JP6782552B2 - 航空機で使用するための貨物を保管する載貨カルーセルおよび方法 - Google Patents

航空機で使用するための貨物を保管する載貨カルーセルおよび方法 Download PDF

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Description

本開示は、一般に、載貨カルーセル(stowage carousel)を使用して航空機上で貨物を積み込むシステムおよび方法に関する。
航空機上で貨物を積み込むのには問題がある。航空機には異なる機能のために設けられたスペースがあり、このスペースを最適化することは重要である。例えば、スペースは、乗客のために客室内に乗客席(passenger seats)の形で設けられる。航空機の各座席は、航空会社が各飛行の収益を得る能力を大きくする。したがって、乗客の安全性や快適性などを考慮して航空機の乗客席の数を最大限にすることが望ましい。しかし、航空機の一部のスペースは、貨物の積み込み、調理室での作業、トイレなどの他の機能のために設けられなければならない。
現在、ますます多くの乗客が、手荷物を預け、その手荷物を航空機の下部ローブ内に積み込んでもらう代わりに、手荷物を客室内に持ち込んでいる。持ち込み手荷物の量の増大は、頭上収容棚(overhead stow bin)の収容力および容積をますます圧迫している。追加積込みのためにいくつかのクロゼットが客室内に設けられているが、この種のクロゼットは、航空機上の貴重な床面積を占めていて、普通なら収益を創出する乗客席に使用することができるスペースを取る。
さらに、多くの航空機は、航空機上に食品および飲料を保管するために複数の大きな調理室を有する。食品および飲料は、典型的には調理室用カートおよび調理室用コンテナ内に保管され、調理室用カートおよび調理室用コンテナは航空機に搬送され、調理室内の区画室に保管される。航空機に使用される多数の調理室用コンテナはかなりのスペースを占めており、航空機上の調理室設置面積の増大につながっている。調理室設置面積の縮小により、収益を創出する乗客席のために追加スペースを利用することが可能になる。
一実施形態によれば、航空機内の貨物を扱うための載貨カルーセルが提供され、載貨カルーセルは、航空機の客室に面する内輪および航空機の胴体に面する外輪を有する旋回コンベヤを含む。載貨区画室が旋回コンベヤに関連する。載貨区画室は貨物を受け入れるように構成される。載貨区画室は、航空機内で旋回コンベヤと共に回転可能である。旋回コンベヤは、航空機内に、客室内に部分的にかつ航空機の上部クラウンおよび下部ローブの少なくとも一方の中に部分的に位置する。
別の実施形態では、航空機内に貨物を積み込む方法が提供され、この方法は、貨物を航空機の客室内に移動させることと、貨物を開口部から旋回載貨カルーセル内に配置することと、旋回載貨カルーセルを回転させて貨物を積み込むこととを含む。
論じられている形態および機能は、種々の実施形態で独立に実現することができる、または他の実施形態では組み合わされてもよく、それらの形態および機能のさらなる詳細は、下記の説明および図面を参照して理解することができる。
例示的な一実施形態に従って形成された1つまたは複数の載貨カルーセルを有する航空機を示す図である。 例示的な一実施形態による載貨カルーセルの斜視図である。 航空機の胴体内に配置された載貨カルーセルを示す航空機の断面図である。 例示的な一実施形態に従って形成された複数の載貨区画室を有する載貨カルーセルの旋回コンベヤを示す図である。 航空機内の載貨カルーセルのための例示的な箇所を示す図である。 航空機内の載貨カルーセルのための別の例示的な箇所を示す図である。 載貨カルーセルの可能な箇所を示す航空機を示す図である。 例示的な一実施形態による後部調理室に隣接する載貨カルーセルを示す航空機の後部の拡大図である。 例示的な一実施形態による航空機内の載貨カルーセルを示す図である。 例示的な一実施形態による航空機内の載貨カルーセルを示す別の図である。 下部ローブおよび下部ローブ内に配置された載貨カルーセルを示す航空機の一部を示す図である。 載貨カルーセルの可能な箇所を示す航空機の前方入口を示す図である。 一タイプの航空機の載貨カルーセルの例示的な一実施形態を示す図である。 別のタイプの航空機の載貨カルーセルの例示的な一実施形態を示す図である。 別のタイプの航空機の載貨カルーセルの例示的な一実施形態を示す図である。 別のタイプの航空機の載貨カルーセルの例示的な一実施形態を示す図である。 別のタイプの航空機の載貨カルーセルの例示的な一実施形態を示す図である。 例示的な一実施形態に従って形成された載貨カルーセルを示す図である。
ある実施形態の下記の詳細な説明は、添付図面に関連して読んだ場合によりよく理解されるであろう。種々の実施形態は、図面に示されている配置構成および手段に限定されないことが理解されるべきである。
本明細書で使用されているように、単数形で記載され、「1つの(a)」または「1つの(an)」という語に続く要素または段部は、複数の前記要素または段部の除外が明示されていない限り、複数の前記要素または段部を除外しないものとして理解されるべきである。さらに、「一実施形態(one embodiment)」への言及は、記載された形態も取り入れた追加の実施形態の存在を除外すると解釈されるものではない。さらに、それとは反対に明示されていない限り、特定の性質を有する1つの要素または複数の要素を「備える(comprising)」または「有する(having)」実施形態は、その性質を有していない追加のそのような要素を含んでもよい。
持ち込み手荷物や調理室用の標準調理室用コンテナなどの貨物を積み込む航空機用載貨カルーセルの種々の実施形態が本明細書に記載されている。種々の実施形態は、貨物を受け入れる円弧経路に沿って回転しかつ貨物を胴体の周囲付近に保管する旋回環状カルーセルを提供する。カルーセルは、種々の実施形態において連続ループとすることができる。カルーセルは、他の種々の実施形態においては、部分ループとすることができる。カルーセルは、貨物を航空機の上部クラウンおよび/または航空機の下部ローブ内に保管するとともに、胴体の側壁に沿って保管するために使用されてもよい。載貨カルーセルは、航空機の垂直高さを利用するとともに、貨物を客室の上方および/または下方に積み込むことにより貴重な床面積への使用可能なアクセスを提供する。したがって、貴重な床面積は、航空機の年間収益源を潜在的に増大させるために、乗客席などの他の目的のために設けられてもよい。種々の実施形態では、載貨カルーセルは、以前に調理室に保管されていた貨物を保管することができ、したがって、航空機の調理室のサイズを他の用途で、例えばトイレまたは追加の乗客席のためのスペースを提供するために縮小することができる。
図1は、例示的な一実施形態に従って形成された1つまたは複数の載貨カルーセル110を有する航空機100を示す。載貨カルーセル110は、航空機100内の貨物を扱うために使用される。例えば、載貨カルーセル110は、持ち込み手荷物などの乗客手荷物および/または標準調理室用コンテナなどの貯蔵コンテナを扱うことができる。載貨カルーセル110は、貨物を受け入れ、その貨物を円形胴体断面の周囲付近に積み込む環状旋回カルーセルである。
航空機100は、客室104を画定する胴体102を含む。航空機100は、客室104の上方の上部クラウン106および客室104の下方の下部ローブ108を含む。例えば、上部クラウン106は客室104の天井と胴体102との間に画定されてもよく、下部ローブ108は客室104の床と胴体102との間に画定されてもよい。載貨カルーセル110は、客室104内でアクセス可能でもよい。例えば、貨物は、客室104内から載貨カルーセル110に積み込まれてもよい。他の種々の実施形態では、貨物は、航空機100の他の領域から、例えば下部ローブ108から載貨カルーセル110に積み込まれてもよい。
載貨カルーセル110は、載貨カルーセル110が胴体102の内側モールドラインに沿って、例えば極めて近接して進む機械化されたカルーセルである。載貨カルーセルは、胴体102の周囲の円弧経路に沿って延伸する。載貨カルーセル110は、図示の実施形態のように、連続ループ(例えば、胴体102の周囲の360°のループ)でよい円弧経路に沿って延伸してもよい。あるいは、載貨カルーセル110は、部分円弧経路に沿って、例えば、(図18に示されている載貨カルーセル210の実施形態のように)客室104から上部クラウン106内にまで、または客室104から下部ローブ108内にまで延伸してもよい。例示的な一実施形態では、載貨カルーセル110は複数の個々の載貨区画室を含んでいて、様々な貨物品を載貨区画室内に受け入れる。載貨区画室は、載貨カルーセル110と共に回転可能であり得る。
図2は、例示的な一実施形態による載貨カルーセル110の斜視図である。図2は、胴体102に対して配置される載貨カルーセル110を示すとともに、航空機100の客室床112に対する載貨カルーセル110の方向を示す。載貨カルーセル110は、胴体102の内面114に極めて近接して配置されるように構成される。載貨カルーセル110は、胴体102に対して少なくとも部分的に回転可能である。
例示的な一実施形態では、載貨カルーセル110は、載貨カルーセル110が客室床112の上方にも客室床112の下方にも配置されるように客室床112を挿通する。載貨カルーセル110に積み込まれる貨物は、複数の位置のいずれに積み込まれてもよい。例えば、載貨カルーセル110の少なくとも一部分が、貨物を移動させるために様々な所定の位置までの時間を測定されてもよい。載貨カルーセル110の各部分が様々な位置まで回転されるときに、貨物は載貨カルーセル110と共に回転される。したがって、多数の貨物品を載貨カルーセル110に積み込むことができるが、載貨カルーセル110は客室床112上に比較的小さい設置面積を有する。例えば、載貨カルーセル110は、胴体102の対向する第1および第2の側面に、客室床112上の第1および第2の設置面積116を有する。
図3は、胴体102内に配置された載貨カルーセル110を示す航空機100の断面図である。載貨カルーセル110は、胴体102の内面114の内部に取り付けられる。図示の実施形態では、載貨カルーセル110は、客室104ならびに上部クラウン106および下部ローブ108の中に設けられる。載貨カルーセル110は、客室床112を通って下部ローブ108内に延伸する。貨物は、積み降ろしなどのために、客室104から、下部ローブ108からかつ/または上部クラウン106からアクセス可能でもよい。
載貨カルーセル110は、胴体102内に回転可能に取り付けられた車輪または旋回コンベヤ120を含む。旋回コンベヤ120は垂直に方向付けられ(例えば、垂直面内にあり)、客室104内において旋回コンベヤ120の内部を通る通路136を画定する。通路136は、客室床112の上方のアーチ状の形でもよい。通路136は、人が通路136を歩いて通ることができる十分な高さを有する。例えば、通路136の客室床112からの高さは、少なくとも95パーセンタイル男性身長でよい。通路136の客室床112からの高さは、航空機100に入る乗客通路と少なくとも同じくらいの高さでよい。旋回コンベヤ120は、客室104に面する内輪122と航空機100の胴体102に面する外輪124とを含む。旋回コンベヤ120は、内輪122の内側に開放しており、乗客が旋回コンベヤ120を歩いて通れるように寸法決定される。例示的な一実施形態では、内輪122および外輪124は回転する。あるいは、内輪122および外輪124は固定されていてもよく、旋回コンベヤ120の他の構成要素は内輪122および外輪124に沿って回転してもよい。
例示的な一実施形態では、壁またはライニング126が、アーチ道に沿って旋回コンベヤ120を覆うように内輪122の内部に設けられる。旋回コンベヤ120はライニング126に対して回転する。ライニング126は客室104に面し、客室104内に露出される。随意に、ライニング126は、貨物を旋回コンベヤ120に積み込むために、旋回コンベヤ120へのアクセスを提供する1つまたは複数の閉鎖可能な開口部を含んでもよい。閉鎖可能な開口部は、対応する扉によって閉鎖され得る。ライニング126は、客室床112から胴体102の第1の側壁128でまたはその付近で載貨カルーセル110に沿って上方に延伸してもよい。ライニング126は、客室104の上部または天井全体に延伸してもよい。ライニング126は、胴体102の第2の側壁130でまたはその付近で載貨カルーセル110に沿って下方に延伸して客室床112に戻ってもよい。内輪122は、ライニング126のライニング半径寸法にほぼ等しい内半径132を有する。外輪124は、胴体102の側壁半径寸法にほぼ等しい外半径134を有する。
載貨カルーセル110は、旋回コンベヤ120の旋回運動を制御するための軌道140を含む。例えば、軌道140は、旋回コンベヤ120の並進運動を制限するとともに、旋回コンベヤ120の回転運動を可能にするための複数のローラー142を含んでもよい。レールなどの他のタイプの軌道が、旋回コンベヤ120の動きを制御するための代替実施形態に設けられてもよい。軌道140は、旋回コンベヤ120が客室104から上部クラウン106まで回転するのを可能にすることができる。軌道140は、旋回コンベヤ120が客室104から下部ローブ108まで回転するのを可能にすることができる。
載貨カルーセル110は、旋回コンベヤ120の動きを制御するための制御システム150を含む。例示的な一実施形態では、制御システム150は、旋回コンベヤ120の回転位置を制御するためのアクチュエータ152を含む。例示的な一実施形態では、アクチュエータ152は、旋回コンベヤ120の時計回りおよび反時計回りの動きを可能にする。随意に、旋回コンベヤ120は所定の数のプリセット角度位置を有していてもよく、旋回コンベヤ120はかかるプリセット位置へ移動される。
アクチュエータ152は、旋回コンベヤ120に操作可能に連結された電気モーターを含んでもよい。例えば、アクチュエータ152は、旋回コンベヤ120を回転させるためのベルト、チェーン、ギヤなどによって旋回コンベヤ120に連結されてもよい。図示の実施形態では、アクチュエータ152は、下部ローブ108内の客室床112の下方に設けられる。アクチュエータ152は内輪122の内部に配置される。随意に、アクチュエータ152は、電気モーターが機能しない場合など、例えば、手回しクランクにアクセスして旋回コンベヤ120の位置を制御するために、客室床112内の床板を通ってアクセスされてもよい。随意に、制御システム150は、制御システム150を制御するために、スキャナ154(図12)、ユーザインタフェース156(図12)、または客室104内の他の構成要素を含んでもよい。
例示的な一実施形態では、載貨カルーセル110は複数の載貨区画室160を含む。図示の実施形態では、載貨カルーセル110は16個の載貨区画室160を含むが、旋回コンベヤ120のサイズや載貨区画室160のサイズなどのファクタに応じて任意の数の載貨区画室160が設けられてもよい。各載貨区画室160は、1つまたは複数の貨物品158を受け入れるように構成される。例えば、載貨区画室160は、持ち込み手荷物、標準調理室用コンテナ、またはその他の品を受け入れることができる。随意に、載貨区画室160は、1つまたは複数の区画室壁162によって画定される。例えば、各載貨区画室160は、前部(例えば機首)、後部(例えば機尾)、側面、および端部(例えば底部および上部)を画定する区画室壁162を含んでもよい。前部および/または後部は、貨物を受け入れるために開放してもよい。載貨区画室160は、前部および/または後部の開口部を閉鎖するために閉鎖可能な扉を含んでもよい。側面は、内輪122および外輪124に沿って延伸してもよい。随意に、側面は、内輪122および外輪124を画定してもよい。
載貨区画室160は、一位置では端部を画定する区画室壁162が載貨区画室160の底部を画定し得るが、別の位置ではそのような同じ区画室壁162が載貨区画室160の上部を画定し得るように、旋回コンベヤ120と共に回転される。あるいは、他の種々の実施形態では、載貨区画室160はジャイロスコープ装置を有していてもよく、ジャイロスコープ装置により、載貨区画室160は、旋回コンベヤ120および載貨区画室160が胴体102の周りを回転されるときに載貨区画室160の底壁が常に載貨区画室160の底部にとどまっているように、旋回コンベヤ120に対して回転可能である。例えば、載貨区画室160は、内輪122、外輪124、および/または内輪122と外輪124との間に延伸する取付けブラケットにヒンジ式に連結されてもよい。
例示的な一実施形態では、載貨区画室160は弓形形状であり、環状セグメントを画定する。例えば、載貨区画室160は、弓形側面を有するほぼ台形形状でよい。代替実施形態では他の形状も考えられる。随意に、載貨区画室160は端壁などの区画室壁162を共有してもよい。随意に、載貨区画室160は、航空機の標準サイズの持ち込み手荷物(例えば、約45cm×25cm×56cm)を受け入れるようにサイズ、形状、および寸法を定められてもよい。載貨区画室160は、航空機の標準調理室用コンテナ(例えば、約30cm×42cm×28cm)を受け入れるようにサイズ、形状、および寸法を定められてもよい。載貨区画室160は、代替実施形態で他のサイズを有してもよい。随意に、旋回コンベヤ120は、適切な貨物を積み込むための異なるサイズの載貨区画室160を含んでもよい。他の代替実施形態では、壁を有する予めサイズを定められた載貨区画室160ではなく、貨物は、例えば、フック、ストラップ、レールまたは他の取付け部品を使用して、旋回コンベヤ120に直接取り付けられ、旋回コンベヤ120によって上方または下方に回転されてもよい。
図4は、例示的な一実施形態に従って形成された複数の載貨区画室170を有する旋回コンベヤ120を示す。載貨区画室170は、載貨区画室160(図3に示されている)とは異なるサイズおよび形状を定められる。図示の実施形態では、24個の載貨区画室170が設けられるが、任意の数の載貨区画室170が代替実施形態に設けられてもよい。載貨区画室170は載貨区画室160よりも小さいことから、したがって、より多数の載貨区画室170が内輪122と外輪124との間の旋回コンベヤ120内に設けられる。載貨区画室170は、標準調理室用コンテナ174を受け入れるようにサイズ、形状、および寸法を定められる。載貨区画室170は、調理室用コンテナ174を載貨区画室170に積み込むために、前部または後部でアクセスされてもよい。
載貨区画室170は区画室壁172を有する。図示の実施形態では、区画室壁172はほぼ円形であるが、区画室壁172は、代替実施形態では、他の形状、例えば長方形形状、環状セグメント形状、または別の形状を有してもよい。例示的な一実施形態では、載貨区画室170は、内輪122と外輪124との間の取付けブラケット176に取り付けられる。随意に、取付けブラケット176は、開口部と反対側の前部か後部のどちらかを横切って載貨区画室170まで延伸してもよい。例示的な一実施形態では、載貨区画室170は、取付けブラケット176にヒンジ式に連結される。載貨区画室170は、内輪122および外輪124に対して自由に回転できる。したがって、載貨区画室170は、かかる載貨区画室170の重力方向(例えば、ジャイロスコープ装置)を維持することができる。したがって、載貨区画室170の底部178は、常にほぼ下向きのままでいることができる。
図5および図6は、航空機100内の載貨カルーセル110のための例示的な箇所を示す。図5は乗客席がない状態の客室104を示し、航空機100の前方部分付近の載貨カルーセル110を示す。通路136を画定するアーチ道は、載貨カルーセル110(図5に仮想線で示されている)の内部に配置される。図6は、航空機100の後部付近、例えば航空機100の後部調理室付近の載貨カルーセル110を示す。随意に、載貨カルーセル110(図6に仮想線で示されている)は、後列乗客席と同一線上に設けられてもよい。例えば、後列乗客席は通路の両側にそれぞれ2つの乗客席を含み、外側座席と胴体102との間に載貨カルーセル110が配置されてもよい。
図7は、載貨カルーセル110の可能な箇所を示す航空機100を示す。例えば、図7は、最前列の座席の前方の、例えば最前列の座席と航空機100への入口扉との間の前方載貨カルーセル110を示す。載貨カルーセル110と最前列の座席との間に隔壁が設けられてもよい。載貨カルーセル110は、隔壁および載貨カルーセル110の前方側面でアクセスされてもよい。例えば、隔壁の扉は載貨カルーセル110へのアクセスを与えることができ、乗客は、乗客が入口扉から航空機100に入るときに、持ち込み手荷物を載貨カルーセル110に積み込むことができる。
中央の載貨カルーセル110が図7に示されている。例えば、中央の載貨カルーセル110は、航空機100の翼に対して整列されてもよい。中央の載貨カルーセル110は、座席列と同一線上にあってもよい。中央の載貨カルーセル110は、乗客手荷物または他の品もしくは貨物の追加の積込みを提供することができる。
図7は、航空機100の後部にある後部載貨カルーセル110を示す。後部載貨カルーセル110は、後部調理室に対する積込みを補完するために使用されてもよい。例えば、調理室用コンテナが後部載貨カルーセル110に積み込まれてもよい。後部載貨カルーセル110は、後部載貨カルーセル110の後ろから荷積みされてもよい。
図8は、後部調理室に隣接する載貨カルーセル110を示す航空機100の後部の拡大図である。載貨カルーセル110は、後列乗客席と同一線上に設けられてもよい。載貨区画室170(図4)は、後列乗客席の後ろの隔壁182の扉180からアクセスされてもよい。扉180は、例えば扉180の外縁部、内縁部、上縁部または底縁部で、隔壁182にヒンジ式に連結されてもよい。扉180は、荷の積み降ろしのための選択された人間工学的に適正の高さ、例えば腰の高さでよい。随意に、異なる載貨区画室170内の貨物にアクセスするために複数の扉が設けられてもよい。随意に、扉180は、複数の載貨区画室170内の貨物にアクセスするのに十分な大きさとすることができる。扉180は開放されてもよく、調理室用コンテナ174は、対応する載貨区画室170に積み込むことができる。載貨区画室170には、調理室用コンテナ174を積み、次いで載貨カルーセル110を次の位置まで回転させて次の調理室用コンテナ174を積むことにより、例えば1度に1つまたは2つの荷を逐次積むことができる。調理室用コンテナ174は、例えば、プロセスを逆にすることにより、あるいは載貨カルーセル110を全360°ループを通ってまたは所定の位置まで回転させ続けて所望の載貨区画室170にアクセスすることにより、同様の方法で荷降ろしすることができる。
載貨カルーセル110内に複数の調理室用コンテナ174を保管することにより、後部調理室184は、従来の後部調理室より著しく小さくすることができる。例えば、後部調理室184のサイズを50%以上縮小することができる。後部調理室184のサイズを縮小することにより、従来の大型後部調理室によって以前占められていたスペースに後部トイレ186を配置することが可能になる。例えば、従来の航空機では、後部トイレは、図8に示されている後列乗客席および載貨カルーセル110の箇所に配置されたであろう。後部トイレ186を後部調理室184によって以前占められていたスペースに後方へ移動させることにより、航空機100内に追加の乗客席列が設けられてもよい。したがって、航空機100の1飛行当たりの収益創出は、複数の調理室用コンテナ174を保持する載貨カルーセル110を使用することで、増大させることができる。
図9および図10は、航空機100内の後方の後部載貨カルーセル110を示す。載貨カルーセル110は後列乗客席と同一線上に設けられ、隔壁182の後ろからアクセスされる。例示的な一実施形態では、載貨区画室170(図4)は、少なくとも1つの載貨区画室170が乗客席の側面に沿って(例えば、乗客席と同一線上に)配置され、少なくとも1つの載貨区画室170が乗客席の上方に垂直に配置され、かつ少なくとも1つの載貨区画室170が乗客席の下方に垂直に配置されるように、載貨カルーセル110の周りを回転される。後部調理室184は調理室用カートを保持するが、調理室用コンテナ174が載貨カルーセル110に積み込まれるので、調理室用コンテナ174(図4)のために専用保管を必要としない。
図11は、下部ローブ108および下部ローブ108内に配置された載貨カルーセル110(仮想線で示されている)を示す航空機100の一部を示す。例示的な一実施形態では、航空機100の外側から下部ローブ108にアクセスするために、荷積みベイ188が下部ローブ108内に設けられてもよい。例えば、荷積みベイ188は、航空機100の後端にまたはその付近に設けられてもよい。載貨カルーセル110は、荷積みベイ188からアクセス可能でもよい。したがって、調理室用コンテナ174などの貨物158は、航空機100の下部ローブ108内の荷積みベイ188から載貨カルーセル110の載貨区画室170に荷積み(または荷降ろし)されてもよい。例えば、標準調理室用コンテナ174を供給するケータリングトラックは、調理室用コンテナ174を航空機100の後部入口扉から後部調理室に積み込むのとは対照的に、調理室用コンテナ174を地上でまたはその付近で荷積みベイ188から積み込むことができる。
地上でまたはその付近で荷積みベイ188から荷積みするのは、航空機100の後部入口扉から荷積みするよりも容易でありかつ/または時間がかからない。このような荷積みは、シザーリフト貨物トラックなどの特別装備を不要にすることができる。随意に、調理室用コンテナがケータリングトラックによる後部入口へのアクセスを必要とせずに荷積みベイ188に積み込まれる間に他の活動が後部調理室内で行われてもよい。貨物158は、客室104内でアクセス可能でもよく、客室104ならびに下部ローブ108内で荷積みおよび/または荷降ろしされてもよい。
図12は、航空機100への前方入口164を示す。隔壁166が入口164に設けられる。載貨カルーセル110(図12に仮想線で示されている)にアクセスするために、扉168が隔壁166の閉鎖可能な開口部内に設けられる。例示的な一実施形態では、スキャナ154が扉168にまたはその付近に設けられる。スキャナ154は、制御システム150(図3)の一部を形成している。
乗客が入口164から航空機100に入るとき、乗客は、載貨カルーセル110にアクセスするために、例えばスキャナ154でその乗客の搭乗券をスキャンすることにより、乗客識別情報を入力することができる。他の種々の実施形態では、スキャナ154は、乗客識別用の指紋スキャナ、顔認識スキャナ、音声認識スキャナ、または別のタイプのスキャナでよい。乗客は扉168を開け、その乗客の持ち込み手荷物を載貨カルーセル110に積み込むことができ、例えば特定の載貨区画室160(図3)に積み込むことができる。乗客識別情報を入力することにより、制御システム150は、特定の載貨区画室160内に保管される手荷物を特定の乗客に結び付けることができる。乗客がその乗客の手荷物にアクセスする必要があるとき、乗客は、例えば搭乗券をスキャンして乗客識別情報を再び入力することができ、制御システム150は、所望の載貨区画室160が扉168からアクセス可能になるまで、載貨カルーセル110を回転させることができる。随意に、載貨カルーセル110は、乗客への損傷を回避するために、扉168が閉鎖位置にない限り回転するのが規制されてもよい。
制御システム150は、代替実施形態では他の方法で制御されてもよい。例えば、ユーザインタフェース156が、隔壁166に設けられてもよい。ユーザインタフェース156は、載貨カルーセル110の動作を制御するためのディスプレイ画面および/またはボタンを含んでもよい。例えば、ユーザが、制御システム150の動作を制御するために、例えば座席番号またはパスコードを入力して、乗客情報をユーザインタフェース156に入力してもよい。
図13〜図17は、種々のタイプの航空機100の載貨カルーセル110の例示的な諸実施形態を示す。図13は、第1の航空機構成における載貨カルーセル110を示す。図14は、第1の航空機構成より大きい直径を有する第2の航空機構成における載貨カルーセル110を示す。第2の航空機構成は上部デッキおよび下部デッキを含み、載貨カルーセル110は、上部デッキと下部デッキの両方の中でアクセス可能でもよい。あるいは、載貨カルーセル110は、一定断面積を有する胴体102の一部分にのみ(例えば、上部デッキ内で乗客の着席を妨げないように、下部デッキを有する胴体102の一部分にのみ)含められてもよい。他の代替実施形態では、上部デッキは部分ループ載貨カルーセルを有していてもよく、例えば、上部デッキの床を貫通しないで、上部客室領域内を部分経路またはアーチ形経路に沿って移動する載貨カルーセルを有してもよい。図15は、第1の航空機構成より大きいが第2の航空機構成より小さい第3の航空機構成における載貨カルーセル110を示す。図16は、第3の航空機構成より大きい第4の航空機構成における載貨カルーセル110を示す。図17は、第4の航空機構成より大きい第5の航空機構成における載貨カルーセル110を示す。様々な航空機100は異なる直径の胴体102を有しているので、様々なサイズの載貨カルーセル110が設けられてもよい。大直径の載貨カルーセル110は、小直径の載貨カルーセルよりも多くの貨物を積み込むために、より多数の載貨区画室を有してもよい。載貨カルーセル110は、他のタイプの航空機に使用されてもよい。載貨カルーセル110は、代替実施形態では航空機以外の車両または用途に使用されてもよい。
図18は、例示的な一実施形態に従って形成された載貨カルーセル210を示す。載貨カルーセル210は、載貨カルーセル210が航空機100の客室床112を挿通してないことを除けば、載貨カルーセル110(図1〜図12に示されている)と類似している。むしろ、載貨カルーセル210は、客室104内の客室床112の上方および上部クラウン106内に設けられる。載貨カルーセル210は不連続であり、胴体102の周りを円周方向に完全には延伸しない。載貨カルーセル210は、胴体102の周りを一部分だけ延伸する円弧経路に沿って延伸する。載貨カルーセル210は類似の構成要素を含んでいてもよく、載貨カルーセル110と同様の方法で制御されてもよく、そのような類似のもしくは同様の構成要素および動作は本明細書では繰り返して説明せず、載貨カルーセル210に適用することができる。随意に、例えば複数デッキの航空機に使用される場合、載貨カルーセル210は、上部デッキ領域内にのみ、または下部デッキ領域内にのみ設けられてもよい。
載貨カルーセル210は1つまたは複数の環状セグメントを含む。例えば、図示の実施形態では、載貨カルーセル210は、独立して運転され得る2つの環状セグメント212、214を含む。載貨カルーセル210は、第1のセグメント212に関連する第1のセグメント222と第2のセグメント214に関連する第2のセグメント226とを有する旋回コンベヤ220を含む。第1のセグメント222は、胴体102の第1の側壁224に沿って延伸する。第2のセグメント226は、胴体102の第1の側壁224とは反対側の第2の側壁228に沿って延伸する。第1のセグメント222および第2のセグメント226は互いに独立して旋回または回転され得る。第1のセグメント222および第2のセグメント226は共に円弧形状である。第1のセグメント222は、客室床112にまたはその付近に下端部230を有し、下端部230の反対側に上端部232を有する。上端部232は、航空機100の上部クラウン106内に設けられてもよい。第2のセグメント226は、客室床112にまたはその付近に下端部234を含み、下端部234の反対側に上端部236を含む。上端部236は、航空機100の上部クラウン106内に設けられてもよい。例示的な一実施形態では、第1のセグメント222の上端部232および第2のセグメント226の上端部236は、航空機100の上部で互いに向かい合う。第1のセグメント222および第2のセグメント226は垂直方向にだけでなく円弧形状でも(したがって部分的に水平方向に)旋回して、載貨カルーセル210が貨物を垂直方向にのみ積み込んだ場合よりも大きい旋回コンベヤ内の保管容量を可能にする。随意に、円弧経路は非円形でもよく、むしろアーチ型などの楕円形または卵形でよい。例えば、この経路は、いくつかの領域で、例えば上部に沿って平坦になっていてもよい。円弧形状のセグメント222、226は、垂直セグメントまたはクロゼットよりも大きい客室床設置面積当たりの載貨容積を有する。さらに、セグメント222、226を湾曲させることにより、載貨カルーセル210は、側壁224、228に向かって外方へさらにシフトされて、載貨カルーセル210を貫通する通路を大きくすることが可能になり、かつ/または(例えば、載貨カルーセル210の内輪の内側の定位置クロゼットのために)載貨カルーセル210の内側にさらなる積み込み余地を提供することができる。
貨物は、旋回コンベヤ220のセグメント222、226のどちらかに積み込まれ、その中で回転され得る。例えば、貨物は、対応する載貨区画室240、242に積み込まれ、旋回コンベヤ220内で回転され得る。貨物は、腰の高さや膝の高さなど、人間工学的に便利な高さに積まれ、旋回コンベヤ220の周りを上方に、床面地上高よりも高い積み付け高まで回転され得る。貨物は、載貨カルーセル210に積み込まれ得る貨物の量を増やすために床面の高さで積まれてもよい。載貨カルーセル210は、逆方向にまたは逆動作で荷降ろしされてもよい。例えば、最も低い載貨区画室240から荷降ろしされてもよく、次いで旋回コンベヤ220が荷降ろし方向に回転されて、次の載貨区画室240から逐次荷降ろししてもよい。随意に、予めサイズを定められた載貨区画室240ではなく、貨物は、例えばフックまたは他の取付け部品を使用して、旋回コンベヤ220に直接取り付けられ、旋回コンベヤ220によって上方または下方に回転されてもよい。
客室床112を挿通しないことで、下部ローブ108は載貨カルーセル210の影響を受けないままである。例えば、下部ローブ108内の航空機100の他の構成要素は、載貨カルーセル210を航空機100にはめ込むために動かされるまたは再設計される必要がない。載貨カルーセル210は、航空機100への影響を最小限に抑えて既存の航空機100に組み込むことができる。さらに、載貨カルーセル210は客室床112を貫通しないため、客室床112の根太または梁は載貨カルーセル210の影響を受けない。随意に、載貨カルーセル210は、例えば、そのような設計で複数の床根太にかかるように、(例えば機首から機尾まで)より深く設計され製作される。より多くの貨物、例えば1載貨区画室当たり2つの調理室用コンテナが、より深い載貨区画室内に、または持ち込み手荷物の最長寸法が載貨区画室の深さに沿って延伸した状態で保管され得る。
さらに、本開示は下記条項による諸実施形態を含む。
条項1.航空機内の貨物を扱うための載貨カルーセルであって、
航空機の客室に面する内輪および航空機の胴体に面する外輪を有する旋回コンベヤと、
旋回コンベヤに関連する載貨区画室であって、載貨区画室が貨物を受け入れるように構成され、載貨区画室が航空機内で回転可能である、載貨区画室と、
を備え、
旋回コンベヤが、航空機内に、客室内に部分的にかつ航空機の上部クラウンおよび下部ローブの少なくとも一方の中に部分的に位置する、載貨カルーセル。
条項2.旋回コンベヤが少なくとも部分的に垂直に方向付けられ、内輪の内部に通路を画定する、条項1に記載の載貨カルーセル。
条項3.旋回コンベヤの外輪が、胴体の側壁半径寸法にほぼ等しい外半径を有する、条項1または2に記載の載貨カルーセル。
条項4.旋回コンベヤが、内輪の内側に開放しており、乗客が旋回コンベヤを歩いて通れるように寸法決定される、条項1から3に記載の載貨カルーセル。
条項5.旋回コンベヤが連続的であり、胴体内で360°旋回するように構成される、条項1から4に記載の載貨カルーセル。
条項6.旋回コンベヤが不連続であり、客室の床の上方に配置される、条項1から4に記載の載貨カルーセル。
条項7.旋回コンベヤが、胴体の第1の側壁に沿った第1のセグメントと胴体の第1の側壁とは反対側の第2の側壁に沿った第2のセグメントとを含み、第1のセグメントおよび第2のセグメントが円弧形状であり、第1のセグメントおよび第2のセグメントがそれぞれ、床付近に下端部を有し、上部クラウン内に上端部を有し、第1のセグメントの上端部および第2のセグメントの上端部が互いに向かい合う、条項6に記載の載貨カルーセル。
条項8.旋回コンベヤが、胴体の第1の側壁でまたはその付近で客室の床を挿通し、胴体の第1の側壁とは反対側の第2の側壁でまたはその付近で客室の床を挿通する、条項1から7に記載の載貨カルーセル。
条項9.客室に面する旋回コンベヤの内側を覆うライニングをさらに備え、ライニングが、載貨区画室へのアクセスを提供する閉鎖可能な開口部を有し、載貨区画室が、閉鎖可能な開口部から貨物を受け入れるように構成される、条項1から8に記載の載貨カルーセル。
条項10.旋回コンベヤが上部クラウンと下部ローブの両方の中に設けられ、旋回コンベヤは、載貨区画室が客室から上部クラウン内にまで回転でき、客室から下部ローブ内にまで回転できるように、回転可能である、条項1から9に記載の載貨カルーセル。
条項11.載貨区画室が旋回コンベヤに取り付けられ、旋回コンベヤと共に移動可能である、条項1から10に記載の載貨カルーセル。
条項12.載貨区画室が旋回コンベヤに対して回転可能である、条項1から11に記載の載貨カルーセル。
条項13.載貨区画室が底壁を含む複数の区画室壁を含み、載貨区画室は、旋回コンベヤおよび載貨区画室が胴体の周りを回転されるときに底壁が載貨区画室の底部にとどまるように、旋回コンベヤにヒンジ式に連結される、条項1から12に記載の載貨カルーセル。
条項14.載貨区画室が、航空機の機標準サイズの持ち込み手荷物を受け入れるようにサイズ、形状、および寸法を定められる、条項1から13に記載の載貨カルーセル。
条項15.載貨区画室が、航空機の機標準調理室用コンテナを受け入れるようにサイズ、形状、および寸法を定められる、条項1から13に記載の載貨カルーセル。
条項16.載貨区画室が航空機の下部ローブ内で荷積みまたは荷降ろしをされるように構成され、かつ航空機の客室内で荷積みまたは荷降ろしをされるように構成される、条項1から15に記載の載貨カルーセル。
条項17.旋回コンベヤに操作可能に連結された制御システムをさらに備え、制御システムが旋回コンベヤを回転させるアクチュエータを有し、制御システムが胴体に対する旋回コンベヤの位置を制御する、条項1から16に記載の載貨カルーセル。
条項18.制御システムが旋回コンベヤの動作を制御するためのユーザインタフェースを備え、ユーザインタフェースが客室内でアクセス可能である、条項17に記載の載貨カルーセル。
条項19.記制御システムが、旋回コンベヤを運転して乗客が貨物を取り出す位置まで回転させるために乗客の乗客識別情報をスキャンするスキャナを含む、条項17または18に記載の載貨カルーセル。
条項20.旋回コンベヤは、旋回コンベヤが胴体と少なくとも1つの乗客席との間に配置されるように、乗客席列と同一線上に配置されるように構成される、条項1から19に記載の載貨カルーセル。
条項21.旋回コンベヤは、少なくとも1つの載貨区画室が乗客席の側面に沿って配置され、少なくとも1つの載貨区画室が乗客席の上方に垂直に配置され、かつ少なくとも1つの載貨区画室が乗客席の下方に垂直に配置されるように、航空機内に配置されるように構成される、条項1から20に記載の載貨カルーセル。
条項22.航空機内の貨物を積み込む方法であって、
貨物を航空機の客室内に移動させるステップと、
貨物を開口部から旋回載貨カルーセル内に配置するステップと、
貨物を積み込むために旋回載貨カルーセルを回転させるステップと
を含む方法。
条項23.貨物を出すために旋回載貨カルーセルを回転させるステップと、
貨物を旋回載貨カルーセルから開口部を通って取り出すステップと、
貨物を航空機の客室から取り出すステップと
をさらに含む、条項22に記載の方法。
条項24.異なる貨物を載貨カルーセルの異なる載貨区画室内に配置するために、旋回載貨カルーセルの位置を制御するよう制御システムを動作するステップをさらに含む、条項22または23に記載の方法。
条項25.前記制御システムを動作するステップが、旋回載貨カルーセルの位置決めを制御するために、開口部でまたはその付近で乗客の搭乗券をスキャンするステップを含む、条項24に記載の方法。
条項26.前記旋回載貨カルーセルを回転させるステップが、航空機の胴体の側壁に沿った円弧形状の経路を通って貨物を回転させるステップを含む、条項22から25に記載の方法。
条項27.前記旋回載貨カルーセルを回転させるステップが、航空機の上部クラウン内にまで貨物を回転させるステップを含む、条項22から26に記載の方法。
条項28.前記旋回載貨カルーセルを回転させるステップが、航空機の下部ローブ内にまで貨物を回転させるステップを含む、条項22から27に記載の方法。
条項29.前記旋回載貨カルーセルを回転させるステップが、航空機の胴体の周りの連続360°ループを通って貨物を回転させるステップを含む、条項22から28に記載の方法。
条項30.前記旋回載貨カルーセルを回転させるステップが、航空機の客室床を通って貨物を回転させることを含む、条項22から29に記載の方法。
条項31.前記貨物を旋回載貨カルーセル内に配置するステップが、貨物を載貨カルーセルの専用載貨区画室内に配置するステップを含み、載貨区画室が載貨カルーセルと共に回転可能である、条項22から30に記載の方法。
上記説明は例示するためのものであり、限定するものではないことを理解すべきである。例えば、上述した諸実施形態(および/またはそれらの態様)は、互いに組み合わせて使用されてもよい。加えて、特定の状況または材料を種々の実施形態の教示に適合させるために多くの修正がなされ得る。寸法、材料のタイプ、種々の構成要素の方向、ならびに本明細書に記載されている種々の構成要素の数および位置は、ある実施形態のパラメータを定義するためのものであり、決して限定するものではなく、単なる例示的な実施形態である。特許請求の範囲の精神および範囲内にある他の多くの実施形態および修正形態が、当業者には上記説明を再検討したときに明らかになるであろう。したがって、種々の実施形態の範囲は、添付の特許請求の範囲を、かかる特許請求の範囲に属する同等物の全範囲とともに参照して決定されるべきである。添付の特許請求の範囲において、「含む(including)」および「in which」という用語は、それぞれ「備える(comprising)」および「wherein」という用語に相当する平易な英語として使用される。さらに、下記の特許請求の範囲において、「第1の(first)」、「第2の(second)」、および「第3の(third)」などの用語は単にラベルとして使用され、それらの対象物に数値的要件を課すためのものではない。さらに、下記の特許請求の範囲の制限は、ミーンズプラスファンクション形式(means-plus-function format)では書かれず、このような特許請求の範囲の制限が明確に「〜の手段(means for)」という語句を使用し、続いてさらなる構造のない機能に言及するまで、米国特許法第112条(f)に基づいて解釈されるものではない。
100 航空機
102 胴体
104 客室
106 上部クラウン
108 下部ローブ
110 載貨カルーセル
112 客室床
114 内面
116 設置面積
120 旋回コンベヤ
122 内輪
124 外輪
126 ライニング
128 側壁
130 側壁
132 内半径
134 外半径
136 通路
140 軌道
142 ローラー
150 制御システム
152 アクチュエータ
154 スキャナ
156 ユーザインタフェース
158 貨物
160 載貨区画室
162 区画室壁
164 入口
166 隔壁
168 扉
170 載貨区画室
172 区画室壁
174 標準調理室用コンテナ
176 取付けブラケット
178 底部
180 扉
182 隔壁
184 後部調理室
186 後部トイレ
188 荷積みベイ
210 載貨カルーセル
212 環状セグメント
214 環状セグメント
220 旋回コンベヤ
222 セグメント
224 側壁
226 セグメント
228 側壁
230 下端部
232 上端部
234 下端部
236 上端部
240 載貨区画室
242 載貨区画室

Claims (15)

  1. 航空機(100)内の貨物(158)を扱うための載貨カルーセル(110、210)であって、
    前記航空機の客室(104)に面する内輪(122)および前記内輪の半径方向外側にあって前記航空機の胴体(102)に面する外輪(124)を有する旋回コンベヤ(120、220)であって、前記内輪は第1の円弧経路に沿って延在し、前記外輪は第2の円弧経路に沿って延在し、前記内輪および前記外輪は前記航空機内で回転可能である、旋回コンベヤ(120、220)と
    前記旋回コンベヤに関連する載貨区画室(160、170、240、242)であって、前記載貨区画室が前記貨物を受け入れるように構成され、前記載貨区画室が前記航空機内で回転可能である、載貨区画室(160、170、240、242)と、
    を備え、
    前記旋回コンベヤが、前記航空機内に、前記客室内に部分的にかつ前記航空機の上部クラウン(106)および下部ローブ(108)の少なくとも一方の中に部分的に位置する、載貨カルーセル(110、210)。
  2. 前記旋回コンベヤ(120)が少なくとも部分的に垂直に方向付けられ、前記内輪(122)の内部に通路(136)を画定する、請求項1に記載の載貨カルーセル(110)。
  3. 前記旋回コンベヤ(120)の前記外輪(124)が、前記胴体(102)の側壁半径寸法にほぼ等しい外半径(134)を有する、請求項1または2に記載の載貨カルーセル(110)。
  4. 前記旋回コンベヤ(120)が、前記内輪(122)の内側に開放しており、乗客が前記旋回コンベヤを歩いて通れるように寸法決定される、請求項1から3のいずれか一項に記載の載貨カルーセル(110)。
  5. 前記旋回コンベヤ(120)が連続的であり、前記胴体(102)内で360°旋回するように構成される、または
    前記旋回コンベヤ(220)が不連続であり、前記客室(104)の床(112)の上方に配置され、前記旋回コンベヤが、前記胴体の第1の側壁(224)に沿った第1のセグメント(220)と前記胴体の前記第1の側壁とは反対側の第2の側壁(228)に沿った第2のセグメント(226)とを含み、前記第1のセグメントおよび前記第2のセグメントが円弧形状であり、前記第1のセグメントおよび前記第2のセグメントがそれぞれ、前記床付近に下端部(230、234)を有し、前記上部クラウン(106)内に上端部(232、236)を有し、前記第1のセグメントの前記上端部および前記第2のセグメントの前記上端部が互いに向かい合う、請求項1から4のいずれか一項に記載の載貨カルーセル(110、210)。
  6. 前記旋回コンベヤ(120)が、前記胴体(102)の第1の側壁(128)でまたは前記第1の側壁(128)付近で前記客室(104)の床(112)を挿通し、前記胴体の前記第1の側壁とは反対側の第2の側壁(130)でまたは前記第2の側壁(130)付近で前記客室(104)の床(112)を挿通する、請求項1から5のいずれか一項に記載の載貨カルーセル(110)。
  7. 前記客室(104)に面する前記旋回コンベヤ(120)の内側を覆うライニング(126)をさらに備え、前記ライニングが、前記載貨区画室(160、170)へのアクセスを提供する閉鎖可能な開口部を有し、前記載貨区画室が、前記閉鎖可能な開口部から前記貨物(158)を受け入れるように構成される、請求項1から6のいずれか一項に記載の載貨カルーセル(110)。
  8. 前記旋回コンベヤ(120)が前記上部クラウン(106)と前記下部ローブ(108)の両方の中に設けられ、前記載貨区画室(160、170)が前記客室(104)から前記上部クラウン内にまで回転でき、前記客室から前記下部ローブ内にまで回転できるように、前記旋回コンベヤが回転可能である、請求項1から7のいずれか一項に記載の載貨カルーセル(110)。
  9. 前記載貨区画室(170)が前記旋回コンベヤ(120)に取り付けられ、前記旋回コンベヤと共に移動可能であり、前記載貨区画室が前記旋回コンベヤに対して回転可能である、請求項1から8のいずれか一項に記載の載貨カルーセル(110)。
  10. 前記載貨区画室(160、170)が底壁を含む複数の区画室壁(162、172)を含み、前記載貨区画室は、前記旋回コンベヤおよび前記載貨区画室が前記胴体(102)の周りを回転する場合に前記底壁が前記載貨区画室の底部(178)にとどまるように、前記旋回コンベヤ(120)にヒンジ式に連結される、請求項1から9のいずれか一項に記載の載貨カルーセル(110)。
  11. 前記載貨区画室(160、170)が、航空機の標準サイズの持ち込み手荷物を受け入れるように、または航空機の標準調理室用コンテナ(174)を受け入れるようにサイズ、形状、および寸法を定められる、請求項1から10のいずれか一項に記載の載貨カルーセル(110)。
  12. 前記載貨区画室(170)が前記航空機(100)の前記下部ローブ(108)内で荷積みまたは荷降ろしをされるように構成され、かつ前記航空機の前記客室(104)内で荷積みまたは荷降ろしをされるように構成される、請求項1から11のいずれか一項に記載の載貨カルーセル(110)。
  13. 前記旋回コンベヤ(120)に操作可能に連結された制御システム(150)をさらに備え、前記制御システムが前記旋回コンベヤを回転させるアクチュエータ(152)を有し、前記制御システムが前記胴体(102)に対する前記旋回コンベヤの位置を制御する、請求項1から12のいずれか一項に記載の載貨カルーセル(110)であって、
    前記制御システムが前記旋回コンベヤの動作を制御するためのユーザインタフェース(156)を備え、前記ユーザインタフェースが前記客室(104)内でアクセス可能であり、
    前記制御システムが、前記旋回コンベヤを運転して乗客が前記貨物(158)を取り出す位置まで回転させるために乗客の乗客識別情報をスキャンするスキャナ(154)を備える、請求項1〜12のいずれか一項に記載の載貨カルーセル(110)。
  14. 前記旋回コンベヤ(120)は、前記旋回コンベヤが前記胴体(102)と少なくとも1つの乗客席との間に配置されるように、乗客席列と同一線上に配置されるように構成される、請求項1から13のいずれか一項に記載の載貨カルーセル(110)。
  15. 前記旋回コンベヤ(120)は、少なくとも1つの載貨区画室(160)が乗客席の側面に沿って配置され、少なくとも1つの載貨区画室が乗客席の上方に垂直に配置され、かつ少なくとも1つの載貨区画室が乗客席の下方に垂直に配置されるように、前記航空機(100)内に配置されるように構成される、請求項1から14のいずれか一項に記載の載貨カルーセル(110)。
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