JP6783003B1 - 電子機器、プログラムおよび制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】電子機器の可搬性と操作性をより高める技術を提供することにある。【解決手段】電子機器1であって、折り畳み可能なディスプレイ100A,100Bと、ディスプレイの展開を制御する開閉制御部と、ディスプレイの展開がなされると、展開後のディスプレイ表示面全体を一画面とする入出力制御部と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、電子機器、プログラムおよび制御方法に関するものである。
特許文献1には、第1の基板と第2の基板とこれらの基板を接続する接続部材とを備えた回路基板を内蔵し、接続部材は、第1の基板と第2の基板とを電気的に接続し、第1の基板及び第2の基板は、それぞれ高さが不均一である複数の電子部品を搭載し、第2の基板が第1の基板上に重なるように配置された際に、第1の基板に搭載された高さの高い電子部品と第2の基板に搭載された高さの低い電子部品とが対向するように配置され、且つ、第1の基板に搭載された高さの低い電子部品と第2の基板に搭載された高さの高い電子部品とが対向するように配置されるスマートウォッチの技術が記載されている。
特開2019−009214号公報
上記技術では、スマートウォッチ等の電子機器における部品の効率的な積層を可能とすることで薄い筐体を実現しているため、運搬時の可搬性を高めることができる。しかし、操作時にはディスプレイの広さの制約が操作性の向上を妨げてしまう。
本発明の目的は、電子機器の可搬性と操作性をより高める技術を提供することにある。
本願は、上記課題の少なくとも一部を解決する手段を複数含んでいるが、その例を挙げるならば、以下のとおりである。本発明の一態様に係る電子機器は、折り畳み状態で六角柱を構成し、上面と各側面に独立した表示面を備える折り畳み可能なディスプレイと、ディスプレイの展開を制御する開閉制御部と、前記ディスプレイの展開がなされると、展開後のディスプレイ表示面全体を一画面とする入出力制御部と、を備え、前記ディスプレイは、折り畳み状態における前記上面の領域の形状と、展開後のディスプレイ表示面全体の形状とが、ともに六角形である、ことを特徴とする。
また、上記の電子機器であって、前記ディスプレイは、タッチパネルである、ことを特徴とするものであってもよい。
また、上記の電子機器であって、前記入出力制御部は、前記ディスプレイの展開を指示する入力を受け付け、前記開閉制御部は前記指示に応じて前記ディスプレイを展開する、ことを特徴とするものであってもよい。
また、上記の電子機器であって、前記入出力制御部は、前記ディスプレイが折り畳み状態である場合に、前記側面の表示面のそれぞれに所定のアプリケーションの起動アイコンを対応付けて表示し、該起動アイコンへのタッチ入力を検出すると、前記ディスプレイの展開を指示する入力として受け付け、前記開閉制御部は前記指示に応じて前記ディスプレイを展開する、ことを特徴とするものであってもよい。
また、上記の電子機器であって、前記ディスプレイの展開がなされると、前記起動アイコンに応じた前記アプリケーションを起動するアプリ処理部、を備えることを特徴とするものであってもよい。
また、上記の電子機器であって、前記ディスプレイには、撮像装置と、音声入出力部と、が付随する、ことを特徴とするものであってもよい。
また、上記の電子機器であって、前記ディスプレイは、前記六角柱を構成する角または辺の少なくとも一つの近傍に、前記上面と前記各側面の前記表示面から独立したタッチ入力領域を備え、前記入出力制御部は、前記タッチ入力領域へタッチ入力を検出すると、前記ディスプレイの展開を指示する入力とは異なる第二の指示の入力として受け付け、アプリ処理部は、前記第二の指示に応じた前記アプリケーションを起動する、ことを特徴とするものであってもよい。
また、上記の電子機器であって、前記ディスプレイは、前記六角柱を構成する角または辺の少なくとも二つの近傍に、前記上面と前記各側面の前記表示面から独立し、互いに独立したタッチ入力領域を備え、前記入出力制御部は、前記タッチ入力領域の複数にタッチ入力を検出すると、前記ディスプレイの展開を指示する入力とは異なる第三の指示の入力として受け付け、前記アプリ処理部は、前記第三の指示に応じた前記アプリケーションを起動する、ことを特徴とするものであってもよい。
また、上記の電子機器であって、前記ディスプレイは、前記六角柱を構成する角または辺の少なくとも二つの近傍に、前記上面と前記各側面の前記表示面から独立し、互いに独立したタッチ入力領域を備え、前記入出力制御部は、前記タッチ入力領域の複数にタッチ入力を検出すると、前記ディスプレイの展開を指示する入力とは異なる第三の指示の入力として受け付け、前記アプリ処理部は、前記第三の指示に際してタッチ入力された前記タッチ入力領域の予め定められた組み合わせおよび順序に応じた前記アプリケーションを起動する、ことを特徴とするものであってもよい。
また、本発明の別の態様にかかるプログラムは、折り畳み可能なディスプレイを備える電子機器のプログラムであって、前記ディスプレイは、折り畳み状態で六角柱を構成し、上面と各側面に独立した表示面を備えるタッチパネルであり、前記電子機器は、前記ディスプレイを展開し、折り畳む開閉機構と、前記ディスプレイの展開がなされると、展開後のディスプレイ表示面全体を六角形の一画面とする制御部と、を備え、前記制御部に対し、前記ディスプレイが折り畳み状態である場合に、前記側面の表示面のそれぞれに所定のアプリケーションの起動アイコンを対応付けて表示させる表示ステップと、該起動アイコンへのタッチ入力を検出して前記ディスプレイの展開を指示する入力として受け付ける指示受付ステップと、前記受け付けた指示に応じて前記ディスプレイを展開させるよう前記開閉機構を制御する指示ステップと、を実施させることを特徴とする。
また、本発明の別の態様にかかる制御方法は、折り畳み可能なディスプレイを備える電子機器の制御方法であって、前記ディスプレイは、折り畳み状態で六角柱を構成し、上面と各側面に独立した表示面を備えるタッチパネルであり、前記電子機器は、前記ディスプレイを展開し、折り畳む開閉機構と、前記ディスプレイの展開がなされると、展開後のディスプレイ表示面全体を六角形の一画面とする制御部と、を備え、前記制御部は、前記ディスプレイが折り畳み状態である場合に、前記側面の表示面のそれぞれに所定のアプリケーションの起動アイコンを対応付けて表示させる表示ステップと、該起動アイコンへのタッチ入力を検出して前記ディスプレイの展開を指示する入力として受け付ける指示受付ステップと、前記開閉機構を、前記指示に応じて前記ディスプレイを展開させるよう制御する指示ステップと、を実施することを特徴とする。

本発明によると、電子機器の可搬性と操作性をより高める技術を提供することができる。
上記した以外の課題、構成および効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
折り畳み状態のスマートウォッチの例を示す外観図である。 スマートウォッチの展開例を示す図である。 タッチエリアの設定例を示す図である。 スマートウォッチの展開機構の例を示す図である。 スマートウォッチのハードウェア構成例を示す図である。 座標変換テーブルのデータ構造の例を示す図である。 展開処理のフローの例を示す図である。 タッチエリア組み合わせ動作テーブルのデータ構造の例を示す図である。 マルチタッチエリア展開処理のフローの例を示す図である。 折り畳み状態における表示画面(エアコン操作画面)の例を示す図である。 折り畳み状態における表示画面(照明操作画面)の例を示す図である。
以下に、本発明の一態様に係る実施形態を適用した電子機器の一例であるスマートウォッチ1について、図面を参照して説明する。以下の実施の形態においては便宜上その必要があるときは、複数のセクションまたは実施の形態に分割して説明するが、特に明示した場合を除き、それらはお互いに無関係なものではなく、一方は他方の一部または全部の変形例、詳細、補足説明等の関係にある。
また、以下の実施の形態において、要素の数等(個数、数値、量、範囲等を含む)に言及する場合、特に明示した場合および原理的に明らかに特定の数に限定される場合等を除き、その特定の数に限定されるものではなく、特定の数以上でも以下でもよい。
さらに、以下の実施の形態において、その構成要素(要素ステップ等も含む)は、特に明示した場合および原理的に明らかに必須であると考えられる場合等を除き、必ずしも必須のものではないことは言うまでもない。
同様に、以下の実施の形態において、構成要素等の形状、位置関係等に言及するときは特に明示した場合および原理的に明らかにそうではないと考えられる場合等を除き、実質的にその形状等に近似または類似するもの等を含むものとする。このことは、上記数値および範囲についても同様である。
また、実施の形態を説明するための全図において、同一の部材には原則として同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。
図1は、実施形態に係る折り畳み状態のスマートウォッチの例を示す外観図である。スマートウォッチ1は、上面ディスプレイ100と、上面ディスプレイ100に略直交する側面ディスプレイ100A、100Bを備える。図1の例では、スマートウォッチ1は、六角柱状であり、上面ディスプレイ100は六角形である。上面ディスプレイ100には、各種のOS画面、時計画面、あるいは各種アプリケーションソフトウェアの表示画面が表示される。また、側面ディスプレイ100A、100Bには、それぞれ、「MAP」「Wallet」等、各種のアプリケーションソフトウェアを起動するスイッチを兼ねたアイコンが表示される。ただし、これに限られるものではなく、折り畳み状態においては、例えば輝度がゼロである情報を表示する等により、側面ディスプレイ100A、100Bにはアイコン等の表示を行わず、タッチ入力を受け付けるようにしてもよい。なお、図示しないが、六角柱を構成する他の側面についても、側面ディスプレイ100A、100Bと同様である。また、上面ディスプレイ100と、側面ディスプレイ100A、100Bとは、利用者の指等の接触(タッチ、フリック等)位置を検出するタッチパネルである。
また、折り畳み状態にあるスマートウォッチ1では、六角柱に限られず、上面ディスプレイ100の形状が三角であれば三角柱、四角であれば四角柱等、多角柱であってよい。後述するが、スマートウォッチ1は展開することが可能であり、折りたたんだ状態である多角柱の状態から、平面に展開することが可能である。この展開後の表示面は、上面ディスプレイ100と、側面ディスプレイ100A、100Bと、を連続的に表示面として取り扱う。そのため、表示内容の連続性の観点から、望ましくは折り畳んだ状態の多角柱の上面の形状は、展開後のディスプレイ表示面全体の形状に相似あるいは略相似することが望ましい。
また、スマートウォッチ1には、腕等に取り付けるためのバンド部が設けられている。このバンド部は、一般的な革や樹脂等のバンドにより構成されるものであってよい。
図2は、スマートウォッチの展開例を示す図である。図2の上部には、スマートウォッチ1の上面ディスプレイ100がその表示画面(時計表示)と共に示されている。スマートウォッチ1は、多角柱状であるため、図2の上部では側面ディスプレイ100A、100Bは直接視認されない。
図2の下部には、スマートウォッチ1を展開した状態のディスプレイがその表示画面(地図表示)と共に示されている。これは、折り畳み状態にあるスマートウォッチ1の側面ディスプレイ100Aの「MAP」アイコンにタッチ入力がなされて展開した状態(MAPアプリが起動した状態)の例を示している。
図2の下部では、二点鎖線が山折り、破線が谷折りを示している。すなわち、折り畳み状態で折られていた部分をその折れる向きで二点鎖線あるいは破線で示している。そのため、中央の二点鎖線で囲まれた領域が上面ディスプレイ100に相当する部分であり、その周囲の領域には、頂点と隣の頂点とを結ぶ辺(側面ディスプレイ100Aに対応する辺110と、側面ディスプレイ100Bに対応する辺111)と、側面ディスプレイと隣の側面ディスプレイとに挟まれたドレープ部(図2では、側面ディスプレイ100Bに隣り合うドレープ部120B)が示されている。なお、ドレープ部120Bは、スマートウォッチ1が折り畳み状態にある場合には、上面ディスプレイ100と側面ディスプレイ100A、100B等とに隠れるため、視認できない。
また、図2の下部に示された例では、上面ディスプレイ100と、側面ディスプレイ100A、100B等と、ドレープ部120Bと、が繋がっており、展開状態においてはこれらを横断して連続的に情報を表示し、タッチ入力を検知する。また、上面ディスプレイ100と、展開した状態のディスプレイとは、いずれも正六角形であり、相似形となる。
図3は、タッチエリアの設定例を示す図である。図3の上部には、折り畳み状態のスマートウォッチ1が示されている。ここで、上面ディスプレイ100と、側面ディスプレイ100A、100Bとは、区別されたタッチエリアを設けられている。また、上面ディスプレイ100と側面ディスプレイ100Aとの境となる辺の近傍である辺部200Aと、上面ディスプレイ100の頂点であって、隣接する2つの側面ディスプレイとの交点の近傍である角部210Bと、についても、区別されたタッチエリアを設けられている。
図3の下部には、スマートウォッチ1を展開した状態のディスプレイがその入力エリアの区分と共に示されている。これは、折り畳み状態にあるスマートウォッチ1の側面ディスプレイ100Aのアイコンにタッチ入力がなされて展開した状態の例を示している。
図3の下部では、二点鎖線が山折りを示している。すなわち、折り畳み状態で折られていた部分をその折れる向きが山折りとなる線を二点鎖線で示している。そのため、中央の二点鎖線で囲まれた領域が上面ディスプレイ100に相当する部分であり、その周囲の領域には、頂点と隣の頂点とを結ぶ辺(側面ディスプレイ100Aに対応する辺110と、側面ディスプレイ100Bに対応する辺111)と、側面ディスプレイと隣の側面ディスプレイとに挟まれたドレープ部(図3では、側面ディスプレイ100Bに隣り合うドレープ部120B)が示されている。
また、図3の下部に示された例では、上面ディスプレイ100と、側面ディスプレイ100A、100B等との間の辺の近傍に辺部200Aが示されており、上面ディスプレイ100と、側面ディスプレイ100A、100B等と、ドレープ部120Bと、の交点の近傍である角部210Bも示されている。なお、図3の下部に示された例では、展開されたディスプレイがその入力エリアの区分と共に示されているが、これは説明の便宜のための図であり、実際には折り畳み状態において入力エリアの区分が有効となる。その反面、展開状態になると、スマートウォッチ1はこれらの入力エリアを横断して連続的に一画面として情報を表示し、タッチ入力を検知するため、入力エリアの区分が用いられることはない。
図4は、スマートウォッチの展開機構の例を示す図である。図4では、スマートウォッチ1を、図1の断面A−Aにより示している。図4の上部には、折り畳み状態のスマートウォッチ1の断面図が、下部には、展開されたスマートウォッチ1の断面図が、それぞれ示されている。
折り畳みディスプレイ部380の上面ディスプレイ100の裏面には、制御装置300が取り付けられており、制御装置300には、開閉機構350が取り付けられている。開閉機構350は、第一のヒンジ部354と、アーム353と、第二のヒンジ部352と、レール351と、を備える。第一のヒンジ部354は、折り畳みディスプレイ部380の側面ディスプレイ100A、100Bの裏面に取り付けられている。アーム353は、第一のヒンジ部354と、第二のヒンジ部352と、を繋いで支える機構である。第二のヒンジ部352は、開閉機構350の直動機構により摺動するレール351と、アーム353とに取り付けられている。
開閉機構350の直動機構の押し出す動作によってレール351が突出すると、第二のヒンジ部352を介してアーム353が押し出され、第一のヒンジ部354を介して折り畳みディスプレイ部380の側面ディスプレイ100A、100Bが裏面から加圧されて外側に展開する。これに伴い、ドレープ部120Bも展開する事となる。このようにしてスマートウォッチ1は折り畳みディスプレイ部380を展開するが、これに限られるものではなく、手動で展開するようにしてもよいし、その他の機械的動作を実現する手段により展開するようにしてもよい。また、折り畳み状態に戻る際には、開閉機構350の直動機構の引き戻る動作によってレール351が引き戻されると、第二のヒンジ部352を介してアーム353が引き戻され、第一のヒンジ部354を介して折り畳みディスプレイ部380の側面ディスプレイ100A、100Bが裏面から減圧されて内側に折り畳まれる。これに伴い、ドレープ部120Bも折り畳まれる。
図5は、スマートウォッチのハードウェア構成例を示す図である。本実施形態に係るスマートウォッチ1は、いわゆるスマートウォッチに限られず、スマートフォンや携帯端末として動作する情報処理装置である。
スマートウォッチ1は、制御装置300と、開閉機構350と、折り畳みディスプレイ部380と、を備える。折り畳みディスプレイ部380は、音声入力部360と、音声出力部370と、撮像部390が備えられるものであってもよい。制御装置300には、記憶部310と、電源部320と、制御部330と、通信部340と、これらを互いに接続するバスを備える。記憶部310には、座標変換テーブル311が格納されている。記憶部310は、デジタル情報を記憶可能な、いわゆるハードディスク(Hard Disk Drive)やSSD(Solid State Drive)あるいはフラッシュメモリなどの不揮発性記憶装置により構成される。
図6は、座標変換テーブルのデータ構造の例を示す図である。座標変換テーブル311には、展開時座標311aについて、折り畳み時座標311bと、折り畳み時領域311cと、が対応付けられて格納される。展開時座標311aは、折り畳みディスプレイ部380の展開時の画素位置を示す座標値である。折り畳み時領域311cと折り畳み時座標311bは、折り畳みディスプレイ部380の展開時座標311aに相当する画素位置について、折り畳み時の画素位置が属する領域とその領域内での画素位置を示す座標値である。
折り畳み時領域311cは、図3に示した上面ディスプレイ100、側面ディスプレイ100A、100B、辺部200A、ドレープ部120B、角部210B等の入力エリアを識別する情報である。
折り畳み時座標111bは、折り畳み時領域311cで識別される入力エリア内の画素位置を特定する情報である。
図5の説明に戻る。電源部320は、スマートウォッチ1を駆動する電源を提供する。例えば、電源部320は、充放電が可能なリチウム系の二次電池や、ニッケル水素系の二次電池、ニッケルカドミウム系の二次電池、蓄鉛電池、ナトリウム系の二次電池等、各種の二次電池から電力を取り出すことができる。あるいは、各種の一次電池、あるいは振動や光により発電する発電機であってもよい。
制御部330は、OS(Operating System)または各種の制御ソフトウェアにより、スマートウォッチ1の制御を行う。制御部330は、アプリ処理部331と、入出力制御部332と、開閉制御部333と、を含む。また、制御部330は、各種のアプリケーションソフトウェアの実行を制御し、複数のアプリケーションソフトウェアの同時起動や並列実行が可能であっても良い。制御部330は、例えばCPU(Central Processing Unit)などの演算装置により構成される。
アプリ処理部331は、各種のアプリケーションソフトウェアの起動、実行、終了を制御する。入出力制御部332は、音声入力部360、音声出力部370、折り畳みディスプレイ部380、撮像部390等の入出力のマンマシンインターフェースを制御する。開閉制御部333は、開閉機構350の開閉を制御する。例えば、入出力制御部332は、折り畳みディスプレイ部380の展開を指示する入力を受け付け、開閉制御部333は、指示に応じて折り畳みディスプレイ部380を展開させることが可能である。
より詳しくは、入出力制御部332は、折り畳みディスプレイ部380が折り畳み状態である場合に、側面ディスプレイの表示面のそれぞれに所定のアプリケーションの起動アイコンを対応付けて表示し、起動アイコンへのタッチ入力を検出すると、折り畳みディスプレイ部380の展開を指示する入力として受け付け、開閉制御部333は、指示に応じて折り畳みディスプレイ部380を展開する。
なお、折り畳みディスプレイ部380の展開がなされると、アプリ処理部331は、タッチ入力された起動アイコンに応じたアプリケーションソフトウェアを起動し、折り畳みディスプレイ部380の全面に起動したアプリケーションソフトウェアの出力画面を表示するよう入出力制御部332に指示する。また、折り畳みディスプレイ部380の展開後に、入出力制御部332が所定の操作、例えば音声入力や折り畳みディスプレイ部380のいずれかの位置やメニュー上の所定のアイコンについてタッチ入力を受け付けると、開閉制御部333は、開閉機構350に折り畳みディスプレイ部380を畳ませる。あるいは、また、折り畳みディスプレイ部380の展開後に、入出力制御部332が所定の時間(例えば、5分間等)入力を受け付けない場合には、開閉制御部333は、開閉機構350に折り畳みディスプレイ部380を畳ませるようにしてもよい。
また、上述のとおり、折り畳みディスプレイ部380は、多角柱を構成する角または辺の少なくとも一つの近傍に、上面と各側面の表示面から独立したタッチ入力領域である辺部200Aと、上面ディスプレイ100の頂点であって、隣接する2つの側面ディスプレイとの交点の近傍である角部210Bと、が設けられている。入出力制御部332は、角部210Bあるいは辺部200Aへタッチ入力を検出すると、折り畳みディスプレイ部380の展開を指示する入力とは異なる指示の入力として受け付け、アプリ処理部331は、その指示に応じたアプリケーションソフトウェアを起動することもできる。
通信部340は、ネットワーク50を介して他の装置との間で通信を行う。その通信には、TCP/IPプロトコルによるパケット通信を採用するが、これに限られるものではない。通信部340は、無線ネットワークを介して他の装置と無線により通信するアンテナ装置や、一対一の無線通信により他の装置と通信する通信モジュール等により構成される。
開閉機構350は、上述のとおり、第一のヒンジ部354と、アーム353と、第二のヒンジ部352と、レール351と、を備える折り畳みディスプレイ部380を展開する機構である。しかし、これに限られるものではなく、いわゆるパンタグラフ形状の伸縮部材により折り畳みディスプレイ部380を展開する機構であってもよい。
音声入力部360は、周囲から集音するいわゆるマイクロフォンである。音声出力部370は、周囲に発音するいわゆるスピーカーである。折り畳みディスプレイ部380は、例えば、各種のフレキシブル素材を用いた折りたたみ可能な有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイである。撮像部390は、周囲の所定の方向について、光学映像を取得するいわゆる撮像装置である。
なお、音声入力部360、音声出力部370、撮像部390については、スマートウォッチ1にとっては必ずしも必須の構成ではない。例えば、スマートウォッチ1は、音声入力部360、音声出力部370、撮像部390の一部あるいは全部を備えないものであってもよい。あるいは、音声入力部360と、音声出力部370と、はそれぞれ独立している必要はなく、兼用する音声入出力部であってもよい。またあるいは、折り畳みディスプレイ部380に音声入力部360、音声出力部370、撮像部390が付随するものであってもよい。
上記した制御部330のアプリ処理部331と、入出力制御部332と、開閉制御部333とは、演算装置に処理を行わせるプログラムによって実現される。このプログラムは、主記憶装置、補助記憶装置、ROM装置内に記憶され、実行にあたって主記憶装置上にロードされ、演算装置により実行される。
また、記憶部310は、主記憶装置及び補助記憶装置により実現される。また、通信部340は、無線通信装置により実現される。以上が、スマートウォッチ1のハードウェア構成例である。
スマートウォッチ1の構成は、処理内容に応じて、さらに多くの構成要素に分類することもできる。また、1つの構成要素がさらに多くの処理を実行するように分類することもできる。
また、各処理部(アプリ処理部331と、入出力制御部332と、開閉制御部333)は、それぞれの機能を実現する専用のハードウェア(ASIC、GPUなど)により構築されてもよい。また、各制御部の処理が一つのハードウェアで実行されてもよいし、複数のハードウェアで実行されてもよい。
図7は、展開処理のフローの例を示す図である。展開処理は、折り畳み状態にあるスマートウォッチ1が起動後に開始される。
まず、折り畳みディスプレイ部380は、各側面のタッチ入力領域のいずれかからタッチ入力を受け付ける(ステップS001)。
そして、入出力制御部332は、受け付けたタッチ入力を座標に変換し、その座標が属する入力エリアを特定する(ステップS002)。
そして、開閉制御部333は、入出力制御部332から展開の指示を受け付けると、展開制御を行う(ステップS003)。具体的には、開閉機構350に展開を指示し、開閉機構は折り畳みディスプレイ部380を展開する動作を行う。
そして、入出力制御部332は、展開した折り畳みディスプレイ部380の全体を全画面表示に切り替える(ステップS004)。具体的には、入出力制御部332は、入力エリアを横断して連続的に一画面として情報を表示し、タッチ入力についても入力エリアを区別せずに一画面上の座標として検知する動作に切り替える。
そして、入出力制御部332は、入力エリアに応じたアプリ起動を行う(ステップS005)。具体的には、入出力制御部332は、ステップS002にて特定した入力エリアおよび座標から、それが側面ディスプレイの入力エリアである場合には、タッチ入力されたアイコンを特定し、当該アイコンに対応付けられたアプリケーションソフトウェアをアプリ処理部331に伝え全画面で起動させるよう指示を行う。入出力制御部332は、ステップS002にて特定した入力エリアおよび座標から、それが複数の角部210Bあるいは辺部200Aのいずれかの入力エリアである場合には、ディスプレイの展開を指示する入力とは異なる第二の指示の入力として受け付け、その指示に応じたアプリケーションソフトウェアをアプリ処理部331に伝え全画面で起動させるよう指示を行う。
全画面での起動指示を受けたアプリ処理部331は、当該アプリケーションソフトウェアを開始させる(ステップS006)。具体的には、アプリ処理部331は、折り畳みディスプレイ部380の表示面およびタッチ入力領域を、入力エリアを横断して連続的に一画面上で扱ってアプリケーションソフトウェアを起動させる。
以上が、展開処理のフローの例である。展開処理によれば、スマートウォッチ1は、その側面ディスプレイへの入力を受け付けると、ディスプレイの折り畳みを解除して展開し、一画面として大画面上で入力された側面ディスプレイのアイコンに応じたアプリを起動させることができる。
以上が、本発明の一態様に係る実施形態を適用した電子機器の一例であるスマートウォッチ1である。スマートウォッチ1を用いることで、スマートウォッチ1は、その側面ディスプレイへの入力を受け付けると、ディスプレイの折り畳みを解除して展開し、一画面として大画面上で入力された側面ディスプレイのアイコンに応じたアプリを起動させることができる。また、スマートウォッチ1は、複数の角部210Bあるいは辺部200Aのいずれかにタッチ入力を受け付けると、ディスプレイの展開を指示する入力とは異なる第二の指示の入力として受け付け、その指示に応じたアプリケーションソフトウェアを起動させることができる。
本発明は、上記の実施形態に制限されない。上記の実施形態は、本発明の技術的思想の範囲内で様々な変形が可能である。例えば、上記の実施形態においては、スマートウォッチ1は、いわゆるシングルタッチによる入力に対応するものであるが、これに限られない。例えば、マルチタッチ(複数個所の同時タッチ入力)に対応するものであってもよい。このようにした場合、複数の入力エリアに同時に入力を行うことが可能となるため、これを利用してアプリケーション起動のバリエーションを増やすようにしてもよい。このような実施形態について、以下に、第二の実施形態として説明を行う。
第二の実施形態に係る電子機器の一例であるスマートウォッチは、基本的に第一の実施形態に係る電子機器の一例であるスマートウォッチ1と同様の構成を備えるが、一部において差異のある構成を備える。以下では、その差異を中心に説明する。
図8は、タッチエリア組み合わせ動作テーブルのデータ構造の例を示す図である。第二の実施形態に係るスマートウォッチでは、複数の同時タッチ入力の場合に対応しており、そのタッチ領域の組み合わせに応じて、実施動作(起動するアプリケーションソフトウェア)を割り当てることができるようになる。その動作を定義するのがタッチエリア組み合わせ動作テーブル312である。
タッチエリア組み合わせ動作テーブル312では、第一領域312aと、第二領域312bとの組み合わせに応じて、実施動作(起動アプリ)312cが対応付けられて格納される。
第一領域312aは、入力がなされた順が早いタッチについて、その入力エリアを示す情報である。第二領域312bは、入力がなされた順が遅いタッチについて、その入力エリアを示す情報である。なお、マルチタッチの許容数に応じて、この入力エリアの組み合わせおよびタッチ順序が存在しうるため、タッチエリア組み合わせ動作テーブル312は、その組み合わせおよびタッチ順序に応じて全ての組み合わせを網羅するものであってもよい。
実施動作(起動アプリ)312cは、入力エリアの組み合わせおよびタッチ順序に応じて予め定められる実施動作を特定する情報である。例えば、入力エリアA、次に入力エリアBの入力があった場合には、アプリXを起動し、入力エリアB、次に入力エリアAの入力があった場合には、アプリYを起動する、という動作をスマートウォッチ1にさせたい場合には、それぞれ、「A、B、アプリX」、「B、A、アプリY」のレコードを格納させておけばよい。
図9は、マルチタッチエリア展開処理のフローの例を示す図である。マルチタッチエリア展開処理は、第一の実施形態に係る展開処理と基本的に同様であるため、差異のある部分を中心に以下説明する。
まず、折り畳みディスプレイ部380は、各側面のタッチ入力領域のいずれかまたは所定時間内に複数からタッチ入力を受け付ける(ステップS001´)。
そして、入出力制御部332´は、ステップS004の後、タッチエリア組み合わせ動作テーブル312を参照して、入力エリアの組み合わせと順序に応じたアプリ起動を行う。具体的には、入出力制御部332´は、ステップS002にて特定した入力エリアおよび座標から、タッチ入力されたエリアと順序とを特定し、当該アイコンに対応付けられたアプリケーションソフトウェアをアプリ処理部331に伝え全画面で起動させるよう指示を行う。これにより、入出力制御部332´は、タッチ入力領域の複数にタッチ入力を検出すると、ディスプレイの展開を指示する入力とは異なる第三の指示の入力として受け付け、アプリ処理部331は、第三の指示に応じたアプリケーションを 起動することができる。
以上が、第二の実施形態に係る電子機器の一例であるスマートウォッチである。
図10は、スマートウォッチ1の折り畳み状態における表示画面(エアコン操作画面)の例を示す図である。スマートウォッチ1の折り畳み状態において、上面ディスプレイ100には、各種のアプリケーションソフトウェアの出力画面が表示される。例えば、ホームネットワークに接続された家電の制御や、IoT(Internet Of Things)機器の制御を行うアプリケーションソフトウェアでは、操作項目を示すアイコン400が角部210B近傍に表示され、辺部200A近傍にその操作量の入力を受け付ける操作入力インジケーター401が表示される。操作項目には、例えば設定温度、風量、風向き等が含まれる。
図11は、折り畳み状態における表示画面(照明操作画面)の例を示す図である。図11の照明操作の例では、ホームネットワークに接続された照明装置の制御を行うアプリケーションソフトウェアが示されている。操作対象の照明装置を示すアイコン410が角部210B近傍に表示され、辺部200A近傍にその操作量の入力を受け付ける操作入力インジケーター411が表示される。操作量には、例えば光量や輝度等が含まれる。
なお、上記した実施形態の技術的要素は、単独で適用されてもよいし、プログラム部品とハードウェア部品のような複数の部分に分けられて適用されるようにしてもよい。
以上、本発明について、実施形態を中心に説明した。
1:スマートウォッチ、50:ネットワーク、100:上面ディスプレイ、100A,100B:側面ディスプレイ、110,111:辺、120B:ドレープ部、200A:辺部、210B:角部、300:制御装置、310:記憶部、311:座標変換テーブル、320:電源部、330:制御部、331:アプリ処理部、332:入出力制御部、333:開閉制御部、340:通信部、350:開閉機構、351:レール、352:第二のヒンジ部、353:アーム、354:第一のヒンジ部、360:音声入力部、370:音声出力部、380:折り畳みディスプレイ部、390:撮像部、400,410:アイコン、401,411:操作入力インジケーター。

Claims (11)

  1. 折り畳み状態で六角柱を構成し、上面と各側面に独立した表示面を備える折り畳み可能なディスプレイと、
    前記ディスプレイの展開を制御する開閉制御部と、
    前記ディスプレイの展開がなされると、展開後のディスプレイ表示面全体を一画面とする入出力制御部と、
    を備え、
    前記ディスプレイは、折り畳み状態における前記上面の領域の形状と、展開後のディスプレイ表示面全体の形状とが、ともに六角形である、
    ことを特徴とする電子機器。
  2. 請求項1に記載の電子機器であって、
    前記ディスプレイは、タッチパネルである、
    ことを特徴とする電子機器。
  3. 請求項1または2に記載の電子機器であって、
    前記入出力制御部は、前記ディスプレイの展開を指示する入力を受け付け、
    前記開閉制御部は前記指示に応じて前記ディスプレイを展開する、
    ことを特徴とする電子機器。
  4. 請求項1に記載の電子機器であって、
    記入出力制御部は、前記ディスプレイが折り畳み状態である場合に、前記側面の表示面のそれぞれに所定のアプリケーションの起動アイコンを対応付けて表示し、該起動アイコンへのタッチ入力を検出すると、前記ディスプレイの展開を指示する入力として受け付け、
    前記開閉制御部は前記指示に応じて前記ディスプレイを展開する、
    ことを特徴とする電子機器。
  5. 請求項に記載の電子機器であって、
    前記ディスプレイの展開がなされると、前記起動アイコンに応じた前記アプリケーションを起動するアプリ処理部、
    を備えることを特徴とする電子機器。
  6. 請求項に記載の電子機器であって、
    前記ディスプレイには、撮像装置と、音声入出力部と、が付随する、
    ことを特徴とする電子機器。
  7. 請求項に記載の電子機器であって、
    前記ディスプレイは、前記六角柱を構成する角または辺の少なくとも一つの近傍に、前記上面と前記各側面の前記表示面から独立したタッチ入力を受け付けるタッチ入力領域を備え、
    前記入出力制御部は、前記タッチ入力領域へタッチ入力を検出すると、前記ディスプレイの展開を指示する入力とは異なる第二の指示の入力として受け付け、
    前記第二の指示に応じた前記アプリケーションを起動するアプリ処理部、
    を備えることを特徴とする電子機器。
  8. 請求項に記載の電子機器であって、
    前記ディスプレイは、前記六角柱を構成する角または辺の少なくとも二つの近傍に、前記上面と前記各側面の前記表示面から独立し、互いに独立したタッチ入力を受け付けるタッチ入力領域を備え、
    前記入出力制御部は、前記タッチ入力領域の複数にタッチ入力を検出すると、前記ディスプレイの展開を指示する入力とは異なる第三の指示の入力として受け付け、
    前記第三の指示に応じた前記アプリケーションを起動するアプリ処理部、
    を備えることを特徴とする電子機器。
  9. 請求項に記載の電子機器であって、
    前記ディスプレイは、前記六角柱を構成する角または辺の少なくとも二つの近傍に、前記上面と前記各側面の前記表示面から独立し、互いに独立したタッチ入力を受け付けるタッチ入力領域を備え、
    前記入出力制御部は、前記タッチ入力領域の複数にタッチ入力を検出すると、前記ディスプレイの展開を指示する入力とは異なる第三の指示の入力として受け付け、
    前記第三の指示に際してタッチ入力された前記タッチ入力領域の予め定められた組み合わせおよび順序に応じた前記アプリケーションを起動するアプリ処理部、
    を備えることを特徴とする電子機器。
  10. 折り畳み可能なディスプレイを備える電子機器のプログラムであって、
    前記ディスプレイは、折り畳み状態で六角柱を構成し、上面と各側面に独立した表示面を備えるタッチパネルであり、
    前記電子機器は、
    前記ディスプレイを展開し、折り畳む開閉機構と、
    前記ディスプレイの展開がなされると、展開後のディスプレイ表示面全体を六角形の一画面とする制御部と、を備え、
    前記制御部に対し、
    前記ディスプレイが折り畳み状態である場合に、前記側面の表示面のそれぞれに所定のアプリケーションの起動アイコンを対応付けて表示させる表示ステップと、
    該起動アイコンへのタッチ入力を検出して前記ディスプレイの展開を指示する入力として受け付ける指示受付ステップと、
    前記受け付けた指示に応じて前記ディスプレイを展開させるよう前記開閉機構を制御する指示ステップと、
    を実施させることを特徴とするプログラム。
  11. 折り畳み可能なディスプレイを備える電子機器の制御方法であって、
    前記ディスプレイは、折り畳み状態で六角柱を構成し、上面と各側面に独立した表示面を備えるタッチパネルであり、
    前記電子機器は、
    前記ディスプレイを展開し、折り畳む開閉機構と、
    前記ディスプレイの展開がなされると、展開後のディスプレイ表示面全体を六角形の一画面とする制御部と、を備え、
    前記制御部は、
    前記ディスプレイが折り畳み状態である場合に、前記側面の表示面のそれぞれに所定のアプリケーションの起動アイコンを対応付けて表示させる表示ステップと、
    該起動アイコンへのタッチ入力を検出して前記ディスプレイの展開を指示する入力として受け付ける指示受付ステップと、
    前記開閉機構を、前記指示に応じて前記ディスプレイを展開させるよう制御する指示ステップと、
    を実施することを特徴とする制御方法。
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