JP6782604B2 - 携帯型電波時計 - Google Patents

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Description

本発明は、衛星等から信号を受信する携帯型電波時計に関する。
GPS(Global Positioning System)を構成する衛星等からの送信信号に含まれる時刻情報を受信して時刻を修正する携帯型の電波時計が実用に供されている。電波の受信のためのアンテナの種類および配置は、時計の機能を損なわずかつ必要な受信感度が得られるように決定されている。
特許文献1の図8には、風防ガラスの外周縁の裏側に無給電素子423(アンテナ)を配置することが開示されている。無給電素子423は、誘電体上に形成された円弧状の給電素子410により非接触で給電される。無給電素子423と給電素子410との間には、誘電体であるダイヤルリング83が配置されている。
特開2014−163666号公報
本願発明者らは、UHF帯向けの高感度アンテナを腕時計のような携帯時計の風防の外周縁の裏側に搭載することを検討している。アンテナを風防の外周縁の裏側に配置した場合、アンテナの径方向外側に金属や指などの導電体が近づく現象が生じやすい。その導電体によりアンテナの受信特性が影響を受けやすくなり、アンテナの感度が低下する恐れがあった。
本発明は上記事情を考慮してなされたものであって、その目的は、高感度の電波時計を提供することである。
(1)風防と、前記風防の下面の周縁部に設けられた円弧形状のアンテナと、前記アンテナの直下に配置され、前記アンテナの厚み方向において、その少なくとも一部を受入れる凹部と、前記アンテナの径方向外側で前記風防の下面に対向する外側突出部と、を有する誘電体と、を有する電波時計。
(2)(1)において、前記誘電体は、前記アンテナの径方向内側で前記風防の下面に対向する内側突出部をさらに有する、電波時計。
(3)(1)において、前記アンテナの径方向内側には誘電体が配置されない電波時計。
(4)(2)または(3)において、前記誘電体の下面を保持する見返しをさらに有する電波時計。
(5)(4)において、前記誘電体は、その下面から延び、かつ前記見返しにはめ込まれる下側突起部をさらに有する、電波時計。
(6)(2)または(3)において、前記誘電体の径方向内側に隣接し、前記誘電体の直下に存在しない見返しをさらに有する、電波時計。
(7)(2)または(3)において、前記誘電体は、前記風防の表側から視認される傾斜面を有する、電波時計。
(8)(1)から(3)のいずれかにおいて、前記アンテナの径方向の外側に配置され、前記風防がはめこまれるベゼルをさらに含む電波時計。
(9)(8)において、前記誘電体は、前記外側突出部から径方向外側へ延びる張出部をさらに有し、前記ベゼルは、前記張出部の下側の面を保持する保持部を有する、電波時計。
(10)(8)において、前記誘電体は、前記外側突出部から径方向外側へ延びる張出部をさらに有し、前記ベゼルは、前記張出部の上面を保持する保持部を有する、電波時計。
(11)(8)から(10)のいずれかにおいて、前記ベゼルは金属からなる、電波時計。
(12)(8)において、前記ベゼルはセラミックスを含み、前記ベゼルと前記誘電体とは一体化されている、電波時計。
(13)(12)において、前記ベゼルの内側側面と、前記誘電体の下面とは、曲面により接続される、電波時計。
(14)(1)から(8)のいずれかにおいて、前記誘電体の下に配置される弾性体をさらに有する電波時計。
(15)(1)から(14)のいずれかにおいて、前記アンテナの厚みは、前記外側突出部と前記風防との間隔より大きい、電波時計。
(18)(8)において、前記ベゼルと前記風防の間に設けられるパッキンをさらに含み、前記パッキンの厚みは、前記アンテナの厚みより大きい、電波時計。
本発明によれば、携帯型電波時計は、電波を高感度に受信することができる。
本発明の実施形態にかかる衛星電波腕時計の一例を示す平面図である。 図1に示される衛星電波腕時計のII−II切断線における断面図である。 図1に示される衛星電波腕時計のIII−III切断線における部分断面図である。 衛星電波腕時計の他の一例を示す部分断面図である。 衛星電波腕時計の他の一例を示す部分断面図である。 衛星電波腕時計の他の一例を示す部分断面図である。 衛星電波腕時計の他の一例を示す部分断面図である。 衛星電波腕時計の他の一例を示す部分断面図である。 衛星電波腕時計の他の一例を示す部分断面図である。 衛星電波腕時計の他の一例を示す部分断面図である。 衛星電波腕時計の他の一例を示す部分断面図である。 衛星電波腕時計の他の一例を示す部分断面図である。 衛星電波腕時計の他の一例を示す断面図である。 衛星電波腕時計の他の一例を示す部分断面図である。 衛星電波腕時計の他の一例を示す部分断面図である。 衛星電波腕時計の他の一例を示す部分断面図である。 衛星電波腕時計の他の一例を示す部分断面図である。 図17に示される衛星電波腕時計のベゼルおよびアンテナの一部の斜視図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。以下では本発明の実施形態にかかる衛星電波腕時計1について説明する。本実施形態に係る衛星電波腕時計1は、時刻情報を含んだ衛星電波を受信し、当該受信された衛星電波に含まれる時刻情報を用いて自身が計時している時刻の修正や測位を行う。
図1は、本発明の実施形態にかかる衛星電波腕時計1の外観の一例を示す平面図であり、図2は、図1に示される衛星電波腕時計1のII−II切断線における断面図である。これらの図に示されるように、衛星電波腕時計1は、風防ガラス31と、風防ガラス31を保持するベゼル32と、円筒状の胴38と、胴38の下に設けられる裏蓋39とを含む。これらは衛星電波腕時計1の外形を構成している。胴38およびベゼル32は、風防ガラス31および裏蓋39に挟まれている。以下では、衛星電波腕時計1の中心から風防ガラス31へ向かう向きを上、裏蓋39へ向かう向きを下と表記する。
胴38は金属からなり、上下方向に貫かれる穴を有する。ベゼル32は胴38の穴の上部の形状に応じたリング状の金属部材であり、ベゼル32はその穴の上部にはめ込まれることで胴38に接続されている。また裏蓋39は金属からなり胴38の穴の下部の形状に応じた平面を有し、裏蓋39はその穴の下部にはめ込まれている。風防ガラス31は、ベゼル32の開口の上部の形状に応じた平面形状を有し、ベゼル32のその開口にはめ込まれている。風防ガラス31とベゼル32とはパッキン33を介して接しており、パッキン33により風防ガラス31が固定されている。またベゼル32と胴38とはパッキン37を介して接しており、パッキン37によりベゼル32が固定されている。また、耐衝撃性と防水性が劣るものの、パッキン33の代わりにカシメや接着などでベゼル32に風防ガラス31を固定してもよい。
また、衛星電波腕時計1は、目隠し領域61、アンテナ10a,10b、2本の導電ピン41、リング状の見返しリング34、文字板51、時針52a、分針52b及び秒針52c、ソーラーセル53、日板55、バラン基板43、接続ピン45、回路基板47、バラン回路21、受信回路22、マッチング素子24を含む。これらは、風防ガラス31、ベゼル32、胴38、裏蓋39に囲まれた空間に配置されている。
アンテナ10a,10bは、風防ガラス31の下側(裏側)に、風防ガラス31の周縁に沿って延びるように配置されている。図1の例では、アンテナ10a,10bのそれぞれは円弧状であり、風防ガラス31の裏側に貼り付けられている。アンテナ10a,10bは衛星から送信される衛星信号を受信する。特に本実施形態では、アンテナ10a,10bはいわゆるダイポールアンテナであり、GPS(Global Positioning System)衛星から送信される周波数約1.6GHzの電波を受信する。GPSは、衛星測位システムの一種であって、地球の周囲を周回する複数のGPS衛星によって実現されている。
アンテナ10a,10bと風防ガラス31との間には、平面視でリング状の目隠し領域61が設けられている。目隠し61の下側の面の上にアンテナ10a,10bが接着あるいは蒸着されている。目隠し領域61は、例えば印刷により形成され、目隠し領域61により、アンテナ10a,10bが表側から視認されないようになっている。なお、目隠し領域61は設けられていなくてもよく、アンテナ10a,10bは風防ガラス31に直接的に接着あるいは蒸着されていてもよい。
導電ピン41はいわゆるプローブピンである。2本の導電ピン41はアンテナ10a,10bと1対1で対応しており、アンテナ10a,10bのそれぞれは、対応する導電ピン41によりバラン基板43と電気的に接続されている。導電ピン41の両端はスプリングにより伸縮し、2本の導電ピン41の上端はアンテナ10a,10bに接触している。また2本の導電ピン41の下端はそれぞれバラン基板43上に設けられた2つの接続端子に接触している。導電ピン41は、見返しリング34等により、平面視における位置を固定されており、また2本の導電ピン41は互いに平行に配置されている。図2の例では、導電ピン41は見返しリング34を上下方向に貫通する穴の中に固定されている。アンテナ10a,10bからみて、導電ピン41は、風防ガラス31から遠ざかる方向に延びている。
導電ピン41は、バラン基板43に配置されたマッチング素子24と電気的に接続されており、マッチング素子24はインピーダンスマッチングを行う。また、導電ピン41からの受信信号はインピーダンスマッチングがされた後に、バラン回路21に入力される。バラン回路21は、ダイポールアンテナのような平衡型アンテナを不平衡な特性を有する回路に接続するために、アンテナ10a,10bが受信した信号を変換する。マッチング素子24およびバラン回路21は、バラン基板43の下側の面に実装されている。接続ピン45は、例えば同軸ピンであり、バラン基板43と回路基板47との間に設けられる。
また、バラン回路21はバラン基板43の上側の面にあってもよく、これにより裏蓋39からバラン回路21がより離間するため、電磁的な影響を緩和できる。更に、バラン基板43と裏蓋39の間に誘電体ブロックを配置して、裏蓋39からの電磁的な影響を緩和してもよい。この場合、誘電体ブロックの厚みを増やすことが出来るため、上記の緩和効果をさらに増すことができ、受信感度をさらに向上できる。
バラン基板43は回路基板47の上に配置されている。受信回路22は回路基板47上に配置され、接続ピン45を介してバラン回路21に接続されている。受信回路22はアンテナ10a,10bが受信した信号を復号し、復号の結果得られる衛星信号の内容を示すビット列(受信データ)を出力する。より具体的には、受信回路22は高周波回路(RF回路)及びデコード回路を含んでいる。高周波回路は、高周波数で動作し、アンテナ10a,10bが受信したアナログ信号に対して増幅、検波を行って、ベースバンド信号に変換する。デコード回路は、高周波回路が出力するベースバンド信号を復号してGPS衛星から受信したデータの内容を示すビット列を生成し出力する。
また、衛星電波腕時計1は、図示しない制御回路と駆動機構とを含む。制御回路は、受信回路から取得されたビット列を取得し、衛星電波腕時計1に含まれる各種回路や駆動機構を制御する。駆動機構は、ステップモータであるモーターと、輪列と、を含んで構成される。モーターは回路基板47の文字板51側の面に設けられている。モーターの回転を輪列が伝達することによって、例えば時針52a、分針52b、及び秒針52cのうちいずれかを回転させる。これにより現在時刻が表示される。
アンテナ10a,10bとバラン回路21とは、導電ピン41およびバラン基板43上の中間配線により接続されている。中間配線は、バラン基板43上を、導電ピン41との接続端子から延びる配線である。中間配線は、接続端子から見て、胴38から離れるように延びている。また、バラン回路21と受信回路22とは、RF接続配線により接続されている。RF接続配線は、接続ピン45と、接続ピン45とバラン回路21とを接続するバラン基板43上の配線と、接続ピン45と受信回路22とを接続する回路基板47上の配線とを含む。接続ピン45は、バラン基板43上の配線と回路基板47上の配線とを電気的に接続する。接続ピン45は、平面視で導電ピン41よりも文字板51の中央に近く、導電ピン41に比べて胴38から離れている。導電ピン41、中間配線、バラン回路21、RF接続配線は、アンテナ10a,10bと受信回路22とを接続する接続回路である。また導電ピン41はアンテナ10a,10bとバラン回路21とを接続する配線の一種である。
図3は、衛星電波腕時計1のIII−III切断線における部分断面図である。図3では、目隠し領域61、胴38や文字板51などの記載は省略している。ベゼル32は平面視で風防ガラス31を囲む第1の内周壁32iと、第1の内周壁32iの下端から径方向内側へ延びる上面を有する風防保持部32fとを含む。また風防保持部32fはその上面の内側の端に接続し下方向へ延びる第2の内周壁32jを有する。見返し34はリング状の部材であり、径方向内側には文字板51に向かう傾斜面34kを有する。また特に図3の例では、見返し34は平面視で第2の内周壁32jより径方向外側へ突出するリング状の拡張部34eを有し、その拡張部34eはベゼル32の風防保持部32fの上に載っている。見返し34の上面の上には、パッキン33と、高誘電体36とが配置されている。また、見返し34のうち、高誘電体36より径方向内側には、上面より上方向に突出する部分があり、さらに傾斜面34kは、見返し34の突出する部分から文字板51に向かっている。
図2、図3の例では、高誘電体36とアンテナ10a,10bを含むアンテナ体と、ベゼル32の風防保持部32fのようなベゼルの一部とが、上面視で重ならない構造としている。これにより、ベゼル32が金属で形成された場合に、その金属がアンテナ10a,10bに与える電磁的な影響を緩和することができる。
また、見返し34の径方向内側における上方向に突出する部分により、高誘電体36の径方向への移動が規制され位置決めされることから、高誘電体36とアンテナ10a,10bとの径方向側面との距離を精度良く保つことができる。従って、外部より衝撃を受けた場合に、アンテナ10a,10bと高誘電体36との衝突を防ぐことができるとともに、波長短縮効果のバラツキを抑制することが可能になる。
また、見返し34の径方向内側における上方向に突出する部分は、隣接する高誘電体36の上面よりも、風防ガラス31方向に高くしているため、時計上面から高誘電体36が見難くなり、時計使用者がデザインに違和感を抱くことが無い。また、上記と同様に時計上面から高誘電体36を見難くするため、目隠し領域61の内周側の端部は、上面視で見返しリング34の傾斜面34kと重なるように配置しても良い。
ここで、アンテナ10a,10bの直下には、高誘電体36が配置されている。高誘電体36は、セラミックスなどの誘電率の高い物質を含み、高誘電体36の誘電率は20以上である。高誘電体36は、凹部36aと、外側突出部36bと、内側突出部36cとを有する。凹部36aは、アンテナ10a,10bの厚み方向(上下方向)において、その少なくとも一部を受入れる。外側突出部36bは、アンテナ10a,10bの径方向外側で風防ガラス31の下面に対向する。内側突出部36cは、アンテナ10a,10bの径方向内側で風防ガラス31の下面に対向する。凹部36aのその径方向の切断面は矩形である。凹部36aはアンテナ10a,10bの下面に対向する。
外側突出部36bの径方向の切断面は矩形であり、外側突出部36bは、内側の側面と、外側の側面と、上面と下面とを有する。外側突出部36bの内側の側面は、凹部36aの上面に接続して上方向に延び、アンテナ10a,10bの径方向外側の側面に隣接する。外側突出部36bの内側の側面の上端は、アンテナ10a,10bの下面より風防ガラス31に近い。また、外側突出部36bの上面は風防ガラス31に対向し、外側突出部36bの下面は凹部36aの下面に連続している。
内側突出部36cの径方向の切断面は矩形であり、内側突出部36cは、径方向内側の側面と、径方向外側の側面と、上面と下面とを有する。内側突出部36cの径方向外側の側面は、凹部36aの上面に接続して上方向に延び、アンテナ10a,10bの径方向内側の側面に隣接する。内側突出部36cの径方向外側の側面の上端は、アンテナ10a,10bの下面より風防ガラス31に近い。また、内側突出部36cの上面は風防ガラス31に対向し、内側突出部36cの下面は凹部36aの下面に連続している。
ここで、外側突出部36bおよび内側突出部36cの上面と風防ガラス31との距離をL1、アンテナ10a,10bの厚さをL2とすると、L1<L2となる。また高誘電体36とアンテナ10a,10bの凹部36aの上面とは離間している。また、パッキン33のうち風防ガラス31の直下にある部分の厚さをL3とすると、L3>L2である。図3の例のように、パッキン33と高誘電体36とが同じ平面に載っている場合には、凹部36aの上下方向の厚みをL4とすると、L3>L2+L4となる。風防ガラス31およびアンテナ10a,10bとセラミックスなどからなる高誘電体36との間に空間があり、また風防ガラス31が、パッキン33や、高誘電体36に比べて塑性変形しやすい樹脂等で形成された見返し34の拡張部34eにより保持されることで、風防ガラス31に加わった衝撃はパッキン33や見返し34が吸収する。これにより、アンテナ10a,10bや風防ガラス31との衝突による高誘電体36の破損の発生を抑えることができる。また、衝突によるアンテナ10a,10bの位置ずれの発生を抑制し、感度の低下を防ぐことができる。また、見返し34が高誘電体36をはめ込まれる構造を有することで高誘電体36の位置あわせを容易にすることができる。
アンテナ10a,10bの径方向外側に誘電体である外側突出部36bが存在することで、その外側突出部36bのさらに外側にある物体(たとえば金属製のベゼル32や指などの導体)がアンテナ10a,10bの信号の受信への影響を軽減することができる。なお、ベゼル32はセラミックスなどの誘電体であってもよい。また、アンテナ10a,10bの径方向外側の側面のうち下側だけが外側突出部36bの側面と対向していればよい。導電ピン41がアンテナ10a,10bの下面に接触する場合には、高周波の受信信号の電流は、主にアンテナ10a,10bの下面の近傍を流れる。そのためアンテナ10a,10bの側面のうち下端の近傍を外側突出部36bが覆うだけでも効果が得られる。また、この構成により受信信号の波長を短縮する効果も得ることもできる。また、内側突出部36cによって、受信する信号の波長を短縮し、アンテナ10a,10bの径方向内側の物体、たとえば金属を含むソーラーセルや文字板等からの受信感度への影響を軽減することができる。
高誘電体36の形状は、図3に示すものでなくても上記効果を得ることができる。図4は、衛星電波腕時計1の他の一例を示す部分断面図である。図4は、図3に対応する図であり、目隠し領域61の記載が省略されている。図4の例では、図3の例と異なり、高誘電体36は、その下面から下側に延びる下側突起部66をさらに含む。また、下側突起部66は、見返し34の上面に設けられた孔にはめ込まれている。図4の例では、高誘電体36の位置がよりずれにくくなる。また、高誘電体36は、見返し34の孔径を突起部66の径より小さくし、突起部66を上方向から孔に押し込んでかしめることで固定されてもよいし、見返し34の作成の際のインサート成型により固定されてもよい。図4では突起部66を2個設けているが、突起部66を1個にして楕円形、方形、多角形形状にすることで位置ずれを防止してもよい。
図5は、衛星電波腕時計1の他の一例を示す部分断面図である。図5は、図3に対応する図である。図5の例では、図3の例と異なり、高誘電体36は、アンテナ10a,10bの径方向内側の側面に対向する内側突出部36cを含まない。高誘電体36の径方向の切断面の形状はL字型になっている。図5の例では、見返し34の傾斜の上端をより外周縁側に近づけることができ、見返し34の幅が狭くなる。これにより、見返し34により隠れる文字板の面積を少なくでき、文字板51のデザインの自由度が向上する。
図6は、衛星電波腕時計1の他の一例を示す部分断面図である。図6は、図3に対応する図である。図6の例では、見返し34は拡張部34eを有していない。見返し34の径方向外側の側壁は、ベゼル32の第2の内周壁32jに隣接している。図6の例でも、高誘電体36を樹脂性材料で形成された見返し34で保持することにより、アンテナ10a,10bや風防ガラス31との衝突による高誘電体36の破損の発生を抑えることができる。
また、高誘電体36と見返し34とが一体であってもよい。図7は、衛星電波腕時計1の他の一例を示す部分断面図である。図7は、図3に対応する図である。図7に示される高誘電体36は、凹部36aと、外側突出部36bと、リング状の拡張部36eと、傾斜面36kとを有する。拡張部36eは、平面視でベゼル32の第2の内周壁32jより外側へ延びており、ベゼル32の風防保持部32fの上に載っている。また拡張部36eと、凹部36a、外側突出部36bおよび傾斜面36kとは一体になっている。図3の例における見返し34に相当する部分も誘電率の高い物質で構成されることにより、波長短縮効果が向上し、また下に配置された金属部材の受信への影響をより低減することができる。
図8は、衛星電波腕時計1の他の一例を示す部分断面図である。図8は、図7に対応する図である。図8の例は、図7の例と異なり、高誘電体36が内側突出部36cをさらに有し、内側突出部36cの径方向内側の端は傾斜面36kに達している。
また、高誘電体36の下面が見返し34により保持されず、さらに下側にある文字板51等により保持されてもよい。図9は、衛星電波腕時計1の他の一例を示す部分断面図であり、図7に対応する図である。図9の例では、見返し34は高誘電体36の径方向内側に隣接する。また、図9の高誘電体36は、凹部36aと、外側突出部36bと、拡張部36eを有する。見返し34は、アンテナ10a,10bの径方向内側にある突出部と、傾斜面34kとを有する。図7の例では、高誘電体36と見返し34が一体に形成されているが、図9の構造は高誘電体36を単純な形状に形成できるため加工が容易であり、衝撃等による高誘電体36の欠けも防止できるとともに、傾斜面34kを樹脂等で形成できるため表面の艶や色を自由に選択することが可能になる。また、図3の高誘電体36に比べて裏蓋方向に誘電体36が厚みを増すため、金属で形成されるベゼル32、胴38、裏蓋39からのアンテナ10a,10bに対する電磁的な影響を低減できるとともに、電波受信における更なる波長短縮効果を得ることができ、受信感度の向上が可能となる。
図10は、衛星電波腕時計1の他の一例を示す部分断面図である。図10の例と図9の例との相違点は、図10の例の高誘電体36が内側突出部36cも有している点である。
このような構成にすることで、高誘電体36の内側突出部36cも裏蓋方向に厚みが増し、径方向内側に配置される金属部品、例えばソーラーセル53、時分秒の指針、輪列、電池などからのアンテナ10a,10bに対する電磁的影響を緩和できるとともに、電波受信における更なる波長短縮効果を得ることができるため、受信感度の向上が可能となる。
なお、高誘電体36の拡張部36eが、ベゼル32の風防保持部32fの直下に配置されてもよい。図11は衛星電波腕時計1の他の一例を示す部分断面図である。図11は図9に対応する図であり、以下では図9の例との相違点を中心に説明する。図11の例では、高誘電体36は、凹部36a、外側突出部36b、拡張部36eを含む。また、ベゼル32の風防保持部32fは外周側のリングから内側に張り出しており、その張り出した部分の直下に拡張部36eが配置されている。従って、風防ガラス31に受けた衝撃がパッキン33を通して伝導しても、ベゼル32の風防保持部32fの張り出した部分で受けるため、その直下の拡張部36eには衝撃が伝わらず、高誘電体36の破損を防止できる。
図12は、衛星電波腕時計1の他の一例を示す部分断面図である。図11の例と図10の例との違いは、図10の例の高誘電体36が内側突出部36cも有している点である。
従って、図11の例の利点と図10の例の利点を併せ持つことができる。
また、衛星電波腕時計1に含まれる高誘電体36の下にクッション材67が配置されていてもよい。図13は、衛星電波腕時計1の他の一例を示す断面図であり、図2に対応する図である。以下では主に、図13の例と、図2、図3の例との相違点を説明する。
図13の衛星電波腕時計1は、風防ガラス31、ベゼル32など図2に示される構成に加え、クッション材67を有する。ベゼル32は平面視で風防ガラス31を囲む第1の内周壁32iと、第1の内周壁32iの下端から径方向内側へ延びる上面を有する風防保持部32fとを含む。また風防保持部32fはその上面の内側の端に接続し下方向へ延びる第2の内周壁32jを有する。ベゼル32の風防保持部32fと風防ガラス31との間にはパッキン33が配置されており、図2の例と異なり見返し34は風防保持部32fと風防ガラス31との間に挟まれていない。クッション材67は弾性を有し、高誘電体36の下に配置されている。見返し34はクッション材67の直下にある保持部と、高誘電体36の径方向内側の面と傾斜面34kとに囲まれ、保持部より上方に突出する突出部とを含む。
クッション材67により、風防ガラス31に強い衝撃が加わった際に高誘電体36に伝わる衝撃を軽減し、その衝撃により高誘電体36が破損することを防ぐことができる。また、クッション材67により高誘電体36を上側に押し付けることができる。例えば高誘電体36の一部と風防ガラス31上の目隠し領域61とを接触させることで、例えば高誘電体36やパッキン33などの部材の製造誤差が多少大きくても、アンテナ10a,10bと高誘電体36との間隔を一定の範囲に収めることができる。これにより、受信する信号の波長を適切に短縮し、アンテナ10a,10bの径方向外側の金属等による受信感度への影響を軽減することができる。
また、ベゼル32と高誘電体36とが一体化されていてもよい。図14は、衛星電波腕時計1の他の一例を示す部分断面図であり、図3に対応する図である。図14の例では、ベゼル321は例えばセラミックスなどの誘電体を含む。また、ベゼル321は、平面視で風防ガラス31を囲む第1の内周壁321iと、第1の内周壁321iの下端から径方向内側へ延びる上面を有する風防保持部321fと、風防保持部321fに連結されるアンテナ包囲部とを含む。また、風防保持部321fは、第1の内周壁321iより径方向内側にあり上端が風防保持部321fの上面より低い第2の内周壁321jを有する。アンテナ包囲部は、高誘電体36に相当し凹部321a、外側突出部321b、内側突出部321cを含む。見返し34は第2の内周壁321jに隣接し、アンテナ包囲部の径方向内側で上方向に突出する突出部と、文字板51に向かう傾斜面34kとを含む。また、図14の例では、風防保持部321fの上面は、外側突出部321bの上面より低くなっている。アンテナ包囲部と第1の内周壁321iとの間にあるくぼみにはパッキン33が配置される。これにより、耐衝撃性を増すためにパッキン33の厚みを確保しつつ、アンテナ10a,10bとアンテナ包囲部との距離が離れにくくなり、波長短縮効果などの効果を得やすくなる。
図15は、衛星電波腕時計1の他の一例を示す部分断面図であり、図14に対応する図である。以下では主に図14の例と図15の例との違いを説明する。図15の例では、アンテナ包囲部と第2の内周壁321jとは、曲面により接続されている。言い換えれば、ベゼル321の径方向の断面は、アンテナ包囲部と第2の内周壁321jとを含む曲線を含んでいる。これにより、衝撃による応力が特定の箇所に集中してかかることを防ぎ、ベゼル321の破損を防ぐことができる。
図16は、衛星電波腕時計1の他の一例を示す部分断面図である。ベゼル321は、パッキン37を介して胴38の内側の面に対向する第1の外周壁と、第1の外周壁より下側で径方向内側に向かう下面とを有する。そして、第1の外周壁と下面とは、曲面により接続されている。胴38が金属の場合、ベゼル321と胴38とが接合される部分でベゼル321の角が破損しやすいが、これにより、その破損を抑制することができる。
図17は、衛星電波腕時計1の他の一例を示す部分断面図である。図17の例では、図14の例と異なり、アンテナ包囲部の外側突出部321bの上面と風防保持部321fの上面とが同じ高さで接続している。これにより、第1の内周壁321iとアンテナ包囲部との間にくぼみがない。パッキン33の厚みに制約は生じるものの、このような形態でも、外部の金属などによる受信感度への影響を防ぎ、波長短縮効果を得ることができる。
図18は、図17に示される衛星電波腕時計1のベゼル321およびアンテナ10a,10bの一部の斜視図である。図18にてわかるように、ベゼル321は、2本の導電ピン41の周囲に切欠きを有する。切欠きは、ベゼル321の風防保持部321fおよびアンテナ包囲部に設けられ、上下方向に貫通している。また切欠きは2本の導電ピン41の両方を囲んでいる。これにより、導電ピン41ごとに孔を設けずに済むため、セラミックであっても容易に加工することができる。導電ピン41が接触するアンテナ10a,10bの給電電極部は、凹部36aの幅より大きくしているため、導電ピン41を接触させやすく、外部から衝撃が加わって接触位置がずれても導通を保つことができる。
これまでに、衛星電波腕時計1に本発明を適用した場合について説明したが、例えば腕時計と異なる携帯用の小型の時計にも適用できる。
1 衛星電波腕時計、10a,10b アンテナ、21 バラン回路、22 受信回路、24 マッチング素子、31 風防ガラス、32,321 ベゼル、32f,321f 風防保持部、32i,321i 第1の内周壁、32j,321j 第2の内周壁、33,37 パッキン、34 見返しリング、34e 拡張部、34k 傾斜面、36 高誘電体、36a,321a 凹部、36b,321b 外側突出部、36c,321c 内側突出部、36e 拡張部、36k 傾斜面、38 胴、39 裏蓋、41 導電ピン、43 バラン基板、45 接続ピン、47 回路基板、51 文字板、52a 時針、52b 分針、52c 秒針、53 ソーラーセル、55 日板、61 目隠し領域、66 下側突起部、67 クッション材。

Claims (14)

  1. 風防と、
    前記風防の下面の周縁部に設けられた円弧形状のアンテナと、
    前記アンテナの直下に配置され、
    前記アンテナの厚み方向において、その少なくとも一部を受入れる凹部と、
    前記アンテナの径方向外側で前記風防の下面に対向する外側突出部と、
    を有する誘電体と、
    を有し、
    前記アンテナの径方向内側には誘電体が配置されない、
    電波時計。
  2. 風防と、
    前記風防がはめこまれるベゼルと、
    前記風防の下面の周縁部に設けられた円弧形状のアンテナと、
    前記アンテナの直下に配置され、
    前記アンテナの厚み方向において、その少なくとも一部を受入れる凹部と、
    前記アンテナの径方向外側で前記風防の下面に対向する外側突出部と、
    を有する誘電体と、
    を有し、
    前記ベゼルの内側に配置され前記誘電体の下面を保持する見返しをさらに有する、
    電波時計。
  3. 請求項に記載の電波時計において、
    前記誘電体は、その下面から延び、かつ前記見返しにはめ込まれる下側突起部をさらに有する、
    電波時計。
  4. 風防と、
    前記風防の下面の周縁部に設けられた円弧形状のアンテナと、
    前記アンテナの直下に配置され、
    前記アンテナの厚み方向において、その少なくとも一部を受入れる凹部と、
    前記アンテナの径方向外側で前記風防の下面に対向する外側突出部と、
    を有する誘電体と、
    前記誘電体の径方向内側に隣接し、前記誘電体の直下に存在しない見返しと、
    を有る電波時計。
  5. 風防と、
    前記風防の下面の周縁部に設けられた円弧形状のアンテナと、
    前記アンテナの直下に配置され、
    前記アンテナの厚み方向において、その少なくとも一部を受入れる凹部と、
    前記アンテナの径方向外側で前記風防の下面に対向する外側突出部と、
    を有する誘電体と、を有し、
    前記誘電体は、前記風防の表側から視認される傾斜面を有する、
    電波時計。
  6. 風防と、
    前記風防の下面の周縁部に設けられた円弧形状のアンテナと、
    前記アンテナの直下に配置され、
    前記アンテナの厚み方向において、その少なくとも一部を受入れる凹部と、
    前記アンテナの径方向外側で前記風防の下面に対向する外側突出部と、
    を有する誘電体と、
    前記アンテナおよび誘電体の径方向の外側に配置され、前記風防がはめこまれるベゼルと、
    を含み、
    前記誘電体は、前記外側突出部から前記ベゼルの内周壁へ向かって径方向外側へ延びる張出部をさらに有し、
    前記ベゼルは、前記張出部の下側の面を保持する保持部を有する、
    電波時計。
  7. 風防と、
    前記風防の下面の周縁部に設けられた円弧形状のアンテナと、
    前記アンテナの直下に配置され、
    前記アンテナの厚み方向において、その少なくとも一部を受入れる凹部と、
    前記アンテナの径方向外側で前記風防の下面に対向する外側突出部と、
    を有する誘電体と、
    前記アンテナの径方向の外側に配置され、前記風防がはめこまれるベゼルと、
    を含み、
    前記誘電体は、前記外側突出部から径方向外側へ延びる張出部をさらに有し、
    前記ベゼルは、前記張出部の上面を保持する保持部を有する、
    電波時計。
  8. 請求項6または7に記載の電波時計において、
    前記ベゼルは金属からなる、
    電波時計。
  9. 風防と、
    前記風防の下面の周縁部に設けられた円弧形状のアンテナと、
    前記アンテナの直下に配置され、
    前記アンテナの厚み方向において、その少なくとも一部を受入れる凹部と、
    前記アンテナの径方向外側で前記風防の下面に対向する外側突出部と、
    を有する誘電体と、
    前記アンテナの径方向の外側に配置され、前記風防がはめこまれるベゼルと、
    を含み、
    前記ベゼルはセラミックスを含み、
    前記ベゼルと前記誘電体とは一体化され、
    前記ベゼルの内側側面と、前記誘電体の下面とは、曲面により接続される、
    電波時計。
  10. 風防と、
    前記風防がはめこまれるベゼルと、
    前記風防の下面の周縁部に設けられた円弧形状のアンテナと、
    前記アンテナの直下に配置され、
    前記アンテナの厚み方向において、その少なくとも一部を受入れる凹部と、
    前記アンテナの径方向外側で前記風防の下面に対向する外側突出部と、
    を有する誘電体と、
    前記誘電体の下に配置される弾性体と、
    有する、電波時計。
  11. 請求項1から10のいずれかに記載の電波時計において、
    前記アンテナの厚みは、前記外側突出部と前記風防との間隔より大きい、
    電波時計。
  12. 風防と、
    前記風防の下面の周縁部に設けられた円弧形状のアンテナと、
    前記アンテナの直下に配置され、
    前記アンテナの厚み方向において、その少なくとも一部を受入れる凹部と、
    前記アンテナの径方向外側で前記風防の下面に対向する外側突出部と、
    を有する誘電体と、
    前記アンテナの径方向の外側に配置され、前記風防がはめこまれるベゼルと、
    前記ベゼルと前記風防の間に設けられるパッキンと、
    を含み、
    前記パッキンの厚みは、前記アンテナの厚みより大きい、
    電波時計。
  13. 請求項2から10および12のいずれかに記載の電波時計において
    前記誘電体は、前記アンテナの径方向内側で前記風防の下面に対向する内側突出部をさらに有する、
    電波時計。
  14. 請求項2から10および12のいずれかに記載の電波時計において
    前記アンテナの径方向内側には誘電体が配置されない、
    電波時計。
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