JP6776191B2 - ゲートウェイ装置、ゲートウェイ装置により実行されるデータアクセス方法、コントローラ、及びコントローラにより実行されるデータアクセス方法 - Google Patents
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周期的に設定される時刻と、過去にコントローラから取得したデータをコンピュータに配信した時刻との差が、許容時間を超えた場合に、データアクセス管理テーブルから取得したデータを含むメッセージを作成して、データアクセス管理テーブルに配信先として規定されたコンピュータにメッセージを配信するデータ配信部と、を備える。
上記した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施の形態の説明により明らかにされる。
始めに、本発明の第1の実施の形態に係るデータアクセスシステムが備える各装置の構成について説明する。
図1は、第1の実施の形態に係るデータアクセスシステム7の全体構成例を示す機能ブロック図である。
データアクセスシステム7は、複数台のコンピュータ1−1〜1−n(情報処理装置の一例)と、1台のゲートウェイ装置2(中継装置の一例)と、複数台のコントローラ3−1〜3−n(制御装置の一例)と、を備える。コンピュータ1−1〜1−nを区別しない場合には、コンピュータ1と表記し、コントローラ3−1〜3−nを区別しない場合には、コントローラ3と表記する。図1では、複数のコンピュータ1−1〜1−nが示されているが、これは一例である。コンピュータ1としては、例えば、コンピュータ1−1の1台であっても、コンピュータ1−1〜1−nのように2台以上であってもよい。同様に、図1では、複数のコントローラ3−1〜3−nが示されているが、これは一例である。コントローラ3としては、例えば、コントローラ3−1の1台であっても、コントローラ3−1〜3−nのように2台以上であってもよい。
コンピュータ1−1は、メモリ10、表示装置/入力装置11、情報ネットワークインターフェイス(InterFace、以下、I/Fと略記)12、CPU13、及びディスク装置14を有する。メモリ10には、データアクセス要求送信部100が記憶される。データアクセス要求送信部100は、CPU13により読出され、実行される機能部であり、データアクセス要求をゲートウェイ装置2に送信する。コンピュータ1−1から見たデータアクセス要求は、要求メッセージ110を用いて行われるゲートウェイ装置2に対してデータを取得する要求である。
ゲートウェイ装置2は、情報ネットワーク5を介してコンピュータ1−1と接続し、制御ネットワーク6を介してコントローラ3−1と接続する。ゲートウェイ装置2は、コンピュータ1−1からコントローラ3−1内のデータの取得を要求するための要求メッセージ110を受信すると、コントローラ3−1に命令メッセージ130を送信することでデータの取得を要求する。そして、ゲートウェイ装置2は、コントローラ3−1にて取得されたデータを含む結果メッセージ137を受信し、このデータを含む応答メッセージ117をコンピュータ1−1に送信する。
コントローラ3−1は、メモリ30、制御ネットワークI/F31、CPU32、不揮発性記憶装置33、入力モジュール34、及び出力モジュール35を有しており、プロセス4−1を制御する。
メモリ30には、入力処理部301、出力処理部302、演算処理部303、データアクセス要求受信部304が記憶される。
入力処理部301、出力処理部302、演算処理部303、データアクセス要求受信部304は、それぞれCPU32によりメモリ30から読出され、実行される機能部である。データアクセス要求受信部304は、ゲートウェイ装置2により指定されたアクセス先にアクセスしてデータを取得する。
入力モジュール34は、プロセス4に対する入力インターフェイスであり、プロセス4から入力したデータをメモリ30に記憶する。メモリ30に記憶されたデータは、入力処理部301、出力処理部302、演算処理部303、データアクセス要求受信部304により適宜読出される。
出力モジュール35は、プロセス4に対する出力インターフェイスであり、出力処理部302から出力される制御信号等をプロセス4に出力する。
図2は、コンピュータ1−1とゲートウェイ装置2とが互いに送受信するメッセージのフォーマットの例を示す説明図である。
データ数113は、要求詳細情報114の個数を示す情報である。要求詳細情報114は、コンピュータ1−1が取得を要求するデータの数に応じて複数必要となる場合がある。
応答情報118は、データ数113と、少なくとも一つ以上の応答詳細情報119により構成される。
応答詳細情報119は、データ識別ID115と、コントローラ3−1が持つデータである結果値120により構成される。
図3は、第1の実施の形態に係るデータアクセス管理テーブル200の一例を示す説明図である。
データ識別IDフィールドには、データを識別するために一意に割り振られるデータ識別IDが格納される。
アクセス先情報フィールドには、コントローラ3−1のデータアクセス要求受信部304がメモリ30に記憶されるデータにアクセスするためのアクセス対象のアドレスとサイズが含まれている。
アクセス対象のアドレスは、アクセス先の先頭アドレスを示す。
サイズはアクセス先のアドレスサイズを示す。アドレスサイズは、アクセス対象のデータ型に応じたデータの長さを表す。
図4は、ゲートウェイ装置2とコントローラ3とが互いに送受信するメッセージのフォーマットの例を示す説明図である。
命令情報131は、データの取得を要求するデータ数133と、少なくとも一つ以上の命令詳細情報134により構成される。命令詳細情報134は、アクセス対象のアドレス135とサイズ136により構成される。
結果情報138は、データ数133と、少なくとも一つ以上の結果詳細情報139により構成される。
結果詳細情報139は、アクセス対象のアドレス135、アクセス対象のサイズ136、及びコントローラ3−1が持つデータである、アクセス対象の結果値140により構成される。
図5は、第1の実施の形態に係るコンピュータ1−1にてデータアクセス要求送信部100が実行するデータ取得処理の例を示すフローチャートである。データ取得処理とは、コンピュータ1−1が、ゲートウェイ装置2を介してコントローラ3−1からデータを取得する処理である。データアクセス要求送信部100は、例えば、作業員が操作する入力装置11より、取得対象のデータを一意に識別するデータ識別ID115を入力情報として受け取ると、以下の動作を開始する。
図6は、第1の実施の形態に係るゲートウェイ装置2にて情報系通信処理部201が実行する要求受信・応答送信処理の例を示すフローチャートである。要求受信・応答送信処理とは、ゲートウェイ装置2がコントローラ3−1に対してデータアクセス要求を送信し、コントローラ3−1から取得した応答メッセージ117をコンピュータ1−1に送信する処理である。
図7は、第1の実施の形態に係るデータアクセス管理部202が実行するデータアクセス要求処理の例を示すフローチャートである。データアクセス要求処理とは、ゲートウェイ装置2がコントローラ3−1に対してデータアクセス要求を送信する処理である。データアクセス要求処理にて、コンピュータ1−1が解釈可能な要求メッセージ110が、コントローラ3−1が解釈可能な命令メッセージ130に変換される。
図8は、第1の実施の形態に係るデータアクセス管理部202が実行する整合性対応処理の例を示すフローチャートである。整合性対応処理とは、取得を要求する複数のデータの整合性を保障する処理である。
ステップS24にて、現在時刻と、ステップS23で取得した要求時刻との差が、ステップS23で取得した許容時間を超えた場合(S24のYES)、データアクセス管理部202は、ステップS21で取得したデータ識別ID115をキーとして、図3に示すデータアクセス管理テーブル200を参照する。そして、データアクセス管理部202は、データアクセス管理テーブル200の要求時刻フィールドに現在時刻を格納し、結果一時蓄積フィールドからデータを削除する(S26)。
図9は、第1の実施の形態に係る制御系通信処理部203が実行する命令送信・結果受信処理の例を示すフローチャートである。命令送信・結果受信処理とは、ゲートウェイ装置2がコントローラ3−1にデータアクセスのための命令メッセージ130を送信し、コントローラ3−1から結果メッセージ137を受信する処理である。
図10は、第1の実施の形態に係るデータアクセス管理部202が実行するデータアクセス応答処理の例を示すフローチャートである。データアクセス応答処理とは、データアクセス管理部202が、コンピュータ1−1に送信する応答メッセージ117を結果メッセージ137に基づいて作成する処理である。データアクセス応答処理にて、コントローラ3−1が解釈可能な結果メッセージ137が、コンピュータ1−1が解釈可能な応答メッセージ117に変換される。
図11は、第1の実施の形態に係るデータアクセス要求受信部304が実行するデータ応答処理の例を示すフローチャートである。データ応答処理は、コントローラ3−1がゲートウェイ装置2から受信した命令メッセージ130に基づいて作成した結果メッセージ137を、命令に対する応答としてゲートウェイ装置2に送信する処理である。
上述した第1の実施の形態では、コンピュータ1から要求があったときのみ、ゲートウェイ装置2が許容時間の判定を行っていた。一方、第2の実施の形態に係るゲートウェイ装置2は常に許容時間の判定を行っており、全てのデータを許容時間内に更新する。これにより、コンピュータ1から整合性を保障する要求がゲートウェイ装置2に送信されたとき、ゲートウェイ装置2は、直ちに応答することが可能になる。以下、第2の実施の形態に係るデータアクセスシステム7の構成及び動作の詳細を説明する。なお、ここでは主に第2の実施の形態について第1の実施の形態との差異に着目して説明する。
図13は、第2の実施の形態に係るデータ更新部210が実行するデータ更新処理の例を示すフローチャートである。データ更新処理は、データ更新部210がデータアクセス管理テーブル200を更新する処理である。
上述した第1及び第2の実施の形態に係るデータアクセスシステムでは、コンピュータ1から要求があった時にのみ、ゲートウェイ装置2がコンピュータ1にデータを送信していた。一方、図14に示す第3の実施の形態に係るデータアクセスシステム7Bが備えるゲートウェイ装置2は、現在時刻と、データアクセス管理テーブル200から取得した配信時刻との差が許容時間を超えた場合に、コンピュータ1に対してデータの送信を行う。これにより、コンピュータ1がゲートウェイ装置2を通じて同じデータを周期的に取得する場合、コンピュータ1からゲートウェイ装置2に対して同じ要求を何度も送信する必要がなくなるため、情報ネットワーク5の負荷を低減することができる。以下、第3の実施の形態に係るデータアクセスシステム7Bの構成及び動作の詳細を説明する。なお、ここでは主に第3の実施の形態について第2の実施の形態との差異に着目して説明する。
データ配信部220は、CPU24によりメモリ20から読出され、実行される機能部であり、コンピュータ1−1に対して周期的にデータを配信する。データ配信部220は、データアクセス管理テーブル230から取得したデータを含む応答メッセージ117を作成して、データアクセス管理テーブル230に配信先として規定されたコンピュータ1−1に、応答メッセージ117を配信する。応答メッセージ117の配信は、周期的に設定される時刻と、過去にコントローラ3−1から取得したデータをコンピュータ1−1に配信した時刻との差が、許容時間を超えた場合に行われる。周期的に設定される時刻とは、例えば、データ配信部220が動作する時点においてゲートウェイ装置2で管理される現在時刻であるが、他の時刻としてもよい。
図15は、データアクセス管理テーブル230の一例を示す説明図である。
上述したようにデータアクセス管理テーブル230は、図12に示すデータアクセス管理テーブル200に対して、配信先情報フィールドと配信時刻フィールドを追加した構成としてある。
配信先情報フィールドには、データの配信先となるコンピュータ1のアドレスが配信先情報として格納される。配信先となるコンピュータ1は1台でも、2台以上でもよい。また、配信先のコンピュータ1がない場合には、“0”が格納される。
配信時刻フィールドには、データ配信部220が後述する図17のステップS117を実行したときに格納される配信時刻が格納される。
図16は、第3の実施の形態に係るデータ受信部101が実行するデータ配信処理の例を示すフローチャートである。データ配信処理は、ゲートウェイ装置2からコンピュータ1−1に対して周期的に配信されたデータを受信する処理である。
図17は、第3の実施の形態に係るデータ配信部220が実行するデータ配信処理の例を示すフローチャートである。データ配信処理は、ゲートウェイ装置2のデータ配信部220が、コンピュータ1−1に対して所定の配信時刻にデータを配信する処理である。
上述した第1〜第3の実施の形態に係るデータアクセスシステムでは、コンピュータ1−1〜1−n、ゲートウェイ装置2及びコントローラ3−1〜3−nを備える構成とした。しかし、コンピュータ1−1〜1−nとコントローラ3−1〜3−nが直接つながる構成とすることで、ゲートウェイ装置2を除いた構成としてもよい。以下、第4の実施の形態に係るデータアクセスシステム7Cの構成及び動作の詳細を説明する。なお、ここでは主に第4の実施の形態について第3の実施の形態との差異に着目して説明する。
例えば、上述した実施の形態は本発明を分かりやすく説明するために装置及びシステムの構成を詳細かつ具体的に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されない。また、ここで説明した実施の形態の構成の一部を他の実施の形態の構成に置き換えることは可能であり、さらにはある実施の形態の構成に他の実施の形態の構成を加えることも可能である。また、各実施の形態の構成の一部について、他の構成の追加、削除、置換をすることも可能である。
また、制御線や情報線は説明上必要と考えられるものを示しており、製品上必ずしも全ての制御線や情報線を示しているとは限らない。実際には殆ど全ての構成が相互に接続されていると考えてもよい。
Claims (4)
- 情報ネットワークに接続されたコンピュータとメッセージの送受信を行う情報系通信処理部と、
前記情報ネットワークとは異なる制御ネットワークに接続され、プロセスを制御するコントローラとメッセージの送受信を行う制御系通信処理部と、
前記コントローラに対して前記プロセスに関するデータのアクセス先を指定し、かつデータの整合性を保障するために参照されるデータアクセス管理テーブルと、
前記情報系通信処理部が前記コンピュータから受信したデータの取得を要求するメッセージを前記コントローラが解釈可能に変換し、前記コントローラが解釈可能なメッセージを前記制御系通信処理部から前記コントローラに送信させ、前記制御系通信処理部が前記コントローラから受信したメッセージに含まれ、前記コントローラが前記アクセス先から取得したデータを前記データアクセス管理テーブルに格納し、前記情報系通信処理部が前記コンピュータから受信したデータの取得を要求するメッセージに、前記コントローラから取得するデータの整合性の保障を要求する情報が含まれる場合に、許容時間内に前記コントローラから取得したデータが前記データアクセス管理テーブルに格納されたことをデータの整合性を保障するための条件として、前記データアクセス管理テーブルから取得したデータを含むメッセージであって、前記情報系通信処理部が前記コンピュータからデータの取得を要求するメッセージを受信したタイミングで、前記コンピュータがデータの取得を要求するメッセージを受信した時点における時刻と、過去に前記コントローラから取得したデータを前記データアクセス管理テーブルに格納した時刻との差が、許容時間内に収まる場合に、前記データアクセス管理テーブルに管理され、整合性が保障されるデータを含むメッセージを前記コンピュータに対する応答として作成して、メッセージを前記コンピュータが解釈可能に変換し、一方、メッセージを受信した時点における時刻と、過去に前記コントローラから取得したデータを前記データアクセス管理テーブルに格納した時刻との差が、前記許容時間を超えた場合に、新たに前記コントローラから取得したデータにより前記データアクセス管理テーブルに管理されるデータを書換え、書換えたデータを含むメッセージを前記コンピュータに対する応答として作成して、メッセージを前記コンピュータが解釈可能に変換し、前記コンピュータからデータの取得を要求するメッセージを受信したタイミングで作成され、変換された前記コンピュータが解釈可能なメッセージを前記情報系通信処理部から前記コンピュータに送信させるデータアクセス管理部と、
周期的に設定される時刻と、過去に前記コントローラから取得したデータを前記データアクセス管理テーブルに格納した時刻との差が、前記許容時間を超えた場合に、前記コントローラから取得したデータを前記データアクセス管理テーブルに格納することでデータを更新するデータ更新部と、
周期的に設定される時刻と、過去に前記コントローラから取得したデータを前記コンピュータに配信した時刻との差が、前記許容時間を超えた場合に、前記データアクセス管理テーブルから取得したデータを含むメッセージを作成して、前記データアクセス管理テーブルに配信先として規定された前記コンピュータにメッセージを配信するデータ配信部と、
を備える
ゲートウェイ装置。 - 情報ネットワークに接続されたコンピュータ、及び前記情報ネットワークとは異なる制御ネットワークに接続され、プロセスを制御するコントローラとメッセージを送受信する
ゲートウェイ装置により実行されるデータアクセス方法であって、
前記コンピュータから前記プロセスに関するデータの取得を要求するメッセージを受信するステップと、
前記コンピュータから受信したメッセージを前記コントローラが解釈可能に変換するステップと、
前記コントローラが解釈可能なメッセージを前記コントローラに送信するステップと、
前記コントローラからメッセージを受信するステップと、
前記コントローラから受信したメッセージに含まれ、前記コントローラがアクセス先から取得したデータを、制御対象であるプロセスに関するデータの前記アクセス先が指定され、かつデータの整合性を保障するために参照されるデータアクセス管理テーブルに格納するステップと、
前記コンピュータから受信したデータの取得を要求するメッセージに、前記コントローラから取得するデータの整合性の保障を要求する情報が含まれる場合に、許容時間内に前記コントローラから取得したデータが前記データアクセス管理テーブルに格納されたことをデータの整合性を保障するための条件として、前記データアクセス管理テーブルからデータを取得するステップと、
前記データアクセス管理テーブルから取得したデータを含むメッセージであって、前記コンピュータからデータの取得を要求するメッセージを受信したタイミングで、前記コンピュータがデータの取得を要求するメッセージを受信した時点における時刻と、過去に前記コントローラから取得したデータを前記データアクセス管理テーブルに格納した時刻との差が、許容時間内に収まる場合に、前記データアクセス管理テーブルに管理され、整合性が保障されるデータを含むメッセージを前記コンピュータに対する応答として作成して、メッセージを前記コンピュータが解釈可能なメッセージに変換し、一方、メッセージを受信した時点における時刻と、過去に前記コントローラから取得したデータを前記データアクセス管理テーブルに格納した時刻との差が、前記許容時間を超えた場合に、新たに前記コントローラから取得したデータにより前記データアクセス管理テーブルに管理されるデータを書換え、書換えたデータを含むメッセージを前記コンピュータに対する応答として作成して、メッセージを前記コンピュータが解釈可能に変換するステップと、
前記コンピュータからデータの取得を要求するメッセージを受信したタイミングで作成され、変換された前記コンピュータが解釈可能なメッセージを前記コンピュータに送信するステップと、
周期的に設定される時刻と、過去に前記コントローラから取得したデータを前記データアクセス管理テーブルに格納した時刻との差が、前記許容時間を超えた場合に、前記コントローラから取得したデータを前記データアクセス管理テーブルに格納することでデータを更新するステップと、
周期的に設定される時刻と、過去に前記コントローラから取得したデータを前記コンピュータに配信した時刻との差が、前記許容時間を超えた場合に、前記データアクセス管理テーブルから取得したデータを含むメッセージを作成して、前記データアクセス管理テーブルに配信先として規定された前記コンピュータにメッセージを配信するステップと、を含む
ゲートウェイ装置により実行されるデータアクセス方法。 - ネットワークに接続されたコンピュータ又はゲートウェイ装置とメッセージの送受信を行う通信処理部と、
制御対象であるプロセスに関するデータのアクセス先が指定され、かつデータの整合性を保障するために参照されるデータアクセス管理テーブルと、
前記アクセス先にアクセスしてデータを取得するデータアクセス要求受信部と、
前記通信処理部が前記コンピュータ又は前記ゲートウェイ装置から受信したデータの取得を要求するメッセージを解釈し、前記データアクセス要求受信部に前記アクセス先からデータを取得させ、前記データアクセス要求受信部が前記アクセス先から取得したデータを前記データアクセス管理テーブルに格納し、前記コンピュータ又は前記ゲートウェイ装置から受信したデータの取得を要求するメッセージに、データの整合性の保障を要求する情報が含まれる場合に、前記データアクセス要求受信部が許容時間内に取得したデータが前記データアクセス管理テーブルに格納されたことをデータの整合性を保障するための条件として、前記データアクセス管理テーブルから取得したデータを含むメッセージであって、前記コンピュータ又は前記ゲートウェイ装置からデータの取得を要求するメッセージを受信したタイミングで、前記コンピュータ又は前記ゲートウェイ装置がデータの取得を要求するメッセージを受信した時点における時刻と、過去に前記アクセス先から取得したデータを前記データアクセス管理テーブルに格納した時刻との差が、許容時間内に収まる場合に、前記データアクセス管理テーブルに管理され、整合性が保障されるデータを含むメッセージを前記コンピュータ又は前記ゲートウェイ装置に対する応答として作成して、メッセージを前記コンピュータ又は前記ゲートウェイ装置が解釈可能に変換し、一方、メッセージを受信した時点における時刻と、過去に前記アクセス先から取得したデータを前記データアクセス管理テーブルに格納した時刻との差が、前記許容時間を超えた場合に、新たに前記アクセス先から取得したデータにより前記データアクセス管理テーブルに管理されるデータを書換え、書換えたデータを含むメッセージを前記コンピュータ又は前記ゲートウェイ装置に対する応答として作成して、メッセージを前記コンピュータ又は前記ゲートウェイ装置が解釈可能に変換し、前記コンピュータ又は前記ゲートウェイ装置からデータの取得を要求するメッセージを受信したタイミングで作成され、変換された前記コンピュータ又は前記ゲートウェイ装置が解釈可能なメッセージを、前記通信処理部から前記コンピュータ又は前記ゲートウェイ装置に送信させるデータアクセス管理部と、
周期的に設定される時刻と、過去に前記アクセス先から取得したデータを前記データアクセス管理テーブルに格納した時刻との差が、前記許容時間を超えた場合に、前記アクセス先から取得したデータを前記データアクセス管理テーブルに格納することでデータを更新するデータ更新部と、
周期的に設定される時刻と、過去に前記アクセス先から取得したデータを前記コンピュータ又は前記ゲートウェイ装置に配信した時刻との差が、前記許容時間を超えた場合に、前記データアクセス管理テーブルから取得したデータを含むメッセージを作成して、前記データアクセス管理テーブルに配信先として規定された前記コンピュータ又は前記ゲートウェイ装置にメッセージを配信するデータ配信部と、を備える
コントローラ。 - ネットワークに接続されたコンピュータ又はゲートウェイ装置とメッセージの送受信を行うコントローラにより実行されるデータアクセス方法であって、
前記コンピュータ又は前記ゲートウェイ装置からデータの取得を要求するメッセージを受信するステップと、
データの取得を要求するメッセージを解釈するステップと、
解釈したメッセージに基づいて制御対象であるプロセスに関するデータのアクセス先にアクセスしてデータを取得するステップと、
前記アクセス先が指定され、かつデータの整合性を保障するために参照されるデータアクセス管理テーブルに、前記アクセス先から取得したデータを格納するステップと、
データの取得を要求するメッセージに、データの整合性の保障を要求する情報が含まれる場合に、許容時間内に取得したデータが前記データアクセス管理テーブルに格納された
ことをデータの整合性を保障するための条件として、前記データアクセス管理テーブルからデータを取得するステップと、
前記データアクセス管理テーブルから取得したデータを含むメッセージであって、前記コンピュータ又は前記ゲートウェイ装置からデータの取得を要求するメッセージを受信したタイミングで、前記コンピュータ又は前記ゲートウェイ装置がデータの取得を要求するメッセージを受信した時点における時刻と、過去に前記アクセス先から取得したデータを前記データアクセス管理テーブルに格納した時刻との差が、許容時間内に収まる場合に、前記データアクセス管理テーブルに管理され、整合性が保障されるデータを含むメッセージを前記コンピュータ又は前記ゲートウェイ装置に対する応答として作成して、メッセージを前記コンピュータ又は前記ゲートウェイ装置が解釈可能なメッセージに変換し、一方、メッセージを受信した時点における時刻と、過去に前記アクセス先から取得したデータを前記データアクセス管理テーブルに格納した時刻との差が、前記許容時間を超えた場合に、新たに前記アクセス先から取得したデータにより前記データアクセス管理テーブルに管理されるデータを書換え、書換えたデータを含むメッセージを前記コンピュータ又は前記ゲートウェイ装置に対する応答として作成して、メッセージを前記コンピュータ又は前記ゲートウェイ装置が解釈可能に変換するステップと、
前記コンピュータ又は前記ゲートウェイ装置からデータの取得を要求するメッセージを受信したタイミングで作成され、変換された前記コンピュータ又は前記ゲートウェイ装置が解釈可能なメッセージを、前記コンピュータ又は前記ゲートウェイ装置に送信するステップと、
周期的に設定される時刻と、過去に前記アクセス先から取得したデータを前記データアクセス管理テーブルに格納した時刻との差が、前記許容時間を超えた場合に、前記アクセス先から取得したデータを前記データアクセス管理テーブルに格納することでデータを更新するステップと、
周期的に設定される時刻と、過去に前記アクセス先から取得したデータを前記コンピュータ又は前記ゲートウェイ装置に配信した時刻との差が、前記許容時間を超えた場合に、前記データアクセス管理テーブルから取得したデータを含むメッセージを作成して、前記データアクセス管理テーブルに配信先として規定された前記コンピュータ又は前記ゲートウェイ装置にメッセージを配信するステップと、を含む
コントローラにより実行されるデータアクセス方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2017125900A JP6776191B2 (ja) | 2017-06-28 | 2017-06-28 | ゲートウェイ装置、ゲートウェイ装置により実行されるデータアクセス方法、コントローラ、及びコントローラにより実行されるデータアクセス方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2017125900A JP6776191B2 (ja) | 2017-06-28 | 2017-06-28 | ゲートウェイ装置、ゲートウェイ装置により実行されるデータアクセス方法、コントローラ、及びコントローラにより実行されるデータアクセス方法 |
Publications (2)
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2017125900A Active JP6776191B2 (ja) | 2017-06-28 | 2017-06-28 | ゲートウェイ装置、ゲートウェイ装置により実行されるデータアクセス方法、コントローラ、及びコントローラにより実行されるデータアクセス方法 |
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