JP6776640B2 - シート支持装置、画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、シート支持装置、及び画像形成装置に関するものである。
従来より、画像形成装置が備える給紙トレイは、斜行を抑制するため、シートの搬送方向と直交するシートの幅方向における位置を規制するガイドを備えている。また、ガイドはシートのサイズに合わせて幅方向に移動可能に設けられている。特許文献1には、ガイド(カーソル)およびラックギヤを有するラック板と、ラックギヤと噛合するピニオンギヤを有する用紙載せ台とを備える給紙装置が記載されている。特許文献1に記載のラック板はラックギヤをピニオンギヤに噛合させる方向に付勢する付勢手段を備え、用紙載せ台はピニオンギヤとラックギヤとの噛合量を規制する噛合量規制部材を備えている。付勢手段により歯飛びなどが抑制され、噛合量規制部材により一方のギヤの先端が他方のギヤのギヤ底に当接するのが抑制される。
特開平09−136728号公報
しかしながら、特許文献1に記載の給紙装置では、付勢手段がラック板に設けられているため、ラック板が用紙載せ台に対して相対的に移動するのに応じて、付勢手段とピニオンギヤとの相対的な位置も変わってしまう。付勢手段がピニオンギヤから遠ざかるほど、付勢手段が付勢する方向がピニオンギヤの中心へ向かう方向からずれていってしまい、付勢手段による付勢力がピニオンギヤ回りのモーメントを生じさせるおそれがあった。この場合、ラック板が幅方向に対して傾き易くなり、ユーザがガイドを移動させる際の操作性が低下するおそれがあった。
本願は、上記の課題に鑑み提案されたものであって、ガイドの操作性が良いシート支持装置、及び画像形成装置を提供することを目的とする。
(1)本願に係るシート支持装置は、シートを支持する支持台と、支持台に回転自在に設けられたピニオンと、第1方向に延び、第1方向に直交する第2方向からピニオンを挟んで互いに対向してピニオンと噛合し、該ピニオンの回転に応じて、第1方向に沿って互いに反対方向にスライド可能な1対のラックと、1対のラックの各々の外方端部に設けられ、支持台が支持するシートの第1方向両端部に当接して支持台に対するシートの第1方向の位置を規定するガイドと、を備え、支持台は、ピニオンの中心を通って第2方向に延びる仮想の直線上の位置、および直線の線対称となる位置のうち、少なくとも一方の位置であって、1対のラックの各々をピニオンに向かう第2方向に押圧する位置に設けられる押圧部材と、直線上の位置および直線の線対称となる位置のうち少なくとも一方の位置であって、1対のラックの各々のピニオンに向かう第2方向の移動を規制する位置に設けられる規制部材と、を有することを特徴とする。
これにより、支持台とラックとの相対的な位置にかかわらず、押圧部材はピニオンの中心を通る第2方向にラックを押圧し、第1方向に対するラックの傾きが抑制され、ガイドの操作性を良くすることができる。
(2)また、押圧部材は直線上の位置にあり、規制部材は押圧部材を挟む直線の線対称の位置にあることを特徴とする。これにより、押圧部材および規制部材で、バランス良くラックを押圧しつつ、ラックのピニオンへの移動を規制することができる。
(3)また、押圧部材は、金属製の弾性部材を有し、弾性部材は、第1方向に延伸する線状であり、両端が支持台に固定され、中央部でラックを押圧することを特徴とする。これにより、弾性部材の弾性力を効率良く、ラックに作用させることができる。
(4)押圧部材は、規制部材に対向する位置で1対のラックの各々を押圧することを特徴とする。これにより、規制部材は弾性部材の弾性力を確実に受け止めることができる。
(5)押圧部材は、弾性部材とラックとの間にあって、弾性部材の押圧力を受けてラックを押圧する、樹脂製の樹脂部材を有することを特徴とする。これにより、樹脂部材および弾性部材で、ラックを押圧することができる。
(6)1対のラックの各々は、第1方向に延びる溝状であって、規制部材と当接する溝部を有することを特徴とする。これにより、ラックは、押圧部材の押圧力に対する規制部材からの反力を安定して受け止めることができる。
(7)また、規制部材と連接し、溝部に沿った長尺状の連接部材を備えることを特徴とする。これにより、ラックは連接部材に沿って移動することができるため、ユーザはラックを安定して移動させることができる。
(8)また、本願に係る画像形成装置は、(1)〜(7)のいずれか1つに記載のシート支持装置と、シート支持装置を保持する筐体と、筐体内に設けられ、シート支持装置に支持されるシートに画像を形成する画像形成部と、を備えることを特徴とする。本願に係るシート支持装置は画像形成装置により好適に適用することができる。
本願によれば、ガイドの操作性が良いシート支持装置、及び画像形成装置を提供することができる。
第1実施形態に係るフロントカバーを開放した状態におけるレーザプリンタの斜視図である。 第1実施形態に係るトレイを下から見た平面図である。 第1実施形態に係るトレイを上下方向と直交し2つの線ばねを通る面で切断した拡大断面図である。 第1実施形態に係る図2のA−A断面図である。 第2実施形態に係るトレイを上下方向と直交し2つの板ばねを通る面で切断した拡大断面図である。 第3実施形態に係るトレイを上下方向と直交し2つの線ばねを通る面で切断した拡大断面図である。 第3実施形態に係るトレイを左右方向と直交し中心線Bを通る面で切断した断面図である。
[第1実施形態]
<プリンタの構成>
図1を用いて、本願に係るレーザプリンタ(以下、プリンタと略記する。)1の構成について説明する。以下の説明において、方向は、プリンタ1を使用するユーザを基準にした方向で説明する。即ち、図1で紙面右斜め下側を「前」、紙面左斜め上側を「後」とし、紙面左斜め下側を「左」、紙面右斜め上側を「右」とし、紙面上側を「上」、紙面下側を「下」とする。
図1に示すように、プリンタ1は、略箱状の本体筐体2、フロントカバー3、および排出トレイ5などを備えており、本体筐体2の内部に感光体や現像器を含む画像形成部等を収納している。フロントカバー3はプリンタ1の前面に設置されており、排出トレイ5は、プリンタ1の上面に設置されている。
フロントカバー3はプリンタ1前面の上下方向略中央部から上端までを覆うカバーである。フロントカバー3は、下端に不図示の回動軸を有し、閉位置から開位置へと前方に回動可能に設置されている。尚、図1は、フロントカバー3が開位置にあり、前方にスライドして引き伸ばされている状態を示している。フロントカバー3を開放すると、給送口4が露出する。開位置にあるフロントカバー3は、回転軸から前方端部に向かってやや上方に傾斜する。開位置にあるフロントカバー3は手差しトレイとして機能する。プリンタ1は、開位置にあるフロントカバー3の上面に支持されたシートを給送口4から本体筐体2の内部へと搬送し、画像形成部により画像形成した後、排出トレイ5へ排出する。
次に、フロントカバー3について、フロントカバー3が開位置にある状態を想定して説明する。フロントカバー3の上面にはトレイ10が固定されている。トレイ10は、支持台20およびガイド31,31を有している。支持台20はシートを支持する。ガイド31,31は、左右方向に沿って互いに反対方向にスライド可能に設置されている。これにより、ユーザはシートのサイズに合わせてガイド31,31をスライドすることができる。ガイド31,31は、左右方向において対向して設置されている。ガイド31,31の上下方向の高さは、トレイ10に例えば30枚程度、シートが積載された場合の最上面のシートの位置以上となっている。また、ガイド31,31は前後方向に長さを有しており、積載されたシートを左右方向から挟み、シートに当接することでシートの左右方向における位置を規定する。これにより、シートが搬送される際の斜行が抑制される。
<トレイの構造>
次に、図2〜4を用いて、トレイ10の詳細な構造について説明する。尚、図2〜4における方向は、図1を踏襲している。図2に示すように、トレイ10は、ガイド31(図1)を有するサイドガイド30,30、ピニオンギヤ40、支持台20、および線ばね22などを有する。支持台20は平板状の形状を有し、シートを上面で支持する。尚、図2においては、支持台20の下面が示されている。支持台20は樹脂部材21,21、2対の固定部24,24、およびレール部23,23(図3、図4)などを一体に有している。線ばね22は金属製であり、線状の形状を有する。固定部24,24は、左右方向を長手方向として配置される線ばね22の両端を支持する。これにより、線ばね22は支持台20に固定される。樹脂部材21およびレール部23の詳細については後述する。
サイドガイド30,30はピニオンギヤ40を挟んで設置されている。サイドガイド30は、L字形状であり、ガイド31の他にギヤ部32、端部33などを有する。ガイド31は、サイドガイド30の左右方向の端部33において、上方に向かって立設されている。ギヤ部32は、端部33からピニオンギヤ40へ向かう左右方向に延びており、ラックギヤ321および溝部322(図3、図4)を有する。ラックギヤ321は、ギヤ部32の短手方向におけるピニオンギヤ40側の端部に形成されている。溝部322の詳細については後述する。
図3において、中心線Bは、ピニオンギヤ40の中心Cを通り、左右方向と直交する線である。ピニオンギヤ40は支持台20に対して回転自在に設置されており、ラックギヤ321,321と噛み合っている。一方のサイドガイド30がスライドすると、連動してピニオンギヤ40は回転し、一方のサイドガイド30のスライド方向とは逆方向に他方のガイド31がスライドする。これにより、ガイド31,31の左右方向における位置は、ピニオンギヤ40に対して均等に維持される。
樹脂製である樹脂部材21は、左右方向に延び、一端に凸部211を有する棒状の形状を有し、他端が支持台20に固定されている。凸部211は中心線Bの位置にあり、ピニオンギヤ40に向かって突出している。また、図4に示すように、中心線Bの位置で、線ばね22が樹脂部材21を貫通している。ここで、線ばね22は、両端が固定部24,24に固定され、線ばね22における中央部にて、樹脂部材21をピニオンギヤ40に向かって押圧するように設置されている。樹脂部材21は、線ばね22の押圧力を受けて、凸部211でギヤ部32を押圧する。ここで、例えば、ギヤ部32を押圧する部材を樹脂製のばねとすると、樹脂製のばねがクリープ変形し、押圧力が低下するおそれがある。トレイ10では、線ばね22を備える構成とすることで、樹脂製のばねのみを備える構成と比較して、押圧力の低下を抑制することができる。また、線ばね22がギヤ部32をピニオンギヤ40に向かって確実に押圧するため、トレイ10に積載されるシートの枚数が多い場合にも、シートの位置を確実に規定することができる。凸部211は中心線Bの位置にあるため、ギヤ部32はピニオンギヤ40の中心Cへ向かって押圧される。また、線ばね22および樹脂部材21は支持台20に設置されている。このため、支持台20に対するサイドガイド30の相対位置にかかわらず、線ばね22および樹脂部材21は中心線Bの位置でサイドガイド30を押圧する。このため、左右方向に対するサイドガイド30の傾きが抑制され、サイドガイド30の操作性を良くすることができる。
図4に示す様に、ギヤ部32の上面には、溝部322が形成されている。図3に示す様に、溝部322は、ギヤ部32の短手方向において略中央に位置し、左右方向に延びている。一方、支持台20には、溝部322と係合するレール部23および突起部231が形成されている。図3に示す様に、レール部23は左右方向に延び、図4に示す様に、支持台20の下面に立設されている。また、図3に示すように、突起部231,231はレール部23に連設されている。突起部231,231は、中心線Bに対して線対称となる位置に設置されおり、左右方向と直交する方向であって、ピニオンギヤ40へ向かう方向とは逆方向に突出している。突起部231は溝部322と当接することによって、サイドガイド30がピニオンギヤ40への移動するのを規制する。線ばね22および樹脂部材21により、サイドガイド30はピニオンギヤ40へ向かって押圧されるため、サイドガイド30の移動量が規制されない場合には、例えばピニオンギヤ40の歯の先端が、ラックギヤ321の歯底に当接してしまうおそれがある。突起部231がサイドガイド30のピニオンギヤ40への移動量を規制するため、ピニオンギヤ40およびラックギヤ321の一方の歯の先端が他方の歯底に当接してしまうのを防止し、ピニオンギヤ40を良好に回転させることができる。ここで、例えば、突起部231が中心線Bの位置に1つ設置される構成の場合には、線ばね22および樹脂部材21による押圧力によって、突起部231回りのモーメントが容易に生じてしまうおそれがある。トレイ10は、突起部231,231を中心線Bに対して線対称となる位置に備えているため、突起部231を1つ備える構成と比較して、モーメントが発生しにくい構成となっている。
ここで、図4に示すように、樹脂部材21はレール部23に対向する位置でギヤ部32を押圧する。樹脂部材21は、上下方向の位置がレール部23の上下方向の位置と重なるように配置されている。これにより、レール部23は、樹脂部材21からの押圧力を確実に受け止めることができる。また、図3では略しているが、レール部23の左右方向の長さは、溝部322の左右方向の長さより長い。これにより、ユーザはサイドガイド30を安定してスライドさせることができる。また、ギヤ部32の左右方向の長さに対する、溝部322とレール部23とが係合している部分の長さの割合が大きいため、サイドガイド30が折れにくい構成となっている。
ここで、レーザプリンタ1は画像形成装置の一例である。また、トレイ10はシート支持装置の一例であり、ギヤ部32はラックの一例であり、線ばね22は、押圧部材および弾性部材の一例である。また、樹脂部材21は、押圧部材および樹脂部材の一例である。また、突起部231は規制部材の一例であり、レール部23は連接部材の一例である。
以上、上記した第1実施形態によれば、以下の効果を奏する。
支持台20とサイドガイド30との相対的な位置にかかわらず、線ばね22および樹脂部材21はピニオンギヤ40の中心Cを通る中心線Bの方向にサイドガイド30を押圧するため、左右方向に対するサイドガイド30の傾きが抑制され、ガイド31の操作性を良くすることができる。
また、樹脂部材21の凸部211は中心線Bの位置にあり、突起部231,231は中心線Bの線対称の位置にある。これにより、サイドガイド30はバランス良く押圧されつつ、ピニオンギヤ40への移動が規制される。また、凸部211は、レール部23に対向する位置でサイドガイド30を押圧する。これにより、レール部23は線ばね22および樹脂部材21からの押圧力を確実に受け止めることができる。
また、サイドガイド30は溝部322を有する。これにより、線ばね22および樹脂部材21の押圧力に対する突起部231からの反力を安定して受け止めることができる。また、支持台20はレール部23を有する。これにより、サイドガイド30はレール部23に沿って移動することができるため、ユーザはサイドガイド30を安定して移動させることができる。
[第2実施形態]
次に、第2実施形態に係るトレイ11の構造について、図5を用いて説明する。トレイ11は、サイドガイド70,70、ピニオンギヤ40、支持台60、および板ばね62などを有する。支持台60は2対の固定部64,64、レール部63,63、2対の突起部631,631などを一体に有している。固定部64,64は、左右方向を長手方向として配置される板ばね62の両端を支持する。これにより、板ばね62は支持台60に固定される。レール部63および突起部631は、夫々、第1実施形態に係るレール部23および突起部231と同様であるため、説明を省略する。サイドガイド70は、ギヤ部72、不図示のガイドおよび端部などを有する。ギヤ部72は、ラックギヤ721および溝部722を有する。サイドガイド70は第1実施形態に係るサイドガイド30と同様であるため、説明を省略する。
金属製の板ばね62は、上下方向を幅方向として、左右方向に延びており、中央部に凸部621を有している。凸部621は、ピニオンギヤ40に向かって突出している。板ばね62は、凸部621にて、ギヤ部72を押圧する。凸部621は中心線Bの位置にあるため、ギヤ部72はピニオンギヤ40の中心Cへ向かって押圧される。
ここで、トレイ11はシート支持装置の一例であり、ギヤ部72はラックの一例であり、板ばね62は、押圧部材の一例である。また、突起部631は規制部材の一例である。
以上、上記した第2実施形態によれば、第1実施形態と同様に、以下の効果を奏する。
支持台60とサイドガイド70との相対的な位置にかかわらず、板ばね62はピニオンギヤ40の中心Cを通る中心線Bの方向にサイドガイド70を押圧する。このため、左右方向に対するサイドガイド70の傾きが抑制され、サイドガイド70が有するガイドの操作性を良くすることができる。尚、第2実施形態では、押圧部材を板ばね62とすることで、第1実施形態よりも簡易な構成となっている。
[第3実施形態]
次に、第3実施形態に係るトレイ12の構造について、図6、7を用いて説明する。トレイ12はサイドガイド90,90、ピニオンギヤ40、支持台80、線ばね82,82などを有する。支持台80は、樹脂ばね81,81、および2対の固定部84,84、レール部83,83、2対の突起部831,831などを一体に有している。線ばね82は金属製であり、線状の形状を有する。固定部84,84は、左右方向を長手方向として配置される線ばね82の両端を支持する。これにより、線ばね82は支持台80に固定される。レール部83および突起部831は、夫々、第1実施形態に係るレール部23および突起部231と同様であるため、説明を省略する。サイドガイド90は、ギヤ部92、不図示のガイドおよび端部などを有する。ギヤ部92は、ラックギヤ921および溝部922を有する。サイドガイド90は第1実施形態に係るサイドガイド30と同様であるため、説明を省略する。
図7に示す様に、樹脂製の樹脂ばね81は上部が支持台80に固定されて、下方へ突設されており、ギヤ部92をピニオンギヤ40へ向かう方向へ押圧する。図6に示す様に、樹脂ばね81は中心線Bの位置に配置されている。これにより、線ばね82の押圧力に、樹脂ばね81の押圧力が加えられて、ギヤ部92はピニオンギヤ40へ向かって押圧される。
ここで、トレイ12はシート支持装置の一例であり、ギヤ部92はラックの一例であり、線ばね82および樹脂ばね81は、押圧部材の一例である。また、突起部831は規制部材の一例である。
以上、上記した第3実施形態によれば、第1実施形態と同様に、以下の効果を奏する。
支持台80とサイドガイド90との相対的な位置にかかわらず、線ばね82および樹脂ばね81はピニオンギヤ40の中心Cを通る中心線Bの方向にサイドガイド90を押圧する。このため、左右方向に対するサイドガイド90の傾きが抑制され、サイドガイド90が有するガイドの操作性を良くすることができる。
尚、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内での種々の改良、変更が可能であることは言うまでもない。
例えば、第1実施形態において、支持台20は、1つのサイドガイド30に対して線ばね22および樹脂部材21を1つずつ有し、ギヤ部32は凸部211の位置で押圧されると説明したが、これに限定されない。1つのサイドガイド30に対して線ばね22および樹脂部材21にて例示した押圧部材を2つ以上有する構成としても良い。
また、第1実施形態において、1つのサイドガイド30に対して突起部231を2つ有すると説明したが、これに限定されない。突起部231を中心線Bの位置に1つ有する構成としても良い。また、突起部231を3つ以上有する構成としても良い。
また、第1実施形態において、レール部23の左右方向の長さは、溝部322の左右方向の長さより長いと説明したが、これに限定されない。レール部23の左右方向の長さを、2つの突起部231間の距離と同等とした構成としても良い。また、支持台20がレール部23を有さない構成としても良い。また、レール部23を有さない構成において、突起部231を1つ、あるいは、2つ以上有する構成としても良い。
また、第1実施形態において、樹脂部材21は、上下方向の位置がレール部23の上下方向の位置と重なるように配置されていると説明したが、これに限定されない。線ばね22および樹脂部材21にて例示した押圧部材とレール部23にて例示した規制部材との上下方向における位置が重複していない構成としても良い。
また、第1実施形態において、ギヤ部32の短手方向の略中央に溝部322があり、溝部322が突起部231と係合して、ギヤ部32の移動が規制されると説明したが、これに限定されない。突起部231に例示される規制部材の、左右方向と直交する方向における位置が、例えば、ギヤ部32の位置よりもピニオンギヤ40側にある構成としても良い。
また、画像形成装置として、レーザプリンタ1を例示したが、これに限定されない。レーザプリンタ等の電子写真方式で画像を形成する装置だけでなく、インクジェットプリンタ方式で画像を形成する装置としても良い。また、スキャナ機能、コピー機能、ファクシミリ機能等を備える所謂複合機であっても良い。
1 レーザプリンタ
10、11、12 トレイ
20、60、80 支持台
22、82 線ばね
21 樹脂部材
23、63、83 レール部
30、70、90 サイドガイド
31 ガイド
32、72、92 ギヤ部
40 ピニオンギヤ
62 板ばね
81 樹脂ばね
211 凸部
231、631、831 突起部
322、722、922 溝部
621 凸部
C 中心
B 中心線

Claims (6)

  1. 第1方向に延びる長尺状のレールを有し、シートを支持する支持台と、
    前記支持台に回転自在に設けられたピニオンと、
    前記第1方向に延び前記レールと係合する溝部を有し、前記第1方向に直交する第2方向から前記ピニオンを挟んで互いに対向して前記ピニオンと噛合し、該ピニオンの回転に応じて、前記第1方向に沿って互いに反対方向にスライド可能な1対のラックと、
    前記1対のラックの各々の外方端部に設けられ、前記支持台が支持するシートの前記第1方向両端部に当接して前記支持台に対するシートの前記第1方向の位置を規定するガイドと、を備え、
    前記支持台は、
    前記ピニオンの中心を通って前記第2方向に延びる仮想の直線上の位置、および前記直線の線対称となる位置のうち、少なくとも一方の位置であって、前記1対のラックの各々を前記ピニオンに向かう前記第2方向に押圧する位置に設けられる押圧部材を備え、
    前記レールは、前記直線上の位置および前記直線の線対称となる位置のうち少なくとも一方の位置であって、前記1対のラックの各々の前記ピニオンに向かう前記第2方向の移動を規制する位置に設けられ、前記ラックの溝部と当接し、前記押圧部材からの押圧力を受け止め突起部を有する、
    ことを特徴とするシート支持装置。
  2. 前記押圧部材は前記直線上の位置にあり、前記突起部は前記押圧部材を挟む前記直線の線対称の位置にあることを特徴とする請求項1に記載のシート支持装置。
  3. 前記押圧部材は、
    金属製の弾性部材を有し、
    前記弾性部材は、前記第1方向に延伸する線状であり、両端が前記支持台に固定され、中央部で前記ラックを押圧することを特徴とする請求項1または請求項2に記載のシート支持装置。
  4. 前記押圧部材は、前記突起部に対向する位置で前記1対のラックの各々を押圧することを特徴とする請求項3に記載のシート支持装置。
  5. 前記押圧部材は、
    前記弾性部材と前記ラックとの間にあって、前記弾性部材の押圧力を受けて前記ラックを押圧する、樹脂製の樹脂部材を有することを特徴とする請求項3または請求項4に記載のシート支持装置。
  6. 請求項1乃至請求項のいずれか一項に記載のシート支持装置と、
    前記シート支持装置を保持する筐体と、
    前記筐体内に設けられ、前記シート支持装置に支持されるシートに画像を形成する画像形成部と、を備えることを特徴とする画像形成装置。
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