JP6779834B2 - センサデータセットの出力を制御する装置、システム及び方法 - Google Patents

センサデータセットの出力を制御する装置、システム及び方法 Download PDF

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Description

本発明は、概して、データの出力制御に関し、具体的には、センサデータセットの出力制御に関する。
通常、プラントは安定して正常に稼働することが求められる。そのため、プラントにおける複数の監視対象(典型的には複数の機器)に複数のセンサを設け、複数のセンサのセンサデータセットを収集し、収集されたセンサデータセットを基に異常予兆を行う技術が知られている。異常予兆に関する技術としては、例えば特許文献1に開示の技術が知られている。
なお、本明細書において、「データセット」とは、1以上のデータ要素から成るデータ(論理的な電子データの塊)を意味し、例えば、レコード、ファイル、キーバリューペア及びタプルのうちのいずれでもよい。「センサデータセット」は、センサの測定値(センサにより測定された値)を含んだデータセットである。
特開2015−018389号公報
近年、センサの小型化、低消費電力化及び低コスト化のうちの少なくとも1つが進んでいるため、プラントにおける1以上の監視対象(例えば機械)の複数の監視対象要素(例えば、モータやコンプレッサといった機器)に設けられるセンサは増える傾向にある。センサが多いと、送受信されるセンサデータセットの量は膨大である。このため、例えば、下記のうちの少なくとも1つの課題がある。
・送信装置と受信装置との間のネットワークの帯域が圧迫される。送信装置は、監視対象要素(又は監視対象要素のセンサ)に内蔵又は外付けされ、センサデータセットを送信する。
・受信装置と外部装置との間のネットワークの帯域が圧迫される。外部装置は、複数の監視対象の複数の送信装置から複数のセンサデータセットを受信した受信装置からの複数のセンサデータセットの出力先の一例である。
・センサデータセットの格納先のストレージ装置に大きな記憶容量が必要である。
・センサデータセットを用いた処理を実行する計算機システム(例えばサーバ)の処理負荷及び運用コストのうちの少なくとも1つが高い。
出力されるセンサデータセットの量が膨大であるとの課題は、監視対象がプラント以外の場所(例えば施設)に存在する場合についても、あり得る。
出力制御装置(例えば受信装置)が、センサの1又は複数の測定値をそれぞれ含んだ1又は複数のセンサデータセットであるセンサデータセット群のうち、1又は複数の測定値の取得とセンサデータセットの出力とのうちの少なくとも1つの動作の付帯状況であって抽出ルールに適合する付帯状況に関連したセンサデータセットを抽出する。出力制御装置が、当該センサデータセット群のうちの抽出されたセンサデータセットを出力先に出力する。
本発明によれば、出力されるセンサデータセットの量を適切に削減することができる。
本発明の一実施形態の概要を示す。 実施形態に係るコンセントレータを含むシステム全体の構成の概要を示す。 実施形態に係るシステムの論理構成を示す。 監視対象要素、コンセントレータ及びサーバの物理構成を示す。 システム全体での処理の流れの一例を示す。 抽出ルール変更処理の流れを示す。 第1の抽出ルールの一例を示す。 第2の抽出ルールの一例を示す。 第3の抽出ルールの一例を示す。 第4の抽出ルールの一例を示す。 第5の抽出ルールの一例を示す。
以下の説明では、「インターフェース部」は、1以上のインターフェースデバイスである。1以上のインターフェースデバイスは、1以上の同種のインターフェースデバイス(例えば1以上のNIC(Network Interface Card))であってもよいし2以上の異種のインターフェースデバイス(例えばNICとHBA(Host Bus Adapter))であってもよい。
また、以下の説明では、「記憶部」は、1以上のメモリである。記憶部に関して少なくとも1つのメモリは、揮発性メモリでよい。記憶部は、主に、プロセッサ部による処理の際に使用される。記憶部は、更に、1以上の不揮発性記憶デバイス(例えばHDD(Hard Disk Drive)又はSSD(Solid State Drive))を含んでもよい。
また、以下の説明では、「プロセッサ部」は、1以上のプロセッサである。少なくとも1つのプロセッサは、典型的には、CPU(Central Processing Unit)のようなマイクロプロセッサである。1以上のプロセッサの各々は、シングルコアでもよいしマルチコアでもよい。プロセッサは、処理の一部または全部を行うハードウェア回路を含んでもよい。
また、以下の説明では、「abcd部」の表現にて機能を説明することがあるが(インターフェース部、記憶部及びプロセッサ部を除く)、機能は、1以上のコンピュータプログラムがプロセッサ部によって実行されることで実現されてもよいし、1以上のハードウェア回路(例えばFPGA(Field-Programmable Gate Array)又はASIC(Application Specific Integrated Circuit))によって実現されてもよい。機能がプロセッサ部によって実現される場合、定められた処理が、適宜に記憶部(例えばメモリ)及び/又はインターフェース部(例えば通信ポート)等を用いながら行われるため、機能はプロセッサ部の少なくとも一部とされてもよい。機能を主語として説明された処理は、プロセッサ部又はそのプロセッサ部を有する装置が行う処理としてもよい。また、プロセッサ部は、処理の一部又は全部を行うハードウェア回路を含んでもよい。プログラムは、プログラムソースからプロセッサにインストールされてもよい。プログラムソースは、例えば、プログラム配布計算機又は計算機が読み取り可能な記録媒体(例えば非一時的な記録媒体)であってもよい。各機能の説明は一例であり、複数の機能が1つの機能にまとめられたり、1つの機能が複数の機能に分割されたりしてもよい。
また、以下の説明では、「計算機システム」は、1以上の計算機でよい。少なくとも1つの計算機は、汎用計算機でよい。例えば、少なくとも1つの物理的な計算機が、仮想的な計算機(例えばVM(Virtual Machine))を実行してもよいし、SDx(Software-Defined anything)を実行してもよい。SDxとしては、例えば、SDS(Software Defined Storage)(仮想的なストレージ装置の一例)又はSDDC(Software-defined Datacenter)を採用することができる。
また、以下の説明では、同種の要素を区別しないで説明する場合には、参照符号のうちの共通符号を使用し、同種の要素を区別する場合は、参照符号を使用することがある。
図1は、本発明の一実施形態の概要を示す。
センサデータセットを収集する主な目的は、異常予兆といった分析(例えば監視)に使用することにある。このため、センサデータセットは、正確性が高いことが望まれる。
言い換えれば、正確性の低いと考えられるセンサデータセットは、不要であると考えることができる。
出力されるセンサデータセットの量を減らす方法として、2以上のセンサデータセットに含まれる2以上の測定値を1つの測定値に集約し(例えば、最大、最小又は中央の測定値を採用し)、その1つの測定値を含んだ1つのセンサデータセットを出力対象とする方法が考えられる。
しかし、その方法では、上述した正確性の低いと考えられるセンサデータセット内の測定値も使用されるため、分析の精度が低下してしまうおそれがある。
そこで、本実施形態では、次の点に基づき、抽出ルールが用意される。抽出ルールは、正確性が高いと考えられるセンサデータセットに関するリソース状況の条件が定義された
・センサデータセットが、1以上のリソース(例えば、メモリやプロセッサといった計算リソース)の稼働によって出力される。また、その1以上のリソースの少なくとも1つは、センサデータセットの出力以外の所定の処理(例えば、センサデータ出力のタスク以外のタスク)を実行するようになっている。
・そのため、センサデータセット内の測定値の測定時刻に対応した時刻でのリソース状況が好ましくないと、当該センサデータセットの正確性が低いと考えられる。なお、「測定時刻に対応した時刻」とは、例えば、測定時刻(測定値を取得する時刻)と実質的に同じ時刻(例えば、同じ時刻、又は、測定値を取得することを契機としてタイマから取得された時刻)である。
本実施形態に係る出力制御装置は、抽出部151と出力制御部153とを有する。抽出部151は、センサデータセット群のうち、抽出ルールに適合する付帯状況に関連付いたセンサデータセットを抽出する。「センサデータセット群」は、センサ101の1又は複数の測定値をそれぞれ含んだ1又は複数のセンサデータセットである。「付帯状況」は、センサ101の1又は複数の測定値の取得とセンサデータセットの出力とのうちの少なくとも1つの動作についての付帯的な状況である。出力制御部153は、抽出されたセンサデータセットを出力先に出力する。
言い換えれば、抽出ルールに適合しない付帯状況に関連付いたセンサデータセットが、出力対象から除外される(間引かれる)。このため、後述するように、各抽出ルールは、別の観点からすれば、除外ルールと言うこともできる。つまり、抽出ルールに適合しないということは、除外ルールに適合したと言うことができる。なお、本実施形態において、「付帯状況」は、監視対象要素103についての1以上のリソースのリソース状況と、監視対象要素103を含む監視対象301、監視対象要素103、又は当該監視対象要素103の送信装置105の環境状況とのうちの少なくとも1つである。複数の監視対象要素103の各々について、1以上のリソースは、当該監視対象要素103のリソースと当該監視対象要素103についての送信装置105のリソースとのうちの少なくとも1つを含む。「リソース」は、CPUやメモリといった物理的なリソース、及びまたは、ファイルハンドルやTCP(Transmission Control Protocol)ポートといった論理的なリソースでよい。
本実施形態に係るシステムの一例として、図1に例示のシステムがある。当該システムは、1以上の監視対象301、複数(又は1つ)の監視対象要素103、複数のセンサ101、複数(又は1つ)の送信装置105、1つ(又は複数)の受信装置107、1つ(又は複数)の外部装置163、及び1つ(又は複数)の監視端末161を有する。監視対象301は、例えば、機械又は設備(例えば、発電設備又は水処理設備)であり、監視対象要素103は、監視対象301の構成要素としての機器(例えば、コンプレッサ、モータ、ポンプ又はタービン)である。1つの監視対象要素103について1以上のセンサ101が設けられる。各センサ101は、監視対象要素103に内蔵又は外付けされ、所定の測定項目についての測定値(例えば、温度、湿度、回転数、加速度、振動数又はガス濃度)を取得する。送信装置105は、監視対象要素103(又はセンサ101)に内蔵又は外付けされ、測定値を含んだデータセットであるセンサデータセットを受信装置107に送信する。受信装置107は、センサデータセットを複数の送信装置105から受信する。監視対象要素103と送信装置105は、いずれも、1:1、1:N(Nは2以上の整数)、M:1(Mは2以上の整数)、及び、M:Nのいずれの関係でもよい。
受信装置107及び外部装置163の少なくとも1つが、分析部157を有してよい。分析部157は、監視端末161(例えば分析者が使用するクライアント端末)からネットワーク181Cを介して受けた要求に応答して(又は当該要求を受けること無く自発的に)、受信装置107内のストレージ装置155、又は、受信装置107の外部装置163に蓄積されている1以上のセンサデータセットを基に分析(例えば、異常予兆の有無の判断)を行う。記憶部の少なくとも一部(例えばストレージ装置155)及び外部装置163のうちの少なくとも1つが出力先の一例である。なお、ネットワーク181A、181B及び181Cのうちの少なくとも2つが同じネットワークでもよい。
本実施形態に係る出力制御装置は、監視対象要素103、送信装置105及び受信装置107のうちの少なくとも1つである。具体的には、例えば、下記(構成A)及び(構成B)のうちのいずれの構成も採用可能である。
(構成A)少なくとも1つの送信装置105が、抽出ルール149、抽出部151及び出力制御部153を有する。この構成であれば、その送信装置105から受信装置107へ送信するセンサデータセットの量を削減することができる。このため、送信装置105と受信装置107間のネットワーク181Aの帯域幅の消費を削減することが期待できる。また、受信装置107が受信するセンサデータセットの量が削減されているため、受信装置107と外部装置163(出力先の一例)間のネットワーク181Bの帯域幅の消費を削減すること、及び、ストレージ装置155の容量を削減することのうちの少なくとも1つが期待できる。また、例えば、少なくとも1つの送信装置105が無線でセンサデータセットを送信するようになっていて、且つ、一定期間に送信可能なデータ量に上限がある環境(例えば、そのデータ量を超えると通信速度が低くなる環境)が採用されている場合、一定期間に送信されるセンサデータセットの量が送信可能なデータ量の上限に達する可能性を低減することが期待できる。なお、(構成A)では、センサデータセットの出力に関わる1以上のリソースは、当該監視対象要素103のリソースと当該監視対象要素103の送信装置105のリソースとのうちの少なくとも1つを含んでよい。
(構成B)少なくとも1つの監視対象要素103が、抽出ルール149、抽出部151及び出力制御部153を有する。この構成であれば、(構成A)と実質的に同じ効果を奏することができる。
(構成C)受信装置107が、抽出ルール149、抽出部151及び出力制御部153を有する。この構成であれば、受信装置107と外部装置163間のネットワーク181Bの帯域幅の消費を削減すること、及び、ストレージ装置155の容量を削減することのうちの少なくとも1つが期待できる。なお、(構成C)でも、センサデータセットの出力に関わる1以上のリソースは、当該監視対象要素103のリソースと当該監視対象要素103の送信装置105のリソースとのうちの少なくとも1つを含む。具体的には、例えば、監視対象要素103又は送信装置105が、付帯データセット群を、送信対象のセンサデータセット群に関連付け、受信装置107が、付帯データセット群が関連付けられているセンサデータセット群を受信する。「センサデータセット群」とは、1又は複数のセンサデータセットである。「付帯データセット群」とは、1又は複数の付帯データセットである。「付帯データセット」とは、付帯状況(例えば、センサデータセットの出力に関わる1以上のリソースのリソース状況)を表す情報を含んだデータセットであり、そのセンサデータセットに関連付けられる。なお、付帯データセットは、リソース状況を表す情報の他に、監視対象301、監視対象要素103及び送信装置150のうちの少なくとも1つに関する環境状況(例えば、温度、監視対象要素の電源が投入されているか否か)を示す情報を含んでもよい。また、(構成C)では、1以上のリソースは、監視対象要素103のリソース及び送信装置105のリソースのうちの少なくとも1つに代えて又は加えて、受信装置107内のリソースを含んでよい。具体的には、例えば、出力制御部153が、出力先へのセンサデータセットにタイムスタンプを付加して出力するようになっていて、抽出部151が、受信装置107内のリソースについてのリソース状況が抽出ルール149に適合するセンサデータセットを抽出してもよい(受信装置107内のリソースについてのリソース状況が抽出ルール149に適合しないセンサデータセットを抽出しないでよい)。(構成C)では、例えば、受信装置107から出力されるセンサデータセットに、付帯データセットが関連付けられていてもよく、受信装置107内の出力制御部153は、その付帯データセットに、受信装置107のリソース状況及び環境状況のうちの少なくとも1つに関する情報(例えば、受信装置107内の温度を示す情報)を含めてもよい。
(構成A)〜(構成C)の2以上が組み合わされてよい。例えば、(構成A)と(構成C)の組合せでは、受信装置107は、抽出ルール149、抽出部151及び出力制御部153を有する送信装置105からは、その送信装置105内での抽出ルール149に適合したセンサデータセットを受信する(その抽出ルール149に適合しないセンサデータセットは送信されない)。また、受信装置107は、抽出ルール149、抽出部151及び出力制御部153を有しない送信装置105から、センサデータセットを受信し、受信装置107内の抽出部151が、抽出ルール149に適合する付帯データセットが関連付いたセンサデータセットを抽出する。
(構成A)〜(構成C)のうちの1以上の構成において、センサデータセットの出力に関わる1以上のリソースは、抽出部151及び出力制御部153の少なくとも1つを実現するリソースを含んでよい。
以下、本実施形態の詳細の一例を説明する。以下の説明では、本実施形態に係る出力制御装置が適用された受信装置107の一例が、コンセントレータであるが、コンセントレータに代えて計算機システムが採用されてもよい。また、以下の説明では、(構成C)が採用される。また、以下の実施形態において、コンセントレータは、例えば計算機であり、複数の送信元から複数のデータセットを受信し、出力先に出力する一般的な機能に加えて、上述した抽出部151及び出力制御部153といった機能、すなわち、抽出ルールに適合するリソース状況に関連付いたセンサデータセットを複数のセンサデータセットから抽出する機能、及び、その複数のセンサデータセットのうち抽出されたセンサデータセットを出力先に出力する機能を有する装置である。
図2は、本実施形態に係るコンセントレータを含むシステム全体の構成の概要を示す。
プラント201には、複数の監視対象要素103としての複数の機器が設けられている。複数の機器は、例えば、コンプレッサ103C、モータ103M、ポンプ(無線でセンサデータセットを送信する無線センサを内蔵しているポンプ)103P及びタービン(無線通信装置を内蔵しているタービン)103Tがある。また、例えば、コンプレッサ103C及びモータ103Mにはそれぞれ無線通信装置105C及び105Mが関連付けられている。
また、コンセントレータ202が設けられる。コンセントレータ202が、本実施形態に係る出力制御装置が適用された受信装置107の一例である。コンセントレータ202は、例えばプラント201内に設けられる。コンセントレータ202は、複数の監視対象要素103の複数の送信装置105の各々から、付帯データセット群が関連付けられたセンサデータセット群を受信する。コンセントレータ202は、複数のセンサデータセットのうち、抽出ルール149に適合した付帯データセットが関連付けられているセンサデータセットを、サーバ203に出力する。サーバ203は、出力先としての計算機システムの一例である。
本実施形態に係るシステムで行われる処理の流れは、例えば下記の通りである。
(S1)プラント201で動作している設備の複数の監視対象要素103の各々について、当該監視対象要素103の送信装置105が、当該監視対象要素103のセンサ101から測定値(例えば、振動数、回転数又は加速度)を取得し、取得した測定値を含んだセンサデータセットに、当該監視対象要素103のリソース又は当該送信装置105のリソースのリソース状況を表す付帯データセットを関連付ける。1以上のリソースのリソース状況は、1以上のリソースに関する1以上のメトリック項目についての1以上のメトリック値(例えば、CPU使用率、メモリ占有率、CPU又はメモリの温度、振動数及び放射線量のうちの少なくとも1つ)である。センサデータセットに含まれる測定値の測定時刻と、そのセンサデータセットに関連付けられる付帯データセットが表すリソース状況(メトリック値)を取得した時刻は、実質的に同じである。センサデータセットが測定時刻を含んでいてもよいし、付帯データセットがリソース状況の取得時刻を含んでいてもよい。これにより、時系列の測定値及びリソース状況を得ることができる。なお、付帯データセットは、上述したように、更に、監視対象310、監視対象要素103及び送信装置150のうちの少なくとも1つに関する環境状況(例えば、温度、監視対象要素の電源が投入されているか否か)を示す情報を含んでもよい。
(S2)複数の監視対象要素103の各々について、当該監視対象要素103の送信装置105が、付帯データセットが関連付いたセンサデータセットを、コンセントレータ202へ送信する。
(S3)コンセントレータ202が、複数の監視対象要素103の複数の送信装置105の各々から、付帯データセットが関連付けられたセンサデータセットを受信し蓄積する。コンセントレータ202が、蓄積されているセンサデータセットのうち、抽出ルール149に適合する付帯データセットが関連付いているセンサデータセットを抽出する。
(S4)コンセントレータ202が、抽出されたセンサデータセットを、有線又は無線で、サーバ203へ送信する。
(S5)サーバ203が、監視端末161(分析者)からの要求に応答して(又はその要求無しに)、サーバ203に蓄積されているセンサデータセットを基に、異常予兆の有無の判断を実行する。
本実施形態によれば、センサデータセットの出力に関わる1以上のリソースについて適切なリソース状況の条件が定義された抽出ルール149が用意される。抽出ルール149に適合する付帯データセットが関連付けられたセンサデータセットが、抽出されてサーバ203に送信され、抽出ルール149に適合しない付帯データセットが関連付けられたセンサデータセットは、サーバ203に送信されない。すなわち、コンセントレータ202からサーバ203へ送信されるいずれのセンサデータセットも、正確性の高いセンサデータセットであることが期待できる。これにより、コンセントレータ202からサーバ203へ送信されるセンサデータセットの量が適切に削減される。結果として、コンセントレータ202とサーバ203間のネットワーク181Bの帯域幅の消費を削減することができる。また、異常予兆の有無の判断といった分析を実行するサーバ203の処理負荷と運用コストの増大を抑制することができる。また、分析の結果の正確性が高まることも期待できる。
図3は、本実施形態に係るシステムの論理構成を示す。
プラント201における複数の監視対象301A、301B及び301Cが、例えば、コンプレッサ103C、モータ103M、ポンプ103P及びタービン103Tといった複数の監視対象要素103を有する。コンプレッサ103Cには、センサ101C及び無線通信装置105Cが設けられている。モータ103Mには、センサ101M及び無線通信装置105Mが設けられている。ポンプ103Pは、無線センサ101Pを内蔵している。無線センサ101Pは、無線通信機能105Pを有する。タービン103Tは、センサ101T及び無線通信装置105Tを内蔵している。
無線通信装置105C及び105M、無線センサ101P内の無線通信機能105P、及び、無線通信装置105Tの各々は、送信装置105の一例であり、同様の処理を行う。例えば、無線通信装置105Cが、センサ101Cによる測定値と測定値が取得された測定時刻とを含んだセンサデータセットに、当該測定値の取得に関わるリソースについて当該測定時刻と実質的に同じ時刻で取得されたメトリック値を含んだ付帯データセットを関連付け、付帯データセットが関連付いたセンサデータセットをコンセントレータ202に送信する。当該リソースは、無線通信装置105C内のリソースであってもよいし、コンプレッサ103C内のリソースでもよい。
コンセントレータ202は、データ受信部31、データ蓄積部302、抽出部151、出力制御部153、ルール送受信部307、ルール蓄積部305及びルール適用部304を有する。
データ受信部31は、付帯データセットが関連付けられたセンサデータセットを受信し、受信したセンサデータセットをデータ蓄積部302に蓄積する。データ蓄積部302には、センサデータセットが蓄積される。抽出部151が、蓄積されているセンサデータセット群(1以上のセンサデータセット)のうち、抽出ルール149に適合した付帯データセットが関連付いているセンサデータセットを抽出する。出力制御部153は、抽出されたセンサデータセットをサーバ203に送信する。なお、その際、出力制御部153は、そのセンサデータセットに関連付いている付帯データセットを除去する、及び、送信するセンサデータセットに、そのセンサデータセットが抽出された理由のような注釈を示す注釈情報を関連付ける、のうちの少なくとも1つを行ってもよい。
ルール送受信部307は、ルール蓄積部305に蓄積されている抽出ルール149をサーバに送信したり、蓄積対象の抽出ルール149(例えば、更新後の抽出ルール149)をサーバから受信しルール蓄積部305に蓄積したりする。ルール蓄積部305には、受信された抽出ルール149が蓄積される。ルール適用部304は、蓄積された抽出ルール149のうちの適用対象の抽出ルール149を抽出部151に適用する。このように、各抽出ルール149は、監視端末161のアクセス先であるサーバ203を経由してコンセントレータ202に入力される。ルール適用部304は、単位時間当たりに出力されるセンサデータセットの量と、当該単位時間当たりに出力される1以上のセンサデータセット内の1以上の測定値とのうちの少なくとも1つが所定の条件を満たす場合、ルール蓄積部305内の抽出ルール149を変更するルール変更手段の一例としても機能できる。サーバ203は、コンセントレータ202にとってセンサデータセットの送信先として通信可能な外部装置163である。元から通信可能なサーバ203経由で抽出ルール149が入力されるので、抽出ルール149の入力元として新たな装置に関する情報をコンセントレータ202に設定する必要が無い。
サーバ203は、データ受信部311、データ蓄積部312、分析部157、ルール入力部313及びルール送受信部314を有する。
データ受信部311は、コンセントレータ202からセンサデータセットを受信し、受信したセンサデータセットをデータ蓄積部312に蓄積する。データ蓄積部312には、センサデータセットが蓄積される。データ蓄積部312内のセンサデータセットを、監視端末161が参照可能である。分析部157は、監視端末161からの要求に応答して、データ蓄積部312内のセンサデータセットを用いて異常予兆の有無の判断といった分析を行い、分析結果を監視端末161に表示する。
ルール入力部313は、監視端末161からの要求に応答して、ルール送受信部314経由でルール蓄積部305に蓄積されている抽出ルール149を取得し、取得した抽出ルール149を監視端末161に表示する。また、ルール入力部313は、蓄積対象の抽出ルール149を監視端末161から受けて、受けた抽出ルール149をルール送受信部314経由でコンセントレータ202に送信する。
図4は、監視対象要素103、コンセントレータ202及びサーバ203の物理構成を示す。
監視対象要素103の一例として、図4には、監視対象301Aに設けられているコンプレッサ103Cが示されている。コンプレッサ103Cは、センサ(例えば加速度センサ)101Cを内蔵している。また、コンプレッサ103Cは、複数のリソースとして、例えば、I/O(Input/Output)デバイス414、メモリ411及びそれらに接続されたCPU412を有する。I/Oデバイス414に、無線通信装置105Cが接続される。メモリ411が、CPU412により実行されるOS(Operating System)401及び制御プログラム402を記憶する。OS401及び制御プログラム402を実行するCPU412が、センサ101Cから所定の測定時刻での測定値を取得すること、CPU412のような所定のリソースについて当該測定時刻と実質的に同じ時刻のメトリック値(リソース状況)を取得すること、取得したメトリック値を含んだ付帯データセットを、所定の測定時刻と当該測定時刻で取得した測定値とを含んだセンサデータセットに関連付けること、及び、付帯データセットが関連付いたセンサデータセットを無線通信装置105C経由でコンセントレータ202に送信すること、を実行する。
コンセントレータ202は、複数のリソースとして、例えば、通信装置421A及び421B、ストレージ装置155、I/Oデバイス425、メモリ422及びCPU423を有する。I/Oデバイス425に、通信装置421A及び421B、及び、ストレージ装置155が接続される。I/Oデバイス425及びメモリ422にCPU423が接続される。通信装置421A及び421Bは、インターフェース部の一例である。ストレージ装置155及びメモリ422は、記憶部の一例である。CPU423は、プロセッサ部の一例である。メモリ422は、CPU423により実行されるOS443、抽出プログラム441及び通信制御プログラム442を記憶する。メモリ422、CPU423及び通信装置421Aによりデータ受信部31が実現される。メモリ422、CPU423及び通信装置421Bにより出力制御部153及びルール送受信部307が実現される。メモリ422及びストレージ装置155の少なくとも1つによりデータ蓄積部302及びルール蓄積部305が実現される。メモリ422及びCPU423により抽出部151が実現される。
通信装置421Aは、複数の監視対象要素103の複数の送信装置105の各々から無線でセンサデータセットを受信する。通信装置421Bが、抽出されたセンサデータセットをサーバ203に送信する。また、通信装置421Bが、サーバ203から抽出ルール149を受信する。抽出プログラム441が、抽出部151に関わる。通信制御プログラム442が、データ受信部31、出力制御部153、ルール送受信部307及びルール適用部304304に関わる。
サーバ203は、複数のリソースとして、例えば、通信装置431、ストレージ装置434、I/Oデバイス435、メモリ432及びCPU433を有する。I/Oデバイス435に、通信装置431及びストレージ装置434が接続される。I/Oデバイス435及びメモリ432にCPU433が接続される。通信装置431は、インターフェース部の一例である。ストレージ装置434及びメモリ432は、記憶部の一例である。CPU433は、プロセッサ部の一例である。メモリ432は、CPU433により実行されるOS454、ルール制御プログラム451、通信制御プログラム452及び分析プログラム453を記憶する。メモリ432、CPU433及び通信装置431によりデータ受信部311及びルール送受信部314が実現される。メモリ432及びストレージ装置434の少なくとも1つによりデータ蓄積部312が実現される。メモリ432及びCPU433により分析部157及びルール入力部313が実現される。
通信装置431は、コンセントレータ202からセンサデータセットを受信したり、監視端末161に抽出ルール149及びセンサデータセットの少なくとも1つを送信したり、監視端末161から抽出ルール149を受信したりする。ルール制御プログラム451が、ルール入力部313に関わる。通信制御プログラム452が、データ受信部311及びルール送受信部314に関わる。分析プログラム453が、分析部157に関わる。
典型的には少なくともサーバ203にはOSがあるが、監視対象要素103、コンセントレータ202及びサーバ203のうちの少なくとも1つにおいてOSが無くてもよい。
また、本実施形態では、各監視対象要素103について、監視対象要素103又は送信装置105が、センサデータセットにタイムスタンプ(例えば、測定時刻を示す情報)を関連付けて送信するようになっている。コンセントレータ202(例えば出力制御部153)が、センサデータセットにタイムスタンプを関連付けて送信するようになっていてもよい。監視対象要素103、送信装置105、及びコンセントレータ202のいずれの装置についても、当該装置のリソースの状況(又は環境の状況)が好ましくないと、センサデータセットに関連付いた時刻の正確性が低い可能性がある。その理由の一例は、センサデータセットを取得する機能ブロック(例えばソフトウェア機能ブロック)と、時刻を取得する機能ブロックとが異なっていることである。具体的には、例えば、装置(例えば、コンプレッサ103C)が、OS(例えばOS401)が存在するような高機能な装置であると、当該装置では、センサデータセットを取得するドライバ層と、時刻を取得するプログラムとのように別れる。一般に、プログラムは、OSのスケジューラの上で動作しており、リアルタイム性が高いとはいえない。このため、時刻を取得するプログラムが、タイマへアクセスしたときに、センサデータセットを取得した時刻より遅い時刻を取得してしまうことがある。プリエンティブなマルチタスクを備えるOS(例えばLinux(登録商標))のスケジューラは、別のプロセスにCPUのタイムスライスを渡すことは通常行うが、どのくらい時刻取得遅延がおきるかは、予測することが難しい。このような理由から、リソースの状況が好ましくないと、センサデータセットに関連付いている時刻の正確性が低い可能性がある。故に、好ましくないリソース状況が関連付いたセンサデータセットを出力対象から除外することで、正確性の低い時刻が関連付いたセンサデータセットが分析に使用されることを回避でき、以って、分析精度の向上が期待できる。また、そのようなセンサデータセットが出力されないため、結果として、出力されるセンサデータセットの量が適切に削減されることになる。
図5は、システム全体での処理の流れの一例を示す。
各監視対象要素103について、監視対象要素103又は送信装置105が、センサデータセット(測定値)と付帯データセット(メトリック値)とを取得し、付帯データセットをセンサデータセット(測定値及び測定時刻を含んだデータセット)に関連付け(S501)、送信装置105が、付帯データセットが関連付いたセンサデータセットをコンセントレータ202に送信する(S502)。
コンセントレータ202において、データ受信部31が、付帯データセットが関連付いたセンサデータセットを受信し、そのセンサデータセットを、データ蓄積部302に蓄積する(S503)。
コンセントレータ202において、抽出部151が、抽出ルール149に適合する付帯データセットが関連付いたセンサデータセットをデータ蓄積部302から抽出する(S504)。なお、コンセントレータ202内の所定のリソース(例えば、抽出部151及び出力制御部153のうちの少なくとも1つを実現するリソース)のリソース状況に関する条件も抽出ルール149に定義されていて、コンセントレータ202内の所定のリソースのリソース状況が、その抽出ルール149に適合しない場合には(例えば、CPU423の使用率が、第1の閾値より高い場合には)、抽出部151は、抽出ルール149に適合する付帯データセットが関連付いたセンサデータセットがデータ蓄積部302にあっても、そのセンサデータセットを抽出しないでよい。
コンセントレータ202において、出力制御部153は、抽出されたセンサデータセットをサーバ203に送信する(S505)。なお、その際、出力制御部153は、そのセンサデータセットに関連付いている付帯データセットを除去する、及び、送信するセンサデータセットに、そのセンサデータセットが抽出された理由のような注釈を示す注釈情報を関連付ける、のうちの少なくとも1つを行ってもよい。
サーバ203において、データ受信部311が、センサデータセットをコンセントレータ202から受信し、そのセンサデータセットをデータ蓄積部312に蓄積する(S506)。分析部157は、データ蓄積部312内のセンサデータセットを用いて異常予兆の有無の判断といった分析を行う(S507)。監視端末161が、分析結果をサーバ203から取得する(S508)。
図6は、抽出ルール変更処理の流れを示す。
抽出ルール149は、手動及び自動の少なくとも1つにより変更可能である。
手動による変更の一例は、次の通りである。ルール送受信部307が、抽出ルール149をサーバ203から受信し、その抽出ルール149をルール蓄積部305に蓄積する(S601)。受信した抽出ルール149が既存の抽出ルール149の変更であれば(S602:Yes)、ルール適用部304が、受信した抽出ルール149を既存の抽出ルール149に上書きするルール変更を行い(S603)、変更後の抽出ルール149を、抽出部151が使用する抽出ルールとして適用する(S604)。
自動による変更の一例は、次の通りである。データ受信部31が、センサデータセットを受信し、そのセンサデータセットをデータ蓄積部302に蓄積する(S611)。ルール適用部304は、ルール変更の必要がある場合、具体的には、単位時間当たりに出力されるセンサデータセットの量と、当該単位時間当たりに出力される1以上のセンサデータセット内の1以上の測定値とのうちの少なくとも1つが所定の条件を満たす場合(S612:Yes)、ルール蓄積部305内の抽出ルール149を変更する(S613)。ルール適用部304は、変更後の抽出ルール149を、抽出部151が使用する抽出ルールとして適用する(S614)。
抽出ルール149は、付帯状況に関する条件を含む。以下、抽出ルール149の具体例を説明し、その後に、抽出ルール149の変更の例を説明する。なお、以下に説明する具体例は、リソース状況としてのメトリック値に関する条件を含んだ抽出ルールを例に取るが、抽出ルールは、リソース状況に関する条件に代えて又は加えて、環境状況に関する条件を含んでいてもよい。
抽出ルール149は、所定の単位で(例えば、監視対象要素103毎、又は、監視対象要素103の種類毎に)用意される。少なくとも1つの抽出ルール149は、1以上のメトリック項目のうちの少なくとも1つのメトリック項目について、当該メトリック項目についてのメトリック値が当該メトリック項目に対応した第1の閾値以下及び第2の閾値以上の少なくとも1つに該当することを含む(第2の閾値は、第1の閾値より小さい)。第1の閾値と第2の閾値の両方を採用するか一方を採用するか、メトリック項目を1つとするか複数とするか、センサを1つとするか複数とするか、及び、監視対象を1つとするか複数とするか、のうちの少なくとも1つにより、抽出ルールの構成は様々である。
図7は、第1の抽出ルールの一例を示す。
第1の抽出ルールの概要は、次の通りである。すなわち、第1の抽出ルールは、1以上のメトリック項目のうちの少なくとも1つのメトリック項目について、当該メトリック項目についてのメトリック値が当該メトリック項目に対応した第1の閾値以下に該当するである。
メトリック値が高い場合(例えば、CPU使用率又はメモリ占有率が高い場合)、監視対象が高稼働していてセンサデータセットが正常に取得されていない可能性がある。このため、そのようなセンサデータセットは、正確性は低く、故に、分析に不要とされ除外され、第1の閾値以下のメトリック値が関連付いたセンサデータセットが抽出される。
具体的には、例えば、センサデータセットが、コンプレッサ103Cの加速度センサにより測定された加速度を含んだセンサデータセットであり、そのセンサデータセットに関連付いた付帯データセットは、コンプレッサ103C内のCPU412のCPU使用率をメトリック値として含んだ付帯データセットであるとする。センサデータセットに関する測定時刻と、そのセンサデータセットに関連付けられるリソース状況の計測時刻とは実質的に同一である。このため、センサデータセット及びリソース状況を図7に例示の通り時系列にすることができる。CPU412は、センサデータセットを取得することに加えて、コンプレッサ103Cを制御する。このため、或る時刻について、CPU412のCPU使用率が高いと、当該時刻についてのセンサデータセットの正確性が低い可能性がある。例えば、CPU使用率が高い場合には、その時刻にセンサデータセットを取得できず別の時刻のところでセンサデータセットを取得する可能性もあり、センサデータセットとしては不正データとなる。第1の抽出ルールの具体例によれば、第1の閾値は、90%である。図7の例によれば、CPU使用率が90%以下である時刻(計測時刻)は、t10〜t11、t12〜t13、及び、t14以降である。従って、その時刻に属するセンサデータセットが抽出される。言い換えれば、CPU使用率が90%を超える時刻t11〜t12及びt13〜t14に属するセンサデータセットは除外される。
図8は、第2の抽出ルールの一例を示す。
第2の抽出ルールの概要は、次の通りである。すなわち、第2の抽出ルールは、1以上のメトリック項目のうちの少なくとも1つのメトリック項目について、当該メトリック項目についてのメトリック値が当該メトリック項目に対応した第2の閾値以上に該当するである。
メトリック値が低い場合、監視対象が稼働していないので、その状態でのセンサデータセットは、分析に不要とされ出力対象から除外される。
具体的には、例えば、センサデータセットが、コンプレッサ103Cの加速度センサにより測定された加速度を含んだセンサデータセットであり、そのセンサデータセットに関連付いた付帯データセットは、コンプレッサ103C内のCPU412のCPU使用率をメトリック値として含んだ付帯データセットであるとする。第2の抽出ルールの具体例によれば、第2の閾値は、20%である。図8の例によれば、CPU使用率が20%以上である時刻は、時刻t21〜t22、及び、t23以降である。従って、その時刻に属するセンサデータセットが抽出される。言い換えれば、CPU使用率が20%未満である時刻t20〜t21及びt22〜t23に属するセンサデータセットが、出力対象から除外される。
図9は、第3の抽出ルールの一例を示す。
第3の抽出ルールの概要は、次の通りである。すなわち、第3の抽出ルールは、1以上のメトリック項目のうちの少なくとも1つのメトリック項目について、当該メトリック項目についてのメトリック値が当該メトリック項目に対応した第1の閾値以下及び第2の閾値以上の両方に該当するである。つまり、第1の抽出ルールと第2の抽出ルールの組合せである。
第3の抽出ルールの具体例によれば、第1の閾値は90%であり、第2の閾値は、20%である。図9の例によれば、CPU使用率が20%以上90%以下である時刻は、時刻t31〜t32、t33〜t34、t35〜t36、及び、t37以降である。従って、その時刻に属するセンサデータセットが抽出される。言い換えれば、CPU使用率が20%未満又は90%を超える時刻t30〜t31、t32〜t33、t34〜t35、及びt36〜t37に属するセンサデータセットが、出力対象から除外される。
図10は、第4の抽出ルールの一例を示す。
第4の抽出ルールの概要は、次の通りである。すなわち、第4の抽出ルールは、複数のリソースに関する複数のメトリック項目の各々について、当該メトリック項目についてのメトリック値が当該メトリック項目に対応した第1の閾値以下に該当することである。或るリソースについてのメトリック項目についてのメトリック値が、当該メトリック項目に対応した第1の閾値以下であっても、別のリソースについてのメトリック項目についてのメトリック値が、当該メトリック項目に対応した第1の閾値を超えている場合、センサデータセットの正確性が低い可能性がある。そのようなセンサデータセットが、出力対象から除外される。
第4の抽出ルールの具体例によれば、CPU使用率(或るリソースのメトリック項目の一例)に対応した第1の閾値は90%であり、メモリ占有率(別のリソースのメトリック項目の一例)に対応した第1の閾値も90%である。図10の例によれば、CPU使用率が90%以下且つメモリ占有率も90%以下である時刻は、時刻t40〜t41、t42〜t43、及び、t46以降である。従って、その時刻に属するセンサデータセットが抽出される。言い換えれば、CPU使用率が90%を超える又はメモリ占有率が90%を超える時刻t41〜t42、t43〜t46(時刻t44及びt45を含む)に属するセンサデータセットが、出力対象から除外される。
図11は、第5の抽出ルールの一例を示す。
第5の抽出ルールの概要は、次の通りである。すなわち、第5の抽出ルールは、同一の監視対象の複数の監視対象要素についての複数のセンサにそれぞれ対応した複数のセンサデータセット群の各々に関し、1以上のリソースに関する1以上のメトリック項目の各々について、当該メトリック項目についてのメトリック値が当該メトリック項目に対応した第1の閾値以下及び第2の閾値以上の少なくとも1つに該当することを含む。同一の監視対象について、第1の監視対象要素のリソースについてのメトリック項目についてのメトリック値が、当該メトリック項目に対応した第1の閾値以下又は第2の閾値以上であっても、第2の監視対象要素のリソースについてのメトリック項目についてのメトリック値が、当該メトリック項目に対応した第1の閾値を超えている又は第2の閾値未満の場合、第1及び第2の監視対象要素の少なくとも1つについてのセンサデータセットの正確性が低い可能性がある。そのようなセンサデータセットが、出力対象から除外される。
第5の抽出ルールの具体例によれば、コンプレッサ103CのCPU使用率(第1の監視対象要素のリソースについてのメトリック項目の一例)に対応した第1の閾値は90%であり、モータ103Mのメモリ占有率(第2の監視対象要素のリソースについてのメトリック項目の一例)に対応した第2の閾値は20%である。図11の例によれば、コンプレッサ103CのCPU使用率が90%以下且つモータ103Mのメモリ占有率も20%以上である時刻は、時刻t51〜t52、t53〜t54、及び、t55以降である。従って、同一の監視対象301Aにおけるコンプレッサ103C及びモータ103Mの各々について、その時刻に属するセンサデータセットが抽出される。言い換えれば、コンプレッサ103CのCPU使用率が90%を超える又はモータ103Mのメモリ占有率が20%未満の時刻t50〜t51、t52〜t53、及びt54〜t55に属するセンサデータセットが、出力対象から除外される。
抽出ルール149として、第1〜第5の抽出ルールのうちのいずれも適用可能である。
また、抽出ルール149の変更は、上述したように、手動で行われてもよいし自動で行われてもよい。
抽出ルール149の手動変更の一例は次の通りである。すなわち、抽出ルール149における第1の閾値及び第2の閾値のうちの少なくとも1つが変更される。その際、出力制御部153が、単位時間当たりに出力されるセンサデータセットの量と、当該単位時間当たりに出力される1以上のセンサデータセット内の1以上の測定値とのうちの少なくとも1つを示す表示用情報を出力してもよい。当該表示用情報が、サーバ203経由で監視端末161に表示されてもよい。これにより、分析者は、その表示用情報を基に、抽出ルール149における第1の閾値及び第2の閾値のうちの少なくとも1つを変更できる。
抽出ルール149の自動変更の一例は次の通りである。すなわち、ルール適用部304が、単位時間当たりに出力されるセンサデータセットの量と、当該単位時間当たりに出力される1以上のセンサデータセット内の1以上の測定値とのうちの少なくとも1つが所定の条件を満たす場合、抽出ルール149を変更する。
「単位時間当たりに出力されるセンサデータセットの量が所定の条件を満たす」とは、例えば、単位時間当たりに出力されるセンサデータセットの量が、分析に最低限必要とされるセンサデータセットの量(センサデータセット量の閾値)未満となっていることでよい。この場合、ルール適用部304が、第1の閾値を上げる又は第2の閾値を下げる。これにより、単位時間当たりに出力されるセンサデータセットの量が増えることが期待される。
「単位時間当たりに出力される1以上のセンサデータセット内の1以上の測定値が所定の条件を満たす」とは、例えば、CPU使用率といった測定値が単位時間以上所定の閾値(監視対象301が稼働していることを意味する閾値)以上であることでよい。測定値がそのような閾値未満の場合、監視対象301が稼働していないことが考えられる。この場合に、抽出ルール149が、ルール適用部304は、「メトリック値が第1の閾値以下であること」を抽出ルール149から除外してもよいし、それに代えて又は加えて、第2の閾値を上げてもよい(例えば、第2の閾値を20%から30%に変更してもよい)。
以上、一実施形態を説明したが、これらは本発明の説明のための例示であって、本発明の範囲をこの実施形態にのみ限定する趣旨ではない。本発明は、他の種々の形態でも実施することが可能である。例えば、送信装置からのセンサデータセット群に関連付けられている付帯データセットは、メトリック値に代えて又は加えて、リソース状況が好適か否かを示す情報と、リソース状況が好適である時間帯(及び/又は、リソース状況が非好適である時間帯)を示す情報とを含んだ情報でもよい。リソース状況が好適であるか否かは、抽出ルール149が示す閾値を基に決められていてよい。抽出部151は、好適なリソース状況に対応したセンサデータセットを抽出してよい。
107:受信装置

Claims (19)

  1. センサの1又は複数の測定値をそれぞれ含んだ1又は複数のセンサデータセットであるセンサデータセット群のうち、前記1又は複数の測定値の取得とセンサデータセットの出力とのうちの少なくとも1つの動作の付帯状況であって抽出ルールに適合する付帯状況に関連付いたセンサデータセットを抽出する抽出手段と、
    前記抽出されたセンサデータセットを出力先に出力する出力制御手段と
    を備える出力制御装置。
  2. 1以上の監視対象の複数の監視対象要素の各々についてその監視対象要素についての送信装置が送信したセンサデータセットを受信する受信装置である請求項1記載の出力制御装置。
  3. 前記受信装置は、前記複数の監視対象要素の各々についてセンサデータセットを受信するコンセントレータ又は計算機システムである、
    請求項2記載の出力制御装置。
  4. 前記複数の監視対象要素の各々について、当該監視対象要素についての送信装置が、当該監視対象要素のセンサデータセットであって、当該監視対象要素についての1以上のリソースのリソース状況と当該監視対象要素を含む監視対象、当該監視対象要素又は当該送信装置の環境状況とのうちの少なくとも1つとしての付帯状況を示す付帯データセットが関連付けられたセンサデータセットを送信し、
    前記複数の監視対象要素の各々について、前記1以上のリソースは、当該監視対象要素のリソースと当該監視対象要素についての送信装置のリソースとのうちの少なくとも1つを含む、
    請求項2記載の出力制御装置。
  5. 前記複数の監視対象要素の各々について、前記1以上のリソースは、更に、前記受信装置のリソースを含む、
    請求項4記載の出力制御装置。
  6. 前記1以上のリソースのリソース状況は、前記1以上のリソースに関する1以上のメトリック項目についての1以上のメトリック値であり、
    前記抽出ルールは、前記受信装置のリソースに関するメトリック項目についてのメトリック値が当該メトリック項目に対応した第1の閾値以下であることを含む、
    請求項5記載の出力制御装置。
  7. 監視対象要素とその監視対象要素についての送信装置とのうちの少なくとも1つである請求項1記載の出力制御装置。
  8. 前記少なくとも1つの動作の付帯状況は、1以上のリソースのリソース状況を含み、
    前記1以上のリソースのリソース状況は、前記1以上のリソースに関する1以上のメトリック項目についての1以上のメトリック値であり、
    前記抽出ルールは、前記1以上のメトリック項目のうちの少なくとも1つのメトリック項目について、当該メトリック項目についてのメトリック値が当該メトリック項目に対応した第1の閾値以下及び第2の閾値以上の少なくとも1つに該当することを含み、
    前記第2の閾値は、前記第1の閾値より小さい、
    請求項1記載の出力制御装置。
  9. 前記抽出ルールは、複数のリソースに関する複数のメトリック項目の各々について、当該メトリック項目についてのメトリック値が当該メトリック項目に対応した第1の閾値以下及び第2の閾値以上の少なくとも1つに該当することを含む、
    請求項8記載の出力制御装置。
  10. 前記抽出ルールは、同一の監視対象の1以上の監視対象要素の複数のセンサにそれぞれ対応した複数のセンサデータセット群の各々に関し、前記1以上のリソースに関する1以上のメトリック項目の各々について、当該メトリック項目についてのメトリック値が当該メトリック項目に対応した第1の閾値以下及び第2の閾値以上の少なくとも1つに該当することを含む、
    請求項8記載の出力制御装置。
  11. 前記抽出ルールにおいて、前記1以上のメトリック項目のうちの少なくとも1つのメトリック項目について、前記第1の閾値及び前記第2の閾値のうちの少なくとも1つが可変である、
    請求項8記載の出力制御装置。
  12. 単位時間当たりに出力されるセンサデータセットの量と、当該単位時間当たりに出力される1以上のセンサデータセット内の1以上の測定値とのうちの少なくとも1つが所定の条件を満たす場合、前記抽出ルールを変更するルール変更手段、
    を更に備える請求項1記載の出力制御装置。
  13. 前記出力制御手段は、
    前記抽出されたセンサデータセットに、そのセンサデータセットが抽出された理由と、抽出されなかったセンサデータセットに関して抽出されなかった理由とのうちの少なくとも1つを表す注釈情報を関連付け、
    前記注釈情報が関連付いたセンサデータセットを出力する、
    請求項1記載の出力制御装置。
  14. 前記出力先である所定の外部装置との通信手段、
    を更に備え、
    前記抽出ルールは、前記所定の外部装置から前記通信手段経由で設定されたルールである、
    請求項1記載の出力制御装置。
  15. 前記1以上のリソースが、前記センサデータセット群の出力と当該出力以外の所定の処理とに関わるリソースである、
    請求項8記載の出力制御装置。
  16. 各センサデータセットについて、前記少なくとも1つの動作の付帯状況とは、当該センサデータセットに含まれる測定値の測定時刻に対応した時刻での付帯状況である、
    請求項1記載の出力制御装置。
  17. 1以上の監視対象の複数の監視対象要素の各々について、当該監視対象要素についてセンサデータセットを送信する送信装置と、
    前記複数の監視対象要素の各々について、当該監視対象要素についての送信装置から、センサデータセットを受信する受信装置と
    を備え、
    各センサデータセットは、1以上のセンサによる1以上の測定値を含むデータセットであり、
    前記複数の監視対象要素のうちの少なくとも1つについての送信装置と、前記受信装置とのうちの少なくとも1つが、抽出手段及び出力制御手段を有し、
    前記抽出手段が、センサの1又は複数の測定値をそれぞれ含んだ1又は複数のセンサデータセットであるセンサデータセット群のうち、前記1又は複数の測定値の取得とセンサデータセットの出力とのうちの少なくとも1つの動作の付帯状況であって抽出ルールに適合する付帯状況に関連付いたセンサデータセットを抽出し、
    前記出力制御手段が、前記抽出されたセンサデータセットを出力先に出力する、
    出力制御システム。
  18. センサの1又は複数の測定値をそれぞれ含んだ1又は複数のセンサデータセットであるセンサデータセット群のうち、前記1又は複数の測定値の取得とセンサデータセットの出力とのうちの少なくとも1つの動作の付帯状況であって抽出ルールに適合する付帯状況に関連付いたセンサデータセットを抽出し、
    前記抽出されたセンサデータセットを出力先に出力する、
    を計算機に実行させるコンピュータプログラム。
  19. センサの1又は複数の測定値をそれぞれ含んだ1又は複数のセンサデータセットであるセンサデータセット群のうち、前記1又は複数の測定値の取得とセンサデータセットの出力とのうちの少なくとも1つの動作の付帯状況であって抽出ルールに適合する付帯状況に関連付いたセンサデータセットを抽出し、
    前記抽出されたセンサデータセットを出力先に出力する、
    出力制御方法。
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