JP6777993B2 - 画像処理装置、画像処理方法及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、画像処理装置、画像処理方法及びプログラムに関する。
近年、様々な状況で、画像から人物等の検知を行うことが可能な画像処理装置が用いられている。このような画像処理装置は、例えば、スタジアムにいる観客の人数を計測したり、遊園地の来客数の人数を計測するために用いられている。画像処理装置が画像において人物等の数を検知する際、対象とする検知領域は画像全体である場合と画像の一部である場合がある。したがって、画像処理装置は、動画等、複数の画像において人物等を検知する際、画像毎に検知領域を設定する必要がある。画像毎に検知領域を設定するための方法として、例えば、特許文献1には、初期フレームにおける探索結果に基づいて、後続フレームのために局所領域を設定する方法が開示されている。
特開2010−140425号公報
画像サイズが異なる複数の画像に対しては、画像サイズに応じて検知領域の大きさを簡易かつ適切に設定する画像処理技術が必要であった。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、画像サイズが異なる複数の画像に対して検知領域を適切に設定することを目的とする。
上記目的を達成するための一手段として、本発明の画像処理装置は以下の構成を有する。すなわち、カメラによって撮影された第一の画像において、所定の対象を検知するための検知領域として第一の検知領域を設定する第一の設定手段と、前記第一の画像における前記第一の検知領域を補正することにより、当該第一の画像のサイズと異なるサイズの第二の画像における前記検知領域として第二の検知領域を設定する第二の設定手段とを有し、前記第二の設定手段は、前記第一の検知領域が設定された前記第一の画像の所定の頂点と、当該所定の頂点に対応する前記第二の画像の頂点とを合わせるように、当該第一の画像と当該第二の画像とを重ねて配置した場合に、当該第二の画像外となる当該第一の検知領域の部分を当該第一の検知領域から除外するように補正した領域を、前記第二の検知領域として設定することを特徴とする。
本発明によれば、画像サイズが異なる複数の画像に対して検知領域を適切に設定することが可能となる。
画像処理装置の構成例を示す図。 画像処理装置のハードウェア構成例を示す図。 画像処理装置のメインウィンドウの一例を示す図。 検知領域設定ウィンドウの一例を示す図。 本実施形態による画像処理装置の処理の一例を示すフローチャート。 画像と検知領域の一例を示す図。 画像と補正前、補正後の検知領域の一例を示す図。 画像と補正前、補正後の検知領域の別の例を示す図。
以下、添付の図面を参照して、本発明をその実施形態に基づいて詳細に説明する。なお、以下の実施形態において示す構成は一例に過ぎず、本発明は図示された構成に限定されるものではない。
図1は、本発明の実施形態による画像処理装置の構成の一例を示す図である。画像処理装置101は、検知部102、ファイル入力部103、ファイル出力部104、表示制御部105、設定部106及び操作入力部109を有する。設定部106は、画像抽出部107、検知領域設定部108及び検知領域補正部110を有する。
検知部102は、人物(物体)等の所定の対象の検知を行う。ファイル入力部103は、画像ファイル111を入力する。ファイル出力部104は、検知部102による検知の結果としての結果ファイルを出力する。表示制御部105は、表示デバイス208(図2)に対して各種表示を行う。設定部106は、検知領域の設定処理を行う。具体的には、画像抽出部107は、ファイル入力部により入力された画像ファイル111から、検知領域を設定する対象となる画像(対象画像)を抽出する。操作入力部109は、ユーザによる入力装置207(図2)の操作情報を入力する。検知領域設定部108は、操作情報に応じて、対象画像上で検知領域を設定する。検知領域補正部110は、検知領域の補正処理を行う。
図2は、画像処理装置101のハードウェア構成の一例を示す図である。画像処理装置101は、CPU201、ROM202、RAM203、ハードディスクドライブ(HDD)204、ディスクドライブ205、ネットワークインターフェース206、入力装置207、及び表示デバイス208を有する。ネットワークインターフェース206は、ネットワーク211に接続されている。CPU201は、画像処理装置101を統括制御する制御装置である。ROM202は、CPU201が画像処理装置101を制御するためのプログラムを記憶する。なお、ROM202に代えて、2次記憶装置を設けてもよい。RAM203は、CPU201がROM202から読み出したプログラムを展開し、処理を実行するためのメモリである。また、RAM203は、一時記憶メモリとして各種処理の対象となるデータを一時記憶するための記憶領域としても使用される。
画像ファイルの入力方法としては、以下の形態をとる。一形態として、HDD204は、画像ファイル111を格納可能であり、CPU201は、HDD204から画像ファイル111を入力する。なお、CPU201が画像ファイル111をディスクドライブ205又はネットワークインターフェース206から入力する場合には、HDD204は必ずしも必要ではない。
また、別の形態として、ディスクドライブ205は、CD、DVD、ブルーレイディスク、又はフレキシブルディスク内の画像ファイル111を読み出し、CPU201はディスクドライブ205を介して画像ファイル111を入力する。なお、CPU201が画像ファイル111をHDD204又はネットワークインターフェース206から入力する場合には、ディスクドライブ205は必ずしも必要ではない。
また、さらに別の形態として、CPU201は、ネットワーク211を介して画像ファイル111を入力する。CPU201が画像ファイル111をHDD204又はディスクドライブ205から入力する場合には、ネットワークインターフェース206は必ずしも必要ではない。
なお、画像ファイルの入力方法は、上記の形態の何れか組み合わせた形態をとってもよい。
表示デバイス208は、ディスプレイ等のデバイスである。入力装置207は、数値入力用のキーボード、表示デバイス208の表示領域の表示位置を指示するためのポインティングデバイス、マウス、及びタッチパネル等を有する。
以上のように、画像処理装置101のハードウェア構成は、一般的なPC(パーソナルコンピュータ)に搭載されるハードウェア構成要素と同様のハードウェア構成要素を有している。そのため、画像処理装置101で実現される各種機能を、PC上で動作するソフトウェアとして実装することが可能である。画像処理装置101は、CPU201がプログラムを実行することにより、図1の機能および後述の図5に示す処理を実現することができる。
次に、本実施形態による画像処理装置101の処理について、図3〜図5を参照して説明する。まず、表示デバイス208に表示される画面例である図3と図4について説明する。
図3は、表示制御部105が表示デバイス208に表示するメインウィンドウ301の一例を示す図である。メインウィンドウ301は、入力フォルダ選択ボタン302、検知領域設定ウィンドウ起動ボタン303、検知領域表示エリア304、及び、検知開始ボタン305を有する。
図4は、表示制御部105が表示デバイス208に表示する検知領域設定ウィンドウ401の一例を示す図である。検知領域設定ウィンドウ401には、対象画像402、検知領域403、OKボタン404、及び、キャンセルボタン405が表示される。
なお、図3のメインウィンドウ301と、図4の検知領域設定ウィンドウは、表示デバイス208に同時に表示することが可能である。
次に、図3と図4を参照して、画像処理装置101の処理を図5を用いて説明する。図5は、画像処理装置101の処理の一例を示すフローチャートである。画像処理装置101が起動すると、表示制御部105は、まず、図3のメインウィンドウ301を表示デバイス208に表示する。ステップS1000では、メインウィンドウ301上でユーザにより選択されたフォルダに含まれる全ての画像ファイルを、解析対象として登録する処理を行う。
具体的には、まず、ユーザによる入力フォルダ選択ボタン302の選択が検出されると、表示制御部105は、表示デバイス208にフォルダ選択ダイアログを表示する。フォルダ選択ダイアログとは、図3には不図示であるが、ユーザが選択可能なフォルダの一覧が表示されたウィンドウである。なお、入力フォルダ選択ボタン302及びフォルダ選択ダイアログは、ファイル入力部103の一例である。ユーザがフォルダ選択ダイアログで一つのフォルダを選択すると、ファイル入力部103は、選択されたフォルダに含まれる全ての画像ファイルを、解析対象として登録する。なお、解析対象として登録する複数ファイルの登録方法は、この方法に限定されず、他の方法であってもよい。また、登録される画像ファイルの種類は、静止画ファイル及び動画ファイルのどちらでもよい。静止画ファイルは少なくとも一つの画像を含み、動画ファイルは、複数のフレームの画像から構成される。
次に、ステップS1001では、ファイル入力部103は、登録された複数の画像ファイルの中から、所定の条件に基づいて、特定の画像ファイル(画像ファイル111)を選択する。ファイル入力部103は、HDD204、ディスクドライブ205又はネットワークインターフェース206を介して、選択した画像ファイル111を画像処理装置101に入力する。ここで、所定の条件とは、例えば、ファイル名でソートした場合に先頭に位置するファイルから選択する、という条件であるが、他の条件であってもよい。
次に、ステップS1002では、ユーザによる検知領域設定ウィンドウ起動ボタン303の選択に応じて、表示制御部105は、図4の検知領域設定ウィンドウ401を表示デバイス208に表示する。検知領域設定ウィンドウ401は、検知領域設定部108の機能を持つウィンドウである。
次に、ステップS1003では、画像抽出部107は、画像ファイル111から、検知領域を設定する対象の画像としての対象画像を抽出し、表示制御部105を介して対象画像402として表示する。対象画像の抽出方法を以下に説明する。画像ファイル111が一つの画像しか含まれていない静止画ファイルの場合は、画像抽出部107は、画像ファイル111からその一つの画像を抽出画像として抽出する。画像ファイル111が複数フレームの画像から構成されている動画ファイルの場合は、画像抽出部107は、画像ファイル(動画ファイル)111の先頭フレームの画像を対象画像として抽出する。
次に、ステップS1004では、検知領域設定部108は、ユーザによる対象画像402上での枠の操作に応じて、検知領域403の位置およびサイズを設定する。操作入力部109は、ユーザによる入力装置207の操作情報を入力し、検知領域設定部108は、その操作情報に応じて、検知領域403を設定する。
検知領域403の設定方法の一例を以下に説明する。ここでは、入力装置207はマウスであるとする。図4の対象画像402は、長方形の形状である。対象画像402上には、長方形の検知領域403が表示されている。対象画像402上で検知領域403を描くために、ユーザは対象画像402上でマウスをドラッグする。ユーザが対象画像402上でマウスをダウンした点が一つの頂点になり、ユーザが対象画像402上でアップした点がもう一つの頂点になり、両方の頂点が対頂点となる。両方の頂点から対象画像402の各辺に平行な線を延ばすと、二つの交点ができる。以上の4点を結んだ長方形が、検知領域403となる。表示制御部105は、ユーザの操作に応じて、対象画像402の上に、検知領域403を表示する。
続いて、ユーザによるOKボタン404の選択が検出されると、検知領域設定部108は、検知領域設定ウィンドウ401を閉じて、検知領域403の左上の頂点のXY座標、幅及び高さを検知領域として設定する。表示制御部105は、検知領域表示エリア304に、検知領域403の左上の頂点のXY座標、幅及び高さを表示する。なお、ここでは、検知領域403の左上の頂点を用いたが、他の3点のいずれかを用いてよい。このようにして、検知領域設定部108は、対象画像402に対して、検知領域403を設定する。
ユーザによるキャンセルボタン405の選択が検出されると、検知領域設定部108は、検知領域設定ウィンドウ401を閉じて、新たなXY座標等の検知領域を設定しない。
なお、検知領域403を設定する方法は上記の方法に限らない。例えば、予め用意されている枠をドラッグ等により設定する方法や、枠の辺を平行移動させる方法などの様々な方法のいずれの方法を使ってもよい。また、検知領域403の形状は、長方形以外の形状でもよく、検知部102が人物等を検知可能な閉空間の形状であればよい。
次に、ステップS1005では、ユーザによる検知開始ボタン305の選択に応じて、検知領域補正部110は、解析対象の画像ファイル(すなわち、S1000で登録された画像ファイル)に対して検知領域の補正を行う。以下に、検知領域の補正方法の例を説明する。なお、一つの画像ファイルに含まれる動画などの画像の画像サイズは一定であり、他の画像ファイルに含まれる画像の画像サイズとは異なり得るものとする。
[第一の検知領域の補正方法]
第一の検知領域の補正方法として、画像ファイルAの画像において設定された検知領域を補正して、画像ファイルBの画像における検知領域を設定する方法を説明する。図6に、画像ファイルAにおける画像601と画像601に対してS1004において設定された検知領域602を示す。ここで、画像601の幅をWA、高さをHAとする。また、検知領域602の座標を(X1,Y1)、幅をW1、高さをH1とする。なお、図6、7では画像601および701の左上を原点としている。
画像ファイルBは、ステップS1000で登録された画像ファイルであって、まだ検知領域の設定が終了していない画像ファイルである。図7に、画像ファイルBの画像701を示す。ここで、画像701の幅をWB,高さをHBとし、画像701のサイズは画像601より小さいものとする。補正前の検知領域602の座標が(X1,Y1)で幅がW1、高さがH1、補正後の検知領域702の座標が(X1,Y1)で幅がW2、高さがH2となる。
本補正方法では、以下の関係式を用いる。
WB<X1+W1 …… (1)
HB<Y1+H1 …… (2)
(1)の条件を満たす時 W2=WB−X1 となり検知領域の幅が補正される。
(1)の条件を満たさない時は W2=W1 となり検知領域の幅は変わらない。
(2)の条件を満たす時 H2=HB−Y1 となり検知領域の高さが補正される。
(2)の条件を満たさない時は H2=H1 となり検知領域の高さは変わらない。
図7は次の(1)(2)の条件が満たされている。したがって、補正後の新しい検知領域は座標(X1,Y1)、幅W2,高さH2となる。新しい検知領域が画像ファイルBの画像701の検知領域となる。新しい検知領域は設定部106に保存される。
第一の検知領域の補正方法は、言い換えると検知領域補正部110による以下の処理を含む。すなわち、検知領域補正部110は、検知領域602(S1004で設定された検知領域)が配置された画像601(対象画像)と、画像701とを、所定の頂点を合わせて重ねて配置した場合に、画像701からはみでた検知領域602の部分を検知領域602から切り取るように補正した領域を、検知領域702として設定する。なお、図7では、所定の頂点を画像の左上としているが、その限りではない。
[第二の検知領域の補正方法]
第二の検知領域の補正方法として、画像ファイルAの画像において設定された検知領域を補正して、画像ファイルAの画像のサイズより小さい画像ファイルCの画像における検知領域を設定する方法を説明する。図6は、画像ファイルAの画像を示すものであり、上述の説明と同様である。なお、図8においても画像801(不図示ではあるが画像601)の左上を原点としている。
画像ファイルCは、ステップS1000で登録された画像ファイルであって、まだ検知領域の設定が終了していない画像ファイルである。図8に、画像ファイルCの画像801を示す。ここで、画像801の幅をWC,高さをHCとする。補正前の検知領域602の座標が(X1,Y1)で幅がW1、高さがH1、補正後の検知領域802の座標が(X3,Y3)で幅がW3、高さがH3となる。
本補正方法では、補正後の各値は、以下のように、画像ファイルAの画像601の幅と画像ファイルCの画像801の幅との比率、または、画像ファイルAの画像601の高さと画像ファイルCの画像801の高さとの比率になる。
X3=X1×WC/WA
Y3=Y1×HC/HA
W3=W1×WC/WA
H3=H1×HC/HA
これにより、補正後の新しい検知領域は座標(X3,Y3)、幅W3,高さH3となる。新しい検知領域が画像ファイルCの画像801の検知領域となる。新しい検知領域は設定部106に保存される。
第二の検知領域の補正方法は、言い換えると検知領域補正部110による以下の処理を含む。すなわち、検知領域補正部110は、画像601(対象画像)に対する検知領域602の位置と大きさの関係が画像801において同じとなるように検知領域602を補正した領域を、検知領域802として設定する。すなわちこの補正方法は、画像601の撮影画角と画像801の撮影画角が同じ場合に適用することができる。
図5に戻り、次に、ステップS1006では、検知部102は、検知領域が設定された画像ファイルの画像に対し、人物(物体)の検知を行う。検知部102が検知する領域は、設定部106に保存されたX座標、Y座標、幅、高さで定義される長方形の内部になる。本実施形態では、検知する対象は人物(物体)とするが、それ以外の画像から検知できるものであれば、他の対象を含めてもよい。例えば、文字や記号のようなものも対象となる。画像ファイルが複数フレームの画像から構成されている動画ファイルの場合は、検知部102は複数の画像について検知を行う。
本実施形態では、検知部102が検知する画像ファイルの画像は、画像ファイルに含まれる全ての画像とするが、必ずしも全ての画像にする必要はない。例えば、検知部102の検知対象は、画像ファイル中の先頭の画像、最後の画像、所定の画像、所定フレーム間隔の画像、所定再生時間間隔の画像等、画像ファイル中のいずれかの画像であればどの画像でもよい。
次に、ステップS1007では、ファイル出力部104は、検知部102による人物(物体)検知の結果としての結果ファイルを出力する。具体的には、ファイル出力部104は、結果ファイルを所定の出力フォルダに保存する。結果ファイルには、例えば、検知した人物(物体)に対して印をつけた画像と、検知対象の画像毎の検知された数をメタデータとして記述したリストが含まれる。
結果ファイルの一例を以下に示す。ファイル出力部104は、検知対象のフレーム画像に検知した人物等の対象の数を重畳した静止画をファイルとして生成する。画像ファイルが静止画の場合は、出力されるファイルは1枚である。画像ファイルが動画の場合は、出力されるファイルは、動画1秒ごとに1枚である。
ファイル名は、静止画の場合は、<画像ファイル名>_000000.jpgとなる。画像ファイル名が“sample.jpg”の場合は、sample_000000.jpgとなる。一方、動画の場合は、ファイル名はフレームレート(fps)で異なり、1枚目のフレームを<画像ファイル名>_000000.jpgとし、1秒間隔に処理されるフレームに対してフレームレートの数字を加算して行った値がファイル名に入る。画像ファイル名が“data.avi”の時は最初のフレームがdata_000000.jpgとなり、後続フレームは次の例のようになる。
30fpsの場合、data _000000.jpg, data _000030.jpg, data _000060.jpg…
5fpsの場合、data _000000.jpg, data _000005.jpg, data _000010.jpg…
次に、ステップS1008では、ステップS1000で選択した解析対象の画像ファイル全てが解析を完了したか判断される。判断の結果、未完了の画像ファイルがあれば(S1008でNOの場合)、画像処理装置101は、その画像ファイルを対象としてステップS1005に戻って同様の処理を行う。ステップS1008において、全てのファイルの解析が完了していれば(S1008でYESの場合)、処理は終了する。
このように本実施形態によれば、一つの画像に設定した検知領域を、他の画像に対して画像サイズに応じた適切な検知領域に補正して適用することができる。
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサがプログラムを読み出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
なお、上記実施形態は、何れも本発明を実施するにあたっての具体化の例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその技術思想、又はその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
101 画像処理装置、102 検知部、103 ファイル入力部、104 ファイル出力部、105 表示制御部、106 設定部、107 画像抽出部、108 検知領域設定部、109 操作入力部

Claims (20)

  1. カメラによって撮影された第一の画像において、所定の対象を検知するための検知領域として第一の検知領域を設定する第一の設定手段と、
    前記第一の画像における前記第一の検知領域を補正することにより、当該第一の画像のサイズと異なるサイズの第二の画像における前記検知領域として第二の検知領域を設定する第二の設定手段とを有し、
    前記第二の設定手段は、前記第一の検知領域が設定された前記第一の画像の所定の頂点と、当該所定の頂点に対応する前記第二の画像の頂点とを合わせるように、当該第一の画像と当該第二の画像とを重ねて配置した場合に、当該第二の画像外となる当該第一の検知領域の部分を当該第一の検知領域から除外するように補正した領域を、前記第二の検知領域として設定することを特徴とする画像処理装置。
  2. カメラによって撮影された第一の画像において、所定の対象を検知するための検知領域として第一の検知領域を設定する第一の設定手段と、
    前記第一の画像における前記第一の検知領域を補正することにより、当該第一の画像のサイズと異なるサイズの第二の画像における前記検知領域として第二の検知領域を設定する第二の設定手段とを有し、
    前記第二の設定手段は、前記第一の画像に対する前記第一の検知領域の位置関係と、前記第二の画像に対する前記第二の検知領域の位置関係とが同じとなるように前記第一の検知領域を補正した領域を、当該第二の検知領域として設定することを特徴とする画像処理装置。
  3. 前記第一の画像と前記第二の画像は、同じ画角で撮影された静止画であることを特徴とする請求項1または2に記載の画像処理装置。
  4. 前記第一の画像と前記第二の画像は、異なる動画ファイルに含まれる画像であることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  5. 前記第二の検知領域における前記所定の対象を検知する検知手段を更に有することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  6. 前記検知手段により検知された結果を示す情報を出力する出力手段をさらに有することを特徴とする請求項5に記載の画像処理装置。
  7. 前記結果を示す情報は、前記検知手段により検知された所定の対象に対して印をつけた画像と、検知された当該所定の対象の数を示す情報とを含むことを特徴とする請求項6に記載の画像処理装置。
  8. 前記第二の画像が動画ファイルに含まれる画像である場合、
    前記検知手段は、前記動画ファイルに含まれる複数の画像に対し前記第二の検知領域において前記所定の対象を検知し、
    前記出力手段は、前記複数の画像のそれぞれについて検知された結果を示す情報を出力することを特徴とする請求項6または7に記載の画像処理装置。
  9. 前記出力手段は、動画のフレームレートの数字が順に加算された数字を含むファイル名を、前記結果を示す情報のファイル名とすることを特徴とする請求項7または8に記載の画像処理装置。
  10. 前記所定の対象は、人物、物体、記号、文字のいずれかを含むことを特徴とする請求項1から9のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  11. カメラによって撮影された第一の画像において、所定の対象を検知するための検知領域として第一の検知領域を設定する第一の設定工程と、
    前記第一の画像における前記第一の検知領域を補正することにより、当該第一の画像のサイズと異なるサイズの第二の画像における前記検知領域として第二の検知領域を設定する第二の設定工程とを有し、
    前記第二の設定工程において、前記第一の検知領域が設定された前記第一の画像の所定の頂点と、当該所定の頂点に対応する前記第二の画像の頂点とを合わせるように、当該第一の画像と当該第二の画像とを重ねて配置した場合に、当該第二の画像外となる当該第一の検知領域の部分を当該第一の検知領域から除外するように補正した領域を、前記第二の検知領域として設定することを特徴とする画像処理方法。
  12. カメラによって撮影された第一の画像において、所定の対象を検知するための検知領域として第一の検知領域を設定する第一の設定工程と、
    前記第一の画像における前記第一の検知領域を補正することにより、当該第一の画像のサイズと異なるサイズの第二の画像における前記検知領域として第二の検知領域を設定する第二の設定工程とを有し、
    前記第二の設定工程において、前記第一の画像に対する前記第一の検知領域の位置関係と、前記第二の画像に対する前記第二の検知領域の位置関係とが同じとなるように前記第一の検知領域を補正した領域を、当該第二の検知領域として設定することを特徴とする画像処理方法。
  13. 前記第一の画像と前記第二の画像は、同じ画角で撮影された静止画であることを特徴とする請求項11または12に記載の画像処理方法。
  14. 前記第一の画像と前記第二の画像は、異なる動画ファイルに含まれる画像であることを特徴とする請求項11から13のいずれか1項に記載の画像処理方法。
  15. 前記第二の検知領域における前記所定の対象を検知する検知工程を更に有することを特徴とする請求項11から14のいずれか1項に記載の画像処理方法。
  16. 前記検知工程において検知された結果を示す情報を出力する出力工程をさらに有することを特徴とする請求項15に記載の画像処理方法。
  17. 前記結果を示す情報は、前記検知工程において検知された所定の対象に対して印をつけた画像と、検知された当該所定の対象の数を示す情報とを含むことを特徴とする請求項16に記載の画像処理方法。
  18. 前記第二の画像が動画ファイルに含まれる画像である場合、
    前記検知工程において、前記動画ファイルに含まれる複数の画像に対し前記第二の検知領域において前記所定の対象を検知し、
    前記出力工程において、前記複数の画像のそれぞれについて検知された結果を示す情報を出力することを特徴とする請求項16または17に記載の画像処理方法。
  19. 前記出力工程において、動画のフレームレートの数字が順に加算された数字を含むファイル名を、前記結果を示す情報のファイル名とすることを特徴とする請求項17または18に記載の画像処理方法。
  20. コンピュータを、請求項1から10のいずれか1項に記載の画像処理装置として機能させるためのプログラム。
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