JP6774915B2 - 画像処理装置、画像処理方法および画像処理プログラム - Google Patents
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Description
実施例1では、カメラ部10が直線状に移動するような撮影環境を例として説明する。図3は、撮影環境の簡易的な俯瞰図であり、上部の白い矩形領域Aは撮影対象となる空間を示す。撮影対象となる空間には背景となる物体が設置されており、図中左から多肉植物の鉢、ブロック玩具の家および花壇、観葉植物の植木鉢とする。前景となる被写体Bはブロック玩具の車で、被写体撮影時には、図中左から右に向かって進むものとする。下部の図形はカメラ(カメラ部10)を示しており、近傍の横線はカメラを直線状に移動させるためのトラッキングレールとする。カメラは前景となる車を追いかけるようにトラッキングレール上を平行移動するのみであり、それ以外のズームやパン・チルト操作はできないものとする。
次に、図15の俯瞰図で示すように、カメラ部10が固定されており、照明器具Cがレールに沿って移動するような撮影環境を例として説明する。なお、基本的な動作は実施例1に則ったものとし、実施例2では特に実施例1で述べられなかった異なる動作について、具体的に説明する。
従来の手法では、被写体を含むカメラ画像に対して、複数の背景画像との間で画素値の差分をすべて計算して真の背景画像を特定する。しかし、当該従来の手法では、すべての背景画像と間で差分計算を行うため、差分計算に係る計算量が非常に多くなり、カメラ画像から被写体を高速に抽出することができない。
本実施の形態では、移動するカメラまたは照明器具の位置情報または移動後の経過時間を用いて複数の背景画像から仮の背景画像を特定するので、変化領域画像の取得数を抑えることができ、2つ目の仮の背景画像をより精度よく特定することができる。
本実施の形態では、画像領域を画素領域よりも大きい小領域に区分するグリッド化処理を行い、当該小領域ごとに画像間の論理積計算を行うので、計算処理の回数や負担をさらに削減することができる。
本実施の形態では、カメラ画像と仮の背景画像の差分画像(グリッド画像)に対してマスク画像を用いて論理積計算を行うので、被写体の色や動きの影響を受けずに真の背景を特定することができる。
10…カメラ部
20…位置測定部
30…画像処理部
40…操作インタフェース部
50…出力部
301…画像入力部
302…位置情報入力部
303…背景登録部
304…背景画像記憶部
305…差分計算部
306…変化領域画像記憶部
307…背景決定部
308…被写体抽出部
309…画像出力部
Claims (6)
- 移り変わる背景を連続撮影した複数の背景画像のうちすべての2つの組み合わせについて背景画像の差分画像を二値化した二値化画像を予め生成しておき、背景前に被写体を含むカメラ画像を受信した場合、前記複数の背景画像のうちいずれかを仮の背景画像とし、前記カメラ画像と前記仮の背景画像との差分画像を二値化したクエリ用二値化画像を生成する差分計算部と、
前記クエリ用二値化画像と前記仮の背景画像を組の一方とするすべての二値化画像とについて各画素の論理積をそれぞれ求め、真値の総画素数が最大の二値化画像を構成する組で前記仮の背景画像ではない背景画像を2つ目の仮の背景画像とし、前記カメラ画像と2つの仮の背景画像との2つの差分画像のうち真値の総画素数が低い差分画像に対応する仮の背景画像を真の背景画像とする背景決定部と、
を備えることを特徴とする画像処理装置。 - 前記差分計算部は、
移動するカメラまたは照明器具の位置情報または移動後の経過時間を用いて前記複数の背景画像から仮の背景画像を特定することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。 - 前記差分計算部は、
前記二値化画像および前記クエリ用二値化画像をそれぞれ構成する画像領域全体を複数の小領域に分け、真値を少なくとも1つ有する小領域内のすべての真理値を真値に変更し、
前記背景決定部は、
前記小領域ごとに前記各画素の論理積を求めることを特徴とする請求項1または2に記載の画像処理装置。 - 前記差分計算部は、
前記カメラ画像と前記仮の背景画像との差分画像に対して、前記カメラ画像に含まれる被写体を被覆したマスク画像を適用することにより、前記クエリ用二値化画像を生成することを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の画像処理装置。 - 画像処理装置で行う画像処理方法において、
前記画像処理装置は、
移り変わる背景を連続撮影した複数の背景画像のうちすべての2つの組み合わせについて背景画像の差分画像を二値化した二値化画像を予め生成しておくステップと、
背景前に被写体を含むカメラ画像を受信した場合、前記複数の背景画像のうちいずれかを仮の背景画像とし、前記カメラ画像と前記仮の背景画像との差分画像を二値化したクエリ用二値化画像を生成するステップと、
前記クエリ用二値化画像と前記仮の背景画像を組の一方とするすべての二値化画像とについて各画素の論理積をそれぞれ求め、真値の総画素数が最大の二値化画像を構成する組で前記仮の背景画像ではない背景画像を2つ目の仮の背景画像とし、前記カメラ画像と2つの仮の背景画像との2つの差分画像のうち真値の総画素数が低い差分画像に対応する仮の背景画像を真の背景画像とするステップと、
を行うことを特徴とする画像処理方法。 - 請求項1ないし4のいずれかに記載の画像処理装置としてコンピュータを機能させることを特徴とする画像処理プログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2017150740A JP6774915B2 (ja) | 2017-08-03 | 2017-08-03 | 画像処理装置、画像処理方法および画像処理プログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2017150740A JP6774915B2 (ja) | 2017-08-03 | 2017-08-03 | 画像処理装置、画像処理方法および画像処理プログラム |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2019028926A JP2019028926A (ja) | 2019-02-21 |
JP6774915B2 true JP6774915B2 (ja) | 2020-10-28 |
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ID=65476273
Family Applications (1)
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JP2017150740A Active JP6774915B2 (ja) | 2017-08-03 | 2017-08-03 | 画像処理装置、画像処理方法および画像処理プログラム |
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2017
- 2017-08-03 JP JP2017150740A patent/JP6774915B2/ja active Active
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JP2019028926A (ja) | 2019-02-21 |
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