JP6778344B1 - ユーザ参加型ゲームシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】従来では実現できないほどの高密度のチェックポイントを使用させることで、ユーザに対して新たなタイプのゲームを提供する。【解決手段】本発明のユーザ参加型ゲームシステムは、生活基盤施設に用いられる計量器の識別情報と、計量器の設置場所に関する情報とを対応付けて記憶し、対応付けられた情報を用いて、計量器をチェックポイントとするユーザ参加型のゲームを提供する。【選択図】図5

Description

本発明は、ユーザ参加型ゲームシステムに関する。
近年、携帯端末を用いた各種ゲームが脚光を浴びている。例えば、謎を解いてミッションを達成する謎解きゲームや、宝探しゲーム、脱出ゲームなど多種のゲームがある。その中で、例えば、実空間に存在するものを用いて謎解きを行なう「リアル脱出ゲーム」(株式会社SCRAPの登録商標)などが知られており、各種イベントには非常に多くのユーザが動員されている。
特に最近では、遊園地や地下鉄、私鉄沿線などの、街を周遊しながらユーザを遊ばせるタイプのものも数多く存在する。例えば、街中の掲示物や風景を利用して問題を解くようなタイプや、名所巡りや、期間限定の事象などによって、ストーリーに沿って謎を解いてクリアを目指す、等である。
特許文献1では、実空間に区域を設定し、この区域毎にアプリケーション処理のためのパラメータを関連付ける自己位置利用システムにて、携帯端末の現在地がいずれの区域にあるかを判定し、この判定の結果に応じて、区域と関連付けられたパラメータを取得し、このパラメータに応じた処理を実行しており、これによって、様々な地域に住むユーザに向けた柔軟なシステムを提供可能としている。
特許文献2では、携帯端末のGPS機能によって、携帯端末の現在地が所定の領域内にあることを確認して、特定の領域内のみで提供されるサービスであることを担保するとともに、ビーコン端末等の発信機から発信された無線信号の受信機能を用いてビーコン端末等を識別し、各々の発信機の設置場所に応じて発生させるイベントの順序を制御することによって、所定の場所を順番に回ってミッションを達成する、スタンプラリーや宝探しのようなエンターテイメント性の高いサービスの提供を可能にしている。
特開2012−19494号公報 特開2018−68599号公報
一般に行なわれている例えば周遊型の謎解きゲームでは、ゲームを開催するタイミング毎に街中にチェックポイントを設置することが必要となり、ゲーム開催者の手間が多い。かかる手間の多さから、チェックポイントの数には自ずと限界が生じ、設定されるゲームの種類や数も限定的となっていた。また、チェックポイント数の限界から、謎の数が減ったり、特定のチェックポイントに人溜まりが生じるなど、ユーザにとって必ずしも好ましいゲームが提供できていなかった。
本発明は、従来では実現できないほどの高密度のチェックポイントを使用させることで、ユーザに対して新たなタイプのゲームを提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、生活基盤施設に用いられる計量器の識別情報と、当該計量器の設置場所に関する情報と、を対応付けて記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶された前記計量器の前記識別情報と前記設置場所に関する情報とを用いて、ゲームを制御するサーバ装置がユーザ端末から当該識別情報を受け取ると、当該識別情報を有する計量器の設置場所にユーザが到達したと判定し、当該計量器をチェックポイントとするユーザ参加型のゲームを提供する提供手段と、を有することを特徴とするユーザ参加型ゲームシステムである。
請求項2に記載の発明は、前記ユーザ参加型のゲームでは、前記識別情報とともに、前記計量器の特徴および当該計量器の周囲の物の特徴の少なくとも何れか一つに関する情報が当該識別情報と対応付けて記憶手段に記憶され、前記提供手段が提供する前記ユーザ参加型のゲームでは、前記ゲームの進行に際してユーザが計量器を識別するための情報として、前記記憶手段に記憶された前記計量器の特徴および当該計量器の周囲の物の特徴の少なくとも何れか一つが用いられることを特徴とする請求項1記載のユーザ参加型ゲームシステムである。
請求項3に記載の発明は、前記計量器の特徴として、当該計量器の形状、構造、および外観の少なくとも何れか一つが用いられ、前記計量器の周囲の物の特徴として、当該計量器の周囲の物の形状、構造、および外観の少なくとも何れか一つが用いられることを特徴とする請求項2記載のユーザ参加型ゲームシステムである。
請求項4に記載の発明は、前記ユーザ参加型のゲームは、前記サーバ装置がユーザから前記計量器の前記識別情報を取得することにより、当該識別情報を用いて新たに形成された次の課題を当該ユーザに提供することを特徴とする請求項1記載のユーザ参加型ゲームシステムである。
請求項5に記載の発明は、前記計量器または当該計量器の近傍に、当該計量器の周囲の携帯端末と通信を行う通信部をさらに備え、前記通信部は、前記携帯端末に対して前記ユーザ参加型のゲームに関する情報を提供することを特徴とする請求項1記載のユーザ参加型ゲームシステムである。
本発明は、従来では実現できないほどの高密度のチェックポイントを使用させることで、ユーザに対して新たなタイプのゲームを提供可能としている。
本実施の形態が適用されるユーザ参加型ゲームシステムの構成を示す図である。 本実施の形態が適用されるユーザ参加型ゲームシステムの機能構成を示す図である。 ユーザの画面に表示されるミッション画像の図である。 ガスメータの配置平面図である。 ユーザがガスメータを巡った図である。 マスクの一部が消失したマスク画像の図である。 マスクの一部が消失したマスク画像を重ねて表示したミッション画像の図である。 ミッション発生の条件表である。 プレイデータ記憶部の表である。 ヒント処理の表である。 データベースの表である。
〔ユーザ参加型ゲームシステム1の構成〕
以下、添付図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
図1は、本実施の形態が適用されるユーザ参加型ゲームシステム1の構成を示す図である。
ユーザ参加型ゲームシステム1には、サーバとして機能するゲーム装置10と、チェックポイントとして機能するガスメータ20と、ユーザが有するユーザ端末30と、ガスメータ20に関する情報を蓄積するガスメータ情報装置50と、ネットワーク70とがある。ゲーム装置10とユーザ端末30とは、ネットワーク70を介して接続されており、ゲーム装置10とガスメータ情報装置50とは、ネットワーク70を介して接続されている。
ゲーム装置10は、ユーザ参加型ゲームシステム1の根幹をなすコンピュータであり、例えばデスクトップPCやノートPCで構成される。ゲーム装置10には制御部11と、メモリ12と、記憶部13と、通信部14と、操作部15と、表示部16と、表示制御部17とがある。
制御部11は、装置全体を制御するCPU(Central Processing Unit)である。メモリ12は、演算に際して作業エリアとして用いられるRAM(Random Access Memory)などである。記憶部13は、プログラムや各種設定データなどの記憶に用いられるHDD(Hard Disk Drive)や半導体メモリ等の記憶装置である。通信部14は、ネットワーク70を介してデータの送受信を行なう。操作部15は、ユーザからの入力操作を受け付けるキーボード、ポインティングデバイス、タッチパネルなどである。表示部16は、ユーザに対して画像やテキスト情報などを表示する液晶ディスプレイなどである。表示制御部17は、表示部16を制御する。尚、各構成は、筐体を一つにするものとは限らない。
ガスメータ20は、各家庭や店舗ごとにガスの使用量を計測する計量器である。ガスメータ20の構成には、制御部21と、メモリ22と、記憶部23と、通信部24と、操作部25と、表示部26と、表示制御部27とがある。制御部21は、装置全体を制御するCPUである。メモリ22は、演算に際して作業エリアとして用いられるRAMなどである。記憶部23は、プログラムや各種設定データなどの記憶に用いられるHDDや半導体メモリ等の記憶装置である。通信部24は、近距離無線通信もしくはネットワーク70を介してデータの送受信を行なう。操作部25は、ユーザからの入力操作を受け付けるスイッチなどである。表示部16は、ガスメータの検針値やガスの復旧指示を表示するデジタル表示器や液晶ディスプレイなどからなる。表示制御部17は、表示部16を制御する。
ユーザ端末30は、ユーザ参加型ゲームシステム1にて、ユーザとの接点として用いられる。例えば、アプリケーションがインストールされているスマートフォンなどの端末装置、タブレット端末装置、携帯情報端末(PDA)など、各ユーザが所有している携帯端末が、想定される。ユーザ端末30の構成は、ゲーム装置10と同様に、制御部31と、メモリ32と、記憶部33と、通信部34と、操作部35と、表示部36と、表示制御部37とを有している。制御部31は、装置全体を制御するCPUである。メモリ32は、演算に際して作業エリアとして用いられるRAMなどである。記憶部33は、プログラムや各種設定データなどの記憶に用いられるHDDや半導体メモリ等の記憶装置である。通信部34は、ネットワーク70を介して、データの送受信を行なう。操作部35は、ユーザからの入力操作を受け付けるタッチパネル等である。表示部36は、ユーザに対して画像やテキスト情報などを表示する液晶ディスプレイ等である。表示制御部37は、表示部36を制御する。
ガスメータ情報装置50は、データベースを有するサーバであり、例えばデスクトップPCやノートPCなどで構成される。ガスメータ情報装置50の構成は、ゲーム装置10と同様な、制御部51と、メモリ52と、記憶部53と、通信部54と、操作部55と、表示部56と、表示制御部57とを有しており、さらに加えてデータベース58を有している。
制御部51は、装置全体を制御するCPUである。メモリ52は、演算に際して作業エリアとして用いられるRAMなどである。記憶部53は、プログラムや各種設定データなどの記憶に用いられるHDDや半導体メモリ等の記憶装置である。通信部54は、ネットワーク70を介してデータの送受信を行なう。操作部55は、ユーザからの入力操作を受け付けるキーボード、ポインティングデバイス、タッチパネルなどである。表示部56は、ユーザに対して画像やテキスト情報などを表示する液晶ディスプレイなどである。表示制御部57は、表示部56を制御する。データベース58は、ガスメータに関する情報を蓄積する。尚、各構成は、筐体を一つにするものとは限らない。
ネットワーク70の構成は、各システムおよび装置間のデータ通信に用いられる通信ネットワークであれば特に限定されず、例えばLAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)、インターネットなどを例示することができる。データ通信に用いられる通信回線は、有線か無線かを問わず、これらを併用しても良い。また、ゲートウェイ装置やルータ等の中継装置を用い、複数のネットワークや通信回線を介して各装置を接続するように構成しても良い。
〔ユーザ参加型ゲームシステム1の機能構成〕
図1および図2を用いて、ユーザ参加型ゲームシステム1の機能構成について説明する。
図2は、本実施の形態が適用されるユーザ参加型ゲームシステム1の機能構成を示す図である。図2に示すゲーム装置10、ガスメータ20、ユーザ端末30、およびガスメータ情報装置50の各機能は、図1に示す各々の記憶部13、23、33、53に記憶されているプログラムによりメモリ12、22、32、52を用いた制御部11、21、31、51によって実行されることにより発揮する。各機能で処理された後のデータは、各々の通信部14、24、34、54を介して各装置に対して送信される。
〔ユーザ端末30の機能構成〕
ユーザが所有するユーザ端末30の機能は、ゲーム制御情報取得部310と、解答入力部320と、ガスメータ識別情報入力部330と、報酬受付部340と、ユーザ情報入力部350と、ガスメータ識別番号受信部360とがある。
ゲーム制御情報取得部310は、ゲーム装置10からネットワーク70を介して、ゲームを制御する情報を受け取る。
解答入力部320は、ゲーム中に与えられる謎に対する解答をユーザが入力し、ゲーム装置10へ送信する。
ガスメータ識別情報入力部330は、ゲームで利用するガスメータ20の識別情報の入力を受け付ける。そして、ガスメータ識別情報入力部330は、入力されたガスメータ20の識別情報をゲーム装置10へ送信する。
報酬受付部340は、ゲームをクリアしたことによりゲーム装置10から与えられるアイテムやポイントなどのクリア報酬と、ゲームの最中にゲーム装置10から与えられるクーポンなどとを、通信部34を介して受け付ける。
ユーザ情報入力部350は、ユーザを特定する情報の入力を受け付ける。そして、ユーザ情報入力部350は、入力されたユーザを特定する情報をゲーム装置10へ送信する。ユーザを特定する情報には、アプリの利用時等に登録されたユーザ情報が用いられる。ユーザ情報には、氏名、住所、アカウント、ゲームアプリ会社の会員ID、ガスメータ管理者が発行した会員ID、ユーザのメールアドレス、端末固有のID等のいずれか又は複数が含まれる。
ガスメータ識別番号受信部360は、ユーザ端末30がガスメータ20に近づいた場合に、通信部34を介してガスメータ20から、ガスメータ20の識別番号を取得する。この通信は、例えば、近距離無線通信信号であるBluetooth(登録商標)の発信機である、所謂ビーコンからの受信電波によって行われる。
〔ガスメータ情報装置50の機能構成〕
ガスメータ情報装置50の機能は、ガスメータ情報送信部560と、ガスメータ通信部570と、ガスメータ情報記憶部580とがある。
ガスメータ情報送信部560は、ゲーム装置10のガスメータ情報取得部160からの求めに応じて、データベース58に記憶されているガスメータの情報を、ゲーム装置10へ送信する。
ガスメータ通信部570は、ネットワーク70を介して、ガスメータ20と通信する機能を有している。
ガスメータ情報記憶部580は、ガスメータ20に関する情報を記憶している。例えば、ガスメータ20のIDや識別番号やガスメータ20を識別できる情報を記憶する。ガスメータ20を識別できる情報とは、ガスメータ20の特徴やガスメータ20の周囲にある物の特徴である。ガスメータ20の特徴としては、例えば、ガスメータ20の形状や構造や外観がある。ガスメータ20の周囲の物の特徴としては、例えば、ガスメータ20に接続されている配管の形状や構造や外観がある。ガスメータ20の配置場所の情報として緯度経度や住所などを記憶している。また、位置情報を基にガスメータ20を平面上にマッピングした平面図を記憶している。
〔ゲーム装置10の機能構成〕
ゲーム装置10の機能は、ゲーム制御部100と、ゲーム制御情報送信部110と、解答取得部120と、ガスメータ識別情報取得部130と、報酬付与部140と、ユーザ情報取得部150と、ガスメータ情報取得部160と、ストーリーフラグ処理部170aと、ミッションマスク処理部170bと、ヒント処理部170cと、プレイデータ記憶部180とがある。
ゲーム制御部100は、ゲームの進行を制御する。ゲーム制御部100は、解答取得部120と、ガスメータ識別情報取得部130と、ユーザ情報取得部150と、ガスメータ情報取得部160とから情報を受け付ける。そして、ゲーム制御部100は、ストーリーフラグ処理部170aと、ミッションマスク処理部170bと、ヒント処理部170cとを用いて受け付けた情報を処理し、ゲームを制御する情報を生成する。
ゲーム制御情報送信部110は、ゲーム制御部100が生成したゲームを制御する情報をユーザ端末30に送信する。
解答取得部120は、ユーザ端末30の解答入力部320から送信された解答を取得する。
ガスメータ識別情報取得部130は、ユーザ端末30のガスメータ識別情報入力部330から送信されたガスメータの識別情報を、取得する。
ユーザ情報取得部150は、ユーザ端末30のユーザ情報入力部350から送信されたユーザ情報を、取得する。
報酬付与部140は、ユーザがゲームをクリアした場合にキャラやアイテムやポイントなどのクリア報酬をユーザに付与する。さらに報酬付与部140は、ユーザがゲームをしている最中に、ユーザの位置情報に基づきもしくはゲームの進行状態等に基づき、飲食店等のクーポン券をユーザに付与することができる。
ガスメータ情報取得部160は、ガスメータ情報装置50からガスメータに関する情報を、取得する。例えば、ガスメータ識別情報取得部130がユーザ端末30からガスメータ識別情報を取得したとき、取得した識別情報に対応するガスメータ20のIDや、ガスメータ20の識別番号や、ガスメータ20の特徴や、ガスメータ20の位置情報などを、通信部14を介してガスメータ情報装置50から、取得する。
図8を用いて、ストーリーフラグ処理部170aを説明する。図8は、ユーザが解決する課題であるミッションが発生する条件の表である。ミッションAは、ゲームを開始したときに発生するミッションである。表のミッションBの行は、ミッションAが発生した後にガスメータID「0000001」に対応するガスメータ識別情報が入力された場合に、ミッションBが発生することを意味している。ゲーム制御部100は、ガスメータの識別情報を取得すると、ガスメータ情報取得部160から通信部14を介してガスメータ情報データベースに記憶されているガスメータIDを取得する。さらに、ストーリーフラグ処理部170aは、プレイデータ記憶部180から、進行中ミッションと終了済みミッションとの情報、すなわち既に発生したミッションの情報を、取得する。
プレイデータ記憶部180では、ゲームプレイの進行状況を表す各種情報を記憶している。図9はプレイデータ記憶部が記憶しているものの表である。プレイデータ記憶部180では、既に解決したミッションや、既に入力されたガスメータ識別情報や、進行中のミッションや、付与したクーポン券などの情報が、記憶されている。
ストーリーフラグ処理部170aは、入手したガスメータIDの情報と既に発生したミッションの情報とを用いて、入手したガスメータのIDが、ミッションの発生条件を満たしているか判断する。ストーリーフラグ処理部170aは、入手したガスメータのIDがミッションの発生条件を満たしているならば、新しいミッションを発生させる。
ここで、シナリオが分岐するパターンを説明する。ミッションDおよびEの発生条件は既に発生したミッションがともにA、B、Cとなっており同じである。そして、ミッションDおよびEの発生条件のガスメータIDが、異なっている。これは、異なるガスメータに行くことでシナリオが分岐する場合があることを意味している。このように、ストーリーフラグ処理部は既に発生したミッションと、入力されるガスメータ認識情報に基づくガスメータIDとによってゲーム進行を制御する。また、解答入力部320に入力された解答に基づいてシナリオを処理してもよい。
ミッションマスク処理部170bは、ユーザ端末30の表示部36に表示されるミッション画像にマスクを掛ける処理を行い、ユーザがガスメータ20を見つけることでミッション画像を視認することができるようになる処理を行う。
ユーザがガスメータ20を見つけ、ガスメータ識別情報入力部330にガスメータ20の識別情報が入力されると、ミッションマスク処理部170bは、ガスメータ20の識別情報を取得する。ミッションマスク処理部170bは、取得した識別情報を持つガスメータ20を特定する。ミッションマスク処理部170bは、特定されたガスメータ20の位置情報に基づいてマスク画像の一部を取り除く。それによって、ユーザが、ミッション画像を視認することができる。詳しくは後述する。
ヒント処理部170cは、ユーザが特定のガスメータ20を見つけると、ユーザ端末30にヒントを表示する処理を行うものである。
図10は、ヒント処理で用いる表であり、あるミッションと、そのミッションにおいて発見するとヒントを得られるガスメータ20の特徴と、ヒントを出す順番と、ヒントの内容と、ヒントを既に提示したか未だに提示していないかを表示するフラグとが表に記載されている。
ヒント処理が行われる場合は、ガスメータ識別情報がゲーム装置10に送られると、ゲーム装置10はガスメータ20の特徴をガスメータ情報装置50から取得する。取得したガスメータ20の特徴がヒントを提示するのに発見する必要のあるガスメータ20の特徴である場合は、ユーザ端末30の表示部36にヒントが、表示される。詳しくは後述する。
〔ガスメータ20の機能構成〕
ガスメータ20の機能は、ガスメータ識別番号記載部230と、ガスメータ識別番号送信部260と、ネットワーク通信部270とがある。
ガスメータ識別番号記載部230は、ガスメータ20の個体識別が可能な情報を、表示する。ガスメータ20の個体識別が可能な情報とは、例えば、識別番号やガスメータ20の識別番号が埋め込まれているQRコード(登録商標)などであり、これらが識別情報の一例である。ガスメータ20の個体識別が可能な情報を表示する方法は例えば、ガスメータ20の表示部に表示する方法や、ガスメータ20の本体もしくはガスメータ20の周囲の物に記載する方法がある。この識別番号をユーザが読み取ることにより、ガスメータ20の個体識別が可能となる。
ガスメータ識別番号送信部260は、ユーザ端末30と無線により通信する機能を有する。無線通信は、例えば、ガスメータ20から近距離無線通信信号であるBluetooth(登録商標)の発信機である所謂、ビーコンであり、ガスメータ20の識別番号をガスメータ20の付近にあるユーザ端末30に送信する。
ネットワーク通信部270は、ネットワーク70を介して、ガスメータ情報装置50と通信する機能を有している。ガスメータ識別番号送信部260とネットワーク通信部270との機能の両方もしくは一方を有さないガスメータ20もある。
〔ゲームの進行1〕
ユーザ参加型ゲームシステム1により実施されるゲームには、種々の進行例が考えられる。以下、いくつかの具体的な進行例を説明する。
ユーザが、ユーザ端末30にゲーム用のアプリケーションをダウンロードする。ゲーム用のアプリケーションを起動しゲームが開始されると、最初のミッションがユーザ端末30の表示部36に表示される。本実施形態のゲームでは、表示部36に表示された謎を解くことで建造物の名前や、店名や、公園名などの場所を示す言葉を、解答として得る。そして、得られた解答が示す場所に行くことで、また新しいミッションが開始される。
具体的には、ミッションが発生する条件の表である図8と、ガスメータ情報が蓄積されているデータベース58の表である図11とを用いて説明する。ユーザは、ユーザ端末30の表示部36に表示された謎を解き、「東京タワー」の言葉を得られたら、東京タワーに行く。ユーザは、東京タワーに行くと、チェックポイントである東京タワーのガスメータ20を探す。ユーザは、ガスメータ20を発見すると、ガスメータ20に記載されているガスメータ20の識別番号「12345678」を、ガスメータ識別情報入力部330に入力する。
ガスメータ識別情報入力部330は、入力されたガスメータ識別情報を、ゲーム装置10へ送る。ゲーム装置10のゲーム制御部100は、ガスメータ識別情報取得部130よりガスメータ20の識別番号「12345678」を、取得する。ゲーム制御部100は、ガスメータ情報取得部160からガスメータ情報装置50にアクセスして、ガスメータ20の識別番号「12345678」に対応するガスメータのID「0000001」を、取得する。
そして、ゲーム制御部100はストーリーフラグ処理部170aを用いて、ガスメータID「0000001」が次のミッションを発生させるか判断し、ゲームの進行を制御する。ゲーム制御部100は、ゲーム制御情報送信部110からユーザ端末30のゲーム制御情報取得部310に、ゲームを制御する情報を送信する。また、この時、報酬付与部140はユーザに対して東京タワー近辺のクーポン券を配布することができる。
ユーザ端末30はゲームを制御する情報を得ると、制御する情報に応じて次のミッションが開始される。開始されたミッションの謎を解いて、次の場所が「芝公園売店」である場合、ユーザは芝公園売店に行く。そしてユーザが、チェックポイントである芝公園売店のガスメータ20を発見し、ガスメータ20に記載されているガスメータ20の識別番号「12345679」を、ガスメータ識別情報入力部330に入力する。ガスメータ識別情報入力部330にガスメータ20の識別番号が入力されると、ガスメータ20の識別番号が、ゲーム装置10に送られる。ゲーム制御部100は、ガスメータ20の識別番号を取得すると、ガスメータ情報取得部160を用いてガスメータ情報装置50から、ガスメータ20の識別番号「12345679」に対応するガスメータのID「0000002」を、取得する。そして、ゲーム制御部100はストーリーフラグ処理部170aを用いて、ガスメータID「0000002」が次のミッションを発生させるか判断し、ゲームの進行を制御する。ゲーム制御部100は、ゲーム制御情報送信部110からユーザ端末30のゲーム制御情報取得部310に、ゲームを制御する情報を送信する。
この時、報酬付与部140はユーザに対して芝公園の売店のクーポン券を配布することができる。
ミッションCでは、ストーリーが分岐しており、ガスメータID「0000003」に対応するガスメータ20の識別番号を入力するとミッションDが発生し、ガスメータID「0000004」に対応するガスメータ20の識別番号を入力するとミッションEが発生する。
そうして、ミッションをクリアしていき、最終ミッションをクリアすると、エンディングが流れてゲームが終了し、報酬付与部140からキャラやアイテムやポイント等が報酬受付部340へ送られる。
〔ゲームの進行2〕
上記の進行例(ゲームの進行1)では、謎を解いてガスメータ20に到達し、ガスメータ20の識別番号を取得することによりミッションを完了し、次のミッションが開始されるたびに新たな謎が提示された。これに対し、ユーザが複数のガスメータ20を巡ることにより謎が提示されるようなゲーム進行が考えられる。以下、かかるゲーム進行の例を説明する。
ミッションマスク処理部170bは、表示する謎画像と、謎画像を覆い隠すマスク画像とを用意する。謎画像の上にマスク画像を重ねた画像が、ユーザ端末30の表示部36に表示される。ミッションの開始当初は、マスク画像が謎画像をすべて覆い隠すため、謎画像が視認できない。ユーザがガスメータ20を見つけると、マスク画像の一部が取り除かれ、謎画像の一部が、視認される。
より詳しく説明すると、ミッションが開始されると、ミッションマスク処理部170bは、謎画像と同形状のマスク画像を用意する。また、ミッションマスク処理部170bは、ゲームを行う範囲内のガスメータ20の位置がマッピングされている平面図を、ガスメータ情報取得部160を用いてガスメータ情報装置50から、取得する。そしてミッションマスク処理部170bは、ユーザが実空間でガスメータを探索する範囲を、指定する。探索する範囲はマスク画像と同形状にして、探索する範囲の平面上の位置とマスク画像の平面上の位置とを対応付ける。例えば、マスク画像の横方向の長さがaであり、縦方向の長さがbである矩形の場合は、矩形の左上を原点とし、原点から右方向をX座標の正方向、下方向をY座標の正方向とする座標を用いる。とすると、マスク画像の左上の座標は(0、0)、右上は座標(a、0)、左下の座標は(0、b)、右下の座標は(a、b)となる。次に、探索する範囲を矩形にして、矩形の左上を原点とし、原点から右方向をX座標の正方向、下方向をY座標の正方向とする座標を用いる。左上の座標を(0、0)とし、右上の座標を(a、0)とし、左下の座標を(0、b)とし、右下の座標を(a、b)とする。そして、探索範囲内のガスメータ20の位置をXY座標で表現すると、その座標をそのまま、マスク画像のXY座標に対応付けることができる。謎画像が矩形でない場合も謎画像を囲む矩形を設定することで、マスク画像と探索する範囲との位置を対応付けすることができる。
探索する範囲は予め指定していてもよいし、ミッションが開始されたときのユーザの位置に応じて、範囲を指定してもよい。
以上の準備が終わると、ユーザ端末30の表示部36に、謎画像の上にマスク画像を重ねた画像と、探索範囲を示す画像とが表示される。最初はマスク画像が謎画像の全てを覆っており、ユーザは謎画像を視認することはできない。
表示部36に表示された探索範囲を見たユーザは、実空間でガスメータ20を探索する。ガスメータ識別番号送信部260により送信されるガスメータ20の識別番号を、ユーザ端末30が、ガスメータ識別番号受信部360により、受信する。本実施例では、ガスメータ20から近距離無線通信信号であるBluetooth(登録商標)の発信機である、所謂ビーコン信号が発せられており、ユーザがガスメータ20の近くを通るとユーザ端末30がビーコン信号を受信する。取得したガスメータ20の識別番号が自動的にガスメータ識別情報入力部330へ入力される。ガスメータ識別情報入力部330に入力されたガスメータ20の識別番号は、ゲーム装置10へ送信される。そうするとミッションマスク処理部170bは、ガスメータ識別情報取得部130からガスメータ20の識別番号を入手して、ガスメータ情報取得部160を介してデータベース58から、ガスメータ20の識別番号に対応するIDを取得する。この取得したIDを持つガスメータ20のXY座標を特定する。そして、特定されたXY座標によって、マスク画像を取り除く位置が特定される。特定されたXY座標の位置を中心とした円形の範囲のマスク画像が取り除かれる。取り除かれる半径の大きさは、予め定められてもよいし、平面図上のガスメータ20の密度の大きさによって変更してもよい。例えば、ガスメータ20が密集していて密度が大きいところでは、マスクが取り除かれる半径を短くし、ガスメータ20の密度が小さいところでは、マスクが取り除かれる半径を長くする。このようにすることで、探索範囲における全てのガスメータ20を発見しても、謎画像を認識することができない状況の発生を抑えることができる。
マスク画像の一部が取り除かれることで、マスク画像の下に表示されている謎画像が視認されることになる。
以下、図3〜図7を用いて、具体的に説明する。図3は、ミッションが記載されている表示画面である。図4は、ガスメータ20の配置場所を示した平面図である。図5は、ユーザが実空間を探索した経路の図である。図6は、ユーザが見つけたガスメータ20に対応する部分のマスクが取り除かれたマスクの図である。図7は、ミッション画像に図6のマスク画像を、重ね合わせた図である。
例えば、図3のように表示される謎の画像と、図4のようにガスメータ20が配置されている平面図とがある。ミッションの開始時は表示されている謎画像が、全てマスクされて隠されている。ユーザが探索範囲に対応する実際の場所を移動することで、ガスメータ20とユーザ端末30とが通信を行なう。通信を行うと、ガスメータ20の識別番号が、ガスメータ識別情報入力部330に入力される。ガスメータ識別情報入力部330に識別番号が入力されると、入力された識別番号に対応するガスメータ20が配置されている位置に対応する位置のマスクが、図6のように一部取り除かれる。マスクが一部取り除かれると、図7のようにマスクの下にある謎画像がユーザ端末30の表示部36に表示されることになる。
ユーザがガスメータ20を探索する範囲を、ユーザごとに変更することもできる。本実施例によれば、ユーザごとにガスメータ20を探索する範囲を相違するものとできるため、混雑を緩和することができる。
本実施例では、ガスメータ20からビーコン信号をユーザ端末30が受信する構成だったが、ユーザがガスメータ20を見つけ、ガスメータ20に記載の識別番号を、ガスメータ識別情報入力部330に入力する構成でもよい。
〔ゲームの進行3〕
上記の二つの進行例(ゲームの進行1、2)では、ユーザがガスメータ20に到達し、特定の操作を行うことで、新たな謎が提示された。これに対し、ユーザがガスメータ20に到達することにより、謎を解くためのヒントが提示されるようなゲーム進行が考えられる。以下、かかるゲーム進行の例を説明する。
ここでは、特別なガスメータ20を発見して謎を解くためのヒントを得るものとする。ヒントを得るための特別なガスメータ20は、ガスメータ識別情報とは別の情報により識別される。特別なガスメータ20を識別するための情報としては、例えば、ガスメータ20の形状、構造、外観といった特徴や、ガスメータ20の周囲の物の形状、構造、外観といった特徴を用いることができる。ここでは、ガスメータ20の周囲の物の外観の特徴を、特別なガスメータ20を識別するための情報として用いることとする。また、外観の特徴の具体例として、色を用いる。
具体例を挙げると、ガスメータ20に特定の色(例えば赤色)のカバーを設置し、赤いガスメータ20を発見したらヒントを得られるようにすることが考えられる。ガスメータ20に設置されたカバーの色を、ガスメータ20の特徴としてガスメータ情報装置50のデータベース58が記憶する。
ユーザが赤いガスメータ20を発見したらヒントを得られる場合は、ユーザは、赤い色をしたガスメータ20を見つけたら、そのガスメータ20の識別番号を、ガスメータ識別情報入力部330に入力する。ゲーム制御部100は、ガスメータ識別情報取得部130からガスメータ20の識別番号を取得する。ゲーム制御部100は、識別番号を入手すると、ガスメータ情報取得部160を用いて、ガスメータ情報装置50のデータベース58に記憶されているガスメータ20の識別番号の外観の色を取得する。取得した外観の色が赤色であるならば、ゲーム制御部100は、ゲーム制御情報送信部110からユーザ端末30へ、ヒントを表示する情報を送信する。ゲーム制御情報取得部310がヒントを表示する情報を受け取ると、ユーザ端末30の表示制御部37は、表示部36にヒントを表示する。
ヒントは、図10のような表で管理されており、ミッションごとに3つのヒントが用意されている。表には、ミッションの種類と、ミッションに対してヒントを取得するために探し出すメータの特徴と、ヒントの番号と、ヒントの内容と、フラグ値とが記載されている。表のフラグの値が0となっているものは、未だにヒントがユーザに提示されていないものであり、フラグの値が1になっているものは、既にヒントがユーザに提示されたものである。ガスメータ識別情報取得部130が、ガスメータ20の識別番号を取得すると、ゲーム制御部100は、ガスメータ20の識別番号に対応するガスメータ20の特徴をガスメータ情報装置50から取得する。ヒント処理部170cはプレイデータ記憶部180からユーザが挑戦中のミッションを取得する。そして、ヒント処理表を用いて、ヒントを取得するために探し出すガスメータの特徴を取得し、入力されたガスメータ20の特徴が、ヒントを得るためのガスメータの特徴であるか判断する。入力されたガスメータ20の特徴が、ヒントを得るためのガスメータの特徴である場合は、ヒント処理部170cは、挑戦中のミッションのヒントにフラグ値が0であるヒントがあるか判断する。フラグ値が0であるヒントがなければ、そのまま終了する。フラグ値が0のヒントがあれば、フラグ値が0のヒントのうち、ヒント番号の最も小さいヒントが、ユーザ端末30の表示部36に表示される。ユーザ端末30の表示部にヒントを表示したら、表示したヒントのフラグ値を0から1にする。尚、用意されるヒントの数は適宜変更されてもよい。
また、ここでは、赤色のガスメータ20を発見したらヒントを得ることができるとしたが、いくつかの色を用いて、色ごとに異なる意味を持たせることができる。例えば、ミッションごとにヒントを得ることができるガスメータ20の色を、異なるものとしたり、色ごとに得ることができるヒントの難易度を、異なるものとすることができる。
なお、上記の進行例では、ガスメータ20の周囲の物の外観の特徴の一つである色を、特別なガスメータ20を識別するための情報として用い、赤いガスメータ20を発見したらヒントを得られることとしたが、他にも特別なガスメータ20を識別するための情報として用いられるものがある。特別なガスメータ20を識別するための情報として、例えば、ガスメータ20の型版の違いによるガスメータ20の構造や形状の差異や、ガスメータ20本体に施されている模様や、ガスメータ20に接続されている配管の形状、構造、外観や、ガスメータ20に貼られたシールやガスメータ20の周囲に配置されたぬいぐるみ等がある。
〔ゲームの特徴〕
以上詳述したように、本実施の形態では、特殊な場所にあるガスメータ20や特徴のあるガスメータ20を用いることで、ゲームの設計者は、新たにチェックポイントを設置する作業が不要となり、さらに、リアルタイムでのゲームの設計変更をすることも可能となる。
また、ガスメータ20の位置情報を利用することでGPSよりも精度が高い位置情報を用いることができる。さらに、ガスメータ20が存在すれば、GPSの電波が届かない地下街やビル内での実施も可能となる。
また、本実施の形態の変形例として、ガスメータ20以外にも電気メータや水道メータなどの生活基盤施設の計量器も利用することができる。ガス・電気・水道メータは、狭い間隔で配置され、また全てに個体識別が可能であることから、これを利用することでゲームの多様性を高めることができる。
例えば、コンビニや商店などのメータを、チェックポイントとすることで、その場所への集客などへの利用が可能である。ユーザの持つ携帯端末との通信機能を利用すれば、例えば、適切なタイミングでクーポン券などを発行し、コンビニや商店などの売り上げ向上に寄与させることも可能である。
10…ゲーム装置、20…ガスメータ、30…ユーザ端末、50…ガスメータ情報装置、70…ネットワーク、100…ゲーム制御部、110…ゲーム制御情報送信部、120…解答取得部、130…ガスメータ識別情報取得部、140…報酬付与部、150…ユーザ情報取得部、160…ガスメータ情報取得部、170a…ストーリーフラグ処理部、170b…ミッションマスク処理部、170c…ヒント処理部、180…プレイデータ記憶部、230…ガスメータ識別番号記載部、260…ガスメータ識別番号送信部、270…ネットワーク通信部、310…ゲーム制御情報取得部、320…解答入力部、330…ガスメータ識別情報入力部、340…報酬受付部、350…ユーザ情報入力部、360…ガスメータ識別番号受信部、560…ガスメータ情報送信部、570…ガスメータ通信部、580…ガスメータ情報記憶部

Claims (5)

  1. 生活基盤施設に用いられる計量器の識別情報と、当該計量器の設置場所に関する情報と、を対応付けて記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段に記憶された前記計量器の前記識別情報と前記設置場所に関する情報とを用いて、ゲームを制御するサーバ装置がユーザ端末から当該識別情報を受け取ると、当該識別情報を有する計量器の設置場所にユーザが到達したと判定し、当該計量器をチェックポイントとするユーザ参加型のゲームを提供する提供手段と、
    を有することを特徴とするユーザ参加型ゲームシステム。
  2. 前記ユーザ参加型のゲームでは、前記識別情報とともに、前記計量器の特徴および当該計量器の周囲の物の特徴の少なくとも何れか一つに関する情報が当該識別情報と対応付けて記憶手段に記憶され、
    前記提供手段が提供する前記ユーザ参加型のゲームでは、前記ゲームの進行に際してユーザが計量器を識別するための情報として、前記記憶手段に記憶された前記計量器の特徴および当該計量器の周囲の物の特徴の少なくとも何れか一つが用いられることを特徴とする請求項1記載のユーザ参加型ゲームシステム。
  3. 前記計量器の特徴として、当該計量器の形状、構造、および外観の少なくとも何れか一つが用いられ、
    前記計量器の周囲の物の特徴として、当該計量器の周囲の物の形状、構造、および外観の少なくとも何れか一つが用いられることを特徴とする請求項2記載のユーザ参加型ゲームシステム。
  4. 前記ユーザ参加型のゲームは、前記サーバ装置がユーザから前記計量器の前記識別情報を取得することにより、当該識別情報を用いて新たに形成された次の課題を当該ユーザに提供することを特徴とする請求項1記載のユーザ参加型ゲームシステム。
  5. 前記計量器または当該計量器の近傍に、当該計量器の周囲の携帯端末と通信を行う通信部をさらに備え、
    前記通信部は、前記携帯端末に対して前記ユーザ参加型のゲームに関する情報を提供することを特徴とする請求項1記載のユーザ参加型ゲームシステム。
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