JP6776768B2 - 角形缶の製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、絞りしごき加工工程を含む角形缶の製造方法に関する。
金属製の角形缶は、ブランクに対して絞りしごき加工を施すことにより得ることができる。図14は、このようにして得られた角形缶の斜視図である。角形缶1000は、平面形状が略四角形状の底板部1300と、底板部1300の長辺を含む側壁(第1側壁1100)と、底板部1300の短辺を含む側壁(第2側壁1200)とを備えている。このような角形缶の底板部1300の4隅は、製法上、湾曲面となる。つまり、底板部1300の角部1300Xと、第1側壁1100の角部1100Xと、第2側壁1200の角部1200Xは、いずれも湾曲線で構成される。ここで、品質や機能など様々な理由によって、4隅の湾曲面の曲率半径をできる限り小さくすることが求められることがある。つまり、角部1300X,角部1100X,角部1200Xの曲率半径Rをできる限り小さくすることが求められることがある。例えば、リチウムイオン電池のケースとして角形缶が利用される場合には、冷却性能、電池保持性能、取扱性、及び収納性の観点から、上記曲率半径Rはできる限り小さいことが望まれる。
しかしながら、絞りしごき加工を行う際に、上記曲率半径Rを小さくするほど、成形品における上記4隅に相当する部分への応力が大きくなってしまう。これにより、上記4隅の付近に、亀裂や割れが発生し易くなってしまう。
特許第4702843号公報 特許第3579936号公報 特開2014−231064号公報
本発明の目的は、角形缶の底の4隅の曲率半径をより小さくすることを可能とする角形缶の製造方法を提供することにある。
本発明は、上記課題を解決するために以下の手段を採用した。
すなわち、本発明の角形缶の製造方法は、
有底の角形缶を製造する方法であって、
金属板に対して、最終成形品の側壁に相当する部分、かつ絞りしごき加工が施される部分の少なくとも一部に、コイニング加工を施す工程と、
前記コイニング加工が施されたブランクに対して、絞りしごき加工を施す工程と、
を含むことを特徴とする。
本発明によれば、ブランクの絞りしごき加工が施される部分の少なくとも一部に、予めコイニング加工が施される。これにより、金属板の肉厚が予め薄くなっているため、絞りしごき加工によって、金属板の肉厚を薄くする量(割合)を減らすことができる。そのため、角形缶の底板部の4隅に相当する部分への応力を減らすことができ、当該4隅の付近に、亀裂や割れが発生してしまうことを抑制することができる。従って、角形缶の底板部
の4隅の曲率半径をより小さくすることが可能となる。また、これにより、角形缶の底板部の4隅に接続する底板部、及び側壁の角部の曲率半径も小さくすることができる。
ここで、前記角形缶の底板部となる底予定部の周囲の少なくとも一部に前記コイニング加工を施すとよい。
これにより、角形缶の底板部の4隅に相当する部分への応力を効果的に減らすことができる。
前記角形缶の底板部の平面形状は略四角形状であり、
略四角形状の底板部となる底予定部における一対の長辺に沿うように前記コイニング加工を施すとよい。
なお、前記コイニング加工が施される領域の平面形状は、
前記長辺に平行な直線部と、該直線部の端部から前記底予定部から遠ざかるように設けられる斜線部と、を少なくとも有する形状であり、
前記斜線部は、最終成形品において、前記底板部の長辺を含む側壁と、前記底板部の短辺を含む側壁との境界線に略平行となるように設けられているとよい。
また、前記角形缶の底板部の平面形状は略四角形状であり、
略四角形状の底板部となる底予定部における一対の短辺に沿うように前記コイニング加工を施すことも好適である。
なお、前記コイニング加工が施される領域の平面形状は、
前記短辺に平行な直線部と、該直線部の端部から前記底予定部から遠ざかるように設けられる斜線部と、を少なくとも有する形状であり、
前記斜線部は、最終成形品において、前記底板部の長辺を含む側壁と、前記底板部の短辺を含む側壁との境界線に略平行となるように設けられているとよい。
また、前記角形缶の底板部の平面形状は略四角形状であり、
略四角形状の底板部となる底予定部における長辺と短辺との交わりとなる4か所の角部それぞれの近傍の4か所の領域に前記コイニング加工を施すことも好適である。
更に、前記角形缶の底板部の平面形状は略四角形状であり、
略四角形状の底板部となる底予定部の周囲を取り囲むように前記コイニング加工を施すようにしてもよい。
また、前記角形缶の底板部となる底予定部の一部に前記コイニング加工を施してもよい。
前記コイニング加工を施す際には、コイニング加工を施す領域の周囲を押えた状態で行うとよい。
こうすることで、コイニング加工を施す領域の周囲が、コイニング加工により肉厚が厚くなってしまうことを抑制することができる。
なお、上記各構成は、可能な限り組み合わせて採用し得る。
以上説明したように、本発明によれば、角形缶の底の4隅の曲率半径をより小さくする
ことができる。
本発明の実施形態に係るコイニング加工工程説明図である。 本発明の実施形態に係るコイニング加工工程説明図である。 本発明の実施形態に係るコイニング加工が施されたブランクの平面図である。 本発明の実施形態に係る絞りしごき加工工程説明図である。 本発明の実施形態に係る絞りしごき加工工程説明図である。 本発明の実施形態に係る絞りしごき加工が施された第1中間成形品の斜視図である。 本発明の実施形態に係る第1中間成形品に対する絞りしごき加工工程説明図である。 本発明の実施形態に係る第1中間成形品に対する絞りしごき加工工程説明図である。 本発明の実施形態に係る絞りしごき加工が施された第2中間成形品の斜視図である。 本発明の実施形態に係る絞りしごき加工が施された最終成形品の斜視図である。 本発明の実施形態に係る最終製品の斜視図である。 本発明の実施形態に係るコイニング加工が施されたブランクの変形例1の平面図である。 本発明の実施形態に係るコイニング加工が施されたブランクの変形例2の平面図である。 一般的な角形缶の斜視図である。
以下に図面を参照して、この発明を実施するための形態を、実施形態に基づいて例示的に詳しく説明する。ただし、この実施形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは、特に特定的な記載がない限りは、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
(実施形態)
図1〜図13を参照して、本発明の実施形態に係る角形缶の製造方法について、製造工程の順に説明する。
<コイニング加工工程>
特に、図1〜図3を参照して、コイニング加工工程について説明する。ただし、適宜、図10に示す最終成形品50の斜視図、及び図11に示す最終製品(角形缶60)の斜視図についても参照しながら説明する。図1及び図2は本発明の実施形態に係るコイニング加工工程説明図である。図1及び図2はコイニング加工を行う加工装置の主要部を示す概略構成断面図であり、図1は加工前の状態を示し、図2は加工を施した直後の状態を示している。図3は本発明の実施形態に係るコイニング加工が施されたブランクの平面図である。
本実施形態に係るコイニング加工装置は、一対のコイニングパンチ100と、コイニング用ダイ200と、金属板押え部材300とを備えている。金属板押え部材300には、コイニングパンチ100が通る一対の貫通孔310が設けられている。このように構成されたコイニング加工装置によって、金属板10に対してコイニング加工が施される。
本実施形態に係る金属板10は、アルミニウムなどの金属で構成されている。また、本実施形態に係る金属板10は、予め一定の形に切られたブランクである。この金属板10はダイ200に設置される。そして、金属板10はコイニングパンチ100によって加圧される。これにより、金属板10の一部がコイニングパンチ100とダイ200により圧縮されて塑性変形し、薄肉部21が形成される。この薄肉部21の平面形状は、コイニングパンチ100の先端面の形状と同一である。また、コイニング加工を施す際には、コイニング加工を施す領域の周囲を金属板押え部材300により押えた状態で行うため、金属板10に反りや歪みが出てしまうことが抑制される。
コイニング加工が施されたブランク20には、図3に示すように、一対の薄肉部21が形成される。つまり、加工される前の金属板10の肉厚をt1とし、薄肉部21の肉厚t11とすると、t11<t1となる。なお、コイニング加工が施される領域は、薄肉部21に相当する。また、図3中、点線で示す部分は、最終製品である角形缶及び最終成形品における底板部となる底予定部22である。
コイニング加工は、底予定部22の周囲の少なくとも一部に施される。本実施形態においては、角形缶60の底板部53(図11参照)の平面形状(底予定部22の平面形状と同一である)は略四角形状である。より具体的には、長方形の4つの角部が曲率半径の小さな湾曲線で構成された形状である。そして、本実施形態においては、底予定部22における一対の長辺に沿うようにコイニング加工が施されている。このコイニング加工が施される領域(つまり、薄肉部21)の平面形状は、底予定部22の長辺に平行な直線部21aと、直線部21aの端部から底予定部22から遠ざかるように設けられる斜線部21bと、を少なくとも有する形状である。そして、斜線部21bは、最終成形品50において、底板部53の長辺を含む側壁と、底板部53の短辺を含む側壁との境界線に略平行となるように設けられている。以下、説明の便宜上、底板部53の長辺を含む側壁を第1側壁51と称し、底板部53の短辺を含む側壁を第2側壁52と称する。なお、図10中、点線部分21Zが、ブランク20に設けられていた薄肉部21に相当し、そのうち直線部21Zbが薄肉部21における斜線部21bに相当する。また、本実施形態においては、一対の斜線部21bの両端部を結ぶ線21cは円弧状の線で構成されているが、この線21cは直線であってもよい。
<ブランクに対する絞りしごき加工工程>
特に、図4〜図6を参照して、ブランク20に対する絞りしごき加工工程について説明する。図4及び図5は本発明の実施形態に係る絞りしごき加工工程(ブランク20に対する絞りしごき加工工程)説明図である。また、図4及び図5は絞りしごき加工を行う加工装置の主要部を示す概略構成断面図であり、図4は加工前の状態を示し、図5は加工を施した直後の状態を示している。更に、図4及び図5において、一点鎖線よりも右側は第1側壁51となる部分を正面から見た場合の加工部を示しており、一点鎖線よりも左側は第2側壁52となる部分を正面から見た場合の加工部を示している。図6は本発明の実施形態に係るブランク20に対する絞りしごき加工が行われた中間成形品(以下、説明の便宜上、第1中間成形品30と称する)の斜視図である。
本実施形態に係る絞りしごき加工装置は、パンチ(以下、説明の便宜上、第1パンチ510と称する)と、ダイ(以下、説明の便宜上、第1ダイ610と称する)と、ブランク押え部材710と、受け部材(以下、説明の便宜上、第1受け部材810と称する)とを備えている。第1パンチ510は第1ダイ610に向かって移動するように構成されており、第1ダイ610には、第1パンチ510が挿入される貫通孔611が形成されている。ブランク押え部材710は、絞りしごき加工時に、ブランク20に皺が形成されてしまうことを抑制するために設けられている。第1受け部材810は、絞りしごき加工時に、第1中間成形品30における底板部33の平面状態を維持させるために設けられている。
なお、第1受け部材810は、第1パンチ510から受ける圧力に抗しつつ、第1パンチ510とは反対側に退避できるようにバネ811によって支持されている。以上のように構成された絞りしごき加工装置によって、コイニング加工が施されたブランク20に対して、絞りしごき加工が施される。
コイニング加工が施されたブランク20は、第1ダイ610とブランク押え部材710とによって挟み込まれた状態で、第1ダイ610に設置される(図4参照)。そして、ブランク20は、第1パンチ510によって加圧される。これにより、ブランク20は、第1パンチ510の先端形状に沿うように塑性変形する。ここで、ブランク20の肉厚(薄肉部21を除く部分の肉厚)は、元の金属板10の肉厚t1と等しい。そして、第1パンチ510と第1ダイ610に設けられた貫通孔611との隙間をS1とすると、S1<t1となるように設定されている。これにより、第1パンチ510が第1ダイ610に設けられた貫通孔611に挿入される過程で、ブランク20のうち第1パンチ510と貫通孔611との間に引き込まれる部分は、しごかれて薄くなる。
絞りしごき加工が施された第1中間成形品30は、楕円形の底板部33と、底板部33のうち曲率半径の大きな部位を含む側壁部分31と、底板部33のうち曲率半径の小さな部位を含む側壁部分32とを備えている。この第1中間成形品30の底板部33に形成されている一対の薄肉部21Xについては、ブランク20に形成されている一対の薄肉部21の形状から殆ど変化はない。
<中間成形品に対する絞りしごき加工工程>
特に、図7〜図9を参照して、第1中間成形品30に対する絞りしごき加工工程について説明する。図7及び図8は本発明の実施形態に係る絞りしごき加工工程(第1中間成形品30に対する絞りしごき加工工程)説明図である。また、図7及び図8は絞りしごき加工を行う加工装置の主要部を示す概略構成断面図であり、図7は加工前の状態を示し、図8は加工を施した直後の状態を示している。更に、図7及び図8において、一点鎖線よりも右側は第1側壁51となる部分を正面から見た場合の加工部を示しており、一点鎖線よりも左側は第2側壁52となる部分を正面から見た場合の加工部を示している。図9は本発明の実施形態に係る第1中間成形品30に対する絞りしごき加工が行われた中間成形品(以下、説明の便宜上、第2中間成形品40と称する)の斜視図である。
本実施形態に係る絞りしごき加工装置は、パンチ(以下、説明の便宜上、第2パンチ520と称する)と、ダイ(以下、説明の便宜上、第2ダイ620と称する)と、環状のブランク(カップ)ホルダ910と、受け部材(以下、説明の便宜上、第2受け部材820と称する)とを備えている。第2パンチ520は第2ダイ620に向かって移動するように構成されており、第2ダイ620には、第2パンチ520が挿入される貫通孔621が形成されている。ブランクホルダ910は、第1中間成形品30を第2パンチ520に保持させるために設けられている。このブランクホルダ910の後端側にはバネ911が設けられており、図中上下動可能に構成されている。第2受け部材820は、絞りしごき加工時に、第2中間成形品40における底板部43の平面状態を維持させるために設けられている。なお、第2受け部材820は、第2パンチ520から受ける圧力に抗しつつ、第2パンチ520とは反対側に退避できるようにバネ821によって支持されている。以上のように構成された絞りしごき加工装置によって、第1中間成形品30に対して、絞りしごき加工が施される。
第1中間成形品30は、環状のブランクホルダ910の外周に嵌合されることによって、第2パンチ520に保持される。そして、第1中間成形品30は、第2パンチ520によって加圧される。これにより、第1中間成形品30は、第2パンチ520の先端形状に沿うように塑性変形する。ここで、第2パンチ520が第2ダイ620に設けられた貫通
孔621に挿入される過程で、第2パンチ520と第1中間成形品30のみが貫通孔621に挿入され、ブランクホルダ910は第2ダイ620に衝突し、貫通孔621には挿入されない。
ここで、第1中間成形品30のうち、既に絞りしごき加工が施された部位の肉厚をt2(<t1)とし、第2パンチ520と第2ダイ620に設けられた貫通孔621との隙間をS2(<S1)とすると、S2<t2となるように設定されている。これにより、第2パンチ510が第2ダイ620に設けられた貫通孔621に挿入される過程で、第1中間成形品30のうち第2パンチ520と貫通孔621との間に引き込まれる部分は、更にしごかれて薄くなる。
このようにして得られた第2中間成形品40は、楕円形の底板部43と、底板部43のうち曲率半径の大きな部位を含む側壁部分41と、底板部43のうち曲率半径の小さな部位を含む側壁部分42とを備えている。ここで、第2中間成形品40の底板部43の平面形状は、第1中間成形品30の底板部33の平面形状よりも、より細長い楕円形となっている。また、第2中間成形品40における側壁部分41,42の高さは、第1中間成形品30における側壁部分31,32の高さよりも高くなっている。
また、第1パンチ510における先端面と側面との間の角部の曲率半径に比べて、第2パンチ520における先端面と側面との間の角部の曲率半径の方が小さくなるように構成されている。これにより、第2中間成形品40における底板部43と側壁部分41,42との間の角部の曲率半径の方が、第1中間成形品30における底板部33と側壁部分31,32との間の角部の曲率半径よりも小さくなっている。
更に、本実施形態においては、第1中間成形品30に対する絞りしごき加工によって、第1中間成形品30の底板部33に形成されていた一対の薄肉部21Xの一部に、絞り加工が施されている。図9に示す第2中間成形品40において、符号21Yで示す部分が、第1中間成形品30に薄肉部21Xが形成されていた部分に相当する。
本実施形態においては、第2中間成形品40に対して、更に、絞りしごき加工が施される。第2中間成形品40に対して絞りしごき加工を施すための装置、及び加工方法については、第1中間成形品30に対して絞りしごき加工を施すための装置、及び加工方法と同様であるので、その説明は省略する。
第2中間成形品40に対して絞りしごき加工が施されることによって、最終成形品50が得られる(図10参照)。最終成形品50は、平面形状が略四角形状の底板部53と、底板部53における長辺を含む第1側壁51と、底板部53における短辺を含む第2側壁52とを備えている。そして、この最終成形品50の開口部付近に形成される不要な外縁部分55がトリミング加工によって切り落とされることによって、最終製品である角形缶60が得られる(図11参照)。
なお、最終成形品50及び角形缶60における第1側壁51と第2側壁52の肉厚は、第2中間成形品40における側壁部分41,42の肉厚よりも薄くなっている。これは、第2中間成形品40に対して、更に、絞りしごき加工が施されているからである。また、上記の通り、図10において、第1側壁51に示す点線部分21Zが、ブランク20に設けられていた薄肉部21に相当する。ここで、2回目と3回目の絞りしごき加工によって、薄肉部21の全体に、絞りしごき加工が施される。これにより、第1側壁51の肉厚は、薄肉部21の肉厚t11よりも薄くなっている。更に、最終成形品50及び角形缶60における底板部53と第1側壁51,第2側壁52との間の角部の曲率半径の方が、第2中間成形品40における底板部43と側壁部分41,42との間の角部の曲率半径よりも
小さくなっている。
<本実施形態に係る角形缶の製造方法の優れた点>
本実施形態に係る角形缶60の製造方法によれば、金属板10(ブランク20)のうち、絞りしごき加工が施される部分の少なくとも一部には、予めコイニング加工が施される。これにより、金属板の肉厚が予め薄くなっているため、絞りしごき加工によって、金属板の肉厚を薄くする量(割合)を減らすことができる。そのため、角形缶60の底板部53の4隅に相当する部分への応力を減らすことができる。従って、角形缶60の底板部53の4隅の曲率半径を小さくしても、当該部分に亀裂や割れが発生してしまうことを抑制することができる。以上より、コイニング加工を施さない場合に比べて、角形缶60の底板部53の4隅の曲率半径を小さくすることが可能となる。また、金属板10に対してコイニング加工を施し、その後、絞りしごき加工を行っているため、底板部53のゆがみを抑制することができる。さらに、金属板10に対してコイニング加工を施すため、コイニング加工における薄肉部21の平面形状、及び圧縮量(潰し量)の自由度が高く、これにより、亀裂や割れが発生してしまうことを抑制しつつ、角形缶60の底板部53の4隅の曲率半径をより小さく形成することができる。
なお、コイニング加工の量を多くする(金属板10の肉厚t1に対して、薄肉部21の肉厚t11を極力薄くする)ことで、上記応力をより減らすことができる。つまり、コイニング加工の量を多くすると、しごき率を減らすことができる。ここで、しごき率とは、((絞りしごき加工前の肉厚)−(絞りしごき加工後の肉厚))÷(絞りしごき加工前の肉厚)である。しごき率を減らすことによって、金属への負担が減り、上記応力を減らすことができる。また、第1側壁51側のしごき率と、第2側壁52側のしごき率とが近い方が、応力が減り、底板部53の4隅の部分に亀裂や割れが発生してしまうことを効果的に抑制できることが確認できた。
(その他)
<コイニング加工を施す領域の変形例>
金属板10に対してコイニング加工を施す領域については、上記実施形態で示した領域には限られない。以下、コイニング加工を施す領域の変形例を説明する。コイニング加工は、金属板(ブランク)における底予定部の周囲の少なくとも一部に施される。図12は本発明の実施形態に係るコイニング加工が施されたブランクの変形例1の平面図である。この変形例1に示すブランク20Xにおいては、上記実施形態の場合と同様に、底予定部22における一対の長辺に沿うようにコイニング加工が施されて、一対の薄肉部21が形成されている。また、このブランク20Xにおいては、底予定部22における一対の短辺に沿うようにコイニング加工が施されて、一対の薄肉部23が形成されている。また、このブランク20Xにおいては、底予定部22における長辺と短辺との交わりとなる4か所の角部それぞれの近傍の4か所の領域にコイニング加工が施されて、4か所の薄肉部24が形成されている。更に、このブランク20Xにおいては、底予定部22の一部(内側)にコイニング加工が施されて、薄肉部25も形成されている。
以上のように、金属板10に対してコイニング加工を施す領域については、特に限定されるものではない。従って、このブランク20Xにおいては、4種類の薄肉部21,23,24,25が設けられた場合を示したが、この4種類の薄肉部21,23,24,25のうちのいくつかを適宜組み合わせて採用することもできる。
また、図13は本発明の実施形態に係るコイニング加工が施されたブランクの変形例2の平面図である。この変形例2に示すブランク20Yにおいては、底予定部22の周囲を取り囲むようにコイニング加工が施されて、薄肉部26が形成されている。なお、このブランク20Yに対して、上記変形例1で示したように、底予定部22の一部(内側)にコ
イニング加工を施して、薄肉部25を形成させてもよい。
<コイニング加工を施す金属板の変形例>
上記実施形態においては、コイニング加工を施す金属板10が、予め一定の形に切られたブランクの場合を示した。しかしながら、コイニング加工を施す金属板については、ブランクではなく、素材である金属板であってもよい。この場合には、素材である金属板にコイニング加工を施した後に、一定の形に切り取ることで、コイニング加工が施されたブランクを得ることができる。
<絞りしごき加工の変形例>
上記実施形態においては、ブランクに対して絞りしごき加工を施し、その後、中間成形品に対して2回の絞りしごき加工を施す場合を示した。しかしながら、絞りしごき加工を施す回数は最終成形品及び最終製品である角形缶の形状及び寸法に応じて、適宜、設定すればよい。従って、ブランクに対して絞りしごき加工を一度だけ施す場合もあり得る。また、中間成形品に対して絞りしごき加工を3回以上施す場合もあり得る。
また、上記実施形態においては、コイニング加工を行った後は、絞りしごき加工のみを複数回繰り返す場合を説明した。しかしながら、本発明においては、コイニング加工と絞りしごき加工以外の加工を行う場合も含まれる。
例えば、コイニング加工を行った後に、しごき加工を伴わない絞り加工を行う場合、前記絞り加工の後に再絞り加工を行う場合、さらに、前記再絞り加工時に引っ張り加工を行う場合も含まれる。なお、絞り加工を行う加工装置については、絞りしごき加工を行う加工装置と同様の構成であるが、パンチとダイに設けられる貫通孔との隙間が、加工前の金属板又は中間成形品の肉厚よりも大きく設定される点が、絞りしごき加工を行う加工装置の場合と異なっている。このように構成された加工装置によって、しごき加工を伴わない絞り加工を行うことができる。以上のように、しごき加工を伴わない絞り加工を、初期の加工工程で1回以上行った後に、絞りしごき加工、又はしごき加工を1回以上行う場合も本発明に含まれる。勿論、複数の絞りしごき加工工程の途中に絞り加工、又はしごき加工工程を行う場合も本発明に含まれる。
なお、上記実施形態で記載の絞りしごき加工には、上述の隙間S1と元の金属板10の肉厚t1の関係をS1=t1、上述の隙間S2と第1中間成形品30のうち、既に絞りしごき加工が施された部位の肉厚t2の関係をS2=t2と設定する場合も含まれる。
また、上記実施形態においては、絞りしごき加工を行う加工装置に、受け部材(第1受け部材810,第2受け部材820)を設けることによって、絞りしごき加工時に、中間成形品における底板部の平面状態を維持させるようにしている。しかしながら、底板部の平面状態を維持させるのが難しい場合には、絞りしごき加工工程終了後に、プレス加工を行って、底板部を平板状に整形することも可能である。なお、最後に、このようなプレス加工を行う場合には、絞りしごき加工を行う加工装置として、受け部材が備えられていない構成を採用することもできる。
また、上記実施形態における角形缶の底板部の平面形状は、一対の長辺及び短辺を有する長方形状の他、正方形状であってもよく、さらには、略四角形状に限定されず、多角形状の平面形状であってもよい。
10 金属板
20,20X,20Y ブランク
21,21X,23,24,25,26 薄肉部
21a 直線部
21b 斜線部
21Zb 直線部
22 底予定部
30 第1中間成形品
31,32 側壁部分
33 底板部
40 第2中間成形品
41,42 側壁部分
43 底板部
50 最終成形品
51 第1側壁
52 第2側壁
53 底板部
55 外縁部分
60 角形缶
100 コイニングパンチ
200 ダイ
300 金属板押え部材
310 貫通孔
510 第1パンチ
520 第2パンチ
610 第1ダイ
611 貫通孔
620 第2ダイ
621 貫通孔
710 ブランク押え部材
810 第1受け部材
811 バネ
820 第2受け部材
821 バネ
910 ブランク(カップ)ホルダ
911 バネ

Claims (11)

  1. 有底の角形缶を製造する方法であって、
    金属板に対して、最終成形品の側壁に相当する部分、かつ絞りしごき加工が施される部分の少なくとも一部に、コイニング加工を施す工程と、
    前記コイニング加工が施されたブランクに対して、絞りしごき加工を施す工程と、
    を含むことを特徴とする角形缶の製造方法。
  2. 前記角形缶の底板部となる底予定部の周囲の少なくとも一部に前記コイニング加工を施すことを特徴とする請求項1に記載の角形缶の製造方法。
  3. 前記角形缶の底板部の平面形状は略四角形状であり、
    略四角形状の底板部となる底予定部における一対の長辺に沿うように前記コイニング加工を施すことを特徴とする請求項2に記載の角形缶の製造方法。
  4. 前記コイニング加工が施される領域の平面形状は、
    前記長辺に平行な直線部と、該直線部の端部から前記底予定部から遠ざかるように設けられる斜線部と、を少なくとも有する形状であり、
    前記斜線部は、最終成形品において、前記底板部の長辺を含む側壁と、前記底板部の短辺を含む側壁との境界線に略平行となるように設けられていることを特徴とする請求項3に記載の角形缶の製造方法。
  5. 前記角形缶の底板部の平面形状は略四角形状であり、
    略四角形状の底板部となる底予定部における一対の短辺に沿うように前記コイニング加工を施すことを特徴とする請求項2,3または4に記載の角形缶の製造方法。
  6. 前記コイニング加工が施される領域の平面形状は、
    前記短辺に平行な直線部と、該直線部の端部から前記底予定部から遠ざかるように設けられる斜線部と、を少なくとも有する形状であり、
    前記斜線部は、最終成形品において、前記底板部の長辺を含む側壁と、前記底板部の短
    辺を含む側壁との境界線に略平行となるように設けられていることを特徴とする請求項5に記載の角形缶の製造方法。
  7. 前記角形缶の底板部の平面形状は略四角形状であり、
    略四角形状の底板部となる底予定部における長辺と短辺との交わりとなる4か所の角部それぞれの近傍の4か所の領域に前記コイニング加工を施すことを特徴とする請求項2〜6のいずれか一つに記載の角形缶の製造方法。
  8. 前記角形缶の底板部の平面形状は略四角形状であり、
    略四角形状の底板部となる底予定部の周囲を取り囲むように前記コイニング加工を施すことを特徴とする請求項2に記載の角形缶の製造方法。
  9. 前記角形缶の底板部となる底予定部の一部に前記コイニング加工を施すことを特徴とする請求項1〜8のいずれか一つに記載の角形缶の製造方法。
  10. 前記コイニング加工を施す際には、コイニング加工を施す領域の周囲を押えた状態で行うことを特徴とする請求項1〜9のいずれか一つに記載の角形缶の製造方法。
  11. 有底の角形缶を製造する方法であって、
    金属板に対して、最終成形品の側壁に相当する部分、かつ絞りしごき加工が施される部分の少なくとも一部に、コイニング加工を施す工程と、
    前記コイニング加工が施されたブランクに対して、絞りしごき加工を施す工程と、
    を含み、
    前記角形缶の底板部となる底予定部の周囲の少なくとも一部に前記コイニング加工を施す角形缶の製造方法であって、
    前記角形缶の底板部の平面形状は略四角形状であり、
    略四角形状の底板部となる底予定部における長辺と短辺との交わりとなる4か所の角部それぞれの近傍の4か所の領域に前記コイニング加工を施すことを特徴とする角形缶の製造方法。
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