサ3を備えるX軸スライダ2aは、Y軸スライダ2bの作動によりX軸方向に対して直交するY軸方向に直線的に移動する。
したがって、X軸スライダ2aの作動とY軸スライダ2bの作動との組み合わせにより、ディスペンサ3は、直交X-Y座標系上において任意の方向に移動することができる。
制御装置4は、多関節型ロボットアーム1、直交ロボット2、ディスペンサ3の夫々を制御するものであり、この制御装置4には、描画対象物の描画対象面Sにおける描画予定箇所に描く描画予定図形Gの図形データDgと、描画対象面S上における描画予定図形Gの描画予定箇所の位置情報Dpとが入力される。
描画予定図形Gの図形データDgについては、スキャナやカメラなどの撮像装置により原図形を撮像して得た画像データ、あるいは、CADなどの作図装置により作成した原図形の作図データに対して、自動描画システムに応じたデータ形式に変換する変換処理や図形の大きさなど調整する調整処理を施し、これら変換処理及び調整処理により作成した図形データを、描画予定図形Gの図形データDgとして制御装置4に入力するようにしている。
また、描画予定箇所の位置情報Dpについては、描画対象面Sを表す画像上において、描画予定図形Gを描画すべき位置の座標を指定することで、指定された座標を、描画予定図形Gの描画予定箇所の位置情報Dpとして制御装置4に入力するようにしている。
そして、制御装置4は、これら描画予定図形Gの図形データDgと描画予定箇所の位置情報Dpとに基づいて、多関節型ロボットアーム1の動作、直交ロボット2におけるX軸スライダ2a及びY軸スライダ2b夫々の作動、並びに、ディスペンサ3の塗料吐出作動を制御する。
具体的には、制御装置4は、描画対象面S上における描画予定箇所の位置情報Dpに基づいて多関節型ロボットアーム1を制御することで、多関節型ロボットアーム1の動作により、直交ロボット2を、描画対象面Sにおける描画予定箇所に描画予定図形Gを描画するのに適した位置(即ち、描画予定箇所に対して直交ロボット2が近接状態で正対する位置)に移動させて、その位置に直交ロボット2を保持する。
その後、制御装置4は、描画予定図形Gの図形データDgに基づいて直交ロボット2及びディスペンサ3を制御することで、ディスペンサ3の移動に連係させてディスペンサ3を塗料吐出作動させる。
即ち、直交ロボット2によるディスペンサ3の移動に連係させて、ディスペンサ3の塗料吐出ノズル3aから描画用塗料を描画対象面Sに対して吐出させることで、吐出した塗料により、描画対象面Sの描画予定箇所に描画予定図形Gが描画される。
図2は、描画予定図形Gに対するディスペンサ3の移動経路K、及び、ディスペンサ3の塗料吐出作動の発停タイミングを模式的に示しており、図中において、ディスペンサ3の塗料吐出作動の開始が○の符号で示され、塗料吐出作動の停止が●の符号で示されている。
つまり、制御装置4は、多関節型ロボットアーム1の動作により直交ロボット2を描画予定図形Gの描画に適した位置に移動させた後、図2に示す描画予定図形G(ここでは、互いに離間した左側図形Gaと右側図形Gbとから成る図形)をディスペンサ3に描かせるのに、次のa.〜d.の制御ステップを実行するように構成されている。
a.描画予定図形Gの図形データDgに基づいて直交ロボット2を制御することで、直交ロボット2の動作により、描画対象面Sに描く左側図形Gaの輪郭部における設定描画開始点ps(ここでは、左側図形Gaの左下角部)から、左側図形Gaの全周にわたって、設定描画開始点psの隣接点まで、ディスペンサ3を左側図形Gaの輪郭線gaと平行に移動させる。
また、この輪郭部に対するディスペンサ3の平行移動に伴い、ディスペンサ3を連続的に塗料吐出作動させる。
即ち、このa.の制御ステップでは、直交ロボット2及びディスペンサ3に対する制御として、ディスペンサ3を描画予定図形Gの輪郭線gと平行に移動させるのに伴いディスペンサ3を連続的に塗料吐出作動させる「輪郭平行描画制御」が、左側図形Gaの輪郭部の全周の描画において制御装置4により実行され、これにより、左側図形Gaの輪郭部の全周がディスペンサ3からの吐出塗料により描かれる。
b.上記aの制御ステップにより左側図形Gaにおける輪郭部の描画が完了すると、描画予定図形Gの図形データDgに基づいて直交ロボット2を制御することで、直交ロボット2の動作により、ディスペンサ3を、左側図形Gaの輪郭部から連続させて一筆書き状に、左側図形Gaにおける輪郭部(即ち、描画済み領域)の隣の内側領域で、左側図形Gaの輪郭線ga(ここでは、長手方向の輪郭線)と平行に移動(即ち、先の移動経路KからΔmだけ図形内側に寄った移動経路K上を移動)させる。
また、この内側領域に対するディスペンサ3の移動に伴い、ディスペンサ3に対する制御により、ディスペンサ3を、左側図形Gaの輪郭部の描画から引き続いて、連続的に塗料吐出作動させる。
そして、ディスペンサ3が、上記内側領域における設定描画停止点pe(ここでは、上記内側領域の上端部)に対する塗料吐出作動を完了すると、ディスペンサ3の塗料吐出作動を停止させる。
即ち、このb.の制御ステップでは、上記「輪郭平行描画制御」が、左側図形Gaの輪郭部の描画に続いて、左側図形Gaにおける輪郭部の隣の内側領域の描画において制御装置4により実行され、これにより、左側図形Gaにおける輪郭部の隣の内側領域がディスペンサ3からの吐出塗料により描かれて、左側図形Gaの描画が完了する。
c.上記b.の制御ステップにより左側図形Gaの描画が完了すると、描画予定図形Gの図形データDgに基づいて直交ロボット2を制御することで、直交ロボット2の動作により、ディスペンサ3を、左側図形Gaにおける上記の設定描画停止点peから右側図形Gbの輪郭部における設定描画開始点ps′(ここでは、右側図形Gbの左上角部)に移動させる。
そして、上記設定描画開始点Ps′への移動に続き、描画予定図形Gの図形データDgに基づいて直交ロボット2を制御することで、左側図形Gaの場合と同様に、直交ロボット2の動作により、右側図形Gbにおける上記の設定描画開始点ps′から、右側図形Gbの全周にわたって、設定描画開始点ps′の隣接点まで、ディスペンサ3を右側図形Gbの輪郭線gbと平行に移動させる。
また、この輪郭部に対するディスペンサ3の平行移動に伴い、ディスペンサ3を連続的に塗料吐出作動させる。
即ち、このc.の制御ステップでは、「輪郭平行描画制御」が右側図形Gbの輪郭部の全周の描画において制御装置4により実行され、これにより、右側図形Gbの輪郭部の全周がディスペンサ3からの吐出塗料により描かれる。
d.上記c.の制御ステップにより右側図形Gbにおける輪郭部の描画が完了すると、描画予定図形Gの図形データDgに基づいて直交ロボット2を制御することで、左側図形Gaの場合と同様に、直交ロボット2の動作により、ディスペンサ3を、輪郭部から連続させて一筆書き状に、右側図形Gbにおける輪郭部(即ち、描画済み領域)の隣の内側領域において、右側図形Gbの輪郭線gb(ここでは、長手方向の輪郭線)と平行に移動させる。
また、この内側領域に対するディスペンサ3の移動に伴い、ディスペンサ3を、右側図形Gbの輪郭部の描画から引き続いて、連続的に塗料吐出作動させる。
そして、ディスペンサ3が、上記内側領域における設定描画停止点pe′(ここでは、上記内側領域の下端部)に対する塗料吐出作動を完了すると、ディスペンサ3の塗料吐出作動を停止させる。
即ち、このd.の制御ステップでは、「輪郭平行描画制御」が、右側図形Gbの輪郭部の描画に続いて、右側図形Gbにおける輪郭部の隣の内側領域の描画において制御装置4により実行され、これにより、右側図形Gbにおける輪郭部の隣の内側領域がディスペンサ3からの吐出塗料により描かれて、右側図形Gbの描画が完了し、これをもって、左側00図形Gaと右側図形Gbとから成る図2に示す描画予定図形Gの描画が終了する。
また、図2に示す描画予定図形Gに代えて、図3は別の描画予定図形Gに対するディスペンサ3の移動経路K、及び、ディスペンサ3の塗料吐出作動の発停タイミングを模式的に示しており、図2と同様、図中において、ディスペンサ3の塗料吐出作動の開始が○の符号で示され、塗料吐出作動の停止が●の符号で示されている。
つまり、制御装置4は、多関節型ロボットアーム1の動作により直交ロボット2を描画予定図形Gの描画に適した位置に移動させた後、図3に示す描画予定図形G(ここでは、三角形状の図形)をディスペンサ3に描かせるのに、制御装置4は、次のe.〜h.の制御ステップを実行することで、ディスペンサ3に描画予定図形Gを描かせる。
e.描画予定図形Gの図形データDgに基づいて直交ロボット2を制御することで、直交ロボット2の動作により、描画対象面Sに描く描画予定図形Gの輪郭部における設定描画開始点ps(ここでは、描画予定図形Gの左下頂部)から、描画予定図形Gの全周にわたって、設定描画開始点psの隣接点まで、ディスペンサ3を描画予定図形Gの輪郭線gと平行に移動させる。
また、この輪郭部に対するディスペンサ3の平行移動に伴い、ディスペンサ3を連続的に塗料吐出作動させる。
即ち、このe.の制御ステップでは、「輪郭平行描画制御」が図3に示す描画予定図形Gの輪郭部の全周の描画において制御装置4により実行され、これにより、描画予定図形Gの輪郭部の全周がディスペンサ3からの吐出塗料により描かれる。
f.上記e.の制御ステップにより描画予定図形Gにおける輪郭部の描画が完了すると、描画予定図形Gの図形データDgに基づいて直交ロボット2を制御することで、直交ロボット2の動作により、ディスペンサ3を、描画予定図形Gの輪郭部から連続させて一筆書き状に、描画予定図形Gにおける輪郭部(即ち、描画済み領域)の隣りの1層目の内側領域で、描画予定図形Gの輪郭線gと平行に移動させる。
また、この1層目の内側領域に対するディスペンサ3の移動に伴い、ディスペンサ3を、描画予定図形Gの輪郭部の描画から引き続いて、連続的に塗料吐出作動させる。
即ち、このf.の制御ステップでは、「輪郭平行描画制御」が、描画予定図形Gの輪郭部の描画に続いて、描画予定図形Gにおける輪郭部の隣りの1層目の内側領域において制御装置4により実行され、これにより、描画予定図形Gにおける輪郭部の隣の1層目の内側領域がディスペンサ3からの吐出塗料により描かれる。
g.上記f.の制御ステップにより描画予定図形Gにおける輪郭部の隣の1層目の内側領域の描画が完了すると、描画予定図形Gの図形データDgに基づいて直交ロボット2を制御することで、直交ロボット2の動作により、ディスペンサ3を、1層目の内側領域から連続させて引き続き一筆書き状に、描画予定図形Gにおける1層目の内側領域(即ち、描画済み領域)の隣の2層目の内側領域で、描画予定図形Gの輪郭線gと平行に移動させる。
また、この2層目の内側領域に対するディスペンサ3の移動に伴い、ディスペンサ3を、1層目の内側領域の描画から引き続いて、連続的に塗料吐出作動させる。
即ち、このg.の制御ステップでは、「輪郭平行描画制御」が、描画予定図形Gの1層目の内側領域の描画に続いて、1層目の内側領域の隣の2層目の内側領域の描画において制御装置4により実行され、これにより、描画予定図形Gにおける1層目の内側領域の隣の2層目の内側領域がディスペンサ3からの吐出塗料により描かれる。
h.上記g.の制御ステップにより、描画予定図形Gにおける2層目の内側領域の描画が完了すると、制御装置4は、描画予定図形Gの図形データDgに基づいて、以降、2層目の内側領域の隣の3層目の内側領域、さらに3層目の内側領域の隣の4層目の内側領域の順に、1層目の内側領域の描画及び2層目の内側領域の描画の夫々と同様に、上記の「輪郭平行制御」を実行する形態で、描画済み領域の隣の各層の内側領域の描画において「輪郭平行制御」を順次に連続して実行する。
そして、最終的にディスペンサ3が描画予定図形Gにおける中央の設定描画停止点peに対する塗料吐出作動を完了すると、制御装置4は、ディスペンサ3の塗料吐出作動を停止させる。
即ち、上記f.の制御ステップに続いて、上記g.の制御ステップ及びh.の制御ステップを制御装置4が実行することで、描画予定図形Gの描画が終了する。
一方、図4に示すように、描画対象面S上において互いに離間する複数の描画予定箇所Pの夫々に描画予定図形Gを描画する場合、制御装置4は、それら複数の描画予定箇所Pのうちの1つの描画予定箇所Pに対する描画予定図形Gの描画を完了すると、それら複数の描画予定箇所P夫々の位置情報Dpに基づいて、未描画の描画予定箇所Pのうち、直近に描画予定図形Gの描画が完了した描画予定箇所Pとの離間距離dが最も小さい描画予定箇所Pを、次に描画予定図形Gを描画する描画予定箇所Pとして選定する。
なお、更に詳述すると、図4では、直近に描画が完了した描画予定図形Gにおける最終の描画点からの距離dが最も小さい描画予定箇所Pを探すようにしている。
そして、制御装置4は、直近に描画予定図形Gの描画が完了した描画予定箇所Pと、選定した次に描画予定図形Gを描画する描画予定箇所Pとの離間距離dが大きい場合には、描画予定箇所Pの位置情報Dpに基づいて多関節型ロボットアーム1を制御することで、多関節型ロボットアーム1の動作により、直交ロボット2を、次の描画予定箇所Pに対する描画予定図形Gの描画に適した位置に移動させた上で、次の描画予定箇所Pに対する描画予定図形Gの描画に移行する。
また、制御装置4は、直近に描画予定図形Gの描画が完了した描画予定箇所Pと、選定した次に描画予定図形Gを描画する描画予定箇所Pとの離間距離dが小さい場合には、多関節型ロボットアーム1の動作による直交ロボット2の移動を省略して、前記した図2に示す左側図形Gaの描画から右側図形Gbの描画への移行と同様に、次の描画予定箇所Pに対する描画予定図形Gの描画に移行する。
以上の通り、本実施形態において、制御装置4は、描画予定図形Gにおける輪郭部の描画において、直交ロボット2及びディスペンサ3(塗料吐出装置)に対する制御として、図形データDgに基づいて、直交ロボット2の動作によりディスペンサ3を、描画予定箇所に描く描画予定図形Gの輪郭線gと平行に移動させるのに伴い、ディスペンサ3を連続的に塗料吐出作動させる輪郭平行描画制御を実行するように構成されている。
また、制御装置4は、輪郭平行描画制御の実行により描画予定図形Gの輪郭部を描画するのに続いて、描画予定図形Gにおける描画済み領域の隣の内側領域を、同じく輪郭平行描画制御の実行により描画するように構成されている。
さらにまた、制御装置4は、描画対象面S上における複数の描画予定箇所Pの夫々に描画予定図形Gを描画する場合には、1つの描画予定箇所Pに対する描画予定図形Gの描画が完了すると、複数の描画予定箇所P夫々の位置情報Dpに基づいて、未描画の描画予定箇所Pのうち、直近に描画予定図形Gの描画が完了した描画予定箇所Pとの離隔距離dが最も小さい描画予定箇所Pに対する描画予定図形Gの描画に移行するように構成されている。
〔別実施形態〕
に別実施形態を列記する。
上記の実施形態では、描画予定図形Gの輪郭部を輪郭平行描画制御により描画するのに続いて、その描画予定図形Gにおける描画済み領域の隣の内側領域を同じく輪郭平行描画制御により順次に描画する例を示したが、これに代えて、図5に示す描画形態で描画予定図形Gを描画させることも考えられる。
つまり、図5に示す描画形態では、制御装置4は、多関節型ロボットアーム1の動作により直交ロボット2を描画予定図形Gの描画に適した位置に移動させた後、描画予定図形Gの図形データDgに基づいて直交ロボット2及びディスペンサ3を制御することで、描画対象面Sに描く描画予定図形Gの中央部を設定描画開始点psとして、ディスペンサ3を描画予定図形Gの中央部に対して塗料吐出動作させ、これに続いて、描画予定図形Gにおける描画済み領域の隣の外側領域(即ち、先の移動経路KからΔmだけ図形外側に寄った移動経路Kにより描画する領域)を、輪郭平行描画制御により、連続させて一筆書き状に順次に描画する。
そして最終的に、描画予定図形Gの輪郭部の全周を同じく輪郭平行描画制御により描画し、これにより、描画予定図形Gの描画を終了する。
ここで、本発明では、前述の実施形態で示した描画形態や図5に示す描画形態に代えて、図6に示す描画形態で描画予定図形Gを描画させる。
つまり、図6に示す描画形態では、制御装置4は、描画予定図形Gの図形データDgに基づいて、描画予定図形Gの中央部を通過する仮想の分割線rにより、描画予定箇所に描く描画予定図形Gを複数の分割図形ΔGに分割する。
そして、制御装置4は、複数の分割図形ΔGの夫々について、前述の図3に示す描画形態と同様に、描画予定図形Gの中央部を設定描画開始点psとして、分割図形ΔGの輪郭部の全周を輪郭平行描画制御により描画するのに続いて、分割図形ΔGにおける描画済み領域の隣の内側領域を輪郭平行描画制御により順次に描画し、これにより、描画予定図形Gの描画を完了する。
以上の例では、いずれも描画予定図形Gを輪郭平行描画制御だけで描画する例を示したが、これに代え、図7,図8に示す描画形態で描画予定図形Gを描画させることも考えられる。
つまり、図7,図8に示す描画形態では、制御装置4は、先ず図7に示すように、描画予定図形Gの輪郭部の全周を輪郭平行描画制御により描画する。
そして、この輪郭部の描画に続いて、制御装置4は、図8に示すように、Y軸スライダ2bによりX軸スライダ2aをY軸方向に設定単位移動量Δyだけ移動させる毎に、X軸スライダ2aによりディスペンサ3をX軸方向に直線的に移動させる矩形波移動形態において、描画予定図形Gの未描画領域に対してディスペンサ3を塗料吐出作動させるX軸平行描画制御により、描画予定図形Gにおける内側の未描画領域を描画する。
なお、図7,図8に示す描画形態と同様に、前記の図6に示す描画形態において分割図形ΔGの輪郭部を輪郭平行描画制御により描画した後に、分割図形ΔGにおける未描画の内側領域を上記のX軸平行描画制御により描画させるようにしてもよい。
また、図7,図8における拡大図に示すように、複数のディスペンサ3をY軸方向(厳密には、Y軸方向に対して若干傾斜する方向を含む)に隣接させて並置した吐出装置ユニットUを、直交ロボット2におけるX軸スライダ2aの走行台に装備し、そして、描画予定図形Gの輪郭部や分割図形ΔGの輪郭部を輪郭平行描画制御により描画するときには、吐出装置ユニットUにおける1つのディスペンサ3を塗料吐出作動させて描画幅を小さくした状態で、描画予定図形Gの輪郭部や分割図形ΔGの輪郭部を描画させる。
これに対して、描画予定図形Gにおける未描画領域や分割図形ΔGにおける未描画領域をX軸平行描画制御により描画するときには、吐出装置ユニットUにおいて塗料吐出作動させるディスペンサ3の台数を増加させて描画幅を大きくした状態で、描画予定図形Gにおける未描画領域や分割図形ΔGにおける未描画領域を描画させるようにしてもよい。
描画予定図形Gが図9に示すように外周側の輪郭線g′とは独立した内周側の輪郭線g″を有する図形である場合、同図9に示すように、描画予定図形Gにおける外周側の輪郭部と内周側の輪郭部とを、順次、輪郭平行描画制御により描画させるのに続いて(あるいは、描画させるのに先立って)、描画予定図形Gにおける外周側の輪郭部と内周側の輪郭部との間の領域を、X軸平行描画制御により(又は、輪郭平行描画制御により)描画させるようにしてもよい。
また、描画予定図形Gにおける外周側の輪郭部と内周側の輪郭部とのうちのいずれか一方の輪郭部を、輪郭平行描画制御により描画させるのに続いて、描画予定図形Gにおける外周側の輪郭部と内周側の輪郭部との間の領域を、X軸平行描画制御により(又は、輪郭平行描画制御により)描画させ、そして最終的に、描画予定図形Gにおける他方の輪郭部を輪郭平行描画制御により描画させるようにしてもよい。
1つの描画予定図形Gを直交ロボット2の動作によるディスペンサ3の移動だけで描画するのに限らず、大きな描画予定図形Gを描画させる場合などには、多関節型ロボットアーム1の動作により直交ロボット2を描画予定箇所の各部に順次に移動させる毎に、直交ロボット3の動作によりディスペンサ3を移動させて描画予定図形Gの一部を描画させるようにしてもよい。
また、直交ロボット2は、X軸方向及びY軸方向の夫々に対して直交するZ軸方向にもディスペンサ3を移動させることが可能な3軸移動形式のものにして、描画対象面Sの凹凸にも対応できるようにするなど、直交ロボット2は、2軸移動形式のものに限らず3軸以上の移動形式のものにしてもよい。
3 ディスペンサ(塗料吐出装置)
2 直交ロボット
4 制御装置
S 描画対象面
2a X軸スライダ
2b Y軸スライダ
P 描画予定箇所
G 描画予定図形
Dp 描画予定箇所の位置情報
Dg 描画予定図形の図形データ
g 輪郭線
1 多関節型ロボットアーム
ps 描画開始点
r 分割線
ΔG 分割図形
Δy 設定単位移動量
U 吐出装置ユニット
d 離間距離

Claims (7)

  1. 塗料吐出装置と直交ロボットと制御装置とを備え、
    前記塗料吐出装置は、前記制御装置から付与される吐出指令に応じて描画対象面に向けて塗料を吐出し、
    前記直交ロボットは、前記塗料吐出装置をX軸方向に直線的に移動させるX軸スライダと、前記X軸スライダを前記X軸方向に対して直交するY軸方向に直線的に移動させるY軸スライダとを有し、
    前記制御装置は、前記塗料吐出装置からの塗料吐出により前記描画対象面における描画予定箇所に描画予定図形を描くように、前記描画予定箇所の位置情報及び前記描画予定図形の図形データに基づいて前記直交ロボット及び前記塗料吐出装置を制御する自動描画システムであって、
    前記制御装置は、前記描画予定図形における輪郭部の描画において、前記直交ロボット及び前記塗料吐出装置に対する制御として、
    前記図形データに基づいて、前記直交ロボットの動作により前記塗料吐出装置を、前記描画予定箇所に描く前記描画予定図形の輪郭線と平行に移動させるのに伴い、前記塗料吐出装置を連続的に塗料吐出作動させる輪郭平行描画制御を実行する構成にし
    前記制御装置は、前記描画予定図形の中央部を通過する分割線により前記描画予定図形を複数の分割図形に分割して、
    複数の前記分割図形の夫々について、前記中央部を描画開始点として前記分割図形の輪郭部を前記輪郭平行描画制御の実行により描画する構成にしてある自動描画システム。
  2. 前記直交ロボットを多関節型ロボットアームの先端部に装備し、
    前記制御装置は、前記位置情報に基づいて前記多関節型ロボットアームを制御することで、前記多関節ロボットアームの動作により、前記直交ロボットを前記描画予定箇所に対する前記描画予定図形の描画に適した位置に移動させる構成にしてある請求項1記載の自動描画システム。
  3. 前記制御装置は、前記輪郭平行描画制御の実行により前記分割図形の輪郭部を描画するのに続いて、
    前記分割図形における描画済み領域の隣の内側領域を、前記輪郭平行描画制御の実行により描画する構成にしてある請求項1記載の自動描画システム。
  4. 前記制御装置は、前記輪郭平行描画制御の実行により前記分割図形の輪郭部を描画するのに続いて、
    前記Y軸スライダにより前記X軸スライダを前記Y軸方向に設定単位移動量だけ移動させる毎に、前記X軸スライダにより前記塗料吐出装置を前記X軸方向に直線的に移動させる矩形波移動形態において、前記分割図形における未描画領域に対して前記塗料吐出装置を塗料吐出作動させるX軸平行描画制御の実行により、前記分割図形における未描画領域を描画する構成にしてある請求項1記載の自動描画システム。
  5. 前記X軸スライダは、複数の前記塗料吐出装置を前記Y軸方向に隣接させて並置した吐出装置ユニットを、前記X軸方向に直線的に移動させる構成にし、
    前記制御装置は、前記分割図形の輪郭部を前記輪郭平行描画制御の実行により描画するときには、前記吐出装置ユニットにおける1つの前記塗料吐出装置を塗料吐出作動させるのに対して、
    前記分割図形における未描画領域を前記X軸平行描画制御の実行により描画するときには、前記吐出装置ユニットにおいて塗料吐出作動させる前記塗料吐出装置の装置数を増加させる構成にしてある請求項4記載の自動描画システム。
  6. 前記制御装置は、1つの前記描画予定箇所に対する前記描画予定図形の描画が完了すると、前記描画対象面における複数の前記描画予定箇所夫々の位置情報に基づいて、未描画の前記描画予定箇所のうち、直近に前記描画予定図形の描画が完了した前記描画予定箇所との距離が最も小さい前記描画予定箇所に対する前記描画予定図形の描画に移行する構成にしてある請求項1〜5のいずれか1項に記載の自動描画システム。
  7. 請求項1に記載した自動描画システムの運転方法であって、
    前記制御装置が前記描画予定図形における輪郭部の描画において、前記直交ロボット及び前記塗料吐出装置に対する制御として、輪郭平行描画制御を実行するステップを有し、
    前記輪郭平行描画制御では、前記制御装置が、前記図形データに基づいて、前記直交ロボットの動作により前記塗料吐出装置を、前記描画予定箇所に描く前記描画予定図形の輪郭線と平行に移動させるステップと、
    前記制御装置が、前記塗料吐出装置の移動に伴い、前記塗料吐出装置を連続的に塗料吐出作動させるステップと、を有し、
    前記描画予定図形の描画において、前記制御装置が前記描画予定図形の中央部を通過する分割線により前記描画予定図形を複数の分割図形に分割するステップと、
    前記制御装置が、複数の前記分割図形の夫々について、前記中央部を描画開始点として前記分割図形の輪郭部を前記輪郭平行描画制御の実行により描画するステップとを有する自動描画システムの運転方法。
JP2018195896A 2018-10-17 2018-10-17 自動描画システム及び自動描画システムの運転方法 Active JP6783284B2 (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018195896A JP6783284B2 (ja) 2018-10-17 2018-10-17 自動描画システム及び自動描画システムの運転方法
CN201980003895.5A CN111405947B (zh) 2018-10-17 2019-06-20 自动绘画系统及自动绘画系统的运转方法
US16/637,825 US11214087B2 (en) 2018-10-17 2019-06-20 Automatic drawing system and method of operating automatic drawing system
MX2020001866A MX2020001866A (es) 2018-10-17 2019-06-20 Sistema automático de dibujo y método de operación de sistema automático de dibujo.
EP19839243.3A EP3666395A4 (en) 2018-10-17 2019-06-20 AUTOMATIC DRAWING SYSTEM AND OPERATING PROCEDURES FOR AUTOMATIC DRAWING SYSTEM
PCT/JP2019/024469 WO2020079889A1 (ja) 2018-10-17 2019-06-20 自動描画システム及び自動描画システムの運転方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018195896A JP6783284B2 (ja) 2018-10-17 2018-10-17 自動描画システム及び自動描画システムの運転方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020062605A JP2020062605A (ja) 2020-04-23
JP6783284B2 true JP6783284B2 (ja) 2020-11-11

Family

ID=70284504

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018195896A Active JP6783284B2 (ja) 2018-10-17 2018-10-17 自動描画システム及び自動描画システムの運転方法

Country Status (6)

Country Link
US (1) US11214087B2 (ja)
EP (1) EP3666395A4 (ja)
JP (1) JP6783284B2 (ja)
CN (1) CN111405947B (ja)
MX (1) MX2020001866A (ja)
WO (1) WO2020079889A1 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP4357137A4 (en) * 2021-06-14 2024-09-11 Konica Minolta Inc INKJET PRINTING DEVICE AND PROGRAM

Family Cites Families (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0231850A (ja) * 1988-07-20 1990-02-01 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 塗装装置
JPH0750826B2 (ja) * 1990-08-31 1995-05-31 ジューキ株式会社 直接描画装置
JPH07299403A (ja) * 1994-05-02 1995-11-14 Canon Inc 塗布装置およびこれを用いて製造された画像形成装置
JP3122708B2 (ja) * 1994-12-26 2001-01-09 日立テクノエンジニアリング株式会社 ペースト塗布機
US5642476A (en) * 1995-03-31 1997-06-24 Apple Computer, Inc. Computer generated variable line width of a vector graphic
JPH09225865A (ja) * 1996-02-15 1997-09-02 Nissan Motor Co Ltd 双腕ロボット
US6014146A (en) 1997-05-05 2000-01-11 Mitsubishi Electric Information Technology Center America, Inc. (Ita) Shape manipulation system
JPH11291466A (ja) 1998-04-10 1999-10-26 Daihatsu Motor Co Ltd 描画塗装装置
JP2004209311A (ja) * 2002-12-26 2004-07-29 Canon Inc 搬送装置
JP2005338301A (ja) * 2004-05-25 2005-12-08 Shibaura Mechatronics Corp 液晶塗布方法及び装置並びに液晶パネルの製造装置
JP4561858B2 (ja) 2008-03-31 2010-10-13 ブラザー工業株式会社 画像生成装置および印刷装置
JP2011235237A (ja) * 2010-05-11 2011-11-24 Olympus Corp 塗布剤塗布方法および塗布剤塗布装置
JP6393462B2 (ja) 2013-09-11 2018-09-19 東レエンジニアリング株式会社 エレクトロスプレー装置
ES2864353T3 (es) * 2013-12-06 2021-10-13 Musashi Eng Inc Dispositivo de aplicación de material líquido
US20150375390A1 (en) 2014-03-06 2015-12-31 Encore Automation Robotic system for applying surface finishes to large objects
DE102014012395A1 (de) * 2014-08-21 2016-02-25 Heidelberger Druckmaschinen Ag Verfahren und Vorrichtung zum Bedrucken einer gekrümmten Oberfläche eines Objekts mit einem Tintenstrahlkopf
CN105289884A (zh) 2015-09-13 2016-02-03 常州大学 智能人像素描喷绘机器人
DE102016201821A1 (de) 2016-02-05 2017-08-10 A. Schmidt e.K. Druckverfahren und Druckvorrichtung
CN106041936B (zh) 2016-08-01 2018-03-20 福建工程学院 汽车曲面玻璃底涂机械手动态轨迹优化方法

Also Published As

Publication number Publication date
MX2020001866A (es) 2021-07-15
US11214087B2 (en) 2022-01-04
CN111405947B (zh) 2021-11-16
WO2020079889A1 (ja) 2020-04-23
EP3666395A4 (en) 2021-05-19
CN111405947A (zh) 2020-07-10
JP2020062605A (ja) 2020-04-23
US20200282755A1 (en) 2020-09-10
EP3666395A1 (en) 2020-06-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6990931B2 (ja) 液体材料塗布装置
TW546190B (en) Method and system for automated software control of waterjet orientation parameters
EP3369534B1 (en) Robot teaching device, computer program, and robot teaching method
CN100591490C (zh) 机器人程序设计装置
JP7401277B2 (ja) ロボットプログラミング装置
CN108525965A (zh) 一种喷涂方法及装置
JP2018187923A (ja) カラー3dプリンティング方法及び3dプリンティング機器
JP6783284B2 (ja) 自動描画システム及び自動描画システムの運転方法
US20210394217A1 (en) Method and facility for applying a coating product using a print head
EP4063021A1 (en) Painting robot system and painting method
US10315359B2 (en) Three-dimensional printing method
JP2018034494A (ja) プラットホーム移動式3dプリント方法
JP2017177803A (ja) 三次元プリント装置
JP2016077971A (ja) 曲面への印刷方法、及び、印刷装置
CN109466057A (zh) 消除打印拉丝的方法、fdm打印装置、存储介质和处理器
JP5310631B2 (ja) 3次元造形装置、3次元造形方法、及び3次元造形プログラム
EP3406422B1 (en) Three-dimensional printing method
JP2011230397A (ja) 3次元造形装置、3次元造形方法、及び3次元造形プログラム
JP7059775B2 (ja) 自動スプレー塗装装置
JP2017206009A (ja) 仕上げ面を3次元物体に適用する方法およびシステム
JP4277428B2 (ja) ボンディングペーストの塗布装置および塗布方法
EP3567841A1 (en) Method for color three dimensional printing and color three dimensional printing device
JP2006007107A (ja) 塗装システム
CN107839237A (zh) 一种基于彩色3d打印机的色彩喷涂方法
JP2023031602A5 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190411

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200303

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200415

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200602

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200728

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20201006

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20201021

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6783284

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250