JP6775447B2 - キャリブレーション装置、位置計算装置及びキャリブレーション方法 - Google Patents
キャリブレーション装置、位置計算装置及びキャリブレーション方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6775447B2 JP6775447B2 JP2017044025A JP2017044025A JP6775447B2 JP 6775447 B2 JP6775447 B2 JP 6775447B2 JP 2017044025 A JP2017044025 A JP 2017044025A JP 2017044025 A JP2017044025 A JP 2017044025A JP 6775447 B2 JP6775447 B2 JP 6775447B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- height
- calculation unit
- antenna
- vehicle
- positioning signal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Position Fixing By Use Of Radio Waves (AREA)
Description
キャリブレーションとは、車両上の基準位置及び基準平面から、センサの位置姿勢関係を確定することである。つまり、キャリブレーションとは、基準位置からの距離(X,Y,Z)と、基準平面からの角度(Yaw,Roll,Pitch)との6つのパラメータを推定することである。
そこで、従来は、高さ方向についての信号誤差を小さくするために、以下の(1)(2)の方法が用いられている。(1)高さ方向についての信号誤差は、時刻とともに変化し、利用可能な衛星数が多いほど小さくなる傾向がある。そこで、キャリブレーションのための走行を、利用可能な衛星数の多いときに実施するようにする。(2)複数回のキャリブレーションのための走行を行い、レーザ点の平均的な値を用いる。
この発明は、信号誤差を小さく抑えたキャリブレーションを効率的に可能にすることを目的とする。
車両に設置された受信アンテナである第1アンテナで受信された第1測位信号に基づき、前記車両に設置されたセンサによって計測された計測点の高さを第1高さとして計算する第1計算部と、
前記計測点の上方に設置された受信アンテナである第2アンテナで受信された第2測位信号に基づき、前記計測点の高さを第2高さとして計算する第2計算部と、
前記第1計算部によって計算された前記第1高さと、前記第2計算部によって計算された前記第2高さとの差を、前記センサによって計測される対象点の高さのずれとして特定するずれ特定部と
を備える。
***構成の説明***
図1を参照して、実施の形態1に係るモービルマッピングシステム1の構成を説明する。
モービルマッピングシステム1は、キャリブレーション装置10と、計測車両20と、被計測装置30とを備える。キャリブレーション装置10は、計測車両20に設置されたレーザスキャナ21といったセンサの高さ方向のキャリブレーションを行うコンピュータである。計測車両20は、走行しながらセンサにより周囲の点群データを収集する装置である。被計測装置30は、高さ方向のキャリブレーションを行う際に使用される装置である。
キャリブレーション装置10は、計算機室等に設置されるコンピュータである。
キャリブレーション装置10は、プロセッサ11と、メモリ12と、ストレージ13と、通信インタフェース14とのハードウェアを備える。プロセッサ11は、信号線を介して他のハードウェアと接続され、これら他のハードウェアを制御する。
ストレージ13には、データ受付部111と、第1計算部112と、第2計算部113と、ずれ特定部114との機能を実現するプログラムが記憶されている。このプログラムは、プロセッサ11によりメモリ12に読み込まれ、プロセッサ11によって実行される。これにより、データ受付部111と、第1計算部112と、第2計算部113と、ずれ特定部114との機能が実現される。
計測車両20は、レーザスキャナ21及びカメラ22といったセンサと、第1アンテナ23と、受信機24と、IMU25(Inertial Measurement Unit)と、オドメータ26と、記録用PC27(Personal Computer)とを備える。
被計測装置30は、キャリブレーションが実施されるキャリブレーションフィールドに設置される装置である。
被計測装置30は、台座31と、第2アンテナ32とを備える。
図5から図7を参照して、実施の形態1に係るモービルマッピングシステム1の動作を説明する。
実施の形態1に係るモービルマッピングシステム1の動作は、実施の形態1に係るキャリブレーション方法に相当する。実施の形態1に係るモービルマッピングシステム1の動作は、計測処理と、キャリブレーション処理とに分けられる。
なお、キャリブレーションは、高さだけでなく、車両の進行方向及び横方向と、Yaw、Roll、Pitchとについても実施される。ここでは、計測処理は、高さ以外のキャリブレーションは済んでいる状態で実施されるものとする。
計測車両20は、キャリブレーションフィールドに設置された被計測装置30のマーク33が示す計測点の点データを取得する。なお、被計測装置30は、できるだけ水平な場所に設置されることが望ましい。
具体的には、計測車両20は、被計測装置30から少し離れた位置を走行しながら、レーザスキャナ21によりレーザを照射し、計測点で反射したレーザを受信することにより、計測点の点データを取得する。点データは、レーザを照射してから反射したレーザを受信するまでの時間と、レーザの照射角度と示す。また、第1アンテナ23は、この時の測位信号を第1測位信号として受信する。そして、レーザスキャナ21によって取得された点データと、第1アンテナ23によって受信された第1測位信号とが記録用PC27に記憶される。
被計測装置30は、第2アンテナ32により、ステップS11で受信された第1測位信号と同時刻の測位信号を第2測位信号として受信する。第2アンテナ32によって受信された第2測位信号は、記憶装置36に記憶される。
(ステップS21:データ受付処理)
データ受付部111は、ステップS11で記録用PC27に記憶された点データ及び第1測位信号と、ステップS12で記憶装置36に記憶された第2測位信号との入力を受け付ける。
具体例として、データ受付部111は、メモリカードといった可搬記憶媒体に出力された、点データと第1測位信号と第2測位信号とを、通信インタフェース14を介して読み込む。あるいは、データ受付部111は、通信インタフェース14を介して無線LAN又は有線LANといった伝送路経由で計測車両20及び被計測装置30と接続され、伝送路経由で点データと第1測位信号と第2測位信号とを読み込む。データ受付部111は、読み込んだ点データと第1測位信号と第2測位信号とをメモリ12に書き込む。
図7に示すように、第1計算部112は、ステップS21で受け付けられた点データと第1測位信号とから、計測点の高さを第1高さAとして計算する。つまり、第1計算部112は、計測車両20に設置された受信アンテナである第1アンテナ23で受信された第1測位信号に基づき、計測車両20に設置されたセンサであるレーザスキャナ21によって計測された計測点の高さを第1高さAとして計算する。
具体的には、第1計算部112は、点データと第1測位信号とをメモリ12から読み出す。第1計算部112は、第1測位信号に基づきRTK(Real Time Kinematic)処理を行い、第1測位信号が示す高さを特定する。RTK処理では、第1計算部112は、電子基準点を基地局とする基地局データを用いて、第1測位信号が示す高さを補正する。また、第1計算部112は、レーザを照射してから反射したレーザを受信するまでの時間と、レーザの照射角度とから、レーザの照射口に対する計測点の相対的な位置を特定する。第1計算部112は、特定された高さと、レーザの照射口に対する計測点の相対的な位置と、第1アンテナ23の受信部とレーザの照射口との間の高さ方向の距離とから、点データが示す第1高さAを計算する。第1計算部112は、計算された第1高さAをメモリ12に書き込む。第1アンテナ23の受信部とレーザの照射口との間の高さ方向の距離は、予め設定されているものとする。
なお、第1測位信号には、複数の測位衛星から送信された信号が含まれている。第1計算部112は、複数の測位衛星から送信された信号のうち、観測状態が良好な測位衛星から送信された信号のみを選択し、選択した信号を用いる。
図7に示すように、第2計算部113は、ステップS21で受け付けられた第2測位信号から、計測点の高さを第2高さBとして計算する。つまり、第2計算部113は、計測点の上方に設置された受信アンテナである第2アンテナ32で受信された第2測位信号に基づき、計測点の高さを第2高さBとして計算する。
具体的には、第2計算部113は、第2測位信号をメモリ12から読み出す。第2計算部113は、第2測位信号に基づきRTK処理を行い、第2測位信号が示す高さB1を特定する。第2計算部113は、特定された高さB1から、計測点から第2アンテナの受信位置までの高さB2を減じて、第2高さBを計算する。第2計算部113は、計算された第2高さBをメモリ12に書き込む。この際、第2計算部113は、ステップS22で用いられた基地局データと同じ基地局データを用いて、第2測位信号が示す高さを補正した高さを高さB1とする。また、計測点から第2アンテナの受信位置までの高さB2は、事前に計測されているものとする。
なお、第2測位信号には、第1測位信号と同様に、複数の測位衛星から送信された信号が含まれている。第2計算部113は、複数の測位衛星から送信された信号のうち、ステップS22で選択された信号の送信元の測位衛星と同じ測位衛星から送信された信号のみを選択し、選択した信号を用いる。
ずれ特定部114は、ステップS22で計算された第1高さAと、ステップS23で計算された第2高さBとをメモリ12から読み出す。ずれ特定部114は、読み出された第1高さAと第2高さBとの差を、センサであるレーザスキャナ21によって計測される対象点の高さのずれとして特定する。
ここでは、第2計算部113は、第2高さBから第1高さAを減じた値(B−A)を高さのずれとして特定する。
以上のように、実施の形態1に係るモービルマッピングシステム1では、第1アンテナ23により受信された第1測位信号に基づき、レーザスキャナ21によって計測された計測点の第1高さAと、計測点の上に設置された第2アンテナ32で受信された第2測位信号に基づき計測された計測点の第2高さBとの差をずれとして特定する。第1高さAと第2高さBとには、ほぼ同一の信号誤差が含まれていると認められる。そのため、第1高さAと第2高さBとの差を計算することにより、信号誤差が打ち消される。したがって、信号誤差を小さく抑えたキャリブレーションが可能である。
計測処理を行う際、計測車両20と被計測装置30とは近い位置にある。また、計測処理は、見開きがよいキャリブレーションフィールドにおいて実施される。したがって、それほど意識しなくても、条件1,2は満たされる。
実施の形態1では、計測処理が1度だけ実施された。しかし、計測処理は複数回実施されてもよい。この場合、計測処理毎にキャリブレーション処理を実行して、計測処理毎にずれが特定される。
そして、特定されたずれが基準値以上異なる場合には、計測処理に何らかの問題があったとして、改めて計測処理及びキャリブレーション処理を行う。一方、特定されたずれの差が基準値未満の場合には、特定されたずれの平均値等をレーザスキャナ21によって計測される対象点の高さのずれとして特定する。
そして、特定されたずれが基準値以上異なる場合には、計測処理に何らかの問題があったとして、改めて計測処理及びキャリブレーション処理を行う。一方、特定されたずれの差が基準値未満の場合には、特定されたずれの平均値等をレーザスキャナ21によって計測される対象点の高さのずれとして特定する。
実施の形態1では、被計測装置30は台座31の上に第2アンテナ32が設置された装置であるとした。しかし、キャリブレーション済の計測車両20を被計測装置30として用いてもよい。
この場合、キャリブレーションフィールド内のある点が計測点として定められる。そして、図5のステップS11では、キャリブレーションを行う計測車両20Xが、レーザスキャナ21により計測点の点データXを取得するとともに、第1アンテナ23により第1測位信号Xを受信する。図5のステップS12では、キャリブレーション済の計測車両20Yがレーザスキャナ21により計測点の点データYを取得するとともに、第1アンテナ23により第1測位信号Yを受信する。
図6のステップS21では、データ受付部111は、点データX及び第1測位信号Xと、点データY及び第1測位信号Yとを受け付ける。図6のステップS22では、第1計算部112は、点データX及び第1測位信号Xから計測点の高さを第1高さAとして計算する。図6のステップS23では、第2計算部113は、点データY及び第1測位信号Yから計測点の高さを第2高さBとして計算する。図6のステップS24では、ずれ特定部114は、第1高さAと第2高さBとの差を、センサであるレーザスキャナ21によって計測される対象点の高さのずれとして特定する。
実施の形態1では、被計測装置30は台座31の上に第2アンテナ32が設置された装置であるとした。しかし、被計測装置30は、台座31がなく、地面に第2アンテナ32を直置きにした装置であってもよい。この場合、地面に計測点を表すマーク33が示されることになる。
実施の形態1では、キャリブレーション装置10は、計算機室等に設置されるとした。しかし、キャリブレーション装置10は、計測車両20に設置されてもよい。この場合、キャリブレーション装置10は、計測処理が実施されるとすぐにキャリブレーション処理を実施することができる。
但し、キャリブレーション装置10は、被計測装置30の記憶装置36に記憶されたデータを取得する必要がある。キャリブレーション装置10が被計測装置30と伝送路経由で接続されていれば、キャリブレーション装置10は、計測処理が実施されるとすぐにキャリブレーション処理を実施することができる。したがって、例えば、高速道路といった道路に被計測装置30を設置しておき、走行しながらリアルタイムにキャリブレーションを行うことも可能である。
実施の形態1では、高さ方向のずれを特定した。しかし、高さ方向と同様に、計測車両20の前後方向のずれと、計測車両20の横方向のずれとについても特定することが可能である。つまり、計測車両20の前後方向と、計測車両20の横方向とについても、信号誤差を小さく抑えたキャリブレーションが可能である。特に、従来のように、計測車両20を往復させることなく、信号誤差を小さく抑えたキャリブレーションが可能である。
図6のステップS23で、第2計算部113は、第2高さBと同様に、計測点についての、計測車両20の前後方向の距離を第2前後距離として計算する。また、第2計算部113は、第2高さBと同様に、計測点についての、計測車両20の横方向の距離を第2横距離として計算する。
図6のステップS24で、ずれ特定部114は、ステップS22で計算された第1前後距離と、ステップS23で計算された第2前後距離との差を、レーザスキャナ21によって計測される対象点の前後距離のずれとして特定する。また、ずれ特定部114は、ステップS22で計算された第1横距離と、ステップS23で計算された第2横距離との差を、レーザスキャナ21によって計測される対象点の横距離のずれとして特定する。
実施の形態1では、データ受付部111と、第1計算部112と、第2計算部113と、ずれ特定部114との機能がソフトウェアで実現された。しかし、変形例6として、データ受付部111と、第1計算部112と、第2計算部113と、ずれ特定部114との機能はハードウェアで実現されてもよい。この変形例6について、実施の形態1と異なる点を説明する。
データ受付部111と、第1計算部112と、第2計算部113と、ずれ特定部114との機能がハードウェアで実現される場合、キャリブレーション装置10は、プロセッサ11とメモリ12とストレージ13とに代えて、処理回路15を備える。処理回路15は、データ受付部111と、第1計算部112と、第2計算部113と、ずれ特定部114との機能と、メモリ12とストレージ13との機能とを実現する専用の電子回路である。
データ受付部111と、第1計算部112と、第2計算部113と、ずれ特定部114との機能を1つの処理回路15で実現してもよいし、データ受付部111と、第1計算部112と、第2計算部113と、ずれ特定部114との機能を複数の処理回路15に分散させて実現してもよい。
変形例7として、一部の機能がハードウェアで実現され、他の機能がソフトウェアで実現されてもよい。つまり、データ受付部111と、第1計算部112と、第2計算部113と、ずれ特定部114とのうち、一部の機能がハードウェアで実現され、他の機能がソフトウェアで実現されてもよい。
実施の形態1では、キャリブレーションを行う方法について説明した。実施の形態2では、キャリブレーション処理で特定されたずれを用いて、対象点の位置を計算する点が実施の形態1と異なる。実施の形態2では、この異なる点を説明し、同一の点については説明を省略する。
図9を参照して、実施の形態2に係る位置計算装置40の構成を説明する。
位置計算装置40は、計算機室等に設置されるコンピュータである。位置計算装置40は、計測車両20によって収集された点群データの位置を計算するコンピュータである。
位置計算装置40は、プロセッサ41と、メモリ42と、ストレージ43と、通信インタフェース44とのハードウェアを備える。プロセッサ41は、信号線を介して他のハードウェアと接続され、これら他のハードウェアを制御する。
ストレージ43には、データ受付部411と、対象点計算部412との機能を実現するプログラムが記憶されている。このプログラムは、プロセッサ41によりメモリ42に読み込まれ、プロセッサ41によって実行される。これにより、データ受付部411と、対象点計算部412との機能が実現される。
図10を参照して、実施の形態2に係るモービルマッピングシステム1の動作を説明する。
実施の形態2に係るモービルマッピングシステム1の動作は、実施の形態2に係る位置計算方法に相当する。実施の形態1に係るモービルマッピングシステム1の動作は、収集処理と、位置計算処理とに分けられる。
(ステップS31:データ受付処理)
データ受付部411は、収集処理で収集された点群データの入力を受け付ける。
具体例として、データ受付部411は、メモリカードといった可搬記憶媒体に出力された、点群データと測位信号とを、通信インタフェース44を介して読み込む。あるいは、データ受付部411は、通信インタフェース44を介して無線LAN又は有線LANといった伝送路経由で計測車両20と接続され、伝送路経由で点データと測位信号とを読み込む。
また、データ受付部411は、キャリブレーション処理で特定された計測車両20についてのずれを示すずれデータをキャリブレーション装置10から取得する。
対象点計算部412は、ステップS31で取得された点群データに含まれる各点データが示す点を対象点として、対象点の位置を計算する。
具体的には、対象点計算部412は、対象とする点データが収集された際の測位信号に基づきRTK処理を行い、測位信号が示す位置を特定する。そして、対象点計算部412は、特定された位置のうち、高さについて、ステップS31で取得されたずれデータが示すずれにより、補正する。つまり、対象点計算部412は、ずれ特定部114によって特定されたずれを用いて、センサであるレーザスキャナ21によって計測された対象点の高さを計算する。
実施の形態2では、対象点計算部412は、特定された位置が示す高さに、ずれデータが示すずれを加えて、高さを補正する。
以上のように、実施の形態2に係るモービルマッピングシステム1では、実施の形態1で説明したキャリブレーション処理により特定された高さのずれを用いて、対象点の高さを計算する。これにより、精度よく対象点の高さを計算することができる。
実施の形態2では、位置計算装置40は、計算機室等に設置されるとした。しかし、位置計算装置40は、計測車両20に設置されてもよい。この場合、位置計算装置40は、収集処理が実施されるとすぐに位置特定処理を実施することができる。したがって、例えば、道路を走行しながら、位置特定処理により周囲の物体の位置を特定し、特定された位置を自動運転といった運転制御に利用することができる。
実施の形態2では、位置計算装置40をキャリブレーション装置10と別の装置とした。しかし、位置計算装置40とキャリブレーション装置10とは1つの装置として構成されてもよい。
実施の形態2では、データ受付部411と、対象点計算部412との機能がソフトウェアで実現された。しかし、変形例6と同様に、データ受付部411と、対象点計算部412との機能はハードウェアで実現されてもよい。また、変形例7と同様に、一部の機能がハードウェアで実現され、他の機能がソフトウェアで実現されてもよい。
実施の形態2では、ずれ特定部114によって特定されたずれを用いて、センサであるレーザスキャナ21によって計測された対象点の高さを計算した。しかし、変形例5で説明したように、前後方向及び横方向のずれを特定している場合には、前後方向及び横方向のずれを用いて、対象点の前後方向の位置及び横方向の位置を計算できる。
Claims (9)
- 車両に設置された受信アンテナである第1アンテナで受信された第1測位信号に基づき、前記車両に設置されたセンサによって計測された計測点の高さを第1高さとして計算する第1計算部と、
前記計測点の上方に設置された受信アンテナである第2アンテナで受信された第2測位信号に基づき、前記計測点の高さを第2高さとして計算する第2計算部と、
前記第1計算部によって計算された前記第1高さと、前記第2計算部によって計算された前記第2高さとの差を、前記センサによって計測される対象点の高さのずれとして特定するずれ特定部と
を備えるキャリブレーション装置。 - 前記第2計算部は、前記第2測位信号により特定される高さから、前記計測点から前記第2アンテナの受信位置までの高さを減じて前記第2高さを計算する
請求項1に記載のキャリブレーション装置。 - 前記第1高さと前記第2高さとは、同じ衛星から送信された測位信号を用いて計算された
請求項1又は2に記載のキャリブレーション装置。 - 前記第1高さと前記第2高さとは、同じ基地局から送信された測位用データを用いて計算された
請求項1から3までのいずれか1項に記載のキャリブレーション装置。 - 前記第2アンテナと前記第1アンテナとは、同一機種である
請求項1から4までのいずれか1項に記載のキャリブレーション装置。 - 請求項1から5までのいずれか1項に記載のキャリブレーション装置と、
前記ずれ特定部によって特定されたずれを用いて、前記センサによって計測された対象点の高さを計算する対象点計算部
を備える位置計算装置。 - 車両に設置された受信アンテナである第1アンテナで受信された第1測位信号に基づき、前記車両に設置されたセンサによって計測点の高さを第1高さとして計算し、
前記計測点の上方に設置された受信アンテナである第2アンテナで受信された第2測位信号に基づき、前記計測点の高さを第2高さとして計算し、
前記第1高さと前記第2高さとの差を、前記センサによって計測される対象点の高さのずれとして特定するキャリブレーション方法。 - 車両に設置された受信アンテナである第1アンテナで受信された第1測位信号に基づき、前記車両に設置されたセンサによって計測された計測点についての、前記車両の前後方向の距離を第1前後距離として計算する第1計算部と、
前記計測点の上方に設置された受信アンテナである第2アンテナで受信された第2測位信号に基づき、前記計測点の前記前後方向の距離を第2前後距離として計算する第2計算部と、
前記第1計算部によって計算された前記第1前後距離と、前記第2計算部によって計算された前記第2前後距離との差を、前記センサによって計測される対象点の前後距離のずれとして特定するずれ特定部と
を備えるキャリブレーション装置。 - 車両に設置された受信アンテナである第1アンテナで受信された第1測位信号に基づき、前記車両に設置されたセンサによって計測された計測点についての、前記車両の横方向の距離を第1横距離として計算する第1計算部と、
前記計測点の上方に設置された受信アンテナである第2アンテナで受信された第2測位信号に基づき、前記計測点の前記横方向の距離を第2横距離として計算する第2計算部と、
前記第1計算部によって計算された前記第1横距離と、前記第2計算部によって計算された前記第2横距離との差を、前記センサによって計測される対象点の横距離のずれとして特定するずれ特定部と
を備えるキャリブレーション装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017044025A JP6775447B2 (ja) | 2017-03-08 | 2017-03-08 | キャリブレーション装置、位置計算装置及びキャリブレーション方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017044025A JP6775447B2 (ja) | 2017-03-08 | 2017-03-08 | キャリブレーション装置、位置計算装置及びキャリブレーション方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018146487A JP2018146487A (ja) | 2018-09-20 |
JP6775447B2 true JP6775447B2 (ja) | 2020-10-28 |
Family
ID=63591984
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017044025A Active JP6775447B2 (ja) | 2017-03-08 | 2017-03-08 | キャリブレーション装置、位置計算装置及びキャリブレーション方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6775447B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7461106B2 (ja) * | 2019-01-18 | 2024-04-03 | 株式会社日立製作所 | 貫通扉、軌道輸送システム用の車両、およびその改造方法 |
CN112882014B (zh) * | 2021-01-20 | 2023-08-22 | 东风汽车集团股份有限公司 | 凸台凹坑识别方法及系统 |
Family Cites Families (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3193949B2 (ja) * | 1996-09-17 | 2001-07-30 | 国土交通省港湾技術研究所長 | Gps利用の計測装置 |
JP3457577B2 (ja) * | 1999-06-23 | 2003-10-20 | 本田技研工業株式会社 | 自動追従走行システム |
JP2003185732A (ja) * | 2001-12-21 | 2003-07-03 | Yamaguchi Technology Licensing Organization Ltd | Gpsによる変位計測方法及び変位計測装置 |
US20060012777A1 (en) * | 2004-07-13 | 2006-01-19 | Talbot Nicholas C | Combination laser system and global navigation satellite system |
US7116269B2 (en) * | 2005-02-15 | 2006-10-03 | Trimble Navigation, Ltd | Radio and light based three dimensional positioning system |
US7617061B2 (en) * | 2006-11-03 | 2009-11-10 | Topcon Positioning Systems, Inc. | Method and apparatus for accurately determining height coordinates in a satellite/laser positioning system |
JP5212856B2 (ja) * | 2007-05-16 | 2013-06-19 | 国際航業株式会社 | 測量システムおよび測量方法 |
JP5585177B2 (ja) * | 2010-04-12 | 2014-09-10 | トヨタ自動車株式会社 | 先行車位置判定装置 |
-
2017
- 2017-03-08 JP JP2017044025A patent/JP6775447B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2018146487A (ja) | 2018-09-20 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US11279045B2 (en) | Robot pose estimation method and apparatus and robot using the same | |
US20160063717A1 (en) | Point cloud position data processing device, point cloud position data processing system, point cloud position data processing method, and program therefor | |
CN108450034A (zh) | 基于图像的车辆测位系统及方法 | |
CN110501712B (zh) | 无人驾驶中用于确定位置姿态数据的方法、装置和设备 | |
AU2018282302A1 (en) | Integrated sensor calibration in natural scenes | |
WO2019172065A1 (ja) | 柱状物体状態検出装置、柱状物体状態検出方法、柱状物体状態検出処理プログラム | |
KR102599588B1 (ko) | 맵 상에서 차량의 위치를 추정하는 방법 | |
US11169244B2 (en) | Method of calibrating alignment model for sensors and electronic device performing the method | |
CN112284416B (zh) | 一种自动驾驶定位信息校准装置、方法及存储介质 | |
WO2020184013A1 (ja) | 車両制御装置 | |
JP6808019B2 (ja) | 車載装置、局側装置及びキャリブレーション方法 | |
WO2019180963A1 (ja) | 走行支援システム、走行支援方法、および走行支援プログラム | |
JP6775447B2 (ja) | キャリブレーション装置、位置計算装置及びキャリブレーション方法 | |
CN112964291A (zh) | 一种传感器标定的方法、装置、计算机存储介质及终端 | |
CN114111775A (zh) | 一种多传感器融合定位方法、装置、存储介质及电子设备 | |
JP2009079928A (ja) | ナビゲーション装置 | |
JP2024032805A (ja) | 航空写真を利用して三次元地図を生成する装置及びその方法 | |
EP3605459A1 (en) | Three-dimensional data generation device, three-dimensional data generation method, three-dimensional data generation program, and computer-readable recording medium having three-dimensional data generation program recorded thereon | |
KR20140062141A (ko) | 차량용 타이어압 모니터링 시스템에서의 데이터 필터링 방법 | |
JP5871536B2 (ja) | 位置特定装置、位置特定方法、及びプログラム | |
WO2022256976A1 (zh) | 稠密点云真值数据的构建方法、系统和电子设备 | |
JP6749263B2 (ja) | 計測装置及び位置計算装置 | |
US20200374705A1 (en) | Information processing device, information processing method, and program | |
JP7038578B2 (ja) | 速度生成装置、速度生成プログラム及び速度生成方法 | |
JP7352014B2 (ja) | マップマッチング装置、車載器、マップマッチング方法、及びプログラム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20190407 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20200313 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20200324 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20200518 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20200616 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20200908 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20201006 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6775447 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |