JP6777571B2 - 蓄電制御装置および該蓄電制御装置を備えた蓄電システム - Google Patents

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Description

本発明は、蓄電池からの放電電力を自立出力に供給可能な蓄電制御装置および該蓄電制御装置を備えた蓄電システムに関する。
近年、リチウムイオン電池等の蓄電池の技術が進歩し、蓄電池の小型化、低価格化が著しい。そのため、一般家庭においても、安価な深夜電力で蓄電池に充電しておき、その蓄電池の電力を電力需要が大きい昼間に放電させることで、電力需要の平準化と電気料金の低減とを図った蓄電システムが普及しつつある。また、この蓄電システムは、停電のとき充電した蓄電池の電力を自立運転出力に供給することで、停電が発生しても電力供給が可能になっている。
一方、巨大地震(震度5以上)により電力系統に停電が発生したとき、電力系統に接続された家電製品に対して地震による被害状況が確認されないまま電力系統からの交流電力が自動的に供給されると、家電製品や配線等の短絡事故により火災が発生する虞がある。
この問題に対して、特許文献1には、図10に示す電力変換装置に、直流電源からの直流電力を入力し、この直流電力を交流電力へ変換して電力系統へ供給する発明が開示され、図11に示すフローチャートには、感震(震度5以上)の判定後および感震(震度3以上震度5未満)の判定から所定時間以内に停電を検知したとき、起動中止、すなわち、電力系統への交流電力の自動的な供給開始を停止する発明が開示されている。
特開2015―177661号公報
しかし、夜間や昼間でも自然光が届かない場所で地震が発生し停電した場合、最低限の照明がないと身の安全を確保(避難等)することや、家電製品を含む家の内外の状況を把握することが困難となっていた。
本発明は、前記従来の問題を鑑みてなされたものであって、その目的は、地震が発生し停電しても照明により身の安全を確保(避難等)し、家電製品を含む家の状況を把握することができる蓄電制御装置および該蓄電制御装置を備えた蓄電システムを提供することである。
本発明は、系統入力からの電力を蓄電池に充電し、または蓄電池の電力を系統入力へ放電する蓄電制御装置であり、停電により系統入力からの電力供給が停止したとき蓄電池からの放電電力を自立出力に供給可能な蓄電制御装置であって、自立出力は特定の照明器具を含む照明器具専用の照明専用自立出力とそれ以外の照明外自立出力に区分され、所定の大きさ以上の地震が発生したことを検知し停電した際に、蓄電池からの放電電力を照明専用自立出力に必要な電力に制限することによって、照明外自立出力への放電電力の供給を停止する一方、照明専用自立出力に放電電力を自動的に供給することを特徴とする。
この構成によれば、自立出力を特定の照明器具を含む(特定の照明器具を含めば、複数の照明器具の一部であっても全部であってもよい)照明器具専用の照明専用自立出力と照明器具以外の照明外自立出力に区分し、所定の大きさ以上の地震(例えば震度5以上の巨大地震)が発生し停電した場合でも、蓄電池からの放電電力が照明専用自立出力に自動的に供給されるので、照明により身の安全を確保(避難等)し、家電製品を含む家の中の状況を把握することができる。一方で、照明外自立出力への放電電力の供給は停止されるので、地震でダメージを受けた家電製品等の通電による火災の発生を防止することができる。
また、上記蓄電制御装置は、照明専用自立出力に供給する放電電力を照明器具に必要な電力に制限することを特徴とする。
この構成によれば、照明専用自立出力に供給する放電電力が照明器具に必要な電力に制限されるので、地震でダメージを受けた照明器具があっても、照明器具の通電による火災の発生を低減することができる。
さらに、上記蓄電制御装置は、所定の大きさ以上の地震か否かを検出可能な地震センサを備えることを特徴とする。
この構成によれば、蓄電制御装置が地震センサを備えているので、外部から検知する場合に比較して所定の大きさ以上の地震が発生したかを正確かつ確実に検知することができる。
また、上記蓄電制御装置は、系統入力と自立出力とを繋ぐ電力線上に介装されたブレーカーが外部信号によって導通をオフすることが可能に構成され、所定の大きさ以上の地震が発生したときにブレーカーに外部信号を送り、系統入力から自立出力への電力供給を停止させることを特徴とする。
この構成によれば、所定の大きさ以上の地震が発生したときには速やかに系統入力から自立出力への電力供給が停止(強制的に停電)されるので、系統入力から地震でダメージを受けた家電製品等に電力が供給されるのを回避し、通電による火災の発生を確実に防止することができる。
また、上記蓄電制御装置を備えた蓄電システムは、在宅または留守の状態を示す在宅/留守信号を蓄電制御装置に送信可能なセキュリティ手段を備え、所定の大きさ以上の地震を検出したときに蓄電制御装置がセキュリティ手段から在宅状態の信号を受けている場合は、照明専用自立出力に放電電力を自動的に供給する一方、蓄電制御装置がセキュリティ手段から留守状態の信号を受けている場合は、照明専用自立出力への放電電力の自動的な供給を停止させることを特徴とする。
この構成によれば、地震発生時に留守の場合には、照明専用自立出力への放電電力の自動的な供給を停止させるので、留守にもかかわらず、不用意に照明専用自立出力へ電力が供給されるのを回避することができる。
また、上記蓄電システムは、屋外の明るさを検出可能な照度センサをさらに備え、蓄電制御装置が照度センサから屋外が暗いことを示す信号を受け、セキュリティ手段から在宅状態の信号を受けている場合は、照明専用自立出力に放電電力を自動的に供給する一方、蓄電制御装置が照度センサから屋外が明るいことを示す信号を受けている場合は、セキュリティ手段から在宅状態の信号を受けている場合であっても、照明専用自立出力への放電電力の自動的な供給を停止させることを特徴とする。
この構成によれば、地震発生時に在宅の場合であっても屋外が明るい場合には、照明は不要であることから、照明器具がダメージを受けている可能性があるにもかかわらず、不用意に照明器具に電力が供給されるのを防止することができる。
さらに、上記蓄電システムは、照明器具が照明スイッチを介して照明専用自立出力と接続され、蓄電制御装置が照度センサから屋外が暗いことを示す信号を受け、セキュリティ手段から在宅状態の信号を受けている場合は、蓄電制御装置は照明器具を点灯させるための信号を照明スイッチに送り、照明器具を強制的に点灯させることを特徴とする。
この構成によれば、地震発生時に屋外が暗く在宅の場合には、蓄電制御装置からの信号により自動的に照明器具が点灯するので、直ちに家の中の状況を把握でき、身の安全を確保(避難等)することができる。
また、上記蓄電システムは、照明器具に異常がないか否かを検出する異常検出手段を備え、所定の大きさ以上の地震が発生したことを検知し停電した際に、異常検出手段により照明器具の異常が検出された場合には照明専用自立出力への放電電力の自動的な供給を停止させることを特徴とする。
この構成によれば、照明器具に異常が検出された場合には、照明専用自立出力への放電電力の自動的な供給が停止されるので、ダメージを受けた照明器具への電力供給による通電火災を防止することができる。
さらに、上記異常検出手段は、照明専用自立出力に接続され、照明器具の負荷抵抗値を測定する抵抗値測定部を有し、抵抗値測定部による負荷抵抗値の変化が所定値以内か否かを確認し、負荷抵抗値の変化が所定値を超えた場合に異常検出することを特徴とする。
異常検出手段としては、例えば、以下のような構成が好適である。すなわち、照明専用自立出力に接続され、照明器具の負荷抵抗値を測定する抵抗値測定部を有し、抵抗値測定部による負荷抵抗値の変化が所定値以内か否かを確認し、負荷抵抗値の変化が所定値を超えた場合に異常検出する構成を採用することができる。
本発明によれば、夜間や昼間でも自然光が届かない場所で地震が発生し停電した場合であっても、照明により身の安全を確保(避難等)し、家電製品を含む家の状況を把握することができる。
本発明の第1の実施形態に係る蓄電システムの回路構成図である。 本発明の第2の実施形態に係る蓄電システムの回路構成図である。 本発明の第3の実施形態に係る蓄電システムの回路構成図である。 照明スイッチの概略図である。 本発明の第4の実施形態に係る蓄電システムの回路構成図である。 本発明の第5の実施形態に係る蓄電システムの要部を示す回路構成図である。 本発明に係る蓄電システムの制御プログラムのフローチャート(1)である。 本発明に係る蓄電システムの制御プログラムのフローチャート(2)である。 本発明に係る蓄電システムの制御プログラムのフローチャート(3)である。 従来技術に係る電力変換装置の回路説明図である。 従来技術の電力変換装置の動作を示すフローチャートである。
本発明の蓄電制御装置および該蓄電制御装置を備えた蓄電システムについて図面を参照して説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態に係る蓄電システムの回路構成図である。蓄電システム100は、蓄電制御装置1、蓄電池2、特定の照明器具以外(家電製品等を含む)に給電する照明外自立出力13、特定の照明器具のみに給電する照明専用自立出力14および開閉器24〜27で構成される。蓄電システム100に商用電源である系統入力12が接続され、照明器具16〜19が照明スイッチ20〜23を介して照明専用自立出力14に接続される。
蓄電制御装置1は、双方向DC/DCコンバータ3、コンデンサ4、双方向インバータ5、ノイズフィルター6、制御部8および地震センサ9で構成される。
系統入力12からの交流電力が双方向インバータ5により直流電力に変換され、双方向DC/DCコンバータ3によって直流電圧が降圧されて蓄電池2に充電される。また、放電時には、蓄電池2に充電された直流電力が、双方向DC/DCコンバータ3により昇圧され、双方向インバータ5により交流電力に変換されて、系統入力12、照明外自立出力13および照明専用自立出力14に放電される。
双方向インバータ5は、スイッチング素子とダイオードを組合せたブリッジ回路、リアクトルおよびコンデンサで構成され、交流電力を直流電力に変換し、また、直流電力を交流電力に変換する双方向性の回路である。双方向インバータ5内のリアクトルおよびコンデンサはフィルター回路を構成する。
コンデンサ4は、平滑用コンデンサであり、ノイズフィルター6は、双方向インバータ5のスイッチングノイズを低減する。
制御部8は、図示はしていないが、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、入出力I/O(Input/Output)等で構成される回路であり、系統入力12および双方向インバータ5の電圧、電流、周波数、位相等を計測する。また、双方向DC/DCコンバータ3および双方向インバータ6のスイッチング素子を制御する。
さらに、地震センサ9の入力信号を監視し、開閉器24〜27のオン/オフを制御する。地震センサ9は、所定の大きさ以上(本実施形態では、例えば震度が5以上)の地震発生を検知するセンサである。本実施形態では震度の設定は5以上としているが、蓄電システム100によって設定の変更が可能である。なお、電圧、電流等の計測に必要なセンサ類は、図示していない。
開閉器24は、系統入力12および双方向インバータ5の交流出力の2つの電力源の並列接続および解列のためのスイッチである。開閉器25〜27は、照明外自立出力13および照明専用自立出力14に、系統入力12または双方向インバータ5の交流出力のいずれの交流電力を供給するか選択するスイッチである。各開閉器24〜27の一対または二対の接点は連動して動作する。
次に、通常運転時、停電時および地震発生時の開閉器24〜27の動作について説明する。
通常運転の充電動作時は、開閉器24および開閉器27はオン、開閉器25および開閉器26はオフである。双方向インバータ5により系統入力12からの交流電圧を直流電圧に変換し、双方向DC/DCコンバータ3で蓄電池が必要とする直流電圧に降圧し充電する。同時に、照明外自立出力13および照明専用自立出力14にも交流電力を供給する。
通常運転の放電動作時は、開閉器24および開閉器27はオン、開閉器25および開閉器26はオフである。双方向DC/DCコンバータ3により蓄電池2の直流電圧を昇圧し、双方向インバータ5で直流から交流に変換して照明外自立出力13および照明専用自立出力14へ交流電力を供給する。また、必要に応じて系統入力12にも交流電力を放電する。
系統入力12に停電が発生したとき、開閉器24および開閉器27はオフ、開閉器25および開閉器26はオンである。蓄電池2の直流電力を交流電力に変換して照明外自立出力13および照明専用自立出力14に供給する。
図1に示すように蓄電システム100では、自立出力は照明専用の照明専用自立出力14と、それ以外の家電製品を接続する照明外自立出力13の2つの系統に区分される。
本発明は、所定の大きさ以上の地震が発生したことを検知し停電した場合に、照明外自立出力13には放電電力の供給を停止し、照明専用自立出力14に放電電力を自動的に供給する。その放電電力は、照明外自立出力13および照明専用自立出力14を合計した必要な電力から照明専用自立出力14に必要な電力に制限される。
これによれば、照明により身の安全を確保(避難等)し、家電製品を含む家の中の状況を把握することができる。一方で、照明外自立出力13への放電電力の供給は停止されるので、地震でダメージを受けた家電製品等の通電による火災の発生を防止することができる。また、照明専用自立出力14に供給する放電電力が照明器具に必要な電力に制限されるので、地震でダメージを受けた照明器具があっても、照明器具の通電による火災の発生を低減することができる。
(第2の実施形態)
図2は、本発明の第2の実施形態に係る蓄電システムの回路構成図である。図2に示す蓄電システム101は、図1に示す蓄電システム100に照度センサ7およびセキュリティシステム(セキュリティ手段)10が付加されている。また、蓄電システム101と系統入力12を繋ぐ電力線上に強制遮断用のブレーカー11が備えられている。
なお、図2に示す各構成要素のうち、図1と同一の符号を付した構成要素については、第1の実施形態で説明したものと同様なので、ここでは説明を省略する。以下、第3〜第5の実施形態の説明についても同様である。
照度センサ7は屋外に設置され、地震発生時に屋外の明るさが、照明が必要な明るさかどうか検出する。セキュリティシステム10は、在宅または留守の状態を示す在宅/留守信号を蓄電制御装置1に出力する。なお、セキュリティシステム10が設置されていない家については、例えば、蓄電システム101に付属するリモコン等に在宅または留守の情報を入力しておき、地震発生時に当該情報を利用することで、セキュリティシステム10からの在宅/留守信号に代替することができる。
また、照度センサ7に代えて、蓄電システム101に予め備わっているカレンダーと時刻機能により、明るさを判断することも可能である。しかしながら、季節や家屋が建っている環境によっては明るさが正確に判断することができないため、正確性を重要視すれば、照度センサを用いて明るさを判断することが好ましい。
さらに、ブレーカー11は、電力会社と契約している電流値を超えると遮断(オフ)する遮断器であるが、蓄電制御装置1からの外部信号によって契約電流値を超えなくても強制的にオフすることが可能となっている。なお、ブレーカー11の復帰は手動で操作される。
第2の実施形態では、所定の大きさ以上の地震が発生したとき、ブレーカー11を蓄電制御装置1からの外部信号によって、系統入力12からの照明外自立出力13および照明専用自立出力14への電力供給を停止させる。また、蓄電制御装置1がセキュリティシステム10から在宅状態の信号を受けているときは、照明専用自立出力14に蓄電池2からの放電電力を自動的に供給する。一方、蓄電制御装置1がセキュリティシステム10から留守状態の信号を受けているときは、照明専用自立出力14への蓄電池2からの放電電力の自動的な供給を停止する。
さらに、本実施形態によれば、蓄電システム101は照度センサ7を備えているため、照度センサ7からの情報を利用することで、以下のように構成することができる。すなわち、照度センサ7から屋外が暗いことを示す信号を受け、セキュリティシステム10から在宅状態の信号を受けているときは、照明専用自立出力14に放電電力を自動的に供給する。一方、蓄電制御装置1が照度センサ7から屋外が明るいことを示す信号を受けているときは、セキュリティシステム10から在宅状態の信号を受けているときであっても、照明専用自立出力14への放電電力の自動的な供給を停止させる。
これにより、所定の大きさ以上の地震が発生したときには速やかに系統入力12から照明外自立出力13および照明専用自立出力14への電力供給が停止(強制的に停電)され、系統入力12から地震でダメージを受けた家電製品等に電力が供給されるのを回避し、通電による火災の発生を確実に防止することができる。
また、地震発生時に留守の場合には、照明専用自立出力14への放電電力の自動的な供給を停止させるので、留守にもかかわらず、不用意に照明専用自立出力14へ電力が供給されるのを回避することができる。
さらに、屋外が明るい場合には、照明は不要であることから、照明器具がダメージを受けている可能性があるにもかかわらず、不用意に照明器具に電力が供給されるのを防止することができる。
(第3の実施形態)
図3は、本発明に係る第3の実施形態に係る蓄電システムの回路構成図である。図3に示す蓄電システム102が、図2に示す蓄電システム101と異なる点は、地震発生時に照明スイッチ20〜23をオンにして照明器具16〜19を強制的に点灯させるための仕組みを導入した点である。
本実施形態の照明スイッチ20〜23を強制的にオンする仕組みは、既存の照明スイッチ20〜23にリレーの接点を並列接続し、蓄電制御装置1の出力信号によりリレーをオンする方法としている。図4はその照明スイッチの概略図である。
図4に示す照明スイッチ20〜23のR1はリレーであり、その2つの「a接点」が照明スイッチに並列に接続される。リレーR1は蓄電制御装置1からリレーの動作に必要な電気信号が入力されることによりオンする。
第3の実施形態は、蓄電制御装置1が照度センサ7から屋外が暗いことを示す信号を受け、セキュリティシステム10から在宅状態の信号を受けているときは、蓄電制御装置1は照明器具16〜19を点灯させるための信号を照明スイッチ20〜23に送り、照明器具18〜19を強制的に点灯させる。
これにより、地震発生時に屋外が暗く在宅のときには、蓄電制御装置1からの信号により自動的に照明器具16〜19が点灯するので、直ちに家の中の状況を把握でき、身の安全を確保(避難等)することができる。
(第4の実施形態)
図5は、本発明の第4の実施形態に係る蓄電システムの回路構成図である。図5に示す蓄電システム103は、図3に示す蓄電システム102に異常検出手段が付加されたものである。
異常検出手段は、照明専用自立出力14に接続された照明器具16〜19の異常を検出する。
第4の実施形態は、所定の大きさ以上の地震が発生したことを検知し停電した際に、異常検出手段により照明器具16〜19の異常が検出された場合には照明専用自立出力14への放電電力の自動的な供給を停止させる。
異常検出手段としては、照明専用自立出力14に接続され、照明器具16〜19の負荷抵抗値を測定する抵抗値測定部15を有し、抵抗値測定部15による負荷抵抗値の変化が所定値以内か否かを確認し、負荷抵抗値の変化が所定値を超えた場合に異常と判定するように構成することが好ましい。
なお、抵抗値測定部15は、照明専用自立出力14に接続された照明器具16〜19の負荷に、所定の直流電圧(例えば、3.0V)を印加して抵抗値を測定する。このとき、照明スイッチ20〜23は強制的にオンの状態で抵抗値を測定する。
これにより、照明器具に異常が検出された場合には、照明専用自立出力14への放電電力の自動的な供給が停止されるので、ダメージを受けた照明器具への電力供給による通電火災を防止することができる。
(第5の実施形態)
図6は、本発明の第5の実施形態に係る蓄電システムの要部を示す回路構成図である。図5に示す第4の実施形態の照明専用自立出力14および抵抗値測定部15を2つに区分したものである。
上記第2〜4実施形態では、屋外が明るいときは、系統入力12から照明外自立出力13および照明専用自立出力14に自動的な給電が行われないので、通電火災の発生を回避することができるが、在宅者が地下室等、昼間でも自然光が届かない暗い場所にいる場合には、照明が必要となる。
そこで、図6に示すように、照明専用自立出力14を、1)自然光が届く場所の照明器具16A〜19Aに照明スイッチ20A〜23Aを介して繋がる第1の照明専用自立出力14Aと、2)地下室等、自然光が届かない場所の照明器具16B〜19Bに照明スイッチ20B〜23Bを介して繋がる第2の照明専用自立出力14Bとの2出力に分ける。
また、第1の照明専用自立出力14Aに抵抗値測定部15Aが接続され、第2の照明専用自立出力14Bには抵抗値測定部15Bが接続され、それぞれ第1および第2の照明専用自立出力14A、14Bの照明器具の負荷抵抗値を測定し、その負荷抵抗値の変化により照明器具の異常を判定する。
なお、開閉器25、261、262および27は、照明外自立出力13、第1の照明専用自立出力14Aおよび第2の照明専用自立出力14Bに、系統入力12または双方向インバータ5の交流出力のいずれの交流電力を供給するか選択するスイッチである。各開閉器25、261、262および27の一対または複数対の接点は連動して動作する。
この実施形態では、蓄電システム104は、照度センサ7およびセキュリティシステム10(第2〜4実施形態と同様に蓄電制御装置1の制御部8に対して信号を送信可能)からの信号に基づき、以下のとおり、第1および第2の照明専用自立出力14A、14Bへの給電を制御する。
すなわち、セキュリティシステム10から留守状態の信号を受けているときは、照度センサ7からの信号にかかわらず(屋外の明るさにかかわらず)、第1および第2の照明専用自立出力14A、14Bへの蓄電池2からの放電電力の自動的な供給を停止する。
また、セキュリティシステム10から在宅状態の信号を受けており、照度センサ7から屋外が暗いことを示す信号を受けているときは、第1および第2の照明専用自立出力14A、14Bに接続された照明器具の負荷抵抗値の変化が所定値以内であれば、第1および第2の照明専用自立出力14A、14Bに放電電力を自動的に供給する。
一方で、セキュリティシステム10から在宅状態の信号を受けており、照度センサ7から屋外が明るいことを示す信号を受けているときは、第1の照明専用自立出力14Aへの蓄電池2からの放電電力の自動的な供給を停止する一方、第2の照明専用自立出力14Bに接続された照明器具の負荷抵抗値の変化が所定値以内であれば、第2の照明専用自立出力14Bに、蓄電池2からの放電電力を自動的に供給する。
この構成によれば、地震が発生し停電した際に在宅の場合、地下室等、自然光が届かない場所の照明器具16B〜19Bには、その照明器具16B〜19Bの負荷抵抗値の変化が所定値以内であれば、蓄電池2からの放電電力が自動的に供給されるので、在宅者は照明により身の安全を確保(避難等)し、周囲の状況を把握することができる。
その一方で、地震が発生し停電した際に在宅であっても、屋外が明るい場合は、自然光が届く場所の照明は不要であることから、照明器具16A〜19Aがダメージを受けている可能性があるにもかかわらず、不用意に照明器具16A〜19Aに電力が供給されるのを防止することができる。
なお、図6に示す第5の実施形態は、第4の実施形態に係る蓄電システム103の照明専用自立出力14を2出力に分けたものである。第2および第3の実施形態についても、図6に示す実施形態と同様に、照明専用自立出力14を第1の照明専用自立出力14Aと第2の照明専用自立出力14Bの2出力に分けることにより、昼間でも暗い場所がある場合に対応することが可能である。
以上説明した本発明の第1から第5の実施形態に係る蓄電システムによる制御処理は、蓄電制御装置1の制御部8のROM等に内蔵されたプログラムにより実行することも可能である。
ここでは、第5の実施形態に係る蓄電システム104の制御プログラムについて、図7〜図9に示すフローチャートにより説明する。
図7〜図9は、それぞれ蓄電システム104の制御プログラムのフローチャート(1)〜(3)である。
なお、本フローチャートで、照明専用自立出力14、照明器具16〜19および照明スイッチ20〜23を使用して説明するときは、第1の照明専用自立出力14Aおよび第2の照明専用自立出力14Bを区分しないで、2つの照明専用自立出力とも、同時に電力を供給もしくは停止または照明スイッチを操作し照明器具を点灯させる場合である。
蓄電システム104の制御部8に電源が投入されると、制御プログラムはスタートし、ステップS10の初期化が実施される。
次に、ステップS11の通常運転状態に移行する。この通常運転状態は、蓄電池2への充電動作または蓄電池2からの放電動作であり、開閉器24、25、261、262および27のオン/オフは2つの動作で同じであるが、電力の移動方向が異なる。
ステップS12では、蓄電制御装置1はセキュリティシステム10から在宅か留守かを示す信号を入手する。
次のステップS13では所定の大きさ以上(震度5以上)の巨大地震が発生したか判定する。震度5未満の地震のとき(S13、NO)、次に、ステップS14で停電か判定する。停電のとき(S14、YES)、照明外自立出力13および照明専用自立出力14に電力を供給する(S15)。この時、照明外自立出力13および照明専用自立出力14への給電のため、開閉器24および開閉器27はオフ状態、開閉器25、261および262はオン状態の停電時動作となる。
一方、停電でなければ(S14、NO)、通常運転状態の処理(S16)を実施し、ステップS12に戻る。
ステップS13で震度5以上の地震のとき(S13、YES)、ステップS17に移行する。ステップS17は、震度5以上の地震発生後にブレーカー11をオフさせるとともに、開閉器24および開閉器27をオフ状態とし、開閉器25、261および262はオフ状態を継続し、強制的に停電状態とする。
次に、ステップS18でセキュリティシステム10からの信号により在宅か判定する。在宅でないとき(S18、NO)、照明器具16〜19を含む負荷への電力供給は必要がないので、照明外自立出力13および照明専用自立出力14への電力供給は停止する(S19)。
ステップS20は強制待機で、蓄電池2からの電力供給は停止した状態である。次に、図9に示すステップS39に移行する。
ステップS18で在宅のとき(S18、YES)、ステップS21で屋外が明るいか判定する。屋外が明るいとき(S21、YES)、照明を必要とする昼間でも暗い場所があるか確認する(S28)。この確認方法は、昼間でも暗い場所に照明器具16B〜19Bを備える蓄電システムであれば、例えばステップS10の初期化で「昼間でも暗い場所に照明器具あり」として蓄電制御装置1の制御部8のメモリに設定した情報を参照するようにしてもよい。
照明を必要とする昼間でも暗い場所がなければ(S28、NO)、照明器具16〜19への電力供給は必要がないので、照明外自立出力13および照明専用自立出力14への電力供給は停止し(S29)、強制待機(S30)として、図9に示すステップS39に移行する。照明を必要とする昼間でも暗い場所があれば(S28、YES)、図8に示すステップ32に移行する。
一方、屋外が明るくないとき(S21、NO)、一旦照明外自立出力13および照明専用自立出力14への電力供給は停止し(S22)、照明専用自立出力14に接続された照明スイッチ20〜23を強制的にオンする(S23)。
次に、照明専用自立出力14に接続された照明器具16〜19の負荷の抵抗値を測定しその抵抗値の変化を判定する(S24)。第1の照明専用自立出力14Aおよび第2の照明専用自立出力14Bの各照明器具の負荷抵抗値の一方かまたは両者とも異常があれば(S25、YES)、異常があった照明器具の照明スイッチ20A〜23Aまたは/および照明スイッチ20B〜23Bをオフし、照明外自立出力13、異常があった第1の照明専用自立出力14Aまたは/および第2の照明専用自立出力14Bへの電力供給は停止したまま、強制待機(S31)として、図9に示すステップS39に移行する。この場合、蓄電システム104に付属するリモコン等に抵抗値異常のため、照明を点灯させなかったことを示し、注意を促す。
一方、ステップS25で、第1の照明専用自立出力14Aおよび第2の照明専用自立出力14Bの各照明器具の一方かまたは両者とも異常がなければ(S25、NO)、異常がなかった第1の照明専用自立出力14Aまたは/および第2の照明専用自立出力14Bの過電流保護値を低下させ(S26)、異常がなかった第1の照明専用自立出力14Aまたは/および第2の照明専用自立出力14Bに電力を供給する(S27)。すなわち、異常がなかった照明専用自立出力に接続された開閉器261または/および開閉器262をオンする。その後、図9に示すステップS40に移行する。
ここで、第1の照明専用自立出力14Aおよび第2の照明専用自立出力14Bの負荷の抵抗値が異常かどうかは、正常値と比較し、例えば、5%以上の変化があるとき異常と判定する。判定値は固定されるものではなく、測定精度や環境条件を考慮して決定する。
なお、ステップS26の過電流保護値の低下処理は、照明外自立出力13および照明専用自立出力14を合計した電流値の上限値を、例えば20Aとしていたのを、地震発生後の第1の照明専用自立出力14Aまたは/および第2の照明専用自立出力14Bを点灯させるときの上限値を、例えばそれぞれ2Aに下げることである。このことにより、火災発生を低減すると共に、蓄電システム104を保護する。
図8は、図7に示すステップS28で、昼間でも暗い場所に照明器具16B〜19Bを備える蓄電システムの制御プログラムのフローチャートである。
ステップS32で、第1の照明専用自立出力14Aおよび第2の照明専用自立出力14Bへの電力供給は一旦停止し(S32)、第2の照明専用自立出力14Bに接続された照明スイッチ20B〜23Bを強制的にオンする(S33)。
次に、第2の照明専用自立出力14Bに接続された照明器具16B〜19Bの負荷の抵抗値を測定してその抵抗値の変化を判定する(S34)。抵抗値に異常があれば(S35、YES)、照明スイッチ20B〜23Bをオフし、第2の照明専用自立出力14Bへの電力供給を停止したまま、強制待機(S38)として、図9に示すステップS39に移行する。この場合、蓄電システム104に付属するリモコン等に抵抗値異常のため、照明を点灯させなかったことを示し、注意を促す。
一方、ステップS35で抵抗値の異常がなければ(S35、NO)、第2の照明専用自立出力14Bの過電流保護値を低下させ(S36)、第2の照明専用自立出力14Bに電力を供給する(S37)。すなわち開閉器262をオンする。その後、図9に示すステップS40に移行する。
なお、照明器具16B〜19Bの負荷抵抗値が異常かどうかは、上記で説明した判定と同様であり、また過電流保護値は第2の照明専用自立出力14Bのみに必要な電流の上限値とする。
図9に示すフローチャートは、強制待機または第1の照明専用自立出力14Aまたは/および第2の照明専用自立出力14Bへの電力供給の運転状態を継続して(S39)、安全確認済の信号が入力されたか否かを判定する(S40)。この安全確認済の信号は、照明専用自立出力14に接続された照明器具16A〜19Aまたは/および照明器具16B〜19Bの明かりを頼りに、身の安全を確保(避難等)することや、家電製品を含む家の内外の状況を把握し、安全が確認された後、在宅者により蓄電制御装置1に入力される。
蓄電制御装置1の制御部8への入力方法は、例えば蓄電システム104に付属する液晶のタッチパネル形式のリモコン等があれば、そこに表示された入力用の画面から入力するようにしてもよい。
安全が確認され(S40、YES)、ブレーカー11が在宅者により手動でオンされていれば(S41、YES)、図7に示すステップS11に移行し、通常運転状態に戻る。このとき、過電流保護値も、地震発生前の電流値の上限値に戻す。
なお、制御プログラムのフローチャートは、第5の実施形態を例に説明したが、例えば、第1の実施形態での制御プログラムのフローチャートは、図7に示すフローチャートのステップS17のブレーカー11の強制オフは開閉器24および開閉器27をオフとし、ステップS18からステップS25までの処理を省き、ステップS17に続いてステップS26およびステップS27を実行することで、実現が可能である。
また、同様に、第2〜第4の実施形態の制御プログラムのフローチャートは、第1の実施形態の制御プログラムに対して付加された機能の処理、すなわち、第2の実施形態では、ステップS17〜ステップS22、ステップS29およびステップS30(ステップS21でYESとなった場合にステップS28を省いてステップS29を実行)を第1の実施形態のフローチャートに追加して実行することにより、また第3の実施形態では、さらにステップS23の処理を実行することにより、第4の実施形態では、さらにステップS24、ステップS25およびステップS31を実行することにより、実現が可能である。
以上、本発明の蓄電制御装置および該蓄電制御装置を備えた蓄電システムによれば、巨大地震発生時、ブレーカー11をオフさせ、留守のときや屋外が明るいときは、系統入力12から照明外自立出力13および照明専用自立出力14に自動的な給電が行われないので、通電火災の発生を回避することができる。さらに、照明専用自立出力14に接続された照明器具16〜19の負荷抵抗値の確認後、第1の照明専用自立出力14Aまたは/および第2の照明専用自立出力14Bに給電するので、ダメージを受けた照明器具16A〜19Aまたは/および照明器具16B〜19Bへの電力供給による通電火災が低減される。
また、巨大地震発生後、夜間や屋外が明るいときであっても自然光が届かない場所があれば給電されるので、在宅者は、照明専用自立出力14に接続された照明器具16A〜19Aまたは/および照明器具16B〜19Bの明かりを頼りに、身の安全を確保(避難等)することや、家電製品を含む家の内外の状況を把握することができる。なお、在宅者は屋外・屋内(家電製品の安全確認含む)の安全を確認した後、ブレーカー11を手動でオンにする。
なお、在宅者により安全が確認され、系統入力12が通電状態のときは、地震による蓄電システムの照明外自立出力13への放電電力の供給停止はリセットされ通常運転状態に切り換わる。
また、ブレーカー11を手動でオンにしても地震により系統入力12が停電しているときは、蓄電システムは停電動作となり、照明外自立出力13および照明専用自立出力14に蓄電池2からの放電電力が供給される。
1・・・蓄電制御装置、2・・・蓄電池、3・・・双方向DC/DCコンバータ、5・・・双方向インバータ、7・・・照度センサ、8・・・制御部、9・・・地震センサ、10・・・セキュリティシステム、11・・・ブレーカー、12・・・系統入力、13・・・照明外自立出力、14、14A、14B・・・照明専用自立出力、15、15A、15B・・・抵抗値測定部、16〜19、16A〜19A、16B〜19B・・・照明器具、20〜23、20A〜23A、20B〜23B・・・照明スイッチ、24、25、26、27、261、262・・・開閉器、100〜104・・・蓄電システム。

Claims (9)

  1. 系統入力からの電力を蓄電池に充電し、または該蓄電池の電力を前記系統入力へ放電する蓄電制御装置であり、停電により前記系統入力からの電力供給が停止したとき前記蓄電池からの放電電力を自立出力に供給可能な蓄電制御装置であって、
    前記自立出力は特定の照明器具を含む照明器具専用の照明専用自立出力とそれ以外の照明外自立出力に区分され、
    所定の大きさ以上の地震が発生したことを検知し停電した際に、前記蓄電池からの放電電力を前記照明専用自立出力に必要な電力に制限することによって、前記照明外自立出力への前記放電電力の供給を停止する一方、前記照明専用自立出力に前記放電電力を自動的に供給することを特徴とする蓄電制御装置。
  2. 前記照明専用自立出力に供給する前記放電電力を前記照明器具に必要な電力に制限することを特徴とする請求項1記載の蓄電制御装置。
  3. 所定の大きさ以上の地震か否かを検出可能な地震センサを備えることを特徴とする請求項1または2に記載の蓄電制御装置。
  4. 系統入力と前記自立出力とを繋ぐ電力線上に介装されたブレーカーが外部信号によって導通をオフすることが可能に構成され、
    所定の大きさ以上の地震が発生したときに前記ブレーカーに外部信号を送り、前記系統入力から前記自立出力への電力供給を停止させることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の蓄電制御装置。
  5. 請求項1ないし4のいずれかに記載の蓄電制御装置と、
    在宅または留守の状態を示す在宅/留守信号を前記蓄電制御装置に送信可能なセキュリティ手段を備え、
    所定の大きさ以上の地震を検出したときに前記蓄電制御装置が前記セキュリティ手段から在宅状態の信号を受けている場合は、前記照明専用自立出力に前記放電電力を自動的に供給する一方、前記蓄電制御装置が前記セキュリティ手段から留守状態の信号を受けている場合は、前記照明専用自立出力への前記放電電力の自動的な供給を停止させることを特徴とする蓄電システム。
  6. 屋外の明るさを検出可能な照度センサをさらに備え、
    前記蓄電制御装置が前記照度センサから屋外が暗いことを示す信号を受け、前記セキュリティ手段から在宅状態の信号を受けている場合は、前記照明専用自立出力に前記放電電力を自動的に供給する一方、前記蓄電制御装置が前記照度センサから屋外が明るいことを示す信号を受けている場合は、前記セキュリティ手段から在宅状態の信号を受けている場合であっても、前記照明専用自立出力への前記放電電力の自動的な供給を停止させることを特徴とする請求項5記載の蓄電システム。
  7. 前記照明器具が照明スイッチを介して前記照明専用自立出力と接続され、
    前記蓄電制御装置が前記照度センサから屋外が暗いことを示す信号を受け、前記セキュリティ手段から在宅状態の信号を受けている場合は、前記蓄電制御装置は前記照明器具を点灯させるための信号を前記照明スイッチに送り、前記照明器具を強制的に点灯させることを特徴とする請求項6記載の蓄電システム。
  8. 請求項1ないし7のいずれかに記載の蓄電制御装置または蓄電システムと、
    前記照明器具に異常がないか否かを検出する異常検出手段を備え、
    所定の大きさ以上の地震が発生したことを検知し停電した際に、前記異常検出手段により前記照明器具の異常が検出された場合には前記照明専用自立出力への前記放電電力の自動的な供給を停止させることを特徴とする蓄電システム。
  9. 前記異常検出手段は、前記照明専用自立出力に接続され、前記照明器具の負荷抵抗値を測定する抵抗値測定部を有し、前記抵抗値測定部による前記負荷抵抗値の変化が所定値以内か否かを確認し、前記負荷抵抗値の変化が前記所定値を超えた場合に異常検出することを特徴とする請求項8記載の蓄電システム。
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