JP6775162B2 - 通話装置およびそれを利用した通話システム - Google Patents
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Description
本発明を具体的に説明する前に、概要を述べる。本発明の実施例1は、ネットワークを介して接続された相手装置の話者と通話するための通話装置である。通話装置は、室内に設置され、通話装置から離れた位置からの通話を可能にする。これを実現するために、スピーカアンプとマイクアンプの利得が大きくされる。これにより、前述のごとく、アナログ回路の雑音がスピーカから出力されると、スピーカに近接したマイクに雑音が回り込んで、マイクアンプによって増幅される。そのため、相手装置の話者への送話信号の音質が悪化する。
次に、実施例2を説明する。実施例2は、実施例1と同様に、離れた位置からの通話を可能にする通話装置に関する。通話装置は、実施例1と同様に、受話信号が音声信号である場合に、スピーカアンプの電源をオン状態にし、受話信号が非音声信号である場合に、スピーカアンプの電源をオフ状態にする。このような状況下において、受話信号が音声信号であるか、非音声信号であるかを判定する間に、受話信号がスピーカアンプにも入力され、音声信号であると判定された後にスピーカアンプがオン状態にされると、受話信号の先頭部分が出力されない。その結果、スピーカから出力される音声の先頭部分が切れてしまう。これに対応するために、実施例2に係る通話装置は、受話信号が音声信号であるか、非音声信号であるかを判定する間にわたって、受話信号を遅延させてからスピーカアンプに入力させる。実施例2に係る通話システム100は、図1と同様のタイプである。ここでは、差異を中心に説明する。
次に、実施例3を説明する。実施例3は、これまでと同様に、離れた位置からの通話を可能にする通話装置に関する。通話装置は、これまでと同様に、受話信号が音声信号である場合に、スピーカアンプの電源をオン状態にし、受話信号が非音声信号である場合に、スピーカアンプの電源をオフ状態にする。実施例3に係る通話装置は、これに加えて、警報・報知音の出力機能を備える。警報・報知音(以下、「報知音」という)も、スピーカアンプで増幅され、スピーカから出力される。そのため、受話信号が非音声信号であっても、報知音が鳴動されている場合には、スピーカアンプをオフ状態にできない。これに対応するために、実施例3に係る通話装置は、受話信号が音声信号であるか、非音声信号であるか加えて、報知音が鳴動しているか否かも考慮して、スピーカアンプのオン状態とオフ状態とを切りかえる。実施例3に係る通話システム100は、図1と同様のタイプである。ここでは、差異を中心に説明する。
次に、実施例4を説明する。実施例4は、これまでと同様に、離れた位置からの通話を可能にする通話装置に関する。実施例4においては、通話処理部がエコーキャンセラ処理部であるとする。エコーキャンセラ処理部は、受話信号が送話信号に与える影響を学習し、学習した結果をもとに、送話信号から受話信号をキャンセルする。スピーカアンプをオフ状態にすると、送話信号に受話信号が含まれなくなる。そのため、エコーキャンセラ処理部における学習が発散してしまうおそれがある。これに対応するために、実施例4に係る通話装置は、スピーカアンプをオフ状態において、エコーキャンセラ処理部における学習を停止させる。実施例4に係る通話システム100は、図1と同様のタイプである。ここでは、差異を中心に説明する。
次に、実施例5を説明する。実施例5は、これまでと同様に、離れた位置からの通話を可能にする通話装置に関する。実施例5においては、通話処理部がボイススイッチ部であるとする。ボイススイッチ部に対してもこれまでと同様の処理が実行される。実施例5に係る通話システム100は、図1と同様のタイプである。ここでは、差異を中心に説明する。
次に、実施例6を説明する。実施例6は、実施例5と同様に、離れた位置からの通話を可能にする通話装置に関し、かつ通話処理部がボイススイッチ部であるとする。実施例5では、受話信号に対して、音声信号であるか、非音声信号であるかを判定している。一方、実施例6では、受話信号に加えて、送話信号に対しても、音声信号であるか、非音声信号であるかを判定する。実施例6に係る通話システム100は、図1と同様のタイプである。ここでは、差異を中心に説明する。
Claims (7)
- 本通話装置からの送話信号を受信したときに釦が押し下げられることによって通話を開始する相手装置と接続されたネットワーク側から入力した受話信号を増幅してスピーカに出力するスピーカアンプと、
前記相手装置の前記釦が押し下げられる前から、マイクから入力した送話信号を増幅してネットワーク側に出力し続けるマイクアンプと、
ネットワーク側から入力した受話信号が音声信号であるか、非音声信号であるかを判定する音声判定部と、
前記音声判定部が音声信号であると判定した場合に、前記スピーカアンプをオン状態にし、前記音声判定部が音声信号でないと判定した場合に、前記スピーカアンプをオフ状態にし、前記スピーカアンプが前記オフ状態である場合に、前記スピーカから音を出力させなくするスイッチ部と、
を備えることを特徴とする通話装置。 - 前記音声判定部は、受話信号の大きさを測定し、受話信号の大きさがしきい値以上である場合に、受話信号が音声信号であると判定することを特徴とする請求項1に記載の通話装置。
- 前記音声判定部は、受話信号の信号対雑音比を測定し、信号対雑音比の大きさがしきい値以上である場合に、受話信号が音声信号であると判定することを特徴とする請求項1に記載の通話装置。
- 前記スピーカアンプにおいて増幅すべき受話信号を遅延させる遅延部をさらに備えることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の通話装置。
- 前記スピーカアンプがオフ状態からオン状態に切りかわったタイミングを検出する検出部をさらに備え、
前記遅延部は、前記検出部においてタイミングが検出されるまで、受話信号を遅延させることを特徴とする請求項4に記載の通話装置。 - 前記スピーカアンプで増幅させてから前記スピーカから出力すべき報知音が鳴動しているか、非鳴動しているかを判定する鳴動判定部をさらに備え、
前記スイッチ部は、前記鳴動判定部が鳴動していると判定した場合に、前記スピーカアンプをオン状態にすることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の通話装置。 - 第1通話装置と、
ネットワークを介して前記第1通話装置に接続され、前記第1通話装置からの送話信号を受信したときに釦が押し下げられることによって通話を開始する第2通話装置とを備え、
前記第1通話装置は、
前記第2通話装置から入力した受話信号を増幅してスピーカに出力するスピーカアンプと、
前記第2通話装置の前記釦が押し下げられる前から、マイクから入力した送話信号を増幅してネットワーク側に出力し続けるマイクアンプと、
ネットワーク側から入力した受話信号が音声信号であるか、非音声信号であるかを判定する音声判定部と、
前記音声判定部が音声信号であると判定した場合に、前記スピーカアンプをオン状態にし、前記音声判定部が音声信号でないと判定した場合に、前記スピーカアンプをオフ状態にし、前記スピーカアンプが前記オフ状態である場合に、前記スピーカから音を出力させなくするスイッチ部と、
を備えることを特徴とする通話システム。
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Family Applications (1)
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